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宇宙

1061とはずがたり:2018/02/07(水) 23:37:49

<北陸豪雪>生活網ズタズタ 食糧が届かない
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20180208k0000m040129000c.html
20:12毎日新聞

 福井県や石川県など北陸地方では7日も雪が降り続いた。国道8号の福井県坂井市周辺の車の立ち往生は依然解消のめどが立っていない。また、記録的な豪雪は、スーパーやコンビニで品薄状態が続き、患者が病院にたどり着けないなど、市民生活を脅かしたほか、企業の生産活動にも影響を及ぼしている。

 ◇住民ら雪かき手伝う

 福井県北部の国道8号で続いている車の立ち往生現場では7日、地元の企業や住民らが協力する姿が各所で見られた。

 近くに工場のある「オーカワパン」(坂井市)と、「山崎製パン」(東京都)は、配送が困難になった菓子パン計3万2000個を現場近くに搬入。4個ずつ袋詰めして、県職員と自衛隊員が飲み物と一緒にドライバーに手渡した。

 受け取った大阪府門真市の会社員、山口浩二さん(38)は「コンビニにはおにぎりもサンドイッチもなく、困っていた。いつ事態が解消するか分からないので、少しずつ食べたい」と話した。

 一方、立ち往生した車のまわりでは、ドライバーの除雪に地元住民が協力した。車が雪から抜け出すと、歓声が上がり、「気を付けて」と声を掛けていた。31時間ぶりに立ち往生から抜け出した金沢市のトラック運転手、箭田川(やたがわ)浩市さん(48)は「やっと抜け出せた。協力してくれたみなさんのおかげ。早く家に帰って熱い風呂に入りたい」とほっとした様子。雪かきを手伝った近所の男性会社員(47)は「みんなで声を掛け励まし合った。心が温まった」と話した。

 また、北陸道のインターチェンジ(IC)付近のガソリンスタンドには、渋滞からようやく抜け出した人たちの姿が見られた。

 西日本宇佐美片山津インター給油所(石川県加賀市)には、渋滞区間から北陸道に乗り、金沢方面に進んだ片山津ICで降りたとみられる車が何台も立ち寄った。同給油所の男性従業員は「ここにも6日から給油車が来ておらず、ガソリンと軽油が不足している。給油量に制限を設けて販売しているが、いつになったら通常通り営業できるかわからない」と嘆いた。【大森治幸、立野将弘、道岡美波】

 ◇棚品切れ、患者困窮

 福井県坂井市の国道8号近くのスーパーでは、肉や魚類はほぼ品切れで、野菜もまばらにしか商品棚に並んでいなかった。店の担当者によると、普段は1日3回、トラックが店に来るが、最後に来たのは5日午後1時。大雪を見越して、鍋料理の具材などを多めに入荷していたが、在庫は底をつき始めている。担当者は「明日もトラックが来ないと、本当に売り場から商品が無くなる」と困り果てていた。

 買い物に来た坂井市丸岡町舟寄のパート、長谷川尚子さん(37)は、米や鍋料理用の野菜や鶏肉を買った。「8人家族で食材の確保が大変。スーパーが品薄と聞いて駆けつけた」と不安げだった。

 福井市内のコンビニ経営者の60代の男性は「高速道路が通れるようになって配送車が回って来たが、食料は入荷してもすぐにお客さんがまとめ買いする。供給が追いつかない」と話した。

 一方、病院にたどり着けない患者も出ている。坂井市によると、7日午後3時ごろ、市役所丸岡支所に、国道8号で立ち往生した運転手の70代女性から電話が入った。女性は人工透析を受けるために病院に向かっていたという。ガソリンも無くなり、1日以上車中に閉じ込められたが、市の要請を受けた自衛隊員が駆けつけて救助。女性は救急搬送された。自衛隊員は「かなり疲れていた様子だった。何度もお礼を言われた」と話す。

 丸岡支所には、体調を崩した近くの女性(47)も訪れた。38度を超える発熱があり、近くの病院まで歩いて行ったが休診になっており、すがる思いで駆け込んだという。女性は「1人暮らしで、雪かきをしないと自宅から出られずつらかった。薬をもらえて良かった」と話した。【立野将弘、安部拓輝】


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