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第24回参議員議員選挙(2016年)

1903名無しさん:2016/07/02(土) 21:33:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016063000397&g=pol
民進質問状、回答を拒否=萩生田官房副長官【16参院選】

 萩生田光一官房副長官は30日午前の記者会見で、民進党の岡田克也代表が安倍晋三首相(自民党総裁)へ送った参院選の争点に関する公開質問状について、回答を拒否する考えを明らかにした。萩生田氏は「既に選挙戦が始まっている。候補者を擁立しているのは民進党だけではなく、不公平になる」と理由を説明した。 (2016/06/30-12:02)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900251&g=pol
党首討論、安倍首相が拒否=岡田民進代表は質問状送付

 民進党の岡田克也代表は29日の記者会見で、安倍晋三首相(自民党総裁)に申し入れていた参院選期間中の党首討論の開催について、首相側から「選挙をフルで戦っている」との理由で断られたことを明らかにした。

 岡田氏は同日、「参院選の重要争点について議論が深まっているとは言えない」として、安倍政権が検討している経済対策の財源や憲法改正などに関し、首相に見解をただす公開質問状を送った。 (2016/06/29-10:57)

1904名無しさん:2016/07/02(土) 21:36:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900374&g=pol
藤野氏発言、改めて批判=菅長官

 菅義偉官房長官は29日午前、青森市で街頭演説し、共産党政策委員長を辞任した藤野保史氏の「(防衛費は)人を殺すための予算」とした発言について「あまりにも冒涜(ぼうとく)だ。役職は辞めたと記者会見したが、共産党の本音が出たのではないか」と改めて批判した。 (2016/06/29-12:08)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900240&g=pol
野党共闘に影響なし=共産政策委員長の辞任-岡田民進代表

 民進党の岡田克也代表は29日の記者会見で、防衛費を「人を殺すための予算」と発言した共産党の藤野保史氏が批判を受け、政策委員長を辞任したことに関し、「(参院選での)野党共闘に影響があるとは考えていない」との認識を示した。
 岡田氏は、藤野氏の発言について「適切でない」と指摘。安倍政権が「民共合作の無責任さの象徴」などと批判していることに対しては、「何でもかんでも批判しようとするのは非常に残念だ」と述べた。(2016/06/29-10:42)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900826&g=pol
民共、藤野氏発言の影響懸念=与党、一段と批判強める【16参院選】

 共産党の藤野保史氏が防衛費をめぐり「人を殺す予算」と発言した問題で、参院選(7月10日投開票)で共闘する民進、共産両党は選挙戦にマイナスの影響が出ないか懸念を深めている。藤野氏の政策委員長辞任でけじめを付け、態勢立て直しを急ぐ考えだ。これに対し政府・与党は、民共両党とも「無責任」とする批判を一段と強めている。
 共産党の小池晃書記局長は29日、福岡市での街頭演説で藤野氏の問題には触れなかった。この後、記者団の取材には「(本人が)謝罪したし、私も党としておわびした」と釈明。「急迫不正の侵害や大規模災害の際には自衛隊の皆さんにも役割を果たしていただく」と述べ、発言と党の立場は異なるとして理解を求めた。
 民進党の岡田克也代表は記者会見で、藤野氏発言について「適切でない」と指摘。同時に、「何でもかんでも批判しようとする安倍晋三首相ら自民党有力者の皆さんは非常に残念だ」と述べ、批判のトーンを強める政府・与党側への不快感をあらわにした。
 一方、首相は29日、新潟県村上市での街頭演説で藤野氏発言を取り上げ、「頑張っている自衛隊に対する最大の侮辱を言ってのけた」と激しく批判。公明党の山口那津男代表も津市での演説で「(発言を同じ番組で)黙って見過ごした民進党の(山尾志桜里)政調会長も情けなく無責任だ」と、民進党にも矛先を向けた。
 民進、共産、社民、生活の4野党は、参院選の勝敗のかぎを握る32の1人区全てで候補者を一本化。安倍政権への批判票の受け皿となることを狙う。それだけに、藤野氏発言が無党派層や保守層からの支持獲得を妨げる事態を恐れており、民進党からは「辞任は当然だ」(閣僚経験者)との声が上がった。
 今回、共産党の対応が後手に回ったことは否めない。藤野氏が発言を取り消したのは、出演した26日のNHK番組終了後。志位和夫委員長は当日は藤野氏への「注意」にとどめていたが、与野党からの批判の高まりを受け、28日に事実上の更迭を余儀なくされた。
 岡田、志位両氏は29日夜、松山市でそろって街頭演説に臨み、「力を合わせて安倍政治の暴走を止めよう」などと野党陣営への支持を呼び掛けた。だが、民進党内では「共産党に足を引っ張られている」(保守系議員)と不満も出ており、共闘に影を落としている。(2016/06/29-20:22)

1905名無しさん:2016/07/02(土) 21:39:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900560&g=pol
自・民、内部に不協和音=地元頭越しに2人目-注目区を行く・神奈川【16参院選】

 改選数4の神奈川選挙区で、2議席確保を目指す自民、民進両党とも内部から不協和音が漏れている。党本部が地元県連の頭越しに2人目を擁立したことがきっかけだ。議席争いは公明党や共産党も絡み、激しさを増している。(敬称略)
 ◇消えぬ遺恨
 「自民党唯一の公認候補として、しっかり責任ある戦いをしていきたい」。公示日の22日、赤い鉢巻きを締めた三原じゅん子は川崎市中心部の神社で出陣式に臨み、自民党候補が1人であることをことさらに強調した。
 自民党県連は当初、現職の小泉昭男に加え、県連所属で比例代表選出の現職、三原を2人目として想定していたが、小泉が引退したことから三原1人に絞ることをいったんは決めた。ところが今年1月、党本部は6年前に旧みんなの党公認で当選した無所属の中西健治を推薦。主導したのは副総理兼財務相の麻生太郎だった。
 頭越しの決定に県連は反発した。自民党は2009年の横浜市長選で中西を支援したが、中西は落選すると、10年参院選にみんなから出馬して自民党と争った経緯があるためだ。だが、今年2月、中西の出馬会見に同席した麻生は「2人出れば一枚岩にならない。複数区で複数候補はよくあることだ」と意に介さなかった。
 遺恨は続く。首相、安倍晋三は今月27日、JR川崎駅前に中西の応援に駆け付け、「今、私たちは中西さんの力を必要としている」と力説。しかし、この前日、県連会長の小此木八郎は所属議員に対し文書で、公認した三原以外の演説会には出席しないよう求めた。
 連立を組む公明党も、自民党に不信の目を向ける。県本部の幹部は、全国32の1人区で自民党を推薦する見返りに、神奈川を含む重点5選挙区でてこ入れを受けることになっていたと指摘し、「なぜ中西を推薦するのか。公党間の約束としてどうなのか」と不満を漏らす。
 中西は28日夕、相模原市の小田急相模大野駅前で街頭に立ったが、自民党県連が動員をかけた形跡はなく、帰宅客らでにぎわう時間帯にもかかわらず、足を止める人はわずか。中西の訴えにも苦しさがにじんだ。「投票所に行くと自分のところには自民党と出ていない。無所属と書いてある。気を付けてください」
 ◇「最悪なら共倒れ」
 対する民進党も「お家の事情」を抱える。党勢回復の手応えが得られない県連は、現職の金子洋一で手堅く1議席を取りに行く構えだった。こうした中、衆院神奈川8区選出の代表代行、江田憲司が、かつて籍を置いた旧みんなの比例名簿で12年に繰り上げ当選した真山勇一を押し込んだ。国会法の規定で現職のままでは民進党に移れない真山は公示直前に議員辞職、党公認を得た。
 だが、支持組織の連合神奈川は、支援を金子に集中。真山のポスター貼りを要請する県連に対し、「何で真山を支援しなければならないのか」とにべもなかった。連合神奈川には、政治手法が強引だとして江田に強い反感があるという。党所属議員も7割方は金子支援で動いている。
 孤立気味の真山は、元ニュースキャスターの知名度を頼りに、無党派層への浸透を重視するが、2児の母で「平和と子育て」を訴える共産党の新人、浅賀由香と主張が重なる部分が多い。金子陣営も「終盤に向け野党陣営の票の食い合いがし烈になる」と焦りを募らせる。民進党幹部は「最悪なら共倒れだ」と危機感を隠せない。
◇神奈川(改選数4)
浅賀 由香  36 共産・新
真山 勇一  72 民進・元
片野 英司  45 諸派・新
三浦 信祐  41 公明・新
三原じゅん子 51 自民・現
壱岐 愛子  30 諸派・新
丹羽  大  39 お維新・新
金子 洋一  54 民進・現
森  英夫  44 社民・新
清水 太一  34 日こ・新
中西 健治  52 無所属・現
佐藤 政則  48 無所属・新

※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在
(2016/06/29-15:09)

1906名無しさん:2016/07/02(土) 22:39:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160627/k10010573921000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_061
参院選 期日前投票者 4日間で181万人余
6月27日 19時21分
今回の参議院選挙で、26日までに期日前投票を行った人は181万人余りで、前回、3年前の参議院選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、78万人余り、率にして76%増えていることが、総務省のまとめで分かりました。
総務省は全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示日翌日の23日から26日までの4日間の期日前投票の状況をまとめました。
それによりますと、期日前投票を行った人は全有権者の1.7%に当たる181万6971人でした。
今回の参議院選挙は選挙期間が通常よりも1日長い18日間となっているため、前回、3年前の同じ時期で比べると、投票日数が1日多くなっているものの、期日前投票を行った人は78万人余り、率にして76%増えていて、有権者に占める比率でも0.71ポイント高くなっています。
都道府県別では、すべての都道府県で前回、3年前より増えていて、期日前投票を行った人が増えた割合が最も大きかったのは石川県でおよそ3.4倍の増加、次いで福井県、長野県の順となっています。
参議院選挙の期日前投票は、一部を除いて、投票日前日の来月9日まで受け付けています。

1907とはずがたり:2016/07/03(日) 03:01:09

演説にも人まばら…今井絵理子がまさかの苦戦で“スピード当選”が危うい!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160702-00067327-playboyz-pol
週プレNEWS 7月2日(土)6時0分配信

演説にも人まばら…今井絵理子がまさかの苦戦で“スピード当選”が危うい!?
東京・有楽町で第一声を上げる自民党の今井絵理子候補。得意の手話を交えて、ゆっくりと話していた
今回の参院選、新人タレント候補で一番の注目人物といえば、SPEEDの今井絵理子(自民党)だ。

選挙戦初日の6月22日、東京・有楽町マリオン前で行なわれた“第一声”に集まった聴衆は100人程度(報道陣や関係者を除く)。今井候補と同世代の若い女性が多く、妊婦さんや小さな子連れのお母さんたちの姿が目立っていた。だが、東京のド真ん中にある繁華街、しかも候補者が注目の人気タレントなのに聴衆がわずか100人程度とはあまりに寂しい限り。

演説が始まり、きれいな通る声で「デビューライブの時を思い出します」「ここに立っているのは、ファンの皆さんのおかげです」などと語り始めると、現場はライブ会場にも似た雰囲気に!? 聞いていた人たちも

「話し方が上手でした」(30代・女性)、「すごくかわいかったです」(30代・女性)、「報道陣が多いですね」(20代・女性)

と、立候補者の演説を聞くというよりかは、タレントの地方巡業を楽しんでいたようだった。今井候補が次に向かったのは、東京の下町・蒲田の駅前広場。ここでは聴衆もぐっと減り、わずか50人程度に。

街頭演説後はアーケード街を練り歩く。普通、タレント候補が歩くと握手や写真撮影を求めて大勢の人が取り囲み、なかなか先に進めないことが多いのだが、この日、今井候補の周囲は終始、人はまばらで彼女が動けなくなることは一向になかった。

それでも遠くにいる子供連れのお母さんを見つけては、走っていって握手するけなげな今井候補。だが、周りを囲んでいるのは関係者と報道陣ばかりで「おい、これで本当に大丈夫なの!?」との声もちらほら。

さらに定食屋さんの店先で店主に挨拶(あいさつ)すると「ふざけんな! 自民党はダメだ!」と怒鳴られ、平謝りしてお店を後にする始末。そこには「自民党の目玉候補」の面影はまったくなかった。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「今井さんは当初、自民党の“集票マシーン”として大いに期待されていましたが、選挙戦に入ると意外な有権者の反応も出てきました。SPEEDというグループ名は有名かもしれませんが、今井絵理子という個人名を知らないという人が遊説先などで結構いたのです。ファンや同世代の人にはわかるという限定的な知名度ということかもしれません。

また、立候補直後、交際相手が風俗店で18歳未満の女性を働かせた容疑で逮捕というスキャンダルが報じられたり(後に不起訴処分)、沖縄県で起きた米軍関係者による女性暴行殺人事件で政府が十分な対応をできなかったため、沖縄では自民党の評判は良くないなど逆風です。

今はまだ当落線上で、あとはタレントという油断を捨てて少しでも多く練り歩くしかないでしょう」(前出・鈴木氏)

このままでは、開票当日の“スピード当選”どころか、とんだ苦戦を強いられることになるかもしれない。

(取材・文/本誌ニュース班)

1908名無しさん:2016/07/03(日) 09:37:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062300055&g=pol
キーワードは「責任」=安倍晋三自民党総裁-参院選【党首奮戦記】

 「皆さんが震災前の笑顔を取り戻し、安心して暮らせる日が来るまで全力を尽くすことを誓う」。公示日の第一声の舞台に選んだのは、震災の爪痕も生々しい熊本市の熊本城。自民党が政権復帰を果たした2012年の衆院選以来、国政選挙の公示日に福島を含む震災の被災地に入るのは4回連続。自ら示したキーワードは「責任」だ。
 公示日の22日は、北朝鮮による早朝の弾道ミサイル発射で幕を開けた。前日から入っていた大分県由布市で万全の対応を表明し、直ちに熊本に向け出発。この間、フェイスブックに秘書官と協議する写真を投稿、「北朝鮮に対し、厳重に抗議を行いました」と書き込んだ。
 熊本市内2カ所で街頭演説を済ませると、空路、東京に戻り、福島との間を新幹線で往復。夜10時すぎ、東京駅から首相官邸に直行し、国家安全保障会議(NSC)を招集して対応を協議した。
 一連の行動で示したのは、危機管理重視の姿勢だ。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に見舞われた福島で第一声を上げ続けてきたのも、こうした覚悟の表れだ。この日、福島県郡山市で街頭演説し、「3年半前の政権奪還の選挙も、この福島から戦いをスタートした」と言及、被災地への思い入れの深さをうかがわせた。
 「私たちは大きな責任を持っている。それは国民の命を守り、幸せな暮らしを守っていくということだ」。福島を離れる間際、インタビューに応じ、参院選に臨む決意をこう明かした。(2016/06/23-05:39)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062400039&g=pol
ラストチャンスへ退路断つ=岡田克也民進党代表【党首奮戦記】

 「安倍政治の暴走を止め、政治の流れを変えよう」。公示日の22日、JR甲府駅前の広場で上着を脱ぎ、ワイシャツの袖をまくり上げて訴える声には、いつも以上に熱がこもった。
 演説で訴えるテーマは2点。経済政策「アベノミクス」からの転換と、憲法の平和主義の重要性だ。「安倍晋三首相は(参院で)3分の2を取れば、必ず憲法9条改正に手を掛ける」と主張し、選挙戦では「3分の2阻止」を前面に掲げる。
 昨年1月、旧民主党代表に再登板して以来、党勢回復に心血を注いできた。旧維新の党との合流を主導し、党内に慎重論が根強い共産党との共闘も決断した。
 当初は勝敗ラインを示さず、自民党から「戦う気があるのか」などと盛んに挑発された。19日のテレビ討論では「与党が改選過半数(61議席)を目指すなら、それを阻止するのが目標だ」と初めて明言。21日の党首討論会では「日本の将来にとって極めて重要な分岐点だ。私はこの選挙に全ての責任を負う」と、自ら退路を断った。
 3月に民進党を結成した際、「日本に政権交代可能な政治を実現するためのラストチャンスだ」と言い切った。旧民主党が政権を失って3年半。自民党に代わって政権を担える政党として認知されるかどうか。野党第1党を率いるリーダーの力量も審判を受ける。(2016/06/24-04:36)

1909名無しさん:2016/07/03(日) 09:39:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062500046&g=pol
連立での実績訴え=山口那津男公明党代表-参院選【党首奮戦記】

 「大事なことはアベノミクスの効果の及んでいない人々に成果を届けていくことだ。希望が行き渡る国を公明党がつくっていく」。23日、神戸市中央区の百貨店前。街宣車の上から聴衆に語り掛ける口調は丁寧だが、その言葉には与党としての自負が垣間見える。
 与党党首となり約3年半。保守色の強い安倍政権で、ブレーキ役を自任してきた。安全保障関連法をめぐる政府・自民党との協議では、それまで慎重だった集団的自衛権行使の容認に転じたが、自衛隊の活動に歯止めを求めた公明党の主張が武力行使の「新3要件」につながった。
 与党として積み重ねてきた実績には自信がある。22日の第一声では、熊本地震被災者の義援金の差し押さえ禁止法の成立や、給付型奨学金の創設方針明記を挙げ、「公明党がいればこそ」「公明党がいるから」と強調した。
 今まで以上の政策実現には党勢拡大が不可欠だ。選挙区では兵庫、福岡で24年ぶりに候補者を擁立するなど、過去最高の7議席獲得を目指す。「公明党のいる連立政権の存在が重要」。その確信を胸に、懸命に支持を訴える。(2016/06/25-05:22)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062700013&g=pol
捨て身の共闘で躍進期す=志位和夫共産党委員長-参院選【党首奮戦記】

 「日本の命運が懸かった歴史的な選挙だ」。25日は、参院選での野党共闘が最初に成立した熊本入り。熊本市の商店街で約1100人の聴衆を前に、ノーネクタイ姿で支持を訴える声には力がこもった。
 2013年の東京都議選を皮切りに、同年参院選、14年衆院選と躍進が続く。今回は過去最高の比例代表850万票以上、9議席獲得を目標に掲げた。
 野党共闘の旗振り役として、大胆な戦術転換に踏み切った。香川を除く1人区で、いったん内定した独自候補を撤回。その結果、32の1人区全てで民進、共産、社民、生活の野党4党による統一候補擁立が実現した。岡山では生まれて初めて他党の公認候補を応援し、「新鮮だった」と振り返った。
 独自候補の取り下げは、党全体として運動量が低下するリスクもはらむ。街頭では政権批判に加え、「比例は共産党」と呼び掛けることにも余念がない。
 民進党との共闘に対して与党の批判が過熱しているが、「脅威だからでしょ」と意に介する様子はない。決断の正否は7月10日に明らかになる。(2016/06/27-04:44)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800040&g=pol
「身を切る改革」旗印に=松井一郎おおさか維新の会代表-参院選【党首奮戦記】

 「身を切る改革。実現できているのは大阪だけ。これを全国に広げないと」。梅雨空の25日午後、さいたま市のJR大宮駅前で街頭演説に立つと、大阪府が断行した府議や職員の定数削減などの行財政改革をあくの強い関西弁でアピールした。
 カリスマ性の強い橋下徹前代表の後を継ぎ、首長との二足のわらじで党を率いる。自民・公明の与党と、共闘態勢を組む民進、共産など4野党の「二極」対決が注目される中、安倍政権に対し「是々非々」を掲げる「第三極」のおおさか維新にとっては正念場の参院選だ。憲法改正に前向きなため、「政権の補完勢力」との批判も浴びる。
 演説のつかみは「日本一給料の安い知事」。知事報酬を3割カットしたからだ。舛添要一前東京都知事の「政治とカネ」での辞職を意識し、「『せこい』がキーワード。大阪流せこせこ行政運営術をやれば、財源は(国レベルで)4兆円くらい生まれる」と訴える。
 非改選と合わせ法案提出権のある11議席に到達する6議席が今回の獲得目標。「1日7時間の睡眠」で体調を整えつつ、「全国で仲間をつくってほしい」と奔走する。(2016/06/28-05:09)

1910名無しさん:2016/07/03(日) 09:47:16
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062600147&g=pol
参院神奈川で2人推薦=生活【16参院選】

 生活の党は26日、参院選神奈川選挙区で民進党元職の真山勇一氏、社民党新人の森英夫氏の2人を推薦すると発表した。(2016/06/26-18:23)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062700530&g=pol
生き残り懸け現職対決=共闘の民共に自民総力戦-注目区を行く・宮城【16参院選】

 「批判も重々承知しているが、自衛隊を愛する気持ちは誰にも負けない」。18日夕、仙台市。自衛隊OB会に招かれた民進党の現職、桜井充はあいさつでこう釈明した。自衛隊解消を綱領に掲げる共産党と組むことへの後ろめたさからだ。同じく来賓の自民党現職、熊谷大が「共産党と組むことは絶対に賛同できない」と桜井を批判、満場の拍手を浴びた直後だった。(敬称略)
 ◇悪魔と手を握った
 昨年7月、公職選挙法が改正され、宮城選挙区でも改選議席が1に減らされた。4選を目指す桜井は「これからは相手の票を奪いにいかなくては駄目だ」と現職対決への決意を新たにした。
 それから8カ月後の今年3月、県医師連盟は与党を推す前例を覆し、桜井の単独推薦を決定。県歯科医師連盟も投票の結果、41対4で桜井支援を決めた。自身も医師の桜井が、前回衆院選では自民党候補の選対責任者を務めた仙台市医師会長を選対本部長に招いたことで「推薦に弾みがついた」(民進党県連関係者)。
 これに先立ち、桜井は全国に先駆け、共産党と「原発に依存しない社会の早期実現」など6項目の政策協定を締結。かつて自民党の候補者公募に応じ、「保守層との太いパイプ」を築いてきた桜井には思い切った決断だ。周辺は「悪魔と手を握った。勝つためなら何でもやる」と息巻く。
 共産党は昨年10月の県議選で議席を8に倍増するなど、宮城で伸長著しい。だが、今回は独自候補を取り下げ、「桜井を勝たせる選挙」(県議)と後方支援に徹する。
 共産党との連携に、民進党県連内には「保守層や中間層の支持を失いかねない」との懸念もあるが、桜井陣営は「そういう人はもともと自民党に票を入れる」とためらいはない。「もう誰もブレーキをかけられない」。県連関係者は陣営の戦いぶりを不安げに見つめる。
 ◇仙台で引っ繰り返す
 「すみません、すみません、すみません」。自民党の公募で初当選を果たして6年。22日の公示に先立ち、同党県議に伴われて支援者宅を訪れた熊谷は「これまで一度も顔を見せに来なかったくせに」となじられ、頭を下げるしかなかった。
 党の若手エース、小泉進次郎の音頭で東日本大震災の被災地に足しげく通ってきた熊谷。しかし、地元では存在感が乏しく、党の調査では劣勢は否めない。被災地のある町長は「ほとんど顔が見えない。信頼関係が築けていない」と突き放す。
 皆と一緒に被災地に行くだけでは駄目だ。とにかく多くの人と握手をしろ-。「先輩議員たちから言われ続けた言葉の意味が今ようやく分かった」。毎日1000人と握手し、100軒を回るノルマを自らに課したが、熊谷の顔色はさえない。
 5月下旬。党選対委員長、茂木敏充は100万人の人口を有する大票田の仙台市に乗り込むと、県選出国会議員や県連幹部ら約20人を前に「仙台で引っ繰り返してやる」と檄(げき)を飛ばした。友党である公明党の支持母体、創価学会関係者は共産党の勢力拡大を警戒、「自公協力の長い歴史がある」と全面支援を約束する。
 今月初めには、石川光次郎県連幹事長に1本の電話が入った。電話の主は首相、安倍晋三。「県議、市議を最大限動かしてほしい。業界団体の引き締めも図ってもらいたい」。今や、戦いを主導するのは1人区の議席確保に総力を挙げる党本部だ。党所属議員は「これはもう熊谷の選挙じゃない。自民党対桜井の戦いだ」と言い切った。
 ◇宮城(改選数1)
熊谷  大 41 自民・現
桜井  充 60 民進・現
油井 哲史 36 諸派・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在(2016/06/27-15:03)

1911名無しさん:2016/07/03(日) 09:48:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062700723&g=pol
与野党、非難合戦が過熱=「野党は無責任」「与党こそ野合」【16参院選】

 7月10日投開票の参院選で、与野党の非難合戦が過熱してきた。安倍晋三首相は、旧民主党の政権運営や、共産党が自衛隊を「違憲」と位置付けていることを連日取り上げて「無責任」と攻撃。民進党の岡田克也代表も、自公の選挙協力こそ「野合」と応戦している。
 首相は27日、兵庫選挙区の自民、公明両党の候補を応援するために神戸市入り。街頭演説で「子どもたちの将来を無責任な民進党、共産党に託すのか。日本人の命と平和を守ってきた自民党、公明党に託すのか」と選択を迫った。
 首相は、実績の「差」を強調して、民進党のイメージダウンを狙う戦術。この日も「子どものころ、母から『人の悪口を言うな』と言われた」と前置きしつつ、旧民主党政権で「雇用は10万人も減った」などと指摘。「気を付けよう、甘い言葉と民進党。だまされては駄目だ」となじった。
 さらに首相は「共産党は綱領に、阪神大震災で活躍した自衛隊を解散すると書いている」と危機感をあおった。共産党議員が防衛費を「人を殺すための予算」と発言、直後に撤回したが、自民党はこれを選挙戦で紹介するよう促す内部ビラを作成し、党所属議員に配布した。
 公明党の山口那津男代表は北九州市で演説し、「民進党や共産党が統一候補だと言っても(陣営内部は)ばらばら。選挙互助会にすぎない」と断じた。
 これに対し、岡田代表は大阪市で記者団に、与党の選挙協力について「比例代表で他党(の名前)を書いてくれという話になると、政党とは一体何だという議論になる。首相はわれわれを野合と批判するが、それこそ野合ではないか」と反発した。これに先立つ街頭演説では、昨年成立した安全保障関連法に関し、「安倍さんが、ろくに説明もできないにもかかわらず、最後は数の力で押し通してしまった」と指弾した。
 共産党の志位和夫委員長は埼玉県川越市での演説で、「投機マネーバブルの円安、株高を演出して幻想、錯覚をつくる、それがアベノミクスだ」と切って捨てた。
 野党共闘と距離を置く、おおさか維新の会の松井一郎代表は大阪府庁で記者団に、「(野党間の政策が)根本から違う。化けの皮がはがれてきている」と語った。(2016/06/27-18:24)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062700814&g=pol
期日前投票、4日で181万人=平均で前回比32%増-参院選【16参院選】

 総務省は27日、参院選公示日翌日の23日から26日までの4日間に全国で181万6971人が期日前投票を行ったと発表した。全有権者の1.7%に相当する。1日当たりの平均投票者数は、2013年の前回選挙の同時期と比べ32.2%増加した。
 投票日の14日前時点の比較では、期日前投票者の1日平均は、前回が34万3642人だったのに対し、今回は45万4243人となった。今回から選挙権年齢が18歳まで引き下げられたことや、自治体によっては夜10時まで期日前投票を受け付けていることなどが影響したとみられる。
 期日前投票は、投票日前日の7月9日まで、市区町村が設けた投票所で行うことができる。 (2016/06/27-19:59)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800423&g=pol
参院選入場券を54人に誤送付=三重・鳥羽

 三重県鳥羽市選挙管理委員会は28日、市外へ転出した54人に同市の参院選投票所の入場券を誤って送付したと発表した。
 市選管によると、転出して4カ月までは元の自治体の選挙人名簿から抹消されない。一方、転入先で3カ月以上住むとその自治体の選挙人名簿に登録される。両自治体の選管はこの場合、二重投票を避けるため連絡を取り、転出元が転出者を除外して入場券を発送しているが、発送準備でいったん取り除いた入場券が再び混入していたという。
 市選管は22日に入場券を発送。誤送付を受けた男性が27日に問い合わせて発覚した。市選管は該当者全員に連絡するとともに、関係する県内外23市町の選管に対応を依頼した。
 市選管は「入場券送付作業の工程を見直すとともに工程管理リストを作成し、チェック体制強化に努める」としている。(2016/06/28-13:02)

1912名無しさん:2016/07/03(日) 09:50:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800572&g=pol
野党共闘に地域差=長野進展、三重は出遅れ-注目区を行く【16参院選】

 全国32の「1人区」で野党が候補者一本化を実現した今回の参院選。だが、さまざまな事情で共闘には地域差もある。政党の垣根を越えた選挙運動を展開する長野に対し、三重では出遅れが響いている。(敬称略)

 ◇オールスターチーム
 「NO!戦争法」「政治を変えよう、主権者は私たち」。小雨の降る中、さまざまなスローガンが書かれたのぼり旗をはためかせ、100台を超える軽トラックが駐車場に集まった。19日、長野県大町市で行われた「平和パレード」出発式だ。
 「安倍政治を何とかしてほしいという熱い思いが、私を野党統一候補に押し上げた。皆さんが主役だ」。民進党新人の杉尾秀哉があいさつすると、参加者が拍手で応えた。共産、社民両党の地元関係者も出席し、杉尾への支援を呼び掛けた。
 杉尾陣営に入った民進、共産、社民3党は、地域ごとに担当を割り振り、ポスター貼りや有権者への電話かけなどを展開している。各党が培ってきたノウハウを共有する「オールスターチーム」(民進党関係者)で、共産党関係者は「新鮮な体験だ」と興奮気味に話す。
 民進党の支持団体である連合長野には、共産党との連携に拒否感が根強い。このため、民進党県連は共闘に水を差さないよう、反目し合う勢力を集会に同席させないなどの工夫をしている。
 一方、序盤の調査で劣勢と判明した自民党は焦りを隠さない。「私は長野の土になる思いでやっている。きのう、きょう来た人に大切な議席を譲るわけにはいかないんです」。同党現職の若林健太は19日夜、諏訪市で開いた決起集会で訴えた。
 12日に応援に入った首相、安倍晋三は県内5カ所で演説し、「野党統一候補という甘い言葉にだまされてはならない。必死になってビラをまいているのは共産党だ」と野党共闘をけん制した。
 ◇相互不信
 対照的に、三重県では政党間の不信感が共闘に影を落としている。民進党現職、芝博一の支援を共産、社民両党が決めたのは5月23日。全国の1人区で最後から2番目だ。
 今月24日夜。「市民連合みえ」が伊勢市で開いた勉強会に、街頭活動を終えた芝が顔を出した。「今まで手の届かなかった人たちが集まってくれている」。にこやかに語る芝に、共産党支持者の男性は「演説で野党統一候補という言葉が出ず、がっかりした。必ず野党の代表なんだと言ってほしい」と注文を付けた。
 芝は地元の神社で神職を務め、保守層に支持者が多く、系列県議らにも「共産党アレルギー」が根強い。共産党側も、芝が憲法改正を掲げる保守系団体、日本会議を支援する超党派の国会議員懇談会にかつて所属していたことを警戒する。
 野党間の調整が難航している間に、自民党新人の山本佐知子は着々と支持を広げた。25日、民進党代表、岡田克也の地元四日市市で公明党が開いた街頭演説会には山本も参加。約2000人の聴衆を前に「今の難局を乗り切れるのは自公連立政権しかない」と熱弁を振るった。三重県知事、鈴木英敬も街宣車に乗り、国政選挙では初めて応援演説のマイクを握った。
 「三重の議席は単なる1議席ではない。野党党首のお膝元で自公が勝つことに大きな意味がある」。公明党県本部の幹部はこう勢い込む。これに対し、26日に芝の応援に入った岡田は「戦況は五分五分、横一線だ」と厳しい情勢認識を示し、芝が落選すれば代表を退くと表明、退路を断った。

◇長野(改選数1)
杉尾 秀哉 58 民進・新
及川 幸久 56 諸派・新
若林 健太 52 自民・現
◇三重(改選数1)
芝  博一 66 民進・現
野原 典子 59 諸派・新
山本佐知子 48 自民・新
※敬称略。届け出順。年齢は投開票日現在

(2016/06/28-15:20)

1913名無しさん:2016/07/03(日) 09:50:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800735&g=pol
安倍首相、公明候補を連日応援=民進、複数区で共倒れ懸念も【16参院選】

 参院選(7月10日投開票)は中盤戦に入り、与野党党首が支持拡大を目指して全国を駆け巡っている。安倍晋三首相(自民党総裁)は、同党が推薦する公明党候補を連日応援し、連立政権の結束をアピールした。改選数1の1人区では共闘を進める民進、共産など野党側は、改選2以上の複数区では競合しており、政権批判票を奪い合う展開となっている。 

 「厳しい戦いだ。今、最後の一議席を争っている。どうか皆さんの力で再び国会の場に送り返していただきたい」。首相は28日、さいたま市を訪れ埼玉選挙区(改選数3)の公明現職への支持を訴えた。首相は27日も公明候補の応援のため、神奈川(同4)、兵庫(同3)に入った。自民党は1人区で公明票を当て込んでおり、与党の相互協力を強固にする狙いがある。
 公明党は、首相応援の効果について「自公の足並みがそろい、保守層へのメッセージになる」(党関係者)と期待しており、やはり公認候補が自民党から推薦を受けた愛知(同4)、福岡(同3)についても、首相に現地入りを要請している。もっとも、公明党が28日に開いた常任役員会では「埼玉、兵庫は当選圏に届いていない」とみて、重点区として引き続き総力を傾ける方針を確認した。
 民進党の岡田克也代表は28日、新潟選挙区(同1)を訪れ、長岡市で野党統一候補を応援し、安倍政権への対決姿勢を強めた。この後、記者団に、憲法改正をめぐる首相の対応について、「国民の議論を深めたいと言ったわけだから、街頭演説で全く触れないということはあり得ない」と批判した。
 1人区で協力する民進、共産両党だが、複数区では激突する。民進党は東京(同6)のほか、北海道(同3)、千葉(同3)、神奈川、愛知に候補2人を立てて党勢拡大を狙うが、党幹部は「千葉や神奈川では共倒れもあり得る」と危機感を募らせる。27日は枝野幸男幹事長が神奈川入りしたほか、30日には岡田氏が千葉を訪れ、てこ入れを図る。
 共産党は東京や神奈川などで議席獲得が可能とみて活動を強める。おおさか維新の会は地元の大阪(同4)で2議席確保を狙う。(2016/06/28-18:13)

1914チバQ:2016/07/03(日) 10:26:45
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160703/k00/00m/010/093000c
参院選
「2人目」巡る攻防激化…あと1週間

毎日新聞2016年7月3日 09時00分(最終更新 7月3日 09時00分
党内対決でしこりも
 今回の参院選で「1人区」(改選数1、32選挙区)の与野党対決が注目される中、同じ党が2人の候補者を立てた改選数3以上の選挙区でも各党の攻防が激しさを増している。互いに競えば相乗効果が期待できる半面、結果次第では党内にしこりを残す恐れもある。強気の選挙戦術で最後に笑うのはどの党か。参院選は10日に投開票される。

<「1人区」で野党苦戦 与党「揺り戻し」を警戒>
<毎日新聞ボートマッチ>あなたと候補者との一致度は?
 自民、民進両党が2人ずつ擁立したのは北海道、千葉、神奈川、東京。自民党の高村正彦副総裁は2日、北海道釧路市で「世界が不安定化する中で、自民党から2人目を当選させることが自公安定政権につながる」と強調した。前回まで改選数2だった北海道は自民、旧民主両党が議席を分け合ってきたが、改選数1増で構図が一変した。

 神奈川では、自民党は現職に加え、無所属現職を党本部主導で推薦した。民進党は現職2人を擁立。公明党新人や共産党新人らと改選4議席を争う。民進党の山尾志桜里政調会長は2日、横浜、鎌倉両市で2人の同党候補をそれぞれ応援し「(改憲勢力に)3分の2を取らせたら間違いなく9条が変わる」と訴えた。

 民進党は旧民主党時代から地盤の強い5選挙区で2人を公認し、党勢回復の足がかりにしようとしている。神奈川では、旧民主党系候補を連合が支援し、旧維新の党系候補は無党派層への浸透を重視する。枝野幸男幹事長は「二つ取れる可能性も、二つとも落とす可能性もある」と党内を引き締める。

 大阪では、おおさか維新の会が新人2人を立て、同選挙区の「改選第1党」を狙う。ただ、1人は党発足時からのメンバーで、もう1人は3月に自民党を離党した。同じ場所でも時間をずらして演説するなど両陣営の関係はぎこちなさも目立つだけに、松井一郎代表は「互いに切磋琢磨(せっさたくま)して票の掘り起こしを」と促している。【平山公崇、青木純、朝日弘行】

1915チバQ:2016/07/03(日) 10:28:13
http://www.asahi.com/articles/DA3S12439896.html
(2016参院選 焦点区の攻防:6)沖縄 米軍基地の島、かみ合わぬ議論
2016年7月3日05時00分
 米軍基地の移設問題に直面する沖縄選挙区(改選数1)。公示前に女性殺害・遺棄事件で元米兵が逮捕され、県内は衝撃に包まれた。だが、閣僚の自民現職はあえて基地を語らず、無所属の新顔も身内に温度差を抱える。日米同盟の負の側面にさらされる基地の島で、議論はかみ合わない。

 「沖縄の選挙は、基地か経済かの二者択一傾向が強いが、私は暮らしを良くすること第一でやってきた」。6月29日夜、那覇市の屋内運動場。自民現職の島尻安伊子(あいこ)・沖縄北方担当相は「主婦目線」を演出する赤いエプロンを身にまとい、約3千人の聴衆に訴えた。経済振興への取り組みを繰り返し、基地問題には踏み込まなかった。応援の議員らは、島尻氏が沖縄関連で予算を獲得してきた手腕を口々にたたえた。

 台所から政治を変える――。そんなスローガンを掲げ、9年前の補選で初当選した。基地や安全保障の問題と距離を置き、「生活重視」をアピールする狙いがあった。だが、島尻氏の思惑とは裏腹に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題は争点になり続けた。

 ■辺野古触れず

 民主党政権だった2010年の参院選では、普天間の「県外移設」を唱え再選。12年末に自民が政権に復帰すると、辺野古容認に回帰した。今回の参院選は、「辺野古阻止」を掲げる翁長雄志(おながたけし)知事が推す元宜野湾市長で無所属の伊波(いは)洋一氏との全面対決となった。島尻氏は「辺野古」には極力触れず、沖縄振興の実績を前面に掲げる。

 5月中旬、うるま市の女性の死体遺棄容疑で元米兵が逮捕されると、県内の反基地ムードが一気に高まった。自民県連の幹部は「『基地容認だからこんな事件が起こる』と言われる。島尻のせいになる」。島尻氏に近い中山義隆・石垣市長も「争点は基地一点だけだと思う。厳しい戦いになる」との見方を示す。

 6月26日、菅義偉官房長官が沖縄を訪問し、那覇市内のホテルに経営者や地方議員、首長らを集めた。「何としても閣僚を落とすわけにはいかない」とげきを飛ばした。同じ頃、島尻氏は選挙カーに乗って雨の降る街頭を演説して回っていた。島尻氏の陣営は「あえて菅氏とのツーショットを避けた」と解説する。辺野古移設の旗振り役の菅氏が島尻氏と顔をそろえると、基地反対の県民感情を刺激しかねない。陣営は、島尻氏を基地や安保の問題から切り離すのに懸命だ。

 安倍晋三首相も23日、沖縄の戦没者を悼む「慰霊の日」の追悼式に出席するため沖縄を訪れたが、滞在時間は4時間弱。島尻氏の応援に入ることはなかった。

 ■「オール沖縄」

 「大臣をノックアウトすれば、安倍政権のノックアウトにつながる。何としても勝ち抜こう」。1日夕、那覇市中心部の県庁前。伊波氏は共産の志位和夫委員長、生活の小沢一郎代表ら共闘する4野党の幹部と並んで声を張り上げた。

 伊波氏は、03年から7年間、普天間がある宜野湾市で市長を務めた。04年には市内の沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落し炎上する事故が起き、普天間の国外移設を強く求めてきた。今回の参院選で、伊波氏を擁立したのは翁長知事を支えるグループ「オール沖縄会議」。保守寄りの企業から社民、共産まで幅広く「辺野古阻止」一点でまとまる。

 翁長氏周辺には「革新色の強い伊波氏が幅広い支持を得られるのか」と不安視する声もあった。だが、元米兵による死体遺棄容疑事件で空気は一変した。6月初めの沖縄県議選では、知事派が過半数を獲得。オール沖縄会議が19日に主催した県民大会には、6万5千人(主催者発表)が集まった。陣営幹部は「動員力は高まっている」と手応えを語る。

 伊波氏の基地問題の公約は「辺野古移設反対、普天間閉鎖、(輸送機)オスプレイ配備撤回」の3点。陣営内の保守層に配慮し、持論である日米安保体制への批判は封印。お互いに持論を腹八分ならぬ「腹六分」に抑えるのが翁長氏の戦略だった。

1916チバQ:2016/07/03(日) 10:28:24
 ■陣営に温度差

 ところが、事件後の県内の反基地感情の高まりとともに、抑えてきたはずの「全基地撤去」や「海兵隊撤退要求」といった強硬な意見がオール沖縄会議の中から出始め、伊波陣営の中に温度差が生じている。

 翁長氏は県民大会の直後に上京した際、「日米安保は重要だ」と記者団に強調。29日に那覇市であった陣営の会議では、「暮らし、経済、子育て支援。保守や無党派を取り込める話を増やして。基地はもういい」と述べ、演説で基地問題に時間を費やす伊波氏にクギを刺した。

 基地問題を避けようとして逃れられない島尻氏。強調するほど足元が揺らぐ伊波氏。県議の一人は「どっちもねじれている。基地ゆえのジレンマさ」と話す。

 (岡田玄、山岸一生、山下龍一)

 =おわり

1917チバQ:2016/07/03(日) 10:30:04
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016070302000070.html
<共闘の裏側 2016参院選> 福井
関西電力高浜原発への通勤用バスも通る幹線道路で支持を訴える候補者=福井県高浜町で
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◆暗黙の原発争点外し

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 全国最多十一基の原発が立地する福井。再稼働推進派の自民現職・山崎正昭(74)はもちろん、民進、共産、社民が統一候補として推薦する無所属新人の横山龍寛(51)も「脱原発」に触れることはない。

 横山は、連合福井の事務局長。その連合傘下の電力総連と横山が結んだ政策協定書にこんな文言がある。

 「安全確認を得られたプラントは速やかに稼働するよう努める」

 電力総連は県内で組合員四千人を抱える。横山は「原発で雇用や地域経済が成り立っているところがある。原発を争点にするつもりはない」と言い切る。

 福井を含め、全国三十二の改選一人区で実現した「野党共闘」を後押しした市民連合と野党側が、中央で結んだ政策協定には「原発に依存しない社会の実現」と盛り込まれている。

 だが、横山と市民連合が結んだ政策協定からは、その文言が省かれた。

 ともに横山を推薦する民進、共産、社民は「安全保障関連法の廃止」の一点で折り合う。

 県内の共産、社民は「脱原発」を重点方針に掲げるが、民進の県連幹部は「共闘交渉のテーブルで、原発の話はしないことが暗黙の了解だった」と明かす。六月上旬に福井入りした民進幹事長の枝野幸男(52)も「長年、原発に地域経済を依存してきた現実がある」と語った。

 福井県が得る交付金や核燃料税など原発関連の収入は年三百十億円に達し、県歳入の6%を占める。高浜原発がある高浜町に至っては歳入の四割に上る。

 共産県委員長の南秀一(66)は「安保法の撤回は国民的大義。国民、県民の声に応えるのが野党共闘だ。党として原発ゼロの訴えは続け、比例代表で脱原発の受け皿になる」と話す。

 県庁前で連日、脱原発のマイクを握り、高浜原発差し止め仮処分の申立人にも加わった石森修一郎(69)=坂井市=も「自民一強を打破することが長い目で脱原発につながる。今回は仕方がない」と渋い表情を浮かべる。

 参院選は一九九二年以来八回連続で自民が制し、衆参の現議席も自民が独占する保守王国・福井。山崎は公示日の第一声で「原発は大事なエネルギー源」と再稼働に言及したが、その後は積極的な発言は避けている。

 原発は語られぬまま、選挙戦は進む。

 (敬称略)

1918チバQ:2016/07/03(日) 10:48:15
http://news.goo.ne.jp/article/kitanihon/region/kitanihon-38885448.html
自民系市議、比例対応巡り苦慮 小矢部ルポ
07月02日 23:55北日本新聞

自民系市議、比例対応巡り苦慮 小矢部ルポ
北日本新聞
(北日本新聞)
 再選を目指し、参院選の比例代表に出馬した柴田巧(55)の支援を巡り、小矢部市の自民党系市議らが対応に苦慮している。みんなの党から立候補した6年前は、多くの市議が運動に加わり、市内で大量の票を得る原動力となった。ところが、今回は自民との対決姿勢を鮮明にする民進党の候補になった。「実績もあり、地元の人だから応援してあげたい」。それが多くの市議の本音だが、表立っての集票活動は控えている。 2日午後3時前、小矢部市赤倉のJAいなば農業創造センターで、農協系の自民比例候補、藤木真也(49)=熊本=の個人演説会が始まった。マイクを握った地元出身の参院議員、山田俊男(69)が声を張り上げる。「私の面目にかけて、小矢部でしっかり票をいただきたい」。県議で自民党小矢部市連支部長の筱岡貞郎(62)が「選挙区は野上、比例は藤木で」と続けた。 藤木の決意表明を聞いた同市連幹事長の沼田信良(65)がつぶやく。「6年前の選挙とは全く状況が変わってしまった」 2010年参院選で、元自民県議の柴田はみんなの党から比例代表に出馬した。自民系市議は地元から国会議員を送り出そうと、富山選挙区で自民候補を応援する一方、水面下で「比例は柴田」と訴えた。 山田はそんな柴田に配慮して、地元には自身の推す比例代表候補への支援は求めなかった。今回、藤木を連れて小矢部入りしたのは、柴田との対決姿勢を鮮明にした証しと言える。 柴田は前回、小矢部市の比例票のうち、7割超の1万5千票を獲得。県内の6万2千票を含む計8万8千票を集め、初の議席を手にした。 だが、この6年で国会の勢力図は一変した。自民が再び政権の座に就き、みんなは解散した。柴田は結いの党から維新の党を経て、民進に移った。今回の参院選で当選を確実なものとするには、前回の2倍近くの得票が必要とみられている。 かつて自民系市議が主導した柴田の個人演説会は、民進関係者や無所属の国会議員、県議が中心となって支えている。自民関係者が応援しづらい状況になっているものの、ある市議は「野党とはいえ、地元在住の国会議員がいてほしい。おれは柴田に入れる」と明かす。 根強い柴田人気は、小矢部市内を車で走るとよく分かる。ポスターをあちこちで見掛け、自民のポスターを並べて張る民家もある。 民進候補となった柴田を、今でも積極的に支える自民系市議もいる。最古参の宮西佐作(74)と、自民市連副支部長の尾山喜次(79)だ。これまで柴田が国政選に挑むたび、市内外で開かれる演説会の準備や応援弁士、あいさつ回りを精力的にこなしてきた。 今回は出陣式に来賓として出席し、5日の総決起大会にも顔を出すつもりだ。「決起大会に、おらっちゃ以外の市議は誰も来んよ。だけど、口に出さないだけ」と宮西。柴田を推す議員は他にもいるはずだと確信している。(敬称略)

1919チバQ:2016/07/03(日) 10:49:40
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1607020002.html
【壮絶参院選2016】松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区
07月02日 17:01夕刊フジ

【壮絶参院選2016】松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区
長野選挙区(改選数1)
(夕刊フジ)
 参院選(7月10日投開票)の長野選挙区(改選数1)は、民進党新人の元TBSキャスター、杉尾秀哉氏が全国的な知名度を生かしてリードし、自民党現職の若林健太元外務政務官らが猛追する展開となっている。こうしたなか、1994年に起きた「松本サリン事件」の被害者で、報道被害まで受けた河野義行氏(66)が6月30日、松本市内で行った講演が波紋を呼んでいる。マスコミ関係者への痛烈な批判が込められていたのだ。

 「間違った報道は、場合によっては人を死に追い込む。当時、私も『今、死ねたら楽だな』と思ったくらいだ」

 河野氏は、報道被害の実態について、集まった市民ら約70人を前にこう語った。

 衝撃の事件は94年6月27日深夜に発生した。松本市の住宅街に神経ガス「サリン」が散布され、8人が死亡した。実は、オウム真理教の犯行だったが、警察や報道によって、まったく無実の河野氏の関与が疑われ、「発生からたった2日で、世間から殺人鬼と呼ばれるようになった」という。

 最終的に、国家公安委員長が河野氏に謝罪し、マスコミ各社が訂正記事や謝罪文を掲載する事態となった。

 このタイミングでの講演会開催は、市民の間で「(発生から20年以上過ぎて)事件を風化させるべきではない」との声が高まったことに加え、杉尾氏の出馬も背景にあるという。「河野氏は、事件報道に携わった杉尾氏に複雑な思いを抱えているようだ」(市政関係者)。

 講演では、河野氏からマスコミ関係者への苦言が相次いだ。

 「間違った報道は、自殺者が出るぐらい危険なもの」「(マスコミの)幹部であれば『変えていこう』という提案もできる。そういうことをしていない。そういう人が命を大事にしているといえるのか」

 「命を『軽いもの』と見ている。私にはそんな風に思えてしまう。そういうような人が『国政にチャレンジする』と言ったって、本当にこの人たちが国民の命を守れるのか」

 杉尾氏を意識しているように聞こえる。

 河野氏は最後に、「(参院選では)どういう方が信頼できるのか、どういう方にこの国を託したいのか、ということを皆さん、真剣に考えてほしい」と呼び掛けて講演を締めくくった。 (安里洋輔)

1920チバQ:2016/07/03(日) 10:51:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160702ddlk02010277000c.html
<2016参院選>東北最大の激戦地 大物続々来県 /青森
07月02日 12:23毎日新聞

 ◇自民、政党対決の意識高める/民進、都市部無党派層に照準

 10日投開票の参院選は、青森選挙区(改選数1)に立候補した自民党現職の山崎力氏(69)=公明推薦=と民進党新人の田名部匡代氏(47)=社民推薦=が事実上の一騎打ちとなる激しい選挙戦を展開している。接戦の見通しの中、与野党とも青森を重要選挙区と位置づけ、知名度の高い応援弁士を続々と投入。自民は安倍晋三首相が6月15、24日とわずか10日の間に2回も駆け付ける熱の入れようで、民進も蓮舫代表代行が6月8日に続き7月1日も来県して支持を訴えるなど、党を挙げての戦いとなっている。

 集票合戦の「最前線」の一つが八戸市を中心とする衆院3区だ。民進の田名部氏が地盤とする同市は、自民の大島理森衆院議長や、今回は非改選の滝沢求参院議員(自民)の地元でもある。伝統的に津軽地方への対抗意識が根強い県南では、党派にかかわらず「八戸から3人目の国会議員を」との声も上がるが、自民側は「八戸から国会議員が3人出れば八戸が良くなるというのは幻想だ」(3区の町長)とこうした一部の世論をけん制。地域対決ではなく、あくまで政党対決との意識を高めることに腐心する。田名部氏陣営は「やはり郡部は自民が強い。市部で勝たなくては」(陣営幹部)と分析。連合の組織票に加え、都市部の無党派層も取り込みたい考えだ。

 こうした中、与野党とも青森を「東北最大の激戦地」(自民の額賀福志郎元財務相)、「最重点選挙区」(民進の枝野幸男幹事長)と位置付け、大物の応援を次々に投入。自民は安倍首相のほか党農林部会長の小泉進次郎衆院議員も2回県内入り。菅義偉官房長官、山崎氏が所属する額賀派の会長・額賀元財務相らも駆け付けた。民進は岡田克也代表、枝野幹事長のほか山尾志桜里政調会長、細野豪志元環境相らが来県。共闘する社民党の吉田忠智党首、共産党の市田忠義副委員長も県内入りした。

 青森選挙区ではこのほか、幸福実現党新人の三国佑貴氏(31)も支持拡大に努めている。

1921チバQ:2016/07/03(日) 11:28:32
>>1896
> 二〇一四年末の衆院選。自民は、公明の推薦を得られなかった六選挙区のうち、四つを落とした。
あと3人誰ですかね?

群馬1 佐田玄一郎 (上野を支援) →小当
茨城5 石川昭政 →比復
茨城7 永岡桂子 (中村喜四郎を推薦) →比復

1922チバQ:2016/07/03(日) 12:14:02
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_n/article/256125
投票所、統廃合で遠のく 高齢集落、交通手段なく 雲仙・愛野
2016年07月03日 00時09分

 雲仙市が4年前、投票所を41から28に統廃合したことで投票所までの距離が遠くなり、高齢化が進み公共交通機関がない地域などでは、今回の参院選で「投票を諦めざるを得ない」と話す高齢者が出ている。投票所の統廃合は同市議会でも問題視されたが、解決策は打ち出せていない。

 「以前投票所だった公民館は目と鼻の先だが、今の投票所までは1・5キロ。1人暮らしの高齢者は投票を諦める人が多い」と話すのは、同市愛野町川端地区の前自治会長岩永等さん(66)。近くにバス路線や鉄道もない37世帯の集落で、大半が高齢世帯だ。

 愛野町では3カ所あった投票所が1カ所に。唯一の投票所となった愛野農業者トレーニングセンターは町中心部にある。車がない高齢者は日ごろから、タクシーに乗り合って町中心部のスーパーまで買い物に行く。だが「投票のためだけにタクシー代の出費はつらい」というのが現実だ。

 市選管は、旧町にある7庁舎のほか千々石、小浜両町の山間部の4地域に「出張期日前投票所」を設けるが、今回参院選では5、6日の2日間で1地域当たり2時間に限られる。

 2005年に7町が合併した雲仙市では、旧7町が投票所を数十年間見直していなかったことや、自家用車の普及、期日前投票など制度ができたなどの理由で投票所を廃合した。

 1969年に旧自治省(現総務省)が出した通知では、1投票所当たりの有権者の基準はおおむね3千人だが、同センターが投票所となる有権者は、それより多い4355人。通知で「解消の努力が必要」と定めている、投票所まで3キロ以上離れている地域もある。投票所を分割し、増やしてほしいとの声は根強い。

 市選管は愛野町について「駐車場やバリアフリーの環境などが整えば投票区を2分割したい」としているが、職員の確保や財政にも影響するため、めどは立っていないという。島原半島では、雲仙市と同様に合併で誕生した島原市、南島原市とも利便性維持のため、合併前から投票所の数を変えていない。

=2016/07/03付 西日本新聞朝刊=

1923とはずがたり:2016/07/03(日) 13:48:13
中曽根孫の衆院選出馬を阻む
参院の一匹狼と“不肖の父”
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6076
2016.04.14 12:02

康隆氏の祖父・中曽根康弘元首相
 衆参ダブル選が囁かれる中、衆院群馬1区が揉めている。

「週刊新潮で『女子大生買春疑惑』が報じられた現職の佐田玄一郎元行革相に対し、1区の自民党県議団が3月18日、次期衆院選で支持しない方針を発表。そこで、大勲位・中曽根康弘元首相の孫、康隆氏(34)が候補として浮上しています」(政治部記者)

 康隆氏は、小学校から大学まで慶応義塾で学んだサラブレッド。JPモルガン証券に勤務後、現在は父の弘文参院議員(70)の秘書として働く。

「康隆氏は、米国コロンビア大大学院に留学経験があり、同窓で同年代の小泉進次郎衆院議員や、加藤紘一氏の娘・鮎子衆院議員とは、知日派で知られる政治学者のジェラルド・カーティス氏を一緒に囲む間柄でした。義兄の川鍋一朗・日本交通会長を始めとする慶応出身の若手経済人を中心に人脈も幅広い」(同前)

 公認されれば当選確実と見られる康隆氏だが、待ったをかけたのが山本一太参院議員だ。「7つしかない群馬の国会議員の座を親子で占めるのはおかしい」として、1区選出だった尾身幸次元財務相の娘の、尾身朝子衆院議員(比例単独)の擁立を唱えている。

「前回も、佐田降ろしを模索する県議団に乗っかる形で康隆氏が党支部に公認申請したことに対して、山本氏が激怒。当時は山本氏の出馬すら取りざたされていました。お互いブログ上で批判合戦を繰り広げ、結局、党本部が佐田氏を公認することで“喧嘩両成敗”となりました」(同前)

 山本氏が敵愾心を燃やす相手は、実は康隆氏より父。山本氏は、参院改革を掲げて、弘文氏を党参院議員会長に担いで政審会長に就任した。しかし、敵が多い一匹狼の山本氏に辟易(へきえき)した弘文氏は翌年あっさり、「派閥の論理」をのんで山本氏を退任させたのだ。

 弘文氏は夏の参院選で6選を目指すが、康弘氏の時代から「中曽根ブランド」を支えてきた地元有力者は嘆息する。

「97歳の康弘氏が元気なうちに、康隆君が議員バッジをつける姿を見せてあげたい。弘文氏が引退すれば、康隆君の1区公認に反対する者はいませんよ。しかし、弘文氏は昔から聞く耳を持たない。もう1期続けて参院議長を狙っているようですが、それでは康隆君の政界デビューが6年遅れることになる。群馬県出身の元宿仁自民党事務総長も頭を抱えているそうです」

 保守王国を揺るがせているのは、“不肖の父”だった。

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1924さきたま:2016/07/03(日) 14:36:49
>>1921
神奈川11 小泉進次郎 →小当
大阪14  長尾敬   →比復
大阪19  谷川とむ  →比復

ですかね。
推薦がなかった背景は分かりませんが。

1925名無しさん:2016/07/03(日) 21:07:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300207&g=pol
自民、単独過半数うかがう=改憲勢力3分の2微妙-参院選終盤情勢【16参院選】

 10日投開票の参院選について、時事通信は全国の支社・総支局の取材や世論調査などの情報を基に終盤情勢を探った。自民党は改選50議席から上積みし、公明党と合わせ改選過半数(61)の勢いで、27年ぶりの単独過半数(57)もうかがう。与党におおさか維新の会と日本のこころを大切にする党を加えた「改憲勢力」で、改憲発議に必要な3分の2(162)の確保は微妙だ。改選45議席の民進党は30議席程度に低迷。共産、おおさか両党は改選議席を大幅に増やしそうだ。

 ただ、世論調査で3割程度が態度未定と答えており、投票日に向けて流動的な要素が残る。
 参院定数は242で3年ごとに半数(121)を改選する。安倍晋三首相は勝敗ラインを与党で改選過半数と設定。自公両党の改選議席は59のため、2議席上積みすればこれをクリアする。
 自民党は選挙区に48人、比例代表に25人を擁立。32の「1人区」のうち20選挙区で議席を固め、山梨、愛媛、大分でもやや優勢。また、青森、福島、新潟、長野、三重で野党を僅差で追っている。13ある改選数2〜6の「複数区」は1議席ずつ確保し、千葉、東京は2議席目を視野に入れる。比例は前回2013年の18議席に迫る17議席を獲得しそうだ。
 公明党は、選挙区に擁立した7人のうち5人が議席を固め、2人もやや優勢。比例は7議席が見込まれ、改選9議席を上回る勢い。
 一方、民進党は選挙区に33人、比例に22人を擁立したが、苦戦が目立つ。1人区は青森、宮城、福島、山梨、長野、三重、大分を除き、自民党に水をあけられている。複数区では北海道、東京、愛知で2議席目をうかがう。比例は13議席程度の見込み。
 共産党は、東京、神奈川で議席を確保しそうで、比例も6議席と堅調。改選3議席を大幅に増やす見通し。おおさかも改選2議席に対し、大阪と兵庫で計3議席を固め、比例で4議席を獲得する可能性がある。社民党は改選2議席の維持は困難な情勢。生活の党、こころ、新党改革は議席確保のめどが立っていない。野党統一の無所属候補は岩手、山形、沖縄で議席を固め、新潟でも議席をうかがう。 
 世論調査は今月1〜3日、全国の18歳以上の男女2000人を対象に電話で実施した。(2016/07/03-19:24)

1926名無しさん:2016/07/03(日) 21:07:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300213&g=pol
与野党、接戦区てこ入れへ=1人区に幹部重点投入-参院選終盤情勢【16参院選】

 10日投開票される参院選は選挙戦が終盤にさしかかり、勝敗を左右する全国32の「1人区」のうち20選挙区で自民党、4選挙区で野党統一候補が優位に戦いを進めている。投開票まで残り1週間、双方とも接戦となっている8選挙区を中心にてこ入れする方針だ。

 自民党は厚い保守地盤に支えられた北関東や北陸、四国、九州の多くで野党を引き離している。一方、青森、福島、新潟、山梨、長野、三重、愛媛、大分で接戦となっており、これらを中心に安倍晋三首相(党総裁)や党幹部らが重点的に入り、競り合いを抜け出したい考えだ。
 同党選対関係者は現状を「追い風もないが、逆風もない」と指摘。50%を割り込む低投票率を見込んでおり、公明党・創価学会の支援を背に組織を固める自民党に有利に働くとみている。
 これに対し、全ての1人区で候補者を一本化した民進、共産、社民、生活の野党4党は、リードする岩手、宮城、山形、沖縄の議席を着実に固めた上で、当落線上で争う8選挙区の議席確保に全力を挙げる。
 自民党の谷垣禎一幹事長は3日のNHK番組で「1人区などで激戦区がまだたくさんある。残り1週間の運動量で決まってくる」と追い込みに決意を表明。民進党の枝野幸男幹事長は同じ番組で「問題は投票所に足を運んでいただけるかどうかだ。これがこの1週間の勝負だ」と語り、無党派層を念頭に投票を呼び掛けていく考えを示した。
 2013年の前回、自民党は1人区で29勝2敗と野党を圧倒、全体で65議席を獲得した。今回はそれほどの勢いはみられないものの、堅調な戦いぶりと言える。野党側は接戦区で競り負ければ、自民党を中心とする「改憲勢力」に参院議席の3分の2確保を許す可能性も出てくる。民進党の岡田克也代表が進退を懸ける地元三重の勝敗の行方も絡み、「背水の陣」を強いられそうだ。
 一方、全国に13ある改選数2以上の「複数区」のうち、千葉と東京で自民党が、北海道、東京、愛知で民進党が2議席目をうかがう。改選数3以上の7選挙区に候補を立てた公明党は、当落線上にある埼玉、兵庫を重点的にてこ入れ。共産党は議席が視野に入る東京、神奈川と埼玉、千葉、大阪の5選挙区、おおさか維新の会は東京、大阪、兵庫の3選挙区で追い込みを図る。(2016/07/03-19:35)

1927チバQ:2016/07/03(日) 22:23:06
>>1924
ありがとうございます!!
大阪の二人は維新の関係ですかね?

1928チバQ:2016/07/03(日) 22:24:16
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ73551QJ73UOOB00D.html
「候補者中傷するうそのビラ」 民進党長野県連が告発状
21:43朝日新聞

 参院選長野選挙区に立候補している民進党新顔の杉尾秀哉氏(58)=共産党、社民党推薦=に関するうそを記載したビラを配ったとして、民進党県連代表代行の羽田雄一郎参院議員と県連の倉田竜彦幹事長が2日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表、法定外文書頒布)の容疑で長野南署に告発状を提出した。

 同党の五百蔵洋一顧問弁護士によると、ビラは2日朝、長野市川中島町原の住宅の郵便受けに投函(とうかん)されているのが見つかった。ビラには、杉尾氏がキャスター時代の番組で、1994年の松本サリン事件の第一通報者の河野義行さんを犯人扱いした、との虚偽が記載されているとしている。

 県連によると、同様のビラが県内のほぼ全域で配布されているのが確認されているといい、県連事務所にもビラについて十数件の問い合わせがあるという。

1929チバQ:2016/07/04(月) 21:26:30
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-561420.html
ぶっちぎり狙う蓮舫氏 民進・小川陣営「票を回して」
16:30東スポWeb

ぶっちぎり狙う蓮舫氏 民進・小川陣営「票を回して」
蓮舫氏
(東スポWeb)
 参院選前最後の日曜日となった3日、民進党の蓮舫代表代行(48)が東京選挙区に出馬している自身のために演説を行った。応援弁士として引っ張りだこゆえに、人のためにマイクを握る毎日で自分のために話すのは久しぶりだ。

 立川市にやってきた蓮舫氏はバングラデシュ・ダッカで起きたテロ事件に言及。「日本には平和憲法があり、日本は暴力ではなく人道支援をすることを知らしめることが大切だと思いますが、いかがでしょうか!」と聴衆に同意を求めた。この日は“いかがでしょうか”とあおる蓮舫節がいつもより多く、気合の高さをうかがわせた。

 都連関係者は「圧倒的な票で蓮舫氏を当選させたい。そうすれば政府与党に緊張感を与えることができるはずです」と話した。6年前は171万票でトップ当選だったが、慢心はない。

 そんな蓮舫氏に泣きそうなのが同じく民進党から同区で出馬している小川敏夫氏(68)の陣営だ。同日、新宿で演説会を行い、菅直人元首相(69)に山尾志桜里政調会長(41)、そして「SEALDs」の奥田愛基氏らが壇上に上がった。

 菅氏は「戦略的な投票をしましょう。こう言ってはなんだが、一番弱い人を頑張らさせてくださいよ。これが戦略的投票じゃないですか」と訴えた。定数6で小川氏は6番手争いをしている。蓮舫票を小川氏に回せば、2人当選させることができると言いたいわけだ。

 民進党関係者は「何も言わないと有権者は蓮舫氏か小川氏かで選んだら、蓮舫氏に投票してしまう。もう蓮舫氏は当選しますから、小川氏に票を回してほしい」と明かした。

 1番を目指す蓮舫陣営に悪意はまったくないが、まさかの民進内対決になっている。

1930チバQ:2016/07/04(月) 21:28:27
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1607040001.html
【壮絶参院選2016】東京&大阪“オンナの戦い” 「命運」背負った女性候補たちが激しい火花
16:55夕刊フジ

【壮絶参院選2016】東京&大阪“オンナの戦い” 「命運」背負った女性候補たちが激しい火花
【東京選挙区(改選数6)の女性候補者】と【大阪選挙区(同4)の女性候補者】
(夕刊フジ)
 2016年参院選(10日投開票)には、96人の女性が立候補した。中でも、東京選挙区(改選数6)と大阪選挙区(同4)では、与野党各党の「命運」を背負った女性候補が激しい火花を散らしている。官民ともに「女性の活躍推進」が叫ばれているが、彼女たちは有権者の支持を集めて勝ち上がれるのか。二大都市の“オンナの戦い”に迫った。

 「やらなければならないことは何か。子供を育てることだ。働いている人たちが、生活が確かなものだと実感できることだ。人生の先輩方に、医療や介護などの不安を感じさせないようにすることだ」

 民進党の蓮舫代表代行は6月28日、神戸市の神戸国際会館前で、力強くこう訴えた。同党屈指の人気議員だけに、自身の東京選挙区ではなく、連日、全国各地を応援のため飛び回っている。

 メディアの注目度が高い東京選挙区には31人が立候補しているが、うち7人が女性候補だ。東京は浮動票が多いうえ、就職や転勤などで有権者が短期間で入れ替わる。各党とも「女性候補の方がアピールしやすい」と考えている面もある。

 主要政党では、蓮舫氏のほか、公明党が公認会計士で元財務政務官の竹谷とし子氏、社民党が映画監督の増山麗奈氏、日本のこころを大切にする党が経営コンサルタントの鈴木麻理子氏、新党改革が女優の高樹沙耶氏を擁立している。いずれも、各党を代表する才女といえる。

 参院選序盤の情勢はどうなのか。

 政治評論家の浅川博忠氏は「蓮舫氏と竹谷氏は『当確』だ。蓮舫氏はタレント的人気で浮動票を集めている。一時、都知事選候補として注目され、『私がやりたいのは国政』と明言し、有権者に自身の存在を再認識させた。民進党の数少ないスターだ。竹谷氏は組織力で戦う。公明党・創価学会としては、党本部もある首都の議席死守は絶対条件だ」という。

 続けて、「増山氏は『護憲』や『脱原発』を訴えているようだが、社民党自体に勢いがなく、中央政界で衰退している。日本のこころの鈴木氏は一部で『相当な美人だ』と話題になっていると聞くが、変更した党名がまだ浸透していない。新党改革の高樹氏は女優としては有名だ。ただ、同党はかつて舛添要一前都知事が代表を務めていた政党だけにイメージが悪い。3人とも厳しい戦いだろう」と分析した。

 一方、大阪選挙区には9人が立候補しているが、うち4人が女性候補だ。主要政党では、自民党が元外務官僚で初代・女性参画推進室長を務めた松川るい氏、おおさか維新の会が元堺市議の高木佳保里氏、共産党が党府委員の渡部結(ゆい)氏を擁立した。

 松川氏は「先輩方の暮らしを守る。未来の子供たちにバトンタッチできる日本をつなぐ。大阪をよくする。日本をよくする仕事をぜひ、やらせてほしい」と訴えている。

 最新情勢はどうか。

 選挙プランナーの三浦博史氏は「松川氏は(外務省時代の華やかな経歴と自民党の組織力があり)トップ当選の勢いだ。おおさか維新と公明党の男性候補が2位争いをしており、注目は4位争い。これまで、高木氏と渡部氏、民進党の男性候補が横並びの状態だったが、ここにきて高木氏が伸びている。当選圏内に入りそうだ」という。

 同選挙区で、おおさか維新は候補者2人を擁立した。票の奪い合いになるとの見方もあったが、三浦氏は否定的だ。

 「維新は安全保障政策に代表されるように男性色が強い政党。高木氏を擁立したことで、女性票の上積みが可能になった。維新の2人は足りない部分を補い合ういわば補完関係で、票の奪い合いにはならないだろう」

 二大都市の女性候補は、独身もいれば、ワーキングマザーもいる。それぞれの魅力を発揮して、有権者にアピールしている。最後の最後まで、オンナの戦いから目が離せそうにない。

1931チバQ:2016/07/04(月) 21:59:39
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160704_11026.html
<参院選宮城>村井知事 応援バランス巧妙


宮城選挙区での沈黙とは一転、公明比例候補の街頭演説で両手を挙げる村井知事=3日、仙台市青葉区
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 現職同士が1議席を争う参院選宮城選挙区(10日投開票)で、村井嘉浩知事が巧妙なバランス感覚を発揮している。再選を目指す自民党現職熊谷大氏(41)、4選を期す民進党現職桜井充氏(60)のどちらも応援せず、「中立」を強調。一方、比例代表では3日、公明党候補の応援に駆け付け、自公政権寄りの姿勢をしっかりアピールした。
 仙台市青葉区のアエル前であった公明の街頭演説会。支持者ら約200人を前に村井知事は「自称、公明党のアイドル村井です」とあいさつして会場を盛り上げ、「公明党議員の支援で震災復興は前進した。ぜひ当選させなければならない」と持ち上げた。
 村井知事が今回の参院選でマイクを握ったのは初めて。宮城選挙区では自民候補を応援した前回参院選(2013年)から一転、今回は「熊谷、桜井両氏とは等距離」と沈黙を貫く。
 13年の知事選で村井知事は熊谷、桜井両氏から支援を受けた。熊谷氏は松下政経塾の後輩で、自民はかつて県連幹事長を務めた出身母体。東日本大震災時に旧民主党政権で財務副大臣を務めた桜井氏とのつながりも深い。「心情的に片方だけを応援するというのは難しい」と明かす。
 街頭や集会での応援演説は引き受けないが、両現職とツーショットで握手を交わす写真撮影には応じ、恩を売ることは忘れない。村井知事は「当選しても落選しても、2人とは今まで通りのお付き合いができる関係だ」と強調している。


関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月04日月曜日

1932チバQ:2016/07/04(月) 22:00:30
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160704_12.html
<参院選山形>同床異夢の応援合戦


候補者への支持を訴えた阿部氏(左)と吉田氏(右)。中央は近藤洋介民進党山形県連会長
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 山形県酒田市で1日夜にあった無所属の元議員舟山康江候補の個人演説会で、次期衆院選山形3区への出馬予定者2人が登壇し「応援合戦」を繰り広げた。
 約300人を前に、民進党3区総支部長の吉田大成氏(46)が「一人でも多くの人にお願いしたい」と呼び掛けると、無所属の元衆院議員阿部寿一氏(56)は「地域を守るためには舟山氏が必要だ」と訴えた。
 阿部氏は前回衆院選で自民党の現職加藤鮎子氏(37)に1488票差で敗れた。陣営には民主党から出馬した吉田氏と、非自民票を食い合ったことが敗因と見る向きが多い。
 「阿部氏に一本化すれば次は勝てる。参院選はその足掛かり」と後援会幹部。一方で民進党県議は「選挙協力は感謝するが、吉田氏の公認は内定している」。先を見据えた「同床異夢」の選挙戦も熱を帯びる。

 ◇山形選挙区立候補者(1-3)
月野薫61元会社社長  自 新 
(公推)
城取良太39幸福実現党員 諸 新 
舟山康江50団体役員   無 元(1)
(民・社推)

1933チバQ:2016/07/04(月) 22:03:49
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160703_02.html
<参院選青森>激戦区青森に大物続々


拡大写真
 全国有数の激戦区となっている参院選(10日投開票)の青森選挙区(改選数1)で、与野党両陣営が党幹部や閣僚級の大物、人気応援弁士の投入を続けている。選挙戦終盤に向け、両陣営は大物弁士による街頭での援護射撃に加え、組織戦での票の上積みで接戦を勝ち抜く戦略だ。

 自民党現職山崎力氏(69)の陣営では、公示日を挟んで2回入った安倍晋三首相や菅義偉官房長官を筆頭に、閣僚級が続々県内入り。ラストサンデーの3日には石原伸晃経済再生担当相が青森、五所川原両市で街頭に立つ。
 人気の高さから遊説日程は党本部の専権事項とされる小泉進次郎党農林部会長は、異例の3回目の県内入りが4日に予定される。
 表舞台に加え、水面下でも別動隊が奔走し、票固めに動く。公示前の6月15日に竹下亘前復興相、28日には世耕弘成官房副長官が党支持の業界団体の関係者を集め、引き締めを図った。
 県連幹部は「大物弁士のカードは出し尽くした感もある。後半は組織戦を展開し、支持固めに力を入れる」と話す。
 民進党新人田名部匡代氏(47)の陣営もビッグネームが続々街頭に立った。1日には蓮舫党代表代行が2度目の県内入りをし、弘前、五所川原、青森各市で演説した。3日は岡田克也代表が3度目の応援で青森、八戸でマイクを握る。
 八戸が地盤の田名部氏にとって縁遠い津軽地方には細野豪志元環境相を6月25日に投入。同日、田名部氏の地元、八戸には山尾志桜里政調会長が訪れる両面作戦を行った。
 共闘する共産党も市田忠義党副委員長、社民党は福島瑞穂副党首らを送り込み、党員らに田名部氏支持を訴えた。
 陣営幹部は「お互い不特定多数向けに街頭での戦いが目立つが、実際は地道な地上戦が物を言う」と指摘。ラストスパートに向けて連合青森や共産党の組織部隊をフル回転させる構えだ。
 幸福実現党は釈量子党首が公示後に来県し、党新人三国佑貴氏(31)への支持を呼び掛けた。

1934チバQ:2016/07/04(月) 22:05:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400806&g=pol
苦戦目立つ無所属統一候補=新人大半、浸透に難【16参院選】


 10日投開票の参院選で、民進、共産両党など野党勢力が改選数1の1人区で共同で推す無所属統一候補が、自民党候補に対して苦戦するケースが目立っている。多くの候補者が新人で、知名度不足や組織力の弱さを克服できていないのが実情。寄り合い所帯のため、陣営が一体感を欠く例もある。
 無所属統一候補が出馬した16選挙区のうち、野党側が優勢または接戦に持ち込んでいる選挙区は岩手、山形、新潟、愛媛、沖縄の五つ。このうち山形、愛媛はそれぞれ旧民主党の元参院議員と元衆院議員が候補者。岩手は生活の党の小沢一郎代表のお膝元で、新潟も生活系の元職が立っており、いずれも一定の知名度と地盤を持つ。沖縄は米軍基地問題で政府・自民党に逆風が吹くという事情がある。
 これに対し、野党側が劣勢に立つ11選挙区は全てが新人候補。各党が市民団体と連携し、「安全保障関連法の廃止」を旗印に昨年12月以降、急ピッチで擁立を進めた選挙区が多い。安倍晋三首相からは「『安倍政権打倒』以外、理念も政策もバラバラ」などと攻撃されている。
 実際、安保法反対運動を担った女性弁護士を統一候補の第1号として立てた熊本選挙区では、野党陣営から「厚い自民党地盤に阻まれ浸透し切れない」との声が漏れる。石川選挙区では、民進党が女性候補の擁立を主導しながら党公認とせず、他党と横並びの推薦にとどめたことに「共産党と一緒に活動したくない」(連合関係者)などと不満もくすぶっている。
 「(新人である点など)そんなことを今言っても仕方がない」。民進党の岡田克也代表は4日、無所属統一候補が苦戦する要因について奈良県生駒市で記者団に質問され、こう反論。枝野幸男幹事長も滋賀県長浜市で「最後の1週間は運動量と熱量の勝負だ」と挽回へ決意を示した。(2016/07/04-19:13)

1935チバQ:2016/07/04(月) 22:06:27
【6人区】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400488&g=pol
蓮舫、中川抜け出す=東京【参院選情勢】


 民進蓮舫、自民中川の現職2人が抜け出した。公明現職の竹谷、共産新人の山添がこれに続き、残り2議席を自民新人朝日、民進現職小川、おおさかの元職田中が激しく争う。

 蓮舫は抜群の知名度に加え、都知事選の有力候補として取り沙汰されたことも追い風に盤石。中川は党所属の都議や衆院議員と連携して組織を固め安定した戦い。竹谷は公明支持層を手堅くまとめた。山添は安保法廃止を訴え、政権批判票の受け皿となって3年前に続く議席確保をうかがう。
 元五輪選手の朝日は、清新さを前面に浮動票取り込みに全力を挙げる。小川は議席死守に向け、支持組織の引き締めに懸命。出馬表明が6月と出遅れた田中は、作家で元長野県知事の知名度を生かし、議席争いに割り込む。(2016/07/04-14:52)

1936チバQ:2016/07/04(月) 22:08:04
【4人区】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400489&g=pol
三原、三浦が安定=神奈川【参院選情勢】


 自民三原と公明三浦が安定し、残り2議席を4人が争う。三原は唯一の党公認候補者を強調して組織戦を展開、自民支持層以外からの反応も良い。三浦は支持基盤を固め、自民推薦により保守層の一部にも浸透した。
 共産浅賀は党支持層を基盤として、政権批判票の取り込みを目指す。民進金子は全面支援を受ける連合神奈川の組織力に支えられた戦い。自民の推薦を受けた無所属中西は、自民麻生派国会議員を後ろ盾に追い上げる。民進真山は元キャスター。同じ旧みんなの党出身の江田憲司代表代行の後押しを受け、滑り込みを狙う。(2016/07/04-14:52)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400498&g=pol
民進2人目と共産が激戦=愛知【参院選情勢】


 改選数4に9人がひしめく乱戦の中、自民藤川が着実に組織票を固めて当選圏に入った。連合愛知の全面支援を受ける民進斎藤も安定した戦いぶり。公明里見は、2人目擁立を見送った自民の推薦を受け、07年以来の議席奪還をうかがう。
 残る1議席を民進2人目の伊藤と共産須山の女性新人2人が激しく争う。知名度向上が課題の伊藤には、党幹部らが次々と応援演説に入り、てこ入れを図る。須山は共産支持層をほぼ固め、無党派層の取り込みに懸命だ。
 地域政党・減税日本とおおさかが擁立した奥田や、社民平山、こころ井桁は苦しい戦い。(2016/07/04-14:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400502&g=pol
松川、浅田が先行=大阪【参院選情勢】


 自民松川と、おおさか浅田が先行。公明石川も当選圏内に入った。残る1議席をめぐって、おおさか高木と共産渡部、民進尾立が激しく競り合う展開だ。
 自民は松川が安定した戦いを見せ、目標としているトップ当選をうかがう。おおさかは、政調会長を務める浅田の当選に万全を期す。出馬表明が遅れた高木は新たな票の掘り起こしに懸命。6年前の選挙でトップ当選だった公明石川は支持固めに奔走する。共産渡部は政権批判票の取り込みに躍起で、公示直前に生活の推薦を得た。3選を目指す民進尾立は、生活のほか安全保障関連法廃止を訴える政治団体「国民怒りの声」の推薦も得て、必死に追い上げる。(2016/07/04-14:56)

1937チバQ:2016/07/04(月) 22:10:38
【3人区】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400475&g=pol
長谷川が抜け出す=北海道【参院選情勢】


 自民現職の長谷川が党支持層を着実に固め、安定した戦い。地元札幌のほか、郡部でも支持を広げて一歩抜け出した。これを追うのが民進の2人。衆院当選7回の新人鉢呂は高い知名度を生かし、無党派層を中心に票の掘り起こしを進める。現職徳永は連合北海道の全面支援を受け組織固めを徹底するとともに、若者・女性票にも狙いを定める。3議席を争う激戦で当選圏に食い込もうと自民新人の柿木は支持拡大に躍起。自民は重点候補に指定し、応援弁士を積極的に投入してこ入れを図る。地域政党「新党大地」の支援も受ける。共産森は支持層以外で広がりを欠いている。(2016/07/04-14:48)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400486&g=pol
自民先行、民公共競る=埼玉【参院選情勢】


 自民関口がリードし、議席維持を狙う民進大野、公明西田を共産新人の伊藤が追う。関口は県医師連盟など業界団体の支持を着実に固め、6年前に続くトップ当選が視野に入ってきた。
 連合の支援を得た大野は、旧民主の現職が前回落選した苦い経験から、無党派層への働き掛けにも力を入れる。西田は自民の会合に積極的に顔を出すなど、保守層への浸透を狙う。伊藤は安全保障関連法の廃止を訴え、政権批判票の取り込みを目指す。
 ともに新人のおおさか沢田、こころ佐々木は無党派層へのアピールに全力を挙げる。(2016/07/04-14:51)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400487&g=pol
自民2議席うかがう=千葉【参院選情勢】


 2議席獲得を狙う自民は、現職猪口が元少子化担当相の知名度を生かし先行。新人元栄も建設関係団体などの組織票を固め、当選圏入りをうかがう。前回は1人擁立にとどめた民進は、現職2人を立てたが、2人当選は微妙な情勢。連合の推薦を受ける小西はリベラル色を前面に支持を訴え、旧みんなの党出身の水野は保守層への浸透を図る。元栄、小西、水野がしのぎを削る中、共産浅野も初の議席獲得を目指す。(2016/07/04-14:52)

1938チバQ:2016/07/04(月) 22:10:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400503&g=pol
末松、片山が先行=兵庫【参院選情勢】


 自民末松とおおさか片山が先行し、残る1議席を公明伊藤、民進水岡が激しく争う。末松は地方議員の組織に支えられ、着実に支持固め。片山は本拠地・大阪から松井一郎代表らの応援を得て阪神地区で浸透する。伊藤は強固な組織を基盤として、自民の推薦をてこに業界団体などへの働き掛けを強める。水岡は県教職員組合を中心に連合兵庫の支援を受け、政権批判票の獲得に懸命。共産金田は安保法制廃止を訴える。こころ下家は伸び悩んでいる。(2016/07/04-18:28)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400516&g=pol
大家、古賀、高瀬が優勢=福岡【参院選情勢】


 改選数が1増えた3議席をめぐり、自民現職の大家と民進新人の古賀、公明新人の高瀬が優勢だ。大家は党所属国会・地方議員の後援会をフル回転させる組織戦を展開し、トップ当選を目指す。古賀は連合の全面支援に加え、元民放アナウンサーの知名度を生かし無党派層への浸透を図る。
 公明が24年ぶりに独自候補として擁立した高瀬は、支持母体の創価学会が精力的に動き、自民の推薦を得て保守層の取り込みも狙う。共産柴田は「ブラック企業」問題などを訴え、若年層への支持拡大に努める。おおさか森上とこころ石井は支持の広がりを欠き、社民竹内も伸び悩む。(2016/07/04-15:00)

1939チバQ:2016/07/04(月) 22:12:30
【2人区】
茨城 静岡 京都 省略
広島だけ、民進に優勢がついてないですね
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400508&g=pol
自民・宮沢が盤石=広島【参院選情勢】


 知名度に勝る自民宮沢は、安倍政権の経済政策をアピール。保守系の支持基盤を着実に固め、盤石の態勢を築く。民進柳田は、労組を中心に支持固めに全力。働く人の環境改善を訴え、議席死守を目指す。共産高見は格差是正や安全保障法制廃止を主張、おおさか灰岡は「政治家の身を切る改革」を強調して懸命の追い上げ。自主憲法制定を掲げるこころ中丸は苦しい。(2016/07/04-14:59)

1940チバQ:2016/07/04(月) 22:17:16
東北の野党優勢っぷりは凄いですね
野党先行:宮城 山形
接戦野党前:青森 岩手 福島
接戦与党前:秋田


http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400477&g=pol
田名部、山崎が激戦=青森【参院選情勢】


 自民現職の山崎と民進新人の田名部が横一線で激しく競り合う。元衆院議員の田名部は初めて挑む全県選挙で、共産、社民支持層も取り込み、知名度が向上。党本部のてこ入れも受け、無党派層への浸透を図る。山崎は組織力をフル回転、政権幹部も次々と応援に入り、議席死守に懸命だ。(2016/07/04-14:48)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400478&g=pol
木戸口を田中が猛追=岩手【参院選情勢】


 野党統一候補の木戸口がややリードし、自民田中が猛追する。木戸口は地元選出の小沢一郎生活代表や達増拓也知事の支援を受け、票固めを進める。24年ぶりの自民議席獲得を狙う田中は、県医師連盟や歯科医師連盟などの推薦を得て対抗。政権幹部も積極的に応援に入り、無党派層の掘り起こしにも懸命だ。(2016/07/04-14:48)」

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400479&g=pol
桜井先行、熊谷追う=宮城【参院選情勢】


 改選1議席をめぐり、やや先行する民進現職の桜井を自民現職の熊谷が追い上げる。4選を期す桜井は実績をアピールし、医療系業界団体などの支援を取り付けた。今回は共闘する共産支持層にも食い込みを図る。再選を目指す熊谷は組織戦を展開。党幹部も相次ぎ来援し支持固めを進める。両陣営とも生き残りを懸け、無党派層の掘り起こしにも懸命だ。(2016/07/04-14:49)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400480&g=pol
石井、松浦が競る=秋田【参院選情勢】


 リードする自民石井を民進松浦が追いかける。再選を目指す石井は組織票を手堅くまとめるが、無党派層への浸透が課題。野党統一候補の松浦は労組票を固めた。民進は「重点区」と位置付け、幹部を連日投入。無党派層の取り込みにも懸命だ。県農政連は自主投票を決めており、「農業票」の行方が鍵を握りそうだ。(2016/07/04-14:49)

1941チバQ:2016/07/04(月) 22:17:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400481&g=pol
反TPPで舟山先行=山形【参院選情勢】


 野党統一候補の元職舟山が先行し、自民新人の月野を引き離しにかかる。舟山は民進、社民の推薦と、共産の「公認並み」の実質支援を受け、労組票固めも進める。環太平洋連携協定(TPP)の承認阻止を訴え、TPPや農協改革に不満を抱く自民支持層の一部にも支援の動きがある。月野はJA出身だが、県農政連は自主投票とした。首長と商工業団体の支援や、連日の党幹部らの応援を頼りに巻き返しを狙う。(2016/07/04-14:49)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400482&g=pol
増子を岩城が猛追=福島【参院選情勢】


 改選数が2から1に減り、現職同士の生き残り競争は、民進増子を自民岩城が激しく追い上げる展開。郡山市に強固な地盤を持つ増子は労組票を手堅くまとめ、推薦を出した社民、独自候補を取り下げた共産の支援も受けて上積みを図る。増子は原発政策に関し「県内原発全基廃炉」を訴え、岩城と差別化を図っている。自民は首長選をめぐる内部対立があったものの、現職閣僚の危機に結束を強化。農業団体などの組織票を固め、巻き返しを狙う。(2016/07/04-14:50)

1942チバQ:2016/07/04(月) 22:19:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400490&g=pol
森と中原が伯仲=新潟【参院選情勢】


 野党統一候補の元職森と自民現職の中原が、1に減った改選議席をめぐってしのぎを削る。森は野党の支持層をほぼ固め、高い知名度で無党派層にも浸透している。議席を死守したい自民は所属地方議員の後援会をフル回転。中原は大票田の都市部で浮動票の取り込みに懸命だ。(2016/07/04-14:53)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400494&g=pol
高野、宮沢が競り合う=山梨【参院選情勢】


 自民高野と民進宮沢の新人2人が激しく競り合う。高野は約100の業界団体から推薦を得て、組織票固めを進める。自民は重点区と位置付けて幹部や閣僚を続々と投入し、てこ入れに懸命だ。引退する輿石東参院副議長の後継の宮沢は、野党統一候補として共産、社民の推薦を受け、連合山梨の全面的支援を取り付けた。無党派層にも支持を広げている。自民、民進とも、元職米長に票が流れるのを警戒している。(2016/07/04-14:54)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400495&g=pol
杉尾、若林が接戦=長野【参院選情勢】


 改選1議席をめぐり、民進杉尾と自民若林が接戦を展開。両陣営ともカギを握る無党派層の取り込みに懸命で、各党幹部が相次いで来県し、支持拡大にしのぎを削る。共産、社民の推薦を受ける杉尾はこまめにミニ集会を開催。元キャスターの知名度を生かして無党派への浸透で先行する。若林は企業回りを重ねて手堅く組織票を固め、推薦を受けた公明との連携も強めている。(2016/07/04-14:54)

1943チバQ:2016/07/04(月) 22:20:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400496&g=pol
渡辺を小見山が追い上げ=岐阜【参院選情勢】


 改選1議席を現職2人が奪い合う。先行する自民渡辺を野党統一候補の民進小見山が追い上げる展開。渡辺は公明の集会にも参加し、野党共闘に対抗。大票田の岐阜市でてこ入れを図る。追う小見山は街頭演説などで安倍政権を批判、無党派層や若年層への浸透を狙う。自民党議員秘書だった経験もアピールし、保守票の取り込みにも懸命だ。(2016/07/04-14:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400499&g=pol
芝と山本が競り合い=三重【参院選情勢】


 改選1議席をめぐり、民進芝と自民山本が激しく競り合う。3選を目指す芝は労組票を固めつつ、ミニ集会を活発にこなし、無党派層への浸透に懸命。三重が地元の岡田克也代表も敗れれば退任する意向を示し、陣営の引き締めを図る。新人の山本は知名度アップが課題で、安倍晋三首相や公明の山口那津男代表ら政権幹部が選挙区入りしててこ入れ。三重県知事の全面支援も受けて対抗する。(2016/07/04-14:55)

1944チバQ:2016/07/04(月) 22:21:07
滋賀が意外なほど野党が負けてますね
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400500&g=pol
小鑓が先行=滋賀【参院選情勢】


 自民新人の小鑓がやや先行し、民進現職の林が追う。小鑓は業界団体の引き締めを図り、固い組織票を持つ公明の支援を受ける。党幹部や閣僚の後押しで浮動票の掘り起こしを狙う。3選を目指す林は、労組や共産、社民両党の支持層を固めつつ、安保法制廃止を主張する市民団体とも連携。政権批判票の取り込みに全力を挙げる。(2016/07/04-14:56)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400504&g=pol
佐藤を前川が追う=奈良【参院選情勢】


 自民新人の佐藤を民進現職の前川が追う展開。佐藤は県内の党所属議員の支援を得て支持固め。公明の比例代表候補との連携も強化している。前川は安全保障関連法に反対する市民団体や共産などの支援を受け、「野党統一候補」をアピール、支持拡大に懸命だ。おおさか新人の吉野は大阪のベッドタウン地域を中心に浸透を図る。(2016/07/04-14:57)

1945チバQ:2016/07/04(月) 22:22:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400507&g=pol
自民小野田がリード=岡山【参院選情勢】


 自民小野田が強固な組織力に支えられてリード。街頭演説や集会で、さらに無党派層への支持拡大を図る。民進黒石は江田五月元参院議長の後継であることを前面に押し出す。共闘する共産、社民の支持層にも浸透しており、無党派層の取り込みで巻き返しを狙う。(2016/07/04-14:59)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400514&g=pol
山本、永江が横一線=愛媛【参院選情勢】


 3選を目指す自民現職の山本と、野党統一候補で無所属新人の永江が横一線で激しく競り合う。山本は業界団体などの組織票を固めるとともに、無党派層への浸透にも力を入れる。連合愛媛の全面支援を受ける永江は、地元民放アナウンサーだった知名度を生かし、浮動票の取り込みに全力を挙げる。(2016/07/04-15:00)

1946チバQ:2016/07/04(月) 22:23:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400523&g=pol
古庄、足立が接戦=大分【参院選情勢】


 自民新人の古庄と、3選を目指す民進現職足立が接戦。両党は相次いで幹部クラスを投入し、てこ入れしている。古庄は郡部を中心に主要団体や自民、公明支持票を固め、大票田の大分市で無党派層への浸透を急ぐ。足立は郡部の劣勢を大分市でカバーしようと躍起。連合の組織票を基礎に、一定の勢力を保つ社民や共産の支援も受け、懸命に政権批判票の取り込みを図る。(2016/07/04-15:02)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400526&g=pol
反辺野古の伊波優勢=沖縄【参院選情勢】


 野党統一候補の無所属新人伊波が先行し、現職閣僚の自民島尻は苦戦。伊波は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設阻止を旗印に、翁長雄志知事を支える社民、共産など革新勢力の支援を受けて優勢を維持。企業訪問も重ねて保守層へも浸透する。島尻は沖縄担当相としての実績を訴えるが、米軍属による女性殺害事件による逆風にさらされている。保守系の組織固めを急ぐとともに、推薦を受けた公明とも連携して巻き返しに必死だ。(2016/07/04-15:02)

1947とはずがたり:2016/07/04(月) 22:24:36
>>1944
野党はトータルな現状のなかでは結構善戦だと思うんですが滋賀・奈良でダメっぽいので惨敗気分です。。奈良はシャープ,滋賀は東レの労組が全く動いてないのかなぁ・・

1948チバQ:2016/07/04(月) 22:24:59
残り15選挙区は 書くまでもなく自民優勢

1949チバQ:2016/07/04(月) 22:27:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300207&g=pol
自民、単独過半数うかがう=改憲勢力3分の2微妙-参院選終盤情勢【16参院選】



 10日投開票の参院選について、時事通信は全国の支社・総支局の取材や世論調査などの情報を基に終盤情勢を探った。自民党は改選50議席から上積みし、公明党と合わせ改選過半数(61)の勢いで、27年ぶりの単独過半数(57)もうかがう。与党におおさか維新の会と日本のこころを大切にする党を加えた「改憲勢力」で、改憲発議に必要な3分の2(162)の確保は微妙だ。改選45議席の民進党は30議席程度に低迷。共産、おおさか両党は改選議席を大幅に増やしそうだ。
【特設ページ】参院選2016〜立候補者情報、図で見る各党公約比較〜

 ただ、世論調査で3割程度が態度未定と答えており、投票日に向けて流動的な要素が残る。
 参院定数は242で3年ごとに半数(121)を改選する。安倍晋三首相は勝敗ラインを与党で改選過半数と設定。自公両党の改選議席は59のため、2議席上積みすればこれをクリアする。
 自民党は選挙区に48人、比例代表に25人を擁立。32の「1人区」のうち20選挙区で議席を固め、山梨、愛媛、大分でもやや優勢。また、青森、福島、新潟、長野、三重で野党を僅差で追っている。13ある改選数2〜6の「複数区」は1議席ずつ確保し、千葉、東京は2議席目を視野に入れる。比例は前回2013年の18議席に迫る17議席を獲得しそうだ。
 公明党は、選挙区に擁立した7人のうち5人が議席を固め、2人もやや優勢。比例は7議席が見込まれ、改選9議席を上回る勢い。
 一方、民進党は選挙区に33人、比例に22人を擁立したが、苦戦が目立つ。1人区は青森、宮城、福島、山梨、長野、三重、大分を除き、自民党に水をあけられている。複数区では北海道、東京、愛知で2議席目をうかがう。比例は13議席程度の見込み。
 共産党は、東京、神奈川で議席を確保しそうで、比例も6議席と堅調。改選3議席を大幅に増やす見通し。おおさかも改選2議席に対し、大阪と兵庫で計3議席を固め、比例で4議席を獲得する可能性がある。社民党は改選2議席の維持は困難な情勢。生活の党、こころ、新党改革は議席確保のめどが立っていない。野党統一の無所属候補は岩手、山形、沖縄で議席を固め、新潟でも議席をうかがう。 
 世論調査は今月1〜3日、全国の18歳以上の男女2000人を対象に電話で実施した。(2016/07/03-19:24)

1950チバQ:2016/07/04(月) 22:37:38
http://www.gifu-np.co.jp/senkyo/24saninsen/24san20160627_1.shtml
“天下分け目”岐阜の陣 1議席決戦、重点区
2016年 6月27日
 自民、民進の与野党現職2人が激突する参院選岐阜選挙区(改選数1)で、与野党の大物弁士が26日、相次いで岐阜入りした。与野党とも重点選挙区と位置付け、22日の公示前後から党幹部らを続々と投入。知名度アップや無党派層の取り込みを図ろうと、著名な弁士を招いた戦いが激しさを増している。

 「渡辺さんは党の成長株。引き続きお願いしたい」。自民党の高村正彦副総裁は26日夜、可児市で開かれた自民現職の渡辺猛之候補(48)の個人演説会で必勝を呼び掛けた。野田聖子党県連会長も「党の調査では県全体で相手現職と五分五分の状態だ」と危機感を訴えた。

 同じ時刻には、若手エースの小泉進次郎党農林部会長も不破郡関ケ原町に入り、マイクを握った。

 党本部は自民王国といわれる岐阜県も接戦とし、てこ入れを図るため、公示前の18日に茂木敏充党選対委員長が訪れた。公示後の23日には、石破茂地方創生担当相が、候補者の知名度の浸透が課題の岐阜市や各務原市を一日かけて回った。今後も党幹部や閣僚らを投入する方針だ。

 民進党は、若手ホープの細野豪志元環境相が岐阜県入り。高山市で開かれた民進現職の小見山幸治候補(53)の個人演説会で「6年間、国のため、岐阜のために頑張ってきた。何としても当選させたい」と支持を訴えた。

 民進は、岐阜選挙区を重点選挙区として、公示直前には蓮舫党代表代行が来岐。24日には枝野幸男党幹事長が岐阜市入りした。

 新聞各紙の序盤情勢で、渡辺候補を追い掛ける展開の小見山候補。野党統一候補として共産や社民などの支援を受ける一方、「無党派層の取り込みが鍵」として、弁士が岐阜市や高山市、各務原市など都市部に入っている。今後も山尾志桜里党政調会長らが訪れる予定。

 諸派新人の幸福実現党県本部副代表の加納有輝彦候補(55)は、29日に釈量子党首が応援に入る。

1951チバQ:2016/07/04(月) 22:38:51
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016070102000260.html
<一日密着ルポ>(上) 芝博一さん(66)民現
2016年7月1日
写真
 十日に投開票される参院選で、三重選挙区に出馬した候補者たちは、相手より一票でも多い支持を得ようと、県内を駆け回っている。主な候補者に記者が密着し、一日の様子をお伝えする。(参院選三重取材班)
◆「人頼み」笑顔で握手

 午前九時、津市の百貨店の通用口。じめじめと蒸し暑いが、芝さんはグレーのジャケットにプレスしたズボン姿。出勤する人たちに「働く人の立場で頑張ります」と声を掛け続ける。スタッフが配ったはがき大のチラシを、自分の名札と一緒にクリップでつり下げてくれた人に、思わずほおが緩む。
 人波が途絶えたころを見計らい、街頭宣伝へ。この日は津から松阪方面へ。移動用の車内では、テレビの報道番組や新聞各紙をチェックし、情報収集に時間を充てる。
 県議を三期九年。二〇〇四年に参議院に初当選し、二期務めた。県内を北から南までくまなく回ってきたと自負する。「人口がどんどん減っている。安倍政権の三年半、県内のどこを回っても、誰からも『暮らしが良くなった』との声は聞こえてこなかった」。見てきたのは地方が衰退していく姿だ。
 だから街宣でも、安倍政権の経済政策糾弾には一層の熱が入る。「アベノミクスの恩恵は大都市圏など一部にとどまる。今こそ、地方に寄り添い、人に寄り添う政治、人への投資が必要だ」
 二十分ほどの演説が終わると、集まった人たちの元へ駆けだし、一人一人と握手。鈴鹿市の椿大神社の神職出身と知ってか「神頼みが欠かせませんね」と声を掛ける人には、「選挙ばかりは人頼み。よろしくお願いしますよ」と笑って答えた。
 移動車に積んだクーラーボックスから、スタッフが用意した水やお茶でのどを潤し、妻が保冷剤と一緒に入れてくれたぬれタオルで顔や首をぬぐってリフレッシュ。「今日は一人でも多くの人に手を振って、参院選をアピールする」との言葉どおり、幹線道路沿いの飲食店やショッピングセンター前を中心に八カ所で街宣を繰り返し、走り行く車に手を振り続けた。
 夜は、明和町の公民館で個人演説会。百人ほどの来場者に「安倍政権は必ず改憲を狙っている。私は、今の平和を守り継ぎたい。今回の選挙は、日本の将来を決める大事な選挙だ」と支援を訴えた。
 締めくくりは、応援に駆けつけた市民団体「市民連合みえ」の岡歩美さん(25)の提案で、支援者全員と記念撮影。「みんなのための政治を、いま。」と書かれたプラカードを手に整列すると、イメージカラーのピンク色に会場が染まった。

1952チバQ:2016/07/04(月) 22:39:15
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016070202000247.html
<一日密着ルポ>(下) 山本佐知子さん(48)自新
2016年7月2日
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◆山から海へ、終日訴え

 最近の起床時間は午前四時ごろ。早朝にフェイスブックを更新したり、演説で話す内容を考えたりしながら、一日の準備を整える。
 この日は、衆院三重5区内を地元選出の衆院議員や県議らとともに回る日程。午前七時、宿泊した津市のホテルから出発した。朝食は移動中の車内でパンとバナナで軽く済ませる。午前中は大紀町の山里から海辺に至る五カ所で街頭演説だ。
 好物の地元特産ミカンにちなんだシンボルカラー、オレンジの運動靴を履き、小走りで来場者のもとへ。一人一人と握手する。連日の訴えで、声が少しかすれてきた。移動車にのどあめを持ち込み、こまめになめてケアしている。会場では「さっちゃん頑張れよ」と声援が飛ぶ。
 政治家一家に育ち、子どものころから父の選挙を間近で見て、その厳しさを肌身で感じた。同時に芽生えた「自分もいつかは人生を懸けて地域のために尽くしたい」との決意。厳しい選挙を戦う原動力は「応援してくれる大勢の人の気持ちを決して無にはできない」との思いだ。
 山あいの地域や田園を選挙カーで巡っていると、田んぼの中を自転車で三十分かけて通学した高校時代がよみがえる。社会に出て大阪や東京で過ごしたが、自然を目にすると、ほっとする。「少子高齢化が進み、南北格差が広がる三重。こういう地域に光を当てないと」。専門分野の観光を通じてインフラ整備や特産品の販路拡大などで地域を活性化し、農林水産業の裾野も広げたいと考える。
 午後も六カ所で街宣。玉城町では応援に訪れた岸田文雄外務大臣と合流した。連日の党幹部や大臣らの応援に「緊張する」が、「忙しい合間を縫って駆け付けてもらい、ありがたい」。
 夕方、伊勢市の幹線道路沿いでは、十八歳の女子高生と握手。「自分の思いをしっかりと一票に託して」と話し掛けた。
 夜は個人演説会。会場の伊勢市観光文化会館に到着すると、オレンジ色のジャケットをまとい、入り口で来場者を出迎えた。壇上では「全ての人に寄り添って地域課題を解決していく」と声を振り絞った。
 この日一日の移動距離は二百七十二キロ。「本人が一番しんどくないと誰も付いてきてくれませんからね」と表情を引き締めた。

1953チバQ:2016/07/04(月) 22:39:32
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016070102000254.html
岡田氏“本丸” 与野党激突
2016年7月1日
 参院選三重選挙区(改選数一)に三十日、安倍晋三首相(自民党総裁)が入った。地元での勝敗に進退をかけた敵将・岡田克也民進党代表の“本丸”に乗り込み、野党共闘を批判。対する野党側は、安全保障関連法を巡って昨年、国会前の市民運動をリードした若者組織「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーが「憲法改正という安倍政権の争点隠し」と応戦した。投開票まであと十日足らず。選挙戦全体を占う注目区で舌戦が繰り広げられた。
 今回の参院選に絡み首相が三重県に入ったのは六月十日以来、二度目。岡田氏が二十六日、三重で議席を失った場合は次期代表選に出馬しない意向を示したことも呼び水となり、自民新人の陣営が再び首相を迎え、支持拡大をもくろんだ。
 首相はこの日、伊勢市や大票田の四日市市など三カ所で演説。伊勢では約千人の聴衆(主催者発表)を前に、伊勢志摩サミットの成功やアベノミクスの継続を強調。政策や理念が異なる野党同士の共闘は「野合」と批判し、「私たちの安全と、子どもたちの未来を無責任な民進、共産党に託すのか」と繰り返し、拍手喝采を浴びた。
 四日市市では、自民新人候補への支持を表明した鈴木英敬三重県知事らと商店街を練り歩き、学生や買い物客らとタッチや握手を交わして支持を訴えた。
 シールズの奥田愛基さん(24)は民進現職候補と政策協定を結ぶ市民団体「市民連合みえ」の要請で、無党派層や学生らの票の掘り起こしに参戦。朝八時から三重大学(津市)の最寄り駅で通学・通勤途中の有権者に「若者が投票に行かないと、政治が若者の声を聞いてくれなくなる。そうなって、一番困るのは自分たち」と主張。「今回の選挙は、改憲勢力に議席の三分の二を許すかどうかの戦い。安倍政権が改憲の議論をせず、選挙後に話を進めるのはひきょうだ」などと訴え、「七月十日は参院選挙」となじみのラップ調の呼び掛けで締めくくった。
 背水の陣を敷く岡田氏は一日にも三重入りし、津、桑名、四日市の三市で遊説する。自民党関係者によると、首相も選挙戦終盤に三度目の三重県入りをする見通しだ。

1954チバQ:2016/07/04(月) 22:39:57
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/aic/CK2016070302000200.html
小政党、存亡かけ政策連呼
2016年7月3日
 参院選は、10日の投票まで、残り1週間。候補や陣営は、猛暑の各地を回り、政策を訴え、支援を求める。単独過半数をうかがうような大政党がある一方で、党の存亡すら危ぶまれる戦いに挑む小政党もある。
 社民新人の平山良平さん(68)は二日午前八時、JR名古屋駅前の交差点で、この日最初の街頭演説に立った。党是とする「護憲」にはあまり触れず、若者や女性らの非正規雇用の待遇改善や、最低賃金を時給千五百円に引き上げるなどの訴えに時間を割いた。
 旅行に向かう若者や家族連れらが、足早に目の前を過ぎる。演説の最後は「ぜひ投票は野党に。民進や共産もいます。私は社民党です」だった。
 参院選は、党にとって背水の陣。吉田忠智党首と福島瑞穂副党首がともに比例代表で改選期を迎える。
 前回の二〇一三年に獲得した比例票は百二十五万票で、一議席の獲得にとどまった。前回並みの得票なら、党首か副党首のどちらかが落選する。
 比例票の底上げは至上命令。党は有権者の多い都市部の四選挙区に候補を立てた。平山さんもその一人だ。
 野党への投票を呼び掛けるのは「野党全体を盛り上げ、(選挙区と比例)二票のうち一票でも入れてくれれば」との狙いからだ。
 日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は二日夕、新人井桁亮さん(46)の応援に駆けつけた。名古屋駅前で「まだ小さく、ほとんど知られていない党。でも何とか日本の役に立ちたい」と支持を呼び掛けた。
 「真の保守政党」を標ぼうし、改憲に前向きだ。
 衆院議員はゼロ、参院議員は中山代表を含め三人の小所帯。「国会議員五人以上」という政党要件の一つを欠き、参院選は党の存亡を左右する。昨年十二月に「次世代の党」から代えた党名の認知度も、党首自らが認めるように低い。
 中山代表は四十分弱、マイクを握った。「国や国民を守る意志がはっきりしない国家は国際社会で信頼されないし、危うい未来をたどる」。北朝鮮の拉致問題にも触れ「日本の独立を守る。やり遂げるために他党にも声を掛ける」と訴えた。
 井桁さんの選挙運動は、名駅前で繰り返す街頭演説が中心。県内選出の国会議員が一人もおらず、組織力もないため、普段は応援弁士もない。県内各地で個人演説会を開くこともままならない。
 ただ、中山代表の応援演説には多くの老若男女が足を止めた。井桁さんは「少しずつ浸透してきた」と手応えを口にした。
 (赤川肇、奥田哲平)

1955チバQ:2016/07/04(月) 22:40:30
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/aic/CK2016070202100022.html
民・共など野党争い激化 自・公、衆院選も絡み協力
2016年7月2日
写真
◆改選数4

 改選数一の「一人区」を中心に、自民・公明の与党と、民進や共産などの野党統一候補が激突する今回の参院選。だが、九人が乱立する愛知選挙区(改選数四)では、事情は異なる。自公は衆院選での選挙協力を視野に「与党で二議席」を目指すが、野党は「自公との戦い」に加え、野党同士の対決も強いられている。
 六月二十八日、名古屋・栄。自民党幹事長の谷垣禎一(71)は自民現職、藤川政人(56)の応援演説を終えると、選挙カーを降りて黒塗りの車に乗り込んだ。
写真
 谷垣が向かった先は、公明新人の里見隆治(48)が待つ名古屋駅前だ。谷垣は「自公で安定した政治をつくり、アベノミクスを成功させる」と訴えた。
 公明が参院選で公認候補を立てるのは九年ぶり。改選数一増だが、自民は党内で根強かった二人擁立を見送り、里見を推薦した。
 公示後、自民議員や陣営は支援者らに頭を下げる。「藤川は大丈夫ですから、今回は里見をお願いします」。安倍晋三首相と里見が一緒に写ったビラを配り、里見を連れて自民支持の団体や企業を回る。
 公明は愛知県内の十五小選挙区で一万票ずつ、計十五万票を里見に回すよう自民に求めたとされる。
 見返りは、次期衆院選での支援だ。
 二〇一四年末の衆院選。自民は、公明の推薦を得られなかった六選挙区のうち、四つを落とした。
 公明関係者は言い切る。「投票箱が開けば、自民の協力具合は分かる。その票数次第で、衆院選でどれだけ協力するかを決める」
 創価学会を支持母体とする公明の組織票からの上積み票を見れば、自民の協力具合は市区町村単位で分かるという。
 尾張旭市で二十九日夜にあった藤川の個人演説会。自民の衆院議員、鈴木淳司(58)も壇上に上がった。
 前回衆院選は比例で復活したが、愛知7区では負けた鈴木。「藤川をトップで当選させてほしい」。そして続けた。「友党(里見)も通してほしい」
 二十六日の名古屋駅前。減税日本代表の河村たかし(67)とおおさか維新代表の松井一郎(52)、名古屋市と大阪府の首長が顔をそろえた。両党が「ダブル公認」した新人の奥田香代(51)と並んで、両首長は「徹底した改革で社会保障などの財源を生み出してきた実績があるのは、維新と減税だけだ」と気勢を上げた。
 愛知を最重要区と位置付ける共産は党幹部を連日、愛知入りさせる。新人の須山初美(37)は「自公とその補完勢力を、野党共闘で打ち落とそう。敵はあくまで自公政権」。
 ただ、序盤戦を終えて自公がやや抜け出し、情勢はむしろ、野党間の争いが激しさを増している。民進は「民主王国」と呼ばれた党勢の復活に向けて、二人を立てて共産とも戦う。
 三十日夜、名古屋市内であった民進の演説会。最大の支持母体、連合愛知の土肥和則会長が力説した。「はっきり申し上げる。愛知の地で共産を通してはいかん。このことだけは申し上げたい」
 (敬称略)

1956名無しさん:2016/07/04(月) 22:40:52
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/chu/CK2016062602000188.html
農業票どこへ TPP・農協改革、不信抱え
2016年6月26日
写真
 7月10日投開票の参院選で、主要野党は「環太平洋連携協定(TPP)反対」を公約に掲げるが、大きな争点に浮上していない。自民の大票田の農業票をめぐっては、直近の参院選(2013、10年)で政権交代の影響やTPP交渉、農協改革で自民離れが目立った。今回、中部各県では自民回帰の動きがみられる一方、TPP締結に対する農業界の不安も消えていない。
 保守王国と呼ばれる農業県・福井。参院選公示日の二十二日、JAグループの政治団体・県農政連の山田俊臣会長は自民現職の出陣式でマイクを握った。
 「TPPや米価対策など、われわれ生産者だけの農業改革には限界がある。政治力で解決してもらわねばならない」
 一四年末の衆院選では、県内十二のJAのうち九JAが自民を推薦せず、「自主投票」にした。農協改革の先頭に立つ稲田朋美政調会長(福井1区)への反発が強かったからだ。
 結局、稲田氏を含め自民は圧勝。昨夏には、全国農業協同組合中央会(JA全中)の一般社団法人化などを柱とする改正農協法が成立した。
 県農政連は今回、早々と昨年中に自民現職の推薦を決め、全JAも従う。二十五日夜には、森山裕農相が自民現職の演説会に駆け付けた。
 岐阜県農協農政連盟も昨年十二月、自民現職に推薦を出した。
 民主政権時の六年前は岐阜選挙区の改選数が二だったこともあり、自民と民主双方の候補を推薦したが、今回は一本化した。連盟関係者は「農家の一部にはTPPをめぐる安倍政権の政策に不安がある。だが、政策実現力を持つ与党候補を支援するのがうちの方針。苦渋の選択だ」と明かす。
 今回から改選数一に減る長野選挙区。JA長野中央会の政治団体・農政同友会は今回も自民現職と民進新人の双方を支援する。
 ただし、従来の「推薦」から、一歩引いた「支持」に切り替える。TPPを推進する自民に組合員からの不満は強く、バランスに配慮したという。
 愛知県農政連盟は自民現職と公明新人の与党二人に推薦を出した。ただ、前回と比べて推薦決定は三カ月も遅く、「推薦」の積極的な公表は避けている。
 「これまで自民を推薦してきたのに、何度も手のひらを返された。不信感、嫌悪感は根強い」と、連盟の関係者は語る。
 TPP締結や「JAつぶし」とも言われる農協改革に今も抵抗感は強い。それでも推薦を出すのは「政権与党でないと、声が反映されにくいから」と心情を吐露する。
 JA全中・奥野長衛会長の出身母体であるJA三重中央会は以前から、政党に推薦を出していない。奥野会長と小泉進次郎自民党農林部会長が二十六日、自民新人の応援に入る。「推薦はなくとも、集票は期待できる」と自民の県幹部は自信を見せる。

1957名無しさん:2016/07/04(月) 22:44:12
http://www.minpo.jp/news/detail/2016070132398
各陣営、後半へ戦略練る ふくしま2016参院選
 参院選は30日で18日間の選挙戦の前半を終えた。本県選挙区(改選1議席)に立候補した自民党の現職岩城光英候補(66)、民進党の現職増子輝彦候補(68)の両陣営は接戦になっていると分析し、後半戦に向けた戦略を練っている。
 岩城候補の陣営は、支援・友好団体をはじめ、国会議員や県議、市町村議の後援会などを軸にした組織戦を展開。2千〜3千人規模の総決起大会や個人演説会を各地で開いている。総合選対幹部は「街頭演説に出てきてくれる有権者が徐々に増えている」と手応えを口にする。
 後半戦で若者や女性、無党派の票をどれだけ取り込めるかが勝敗の鍵を握るとみており、知名度の高い国会議員や閣僚らを相次いで県内入りする。
 増子候補の陣営は後援会、民進党県連、連合福島などでつくる総合選対を中心に旧市町村単位で草の根運動を展開。共産党県委員会、社民党県連、市民連合とも協力している。選対幹部は「新たな支持層を獲得している」と前半戦を振り返る。
 後半は安倍政権や復興の現状に不満を持つ層の取り込みを目指す。党本部から幹部を招き、郡山市を中心に都市部での演説会や遊説に力を入れる。
 政治団体・幸福実現党の新人矢内筆勝候補(54)の陣営は、都市部を中心に無党派層への浸透に力を入れる。

( 2016/07/01 10:34 カテゴリー:主要 , ふくしま参院選 )

1958チバQ:2016/07/05(火) 21:55:51
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050007-n1.html
2016.7.5 01:00更新

【参院選・終盤情勢】
自民党「1人区」で20勝超の勢い 野党の候補一本化は不発か…
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の終盤情勢調査では、全国32の改選1人区のうち、20選挙区で自民党が優位に立っている。「1強」と呼ばれる自民党に対抗するため民進、共産など野党4党は候補を一本化して選挙戦に臨んだが、優勢なのは4選挙区にとどまっている。8選挙区では終盤まで接戦が繰り広げられている。

 自民党は西日本の大半の1人区で優勢だ。序盤は不利とみられていた宮城や福島の両選挙区などに安倍晋三首相(党総裁)や閣僚、党幹部らが応援に入り、接戦に持ち込んでいる。沖縄では現職の島尻安伊子沖縄北方担当相が劣勢に立たされている。

 野党の統一候補は沖縄に加え、岩手、山形、長野の4選挙区でリード。民進党の岡田克也代表は「(地元の三重で)民進党が敗れたら次の代表選に出馬しない」と明言し、「背水の陣」を敷いた。これに対し、自民党は安倍首相や菅義偉官房長官らが選挙区入りして攻勢をかけている。

 与野党とも選挙戦終盤は1人区に幹部クラスを投入し、テコ入れを図る構え。さらに激しい「舌戦」が展開されそうだ。





 安倍首相は4日、接戦の大分で遊説。大分市内の街頭演説で「無責任な共産党、民進党に子供たちの未来や私たちの安全を託すのか。自民党、公明党に託すのか」と訴え、「自公VS民共」の構図を強調した。

 一方、民進党の岡田氏は3日に青森、宮城、福島の東北3選挙区で遊説したのに続き、4日も1人区の奈良と長崎を回り「野党各党が党派を超え、市民が中心になって大きな連帯を作り、安倍政治の暴走を止める」などと訴えた。今後も1人区を中心に回り、反転攻勢をかける構えだ。

1959チバQ:2016/07/05(火) 21:56:32
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050005-n1.html
2016.7.5 01:00更新

【参院選・終盤情勢】
改憲勢力が「3分の2」確保の勢い 自民党は参院過半数を制する見通し

 産経新聞社は4日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による情勢調査(1〜3日)に全国総支局の取材を加味し、10日投開票の参院選の終盤情勢を探った。自民、公明両党におおさか維新の会などを加えた「改憲勢力」は、憲法改正の条件となる3分の2に達するために必要な78議席を確保する勢いとなっている。自民は非改選議席と合わせて単独過半数(122議席)を制する見通しだ。自民が単独過半数を得れば27年ぶりとなる。

 焦点となる改選数1の「1人区」(32選挙区)では、自民が北陸や四国などの20選挙区前後で優位な戦いを進めている。民進、共産両党などが候補を統一した野党は、4選挙区程度で勝利が視野に入った。

 ただ、野党が1人区で優勢なのは沖縄や山形など無所属候補に一本化している選挙区がほとんどで、長野などを除き民進候補が抜き出ている選挙区は限られているのが現状だ。残りの選挙区では与野党候補が接戦を展開しており、この結果が改憲勢力による3分の2確保をも左右する。

自民が単独過半数を制するために今回の参院選で必要な議席は57議席だが、選挙区で40議席、比例代表で19議席程度を獲得しそうな情勢で、さらに上積みを図る。選挙区で過去最多の7人を擁立した公明も改選9議席を上回る見通し。平成25年の前回参院選で獲得した11議席を超える12議席前後獲得の勢いだ。

 改憲勢力のおおさか維新は、関西での底堅い支持を背景に最大で選挙区3議席を獲得し、比例代表でも5議席前後を得る見通し。日本のこころを大切にする党は1議席獲得を目指す。

 一方、民進党は改選43議席を大幅に割り込み、30議席に達しない可能性がある。ただ、大惨敗に終わった前回参院選(17議席)と比べれば大きく積みますのも事実で、前回議席を失った埼玉、東京、京都などで議席を回復する可能性がある。

 民進党全体の獲得議席とは別に注目を集めるのが岡田克也代表の地元・三重選挙区だ。岡田氏は民進候補が敗れれば次期代表選に出馬しない考えを表明している。民進候補は選挙戦序盤から優勢に立っているが、勝利を決定づけるには至っていない。

共産党は前回参院選で改選5議席から8議席に躍進したが、今回参院選ではさらに議席を伸ばしそうだ。選挙区、比例代表合わせて10議席前後をうかがう。共産党が二桁の議席を獲得すれば、15議席を得た平成10年以来16年ぶりとなる。社民党と生活の党と山本太郎となかまたちは1議席獲得できるかどうかが焦点となる。

 比例代表では政治団体の「支持政党なし」が1議席を得る可能性もある。支持政党なしは、26年12月の衆院選比例代表北海道ブロックで、社民党の約5万3000票を上回る約10万票を獲得している。

 ただ、選挙区によっては態度未定の有権者が3割を超えているため、流動的な要素もある。

1960チバQ:2016/07/05(火) 21:57:29
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050010-n1.html
2016.7.5 01:00更新

【参院選・終盤情勢】
与党…想定外の接戦に支援強化 野党…共闘も複数区では競合




 自民党は、与野党候補が僅差の「激戦区」が予想以上に多いことから、戦略の練り直しを迫られている。想定していた15程度の激戦区のうち、「最重点区」として5つほどに絞り、7月1日以降は党幹部を集中的に投入する計画だった。

 しかし、改選1人区の青森や宮城、新潟、福島などで、公認候補と野党統一候補が僅差の接戦を展開。公認、推薦候補を2人擁立した改選複数区でも北海道や千葉、東京、神奈川などで「現職は当選圏を確保したが、新人候補が当落線上にある」(党幹部)という。

 このため、安倍晋三首相(党総裁)が接戦区の県議や支持団体幹部に直接電話する「電話作戦」を強化。谷垣禎一幹事長や小泉進次郎農林部会長らが応援に入る回数も増やし、取りこぼしを減らしたい考えだ。

 公明党は、選挙区で過去最多となる7人の当選を目指す。最後の議席をかけて野党候補と激戦を繰り広げる埼玉、兵庫(いずれも改選数3)へ重点的に幹部を投入し、票の掘り起こしに努める。

 埼玉は事実上、公明党現職と共産党新人の争いに絞られた。公明党の基礎票が少ない選挙区とされるだけに、山口那津男代表は公示日の第一声を行い、その後も2回も埼玉入りした。街頭演説では、共産党主導の野党共闘を批判し、無党派層を取り込む考えだ。山口氏は6日も現地を回る。





 24年ぶりに新人を擁立した兵庫では、自民とおおさか維新両党の候補がリードし、続く民進党現職を追う展開となっている。山口氏ら党幹部だけでなく、地方議員も含めた総力戦で滑り込みを狙う。支持母体の創価学会の関係者は「公明党議員を選出している衆院兵庫2区と8区以外のエリアにまだ浸透していない。組織をフル回転させる」と話した。

   ◇ ◇ ◇

 民進党は、野党共闘の成否が問われる改選1人区の中でも激戦の愛媛などに幹部を重点的に投入し、追い込みをかける。党公認候補の劣勢が伝えられる滋賀や奈良のほか、自民党候補と競い合う青森や宮城などに幹部が応援に入るケースも目立つ。

 岡田克也代表は3日、福島県内で記者団に「これからは気を抜いた方が負ける。まだ投票先を決めていない人に呼びかけていくことが大事だ」と強調し、最後まで党勢拡大を狙う。

 複数区では、東京や兵庫などで「最後の1議席」の獲得を目指し、幹部が連日現地に足を運んでいる。候補を2人擁立した神奈川は共倒れの可能性が否定できず、山尾志桜里政調会長は4日、2人の公認候補を応援するため街頭演説を“ハシゴ”した。

 共産党は改選複数区で他党としのぎを削る。特に激戦となっている埼玉は、4議席目をめぐり公明党候補を接戦を演じている。5日は志位和夫委員長が公示後2回目となる埼玉で街頭演説を行い、逃げ切りを図りたい考えだ。

 1人区で共闘する民進党とも複数区の神奈川や愛知などでは競り合っている。党の躍進を優先させ、なりふり構わず公認候補の滑り込みを狙う。大阪は昨年の大阪都構想の住民投票などをめぐり激しく戦った“宿敵”のおおさか維新の会との争いになっている。

 比例代表は9議席獲得を目指しているが、実現は困難な情勢だ。ただ、6年前の3議席、3年前の5議席は上回る見通しで、躍進の勢いは持続しそうだ。

 おおさか維新は東京での議席獲得まであと一歩。旧維新の党では劣勢の下馬評をはね返して議席を伸ばしたこともあり、最終盤に向け無党派層の支持集めに注力する。社民、生活、日本のこころ、改革の各党は党勢拡大の見通しが立たない厳しい戦いとなっている。

1961チバQ:2016/07/05(火) 22:40:20
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160706k0000m010121000c.html
<参院選>公明、共産 し烈な「第3党」争い 都市部で舌戦
21:52毎日新聞

 10日投開票の参院選は、公明、共産両党が比例代表の第3党の座を争う展開となっている。選挙区でも改選数3以上の都市部で議席を競り合うケースが目立ち、ライバル関係にある両党の舌戦は過熱気味だ。【高橋克哉、石川勝義】

 「共産党は自衛隊は憲法違反と言うのに、災害時は働いてもらうと言う。これこそ憲法違反で立憲主義に反する」。公明の山口那津男代表は5日、兵庫県尼崎市の街頭演説で共産批判を展開した。

 一方、共産の志位和夫委員長はさいたま市の街頭演説で「海外で戦争する国に作り替え、自衛隊の命を軽んじているのは安倍晋三首相だ」と批判。公明について記者団に「平和の党の看板を下ろしたらどうか」と対決色を強調した。

 公明は比例代表で自民、民進両党に続く第3党を目指し、「750万票獲得と6人以上の当選」を掲げるが、「6人目は当選圏に届いていない」(党幹部)。前回2013年より三つ多い7選挙区で候補を擁立したため、比例票の掘り起こしが遅れているとみている。

 共産は比例で「850万票以上、9議席」が目標だ。比例票が公明を上回ったのは1998年の1回だけだが、前回13年で政権批判票の受け皿として得票を伸ばしており、逆転は不可能ではないとみている。

 両党は改選数3以上の多くの選挙区で議席を奪い合う。とりわけ、ともに改選数3の埼玉と兵庫の両選挙区で、3議席目を巡って接戦を演じている。

 公明は、都市部では政権批判票は民進より共産に集まっていると分析。街頭演説では民進・共産の政策の違いを突いてきたが、終盤に入って共産批判に的を絞り始めた。5日の常任役員会では兵庫、埼玉と比例のてこ入れを確認した。

 これに対し、共産は選挙戦の構図を「自公と補完勢力」対「野党プラス市民」と位置付け、安全保障関連法の「廃止」の主張を強める方針だ。幹部が終盤戦で民進や無所属候補を擁立した1人区にも入り、野党共闘を主導した共産の存在感をアピールして比例票の上積みを図る戦略だ。

1962チバQ:2016/07/05(火) 22:47:34
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160704_01.html
<参院選岩手>「小沢地盤」で攻防激化


個人演説会で支持者と握手する木戸口氏
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街頭演説で支持を呼び掛ける田中氏
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 参院選(10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、小沢一郎生活の党代表の地盤・衆院岩手4区を舞台にした攻防が激化している。野党統一候補の無所属新人木戸口英司氏(52)は元小沢氏秘書で地域に通じる。対する自民党新人田中真一氏(49)は会社勤めなどでなじみがある。野党共闘で票固めを図る木戸口陣営に、田中陣営は党が総力で応戦。「小沢地盤」で終盤のせめぎ合いが過熱する。
 「皆さんの仲間に入れてもらおうと、来ました」。木戸口氏は6月29日、自身のルーツがある北上市更木地区で個人演説会を開いた。地元の親戚も駆け付け「更木から国会議員を出す。この一点に絞ってお願いしたい」と呼び掛けた。
 木戸口氏は花巻市出身。小沢氏の事務所がある奥州市水沢区で、秘書として歩み始めた。公示された同22日は4区の花巻、北上、奥州3市で街頭演説。応援した県議や市議は「地域のことを分かっている木戸口氏を国政に」と後押しした。
 対する田中氏は、曽祖父らが岩手県西和賀町で鉱山を経営し、自身も北上市の不動産会社で働いた。公示日に同市であった個人演説会で演説した市議は「敵は花巻の候補者だ。花巻に負けてはいけない」と地域対決をあおった。
 田中氏は「昔からなじみのある地域に入れて良かった。大きな力をもらった」と意気込む。4区2巡目の6月30日は、北上市が地盤の平野達男参院議員(岩手選挙区)と街頭に立った。かつて小沢氏に師事した旧敵が、味方に付いた。
 4区重視の姿勢は、次期衆院選に向けた地ならしの側面もある。
 木戸口氏の4区地区後援会は、小沢氏の16選を支えてきた後援会組織が母体。民進、共産、社民各党との連携がかみ合えば、次期衆院選でも共闘の土台ができる。小沢後援会の高齢化を補えるとの見方もある。
 後援会関係者は「今回は野党4党で顔の見える関係をつくることが大切だ。衆院選など今後のためにも結果が求められる」と話す。
 田中陣営では、2014年衆院選で小沢氏に敗れ、比例東北で復活当選した自民党の藤原崇衆院議員が活発に動く。次の決戦をにらみ、水沢区に党4区支部の奥州事務所も開いた。
 藤原氏は「他の人の選挙を自分の選挙以上に頑張るのは当然。街頭だけではなく、企業や団体にしっかりお願いする。それが次に生きる」とフル回転する。
 幸福実現党新人の石川幹子氏(51)も支持を訴える。


2016年07月04日月曜日

1963チバQ:2016/07/05(火) 22:52:09
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160705-134-OHT1T50014.html
自民現職VS元キャスター、今回から1人区の長野で大激戦
07:10スポーツ報知

自民現職VS元キャスター、今回から1人区の長野で大激戦
キャスターから参院議員への転身を目指す民進・杉尾秀哉氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
 10日の投開票まで1週間を切った参院選で全国屈指の激戦区として熱視線を浴びているのが長野選挙区。前回2013年まで改選定数2で与野党の公認候補が議席を分け合う無風区だったが、今回から1人区に。自民党現職・若林健太氏(52)とTBS元キャスターの民進党新人・杉尾秀哉氏(58)が激しく争っている。先月22日の公示以降、与野党幹部が連日現地入りして支持を訴え「絶対に負けられない戦い」を展開している。

 「長野のために引き続き仕事をさせてください! 私はいずれ長野の土になる人間です! 県民の皆さまの汗と息遣いを日々感じております! 昨日、今日来た人に長野を預けるわけにはいかない!」。先月末、長野市内で行われた決起大会で自民・若林氏は声を張り上げ、地元出身を猛烈アピールした。

 第1次安倍政権で農水相を務めた若林正俊氏(82)の長男で、引退した父の地盤を継いで10年参院選で初当選。今回も盤石の戦いとなるかと思われたが、昨年7月の公選法改正で改選数が2から1に変更されると、様相が一変した。

 今年1月、10年の選挙で若林氏とほぼ同数の票数を得た民進(旧民主)・北沢俊美元防衛相(78)が引退を表明。党が後継指名したのはTBSキャスターとして「ニュースの森」などの番組に出演し、知名度を誇る杉尾氏だった。

 若林陣営では、兵庫県出身の杉尾氏との違いをアピールしようと「落下傘より健太さん!」を街頭での合言葉に。公示後に製作し、演説会場などで上映している候補者の紹介映像には、若林氏の顔に「信州長野県産」の文字を大きく乗せた。

杉尾陣営は情勢「拮抗」 一方の杉尾氏は、落下傘との批判について「私は『Iターン候補』だと思っています。一般の方に対しては、どんどん他の都市から来てほしいと打ち出しているのに政治家はダメなんて、どう考えてもおかしい」とした上で「それに、私は長野とは縁が深いんです」とも語る。

 政治記者になったばかりの1991年頃、長野県を地元に持つ羽田孜元首相(80)の番記者に。県内に足しげく通った。3年前には縁あって高森町の「市田柿ふるさとPR大使」も務めた経験もある。「郵政選挙で全国に刺客候補を立てた自民党には言われたくないです」。元首相の長男で杉尾陣営の選対本部長を務める羽田雄一郎参院議員(48)は「拮抗(きっこう)しています。まだ追いつき、追い越さないと」と気を引き締める。

 与野党がいずれも最重要区に位置づけている長野選挙区。公示直前に安倍首相が駆け付け、公示日に民進・岡田代表が長野入りするなど幹部が連日の長野入り。激戦区に付き物の「新人候補についての中傷ビラ」もまかれたが、杉尾氏は「書かれていることの多くは事実誤認。いちいち反応しないが、聞かれたら答えます」と意に介していない。(北野 新太)

◆長野選挙区(定数1)

杉尾秀哉(58)民進新

及川幸久(56)諸派新

若林健太(52)自民現〈1〉

   ※丸数字は当選回数

1964チバQ:2016/07/05(火) 23:24:15
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050054-n1.html
2016.7.5 22:12
【参院選・山梨】
“共産党のレジェンド”86歳の不破哲三前議長、久々の街頭演説で安倍首相を猛批判
 共産党の不破哲三前議長が5日、参院選山梨選挙区(改選数1)に野党4党の統一候補として立候補している民進党公認候補の応援のため、甲府市で街頭演説を行った。

 不破氏の街頭演説は平成26年12月の衆院選で京都、那覇両市で行って以来。国政選挙で他党の候補を応援するのは初めてという不破氏は、安倍晋三首相について「日本を戦争できる国に変えることを自分の最大の責任だと思っている」と猛批判。野党共闘と共産党の躍進への支持を訴えた。

 86歳ながら党活動にいまなお大きな影響力を持つ不破氏の演説は30分以上に及び、「今の自民党は安倍カラー一色でゆとりがない」「首相は憲法を改定して国民に押しつけるつもりだ」などと次々と批判。「安倍流の独裁政治を打ち壊すのがこの野党共闘だ」と訴えると、約500人の聴衆から大きな拍手を受けた。

1965チバQ:2016/07/05(火) 23:27:24
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050061-n1.html
2016.7.5 22:35
【参院選】
少数政党、崖っぷちの戦い 落選危機の社民党首は地元に張り付き
 終盤戦に突入した参院選(10日投開票)は自民、公明の与党と民進、共産を中心とする野党勢力の攻防がクローズアップされている。その一方で、社民党などの少数政党は、存続をかけた崖っぷちの戦いを繰り広げている。

 前身の社会党結党から数えて71年の歴史を誇る社民党。かつては野党第一党として戦後政治の一翼を担ったが、近年は党勢の衰えに歯止めがかからない。今回の参院選では、比例代表候補の吉田忠智党首の当選すら危ぶまれる危機的状況に追い込まれている。

 「『社民党が小さくなって日本の政治が悪くなった。もっと大きくなれ』といわれる。社民党に議席を与えていただければ日本の政治は必ず良くなる」

 吉田氏は公示日こそ都内で第一声を行ったが、その後は地元・大分を中心に活動。党首としての全国行脚を回避し、なりふり構わぬ選挙戦を戦っている。

 少数政党にとって党存続の目安は、政党交付金の支給対象となる2つの政党要件。「国会議員5人以上」か「国会議員が1人以上で、かつ直近の衆院選か過去2回の参院選で得票率2%以上」のいずれかをクリアする必要がある。

 社民党は所属議員5人(衆院2人、参院3人)で、改選組は吉田氏と福島瑞穂副党首の2人。今回参院選で「国会議員5人以上」の要件を欠いても、前回参院選で「得票率2%以上」を確保しており、政党としては存続できる。とはいえ、目標の「2議席死守」は困難との見方が強い。吉田氏は村山富市元首相に選対本部長を依頼し背水の陣で臨むが、党首の落選は存続問題に直結する。


 所属議員5人の生活の党と山本太郎となかまたちは、改選の現職2人が出馬せず、「国会議員5人以上」を割り込む危機に直面した。ただ岩手、新潟両選挙区の無所属の野党統一候補は生活党籍。小沢一郎代表は2人が当選すれば生活所属の国会議員とすることで、政党要件を欠く事態は回避できると踏んでいる。

 日本のこころを大切にする党は参院非改選3人だけの小所帯。前身の次世代の党が平成26年衆院選比例代表で「得票率2%以上」の要件を満たしており、政党として存続できる。だが、中山恭子代表の肝いりで党名を変更しただけに、議席ゼロでは「空中分解の恐れもある」(党関係者)と危機感を隠さない。

 党消滅の危機にあえぐのが新党改革。所属議員は改選を迎える荒井広幸代表一人だけ。今回、比例代表で「得票率2%以上」に届かなければ政党要件を失う。荒井氏は各地で「『虫の息』かもしれないが、しっかりやらないといけない」と自らを鼓舞している。(岡田浩明、沢田大典)

1966チバQ:2016/07/05(火) 23:33:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070500696&g=elc
公・共「第3党」争いに火花=幹部フル投入、非難合戦も【16参院選】


 10日投開票の参院選で、公明党と共産党が改選数3以上の都市部を中心に激しく火花を散らせている。どちらも「平和の党」を掲げ、庶民層を重視するなど共通点があるだけに、ライバル意識も強い。重点区では党首らがフル稼働でてこ入れを図っており、自民、民進両党に次ぐ第3党の座を懸けた舌戦は過熱気味だ。

 「自衛隊は憲法違反だが、外国から攻撃を受けたら命懸けで戦ってもらうと言っている。まるで筋が通らない」。5日、兵庫県を訪れた公明党の山口那津男代表は尼崎市などで演説を重ね、自衛隊をめぐる共産党の姿勢をこう非難した。
 これに対し、共産党の志位和夫委員長は同日夜、生活の党の小沢一郎代表とともにさいたま市でマイクを握り、「憲法9条を守り抜く1票は共産党に託してほしい」と強調。この後、記者団に「(集団的自衛権行使を認めた)公明党は本当に平和の党の看板を下ろした」と当てこすった。
 7選挙区に候補を立てた公明党は5議席を固め、当落線上の埼玉(改選数3)、兵庫(同3)でてこ入れを図る。一方の共産党は埼玉、神奈川(同4)、大阪(同4)などで懸命の運動を展開。両党が生き残りを懸けて3議席目を争う埼玉が「主戦場」の様相を呈しており、山口氏も6日に埼玉入りの予定だ。
 また、公明党が3議席目への滑り込みを狙う兵庫では、「共産が民進候補の支援に回って公明候補の当選阻止に動くのでは」との臆測が公明党関係者に根強い。
 参院選に比例代表制が導入されて以降、共産党が公明党を上回ったのは1998年の1回だけ。ただ、最近の国政選挙で好調な共産党からは、「比例3位は射程内」(関係者)との声も上がる。(2016/07/05-20:07)

1967チバQ:2016/07/05(火) 23:55:50
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ755F9ZJ75UHBI011.html

融和のメイ氏か離脱派レッドサム氏か 英保守党首選始動
23:33朝日新聞

融和のメイ氏か離脱派レッドサム氏か 英保守党首選始動
英保守党首選候補の主な主張
(朝日新聞)
 英国で辞任を表明したキャメロン首相の後任を決める与党・保守党の党首選が5日午前(日本時間5日午後)始まった。党首選の軸は下院議員の支持者数で独走するテリーザ・メイ内相(59)と、離脱派の旗振り役ボリス・ジョンソン前ロンドン市長(52)が支持するエネルギー・気候変動省のアンドレア・レッドサム副大臣(53)の両氏。欧州連合(EU)との離脱交渉の進め方や「人の移動の自由」をどの程度認めるかを争点に他の候補者が追う。

 立候補しているのは、両氏のほかマイケル・ゴブ司法相(48)とスティーブン・クラブ雇用・年金相(43)、リアム・フォックス元国防相(54)の計5人。5日の第1回予備投票で始まる党首選は保守党下院議員330人が数日ごとに投票を繰り返し、その都度最下位の候補者を落とし、2人までに絞り込む。全国の党員による決選投票で9月9日に新しい党首が決まる仕組みだ。

 保守党員向けの情報サイト「コンサバティブ・ホーム」によると、下院議員の支持者数は5日午後現在でメイ氏が130人。レッドサム氏が40人で続く。メイ氏は国民投票でキャメロン首相を支持し残留の立場だったものの、キャンペーン中には矢面に立っておらず、離脱支持と残留支持で二分された国論と党内の融和を期待されている。メイ氏は英メディアの3日のインタビューに「国民が求めているのは離脱派の首相ではなく、国全体のリーダーだ」と述べ、融和路線を強調した。

1968チバQ:2016/07/06(水) 00:55:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160705_71014.html
<参院選東北>野党共闘に温度差 攻防の鍵に

 参院選(10日投開票)で、東北の全6選挙区(改選数各1)で成立した野党共闘を巡る温度差が鮮明になってきた。がっちりと協力態勢を構築する選挙区がある一方、複雑な内部事情から微妙に歯車がかみ合わない陣営もある。与党候補との接戦区が多い東北で連携効果をどこまで高められるか。終盤に入った攻防の鍵を握りそうだ。
 野党共闘の先駆けとなった宮城選挙区。民進党県連の安住淳代表は6月28日、JR仙台駅前であった演説会で共産党の志位和夫委員長と肩を並べ、「志位さんは兄貴のようだ。岡田(克也民進党)代表よりも一緒にいる時間が長い」と親密ぶりをアピールした。
 各地で開く集会や演説会は、共産、社民両党の地元議員や支持者が会場を設け、候補者が数カ所を掛け持ちする態勢を敷く。演説に共産の主張を織り込むなど、配慮を欠かさない。
 青森選挙区も連携に一定の手応えをつかむ。弘前市で24日にあった演説会では、共産、社民の県組織幹部が民進新人への支持を訴えた。社民県連幹部は「党ごとの活動があり、一丸とまではいかないが、まとまりつつある」と話した。
 岩手選挙区は表向き良好な共闘関係を保つが、2012年の旧民主党分裂の影響がいまだに尾を引く。
 12年衆院選で、現在の民進県連代表、幹事長に刺客を放ったのは生活の党だった。今回の統一候補は小沢一郎生活代表の元秘書。民進幹部が集会に積極的に赴く場面は少なく、溝は完全に埋まっていない。
 共闘の枠組みの中で、強固な組織力を背景に存在感を増す共産を巡って、距離感に腐心する陣営も多い。
 山形選挙区では、無所属元議員の支持団体の一部で共産関係者が出る集会への参加を見送るケースがあり、必ずしも足並みはそろっていない。
 かつて自民に籍を置いていた福島選挙区の民進現職の場合、「支持者には自民支持層もいる。共産が前面に立つマイナスもある」(選対幹部)との事情を抱える。大規模な集会で一体感を演出する一方、地域や状況に応じた対応に気を配りながらの選挙戦が続く。
 秋田選挙区の民進元議員の選対本部は民進、共産、社民の3党が別々に構える。それぞれの支持基盤を確実に固めるのが表向きの理由だが、民進の陣営幹部は「共産アレルギーがある支持者に配慮した結果だ」と本音を漏らした。


関連ページ:広域政治・行政参院選とうほく
2016年07月05日火曜日

1969チバQ:2016/07/06(水) 00:56:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160705_11021.html
<参院選宮城>動き見えぬ農業票 力む各陣営

 10日投開票の参院選でん宮城県内の農業票の行方に注目が集まっている。県農協政治連盟(農政連)が自主投票を選び、環太平洋連携協定(TPP)を推進する与党と距離を取った。表立った野党への支援もなく、動きは見えない。多くの単位農協が論戦を冷静に見極める中、各陣営による争奪戦が熱を帯びる。
 「生産現場には不満と怒りが広がっている」。仙台市青葉区の県農協ビルで6月30日にあった県農協中央会の総会。全会一致で決まったTPPに関する特別決議に政府、与党への厳しい文言が並んだ。
 総会では沿岸部の農協組合長が、全国農業者農政運動組織連盟が比例代表に擁立した組織内候補の自民新人への支援を呼び掛ける場面はあったが、宮城選挙区(改選数1)についての発言はなかった。
 県農政連が自主投票を決めたのは5月中旬。与党への反発に加え、TPP交渉参加の検討を始めたのが旧民主党政権だったため、与野党双方の推薦を見送った。約2カ月かけた意見集約の過程でも態度を明確にした単位農協は少なく、多くが中立の考えを示した。
 「ギラギラした感じはないが、関心が低いわけでもない。見ている人は見ている」。県北部の農協組合長は雰囲気をこう説明し、「統一した動きは取っていないが、安倍政権のTPPや農協改革は強引だという声は根強い」と明かす。
 県央部の組合長は「自主投票というケースはあまりない」と戸惑いをにじませ、「完全に中立。組合員が個人の考えで票を入れることになる」と語った。
 農協グループは長年、自民の支持団体とされてきた。地殻変動の兆しを前に自民は引き留めに躍起だ。
 党本部は現職候補の応援に小泉進次郎党農林部会長や稲田朋美政調会長らを投入。稲田氏は2日、大崎市内で演説し「民進党は農業票を奪おうとしているが、何も守ろうとせずにTPP交渉に入ろうとしたのは旧民主だ」と責め立てた。
 共産、社民、生活の各党がTPP反対を明確にする中、民進は「今回の合意には反対」の文言を公約に盛り込んだ。民進現職は6月29日、登米市内の農協前などで演説し「聖域が守られていないTPPには断固反対だ。戸別所得補償制度を復活させる」と訴えた。


関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月05日火曜日

1970チバQ:2016/07/06(水) 01:00:48
737 :チバQ :2016/07/06(水) 01:00:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201603/20160323_51038.html
<参院選山形>阿部氏、舟山氏支援を表明

 夏の参院選山形選挙区(改選数1)で、阿部寿一元衆院議員(56)は22日、無所属で立候補する元参院議員舟山康江氏(49)=民主・維新・社民推薦=を支援する考えを表明した。
 阿部氏は鶴岡市であった自身の後援会の集会で、来賓として出席した舟山氏を支持者約450人に紹介。「舟山さんは能力、知識、経験とも参院議員としてふさわしい。無所属だからこそ党派を超えた力を結集し戦おう」と呼び掛けた。
 舟山氏は「国と地方の隔たりを埋めようとする阿部氏に敬意を表する」などと述べ、「安倍政権の暴走を止めるために力を貸してほしい」と訴えた。
 また、阿部氏は「来るべき衆院選に出る思いを固めた」と語り、次期衆院選で山形3区から国政復帰を目指す考えを初めて示した。
 阿部氏は2013年の前回参院選で、舟山氏の対抗馬だった自民党新人を支援した。


関連ページ:山形政治・行政
2016年03月23日水曜日

1971とはずがたり:2016/07/06(水) 13:21:30
>>1966>>1961>>1960など
>公明党が3議席目への滑り込みを狙う兵庫では、「共産が民進候補の支援に回って公明候補の当選阻止に動くのでは」との臆測が公明党関係者に根強い。(>>1966)
埼玉で民進が共産に一部票を回す代わりに兵庫で民進に票回して貰うとかを可能にする論理なんかあり得るかな?!

>兵庫では、自民とおおさか維新両党の候補がリードし、続く民進党現職を追う展開となっている(>>1960)
神戸新聞だと自民がリードし残る2議席を公お民で競り合い。

2016/7/6 06:55神戸新聞NEXT
参院選兵庫選挙区 自民・末松氏リード 残る2議席3氏競る
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201607/0009256689.shtml

 10日投開票の参院選兵庫選挙区(改選数3)の終盤情勢を探るため、神戸新聞社は3〜5日、電話世論調査を実施した。候補者7人のうち、自民現職の末松信介氏(60)が、序盤調査(共同通信社実施、6月22、23日)に続きリードを維持。残り2議席を巡り、公明新人の伊藤孝江氏(48)、おおさか維新新人の片山大介氏(49)、民進現職の水岡俊一氏(60)の3人が激しく競り合っている。

1972とはずがたり:2016/07/06(水) 20:13:58
自公の反共攻撃に凄いアシストだなぁ,この左翼系団体。

片山さつき氏、襲撃される 立川駅で演説中20人が取り囲んで罵声
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160705/plt16070522050028-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp
2016.7.5 22:05

 自民党公認候補として参院選(10日投開票)の比例代表から出馬している片山さつき元参院外交防衛委員長(57)が、暴漢に襲われたことが分かった。都内で街頭演説中に、左翼系団体とみられる集団に取り囲まれて、罵声を浴びせかけられたうえ、手をたたかれたという。党関係者は、警察への被害届提出も検討しているようだ。

 事件が起きたのは2日午後7時半ごろ、東京・JR立川駅北口で街頭演説の準備を始めたところ、約20人の男女に取り囲まれた。

 片山氏は「彼らは『アベ死ね』『戦争法反対』『脱原発』などと書かれたプラカードを持ち、『やめろ!』『片山帰れ!』『黙れ!』などと口ぐちに叫んでいました。私は冷静に話し合うため、まず握手をしようと手を差し伸べたら、その中の1人がいきなり私の手のひらをピシャリとたたいてきたのです。痛みがジンジン残りました」と語った。

 街頭演説に同行していた、自民党の江口元気・立川市議も、緊迫した現場について以下のように証言する。
 「片山氏は暴力にもひるまず演説を始めましたが、1人の女性がずっと大声で罵倒していました。その尋常ならぬ雰囲気に、われわれは身の危険を感じずにはいられませんでした」

 ただ、異常な集団とは別に、サイレント・マジョリティー(物言わぬ多数派)は冷静かつ賢明だった。片山氏はいう。

 「うれしかったのは、一般の人々が騒動に気付いて足を止め、私の話をじっくりと聞いてくれたことです。最終的には数十人になりました。ビラもたくさん受け取ってもらえました」

 今回の参院選では、安倍晋三首相も3日、東京・JR渋谷駅前での街頭演説中に、片山氏のケースと似たような20〜30人の集団に罵声を浴びせかけられる事態が発生している。

 片山氏は「不当な圧力には絶対に負けません」と闘志を奮い立たせた。 (ジャーナリスト・安積明子)

1973チバQ:2016/07/06(水) 20:14:44
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20160705265331.html

新潟など8選挙区を重点支援へ
自民党

 自民党は4日、参院選の勝敗を左右する改選1人区のうち宮城、山形、秋田、福島、新潟、山梨、長野、三重の8選挙区を重点支援する方針を確認した。独自の情勢調査などを踏まえて判断したという。党関係者が明らかにした。

 自民党は6月の選対本部会議で、32ある1人区では青森、岩手、沖縄など12選挙区を激戦区に位置付けていた。


【政治・行政】 2016/07/05 16:22

1974チバQ:2016/07/06(水) 20:18:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/tky/CK2016070602100012.html

本紙世論調査 終盤情勢 民進・蓮舫さん、自民・中川さんが優勢


2016年7月6日

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 参院選東京選挙区(改選数六)の終盤情勢について東京新聞が実施した電話による世論調査と、取材を加味した分析では民進現職の蓮舫さんと自民現職の中川雅治さんが優勢に立っている。この二人を公明現職の竹谷とし子さんが追い、共産新人の山添拓さんと自民新人の朝日健太郎さんが続く。おおさか維新元職の田中康夫さんと民進現職の小川敏夫さんは当落線上で争う。選挙区の立候補者は三十一人。投票先を決めていない人が六割近くおり、情勢は変わる可能性がある。


 二〇一〇年の参院選でトップ当選だった蓮舫さんは、知名度を背景に民進支持層の四割を固めた。二十代と三十代で支持が高い。都議や業界団体の応援で組織選挙を展開する中川さんは自民支持層の三割をまとめた。女性より男性、年齢別では三十代と七十歳以上の支持が高い。


 竹谷さんは公明支持層の七割以上をまとめ、自民支持層の一部にも浸透している。山添さんは共産支持層の六割近くが支持し、無党派層の一部も取り込んだ。六十代に高く支持されている。出馬表明が遅れた朝日さんは、大物幹部が応援に入るなど党本部のてこ入れで当選圏内に入った。


 衆参両院で議員を務めた田中さんはおおさか維新支持層の四割近くを固めたが、無党派層への浸透が図れていない。旧民主で三度の当選を重ねてきた小川さんは民進支持層からの支持が二割強にとどまっている。


 元衆院議員で無所属新人の横粂勝仁さん、日本のこころ新人の鈴木麻理子さんは自民支持層の一部からも支持を受ける。無所属新人の三宅洋平さんと新党改革新人の高樹沙耶さん、無所属現職の浜田和幸さん、社民新人の増山麗奈さん、諸派新人の小林興起さん、無所属新人の佐藤香さんも懸命に追い上げる。

◆<比例>自民・若者から高支持、民進・やや復調の傾向


 比例代表の投票先では自民が最も多く、回答者の27・2%を占めた。躍進した二〇一三年の前回選挙(25・3%)をさらに上回った。全年代でまんべんなく高い支持を集め、特に十代、二十代、三十代の若者層から三割を超える支持を受けた。男性の支持が高い。


 二番手は民進(9・1%)で、公明党に次いで三番手だった旧民主時代の前回(6・5%)からはやや復調傾向にある。年代、男女別での支持の偏りはあまり見られない。


 全国の一人区で民進などと野党共闘を進める共産は6・4%で、四番手だった前回(5・7%)から勢いを伸ばし三番手となった。四十代と六十代以上の支持が多い。政権与党の公明は5・0%で前回(7・0%)を下回った。二十代、三十代、七十歳以上で支持が多い。昨年十月に結党したばかりのおおさか維新は2・0%。


 一方で「分からない・無回答」が半数近い46・4%に達し、多くの人がまだ投票先を決めていない。


<調査の方法> 都内の18歳以上の有権者を対象に3、4、5の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。有権者がいる世帯には1660件がかかり、うち1543人から回答を得た。

1975チバQ:2016/07/06(水) 20:18:49
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/kan/CK2016070602100014.html

本紙世論調査 終盤情勢 自民・三原さんが優位


2016年7月6日

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 本紙は三〜五日、参院選神奈川選挙区(改選数四)の終盤情勢を探るため、県内有権者に電話による世論調査を実施し、取材による情報を加えて分析した。回答者の五割以上が投票先を決めていないが、自民党現職の三原じゅん子さん(51)が優位に戦いを進め、共産党新人の浅賀由香さん(36)と公明党新人の三浦信祐さん(41)が続いている。次いで民進党元職の真山勇一さん(72)、無所属現職の中西健治さん(52)、民進党現職の金子洋一さん(54)らが追う展開。ただ、支持政党がない無党派層の動向もあり、情勢は流動的だ。 (参院選取材班)


 回答者の六割近くを占める支持政党のない無党派層は、七割弱が投票先を「まだ決めていない」とし、自民支持層と民進支持層のそれぞれ四割前後も決めていないと答えた。候補者が乱立して混戦となっており、ぎりぎりまで見極めようとしている可能性がある。


 投票先を答えた人たちから傾向をみると、比例代表から転身した三原さんが自民支持層の三割強の支持を得て、無党派層からも一部支持を集めている。


 共産の議席奪還を目指す浅賀さんは党支持層の六割弱を固め、二十代と六十代の支持が比較的高い。


 公明が全力を挙げる三浦さんは、党支持層の八割以上から支持を集め、特に女性の支持を受けている。


 旧維新の党出身の真山さんは民進支持層から一定の支持があるが、広がりがみられない。自民推薦の中西さんは自民支持層への浸透が現れていない。三期目を狙う旧民主党出身の金子さんは、真山さんと民進支持層を分け合う形になっている。おおさか維新の会の丹羽大さん(39)は党支持層が中心になっている。社民党の森英夫さん(44)らは苦しい戦いとなっている。


 一方、比例代表の投票先は自民が14・8%と最多で、民進の5・6%を引き離している。次いで共産の5・1%、公明の2・5%と続いた。「まだ決めていない」が全体の53・2%に達している。


<調査の方法> 県内の18歳以上の有権者を対象に3、4、5の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。対象者の有権者にかかったのは1600件で、うち1392人から回答を得た。

1976チバQ:2016/07/06(水) 20:19:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/sai/CK2016070602100013.html

本紙世論調査 終盤情勢 自民・関口さん優勢


2016年7月6日

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 東京新聞が実施した電話による世論調査と独自取材を加えた終盤情勢分析によると、参院選埼玉選挙区(改選数三)では立候補者七人のうち、自民党現職の関口昌一さんが一歩リード。残り二議席を民進党現職の大野元裕さん、公明党現職の西田実仁さん、共産党新人の伊藤岳さんが争っている。一方、有権者の六割は投票先の候補者を決めておらず、情勢は流動的だ。 (参院選取材班)


 関口さんは幅広い年代に浸透しており、序盤からの優勢を保つ。ただ、自民支持層の支持は四割余りにとどまっている。陣営は地盤固めを進め、前回参院選で自民候補が獲得した百万票の大台を目指す。


 大野さんは民進支持層の六割強を固め、当選圏入りをうかがう。共産、おおさか維新の会支持層の一部に食い込むが、無党派層からの支持は一割弱と広がらない。知名度の低い県北部への浸透が課題だ。


 西田さんは公明支持層の八割強を固めた。一方、推薦を受けた自民の支持層からの支持が一割未満と伸び悩んでいる。自民支持層の四割超は投票先を決めておらず、どれだけ自身に取り込めるかがカギだ。


 伊藤さんは共産支持層の六割弱しか固められていない。民進支持層などの一部に食い込むが、無党派層の支持は一割未満と低調。自党の支持固めと、無党派層にどこまで浸透できるかが当落を左右しそうだ。


 ほかの主要候補では、おおさか維新新人の沢田良さん、日本のこころを大切にする党新人の佐々木知子さんとも苦戦している。


 支持政党では自民が19・9%でトップ。次いで民進7・0%、公明4・3%、共産3・3%、おおさか維新2・9%、生活の党0・6%、こころ0・1%など。無党派層(支持政党なし)は52・1%に上った。


<調査の方法> 県内の18歳以上の有権者を対象に3、4、5の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。対象者の有権者にかかったのは1331件、うち1042人から回答を得た。

1977チバQ:2016/07/06(水) 20:19:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/chi/CK2016070602100016.html

本紙世論調査 終盤情勢 自民・元栄さん、猪口さんが先行


2016年7月6日

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 本紙が県内の有権者を対象に実施した電話による世論調査に、取材を加味した参院選千葉選挙区(改選数三)の終盤情勢では、八候補のうち自民新人の元栄太一郎さんと自民現職の猪口邦子さんがほぼ横一線で先行し、民進現職の小西洋之さん、共産新人の浅野史子さんがそれぞれ追う展開となっている。民進現職の水野賢一さんはやや出遅れている。回答者の六割は投票先を決めかねており、情勢はなお流動的だ。 (内田淳二)


 回答者を分析すると、元栄さんの支持は各年代に広がっている。ただ政党別では、自民支持層の二割にとどまる。推薦を受ける公明支持層の支持は三割近く。


 猪口さんも各年代から支持を獲得しているが、自民支持層の支持は二割、推薦を受ける公明支持層の支持は一割しか固めていない。


 小西さんは民進支持層の三割を固め、支持政党のない無党派層からの支持も自民の二人と分け合う。


 浅野さんは共産支持層の半数以上を固める。


 水野さんは民進支持層の支持が一割にとどまり、伸び悩んでいる。


 日本のこころ新人の香取成知さんは党支持層を固めつつあるが、水をあけられている。


 一方、比例代表での投票先は、自民が16・2%、民進が7・3%。共産、公明、社民などが続いた。自民は若い層や無党派層からの支持も集める。


 参院選への関心は「大いにある」が25・0%、「ある程度」が45・6%で、合わせて七割に達した。「あまりない」は22・4%、「全くない」は6・5%だった。


 新たに選挙権を得た十八歳、十九歳は無党派層が七割強と多く、選挙区、比例代表のいずれも投票先をまだ決めていない人が目立った。全体の無党派層は六割弱だった。


<調査の方法> 県内の18歳以上の有権者を対象に3、4、5の3日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。対象者の有権者にかかったのは1214件、うち1034人から回答を得た。

1978チバQ:2016/07/06(水) 20:21:23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160706/plt1607061140001-n1.htm
【壮絶参院選2016】神奈川、千葉、埼玉で共産、民進が苦戦 「人殺し」発言が影響の様相 首都圏終盤戦情勢 (1/3ページ)

2016.07.06

 2016年参院選(10日投開票)は終盤戦に突入した。与野党は激しい舌戦を繰り広げているが、民進、共産両党が伸び悩んでいるとの分析が出てきた。中国の軍事的覇権があらわになるなか、共産党幹部が防衛費を「人を殺すための予算」と発言したうえ、バングラデシュの首都ダッカでの人質テロ事件まで政権批判に利用する野党幹部にあきれる声も聞かれる。激戦が目立つ、首都圏・近畿圏8選挙区に迫った。 

 注目の最新予測は別表の通り(夕刊フジ分析)。

 いずれも接戦だが、序盤情勢と変化がある共産党に着目してみると、公示前には同党が議席を獲得する可能性が指摘されていた、千葉(改選数3)、埼玉(同3)、神奈川(同4)の3選挙区で苦戦している。報道各社の情勢調査をみても、当初のような勢いはみられない。

 近畿圏でも同様の傾向が出ている。

 3年前の参院選で議席を確保した大阪(同4)では、おおさか維新の会の2人目や、民進党の現職らと4議席目を争う展開で、現時点では抜け出せていない。

 共産党は3年前の参院選で12年ぶりに選挙区で勝利し、8議席を獲得した。今回は3年前を上回る10議席以上に増えるとみられてきたが、一体どうしたのか。

 政治評論家の浅川博忠氏は「共産党の藤野保史前政策委員長による『防衛費=人を殺す予算』発言の影響が出ている。共産党は無党派層を取り込もうとしていたが、あの発言で(有権者から)敬遠されつつあるのではないか」と分析する。
 東日本大震災以降、国民の自衛隊に対する信頼や期待は格段に高まっている。一方で、中国軍の艦船や戦闘機が日本領海や領空を脅かしていることは連日報じられている。藤野発言の異常さが際立っているのだ。

 民進党はさらに厳しい。

 前出の藤野発言について、「われわれも足を引っ張られている」(幹部)との分析もあるが、党内では「旧来の支持者が『民共連携』に不信感を高めた。打撃は民進党の方が甚大だ」(中堅)との声もある。

 民進党は複数区の千葉、神奈川で2人擁立に踏み切り、2議席確保を狙ったが、共倒れの可能性が出てきた。

 例えば、千葉では自民党候補2人が優勢で、残り1議席を、民進党候補2人と共産党候補で争っている。共産党が失速すれば1人当選、伸びれば共倒れという流れだ。

 神奈川も似たような状況といえる。残り2議席を、自民党が推薦する無所属候補と、民進党候補2人、共産党候補が激しく競り合っている。民進、共産両党が失速すれば、無所属候補が抜け出す可能性が高く、最後の1議席をめぐり、またしても民進、共産両党が激突する。

 兵庫(同3)、奈良(同1)の両選挙区でも、民進党現職に「▼=やや劣勢」が付き、当落線上に立たされている。今回の参院選では「民共連携」がクローズアップされたが、複数区では“仁義なき戦い”が展開しているようだ。

 ダッカで発生した卑劣なテロ事件も、参院選に影響しそうだ。

 菅義偉官房長官は2日朝、官邸で緊急会見を行った後、安倍晋三首相の官邸到着と入れ替わりに選挙応援に出掛けた。

 この件を、民進党の岡田克也代表は「危機管理への正常な感覚が失われている」といい、共産党の志位和夫委員長は「仮に首相がいたとしても、副長官に任せて離れていいということにはならない」と厳しく批判した。

 だが、おおさか維新の会の足立康史衆院議員は自身のツイッターで「揚げ足取り、レッテル貼り、対案なき対案」などと両党を批判し、「民共合作は無責任野党の『当然の帰結』なのです」(抜粋)と指摘した。

 ネット上でも「テロを政治利用するな」「民進、共産両党こそ、テロに屈している」などと厳しい意見が聞かれる。

 ちなみに、菅氏は「安倍首相が北海道遊説をやめて陣頭指揮しており、まったく問題ない」と話している。

 公明党と共産党の「公共対決」が激化している選挙区もある。埼玉と兵庫の選挙区などで、最後の1議席を両党候補が争っているのだ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「今回の参院選の特徴は『公共対決』の激しさだ。両党がすさまじい総力戦を展開している。安倍首相も選挙区の公明党候補の応援に入るなど、異例の対応をしている。『公共対決』の行方が終盤戦のポイントとなりそうだ」と語った。

 有権者の判断は。

1979チバQ:2016/07/06(水) 20:22:33
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160706_11013.html
<参院選宮城>熊谷氏と桜井氏 横一線




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 参院選宮城選挙区(改選数1)で、河北新報社は3〜5日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて終盤情勢を探った。再選を狙う自民党現職の熊谷大氏(41)と、4選を目指す民進党現職の桜井充氏(60)が横一線で譲らず、大激戦を繰り広げている。無党派層の6割以上が態度を決めておらず、当落の行方はなお流動的な要素がある。
 熊谷氏は自民、公明両支持層のそれぞれ7割をまとめた。おおさか維新、日本のこころの大半を固めたが、無党派層からの支持は1割弱と広がりを欠く。
 50代から4割超、40代から3割超の支持を集めるなど壮年層に浸透し、70代以上でも桜井氏を上回る。農林漁業や商工自営業、自由業からの支持が厚く、専業主婦の票も手堅く固めつつある。
 仙台市内の全域で優位に戦いを進め、県北部でも桜井氏を引き離す。
 桜井氏は民進支持層の8割弱を固めた。共産支持層の6割強が支持し、社民支持層の7割弱もまとめた。無党派層の3割弱を取り込み、自民支持層の1割強を切り崩している。
 60代から約4割、30代から約3割の支持を集め、今回、18歳選挙権が適用された10代でも熊谷氏を上回る。管理職、事務・技術職の支持が厚く、学生も引き付けている。
 県南部で熊谷氏を上回っており、沿岸部でも広がりが出てきた。
 幸福実現党新人の油井哲史氏(36)は苦しい。

 ◇宮城選挙区立候補者(1-3)
熊谷 大41党青年局次長 自無現(1)(公・日推)
桜井 充60元財務副大臣 民 現(3)(共・社・生推)
油井哲史36幸福実現党員 諸 新 


関連ページ: 宮城 政治・行政 参院選とうほく.

2016年07月06日水曜日

1980チバQ:2016/07/06(水) 20:25:49
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/chu/CK2016070602000231.html

愛知4議席目、共・民競る 岐阜は自民がリード 終盤情勢


2016年7月6日


 十日投開票の参院選で、中日新聞社は五日、中部九県(愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、石川、富山、静岡)の終盤情勢調査の結果をまとめた。自民党が多くの選挙区で先行し、改選一人区では民進党や共産党などの野党統一候補が追うか接戦の展開となっている。四割前後の有権者が投票する候補、政党をまだ決めておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。


 情勢調査によると、事実上、自民と野党統一候補の一騎打ちとなった七県の改選一人区のうち、三重と長野は大接戦。民進の岡田克也代表の地元・三重では三選を狙う民進現職と自民新人が、今回から改選数が一減の長野は元ニュースキャスターの民進新人と自民現職が、いずれも横一線の戦いを繰り広げている。


 前回から一減で、現職同士の対決となった岐阜は自民が民進をリード。石川、富山、福井はいずれも自民現職が大きく抜け出した。滋賀は自民新人が民進現職より優勢となっている。


 愛知(改選数四)は自民現職が抜け出した。公明新人と民進現職が続き、四議席目を共産新人と民進新人が激しく争う。静岡(同二)は自民現職と民進新人が手堅く票を固め、共産新人は苦しい。


 本紙は二〜四日の三日間、九県の有権者に電話で調査し、六千七百二十人から回答を得た。

1981チバQ:2016/07/06(水) 20:26:13
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/nag/CK2016070602000247.html

杉尾さん、若林さん横一線 本社世論調査 終盤情勢


2016年7月6日

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 中日新聞社は参院選長野選挙区(改選数一)の有権者を対象に世論調査を実施し、選挙終盤の情勢をまとめた。民進新人の杉尾秀哉さん(58)=共産、社民推薦=と自民現職の若林健太さん(52)=公明推薦=が横一線で争っているが、投票先を決めていない有権者が二割を超えており、情勢は流動的だ。


 杉尾さんは民進支持層の八割以上を押さえ、共産、社民支持層の八割以上から支持を受ける。支持なし層では四割弱に浸透。公務員・団体職員、主婦や退職した高齢者層から支持を受け、四十代と六十代以上から四割を超える支持を集める。


 若林さんは自民支持層の八割以上、公明支持層の八割弱を固めた。支持なし層では約二割に浸透する。年代別は二十〜三十代で四割以上から支持された。農林業の五割強、会社員や派遣社員の四割強に支持されている。


 ほかに立候補している諸派新人で幸福実現党役員の及川幸久さん(56)は厳しい戦い。


 参院選への関心を尋ねると、「大いに関心がある」が29・6%だった。三年前の前回選に比べ6・8ポイント増えており、関心の高まりをうかがわせる。「ある程度関心がある」は46%(5・3ポイント減)。「あまり関心がない」が21・1%(0・7ポイント増)、「まったく関心がない」は2・4%(2・2ポイント減)。


 調査は二〜四日、コンピューターで電話番号を無作為に抽出して実施。対象になった千三百八十八件のうち六百人から回答を得た。回答率は43・2%。

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◆改憲の訴え 7割「参考にする」


 【改憲の訴え】


 憲法改正を巡る各政党や候補者の訴えを投票の参考にするかを尋ねたところ、七割以上の人が「参考にする」と答えた。


 「大いに参考にする」と答えたのは24・5%、「ある程度参考にする」と答えたのは47・6%だった。二十〜三十代で六割以上、四十代以上は七割以上が参考にすると答えている。


 支持政党別では、公明、共産支持層の九割以上、民進支持層の九割弱が投票の参考にすると回答。自民支持層では七割強が参考にすると答えた。支持なし層では七割弱だった。


 【比例代表の投票先】

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 比例代表の投票先は自民が34・3%で首位に立ち、民進が20・7%で追う。共産が8・8%、公明が5・4%、社民は1・7%で続く。


 自民、民進はいずれもそれぞれ支持層の八割以上を、公明は九割以上を固めた。共産は支持層の八割弱にとどまり、二割弱は民進に流れている。社民は約八割を固めた。自民、民進、共産はそれぞれ支持なし層の一割強に浸透している。

1982チバQ:2016/07/06(水) 20:26:39
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/gif/CK2016070602000241.html

渡辺さんが優位な戦い 終盤情勢調査、投票先未定4割


2016年7月6日

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 中日新聞社が実施した参院選(十日投開票)の終盤情勢調査によると、岐阜選挙区(改選数一)は、自民党現職の渡辺猛之さん(48)が優位な戦いを進め、民進党現職の小見山幸治さん(53)が追う展開になっている。ただ、選挙区、比例代表とも四割弱が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。 (参院選取材班)


 渡辺さんは、自民支持層の八割をまとめ、公明支持層の六割にも浸透した。幅広い世代から支持され、戦いぶりは安定している。特に三十代以下の若い層に強い。


 小見山さんは、民進支持層の八割を固めたが、候補一本化で共闘している共産の支持層を固めきれていない。支持政党なし層への食い込みも二割にとどまっており、終盤戦の課題になりそうだ。


 政治団体「幸福実現党」県副代表の加納有輝彦さん(55)は、厳しい戦いだ。


 比例の投票先で、最も多かったのは自民で37・6%。民進が19・3%で続いた。

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◆政治とカネ 野党追い風ならず


 本紙が行った参院選の終盤情勢調査では、政治とカネを巡る訴えを投票の参考にするかどうかを聞いた。


 県内では「大いに参考にする」「ある程度参考にする」と回答した人は七割を超えたものの、岐阜選挙区の野党候補の支持には必ずしも、結びついていなかった。


 「大いに参考にする」と回答した人の支持は、民進の小見山さんと、自民の渡辺さんがいずれも四割前後で、拮抗(きっこう)した。


 「ある程度参考にする」とした人では、二割強が小見山さん、五割弱が渡辺さんを支持した。


 政治資金の使途などを巡って批判を浴び、辞職した舛添要一・前都知事は選挙の際、自民や公明の支援を受けていた。


 民進などの野党は「政治とカネ」批判に力点。公示前に岐阜県入りした蓮舫・民進党代表代行は「都知事を選んだ政党は、今の政権与党と同じ。政治とカネの問題を訴えていきたい」と演説していた。

1983チバQ:2016/07/06(水) 20:26:57
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016070602000246.html

芝さん、山本さん接戦 本紙終盤情勢調査


2016年7月6日

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 十日投開票の参院選を前に、中日新聞社が二〜四日に実施した終盤情勢調査で、三重選挙区(改選数一)は、民進党現職の芝博一さん(66)と自民党新人の山本佐知子さん(48)が接戦を繰り広げている。一方、比例代表は自民がやや優位に立つ。調査では四割弱の有権者が選挙区で投票する候補者を決めておらず、情勢は投票日までに変わる可能性がある。

◆選挙区 投票先未定4割


 三重選挙区は県北部を地盤とする民進党・岡田克也代表が「三重で敗北したら次の代表選には出ない」と自らの退路を断つ決意を表明したことで、与野党対決を象徴する激戦区の一つとなった。


 芝さんは民進支持層の九割超を固め、自民支持層の一部にも食い込む。支持政党がない層は六割以上が芝さんを支持する。各年代でまんべんなく支持を集めており、職業別では退職した高齢者層の支持が五割を超えている。

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 自民党も三重選挙区を「最重点区」と位置付け、安倍晋三首相をはじめ閣僚らが次々とテコ入れに駆け付ける。鈴木英敬知事も山本さんの支持に回った。


 山本さんは自民支持層の八割以上を固めたが、支持政党がない層の支持は三割余にとどまる。職業別ではサラリーマンの支持が五割を超え、芝さんをやや上回る。主婦層の五割も山本さんを支持する。


 政治団体幸福実現党新人の野原典子さん(59)は独自の戦いを繰り広げている。


 三重選挙区で投票する候補者を「決めている」「だいたい決めている」と答えたのは六割余にとどまった。

◆比例代表 自民トップ安定


 比例代表の投票先は、自民が30%とトップに立った。政権与党として、県内でも安定した支持を集める。


 民進は自民に続く26%。全国的には支持率の伸び悩みが指摘される中で、岡田克也党代表のお膝元としての意地を見せた格好だ。


 一方、「分からない」や無回答だった有権者も30%に上った。


 自民は党支持層の八割から支持を集めるが、一部は民進、公明などにも流れる。年代別では、三十代以上の各層で自民に投票する人がトップだった。


 民進は支持層の九割弱を固めた。年代別では、十八・十九歳と二十代の支持が自民をやや上回っている。

◆支持政党 自民追う民進


 支持政党は自民が33%のトップで、民進の25%が続いた。「支持政党なし」と答えたのは18%に上った。


 職業別の支持率を見ると、自民は各職種でまんべんなく支持を集め、サラリーマンや公務員・団体職員、自営・自由業、主婦などの支持は30%を超える。民進は公務員・団体職員などの支持率が自民をやや上回った。

◆関心度「ある」74%


 参院選への関心については、「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えた有権者が合わせて74%に上った。


 争点別では、憲法改正の訴えを投票の参考にするかどうかを尋ねたところ、「大いに参考にする」「ある程度参考にする」と答えた有権者が計66%を占めた。「あまり参考にしない」「まったく参考にしない」は合わせて32%にとどまった。


 舛添要一前都知事による「公私混同」で注目された政治とカネの問題でも、この問題をめぐる訴えを投票の参考にするかどうかを尋ねた。「大いに参考にする」「ある程度参考にする」と回答したのが計68%に上り、参院選に一定の影響を与えている実情を浮き彫りにした。


    ◇


 <調査方法> 県内の有権者を対象に、2〜4日に実施した。コンピューターで無作為に選んだ番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で、対象者1069人のうち800人から有効回答を得た。有効回答率74・8%。

1984チバQ:2016/07/06(水) 20:27:23
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/nag/CK2016070602000247.html

杉尾さん、若林さん横一線 本社世論調査 終盤情勢


2016年7月6日

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 中日新聞社は参院選長野選挙区(改選数一)の有権者を対象に世論調査を実施し、選挙終盤の情勢をまとめた。民進新人の杉尾秀哉さん(58)=共産、社民推薦=と自民現職の若林健太さん(52)=公明推薦=が横一線で争っているが、投票先を決めていない有権者が二割を超えており、情勢は流動的だ。


 杉尾さんは民進支持層の八割以上を押さえ、共産、社民支持層の八割以上から支持を受ける。支持なし層では四割弱に浸透。公務員・団体職員、主婦や退職した高齢者層から支持を受け、四十代と六十代以上から四割を超える支持を集める。


 若林さんは自民支持層の八割以上、公明支持層の八割弱を固めた。支持なし層では約二割に浸透する。年代別は二十〜三十代で四割以上から支持された。農林業の五割強、会社員や派遣社員の四割強に支持されている。


 ほかに立候補している諸派新人で幸福実現党役員の及川幸久さん(56)は厳しい戦い。


 参院選への関心を尋ねると、「大いに関心がある」が29・6%だった。三年前の前回選に比べ6・8ポイント増えており、関心の高まりをうかがわせる。「ある程度関心がある」は46%(5・3ポイント減)。「あまり関心がない」が21・1%(0・7ポイント増)、「まったく関心がない」は2・4%(2・2ポイント減)。


 調査は二〜四日、コンピューターで電話番号を無作為に抽出して実施。対象になった千三百八十八件のうち六百人から回答を得た。回答率は43・2%。

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◆改憲の訴え 7割「参考にする」


 【改憲の訴え】


 憲法改正を巡る各政党や候補者の訴えを投票の参考にするかを尋ねたところ、七割以上の人が「参考にする」と答えた。


 「大いに参考にする」と答えたのは24・5%、「ある程度参考にする」と答えたのは47・6%だった。二十〜三十代で六割以上、四十代以上は七割以上が参考にすると答えている。


 支持政党別では、公明、共産支持層の九割以上、民進支持層の九割弱が投票の参考にすると回答。自民支持層では七割強が参考にすると答えた。支持なし層では七割弱だった。


 【比例代表の投票先】

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 比例代表の投票先は自民が34・3%で首位に立ち、民進が20・7%で追う。共産が8・8%、公明が5・4%、社民は1・7%で続く。


 自民、民進はいずれもそれぞれ支持層の八割以上を、公明は九割以上を固めた。共産は支持層の八割弱にとどまり、二割弱は民進に流れている。社民は約八割を固めた。自民、民進、共産はそれぞれ支持なし層の一割強に浸透している。

1985チバQ:2016/07/06(水) 20:27:53
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/sig/CK2016070602000249.html

選挙区、小鑓さん優勢 本紙世論調査・終盤情勢


2016年7月6日


 十日投開票の参院選で、中日新聞が実施した電話による世論調査と独自取材を加えた終盤情勢調査によると、滋賀選挙区(改選数一)では、自民新人の小鑓隆史さん(49)=公明推薦=が優勢となっている。民進現職の林久美子さん(43)=共産、社民推薦=は無党派層の票をいかに取り込めるかが鍵。諸派新人の荒川雅司さん(41)は伸び悩んでいる。ただ、四割はまだ投票先を決めておらず、今後の選挙戦次第で情勢が変わる可能性もある。 (参院選取材班)


 投票する人を「決めている」「だいたい決めている」と答えた人では、小鑓さんが抜け出しつつある。小鑓さんは自民支持層の八割超を固め、連立政権を組む公明支持層の六割近くからも支持を得ている。普段、支持する政党がないとする「無党派層」の三割ほどからも関心を持たれている。


 職業別では民間企業や自営業、農林漁業、主婦層の五〜六割が支持する。年代別では三十代から七割近い高い支持があり、七十歳以上にも浸透している。


 林さんは民進、共産支持者の九割を固め、おおさか維新の支持層にも食い込みつつある。無党派層についても小鑓さんを上回る四割ほどの支持を得ているもようだ。それでも、もともと野党への支持率が高くはないため全体的には苦しい。


 職業別では、契約社員やアルバイト、無職層で小鑓さんを上回った。年代別では、五十代で小鑓さんを上回る支持を得ているもようだ。

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◆全年代で自民優位 比例


 比例代表で投票する政党や候補者を「決めている・だいたい決めている」とした人は52%。決めていない人には「仮に今投票するとしたら」として答えてもらい集計したところ、全体の26%が自民を選び、民進が15%で続いたが、四割が「分からない・無回答」とした。


 自民は全年代で優位に立ち、十八、十九歳の支持は六割を超えた。六十代以上は三割以上が支持した。


 一方、支持政党別の投票先を見ると、民進、共産は支持者の約九割を固めた。自民は六割強を固めたが「分からない・無回答」も三割近くいた。おおさか維新、公明支持者は約半数が「分からない・無回答」だった。


 支持政党がない人の75%は「分からない・無回答」と答えており、比例代表の行方も流動的といえそうだ。

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◆争点の憲法改正問題 「政治とカネ」問題は… 


 選挙戦の争点となっている憲法改正問題や、舛添要一前東京都知事の辞任の引き金となった「政治とカネ」の問題。投票の参考にするかどうか尋ねたところ、いずれも六割前後の回答者が「参考にする」と答え、有権者の関心度の高さがうかがわれた。


 改憲の訴えには「参考にする」と答えたのが四十代で73%、七十歳以上で67%と他の世代に比べ特に高かった。職業別でみると、公務員・団体職員の八割以上が「参考にする」と答えた。


 「政治とカネ」の問題では「参考にする」と答えたのが、男性が五割だったのに対し、女性は七割近くに上った。年代別では三割程度にとどまった三十代を除き、ほかの全ての世代で五割以上が「参考にする」だった。

◆調査方法


 滋賀県の有権者を対象に二〜四日の三日間、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)追跡法で実施。六百人から有効回答を得た。

1986チバQ:2016/07/06(水) 21:04:35
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20160706265488.html
終盤情勢 中原氏と森氏が大接戦
新潟選挙区 態度未定なお3割

 7月10日投開票の参院選新潟選挙区(改選数1)の終盤情勢を探るため、新潟日報社は3〜5日の3日間、県内の有権者を対象に電話世論調査を実施した。取材を加味した情勢は、自民党現職の中原八一氏(57)=公明党推薦=と、野党統一候補で無所属元職の森裕子氏(60)=民進党、共産党、社民党、生活の党推薦=が改選1議席を巡り大接戦を展開している。態度を決めていない人がなお約3割おり、最終盤で情勢が変わる可能性がある。

 自民党の中原氏は、序盤の世論調査(6月22、23日)と同様、県北の衆院3区エリアで先行する。長岡市などの5区エリアや、地元である旧新潟市の1区エリアで支持が伸び、県央などの4区エリアで追い上げる。全体的に郡部で強い。

 自民党支持層への浸透度合いは序盤と同程度の7割。推薦を受ける公明党の支持層には5割以下の広がりにとどまる。

 年代別では30代、50代で強さをみせる。商工自営業の6割、農林漁業の5割が支持し、事務・技術職に一定の浸透がある。

 森氏は、出身地の新潟市秋葉区を含む4区エリアで強みをみせる。上越市などの6区エリアでも勢いがある。3区への食い込みが弱い。

 民進党と共産党の支持層の8割を押さえるのは、序盤世調と同様の傾向。社民党支持層も固めた。公明党支持層の一定程度が流れている。自民党支持層の一部も吸収している。

 年金生活者・無職層、農林漁業のそれぞれ4割が支持し、事務・技術職にも広がりがある。40代の支持を集め、60代にも浸透する。

 全体の4分の1を占め、鍵を握る無党派層への浸透は、森氏がリードする。中原氏は広がりがやや欠ける。

 宗教法人・幸福の科学の支援を受ける諸派新人の横井基至氏(35)は苦しい戦いとなっている。

 【調査方法】3〜5日の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に電話番号を発生させて電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは1117件で、このうち905人から回答を得た。共同通信社とともに実施した全国調査では、4万3271人から回答を得た。

【政治・行政】 2016/07/06 11:31

1987チバQ:2016/07/06(水) 21:05:22
http://www.minyu-net.com/news/saninsen2016/FM20160706-089879.php
増子、岩城氏接戦続く 4分の1投票先決めず、参院選・本社世論調査
2016年07月06日 09時59分 (数字はいいね)   
 10日投開票の第24回参院選で、福島民友新聞社は3〜5日の3日間、読売新聞社と共同で世論調査を行い、取材で得た情報を加味して終盤情勢を探った。福島選挙区(改選数1)では、民進党の増子輝彦候補(68)=社民党推薦=と自民党の岩城光英候補(66)=公明党推薦=の現職2人が激しい接戦を続けている。ただ全体の4分の1の有権者が投票する候補者を決めておらず、最終盤の戦いが焦点となる。



 現職2候補の生き残りを懸けた戦いは、それぞれ地域別や職業別などで強弱は見られるが、ほぼ拮抗(きっこう)した情勢が続き、最終日まで予断を許さない状況だ。

 増子候補は、民進支持層の9割弱をまとめたほか、共闘する共産支持層の7割強を固めた。無党派層の4割強にも浸透している。

 衆院の小選挙区別に分けた地域別では、地盤(郡山市)の福島2区と1区で優勢を保っているほか、序盤に比べ4区で追い上げを見せる。職業別では、サラリーマンの4割が支持。年代別では50代と60代から4割の支持を得て、10〜20代の若年層にも浸透する。

 岩城候補は、自民支持層の7割強、連立を組む公明支持層の7割の支持を固めている。ただ、無党派層の支持は依然、2割弱にとどまっている。

 地域別では、地元(いわき市)の福島5区で先行しているほか、3区で追い上げを見せる。職業別では、序盤情勢に比べて農林水産業の支持が増え、5割弱に浸透している。年代別では、30代と70歳以上の4割から支持を得ている。

 諸派新人で幸福実現党役員の矢内筆勝候補(54)は、浸透し切れていない。

1988チバQ:2016/07/06(水) 21:05:52
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/07/06/06.html
2016年7月6日(水)
<参院選>自民先行、追う民進…公明と共産競る 終盤、無党派層が鍵

 10日投開票の参院選について、埼玉新聞はこれまでの取材や調査を加味して埼玉県選挙区(改選数3)の終盤情勢を分析した。それによると、自民現職の関口昌一氏(63)が依然、頭一つリード。民進現職の大野元裕氏(52)が混戦から抜け出しつつある。残り1議席を巡り、公明現職の西田実仁(53)と共産新人の伊藤岳(56)両氏が激しく争っている。

 有権者の半数近くが投票態度を決めておらず、投票率(2010年=55・83%、13年=51・21%)の高低によっては情勢が変わる可能性がある。当選ラインを「65万票」に設定している陣営が多く、今後、都市部の無党派層を取り込めるかが、浮沈の鍵を握りそうだ。

 10年参院選で65万票を獲得し、トップ当選を果たした関口氏は各年代、地域から幅広い支持を集めている。県連幹部は「気の緩みが一番怖い」と引き締める。7日には選対会議を開いて情勢を分析し、最後にテコ入れが必要な地域を決め、終盤戦に臨む方針。

 再選を狙う大野氏は連合埼玉などの支援を受け、民進支持層固めに全力を注ぐ。旧民主は13年参院選で議席を失っており、陣営幹部は「絶対に落とせない戦い。新しい支持者をいかに増やせるかが鍵」と述べ、若年層や無党派層への支持拡大に努める。

 3選を期す西田氏は公明支持層を固め、自民支持層への浸透も図っている。推薦を受ける自民幹部が続々と県内入りし、西田氏への支持を呼び掛けている。選対幹部は「厳しい戦い」とし、6日には山口那津男代表が公示後、4度目となる埼玉応援に入る。

 伊藤氏は共産支持層を固め、議席獲得へ向け動きを強める。選対幹部は安全保障法制の廃止など安倍政権への対決姿勢を全面に出し、政権への批判票の取り込みに躍起。「終盤戦は、街宣活動を重視し、無党派層を取り込みたい」との戦略を描く。

 おおさか維新の新人沢田良(36)、日本のこころの新人佐々木知子(47)、諸派の新人小島一郎(45)の3氏は支持が広がらず、厳しい戦い。

1989チバQ:2016/07/06(水) 21:06:55
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0290006.html
長谷川氏リード保つ 徳永氏、鉢呂氏、柿木氏接戦 道選挙区
07/06 07:00

 北海道新聞社は3〜5日、参院選投開票日を前に道内世論調査を行い、終盤情勢を分析した。今回から改選数が2から3に増えた道選挙区では、自民党現職の長谷川岳氏(45)がリードを保つ。続いて民進党現職の徳永エリ氏(54)、同党新人の鉢呂吉雄氏(68)、自民党新人の柿木克弘氏(48)が横一線で競り合い、共産党新人の森英士氏(38)が追う展開だ。

 全体の4割近くが投票先を決めておらず、10日の投開票日までに、情勢が変わる可能性がある。

 長谷川氏は、札幌を中心に都市部で順調に支持を広げている。徳永氏と鉢呂氏は民進党支持層をそれぞれ固め、柿木氏は地方都市で支持を得ている。森氏は共産党支持層の6割を固めた。日本のこころを大切にする党新人の佐藤和夫氏(69)は勢いを欠く。

 道選挙区にはこのほか、無所属新人の飯田佳宏氏(43)、政治団体「支持政党なし」新人の中村治氏(63)、無所属新人の水越寛陽氏(36)、幸福実現党新人の森山佳則氏(49)が立候補している。

1990チバQ:2016/07/06(水) 21:08:00
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/07/06/003731270
古庄氏と足立氏大接戦 参院選大分選挙区

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古庄氏と足立氏大接戦 参院選大分選挙区
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古庄氏と足立氏大接戦 参院選大分選挙区
 大分合同新聞社は参院選大分選挙区(改選数1)について3日から5日まで、電話による世論調査を実施。結果に独自取材を加味して選挙戦終盤の情勢を探った。新人の古庄氏と現職の足立氏が大接戦を繰り広げ、激しく競り合いながら最終盤になだれ込む展開となっている。調査対象者の約3割が「投票する人を決めていない」としており、10日の投票日までに情勢が変わる可能性がある。
 古庄氏は自民党国会議員を中心に地方議員、党支部、友好団体・企業の総力戦で票固めを急ぐ。党本部も安倍晋三首相ら「大物」を相次いで投入。政権党の求心力をてこに経済界への働き掛けを強め、知名度不足を挽回しつつある。当初は動きが鈍かった一部地域も徐々に活発化してきた。
 分厚い自民支持層への浸透はまだ7割に届いておらず、さらなる上積みに躍起。選挙協力する公明党の支持層は7割以上を固めた。地域別では県南、県北で支持を広げ、過去の国政選挙で自民が苦戦してきた大分市でも接戦に持ち込む。
 足立氏は推薦を受ける連合大分の労組票や民進党県連組織を基盤に、民進、社民両党支持層をほぼまとめた。野党共同候補として初めて支援を受ける共産党の支持層の7割近くに浸透し、無党派層の支持でも優位に立っている。
 大票田の地元・大分市と久大・豊肥地域で若干先行しているが、保守地盤を思うように切り崩せていない。最終盤は主戦場と位置付ける大分市を中心に、党幹部も入って街頭での活動に力を入れる方針。無党派層へのさらなる浸透や政権批判票の掘り起こしで票の上積みを狙う。
 上田氏は支持母体の宗教団体を中心に戦う。

 ▽調査の方法 大分県内の有権者を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。今回は845人から回答を得た。調査時点での情勢分析の参考に用いるもので、当落を予測するものではない。

1991チバQ:2016/07/06(水) 21:13:34
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060006-n1.html
2016.7.6 07:00
【参院選】
青森、宮城、福島は激戦の様相
 産経新聞社がFNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による参院選(10日投開票)の終盤情勢調査(1〜3日)によると、岩手、山形で野党統一候補がリードし、秋田で自民候補が先行する展開となっている。また、青森や宮城、福島でも与野党による激しい競り合いが続いており、自民が単独過半数をうかがっている全国的な趨勢(すうせい)とは対照的に、東北6県の現状は「自民苦戦」「野党優勢」の様相を呈している。東北6選挙区の各陣営の取り組みや、今後の勝敗のポイントなどを探った。(候補者は敬称略)

                   ◇

 ◆「組織力」「草の根」奪い合い 青森

 自民山崎と野党統一候補の民進田名部がほぼ横一線で最終盤を迎えている。両陣営とも大票田の都市部が勝敗の鍵を握るものとみて、支持基盤固めと票の上積みに懸命だ。

 山崎陣営は終盤に差し掛かり、各種団体や企業などからの支持固めと票の掘り起こしに力を入れている。陣営幹部は「五分五分の展開。これからが正念場」と話し、組織力をフル稼働させる。田名部陣営は徹底した草の根戦術で既成政党に飽き足らない層からの支持獲得を狙い、陣営は「自民1強の青森を変える」と力を込める。

 ◇青森選挙区立候補者

 届け出順(1-3)
山崎力 69 前予算委員長 自(額)現 【公】
三国佑貴 31 党県副代表  幸   新 
田名部匡代 47 元農水政務官 民   新 【社】

                   ◇

 ◆物量自民とドブ板民進激突 宮城

 選挙戦序盤、自民熊谷は安倍晋三首相と並んだ街頭演説で「横一線に並びました」と叫んだ。首相をはじめ、菅義偉官房長官、稲田朋美政調会長ら党幹部、閣僚級が続々と応援に駆けつける物量作戦を展開。公示前の劣勢を挽回し、接戦に持ち込んだ。

 民進桜井は県南から県北まで県内各地に選挙カーを走らせ、実績や知名度を活かして支持を訴えている。6日には野党4党の幹事長、書記長による合同街頭演説会を開催する予定。全国に先駆けて野党共闘の協定を結んだ結集力で逃げ切りを図る。

 ◇宮城選挙区立候補者

 届け出順(1減・1-3)

熊谷大 41 消費特委員長 自 現 【公】【日】
桜井充 60 元復興特委長 民 現 【共】【社】【生】
油井哲史 36 元会社員   幸 新 

                   ◇

 ◆互いの地盤切り崩しも注力 福島

 序盤は劣勢とみられた自民岩城は安倍晋三首相ら党幹部らの応援も得て、民進増子を激しく追い上げ、横一線に。地盤のいわき市などで票固めを進めるとともに、会津若松などでも票の取り込みに懸命だ。さらに増子の地盤である郡山市などでの浸透をもくろむ。

 対する増子は反安倍勢力の結集を呼びかけ、支持拡大を狙う。若者や女性、無党派も取り込もうと都市部での遊説にも注力。岩城の地盤である浜通りを意識した選挙戦も展開している。幸福矢内は「福島安全宣言」を唱え、都市部を中心に支持を訴える。

 ◇福島選挙区立候補者

 届け出順(1減・1-3)

岩城光英 66 法相     自(細)現 【公】
矢内筆勝 54 党総務会長  幸   新 
増子輝彦 68 元経産副大臣 民   現 【社】

                   ◇

1992チバQ:2016/07/06(水) 21:14:23
 ◆最終盤、県都・盛岡で決戦へ 岩手

 野党統一候補の木戸口が頭一つ抜け出した。勢いを見せつけたのは6月28日の県庁前での集会。生活の小沢一郎代表、民進の安住淳国対委員長、共産の志位和夫委員長ら野党4党の幹部が集結。大勢の支持者らが詰めかけた。追う自民田中は2日夕、盛岡市内での決起集会で「追っかけています」と劣勢を認め、麻生太郎副総理兼財務相、稲田朋美政調会長が応援演説を行い、支持者らと逆転に向けて気勢を上げた。

 最終盤は県内有権者の2割以上を占める大票田・盛岡を舞台に、激しい県都対決が繰り広げられそうだ。

 ◇岩手選挙区立候補者

 届け出順(1-3)

石川幹子 51 党県副代表 幸 新 
田中真一 49 元議員秘書 自 新 【公】
木戸口英司 52 元知事秘書 無 新 【民】【共】【社】【生】

                    ◇

 ◆焦点は無党派、農業、村岡票 秋田

 自民、民進とも重点区と位置付ける中、自民石井が民進松浦をリード。焦点は(1)無党派層(2)環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐる農業票(3)維新の党などを経て民進に合流した村岡敏英衆院議員を支持する県南部の保守層-の票の行方となっている。

 自民は4日に小泉進次郎農林部会長が入るなど、農業票の流出阻止に躍起だ。民進の岡田克也代表も6月30日に農家と意見交換。支持者に「追いかけているが、差がだんだん縮まっている。追い付き追い越すことは可能だ」とげきを飛ばした。

 ◇秋田選挙区立候補者

 届け出順(1-3)

西野晃 39 党県副代表 幸 新 
松浦大悟 46 党県代表  民 元 【共】【社】
石井浩郎 52 元野球選手 自 現 【公】

                    ◇

 ◆大票田山形市での争いが鍵 山形

 参院選4度目の無所属舟山が知名度を生かしてリード。陣営幹部は「有権者はアベノミクスに期待を持てず、現政権の農業政策に怒りを抱いている」と浸透ぶりを話す。

 自民月野は知名度不足に加え、農業票を固め切れておらず、JA出身の強みを生かし切れていない。ただ、閣僚の相次ぐ来県や県内25市町村長の支援が強みだ。

 舟山陣営も「米沢、鶴岡は舟山が、(県北の)新庄は月野が強いが、鍵は大票田の山形市。月野が追い上げているのは間違いなく、企業を含めフル稼働を目指す」とする。

 ◇山形選挙区立候補者

 届け出順(1-3)
月野薫 61 元会社社長  自 新 【公】
城取良太 39 元会社員   幸 新 
舟山康江 50 元農水政務官 無 元 【民】【共】【社】

1993チバQ:2016/07/06(水) 21:15:03
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060064-n1.html
2016.7.6 07:10
【2016参院選】
終盤情勢 民進・蓮舫氏がリード 自民・中川氏も票固め着々
10日の参院選投開票まであと4日。東京選挙区では、政治資金の公私混同問題で舛添要一前知事が辞職に追い込まれただけに、与党批判を強める野党公認候補者らの姿が目立つ。ただ、本紙とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査によると、民進党内ではトップ当選する勢いの蓮舫氏に対し、小川敏夫氏の苦戦が予想されるなど、舛添問題が必ずしも野党全候補に有利に働いていない現状が浮かび上がっている。

 都議会開会当初から舛添前知事に対して厳しい追及姿勢で臨み、有権者から一定の評価を得た野党。中でも民進現職の蓮舫氏は、抜群の知名度や公示前に都知事選出馬が検討されたことなどで関心が高まり、トップ当選する勢い。共産の山添拓氏は新人にも関わらず、支持基盤を手堅く固め、当選圏内に入る。

 これに対し与党は当初、前知事を擁立した責任を問われる逆風選挙が予想されたものの、都連の組織票を結集する自民現職の中川雅治氏は、蓮舫氏に次ぐ上位当選を果たす情勢。公明現職の竹谷とし子氏も組織票を堅実に固め、選挙を優位に進めている。

 一方、「国会の鬼検事」と自称し、政治の腐敗に厳しい姿勢を表明した民進現職の小川氏は、自民新人の元五輪選手の朝日健太郎氏と、おおさか維新から出馬した元長野県知事の田中康夫氏とともに、残る2議席を争う厳しい戦いを強いられている。

1994チバQ:2016/07/06(水) 21:15:51
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060034-n1.html
2016.7.6 07:01
【参院選 埼玉】
終盤情勢 関口氏と大野氏優勢 残り1枠、共公しのぎ
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が1〜3日に実施した参院選(10日投開票)の世論調査に取材を加味し、埼玉選挙区(改選数3)の終盤情勢を分析した。自民現職の関口昌一氏(63)と民進現職の大野元裕氏(52)が優位に立ち、残る1議席をめぐり共産新人の伊藤岳氏(56)と公明現職の西田実仁氏(53)が競り合っている。現時点で3割近くが態度を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。

 4選を目指す関口氏は自民支持層をほぼまとめたほか各年代で幅広く支持を集め、安定した戦いを進める。安倍晋三首相や閣僚らが続々と応援に入り「油断はできない」と組織の引き締めを図っている。

 再選に挑む大野氏は民進支持層をまとめ、共産、公明との混戦から抜け出した。課題の県北西部でも支持を拡大しており、県南部では閣僚経験者らが演説に立ち、無党派層に支持を訴えている。

 18年ぶりの共産議席を目指す伊藤氏は安倍政権との対決姿勢を前面に打ち出して共産支持層を固めた。推薦を受けた生活の党と山本太郎となかまたちの支持層や無党派層にも食い込みを図っている。

 3選を目指す西田氏は支持母体の創価学会をフル回転して追い上げを図っている。推薦を受ける自民との協力関係は進み、安倍首相や自民幹部らが「与党2議席」を強調。自民支持層の一部を取り込みつつある。

 おおさか維新の会新人の沢田良氏(36)、日本のこころを大切にする党新人の佐々木知子氏(47)、幸福実現党新人の小島一郎氏(45)は党支持層以外への広がりが課題となっている。



 ◆「必ず投票する」56・1%

 世論調査では、投票に行くかについても尋ねた。「必ず投票する」が56・1%、「投票するつもり」32・4%、「すでに期日前投票などを済ませた」6・2%で、「投票しない」は5・1%にとどまった。平成25年の前回参院選の投票率は51・21%だった。

 重視したい政策・争点のトップは「景気や経済対策」で27・7%で全国平均の26・9%を上回った。「年金など社会保障」が23・1%(全国平均26・4%)で続き、「子育て・教育問題」12・3%(同10・6%)▽「憲法改正」11・5%(同9・3%)▽「外交や安全保障」8・6%(同6・3%)-など。

 安倍内閣を「支持する」は47・7%、「支持しない」は42・4%。政党支持率は自民37・1%▽民進12・4%▽公明6・3%▽共産4・5%▽おおさか維新2・2%▽日本のこころ0・9%▽無党派28・9%-などだった。

1995チバQ:2016/07/06(水) 21:16:31
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060041-n1.html
2016.7.6 07:04
【参院選 千葉】
終盤情勢 猪口氏、大きくリード 小西、元栄両氏が続く


 本紙とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した参院選の合同世論調査によると、千葉選挙区(改選数3)では、自民党現職の猪口邦子氏(64)が大きなリードを保って選挙戦の終盤を迎えている。活動を支える約30人の県議らの活動も活発で、さらなる票の上積みを狙う。2、3議席目をめぐっては、民進党現職の小西洋之氏(44)と自民党新人の元栄太一郎氏(40)がやや抜け出している。

 小西氏の元には、岡田克也党代表や野田佳彦前首相らが連日応援に入り、推薦する連合千葉も全力でバックアップしている。

 元栄氏は連立政権を組む公明党との連携も強調。自民党の大物議員らが続々と応援演説に駆けつけるなど、与党を挙げて自民党の2議席目獲得に注力する様子がうかがえる。

 3氏を追う共産党新人の浅野史子氏(45)は、安倍政権に不信感を抱く一部の保守層にも支持を呼びかける。民進党現職の水野賢一氏(49)は伸び悩んでいる。

 ただ、「支持する政党はない」という回答が約3割に上り、情勢は流動的な部分を残している。

 調査は1〜3日に電話で実施。県内では新たに選挙権を得た18、19歳を含む男女787人から回答を得た。県選管によると、6月21日現在の選挙人名簿登録者数(在外含む)は522万4467人。

 調査結果では、県内で「安倍内閣を支持する」と回答したのは41・9%で、「支持しない」の33・3%を8・6ポイント上回った。政党支持率は自民党37%▽民進党9・9%▽公明党4・3%▽共産党3・7%-などとなっている。

 投票行動では、「必ず投票する」が68・4%。「投票するつもりだ」(21・5%)と「すでに期日前投票などを済ませた」(2・8%)を合わせると、9割を超えた。

1996チバQ:2016/07/06(水) 21:18:19
http://www.sankei.com/region/news/160706/rgn1607060019-n1.html
2016.7.6 07:00
【参院選 新潟】
終盤情勢 中原氏と森氏、ほぼ横並び 浮動票が勝敗の鍵


 10日投開票の参院選で3人が立候補している新潟選挙区(改選数1)は、自民党現職の中原八一氏(57)と野党統一候補で無所属の元職、森裕子氏(60)が大接戦となっている。FNN(フジニュースネットワーク)との合同調査(1〜3日)に支局の取材を加味した終盤情勢は、中原氏と森氏がほぼ横一線で並ぶ。態度未定の有権者は全体の4分の1を占めており、浮動票の行方が勝敗の鍵を握りそうだ。幸福実現党の新人、横井基至氏(35)は苦戦している。

 県内での安倍晋三内閣の支持率は43・8%で「支持しない」とした42・8%をわずかに上回った。「分からない・どちらとも言えない」は13・4%だった。

 政党支持率は、自民党36・8%▽民進党11・7%▽公明党4・0%▽共産党4・0▽社民党2・7%▽おおさか維新の会2・3%▽新党改革1・3%-の順となった一方、「支持政党はない」とした無党派層が28・1%を占めた。生活の党は調査では0%だった。

 大接戦となっている2候補を推す政党の支持率は、単純合算すると自公は40・8%、野党4党(民進、共産、社民、生活)は18・4%と差はかなり大きい。ただ、調査では中原氏が、ごくわずかにリードする形で森氏と拮抗(きっこう)しており、無党派層の支持が森氏に流れている構図がうかがえる。

 もっとも、公示前は県内での知名度が高い森氏が一歩も二歩もリードしていると見る関係者が多かっただけに、選挙戦を通じて中原氏が追い上げに成功した格好だ。安倍晋三首相が3度も応援に訪れるなど自民党挙げての異例のてこ入れが功を奏したとみられる。

 投票先を決める際に重視する政策・争点は全国的な傾向とほぼ同じで、景気・経済対策がトップで3割近くあり、次いで年金など社会保障、子育て・教育の順だった=グラフ。東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)を抱える立地県だけに、原発・エネルギー政策を挙げた人は全国平均の3・5%よりも0・5ポイント高い4・0%だった。

 投票行動では、必ず投票▽投票するつもり▽期日前投票で済ませた-が計92・6%で、全国平均の93・9%を下回った。「投票しない」は6・7%と全国平均の4・5%を上回った。

1997チバQ:2016/07/06(水) 21:24:03
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160616_05.html
<参院選夏臨戦>青森/敵地での戦い方が鍵


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 参院選(7月10日投開票)は22日の公示まで1週間を切った。全て1人区となる東北の6選挙区には18人が立候補を予定。自民、公明の与党と野党共闘が全選挙区で正面からぶつかり合う。前哨戦が激しさを増す各選挙区の構図を見る。

◎東北6選挙区の構図(1)

 青森県選出の衆参議席を独占する自民党の組織力に、民進党を中心とした野党連合が挑み掛かる。自民現職の山崎力氏は青森市、民進新人の田名部匡代氏は八戸市と、それぞれ大票田を地盤とする。敵地での戦いぶりが当落の行方を左右しそうだ。

<TPPで反発も>
 4選を狙う山崎氏は、安倍晋三首相が争点に掲げるアベノミクスの県内への浸透を訴えつつ、地域活性化に向け「子育て支援充実で出生率向上を実現する」と強調する。15日には首相が青森市入りした。三村申吾知事も支援する。
 2007年参院選では旧民主党新人に3選を阻まれた。野党共闘との全面対決を前に自民県連の危機感は強い。陣営幹部は「街頭で時間を浪費するより、確実に票につながる支持者回りが基本だ」と戦略を練る。
 建設業を中心に各種業界団体の支持基盤は強固だが、環太平洋連携協定(TPP)への反発から農協組織が自主投票を決めるなど、ほころびも見られる。
 八戸市での浸透も課題だ。12日に同市であった大島理森衆院議長(青森3区)の後援会集会には小泉進次郎党農林部会長が駆け付け、陣営をもり立てた。神山久志県連幹事長は「八戸では党派に関係なく、大島氏に続く2人目の国会議員を出そうという思いがある」と激戦を見据える。

<共産 選対入らず>
 野党統一候補の田名部氏は初の全県選挙となる。活動の軸は街頭演説。「地方にはアベノミクスの光が当たっていない。自民政権で疲弊した地方を変える」と与党批判に徹する。
 地縁の薄い青森市や津軽地方に攻勢を掛けようと、党本部はてこ入れを強めている。11日には安住淳国対委員長が今別町の街頭に立ち、支援を呼び掛けた。山尾志桜里政調会長は17日に青森市などに入る予定。
 支持母体となる連合青森の内村隆志会長は「八戸だけでなく、無党派の多い青森でも圧倒しなければ勝てない」と語り、組織をフル回転させる構えだ。
 野党連携は徐々に本格化している。ただ、共産党と距離を置く連合に配慮し、社民党県連が選対本部に入る一方、共産は選対入りしていない。
 共産は推薦ではなく「支援」にとどめたが、県委員会の畑中孝之委員長は「党の古い支持層の間に共闘への抵抗感はなくなってきた。投票率が上がれば勝てる」と手応えを語る。
 幸福実現党は三国佑貴氏が立候補する。


2016年06月16日木曜日

1998チバQ:2016/07/06(水) 21:24:31
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160617_01.html
<参院選夏臨戦>岩手/小沢氏巡る因縁交錯


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 生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)と達増拓也知事が全面支援する野党統一候補の新人と、岩手の政治潮流の転換を掲げる自民新人が激突する。

◎東北6選挙区の構図(2)

<敵対でしこりも>
 小沢氏と達増氏の秘書を務めた野党統一候補の木戸口英司氏は、引退する生活現職の主浜了氏(66)の後継。生活党籍を持つが、無所属で立候補する。
 昨夏の知事選で野党共闘を実現し、無投票3選された達増氏は「知事選と参院選は一体」と繰り返し、3年ぶりに国政選挙の特定候補応援に乗り出す。
 木戸口氏の組織は主に北部を主浜氏、中部を達増氏、南部を小沢氏の各後援会が固め、知名度不足のカバーを狙う。次期衆院選をにらみ、自民を圧倒してきた小沢氏の支持基盤が健在ぶりを示すかが焦点。野党各党や推薦団体は個別に選対組織を設けて支援する。
 野党共闘にはやや温度差がある。共産、社民は共闘に積極的だが、民進内には小沢氏が2012年に民主党を割り、直後の衆院選で敵対したしこりが残る。
 13日に盛岡入りした小沢氏は各党や連合岩手に結束を求め「安倍政権に影響を及ぼすような結果を出していく」と強調した。民進県連にも出向き、黄川田徹代表(衆院3区)と握手を交わした。因縁は消えないものの、表向きの陣立てはかつての小沢一門がそろう。

<汚名返上を狙う>
 自民新人の田中真一氏は前回13年参院選に続く挑戦。党にとって24年ぶりの議席獲得を目指す。
 後援会組織は、党県議13人の地盤を中心に設立。「前回はほとんど回れなかった」(陣営幹部)という郡部を軸に支持固めを急ぐ。
 党本部は最重点区と位置付ける。14日には安倍晋三首相が盛岡、北上両市でマイクを握り、経済政策の実績を強調した。
 鈴木俊一県連代表(衆院2区)は野党共闘を「理念も政策も違う人たちが集まった典型的な野合。政局だけで行動する小沢氏には違和感を覚える」と批判。無党派層の取り込みを狙う。
 13年参院選で田中氏を退けた無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)が支援に回る。昨夏の知事選では告示直前に立候補を取りやめ、担いだ自民にわだかまりが残る。平野氏は汚名返上を狙い、かつての師小沢氏と地盤が重なる北上市を拠点に自民支持を訴える。
 田中氏を推薦する公明党は各地で集会を重ね、着々と党支持層を固める。
 幸福実現党新人の石川幹子氏も立候補する。

1999チバQ:2016/07/06(水) 21:25:27
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160618_04.html
<参院選夏臨戦>宮城/組織VS共闘で力勝負


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◎東北6選挙区の構図(3)

 改選数が2から1に減り、自民党の熊谷大氏、民進党の桜井充氏の両現職が生き残りを懸け、しのぎを削る。県選出の国会議員や地方議員ら組織をフル回転させる自民と、野党共闘の結束で対抗する民進が激しい力勝負を繰り広げている。

<首相らてこ入れ>
 再選を目指す熊谷氏は、経済政策「アベノミクス」の成果を強調。党是の憲法改正や安全保障関連法の正当性を主張し、「自衛隊解散を綱領に掲げる共産と組む相手には負けられない」と力を込める。
 県建設業協会の単独推薦を受ける一方、環太平洋連携協定(TPP)に不満を持つ県農協政治連盟の推薦は得られなかった。党県連は危機感を高め、自ら主導して選対本部を取り仕切る方針に切り替えた。
 県連所属の議員らは各地区の支部総会や企業団体の集会などを重点的に回り、票固めを急ぐ。党本部も宮城を最重点区と位置付け、てこ入れに乗り出した。
 安倍晋三首相は14日に石巻、仙台両市で街頭演説し、「アベノミクスのギアを上げ、デフレから脱却する」と繰り返した。県連幹部に対し、再度の宮城入りを検討する意向を伝えた。
 公示日は稲田朋美政調会長が仙台市に入る。伊藤信太郎県連会長は「支持が広がり始めた。伸びしろはある」と自信を見せる。

<保守層にも浸透>
 4選を狙う桜井氏は、大企業優遇の経済政策や格差拡大など安倍政権への批判を強める。「大企業の内部留保を中小企業に還元し、格差是正や非正規雇用の処遇改善を図る」と訴える。
 安保法の廃止を旗印に3月、全国に先駆けて共産、社民両党の推薦を取り付けた。今月9日には共産党の小池晃書記局長が仙台市に駆け付け、「与党を過半数割れに追い込む」と野党連携をアピールした。
 3期18年の実績を武器に、保守層にも食い込む。野党候補としては初めて県医師連盟、県歯科医師連盟から単独推薦を受けた。
 大票田の仙台では、安保法に反対する市民団体「オールみやぎの会」「SEALDs(シールズ)」などと集会を重ね、無党派層への支持拡大を目指す。
 2010年の参院選は終盤、自民の猛追に遭い、新人だった熊谷氏に2万票差をつけられた。安住淳県連代表は「最終的には仙台決戦が勝敗を左右する。石にかじりついてでも勝ち抜く」と気を引き締める。
 幸福実現党は新人油井哲史氏が立候補する。


2016年06月18日土曜日

2000チバQ:2016/07/06(水) 21:26:16
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160620_07.html
<参院選夏臨戦>秋田/農業票巡る攻防激化


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 再選を目指す自民党現職の石井浩郎氏に、民進党元議員で野党統一候補の松浦大悟氏が挑む。22日の公示が迫る中、盤石な組織力を誇る自民、公明の与党を前に、野党共闘の歯車がかみ合ってきた。県内の農業者の間では環太平洋連携協定(TPP)への不満が根強く、コメ主産地の県南部を中心とした農業票を巡る攻防が激しさを増しそうだ。

<党幹部てこ入れ>
 石井氏は、安倍晋三首相が最大争点に位置付ける経済政策アベノミクスについて「方向性は間違っていない」と継続を主張する。参院文教科学委員長の経験を踏まえ、子育て環境の整備や幼児教育の無償化など教育の充実を訴える。
 強固な後援会組織を持たない石井氏にとって、全県を網羅する自民の県議27人と衆参4人の県選出議員の存在が頼りだ。佐竹敬久知事も支援を表明した。
 従来の支持基盤にはほころびも見え隠れする。県農協政治連盟(農政連)はTPPや農協改革を進める安倍政権への反発などから今回、自主投票を決定。小松隆明県連幹事長は「農業票は大勢に影響しかねない」と危惧する。
 議席死守へ、党本部はてこ入れを急ぐ。湯沢市出身の菅義偉官房長官は12日に県内入りし、同市や秋田市でげきを飛ばした。15日には安倍首相が横手市の街頭でマイクを握るなど、県南部の票固めに躍起だ。

<野党共闘に自信>
 議席奪還を期す松浦氏は共産、社民両党に加え、市民団体「あきた立憲ネット」とスクラムを組む。
 今回の選挙戦を「政治生命を懸けた戦い」と位置付け、共産、社民支持層の集会にも積極的に出席。前哨戦でこなした街頭や集会での演説回数は、落選した3年前の参院選を上回る。
 民進党結成に伴い合流した旧改革結集の会の村岡敏英衆院議員(比例東北)が支援に参入したことも好材料だ。本荘由利地域を強固な地盤とする村岡氏の参戦で、県南部に強力な足掛かりを得た。
 陣営幹部は農政連の自主投票方針を追い風と捉える。野党共闘の政策協定にはTPP国会批准反対も盛り込み、自民支持層の切り崩しを狙う。
 与党側は野党共闘への野合批判を強めている。陣営内には一枚岩への不安もあったが、民進県連の沼谷純選対本部長は「共産との共闘に良い化学反応が起きている」と自信を見せた。
 幸福実現党は新人の西野晃氏を擁立する。

2001チバQ:2016/07/06(水) 21:26:45
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1171/20160620_05.html
<参院選夏臨戦>山形/TPP是非 一騎打ち


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◎東北6選挙区の構図(5)

 自民党新人の月野薫氏と野党統一候補となる無所属元議員の舟山康江氏が事実上の一騎打ちを繰り広げる。農業県として最大の争点は環太平洋連携協定(TPP)を巡る対応。推進する安倍政権と連動して「攻めの農業」を掲げる月野氏に対し、舟山氏は「地域農業を守る」として反対姿勢を前面に出す。

<「仕事人」旗印に>
 月野氏は全農県本部に30年以上勤め、副本部長や傘下の食品会社社長に就いた。「頼れる仕事人」を旗印にTPPによる農産物の輸出拡大を訴える。
 党本部は14日、小泉進次郎農林部会長を送り込んだ。東根市ではTPPへの不満や不安を踏まえ、「山形の農業の魅力があれば、困難な時期は乗り越えられる」と理解を求めた。
 10日には安倍晋三首相が山形市や天童市などを回り、農産物輸出額の大幅増など党の農業政策を訴えた。
 県農協政治連盟(農政連)は今回、自主投票を決めた。一方、17ある単位農協のうち五つが月野氏を単独推薦する。金沢忠一県連幹事長は「単協や生産者に個別に支援を要請する」と話し、農業者への働き掛けを強める。
 推薦する公明党と合わせ組織力は盤石だが、課題は知名度不足。党本部は閣僚級を続々と投入。県内35市町村のうち25首長が支援し、自らの集会に月野氏を招くなどしてもり立てる。

<統一効果に期待>
 舟山氏は落選した前回2013年の参院選に続き、TPP反対を主張。自民党との対立軸を鮮明にする。
 総合選対総括責任者には前県農協中央会長の今田正夫氏が就任。14日に山形市であった総決起大会では「舟山氏はずっとTPP反対を訴えている。反対する人がいないと駄目だ」と力を込めた。
 参院選への立候補は今回が4度目。過去3回は約24万〜37万票を獲得し、知名度は高い。前回支持を受けた民進、社民両党、連合山形から推薦を得たほか、共産党の支援を受け、野党共闘を構築した。
 民進の吉村和武県連幹事長は「勝機は十分ある」と野党統一効果に期待を寄せる。
 ただ、陣営内には共産への抵抗感が根強くあり、結束には不安が残る。共産は舟山氏の推薦を打診しているが、選対内の一部は拒否反応を示す。選対幹部の一人は「共産党の色が強く出ると、無党派層が離れる可能性もある」と集票の行方を不安視する。
 幸福実現党は新人城取良太氏を擁立する。

◎山形選挙区立候補予定者(1-3)

月野薫 61 元会社社長 自新(公推)
城取良太 39 幸福実現党員 諸新
舟山康江 50 団体役員 無元(1)(民・社推)

2002チバQ:2016/07/06(水) 21:27:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160621_61005.html
<参院選夏臨戦>福島/2現職 1枠巡り激突


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◎東北6選挙区の構図(6完)

 改選数が2から1に減り、与野党のすみ分けが崩れた。自民党の岩城光英氏と、民進党の増子輝彦氏の両現職が生き残りを懸ける。自民は組織力を前面に出し、民進は野党共闘で浮動票の取り込みを狙う。

<閣僚の威信懸け>
 4選を目指す岩城氏は過去3度、いずれも旧民主系候補の後じんを拝した。現職閣僚が臨む全国的にも注目される選挙区となり、陣営は危機感を隠さない。岩城氏は「福島復興は政治の安定があってこそできる」と強調。期間中は他候補の応援には行かず、自身の選挙に専念する。
 陣営は、県連の選対本部に加え、業界団体による選対本部を初めて設置。トップには、東北の農協系政治団体で唯一、自民を推薦した県農業者政治連盟委員長が就いた。地盤のいわき市を固めつつ、中通りや会津では国会議員や県議がフル回転し支持拡大を目指す。
 党本部は福島を最重点区に位置付ける。安倍晋三首相は通常国会閉会後の3日、いち早く県内入りし、「共産党と手を組む民進は許せない」と野党共闘を攻撃。公示日も郡山市などでマイクを握る。閣僚級の大量投入も予定している。
 吉田栄光県連幹事長は「相手は政権批判するだけで対案がない。復興を進められるのはどの政党なのか訴えていく」と話す。

<知名度を武器に>
 野党統一候補として3選を狙う増子氏。「復興」「平和」「経済政策」を争点に掲げ、「国民の声を聞かない安倍政権に福島からNOを突き付けよう」と呼び掛ける。衆院議員を3期務めた知名度を生かし、地盤の郡山市を中心に無党派層の取り込みを図る。
 総合選対本部を福島市に構え、いわき、郡山と並ぶ大票田での票固めを急ぐ。17日には枝野幸男幹事長が福島市に入り、「福島復興に地道に取り組む増子氏が引き続き必要だ」と支持を求めた。
 野党共闘は、東北では最も遅い5月上旬に成立。増子氏は共産、社民との合同演説会や安全保障関連法廃止を訴える市民団体の集会にも顔を出す。ただ、共産の推薦は受けず選対本部にも入れないなど、政党間の距離感はなお残っている。
 共産県委員会の久保田仁委員長は「形にこだわらず、共闘を印象付ける場面をつくるのが大事」と指摘。民進の亀岡義尚県連幹事長は「県民の統一候補として、各組織がしっかり戦っていく」と語る。
 幸福実現党は矢内筆勝氏を擁立する。


関連ページ:福島政治・行政参院選とうほく
2016年06月21日火曜日


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