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Tohazugatali Medical Review

1799荷主研究者:2012/09/22(土) 18:34:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120901t15020.htm
2012年09月01日土曜日 河北新報
パーキンソン病に抗うつ剤が効果 東北大・長谷川助教ら発見

 東北大大学院医学系研究科の長谷川隆文助教(神経内科学)らの研究グループは、抗うつ剤の一種「セルトラリン」が、パーキンソン病と、同病に似た疾患の進行を抑えることを発見した。

 手足の震えや筋肉のこわばりが起きるパーキンソン病は、脳内の神経系細胞に、毒性を持つ異常なタンパク質がたまることで起きる。異常なタンパク質は神経細胞を死滅させ、隣接する細胞に広がって症状が広がる。

 研究グループは「ダイナミン」と呼ばれるタンパク質に注目した。神経細胞が、異常なタンパク質を取り込む際に働く性質を持っている。

 培養した神経細胞でダイナミンの活動を阻害すると、神経細胞が毒性タンパク質を取り込みにくくなることを確認した。

 抗うつ剤「セルトラリン」はダイナミンの働きを強く抑える作用がある。神経細胞に投与したところ、異常タンパク質の取り込みを抑制できた。

 パーキンソン病のほかに、これまで治療法がないとされてきた「多系統萎縮症」も発症のメカニズムが似ているため、新たな治療法につながる可能性があるという。

 長谷川助教は「早期に病気を発見し、セルトラリンの服用を始めることで、症状進行を抑えられる」と話している。


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