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Tohazugatali Medical Review

543名無しさん:2008/11/11(火) 15:26:45
>>541
>当時から産婦人科医は激務だったんですねぇ。
>当時,内科医への転身迄考えながらも産婦人科医をやってた人がいたってのはどういう経緯なんでしょうかね。

端的に説明しますと・・・
臨床実習で産婦人科に惹かれて、卒後、入局先として選んだものの、いざ産婦人科医として臨床経験をつんでゆく内に
「産婦人科はチカラ仕事」と気付き、身体に自信がないとやってゆけないからなのでした。

「チカラ仕事」は外科系の臨床各科に共通していますが、産婦人科はその度合いが「極めて強い」のでした。

でも、この先生は産婦人科学に関する著書を出したりして、一流の産婦人科医となりました。
しかし、後にダウンして入院。。。。

産婦人科というのは「変な意味で神経を使う」診療科で”も”あり、(他校は知りませんが)私がいた大学では
産婦人科では「ネクタイ必須、常にキレイなスーツ着用のこと」等。
それは「診察室で女性の患者さんを少しでも安心させる為に産婦人科医はキレイな(出来れば、おしゃれな)服装で」。

(内科の中には「ベンケーシーでもOK」の教室もあり、院内で歩いているのを見たら、一体全体どちらが内科系、外科系なのか、と。)

>専門への振り分け

よほどのことがない限り、希望の医局・診療科(人によっては基礎医学)に自由に進めます。
しかし、それが大きな問題点で、医師(医局員)が足りない教室が出来てしまいます。

昭和60年頃、某大学で医学生向けに「入局案内」を各教室の主任教授が書いていまして、
読んで印象的だったのは、
眼科や皮膚科の主任教授が「他の診療科に比べて趣味にあてる時間もとれます」等、なかなか魅力的な勧誘文でした。
(教室員を増やすために各教室の主任教授自ら、入局案内の執筆で一苦労・・・・)

卒後の進路は、99%本人の希望通りに決定できるので、そのときの「(各科の)人気」によって医師不足の診療科が常に出来てしまうのでした。


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