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防衛省、新銀行東京…新人たちに「当事者意識持て」 (読売新聞)
記事写真 防衛省の入省式で訓示する石破防衛相
新年度がスタートした1日、前年度、事件や不祥事に揺れた企業や官公庁でも入社式や入庁式が行われた。
“逆風”の中での船出に、トップが「一人ひとりが当事者意識を持って」などと新人たちに呼びかけた。
◆食の安全
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で揺れた、輸入元のジェイティフーズ。
その親会社、日本たばこ産業(JT)の入社式が、東京都港区の品川プリンスホテルで開かれ、木村宏社長(53)は新入社員204人を前にしたあいさつに謝罪の言葉を織り込み、「冷凍食品の自主回収という事態が発生し、皆様に不安やご心配をかけた」と述べた。木村社長が強調したのは、当事者意識。「この事態を引き起こした責任を大変深刻に受けとめ、社員全員が自身の問題ととらえている。努力の積み重ねで、再びお客様の信頼を勝ち得ることができると確信している」
一方、1日付で悪質な偽装事案を機動的に調べる「食品表示特別Gメン」を新設した農林水産省。10人が配属される東京都千代田区の東京農政事務所では、出席した8人に辞令が手渡され、鶴見 和良 ( かずよし ) 所長(50)が「自らの使命を十分に認識し、国民の期待に応えてほしい」と呼びかけた。
◆防衛省
昨年、前防衛次官の汚職事件や情報漏えいなどの不祥事が続発し、今年2月には、イージス艦が漁船と衝突事故を起こした防衛省。
真新しいスーツに身を包んだ122人の事務官を前に、石破茂防衛相(51)は一連の不祥事に直接触れず、「いろんな問題が生起しているけれど、目をそらすことなく、正面から見つめ、どのように変えていくかという問題意識を持たなくてはならない」と呼びかけた。新人たちは神妙な面持ちで聞き入っていた。
◆初めての新卒者…新銀行東京
経営不振のため400億円の追加出資を受けることが決まったばかりの新銀行東京。今春は、開業4年目にして初めて大学新卒者が8人入行した。
同行によると、東京都千代田区の本部の会議室で行った辞令交付式では、津島隆一代表執行役(59)が「厳しい状況であるが、新入社員の皆様にはぜひ頑張っていただきたい」と訓示したという。
東京都豊島区の東京芸術劇場で開かれた都庁の「入都式」でも、石原慎太郎知事(75)が新銀行東京に触れ、「民間に任せた結果、こうなった。民間を信用し過ぎるとダメだ。やはり皆さんの目や感覚で判断してほしい」と訓示した。
◆白川総裁代行「責任は重大」…日銀
戦後初めて総裁が空席となっている日本銀行では、東京都中央区の日銀本店で入行式が行われた。白川方明・総裁代行(副総裁)(58)は「通貨の価値を守る仕事は国民から負託を受けている。日銀はこの負託に応える組織でなければいけない。責任は誠に重大だ」と述べ、日銀の役割を果たすことで異例の事態を乗り切る必要があるとの気構えを説いた。ただ、総裁不在については直接触れなかった。
[ 2008年4月1日12時00分 ]
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新社会人は85万人 企業、官庁で入社式 (共同通信)
全国の企業や官庁で1日、入社式や入省式があり、今春、大学や高校を卒業した若者が社会人に加わった。新社会人は昨年とほぼ同数の85万人と推定される。円高や原油高、株価下落と経済環境は悪化、景気先行きに不安を抱えてのスタートとなった。厚生労働省などの調査では、就職内定率は大学生が88・7%と4年連続アップ。高校生は1月末現在で89・4%と95年の水準に回復した。
[ 2008年4月1日8時11分 ]
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飛行中、客室乗務員に操縦かん触らせる…機長ら行政処分へ (読売新聞)
全日空グループ「エアーセントラル」の男性機長(51)が昨年12月、手動操縦での航行中に客室乗務員(CA)2人を隣の副操縦士席に座らせ、操縦かんに手を触れさせていたことがわかった。
同社から4日に報告を受けた国土交通省は「航空法上、不適切な行為」として機長らに対し、航空業務停止などの行政処分を行う。
同社は社内規定違反で機長らを乗務から外したが、当時の状況については「操縦の主導権は機長が確保しており、航行の安全性に問題はなかった」と説明している。
同社の発表によると、この機長は昨年12月14日朝、仙台発の便で使用するため旅客を乗せずに中部国際空港を飛び立ったフォッカー50型機内で、業務に備えて乗り込んでいた23歳と24歳の女性CAを「勉強しよう」とコックピット内に呼び入れた。
[ 2008年4月4日20時45分 ]
元、中日本エアラインサービスというボロ糞企業w
全日空じゃないからw
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女子トイレにカメラ設置=県職員に罰金10万円−福島 (時事通信)
勤務先の女子トイレに盗撮目的で侵入したとして、郡山区検は4日、建造物侵入の罪で福島県ハイテクプラザの高橋幹雄主任研究員(48)を略式起訴した。郡山簡裁は同日、罰金10万円の略式命令を出し、同研究員は即日納付した。
起訴状などによると、高橋研究員は先月6日午前10時ごろ、郡山市待池台の県ハイテクプラザ1階の女子トイレに侵入し、盗撮目的で小型カメラを設置した。
[時事通信社][ 2008年4月4日18時6分 ]
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エアーセントラル
愛知県常滑市の中部国際空港に本社がある全日空の子会社。
名古屋空港を中心に小型機を運航していた中日本エアラインサービスが前身で2004年11月に全日空が持ち株比率を上げて子会社化した。
現在、ボンバルディアDHC8とフォッカー50の2機種のプロペラ機を運航している。
全日空便として、中部国際空港から秋田や福島、米子、徳島、福岡などを結ぶ便が中心。
大阪空港からも高知のほか、新潟や松山に就航している。
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NHK翻意…職員懲戒免職は受信料未払い対策!? (夕刊フジ)
株のインサイダー取引問題で記者ら3人の懲戒免職を決定したNHK。最も厳しい処分をくだした背景には受信料の支払い拒否・保留の急増があったようだ。
「顕著ではないが、影響はあったと思う」
福地茂雄会長は処分を発表した3日の会見で、インサイダー問題が受信料不払いに影を落としたことを認めた。受信料の支払い拒否・保留数は、問題発覚前の昨年12−1月が2390件だったのに対し、2−3月が約9000件と、約4倍も増加している。
ただ、福地会長は「3人の処分は、支払い拒否・保留件数の増加に対して手を打ったわけではない」と釈明。理由について「3人の行為は公共放送の信頼を失墜させ、取材報道にもダメージが大きく、懲戒免職以外に選択肢はない」と述べた。
3人の処分について、福地会長は当初、2月定例会見で「第三者委員会の結論を待つ。結論が出るのに2−3カ月かかる」と説明。3月5日付で「懲戒休職」として、処分を事実上保留して決断を先延ばししたことに非難の声が上がっていた。結局、第三者委が結論を発表していない段階での処分決定は“翻意”とも取れる。
「3月31日で予算が成立し、新年度を迎えて、職員の気分を一新するためにも処分はできるだけ早くしたかった」とも話した福地会長。“トカゲの尻尾切り”で、果たして出直しができるのか。
[ 2008年4月4日16時33分 ]
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文科省の前部長が収賄、国立大工事で五洋建設関連社員から現金 (読売新聞)
文部科学省の前文教施設企画部長(59)(昨年3月退職)が在職中、国立大学の施設整備事業を巡って、大手建設会社「五洋建設」(東京都文京区)の関連会社社員から現金を受け取っていた疑いが強まり、警視庁捜査2課は4日午前、収賄容疑で前部長の取り調べを始めた。
容疑が固まり次第、逮捕する。前部長は国立の文教施設の整備を統括する同部のトップに上り詰めたキャリア技官で、捜査2課では、五洋建設側との長年の癒着の中で、施設整備計画などの情報も漏らしていたとみて解明を進める。
捜査関係者によると、前部長は、国立大に関する工事の入札などで受注に有利になるよう便宜を図った見返りに、五洋建設の関連会社社員から現金数十万円を受け取った疑いが持たれている。
前部長は東北大工学部出身のキャリア技官。1972年、旧文部省に入省し、国立大学の校舎や付属施設の整備を担う文教施設企画部の課長や技術参事官を歴任、2005年4月に同部長に就任した。同部は、国立大学が法人化した2004年以降、スポーツ施設や遺跡など、その他の国立施設の整備を主に担当しているが、現在も国立大学の整備計画や予算の配分を行っている。
現金を渡したとされる五洋建設の関連会社社員は、業界側の要望を各社から取りまとめて前部長に伝えるとともに、同省の整備計画などを前部長から聞き出していたとみられる。
捜査2課では、前部長に対する現金の提供や接待などが以前から続いていたとみて追及する。同省の文教施設の入札を巡っては06年、同省OBが在籍する民間企業の受注率が高いなどの問題点が国会でも指摘されていた。
前部長は退職後、国立高等専門学校機構に移り、現在は沼津工業高専(静岡県沼津市)の校長を務めている。
[ 2008年4月4日16時43分 ]
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文科省前部長らを逮捕 国立大発注事業で収賄容疑 (共同通信)
記事写真 文科省から押収物を運び出す警視庁の捜査員=4日午後7時50分
警視庁は4日、国立大発注の施設整備事業で便宜を図り、五洋建設子会社ペンタビルダーズの顧問から現金約50万円を受け取った収賄容疑で文部科学省の前文教施設企画部長大島寛容疑者(59)を、贈賄容疑で同社顧問の倉重裕一容疑者(58)をそれぞれ逮捕した。大島容疑者はキャリア技官で文教施設整備を担当。国立大などの文教施設整備計画の企画立案や補助金交付などを統括した。ともに容疑を認めた。
[ 2008年4月4日20時16分 ]
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<文科省汚職>元部長逮捕へ 教育施設発注で業者に便宜 (毎日新聞)
文部科学省の元文教施設企画部長(59)が、教育関連施設の発注で業者に便宜を図った見返りに現金を受け取っていた疑いが強まり、警視庁捜査2課は4日、収賄容疑で取り調べを始めた。容疑が固まり次第逮捕する。文教施設企画部の部長はキャリア技官のトップの役職。
調べでは、元部長は教育関連施設の工事発注を巡り、総合建設会社準大手「五洋建設」(東京都文京区)の関連会社に便宜を図った見返りに現金を受け取った疑い。同社社員らからも贈賄容疑で事情を聴いており、同時に逮捕する見込み。
元部長は1972年に旧文部省に入省。文教施設の整備を担当する文教施設部(現・文教施設企画部)畑を歩み、05年4月から昨年3月に退職するまで部長を務めていた。退職後は静岡県沼津市の沼津工業高等専門学校の校長に就任していた。
[毎日新聞4月4日] [ 2008年4月4日14時7分 ]
文科省前部長を逮捕―警視庁 (時事通信)
記事写真 文科省前部長を逮捕―警視庁【時事通信社】
国立大学の施設整備をめぐり、約50万円を受け取ったとして、文科省の前文教施設企画部長が収賄容疑で逮捕されたのを受け、報道各社の質問に答える渡海紀三朗文科相(4日午後、東京・霞が関の同省)
[ 2008年4月4日20時39分 ]
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「女性セブン」の記事巡る訴訟、植草被告が小学館と和解 (読売新聞)
電車内で痴漢行為をしたとして東京都迷惑防止条例違反の罪に問われ、公判中の元大学教授、植草一秀被告(47)が、週刊誌「女性セブン」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の小学館に損害賠償を求めていた訴訟は4日、東京地裁で和解が成立した。
植草被告の弁護団によると、和解条項は「10回も痴漢で摘発されていた」などとした記事について同誌が謝罪文を掲載し、小学館側が和解金100万円を支払うなどの内容。
[ 2008年4月4日19時27分 ]
小学館と植草被告が和解=「ほかにも痴漢」記事で謝罪文−東京地裁 (時事通信)
ほかにも痴漢行為があったとの週刊誌「女性セブン」の記事で名誉を傷つけられたとして、エコノミスト植草一秀被告(47)=一審で実刑、控訴=が発行元の小学館に1100万円の損害賠償を求めた訴訟は4日、東京地裁(松本光一郎裁判長)で和解が成立した。
植草被告側の代理人弁護士によると、小学館は和解金100万円を支払うほか、「記事内容の確認が不十分だった」とする謝罪文を同誌に掲載する。
[時事通信社][ 2008年4月4日18時34分 ]
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島根大学で入学式
04/04 15:19
島根大学の入学式が4日、松江市で行われ、5学部の1602人がキャンパスライフをスタートさせた。式では本田雄一学長が「失敗や挫折は人を強くします。勇気を持って未知の世界に挑んでください」と式辞を述べ、新入生は決意を新たにしていた。
江府町 議員日当制条例案を提案
04/04 15:17
鳥取県江府町の議員日当制問題で、住民グループの直接請求を受け、竹内町長は4日、臨時議会で議員報酬を日当制にする条例案を提案した。付帯意見の中で「従来通り、月額制が妥当と考える」と日当制導入に否定的な姿勢を明らかにした。
警察学校で入校式 社会人枠で8人
04/04 15:14
鳥取市の鳥取県警察学校で4日、入校式が行われた。団塊世代の大量退職に伴い、入校した59人の内、8人が社会人枠で採用された33歳から37歳の男性。社会人枠での採用は静岡と兵庫に続き3番目。6か月間、必要な知識や逮捕術を学ぶ。
がん転移の治療法に期待
04/04 11:11
細胞内の遺伝情報ミトコンドリアDNAの突然変異が、がんの転移に深く関わっていることを島根大学医学部の研究グループなどが発見した。島根大学医学部腫瘍生物学本間良夫教授のグループと千葉県がんセンター、筑波大学の共同研究によって明らかになった。がん転移に対する有効な治療法の開発につながることが期待される。
魚介類の子ども展示
04/04 10:52
新入学シーズンに合わせて鳥取市の賀露かにっこ館では魚介類の子どもたちを集めた企画展が開かれている。暖かい海から地元山陰の海に生息する魚介類の稚魚が、21種類約300匹展示されている。この企画展6月下旬まで開催中。
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04/01 16:49
ネーミングライツ施設 新名称でスタート
鳥取銀行が命名権を取得した鳥取市営サッカー場と県民文化会館で1日、愛称の看板除幕式が行われた。「とりぎん文化会館」となった県民文化会館では平井知事や鳥取銀行の稲垣頭取が看板を除幕した。市営サッカー場は「とりぎんバードスタジアム」となった。
04/01 16:43
鳥取県版ハローワーク開設
JA雲南の30代の男性職員が7年間で約7600万円を着服していた。着服をしたのはJA雲南赤来支店融資担当の38歳の男性元職員。元職員は組合員5人に融資を行ったよう見せ掛け、現金を引き出すなどの手口で着服していた。被害額は家族が弁済したという。
04/01 13:41
ガソリン価格 スタンドは苦慮
ガソリン税の暫定税率が期限切れとなり、雲南市のガソリンスタンドでは1リットルあたり153円から133円にするなど、山陰でも値下げの動きが広がっている。在庫分での対応のため経営的に厳しく価格据置のところもあり、スタンドでは苦慮している。
04/01 13:39
島根県内で交通事故相次ぐ 2人死亡
1日午前1時前、大田市仁摩町の国道9号で、近くに住む安井信雄さん(47)が横断中、トラックにはねられ死亡した。午前6時過ぎ、雲南市三刀屋町の県道で、雲南市木次町の周藤秀樹さん(45)が運転する軽乗用車とトラックが正面衝突し、周藤さんが死亡した。
03/31 16:30
鳥取三洋電機に300万円支払い判決
鳥取市の鳥取三洋電機の準社員が不法な行為で退職を勧められ、精神的な損害を被ったとして会社などを相手取り約800万円の損害賠償を求めている裁判が31日鳥取地裁で開かれ、被告の会社などに対し300万円の支払いを命じる判決があった。
03/31 16:24
JA雲南で7600万円着服
JA雲南の30代の男性職員が7年間で約7600万円を着服していた。着服をしたのはJA雲南赤来支店融資担当の38歳の男性元職員。元職員は組合員5人に融資を行ったよう見せ掛け、現金を引き出すなどの手口で着服していた。被害額は家族が弁済したという。
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2008年04月04日
出雲大社で遷宮の準備進む
出雲大社では本殿改修のため、ご神体を移す仮本殿の工事が終わり、4日仮本殿を清める神事がありました。出雲大社の清祓式(きよはらえしき)は千家隆比古権宮司ら12人の神職が行い、はじめに、千家権宮司が清め祓いの祝詞を読み上げました。このあと、仮の本殿に神職6人が移り、和紙や麻を柱や床にまき、ご神体が納められる仮の本殿やご神体を運ぶ神輿などを清めました。60年に一度の出雲大社本殿改修による遷宮は、4月20日に行なわれます。
2008年04月04日
がんの転移の謎を世界で初めて解明
がんが他の臓器に転移する原因がヒトの細胞内にもある器官ミトコンドリアの突然変異であることを島根大学の研究者が世界で初めて発見し、アメリカの科学雑誌「サイエンス」で発表されることになりました。ミトコンドリアの突然変異ががんの転移の原因であることをつきとめたのは、島根大学医学部の本間良夫教授ら
3人の研究グループです。この研究成果は4日付けのアメリカの科学誌「サイエンス」のウエブサイトに掲載されます。これまで、がんの転移に関わっているのは、細胞内の核にあるDNAと見られていましたが、研究グループでは、エネルギーを作る器官のミトコンドリアに注目し、マウスの肺がん細胞のDNAを使って調べたところ、突然変異により、がんが転移しやすいDNAができることを世界で初めて見つけました。また、同じ現象は、ヒトの子宮頸がんと乳がんの細胞を使った実験でも確認されました。本間教授らは、転移を抑制する方法もつきとめていて、今後、がんの転移を食い止める治療法開発につながることが期待されます。
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2008年04月04日
環境大学の新入生は定員の半数割り込む
鳥取市の鳥取環境大学で4日入学式がありましたが、新入生は定員の半数を割り込んでいます。開学8年目を迎えた鳥取環境大学の入学式は4日鳥取市のとりぎん文化会館で行われました。今年の新入生は3つの学科合わせて144人で、古澤巌(ふるさわいわお)学長が全員の入学を許可し、新入生を歓迎しました。これに対し、環境政策学科の池田祐美佳(いけだゆみか)さんが新入生を代表して「環境について多くのことを学び環境を守る努力をしていきたい」と宣誓しました。行政が出資して民間が経営する鳥取環境大学では開学4年目から新入生の定員割れが続いていて今年度は定員の44パーセントと半数以下に落ち込みました。学生数の減少は、授業料が公立大学の2倍と高いことも一因と見られ、大学では、一定の所得基準を満たした県内出身の学生の授業料を今年度から半額にしました。また、来年度は学科改編と定員の見直しも予定されていて、学生の確保という大きな課題を抱えながら、環境大学は新年度のスタートを切りました。
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2008年04月04日
議員報酬日当制条例案を臨時議会提案
鳥取県江府町の住民グループが直接請求した議員報酬日当制の条例案が4日臨時議会で提案されました。しかし、町長・議会とも反対のため、実現は難しい状況です。4日開かれた江府町の臨時議会で、竹内敏朗町長は先月末、住民グループから直接請求を受けた議員報酬日当制の条例案を提案しました。また、竹内町長は提案と共に、このように述べ、日当制は現実的ではないとしました。提案された条例案は議会への出席や議長が議会活動と認めた場合、日当1万5000円を支払う内容で住民グループは年間の報酬を現在のおよそ7分の1450万円に抑えることができると試算しています。条例案は、7日住民グループの意見陳述の後採決されもし可決されれば全国で2例目となります。ですが、町長・議会とも反対のため、実現は難しい状況です。
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2008年03月31日
着服した元職員に退職金支払う
架空の融資を繰り返すなどしておよそ3600万円を着服し依願退職した元男性職員に対し、JA雲南が退職金まで支払っていたことが分かりました。JA雲南によりますと2001年から2005年までの間に赤来支店に勤務していた38歳の元男性職員が組合員に融資をしたようにみせかけたり、口座の預金を自分の口座に移すなどする手口であわせておよそ3600万円を着服していました。2005年3月の内部調査でこの着服が判明しましたが今年2月に内部告発で県の調査が入るまでJA雲南はこうした事実を公表していませんでした。また、着服分は全額返済されたものの依願退職したこの職員に220万円の退職金が支払われたということです。JA雲南では組合員への説明会を開く他、関係職員の処分をする方針です。
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2008年04月01日
山陰でもガソリン値下げ相次ぐ
道路特定財源のガソリン税暫定税率が1日、ついに期限切れを迎えました。これを受け、山陰両県でも値段を引き下げるガソリンスタンドが相次ぎました。このうち、米子市内の24時間営業のセルフスタンドでは、本社の決定を受け、課税されたガソリンの在庫が残っているにも関わらず、1日からの値下げを決めました。暫定税率分はガソリン1リットル当たり25、1円で軽油は17、1円。しかし、原油高による5円の値上がりと重なったため、1リットル当たりレギュラーガソリンは20円値下げして133円に。軽油は13円値下げして120円に設定しました。暫定税率分は精油所を出るときにかかる蔵出し税のため、当初、価格の引き下げまでには時間がかかると見られていました。しかし、蓋を開けてみれば、山陰でも多くのガソリンスタンドが値下げに踏み切りました。
2008年03月31日
暫定税率期限切れに伴う対策会議
与野党の対立でガソリンと軽油の暫定税率が期限切れとなるのを前に、31日、鳥取県は県民生活の混乱を最小限に食い止めるための緊急の対策会議を開きました。31日の対策会議には平井伸治知事をはじめとする県の幹部が出席しました。そして暫定税率の期限切れで4月1日以降、予想される価格競争によって資金繰りが苦しくなるガソリンスタンドや公共事業が減少する建設業者に対し既存の融資制度などを最大限活用して支援すること。様々な手段で県民や関係者に支援制度などの周知を図ること。道路整備が遅れている鳥取県の特殊な事情を国政に反映させるよう努力することなどを確認しました。
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2008年03月31日
米子信金会長の青砥順氏が逝去
米子商工会議所名誉会頭で米子信用金庫会長の青砥順さんが31日朝、亡くなりました。79歳でした。通夜は4月2日午後6時から米子市西町の自宅で、米子信用金庫葬は12日の午後3時から米子市長砂町の米子葬祭会館で営まれます。
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2008年03月31日
盲学校の生徒が人権救済申し立て
教員の酒酔い授業や生徒に対する暴言など人権侵害行為が行われていたとして県立鳥取盲学校の生徒が31日、県弁護士会に人権救済の申し立てをしました。人権救済の申し立てをしたのは県立鳥取盲学校専攻科理療科2年の保坂政嘉さんです。鳥取盲学校では教員資格を持たない実習助手に単独授業をさせるなどの不祥事が相次いでいますが、申し立てによりますと、このほかにも、実習助手が酒によって授業中に熟睡したり、自分の好きな音楽を延々と生徒に聞かせるなどの職務怠慢が日常的に行われていたということです。また、全盲の生徒の給食の量を減らしたり、女子生徒に「腕の毛が濃いから剃ってきなさい」と命じるなどの差別的な言動もあったということです。人権救済の申し立てをした理由について、保坂さんは「生徒の苦情に対して学校側は一切の対応策をとらず放置している。再発防止には第3者による調査が必要。」などと話しています。
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2008年04月01日
鳥取県ふるさとハローワーク開設
国と県が共同で職業紹介業務を行なう「鳥取県ふるさとハローワーク」が1日、境港市と八頭町に開設されました。このうち、鳥取県ふるさとハローワーク八頭は鳥取県八頭総合事務所内に設置され、1日は平井知事や
藤森和幸鳥取労働局長らが出席して開所式が開かれました。ハローワークをめぐっては昨年末、鳥取労働局が一方的に境港と郡家の閉鎖を決めたため、県が反発、その後の協議で職業相談を国と県が共同で行なうことになりました。ふるさとハローワークでは労働局が相談員3人を派遣するうえ、県も独自で就業支援員を置くなど体制は以前より手厚くなったとも言えます。しかしながら手放しでは喜べない現状もあります。鳥取県の2月の有効求人倍率は全国平均の0.97を大きく下回る0.74。中でも八頭地域は去年の平均が0.39と
県内でも最も低く、効率性を根拠に突然国が支援を打ち切る可能性も捨てきれないのです。一方、境港市役所1階に開設された鳥取県ふるさとハローワーク境港。開設式では、ゲゲゲの鬼太郎など水木しげる作品のキャラクターたちがかけつけ、看板の除幕をしました。1997年度には1.21倍で県内トップだった境港市の有効求人倍率は2006年度には0.61倍となるなど現在は県内ワースト2位にまで下降しました。今後は出張相談や同行面接など、これまで徹底できなかったきめ細かい支援で、就業率を高めていきたいと関係者は話しています。
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2008年04月01日
新年度 新規採用職員の辞令交付式
1日、山陰両県の県庁では新しく採用された職員に辞令が交付されました。このうち、島根県の辞令交付式には、新たに採用された知事部局の一般職員など58人が出席しました。式では溝口善兵衛知事が新規職員の代表に辞令を手渡したあと、「厳しい財政の中で県民の期待に応えねばならない」と訓示しました。これに対し、新規職員を代表して岩成美雪さんが「全体の奉仕者として職務を誠実・公正に執行することを固く誓います」と宣誓しました。島根県は人件費抑制に取り組んでいて、昨年度の退職者は233人と、ここ10年で最も多かったものの、新規採用は過去4番目に少ない58人にとどめました。なお、鳥取県の一般職員の採用は
去年より12人多い52人となっています。
2008年04月01日
新年度 鳥取銀行で入行式
鳥取市に本店を置く鳥取銀行で1日、入行式があり、39人の新入行員が社会人としての第一歩を踏み出しました。鳥取銀行本店で開かれた入行式では、新入行員を前に稲垣滋頭取が「地域や顧客とのコミュニケーション能力を磨き、高い倫理観を持って働いて欲しい」などと訓示した後、新入行員の代表に辞令を手渡しました。そして、代表が「地域経済の底上げに対して大きな役割と責務がある。早く仕事を覚えて地域社会に貢献したい」と決意表明しました。鳥取銀行では団塊の世代の大量退職に加え、金融業界の競争激化などでここ数年、採用数を増やしています。新入行員たちは研修期間を経て、早ければ4月中旬から配属先での勤務を始めます。
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2008年04月03日(木) 22時00分更新
島根県立大入学式
大学間競争が激しさを増す中、全国の公立大トップの競争率となった浜田市の島根県立大学で3日、入学式がありました。
難関を突破した大学と大学院の新入生260人余りが出席。
新入生代表の佐古画美さんが「グローバル化の進む現代社会で貢献できる人間になりたい」と決意表明しました。
出雲ー台湾チャーター便到着
島根と台湾双方のツアー客を運ぶチャーター便が3日、出雲空港に到着し、台湾からの観光客が山陰観光に出発しました。
このチャーター便は、松江市の旅行代理店一畑トラベルが、去年秋に続き台湾の旅行代理店と共同で、企画しました。
台湾から159人を乗せたチャーター機が、出雲空港に到着。
このうちの約100人が、出雲大社や足立美術館水木しげるロードなど、3泊4日の山陰観光を楽しむことになっています。
台湾の旅行代理店によると、すでに日本の都会地への旅行を経験した人が、別の魅力を求めてツアーに参加するということで、今回は桜名所や、今月5日の松江武者行列の見学も予定されています。
一畑トラベルによると、あんぽ柿や仁多米など山陰の食材の人気が高く、県内の経済効果につながるとして、秋にも紅葉をテーマにしたツアーを企画する予定です。
また今回は、出雲空港からの折り返しの便を利用して、約120人が台湾を訪れるということです。
里見香奈女流初段が交通安全ポスターに
後部座席のシートベルト着用を呼び掛けるため、島根県警が作製したポスターのモデルに、出雲市在住の最年少女流棋士里見香奈さんが選ばれ3日、記念のセレモニーに参加しました。
県内で後部座席のシートベルトの着用率は、全国平均より0・4ポイント低い8・4%。
県警は里見さんのポスターが着用率アップにつながればと期待しています。
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2008年04月04日(金) 22時00分更新
島根大医学部で届け出量超える核燃料物質
出雲市の島根大学医学部が国に届け出た量を上回る核燃料物質を保有していたことが4日、分かりました。
これは大学側が会見を開き明らかにしました。
この物質は細胞の染色に使うウラン化合物です。
島根大が国に届け出た量は約293グラムでしたが、実際には58グラム多い351グラムを保有していました。
人体や環境への影響はないということです。
おととし総合理工学部で国の承認を得ずにインターネットで核燃料物質を取り寄せる不祥事が発覚したため、大学が自主的に調査しわかりました。
会見の中で島根大学の郄安克已副学長は「気づくのが遅くなって申し訳ない。
この状態を早急に変えなければならないと思っています」と述べました。
大学側は長年にわたり、違法状態だったとみていて、近く文部科学省も厳重注意する方針です。
黄色いワッペンを新1年生に贈呈
交通安全への意識を高めてもらおうと4日、松江市でこの春、小学校に入学する新1年生に黄色いワッペンが贈られました。
この活動に取り組んでいるのは大手保険会社と銀行のあわせて4社で、新入学シーズンのこの時期全国の小学校の新1年生にワッペンを贈っています。
このうち松江市では市内の小学校に入学する新1年生8人の左肩につけられました。
ワッペンには登下校時の事故などに対し最大50万円の保険が付いています。
今年、島根県内では小学校265校・6665人、鳥取県内では156校・5628人の新1年生に黄色いワッペンが贈られます。
http://www.tsk-tv.com/news/backnumber/day20080404.html#1
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<黄砂>汚染物質が付着 東京で観測 (毎日新聞)
3月に東京で観測された黄砂の粒子に、工場や自動車排ガスなどから放出される窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)が高い割合で付着していたことが、東京大環境安全研究センターの戸野倉賢一准教授らの調査で分かった。黄砂は中国北西部の乾燥地帯から飛来したとみられ、汚染物質も同国の工業地帯で放出された可能性が高いとみられる。
戸野倉准教授らは、黄砂の粒子一粒ずつに直接、イオン化用レーザーをあててリアルタイムで付着物質を解析する方法を開発。この方法で3月17、18日に東京大構内で採取した黄砂の粒子約9000個を調べたところ、高率でNOxやSOxが付着していたという。
これらの物質が付着した黄砂を呼吸により体内に取り込んだ場合、肺などに悪影響を及ぼす可能性があるという。今後は東京の大気環境に与える影響などについて調べる方針。【江口一】
[毎日新聞3月31日]
2008年3月31日19時16分 ]
黄砂に有害物質、中韓の工場排ガスが付着か…東大分析 (読売新聞)
国内で3月中旬に観測された黄砂に、中国や韓国の工業地帯が発生源とみられる有害物質が付着していたことが、東京大環境安全研究センターの戸野倉賢一准教授らの分析でわかった。
戸野倉准教授らは3月17〜19日、東大構内で大気中から約5万個の土壌粒子を採取。名古屋大チームが開発した粒子ひと粒ごとの組成を調べることのできる装置で分析した。
その結果、粒子の2割程度が中国から飛来した黄砂で、その大半に硝酸塩や硫酸塩が付着していたことがわかった。
黄砂は中国のゴビ砂漠などから偏西風に乗って日本国内に移動するが、その途中には中国や韓国の工業地帯がある。黄砂の季節に有害物質の大気中濃度が上がることから、付着していた物質は、石油、石炭を使う工場から排ガスとして大気中に放出された窒素酸化物などが、上空で黄砂に付着し、変化したものである可能性が高いという。
戸野倉准教授は「発がん性物質が、今後見つかる可能性もある」と話している。
[ 2008年4月4日21時46分 ]
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出雲大社遷宮 仮本殿お清め
出雲大社ではおよそ60年に一度、本殿を修繕して神様を仮の住まいに移す神事が行われます。
この神事を前に仮の住まい「御仮殿」(おかりでん)がこのほど完成しました。
出雲大社では、国宝の本殿をおよそ60年に一度修繕するのにあわせて今月20日本殿に祭られているオオクニヌシノミコトを仮の住まいに移す遷宮(せんぐう)の神事「仮殿遷座祭」が(かりでんせんざさい)行われます。
4日は、拝殿を改修した仮の住まいとなる「御仮殿」が完成し、清めはらいの神事が行われました。神事では、「御仮殿」の脇の敷地に作った祭殿に神官がお神酒を供えたあと、権宮司が祝詞をあげました。
そして、御仮殿の建物の外と、神様が入る部屋に細かく切った紙と麻、米をまいてはらい清めました。出雲大社では、今月20日の「仮殿遷座祭」のあと、本殿などの改修工事がおよそ5年かけて行われます。
20日の神事で、神様が仮の住まいに移ったあとは普段は入ることのできない本殿が60年ぶりに一般に公開されます。
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島大医学部 核物質余分に保管
出雲市にある島根大学医学部で電子顕微鏡で細胞の形を見る際に使う核燃料物質を文部科学省から使用を承認されている量を上回って保管していたことがわかりました。
これは4日、島根大学が記者会見して明らかにしたものです。
それによりますと島根大学医学部では、電子顕微鏡で細胞の形を見る際の試薬として、酢酸ウラニルと硝酸ウラニルという2種類の核燃料物質を使うことを文部科学省から認められていますが、その保管量は決められています。
しかしことしの2月に行った医学部の独自の調査で酢酸ウラニルと硝酸ウラニル決められた保管量より多く保管していることがわかりました。
この物質は、専用の容器で密閉してカギのかかる保管庫で厳重に保管されていて人体や環境に影響はなく医学部では、保管量が上回ったくわしい経緯を調べています。島根大学では、おととし総合理工学部で核燃料物質をインターネットで許可なく輸入して文部科学省から厳重注意を受けていて核燃料物質の管理を強化する対策を進めてきています。
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ガソリン価格さらに下がる
中国地方のレギュラーガソリンの価格は、3日現在、1リットルあたり132.9円と暫定税率の期限が切れた直後の今月1日の調査よりさらに下がりました。
日本エネルギー経済研究所石油情報センターは、全国のおよそ1000か所のガソリンスタンドなどを対象に3日現在の小売価格を緊急調査しました。
それによりますと、中国地方5県のレギュラーガソリンの小売価格は1リットルあたり132.9円。軽油は、1リットルあたり118.8円でした。
これを暫定税率の期限が切れる前の先月31日と比べると、ガソリンは20.8円、軽油は14円下がっています。
また、期限が切れた直後の今月1日の緊急調査と比べてもガソリンが4.2円、軽油が1.5円安くなっています。
石油情報センターでは都道府県別の平均価格は発表していませんが、島根県内でも暫定税率の期限切れ前から価格競争が激しかった雲南市や奥出雲町では、暫定税率の期限が切れた直後から、20円近く値下げするガソリンスタンドが相次いでいます。
このうち雲南市にあるセルフサービスのガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンを今月1日の午前0時から1リットルあたり22円値下げして127円で販売しています。
このガソリンスタンドでは、値下げをして以降、2日間は、通常の2倍程度の給油があったということですが、3日からは客足が落ち着いてきているということです。今後の見通しについて石油情報センターでは、「元売価格の動向やガソリンスタンドどうしの競争もからみ、どこまで下がるか先が見えにくい」と話しています。
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工業団地 またダイオキシン
松江市の馬潟工業団地で、対策工事を行ったにも関わらず基準を上回るダイオキシンが検出された問題を受けて県が汚染経路を調べるために行った簡易の調査で団地西側の水路から基準を上回るダイオキシンが検出されました。
この問題はダイオキシンが検出された松江市の馬潟工業団地で去年、県が土壌のダイオキシンの除去などの対策工事を終えた後も基準値を上回るダイオキシンが検出されたものです。
県はことし2月に、汚染経路を調べるため工業団地の15か所で、簡易の調査を行いました。
その結果、団地西側の2か所の水路からとった泥から最大で国の基準の46倍のダイオキシンが検出されました。
県では、今回は簡易の調査のため実際よりも高い濃度の値が出たとしていますが、汚染を広げないために、今後、問題の水路から泥が流れ出ないように土のうを積む対策を施すことにしました。
そして引き続き専門家の指導を受けながら汚染範囲の確認と再発防止の対策などを検討することにしています。
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島根大学で入学式
松江市で島根大学の入学式が行われ、1600人あまりの新入生が、大学生活をスタートさせました。
島根大学にはこの春、松江キャンパスと出雲キャンパスにある5つの学部とそれぞれの大学院にあわせて1602人が入学しました。
4日は、新入生とその保護者が出席して松江市のくにびきメッセで、入学式が行われ本田雄一学長が全員の入学を許可したあと式辞を述べましたこのなかで本田学長は、「入学された皆さんは、限りない可能性を秘めています。
歴史と伝統に彩られた土地で豊かな人格を育みながら、悔いのない青春を過ごして下さい」と話し、新入生を激励しました。
このあと、「希望を持って学生生活を送り将来大きく羽ばたいて欲しい」という意味が込められた島根大学の学歌が、大学の合唱団から贈られ、真新しいスーツなどを着た新入生は、晴れやかな顔でこれからの学生生活に期待を膨らませた様子でした。
このうち生物資源科学部に入学した山口県出身の男性は、「初めての1人暮らしで家事が心配ですが、実家の農家を継ぐために農業の勉強を頑張りたいです」と話していました。
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鳥取環境大学で入学式
鳥取環境大学の入学式が鳥取市で開かれ、およそ150人が新たに大学生活をスタートさせました。
入学式には環境情報学部の3つの学科と大学院の環境情報学研究科に入学するあわせて151人と教職員ら関係者が出席しました。
まず、古澤巌学長が「北海道洞爺湖サミットでも環境問題は主な議題になる予定で重要性は高まっている。人と社会と自然との共存を目指して、一人一人が計画的に専門知識を身につけて下さい」と祝辞を述べました。
続いて新入生を代表して環境政策学科の池田祐美佳さんが「環境を守るために様々な事を学び多くの仲間たちと助けあいながら実りある4年間を過ごしたい」と抱負を述べました。
環境大学は4年前から定員割れの状態が続き、今年度の入学生の数もこれまでで最も少なく定員の44点4%しか確保できませんでした。
大学側は、来年度から大規模な学科改編を行い、野外での実習を中心に環境が学べる新しい学科を作るなど魅力ある大学作りを進めていく方針です。
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富山地検新次席検事が着任富山地方検察庁の新しい次席検事に水戸地方検察庁の三席検事の※あら木ま人氏が着任し、(あらき・まひと)「検察の信頼を回復するために適正な捜査や公判を行いたい」と決意を述べました。
あら木氏は、石川県白山市出身の54歳。
東京地方検察庁検事や水戸地方検察庁三席検事などを経て富山地方検察庁の新しい次席検事に着任しました。
着任の会見であら木氏は、「郷里に近い自然豊かな富山という土地で次席になれたことを嬉しく思います」とあいさつしたうえで、「刑事部門の実務一筋にやってきたが、責任は重大なので、心新たに一生懸命やっていきたい」と抱負を語りました。
いっぽう、富山県の男性が無実の罪で刑務所に服役したえん罪事件については、「二度と起きてはならないことだ。
検察の信頼を回復するため、適正な捜査や公判を行っていきたい」と決意を述べました。
※あら木氏の「あら」は、荒の、草かんむりが「十十」、その下に「凶」、一番下は同じように書く文字。
ま人の「ま」は、真の、下の部分が「眞」のようになっている字です
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人を刺せという声聞き実行”
先月、神奈川県横須賀市でタクシーの運転手が殺害された事件で、3日、逮捕されたアメリカ兵の男は、弁護士に「誰でもいいから人を刺せという声を聞き、実行に移した。殺すつもりはなかった」と話しているということです。
一方、警察は現場の状況や、無抵抗な運転手をいきなり襲っていることなどから、明らかな殺意があったとみて、追及することにしています。
この事件は先月19日の夜、横須賀市汐入町でタクシーの運転席で、東京・品川区の運転手、高橋正昭さん(61)が包丁で刺されて、殺害されたものです。
タクシーの中からはクレジットカードが見つかり、カードの所有者だったアメリカ海軍の1等水兵、オラットゥンボウスン・ウグボグ容疑者(22)が、高橋さんを殺害して、タクシーの料金2万円近くを支払わずに逃げたとして、3日、強盗殺人の疑いで逮捕されました。
この事件で、ウグボグ1等水兵と3日夜接見した村上康聡弁護士が、4日記者会見し、接見でやりとりした内容やウグボグ1等水兵から受け取った手紙の内容を、明らかにしました。
この中で村上弁護士は、ウグボグ1等水兵が「誰でもいいので人を刺すように、という声を聞いて実行に移した。
外で刺すように言われたが、雨が降っていて、歩いている人がいなかった。
タクシーに乗ったのも横須賀に向かったのも、その都度、声の指示に従った」と話したことを明らかにしました。
また、「包丁は、声の指示に従って、知り合いの女性の家から持ち出した」と話したということですが、「殺すつもりはなく、所持金も3万円と100ドルあり、被害者との間に料金をめぐるトラブルはなかった」と説明したということです。
さらに、ウグボグ1等水兵は「大変申し訳ないことをした。
深く反省し、後悔している。
どんな罰でも受け入れる」と話したということです。
村上弁護士によりますと、ウグボグ1等水兵は、犯行の前に聞いた「声」について「ハイスクール時代から聞こえ始め、20人ほどが命令する口調で、一斉に同じ内容を話す」と説明したということです。
そして「これまでも声を聞いたことが原因で、軍の中を含め周囲とトラブルになったり、友人から誤解を受けたりした」と話し、「過去に医師に診てもらったことがある」という趣旨のことも話したということです。
一方、警察は、タクシーの中に争ったような跡がなく、無抵抗なタカ橋さんをいきなり包丁で襲っているとみられることや、犯行に使われた包丁の刃渡りが20センチあって、傷が肺にまで達していたことなどから、ウグボグ1等水兵には明らかな殺意があったとみて追及することにしています
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文部科学省元部長 収賄で逮捕文部科学省の元部長が、国立大学法人などが発注する施設の整備事業の補助金をめぐって、東京の建設会社の顧問から現金およそ50万円を受け取っていたとして、収賄の疑いで逮捕されました。
警視庁は、元部長が大学の改修工事の予定や補助金の額などを漏らしていたとみて、文部科学省を捜索して裏付け捜査を進めています。収賄の疑いで逮捕されたのは、文部科学省文教施設企画部の元部長、大島寛容疑者(59)で、東京の建設会社「五洋建設」の子会社、「ペンタビルダーズ」の顧問倉重裕一容疑者(58)が贈賄の疑いで逮捕されました。
警視庁は、容疑を裏付けるため、東京・霞が関の文部科学省を捜索しています。
調べによりますと、大島元部長はおととし、国立大学法人などが発注する大学の施設の整備事業に交付する、補助金の情報を漏らした見返りに、倉重顧問から現金およそ50万円を受け取っていた疑いが、持たれています。
これまでの調べによりますと、大島元部長は、いわゆるキャリアの技官で、大学の改修工事の予定や文部科学省が交付する補助金の額を、倉重顧問に伝えていたということです。
倉重顧問は、この情報をもとに大学などに働きかけ、おととしからの2年間で、東京・調布市の大学の改修工事など、およそ2億円の工事を受注していたということです。
警視庁は、文部科学省の補助金をめぐる、ゆ着の実態解明を進めています。
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都“ガソリン税独自課税検討”
ガソリン税などの暫定税率の期限切れを受けて、東京都の石原知事は、このまま税率が元に戻らなかった場合は、都独自でガソリンに課税することを検討していく考えを明らかにしました。
これは石原知事が、4日の記者会見で明らかにしたものです。
東京都によりますと、ガソリン税などの暫定税率が期限切れになった影響で、今月1日に国から都に提示された道路関連事業の補助金などの総額は、およそ78億円で、昨年度の4%にとどまっているということです。
これを受けて東京都は、緊急性のある工事などを除いて新たな道路整備や改修などの事業を延期する方針を決めました。
今後も暫定税率が元に戻らなければ、都に対する国からの補助金などが最大で年間800億円減るとみられるということです。
このため石原知事は、夏ごろまでに暫定税率が元に戻らなかった場合、東京都が独自にガソリンに課税することを検討する考えを示しました。
石原知事は「現在の状況が長引けば、事業の凍結など大きな影響が避けられない。
自治体独自の課税については、他県の知事も賛同すると思うし、結果的に地方分権につながると思う」と話しています。
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切断遺体 男が事件に関与か 東京・港区のマンションの部屋から、フィリピン人の女性とみられる切断された遺体が見つかった事件で、この部屋に同居していた日本人の男が、遺体の一部を手に持っているのを別の同居人の女性が目撃していたことがわかりました。警視庁は、男が事件に関与している疑いが強いとみて、行方を捜査しています。
この事件は、3日夜、東京・港区台場の高層マンションの26階の部屋で、人の遺体の一部が紙袋に入れられた状態で見つかったもので、警視庁はこの部屋に住むフィリピン人の20代の女性とみて、身元の確認を進めるとともに、現場の部屋の検証を行っています。この部屋には、六本木の飲食店に勤めるフィリピン人の女性3人と40代の日本人の男が住んでおり、3日、女性が出勤しないのを心配して同居人の女性が部屋に戻ったところ、日本人の男が遺体の一部を手に持っているのを目撃していたことがわかりました。
男はあわてた様子で「女性はどこにいるかわからない」と答え、同居人の女性が警察官を呼びに行っている間に行方がわからなくなったということです。
マンションの部屋には3日の朝以降、女性と日本人の男が2人でいたということで、警視庁は男が事件に関与している疑いが強いとみて行方を捜査しています。
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広大准教授パソコン海外で盗難
広島大学の准教授が出張先のベルギーで、約750人の学生の個人情報が入ったパソコンを盗まれ、大学は管理が不適切だったとして4日、准教授を訓告の処分にするとともに学生に謝罪しました。
パソコンを盗まれたのは、東広島市にある広島大学留学生センターの48歳の准教授です。
大学によりますと、この准教授は、3月15日にベルギーに出張した際、電車の中で窃盗グループにパソコンが入ったかばんを盗まれたということです。
パソコンは大学の備品で、海外から広島大学に留学した学生の名前や国籍、パスポートの番号のほか、広島大学から海外に留学した学生の成績や携帯電話の番号など、合わせて749人分の個人情報が記録されていたということです。
パソコンは、パスワードを入れないと起動しないようになっていて、これまでのところ、個人情報が流出したり、悪用されたりする被害は確認されていません。
広島大学は、個人情報が入ったパソコンを持ち出すことを原則、禁止していて、管理が不適切だったとして、4日付けで准教授を訓告、当時の上司を文書による厳重注意の処分にするとともに、学生に謝罪しました。
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国交省職員 奈良の事件で起訴3日、沖縄県の国営公園の工事をめぐる収賄の疑いで逮捕された国土交通省のキャリア職員について、大阪地検特捜部は、後輩の職員に働きかけて奈良県の国営公園の工事の入札情報を業者に漏らした見返りに現金を受け取っていたとして、あっせん収賄の罪で起訴しました。
起訴されたのは国土交通省のキャリア職員、上島晃嗣被告(53)です。
また、奈良県の建設会社「槇峯建設」の元社長、槇峯和也被告(67)も贈賄の罪で起訴されました。起訴状などによりますと、上島職員は、奈良県にある国営公園の工事の入札をめぐって、すでに加重収賄の罪で起訴されている国土交通省の後輩で企画専門官の、高松正彦被告(43)に非公開の予定価格を漏らすよう働きかけ、その謝礼として工事を落札した槇峯元社長から現金100万円の賄賂を受け取ったあっせん収賄の罪に問われています。
上島職員は、沖縄県の国営公園の工事で別の業者に便宜をはかった見返りに、現金約360万円を受け取っていたとして、収賄の疑いで3日、再逮捕されており、特捜部は引き続き上島職員を調べることにしています。
贈賄の罪などで起訴された槇峯元社長は4日夜、保釈金500万円を支払って保釈されました。
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市環境局でカラ残業360件余
大阪市の環境局で、出勤簿などと整合性が取れない、いわゆる「カラ残業」が新たに360件余り確認され、大阪市は、不適切に支給されていた給与約100万円を返還させたうえで、関係した職員を懲戒処分とする方針です。
大阪市の環境局では、環境事業センターの職員がカラ残業をしているとした、市民グループによる情報公開請求で「存在しない」とされていた業務日誌が見つかったことを受けて、今年2月までの3年余りの間にカラ残業が行われていたどうか、職員約3600人を対象に調査しました。
その結果、出勤簿などと整合性が取れないカラ残業が、超過勤務手当で217件夜間勤務手当で109件特殊勤務手当で41件の計367件行われていたことが確認されました。
このため、大阪市は、不適切に支給されていた給与約100万円を返還させたうえで、関係した職員を懲戒処分とする方針です。
大阪市では、先月、職員が同僚にカラ残業を依頼した問題を受けて行った全庁調査の結果として、44人が不適切に給与を受け取っていたことを公表したばかりですが、カラ残業全般にわたる調査は行われていませんでした。
大阪市は「現場の職員の代わりに、事務職員が手当の支給を申請する際、事務処理を誤ったもので、今回の問題は、事務処理が特殊な環境局で起きた稀なケースだ」と説明していますが、裏金をめぐっても新たな問題が相次いで発覚していることから、調査のあり方に問題があるのではないかという指摘も出ています。
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高齢者制度で相談苦情相次ぐ
75歳以上の高齢者を対象にした新しい医療制度が今月1日から始まりましたが、滋賀県内の自治体には、新たな制度に対するお年寄りからの問い合わせや苦情が相次いでいます。
新しい医療制度は、75歳以上のすべての高齢者が保険料を負担するもので、滋賀県内の自治体でも年金から天引する保険料の金額などを記載した通知書を今月1日に発送しました。
ところが、各自治体の担当窓口には、通知書を受け取ったお年寄りからの問い合わせが相次ぎ、草津市役所の保険年金課にも「国民健康保険と二重で保険料を支払わないといけないのか」とか「新しい保険証が届いていない」といった問い合わせが電話と窓口合わせて毎日50件ほど寄せられているということです。
今回の制度では、子どもの扶養家族になるなどして、これまで保険料を支払っていなかった人も、2年間の軽減措置の後は保険料を負担することになるため窓口で苦情を言うお年寄りの姿も見られました。
82歳の妻と2人で年金暮らしをしているという76歳の男性は「今まで妻には保険料がかかりませんでしたが、今回の制度では1人1人に保険料がかかるので負担が増えてくると思います。蓄えのない高齢者に死ねといわんばかりの制度は納得できません」と話していました。
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盗みの4人逮捕 余罪500件
富山市内の3つのマンションの1階の部屋に、ベランダのガラスを割って忍び込み、腕時計など29万円分を盗んだとして、名古屋市中区の無職、神谷徹容疑者(47)ら4人が逮捕されました。被害にあったのはいずれも1階の部屋で、4人はベランダのガラスを工具で割り、手を差し入れてかぎを開けていたということです。警察によりますと、4人は刑務所に服役中に知り合ったと見られ、神谷容疑者ら2人は、容疑を認めているということです。マンションやアパートの1階の部屋を狙った同じような手口の空き巣の被害は、東海地方や北陸地方を中心とした広い範囲で、去年8月ころから 500件ほど相次いでいて、警察が関連を調べています。
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強奪された金塊 再展示
去年3月、岐阜県高山市の展示施設、大橋コレクション館で、重さ 100kg、金額にして2億5000万円分の金塊が奪われた事件で、回収された金塊がバラバラの状態のまま、4日から再び展示されました。3人組の犯人グループは全員逮捕され、奪われた金塊は回収されましたが、売りさばくためにばらばらにされており、返還されたのは70kg余りでした。展示された金塊は、大きさがこぶしほどのものから細かく砕いて米粒のようになったものまでさまざまで、すぐ隣には、一辺が17.5cmの四角い元の姿のレプリカも展示されています。施設では、いずれ金塊を何らかの形に加工することにしていますが、当面はばらばらのままの状態で展示を続けることにしています。
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福岡女子大学入学式福岡市の福岡女子大学で4日、入学式が行われ、およそ200人の新入生が新しい生活をスタートさせました。
福岡市東区にある福岡女子大学の入学式は午前10時から始まり、新入生191人の名前が1人ずつ読み上げられました。
続いて、高木誠学長が「福岡女子大学の伝統は少人数による教育です。女性ならではの視点で将来を見通せるようになってください」とあいさつしました。
これに対して、新入生を代表して文学部国文学科の田邉陽子さんが「自立の精神を重んじ学術の研究にまい進して、社会の期待に答えたい」と誓いのことばを述べました。
午後から新入生を対象にオリエンテーションが行われ、今月8日から本格的な授業が始まります。
福岡地区の大学では、今月8日に九州大学の入学式が行われます。
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B型肝炎提訴に向け電話相談
子どものころの集団予防接種でB型肝炎になった患者らが、国に救済策を求める裁判の準備を各地で進める中、4日、福岡市で九州の弁護団が被害について電話相談を行いました。
集団予防接種が原因のB型肝炎については、最高裁判所がおととし、「注射器を交換しないとウィルスに感染するおそれがあることを知りながら放置した」として、国の責任が認めました。
しかし、血液製剤を原因とするC型肝炎に比べ、予防接種が原因のB型肝炎につては、具体的な救済策はとられておらず、国に救済策を求める訴えを起こす準備が各地で進められています。
4日の電話相談では、子どもを出産する際に医師からB型肝炎の感染を告げられ、その後、慢性肝炎を発症したという女性などから相談が寄せられ弁護士が対応していました。
弁護団によりますと、九州では来月末をめどに福岡地方裁判所に訴えを起こす予定で、これまでに患者らおよそ20人が参加する意向を示しているということです。
弁護団は今月19日にも弁護士会館で提訴前の説明会を開き、患者らの相談に応じることにしています。
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チューリップ花壇荒らされる直方市では、5日から恒例のチューリップフェアが開かれますが、市民が準備してきた花壇が車が侵入して荒らされる被害が出ています。
被害があったのは、遠賀川の河川敷のチューリップフェアの会場です。
このうち、世界の珍しいチューリップが植えられた花壇が先月31日から今月1日にかけて荒らされ、乗用車が走ったようなタイヤの跡が残されていました。
この花壇には、およそ2000本のチューリップが植えられていますが、このうち100本程度が花が折れるなどの被害が出ており、直方市は警察に被害届けを出しました。
5日から始まる直方市のチューリップフェアはことしで12回目で、秋には1000人を超える市民が参加して球根を植えるなど市を代表するイベントの1つです。
被害を知った市民の間からは「チュウリップが無残な姿になって憤りを感じる」などの声が上がっています。
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大学生の個人情報ディクス盗難
NEC=日本電気のグループ会社の社員が、山口県下関市にある下関市立大学のシステムを更新する作業中に、学生などおよそ1万8000人の成績や住所などの個人情報が入ったハードディスクを、無断で持ち出して、その後、盗まれていたことが分かりました。
NECによりますと、この社員は、NECのグループ会社、「日本事務器」の大阪支店に勤務する35歳の女性社員です。
女性社員は、下関市立大学のシステムを更新する作業を担当していましたが、先月28日、宿泊中のホテルで作業をするため、学生や保護者などの個人情報をハードディスクにコピーして無断で持ち出したということです。
女性社員は、その後もデータを消去せず、先月31日夜、作業が終わってホテルに帰る途中、レストランの駐車場に車を止めていたところ窓ガラスを割られてハードディスクの入ったカバンを盗まれたということです。
ハードディスクには、平成7年度から今年度までの学生や保護者などおよそ1万8000人の成績や住所など個人情報が記録されていたということです。
大学によりますと、これまでのところ個人情報が悪用されるなどの被害は確認されていないということですが、大学では、掲示板やホームページを利用して学生などに周知するとともに問い合わせの窓口を設けています。
記者会見したNECの山岡健樹中国支社長は、「大学や学生に迷惑をかけ大変申しわけありません。今後は社員に情報の保護を徹底したい」と話しています。
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沖縄尚学選抜2度目の優勝
春のセンバツ高校野球は4日、決勝が行われ沖縄尚学高校は埼玉の聖望学園を9対0で破り9年ぶり2度目の優勝を果たしました。
この試合、沖縄尚学は1回にヒットと相手ピッチャーのワイルドピッチで先制した後、2回には盗塁やスクイズなど機動力でさらに1点を追加します。
沖縄尚学はその後も攻撃の手をゆるめず、3回には聖望学園の2人目の石田を攻め打者一巡の猛攻で4点をあげたうえ、5回にはランナー2人を置いて1番の伊古の大会14号となるランニングホームランで、3点を追加し9対0として試合をほぼ決定づけます。
一方、沖縄尚学の先発のエース東浜は7回に、ツーアウト満塁とされますが後続を打ち取るなどピンチを切り抜け聖望学園に得点を許しませんでした。
試合は結局沖縄尚学が聖望学園を9対0で破り9年ぶり2回目の優勝を果たしました。
沖縄尚学の比嘉公也監督は「優勝の実感はまだ無い。試合ではここまで練習してきた積極的な走塁や守りができて、ベストゲームだった。予想外の展開となったが、選手たちはスキを見せることなくやってくれたと思う。東浜投手は途中、コントロールが良くなかったが、目に力があり、彼を信じて交代しなかった」と決勝を振り返りました。
そして9年前の選手時代に続いて、監督として優勝したことについては、「選手の時と同じように優勝は嬉しいが、今回は自分では何もしていないので、不思議な気持ちだ。選手たちが大会を通して1戦1戦、成長して優勝させてくれた」とたたえていました。
また、聖望学園を6安打に抑え完封で優勝を決めた沖縄尚学のエース、東浜巨投手は「きょうは気持ちが入っていたので、3連投だったが疲れはなかった。決勝での完封は試合前から狙っていた。最後の試合を締めるのは自分しかいないと思って投げた。左ひざはきのうに比べれば痛みはなかった。優勝して比嘉監督の顔を見たときに涙が出そうになった。投手として優勝した監督を目標にしてやってきたので、これで並ぶことができたかなと思う」と笑顔で話していました。
優勝した沖縄尚学高校の、キャプテン、西銘生悟選手は、「試合前に監督から高めのストレートを打っていくよう指示を受けていました。序盤で相手のエースを引きずり下ろせたのが大きかったと思います。試合中もアルプススタンドの声援がすごくて、本当に力になりました。いろいろな人たちに支えられての優勝だと思うので感謝したいです」と話しています。
また、5回にランニングホームランを放った1番の伊古聖選手は「直前にバントを失敗していたので、何とか塁に出ようと思い切って振りました。スリーベースヒットかなと思いましたが、3塁コーチが腕を回していたので、信じてホームを目指しました。ホームランは高校では初めてだったので信じられません」と話していました。
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米軍家族の少年強盗で逮捕
先月、沖縄県沖縄市で、タクシー運転手が殴られて現金を奪われた強盗傷害事件で、警察は、アメリカ兵の家族の少年2人がかかわった疑いが強まったとして4日、逮捕しました。
さらに警察は、当時アメリカ空軍嘉手納基地の憲兵隊に所属していた21歳のアメリカ兵も事件に関わっている疑いがあるとみて事情を聞いています。
逮捕されたのは、沖縄のアメリカ空軍に所属する兵士の家族の16歳の男子高校生と、アメリカ海兵隊員の家族の15歳の無職の少年です。
警察の調べによりますと、2人は先月16日の未明、沖縄市中央の路上でタクシーを止め、55歳の運転手の男性を車の外に誘い出したあと、殴りつけて手などに軽いけがをさせ、車内にあった現金8000円を奪ったとして強盗傷害の疑いが持たれています。
逮捕された2人はこの日の深夜、沖縄市内で別のタクシーから釣り銭を盗んだとして窃盗の疑いですでに逮捕されていますが、強盗傷害事件についても容疑を認めたことなどから再逮捕したものです。
警察は、この2人のほか、当時アメリカ空軍嘉手納基地の憲兵隊に所属していた21歳のアメリカ空軍の兵士が事件にかかわっている疑いがあるとみて事情を聞いています。
また、別の兵士の家族でいずれも19歳の少年2人についても、かかわっている疑いがあるとみてアメリカ軍側に捜査の協力を求めて事情を聞くことにしています。
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波照間水難で教師書類送検
おととしの5月、沖縄の波照間島の海水浴場で男子高校生3人が流されて1人が死亡、1人が行方不明となった水難事故で、警察は当時台風が接近していたにもかかわらず生徒を泳がせたとして引率の教師2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは神奈川県横浜市の39歳の担任の男性教師と神奈川県川崎市の55歳の引率の男性教師です。
この事故はおととしの5月17日、波照間島の海水浴場で修学旅行で島を訪れていた神奈川県横浜市の鶴見工業高校の32人の生徒のうち、男子生徒3人が波にさらわれて流され、1人が死亡、1人が行方不明となったものです。
警察の捜査の結果、担任の教師と引率の教師が当時台風が接近していたにもかかわらず生徒を泳がせたとしてこの教師2人を業務上過失致死傷の疑いで4日書類送検しました。
警察の調べに対し、教師2人は「このような悲惨な事故につながってしまい大変申し訳ない。危険な状況だったので生徒たちを泳がせなければよかった」と話しているということです。
鶴見工業高校の高橋正彦校長は「修学旅行中に起きた重大な事故で教師2人が書類送検されたことを厳粛に受け止めています。再発防止に取り組んでいきたい」と話しています。
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琉球大学で入学式琉球大学の入学式が行われ、今年度、新たに開設された観光産業科学部の第1期生を含む1600人余りが大学生活のスタートを切りました。
西原町にある琉球大学の体育館では午前10時から入学式が行われ、沖縄の観光の発展に貢献する人材の育成を目指して今年度、新たに開設された観光産業科学部を含む7つの学部と1つの専攻科の1660人の新入生が出席しました。
このなかで、新入生を代表して農学部生物資源学科の喜屋武尚斗さんが「きょうの喜びと感激を忘れずに学問に励みます」と誓いの言葉を述べました。
続いて、岩政輝男学長は「琉球大学では生物の多様性や防災など優れた多くの研究をもとに教育が行われています。みずから新しい学問を作り上げ満足のいく成果が出せることを祈っています」と新入生を励ましました。
第1期生となる観光産業科学部に入学した男子学生の1人は「沖縄の観光に貢献できるように頑張りたい」と学生生活に期待を寄せていました。
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日米地位協定の抜本改正を神奈川県横須賀市で起きた殺人事件で、アメリカ兵が逮捕されたことに関連して、政府が、日米地位協定が運用面で改善され容疑者の身柄が順調に引き渡されたとしていることについて仲井真知事は記者会見で住民の安全を守るためにも日米地位協定の改正が必要だという考えを示しました。
先月、神奈川県横須賀市でタクシー運転手を殺害したとしてきのう、アメリカ兵が警察に強盗殺人の疑いで逮捕された事件をめぐり、高村外務大臣は、「アメリカ軍から日本側への容疑者の身柄の引き渡しは迅速に行われ、日米地位協定の運用の改善が機能したとも言える。今後も運用の改善で対処したい」と述べて、地位協定の改正は必要ないとの考えを示しました。
これについて、仲井真知事は、4日の会見で、「運用ができるから、基本を変えないというのは、本末転倒だ」と述べて政府の対応を批判するとともに、住民の安全を守るためにもアメリカ兵が日本で起こしたすべての事件で日本側に身柄が引き渡されるよう日米地位協定そのものの改正が必要だという考えを示しました。
また、仲井真知事は、道路特定財源のガソリン税などの暫定税率が期限切れとなっていることに関連して、「沖縄でも、道路建設はまだ必要であり暫定税率がもとに戻ることを望んでいる」と述べました。
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新しい県立大学で初の入学式
2つの県立大学が統合されて今月、誕生した新しい『長崎県立大学』の初めての入学式が佐世保市で開かれました。
新しい「長崎県立大学」は、大学運営の効率化を目的に佐世保市の「長崎県立大学」と長与町の「県立長崎シーボルト大学」が統合されて7つの学科を持つ大学として今月1日に誕生しました。
新しい大学になって初めての入学式が4日、佐世保市で開かれ、大学と大学院の新入生793人を始め、保護者や教職員などあわせて2000人が出席しました。
この中で、池田高良学長は「新しい大学は国際社会や地域社会で個性が輝くような大学を目標としています。みなさんの持っている新鮮なエネルギーを十分に発揮できるよう支援します」とあいさつしました。
そして新入生を代表して経済学部の諸岡茂さんが、「学生生活を通じて九州や日本に貢献できるよう勉学に励みます」と誓いのことばを述べました。
佐世保のキャンパスに通うという女子学生は「勉強とサークルを両立させるとともに旧長崎シーボルト大学の人たちとも仲よく交流していきたい」と抱負を述べていました。
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飲酒運転で免職の職員提訴
酒気帯び運転で警察に検挙され、去年10月に懲戒免職処分になった都城市役所の元職員が処分は重すぎるとして、処分の取り消しなどを求めて宮崎地方裁判所に訴えを起こしました。
訴えを起こしたのは都城市役所の30歳の元男性職員です。
この元職員は、去年9月、酒気帯び運転の疑いで警察に検挙され、罰金20万円の略式命令を受け、都城市は去年10月31日付けでこの元職員を懲戒免職処分にしました。
これに対して元職員は、事故などを起こしていない単純な酒気帯び運転での懲戒免職は、▼ひき逃げなどほかの違反行為の処分に比べて重すぎることや、▼県内の別の行政機関では飲酒運転で免職にならなかったケースもあったなどとして、都城市に対して処分の無効と慰謝料100万円などを求めて訴えをおこしたものです。
これに対し、都城市では職員の飲酒運転が相次いだことなどから、おととしの10月に職員の懲戒処分の基準を見直し、飲酒運転をした場合は停職か免職にすると規定していて訴えについて、「処分は妥当だったと考えている」とコメントしています。
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東海大学の入学式
九州東海大学が再編されて、あらたに発足した「東海大学」の2つの校舎の合同入学式が4日、熊本市で行われ、460人あまりが学生生活をスタートしました。
あらたに発足した「東海大学」の2つの校舎に入学したのは、3つの学部と大学院のあわせて461人です。
合同入学式は熊本市にある熊本校舎で行われ、東海大学の松前達郎・総長が「みずからの目標と進むべき道を大学で見いだし、人生の基盤をつくってください」と言葉を贈りました。
東海大学は、大学グループの再編でこれまでの▼九州東海大学と▼北海道東海大学、それに▼東海大学が再編されたもので、県内では、熊本校舎と阿蘇校舎としてあらたにスタートします。
式に臨んだ新入生たちは真新しいスーツを着て姿勢を正し、大学生活に向けて気持ちをあらたにしていました。
南阿蘇村の阿蘇校舎にある農学部で動物の生態などを研究する女子学生は「動物に触れあえるのを楽しみにしています。充実した4年間にしたいです」と話していました。
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「篤姫の生きた時代」展
ことしの大河ドラマの主人公で幕末の将軍家に嫁ぎ波乱の人生を送った「篤姫」の足跡をたどる特別展が4日から京都市で開かれています。
この特別展は篤姫の生きた幕末の時代を知ってもらおうと、京都の東山にある霊山歴史館が開きました。
篤姫の写真やゆかりの古文書などが展示されています。
篤姫の生涯を場面ごとに紹介する電子紙芝居も上映され、ふるさとの薩摩藩を中心とする新政府軍に嘆願書を送り、江戸を戦禍から守ったことなどが紹介されています。篤姫の義理の娘で同じように幕末の将軍家に嫁いだ孝明天皇の妹の和宮が京都御所を懐かしんだとされる絵も展示され、訪れた人たちは激動の時代を生きた女性たちに思いをはせていました。
東京から訪れた女性は「大河ドラマでも篤姫を見ています。幕末の動乱の時代を生きた篤姫は改めてすごい女性だったんだなと思いました」と話していました。
この展示会は来月6日まで開かれています。
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「シティ青山」経営会社破綻
盛岡市のショッピングセンター「シティ青山」を経営していた「シティ商事」がおよそ90億円の負債を抱えて経営に行き詰まり、清算に向けて手続きを進めることになりました。
「シティ青山」は別の会社が経営を続けるということです。
会社などによりますと「シティ商事」は、ボウリング場を経営する会社として昭和47年に設立されその後、大手スーパー「ダイエー」と契約してスーパーの経営に乗り出し、ピーク時には84億円を超す売り上げがありました。
その後、景気の悪化や盛岡市内への大型ショッピングセンターの進出などで競争が激しくなる中で「ダイエー」との契約を終了し、テナント料収入だけで経営を続けてきましたが、多額の負債を抱えて経営に行き詰まり、会社を解散することを決め清算に向けた手続きに入りました。
負債総額はおよそ90億円にのぼるとみられています。
「シティ商事」が経営していた「シティ青山」は別の会社が経営を続けるということです。
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240億円税収不足のおそれ
暫定税率の期限切れを受けて福島県議会の総務委員会が4日、開かれ、県側が今年度の実質的な道路整備費の40%にあたる240億円の税収不足が生じるおそれがあることを明らかにしました。
これは4日開かれた県議会の総務委員会で、県の担当者が明らかにしました。
それによりますと県の今年度の当初予算で借金を除いた実質的な道路整備費はおよそ600億円となっていますが、暫定税率が失効されたままの状態が続いた場合国の補助金を含めて年間240億円の税収不足になるということです。
その一方で県側は、いまの状況が1か月程度で終われば、大きな影響はでないとして道路の維持補修や災害復旧など必要な工事は予定通り発注する方針を示しました。
これに対して議員からは▼県の財政状況が厳しい中で、もっと危機感をもって影響の見通しを立てるべきではないかとか、▼いまの状況が長引いた場合、ほかの財源で補てんすることになり県民へのサービスが低下するのではないかなどの意見が出されました。
これについて県の秋山時夫総務部長は「状況が長引いたときの影響については大きな混乱が予想され、想定したくないというのが本音だ。とにかく、県民サービスに影響が出ないようにしていきたい」と述べました。
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次男への傷害で母親の初公判
ことし2月、郡山市で、2歳の次男に対し、床に放り投げるなどの暴行を加えて大けがをさせたとして、傷害の罪に問われている母親の初公判で、検察側は、「母親は、次男の様子を見て父親にあたる男性を思い出し、イライラを募らせていた」と、犯行までのいきさつを明らかにしました。
郡山市桑野の無職、田尻真紀被告(28歳)はことし2月、自宅のマンションの部屋で、2歳の次男に対し、腕や足をつねったり床に放り投げたりして頭にけがをさせたとして傷害の罪に問われています。
4日、福島地方裁判所郡山支部で開かれた初公判で、田尻被告は「まちがいありません」と述べて罪を認めました。
このあと検察側は、冒頭陳述で、「田尻被告は、自分の出方をうかがうような次男の態度を見て父親にあたる内縁関係にあった男性を思い出し、イライラを募らせていた。事件の当日は、次男がごはんを食べるのをいやがり、床をたたいて大きな音を出したので次男を床にほうり投げた」と犯行までのいきさつを明らかにしました。
次の裁判は来月9日に開かれて審理を終える予定です。
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次男への傷害で母親の初公判
ことし2月、郡山市で、2歳の次男に対し、床に放り投げるなどの暴行を加えて大けがをさせたとして、傷害の罪に問われている母親の初公判で、検察側は、「母親は、次男の様子を見て父親にあたる男性を思い出し、イライラを募らせていた」と、犯行までのいきさつを明らかにしました。
郡山市桑野の無職、田尻真紀被告(28歳)はことし2月、自宅のマンションの部屋で、2歳の次男に対し、腕や足をつねったり床に放り投げたりして頭にけがをさせたとして傷害の罪に問われています。
4日、福島地方裁判所郡山支部で開かれた初公判で、田尻被告は「まちがいありません」と述べて罪を認めました。
このあと検察側は、冒頭陳述で、「田尻被告は、自分の出方をうかがうような次男の態度を見て父親にあたる内縁関係にあった男性を思い出し、イライラを募らせていた。事件の当日は、次男がごはんを食べるのをいやがり、床をたたいて大きな音を出したので次男を床にほうり投げた」と犯行までのいきさつを明らかにしました。
次の裁判は来月9日に開かれて審理を終える予定です。
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“盗撮目的”県職員に罰金命令
勤務先の研究施設の女性用トイレに忍び込み、盗み撮りのために小型カメラを設置した疑いで逮捕された県職員が、建造物侵入の罪で裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。
郡山市にある県の研究施設、「福島県ハイテクプラザ」の主任研究員、高橋幹雄被告(48歳)は、先月5日から6日にかけて、ハイテクプラザの1階の女性用トイレに忍び込み、盗み撮りのために小型カメラを設置したとして建造物侵入の疑いで警察に逮捕されました。
これまでの調べに対し高橋主任研究員は、盗み撮りの目的でトイレに忍び込んだことを認めているということです。
高橋主任研究員はきょう、建造物侵入の罪で略式起訴され、裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。
これについて、福島県では、「来週早々にも本人と会って詳しく事情を聴き、事実関係を確認した上で処分を検討したい」と話しています。
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獣医師、交通事故で逮捕
3日夕方上越市の国道を横断していた94歳の女性が乗用車にはねられて意識不明の重体となり、警察は、乗用車を運転していた77歳の男の獣医師を自動車運転過失傷害の疑いでその場で逮捕しました。
逮捕されたのは、上越市三和区の獣医師、平井漸容疑者(77歳)です。
警察の調べによりますと、平井容疑者は、3日午後6時半ごろ、上越市浦川原区の国道を乗用車で走っていたところ、道路を横断していた近くに住む、竹内トメさん(94歳)をはねました。
竹内さんは病院に運ばれましたが頭などを強く打っていて、意識不明の重体になっています。
現場のすぐ近くには横断歩道があり、乗用車が一時停止をしなければいけいないことから、警察では、平井容疑者を自動車運転過失傷害の疑いでその場で逮捕しました。調べに対して平井容疑者は、「考え事をしていて、歩行者に気づくのが遅くなってしまった」と話しているということです。
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くわで殴り殺人未遂で逮捕
村上市で、農作業に使うくわを使って除雪作業をしていた74歳の無職の男が土地の所有をめぐってトラブルになっていた親せきの男性と口論になって持っていたくわで頭を殴り殺人未遂の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは村上市薦川の無職、小田茂雄容疑者(74歳)です。小田容疑者は2日午後4時ごろ、村上市の道路上で近くに住むいとこの63歳の男性の頭を持っていた長さ1メートルほどのくわで殴ったとして、殺人未遂の疑いが持たれています。
警察の調べによりますと、小田容疑者と殴られた親せきの男性とは数年前から所有する土地の境界をめぐってトラブルになっており、たびたび口論を繰り返していたということです。
小田容疑者が自宅近くでくわを使って、道路の除雪作業をしていたところに男性が訪れて土地のことをめぐって口論になり小田容疑者が持っていたくわで男性の頭を殴ったということです。
殴られた男性は頭部に切り傷を負い全治1週間ほどの軽いけがだということです。
警察で詳しいいきさつを調べています。
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自治医大の研究施設で爆発
3日、下野市にある自治医科大学の放射性物質をあつかう施設で爆発があり、建物の窓ガラスなどが割れる被害がありました。
けが人や、放射性物質による汚染はなかったということで、警察と消防で爆発の原因を調べています。
自治医科大学によりますと3日午後4時半ごろ、大学の本館2階にある放射性物質の焼却装置が置かれた部屋で爆発が起き、焼却装置が壊れたほか、廊下をはさんだところにある研究室の窓ガラス2枚が破損しました。
爆発があった当時周辺に人はおらず、けが人はいませんでした。
大学によりますとこの装置は実験に使った人体に影響を及ぼさないごく微量の放射性物質を含む溶剤を焼却処理するためのものだということです。
爆発が起きる直前には、国の機関による装置の定期点検が行われ、放射性物質を含まない溶剤を試験的に燃やし、異常がないことを確認していたということで、この爆発による放射性物質の汚染などはないということです。
警察と消防で、爆発の原因について調べています
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県立医療大学入学式 阿見町にある茨城県立医療大学で4日入学式が行われ、200人あまりの学生が入学しました。
茨城県立医療大学は看護や介護などの医療技術を学ぶ学校として14年前に県が開設しました。
ことしは大学生や大学院生合せて203人が入学し、4日の入学式では、最初に新入生が1人1人名前を呼ばれました。
このあと、小山哲夫学長が「医療にたずさわる者として人にやさしい心を忘れず、高い技術を持ったプロフェッショナルを目指してください」とあいさつしました。 また、新入生を代表して2人があいさつしこのうち、看護学科の森田奈津子さんが「医療大学の学生として先生の指導のもと学業に励むよう努力します」と抱負を述べました。
新入生の1人は「まだ何も分からないですががんばって勉強して人にやさしく出来る看護師になりたいです」などと話していました。 県立医療大学では付属病院の現場などで看護や理学療法、それに放射線技術など、実践的な研修を行い、卒業後は県内を中心に各地の医療施設で即戦力として活躍することが期待されています。
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着服で大洲市職員が懲戒免職
大洲市の28歳の男性職員が、観光施設からの収入や観光事業の宣伝費、あわせて550万円余りをおよそ1年間にわたって着服していたことがわかり、大洲市は、4日づけで、この職員を懲戒免職としたほか、上司など6人を減給などの処分にしました。
懲戒免職となったのは、大洲市商工観光課に勤務していた28歳の男性職員です。
この職員は、去年4月からことし3月にかけて大洲市の観光施設「臥龍山荘」や「大洲家族旅行村オートキャンプ場」からの収入や、市の観光事業の宣伝費など、あわせて550万円余りを着服していたということです。
このため大洲市では、4日づけで、この職員を懲戒免職とするとともに、上司や同じ課に勤務する職員など6人を減給などの処分にしました。
この職員は、「パチンコなどの遊ぶ金や借金の返済、それに、生活費に使った」などと話しているということで、これまでにおよそ129万円を弁済し、残りの金についても返還するということですが、大洲市では、近く、警察へ刑事告訴する方針です。
大洲市では、去年9月に水道課の元職員が徴収した水道料金およそ480万円を着服していたことが発覚しています。
相次ぐ不祥事に、大洲市の大森隆雄市長は、「市民の皆さんにたいへん申し訳ないと思っています。公金の管理方法や入金のチェック体制を厳格化するなどして、再発防止に努めたい」と陳謝するとともに、市長と副市長についても減給処分とすることを、6月の市議会にはかることにしています。
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手品師殺害容疑で妻逮捕先月31日、高知市の住宅で、飲食店経営で手品師の男性が死亡しているのが見つかった事件で、警察は、4日、男性の妻を殺人の疑いで逮捕しました。
この事件は、先月31日の午後4時前、高知市潮見台の住宅の居間で、飲食店経営の上野勉さん(52)が頭から血を流して死亡しているのが見つかったものです。
上野さんの頭にはつぼのようなもので殴られた跡があり、玄関などの鍵はかかっていたことから、警察では、当時、家の中にいて、顔にケガをして病院に入院していた妻の泰子容疑者(53)から、当時の状況を聞くなどして捜査を進めていました。
そして、泰子容疑者が病院を退院した4日、上野さんを殴ったことを認めたため、殺人の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、泰子容疑者は「頭を殴ったことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と話し、殺意については否認しているということです。
死亡した勉さんは「ベンジャミン・UWANO」の名で、手品を教えるなどの活動をしながら高知市内で手品を見せるバーを経営していました。
夫婦を知る人によりますと、泰子容疑者はふだんから、夫の店や手品を手伝っていたということで、警察では、殺害に至った状況や動機について泰子容疑者を厳しく追及しています。
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賃金未払いで書類送検
徳島市の警備会社が60人あまりの従業員に対して、合わせておよそ2300万円の賃金を所定の日に支払っていなかったとして、徳島労働基準監督署は、この警備会社と代表取締役の書類を徳島地方検察庁に送りました。
書類を送られたのは徳島市の「富士警備保障株式会社」と、この会社の56歳の代表取締役の男です。徳島労働基準監督署によりますと、この会社は去年1月から8月にかけて、従業員63人の賃金合わせて2290万円余りを所定の日に支払っていなかった、労働基準法違反の疑いがもたれています。
この会社は平成17年頃から経営状況が悪化して賃金の支払いが遅れるようになり、賃金が予定していた額より少ないというケースが増えました。
中には、6か月半の間、まったく賃金が支払われなかった幹部社員もいたということです。
おととしの秋ごろ以降、従業員からの相談が増えたため、労働基準監督署は会社に行政指導を行いましたが、改善されなかったため、4日、書類送検しました。
労働基準監督署によりますと、今回書類を送った容疑は、これまでの調べで明らかになっている去年1月から8月までの間の支払いの遅れについてですが、従業員からは、ほかにも、賃金の支払いが遅れているという相談が寄せられているということで、今後も、この会社に対して、引き続き指導を行うことにしています。
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県立病院の医師確保特別対策
県立海部病院などで医師不足が深刻化しているのを受けて、徳島県病院局は新年度から、県立病院の勤務医の待遇改善などを盛り込んだ医師確保のための特別対策に乗り出しました。
県内では県南部の牟岐町にある県立海部病院で、常勤の医師の減少に伴って、4月から毎週土曜日の救急外来受付を取りやめるなど医師不足の問題が深刻になっています。
こうした事態を受けて、県病院局では新年度から医師確保のための特別対策に取り組むことになりました。
具体的には▼医師不足が深刻な海部病院に勤務する医師に対しては初任給調整手当てを毎月4万円増額し、▼三好市の県立三好病院に勤務する医師に対しては毎月2万円を増額することになりました。また▼医師の欠員などを補うために別の県立病院に出張する医師には1日につき1万3000円の手当を支給することにしています。さらに▼管理職の医師が夜間や休日などに手術や救急医療を行う場合、1時間につき2800円の手当を支給するほか、▼救急患者の対応にあたる当直医の手当の増額も対策に盛り込みました。
これらの対策に、今年度、およそ1億2500万円かかる見通しで、徳島県病院局では「医師の勤務環境を少しでも改善することで、勤務医離れに歯止めをかけるとともに今後の医師確保につなげていきたい」と話しています。
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ガソリン買いだめ防止を指導
ガソリン税などの暫定税率が期限切れになったことを受けて、徳島市消防局などは、値下げされたガソリンなどを買いだめして家庭などに保管すると危険だとして、指定された容器以外では、ガソリンを販売しないようガソリンスタンドに注意を呼びかけています。
ガソリン税などの暫定税率は1日で期限切れになり、ガソリンの税金が1リットルあたりおよそ25円、軽油の税金がおよそ17円安くなったことから、県内でも、大幅に値下げをするガソリンスタンドが増えています。
これを受けて徳島市消防局では、消費者が値下げされたガソリンなどを買いだめして家庭などに保管すると、火災につながる危険性があることから、徳島市内にある112のガソリンスタンドに要請文を送ることになりました。
この中では、ガソリンは漏れて引火すると爆発的に燃える恐れがあるとして、▼容器で買おうとする消費者には危険性を説明し、▼保管する場合も法律に定められた専用の容器に入れて、灯油用のポリタンクなどには入れないよう、従業員が確認するよう求めています。徳島市消防局などでは「ガソリンは引火する温度が低く、危険なものなので、買いだめはしないようにしてほしい」と注意を呼びかけています。
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香川大で入学式
香川大学で4日入学式が行われ経済学部や工学部など6つの学部の新入生およそ1300人が新たに大学生活をスタートさせました。
式では、一井眞比古学長が「豊かな人間性と高い倫理性の上に幅広い基礎力と高度な専門知識を備えた大人になることを期待しています」とあいさつしました。
続いて経済学部3年の橋本知夜さんが「大学には自由があり様々な選択肢があります。
沢山のことに挑戦して充実した生活を送って下さい」と述べ、新入生を歓迎しました。
式のあと新入生は、桜が満開となったキャンパスでさっそくクラブやサークル活動の勧誘を受けていました。
新入生のひとりは「新たな生活が始まる実感がしてきました。
勉強やクラブ活動に加え初めての独り暮らしもがんばりたい」と希望に満ちた表情で話していました。新入生たちは今月8日まで学生生活や授業に関するガイダンスや健康診断などを受けてその後授業が始まることになっています。
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求人倍率5ヶ月連続で悪化
仕事を求めている人1人に対し企業から何人の求人があるかを示す香川県の2月の有効求人倍率は、1点10倍で5か月連続して下がりました。
香川労働局では県内の雇用情勢について「このところ改善の動きが弱まっている」としています。
ことし2月の香川県の有効求人倍率は1点10倍で全国平均を0点13ポイント上回りましたが前の月と比べると0点08ポイント下がり、去年10月以来5か月連続の低下となりました。
新規の求人数は8589人で去年の同じ月と比べて11点9%減りました。
このうち▲建設業が29点8%▲製造業が27点2%▲サービス業が20点1%といずれも20%を超える大幅な減少となりました。一方、新規の求職者数は5883人で去年の同じ月よりも8点2%増えています。
香川労働局では県内の雇用情勢について「このところ改善の動きが弱まっている」としています。
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天然記念物のサクラ公開へ
高松市がサクラとして初めて、市の天然記念物に指定した樹齢80年をこえる水道局の施設内のソメイヨシノが見ごろを迎えています。
高松市は先月、サクラとしてははじめて、高松市西宝町にある市水道局西方寺配水池の8本のソメイヨシノを天然記念物に指定しました。これらのソメイヨシノは、大正10年に配水池が建設された際に、記念として植えられたもので、中には高さが13メートルにも育ったものもあり、今、8分咲き程になって見ごろを迎えています。高松市が天然記念物に指定する際に、これらのソメイヨシノの調査を行った樹木医の川西玉夫さんによりますと、ソメイヨシノは病気にかかりやすく、平均寿命は50年から60年ほどだということで「管理をしっかりとすれば、100年以上の銘木に育つのではないか。これからも大切にしていきたい」と話しています。これらのソメイヨシノは、水道局の施設内とあって普段は見ることが出来ませんが、天然記念物に指定されたことを受け、5日の土曜日と6日の日曜日の午前10時から午後3時まで一般に公開されます。
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資金繰りの借金を断られ殺害
札幌市内で、保育園を経営する女性の行方が先月末からわからなくなっていた事件で、逮捕された知り合いの男は「会社の資金繰りなどにあてようと、女性に借金を頼んだが断られたため殺害した」と供述していることがわかりました。
逮捕されたのは、札幌市豊平区の測量会社社長、水嶋一夫容疑者(69)です。
この事件は札幌市豊平区福住の保育園経営、板摺アチ子さん(74)が、先月30日から行方がわからなくなったもので、警察は板摺さんが事件に巻き込まれたと見て捜査していました。
その結果、知り合いの水嶋容疑者(69)が板摺さんを殺害して遺体を埋めたことを認め、供述どおり豊平区の資材置き場の近くで遺体が見つかったため、4日朝、死体遺棄の疑いで逮捕しました。
これまでの調べによりますと、水嶋容疑者は板摺さんと30年以上前からの付き合いで、板摺さんが土地を売却する時に仲介したことがあったほか、板摺さんが経営する保育園の役員を務めたこともあったということです。
水嶋容疑者は「経営している測量会社の資金繰りなどにあてようと、板摺さんに借金を頼んだが断られたので殺害した」と供述していることがわかりました。
板摺さんは首を絞められて死亡しており、警察は犯行の経緯を捜査するとともに、水嶋容疑者を殺人の容疑でも取り調べることにしています。
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現金の積みおろし状況の捜査
札幌市で、現金輸送車の中からあわせて1億1500万円が入ったバッグとケースがなくなっていた事件で、警察は車が銀行などを回って現金を積みおろす際に変わったことはなかったのか、運送会社の社員から詳しく事情を聞いて捜査を進めています。
この事件は1日の夜、日本通運札幌警送支店の現金輸送車が、現金を回収して戻ってきた際、積み込んだはずの1億1500万円がなくなっていたものです。
現金輸送車は、新ひだか町と苫小牧市で銀行など26か所を回り、現金を回収したり空のかばんを置いたりしましたが、車に乗っていた2人の社員は「1人は現金を受け取りに行き、もう1人は車のそばに立って積み込むのを確認した。いつも通りの作業を行った」と話しているということです。
一方、現金がなくなった2つの銀行の担当者は、いずれも運び出した金が車に積み込まれるのを確認したと話しています。
車の鍵が壊された跡はないということで、警察は車に搭載しているGPSや車の金庫が開けられた時間の記録の分析を進めています。警察は、現金の積みおろしのタイミングに犯行が行われた可能性が高いとみており、車が銀行などを回った際に変わったことはなかったか、運送会社の社員から引き続き事情を聴いて事件の解明を進めています。
知事 夕張再建柔軟に対応
高橋知事は4日の会見で、夕張市の藤倉肇市長が財政再建計画の先行きに強い危機感を示したことについて、「計画を随時、市民本位で見直すことは市長と同じ思いだ」と述べ、道としても状況によっては柔軟に対応する用意があるという認識を示しました。
この中で高橋知事は、夕張市の藤倉市長が財政再建計画について強い危機感を示したことについて、「計画達成には、まず、夕張市が努力してもらうことが重要だ」と述べ、夕張市の計画の実行に向けた努力が大前提だという考えを示しました。
その上で「プールの屋根が崩落するなど、事前に予測できない事態については計画を見直せるというルールがある。こうした場合に、計画を随時、市民本位で見直すことについては市長と同じ思いだ」と述べ、道としても状況によっては、柔軟に対応する用意があるとの認識を示しました。
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“木の城”取引先の金融相談
先月、自己破産した「木の城たいせつ」の取引先の中小企業を対象にした金融相談会が開かれました。
この相談会は、道や北海道経済産業局などが開いたもので、「木の城たいせつ」と取り引きがあった中小企業の関係者、およそ20人が参加しました。
この中で、道の担当者からは取引先企業に対し、当面の運転資金として最大で5000万円を低利で貸し付ける緊急の融資制度などが説明され、参加した人の中には、国や道の担当者に個別に相談する人もいました。
道によりますと「木の城たいせつ」の取引先企業のうち、グループ各社に対し、100万円以上の債権がある企業はおよそ170社あるという事で、道は、今後も道庁の商工金融課や石狩や空知支庁に設けた窓口で、融資についての相談に応じることにしています。
映画“靖国”苫小牧で上映へ
東京と大阪の映画館で相次いで上映中止になった、靖国神社をテーマにしたドキュメンタリー映画、「靖国YASUKUNI」について、道内では苫小牧市の映画館が予定通り上映することを決めました。
上映を決めたのは、苫小牧市本町の「シネマ・トーラス」です。
「靖国YASUKUNI」は、靖国神社を舞台に様々な立場の人の姿を紹介したドキュメンタリー映画で、文部科学省が所管する独立行政法人が製作費用を助成したことを問題視する意見がある中で、東京と大阪の5つの映画館が上映中止を決めました。
これについて「シネマ・トーラス」は、映画作品は色々な人たちに見てもらってこそ成り立つものだとして、「靖国YASUKUNI」を予定通り上映することを決めました。
上映は今年7月の予定ですが、準備が整えば6月中にも公開したいとしています。
シネマ・トーラスは、地元の市民らが出資して10年前に開館した座席数40席の映画館で、堀岡勇代表は「きちんと皆さんに映画を見てもらった上で判断してもらいたい」と話していました。
北見赤十字 新院長が会見
深刻な医師不足に陥っている北見市の北見赤十字病院の新しい院長に、道立衛生学院の学院長を務めていた吉田茂夫氏が就任しました。
吉田茂夫新院長は循環器が専門の医師で、札幌医科大学で助教授を務めた後、平成8年に北海道に入り、保健福祉部の参事や保健医療局長を歴任しました。
4日、記者会見した吉田院長は、医師の退職で今月から外来診療を取りやめている内科について、道内の医科大学などに医師の派遣を要請するなど、早急に診療再開を目指す考えを示しました。
また救急医療についても、引き続き地元の開業医に夜間の診療を依頼するなど、地元医師会などと連携しながら確保に取り組む考えを示しました。
吉田院長は「地域の方々に満足の高い医療を提供することが大事で、わたし自身が中心にいてこの問題の解決を図っていきたい」と話しています。
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流氷観光ガリンコ号 陸揚げ
冬の営業を終えた紋別市の流氷観光船「ガリンコ号」が整備作業のため、4日朝、陸に揚げられました。
ガリンコ号は本来は先月いっぱいの営業でしたが、今月になっても流氷が沿岸近くにあるため今シーズンは期間を延長して、2日まで運航しました。
およそ3か月にわたる冬の営業を終えたガリンコ号は4日朝、紋別港にある造船会社の船揚場でゆっくりとワイヤーで引かれて海から陸へと揚げられました。
ガリンコ号の特徴である流氷を砕く大きなドリルには水がかけられ、冬の間の汚れがきれいに落ちていました。
流氷に恵まれたこの冬ガリンコ号の乗客数は過去3番目に多い3万6171人で、去年より6%、人数では2200人あまり増加しました。
ガリンコ号はこの後、エンジンの点検やペンキの塗り替えなどが行われます。
そして5月には、流氷の海から青い海を航行するクルーズ船としてオホーツクの春の観光で活躍します。
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個人情報流出で准教授を処分
釧路市の釧路工業高等専門学校の男性准教授のパソコンから、学生の成績などの個人情報が流出した問題で、学校側は、この男性准教授を停職1か月の懲戒処分としました。
この問題は、去年11月、釧路高専に勤務する40歳の男性准教授のパソコンから、学生の成績など、1400人分の個人情報が、ファイル交換ソフトを介してインターネット上に流出したものです。
学校側のその後の調べで、流出した個人情報は、当初の発表より1000人ちかく多い、2356人分だったことが最終的に明らかになりました。これを受けて、学校側は、今月2日付けで、男性准教授を、停職1か月の懲戒処分としたほか、岸浪建史校長が管理責任として、1か月分の給料の10分の1を自主的に返納することになりました。
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「旅館大野屋」自己破産
根室市の老舗旅館「旅館大野屋」が業績の低迷から、およそ7億円の負債を抱えて、釧路地方裁判所根室支部に自己破産を申請していたことが明らかになりました。
自己破産を申請したのは、根室市常盤町の「旅館大野屋」です。旅館大野屋は、昭和26年創業の老舗で、平成5年には本館を新築し、140人を収容できる規模に拡大して、団体客や地元客による宴会場の利用などを積極的に受け入れ、平成9年にはおよそ3億円の売り上げがありました。しかし、ここ最近は、旅行客の減少などから売り上げの規模が2億円ほどに落ち込んだ上、設備投資の返済が重荷になって厳しい経営が続き、ことし1月から休業していました。こうした中、旅館大野屋では、先行きのメドが立たないとして、ことし2月27日、釧路地方裁判所根室支部に自己破産を申請し、先月28日、破産手続き開始の決定を受けました。負債総額は、およそ7億円です。
根室市が高額医療費を未払い
根室市は重度心身障害者に支給する高額医療費の一部負担を担当者が事務手続きを怠ったこから3年間にわたって支払っていなかったことがわかりました。
これは根室市の長谷川俊輔市長が4日の記者会見で明らかにしましたものです。それによりますと市の介護福祉課の男性職員が事務手続きを怠ったことで平成17年から3年間にわたり、重度心身障害者84人に対する高額医療費の一部負担が支払われず未払い額はあわせて142万円あまりにのぼるということです。今回の不祥事は人事異動に伴い未処理のままの手続きはないかチェックをしているなかで明らかになったといいうことです。会見で長谷川市長は「不適切な処理だったとしか言えない。市民のみなさんにご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした」と陳謝しました。根室市では今後、対象となった84人に対して、自宅訪問するなどして未払い分を支払っていくことにしています。
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国道整備が宙に浮く形に
ガソリン税などの暫定税率が失効した影響で、3日発表された釧路開発建設部の今年度の事業費には、道路関連の予算の金額が示されず、十勝の本別と釧路を結ぶ、高速道路など、釧路根室地方の国道の整備が宙に浮く形になっています。
3日発表された、釧路開発建設部の今年度の総事業費は、治水事業や港湾整備事業の予算が示されましたが、道路関連の予算は、示されませんでした。これは、道路特定財源のガソリン税などの暫定税率が、先月末で失効したためです。このため、釧路開発建設部では、国道の新たな整備工事の発注を、今月は、見合わせることになりました。これにより、十勝の本別と釧路を結ぶ、全長65キロの高速道路、北海道横断自動車道など、釧路根室地方の国道の整備が宙に浮く形となっています。釧路開発建設部では「国道の維持や管理などメンテナンスの工事は通行に支障がないように進めていきます」と話しています。
中標津空港ビルがリニューアル
根室地方の空の玄関、中標津空港のターミナルビルのリニューアル工事が完了し、4日記念のセレモニーが行われました。
中標津空港のターミナルビルは全国でも珍しい一部木造の空港ビルですが、搭乗待合室などが狭いため、去年から6億円あまりをかけて改築工事が進められていました。4日は地元の自治体関係者らがテープカットをしてターミナルビルのリニューアルを祝った後、東京から到着した便の利用者に道東地方の特産品であるパック入りの牛乳がプレゼントされました。今回の改築によって、ターミナルビルはおよそ1点6倍の広さになり、搭乗待合室が広くなったほか、地元の名産品を売る土産物店やレストランも新しくなりました。中標津空港は年間20万人あまりの利用者がありますが、去年はおととしに比べて利用者が5%減り、今月からは新千歳空港への便が休止されています。西澤雄一・中標津町長は「地元のさまざまな立場の人が知恵を出し合って空港の利用者を増やしたい」と話していました。
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田中新支庁長が抱負語る
4月1日づけで就任した釧路支庁の田中正巳・新支庁長が記者会見し「豊かな自然と、農業や水産業が結びついた魅力ある観光地づくりに取り組み、地域を活性化させたい」と抱負を述べました。
釧路支庁の田中・新支庁長は道南の乙部町出身の56歳。北海道大学の工学部を卒業後、昭和50年に道庁に入り、これまで、環境局長や危機対策局長などを歴任してきました。記者会見した田中・新支庁長は「食べ物を目当てに訪れる観光客に、豊かな自然の中でとれた、安全でおいしいものを提供する上で、環境対策と1次産業対策は切り離せない。環境対策と1次産業対策の調和を図って、魅力ある観光地づくりに取り組み、地域の活性化につなげたい」と述べ、釧路湿原やタンチョウなどの豊かな自然環境の保護と、地域経済を支える農業や水産業を結びつける必要性を強調しました。
アイヌ民族がサミット開催へ
ことし7月の北海道洞爺湖サミットにあわせて、北海道内外のアイヌ民族の団体が札幌市に集まり、先住民族としての権利などを訴える「アイヌ民族サミット」を開くことになりました。
「アイヌ民族サミット」は、北海道ウタリ協会が全国各地にあるアイヌ民族の団体に呼びかけて開くもので、道内をはじめ関東や九州などからおよそ100人が参加する予定です。日本政府は「先住民族の定義があいまいだ」としてアイヌ民族を先住民族とは認めない立場ですが、北海道ウタリ協会などは先住民族として認めた上で様々な権利を保障するよう求めています。この「アイヌ民族サミット」はことし7月5日から2日間にわたって、札幌市で開催される予定で、参加者たちは「先住民族の権利に関する国連宣言」をふまえアイヌ民族の権利を認めるよう政府に訴えることにしています。一方、これとは別に、アイヌ民族など、G8各国などの先住民族の代表が集まり、世界の先住民族の権利について話し合う「先住民族サミット」も7月に札幌市で開かれることになっています。
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全国載せたら疲れた
これから2ちゃんへ漁りにいってこよ
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検査にクレーム、居留守… 「気にくわない」から医療費不払い (J-CAST)
「気にくわないから払わない」。こんな理不尽な理由から医療費の支払いを拒否するケースが、全国の病院で相次いでいる。研究者の調べでは、都内の病院で06年度には、こうした拒否は727件に上ったという。病院側は、弁護士を使ったりしながら、対策に頭を悩ませている。
医療費払っていないのに、平然と診察に来る
「救急施設を持っている病院は、集金がかなり大変だと聞いています。いつも来ている患者より、初めて来る救急患者の方が、不払いが多いようですから」
東京都の病院関係者は、J-CASTニュースの取材に対し、こう答えた。
不払いのケースとしては、督促しても払わないため、自宅まで徴収に向かうと、居留守を使われることが多いという。また、検査しても何も異常がなかった場合、「不必要な検査をした」と逆ギレし、検査費を払わないケースがあると話す。
さらに、「前回の医療費を払っていないのに、平然とまた診察に来る患者がいます」とこの関係者。この場合でも、応召義務の規定が医師法にあるため、診察を断れないという。
「民間企業なら、『料金を払っていない』と断れるのですが、そこがつらいところです。医療費は数万〜数十万円と額があまり大きくならないので、訴訟経済に合いません。小額訴訟の制度はありますが、事務的に大変です」(前出の病院関係者)
そんな窮状になっている医療費問題。東京都福祉保健局の西塚至氏が都病院学会で発表した研究結果によると、都内の約200病院のうち2006年度に確認された「苦情に伴う医療費の支払い拒否」は、123病院727件に達したことが分かった。都内だけでも、故意の不払いがかなりの数に上ることになる。
確かに、不払いには、かつて1割だった自己負担が03年に3割へ増えたことや、格差社会で生活に困る人が相当数出ていることも背景にあるとされる。しかし、J-CASTニュースが07年11月14日付記事で報じたように、大阪府堺市の私立病院で退院を拒否して暴言を吐いたうえ185万円を納めなかったケースなど、患者のモラル低下を指摘する向きも多い。
取り立てに、債権回収業者を起用する病院も増える
理不尽な不払いに対して、厚生労働省では2007年6月、未収金問題に関する検討会をスタートさせ、対策を練っている。一方で、独自に自己防衛策を打ち出す病院が増えてきた。
例えば、不払いの多い救急施設を持つ北海道の各道立病院は、07年4月から、夜間、休日の外来診療を受けた患者に対し、診療直後に一定額を支払う「預かり金制度」を導入している。差額は、平日の日中に来院した際に清算する。医療費の不払いが累積赤字の一因になっているためだ。
一律5000円を徴収している道立紋別病院の庶務課では、「それでも、『持ち合わせがない』と、支払わない患者がいます。中には、『後日に払いたい』と繰り延べし、その後連絡がつかないケースもありますね」と明かす。「払えない患者は、生活が苦しい人がほとんど。しかし、夜間に複数回来ていつも治療費を入れない患者がおり、そういう人は故意でしょうね」とも話した。
不払いの医療費取り立てに、債権回収業者を起用する病院も増えている。一方、東京医科歯科大医学部附属病院では、07年5月から、弁護士に回収業務を委託している。
「患者との信頼関係がありますので、イメージの悪い債権回収業者には抵抗を感じました。弁護士なら、個人情報を調べる資格がありますので、不払い患者の住所が確認できます」(医事課長)。
同病院によると、故意とみられる不払いがみられ、「月をまたがった支払いは、高額医療費の対象にならない。それなのに、理由を説明していない」とクレームをつけて支払いを拒否した患者などの例があった。医事課長は、「不払いの患者に督促の手紙を出しても返送されてきたり、電話をかけても留守番電話、使われていない電話だったりすることがよくあります。そんな人の住所は、警察に確認しても教えてくれないので、弁護士に頼むことにしました」と話す。
医師不足による救急患者のたらい回しなどに見られる病院経営の混迷。さらに「モンスター・ペイシェント」の存在が、それに拍車をかけているようだ。
[ 2008年4月8日17時51分 ]
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三越大阪店、「伊勢丹」に衣替え=11年に再出店−三越伊勢丹HD
4月8日15時1分配信 時事通信
4月1日に発足した百貨店業界最大手の三越伊勢丹ホールディングスが、2011年に再進出を計画している三越大阪店(大阪市)を「伊勢丹」の店舗に衣替えし、若年層向けをにらんだ商品構成や売り場づくりを進める方針を固めたことが8日、明らかになった。
販売低迷で05年に閉店した同店の再開にあたり、業績好調を続ける伊勢丹のノウハウの活用により、競争力を高め、買い物客を集めることが可能と判断した。
【関連記事】 三越・伊勢丹、1日統合、幅広い顧客で百貨店業界の中核に
【関連記事】 伊勢丹、執行役員2人が三越役員兼務=統合当初から主導権
最終更新:4月8日15時4分
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大阪店出店は統合の試金石に 三越伊勢丹HD
4月8日21時18分配信 産経新聞
三越伊勢丹ホールディングスが生き残りに向け、大きく舵を切った。8日、三越が出店予定だった大阪店について、「ジェイアール大阪三越伊勢丹」として出店すると発表。運営はジェイアール西日本伊勢丹で、実質的に伊勢丹が主導する。三越としては投資負担を軽減し、銀座店や日本橋店など首都圏に注力できる。成功すれば統合の象徴となるのは間違いない。ただ、競争は激しく、両社の溝も深まれば、諸刃の剣になる可能性もある。
三越にとって、平成17年に閉店した大阪への再出店は悲願。しかし、三越全体の業績が低迷する中、投資額は大きく、ホールディングス内部でも「(売り場作りなど)三越単独でできるわけはない」(幹部)という声は根強かった。今回、伊勢丹とJR西日本が出資するジェイアール西日本伊勢丹が運営主体となることで、投資負担を抑制。ジェイアール京都伊勢丹で培ったノウハウを応用し、伊勢丹が強みを持つファッションのイメージを強調する。ホールディングスとしてはジェイアール西日本伊勢丹への出資を高める方針で、関西の基盤強化も見据えている。
ただ、伊勢丹も三越も関西で知名度が低いのは事実。京都伊勢丹は開業以来、好調が続くが、大阪駅周辺はメンズ館をオープンした阪急、阪神百貨店や大丸などがひしめき、「明らかにオーバーストア」(大手百貨店幹部)と指摘される。大阪店のスタッフはジェイアール西日本伊勢丹を運営する伊勢丹出身の社員らが中心になる可能性が高い。伊勢丹ののれんで出店するといううわさも流れた中、名前が残ってメンツを保った格好の三越の社員と協力して、他店を上回る店を作ることができるか。「三越伊勢丹」の試金石となるのは間違いない。
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<三越伊勢丹>三越大阪再出店は伊勢丹主導で 11年春開業
4月8日20時26分配信 毎日新聞
三越伊勢丹ホールディングス(HD)とJR西日本は8日、05年の閉店後、再出店を予定していた三越大阪店(大阪市)について、JRと三越伊勢丹HDが出資する事業会社が運営すると発表した。店舗名は「ジェイアール大阪三越伊勢丹」(仮称)とし、伊勢丹主導で店舗展開を進める。三越と伊勢丹の両社名が入った店舗の開設は初めてになる。
大阪市のJR大阪駅北側の「新北ビル」に入居、売り場面積は約5万平方メートルで開業は11年春を予定。1年後の売り上げは550億円を目標にしている。
三越とファッション分野などに強みを持つ伊勢丹、ジェイアール京都伊勢丹での成功実績を持つJR西日本が力を結集し「最強の百貨店」(武藤信一・三越伊勢丹HD会長)作りを進める。
今回の出店は、三越と伊勢丹が統合し発足した三越伊勢丹HDにとって初の重要案件。武藤会長と石塚邦雄・三越伊勢丹HD社長は今年初めに、新店の運営主体をジェイアール西日本伊勢丹とする案をJR西日本側に提示していた。
大阪駅周辺の梅田地区では、阪急百貨店と大丸梅田店の増床が11年に完了し競争が一段と激しくなる見通しで、今回の三越伊勢丹の出店はこうした周辺百貨店の店舗戦略にも影響を与えそうだ。【横山三加子、清水直樹】
最終更新:4月8日20時26分
大阪に「三越伊勢丹」開店へ=11年春、「三越」から衣替え
4月8日19時1分配信 時事通信
三越と伊勢丹が統合して4月1日に発足した百貨店業界最大手の三越伊勢丹ホールディングスは8日、2005年にいったん閉店し、再出店を計画していた三越大阪店(大阪市)について、三越と伊勢丹の双方の名を入れて11年春に開店すると発表した。新店名は「ジェイアール大阪三越伊勢丹」(仮称)。両社の名称がともに入った店の開設は初めてで、統合を象徴する事業と言える。新しいロゴの採用も検討する。
新店は、JR大阪駅北口に計画中の地上28階建てビルに入居し、売り場面積は約5万平方メートル。初年度550億円の販売を目指す。大阪では百貨店の増床予定が相次いでおり、「三越伊勢丹」の出店で競争が一段と激化する見通しだ。
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最終更新:4月8日19時5分
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不採算店100店閉鎖 イオン、総合スーパー整理
4月8日8時1分配信 産経新聞
流通大手のイオンの岡田元也社長は7日、3カ年の中期経営計画の最終年度となる平成22年度までに、「ジャスコ」「マイカル」など総合スーパー約100店を閉鎖する方針を明らかにした。売却や食品スーパーなどへの転換を検討する。積極出店やM&A(企業の合併・買収)を重ねた同社の総合スーパー店舗は約600に膨れあがり、見直しが迫られていた。
岡田社長は決算発表の席上、「これからやらないといけないのは、本体の総合スーパーの改革だ。難度はあるが、触らなければならない」との決意を述べた。
20年2月期決算で、総合スーパー事業は主に地方の消費環境の悪化で、既存店売上高が前年比0・4%減。衣料品在庫処分などで粗利益率も低下、単体営業利益は5・5%減の317億円と不振が際立った。
自主企画商品を生産する機能会社の設立など、グループでの相乗効果を追求してきた。だが、不採算店のリストラにいよいよ踏み込むことで、規模拡大の追求から利益拡大の追求へと経営の転換を鮮明にする。
同社はまた、22年度の連結売上高目標を5兆8500億円超、営業利益目標を2500億円とする中期経営計画を発表した。「保守的な数字」(岡田社長)とし、米衣料品子会社タルボットの建て直しなどにより達成可能としている。
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最終更新:4月8日10時19分
イオン GMS100店閉鎖 売却や食品スーパーに転換
4月8日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
流通大手のイオンは7日、3カ年の中期経営計画の最終年度となる2010年度までに、傘下の「ジャスコ」「マイカル」など総合スーパー(GMS)約100店を閉鎖する方針を明らかにした。売却や食品スーパーなどへの業態転換を検討する。同社のGMSは積極的な出店やM&A(企業の合併・買収)などで、600店舗近くまで膨れあがっており、大きな転換といえる。
岡田元也社長は決算発表の席上、「これからやらないといけないのは、本体のGMSの改革。難度はあるが、触らなければならない」と述べた。地方を中心とした消費環境の悪化で、既存店売上高は前年比0・4%減。衣料品の在庫処分などで粗利益率も低下し、単体の営業利益は同5・5%減の317億円と低迷は明らかだ。
自主企画商品を担当する機能会社設立や電子マネーなどインフラ整備を進め、グループシナジーを追求してきたが、「抜本的な改革」(岡田社長)でリストラに踏み込み、規模から利益への追求に舵を切る。
8月に純粋持ち株会社体制に移行するため、GMS事業などをイオンリテールに承継。出店も抑制し、資金や人材を、売り場作りや社員教育に振り分ける。一方、2ケタ成長が見込める中国などアジアへの出店には力を入れ、12年には海外GMS事業の営業利益を200億円にしたい考えだ。
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■10年ぶり営業減益 衣料品など伸び悩み 「タルボット」不振響く
7日発表した2008年2月期連結決算は、衣料品などの販売伸び悩みや、傘下の米米婦人服専門店「タルボット」の不振が響き、連結売上高は同7・1%増の5兆1673億円、営業利益が前期比17・8%減の1560億円と、10年ぶりの営業減益となった。
09年2月期は、ダイエーを含むグループ規模拡大の効果が表れると予想。タルボットも不採算事業からの撤退で業績が回復するとして、売上高5兆4000億円超、営業利益は1650億〜1750億円と、増収増益を見込んでいる。
08年2月期は、衣料品の苦戦が響き、総合スーパーを展開するイオン単体の収益が伸び悩んだ。クレジット事業も振るわず、保有するダイエー株式の評価損などを計上し、純利益は23・8%減の439億円だった。一方、海外事業や郊外のショッピングセンターは堅調。売上高は7・1%増の5兆1673億円だった。
今後の経営目標として、中国など海外事業の強化により、11年2月期の売上高5兆8500億円超、営業利益2500億円をそれぞれ掲げた。タルボットの建て直しなどで達成可能な「保守的な数字」(岡田社長)と説明、拡大路線の修正を鮮明にした。国内は出店ペースを落とし、ショッピングセンターの新店は「09年以降、従来の半分以下になる」(岡田社長)とした。
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「それ出羽、結婚!」ブログ力士・普天王がゴールイン
4月8日21時2分配信 産経新聞
2005年9月の秋場所初日、寄り倒しで朝青龍を破り笑顔を見せる普天王=両国国技館
ブログ「どすこい大相撲日記」で人気を集める“ブログ力士”普天王(27)=出羽海部屋=が結婚することが8日、分かった。
お相手は愛知県春日井市出身の元看護師、桐井沙知さん(27)。3年前に知人の紹介で知り合い、その後、交際を続けていたという。
普天王の最新のブログでは、靖国神社、藤沢、横須賀と巡業した様子が記され、最後は所属部屋の名前とかけた「それ出羽」の決まり文句で締められているが、結婚の報告はなし。報告が待ち遠しいところだ。
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裁判員差し替えの具体例とは? 最高裁が全国地裁に資料配布
4月8日20時2分配信 産経新聞
最高裁は、裁判員になるのが差し支える具体的な事例を地域や業種、生活スタイルごとに調査、分析した資料をまとめ、全国の地裁などに配布した。「仕込みの時期の杜氏(とうじ)」や「新規開店時の飲食店店長」など、辞退について配慮すべきケースを細かく例示しており、裁判官が裁判員候補者の辞退を認めるかどうかを判断する際に活用される。
調査は昨年9月から今年1月末にかけて実施。(1)「事務系」などの職種(2)「食料品製造業」などの業種(3)「北海道の交通不便地域」などの居住地域(4)「フリーター」「要介護者」などの生活スタイル−の観点で分類した6人ずつのグループを127つくり、それぞれのグループに裁判員に参加する際、差し支える理由や時期などを聞き取った。
その結果、最高裁は、「ほかの人に代わってもらえるか」(代替性)と、「裁判員になることによって悪影響が発生するか」(影響)−の2点が辞退を認めるかを判断するうえで重要な基準になるとの考えを示している。
例えば、卒業式や入学式に出席しなければならない教師や、インフルエンザ流行シーズンの医師らは、代替性がなく、影響も大きいため、辞退の理由として検討すべきとしている。また、豪雪などの気象条件も配慮すべき要素としている。裁判員の選任手続きでは、実際に裁判員候補者として各地裁や支部に呼び出される前に、調査票、質問票で辞退を申し出ることができる。これらの資料は、候補者を呼び出す前の段階で、辞退理由に該当するかどうか、判断を容易にする狙いで導入された。最高裁は、来年までにさらに60〜80グループを調査し、配慮すべきケースをデータベース化する方針だ。
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完全復権していた財務省の天下り天国88人リスト (ゲンダイネット)
「財務省の天下りは認めない」――と、渡辺博史・前財務官の日銀副総裁を不同意にした民主党。自民党は「党利党略だ」(伊吹幹事長)と怒り狂っているが、実際、財務省幹部は日本の中枢に次々に天下っている。天下りが財務官僚の既得権益になっているのは事実だ。
ノーパンしゃぶしゃぶ騒動以降、財政と金融が分離され、財務省は一時、鳴りを潜めていたが、いまや天下りも大っぴら。完全に復権している。官僚の天下りに詳しいジャーナリストの堤和馬氏がこう言う。
「財務省の天下りの凄まじさは、銀行、証券、生保といった自分たちの所管業界だけでなく、予算を握ることで他省庁にも影響力を及ぼし、あらゆる業界に天下り先を確保しているところです。宇宙開発や原子力研究所にまで天下っていた。90年代後半の大蔵叩き以降、しばらく静かにしていたが、シタタカな財務官僚は、いつの間にか息を吹き返し、取り上げられた公正取引委員会や金融庁といった枢要ポストにも返り咲いています。日銀総裁ポストを復権の総仕上げにするつもりだったのでしょう」
日本政策投資銀行、国際協力銀行、国民生活金融公庫といった政府系金融はもちろん、次官経験者の指定席である横浜銀行頭取もシッカリ押さえている。
人事院や財務省が承認した件数だけでも、07年度に88人が民間企業に天下っている。
「財務省の天下りがなくならないのは、やはりキング・オブ・霞が関として絶大な権力を握っているためです。民主党の鳩山由紀夫幹事長が『本当は財務省を敵に回したくなかった』とテレビで本音を漏らしたのも、敵に回すと何をされるか分からないからです。日銀人事で財務官僚を3人も蹴った小沢代表も、覚悟しているでしょう」(霞が関関係者)
自民党は日銀法を変更して、なにがなんでも財務省OBを日銀に送り込むつもりだ。やはり、自民党政権では財務省支配は変わらない。
【財務省幹部の主な天下り先】
●藤井秀人/日本政策投資銀行副総裁
●林 正和/東証自主規制法人理事長
●薄井信明/国民生活金融公庫総裁
●田波耕治/国際協力銀行総裁
●小村 武/日本政策投資銀行総裁
●小川 是/横浜銀行頭取
●斎藤次郎/(株)東京金融先物取引所社長(以上次官経験者)
●竹島一彦/公取委員長
●伏屋和彦/会計検査院長(以上国税庁長官経験者)
●高木祥吉/郵貯銀行社長(官房参事官)
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【2007年財務省天下りリスト】
◆最終ポスト/天下り先
●関東財務局/ニッシン債権回収(株)
●関東財務局/三菱UFJ信託銀行(株)
●関東財務局/東京建物(株)
●関東財務局/東京三協信用金庫
●関東財務局/(株)しんきんキャリアサービス
●関東財務局/(株)しんきんキャリアサービス
●関東財務局/(株)朝日ラバー
●東海財務局/西尾信用金庫
●東北財務局/盛岡信用金庫
●北海道財務局/(株)共成レンテム
●関東財務局/上越信用金庫
●関東財務局/共和証券(株)
●主計局/(株)東京金融先物取引所
●主計局/中日本高速道路(株)
●東北財務局/(株)大東銀行
●主計局/首都高速道路(株)
●理財局/首都高速道路(株)
●理財局/関西国際空港(株)
●名古屋税関/中部国際空港(株)
●理財局/(株)長谷工コーポレーション
●関東財務局/シービー・リチャードエリス(株)
●主計局/ドイツ証券(株)
●主計局/阪神高速道路(株)
●北陸財務局/北陸信用金庫
●関東財務局/神戸ビル管理(株)
●神戸税関/三晃商事(株)
●神戸税関/横浜冷凍(株)
●神戸税関/ファミリー(株)
●大阪税関/名阪船舶(株)
●大臣官房/ユービーエス・グローバル・アセット・マネジメント(株)
●名古屋税関/中部国際空港(株)
●名古屋税関/中部国際空港旅客サービス(株)
●名古屋税関/東邦瓦斯(株)
●名古屋税関/カネ幸(株)
●名古屋税関/ブラザー工業(株)
●大阪税関/ブランドゥブラン(株)
●大阪税関/(株)中央倉庫
●横浜税関/(株)ヒューテックノオリン
●横浜税関/東北電力(株)
●門司税関/福岡空港ビルディング(株)
●名古屋税関/川崎重工業(株)
●東京税関/(株)JAL−DFS
●大阪税関/日本通運(株)
●門司税関/関光汽船(株)
●関税局/SMK(株)
●東京税関/(株)南海エクスプレス
●大阪税関/(株)サンスターライン
●関東財務局/(株)しんきんキャリアサービス
●大阪税関/西日本鉄道(株)
●名古屋税関/住電装ロジネット(株)
●理財局/野村証券(株)
●横浜税関/山九(株)
●国際局/モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社
●東京税関/アクサ フィナンシャル生命保険(株)
●近畿財務局/(株)京都銀行
●主計局/首都高速道路(株)
●北陸財務局/(株)北陸銀行
●大臣官房/野村証券(株)
●大臣官房/三井住友海上火災保険(株)
●関東財務局/杜の都信用金庫
●大臣官房/日本電信電話(株)
●関東財務局/埼玉縣信用金庫
●大臣官房/関西国際空港(株)
●関東財務局/川崎信用金庫
●東海財務局/浜松信用金庫
●大臣官房/東京信用金庫
●九州財務局/鹿児島相互信用金庫
●九州財務局/熊本中央信用金庫
●九州財務局/(株)南日本銀行
●中国財務局/呉信用金庫
●四国財務局/(株)香川銀行
●大臣官房/岐阜信用金庫
●関東財務局/足立成和信用金庫
●近畿財務局/大和信用金庫
●大臣官房/広島信用金庫
●福岡財務支局/筑後信用金庫
●関東財務局/柏崎信用金庫
●近畿財務局/神戸信用金庫
●近畿財務局/尼崎信用金庫
●国際局/(株)日本総合研究所
●大阪税関/日本電産(株)
●横浜税関/(株)幕張メッセ
●関税中央分析所/(株)バンテック
●大阪税関/日本空港ビルデング(株)
●大臣官房/日本郵政(株)、(株)ゆうちょ銀行
●大臣官房/(株)京都総合経済研究所
●函館税関/豊田通商(株)
●大臣官房/ネットライフ企画(株)
【2008年4月10日掲載記事】[ 2008年4月13日10時00分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_parachuting__20080413_3/story/13gendainet02036496/
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<殺人未遂>父刺した35歳・無職の息子逮捕 群馬・高崎 (毎日新聞)
12日午後7時25分ごろ、群馬県高崎市中室田町の無職、芹澤範昭さん(71)方から「包丁を持って暴れている人がいる」と119番通報があった。通報で駆けつけた県警高崎署員が、腹などを刺され血を流して倒れている芹澤さんを発見。家にいた息子の無職、章友容疑者(35)が「自分がやりました」と認めたため、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
調べでは、章友容疑者は芹澤さんと母親と3人暮らし。台所にあった柳刃包丁(刃渡り22センチ)で芹澤さんの腹や胸を数回刺したという。「父親に文句を言われて頭にきた」などと供述している。【杉山順平】
[毎日新聞4月13日]
[ 2008年4月13日10時33分 ]
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自転車で出勤途中の女性、飲酒運転の車にはねられ死亡 (読売新聞)
13日午前6時10分ごろ、東京都青梅市友田の国道411号で、自転車で出勤途中だった同市長淵、パート関塚ちゑ子さん(55)が乗用車にはねられ、全身を強く打ち間もなく死亡した。
青梅署は、乗用車の同市長淵、鉄筋工榊原照倫容疑者(25)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、榊原容疑者は、飲食店数軒で飲酒して帰宅途中だった。調べに対し、「酒を飲んで居眠りしてしまった」と供述しているという。
[ 2008年4月13日14時23分 ]
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車のタイヤナット緩め「修理します」…女性口説くため犯行 (読売新聞)
岐阜県警可児署は13日、女性を口説く目的で、車のタイヤナットを緩める行為を繰り返していた同県可児市久々利、トラック運転手若尾稔容疑者(31)を器物損壊容疑で逮捕した。
発表によると、若尾容疑者は2月2日午前0時から2時ごろの間に、同市下恵土のファミリーレストラン駐車場で、同県加茂郡に住む派遣社員女性(19)の乗用車の左後輪タイヤナット4本を緩め、走行中に脱輪させ、ブレーキなどに損傷(修理金額9万6480円相当)を与えた疑い。乗用車は停車し、女性にけがはなかった。
若尾容疑者は容疑を認めているという。
同市内では、タイヤが外れたり、外れそうになったりした後に、男が「修理をする」などと言って近づき、交際を求める不自然な事故が昨年夏から十数件続いていた。同署は、若尾容疑者が駐車中の女性の車を狙ってタイヤを緩め、尾行を繰り返していたとみて余罪を調べている。
[ 2008年4月13日16時57分 ]
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サラリーマンがやってはいけない「バカに見える」話し方 (ゲンダイネット)
何げない会話にその人の知性は表れる。やおらAVを見ようと意気込んだのに、序盤の女優インタビューでなえてしまった苦い経験があるはずだ。AV女優は許されても、サラリーマンは通用しない。コラムニストで現代言語セミナー代表の清野徹氏に「バカに見える話し方」の悪例を解説してもらった。
●延々離しているのに結論がない
「『虚偽ではないか』と言われると、非常にお答えが難しいところはございますが、『お前は虚偽を言ったのか』と言われれば、『そんなつもりは毛頭ございませんでした』ということになりますが、『それは信用ならん』と言われれば、これはどうしようもございません」
▽石破茂防衛大臣(51) イージス艦事故の虚偽答弁について 2月28日参院外交防衛委員会
キャンディーズ好きの大臣ですが、常人には何を言いたいのか最後まで分かりません。結論を相手に伝えない話し方は、若者に目立つ。彼は自分では頭がいいと思っているのでしょうが、思考回路は幼児期で停止しているようです。
●自信のなさが泣き顔に出ている
「特定財源という貴重な財源からですね、これが、あ〜、法律的にはですね、え〜、この〜、う……」
▽冬柴鉄三国交大臣(71) 道路特定財源の不正支出について 3月27日参院国土交通委員会
お年もお年ですし、言葉が瞬間的に出てこないのは仕方ない。官僚作成の模範回答ノートを持参していなかったのが、誤算でした。ただ、彼は立場の人。“親分”の名誉会長を気遣ったのかもしれませんが、歯切れが悪い。「え〜」「あの〜」の繰り返しは、自信がなさそうに見えます。クセなら早めに改めるべきでしょう。
●ボクという「自分探し」の旅人
「ボク、2年前に現役を引退して以来、よく言えば世界を見て回る、悪く言えば、ただ放浪の旅ですけど」
▽中田英寿(31) ブルガリの特別賞を受賞して 3月25日
30歳を越えた大人が「ボク」はいただけません。ただ、中田には同情すべき点もあります。彼は少し前まで甲州弁の「オラ」(神田うの談)を使っていた。オラを隠すためのボク……。「オラ、2年前に現役を引退したズラ」。世界の中田の気持ちは分かります。
●急にツッコまれて思わず地が
「で、このようなイデタチで“来させてきた”のですが」
▽叶美香=年齢不詳 映画「クローバーフィールド」公開イベント 3月26日
「来させていただいた」が正解でしょう。無理に“セレブ語”を話そうとするあまり、時としてヘンな日本語になります。女性の品格は、マニュアル通りにはいかない典型例でしょう。
●永遠の野球少年はいつも幼児言葉
「いや〜、もう、その前の打席がね、ケッコウ、上原クンにね、やられてましたんで、もう、開き直って、初球からおもっきり振ろうと思ってました」
▽中村紀洋(34) 巨人戦で九回決勝ソロ 4月1日
おもっきり振り回して、苦手の上原投手から豪快なアーチ。素晴らしい活躍の中村ですが、ヒーローインタビューまでおもっきり“筋肉”だけではいけません。
●語尾に「ね」を多用する日本代表
「自分がね、どれだけ結果を出してね、日本のためにプレーできるかってことはね、すごい大事」
▽高原直泰(28) 今年の抱負について NHK「ニュース7」 1月4日
小中学生がよく使っている“すごい”の連発は、すごく頭が悪そうに見えます。語尾の「ね」は、大正期までの大和言葉では正調でした。高原は生まれるのが、80年遅すぎました。
◆「短いセンテンスで、最初に結論」(「話し方のルール」の著者・高津和彦氏)
サラリーマン社会においても、プレゼンテーションや営業先などで「バカに見せない」話し方の重みは増しています。
バカに見えないようにするには、バカなことを話さないことに尽きますが、少しでも賢く見せたいのなら次の8つのポイントがあります。
秘訣は、(1)自分の思ったことを短いセンテンスで言い切ること(2)最初に結論(3)北朝鮮国営放送のおばちゃんアナのような高い声は避け、抑えた通る声で話す――。
逆に、(4)ダラシない服装(5)口をしっかり開かずにゴニョゴニョ(6)目がトロそう(7)「しかし、でも、だけど」の否定形が多い(8)語尾を伸ばし、半疑問形の人――は、せっかくいい話をしても鈍そうに見えてしまいます。
(「ベスト・スピーカー」主任講師)【2008年4月10日掲載記事】[ 2008年4月13日10時00分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_seminar__20080413_2/story/13gendainet05018450/
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<くいだおれ太郎>通天閣が「買いたい」 (毎日新聞)
記事写真
閉店発表後初の週末を迎え、「くいだおれ太郎」前で記念写真を撮る人たち=大阪市中央区で2008年4月12日午後3時46分、竹内紀臣撮影
大阪・道頓堀の飲食店「くいだおれ」(大阪市中央区)の名物人形「くいだおれ太郎」の買い取りを希望する企業が100社以上に及んでいるが、大阪・新世界の通天閣を運営する「通天閣観光」(大阪市浪速区)も名乗りを上げたことが分かった。「大阪からの流出を阻止せなあかん」と考え、太郎自身と「くいだおれ」の商号の買い取りを申し出たという。西上雅章社長(57)は「2階のチケット売り場で、大阪に来たお客さんを迎えてほしい」と話している。
[ 2008年4月13日0時42分 ]
<くいだおれ太郎>「譲って」殺到100件以上 (毎日新聞)
記事写真 くいだおれ太郎とともに、閉店を告げる柿木道子会長(中央)と山田昌平社長(右)=大阪市中央区で2008年4月9日午後2時54分、小川昌宏撮影
7月に閉店する大阪・道頓堀の飲食店「くいだおれ」(大阪市中央区)に、名物人形「くいだおれ太郎」の買い取りやレンタルなどの申し出が殺到している。全国の自治体や企業などから既に100件以上。店側は今のところ、売却を正式決定していないが、女将(おかみ)の柿木道子会長(67)は「太郎に大きな活躍の場が見つかればうれしい」と話している。
閉店が明らかになった8日以降、申し出が相次いでおり、北海道から高知県までの各地から寄せられている。創業者の山田六郎氏(故人)の出身地である兵庫県香美町(旧香住町)は11日、太郎を「名誉町民」とすることを条件に、譲渡を要望する手紙を送った。金額などの条件は示していない。藤原久詞町長は「町民は山田氏が町の出身であることに誇りを持っている。『くいだおれ太郎』君の活躍を永遠の誇りにしたい」と話した。
この他、四国の会社経営者は「町おこしに役立てたい」と買い取りを希望があった。
柿木会長は「私以上に太郎を生かす能力のある“お母さん”のもとで頑張ってほしい。自分の息子には大きな仕事をして、たくさんの人の役に立ってもらいたいもの。それが、育てた母親としての夢」と“子離れ”する心境を語った。【堀江拓哉、田中博子】
[ 2008年4月12日15時22分 ]
「くいだおれ太郎」、通天閣が買い取り申し入れ (読売新聞)
大阪・新世界にある通天閣の運営会社「通天閣観光」(大阪市)が、7月で閉店する道頓堀の飲食店「大阪名物くいだおれ」に、商標や看板人形「くいだおれ太郎」の買い取りを申し入れたことがわかった。
通天閣側は「くいだおれ太郎は大阪の心で、ナニワにあるからこそ意味がある。店の歴史や写真など資料を展示するスペースを設けたい」とし、シンボルの「ビリケンさん」と二枚看板で「通天閣を大阪文化の発信地にしたい」としている。
また、兵庫県香美町の藤原久嗣町長は11日、「くいだおれ太郎」を譲り受けたいとする手紙を「くいだおれ」に郵送した。創業者・山田六郎氏が町北部にあった旧香住村出身で、太郎を「名誉町民」に迎えて展示、観光PRに活用する考えだ。
[ 2008年4月12日3時38分 ]
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千葉の県立高校、入学金未納の生徒を入学式に出席させず (読売新聞)
千葉県八千代市の県立八千代西高校(生徒339人、大迫太校長)が、8日の入学式で、入学金を持参しなかった新入生の男女生徒2人について、滞納する可能性があるとして式に出席させず、別室で待機させていたことがわかった。
2人は同日中に入学金の全額または一部を納め、式終了後、それぞれ校長室で入学許可を言い渡された。
須藤信夫教頭は「入学金を納めないと、県条例により入学させられず、式に出席させても入学者として名前を読み上げられない。みんなと一緒に入学させたかったが、苦渋の判断だった」としている。
須藤教頭によると、同校は新入生159人の保護者に対し、3月上旬に郵送した文書と同月中旬に開いた入学説明会で、入学式当日に入学料5650円や教材費など計9万円を持参するよう連絡。用意できない場合は分納でも可能と説明した。
[ 2008年4月13日17時54分 ]
入学金未納2人、式出さず=「苦渋の選択」と県立高−千葉 (時事通信)
千葉県八千代市の県立八千代西高校(大迫太校長)が、入学金未納だった新入生2人を8日の入学式に出席させなかったことが13日、明らかになった。生徒2人はその後、保護者が入学金を納め、入学を許可された。同校は「入学金が必要なことは事前に説明しており、学校として苦渋の選択だった」と話している。
同校と県教委によると、新入生159人は入学式当日の8日に、入学金や授業料など計9万円を持参することになっていた。男女2人の新入生が未納と判明。それぞれの保護者に連絡したところ、「きょうは支払えないので、後日支払いたい」などと答えた。
同校は「入学金を納めてもらわないと入学を許可できない」として、2人を入学式に出席させず、教室で待機させた。
同校によると、入学金納入手続きについては合格証書と一緒に説明書で通知。3月17日に実施した入学者説明会でも、「全額納入できない場合は分納もできるので、問題があれば事前に相談してほしい」と伝えており、2人の保護者も出席していたという。
[時事通信社][ 2008年4月13日14時19分 ]
新入生2人、入学式出席許さず 入学金未納で千葉の県立高 (共同通信)
千葉県八千代市の県立八千代西高校が、新入生の男女2人を入学金など約9万円が未納として8日の入学式に出席させなかったことが13日、分かった。2人は式当日中に入学金を納め、入学を許可されたという。同校の須藤信夫教頭は「入学金を納めないと入学を認めないという県条例に従った。事前の相談があれば一部納入でも構わなかった」と話している。入学式の際、2人を別室に待機させたという。
[ 2008年4月13日12時33分 ]
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http://ca.c.yimg.jp/news/1208083954/img.news.yahoo.co.jp/images/20080413/fnn/20080413-00000873-fnn-soci-thumb-000.jpg
http://player.streaming.yahoo.co.jp/player/player.html?s_id=s&cp_id=news&pg_id=fnn&co_id=fnn0804130873&spid=2013006346&hash=c0e4b18d15af5f8ff240b390d6678754&genre=soci&ev=1
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080413/20080413-00000873-fnn-soci.html
島根県庁の正面玄関脇に軽自動車突っ込む 運転していた75歳の男性死亡
13日午後、島根県庁の正面玄関脇に、軽自動車が突っ込んだ。この事故で、運転していた75歳の男性が死亡した。
13日午後3時15分ごろ、島根県庁の正面玄関左隣にある県民室に、軽乗用車が窓ガラスを突き破って突っ込んだ。
県庁職員は「県庁の執務室で仕事をしていたんですけれども、いきなり大きな音がして、びっくりしました。エレベーターが落ちたのかなと、一瞬思いましたけど」と話した。
この事故で、車を運転していた75歳の男性が死亡した。
助手席に乗っていた女性に、けがはなかった。
13日は休日だったため、県民室には誰もおらず、けが人はいなかった。
警察によると、軽乗用車は、県庁に入る直線道路を走行し、そのまま県民室へ突っ込んだとみられている。
運転していた男性は、病気の可能性もあり、事故原因について警察が調べている。
[13日19時52分更新]
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http://player.streaming.yahoo.co.jp/player/player.html?s_id=s&cp_id=news&pg_id=ann&co_id=ann0804130015&spid=2013006347&hash=210d56f2f37da40ddd53b2b8e4b6a3e4&genre=soci&ev=1
http://ca.c.yimg.jp/news/1208081078/img.news.yahoo.co.jp/images/20080413/ann/20080413-00000015-ann-soci-thumb-000.jpg
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080413/20080413-00000015-ann-soci.html
運転中死亡?高齢者ドライバーが島根県庁に突っ込む
島根県松江市で、高齢の男性が運転する乗用車が県庁に突っ込む事故がありました。男性は、運転中に病死した可能性があります。
13日午後3時過ぎ、松江市で「島根県庁で交通事故が起きている」と、通りがかりの人から110番通報がありました。県庁内の敷地を通行中の軽乗用車が正面玄関に突っ込み、玄関のガラス窓は粉々に割れていて、車は県庁内の椅子などをなぎ倒して停車していました。車を運転していた男性は死亡しましたが、松江市内に住む75歳の男性とみられていて、警察は身元の確認を急いでいます。事故現場にはブレーキをかけた跡がなく、男性の遺体に目立った外傷がないことから、男性が運転中に病死して事故を起こした可能性が高いとみられています。
[13日19時4分更新]
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島根県庁に軽乗用車突っ込む、運転の75歳男性が死亡
4月13日18時29分配信 読売新聞
窓を突き破って島根県庁内に飛び込んだ軽乗用車
13日午後3時15分ごろ、松江市殿町の島根県庁本庁舎(地上6階、地下2階)の1階正面玄関わきに、同市の男性(75)運転の軽乗用車が窓ガラスを破って突っ込み、県民室の棚やソファをなぎ倒して約5メートル先の西側中庭に面した窓ガラスの手前で止まった。男性は病院で死亡が確認された。同乗の同県出雲市の女性(58)にけがはなかった。
松江署の発表によると、軽乗用車は庁舎東の県道交差点付近から、県庁敷地内の通路を約100メートル走って衝突していた。同署は、男性が衝突前に病気で意識を失っていたとみて死因を調べている。
県民室は、観光パンフレットや新聞などを自由に閲覧できる場所で、この日は休日で無人だった。
最終更新:4月13日19時24分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080413-00000024-yom-soci
<事故>島根県庁に軽突っ込む 運転の75歳、心臓疾患死
4月13日19時25分配信 毎日新聞
島根県庁本庁舎に軽乗用車が突っ込み、現場を調べる島根県警捜査員ら=松江市殿町で、2008年4月13日午後3時25分ごろ、小坂剛志撮影
13日午後3時10分ごろ、松江市殿町、島根県庁本庁舎1階の県民室に軽乗用車が突っ込んだ。軽乗用車はガラス戸を破ってソファや棚をなぎ倒し、数メートル進んで県民室の奥で停止。運転していた男性(75)=松江市八束町遅江=は意識がなく、搬送先の病院で心臓疾患による病死が確認された。助手席に同乗していた女性(58)=出雲市所原町=にけがはなかった。
県警松江署などによると、敷地内の道路は県民室に向かって左にカーブしている。事故を目撃した男性によると、軽乗用車はカーブで速度を緩めず直進したという。同乗の女性は「衝突する前から男性の様子がおかしかった」と話している。
島根県庁は閉庁日に駐車場を一般開放しており、事故当時もほぼ満車状態だった。【小坂剛志】
最終更新:4月13日19時28分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080413-00000034-mai-soci
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