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米ワシントンD.C.(Washington D.C.)でエイズ対策を訴える「Keep the Promise Alive 2012 AIDS」のデモ行進に参加する人々(2012年7月22日撮影)。
【AFP=時事】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で22日、エイズ(HIV/AIDS)に関する会議としては世界最大の「国際エイズ会議(International AIDS Conference)」が開幕した。「Turning the Tide Together(共に潮流を変えよう)」というテーマを掲げて6日間の日程で開催される今年の会議には、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官をはじめ政治家、科学者、著名人、活動家など2万5000人が参加する見込み。
開幕にあたって、米国エイズ研究の権威である米国立アレルギー感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases、NIAID)のアンソニー・フォーシ(Anthony Fauci)所長は、エイズ発見から30年以上が経過した今や「言い訳はできない」と述べ、HIV感染拡大対策を一層早いペースで行う必要性を訴えた。
「継続した研究と医薬品開発の結果、HIV感染者の治療は複数の薬剤を使う方法から1種の薬剤を使うものに進化した」と、FDA医薬品評価研究センター(Center for Drug Evaluation and Research、CDER)のエドワード・コックス(Edward Cox)抗菌製品室長は語る。「数種の薬剤を組み合わせたStribildのような新薬は、HIV治療の簡略化に役立つ」