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Tohazugatali Medical Review

1とはずがたり:2004/10/17(日) 14:58
医学・病院・地域医療など今までTER http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/l10で扱ってた話題を独立させます。

医薬品・製薬関連はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070807006/l10

自民党と結託し日本の成長に対する桎梏となってる医師会・歯科医師会の不祥事はこちら http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l10

TERの過去レスは>>2-5あたり

486とはずがたり:2008/07/19(土) 14:57:01
いい傾向ですね〜

泉佐野+貝塚(+泉南)
泉大津+和泉

医師不足に統合で挑む 泉佐野・貝塚の挑戦
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200807180001.html
2008年7月18日

 行政の壁を越えて、救急医療を守る試みが始まっている。大阪府泉佐野、貝塚両市の市立病院が互いの産婦人科を統合し、4月に発足させた「泉州広域母子医療センター」。両病院の医師が当直や手術をともにし、勤務負担が格段に軽くなった。搬送先が見つからずに妊婦が死亡するなど、医師不足が特に深刻な産科救急の模索が続く。

 休日の昼間、泉佐野病院で当直をしていた貝塚病院の釣谷香揚子(つりたに・かよこ)医師(28)のPHSが鳴った。「卵巣が大きく腫れ、腹痛を訴えている女性がいる」。近隣の民間病院からの転送依頼だった。

 「これはオペ(手術)だな」。もう1人の当直、泉佐野病院の福井温(おん)医師(41)と合意。釣谷医師が診察する間、福井医師が麻酔科医と連絡を取るなど準備を進めた。手術は夕方、無事終わった。

 「当直が2人いるだけで安心感は何倍も大きい」と福井医師。帝王切開など緊急手術の大半は産科医が2人いればできるが、統合前の当直は両病院に1人ずつだった。

 日本産婦人科医会の調査では、産婦人科勤務医の1カ月平均の当直回数は06年度で約6回。外科・内科の約3倍だ。しかも、公立病院は1人当直がほとんど。激務や医療事故の不安から若い医師に敬遠される悪循環が続く。

 両病院は統合を機に当直を泉佐野に集約し、2人態勢を整えた。開業医や大学病院の勤務医から「2人なら」と応援を申し出る動きが広がり、当直医の約3分の1は応援組。昨年は月8、9回あった釣谷医師の当直は半減した。

 統合は、両病院に医師を各5人派遣してきた大阪大が06年秋、「医師不足で派遣を続けるのは難しい」と伝えてきたのがきっかけだ。岸和田市以南の府南部でお産ができる公立病院は両病院だけ。「共倒れ」を防ぐ狙いがあった。

 病院の特性に応じて機能を分けた。新生児集中治療室(NICU)を備える泉佐野はお産と緊急手術を受け持つ。お産を1カ所に集約することで、若手医師が重症の症例を実体験できる機会も増える。一方の貝塚は事前に予定が組める手術を担う。外来・入院は引き続き二つの病院で受け付け、サービスが低下したとの印象を持たれないよう努めている。

 貝塚病院の長松正章副院長は「一病院がすべてを担うのはもう無理。今回の取り組みが突破口になれば」。泉佐野病院の光田信明・産婦人科部長は「医師が魅力を感じる病院になる必要がある」と力説する。

 統合を資金面で支えるため、泉南市など近隣1市3町も経費分担に応じた。大阪府も歓迎し、予算案に補助金約2500万円を計上。同府泉大津、和泉両市も来夏、市立病院の産婦人科を事実上統合する方針を決めている。(加戸靖史、滝坪潤一)

487とはずがたり:2008/07/19(土) 17:27:07
容体安定の患者に転院求めトラブルも 救命救急センター
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200802240028.html
2008年2月25日

 生命の危機に陥った救急患者を一人でも多く受け入れるため、救命救急センターが空きベッドの確保に躍起になっている。比較的症状の軽い患者も押し寄せた結果、満床状態が慢性化。救急隊の搬送要請を断る理由の一つになっている。入院患者を院内の各診療科やほかの病院に移すのも救急医の仕事だが、転院を望まない患者や家族とのトラブルは尽きない。国の医療費抑制で病床数が減らされる中、「綱渡り」のやりくりが続く。
    ◇
 朝9時、2〜3人の医師がカルテを片手にタウンページをめくり、おもむろに電話をかけ始めた。大阪市立総合医療センター(同市都島区)に併設された救命救急センターのいつもの光景だ。満床で重篤患者の受け入れが不能になる事態を避けようと、入院患者の転院先をひたすら探す。

 患者の自宅近くに移ってもらうのが理想だが、つてがない。「電話帳で上から順にかけるのが手っ取り早い」。週末はほかの病院が休みで交渉が難しいため、毎週金曜日は最低でも10床は空けておきたい。大半は数回の電話で受け入れ先が見つかるが、入院が長引きそうな高齢者は苦労する。

 全国の医療機関の病床数は96年の191万床から06年は179万床に減少。一方、救急搬送される患者は324万人から489万人に急増した。厚生労働省は「地域の病院との役割分担や院内の連携を深め、空床を確保してほしい」と呼びかけるが、現実は厳しい。

 「冬場は特に病床の確保が難しい」。高度救命救急センターに指定されている兵庫県災害医療センター(神戸市中央区)の小沢修一センター長は嘆く。寒くなると、脳血管障害や心筋梗塞(こうそく)、火災による重度熱傷などの患者が増加。午前中に転院させた患者のベッドに午後、急患を運ぶ。病床稼働率は100%超だ。

 救急病院が減る阪神地区や姫路市周辺からの搬送例も目立つ。「それぞれの地域内で急患を引き受ける体制を再構築してもらわないと、こちらがパンクしてしまう」
    ◇
 この年末年始、奈良県立医科大付属病院(橿原市)の高度救命救急センターでは、集中治療室(ICU)と救急治療室を合わせた30床の患者がほとんど入れ替わった。

 特にICUは常に2〜3床を確保しておく必要がある。このため、入院患者の家族の同意をあらかじめ取っておき、深夜に救急搬送があれば、患者が横たわるベッドごと別の部屋へ移す。救急医は「事前に了解を取らないとトラブルになる」。

 軽症患者まで幅広く受け入れる神戸市立中央市民病院の救命救急センター(同市中央区)。ベッド確保のため、各診療科の病棟を見回るのが佐藤慎一救急部長の日課だ。

 入院する救急患者は1日平均18人。救急用の30床はすぐに埋まり、2日ほどで一般病棟に移ってもらう。各科の協力が不可欠だが、がんなどの手術も多く、退院や転院が追いつかない。やむを得ず、救急患者に外来用のベッドで「待機」してもらうこともある。

 容体が安定した患者に「手術を待っている人がいる」と転院を促しても、なかなか納得が得られない。「こんなに早く放り出すのか」「なぜ最後まで診てくれない」。病室に非難の声が飛ぶ。

 佐藤部長は強調する。「病院全体で救急用ベッドを探しているが、ぎりぎりの状態だ。緊急性のない救急病院の利用で、ほかの患者が犠牲になることを知ってほしい」

488とはずがたり:2008/07/20(日) 13:54:39
ひでぇなぁ。。
徹底的にカネ余りの無駄遣いだらけに見える医療業界はどうなってんだ??
医薬品業界がカネ余らしてるのかね?私立の大病院の上の方が総取りしているのか?

勤務医も名ばかり管理職 手当・シフト…改善模索
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200807160041.html
2008年7月16日

滋賀県立成人病センターの例
ttp://tohazugatali.web.fc2.com//medical/OSK200807160040.jpg

 肩書だけあって残業代が支払われない「名ばかり管理職」が、勤務医の世界でも問題になっている。医師不足で労働環境が過酷になり、「ただ働き」の実態が深刻化。労働基準監督署も是正に乗り出した。当面の対策として報酬増を打ち出した病院もあるが、抜本解決にはほど遠い。
     ◇
 「4人の医師で24時間体制を組まねばならず、年に100回近い当直をこなしている」。超党派の国会議員連盟が4月に東京で開いたシンポジウム。青森県立中央病院の新生児集中治療管理部長、網塚貴介医師(48)が新生児医療体制の厳しさを訴えた。

 医師不足にあえぐ小児科医の中でも、新生児を専門に診療する医師は一握りしかいない。一方で、未熟児は年々増加。労働基準法通りに働いていては対処できない。

 医師の間では「労基法は残業代に上限を設けるための存在。医師を守るものではない」と言われる。自らを「名ばかり管理職」と呼ぶ網塚医師は「国は一刻も早く事実を直視すべきだ」と強調した。

 労基法が定める「管理監督者」は、自分で自由に出退勤が可能▽人事権を持つなど経営と一体化した立場▽肩書にふさわしい待遇と報酬――の3要件が必要。通常は組織のごく一部にしか当てはまらないが、病院の場合、医師が看護師らに現場で指示することが多いなどとして、慣例的に管理職扱いにしている例が目立つ。常勤医の7割が管理職という病院もある。

 大津労働基準監督署は4月、管理職への時間外労働の賃金が支払われていないのは労基法違反として、滋賀県立成人病センターに是正勧告を出した。同センターでは医師77人中、院長から部長まで29人が管理職。部長も残業が多いのに、緊急時の手当は安く、通常業務の残業代もない。時間外手当が出る非管理職の年収が管理職を上回る「逆転現象」が起きていた。

 県は、同病院など県立3病院について管理職の範囲を見直し、医師らに06年度以降の不足額を支払う方針。担当者は「救急など不採算部門を背負い、経営が厳しい。そもそも診療報酬が低すぎるのが問題」と嘆く。

 関西の労働局幹部は「名ばかり管理職が病院にあふれているとは聞いているが、是正指導には限界がある」と明かす。
     ◇
 管理職の待遇改善に取り組む病院も出始めた。

 神戸市の救急医療の中核を担う市立中央市民病院は昨年4月、管理職から「医長」のポストを外した。常勤医師127人のうち医長は4割を超す51人。管理職の割合は6割前後から2割以下に減った。

 「36時間連続勤務になる」と医師の不満が強かった宿当直も見直した。午後5時半から午前0時までの時間外手当を新設。救急対応などで寝られない午前0時から翌朝までを通常勤務とする代わりに、翌日の勤務は免除とし、働かざるを得ない場合は時間外手当を全額払うことにした。

 この結果、年間1億円以上の支出増となったが、担当者は「医師に病院を去られると失うものが大きい。医師不足が解消し、法律に基づいた労働時間が保証されるまでは、報酬での対応が不可欠だ」。

 滋賀県長浜市の市立長浜病院も、診療科部長まで含めていた管理職の範囲を院長や副院長ら4人に限定。当直日の報酬体系も見直した。

 医療行政と労働行政をつかさどる厚生労働省の方針はまとまっていない。

 医療政策を担当する同省医政局は「医療秘書など医師を支える人材を強化することで激務の緩和をはかりたい。過重労働を報酬で解決することは考えていない」との立場。一方、全国の労基署を統括する同省労働基準局の担当者は「一般企業の名ばかり管理職問題と違い、医師不足が最大の原因。医療行政を変えない限り解決は難しい」と話す。(龍沢正之、重政紀元)

489とはずがたり:2008/07/20(日) 13:57:08
救急搬送の調整役医師配置事業、都道府県の実績ゼロ
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200807060055.html
2008年7月7日

 救急患者の搬送先が見つからない問題を解決する当面の「切り札」として、厚生労働省が4月から始めた「救急患者受け入れコーディネーター事業」が暗礁に乗り上げている。受け入れ病院を探す調整役の医師を配置する仕組みだが、導入した都道府県はいまだゼロ。大半は医師不足などを理由に見送る方針で、制度の実効性を疑問視する声も多い。
    ◇
 コーディネーターは患者の病院搬送が困難な場合、救急隊からの連絡を受けて症状を迅速に判断し、適切な病院に受け入れを依頼する。人件費は国と都道府県が折半して負担。厚労省は今年度、7億円の予算を確保した。

 朝日新聞が47都道府県の担当者に検討状況を尋ねたところ、導入する方針を決めたのは、搬送先が見つからずに救急患者が死亡した例が昨年末以降、相次いで表面化した大阪府のみ。ほかに千葉県と京都府が導入を模索する意向を示したが、残りは「検討中だが難しい」「検討すらしていない」「見送った」など、消極的な回答だった。

 医師不足を補う施策のはずが、人員確保が最大の障害になっている。「医師が足りず、夜間の当番体制さえ組めない地域もある。医師には少しでも診療してほしい」(青森)、「医師確保が優先で現場も消極的」(滋賀)といった声も目立つ。東京都は、救急救命士に医療行為を助言する「指導医」が東京消防庁に常駐しており、「もう一人コーディネーターを置く余裕があるかどうか」と懐疑的だ。

 「そんなことより、軽症患者が押しかける『コンビニ受診』を減らす努力を、というのが現場の声」(鳥取)、「時間外の当番病院を探し、連携を工夫する方が先決ではないか」(愛媛)など、ほかの対策に比べて優先順位が低い、との意見も多かった。

 制度自体への疑問も少なくない。「病院探しは医師より救急隊の方が得意」(宮崎)、「地域ごとに消防機関が分かれ、情報の集約化が難しい」(静岡)といった意見のほか、広島県の担当者は「病院が搬送を断るのは満床や処置中などそれなりの理由がある。だれが頼んでも無理なものは無理では」と明かした。

 厚労省は5月、コーディネーター役の医師確保が難しい場合は看護師ら職員でも認めると条件を緩和した。ただ、適任者がいないなど、導入の後押しになっていないのが実情だ。同省指導課の担当者は「難しいかもしれないが、何とか導入してもらえるよう弾力的に運用したい」と話す。
    ◇
 かつては「救急先進地」と言われた大阪府。だが、急患の増加と医師不足で救急病院の疲弊が進み、総務省消防庁の調査でも、搬送要請を10回以上断られた例は全国で3番目に多い71件にのぼった。

 対策として、府は救急病院の当番制を導入するなど医療体制を改革する一方、今年度予算案に、受け入れ先を探す「救急医療情報システム」を一新する事業を盛り込んだ。

 新システムでは、救急隊が搬送要請を繰り返しても受け入れ先が決まらない場合、各病院に一斉に搬送要請を送信。病院に置かれた端末のアラームが鳴り続ける。止めると救急隊員の要請が端末で自動再生され、受け入れ可能な病院が手を挙げる仕組みだ。

 コーディネーター役の医師は、端末で搬送困難なケースを監視。一斉連絡でも搬送できない重症患者は府内13カ所の救命救急センターの中で受け入れを決める。厚労省の事業は一般の救急病院も含めて探す想定だが、コーディネーターが全病院を把握するのは難しいとして、府は調整の対象を救命センターに絞った。

 府医療対策課は「大きな効果が期待でき、態勢が整い次第、運用したい」。ただ、救命センターの責任者が集まった5月の会議では「コーディネーターの詰め所を作ると、それだけ救急医全体の勤務負担が増す」「救急医が足りない」と不安の声が上がった。コーディネーター役をだれが担い、どこに配置するかなどは、まだ決まっていない。

490alibaba168:2008/07/21(月) 21:00:27
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491とはずがたり:2008/08/24(日) 14:31:19
>予防接種や乳幼児健診などから手を引く
何が不満か良く解らないけど医師会がそんな傲慢な態度でええんかね?

公立病院「身売り」加速 医師不足、19カ所民間譲渡
2008年8月23日23時28分
http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY200808230258.html

 全国に約千ある公立病院で、医師不足による経営難のため民間に売られたり、運営を任されたりする例が相次いでいる。今春までの6年間に民間譲渡されたのは少なくとも19病院、公設民営化は44病院。国は今年度中に公立病院改革の計画をつくるよう自治体に求めており、この流れが加速するのは必至だ。

 千葉県の銚子市立総合病院(393床)が9月末で休止することが決まった。22日、市議会で関連議案が1票差で可決されると、傍聴席に詰めかけた市民からおえつが漏れ、怒号が飛んだ。病院存続を公約に2年前に初当選した岡野俊昭市長は、「苦渋の決断。責任をすごく感じる」と頭を下げた。

 同病院は昨年度、患者数が4年前に比べて4割近く減った。入院と外来の収益は約17億円減り、4割以上減。毎年約9億円を病院に支出し、昨年度は基金を取り崩して15億円まで支援を広げた市も、昨年度以上に収益が悪化しそうな状況下ではこれ以上無理だと判断した。

 引き金を引いたのは、医師不足だ。常勤医は06年まで約35人いたが、昨春は22人、今春は17人になった。医師が減るごとに患者も減った。市によると、医師研修制度の変更を受け、日大医学部が医師を引き揚げたのが原因。昨秋には「今後の派遣は難しい。院長も出せない」と言われた。「翻意をお願いしたが、国立の2大学からも派遣依頼がきているという。どの大学も医師不足だ」と岡野市長。

 市は公設民営か民間移譲を探っているが、市民の反対はまだ続きそうだ。

 佐賀県武雄市は今年5月、累計赤字が約6億4千万円となった市民病院(155床)を、10年2月に民間移譲することを決めた。医師不足のため4月から救急部門を休止、診療時間も短縮。今は、移譲先に決まった福岡県の医療法人から医師派遣を受け、救急を再開している。

 だが一部市民は「共有財産を民間に売り渡すのは許せない」と強く反発。差し止めを求めて住民監査請求し、却下されると住民訴訟を検討し始めた。地元医師会も「市との信頼関係が崩れた」と、予防接種や乳幼児健診などから手を引く構えを見せており、混乱は尾を引く。

 大阪府南部の忠岡町では、人工透析やリハビリ治療が特色で、地域医療の拠点だった町立病院を昨年3月末、岸和田市民病院と統合再編する形で閉院した。赤字が膨らみ、「このままでは町本体が財政再建団体に転落する」と判断した。跡地と建物は民間に売却。今年9月から民間診療所として、医師3人体制で外来患者を受け入れ始める。(桂禎次郎、吉村治彦、龍沢正之)

492とはずがたり:2008/08/25(月) 17:34:55

中曽根は未だなん?( ´・∀・`)

「鉄の女」認知症と戦う 元英首相の長女が回想録
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080825/erp0808250931003-n1.htm
2008.8.25 09:19

検査のため訪れたロンドン市内の病院から出る際、手を振るサッチャー元英首相=3月(ロイター)

 サッチャー元英首相(82)の長女キャロルさんが近く出版する回想録で、「鉄の女」と呼ばれた元首相の認知症が進み、夫デニスさんが死亡したことも忘れるほど記憶力が減退していることを明かした。24日付の英紙メール・オン・サンデーが要約を掲載した。

 それによると、異変に気付いたのは8年前。2人だけの席で元首相は、ボスニア紛争とフォークランド紛争を混同して持論を語り始め、キャロルさんは「いすから転げ落ちそうになるほど驚いた」という。

 その後は物忘れが次第に激しくなり、最近は首相時代(1979−90年)の出来事でさえも「詳細を思い出せなくなってきた」としている。

 元首相は軽い脳卒中を起こし、2002年に政界を事実上引退。昨年はブラウン首相に招かれ首相官邸で会談するなど元気な姿を見せたが、今年3月には目まいや不快感を訴えロンドンの病院に一時入院した。(共同)

493とはずがたり:2008/08/26(火) 13:27:48

大阪府内の公立病院、不良債務246億円超
http://www.asahi.com/politics/update/0825/OSK200808240049.html
2008年8月25日18時43分

 公立病院改革を考えるセミナー(朝日新聞社など後援)が24日、大阪市内であり、大阪府内の公立病院の不良債務が07年度見込みで246億円を超える実態が報告された。全国の2割を占め、北海道に次ぐワースト2。06年度より約49億円増加した。参加した自治体担当者らからは「このままでは、病院のために自治体がつぶれる。民間も含めた再編が急務」との声があがった。

 セミナーは、総務省が昨年12月に策定した「公立病院改革ガイドライン」に基づき、府の実情にあった「改革プラン」を考えるのがねらい。ガイドラインは、3年後の経常黒字達成や、病床利用率が70%を下回った場合の病床数削減などを求めている。

 総務省公立病院改革懇談会の長隆(おさ・たかし)座長は「府内の大半の病院で、経常収支比率、医業収支比率などが目標値に届いていない。大阪市立4病院の不良債務は128億円、一般会計からの繰入額は年116億円。はっきり言って夕張より厳しい状況だ」と指摘した。経営改善のために、独立行政法人化や民間譲渡など経営形態の変更を求めた。

 大阪府私立病院協会の田口義丈さんは「民間病院の数が多く、公的な役割も担っているのが大阪の特徴」とし、公立病院再編の議論に民間を加える必要性を訴えた。

 大阪府健康福祉部の高山佳洋医療監は「住民も利便性より、安全性、継続性が大事だと理解してほしい」と話した。

494とはずがたり:2008/09/01(月) 19:50:09
へぇ,冷えはあかんねんなぁ・・
>内臓温度が1℃下がると免疫力が30%低下する

【コラム】 “扇風機をつけたまま寝ると死ぬ”説は本当か!?
2008年09月01日07時00分 / 提供:R25.jp
http://news.livedoor.com/article/detail/3798822/

クーラーに比べて体を冷やしすぎないイメージがある扇風機。ところが、扇風機に関してとんでもない噂が耳に入ってきた。それが、“室内で扇風機をつけたまま寝ると体温が低下して死ぬ”説。何でも韓国では切に信じられており、都市伝説として有名なんだとか。そんな恐ろしいことって本当にあるの!? 冷え症治療の第一人者、全国冷え症研究所所長である山口勝利先生に聞いてみました。

扇風機をつけたまま寝ると、体温が低下して死ぬなんてことあるんでしょうか!?

「そのような実例を聞いたことがないので一概には言えませんが、扇風機を使用する室内の環境や健康状態によっては、そういったことが起こりうる可能性もあるのかもしれません。ただ室内で扇風機を使用しただけで死に至るというのは少々乱暴な考え方なのでは? ただ、汗をかいた状態で常に扇風機に当たっていると外気に体温を奪われる状態が続くため、体が冷えて不調をまねくことは間違いありません」

扇風機って、そんなに体を冷やすものなんですね…。では、クーラーを使用して寝た場合と比べるとどちらが体に悪いの?

「室内環境、あるいは使用状況によりけりですので、どちらが体に悪いといったことは断言できません。ただ、クーラーは室内温度そのものを下げてくれるので、連続的に直接つよい風を当てる必要性があまりないため、体温が奪われることを強要されることが少ないのでは。一方、扇風機は室内温度を下げるものではないため、汗をかくとどうしても強い風を直接当てたくなってしまいますよね。そう考えると、扇風機のほうが体温を奪われ、体を急激に冷やす可能性が高いといえるのではないでしょうか」(同)

たしかに、室内そのものは涼しくないのに、朝起きると体は異常に冷えているといったことがあったような…。では、扇風機を使用した快適な睡眠方法とは?

「必ず首振りの状態で使用すること。これはクーラーを使用する場合も同様ですが、お腹を冷やさないように腹巻きをするなど下着を工夫することです。お腹が冷えると内臓温度が下がる。具体的に言うと内臓温度が1℃下がると免疫力が30%低下すると言われており、風邪やアレルギー性疾患を誘発してしまうことになるかもしれません」(同)

自然な風が心地よく快適に過ごせる一方、過度に使用すると都市伝説のようにはならないものの、体に悪影響を及ぼしかねない扇風機。今後は、扇風機の使用法を改めて見直してみてはいかがでしょうか。
(R25編集部)

495とはずがたり:2008/09/02(火) 17:18:09
男はどうなんでしょ?

子宮体がん:「毎日コーヒー」で減 1〜2杯で効果、発症率4割低く−−厚労省調査
http://mainichi.jp/life/food/news/20080902ddm012040107000c.html

 コーヒーを毎日1〜2杯飲む女性は、週に2日程度しか飲まない人に比べて、子宮体がんの発症率が4割少ないことが1日、厚生労働省研究班の大規模調査で分かった。飲む量が多いほど、発症率は低い傾向がみられた。研究班は、9府県の40〜69歳の女性約5万4000人を05年まで追跡調査。約15年間に117人が子宮体がんを発症した。

 コーヒー摂取量と発症率との関係を調べると、コーヒーを毎日1〜2杯飲むグループは、週2日以下しか飲まないグループに比べ、子宮体がんの発症率は4割少なかった。毎日3杯以上飲むグループは6割も少なかった。緑茶の摂取量も調べたが、発症率に関連はみられなかった。

 子宮の入り口にできる子宮頸(けい)がんは、ウイルス感染が原因と考えられている。一方、子宮の奥の内膜にできる子宮体がんは、女性ホルモン「エストロゲン」や血糖値を調節する「インスリン」との関連が指摘されている。

 担当した国立がんセンター予防研究部の島津太一研究員は「コーヒーを飲むと、エストロゲンやインスリンの濃度が下がることが知られている。この作用が発症率に影響している可能性がある」と話す。

 欧米ではコーヒー摂取と子宮体がんの関連がみられないとの研究が多い。その理由として、ホルモン補充療法が日本より広く行われ、コーヒーの影響が表れにくいと考えられているという。【下桐実雅子】

毎日新聞 2008年9月2日 東京朝刊

496とはずがたり:2008/09/02(火) 19:18:20
医者は腐っとるヽ(`Д´)ノ

医療現場で接待漬け 高級料亭、キャバクラ…一晩10万円
9月2日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000068-san-soci

 ■業者、熾烈販売合戦 医師から要求も

 業界で企業再編が相次ぎ、販売合戦が熾烈(しれつ)化する医療機器メーカーや製薬会社。警視庁が先月、国立身体障害者リハビリテーションセンター病院(埼玉県所沢市)をめぐる汚職事件を摘発し、医師と業者との癒着の一端が明らかになったが、人の命を預かり、高い倫理が求められる医療現場は、一方で商売っ気むき出しの企業倫理に常にさらされている現実もある。不正の温床となっている接待攻勢などの生々しい実態が、関係者の証言から浮き彫りになった。
               ◆◇◆
 「公立病院の医師相手に金額が大きかったときは一晩で10万円。食事のあとキャバクラを2軒はしごした」

 こう証言するのは製薬会社で医療情報担当者(MR)の経験を持つ30代男性。彼は信越地方の中核都市にある支店に配属され、病院回りを担当。「接待相手の医師は病院でも力を持った人なので、安い所には連れて行けない」と、1人2万円は下らない高級料亭などが選ばれた。

 MRの本来の仕事は、先端の医薬情報などを医師に伝え、効果的な治療につなげるとともに、自社製品の納入にもつなげていくことにある。しかし、医師に食い込むには営業努力が必要。診療終了後の大病院で、医師にコンタクトを取ろうとするMRや医療機器会社の社員が列をなすのは珍しい光景ではない。

 過激な接待攻勢は過去に何回も社会の激しい批判を浴びてきた。平成3年には、医療現場へのリベート支給を禁止するための独占禁止法改正も行われている。企業側も倫理指針を作成するなど努力する一方で、医療機関が個別訪問を禁止する例も増えている。
               ◆◇◆
 だが、合併・買収が相次ぐなど、食うか食われるかの激しい競争をしている製薬・医療機器メーカー。過去ほどではないにせよ、相手が国公立病院か民間であるかを問わず、涙ぐましい接待する例はあとを絶たないのが現実だ。

 今回の事件の摘発のあとも医療現場からは…。
 「講演や原稿執筆を依頼し、その報酬として現金を渡すことにしている」(医療機器メーカー社員)
 「昆虫好き医師が『カブトムシが欲しい』というから採りにいった」(MR)
 「職場の忘年会や花見は機器メーカーや製薬会社がセットしてくれる」(東京都内の民間病院医師)
 「学会発表で使う何万円ものスライドを医療機器メーカーが用意し、学会への旅費も出したことがある」(埼玉県の民間病院医師)
 「医師側が納入の見返りを求めることもある」「今回の事件にヒヤッとした。自分も捕まりかねない」といった声も出ている。
               ◆◇◆
 厚生労働省は「接待を受ける側が公務員の場合は法律で禁じられるが、国として民間病院を含む医療機関全体への指導はしていない。業界団体に任せている」(医政局)という。

 製薬会社でつくる医療用医薬品製造販売業公正取引協議会は「公正競争規約で不当な金品提供は制限している。接待や歳暮は社会儀礼の範囲ならば認められる」というスタンスだ。

 医療ジャーナリストの長田昭二さんは「医者の体質にも問題がある一方で、企業も競争に勝つにはやめられない事情がある。悪しき慣例をやめれば、製薬や医療機器のコストが下がることにもつながる」と指摘している。
                ◇
【用語解説】国立リハビリ病院汚職事件

 医療機器納入をめぐって、販売会社「ヤマト樹脂光学」から現金60万円を受け取ったとして、警視庁捜査2課は8月18日、収賄の疑いで、国立身体障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)の元部長、簗島謙次容疑者(63)を逮捕した。元部長は業者側に眼科の医療機器や消耗品の納入の際、発注情報を漏らしていたとされ、捜査2課が実態解明を進めている。

最終更新:9月2日8時24分

497とはずがたり:2008/09/09(火) 21:44:19

福岡市立こども病院:移転問題 福岡市議会、賛成が多数派に 「前向き」自民一致
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20080906ddp041040012000c.html

 福岡市は5日、同市東区の人工島に移転整備を計画している市立こども病院・感染症センター(同市中央区)の新病院基本構想案を発表した。一方、市議会最大会派の自民党は同日、会合を開き、人工島移転について前向きに対応していくことで一致した。移転を巡っては交通アクセス面などから現こども病院の患者・家族らの間で根強い反対の声があるが、最大野党の自民党が前向きの姿勢を示したことで、こども病院の移転問題は9月議会を経て大きく前進する可能性が出てきた。

 新病院の敷地面積は3・5ヘクタール。病床数は230〜260(現在は214)とし、260床の場合の延べ床面積は2万6000平方メートル。周産期医療を新たに担い、初期診療の窓口となる「こども総合診療科」、外科系専門診療部門に脳神経外科、産科、皮膚科を新設する。運営は地方独立行政法人に移行する。用地取得費や医療機器整備費などを含めた初期投資費用は約186億円。開院は2013年度を見込んでいる。

 市は12日に開会する9月議会に用地取得費47億2500万円を盛り込んだ関連補正予算案を提案する。自民(20人)が賛成に回れば市議会全体(63人)の8割近くが賛成するとみられる。

 吉田宏市長はこの日の会見で「(こども病院建設を決めた)30年前、英断をされた方たちの考えを引き継ぎ、現代の医療に合わせた最善の策」と語った。

 移転の是非を問う住民投票の実現を目指して署名活動を始めた患者団体代表の佐野寿子さん(48)は「説明が十分でないまま計画が進んでいくのは納得がいかない。医療機能や交通アクセス両面からも不安が募る案で、市に対する不信感が強まった」と批判した。【早田利信、鈴木美穂】

毎日新聞 2008年9月6日 西部朝刊

498とはずがたり:2008/09/10(水) 13:11:00

肥満傾向の職員40人、減量実験へ 大仙市
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080904t45042.htm

 秋田県大仙市は10月から半年間、誘致企業の大手健康器具メーカー「タニタ」(東京)と提携し、肥満傾向の市職員40人の減量実験に乗り出す。タニタから歩数計などを借り、週2―3回、体重や血圧、運動量などを測定してタニタへ送信する。分析結果は月1回、市の保健師へ届き、食事や運動のアドバイスを受け、「測ることの習慣化」によるダイエット効果を検証する。

 40人はいずれも40歳以上で健康診断の際に肥満、血圧、中性脂肪、血糖値、喫煙の項目を指摘された90人から選んだ。減量の達成目標は、問診票にあこがれの体重やウエスト、服のサイズなど「なりたい自分」を記入した後で、保健師と相談して決める。

 市は「減量効果が確認できれば、市民を巻き込んだ取り組みに拡大させたい」と話している。
2008年09月04日木曜日

499とはずがたり:2008/09/13(土) 16:40:49
<前橋日赤>時間外「軽症」に別料金 重症診療体制万全期し 12月から徴収 /群馬
2008年9月12日(金)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080912ddlk10040016000c.html?fr=rk

 前橋赤十字病院(宮崎瑞穂院長)は12月から、夜間や休日に救急外来を受診した軽症患者から、時間外診察費3990円を徴収することを決めた。軽症患者の受診を減らすことで、一刻を争う重症患者の診療を万全にしたい考えだ。

 同院によると、徴収するのは、他の病院からの救急外来受診の紹介状を持たずに平日午前8時半から午後5時20分以外に受診した患者のうち、入院せず医師が緊急性がないと判断した人。

 県内で唯一の高度救命救急センターである同院には、各地から患者が殺到する傾向にある。昨年度は救急車の受け入れ要請が5903件あったが、医師や看護師の手がふさがっていたり、ベッドが満床などの理由で4・8%を断った。ところが診察した患者2万4326人のうち78%が緊急性のない軽症患者で、迅速な措置が必要な重症患者への対応が結果的に不十分となってしまう点が指摘されている。

 時間外診療費の徴収は徳島赤十字病院が4月から始めており、救急外来を受診する軽症患者が4割ほど減ったという。【伊澤拓也】

500とはずがたり:2008/09/13(土) 18:43:59
<町田市民病院>小児2次救急を休止 大学病院が医師引き揚げ、当直体制組めず /東京
2008年9月13日(土)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk13040359000c.html?fr=rk

 町田市民病院(旭町2)は12日、24時間体制で入院が必要な患者を受け入れてきた小児科の2次救急を25日から休止すると発表した。小児科医を確保できず当直体制が組めなくなったためで、期間は当分の間という。市内では市民病院だけが24時間体制で小児科の2次救急患者の診察に当たってきたが、今後は近隣の2次救急指定病院に受け入れを依頼する。【堀智行】

 発表によると、市民病院は01年に都から小児2次救急医療機関の指定を受け、小児科医4人体制で対応してきた。今年1月の段階では5人の小児科医がいたが、4月に女医が産休に入った。さらに7月には市民病院に医師を派遣していた昭和医大が小児科医不足を理由に男性医師を1人引き揚げ、3人体制で対応してきたものの、25日以降の当直体制が組めなくなった。大学病院などに引き続き派遣要請するが再開のめどは立っていない。

 今後は平日午前9時〜11時半までの外来診療と入院患者の診療は実施するが、それ以外の時間帯は対応が可能な場合のみ受け入れる。

 市民病院によると、07年に時間外(午後5時〜午前8時半)で小児科にかかった人は4605人。このうち入院の必要性があったのは308人(約7%)で、ほとんどが1次救急の患者だった。

 山口洋総院長は会見で「全国的に小児科医が不足する中で、これまで過酷な労働条件の中で頑張ってきたが、3人では当直体制を組めない。早期に再開できるよう検討したい」と話した。

 ◇都内の小児2次救急指定、過去最低の46病院70床

 町田市民病院が小児2次救急の休止を発表したことで、都内の小児2次救急指定病院は過去最低の46病院70床まで減少することになる。

 都小児救急医療係によると、都の小児2次救急医療制度は01年4月に51施設73床で開始。その後新たに参画する病院もあったが、指定病院数は減少傾向が続き、06年には▽中野総合病院(中野区)▽東京臨海病院(江戸川区)▽佐々総合病院(西東京市)▽災害医療センター(立川市)▽共済立川病院――の5院が相次いで休止した。派遣元である大学病院が小児科医不足のため、医師を引き揚げるケースが多いという。

 小児救急医療係の担当者は「都全体では目標としている70床は確保できている。医師確保のため小児医療の診療報酬の改善を国に要望するなどして対応したい」と話した。【堀智行】

〔多摩版〕

501とはずがたり:2008/09/13(土) 18:46:29
医師一人の確保にどんだけ苦労すんねん。。
また近隣の病院,此処では国立病院機構長野病院(上田市)との棲み分け補完関係構築も進めるべきである。

<佐久市立浅間総合病院>新たに産科医1人確保 分娩枠の撤廃も /長野
2008年9月13日(土)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk20040146000c.html?C=S

 佐久市立浅間総合病院(北原信三院長)の産婦人科は、周産期医療の充実を図るため、産科医の確保に努めてきたが、新たに医師1人を確保できたことを明らかにした。北原院長が11日の市議会一般質問で答えた。

 新たな産科医は現在、東京都内の病院に勤務する男性医師(51)。ドクターバンクを通じて交渉を続けてきた。男性医師は来年4月から勤務する予定。また、2年目の男性研修医が産婦人科を希望しており、研修終了後も勤務できれば、産婦人科医は2人増の5人態勢となり、現在の月50人の分娩(ぶんべん)枠を撤廃できるとしている。

 同病院産婦人科は、医師3人態勢だったが、昨年3月で1人が大学医局に戻ったため、分娩予約を月28人に制限。病院では独自に求人活動し、県外の病院勤務の後期研修医を確保。同11月から3人態勢に戻り、分娩予約を50人に増やした。

 しかし、国立病院機構長野病院(上田市)で、産婦人科常勤医が4人から1人に減り、先月から分娩を中止していることなどから、佐久地域での里帰り出産などが増加するとみて体制の充実を図ってきた。【藤澤正和】

502とはずがたり:2008/09/13(土) 19:02:04

医者は何処へ消えたんだ?小泉改革が改革の名に値せず改革の名前の価値を落としただけなのがよく判る。

<医師不足>志摩病院周辺の住民、増員求め署名提出 県に1万1280人分 /三重
2008年9月13日(土)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk24040271000c.html?C=S

 小児科医が2人から1人に減った県立志摩病院(志摩市阿児町鵜方)周辺の住民が12日県庁を訪れ、小児科医の増員を求める1万1280人分の署名と要望書を堀木稔生(としお)・県健康福祉部長に手渡した。

 志摩病院では、医師を派遣している三重大医学部の方針で、小児科医が7月1日から減り、小児科で入院と救急搬送ができなくなった。救急搬送する場合は、鵜方周辺から車で約40分かかる伊勢市の山田赤十字病院まで行く必要がある。

 この日、県健康福祉部を訪れたのは、「明日の志摩を考える女性の会」の大東美好(だいとうみよし)代表(49)や鵜方自治会の中西英雄会長(64)など約10人。大東代表たちが「子どもは急病になることが多いので救急搬送体制が必要」「志摩は子どもの観光客も多く、急病やけがなどの際に対応できない」などと訴えると、堀木部長は「県全体でも医師が不足しており厳しい状況だが、増員に向けて努力したい」などと応じていた。【山口知】

〔三重版〕

<3総合病院の二次救急輪番制>伊賀消防搬送分のうち、受け入れ不能64件 /三重
2008年9月12日(金)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080912ddlk24040428000c.html?C=S

 ◇患者集中や手術中で、受け入れ不能

 伊賀、名張両市の3総合病院で4月に始まった二次救急の輪番制で、伊賀市消防本部が救急搬送した患者のうち、7月末までに64人が当番病院に受け入れられず、両市外の総合病院などに搬送されていたことが11日分かった。理由の大半は「患者の集中」や「担当医が手術中」だった。受け入れ先が見つからず、救急車が搬送現場で80分立ち往生し、13カ所目でようやく見つかるケースもあった。【傳田賢史】

7月末まで

 9月定例議会で、中本徳子議員(維新の会)の一般質問に同本部の東庸介・消防理事が明らかにした。

 同本部によると、4月1日〜7月31日、受け入れ不能だった64件のうち、47件(73%)は名張市立病院の担当日だった。

 9月初旬には、伊賀市内の負傷者を救急搬送したが、当番の岡波総合病院が担当医の手術のため受け入れできず、119番通報から四日市市の病院に搬送するまで2時間10分かかった。患者の命に別条はなかったという。

 輪番制導入後、担当病院以外の2病院には救急医が待機しておらず、受け入れ不能の場合は市外の総合病院などに搬送している。この場合、救急車の現場到着から病院の搬送まで1時間程度かかる場合もあるという。

 東理事は「安易な救急車利用も背景の一つ」としながらも、「急患を受け入れられなかった病院は経緯を検証し、改善をお願いしたい」と話している。

〔伊賀版〕

503とはずがたり:2008/09/13(土) 19:14:29
>勤務医の病院離れは深刻だ
名医さんが直ぐ独立してしまうんやな。。
開業医の収支がもっと厳しくなるように診療報酬体系を変えるか,地域の病院の当直勤務なんかの義務づけなんかは無理かな。。。

1次より2次の方が重篤なんか。。

<茨城・医療考>第1部・子どもの命を守れ/1 小児救急担う開業医 /茨城
2008年9月13日(土)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk08040004000c.html?C=S

 ◇「1人抜けたら回らない」−−休日・夜間の最前線…70歳超えても

 ある平日の午後9時半過ぎ。「水戸市休日夜間緊急診療所」(同市笠松)に8カ月の女児が母親の腕に抱かれてきた。39・7度の高熱があるといい、少しぐったりしてみえる。隣でスーツ姿の父親も不安そうに見守る。

 「突発性発疹(ほっしん)の特徴的な所見ですね。平均3日間ほど高熱が出ますが大丈夫」。石井一元医師(53)が穏やかな口調で説明すると、夫婦はほっとした表情を浮かべた。

   ◇  ◇

 地域の救急医療を支える開業医の役割が重みを増している。県内の10万人あたりの小児科医師数は7・8人と全国平均の7割以下にとどまり、全都道府県で最も低い。中でも勤務医の病院離れは深刻だ。県小児科医会の調べでは、150人いた小児科勤務医は02年から5年間で19%減ったという報告もある。

 水戸市が開設するこの診療所は、開業医が多くを占める水戸市医師会員が診療科ごとに輪番で休日と夜間の1次救急を担う。市内で小児科医院を開業する石井医師の担当は月に2回程度。加えて、県立こども病院の夜間救急にも携わる。

 症状が変わりやすい子どもの救急医療のニーズは高い。同診療所で内科・外科も含めて年間に診療する約1万3000人のうち、7割以上を小児科が占める。重症は直ちに2次救急担当の病院に紹介するが、多くは軽症だ。入院を要するようなケースは5%に満たない。しかし「20〜30人に1人は見逃してはいけない病気が紛れ込んでいる」と石井医師は言う。その緊張感がストレスにもつながる。労働環境が厳しさを増す勤務医を支えたいという思いは強い。県外の大学病院に勤務していた30代半ばに過労で倒れた。半年ほどを棒に振り、開業を決意した。なるべく病院の当直時間帯は転院を避けるよう意識している。

 診療所の夜間受け付けは午後7時半から3時間。血液検査もできず、設備や態勢は充実しているとは言い難い。石井医師は「個人的には時間を延長したい気持ちはある」と言う。だが、市の財政難に開業医の高齢化が重なり、拡充は容易ではない。水戸市医師会によると、会員の小児科医22人の平均年齢は61・5歳。最高齢は80歳だ。担当する回数は多くないとはいえ、休日や夜間の勤務は体に応える。市医師会の赤津和大・総務係長(35)は「70歳を機に辞めたいという方もいるが、半強制的にお願いしている」と話す。「1人抜けただけで回らなくなる。限界の状態です」

 「今の状態をいつまで続けられるか」。診療を終えた石井医師は少し間を置いてこう続けた。「医療はやっぱりマンパワーなんですよ」=つづく

   ◇  ◇

 山積する医療問題を現場から考える。第1部は県都・水戸の小児医療を巡る事情を紹介する。
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇子どもの救急医療
 軽症(1次=初期)▽入院が必要な重症(2次)▽生命に危険性がある重篤症状(3次)と緊急性に応じた役割分担を前提に整備されている。すべての段階で365日24時間体制の整備が望ましいとされるが、小児科医の不足や偏在などの要因で、地域ごとに現状に則した暫定的な措置が模索されている。

504とはずがたり:2008/09/13(土) 19:25:31
日赤は看護系大学は運営してるけど医科大は運営してないのかな。
学費免除する代わりに日赤で働く事を義務づける医大の設置とか認可してもええんちゃうか。そもそも日赤の財源ってなんだ?
あと早稲田にも医学部認めてあげよ。
国立大の定員もちょっとづつ増やしても良いかもしれぬ。

日赤病院の9割が医師不足 地方深刻…近畿も85%
2008年8月21日(木)16:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20080821001.html?C=S

 日本赤十字社が全国で運営する92病院のうち9割の病院が医師不足を訴えていることが21日、日赤が行った実態調査で分かった。足りないとする医師数の合計は796人にも達している。とりわけ、北海道と東北、中国・四国は管内の全病院が不足を訴えており、日赤は「地方での医師不足は深刻」と指摘、急速に医師不足が広がっている実態が浮き彫りとなった。

 日赤による調査は、平成18年から実施され、今回で3回目。足りないとする診療科と医師数を4月1日現在で各病院に自己申告させた。その結果、89・1%に当たる82病院が何らかの診療科で医師が足りないと回答。不足医師数は33診療科796人に上った。不足医師数は18年は437人、19年は614人だった。

 診療科別で、不足人数が最も多かったのは内科系で226人。次いで産婦人科系68人、小児科系56人、外科系48人、麻酔科系46人と続いた。

 不足を訴えた病院の地域別の割合を調べたところ、北海道と東北、中国・四国は全病院が「不足」と回答。以下、中部95・0%、関東(山梨、新潟両県含む)90・0%、近畿84・6%、九州・沖縄50・0%だった。近畿では、大津と京都第二を除く11病院が医師不足を訴え、高槻(大阪)と長浜(滋賀)の不足医師数が顕著だった。

 こうした背景には、待遇の良い都心部の大病院など一部の病院に医師が集中していることなどがあるという。また、「トラブルが多い」などとして外科や麻酔科、産科といった診療科を敬遠する新任医師が増え、診療科ごとの医師の構成バランスが崩れていることも要因で、こうしたしわよせが地方の中核病院に出る傾向が強まっているという。

 各病院への調査結果でも医師不足の理由(複数回答)として多かったのは、「医師が大学に戻った後、補充が困難」(27・3%)▽「他病院に行った後、補充が困難」(25・2%)▽「大学医局からの補充が困難」(10・3%)−の順に多く、不足した医師の補充策に悩んでいる傾向が明らかになった。

 日赤では地方の医師不足に対応するため、東京から地域医療を担当する医師を派遣する試みも進めているがまだ十分な対応はできていない。

505とはずがたり:2008/09/13(土) 19:34:19
アクセスの為に人工島にLRTを建設すべきだ♪

<福岡市立こども病院>移転問題 産科医ら提言書「市は強引、協力できない」 /福岡
2008年9月10日(水)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080910ddlk40040364000c.html?C=S

 ◇産科医ら「緊急提言書」提出

 福岡市のこども病院・感染症センター(中央区唐人町)の移転計画に反対し、市内で開業する産科医らが9日、吉田宏市長や市議会各会派に提出した「緊急提言書」。有志代表の一人で中央区の産婦人科医、久保田史郎医師は「市の強引なやり方に協力はできない」と移転計画の白紙撤回を求めた。

 久保田医師は「移転先の東区(の病院)以外は反対で、現場には大変な危機感がある」と語る。市内でお産ができる21病院中、移転先となる東区の2病院をのぞく19病院が提言に加わる結果になった。市内の産科医らの認識については「医師会など一部の医師の見解が医師全体を代表しているかのように発言されるのは心外。計画策定には現場で臨床にあたる医師の意見を聞くべきだ」と訴えた。

 提言書は、採算性や産科医の確保などの観点から六つの問題点を挙げた。交通アクセスの問題は患者家族らの反対運動と同じく「利便性が悪い」とする。また市が新病院基本構想案に示した常勤産科医(4人)について「出産は24時間体制。2日に1回の当直をというのは非現実的。昨今の産科医不足で医師が確保ができるかどうかも疑問」としている。

 収支面も「市は新病院の赤字額を年間17億円(平均)と見込むが搬送時のデメリットが大きいため産科医は患者搬送をしなくなる。収入は減る」との認識を示した。【鈴木美穂】

〔福岡都市圏版〕

506とはずがたり:2008/09/13(土) 20:20:29
初期救急診療所を開設 2次医療機関の負担軽減へ日向市が来春、平日夜間に
2008年9月4日(木)10:30
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/20080904_local_M_001-nnp.html?C=S

 日向市は、平日夜間に開業医が軽症患者を診察する「市初期救急診療所(仮称)」を来年4月に開設する。医師不足により深刻化している2次救急医療機関の負担軽減が目的で、開会中の同市議会に整備費を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案している。

 診療所は、日向市東臼杵郡医師会が提案していた。同市健康づくり課によると、同医師会に所属する外科医と内科医2人が平日午後7時半から同9時半まで当番制で診療に当たり、薬剤師1人と看護師2人、事務職1人も常駐する。

 診療所は、同市北町2丁目の市所有地(約1117平方メートル)に建設され、診療室2部屋が設けられる。整備費は医療機器を含め約5000万円。同市は運営費を年間約2300万円と見込んでおり、診療報酬を差し引いた約1000万円は日向・入郷地区のほかの2町2村と分担する予定という。

 日向・入郷地区では1995年から、重症の救急患者を受け入れる2次救急医療機関の3病院が輪番で夜間と休日の急患に対応してきた。だが、医師の大学引き揚げなどで、これまでに2病院が輪番制から離脱、一部の急患対応にとどまる事態となっている。

 同市消防本部が2007年に搬送した救急件数は2655件で、このうち約7割は2次救急医療機関の3病院に運ばれた。同市によると、全搬送者の約4割は軽症患者で、3病院の過重負担や重症患者への影響が懸念されていた。

 同市健康づくり課は「安易な時間外受診も全国的な問題となっている。軽症患者が2次救急施設に集中しないよう啓発などにも取り組み、医療体制の維持に努めたい」としている。

=2008/09/04付 西日本新聞朝刊=

507とはずがたり:2008/09/13(土) 21:27:20
<たばこ規制>米・加州、15年間で医療費9兆円減 費用の50倍の効果
2008年9月12日(金)13:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20080912ddm013100158000c.html

 ◇心疾患、肺がんなど患者減り

 たばこ規制を実施した米カリフォルニア州で医療費が15年間に860億ドル(約9兆円)削減できたことが、カリフォルニア大の試算で分かった。この間に州が投じた規制のための費用は18億ドル(約1900億円)で、約50倍の投資効果があったことになる。研究チームは「規制は即効性があり、効果も大きい」と分析する。

 州の規制は1989年に始まった。他の州に先駆けて、施設内の分煙などに取り組んだ。また、喫煙者だけでなく、副流煙で周囲の人にも健康被害が及ぶなどの影響をメディアを通して訴えた。

 研究チームはカリフォルニア州と、00年まで総合的なたばこ規制を実施しなかった他の38州の医療費などを比較。心疾患や肺がんなどの患者が減り、04年の医療費は89年に比べ7・3%減の860億ドル節約できたと分析した。一方で、この間のたばこ販売量は36億箱分減り、たばこ企業にとっては92億ドル(約9700億円)の収益減になったとしている。

 世界保健機関(WHO)は、世界で大人の約1割がたばこを原因とする病気で死亡していると推定し、「たばこ規制は最も死を防ぐことができる手段」と訴えている。

 日本で禁煙運動を進める市民団体「たばこ問題情報センター」(東京)は「規制の有効性を改めて示した。カリフォルニア州は、たばこ問題に専従で取り組む担当者を置き、その姿勢が全米に広がった。最近でこそ、神奈川県で禁煙条例制定の動きがあるが、日本とは意気込みが違う」と話す。【田中泰義】

508とはずがたり:2008/09/13(土) 23:33:27
>軽症なのにコンビニを利用するように安易に救急外来を受診する「コンビニ受診」が勤務医の過重労働に拍車を掛け、夜間・休日救急医療の維持が難しくなっていた。
これペナルティ必要だよなぁ。。
子供の頃寝惚けてなんか見えるとか言い出して心配した親が救急車呼んだことあったけどw

益田市、休日診療所設置へ
2008年9月5日(金)10:00
http://news.goo.ne.jp/article/chugoku/region/Tn200809050019.html?C=S
(中国新聞)

 益田市は、JR益田駅前ビルにある市保健センター内に休日応急診療所を設ける。比較的軽症の患者を受け入れて、医師不足にあえぐ救急病院の負担軽減を図る。市医師会と運営態勢などの協議を進め、来年4月の開設を目指す。

 新しい休日診療所は現在、乳幼児健診で使っている診察室を利用する。市医師会から派遣された当番医、市の看護師、事務員それぞれ1人が日曜・祝日の午前10時から午後4時まで対応する。

 休日診療所開設の背景には、2次救急病院の益田赤十字病院と益田地域医療センター医師会病院の医師不足がある。軽症なのにコンビニを利用するように安易に救急外来を受診する「コンビニ受診」が勤務医の過重労働に拍車を掛け、夜間・休日救急医療の維持が難しくなっていた。

509とはずがたり:2008/09/13(土) 23:40:03

<川西市>市応急診療所の平日診療、今年度いっぱいで廃止 /兵庫
2008年9月13日(土)18:00
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/region/20080913ddlk28040379000c.html?C=S

 ◇日・祝日、年末年始は続行

 川西市は、同市保健センター(同市中央町)内にある「市応急診療所」の平日診療を今年度いっぱいでやめることを決めた。休日診療(日、祝日と年末年始)は続ける。

 市は市立川西病院が83年に移転したのに伴い、跡地に建てた同センター内に同病院付属診療所を開設。90年からは市応急診療所として、平日午前に内科と外科、休日(午前10時〜午後5時)に内科と小児科の診療をしていた。小児科診療は、阪神北広域こども急病センター(伊丹市)の開設(08年4月)に伴って廃止していた。

 内科と外科の患者数は、90年度の1日あたり63人から07年度同29人にまで減少した。同市の診療所数が、90年度76から08年度95と25%増加したことが影響しているのではないかとみている。同市は「公的機関としての任務は果たせたと思っている」と話した。休日は民間診療所が休みとなるため、診療を続けることにした。【池内敬芳】

〔阪神版〕

510とはずがたり:2008/09/15(月) 01:19:46
むやみに氷を食べる病気「氷食症」
http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=23133

異食症は、その大半が鉄不足により普通は口にしないようなものを食べたくなる病気。「氷食症」が多い。暑い時期には普通の人でも氷を食べたくなるが、冬でも冷凍庫の氷のトレーを1日で食べきってしまうようだと、氷食症と考えてよい。

氷食症の原因となる鉄欠乏症状や貧血症状はどのようなものだろうか?

◆鉄欠乏症状
  記憶力の低下
  持久力の低下
  食欲低下
  寝起き寝つきの悪さ
◆貧血症状
  息切れ
  顔色不良
  動悸(どうき)

などが代表的な症状である。

若い女性は鉄不足の人が多く、女子中高生の1割近くは氷食症になっている可能性があると言われている。

511とはずがたり:2008/09/15(月) 18:09:34
重大事件を起こす前に精神病院へ収容できる仕組みの方が必要なように思う。
大学時代の後輩の女の子のお隣りに狂った夫婦が引っ越してきてトラブルになっている様だ。

心神喪失者医療観察法:受け入れ病院が不足 県内5医療機関、患者増で限界に /茨城
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080915ddlk08040026000c.html

 重大事件を起こし、「心神喪失」などで不起訴や無罪となった人などを入・通院させる心神喪失者医療観察法の対象となる精神科病院の不足が深刻化している。県内では、5カ所の通院医療機関が診療にあたっているが、患者数の増加で手いっぱいの状態だ。県などは協力先の掘り起こしに追われている。

 05年7月の同法施行から3年余り。これまでに水戸保護観察所が扱った入・通院のケースは約30件にのぼる。

 同観察所によると、通院は原則3年間で、通院開始直後の患者に対する診療は平均で週1回程度必要。さらに各市町村や障害福祉サービス業者との連携、濃密な医療、定期的な評価資料提出などが求められ、受け入れられる患者数は限られる。6月末現在で通院中の患者は11人だが、患者の退院後の生活、通院環境を整える同観察所の社会復帰調整官は「患者数に対して医療機関が不足している」と危機感を募らせる。

 また、五つの病院は県北、県央に集中。ほとんどの患者が通院に1〜2時間かかり、大きな負担になっている。

 水戸保護観察所や県障害福祉課は新たな受け皿となる病院を探しているが、理解を求めるのに時間がかかるという。通院医療機関の一つである県央の精神科病院長は「6人の患者の社会復帰を目指して治療をしているが、これ以上増えれば回らなくなってしまう」と訴える。【山崎理絵】

==============

 ■ことば
 ◇心神喪失者医療観察法

 心神喪失・耗弱の状態で殺人、放火、強盗などの重大事件を起こし、不起訴または無罪になった精神障害者を社会復帰させるため、国が医療費を負担して病状の改善を図る制度。地裁裁判官と精神科医が合議で、入院▽通院▽入・通院の必要性なしを決める。

毎日新聞 2008年9月15日 地方版

513とはずがたり:2008/09/21(日) 01:31:09

これを随意契約だと怒るのはKYでしょうね
> 随意契約で、まとまった市有地を民間病院に売却することになるが、市は「法的な手続きはクリアしており、問題はない」としている。

淀川キリスト教病院に水道局用地売却へ 大阪市
2008.9.18 23:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080918/lcl0809182358006-n1.htm

 大阪市が、同市東淀川区柴島の市水道局用地(約2万6000平方メートル)を約45億円で、同区淡路の宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション「淀川キリスト教病院」(607床)に売却する方針を18日、決めた。同病院は、施設の老朽化に伴う建て替えを計画していたが、現在の場所は手狭で医療レベルを保ったままの建て替えは難しく、移転先を探していた。移転には地域の医療拠点がなくなるとして、地元住民らが約5万人分の反対署名を市に提出していた。

 市は、医療拠点としての重要性や地元住民の要望も考慮し、阪急京都線の崇禅寺駅と同千里線の柴島駅に挟まれた柴島浄水場用地の一部2万6133平方メートルの売却を検討。土地価格の鑑定や、不動産評価審議会の評定に基づき、売却価格を45億円に決定した。10月中に仮契約を結び、11月の市議会で承認されれば、正式に契約を結ぶ方針。用地は、現在はグラウンドとして使われている。

 随意契約で、まとまった市有地を民間病院に売却することになるが、市は「法的な手続きはクリアしており、問題はない」としている。

 同病院は、昭和30年に設立され、シャム双生児分離手術や、末期がん患者向けのホスピス病棟の設置など先駆的な取り組みで知られる。平成17年には、大阪府の地域医療支援病院として承認された。現在は健康管理増進センター、介護老人保健施設、訪問看護ステーションなども運営している。

514とはずがたり:2008/09/29(月) 19:51:17

<国立がんセンター>10月に麻酔の責任者着任 混乱解消へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000043-mai-soci
9月29日15時1分配信 毎日新聞

 常勤麻酔医が半減し手術の実施に支障が出ている国立がんセンター中央病院(東京都中央区)で、空席だった麻酔部門の責任者に横浜市立大麻酔科の准教授が10月1日付で着任することが分かった。今後、他大学の支援を得て常勤麻酔医の数を従来の数まで戻し、この非常事態は来年春までに解消の見通しが立った。

 国立がんセンター中央病院は国内最大のがん治療の拠点。約140人の常勤医が1日約1000人の外来患者と年間約5000件の手術に対応してきた。ところが今年3月、運営方針をめぐって退職が相次ぎ、10人いた常勤麻酔医が5人に半減。手術件数を3割減の年間約3500件に減らさざるを得なくなった。

 麻酔部門の責任者も事実上不在となり、患者団体から「精神的なよりどころである国立がんセンターの医師不足は不安を駆り立てる。麻酔医不足は、痛みをコントロールする緩和ケアの充実にも影響する」との声が上がっていた。

 この事態に、多くの麻酔医を抱える横浜市大と東京大が協力を申し出、まずは横浜市大の准教授が10月1日付で赴任することが決まった。今後、両大学を中心に若手の非常勤麻酔医を派遣し、手術を徐々に増やす。来春には従来の常勤麻酔医10人体制に戻し、手術数も回復させるという。

 中央病院の土屋了介院長は「意欲ある麻酔の司令塔のもとで信頼回復を図りたい」と話す。【河内敏康】

最終更新:9月29日15時1分

515とはずがたり:2008/09/30(火) 03:45:22
iPS細胞作製 京大が国内特許
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/177769/
09/12 08:03更新

 京都大学は11日、山中伸弥教授が世界で初めて作製に成功したとされる新型万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の作製方法をめぐり、特許庁に出願していた国内特許が認められたと発表した。京大によると、iPS細胞に関する特許の成立例は世界初。今年4月に外資系のバイエル薬品(大阪市)の研究チームが山中教授よりも先にヒトの皮膚細胞からiPS細胞を作製した可能性が浮上したが、国内では京大の優位性が認められた形だ。

 京大によると、今回認められたのは動物の体細胞に4種類の遺伝子を導入してiPS細胞をつくる技術。マウスやヒトに限定しない基本特許で、平成18年12月に特許庁に国際出願し、国内特許を取るために今年5月に再度、分割出願していた。

 再生医療の切り札とされるiPS細胞は、実用化に向けて国際競争が激化。京大は世界二十数カ国にも分割出願しており、「各国で審査中の国際特許に対する直接の影響はないが、日本の特許庁が認めたことによる間接的な効果が期待できる」としている。

516とはずがたり:2008/10/01(水) 02:01:12

麻酔医と産科医の診療報酬はちゃんと高めに設定してんのかね?

産科医の「過酷な勤務実態」が明らかに―月295時間在院
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080930-00000005-cbn-soci
9月30日13時41分配信 医療介護CBニュース

 産科医が病院にいる時間(在院時間)は月平均295時間で、緊急時の電話対応のための待ち時間(オンコール時間)は同144時間であることが、日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)の調べで明らかになった。同会では、「病院産婦人科医の在院時間が非常に長いことが示され、いわゆる『過酷な勤務』の実態の一端が数値として示された」として、産科医の労働環境の改善を訴えている。

【「産婦人科勤務医・在院時間調査」詳細】
http://news.cabrain.net/article.do?newsId=18449

 日本産科婦人科学会は9月29日、「産婦人科勤務医・在院時間調査」の第1回中間集計結果を発表した。調査は、同会の「卒後研修指導施設」となっている750病院などを対象に7月から8月にかけて実施。一般病院に勤務する産科の常勤医163人のデータを年齢、性別などに分類した上で、「在院時間」「オンコール時間」「当直回数」などを分析した。

 それによると、産科医の平均年齢は42.1歳で、女性が占める割合は26%。一か月平均の在院時間は295時間で、オンコール時間は144時間だった。年齢別に見ると、在院時間が最も長いのは30歳未満(328時間)で、次いで40-44歳(308時間)、45-49歳(291時間)。オンコール時間は、50-54歳(195時間)、30-34歳(155時間)、45-49歳(148時間)などの順だった。

 「在院時間」には、休憩時間、宿直時間、時間外の診療時間などがすべて含まれ、このうち時間外の診療時間は月平均117時間で、当直回数は同4.1回。当直回数は、あらかじめ定められた日に当直した場合のみをカウントし、重症患者の対応などのために臨時で泊まり込んだ場合は含んでいない。

 同会によると、産科医の数が少ない病院で当直体制を取ると、医師一人当たりの当直回数が多くなり、在院時間が長くなる。また、オンコール体制の場合、帰宅後もいつでも呼び出しに対応しなければならないため、「その間は精神的緊張が持続する」としており、「二十四時間体制」とも言える産科医の過酷な勤務実態があらためて浮き彫りになった。今回の集計では、オンコール時間が月500時間以上の医師が4人、200時間以上の医師が22人いたという。

 今回の集計結果について同会では、「病院産婦人科医の在院時間が非常に長いことが示され、いわゆる『過酷な勤務』の実態の一端が数値として示されたと思う。また、その在院時間の長さは、医師の年齢によって差が少ないことが分かった。20歳代から40歳代後半まで、月間在院時間には有意の差が認められなかった」としている。
 その上で、「今後、さらにデータを集積するとともに、勤務実態の施設間差を解析し、産婦人科勤務医の勤務条件改善のための基礎的な検討を行っていく予定」としている。

517とはずがたり:2008/10/02(木) 01:31:48

どうやってばれたんでしょうかね。がんがん不正を暴いてゆきたい。

診療報酬不正受給:「のがえ内科クリニック」、保険医指定取り消し /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081001ddlk07040335000c.html

 福島社会保険事務局は30日、処方回数の水増しなどで診療報酬を不正受給したとして、鏡石町の「のがえ内科クリニック」(野替一郎・医療法人理事長)の保険医療機関指定を取り消すと発表した。野替理事長(54)の保険医登録も取り消し、薬を処方した隣接の「コスモ調剤薬局鏡石店」と薬剤師(32)の指定・登録も取り消す。期間は12月から5年間。

 福島社会保険事務局によると、野替理事長は06年1月〜07年12月、1回の薬処方を2回に分けて虚偽記載するなどし、患者23人分の診療報酬約168万円を不正に受給した。診察せず処方せんを発行しただけで、再診料なども不正受給していた。同事務局は、不正受給分の返還を求めていく。【神保圭作】

毎日新聞 2008年10月1日 地方版

518小説吉田学校読者(2日で1箱程度に節煙中):2008/10/04(土) 10:46:22
わが職場でタバコやめた人は皆、途端に激太りしている。功罪相半ばするんじゃないんでしょうか。

たばこ1000円、死亡6万人減=500円でも禁煙支援で同等効果−厚労省研究班
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081004-00000019-jij-soci

 たばこが1000円に値上げされたと仮定すると、その後20年間で死亡を約6万人減らせることが、厚生労働省研究班の試算で分かった。喫煙率の最新データがある2006年を基準に計算した。500円でも禁煙成功率が高ければ、同等以上の効果があったとしている。
 研究班の片野田耕太国立がんセンター研究員は「値上げは禁煙のきっかけになるが、それだけでは依存に苦しむ人をより苦しめることになる。楽にやめられるようサポートが必要」としている。
 研究班は、たばこ1箱500円、700円、1000円と、禁煙成功率が「低」(全員が自力で試みた場合=13%)、「中」(現状=16%)、「高」(全員が禁煙治療を1回でも受けた場合=33%)、「最高」(全員が5回の禁煙治療を完了した場合=46%)を組み合わせた計12パターンを設定。喫煙ががん死亡に与える影響などから、20年間でどれだけ死者を減らせるか試算した。
 この結果、禁煙成功率が現状の「中」で1000円に値上げした場合、死亡は5万9000人減少。700円で4万4000人、500円では2万人だった。
 一方、500円でも成功率が「最高」なら6万5000人減らすことができ、1000円で「中」「低」の場合より効果が高かった。

519とはずがたり:2008/10/08(水) 12:59:01
病児の話だしちょとずれるが福祉もこのスレに集めてゆく事にしましょうかねぇ・・。

病児保育が存続危機 厚労省が廃止決定
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=154141

 子育てしながら働く親に代わって、病児保育などをする「緊急サポートネットワーク」の存続が危ぶまれている。厚生労働省が、来年度から事業の廃止を決めたからだ。同省の委託で事業を実施している県内のNPO法人は「来年4月以降、これまで同様のサービスの提供は難しい」としており、利用者の間で不安が広がっている。

 県内では、厚労省の委託を受け、田辺市に本部があるNPO「Com子育て環境デザインルーム」(松本千賀子代表)が県こども緊急サポートネットワーク「そらまめサポート」を実施。働く親に代わって病中・病後の子どもの一時預かりや、急な残業時の一時保育などをしている。

 会員登録制で、利用者の自宅かスタッフ会員の自宅で子どもを預かる。利用者がスタッフ会員に支援料(1時間当たり通常700円、緊急時900円)を直接支払う仕組みとなっており、同NPOは事業の運営費を厚労省からの委託費で賄ってきた。

 事業廃止の通達を受け、利用者の間にも動揺が広がっている。

 夫婦ともに実家が県外で、病児保育をよく利用する、田辺市のパート職員の女性(30代)は「そらまめサポートの受け皿が見つからなければ、今の仕事を続けることはできない」と不安を募らせる。

 保育園への迎えと仕事が終わるまでの間の預かりを利用しているみなべ町の会社員男性(30代)は「男手ひとつで子ども2人を育てている。保育園から子どもの発熱などで急な呼び出しがかかっても、出張中や会議中で行けないことがある。自分の雇用問題にもかかわってくる」と深刻だ。

 旅館を経営している白浜町の女性(30代)は「週末や休日で忙しい時に子どもが病気になったら、これからどうすればいいのか」と困惑している。

 厚労省は「緊急サポートネットワーク」の廃止にあたり、市町村が実施主体となって保育所・幼稚園の送迎や保育時間外に預かりなどをする「ファミリーサポートセンター」事業に、病児保育の機能を付け加えて、来年度以降は対応するようにと呼び掛けている。

 しかし、県内でファミリーサポートセンター事業を実施しているのは4カ所しかなく、紀南地方では田辺市のみ。市子育て推進課は「前向きに検討中」と話しているが、仮に同市が病児保育を始めたとしても、対象は田辺市民に限られる。これまで上富田町や白浜町、みなべ町など周辺自治体で「そらまめサポート」を利用していた人は対象外となり、利用できなくなる。

 松本代表は「少子化対策推進の要である厚労省がなぜこのような決定をしたのか。ファミリーサポートセンターだけでは事業全体の受け皿にはならない」と話している。

緊急サポートネットワーク事業 
 厚生労働省が2005年度から始めた。全国の40都道府県で、同省の委託を受けた団体が実施している。

 県こども緊急サポートネットワーク「そらまめサポート」は田辺市湊に本部、和歌山市と海南市にサテライト、岩出市に問い合わせ先を置いている。病児保育だけでなく、ファミリーサポートセンターのない自治体では、保育園の休園日や時間外の預かりなどで利用する人も多い。

 8月末現在、県内で248人が利用登録、181人がスタッフ登録しており、毎月約30件の利用がある。昨年度の利用実績は384件。このうち病児保育や緊急性の高い利用は69件だった。

 利用者は和歌山市が最も多い。紀南地方では田辺市、次いで上富田町となっている。

(2008年10月01日更新)

520とはずがたり:2008/10/16(木) 06:33:51
癌も将来は遺伝子レベルの分析と対策で抑制が可能に成っていくのでしょうかね。

小児がん「神経芽腫」 原因遺伝子を発見
2008.10.16 02:07
http://sankei.jp.msn.com/science/science/081016/scn0810160206000-n1.htm

 小児がんの一種で、治療が難しい神経芽腫の原因遺伝子を東大医学部の研究グループが発見した。この遺伝子がつくる酵素の働きを抑えることで、新たな治療法の開発が期待できるという。16日付の英科学誌「ネイチャー」(電子版)に発表した。

 神経芽腫は4歳以下の患者が9割を占める乳幼児疾患。国内で年間約1000人が発症し、患者の約3割は治療が難しい。24年前に関連遺伝子が見つかったが、有効な治療法の開発には結びついていない。

 研究グループは患者215人のゲノム(全遺伝情報)を分析。そのうち18人で、細胞の増殖にかかわる遺伝子が変異したり、通常の数十倍にコピーされて増えたりして、神経のもとになる細胞をがん化させ、神経芽腫を引き起こしたことを突き止めた。

 詳しく調べたところ、この遺伝子がつくる酵素が異常に活性化していることが判明。酵素の働きを阻害すれば、治療が難しい患者の約3割で症状の改善が期待できるという。

 小川誠司特任准教授は「この酵素は肺がんと関係があり、阻害剤の研究が進んでいる。神経芽腫の治療にも生かせるかもしれない」と話している。

521とはずがたり:2008/10/23(木) 00:11:56
自民党の政策的不作為は酷い。
自民党とそれを支援する日本医師会に我々日本国民の命を預かる資格はないヽ(`Д´)ノ

7カ所に診療断られ妊婦死亡 脳内出血、赤ちゃんは無事
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008102201000264.htm

 体調不良を訴えた東京都内の妊婦(36)が都立墨東病院(墨田区)など7カ所の医療機関に診療を断られた後、最終的に救急搬送された墨東病院で赤ちゃんを出産後、脳内出血の手術を受け、3日後に死亡していたことが22日、分かった。赤ちゃんは無事だった。
 墨東病院は、緊急対応を必要とする妊婦や新生児を受け入れる都が指定した医療機関。当直に当たる産科医師の1人が退職し、妊婦が搬送された今月4日の土曜日は研修医1人が当直していた。都は、指定医療機関としての態勢に不備がなかったか経緯を詳しく調べる。
 都によると、妊婦は吐き気などを訴え、江東区のかかりつけの産婦人科医院を訪れた。医院は緊急な措置が必要と判断し、墨東病院への搬送を手配。しかし墨東病院は産科の当直医が1人しかいなかったため対応できず、いったん断った。
 妊婦の診療がほかの6カ所の医療機関にも断られたため、医院が再度依頼し、約1時間後に墨東病院が受け入れを決めた。墨東病院は医師1人を呼び出して対応。妊婦は、帝王切開で赤ちゃんを出産後、脳外科で脳内出血の手術を受けた。
2008年10月22日水曜日

522とはずがたり:2008/10/24(金) 00:16:00

これから成長盛りの女子中学生が何で整形手術を望むのか。医者も未だ早いと止められなかったんかねぇ・・。

胸の整形手術後に女子中学生急死 医師と元准看護師を書類送検
2008.10.7 12:33
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081007/crm0810071235017-n1.htm

 東京都渋谷区の整形外科医院「代官山美容外科」で平成18年3月、胸の整形手術を行った女子中学生の術後の経過観察を怠り、死亡させたとして、警視庁捜査1課は7日、業務上過失致死の疑いで、同病院の男性医師(66)=世田谷区=と、元准看護師(29)=盛岡市=を書類送検した。

 調べでは、2人は同年3月24日、東京都日野市の中学3年の女子生徒=当時(15)=に胸の整形手術を実施。麻酔から覚めた女子生徒が痛みを訴えたため、鎮静剤と鎮痛剤を投与したが、呼吸数や脈拍などを測定するモニター装置をつけたり、巡回したりする適切な術後観察を怠り、午後7時ごろ、女子生徒を窒息死させた疑い。女子生徒は薬の副作用で、呼吸困難に陥ったという。

 2人は容疑を認め、「安易に考えてしまった」などと供述しているという。

 この病院では15年8月、脂肪吸引手術を受けた美容コンサルタントの女性=当時(53)=が手術翌日に急死。警視庁捜査1課は、術後のデータが残っていないことなどを理由に、立件を見送っていた。

 同病院は「たて込んでいるので、コメントできません」としている。

523とはずがたり:2008/10/24(金) 01:10:03

筋ジスの創薬に国が初支援 神戸大教授の研究
2008年10月23日(木)11:17
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/politics/government/T20081023MS00913A.html

 神戸大大学院医学研究科の松尾雅文教授(61)による筋ジストロフィーの遺伝子治療研究について、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は二十二日、薬を作り出すための研究開発事業に選んだと発表した。有効な治療法が確立されていない筋ジストロフィーの創薬研究に国が支援するのは初めてという。

 同事業は、NEDO、文部科学省などが連携する開発支援プロジェクト。創薬や診断、再生・細胞医療といった分野における研究技術の早期実用化と普及を目指す。本年度は八件が選ばれ、神戸大には二〇〇八-〇九年度に最大一億円が研究費として委託される。

 筋ジストロフィーは筋肉が委縮し、筋力が徐々に失われる遺伝性の病気で、このうち松尾教授が取り組むのは小さな子どもに多い「デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)」の創薬研究。すでにヒト細胞を使った実験で有効性を実証しており、神戸の医療関連企業二社と共同で、患者での臨床応用に向けたデータを積み上げる。

 また、DMD患者一人一人に応じた「オーダーメード治療」のシステム確立も目指しており、松尾教授は「創薬への道筋ができたのは患者にとっても朗報だ」と話している。

524とはずがたり:2008/10/24(金) 03:50:34
>>521

7病院から直接聞き取りへ 厚労省、一両日中にも実施
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008102301000435.htm

 東京都内で7カ所の病院に受け入れを断られた妊婦(36)が、都立墨東病院(墨田区)で脳内出血の手術を受け死亡した問題で、舛添要一厚生労働相は23日、国として事実関係を検証するため、診療を断った病院に対し独自に聞き取り調査する方針を決めた。一両日中にも実施する。国が直接、地域の医療機関への調査に乗り出すのは異例という。
 同省は、断った病院が産科医療の基幹的な施設や国内有数の大規模病院だったことを重視。国の医療政策に問題がなかったかどうか確認する必要があるとしている。
 都などによると、妊婦は4日、吐き気などを訴え、かかりつけの医院に救急車で搬送された。かかりつけ医院は深刻な症状だと判断し、都立墨東病院に受け入れを要請。しかし同病院から断られたほか、慶応大病院(新宿区)、日赤医療センター(渋谷区)など6病院も相次いで受け入れを拒否。断った理由は「新生児集中治療室(NICU)が満床」「当直に脳外科医がいない」などだった。
2008年10月23日木曜日

525とはずがたり:2008/10/25(土) 14:30:14
1200万では来てくれず2000万だと来るのか。

Watch!:26日投開票・阪南市長選 公営?民営?どうする市立病院 /大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000153-mailo-l27
10月23日13時2分配信 毎日新聞

 26日に投開票される阪南市長選は、現職の岩室敏和氏(61)=無所属=と、新人で前副市長の福山敏博氏(58)=同=が激戦を繰り広げている。最大の争点は、約23億円の累積赤字を抱える市立病院問題だ。厳しい財政状況の市にとって、病院の経営改善は避けて通れない課題になっている。【酒井雅浩】
 ◇財政厳しく最大争点に
 22日午前9時半、市立病院(同市下出)のロビーは閑散としていた。診察を待っていた女性(65)は「昔はもっと患者さんが多くて待ち時間も長かったけど、最近はいつ来てもすいてるね」と話す。
 市立病院は昨年6月、最大の危機を迎えた。和歌山県立医科大から派遣されていた内科医5人が引き揚げられ、同時に非常勤医師も全員退職。翌月から「病院経営の生命線」である内科の外来、入院とも休止を余儀なくされた。昨年度は医療収益が前年度から半減し、11億7000万円の単年度赤字となった。
 市は「内科復活」を掲げ、今年6月、医師の給与を民間病院並みに引き上げる条例改正に踏み切った。例えば医師5年目では、年収約1230万円から約2000万円と大幅増に。報酬増は医師確保につながり、9月から内科診療は再開された。今月には医師7人(常勤1人、非常勤6人)体制となり、病院幹部は「診察時間は休止前の8割まで戻った」という。
 病院が単年度黒字を達成するには、1日平均で全185床のうち、62%にあたる115床の利用が必要と試算している。しかし21日現在の入院患者数は65人で、4割に満たない。内科休止以前の06年度でも利用率は平均69%だった。また、08年度決算から適用される自治体財政健全化法では、病院などの会計も含めた「連結実質赤字比率」が重視される。病院の累積赤字は市本体の財政に悪影響を与えかねないが、病院は「2011年に135床、13年に155床を達成すれば7年で償還できる」と試算。債務を返済しつつ黒字にする最低のラインというが、95年を最後に155床を上回ったことはない。
 候補者の主張を比べると――。岩室氏は、連結実質赤字比率は07年度で14・21%で、財政運営の制約を受ける早期健全化団体の基準(18・33%)は下回っていると説明。「作成中の計画に基づけば、病院の累積赤字を完済することが可能。医師招へいも順調で、病院問題は道筋がついた」とし、病院を「公設公営」で維持すると訴える。
 一方、福山氏は「市の連結実質赤字比率は全国ワースト20位。新たに来た医師も単年度契約で、同じことの繰り返しになる恐れがある」と主張する。「周辺との連携で機能分担しなければ、病院は絶対に黒字にならない」とし、病院の経営を民間に委託して市の財政から切り離す「公設民営」が理想としている。

10月23日朝刊
最終更新:10月23日13時2分

526とはずがたり:2008/10/28(火) 03:14:24
何で給与費が民間より自治体の方が掛かるんだ?
民間は看護婦を安くこき使ってるのかな?

開業医と役割分担へ 明石市民病院が改革素案
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001509281.shtml

地元の医療機関との連携に乗り出す明石市立市民病院。地域で果たす役割が問われている=明石市鷹匠町

ベッド100床当たりの主な月間費用(万円)
_____自治体病院__私的病院
給与費____7852____7020
材料費(薬品等)3539____3160
減価償却費__1025____625
※2007年6月現在。全国自治体病院協議会の調査まとめ。私的病院は主に医療法人などが経営する民間総合病院。

 各地の公立病院が改革を迫られる中、昨年度、七年ぶりの赤字決算に陥った明石市立市民病院(同市鷹匠町)が、自らの役割を「入院や急な発症を扱う二次・急性期医療」と定め、開業医との本格的な「病診連携」に乗り出すことを決めた。医師不足や診療報酬削減による経営環境悪化を背景に、同病院は「市内全体で医療の機能分担が不可欠」と判断した。専門家は「課題は地域ごとに違う。医療の質を守るには市民の理解も必要」と指摘し、公立病院のあり方に一石を投じそうだ。(明石総局・永田憲亮)

2次医療に重点移行

 同病院は今年六月から産科医不足のため出産の受け入れを休止し、現在は外来診療だけを続ける。昨年度は、収益の柱の一つだった出産を制限したため、約二億円の赤字を計上した。

 昨年末、総務省は病院をもつ各自治体に、経営効率化の数値目標を定めた「改革プラン」を本年度中に策定するよう要請。同病院も七月、院内で同プランのたたき台となる素案をまとめた。

 それによると、将来像は、主に入院を伴う二次医療に重点を置いた中核病院とし、「地域医療支援病院」を打ち出す。同病院事務局の和田満次長は「市内の医療圏域を一つの病院とみて、機能分担を考えた」と説明する。

 同市内には約二十の病院、約二百三十の診療所がある。同病院は医師会などを通じて、これらの医療機関と患者紹介や退院計画などで連携を強化し、機能を補完し合う仕組みづくりを進める考えだ。

住民との理解共有が必須

 高コスト、医師不足、財政難-。これらが重なり、九月末、千葉県銚子市立総合病院が全診療を休止するなど、これまで地域医療を支えてきた公立病院の改革は待ったなしだ。職員のコスト意識の低さや、中長期的な経営戦略の不足も指摘されている=表参照。

 全国千近い自治体病院の約八割は赤字経営とされ、総務省は公立病院改革ガイドラインで、医療機関の再編やネットワーク化を求める。

 ただ、病院や医師の数は地域によって異なる。兵庫県内でも、但馬や淡路は救急医療や入院に対応できる病院が限られ、不採算でも公立病院の維持を求められる。一方、神戸や阪神間は公立、民間を問わず一定の医療資源が集積している。

 明石市民病院は「まずは、地域医療で病院が果たす役割を市民や医療関係者と共有し、その上で経営形態を検討したい」と話す。

 公立病院の経営に詳しい城西大経営学部の伊関友伸准教授(行政学)は「救急医療など不採算部門を抱えるとはいえ、赤字を税金で補てんしている現状では公立病院の経営見直しは避けられない」と話し、「公立病院は市民の財産。公立病院に患者が集中すると医師は疲弊し、医療の質も低下する。行政の責任も大きいが、市民の理解が公立病院の価値を高める結果にもなる」と指摘する。

 公立病院改革ガイドライン 公立病院の経営効率化や再編を進めるため、総務省が2007年に策定した指針。病院事業を営む自治体は08年度中に「公立病院改革プラン」を策定。プランでは、(1)職員給与費比率(2)病床利用率-などの3指標について数値目標を設定しなければならない。都道府県には、地域の医療機能を再編、ネットワーク化する計画を定め、13年度までに実現を目指すよう求めている。

(10/7 09:33)

527とはずがたり:2008/10/28(火) 03:24:54
中核病院 異例の休止 銚子市立病院 受け皿ないまま
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008100102000083.html
2008年10月1日 朝刊

銚子市立総合病院の休止に伴い、1日から開設される「銚子精神科診療所」の表示板をつける職員=30日午後、千葉県銚子市で

 千葉県銚子市の市立総合病院(三百九十三床)が財政難と医師不足に陥り、三十日に診察を休止した。地域医療の中核を担ってきた病院が、次の受け皿が決まらないまま休止になるのは異例。銚子市は「公設民営」か「民間譲渡」で病院を再開させる方針だが、めどは立っていない。 (宮崎仁美、西田義洋)

 同病院は今年七月に休止を発表。新規患者の受け入れをやめ、入院患者百六十六人は隣県などの病院に転院を余儀なくされた。事務職を除く職員百八十五人は退職する。

 ただ、外来患者約千二百人がいた精神神経科は、千葉大から非常勤の医師が派遣され、一日から民間の診療所として診療を継続。平日夜間の小児救急も地元医師会が当番制で担当する。

 同病院では、二〇〇六年四月まで日本大学を中心に派遣された三十五人前後の医師がいた。しかし、新臨床研修制度の影響で医師の引き揚げが相次ぎ、今年四月には十三人にまで減少していた。

 岡野俊昭市長は三十日、同病院で開いた会見で「医師不足に加え、財政難でこれ以上投入する資金がなかった。病院改革もうまくいかなかった」と釈明。休止は「正しい判断だった」と言い切った。

 だが、住民の間には岡野市長に対する反発は強い。自営業の女性(51)は「負担になっても病院はあった方が良かった。市長は自分だけで判断し、市民の声を聞かなかった」と指摘する。銚子市の人口の65%に当たる約四万八千人の署名を集め、病院の休止に反対してきた市民団体は同日夜、抗議集会を開き、岡野市長のリコール(解職請求)を求めることを決めた。

財政難に医師不足追い打ち 背景に新臨床研修制度 

 銚子市立総合病院が医師不足などで診療休止に追い込まれた背景には、二〇〇四年四月から始まった新臨床研修制度もある。

 医師免許取得後に二年以上、医療現場で診療経験を積む制度。従来は研修先が大学病院に集中していたが、研修医が研修先を希望できる方式が採用され、症例数が多く経験を積める大都市の基幹病院や、待遇の良い民間病院に研修医が集中。人手不足になった大学病院が地方の自治体病院などに派遣していた医師を引き揚げ、補充しない例が多発し、自治体病院を中心とする公的医療機関の医師不足の引き金になった。

 済生会栗橋病院(埼玉県)の本田宏副院長は「医師を引きはがされた病院では、診療科の休止・廃止や経営悪化などが進み、地域医療の崩壊につながっている」と指摘。厚生労働省の有識者会議では「従来、大学が持っていた医師派遣機能を代替できるシステムをつくるべきだ」との声も上がっている。

 一方、臨床研修制度は二年以上、内科や外科、救急、小児科、産婦人科、精神科、地域保健・医療の研修を義務付けているが、医療現場から「短期間で科を転々とするだけで即戦力の医師を養成できていない」といった批判を受け、厚労省は来年四月から、大学病院での研修プログラムを弾力化し、著しい医師不足が生じている産科や小児科、救急などに手厚く時間を割けるようにする。

528とはずがたり:2008/10/28(火) 03:27:06

>>363
銚子市立総合病院:チラシ「このままでは破たん」 今年度約6億円の赤字に /千葉
>>485
銚子市立総合病院が休止へ 民営化で再開めざす
>>527
核病院 異例の休止 銚子市立病院 受け皿ないまま

銚子市立総合病院:休止問題 事業検討委を設立、診療科目など協議 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20081022ddlk12040218000c.html

 ◇休止後体制−−27日に初会合

 銚子市は21日、市立総合病院の診療休止後の医療体制を検討するため、「病院事業あり方検討委員会」を設立し、初会合を27日に開くと発表した。

 検討委のメンバーは東北大学大学院の伊藤恒敏教授ら6人で、任期は11月末まで。病院の経営形態は指定管理者制度による「公設民営」を柱とし、診療科目、病床数などを協議する。

 検討委は11月中にも2回ほど開き、結果を市に報告する。同市地域医療体制整備推進本部(本部長・岡野俊昭市長)が調整した後、指定管理者の公募に向けた条例案を12月定例市議会に提出する。

 病院休止問題を巡り、市民グループの市長リコール(解職請求)運動が始まっていることに対して、岡野俊昭市長は「リコール運動で得る物は何もないはず。私は病院の来年4月の再開を目指し、任期を全うするのが責務だ」と語った。市は21日、「市立総合病院の再開に向けて」と題したチラシを市内の各世帯へ配布した。

 伊藤教授以外の検討委のメンバーは、静岡県立大学大学院、西田在賢(ざいけん)教授▽旭中央病院、伊良部徳次(いらぶのりつぐ)副院長▽銚子市医師会、間山春樹会長▽県健康福祉部、山本尚子理事▽千葉科学大学、渡辺良人事務局長の5人。【新沼章】

毎日新聞 2008年10月22日 地方版

529とはずがたり:2008/10/28(火) 03:33:55
>>527-529
市民もヒートアップ。
名門意識が先に立ってなかなか財政難である事への理解が少ないのではないか?
一方で明石の様な開業医との棲み分けや吉田学校さんの>>363での指摘の様な問題点の改善に地域一帯で取り組んだのかも問われよう。
格が県下2位(市制施行の順位で測って)の名門市銚子復活の為には旭市と合併して名前だけ銚子にして貰った上で市役所とかは旭か市内に,旭中央病院を銚子中央病院として貰えば解決ではないかと思ってるんだけどw

銚子市立総合病院:休止問題 市長リコールへ気勢 市民600人、決起集会 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20081024ddlk12040208000c.html
 ◇市民600人参加し決起集会

 銚子市立総合病院が9月末で診療休止した問題で、「『何とかしよう銚子市政』市民の会」(茂木薫代表)が23日夜、市民センターで岡野俊昭市長のリコール(解職請求)運動に向けた決起集会を開いた。約600人の市民が参加し、「病院存続の公約を破り、医師や看護師を解雇し、患者を放り出した岡野市政は許せない」と気勢を上げた。

 集会では、リコール運動の母体となる「市民の会」を正式に設立。茂木代表が「病院存続要望の5万人近い署名を無視して病院を休止に追い込んだ岡野市政に、もう銚子市政は任せられない」と訴えた。「民主的市政を回復し、地域医療を再生する」ことを目的とする会則も決めた。

 リコール運動では、既に1000人近くが署名を集める受任者を務めると申し出ているという。11月12日から署名活動を始める予定で、1カ月以内に有権者の3分の1(約2万1000人)以上の署名が集まれば、解職の本請求、市長失職を求める住民投票へと進む。【新沼章】

毎日新聞 2008年10月24日 地方版

530とはずがたり:2008/10/28(火) 03:40:36

市長選では民主推薦が惜敗
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224913247/13

未来を描く:’08光市長選/3 市立病院/上 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20081009ddlk35010326000c.html

 ◇直面する医師不足、地域の医療体制維持に難題

 2日夕、光市の市立大和総合病院3階。福野修二事務部長は、来客を安永満院長の部屋に案内した。ドアを開けると安永院長がいない。「急な診療が入ったそうです。いつもこんな感じなのですよ」

 現在、大和病院の常勤医師は9診療科で16人。安永院長は夜間当直こそ外れているが、週3日は診療に入る。非番や休日には院内回診や会議が待つ。どの医師も休日に急患や手術で呼び出されることがしばしばだ。「院長らしく部屋に構えていられる時代ではない。夏休み? 10年はとっていないね」。安永院長の首に下げた携帯電話がまた鳴った。

 大和病院では05年に麻酔科医が退職し、昨春は泌尿器科の医師も大学からの派遣が難しくなった。市立光総合病院では今月、脳神経外科医がスカウトを受けて他の病院に移った。診療科の減少は外来収益に影を落とし、大和病院の昨年度決算は約1億3000万円の赤字となった。

 今年8月、市病院局の田中修管理部長は、医師の派遣元の山口大医学部付属病院(宇部市)を訪ねた。医師の確保を求めるためだったが、松崎益徳院長の答えは厳しかった。「期待に応えられるほどの派遣は無理だ。ちゃんと市民にも伝えてほしい」

 医師不足の兆候は8年ほど前。まずは小児科や産婦人科医が減った。そこに04年から「新臨床研修制度」が始まる。出身医学部が決めていた研修先を医師が自分で選べるようになり、患者数も多い都市部の病院などで新人医師の囲い込みが始まったのだ。

 今年度、同大の医局に残った医師は26人。約100人の卒業生のうち80人はいた4年前と比べれば「じり貧状態」(医学部関係者)が続く。昨年度から県出身者を確保するために20人の推薦入試で10人の地域枠を設けたり、県と連携して「ドクターバンク」の登録を始めるなど対策を講じているが、松崎院長は「年間約8000人の研修医に1万2000人の募集がある。売り手市場の新人を医局に残すのは至難の業だ」と話す。

 先月末、千葉県の銚子市立総合病院が休止に追い込まれた。06年の1年で13人の医師が大学に引き揚げ、経営も悪化した結果だ。市長は同年、病院存続を公約に初当選したばかりだった。光市は07年5月、医療コンサルタントの経営診断を基に2病院を集約する方針を示したが、市議会での議論は大和病院を存続させるか否かだけに終始したまま、選挙戦を迎える。

 田中管理部長は訴える。「地域医療の『突然死』は、私たちの足元でも起こりうる現実。地域に必要な医療をいかにして確保するかを考えなければならない」=つづく

〔山口東版〕
毎日新聞 2008年10月9日 地方版

531とはずがたり:2008/10/30(木) 03:28:37
男って単純ですねぇ〜。。まぁ男は単純に興奮してなんぼっすから…(;´Д`)
次の課題は複雑な女性が男性に興奮して欲しい時に赤い色を身につけるかどうかですな。

男は女性の赤い色に興奮する=米大学チームの研究で裏付け
2008年10月29日(水)17:30
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/jiji-AFP019847.html
(時事通信)

【ワシントン28日AFP=時事】米ロチェスター大学のチームは28日、男性は赤い色によって女性に対してより魅力を感じ、情欲を一層かき立てられるとの研究結果を明らかにした。チームは実験で、若い男性たちに赤い色を背景にした女性の写真をちらりと見せ、次に白、灰色、緑を背景とした同じ女性の写真を見せた。
 また、同一の女性が赤いシャツを着た場合と青いシャツの場合を男性たちに見せた。その結果、多くの男性たちは、赤色の背景の女性が一層魅力的であり、赤い服装の女性をデートに誘い、多くのお金をこの女性に貢ぎたいと答えた。研究の一環として、女性に対しても同様の実験を行ったが、女性は赤色の女性に特別の関心を示さなかったという。
 研究者たちは、男性の赤色とセックスとの関係の起源は、人類の「生物的遺産」にあると指摘している。例えば、哺乳類のメスのなかには、排卵期が近づくとオスの気を引くために体の部分に赤い色を発色させるものがある。
 研究の中心となった同大の心理学博士のアンドルー・エリオット氏は、この結果はセックスの領域では男性は動物のように振る舞うという古くからの女性の主張を裏付けるものだとコメントしている。
 同博士はまた、男性が赤い色を身にまとった女性により興奮するとの事実は、男性自身は女性に対して思慮深くかつ洗練された態度で接していると考えるのを好むが、少なくともある程度は、男性の女性に対する好みは一言でいえば原始的なものだと指摘した。〔AFP=時事〕
Psychological Study Reveals That Red Enhances Men's Attraction to Women ロチェスター大学プレスリリース(英語)

532とはずがたり:2008/10/31(金) 22:34:24

産科医、月300時間の拘束 過酷勤務明らか、初の実態調査
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008103101000299.htm

 全国の一般病院や大学病院に勤める産婦人科医が、診療や待機などで拘束されている時間は月平均で300時間を超え、中には500時間以上の医師もいることが、日本産科婦人科学会による初の勤務実態調査の中間集計で31日分かった。
 単純に1カ月30日として割ると、300時間の場合は休日なしで毎日10時間、最長の例では同16時間拘束される計算になる。
 学会は「過酷な勤務の一端が数値で示された」とし、厚生労働省に報告。詳しい内容を11月1日に都内で開く公開市民フォーラムで発表する。
 集計は一般病院の221人、大学病院の76人の勤務医からの回答を基にまとめた。一般病院のうち、当直勤務がある一般病院の医師は月平均4・2回の当直をこなし、病院にいる時間は月平均301時間だった。
 当直がない一般病院では、実際に病院にいる時間は平均259時間だったが、お産があると必ず呼び出される「病院外での待機時間」も含めると、拘束時間は平均350時間に上った。
 一方、大学病院の勤務医は、大多数が一般病院でのアルバイトもこなすため拘束時間は平均341時間と長く、当直は月平均5・8回。最長で505時間だった。
2008年10月31日金曜日

533とはずがたり:2008/11/04(火) 13:46:24

産科医、55%が定数割れ 総合母子医療センター
2008年10月29日
http://kumanichi.com/news/kyodo/main/200810/20081029013.shtml

 緊急処置の必要な妊婦や赤ちゃんを受け入れる全国の「総合周産期母子医療センター」(計75施設)のうち、共同通信の緊急調査に回答した60施設中55%は必要な産科の常勤医数を確保できずに定数割れに陥っていることが29日、分かった。

 当直の産科医が1人態勢のセンターが半数を占め、全体の90%以上が産科医確保に「苦労している」とした。

 センターに指定されている東京都立墨東病院など8病院に受け入れを断られた妊婦の死亡判明から1週間。母子の命を救う「最後のとりで」ともいえるセンターの中には、東京以外でも綱渡り診療を余儀なくされているところが少なくない現状が浮かんだ。

 調査は23日から全センターを対象に質問用紙を配布して実施。匿名を条件に医師数や診療上の不安を尋ね、60施設(回答率80%)からファクスで回答を得た。

 定数は各病院が望ましいと考える医師数を独自に定めるもので、それより産科の常勤医数が下回っているのは33施設(55%)。うち4施設は定数の半分以下だった。定数を満たすのは17施設(28%)で、残る10施設は定数なし(9)と無回答(1)。(共同)

534とはずがたり:2008/11/06(木) 00:07:17
医療行政の致命的な失政の責を自民党は全面的に負うべきである。公明党も同罪。ほんま腹立つなぁ。

続く脳内出血の妊婦受け入れ拒否 医療機関の連携急務
2008.11.5 23:39
http://sankei.jp.msn.com/life/body/081105/bdy0811052341004-n1.htm

 東京都で9月下旬、30代前半の妊婦が脳内出血となったものの、杏林大病院(三鷹市)など少なくとも6つの病院に受け入れを断られた末、意識不明に陥っていることが分かった。東京では10月上旬にも、やはり脳内出血になった妊婦(36)が都立墨東病院(墨田区)など8病院に搬送を断られた末に死亡したばかり。2つの事例からは、脳内出血という症状の特異性や、医療機関同士のコミュニケーション不足が、共通する問題点として浮かび上がっており、早急な対策が求められている。

コミュニケーション

 杏林大医学部の岩下光利教授は5日会見し、「脳内出血とは聞いていない。緊急性は伝わらなかった」と説明した。一方、妊婦の受け入れを要請した飯野病院(調布市)は「激しい頭痛を訴えているのでとにかく診てほしい」と切迫性は伝えたし、FAXもした。

 双方が食い違う説明をしているが、都立墨東病院のケースでも、搬送要請元と、受け入れ先の主張は対立していた。

 都内の大学病院で働くある産科勤務医は「医師同士のやりとりについても改善すべきところがある」と指摘。「拠点病院と地域病院が、日常的に顔の見える関係を作っておく必要があるのではないか」という。

 しかし、飯野病院がある東京・多摩地域は、人口400万人と東京都の3分の1が住むにもかかわらず、高度な医療設備を持つ総合周産期母子医療センターは杏林大病院しかなく緊急病床は日常的に満杯。都内にセンターが9施設あることを考えると、医療体制の偏りが受け入れ拒否の背景にあった可能性がある。

産科と救急の連携

 「現在のセンターでは、脳内出血や心筋梗塞(こうそく)などの疾患に対応できない」。杏林大の岩下教授はそう釈明している。杏林大病院、墨東病院が関係した2つのケースは、ともに妊婦が脳内出血を起こしていた。

 産科医の専門外の疾患だ。石原慎太郎都知事は5日、「妊婦が心臓病を持っていたら心臓の専門家がいる。場合によっては脳外科、麻酔科も」と、他の専門医との連携の必要性を指摘した。舛添要一厚労相も「救急医と産科医の連携が課題」としているが、まだ具体的な“処方箋(せん)”はみえない。

535とはずがたり:2008/11/06(木) 00:07:31
>>534-535
脳内出血の特異さ

 産科医の間では妊婦の脳内出血は特異な例と受け止められている。杏林大病院は5日の会見で、「十分な重症判断ができなかった」と、受け入れを断った一因を説明した。

 墨東病院が関係した事例とともに医師らが脳内出血を疑わなかったことが、受け入れ拒否につながった可能性があるが、昭和大の岡井崇教授は「ベテラン医師でなければ別の症状を疑うだろう」と現場の状況を話す。

 ただ、妊婦の脳内出血に警告を発してきた医師らもいる。

 国立循環器病センターの池田智明医師らは、全国1107医療機関に平成18年に発生した妊婦の脳血管障害を調べたところ、184人が該当。うち39人の脳内出血があり、7人が死亡していたとの報告書をまとめた。そのなかで、池田医師らは「脳血管障害を念頭においた管理をする必要がある」と指摘していた。

妊婦受け入れ拒否 対策や再発防止を検討 
2008.11.5 23:42
http://sankei.jp.msn.com/life/body/081105/bdy0811052343005-n1.htm

 東京都内で妊婦をめぐる救急体制の不備が明らかになったことを受け5日、都と厚生労働省がそれぞれ、専門家による協議会や懇談会を開き、対策や再発防止の検討を始めた。

 都の協議会では、医師不足や受け入れ施設が満杯のため、妊婦の受け入れを当初拒否した都立墨東病院と、杏林大病院に対する当面の支援策を協議。多摩地区の産科救急を23区内の総合周産期母子医療センターが支援する「多摩当番」から、墨東病院をはずすことで合意した。

 杏林大病院を除く都内の7つのセンターが、墨東病院の当直が1人になる際には輪番制で墨東病院を支援する制度を設けることも検討することになった。

 厚労省の懇談会では、墨東病院が医師不足の状態にもかかわらず、センターとして指定されていたことなどから、指定基準を見直すことや、空床情報の照会システム改善の必要を訴える意見も相次いだ。懇談会では、対策案を12月中にまとめる方針。

536とはずがたり:2008/11/06(木) 00:13:02

「日中の眠気」にかかわる変異遺伝子を特定 東大教授ら
2008.9.29 15:17
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080929/bdy0809291519005-n1.htm

 [香港 29日 ロイター] 東京大学の徳永勝士教授(人類遺伝学)のチームが、日中に激しい眠気や筋肉の脱力などを引き起こす「ナルコレプシー(発作性睡眠)」に関係する可能性がある変異遺伝子を特定し、研究結果を専門誌「ネイチャー・ジェネティクス」で発表した。

 米国や欧州では2500人に1人の割合で発症するナルコレプシーだが、日本人の発症率はその4倍に上る。

 研究チームでは、日本人のナルコレプシー患者222人と健康な外国人389人について、DNAを分析。その結果、患者の方にはかなりの頻度である変異遺伝子がみられたという。

 徳永教授は、ロイターとの電話インタビューで、この変異遺伝子の解明がナルコレプシーの治療法につながるとの期待を表明した。

537名無しさん:2008/11/07(金) 03:35:37
>>532

ある産科医(妻子有)のケースを。。。。

自宅に戻れるのは・・・月に・・・たった2回だけ。。。。。

某大学産婦人科専任講師(&金曜夜〜月曜日朝、開業医のところに泊り込みでバイト)

仲が悪い助教授が主任教授となり、野に下り、都内の大病院に勤務
しかし、自宅に泊まれるのは相変わらず、月に2回だけ。。。

538とはずがたり:2008/11/08(土) 01:35:13
>>537
おお,レポ感謝です。劣悪ですよねぇ。
門外漢なので具体的にどうすればってのが殆ど判らないので,御提言などあればご教授下さい。

539名無しさん:2008/11/08(土) 11:20:39
>>538
私は提言できるレベルの人間では全くないです。よって『独り言』を書いてみます。

PS:現代(現在)のことは書かずに、昭和時代の『回想』だけ書くことにします。

【産婦人科が栄華を極めた時期】 終戦〜1980年代@医療訴訟が少なかった時代

余談:当時の産婦人科の開業医は収入に恵まれ、医師会(県医師会や市医師会)の会長や副会長を輩出し、
産婦人科の開業医が地元の看護学校(準看)の校長も兼務するなど産婦人科の黄金時代だったと申せましょう。

また(選挙関連で言えば→)まさに集票マシーンとして自民党に貢献していました。
(開業医の)産婦人科の待合室に、参院通常選挙の医師会の組織内候補のポスター、なんと自宅の応接室にもポスター。
(当時、私は子供だったのですが中学生になってから、参院選のポスターだった、と教えてもらいました。)

(しかし、医師会票は今は極端に減り、政治への影響力も少なくなり、栄枯盛衰と申せましょう。)

1980年代「後」半の出来事。
若手(当時)の産婦人科医(大学病院勤務)が「ボクは40(歳)をめどに内科医に転身(?転科?)するよ」と。
理由を聞くと「(産婦人科は)疲れるから」でした。

【疲れる】これは半端なものではなく、東京の隣りの某県で一人で産婦人科を開業していた先生(故人)が
「(医師が自分ひとりでは)休みがとれない」と。(<入院患者から目を離すわけにはいかないから)
その医院(ベッド数10〜12)は火曜日だけが休診日(土曜・日曜も外来)、しかし、そのせっかくの休みの火曜日も自宅(兼医院)で
入院患者数名の診察。
その先生は激務で50代半ばにして自宅で倒れて死去@昭和時代

大学の臨床系の教室には「メジャー」、「マイナー」という分類(=言い方、俗称)があり、産婦人科はメジャーでした。
大学によっては第一産婦人科、第二産婦人科と教室が二つもあったりしました。
(メジャー:医局員が多い診療科、マイナー:医局員が少ない診療科)

PS:昭和60年頃。産婦人科に女医がかなり増え、産婦人科の医局が、医局内禁煙のさきがけ、となった大学もありました。
(でも、一般的には眼科や皮膚科に女医が多い傾向があり、医局内禁煙のさきがけは眼科、皮膚科だったのでしょう、恐らく)

その昭和60年頃、産婦人科はメジャーな医局のままでした。その産婦人科が、まさか・・・・後年、産婦人科医不足に陥るとは予想だにしていませんでした。

540名無しさん:2008/11/08(土) 11:22:01
>救急医療


【ニュースで、よく話題になる「救急医療」の『昔』について】

救命救急センター(学内での通称:「センター」、「救急」、「CCM」など)設置第一号は阪大。
第二号が日本医大。救急医学教室という講座の設置は日本医大が第一号。

1980年代〜1990年代にかけて、民放で毎週のように
『救命救急センター〜〜愛と感動の物語〜〜』などなどの番組が盛んにガンガン放送されていたことを今でも覚えて
いる方も多いかもしれません。

救急を過度によいしょ する民放のそんな番組の為に・・・・却って・・・学内で・・・他の医局(教室)から・・・ねたまれて悪口を言われたりしてしまう、という無意味な・・・心労も。。。

【救急の悩み】救命救急センター発足当初から入局者が極めて少ない(驚くほど少ない)

①昼夜逆転してしまう激務。(センターが一番忙しい時間は、ほとんど午後11時〜午前4時)
センターに、ほぼ連日泊まり、午前4時にやっと寝れるかな、と思いきや午前5時に起こされて、
ふと気が付けば、午前8時。

多くの医師が医局の奥のベッドで眠るものの一晩普通に寝ることが出来る日は「全くない」という現実(特に患者が多い「巨大な」センターの場合)。

②卒業後、いきなり救急に入局すると、例えば、普通の一般腹部外科等の基本的な術式の習得が遅れてしまう。
だから救急に入局する卒業生が少ない(当時@昭和時代)

「卒業後、救急以外の各診療科のどれかに入局したほうが、将来、専門医として活躍できるのではないだろうか」という当時の医学生たちの考え。
⇒救急志望者の少なさ

某大の当時の救急の助教授(今で言う准教授)は、なんとかして救急志望者を増やそうと講義(普通の講義や臨床講義)の後に
医学生たちを繁華街に頻繁に連れて行って、「飲み会」(助教授全額負担)を実施して「救急に入局してよ」とか勧誘したものの
それでも卒後、救急に入局する医学生は、なかなか増えませんでした。

③もともと蘇生学は麻酔科なので、麻酔科の仕事を救急が奪うカタチになり「麻酔科VS歴史の浅い(当時)の救命救急センター」(対立)
という問題も(当時)

④難しいcase(症例)のときは、学内(院内)から脳外、心外、心内、腹外、整形、形成、神内(神経内科)などの専門医を呼ぶ必要があり、
それだけの人材・専門医を招集可能な「巨大病院」でないと救急が機能しない、という問題。

でも、当時、都内の某大の救急が医師を派遣していた東北地方(確か山形県?か福島県?)の「中規模な病院」の救急(ほぼ全員その都内の大学からの出向)が
救急としての勤めを果たしていたこともあるのですが、「あれは、どうやって立派に機能していたのだろうか?」と、今(2008年)でも不思議に思ったり
しながら回想することもあります。

余り余計なことを書くと・・・ロムラーの医師たちから・・・怒られて・・・しまいますから・・・・・この辺りで。

541とはずがたり:2008/11/11(火) 00:46:46
>>539-540
おお,色々お教えいただき有り難うございます。
sageられてるので気付きませんでスマソ。

>医師会票は今は極端に減り、政治への影響力も少なくなり
今でも開業医や民間病院には自民党のポスターが貼ってある事ままありますhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/42よね。

>若手(当時)の産婦人科医(大学病院勤務)が「ボクは40(歳)をめどに内科医に転身(?転科?)するよ」と。
>理由を聞くと「(産婦人科は)疲れるから」でした。
>その昭和60年頃、産婦人科はメジャーな医局のままでした。その産婦人科が、まさか・・・・後年、産婦人科医不足に陥るとは予想だにしていませんでした。
当時から産婦人科医は激務だったんですねぇ。
当時,内科医への転身迄考えながらも産婦人科医をやってた人がいたってのはどういう経緯なんでしょうかね。
で,現在は何故最初からやらなかったのか?専門への振り分けみたいなのが医局の命令の下されていたんでしょうか?


>普通の一般腹部外科等の基本的な術式の習得が遅れてしまう。
こういう構造的なものは改善してゆかないと駄目ですよね。
>もともと蘇生学は麻酔科なので、麻酔科の仕事を救急が奪うカタチになり「麻酔科VS歴史の浅い(当時)の救命救急センター」(対立)
という問題も(当時)
今では麻酔医も訴訟を恐れてなり手が少ないと云いますよね。

>余り余計なことを書くと・・・ロムラーの医師たちから・・・怒られて・・・しまいますから・・・・・この辺りで。
ロムってるお医者の先生などいらっしゃるんでしょうかね。結構医者批判も書いてるので…(;´Д`)

542とはずがたり:2008/11/11(火) 01:48:28

妊婦搬送先の検索システム、経産省と厚労省が連携へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081111-OYT1T00038.htm

 東京都内で脳出血を起こした妊婦が病院に次々と受け入れを断られるケースが相次いだ問題で、舛添厚生労働相は10日、二階経済産業相と会談し、受け入れ可能な病院や患者の病状などの情報を伝達する新システムの開発に向け、両省が連携することで合意した。

 経産省の技術協力で開発し、モデル病院で試行したうえで実用化を目指す。

 妊婦の救急搬送では、ベッドの空き状況など緊急の受け入れが可能かどうか各病院の情報を専用端末で検索する周産期救急情報システムが各都道府県で導入されている。しかし、医師らが多忙なため、最新情報の更新は遅れがち。画面上は可能の表示になっていても、実際には受け入れを断る病院も多く、十分に活用されていないとの指摘がある。

 同システムは産科専用で、一般の救急医療情報システムとは別だが、妊婦に産科関連とは別の疾患があって治療が必要な場合もあり、両システム間の連携不足も課題とされている。

 舛添厚労相は「医師同士のコミュニケーションがとれていないことと、救急医療と周産期医療の情報伝達体制が組まれていないことについて、IT技術を活用して改善したい」と述べた。二階経産相も「省をあげて協力したい」と応じた。

 一方、東京23区の区長でつくる特別区長会の多田正見会長(江戸川区長)ら6区長が同日、舛添厚労相と面談し、周産期医療の体制整備や医師の勤務環境改善への支援を求める要望書を提出した。
(2008年11月11日00時42分 読売新聞)

543名無しさん:2008/11/11(火) 15:26:45
>>541
>当時から産婦人科医は激務だったんですねぇ。
>当時,内科医への転身迄考えながらも産婦人科医をやってた人がいたってのはどういう経緯なんでしょうかね。

端的に説明しますと・・・
臨床実習で産婦人科に惹かれて、卒後、入局先として選んだものの、いざ産婦人科医として臨床経験をつんでゆく内に
「産婦人科はチカラ仕事」と気付き、身体に自信がないとやってゆけないからなのでした。

「チカラ仕事」は外科系の臨床各科に共通していますが、産婦人科はその度合いが「極めて強い」のでした。

でも、この先生は産婦人科学に関する著書を出したりして、一流の産婦人科医となりました。
しかし、後にダウンして入院。。。。

産婦人科というのは「変な意味で神経を使う」診療科で”も”あり、(他校は知りませんが)私がいた大学では
産婦人科では「ネクタイ必須、常にキレイなスーツ着用のこと」等。
それは「診察室で女性の患者さんを少しでも安心させる為に産婦人科医はキレイな(出来れば、おしゃれな)服装で」。

(内科の中には「ベンケーシーでもOK」の教室もあり、院内で歩いているのを見たら、一体全体どちらが内科系、外科系なのか、と。)

>専門への振り分け

よほどのことがない限り、希望の医局・診療科(人によっては基礎医学)に自由に進めます。
しかし、それが大きな問題点で、医師(医局員)が足りない教室が出来てしまいます。

昭和60年頃、某大学で医学生向けに「入局案内」を各教室の主任教授が書いていまして、
読んで印象的だったのは、
眼科や皮膚科の主任教授が「他の診療科に比べて趣味にあてる時間もとれます」等、なかなか魅力的な勧誘文でした。
(教室員を増やすために各教室の主任教授自ら、入局案内の執筆で一苦労・・・・)

卒後の進路は、99%本人の希望通りに決定できるので、そのときの「(各科の)人気」によって医師不足の診療科が常に出来てしまうのでした。

544とはずがたり:2008/11/15(土) 21:01:49

インフルエンザ、大阪猛威の謎 2カ月早く流行 府内患者、全国の4割超す
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20081115042.html
2008年11月15日(土)15:15

 大阪府内で、インフルエンザが例年より2カ月も早く猛威をふるっている。すでに学級閉鎖が相次ぎ、国立感染症研究所感染症情報センターによると、府内の患者数は今月2日現在、全国総数の4割を超える214人。台風が今季一度も本州に上陸せず、空気が乾燥していることが原因との指摘もあるが、なぜ大阪だけ際立って多いのかは謎のままだ。今後、大阪での流行が周辺に広まる可能性もあり、専門家は警戒を呼びかけている。

 堺市立東百舌鳥小学校では10月7、8、10日に3年の1クラスを学級閉鎖した。児童39人中22人が欠席し、うち10人がインフルエンザと診断。河合延明教頭は「9月末から風邪での欠席者はいたが、まさか学級閉鎖とは。インフルエンザの流行時期は冬とばかり思っていた。こんなに早いのは30年間の教師生活でも初めて」と首をかしげる。

 大阪府教委などによると、府内では堺市を皮切りに、豊中▽池田▽高石▽泉大津▽東大阪▽藤井寺▽岸和田−の8市で計14小学校と1幼稚園が相次いで学級閉鎖となった。インフルエンザは例年12月ごろから流行し、1〜2月にピークを迎えるが、府内では今年、例年より2カ月程度早く学級閉鎖が始まっている。

 インフルエンザの流行には、空気の乾燥により鼻やのどなどの粘膜が弱ることが関係するとみられている。このため専門家の間では、今季の流行の早まりは、台風上陸がなく秋口でも乾燥していたためという見方もある。大阪管区気象台によると、府内の9〜10月の降水量は平年を3〜4割下回ったうえ、9月末に最低気温が平年を下回る日が続いたという。

 今年の大阪のように、過去には北海道や九州でも早期に流行したケースがあった。ただ、国立感染研の安井良則主任研究官は「局地的に流行するケースが大半だが、今年の大阪の場合は比較的広範囲で、持続的な傾向もある。大都会で人口も多いため、このまま近畿地方に波及する可能性もある」と話す。

 厚生労働省情報管理係は、全国的な傾向として「12月の第2週には流行入りするのではないか」と予測。全国の医師約400人とインフルエンザの流行情報を集計し、インターネットで公表している滋賀県守山市の開業医、西藤成雄さんは「ワクチンを接種したり、完治するまで人の多い場所には行かなかったりするなど、インフルエンザでは初期の対策が特に重要になる」と呼びかけている。

545とはずがたり:2008/11/15(土) 21:32:08
大原麗子サマももう60過ぎなんですねぇ。俺も年取るわけだw
闘病頑張って欲しいです。

大原麗子、壮絶闘病生活を告白
http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/entertainment/120081115010.html?C=S
2008年11月15日(土)02:54

 サントリーのCM「すこし愛して なが〜く愛して」の名セリフで知られる女優、大原麗子(62)が11日深夜、東京・世田谷区の自宅ガレージで転倒し、右手首骨折と膝を打撲する重傷を負っていたことが14日、分かった。大原は9年前、手足に力が入らなくなるギラン・バレー症候群を患って以来、仕事をセーブしていた。

 最近、テレビや映画でめっきり姿を見せなくなっていた大原。あの甘えた声とキュートな笑顔が懐かしい今日このごろ、飛び込んできたのは、大けがのニュースだった。

 サンケイスポーツ記者は状況を聞くため、この日午後5時過ぎに大原の自宅へ。周りは小川や緑あふれる公園が広がる閑静な住宅街。坂道を何度か上り下りすると、真っ白な外壁が印象的な洋館にたどり着いた。

 インターホンを押すとか細い声で大原が応答。疲れた様子ながらも、丁寧に答えてくれた。それによると、物を取りにいったガレージで足もとがふらつき、転倒。右手首の骨を2カ所折り、都内の病院へ救急車で運ばれ、翌日退院したという。

 転んだのは平らな場所だが、99年に発症した「ギラン・バレー症候群」と闘っていた大原。急速に腕や脚の筋力が低下し歩行障害などを引き起こす病気で、昨年6月には俳優の安岡力也(62)が、同3月には元外相の川口順子氏(67)もかかっている難病だ。

 大原は発症後1年、芸能活動を休止。2003年に舞台で復帰したかに見えたが、「本当は何度も再発しているんです。でも、同じ病気の方が怖がると思うから」と公にはせず、その後も密かに病魔と闘っていたという。

 「本当に歩くのがやっとなんです。でも同じ病気で苦しんでいる人もたくさんいるの。お願いだから、いい記事を書いてね」としみじみ。

 最後は、記者の声を聞いて「20代後半ぐらい? 背は1メートル80はないでしょう。体は細いわね」などとサンケイスポーツ記者の容姿を想像(ほぼ当たり!)。「ふふふ、防犯カメラは使ってないわよ。長年女優の仕事をしていると、声を聞いただけで、その人の“なり”が分かるの」とクスリ。いまは女優業を休んでいるが、女優魂は衰えていなかった。

546とはずがたり:2008/11/15(土) 21:37:36
>>543
いやぁ,解説有り難うございますm(_ _)m
専攻は自由に決められるんですね。大学の理系の研究室は定員とかで結構希望外の研究室に回されたりしてますけど医学の世界はそうでもないんですねぇ。
また産科は力仕事なんですねぇ。。しかも女性相手だからお洒落にも気を配らないと行けないんですね(;´Д`)

私,人にもの教える仕事してるんですけど,声張り上げ板書大書きして結構肉体労働であります…と思ってたんですけどお医者さんに較べるとそんな事は云えませんなぁ。

547とはずがたり:2008/11/16(日) 13:30:41
生命科学綜合スレとして此処へ投下。

チンパンジーに強敵…マンドリルの子1、2数える 京都
http://www.asahi.com/science/update/1115/OSK200811150052.html
2008年11月15日19時14分

 京都市動物園(左京区)が飼育する雄のマンドリル「マンマル」(1歳)が、モニターに表示された数字の「1」と「2」を識別し、順番通りに指し示すことができるようになった。チンパンジーはさらに高度な知能を持っているが、調査した京大野生動物研究センターの田中正之准教授は「マンドリルがこうした学習をこなすのは、おそらく初めて」という。

 田中さんは4月から同園のマンドリルを対象に、パソコンで制御するタッチモニターで数の学習をさせる研究を進めてきた。画面に表示された数字を順番通りにタッチすれば、ごほうびとしてリンゴがもらえる。

 最初はマンマルの父親で18歳のマンゴロウが挑戦したが、なぜか途中でやる気を失った。代わりにそばで父の様子を見ていたマンマルが関心を持ち始めた。10月ごろには、同時に表示された「1」と「2」を順番通りに押せるようになった。

 京大霊長類研究所がチンパンジーで同じ実験をした際には、9まで順番に押すことができた。チンパンジーにはまだ及ばないが、マンマルは子どもだけに覚えが早い。田中さんは「まだ伸びが期待できる。もう少しで3まで覚えられそうです」と話す。

 入園者は実験を見学することができる。日時の問い合わせは同園(075・771・0210)へ。(村瀬成幸)

548小説吉田学校読者:2008/11/17(月) 07:03:59
医師不足もさることながら、事務方の連携不足も問題なのではないんでしょうか。

郡山5病院拒否 受け入れ断り次々
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000811150005

 郡山市の女性(当時82)が2月、市内の救急指定の5病院から9回受け入れを断られ、死亡した問題。満床や専門外が理由だったが、同様なケースがあった福島市は、病院間で新たな仕組みを設けた。ほかの自治体でも、医師が必ず診る救急医療システムの構築が求められている。
●「一極集中」の弊害指摘も
 郡山市の夜間休日当番病院は八つで、いずれも重篤を除く患者が対象の「2次病院」。うち7病院が真っ先に受け入れ先になる当番制を敷いている。当番病院が対応できない科は、他の病院が受け持つことになっている。
 2月に起きた経緯は表の通り。郡山地方広域消防本部は「郡山の病院には白河、本宮など周辺地域からも搬送され、一極集中になっている。病院側の対応も大変なのは間違いない」と話す。
 当日、各病院の当直態勢はどんな状況だったのか。
 当番の星総合病院には内科、外科など5人の医師がいた。医師は患者の症状から集中治療室(ICU)でないと対応できないと判断。3度の受け入れ要請は「満床」と断らざるを得なかった。
 寿泉堂総合病院は形成外科医1人。重篤な患者と聞き、「十分な対応がとれるかどうか不安が残る」として断念した。太田熱海病院は医師2人。専門が呼吸器科と泌尿器科だったため、女性の症状から「対応できない」と判断したという。
 総合南東北病院は専門外の医師が2人いたが、同病院で診察を受けたことのある5人が救急車で運ばれ、「責任を持つ必要がある」と受け入れ、女性については「ベッドが満床」と断ったという。
 県中地方で唯一、3次救急を担う救命救急センターがある太田西ノ内病院には7人の医師がいた。打診を受けた時間帯、心肺停止などの重症患者が5人ほど集中。ICU床は満床で、同病院は「物理的に無理だった」と話す。
 福島市では昨年11月、交通事故で重傷を負った女性が4病院で8回受け入れを断られ、その後死亡。市内の救急指定病院施設は数日後、協議会を開き、「とにかく受け入れを断らない」と申し合わせた。当番病院が受け入れられなければ、消防ではなく病院が責任を持って他の病院を紹介するようにしたのだ。
 市消防救急センターは「受け入れ態勢は以前より整った」。会議以降は、3回以内の打診でほぼ搬送できるようになったという。

549小説吉田学校読者:2008/11/17(月) 07:06:21
(続き)これは妊婦や高齢者だけの対岸の火事ではない。もし、交通事故に遭ったら、私たちはどうなるのか。

■通報から搬送までの主な経緯
 2月5日
 午後11時21分 119番
      25分 救急車が女性の元に到着
      36分 星総合病院に連絡したが、「ベッド満床」と断られる
      46分 太田西ノ内病院に連絡。だが「重症患者処置中」
      48分 寿泉堂総合病院に連絡したが、「専門医不在」
      50分 太田熱海病院に連絡したが、「専門医不在」
   6日
   午前0時3分 総合南東北病院に連絡したが、「ベッド満床」
      15分 福島市の県立医大付属病院に連絡。受け入れ決まる
      25分 女性の容体悪化し、太田西ノ内病院の救命救急センターに連絡
      44分 女性が心肺停止
     1時9分 県立医大付属病院に到着
         (郡山地方広域消防本部などへの取材から)

550とはずがたり:2008/11/19(水) 12:05:24
積極的ですねぇ,池友会http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/6551

民間版ドクターヘリ始動 池友会、九州ほぼ全域で
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/news/kyushu/post_602.shtml
[更新日時]2008年06月29日

 離島やへき地など医療過疎地の救急医療態勢に貢献する目的で、福岡和白病院(福岡市東区)など、福岡県内で4病院を運営する医療法人財団「池友会」(蒲池真澄会長)が準備を進めていた民間版ドクターヘリ「ホワイトバード」の運用が、27日に始まった。


 国と県の補助を受ける公的なドクターヘリは、命にかかわる重症患者の元に、一刻も早く医師を派遣することを前提にしており、原則として緊急時以外は対応しない。一方、ホワイトバードは軽症の骨折患者や妊婦の搬送も可能。患者を診察した医療機関がヘリでの搬送を必要と判断した場合に要請する。

 ヘリは福岡県宗像市の旧玄海町役場跡に離着陸基地が完成する10月ごろまで、福岡和白病院屋上のヘリポートを拠点にする。1回の搬送費用は約50万円かかるが、患者には費用を請求しない。主な飛行範囲は九州本土のほぼ全域と長崎県の壱岐・対馬、山口県を想定。多くの出動が見込まれる対馬には約30分で到着するという。

 同病院の冨岡譲二・救急センター長は「民間ならではの柔軟な運用と病院間のネットワークを生かし、今後の民間版ドクターヘリの手本になりたい」と話している。

【写真説明】民間版ドクターヘリ「ホワイトバード」に患者を乗せるスタッフら=27日、長崎県対馬市

=2008/06/29付 西日本新聞朝刊=

552千葉9区:2008/11/19(水) 22:54:17
http://mainichi.jp/select/science/news/20081120k0000m040091000c.html
HIV:感染者1万人突破 日本だけ増加
 厚生労働省のエイズ動向委員会は19日、国内のHIV(エイズウイルス)感染者が累計で1万人を超えたと発表した。新規感染のペースは右肩上がりに増えており、厚労省は「先進諸国が横ばいの中で日本だけ感染率が上がっており、啓発が遅れている」と警戒を強めている。

 厚労省によると、7〜9月に報告があった新規感染者は294人で、四半期ベースでは過去最多。血液製剤で感染した薬害被害者を除く感染者は累計で1万247人(男性8305人、女性1942人)に達した。85年の最初の感染報告から5000人突破までは17年かかったが、ここ数年でペースが急激に上がり、03年1月以降の5年9カ月で5107人の感染者が見つかった。

 感染ルートの大半は性的接触で、特に若年男性の同性間の性的接触による感染が増えている。感染者の居住地は東京が約3分の1で突出している。エイズを発症した患者の累計は4790人、薬害以外の死亡者累計は864人。【清水健二】

553千葉9区:2008/11/19(水) 22:56:10
てっきりお金の最もかからない遊びだからだと思ったら違うんすかね?
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-34980820081118
景気の悪化、韓国ではコンドーム売上増に
2008年 11月 19日 06:47 JST

 [ソウル 18日 ロイター] 韓国の小売業者らによると、同国では景気の悪化がコンドームの売り上げ増加につながっているという。経済状況が好転するまで子作りを待とうと考える人が増えているのが理由。

 大手コンビニエンスストアGS25は18日、8月以降コンドームの売上高が前年同期比で19%増加したと明かした。同じ時期、ソウル株式市場では総合株価指数(KOSPI)が下落し、外為市場では通貨ウォンも下落していた。

 GS25は「景気悪化に直面し、出産を遅らせる計画を立てているカップルが増えている」と指摘。11月に入って売り上げがさらに伸びたとしている。

 コンドーム専門店の関係者は「コンドーム販売はたいてい不況知らずで、クリスマスパーティーや忘年会が重なる年末に向けてピークを迎える傾向がある」と述べた。

555とはずがたり:2008/11/20(木) 16:18:09
観光地の救急ピンチ、管外搬送が増え自衛策も
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200810180123.html
2008年10月19日
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/image/OSK200810180124.jpg

 秋の行楽シーズンを迎えた各地の観光地で、救急患者が出た場合の不安が広がっている。地方で際だつ医師不足を背景に、観光客を管外の病院に運ぶ例が目立つほか、救急車の現場到着の遅れも指摘される。イメージダウンを防ごうと、自衛策を講じる動きも出てきた。

 テレビドラマ「夢千代日記」の舞台になった兵庫県新温泉町の湯村温泉。足湯がある広場に近い路上で9月中旬、同県姫路市から観光に来た10代の少年が腹痛と下血を訴え、救急車で搬送された。

 搬送先は県境をまたいだ鳥取市内の総合病院。運び込むまで50分かかった。診断結果は急性胃腸炎。幸い軽症で、その日のうちに帰宅できたが、新温泉町と香美町を管轄する美方広域消防本部の救急救命士は「ここ数年で腹痛を診てくれる地域の病院が減った」と表情を曇らせる。

 同消防本部の場合、病院収容までの平均搬送時間は07年で43.4分。この10年で12分ほど延びた。全国平均(33.2分)と比べても10分以上長いのは、鳥取県や兵庫県豊岡市など管外の病院への搬送が増えたことが影響している。04年に約2割だった管外搬送は、07年には5割に達した。公立浜坂病院(新温泉町)が06年から時間外の診療を制限するなど、地域の救急態勢が弱体化したためだ。

 患者を搬送している間、ほかの救急出動には対応できない。同消防本部には4台の救急車があるが、「搬送時間が長くなると待機できる車両が減り、現場到着が遅れる」。

 世界遺産・熊野古道のルートにもなっている温泉地、奈良県十津川村で8月下旬、観光客2人によるバイク事故が起きた。村内の施設で対応できず、約1時間40分かけて和歌山県新宮市の医療センターに運ばざるを得なかった。

 同村は消防本部がない「非常備村」。07年の平均搬送時間は101.7分で、消防団員や役場の職員が急病人を搬送してきた。村には病院と診療所が計3カ所あるが、医師不足で平均搬送時間は10年前に比べて10分近く延びた。

 群馬県渋川市の伊香保温泉旅館協同組合は7月、加盟の52施設すべてに自動体外式除細動器(AED)を設置した。地区の07年の平均搬送時間は40.4分で、5年前より4分ほど長い。渋川広域消防本部によると、搬送要請の増加で救急車が出払うなどして現場到着が遅れがちという。市立渋川総合病院には小児科など4科で常勤医がいない。

 そこで、同組合がAED設置の補助金支出を県や市に働きかけた。高橋秀樹専務理事は「今まで何でも救急車を呼べばいいと思っていたが、到着の遅れが現実になりつつある。都会からやってくる宿泊客の安心・安全を確保しないと生き残れない」と話す。(向井大輔、稲垣大志郎)

556とはずがたり:2008/11/20(木) 16:20:23

救急医療の危機知られ?都市部で救急患者数が減少
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200807260081.html
2008年7月27日

 近年、増加傾向をたどっていた救急患者が、今年に入って都市部で顕著な減少を見せている。大阪、京都、神戸、堺の各政令指定市で半年間の患者数が昨年同期の5〜6%減。子どもの急患の減少ぶりも目立つ。軽症でも押しかける「コンビニ受診」に歯止めがかかった、との見方がある一方、「医師の負担は減っていない」との指摘も出ている。

 年間4万人近い救急患者が訪れる大阪市内の民間病院。救急部長(56)は「これまで当直をすると必ず徹夜だったが、最近は少し眠れるようになった」。5〜6月に受診した救急患者は計5746人で、昨年より429人少なかった。「救急医療が危機的状況にあることが知られ、コンビニ受診が減った気がする」

 大阪市消防局の救急搬送数は06年まで右肩上がりに増え続けたが、昨年は0.3%の微減と伸びが止まった。さらに、今年1〜6月は昨年同期より6千件余り少ない9万5296件で5.9%の減。広島市消防局も24日現在で4.2%減り、堺市高石市消防組合は6月末で6.2%減っている。

 理由について、京都市消防局は「インフルエンザやノロウイルスが昨年ほど流行しなかった」とするが、堺市高石市消防組合の担当者は「症状が比較的軽い患者の減少が目立つ。タクシー代わりの救急車利用が減ったのではないか」とみる。広島市消防局は「原因を分析し、安易な利用を減らす効果的な取り組みにつなげたい」としている。

 発熱や腹痛などの軽症患者を受け入れる1次救急の医療機関でも患者は減っている。大阪市に7カ所ある急病診療所の4〜6月の受診者は1万9683人で昨年同期比18.7%の減。特に小児患者の減少が著しい。

 日本救急医学会の横田順一朗理事は「長く待たせたり、重症患者の治療を優先したりすると怒り出す軽症患者は依然多く、現場の医師が疲弊する構図は改善されていない。医療体制の改革や救急病院の適正利用への対策が必要なことに変わりはない」と話す。(龍沢正之、向井大輔)

557とはずがたり:2008/11/20(木) 16:23:55

これはやるべきでしょう。
小さな病院保護の為に救急システムを犠牲にするのはもっての他である。
インセンティブ設計がまともに出来ていない。医者も人間,報酬で動くのである。そこの所を変に聖人化しては現場でくたくたの医師は堪ったもんではないでしょう。

大阪府医師会、救急病院への補助金「出来高制」を要望
http://www.asahi.com/kansai/tokusetu/kyuukyuu/OSK200807190139.html
2008年7月20日

 医師不足や経営難で救急の看板を下ろす病院が相次ぐなか、大阪府医師会が救急病院への補助金の一律配分をやめ、救急車の受け入れ数に応じて補助金を出す「出来高制」に変えるよう、府に申し入れていたことがわかった。補助金の傾斜配分は東京都がすでに導入しているが、「小規模病院の切り捨てにつながる」との慎重論もある。(島脇健史、龍沢正之)

 「市中の救急病院の頑張りを認めてほしい」

 年間2万人の急患が来る大阪市内の民間病院の副院長は訴える。夜間は医師2人、看護師2人で患者を診るが、看護師をもう1人増やす金があれば、当直の仕事はずっと楽になる。高度医療ができる設備があるのに、軽症の患者が多い。「出来高制導入で周りの病院がやる気を出せば、うちも本来、対処すべき重症患者をもっと受け入れられる」

 救急医療は病院で不採算部門とされる。急患が多い病院ほど医療スタッフの当直体制を充実させる必要があり、人件費がかさむ。体制を強化できないまま患者が増えると、激務で医師がやめてしまう。

 大阪府内では、北摂・三島医療圏の3市1町を除く市町村が受け入れ実績にかかわらず、同額の補助金を救急病院に出している。金額は七つの医療圏で年74万〜210万円と差があるが、医療圏内は一律だ。府が07年度、重症患者に対応する府内248の2次救急病院を調査したところ、78病院が1日平均10件以上の急患を受け入れていたのに対し、1件未満の「名ばかり救急」が16カ所あり、格差が浮き彫りになった。

 こうしたデータをもとに、府医師会は救急体制のあり方を議論。出来高制の導入が望ましいとして、府にルールづくりを求めた。山本時彦理事は「急患を年3千件受け入れると、3千万円の赤字が出る計算。頑張っている病院の医師の待遇を改善し、崩壊に歯止めをかけたい」と話す。

 一方、府は病院が救急体制を毎日整える負担を軽減するため、曜日ごとに当番病院を決める「輪番制」を導入する方針。担当者は「受け入れが少なくても地域に必要な病院もある。補助金を抑えれば、小規模な病院はやっていけない」と出来高制に消極的だ。

558名無しさん:2008/11/21(金) 21:14:20
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112101000890.html

ネットで購入の薬で肝障害 女性入院、厚労省調査

 インターネットで買った一般用医薬品(大衆薬)を服用した30代の女性が昨年8月、肝障害を起こして入院していたことが21日、厚生労働省の調査で分かった。

 ネット販売の大衆薬による副作用被害が確認されたのは初めて。前原誠司衆院議員(民主)の質問主意書への答弁書で、同省が明らかにした。

 医薬品のネット販売をめぐっては、厚労省が来年6月の改正薬事法施行に伴い、規制する方針を明らかにしているのに対し、政府の規制改革会議や業者は容認すべきだと主張している。副作用の確認は、今後の議論に影響する可能性もある。

 厚労省によると女性が服用したのは、植物から抽出された「カシュウ」と呼ばれる物質が主成分の滋養強壮薬。女性は肝障害で2−3週間入院し、回復した。

2008/11/21 21:02 【共同通信】

559名無しさん:2008/11/22(土) 23:24:00
救急医手当も引き上げ/三田市民病院
2008年11月22日

 医師不足などに直面している三田市民病院は21日、救急医療にあたる医師の「当直手当」を現行より50・9〜29%引き上げて4万3千〜4万8千円にするなど、6種類の手当の改善・新設を発表した。市議会に提案し、議決されれば一部を除き12月20日から実施する。同病院は「医師を増やすことはすぐにできないので、待遇改善を図ることにした」としている。


 同病院では昨年11月と今年1月に医師・看護師の本俸や手当を引き上げ計1180万円支出しており、今回の措置はこれに続く離職防止策。手当の改善・新設で今年度分は1455万円が必要になり、1年間分に換算すると5350万円になるとしている。


 当直は平日・休日の宿直と休日の昼間勤務(日直)の総称。宿直は午後5時〜翌日午前9時、外科系と内科系、脳外科の医師計3人が看護師3人と勤務する。宿直明けで勤務を続け、計32時間働くことが日常化している。また、同病院は地域に夜間診療所がないなどの事情で休日・夜間に救急患者が集中し、医師らは激務をこなしている。


 改善内容は平日宿直が1万4500円増の4万3千円、休日勤務の日直(午前9時〜午後5時)が1万500円増の4万7千円。また、「当直特別手当」や「時間外救急措置手当」などを新設する。


 当直特別手当は、当直が月4回を超えた場合に超えた回数1回につき4万円を支給する。この手当に限り4月にさかのぼって支払うという。時間外救急措置手当は、休日が4日以上続く場合に医師が救急外来患者を診療すると患者1人につき千円を支給する。また、麻酔医を緊急に呼び出した場合には1回につき2万円を支払う。
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000000811220001

>外科系と内科系、脳外科の医師計3人が看護師3人と勤務する。

救急医療というのは創世記の段階(遠い昔26年前頃)から、「脳神経外科医」若しくは「脳外出身の医師」が、いるのといないのでは
救急医療の質に大きな差が生じるのでした。

(脳外はもちろん外科系に分類されるのですが、この記事では恐らく救急医療における脳外の重要性を考慮して
「外科系と内科系、脳外科」という書き方になったのでしょう)

【以下は単なる余談・回想】
いまから約10年前、民主党の「民主党フォーラム」に私は、片仮名4文字の某HNで、暇なときに医療関係ばかり投稿していました。
そしたら、「民主党フォーラム」の常連投稿者として有名人の女性から頼られてしまって、その方の質問に答える「担当」みたいになっていました(苦笑)。

ある日、民主党フォーラムを覗いたら、私が名指しされて、その女性から呼ばれている書き込みを見て
「???」と思いながら、誘導先に行ってみたら、その方が某国政選挙の比例に立候補するとのことで
そのthread(トピック、会議室)が「みんなで応援」とか常連の投稿者たちが盛り上がっていました。
(中略)
私は「比例の票なら少しは集められる」といった趣旨のことを書いておいたのですが、その選挙について調べたら
泡沫候補扱いされていました。

比例の票少しばかり集めたのですが、あの時代は民主党への投票を呼びかけることは大変でした。
(選挙結果は落選)

あれから約10年、今や民主党に政権交代の可能性が出てきて、世の中変わったものだ、と最近よく思います。

560とはずがたり:2008/11/24(月) 23:30:11
メンフラA
http://www.info.pmda.go.jp/ogo/J0601006949_01_04
医薬品区分 一般用医薬品
薬効分類 鎮痛・鎮痒・収れん・消炎薬(パップ剤を含む)
効能・効果 肩こり、腰痛、筋肉痛、筋肉疲労、関節痛、打撲、捻挫、しもやけ、骨折痛

561千葉9区:2008/11/25(火) 22:19:07
http://www.asahi.com/international/update/1125/TKY200811250345.html
感染者にチップ埋め込み行動監視 インドネシアの州構想
2008年11月25日20時20分
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 【ジャカルタ=矢野英基】エイズウイルス(HIV)感染者が急増しているインドネシアのパプア州で、一部の感染者やエイズ患者の皮膚にマイクロチップを埋め、性行動を監視する条例案が審議されている。新たな感染を防ぐ目的だが、「人権侵害だ」との反発も出ている。

 地元報道などによると、非感染者と性交渉を持とうとする「活動的」な感染者らが対象で、チップから発信される信号を州当局が受信し、行動を監視して新たな感染を防ぐという。他人に感染させた場合、罰則も適用する。早ければ来月の施行を目指しているが、エイズ予防に取り組むNGOは「感染者と患者への最大の人権侵害だ。実効性も疑わしい」と批判している。

562千葉9区:2008/11/26(水) 23:29:15
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112600105&genre=J1&area=K00
身内だけで送る「直葬」増えてます
費用割安、地縁も希薄で

火葬場で身内だけが送る「直葬」が増加
 祭壇を設けた式場に参列者が集まる従来の告別式を営まず、火葬前に身内だけで送るシンプルな葬式が、京都をはじめ関西で増えている。葬儀関係者の間では「直葬」と呼ばれる。費用を抑えるという経済的な理由だけでなく、究極ともいえる送り方の背景には、高齢化や地縁の希薄化といった社会の現状も垣間見える。

 直葬は、火葬が認められる死後24時間以降に、病院や自宅、1時安置所から出棺し、火葬場で送る。身内だけで、花を手向けたり、僧侶が読経するケースもある。

 民間会社が運営し、関西で葬式を仲介する「葬儀サポートセンター関西」(大阪市)によると、今年1月から10月に扱った226件のうち、直葬は24件で初めて1割を超えた。京都府内に限っても、直葬は1割近くを占めたという。

 従来の葬式の費用は、布施を除いて平均91万円かかるが、直葬は15万−25万円で収まる。こうした費用面で選ぶ人が多いが、最近は「(亡くなった)母は高齢で、兄弟も既に他界した。近所付き合いもなく、呼ぶ人がいない」「『1人娘に迷惑をかけたくない』との遺志を尊重したい」といった声も目立つという。

 国の統計では、昨年の死者は約110万人で半数が80歳以上だった。年齢層別では、80−84歳が約18万8000人で最も多かった。

 全日本葬祭業協同組合連合会長を務める公益社(京都市中京区)の松井昭憲社長は「関東では直葬の割合が2、3割に達し、関西にも波及してきた」と話す。独居や長く高齢者施設にいて身よりのない人の増加、長引く不況、地域コミュニティーや相互扶助の衰退が背景にあるという。

 以前は近所の人が手伝う葬式が当たり前だったが、今、会場は自宅からホールに移り、参列者の輪もぐんと狭まっている。

 松井社長は「葬式は様変わりした。しかし、直葬は行き過ぎではないか。故人は生前、多くの人の世話になったはず。本当に誰も呼ぶ人がいないのか。家族はよくよく考えてほしい」と呼び掛ける。

563名無しさん:2008/11/28(金) 20:22:25
2次救急病院:救急受け入れに地域差 救命手順、身につけた当直医少なく

毎日新聞 2008年11月28日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/science/news/20081128ddm013040144000c.html

 救急入院患者の7割を受け入れる「2次救急病院」の稼働に地域格差があることが10月、札幌市で開かれた日本救急医学会で指摘された。「重いけがなどの診療手順を身につけた救急当直医が少ない」との調査結果も報告された。救急患者が病院から受け入れを断られる例が相次いでいるが、救急医療体制が改めて問われている。【高木昭午】

 ◇「要入院」対象の2次病院 実績ほぼゼロ、高知88%←→沖縄0%
 多くの自治体は、2次救急病院の「輪番制」を採り、その日ごとに救急の当番病院を設けている。

 厚生労働省研究班の近藤久禎(ひさよし)・日本医大武蔵小杉病院救命救急センター助教は、同省が毎年、都道府県を通じて全国の2次病院を調査している「救急医療現況調べ」のデータを利用。調査対象の全国約3200病院について、当番日に受け入れた救急車の台数や入院患者数を分析した。

 それによると、07年には、救急車の受け入れが1日平均1台未満で、救急の実質的な役割を果たしていないとみられた病院は、2次病院全体の57%に達した。緊急入院患者が1日1人未満の病院も約40%を占めた。都道府県別では07年が0〜100%(県名未公表)、公開済みの05年データでは0〜88%の大差があった。

 当番日に1人以上の救急患者を入院させる2次病院が、人口10万人当たりいくつあるかも調べた。都道府県により約0・3病院から約4・3病院まで14倍の差があった。

 近藤助教は「『1台未満』『1人未満』が多いと、一部の2次病院に患者が集中する。また、(命にかかわる患者を扱う)救命救急センターの負担も増す。手いっぱいで患者を受けられない病院が増えると考えられる」と解説。「国や自治体はさらに正確な状況調査をして公表し、各地域での改善につなげるべきだ」と訴えた。

    *

 一方、佐賀大病院の滝健治・救命救急センター長は、今年8〜10月、全国21カ所の2次病院を対象に、外傷や心肺停止、脳卒中などの標準的な診療手順(マニュアル)を学んだ当直の医師と看護師の人数を聞いた。

 その結果、救急医学会などが重いけがの患者への応急処置法として作った「外傷初期診療ガイドライン」(JATEC)を学んだスタッフは、どの病院でも0人だった。

 小児の心肺停止などの救命処置マニュアル「PALS」を学んでいたのは各病院の平均で3人。脳卒中の初期診療マニュアル「ISLS」では同7人、成人の心停止などのマニュアル「ACLS」は同21人にとどまった。

 2次病院に救急専門医は少ない。当直はさまざまな診療科の医師が交代で務める。マニュアルを学んでいないと、自分の診療科以外の病気の患者を「専門外」と断りかねない。

 滝さんは「心肺停止、頭と手足の打撲、意識障害などの患者を断る当直医が多い」と指摘する。「必要なマニュアルの講義をすべて受けてもかかる時間は1週間程度。救急外来のスタッフがみな受講すれば、たらい回しは減るはずだ」と訴える。

 厚労省医政局の三浦公嗣(こうじ)指導課長は「救急患者を多く受けた2次病院に補助金を出せるよう来年度予算で22億円を要求している。国が一律の方針を出すのでなく、各地域が工夫して救急医療を強化できるようにしたい」と話す。

==============

 ◇2次救急病院
 入院が必要な救急患者を診療する病院。他に、軽症患者に対応する医療機関は「初期」(1次)、「重症で命にかかわる患者を治療する病院」は「3次」(救命救急センター)と呼ばれる。厚生労働省研究班の調査では、全国の救急入院患者の約7割を2次病院が受けている。

564名無しさん:2008/11/28(金) 20:37:06
検証 お産救急(上)
2008年11月26日
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000811260001

検証 お産救急(中)
2008年11月27日
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000811270001

検証 お産救急(下)
2008年11月28日
http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000000811280002

南多摩地域の中核病院、日本医科大多摩永山病院(多摩市永山1丁目)は昨年4月、役割分担で地域連携を強める「母と子のネットワーク」という試みを始めた。地区内の29の病院・診療所と連携し、同大病院を受診した妊婦に問題がなければ診療所で健診を受けてもらう。切迫早産などの緊急時や合併症などの場合は必ず日医大が受け入れる仕組みだ。母子手帳とは別に共通の健診手帳を作り、経過や検査結果など情報も共有する。

 立川市や神奈川県相模原市など近隣地区の病院で産科休止が相次いだ06年ごろ、出産を希望する妊婦が同病院に集中した。診療所に健診を担ってもらえば、病院は高リスクの診察や処置、救急に人手をかけられ、妊婦の待ち時間も短くて済む。


 赤枝医院(多摩市関戸2丁目)は提携診療所の一つだ。「医師の少ない多摩地区のお産を支えたい」と05年、地縁のない土地で開業した赤枝朋嘉院長(37)は「周産期センターでない日医大が、高リスクの妊婦を引き受けるシステムを主宰するのは勇気のいること。コミュニケーションがとりやすくなり、心強い」と話す。


 この制度を導入した昨年度、日医大病院が扱った出産は前年度比200件増の約900件になった。リスクの高いお産も増え、現実には同病院の負担は増えたが、システムを立ち上げた女性診療科・産科部長の中井章人教授(50)は「大学病院は教育施設として難しいケースを引き受け、地域医療を支える役割がある」と話す。「危機を乗り越えるには出産扱いをやめた医師も含め、今いる人が役割分担して協力するしかない」

565とはずがたり:2008/11/29(土) 15:53:35
山北診療所:28歳・望月医師が着任、来月再開 「家庭医を目指す」 /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20081129ddlk14040232000c.html
 ◇住民ホッ「安心感大きい」
 昨年4月から医師不在で休診状態が続いていた山北町谷ケ(やが)の町立山北診療所が、来月1日から再開されることになった。全国的な医師不足で再開が危ぶまれていたが、「地域医療振興協会」が指定管理者となり、医師を派遣することが決まった。町健康づくり課は「タイミングよく来てくれる医師が見つかった。幸運でした」と胸をなでおろしている。

 所長として就任するのは千葉大医学部を卒業した望月崇紘(たかひろ)医師(28)。鎌倉市内の中高校生時代、丹沢山や丹沢湖など、山北町にはよく足を運んだという。同協会は、自治医科大の卒業生が中心になって設立された社団法人。「(協会から)こういう診療所があるが、どうかと言われ、なじみのある場所だったので、手を挙げさせてもらった」と望月医師は話す。

 内科のほか、外科や小児科も診療するが「とりあえず何でも診て、解決できることはここで解決したい。“家庭医”と呼ばれるようなプライマリーケア(1次診療)を専門にする医師を目指したい」とも話している。

 同診療所は三保診療所が前身。96年に町が住宅併設で医療器具を備えた施設を建設、医師が独立採算で経営する「公設民営」方式でスタートした。

 しかし、昨年3月に診療所長だった医師が松田町で開業するために辞職。町は東海大病院(伊勢原市)を訪ねて医師の派遣を依頼するなど、後任を探していたが、採算性の面から二の足を踏むなど、再開のめどがなかなか立たなかった。

 健康づくり課は「谷ケから丹沢湖に向かう地域は高齢者も多く、交通の便も悪い。再開を待ち望む声が多かった」と話す。望月医師は診療所2階の住宅に住み、「できる限り、夜間でも対応するほか、将来的には往診も考えたい」と話しており、「夜でも医師が近くにいてくれる安心感は大きい」と話す住民も多いという。【澤晴夫】

毎日新聞 2008年11月29日 地方版

566とはずがたり:2008/11/29(土) 15:56:13

釧路市医師会病院:来年3月末で撤退 譲渡先探す方針 /北海道
11月29日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000019-mailo-hok

 釧路市医師会(西池彰会長)は28日、釧路市医師会病院(同市幣舞町4、浅川全一院長)の経営悪化に伴い、来年3月末で経営から撤退することを決めた。今後は譲渡先を探す方針で、西池会長は「これ以上経営を続けることは累積赤字の拡大につながる。断腸の思いで手放す事を決めた。医師・職員計約180人のリストラを極力抑え、今の病院機能が維持されるよう努力したい」と語った。
 同病院は85年に開院し、許可病床数は126床。地域医療支援病院として、釧路地方の夜間救急診療の中核を担ってきた。しかし、医師不足で勤務医の負担が増大し、07年度からは市内の他の総合病院などが夜間診療シフトの3分の2を肩代わりするようになった。【山田泰雄】

11月29日朝刊
最終更新:11月29日12時1分

567杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/12/01(月) 18:28:14
NTVの「報道特捜プロジェクト」で数年にも渡って追及してたんですよね。
  ,,,,,,,,,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://ameblo.jp/amebars/entry-10165104991.html
今頃逮捕なぞ怠慢甚だしいわ! ヽ(`Д´)ノ

旧厚生省OBの美容形成外科医師を逮捕 詐欺容疑
http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY200811300196.html
2008年12月1日1時10分

 診療報酬を不正に請求し、現金をだまし取ったとして神奈川県警は30日、横浜市の美容形成外科「菅谷クリニック」(現サニークリニック)を経営する医療法人社団・天道会の理事長で医師の菅谷良男容疑者(58)=横浜市南区六ツ川2丁目=ら3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。菅谷容疑者は「やっていない」と容疑を否認しているという。菅谷容疑者は87〜89年、旧厚生省で医療指導監査官を務め、医療機関の監査をする立場にあった。
 県警によると、3人は04年10月〜06年8月、30代男性の腕の入れ墨を除去する治療をした際、実際には行っていない手術をしたように装うなどして診療報酬を不正に請求、21回にわたり計約110万円をだまし取った疑いがある。
 神奈川社会保険事務局などは07年2月、クリニックが不正請求を繰り返したとして保険医療機関指定と菅谷容疑者の保険医登録を取り消し、同年12月、菅谷容疑者を詐欺容疑で県警に刑事告発した。

568名無しさん:2008/12/02(火) 09:37:46
>>567 関連

田中氏は東京新聞の取材に「寄付は二〇〇五年の選挙前に受けたが、テレビで不正請求が報道されたため、二、三年前に返金した」と話している。

とのことなので大きな問題とはならないでしょう。

PS:医療法人からの献金は受け取る側も最新の注意を払って欲しいです。


監査官時代に不正知識? 菅谷容疑者 保険請求指導する立場
2008年12月2日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008120202000078.html

 旧菅谷クリニックの診療報酬詐欺事件で、神奈川県警に詐欺容疑で逮捕された、経営母体の医療法人「天道会」理事長の医師菅谷良男容疑者(58)が、民事訴訟などで、旧厚生省で医療指導監査官を務めた経験などを引き合いに出し、不正請求を否定していたことが一日、分かった。

 県警は、菅谷容疑者が監査官時代に不正請求について指導する立場にあったことで、不正請求の手口を熟知していたとみている。

 菅谷容疑者は一九八五年から五年間、旧厚生省に医療技官として勤務。八七年秋から一年半は監査官だった。厚生労働省医療課によると、監査官は保険医療機関などを指導、監督する立場で、保険請求について最も専門性の高い職務という。

 菅谷容疑者は、逮捕容疑となったレーザーで傷あとのひきつれを治す治療について、別の患者などとの民事裁判で「メスによる方法より出血や腫れが少なく、きれいに治る。医療指導監査室も保険請求を認めていた」などと主張していた。

 しかし、県警によると、レーザー治療ではひきつれを治せないのは医学界の一般的な見方だといい、神奈川社会保険事務局は「保険診療は適用されず、不正請求にあたる」として刑事告発した。

 菅谷容疑者は東京新聞の取材にも「技官だったので、何が不正かよく分かっている。不正をするはずがない」などと語っていた。

◆民主・田中慶秋 前議員側に献金
 旧菅谷クリニックの診療報酬詐欺事件で、理事長らが逮捕された医療法人「天道会」から、民主党の田中慶秋前衆院議員が代表だった同党神奈川県第五総支部が百四万円の寄付を受けていたことが一日、分かった。

 田中氏は東京新聞の取材に「寄付は二〇〇五年の選挙前に受けたが、テレビで不正請求が報道されたため、二、三年前に返金した」と話している。

 田中氏によると、交通事故の後遺症の治療のため、七、八年前に旧菅谷クリニック本院で顔の傷あと二カ所の手術を受けた。その後、理事長の菅谷良男容疑者から診療報酬が一カ所分しか認められなかったと聞いたため神奈川県社会保険診療報酬支払基金に電話で「二カ所治療を受けた」と指摘したという。

 田中氏は「支払いについて圧力をかけたわけではない」と話している。田中氏は〇五年まで衆院議員を五期務め、次期衆院選挙にも出馬予定。

569とはずがたり:2008/12/02(火) 11:36:51

未熟児受け入れ7病院拒否 10日後死亡、札幌市
2008.12.2 10:16
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/081202/dst0812021022002-n1.htm

 昨年11月、札幌市北区の30歳代の女性が自宅で早産した未熟児の男児が、7つの病院に救急搬送の受け入れを拒否され、最終的に運び込まれた病院で10日後に死亡していたことが2日、分かった。

 市などによると、女性は昨年11月15日夜、自宅で男児を出産。妊娠27週で体重は1300グラムだった。早産のため119番し、市消防局が救急車で搬送する傍ら、同局指令情報センターが新生児集中治療室(NICU)を備えた病院を中心に受け入れ先を探した。しかし満床などの理由で市立札幌病院など7病院に受け入れを拒否された。

 男児はいったん救急車内で心肺停止状態になったが、市立札幌病院救命救急センターの医師が途中から同乗し応急処置。通報から約1時間半後に手稲区内の病院に運び込まれたが、10日後に死亡したという。

570とはずがたり:2008/12/03(水) 13:17:33

赤字の雄勝中央病院を支援、湯沢市 補正予算に4700万円計上
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20081203g

 湯沢市は地域医療の確保を目的に、医師不足を主因に赤字経営が続く雄勝中央病院(同市山田)への財政支援に乗り出す。不採算部門である救急医療の運営費の助成など関連事業費計約4700万円を、5日開会の市議会12月定例会に提出する08年度一般会計補正予算案に盛り込んだ。財政支援は救急医療支援、夜間急患診療支援、医師研修資金貸与の3本柱。

 救急医療支援は、市内で唯一の2次医療機関である同病院の救急医療の運営に対するもので、助成額は2496万円。同課によると、07年度の同病院の救急医療事業費は2億7948万円で、収入を差し引いた赤字額は1億3607万円に上る。助成額は県が本年度、厚生連病院などを対象に実施している救急医療支援事業に準拠した。

 夜間急患診療支援は、当直医の負担軽減を図るため、湯沢市雄勝郡医師会が今年6月から始めた平日の夜間救急外来支援(会員の開業医派遣)の経費年間相当額(400万円)を助成する。

 医師研修資金貸与は医師の市内定着を図るための制度で、同病院の研修医が対象。研修終了後、同病院で3年以上勤務する意思のある医師に360万円、2年以上勤務する意思のある医師に240万円を一括貸与する。期間が満了すれば、貸付金全額の返還が免除される。定員は各3人で事業費1800万円。
(2008/12/03 11:05 更新)

571とはずがたり:2008/12/03(水) 15:02:52
>>568
慶秋め・・。
むしろこれを機会に候補者さしかえるべきなんちゃいますの。
圧力掛けまがいのこともしてるみたいだしダーティな印象そのまんまですやん。。

572千葉9区:2008/12/03(水) 22:58:02
http://mainichi.jp/life/edu/news/20081202ddm013100143000c.html
2兆円あったら:/上 安心して産みたい
 国民からも自治体からも、とかく評判の良くない「定額給付金」。日本を元気にするのなら、1人1万2000円のバラマキよりも有効な使い道はないのだろうか。例えば2兆円あれば、こんな問題も解決できるはず−−。暮らしの中から考えてみた。

 ◆提案

 ◇医師らの年収保証、空きベッドの確保を
 11月末、東京都港区のヨガスタジオ。体操をしながら出産日を待つ母親たちが不安を口にした。

 「2人目も欲しいけど、病院や産科医が増えてくれないと」。半月後に初めてのお産を控える主婦(27)は、臨月のおなかをさすりながら訴えた。妊娠が分かった時、自宅近くの産婦人科に行ったが、「今年から産科はやめた」と言われた。次に探した病院も「分娩(ぶんべん)は予約がいっぱい」と断られ、三つ目で受け入れてもらった。

 「家に一人きりでいる時、急に何かあっても救急車が来てくれるかどうかわからない。どうしたらいいのでしょう」

    ◇

 今秋、脳内出血を起こした東京都内の妊婦2人が産科救急の「最後のとりで」の病院に相次ぎ受け入れを断られて死亡、重体となった。もはや東京も安全にお産ができる街ではない。地方都市はさらに厳しい状況だ。

 北海道函館市の総合病院「共愛会病院」。福島安義院長(66)はただ一人の産科医として、今年6月から24時間態勢で緊急の呼び出しに備えている。5月まではもう1人産科医がいたが、その医師が産科医不足の道内の別の病院に移ったためだ。

 共愛会病院には陣痛から分娩、出産直後の回復時まで、同じ部屋で過ごせる特別室がある。通常は陣痛室、分娩室、回復室とその都度部屋を移るが、ここでは家庭的な広い個室で家族が立ち会い、助産師の主導で赤ちゃんが自然に生まれてくるのを待つ。評判は広がり、お産の予約は来年6月まで入っている。

 共愛会病院の分娩件数は月10〜15件。リスクの低いお産を扱い、忙しい時は系列の病院から助産師や医師の応援を得てしのいでいる。福島院長は「特別室は市内でうちにしかない。私が働けなくなると、妊婦さんが自分に合ったお産ができなくなる。60代になって24時間態勢で働くのは大変なストレスだが、期待は裏切れない」。携帯電話が鳴れば未明でも車を運転し、病院に駆けつける。

    ◇

 産科医激減で、地域の中核病院での分娩ができなくなってきた。その結果、本来はハイリスクの出産を扱う「総合周産期母子医療センター」がパンク寸前になっている。さらに、総合周産期母子医療センターは極めて重症な母子をともに救急できる施設ばかりではない。早産や未熟児の救急だけで、重度の母体救急に対応できない施設もある。

 妊婦が受け入れられない事態をなくし、安全なお産を実現するためには、どうすればいいのか。国立成育医療センターの久保隆彦産科医長は「2兆円あればその態勢を整備できる」と話す。全国の産科救急システムに医師、看護師、助産師を確保し、ハイリスクのお産を扱う施設に母子1床ずつ空きベッドを設けるのだ。

 具体的にはまず、ハイリスクのお産に対応できる施設を(1)母子救急型(2)新生児救急型(3)母体救急型の3タイプに分ける。中程度のリスクがあるお産には、中核病院でもある地域周産期母子医療センターが対応できるようにする。これら4タイプ計500施設に医師(計約1万人)、看護師(同1万2000人)、助産師(同2000人)を当直させる。

 産科救急には産科医、新生児医、麻酔医、救急医が必要で、既存の母子救急型と新生児救急型に重点配置する。医師には月6回の当直で年収2000万円を保証。看護師、助産師は月8回当直、年収1000万円とする。これで試算すると、人員確保の費用は年間3358億円、空きベッドの確保は年間71億円で、合計3429億円。2兆円あれば5〜6年間続けられる。

 07年の平均初産年齢は29・4歳。晩産化でリスクの高いお産が増えている。久保医長は言う。「産科医不足が根本にあり養成が不可欠だが、年収を保証すればやりたいと思う人が出てくるはずだ。早急に手だてを講じる必要がある」【中村美奈子、山崎友記子】

573千葉9区:2008/12/03(水) 22:58:26
 ◇人づくりに投資、失業者生まぬ仕掛けを
 日本総研調査部長でチーフエコノミストの藤井英彦さんに聞いた−−。

 将来を見据え、何に投資すべきか。1人1万2000円の給付でないことは確かだ。自動車メーカーが派遣従業員らの解雇を進めている。世界同時不況の中、失業者がさらに増える可能性は大きい。

 日本のように資源のない国は人づくりにお金をかけないと、将来はない。失業者が増えれば税収は減り、個人消費も落ち込む。生活保護世帯は増える。その悪循環を断つためにも、良質の雇用を生み出す仕掛けが必要だ。

 デンマークでは94年の労働政策改革後、雇用情勢が画期的に改善した。各企業のニーズとマッチした職業訓練を個別に行うなどの施策を進めた結果、失業率は先進国中ノルウェーに次いで低く、高所得者が増えている。こうした施策に対し、デンマークは対GDP比で1・04%、ドイツも0・5%の税金を使っているが、日本はわずか0・04%。ドイツ並みにするには2・5兆円が必要だ。エネルギーの約9割、食料の6割を海外に依存している状態も危うい。独自のエネルギー政策、自給率アップに本腰を入れる予算も、ぜひ確保してほしい。【小川節子】

 ◇アイデア、ご意見お寄せください
 あなたなら、2兆円を何に使うのがふさわしいと思いますか? アイデアやご意見をお寄せください。欄外のあて先か、メールアドレスあてに、表題を「2兆円」係として住所▽氏名▽年齢▽職業▽掲載連絡用の電話番号を書いてお送りください。

==============

 ■2兆円で何ができる?

分野    できること                                金額

少子化対策 保育所や学童保育の待機児童の解消。プラス妊婦健診の無料化など       1.5兆〜2.4兆円(注1)

医療    後期高齢者医療制度の75歳以上の人の保険料を2年間無料に         2.2兆円(注2)

介護    65歳以上の人の介護保険料を1年間無料に。介護報酬を現行から8%引き上げ 2兆円(注2)

教育    公立小・中学校の耐震化で緊急性の高い1万棟分               1兆円(注3)

税金    消費税を1年間5%から4%に引き下げ                   2.3兆円(注4)

 (注1)厚生労働省などの推計。追加的にかかる費用

 (注2)結城康博・淑徳大准教授による試算

 (注3)文部科学省の試算

 (注4)消費税1%分を2.3兆円として試算

毎日新聞 2008年12月2日 東京朝刊

574名無しさん:2008/12/04(木) 03:54:39
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20081202ddlk20040002000c.html

つむぎ唄:春よ、来い 赤ひげ診療譚/1 父の故郷・栄村の診療所 /長野

 ◇父の故郷・栄村の診療所、80歳・市川先生赴任
 雪で閉ざされた山あいの村にも、芽吹きの季節がやってきた。真っ白い山々から雪解け水がわき出し、カタクリの紫色の花が春の胎動を感じさせる。4月4日。村に一校しかない中学校の門を、ひとりの老人がくぐった。ゆっくりとした足取りながら、しゃんと伸びた背筋はとても80歳には見えない。「花が開いてきたねえ」。桜の木を愛(いと)おしそうに眺め、学校検診へ向かった。市川俊夫医師(80)。無医村になりかけた栄村の診療所に赴任した「赤ひげ先生」は、最初の仕事に取りかかった。

  ◇  ◇  ◇

 県内最北端の寒村。新潟県との県境に位置し、270平方キロの広大な面積を有する、9割が山林原野という自然豊かな土地だ。45(昭和20)年には、観測史上最高の7メートル85の積雪を記録するなど全国有数の豪雪地として知られる。人口2300人余り。高齢化率44・5%は県内で5番目に高い(07年末現在・県調べ)。高齢者にとって、村に一つしかない村営診療所は命綱だ。

 全国的な医師不足は、長野県も例外ではない。81市町村のうち、2村は無医村、13村は医師が1人のみ(06年末現在・厚生労働省調べ)。大病院でも慢性的な医師不足に陥り、産科などの閉鎖が相次ぐ。

 しかし、信州には農村医療の先駆者、故若月俊一氏=県厚生連佐久総合病院名誉総長=が「平等な医療」を掲げ、農村医療に尽力し、全国モデルとなった歴史がある。今も若月氏の理念を慕う若手医師らが集う。

  ◇  ◇  ◇

 市川医師は28(昭和3)年、御代田に生まれた。栄出身で教員だった父の転勤に伴い、少年時代は東信地方を転々とした。

 悲しい思い出がある。6歳のころ、三つ違いの妹を亡くした。盲腸を患い、腹膜炎を併発したのだ。はっきり覚えているのは小さな棺桶(かんおけ)と、おいおいと泣く母親の姿。小諸の病院へ亡きがらを引き取りに行った帰り、父が飯屋でビールを頼んだ。「こんな時に飲むなんて」。母が父を強くなじった。

 「盲腸は今ならすぐに治せる病気だが……。思い出せば残念な気持ちでいっぱい」。医師を志した理由の一つに、この出来事が影響している。

 旧制上田中を4年で、旧制金沢医大へ進んだ。太平洋戦争末期、軍医が大量に必要とされた時代だった。京大生の兄は学徒出陣した。「自分もいずれ軍医になるのだ」。そう思って勉学に励むうちに、終戦を迎えた。

 「中学の先生をやってくれないか」。戦後民主主義花盛りの48年、旧水内村(現栄村)から声が掛かった。人手が足りないという村の頼みに、市川青年は村行きを決めた。医大に籍を残し、旧水内中白鳥(しろとり)分校に代用教員として赴任。父の故郷での暮らしが始まった。

  ◇  ◇  ◇

 小さな農村に着任した老医師と村民との触れ合いを通して、地域の絆(きずな)と、地域医療の今を描く。=つづく

毎日新聞 2008年12月2日 地方版

576とはずがたり:2008/12/10(水) 17:05:08
ビタミンC、Eにがん予防効果はない=米国の研究
(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/jiji-AFP020326.html

【シカゴ9日AFP=時事】米国の最近の2つの研究で、ビタミンCとEががんの予防に効果がないとの結果が出た。これまで、この2つががんを予防するとの研究も出ており、ビタミンC、Eのサプリメントを飲んでいる米国人も多い。≪写真は、店に並べられたビタミンEのサプリメント≫
 米医学協会ジャーナルの1月7日号に掲載される研究によると、50歳以上の1万5000人を対象に8年間にわたって実施された調査で、ビタミンC、Eともにがんの危険性を減ずる明らかな効果はなかった。
 また別の研究では、ビタミンEとセレニウムには、単独で摂取しようと同時に摂取しようと、前立腺がんの予防に効果がみられないことも分かった。この研究は50歳以上の3万5500人以上を対象に、7年間にわたって行われた。
 これまで、ビタミンC、Eやセレニウムにある種のがんを予防する効果があるとの研究結果も発表されていたが、今回の2つの調査を実施した研究者は、これらのサプリメントを摂取すればがんを予防できるとの考えは改めるべき時に来ているようだと指摘している。〔AFP=時事〕

577とはずがたり:2008/12/10(水) 17:39:21
大阪で先ず流行ってましたけど関東の皆さんも気をつけましょう。特に千葉辺り。

インフルエンザ、関東で流行開始
産経新聞2008年12月10日(水)08:05
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/m20081210002.html?fr=rk

 インフルエンザ患者の報告が、千葉県や栃木県などで急増し、関東地方も今シーズンの流行が始まったことが9日、国立感染症研究所の調査で分かった。関西では11月上旬にすでに流行入りが確認されており、来週にも全国的な“流行宣言”が出される見通しとなった。

 感染研によると、11月30日までの1週間の患者数は3911人で、1カ所当たりの報告数は0・83人。前週の0・56人から大幅に増え、流行の目安である「1カ所当たり1人」に肉薄した。

 関東では、栃木(1・71人)と千葉(1・34人)の両県で目安を超えており、今後、東京都や埼玉県などにも流行が広がるとみられる。

 ウイルスのタイプ別では、A香港型(42・1%)が最も多いが、B型(37・9%)やAソ連型(20・0%)も確認され、「どのタイプが主流になるかは現時点では不明」(感染研)という。都道府県別では山梨県(3・55人)が最も多く、島根県(3・42人)、兵庫県(2・26人)、大阪府(2・09人)、福井県(2・06人)と続く。

* インフルエンザ流行レベルマップ (国立感染症研究所 感染症情報センター)
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

578千葉9区:2008/12/14(日) 02:37:25
http://mainichi.jp/select/world/news/20081214k0000m030102000c.html
ジンバブエ:コレラ禍深刻…死者775人、感染1万人超
 【ヨハネスブルク高尾具成】アフリカ南部ジンバブエでコレラ禍が深刻化し、国連は9日現在の統計で、8月以降の死者数が775人、感染が疑われるのは1万6141人と発表した。世界保健機関(WHO)は感染者が最大6万人に膨れ上がる危険性も指摘した。

 政府は国際社会に支援を要請したが、3月の大統領選後も与野党対立による政治混乱が続いており、英米仏などはムガベ大統領の失政が原因と非難を強めている。

 ジンバブエではごみや汚水の処理システムが崩壊状態で、給水停止や井戸水が枯れた地域での安全な水の確保が難しい。また公立病院は薬剤不足に加え、給料未払いで医師や看護師が出勤を拒否し、医療施設としての機能が停止している。

 国外へ脱出する国民も増え、周辺国への感染拡大も懸念される。

毎日新聞 2008年12月14日 0時41分

579名無しさん:2008/12/18(木) 00:46:19
医学生の7割が「可」=不足地域の勤務−厚待遇が条件・医師団体

 全国の医学生の7割が、給料が良いなどの条件を満たせば、医師不足地域で働きたいと考えていることが17日、全国医学部長病院長会議と臨床研修協議会の調査で分かった。地方の医師不足解消に取り組む厚生労働省は、「医学生らに不足地域での勤務希望や勤務条件を聞いた調査は恐らく初めて。希望に沿えるよう対策を考えていきたい」としている。

 調査は10月以降、全国80の大学医学部6年生と、若手医師の臨床研修を実施する80病院で勤務する研修医、その指導医ら計1万8500人に対し実施。うち約6割から回答を得た。

 その結果、医師不足地域での勤務について、医学生の71%が「条件が合えば勤務したい」と回答した。一方、卒後5年目までの若手医師は59−67%、指導医は42−48%と、年次が上がるにつれ低くなった。

 医学生が医師不足地域で勤務するための条件(複数回答)は「給与が良い」(65%)が最多。「居住環境が整備されている」(58%)、「子供の教育環境が整備されている」「自分と交代できる医師がいる」(いずれも56%)と続いた。(2008/12/17-22:02)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008121701094

>「給与が良い」(65%)

これは昔と同じ傾向(・・・・って当たり前か・・・・)。20数年前に大学内の書店で「医事新報」を立ち読みして、僻地の給与の高さに学生だった私はビックリしました。
当時は、現在よりも、法外な高給・・・・でした。

重要なことは、

>「自分と交代できる医師がいる」(いずれも56%)

そして、もっと重要なことは、救急車で数時間以内のところに「他にも医師がいる」こと。

20数年前はアウトローのコースを辿った一匹狼の医師が「僻地に勤務」→「勝手に退職」→「他の僻地に勤務」→(以下リピート・・・・)
といった「問題・・・・」があったのですが・・・・今はどうなっているのだろうか???

580名無しさん:2008/12/19(金) 22:32:00
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1136789&newsMode=article

医師会館は選挙事務所にしない 武雄市長選で古庄陣営

 出直し武雄市長選に立候補を表明している古庄健介氏(70)の陣営は19日、選挙事務所として予定していた武雄杵島地区医師会館を使用しない方針を明らかにした。同会館は市の委託を受け、休日に救急医療事業を行っており、陣営では「市民に迷惑を掛けることは避けたい」としている。

 会館の使用をめぐっては市が「医療事業に影響する可能性がある」などとして、所有する同医師会に使用を許可しないよう申し入れていた。

 古庄氏を擁立し、同医師会と賃貸契約を結んでいる市民グループの副島義久会長は「別の出入り口を使うなど問題はないと思っていた」としながらも「市民に多少なりとも迷惑を掛ける可能性があるのなら、選挙事務所としての使用は控えたい」と話した。

 市選管に届け出る選挙事務所については「早急に探したい」(副島会長)としている。ただ、同会館はグループの事務所として使用を続ける方針で、21日午前10時から予定している出陣式も、同会館と道路を隔てた所にある医師会所有の駐車場を使う。

12月19日更新

581とはずがたり:2008/12/21(日) 15:07:56

川崎・横浜・東京は医者が溢れてる筈のに何しとんねん・・。
医者がそれでも足りないのか緊急医療の体制がなってないのか。

妊婦搬送に30分以上の割合 政令市最大17倍の差
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081221t71014.htm

■救急隊現着から出発までが「30分以上」の割合(2007年)
川崎 17.2
横浜 14.5
東京 13.3
千葉 7.0
さいたま 6.7
仙台 5.1
大阪 4.9
福岡 4.1
新潟 3.8
広島 3.6
浜松 3.4
京都 3.2
神戸 2.9
名古屋 2.5
札幌 2.4
堺 2.4
北九州 1.4
静岡 1.0
※単位は%。都内は稲城・東久留米両氏と東部除く。堺は高石市含む。

 全国の政令市で昨年あった妊婦の救急搬送のうち、救急隊が現場に到着してから搬送先に向けて出発するまでに30分以上かかったケースの占める割合が、市によって最大17倍もの差があることが20日、総務省消防庁のまとめで分かった。

 割合が最も低かったのは静岡の1.0%で、最高は川崎の17.2%。新生児集中治療室不足などで受け入れ先が決まるまでに長時間かかってしまうケースが多く、人口が集中する大都市間での差が浮き彫りになった形だ。

 病院に到着するまでには、さらに救急車の移動時間が加わることになり、総務省消防庁は「出発までに30分以上かかっては、患者の生命に危険が増す。自治体によっては受け入れをめぐり、消防と医療機関側のルールが十分にできていない場合があり、改善が必要だ」と指摘している。

 調査は全国17の政令市と東京都全域(島部と稲城、東久留米の両市を除く)を対象に実施。

 30分以上かかった割合の平均は8.0%で、2004年の5.7%に比べて悪化した。

 低かったのは静岡に続き、北九州1.4%、堺(隣接の高石市含む)2.4%、札幌2.5%、名古屋2.9%の順。高かったのは川崎に次いで横浜14.5%、東京13.3%、千葉7.0%、さいたま6.7%だった。

 川崎は04年は6.5%だったが、05年に8.6%、06年に12.5%と年々悪化。横浜も同様の傾向が続いている。一方、名古屋は04年に6.2%だったのが大きく改善した。仙台は5.1%だった。

 3回以上受け入れを断られたケースの割合は、横浜が16.0%で最高、東京10.4%、堺(高石市含む)8.0%の順だった。浜松、名古屋、広島の3市はゼロだった。
2008年12月21日日曜日

582名無しさん:2008/12/22(月) 00:58:33
空港救急医療に尽力 
牧野俊郎さん死去

 成田空港の救急医療に尽力してきた日本医科大学成田国際空港クリニック所長の牧野俊郎さんが17日、肝不全で亡くなった。まだ59歳。テロ対策研究など幅広く活動していただけに、牧野さんを知る人は突然の訃報(ふほう)に言葉を失っていた。

 クリニックは、空港第2旅客ターミナルビルのオープンと同じ1992年12月に開業した。空港で唯一、24時間対応の医療機関。牧野さんは当初から所長を務め、空港従業員のほか、旅客機内の急病人やけがをした旅行客らを診てきた。

 2003年12月には「成田地区NBCテロリズム対策研究会」の代表世話人に就任し、核や化学物質などによるテロに備えた初動対応マニュアルをまとめ、訓練の指揮にも立った。

 クリニックによると、牧野さんは12日まで普段通り診療していたが、14日に体調不良を訴えたため、検査入院。その後、容体が急変した。長年親しくしていた空港会社旅客ターミナル事業本部長の高野徳久さん(58)は「開港30年を迎えた5月に感謝状を贈ったばかり。残念でなりません」と故人を悼んでいた。

(2008年12月21日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20081221-OYT8T00294.htm

583とはずがたり:2008/12/22(月) 01:35:35
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/20-21

掛川・袋井病院統合協議が終了 基本構想を了承
12/18 08:15
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20081218000000000009.htm

 掛川市立総合病院と袋井市民病院の統合を協議する「掛川市・袋井市新病院建設協議会」の第11回協議会が17日、袋井市総合センターで開かれた。これまでに合意した協議内容をまとめた基本構想を了承し、佐古伊康会長が両市長に報告、約1年間に及んだ協議が終了した。来年1月に協定を締結し、平成24年度内の新病院開院を目指す。
 基本構想では、掛川市下俣・長谷地内を最適地、掛川市高御所・領家地内を適地とし、500床程度の新病院を建設する。経営は両市で今後設立する一部事務組合が行う。

来春から循環器科外来のみに 榛原総合病院
12/17 08:42
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20081217000000000015.htm

 牧之原市の榛原総合病院(茂庭将彦院長)は16日、来年4月から心臓や血管の疾患などの患者に対応する循環器科の診療体制について、外来診療のみに縮小すると発表した。浜松医科大学から派遣されている同科の常勤医師3人全員が来年5月末までに退職し、別の病院に移るため。
 同病院によると、来年4月以降、浜松医科大が新たに派遣する3人の非常勤医師が週3回の外来診療を担当する予定。同病院は循環器系医師が3人いる菊川市立総合病院に応援を求めるなどして、「現在の週5日の外来診療を維持したい」としている。
 榛原総合病院で記者会見した茂庭院長は循環器科について心筋梗塞(こうそく)の患者らに対する心臓カテーテル検査を行うため、3人の医師を確保する必要がある点を指摘。救急患者の受け入れや外科手術の制限に加え、内科系医師が8人から5人に減るため内科診療への影響も懸念し(ていると話した)

584名無しさん:2008/12/23(火) 07:07:27
手術中に輸血ミス、転落事故の重体男性 大阪の府立病院
2008.12.23 01:45

 大阪府守口市で20日発生した転落事故で重体となり、搬送先の府立中河内救命救急センター(東大阪市)で死亡した同府門真市の男性(31)に、病院側が男性の血液型のO型ではなく、A型の血液を誤って輸血していたことが22日、分かった。病院側はミスを認めたうえで「死因に直接の影響はなかった」と説明しているが、守口署は司法解剖し、輸血ミスと死亡の因果関係について慎重に調べている。

 同署や病院によると、男性は20日午前8時45分ごろ、守口市内の勤務先のビル屋上から転落。病院に搬送されたが、大量出血で意識不明となり、その後血圧が低下するなどしたため緊急輸血をすることになった。

 血液型試験の結果、男性はO型だったため、病院が大阪市内の血液センターにO型の血液パックを発注、担当医師らが届いた血液を約3300ミリリットル輸血した。しかし、このうち約150ミリリットルが院内にあった在庫分のA型の血液だったことが判明した。男性は事故から約4時間後の同日正午すぎに死亡した。

 この病院では輸血の際に届いた血液は担当の検査技師が一括管理する。通常は、検査技師が必要な血液をセンターに発注。届いた血液パックを検査技師が確認し、看護師が手術室に届ける。看護師はこの際、血液型があっているかを再度、確認し、使用する前に医師と看護師が3度目のチェックを行う。

 今回のケースは、血液センターから送られた輸血パックの表示や、その際の確認に問題はなかったと病院側は説明している。しかし、どの時点で在庫のA型の血液パックが混ざったかは不明。少なくとも、使用前に血液パックを確認する必要のあった看護師や、輸血を担当した医師らのチェックが不十分だった可能性が高い。

 病院側は男性の死亡後、手術中に輸血ミスがあったことを認めて遺族に謝罪。守口署にも届け出た。

 同病院の村上明彦事務長は「あってはならないミス。(不適合輸血が)直接の死因ではなかったと判断しているが、原因究明と再発防止に向けて院内で定めた輸血マニュアルを見直すなどし、二度とミスを起こさないよう徹底したい」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081223/crm0812230147002-n1.htm

585とはずがたり:2008/12/24(水) 11:51:25
中学位迄飼ってた我が永遠の愛犬ぐうすけ(紀州犬と柴犬の雑種♂)は基本的に何も考えずに残り物を餌としてあげていてタマネギが犬に猛毒とか知らなかったが平気であったぞ。最後の1週間程は体調悪そうにごろんと寝てて家人皆其れ迄健康だったので最近元気ないねーと呑気に云ってたら呆気なく死んでしまったけど其れ迄タマネギ喰ってなかった筈はないと思うんだけど。最近タマネギ駄目と知ってちょい吃驚。
哺乳類なんて何喰っても同じかと思ってましたが随分違うんですねぇ。チョコもあかんのか。他の哺乳類には平気だけど人間には猛毒ってなんかあるんでしょうか?

人のごちそう、ペットには「毒」 パーティ残り物に注意
http://www.asahi.com/national/update/1223/TKY200812230225.html
2008年12月24日2時32分

 【ワシントン=勝田敏彦】クリスマスパーティーや忘年会のシーズンを迎え、「残った食べ物を不用意にペットにやらないで」と全米動物愛護協会(ASPCA)が呼びかけている。人間にはごちそうでも、ペットには「毒」になることも少なくないという。日本でも参考になりそうだ。

 まず注意すべきことは「残り物をやって、ペットが食べ過ぎにならないように」。食べ過ぎると消化不良になったり、下痢をしたりする。

 また酒類はペットが近づけない場所に置く。菓子も注意が必要で、犬がチョコレートを食べると吐き気を催したり不整脈になったりするし、甘味料のキシリトールも少量をとっただけで低血糖に陥り、最悪の場合は肝不全になる。

 このほか「ペットの毒」としてアボカド、コーヒー、マカダミアナッツ、タマネギ、干しブドウ、ニンニクなどをあげた。花束に入っているユリの花も、猫が食べると腎不全を起こすことがあり、注意が必要だとしている。

 ASPCAの獣医師スティーブン・ハンセン博士は「人間のこの時期の習慣が、ペットには脅威になることがある」と指摘した。


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