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宇宙
1199
:
とはずがたり
:2020/04/28(火) 15:37:28
>>1198
ボールディレフ氏が率いる研究チームは自分たちの実験室で電子ピンポンの試合といったものが展開していることに気づきました。この現象を確認したのはミラー装置という、プラズマを研究するのに一般的に使われる装置です。
実はミラー装置には鏡は使われていません。少なくとも家庭用のピカピカ光る種類の鏡は利用していません。また、磁気ミラー装置や磁気トラップ装置として知られている、これらの直線型核融合装置は両端が瓶の首のように細くなっている長い管以上のものでもないのです。
端の細くなっている部分をプラズマ光線が通るときに装置の反射する性質が生成され、プラズマ光線内の粒子が内部で再び反射し返すという形で周囲の磁界を変化させます。
「と言っても、粒子は逃げ出すことがあります。逃げる際には、瓶の首状の部分の外で拡がる磁力線に沿って進みます」とボールディレフ氏。
「物理学者はこのプラズマが非常に高温であるという説を守りたいので、装置から逃げ出す電子の温度がどのようにこの出口の外で下がっていくのかを解明したがるのです」
あなたがそのような研究者というよりは、むしろ、ボールディレフ氏や仲間の研究者のような学者だったら、私たち自身が浴びている太陽風に何が起きているのかをより良く理解するという目的のために漏れ出る電子を調べることができることでしょう。
電子が熱エネルギーを分配するパターンには、往復運動をする捕捉電子の集まりが重要な役割を果たしているとボールディレフ氏の研究チームは示唆しています。このたくさんの電子の動きが、粒子の速度と温度の標準的な分配を予測可能なやり方で変えるというのが研究チームの推測です。
「我々の実験結果は太陽風の温度プロファイル測定とぴったりと一致し、電子が移動するときに温度がなぜこんなにゆっくりとしか下がらないのかということを説明するものとなるかもしれません」とボールディレフ氏は語っています。
ミラー装置で得たデータと宇宙で見られるものがこのように明白に一致するのならば、こういった方法で研究する価値のある太陽現象がほかにもあるのかもしれません。
当該研究はPNASに掲載されています。
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