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宇宙

1116とはずがたり:2018/09/01(土) 00:26:36
火星で新発見、有機物見つかる 生命存在の可能性高まる
https://newsphere.jp/technology/20180613-1/
Jun 13 2018

 火星探査による新たな発見によって、赤い惑星である火星にかつて生命が存在し、現在でも生命が存在する可能性が高まった。

 6月7日、科学者たちは、NASAの無人火星探査車キュリオシティが火星表面の太古の湖底跡から生命の存在につながる基礎的要素を発見した、と発表した。火星に生命が存在する気配はこれまでもいくつか発見されてきたが、今回の発見は最も有力な証拠となる。

 火星にあるゲール・クレーターは、かつてはフロリダにあるオキチョービー湖とほぼ同じ大きさの水深の浅い湖だった、と考えられているが、このクレーター内で採取した35億年前の岩石に含有されていた有機分子が、生命がその当時は存在していた可能性を示しているのだ。この発見は、地球の隣の惑星である火星において、かつて微生物が存在し、ひょっとすると現在でも生きているかもしれない、という可能性を残すことにつながる。

 カリフォルニア州パサデナにあるNASAジェット推進研究所(JPL)に所属し、キュリオシティ・プロジェクトに参加している科学者アシュウィン・バサバダ氏は、「大昔、もし火星に生命が存在していたのならば、将来実施するミッションでその証拠を発見できる可能性がぐんと高まった」と語る。

 また、キュリオシティは、火星の大気中に存在するメタンの量が季節によって著しく増加することも確認した。研究者たちは、メタンの増加が生物に由来する可能性は排除できない、と言う。地球の大気中に存在するメタンの大半は、動植物、もしくは地球環境そのものから生成される。

 2本の論文がサイエンス誌に掲載されている。一方の論文では、外部の専門家が今回の発見について「宇宙生物学における飛躍的な発見である」と称賛した。

 オランダのユトレヒト大学の宇宙生物学者、インゲ・ローズ・テン・ケイト氏は「太古の昔、地表に有機分子が存在したことが判明した今、火星で生命が発生した、または、存在したのか否か、という議論はより活発になるだろう」と記した。

 この研究には関わらなかったライス大学の地質学者、カーステン・ジーバッハも同様に興奮を隠しきれない。ジーバッハ氏は、この発見は、火星に生命が存在する、という見方に懐疑的な人々が提唱していた強硬な議論を打ち破った、と語る。

「大きな成果は、我々が証拠を入手した、ということだ。30億年以上も前の泥岩の中に含まれていた有機物質を見つけることができた」とジーバッハ氏は言い、「そして、我々は、地表面下に存在する生命に関わる可能性、もしくは、少なくとも、地球上の生物が生きていくために必要な温水や自然環境に関わる可能性のあるガスの放出を確認した」と説明を加えた。

 ジーバッハ氏は、メタンの観測は、現代の生命にとって「もっとも説得力のある」調査手法である、と語る。


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