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Tohazugatali Medical Review

1798名無しさん:2012/09/16(日) 17:26:49
年重ねても 患者いる限り
2012年09月16日

ユーモアを交え飄々と診察する河合常雄さん=日光市石屋町

 日光市石屋町で医院を開く河合常雄さん(87)は現役の外科・内科医だ。「私はね、マリリン・モンロー(1926〜1962)と同世代」と患者をユーモアのけむに巻きながら飄々(ひょうひょう)と治療を続ける。「医療は、患者のいやがることは極力避けるのが基本。痛みは少なく、傷痕は小さく。その一念で町医者を続けてきた」と60年余に渡って医療に携わった人生を振り返る。17日は敬老の日。

 祖父は鯖江(さばえ)藩(福井県)の士族。そのいとこは御殿医だった。父も医者となって上京し、医師募集の求めに応じて日光に移り、大正初期に医院を開業する。

 跡を継ぐはずだった次兄がパラオで戦死。1949(昭和24)年に医者となった河合さんが、慶応大医局から日光に戻り、父の跡を継いだのは60年のことだ。

 父とともに、前身も合わせて日光高校(現日光明峰高)の校医を83年間担った。日光での休日診療の先駆けともなった。救急指定は2009年に外れるまで、47年間に及んだ。「休みはほぼなかったですね」と淡々と話す。

 実は、記者は患者のひとり。今夏、親指の根本を切ってしまい、突然駆け込んだ。高齢の医師を前にいぶかる記者に、河合さんはこう言い放った。「大学を出たばかりのインターンが縫うより、ベテランの私の方がうまい」。さっと2針縫い上げ、見立て通り2週間で完治した。

 いま医院は、日曜・祭日を除き午前中だけの診察。「年を重ねて満身創痍(そうい)だが、患者さんがいる限りやめられない。地域医療は、おもいやりで成り立ってきた」と話す。訪れる患者は高齢の方が多く「長年診ていただいてるので、ここが安心」と口々に語る。治療を終えた患者が「お先に失礼」と言い残して去る医院には、信頼の空気が流れている。(服部肇)

http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001209160003


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