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Tohazugatali Medical Review
548
:
小説吉田学校読者
:2008/11/17(月) 07:03:59
医師不足もさることながら、事務方の連携不足も問題なのではないんでしょうか。
郡山5病院拒否 受け入れ断り次々
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000811150005
郡山市の女性(当時82)が2月、市内の救急指定の5病院から9回受け入れを断られ、死亡した問題。満床や専門外が理由だったが、同様なケースがあった福島市は、病院間で新たな仕組みを設けた。ほかの自治体でも、医師が必ず診る救急医療システムの構築が求められている。
●「一極集中」の弊害指摘も
郡山市の夜間休日当番病院は八つで、いずれも重篤を除く患者が対象の「2次病院」。うち7病院が真っ先に受け入れ先になる当番制を敷いている。当番病院が対応できない科は、他の病院が受け持つことになっている。
2月に起きた経緯は表の通り。郡山地方広域消防本部は「郡山の病院には白河、本宮など周辺地域からも搬送され、一極集中になっている。病院側の対応も大変なのは間違いない」と話す。
当日、各病院の当直態勢はどんな状況だったのか。
当番の星総合病院には内科、外科など5人の医師がいた。医師は患者の症状から集中治療室(ICU)でないと対応できないと判断。3度の受け入れ要請は「満床」と断らざるを得なかった。
寿泉堂総合病院は形成外科医1人。重篤な患者と聞き、「十分な対応がとれるかどうか不安が残る」として断念した。太田熱海病院は医師2人。専門が呼吸器科と泌尿器科だったため、女性の症状から「対応できない」と判断したという。
総合南東北病院は専門外の医師が2人いたが、同病院で診察を受けたことのある5人が救急車で運ばれ、「責任を持つ必要がある」と受け入れ、女性については「ベッドが満床」と断ったという。
県中地方で唯一、3次救急を担う救命救急センターがある太田西ノ内病院には7人の医師がいた。打診を受けた時間帯、心肺停止などの重症患者が5人ほど集中。ICU床は満床で、同病院は「物理的に無理だった」と話す。
福島市では昨年11月、交通事故で重傷を負った女性が4病院で8回受け入れを断られ、その後死亡。市内の救急指定病院施設は数日後、協議会を開き、「とにかく受け入れを断らない」と申し合わせた。当番病院が受け入れられなければ、消防ではなく病院が責任を持って他の病院を紹介するようにしたのだ。
市消防救急センターは「受け入れ態勢は以前より整った」。会議以降は、3回以内の打診でほぼ搬送できるようになったという。
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