この成績を支えているのは政策だ。国務院新聞弁公室は「中国の宇宙事業2016」白書の中で、企業による宇宙事業の国際商業活動への参加を積極的に奨励・支持すると明記した。「一帯一路」(the Belr and Road)宇宙情報回廊の建設、BRICSリモートセンシング衛星ネットワーク建設、宇宙船打ち上げ及び搭載サービス、宇宙事業の人員交流と研修などは、今後5年間の重点協力分野になる。中国はこれらの政策に支えられ、国際市場で宇宙船商業打ち上げの競争を展開していく。
論文:【Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America】Origin of the emergent fragile-to-strong transition in supercooled water
アフリカ・カメルーンの北西、標高1,091mに位置する湖「ニオス湖」。1986年8月21日、この湖は突如爆発を起こし、周辺の村に住む1,746人と家畜3,500頭は窒息などで死亡した。大自然の脅威によって引き起こされたこの痛ましい事件は、どのような原因で発生したのだろうか。
火口湖だったニオス湖
活火山であるオク山の頂上にあるニオス湖は火口湖だった。火口湖とは、火山の噴火口などに水が溜まってできた湖のことだ。
ニオス湖の湖底には、高濃度の二酸化炭素が溶け込んだ水があったと見られている。その水が地滑りなどの要因によって、まるで振られた炭酸水のペットボトルのフタを開けたかのように、二酸化炭素ガスが噴出する「湖水爆発」を起こしたのだ。そのガスは、ふもとの村へと流れていき、1,746人を窒息死または二酸化炭素中毒によって死に至らしめた。
最初に二酸化炭素による湖水爆発を確認したのは、同じカメルーンのモーネ湖だった。37人の死亡者を出したその災害は、ニオス湖の湖水爆発の2年前のことである。
人口的な脱ガス
ニオス湖の湖水爆発は、10年から15年の周期で再度発生する可能性があった。そこで欧米日の共同チームがその対策として、脱ガスパイプから二酸化炭素を含んだ湖底の水を噴出させる人工的に脱ガスを起こす方法を考案した。
これには、ポリエチレン製の直径15センチ、長さ約200mのパイプを使う。パイプを湖底まで下ろし、ポンプで汲み上げることで、人口的に水中の二酸化炭素の発砲を促して大気へと放出させるというものだ。そうすることで、湖底の二酸化炭素を湖水爆発の起こらないレベルまで下げようという試みである。
2015年の定期観測によると、人工的な脱ガスは成功し、着実に効果をあげているようだ。
Text by Daisuke Sato
研究チームは今回、2015年10月16日に発生したリングフレアを詳しく分析。その結果、フレアのあった領域で著しい明るさの変化は見られなかったが、フレアから18万キロ離れた地点で太陽大気の最も外側にあるコロナが非常に暗くなったことを発見した。研究チームはその後、フレア領域の明るさが変わらず、遠方のコロナが暗くなる同様のケースを複数発見し、このような現象が個別の事象でないことを明らかにした。研究成果はこのほど、天文学誌「Astronomy and Astrophysics」に掲載された。(c)Xinhua News/AFPBB News
超弦理論は物質を構成する最小単位・素粒子の性質や振る舞いに関する学問であり、この宇宙のすべての物理現象を記述できる「万物の理論(Theory of Everything)」となりうる可能性を秘めている。超弦理論は現在でも、私たちにこの宇宙の思いがけないほどの奇妙さ不思議さを教えてくれる。もし万物の理論が完成したなら、それは一体私たちにどんな世界を見せてくれるのだろうか?