[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
宇宙
1
:
とはずがたり
:2005/01/10(月) 11:33
全人類の叡智を以て宇宙開発を推進せよ!
TERの過去レス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/?KEYWORD=%B1%A7%C3%E8
スタートレック
http://www.google.com/search?q=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8
カウボーイビバップ
http://www.google.com/search?q=%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%97&sourceid=opera&num=0&ie=utf-8&oe=utf-8
NASA
http://www.nasa.gov/externalflash/Anniversary_VisMar/index_noaccess.html
534
:
とはずがたり
:2014/02/05(水) 21:55:53
メディカルスレより生命の起源系はこっちでやろう。
ネアンデルタール人は旧人で新人のホモサピエンスとは別種で新人はホモサピエンスが唯一の生存人種であると云う様に理解してたけど混血してたのか。別種ってのはイマイチ理解できてないんだけど。黒人と白人と黄色人は同じ種類だけどもっとネアンデルタール人は違う訳ね。チンパンジーと人間みたいな差を印象しとけばいいのかねえ?もっとお互い似てそうだけど。。
2014年 1月 30日 17:52 JST
ネアンデルタール人の遺伝子、糖尿病などのリスク高める可能性も
By ROBERT LEE HOTZ
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304882304579352112759823066.html?dsk=y
現代人にまで生き延びてきたネアンデルタール人の遺伝子が、いくつかの疾患のリスクを高めている可能性がある。2つの研究チームが29日に発表した研究で明らかになった。
研究者らによると、約5万年前にネアンデルタール人との混血を通じて受け継がれたDNAは、初めてアフリカの外に広まっていった初期人類が、氷河期や、太陽光の弱まりに順応する一助になった。皮膚の色や毛髪に影響を与えたようだ。これに対し、現在みられる他の古い遺伝子は、東アジアと欧州の現人類を対象とした遺伝的調査によれば、糖尿病や紅斑性狼瘡(ろうそう)といった疾患のリスクを高める可能性がある。
化石から採取したDNAを使ったこれまでの調査では、アフリカ系でない人がネアンデルタール人の祖先から受け継いだゲノムの割合が1〜3%であることが示唆されていた。
だが、ワシントン大学(米シアトル)の研究者らがサイエンス誌で新たに発表した研究によると、ネアンデルタール人のゲノム全体のうち、実に20%は、少しずつ分散して現人類に残っている。
遺伝学者のジョシュア・エイキー氏率いる研究者らは、東アジア人286人と欧州人379人から集めた遺伝的サンプルをコンピューター分析し、ネアンデルタール人のゲノム由来の可能性がある現代人のDNAについて、統計的変動を特定した。
エイキー氏は「重要な点は、私の持つネアンデルタール人のDNAシーケンスの1%は、あなたの1%とは違うかもしれないということだ」と述べた。
こうした違いが重要なのかもしれない。
29日には、先の研究とは異なるが関連するもう1つの研究がネイチャー誌に発表された。ハーバード大学医学大学院のスリラム・サンカララマン氏率いる研究者らが、1004人から集めたDNAシーケンスを検査し、ネアンデルタール人のDNAが疾患へのかかりやすさを形成している痕跡を発見した研究だ。
発見したのは、2型糖尿病、肝硬変、紅斑性狼瘡、クローン病に関連しているネアンデルタール人のDNA。炎症に関連するインターロイキン 18のレベルに関連した種も発見した。
サンカララマン氏は「シーケンスを発見すればするほど、この種の関連が多く見つかる」と述べた。
2つの研究グループが使った研究テクニックは異なるが、どちらの研究でも東アジア人のほうがネアンデルタール人のDNAがやや多かった。研究者らは、東アジアのもともとの人口が欧州人に比べてずっと少なかったため、受け継がれてきた遺伝的な影響が大きくなった、あるいは、東アジア人の祖先とネアンデルタール人の混血が1度だけではなかったとみている。
両研究チームとも、ネアンデルタール人のシーケンスがケラチンを生むゲノムに集中していることを突き止めた。ケラチンは皮膚、頭髪、爪の主成分を構成するタンパク質だ。両チームは、このことが毛髪や皮膚の生態にどう影響しうるかはわからないものの、生存を助ける力がありそうだと考えている。
サンカララマン氏は「実際それは(遺伝子が生き延びる)役にたった」と述べた。
535
:
とはずがたり
:2014/02/05(水) 21:59:49
>遺骨から得られたミトコンドリアDNAの解析結果に基づき、ネアンデルタール人は我々の直系先祖ではなく別系統の人類であることはほぼ明らかで、両者の遺伝子差異は他の動物種ならば当然別種と認定されるレベルであり
両者の遺伝子差異は他の動物種ならば当然別種と認定されるレベルってどのくらいの差?
馬と驢馬くらい?牛と水牛?
>ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは混血できなかったとする考え方が有力であった
そういえば別種かどうかは子どもが生まれるか,その子どもが生殖能力持つかとかが基準だった気がするけど,交雑したってことは別種ではないってこと?
そもそもホモサピエンスのDNAにネアンデルタール人のDNAってどうやって判るのかね??
ネアンデルタール人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BA%BA
ネアンデルタール人(ネアンデルタールじん、ホモ・ネアンデルターレンシス、Homo neanderthalensis)は、約20万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したヒト属の一種である。旧人であるネアンデルタール人は、我々現生人類であるホモ・サピエンス (Homo sapiens) の最も近い近縁種である。ちなみにシベリアのアルタイ地方で発見されたデニソワ人も旧人であり、ネアンデルタール人の兄弟種にあたる。また、インドネシアのフローレス島で発見された身長1mで脳の小さいフローレス人も旧人であり、ネアンデルタール人の兄弟種の可能性が高い。
かつて、ネアンデルタール人は、我々ホモ・サピエンスの祖先とする説があった。また、ネアンデルタール人をホモ・サピエンスの一亜種であるホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシス (Homo sapiens neanderthalensis) と分類する場合もある[1]。この場合ネアンデルタール人と現世人類との分岐直前(約47万年前)の共通祖先もまたホモ・サピエンスということになる。本項ではいずれの学名でも通用する「ネアンデルタール人」を用いる。遺骨から得られたミトコンドリアDNAの解析結果に基づき、ネアンデルタール人は我々の直系先祖ではなく別系統の人類であることはほぼ明らかで、両者の遺伝子差異は他の動物種ならば当然別種と認定されるレベルであり、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは混血できなかったとする考え方が有力であった[2]が、2010年5月7日のサイエンスに現生人類ホモ・サピエンスのDNAに分岐後ネアンデルタール人の遺伝子が再混入している可能性があるとの論文が収載されたことで、ネアンデルタール人の分類に新たな謎が投げかけることになった[3]。
536
:
とはずがたり
:2014/02/05(水) 22:05:34
シベリアのデニソワと南洋のメラネシア人が近いと云われても凄い違和感w
デニソワ人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%8B%E3%82%BD%E3%83%AF%E4%BA%BA
デニソワ人(デニソワじん、Denisova hominin)は、ロシア・アルタイ地方のデニソワ(Denisova)洞窟(ロシア、中国、モンゴルの国境に近い地域)に約4万1千年前に住んでいたとされるヒト属の個体および同種のヒト属の人類である。デニソワ洞窟は、アルタイ地方の中心都市バルナウルから約150km南方に位置する。
2010年12月現在の最新研究では、ネアンデルタール人と並んで、我々現生人類であるホモ・サピエンス (Homo sapiens) に最も近い化石人類である。また現生人類の一部(メラネシア人など)と遺伝子情報を部分的に共有する可能性が高いとしている。
概要
2008年、ロシア西シベリアアルタイ山脈のデニソワ洞窟で子どもの骨の断片が発見され、放射性炭素年代測定により約41,000年前のものと推定された。また、同じ場所で、大人の臼歯も発見されている。
2010年3月25日付のイギリスの科学雑誌『ネイチャー』(Nature)において、マックス・プランク進化人類学研究所の研究チームは、発見された骨のミトコンドリアDNAの解析結果から、デニソワ人は100万年ほど前に現生人類から分岐した未知の新系統の人類と発表した。
2010年12月23日、マックス・プランク進化人類学研究所などの国際研究チームにより『ネイチャー』に論文が掲載された。見つかった骨の一部は5-7歳の少女の小指の骨であり、細胞核DNAの解析の結果、デニソワ人はネアンデルタール人と近縁なグループで、80万4千年前に現生人類であるホモ・サピエンスとの共通祖先からネアンデルタール人・デニソワ人の祖先が分岐し、64万年前にネアンデルタール人から分岐した人類であることが推定された。デニソワ洞窟は、ネアンデルタール人化石発見地のうち最も近いイラク北部シャニダール遺跡から、約4000kmの距離を隔てている。メラネシア人のゲノムの4-6%がデニソワ人固有のものと一致することから、現在のメラネシア人にデニソワ人の遺伝情報の一部が伝えられている可能性が高いことが判明した。
また、中国南部の住人の遺伝子構造の約1%が、デニソワ人由来という研究発表も、スウェーデンのウプサラ大学の研究チームより出されている。ネアンデルタール人と分岐した年数も、35万年ほど前との説も浮上している。
ジョージ・ワシントン大学の古人類学者のブライアン・リッチモンドは、デニソワ洞窟で見つかった大人の臼歯からデニソワ人は体格はネアンデルタール人と同じか、それよりも大きいとみている。
概略のところは、40万-30万年前にアフリカを出、中東を経てヨーロッパに拡がった集団がネアンデルタール人に、中東を経てアジア内陸部に移動した集団がデニソワ人になった。それに遅れて6万 - 5万年前にアフリカを出た我々現生人類の祖先は、中東やアジア内陸部で先住者のネアンデルタール人やデニソワ人と交雑しながら全世界に拡がり、現在に至った。
ネアンデルタール人やデニソワ人はその後絶滅してしまったが、アフリカ土着のネグロイドを除く現在の現生人類遺伝子のうち数%はネアンデルタール人由来である。中東での現生人類祖先とネアンデルタール人との交雑を示す研究成果は2010年5月に発表されているが、2010年12月にアジア内陸部におけるデニソワ人とも現生人類祖先は交雑したとする研究結果が出たことから、この結果が正しければ、過去には異種の人類同士の交雑・共存も一般的だった可能性が出てきた。
なお、アジア内陸部でデニソワ人と交雑した現生人類祖先は、そののち長い期間をかけてメラネシアなどに南下していったと考えられる。
現生人類との関連などは、今後の研究により変更される可能性もある。デニソワ人の体格などの外形、生活様式、人口などはこれからの研究が待たれる。
537
:
とはずがたり
:2014/02/05(水) 22:09:38
>異種交配が人類のあらゆる進化において普通のプロセスだったということかもしれない
すぐ交雑しちゃうアブラナ科みたいな感じ?
2013年 12月 05日 16:51 JST
旧人類の異種交配、意外に広範だった?=英科学誌
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304906204579239362111641616.html?dsk=y
By ROBERT LEE HOTZ
4日英科学誌ネイチャーに掲載された研究論文によると、これまで知られているものの中で最古となる30万年以上前の旧人類のDNAの解析で見慣れないDNAが発見された。これは、氷河期の欧州では人類の間で、従来考えられていた以上に広範に異種交配が行われていたことをうかがわせるという。
ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所のマティアス・マイアー博士率いる遺伝学者らは、スペイン北部で発見された大腿(だいたい)骨の化石からこれまでに発見された中で最古のDNAを抽出した。この化石は、シマ・デ・ロス・ウエソス(骨の採掘抗)と呼ばれる洞窟の底の冷温多湿の場所で発見されたもので、ここでは未知の種に属する28人分の骨の化石が見つかっている。
それらの骨から判断すると、現生人類の祖先であるこの種は、ずんぐりとしておりがっちりした胸を持つネアンデルタール人のようだった公算が大きい。しかしマイアー博士らの分析結果によると、この古い人類の母方のDNA(ミトコンドリアと呼ばれる特殊な細胞構造から採取する)は、ネアンデルタール人のそれとも、現生人類のそれとも異なっていた。最も近いのは、「デニソワ人」と呼ばれる謎めいた種だという。
デニソワ人も、、シベリアの洞窟(デニソワ洞窟)で発見された少女の指先の化石からそのDNAが初めて確認された2010年まで知られていなかった。この少女の化石は約4万年前のもので、ネアンデルタール人、解剖学上の現生人類、それにデニソワ人がその時期に共存していたことになる。
今回、これよりはるか昔、つまり30万年以上前の人類から、母方のDNAの明白な断片が出てきたわけで、発見を知った人類起源の専門家たちは、DNAという遺伝の生化学的痕跡に記録された祖先たちの関係が不可解になったと当惑している。
例えばニューヨークにある米自然史博物館の人類学者イアン・タタソール氏は、「誰もこれをどう解釈したら良いか分からない」と述べた。同氏は「われわれは何か未知のものの前に掛かったカーテンの端を開けようとしているが、それは今まで考えたこともなかったほど複雑な何かだ」と話した。同氏はこの研究に関わっていない。
専門家たちは、今回発表された研究によって明らかになった母親から子供へそのまま継承されるミトコンドリアDNAの謎めいた系統を説明する4つの仮説を挙げている。その仮説とは、①スペインのシマ洞窟の人々は、1つの明白な種で、デニソワ人と交配していた。また、デニソワ人の祖先と関わっていた可能性もある、②シマの洞窟の人々はデニソワ人とネアンデルタール人両方の祖先だった、③シマの洞窟の人々は欧州かアジアのどこかに住んでいたもっと古い人類(ホモ・ハイデルベルゲンシスなど)と関わりがあった、④この全てが真実だった、の4つだ。マイアー博士は「私は異種交配が広く行われていた可能性が非常に高いのではないかとみている」と話した。
実際、旧人類と現生人類の遺伝子についての2010年に発表されたゲノム分析によれば、今日のどの非アフリカ人にもネアンデルタール人のDNAがわずかに残っているという。昨年、マックスプランク研究所の研究者は、一部の人々にはデニソワ人のDNAも残っており、南太平洋の島国の一部の人々にはそれが6%にものぼるという。
アリゾナ大学の集団遺伝学者マイケル・ハマー氏は「このことは、われわれの種の進化について興味深いことを教えてくれる」と述べ、「異種交配が人類のあらゆる進化において普通のプロセスだったということかもしれない」と語った。
538
:
とはずがたり
:2014/02/05(水) 22:13:58
交雑して子どもが出来たなら別種では無く同種,但し数十万年に渡って交雑は無く遺伝的な特徴が別種と見なし得る程度迄変化したと云う感じか?
デニソワ人、現生人類と交雑の可能性
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20101224001&expand&source=gnews
Ker Than
for National Geographic News
December 24, 2010
現生人類とは別系統とされる「デニソワ人」について、最近行われた遺伝子解析の結果から、現生人類の祖先と交雑していた可能性が高いことが判明した。
デニソワ人は、数千年に渡ってアジア一帯に分布していたとされる人類の一種。ロシアのデニソワ洞窟で発見された約4万年前の少女の骨をDNA解析したところ、現在パプアニューギニアに住むメラネシア人から採取したDNAと一部共通の配列が確認されたという。これはメラネシア人が現生人類の祖先とデニソワ人との交雑の子孫である可能性を示唆している。
パプアニューギニアが属するメラネシア地域は太平洋の北西端に位置する。ドイツのライプチヒにあるマックス・プランク進化人類学研究所の研究員で調査に参加したベンス・フィオラ(Bence Viola)氏は、「デニソワ人がパプアニューギニアにやって来たわけではない」と話す。
「ネアンデルタール人がユーラシア大陸西部に分布していたのに対し、デニソワ人はユーラシア大陸東部に広く分布していたと考えられる。メラネシア人の祖先は、東南アジア付近でデニソワ人と出会い交雑した後、パプアニューギニアまで移動したというのがわれわれの説である」。
2010年5月には現生人類の祖先とネアンデルタール人とが交雑していたことを示すDNA解析の結果が既に公表されている。スタンフォード大学の遺伝学者ブレンナ・ヘン(Brenna Henn)氏は、さらにデニソワ人との交雑が判明したことで、人類が進化する過程では従来考えられていたよりも多くの異種間交雑が起こっていた可能性が高くなったと話す。
デニソワ人の骨の化石が見つかったのは2008年。今回DNA解析が行われたのは5〜7歳で死亡したと見られる少女の小指の骨である。
研究チームは今回の解析に先立って、骨からミトコンドリアDNAを採取しその配列を決定していた。だがミトコンドリアDNAは母親からのみ受け継がれるため、遺伝子構造の情報は細胞核DNAに比べるとはるかに少ない。
そこで新たに同じ骨から細胞核DNAを採取し、配列決定に成功した。またデニソワ人のDNA配列は、現生人類ともネアンデルタール人とも異なるとわかった。ただしネアンデルタール人とは近縁関係にある。研究チームでは、デニソワ人はおよそ35万年前にネアンデルタール人の祖先から分岐したのではないかと見ている。
デニソワ洞窟で発掘にあたったロシア科学アカデミーの考古学チームは、大人の臼歯も1本発見している。現生人類のどの歯よりも大きく、ネアンデルタール人と比較しても劣らないという。ジョージ・ワシントン大学の古人類学者ブライアン・リッチモンド氏はデニソワ人の体格について、「ネアンデルタール人と同程度か、若干大きかったのではないか」と語る。
ただし、リッチモンド氏によるとヒトの祖先の中には、「大きな歯でも体は決して大きくない個体が存在する」という。そのため、歯と体格は必ずしも比例しないと指摘する。 デニソワ人が人類とは別系統の新種であるかどうかについては、依然議論が分かれている。研究チームも慎重な姿勢を示しており、今のところ新種ではなくネアンデルタール人の姉妹群と位置づけている。
現生人類とデニソワ人が異なる種ならば、交雑によって生まれた子どもには生殖能力がなかったと考えられる。だが今回の研究でわかったように、デニソワ人のDNAはメラネシア人に受け継がれている。フィオラ氏は、デニソワ人と現生人類は同種の可能性が高いと見ている。
だがイギリス、マンチェスター大学の遺伝学者テリー・ブラウン氏はこう指摘する。「交雑していたとすれば両者が同じ種である可能性は高いが、細胞核DNAだけでは断定できない」。
ただ、現生人類、ネアンデルタール人、およびデニソワ人に遺伝子レベルでの違いが存在することは明白である。「3者は交雑が起こるまで数十万年に渡って別々の道を歩んできた。これは確かだ」とリッチモンド氏は話している。
今回の研究成果は、「Nature」誌12月23日号に掲載されている。
Image courtesy David Reich, Nature
539
:
とはずがたり
:2014/02/05(水) 22:17:18
2013年 4月 12日 16:10 JST
セディバ猿人、ヒトとサルの寄せ集めの特徴−人類の祖先と断言できず
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323556404578417910238892402.html?dsk=y
By ROBERT LEE HOTZ
国際的な研究者グループは11日、人類に近い謎の猿人の化石に関するこれまでで最も包括的な見解を提示し、これらの猿人が、頭からかかとに至るまで、原始および現代の体構造のコラージュ(寄せ集め)であることを明らかにした。人類の起源の謎がかえって深まった形だ。
米科学誌サイエンスに掲載されたよる6つの研究論文によると、人類の祖先に近いとみられる猿人には、サルのような腕に、ほとんどヒトのような手が付いており、胸部は上のほうがサルのように狭いが、下のほうはヒトに似て広がっていた。また背骨はヒトと同数の椎骨があった公算が大きいという。
人類の祖先ともみられるこの猿人の化石は「アウストラロピテクス・セディバ(セディバ猿人)」と呼ばれており、2008年に南アフリカ共和国のヨハネスブルク近郊のマラパで発見された。
これらの奇妙な猿人は約200万年前に生息していた。科学者たちは、このころはヒトの進化の「るつぼ」とみられた時期で、4種ないしそれ以上の猿人がアフリカで必死に生き残ろうとしていたとみている。こうした猿人の化石の新たな徹底分析は、知能と移動上の進化の初期的進展の突発性を浮き彫りにしている、と研究論文にかかわっていない幾人かの専門家は述べている。
今回の一連の研究は、南アのウィットウォータースランド大学のリー・バーガー博士率いるチームが実施した。化石の詳細な分析結果だが、最終的に迷宮入りする可能性もある。例えば、6個体かそれ以上のセディバ猿人がどうして約197万年前にマラパ洞窟で死に至ったのか。彼らが一緒に死んだのか、あるいは別々に死んだのか、誰にも分からない。これら猿人が動物に殺害された証拠は一切ない。
科学者たちによれば、セディバ猿人の化石は、これまでで発見された初期の前人類の骨としては最も包括的なものだ。これまで、科学者たちはオス1個体、メス1個体、子ども1個体、そして幼児の幾つかの個体の骨の一部を特定した。彼らの歯の一部には歯石の痕跡がついていた。
バーガー博士は研究の成果について「ほとんどどの骨も、あるいはどの分野の分析も、猿人に関してこれまで見つかった中で最も完成度の高い記録だ」と述べ、「サルとヒトの特徴がとてもモザイク状に結合しているという結論に達し、それはわれわれが決して予想していなかった状態だ」と語った。
世界中の16機関の科学者26人による今回の分析は、これらの骨のうち3体を対象とした。分析の結果、セディバ猿人の身長が現代人のほぼ胸の高さだったことが判明した。またサルのような狭い肩とぶらりとした長い腕を持ち、木に登るのに適している。ただし手はデリケートで、指は道具を作ったり持ったりできる形状だ。胸部は上方がサルに似て狭いが、下方はほとんどヒトのように広くなっているという。
化石の歯とあごを研究したテキサスA&M大学の古人類学者ダリル・ドルイター博士は「これはまさにダーウィン理論で存在するはずだと予測されていたものだと私は思う」と述べ、「猿人の祖先と、その後の子孫の両方の特徴を持つものだ」と語った。
研究者たちによれば、脚、ひざ、足の骨の化石は、猿人が直立して歩行したが、ぎこちない歩き方で、足の外側を使って進んでいたことを示唆しているという。
歩行の状態を分析したボストン大学の自然人類学者ジェレミー・ドシルバ博士は「これはマラソンを走るようなものではない」と述べ、「彼らは恐らく木々の一角から別の木々の一角へと歩幅を狭くして小走りに進んだのだろう」と推測した。
研究者たちは、歯の証拠を整理した結果、独立した明確な種としてのセディバ猿人のステータスが確立されたと述べた。研究者たちは、セディバ猿人の歯冠、臼歯(きゅうし)、門歯について、他の8種の前人類のそれと比較し、ゴリラのそれとも比較した。
しかし、研究者たちはセディバ猿人が人類の直接の祖先であることを証明できなかった。
スミソニアン国立自然史博物館(ワシントン)の人類起源プログラムのディレクター、リック・ポッツ博士は、「それが純粋なホモ(人類)に成長した種の祖先だとする主張については、まだ最終的な結論は出ていない」と述べた。同博士は研究に参加していない。同博士は「その特徴は雑多な混合だ。つまり木に登り、地上を歩いたほか、道具を使った公算が大きいが、それで途絶えたのかもしれない」と語った。
540
:
とはずがたり
:2014/02/05(水) 22:39:18
調べてる内にヨーウィだのビッグフットだの妖しい方向へ行きそうになったので修正w
2013年 6月 06日 12:09 JST
珍しいヒトの祖先の化石、見つかる
By GAUTAM NAIK
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323614804578528213129195132.html?dsk=y
ヒトの祖先にあたる、5500万年前に生息していた樹上生活の珍しい動物の骨格がほぼ完全な形で見つかった。これは、霊長類の進化の最初の段階に光を当てる発見だ。
中国で発掘されたネズミほどの大きさのこの動物には、これまでに発見された他の霊長類―現存のもの、絶滅したものを含む―とかなり違った解剖学的特徴がいくつか見られた。この発見は5日付の科学誌ネイチャーに掲載された。
およそ5500万年前、ヒトの祖先にあたる最も初期の霊長類が2つに枝分かれした。片方はキツネザル、ロリス、そしてガラゴに、もう片方はメガネザルに進化した。大きな目を持ち樹上に住むメガネザルの子孫は現在も東南アジアに生息する。この2つ目の枝はサル、類人猿やヒトにも枝分かれした。
今回見つかったのは、メガネザルの系統の原始的動物。これが科学者の注目を浴びているのは、霊長類が2つに枝分かれして間もなかった重要な時期に生息していたからだ。この発見はごく初期のヒトの祖先に関する新たな知見を与える。どのくらいの大きさだったのか、どのような格好だったのか、骨格はどうだったのか、何を食べていたのか、それにどのように移動していたのかといったことだ。
例えば、多くの科学者はこれまでサルの足のみに見られる骨格が、もっと遅くに発達したと思っていた。しかし、今回発掘された骨格にも、サルのような骨格が一部見られた。進化のずっと早い段階にあるにもかかわらずだ。論文の共同執筆者であるノーザン・イリノイ大学の人類学者、ダニエル・ゲボ博士は、「サルのような足を持つが、体はメガネザルのように見える」と指摘し、「このような組み合わせの動物を見るのは初めてだ」と述べた。
今回の発見は骨格がほぼ完全な形で見つかったという点でも注目される。科学者はこれまで、こういった霊長類の化石を歯、あご、頭蓋骨など部分的にしか確認できていなかった。ロンドン自然史博物館の古生物学者、ジェリー・フッカー氏は、「骨格の重要部の大半が含まれているという点で、これは珍しい」と述べ、「手と手首だけが欠けている。それが残念だ」と付け加えた。
2003年に中国湖北省の農民が石で覆われた化石を中国科学院の古生物学者、Xijun Ni博士に提供した。地元の別の古生物学者もこの化石を見たことがあったものの、彼らはこの重要性に気付づかなかった。哺乳類を専門とするNi氏は、「彼らはげっ歯類かカエルかと思った。霊長類だと分かって、私も驚いた」と話した。
研究が終わるまでには長い時間がかかった。科学者は当初、化石の有用な画像を得るのに苦戦した。化石は最終的にフランス・グルノーブルにある欧州放射光施設(ESRF)に送られ、強力なX線によるスキャンを行い、骨格の詳細な画像が明らかになった。その後、コンピューターで欠けている部分を追加し、高精細な3次元(3D)の再現作業が行われた。
この動物は地球の歴史上、非常に温暖な時期に生息していた。当時は始新世初期と呼ばれ、氷床はなく、大半は森林に覆われていた。研究チームによると、この動物の重さは1オンス(28.3グラム)未満で、大きさは人間の手のひらに収まるほど小さいという。細長い手足と長いしっぽのおかげで、かなりのジャンプ力があったとみられる。
この動物は前面に目がある。Ni博士によると、これは霊長類に見られる特徴で、立体的にものを見るのに重要だ。昼間に活動(この点ではメガネザルよりサルに近い)し、昆虫を食べていたとみられる(小型動物は多くのカロリーを必要とするため、高カロリーの食事が必要だ)。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板