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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

3364名無しさん:2009/08/11(火) 17:47:46
>今回の衆院選では支持政党は表明しないことも明らかにした


http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090811ddlk45010515000c.html

選挙:衆院選 3党マニフェスト、全国知事会と同じ採点−−東国原知事 /宮崎
 東国原英夫知事は10日、全国知事会(会長・麻生渡福岡県知事)が採点した自民、民主、公明3党の衆院選マニフェスト(政権公約)の採点について「私が出した採点、率と同じ」と評価した。県庁で報道陣のインタビューに答えた。知事会は公明66・2点、自民60・6点、民主58・3点とする結果を8日公表している。自身の評価ポイントに財源の確保を挙げ、民主案については「財源確保があいまいだった」と述べた。

 知事は、民主案について「地方税財源の確保を示していただければ、もうちょっと点数は高かった。(民主案の)一括交付金も基準が分からない。複雑な事務手続きを必要とするし、交付金自体が地方分権と逆行するのでは」との見方を示した。一方、自民案については「地方消費税など踏み込んだ議論をしている」と述べた。

 また、今回の衆院選では支持政党は表明しないことも明らかにした。【小原擁】

3365名無しさん:2009/08/11(火) 18:46:12
47NEWS > 共同ニュース > 速報

http://www.47news.jp/news/flashnews/

首長連合は民主党支持 


首長連合は民主党支持。大阪府の橋下徹知事が衆院選マニフェスト評価の「宣言文」を発表。


2009/08/11 18:29 【共同通信】

3366名無しさん:2009/08/11(火) 18:49:26
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090811-OYT1T00878.htm

「首長連合」は民主支持…橋下府知事ら発表
 大阪府の橋下徹知事や横浜市の中田宏市長らでつくる「首長連合」は11日、地方分権政策を巡る自民、民主両党のマニフェスト(政権公約)を独自の基準で評価した結果、衆院選に向けて民主党を支持すると発表した。

 橋下知事と中田市長が大阪府庁で記者会見して表明。両党のマニフェストを▽地方分権改革の徹底▽霞が関の解体▽ガバナンス(統治)▽道州制の実現――の4項目について検証したという。

(2009年8月11日18時41分 読売新聞)

3367名無しさん:2009/08/11(火) 18:50:54
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081101000857.html

少子化対策で不妊治療に支援策 民主党、公約確定版を発表
 民主党は11日、少子化対策として不妊治療への公的医療保険適用の検討など支援策の拡充を新たに打ち出した衆院選マニフェスト(政権公約)確定版を発表した。「日本経済の成長戦略」の項目も追加し、子ども手当などで家計の可処分所得を増やすとともに、環境分野などの新産業育成で安定した経済成長を目指す姿勢を強調した。

 農業団体や与党から、国内農業に打撃を与えると批判された「日米自由貿易協定(FTA)」の部分については「締結」の文言を削除し「交渉を促進」に表現を弱める修正をした。

 全国知事会などが強く求めている「国と地方の協議機関」は「法律に基づいて設置します」と「法制化」する方針を明記した。

3368名無しさん:2009/08/11(火) 18:59:01
http://www.asahi.com/politics/update/0811/OSK200908110099.html

橋下知事ら首長連合、民主支持を表明2009年8月11日18時49分
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 大阪府の橋下徹知事と横浜市の中田宏市長は11日、大阪府庁で記者会見し、「首長連合」として総選挙で民主党を支持することを表明した。自民、民主両党のマニフェスト(政権公約)を比較した結果、民主には「(地方分権に必要な)政治的リーダーシップが発揮される政権運営の仕組みが盛り込まれている」(橋下知事)と評価した。

 全国知事会は8日に自民、民主、公明3党のマニフェストで、地方分権にかかわる政策の採点結果を公表。自民が60.6点、民主は58.3点、公明は66.2点で、民主の評価が低かった。橋下知事は、首長連合が知事会とは異なる政党支持を表明する可能性を示していた。

3369名無しさん:2009/08/11(火) 19:09:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081100912

政令市長は民、公、自の順=大都市への配慮を評価−マニフェスト採点
 政令市で構成する指定都市市長会は11日、自民、民主、公明3党の衆院選マニフェスト(政権公約)を地方分権改革の視点で採点した結果を公表した。自民49.5点、民主54.5点、公明50.2点で民主がトップ。民主は新たな大都市制度の検討などを公約に盛り込んでおり、大規模都市への配慮を評価する項目で高い得点を得た。全国市長会も同日、記述式で検証結果をまとめ、全国町村会は自民、民主各党にそれぞれ意見書を提出した。
 指定市長会の採点基準は主に10項目で、110点満点。北九州市は参加しなかった。 
 民主は8日に発表された全国知事会の採点では3党中最下位だったが、権限や税財源を充実させた新たな「大都市制度」の在り方の検討などを掲げており、指定市長会の独自項目で加点された。このほかの項目では、自民が地方交付税の増額、民主が出先機関の改革、公明は税源の移譲などで高評価だった。ただ、トータルでの差はそれほど開かなかった。
 市長会は記述形式で3党のマニフェストを検証。後期高齢者医療制度をめぐり、「見直し」の自公、「廃止」の民主のいずれにも「大きな混乱が生じる」などと批判した。民主の自動車関連諸税の暫定税率廃止も「安易にすべきではない」とクギを刺した。
 町村会が提出した意見書は、自民に対しては道州制への断固反対などを強調。民主には、2009年度補正予算の凍結による混乱の回避などを求めている。(2009/08/11-18:53)

3370名無しさん:2009/08/11(火) 19:14:54
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009081101000899.html

橋下氏ら首長連合は民主「支持」 地方分権公約を評価 
2009年8月11日 19時06分

 大阪府の橋下徹知事は11日、横浜市の中田宏市長と府庁で記者会見し、「首長連合」として自民、民主両党の衆院選マニフェスト(政権公約)を評価した結果、道州制を含む地方分権や政権運営システムなど3項目で、民主党が優れているとする「宣言文」を発表した。

 もう1項目は霞が関の改革。宣言文で首長連合は「民主党の主張には、国と地方が協力し大改革を進めたいとの意欲を感じた」と指摘。「民主党の提唱する新たな統治の仕組み、ガバナンス改革の可能性を重視する」として、自民党より高く評価した。

 首長連合は、橋下知事ら2人と、東京都杉並区の山田宏区長、松山市の中村時広市長ら計5人が参加している。

 橋下知事らは、宣言文発表後については「(政党に対し)どういう応援をしていくかは個々の判断」としている。

 首長連合は、地方分権政策については全国知事会の採点と連動させるとしていたが、自民、民主、公明3党の公約を採点し、民主党に最も低い点数をつけた知事会とは、異なる結果となった。

(共同)

3371名無しさん:2009/08/11(火) 19:37:09
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=am1g3vQFuWrs&refer=jp_japan

鳩山民主代表:法人税率引き上げ考えていない−外国プレス会見
  8月11日(ブルームバーグ):民主党の鳩山由紀夫代表は11日午後、都内の党本部で行った外国プレス向けの会見で、現在の経済状況の下では法人税率の引き上げを考えていないことを明らかにした。

  鳩山氏は大企業向けの法人税について「これからすぐ景気が回復すると、私どもはそう簡単に判断している状況ではない。そのような中で、大企業の皆さん方に今、法人税を引き上げるという発想は持っていない」と述べた。

  民主党は衆院選のマニフェスト(政権公約)で「中小企業の法人税率を18%から11%に引き下げ」と明記しているが、大企業については明確な方針を示していなかった。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京  広川高史  Takashi Hirokawa thirokawa@bloomberg.net

更新日時 : 2009/08/11 19:04 JST

3372名無しさん:2009/08/11(火) 21:01:07
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090812k0000m010061000c.html

衆院選:道州制に町村会が反対…自民離反強まる
 衆院選マニフェスト(政権公約)で自民が打ち出した「17年までに道州制導入」に、全国町村会が反旗を翻した。11日に東京・永田町で臨時総会を開き、「道州制には断固反対する」との意見書を可決、自民党本部に提出した。自民の長期政権を支えてきた町村部では「平成の大合併」を境に、自民から離反する動きが強まっているが、「道州制」も争点の一つになりそうだ。

 「我々を冷たく扱うなら、こちらも冷たくなる。今まで仲良くやってきたことを忘れないでほしい」。全国町村会の山本文男会長(福岡県添田町長)は、町村長約150人とともに自民党本部を訪れ、谷川秀善参院幹事長に「道州制」への不満をぶつけた。

 谷川氏は「(道州制は)10年先の話。市町村財政の基礎固めをした上でやろうということ」と批判の矛先をかわすのに懸命だった。町村会が自民のマニフェストに注文をつけるのは初めてのことだった。

 町村会によると、「平成の大合併」で全国2562町村が992に減った。地方交付税削減などで財政が厳しくなり、「半強制的に合併させられた」との恨み節も残る。多くが自民の集票マシンとして貢献してきた町村議も4万559人から1万3324人に減った。

 合併後は中心部から離れた旧町村ほど衰退する傾向にある。新潟県のある旧町長は「行政サービスが低下し、住民に戸惑いがある」と話す。政府・与党の合併の進め方に疑問を抱き、今回から自民支援をやめた。

 多くの首長は、道州制が導入されれば、基礎自治体(現在の市町村)の行政効率を高めるため、「市町村の強制合併が進む」とみている。東北地方の町長は「自民との亀裂はいずれ決定的になるかもしれない」と指摘する。

 一方の民主党。マニフェストでは都道府県と市町村を前提とした分権改革を掲げたため、道州制で中央集権からの脱却を主張する首都圏などの知事から批判の声が上がった。

 都市部の有権者を意識する自民。「農家への所得補償」など町村部を重視する姿勢を打ち出す民主。町村部は自民、都市部は民主というかつての構図はさらに崩れつつある。【沢田石洋史、五十嵐和大】

3374名無しさん:2009/08/11(火) 21:03:55
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090811-OYT1T00878.htm?from=navlp

「首長連合」は民主支持…橋下府知事ら発表


民主党支持を発表した中田・横浜市長と橋下府知事=長沖真未撮影 大阪府の橋下徹知事と横浜市の中田宏市長は11日、大阪府庁で記者会見し、地方分権政策を巡る自民、民主両党の政権公約(マニフェスト)を検証した結果、衆院選では「首長連合」として民主党を支持すると表明した。

 民主党が政権獲得後に新設する「国家戦略局」や「行政刷新会議」など首相直属機関のメンバーに地方代表を起用する方針を示したことを評価した。橋下知事は「国の形が変わる可能性として民主党に軍配が上がった」と述べた。

 首長連合は、ほかに中村時広・松山市長、山田宏・東京都杉並区長、露木順一・神奈川県開成町長の計5人からなり、両党のマニフェストを〈1〉地方分権改革の徹底〈2〉霞が関の解体〈3〉ガバナンス(統治)〈4〉道州制の実現――の4項目で検証した。

 発表した声明文では、民主党について、「政権交代というエネルギーを活用して国のあり方を変えることに踏み込もうとしている」と説明。自民党については「今までの政治システムを前提に改革を着実に進めることが可能」としたが、中田市長は会見で「一番大きなマイナス要因は、今まで(改革を)やれる立場だったのにやってこなかったことだ」と述べた。

 選挙応援などの対応は首長連合の各メンバーが独自に判断する。知事選で自民、公明両党の支援を受けた橋下知事は「自公の応援のマイクは握らない。民主のマイクを握ることまではできない」と配慮を見せた。

(2009年8月11日18時41分 読売新聞)

3375名無しさん:2009/08/11(火) 21:09:16
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090812k0000m010076000c.html

首長グループ:橋下知事ら民主支持を表明

首長グループとしての政党支持について会見する橋下徹・大阪府知事(右)と中田宏・横浜市長=大阪府庁で2009年8月11日午後6時49分、大西岳彦撮影 大阪府の橋下徹知事らによる「首長グループ」は11日、地方分権改革などについて自民、民主両党のマニフェスト(政権公約)を比較した結果、「民主党を自民党より高く評価する」と発表した。「政治的リーダーシップが発揮される仕組み作りに重きを置いた」(橋下知事)と判断した。ただ、橋下知事は衆院選での具体的な選挙支援は見送るという。

 橋下知事と、横浜市の中田宏市長が大阪府庁で記者会見し「国民の皆さまへ−地方から国の形を変える」との文書を発表した。この中で、民主に対しては、国と地方のあり方を見直す「行政刷新会議」が「霞が関解体の基点となる。不退転の決意だ」と高く評価。自民は「これまでの政治システムを前提としている」と抜本改革への姿勢が乏しいとの見解を示した。

 知事選で自民、公明両党の支援を受けた橋下知事は選挙支援について「自公を応援しないことが精いっぱいの判断。(民主支援も)そこまでできない」と述べた。【竹島一登】

3376名無しさん:2009/08/11(火) 21:26:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081101025

「完全な裏切りと思う」=橋下大阪知事は苦渋の表情
 「完全な裏切りだと思う」−。2008年1月の大阪府知事選で、自民、公明両党の支援を受けて当選した橋下徹知事。首長連合による地方分権に限った「政策支持」とはいえ、民主党を応援する姿勢を明確に示したことで苦渋の表情を浮かべた。
 大阪府庁で会見した知事は「政党に対する思いより、府民がどう感じるかに重きを置いてしまう」と述べ、中央省庁主導の現在の国の形を見直し、地方分権を進め、自治体中心の姿に改める必要がある、との思いを強調した。
 ただ、今後の府政運営に話が及ぶと、「議会でいろんなことを言われるでしょう」と多難な先行きを懸念。衆院選での応援活動に関しては、「(民主党の)マイクは握らない。さすがにそこまではできないというのが本音」と話した。
 9月下旬開会予定の定例府議会は、経済対策に加え、知事が強い意欲を見せる府庁舎移転案など課題山積。しかし、ある自民党府議は「知事も覚悟があってやっていることでしょうから」と突き放した。
 もっとも、全国知事会議での知事会として支持政党を明確化するよう求める発言や、各党幹部への直談判などで、各党がマニフェストに地方分権を取り込み、知事自身が「どの党が政権を取っても地方分権が前に進む」と8日に評価するほどの成果を得たのも事実。所期の目標は達成したとも言えそうだ。(2009/08/11-21:05)

3378名無しさん:2009/08/11(火) 21:56:42
三重四区情報

地元超ローカル紙のニュースです。ネットでの配信はありません。

その中でも気になる四区情報お届けします。

有権者の0.1%の245人へのアンケートです。

支持政党

なし 95人
民主 71人
自民 64人
公明 9人
共産 4人
社民 1人
他  1人

だそうです。この結果を見ると鍔迫り合いでしょうか。あと田村は大票田約13万の旧市内でこれまでの票田を守る、森本は市内へのタネ撒きは終わったとして、新たに市に合併され、前回票が少なかった久居、一志、美杉などに注力中とのこと、事務所も久居(だったと思う)にに開き、戦線拡大、といったところでしょうか。

3379nanashi:2009/08/11(火) 22:14:47
−−民主 マニフェストの問題 −−−
最も時間を割くのは民主党攻撃。「子ども手当に5兆円、高速道路無料化に2兆円。お金はどこから出てくる?」
と財源問題をやり玉に挙げる。
鳩山氏は財源批判に対しては「無駄遣いをしている与党に言われたくない」と反論する。だが「無駄遣いをなくせば、
しっかりとした財源は必ず見いだせる」などと強調するばかりで、財源確保に向けた説明が具体性に欠ける感は否めない。

ーー 予算の必要性と効果 −−− 
「子ども手当に5兆円、高速道路無料化に2兆円」の必要性と効果

「子ども手当に5兆円」については 現在の GDPに占める 家族・子供への投資の割合は0.7%(2.8兆円)老人へは8%
32兆円。少子化も当然である。世界比較しても 仏 GDPの3%、 英国 2.9%、 ドイツ 1.9%。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/5120.html
今回 子ども手当に5兆円を追加して 7.8兆円となり GDP比 1.9% となりドイツに追いつく。
これにより 少子化から増子化に転じ かつ 日本人能力への投資を通じ日本の技術立国としての基盤を固める。
この投資は 子孫に宝を残すことになる。
又 この消費は 公共事業より裾野が大きく、GDP引き上げや雇用増加に貢献する。

「高速道路無料化に2兆円」については 現在 カナダのケベック州から材木を埼玉まで運ぶ場合、ケベックから鹿島港までの
運賃より 鹿島港と埼玉間の運賃のほうが高い。という例でも分かるとおり、運送コストがめちゃくちゃ高いことが 
日本の企業のボトルネック。もう ひとつの問題は 高速道路資産の活用度が低すぎることにある。再生産にまったく貢献して
いない。この問題を解決するため高速道路を無償とし国際競争力をつける。
又、直接貢献は 高速道路が通過するすべての市町村に出入り口を自由に増設できる権利を与える。これにより 
高速道路沿線のどこにでもショッピング・センター・オフィスなどの建設が可能となる。その土地分譲を市町村が
行い 赤字を埋める。又、近隣の土地の価格上昇をもたらし 税収増をたらす。
もし自民がこれに気づいていれば、悪徳利権の温床になり、政権交代は夢と消えたと思われる。
気づくかなくてよかった。

追加すべき景気上昇施策とすれば、エコカー補助金をさらに拡大し6000万台といわれるすべての自動車を
10年かけてエコカーにしてしまう。これにより景気の継続は保障され 輸出競争力は維持向上できる。
あわせて CO2削減に貢献する。

ーー財源確保の具体的説明ーーー
財源確保の方法は 予算編成時 先に15兆円を決め 従来予算はすべて 50%削減とする。
どうしても 50%削減が無理なところを 25兆(80兆ー15兆−40兆)を使って補完する。
または赤字国債の増発する。 多少円安に導いたほうが輸出に貢献する。

3380nanashi:2009/08/11(火) 22:21:27
ーー財源確保の具体的説明ーーー
財源確保の方法は 予算編成時 先に15兆円を決め 従来予算はすべて 50%削減とする。
どうしても 50%削減が無理なところを 25兆(80兆ー15兆−40兆)を使って補完する。
または赤字国債の増発する。 多少円安に導いたほうが輸出に貢献する。

3381ぐらもん:2009/08/11(火) 22:26:39
>3331
清水は96、03と自民公認で東京20区から出て落選。00年は公明の現職一本化に反発して出馬して共倒れするなど
選挙に弱い人物。05年の時も比例最下位当選でした。WIKIによると義父が小沢潔衆議院議員だったのでずっと宏
池会の支援を受けていた上、資産家なので続けて出馬できたよう。
以前にも20区以外に21区か19区で出馬を模索していたので有り得ることではあったと思います。
この人に関しては多分、自民も持て余していたのではないかと。金はあるが選挙に弱くうるさいという。

3382名無しさん:2009/08/11(火) 22:58:53
そろそろテレビ放送です

http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090811/elc0908112233019-n1.htm
【09衆院選】麻生VS鳩山、財源、消費税で応酬
2009.8.11 22:32
 麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表が11日夜、日本テレビ番組の収録で、政策の裏付けとなる財源や消費税率引き上げなどめぐり激しく応酬した。

 首相は、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で示した「子ども手当」などの政策の財源について、「無駄遣いをなくすというが、具体的にどこからいくら削るのか見えず、極めて漠然としている」と批判した。一方で「3年たてば消費税を引き上げるような経済成長を果たさなければならない」と、経済成長に取り組む考えを訴えた。

 鳩山氏は「努力すれば1割ぐらいの無駄は減らせる。政府に入ってみないとわからないが、十分手当できる」と反論。「政治が信頼を回復しない限り増税は無理だ」と消費税率引き上げを改めて否定した。

 衆院選を前にした党首討論は初めて。番組には公明党の太田昭宏代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の綿貫民輔代表も出演した。

3383名無しさん:2009/08/11(火) 23:02:40
>>3378
旧久居市、旧一志郡については前回森本と公認を争った松田直久県議(一志郡選出/当時)が民主系の支援を受けて津市長に当選したのでその効果も見込めると思います。

3384とはずがたり:2009/08/12(水) 00:30:18
>>3381
解説あざーす。
浅尾や江田は微妙ですけどこいつなら自民票を割ってくれそうですね。

>>3382
> 鳩山氏は「努力すれば1割ぐらいの無駄は減らせる。政府に入ってみないとわからないが、十分手当できる」と反論。「政治が信頼を回復しない限り増税は無理だ」と消費税率引き上げを改めて否定した。
官僚どもはこれまで利権自民党政治屋の顔色窺って自民党支援組織にばらまきしてきましたが,これからは其れをする必要が無くなるのでメリハリの利いた体制を構築できるんだと何故云えないんでしょうかねぇ〜。

>>3383
となると森本は現津市長と現松阪市長を敵に回して公認争いしたって事っすかねぇ・・。

3385名無しさん:2009/08/12(水) 08:37:47
>一方で、小暮市議が笹川氏の有力支援者の1人のため、笹川氏の得票にも影響する可能性がある。
泡沫と思いきや、意外と善戦するかも。ウェブサイトを覗いた印象では、土井社会党時代のマドンナ候補と言った感じか。

2区で新人・矢島氏出馬へ
きょう表明 社民系県議らが擁立

 衆院選の群馬2区に、伊勢崎市の会社員矢島笑鯉子(えりこ)氏(33)が11日、無所属で出馬する意向を固めたことがわかった。12日に記者会見して正式表明する。

 矢島氏は取材に対し、「2人の子どもを育てており、子どもを持つ母親世代の思いを国政に伝えたいと思った」と話し、選挙戦では「護憲」を掲げ、保育園の待機児童問題の解消など、教育や子育ての政策を重点的に訴えたいという。

 矢島氏は、旧佐波郡東村出身。東京女子大卒業後、システムエンジニアを経て市内の不動産会社に勤務している。父親は、同市議の小暮利明氏。

 2区では、自民党前職の笹川尭氏(73)、民主党前職の石関貴史氏(37)、幸福実現党新人の蜂須豊氏(44)が出馬を予定しており、4人による争いになりそうだ。

 矢島氏の擁立は社民系の県議や市議らが中心になっており、党内で労組系との溝が深いとされる石関氏の得票に影響するとの見方がある。一方で、小暮市議が笹川氏の有力支援者の1人のため、笹川氏の得票にも影響する可能性がある。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090811-OYT8T01263.htm


群馬県伊勢崎市 矢島笑鯉子(やじまえりこ)
http://pldaichi.jp/eriko/

3386名無しさん:2009/08/12(水) 10:58:15
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090812t71020.htm

「自民へのリベンジ」郵政研、政権交代後押し
 衆院選(18日公示、30日投票)で、郵便局長らでつくる政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)が野党支援の動きを加速させている。政権交代による民営化の見直しが狙い。青森4区では民営化に反対して自民党を離党し、今回は民主党から出馬する津島恭一氏(55)のため組織をフル回転。秋田2区は郵政研が社民党元議員への支持を表明したのに対し、自民党陣営は郵政関係者への働き掛けを強めており、水面下で郵政票の争奪戦が繰り広げられている。

<1日400人を動員>
 「自民党にリベンジする機会がやってきた」。郵政研副会長を務める中川茂氏=五所川原市=は2日、弘前市であった津島氏の事務所開きであいさつに立ち、強い口調で語った。胸中には、今も郵政民営化が争点となった前回選挙への怒りが渦巻く。「完全民営化したら地方の不採算店舗はいずれ廃止される」。前回は4区に国民新党公認で出馬した津島氏を支援したが、自民党候補に大差で敗れた。

 津島氏は2007年の参院選も国民新党の比例代表候補として出馬したが、落選。「思ったより郵政票が伸びなかった」と関係者は落胆した。それだけに政権交代が視野に入った今回、民主党に移った津島氏に郵政研が寄せる思いは強い。

 陣営は7月、4区の約13万6000の全世帯に支持を呼び掛けるチラシを3度配ったという。中川氏は「1日400人動員した。うちの組織はすごい」と胸を張る。津島氏も「4年間、郵政研と二人三脚で戦ってきた。政権交代のため全力を尽くす」と郵政パワーに期待する。

 対する自民党前議員の木村太郎氏(44)の陣営は「民営化への有権者の関心は薄い」としながらも、「ポスター掲示などで郵政関係者は組織力を示してくる」と警戒を強めている。

<票割れる可能性>
 秋田2区で郵政研は、民主党が推薦する社民党元議員の山本喜代宏氏(53)の支援を表明した。

 前回衆院選では、郵政研の前身である旧特定郵便局長会やそのOB組織「大樹」が、民営化に反対し自民党を除名となった無所属の元農相野呂田芳成氏(79)を全面支援し、圧勝に導いた。野呂田氏が引退した今回、郵政研は「民営化見直しのため政権交代が必要」(県北部地区会)として、山本氏支援を決めた。

 ただ野呂田氏が後継候補に元参院議員で自民党新人の金田勝年氏(59)を指名したため、事情は複雑。ある特定郵便局OBは「野呂田さんとは20年以上の付き合いがあり、民営化に強く反対してくれた。今も感謝している」と強調。金田氏に一部の郵政票が流れる可能性を示唆する。

 金田氏も、野呂田氏の「遺産」である郵政関係者とのパイプを生かそうと、郵政研幹部へのあいさつ回りを欠かさない。金田氏陣営の幹部は「さらに郵政関係者を回りたい。郵政票の全部は無理でも、半分くらいは獲得したい」と意気込む。

 山本陣営は「政権交代を望む郵政関係者の強い支援があるはずだ」と見込んでおり、綱引きは激しさを増している。

◎小選挙区立候補予定者
 【秋田2区】
金田 勝年59元外務副大臣自新 
山本喜代宏53農業    社元(1)
佐々木重人39会社役員  み新 
藤原 純一58幸福実現党員諸新 
川口  博62前小坂町長 無新 

 【青森4区】
木村 太郎44元防衛副長官自前(4)
津島 恭一55党県副代表 民元(2)
石田 昭弘50幸福実現党員諸新 



2009年08月12日水曜日

3387神奈川一区民:2009/08/12(水) 11:07:06
>>3354
昨日の続きです。
神奈川 7区 首藤
神奈川 8区 江田
神奈川 9区 山内
神奈川10区 田中
神奈川11区 小泉
神奈川12区 桜井
昨日同様、最初に書いて
ある候補者を並べてみま
した。
9区はなぜか山内氏が最
初でした。
産経新聞の考えているこ
とがよくわかりません。

3388山口新聞男:2009/08/12(水) 11:40:07
なんだこれ、神奈川民主ボロ負けじゃないか
いくらなんでもそりゃないだろ

3389名無しさん:2009/08/12(水) 11:42:03
社民は栃木3区に立てる目論見はあったみたいですね。

http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090812ddlk09010064000c.html

’09衆院選:小選挙区での候補擁立断念−−社民県連 /栃木
 次期衆院選で、社民党県連(松本昭一代表)は11日、小選挙区での候補者擁立を断念した。96年に現在の社民党が誕生後、県連が候補者を擁立できなかったのは、同年の衆院選以来、2回目。

 県連は05年衆院選では、3区のみ女性候補を擁立し、今回も同じ女性に声を掛けたが、海外滞在中で擁立を断念した。また、5区で出馬に意欲を示す男性がいたため、検討していたが、最終的に「時間がない」として擁立を見送った。【戸上文恵】

3390名無しさん:2009/08/12(水) 11:57:46
http://www.shinmai.co.jp/news/20090812/KT090811ATI090021000022.htm
http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT090811ATI0900210000221.jpg

比例代表投票先 民主47%、自民20% 衆院選県内世論調査
8月12日(水)



 信濃毎日新聞社は11日、衆院選(18日公示、30日投開票)について、県内有権者を対象にした世論調査結果をまとめた。現時点での比例代表の投票先は民主党が47・0%と、自民党の20・3%に差をつけている。重視する政策の分野(二つ以内)は厳しい経済状況を反映し、47・6%が「景気・雇用」と回答。「高齢者福祉」の42・7%を上回った。

 調査は8〜10日、県内5小選挙区で計1500人を対象に実施した。

 比例の投票先は、民主、自民に続き、共産党5・3%、公明党4・6%、社民党2・5%、国民新党1・9%などの順。普段の支持政党は自民が25・8%と民主の23・9%を上回っており、今回衆院選比例では、自民支持層の一部が「離反」している傾向がうかがえる。

 衆院選の関心度(「非常にある」「多少ある」の合計)は88・4%。「郵政解散」に伴う2005年衆院選の公示前と比べると4・9ポイント低いものの、03年衆院選の同時期よりも12・8ポイント高く、関心は高い水準と言えそうだ。

 重視する政策は上位二つのほか「年金」(23・2%)、「教育・子育て」(19・6%)などが挙がった。

 小選挙区で投票する候補は57・9%が「決めている」「だいたい決めている」と回答。一方「まだ決めていない」も41・3%に上る。候補者個人と所属政党のどちらを重視するかについては「政党」が61・3%と、「候補者」(32・1%)を大きく上回った。

 自民、民主以外の政党支持率は共産4・0%、公明3・1%、社民1・7%、国民新党0・7%、新党日本0・3%−などの順。「支持政党なし」は38・2%。麻生内閣の支持率は17・5%で、「支持しない」は74・8%だった。

3391和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2009/08/12(水) 13:43:46
東京4区は石原聖康(故新井将敬の秘書)が出馬するみたいですね。
1万位の集票能力を持ってますからね。藤田陣営には朗報でしょうね。

東京1区(全国最多の7人での争い) 野沢哲夫
東京2区 田中博子
泡沫もにぎやかになってきたようで。

3392名無しさん:2009/08/12(水) 13:58:45
思ったより前原枝野との一致度が低い。議員が回答していない項目もあるのでその影響もありそうですが。
民主党の主な議員、他党党首クラスとも比較してみました。

衆院選毎日ボートマッチ、12日スタート
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/

自民41
民主76
公明54
共産74
社民71
国民57
みん61
改ク28
日本70
大地69
幸福51

鳩山56
小沢76
枝野66
野田89
菅 69
羽田86
岡田86
前原67

康夫81
綿貫40
辻元79
志位79

麻生33
太田43

宗男69
江田64
西村28
平沼48
大二郎53
大川きょう子49
唯一神48

3393 ◆ESPAyRnbN2:2009/08/12(水) 16:04:14
>>3391
港区の選挙看板、6枚までしか貼れない仕様だったなあ。
立て直しか。

3394名無しさん:2009/08/12(水) 16:17:51
各新聞社衆院選特集ページ

朝日http://www2.asahi.com/senkyo2009/
読売http://www.yomiuri.co.jp/election/
毎日http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/index.html
産経http://sankei.jp.msn.com/politics/election/election.htm
日経http://www.nikkei.co.jp/senkyo/2009shuin/
東京http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/
共同http://www.47news.jp/news/election/shuin2008/
時事http://www.jiji.com/jc/election?g=2009syuin&l=top

3395とはずがたり:2009/08/12(水) 16:22:36
>>3386
おお,郵政には反骨を貫いた野呂田の地元・直系指名候補だけど表面上はこの対応なんですね〜。
>秋田2区は郵政研が社民党元議員への支持を表明した
金田に流れる票がより川口に流れるという事はないかな?

>>3391
石原のブログと出馬表明日のエントリです。
此迄は平支持(平沼支持??)でやってきたけど渡辺新党で行くという決意表明か?!

石原聖康の、「 世の中平でなけりゃ!! 」。
http://blogs.yahoo.co.jp/andye1480

新たなる日本の夜明け!
http://blogs.yahoo.co.jp/andye1480/29913643.html

05年の都議補選が最後の選挙ですかね。

05大田区 欠員1-候補者6   有権者数 555,710人  投票者数 298,957人  投票率 53.80%
当 96,003 鈴木章浩 44 自民 新① 洗濯会社役員・区議(2期)…区議時代の海外視察報告書・HPで盗用があったと指摘さる。
▽ 89,519 田中  健 29 民主 新 党総支部役員・区議(1期)・みずほ銀行員
▽ 42,314 渋谷  要 73 共産 新 党地区副委員長・区議(10期) 
▽ 27,025 石原聖康 48 無所属 新 特定保険代理業・衆院議員秘書(新井将敬)・96年太陽党公認・05年無所属出馬落選
▽ 12,213 佐藤博己 57 無所属 新 医薬品販売会社長・財団評議委員・人事院職員。父は良平元都議(93年自民公認落選)
▽ 9,617 木村寛紀 29 無所属 新 携帯電話販売会社長。母は目黒区議

>>3392
おっ,毎日も始まりましたか。またやってみないと。

>>3393
なんと。。

3396 ◆ESPAyRnbN2:2009/08/12(水) 16:35:48
>>3392
ううむ。>>3392さんとは100%近くいきそうだなあ。

自民44 民主73 公明55 共産74 社民73 国民56 皆党56 改革21 日本71 大地70 幸福35

横路79 鳩山56 小沢66 玄葉68 恒三84 枝野59 野田78 長妻84 菅_70 岡田77 前原59
辻本79 重野72
亀泥61 綿貫36
康夫83
宗男70

穀田78 志位79
江田59
平沼47

町村39 昭一24 額賀49 石原28 伊吹38 谷垣16 秀直63 高村33 安倍42 邦夫20 麻生28
太田34 北側47

3397名無しさん:2009/08/12(水) 17:37:36
政策の一番目が積極的安楽死の実現か……。


公式HP
http://www.honshitsu.org/


http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090812/elc0908121701007-n1.htm
【09衆院選】新党本質、比例に2新人
2009.8.12 17:00
 臓器提供の推進や低所得者の医療費無料化を訴える政治団体「新党本質」(東京)の佐野秀光代表(38)は12日、札幌市で記者会見し、衆院選比例代表北海道ブロックに佐野氏ら2人が立候補すると発表した。

 名簿順位は、1位が佐野氏、2位が熊本県菊池市の主婦、本藤昭子氏(67)。候補を擁立するのは北海道ブロックだけという。佐野氏は「既成政党にない主張をしていきたい」と述べた。

3398山口新聞男:2009/08/12(水) 18:46:29
ミニ情報
山口4区の戸倉に対して、連合山口は推薦を出すものの
地協は「当選に向け努力する」とほぼ自主投票扱い
リアルタイムやまぐち(日テレ系の夕方ニュース)より

3399とはずがたり:2009/08/12(水) 19:11:50
>>3398
あざーすヽ(´ー`)/
帰省中で現地情報っすかね??

しかし安倍の圧迫の下できついのでしょうなぁ。。。
なんとか善戦に持ち込んで欲しいのだが。。

3400千葉9区:2009/08/12(水) 19:23:45
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810907310001
政権選択ふくおか 攻防の構図

【1区】 民主牙城に自民挑む
2009年07月31日

 衆院解散から5日後の26日。選挙区内の豪雨の被害地区に、自民の遠藤宣彦の姿があった。避難した住民に、今必要なものは何か、耳を傾けて回った。


 「有権者と直接話すことを心がけてきた」と4年間の活動を振り返る遠藤は、この1年で100回を超える意見交換会を開いた。


 東京都出身。前回衆院選の公示直前に擁立が決まった「落下傘候補」だったが、郵政民営化をひたすら訴えて善戦。比例九州ブロックで復活当選した。


 「郵政」のような風がない今回は地力が問われる。前回の推薦団体は6だが、今回は事務所の壁に約140枚の推薦状がびっしり。公明にも推薦願を出した。自民には逆風とされる中、「新しい人に政治をやって欲しいという声が大きい」と遠藤。


 今回の主張の柱は、「財源の裏付けのある安心社会実現」だ。そのために、消費税の使い道を福祉と子育て目的に限定すべきだと訴える。それによって、無駄な支出も抑えられるとしている。


 同じ26日の夜、市営団地の集会所。集まった20人の支持者に、7選を目指す民主の松本龍は静かに語りかけた。「政権を1回代えてみましょう。自民より民主が悪かったら、また選挙の時に代えましょう」


 政権交代を唱える言葉の中に、自民への激しい批判はない。「民主が政権を取っても与野党が対話をしていかないといけない。足の引っ張り合いや誹謗(ひ・ぼう)中傷をする時代ではない。政策の中身で議論していく政治にしたい」


 陣営幹部は「他党や他人を攻撃しないのが松本の政治信条」と語る。その姿勢もあってか、支持層は党派の枠を超えて幅広い。部落解放の父と呼ばれた旧社会党参院議員の松本治一郎が祖父。部落解放同盟や労組の支援を受け、建設業界、経済界にも浸透する。


 支援組織を固くまとめて選挙に臨むが、有権者と直接対話できるミニ集会も重ねる。県内の民主候補が次々に敗れた前回も、前々回より7千票増やして議席を守った。
 松本が議席を守り続ける「民主の牙城(が・じょう)」で、前回7千票差に迫った遠藤がさらに票を伸ばせるかが焦点だ。


 共産の内田裕は28日、支援者宅でミニ集会を開いた。「一部の大企業がもうかる政治ばかり追求してきた自公政治に審判を下す選挙だ」。集まったのは9人。擁立が決まった6月中旬以降、こうしたひざ詰めの集会を50回ほどこなしてきた。


 長崎市出身で両親が被爆した。体験談を聞いて育っただけに平和問題には必ず触れる。「埋没」も懸念される共産だが、政策論争で存在感を発揮したいという。
 幸福実現の宮崎道秀は消費税の廃止などを訴える。
=敬称略(垣花昌弘)


     ◇


 政権選択を最大の争点とする衆院選の公示が8月18日に迫り、同30日の投開票に向けて各陣営はしのぎを削る。県内11小選挙区の「攻防の構図」を見る。

3401千葉9区:2009/08/12(水) 19:24:20
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908030001
政権選択ふくおか 攻防の構図

【2区】 「実績」「交代」で火花
2009年08月01日

 「政権選択、今度は変えてみませんか、というキャッチフレーズそのものが脅威」


 当選12回の自民の山崎拓が危機感を募らす。幹事長や副総裁といった要職を歴任し、党を代表する存在だけに、民主が繰り出す「交代」のメッセージは、自らに直接響く。


 経済界や業界団体の支持を取り付け、組織固めを図る一方、支援者宅へのあいさつ回りや地域の行事回りといった「ドブ板」も辞さない。


 公明との選挙協力が勝敗の鍵を握るとみる。過去の選挙では必ずしも連携は十分ではなかったが、今回は、山崎を支援する経済界からも「比例は公明へ」との声が上がる。


 アピールするのは長年の実績だ。集会などで、地域の課題にとどまらず、「安全・安心」をキーワードに、対北朝鮮外交に必ず触れる所に、外交・安全保障政策通としての自負がにじむ。「戦争を知る世代として、まだやるべきことがある」と力説する。


 3258回。07年10月に立候補を表明して以来、民主の稲富修二が重ねたという街頭演説の数だ。週末ごとに「本人です。」と書いたたすきをつけて自転車をこぎ、交差点などでハンドマイクを握り、「変えないかんです」と訴える。前回の11区からの国替えで、低い知名度からの出発だったが、小学校区ごと50の公民館で開いているミニ集会は、3巡目に入ろうとしている。


 松下政経塾や米国留学での研究テーマは租税や経済政策。それもあり、「政権交代で予算を組み替え、税金の使い方を変える」と主張する。


 連合の推薦を受け、労組の集会であいさつするなど、団体への浸透を図るが、福岡都心部中心の2区では有権者の入れ替わりが激しい。無党派層の支持と「追い風」頼みの面も否めず、ボランティアや勝手連の動きに期待する。社民や国民新との野党共闘も支えに、幅広い層からの票の受け皿を目指す。


 共産の小林解子が政治の世界を志した原点は、平和問題だった。広島、長崎の原爆投下の日にちなみ、毎月6、9日に街頭に立って核廃絶を訴えている。


 派遣切りなど非正規雇用をめぐる問題や、社会保障の現状にも危機感を抱いてきた。同年代の若者の話に耳を傾け、労働者派遣法などの抜本的改正を説く。7月31日、商店街などを回りながら、「仕事は直接雇用、正社員が当たり前にしたい。国民の不利益になる政策の防波堤になり、利益になる政策の推進力になります」と声を上げた。


 幸福実現の佐竹秀夫は街頭で党の政策を訴え、支持拡大を図っている。
=敬称略(田中久稔)

3402千葉9区:2009/08/12(水) 19:25:08
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908030002
政権選択ふくおか 攻防の構図
【3区】 保守票巡り競り合い
2009年08月02日

「時間がたち、だいぶ盛り返してきた」。自民の太田誠一の陣営幹部は、今も巻き返しに必死だ。


 衆院解散間近とされた昨秋は、逆風が吹き荒れた。


 昨年8月に農林水産相に就任したが、食の安全を巡る「消費者がやかましい」発言や、事故米の不正転用問題で9月に辞任。直後は地元でも厳しい批判が相次いだ。


 その後は国会開会中も毎週末、地元に戻り、支持者や支援団体を回った。数十人単位のミニ集会も重ねた。


 7月26日、福岡市西区で開かれた集会では、地元住民約70人を前に、「行政改革担当大臣になった10年前から、公務員の削減に取り組んできた」と8期の実績を強調。県議や市議も道路整備などをアピール、「地元になくてはならない存在」と訴えた。


 公明との連携も重視する。7月5日の事務所開きでは、太田自ら「小選挙区は太田、比例は公明に」とあいさつ。集会にも公明の市議らが駆けつけた。


 民主の藤田一枝は03年に太田に競り勝ち、05年は敗れた。落選後、駅頭での朝の辻立ちや企業へのあいさつまわりなどを地道に続けてきた。出身母体の自治労を足がかりに組織票を固めつつ、保守層の切り崩しを目指す。


 「政権交代を実現し、自民党政治にメスを」という訴えは、郡部の農家など従来の自民支持者にも広がってきた。


 推薦団体の行政書士連盟が7月19日に開いた集会では、長年、自民に投票してきたという同会名誉会長が「国民を第一に考える人を国会に送らないと」と熱弁をふるう場面もあった。


 一方で、民主の政権担当能力を問う厳しい質問にさらされるようにもなった。7月23日夜、二丈町で開かれた集会では、参加者からは「高速道路無料化は本当に必要か」「財源はあるのか」との声が相次いだ。


 「民主党は経験がないことへの不安はあると思うが、政策をわかりやすく訴えていきたい」と話す藤田は今後、マニフェスト(政権公約)の浸透を図る。


 共産の川原康裕は27歳。共産が県内に擁立予定の候補者の中で最も若い。「若い力で政治の中身を変えたい」。7月27日午前、福岡市早良区西新でマイクを握ると、道行く人から「期待してるよ」と声をかけられた。7月中旬には若者だけの大型宣伝カーで3区を回った。将来への不安を抱える同世代の取り込みを狙う。「若いということで、歓迎してもらうことも多い」と手応えを感じている。


 幸福実現の吉冨安彦は、街頭での訴えを中心に支持拡大を図る。
=敬称略(仲村和代)

3403千葉9区:2009/08/12(水) 19:25:52
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908030003
政権選択ふくおか 攻防の構図

【4区】 組織力・地域浸透競う
2009年08月03日

 「今度の選挙は厳しい」


 7月11日、古賀市の国道3号に面した建物での事務所開き。5選をめざす自民の渡辺具能が、集まった支援者に苦境を説明した。


 自民党への逆風、共産党の不出馬、「郵政票」の離反、幸福実現党の登場。非自民の政党支持層が民主支持にまとまり、自民支持層も離れそうな情勢を、マイナス要因として数え上げ、危機感を募らせる。


 会場には4区内の公明党の県議、市議、町議らが顔をそろえ、連立政権の相方としての連帯感を強調した。党福岡第4支部連合長の県議、上岡孝生(粕屋郡区)は言う。「渡辺さんの選挙で、公明の市議、町議全員が集まった。かつてないことだ」


 1週間後、渡辺は宗像市で開かれた公明の国政報告会に出席し、共闘を訴えた。


 元運輸官僚で須恵町出身の渡辺は、小選挙区制度発足で「宗像、粕屋選出の国会議員を」と唱え、農業、漁業、商工業団体と地域に厚い後援会組織を築き上げた。「私が勝った方が、この地域のためになる」と訴えるのは、民主の古賀敬章を「落下傘候補」と意識してのことだ。


 古賀は山口県議(自民)を経て93年、中選挙区の旧山口1区で新生党から立候補し初当選。96年に元首相の安倍晋三に敗れ、参院の比例区で落選するなどした後、07年秋に4区への擁立が決まった。


 以来2年近くが過ぎたが、課題は知名度。地域の後援会づくりと街頭の「辻立ち」、企業回りなどで、「昨年秋以降、時間があったのはプラスに作用した」と話す。


 7月25日夕、志免町で開かれた時局講演会に元民主衆院議員で名古屋市長の河村たかしが訪れた。河村が93年衆院選で日本新党から初当選した「同期の縁」もあった。


 翌日夜、古賀は宗像市の宗像大社に近い地域の夏祭りで、バンド演奏に夫婦で聴き入った。「政権交代」に関心を示す支持者らに顔を見せるためだった。連合、労組関係者らの動きが活発化し、地域への食い込みも徐々に進む。一時、4区に擁立を決めていた国民新は比例区に回り、古賀を推薦する。


 古賀に地盤を引き継ぎ、陣営に入る楢崎欣弥は、00年と03年に渡辺に敗れて比例区で復活当選したが、05年は落選した。「去年の秋、遠くに見えていた背中が迫ってきた。これから追い抜く」と語る。


 幸福実現の鈴木幸治は、古賀市に事務所を構え、消費税廃止などを唱えて回る。
=敬称略(八板俊輔)

3404千葉9区:2009/08/12(水) 19:26:39
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908040001
政権選択ふくおか 攻防の構図

【5区】 2前職 3度目の激突
2009年08月04日

 自治会ごとの夏祭りがピークとなった1日夜、大野城市の祭り会場に、自民の原田義昭(はら・だ・よし・あき)の姿があった。浴衣姿の参加者らと笑顔で握手しながら言葉を交わし、名刺を渡していく。


 「夏祭りを回るのは毎年のことだが、(選挙が近い)今年は握手に少し力が入ったかな」。息つく暇もなく、約4時間かけて市内9カ所を駆け足で回った。


 7月初めには、5カ所で決起大会を開催した。壇上には農政連や医師会といった主だった推薦団体の幹部と公明の参院議員が並んだ。団体幹部から「当選すれば6期、大臣だ」、公明の参院議員は「選挙区は原田、比例区は公明」と連立与党としてのタッグを強調した。


 推薦団体の数は前回と変わらないという。だが、陣営幹部は「逆風の中、組織内に意見の違いがあるのを感じる。一歩も二歩も根固めが必要」と危機感を募らせる。原田本人も「小手先のことをやってもダメ、基本に立ち返るだけ」。ミニ集会の数はすでに前回を超えたという。


 民主の楠田大蔵(くす・だ・だい・ぞう)は、原田との3度目の対決に力が入る。「政権交代のためには小選挙区で勝つのが至上命題。これまで0勝2敗だけに、今回は進退をかけた正念場だ」


 追い風を票に結びつけようと、平日の朝夕は必ず街頭に立つ。選対幹部は「党がマニフェストを発表した直後、パンフレットをもらう列ができた。こんなこと初めて」と手応えを口にする。


 3日には、一度は推薦を断られた約150の団体に、改めて推薦願を出し始めた。「もともと昨年12月時点で要請したもの。しかし、政権交代が現実味を帯びている昨今の情勢を踏まえ、もう一度お願いすることにした」(選対幹部)というのだ。


 前回の選挙時にはゼロだった5区内の党の地方議員も県議2人、町議1人が誕生するなど、支持層は着実に地方に広がっている。07年の参院選では、民主候補の5区内の得票数が自民候補を初めて上回った。「自公政権の終焉(しゅう・えん)」を掲げる共産が今回、候補者擁立を見送ったのも好材料だ。


 幸福実現の鵤卓徳(いかるが・たく・のり)は、3期目の大野城市議。国防への危機感から「北朝鮮のミサイルから国を守る」という党の公約に共鳴し、党からの出馬要請に応えた。市議時代の支援者を核に支持拡大を図る。
=敬称略(尾立史仁)

3405千葉9区:2009/08/12(水) 19:27:14
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908050001
政権選択ふくおか 攻防の構図

【6区】 知名度に草の根 対抗
2009年08月05日

 「私は誇り高き久留米市民として、日本の政治を変え、自民党を根本から変える」


 1日夜、久留米市の石橋文化ホール。自民の鳩山邦夫は母方の祖父でブリヂストン創業者の石橋正二郎が市に寄贈したこのホールで、支援者らを前に演説し拍手を浴びた。


 前回、東京18区から国替えし、「落下傘」の批判をはねのけて当選。今回は校区ごとの後援会を整備し、ほぼ毎週末地元入りして支持を固めてきた。「かんぽの宿」の売却問題や総務相辞任でメディアでの露出度もアップ。街頭演説では子どもからも「テレビに出てる人だ」と声をかけられ、携帯電話のカメラで一緒に写真撮影を頼まれる。


 6区内は農業が盛ん。民主がマニフェストで約束する戸別所得補償に対抗し、集会で必ず「従事者が正当な報酬を得られる農業の実現に取り組む」と訴える。総務相時代にブロードバンドを全国各地に整備する事業などを進めたことを挙げながら、地方重視の姿勢と実績もアピールする。


 一方で、陣営は「厳しい戦いになる」と気を抜かない。「当選10回と言っても、6区ではまだ1回。2回目の選挙が正念場だ」と引き締める。


 「草の根が選挙の原点です」。7期目を目指す民主の古賀一成は、従来と変わらず街頭演説や企業回りなどを地道に続け、支持拡大を図る。


 柳川市に生まれ、父親は市長も務めた。「この筑後で生まれ育った。30年前の筑後川、クリーク、秋になれば豊かに実る元気な農村、全部記憶にあります」と演説で強調する。母親の実家が久留米市で親類が多いことや、伝統校の明善高に通ったことなどで「地元の一成」を広く売り込む。街頭の遊説では、「イッセイさん」と気軽に声をかけられることも。


 旧建設省で官僚として道路行政に携わった。事務所内に張られた推薦状には建設業者からのものもある。「(官僚時代に)全国に先駆け、久留米市の明治通りの電線地中化を進めた。ばらまきではなく知恵でいろいろできる。本当の行政改革をやりたい」と主張する。党が脱官僚路線を掲げる中、官僚経験がある政治家としての強みを自負する。


 「有権者の皆さんが1票でおかしい政治をただし、新しい政権を生み出す主権者であることを示すべきだ」と政権交代の必要性を強く訴える。


 幸福実現の佐藤浩は、西鉄久留米駅前での辻立ちなどで浸透を図る。
=敬称略(矢島由利子、小浦雅和)

3406千葉9区:2009/08/12(水) 19:27:47
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908060001
政権選択ふくおか 攻防の構図

【7区】 自民大物に民主迫る
2009年08月06日

 豪雨に法被ごとずぶぬれになりながら、大牟田市の夏祭り「大蛇山まつり」で踊りの列に加わり、炭坑節を器用な手つきで踊る。午前中は、市内のホテルで開かれた選対幹部会で決意表明。翌日は、みやま市で元校長らの「勝手連」が主催する集いで講演すると、その足で大牟田市内のホテルでJR関係者らの励ます会に臨む。


 自民の古賀誠の7月末の週末の日程の一部だ。10選を目指し、従来になくめまぐるしい動きを見せる。党選対委員長を辞任した後は目に見えて地元滞在日数が増えた。


 古賀が踊りに加わっていた頃、民主の野田国義は、近くの商店街で名刺配りに余念がなかった。配った名刺は2時間で約500枚。その2時間ほど前には、筑後市のJR羽犬塚駅前の交差点で、「一緒に勇気を持って立ち上がりましょう」と呼びかけた。通り過ぎる車の20台に1、2台が運転席から手を振り、クラクションを鳴らしながらガッツポーズをした。


 組織の引き締めを図る古賀に対し、野田は足で稼ぐ。八女市長を4期途中まで務めた実績から八女市郡、筑後市を固め、大牟田、柳川両市などに攻め込む作戦だ。ノリ養殖業者など古賀の支持基盤の厚い柳川市で先月19日に開いた集会には約1100人が集まった。


 自民幹事長なども歴任した大物、古賀を相手に、民主は「政権交代の象徴的な選挙区」と位置づける。党代表の鳩山由紀夫が幹事長時代に3回、選挙区を訪れたのをはじめ、岡田克也、小沢一郎ら幹部も次々とてこ入れに入った。


 一方、古賀陣営は「前回より目減りしていた部分は回復した」(蔵内勇夫・北筑後選対本部長)。出足で勢いを見せた野田と、巻き返す古賀との激しい戦いが続く。


 野田陣営では先月30日、大牟田地区の「活動家決起集会」が開かれ、連合幹部が約70人の活動家を前に「お盆までが勝負」と檄(げき)を飛ばした。動きが鈍いといわれてきた労組にもようやくエンジンがかかってきた。古賀陣営も今月3日、経済界など推薦団体の幹部約400人を集めて「激励大会」を開き、支持固めに乗り出した。


 野田が、八女市郡で古賀の地盤をどれだけ切り崩し、大牟田市で支持を広げることができるか。今回、立候補を見送った共産や、公明の票の行方も結果に影響しそうだ。


 幸福実現の林孝宣は、車で選挙区内を回る活動を続けている。
=敬称略(田中良和、岡田玄)

3407千葉9区:2009/08/12(水) 19:28:25
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908070001
政権選択ふくおか 攻防の構図

【8区】 首相に挑む共闘態勢
2009年08月07日


 6日、飯塚市のコスモスコモン前。首相になって初めて地元入りした自民の麻生太郎は、聴衆に語りかけた。「この国をどうしたいのか、落ち着いて考えてほしい。政権選択ではありません、政策を選択してください」


 首相として迎える総選挙はこれまでとは勝手が違う。「下手に動けば、解散かと勘ぐられる」と陣営は事務所開きを6月下旬まで延ばした。


 応援演説で全国を駆け回る麻生の代わりとして期待されているのが、長男将豊だ。「顔やしぐさが、若い頃の太郎さんにそっくり」と支援者の評判もいい。7月初めから支援者回りなどを続ける。同月下旬に開かれた地元県議の県政報告会にも出席し、「今回の選挙は大変厳しいものになる」「今まで以上のご支援を」と訴えた。


 前回は、麻生が約14万5千票を獲得し、民主候補に5万7千票以上の大差をつけた。だが、得票率では、「郵政選挙」で自民に追い風が吹いた中で、民主候補が1ポイント以上増やした。旧炭労に象徴される革新系が勢力を誇った地域。7月の都議選で民主が圧勝した流れもあり、今回は差が縮まると両陣営ともみる。麻生陣営の選対幹部を務める県議の江藤秀之も「総理の選挙区は横綱相撲でなければおかしい」と危機感を募らせる。


 「あの人にお世話になっているからとか、そんなことではなく、現状か未来かで選んで下さい」


 民主の山本剛正は「政権選択選挙」と位置づけ、麻生支持者の切り崩しを図る。


 東京都出身。商社勤務などを経て、1年9カ月前、縁もゆかりもない福岡8区に入った。医療や福祉、教育の問題や格差是正を訴えて自転車で回り、街頭演説は3千回を超えたという。「最近は通行人が手を振ってくれたり、差し入れしてくれたりするようになった」と手応えを感じる。


 連合福岡の仲介で社民との協力態勢もできた。前回2万票以上を獲得した共産が今回は擁立しないことから、共産票の受け皿を期待する。


 選対本部長で県議の吉村敏男は「地盤、看板、かばんのいずれも首相とは赤子と大人の差」とし、「対麻生ではなく、『自民対民主』という構図をつくりたい」と話す。
 幸福実現の大塚祐子は消費税廃止などを唱える。
=敬称略(矢嶋友輝)

3408千葉9区:2009/08/12(水) 19:29:09
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政権選択ふくおか 攻防の構図

【9区】 浸透狙い企業・労組へ
2009年08月08日

 北九州市八幡東区のホテルで6日開かれた自民・三原朝彦の総決起大会。新日鉄と関連企業の約800人のほか、安川電機など地場の企業関係者約700人が会場を埋めた。


 街頭演説を終えて駆けつけた麻生太郎には「頑張って」「総理!」と声援が飛び交い、頭を下げる三原も万雷の拍手に包まれた。「思ったより集まった。自民の政策は時間さえかければわかってもらえる」。選対幹部は興奮気味に話した。


 自民への逆風の中、三原陣営は攻めの活動を展開。解散後200回の集会開催を目標に、中小零細企業を含め、地場企業回りに力を入れる。


 三原は毎朝5時には起床。企業の朝礼、ミニ集会を回って笑顔で握手を重ねながら、「ものづくりの街北九州から、日本を元気にする」と声をからす。高速道路割引、エコカー減税など、麻生政権のとった自動車産業活性化策で「景気は上向きつつある」と実績を強調する。


 前回は郵政選挙の風もあって勝利したものの、三原はその前3回、民主の北橋健治(現北九州市長)に競り負けた。その北橋の後継が元外務官僚の緒方林太郎だ。三原と同じ東筑高校卒で、選挙初挑戦の36歳。三原が東京都議選の結果を受け、「若くて民主、新人なら通る」と分析した条件をすべて備えている。


 緒方は「地方選の結果を見ると変化を希求する思いをひしひしと感じる」と手応えを表現する一方、「政権交代、世代交代の風を起こしたいが、風を前提には考えない」と気を引き締める。


 「かくも多くの皆様に力をつけていただき万感の思い」。連合北九州地域協議会が呼びかけ、民主、社民、国民新の関係者を含め約3千人が集まった5日の集会で、緒方は感極まったように話した。


 緒方は朝の辻立ちから、自転車で街宣をこなし、午後は支援者の集まりに顔を出したり、労組集会を回ったり。6月以降、約30の労組集会に足を運び、労組側の訴えにも耳を傾けてきた。「官僚出身だからこそ、税金の無駄遣いがなくせる。政権交代、世代交代を9区から」が合言葉だ。


 共産の青木信恭は、旧戸畑区職員から党専従に転じ、約40年間裏方として選挙戦を支えてきた。立候補は想定外だったが、「若者の反応がこれまでとは違う」と手応えを感じている。民主中心の政権を見据え、「憲法9条改悪や消費増税が論議されたとき、待ったをかけるのが役割だ」と言い切る。


 幸福実現の八野知子は北朝鮮のミサイル問題などを憂え、国防問題での不安解消を訴えている。
=敬称略(永井真紗子)

3409千葉9区:2009/08/12(水) 19:29:51
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政権選択ふくおか 攻防の構図

【10区】 自公に的 「3本の矢」
2009年08月10日

 「公明党との信頼感はしっかりしたものになっている。両方が小選挙区、比例区のそれぞれで勝てるよう配慮してほしい」。6日昼すぎ、北九州市のJR小倉駅前。麻生太郎を待つ大勢の前で、自民の西川京子は訴えた。選対幹部が「前回の『風』の代わりに今回は公明」と解説した。


 熊本を地盤に比例区で2度当選した後、郵政民営化に反対した自見庄三郎(現国民新党副代表、参院議員)への「刺客」として送り込まれたのが4年前。「5千票も取れるか不安だった」


 だがミカン箱での演説が話題を呼び、当時首相の小泉純一郎が訪れた小倉駅前には1万人ほどが集まった。敗れた民主の城井崇は「あれで潮目が変わった」と振り返る。


 風向きが正反対の今回、西川陣営の選対幹部は「しっかりした組織選挙をしないと」と引き締める。前回は大半が自見の応援に回った市議に対し、党県連は2月の市議選で公認する際、「総選挙で党公認候補を応援する」という内容の誓約書を提出させた。


 仕上げが前回自主投票の公明。比例で1議席増を目指す公明との思惑が合致し、推薦を得た。政治信条から、他の自民候補のように「比例は公明に」と明言しなかった西川も協力を呼びかけ始めた。


 麻生が北九州入りした日の夜、城井は小倉南区の陸上自衛隊駐屯地で市民との交流イベントに参加していた。会場には西川や自民党県議らの姿が。城井は「普通、民主党の議員は来ないですよね」と苦笑いした。


 西川に敗れてから4年間、五つある後援会を中心に地域でのミニ集会などを精力的にこなした。「自民支持層にも政権与党に不満を持つ人は少なくない」と、従来は疎遠だった組織や団体にも積極的に接触を重ねてきた。


 その象徴が、かつて自民の支持基盤だった旧特定郵便局長。元郵政相の自見の力添えで、旧特定郵便局長やOBとの勉強会、局長夫人や地域住民との集まりに何度も顔を出す機会を得た。


 「3本の矢」。城井はそう表現する。民主と国民新と社民。陣営は「城井だけではなく、自見にとってのリベンジでもある」と意気込む。


 今の流れだと民主党が政権を取るかもしれない――。共産の篠田清は3日夜、小倉南区の市民センターで、20人ほどの支援者に語りかけた。


 「現実の流れを黙っているのは不誠実。そうなった時の役割を踏み込んで語った方がいい」。民主の後期高齢者医療制度廃止には賛成、消費税が増税される場合などには反対する姿勢を示し、「共産党は建設的野党だ」と訴える。


 幸福実現の川上憲信は駅前での演説や宣伝車で、党の知名度向上を図っている。
 =敬称略(岩田正洋)

3410千葉9区:2009/08/12(水) 19:30:31
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000810908110001
政権選択ふくおか 攻防の構図

【11区】 「山本票」の行方注目
2009年08月11日

 公示まで2週間余りとなるなか、選挙戦の構図が激変した。7月31日夜、山本幸三を比例九州ブロックに転出させ、武田良太を公認するとの自民党本部の決定が伝わると各陣営に衝撃が走った。この16年間で5度対決してきた両陣営。前回、7万8千票余りを獲得し、比例復活した山本の票がどう動くのか、注目されている。


 党本部の決定から一夜明けた今月1日、山本は豊前市などで開いた集会で、土下座して謝罪。比例区転出への理解を求めた。だが、支持者の思いは複雑だ。長年、山本を推してきた行橋市議は「比例区は自民党と書くしかない。でも小選挙区は今さら武田とは書けんよ。ずっと戦ってきた相手なんだから」。


 ただ、斎藤周三・行橋市後援会長は「比例区に全力を注ぐが、自民党員である以上、選挙区では割り切って武田を応援せざるをえないだろう」と語るなど、陣営内の対応は様々だ。


 一方、武田は7日午後、浜田靖一防衛相や公明の東順治副代表を招き、みやこ町などでフォーラムを開いた。同町の豊津公民館では約500人の支持者を前に、東が「選挙区は武田、比例区は公明をよろしく」と力を込めた。


 武田も「公明党と一緒に全力で戦う」とこれまで通り二人三脚で選挙戦を展開する覚悟を改めて示した。郵政民営化法案に反対し、無所属で立った前回、逆風の中での449票差の勝利は、公明との結束抜きには語れない。


 社民の山口はるなは8日、応援に来た福島瑞穂党首と豊前、川崎、行橋の各市町で街頭演説。「暮らしを変えるためには政治が変わらないといけない」と政権交代を唱えた。


 県内唯一の党公認の立候補予定者。民主、連合福岡の推薦を受け、選挙区をくまなく回る。4月から、国政を語る会を14〜15カ所で開催、各地区の労組員らとひざを交えて支持を訴えている。


 連合福岡傘下の労組の中には当初、拒否反応を示す組合もあったが、「政権交代を」との目標は一致しており、連合福岡幹部の仲立ちで労組を回るなどして浸透を進める。


 行橋事務所の古賀靖典事務局長は「選挙区の事情が大きく変わったが、山口本人の動きが変わることはない。山本票がどう流れるのか読めないし、まずは自陣営の足元をしっかりと固めたい」と話す。


 共産の山下登美子は、立候補表明が遅かったが、すでに選挙区内を一巡し知名度アップに力を入れている。ミニ集会や辻立ちで「自公政権を退場させる審判を」と強調。選挙区、比例区とも2万3千票の獲得を目指し、地道にミニ集会を重ねている。陣営幹部は「行き場を失った山本票の一部でも流れてくれればいいのだが」と語る。


 幸福実現の小迫日出典は消費税の撤廃などを訴え、支持拡大に努めている。
=敬称略(安楽秀忠、坂本康浩、奥正光)

3411千葉9区:2009/08/12(水) 19:31:17
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政権選択ふくおか 攻防の構図

【比例区】 守勢自民に野党強気
2009年08月12日

 どの政党が政権の座に就くか。政権選択が問われる今回の衆院選では、小選挙区だけでなく比例区での得票も、今まで以上に注目される。県内での戦いを見る。


 「05年衆院選の91万票は死守したい」。自民の新宮松比古県連会長は強気の目標を掲げる。


 だが、過去の得票を見ると、03年衆院選70万票、04年参院選57万票、07年参院選55万票と、郵政選挙で自民に追い風が吹いた05年が特別だったことが分かる。


 小選挙区での戦いが厳しいほどに、連立与党の公明への期待は高まり、自民の立候補予定者は「比例は公明」との呼びかけを強める。新宮会長も「それをやめろとは言えない」と複雑な胸中を明かす。 その公明は、比例九州ブロックに計5人を擁立。解散前の3議席から4議席への上積みを目指す。過去の国政選挙では県内は40万票前後で、05年衆院選は48万票だが、今回、それを上回る55万票が目標だ。連立与党に逆風とされるだけに、小選挙区で推薦した自民の立候補予定者8人と、「パートナー宣言」と題する文書を初めて交わし、連携を確認。自民に選挙協力の強化を求める。


 そんな状況に、「公明にも票が流れる中で、自民は前回の3分の2くらい取れればいいのでは」との見通しを示す自民県連幹部もいる。


 民主は、県内での比例の獲得目標について、100万の大台を「最低ライン」(助信良平県連幹事長)に挙げる。小選挙区で届かなかった候補者全員の復活当選を期すのが狙いだ。


 郵政の逆風が吹き荒れ、小選挙区での獲得議席を03年の5から1に減らした05年衆院選でも、比例区は78万票で、03年とほとんど変わらなかった。07年参院選は、県選挙区の得票が100万票を超え、比例区も82万票だった。今回の目標について、「有権者の期待の大きさを踏まえると現実的な数字」と助信幹事長。比例単独候補の擁立のほか、小選挙区の候補者や、県内入りする党幹部の活動が支持拡大につながるとみる。


 社民は、07年参院選の比例得票数を2倍にした21万票を目標に据える。比例九州ブロック全体で80万票に乗せることで、2人の当選を期すためだ。社民になって以降の過去8回の国政選では、00年衆院選の27万票が最高だが、03、05年の衆院選でも16万票台を維持し続けていることから、豊島正章・県連合幹事長は「十分可能な数字」とみる。小選挙区で民主との全県的な共闘態勢が整い、擁立は福岡11区だけだが、党所属の地方議員が宣伝カーで県内各地を回る。


 共産は、比例九州ブロックで65万票、県内で28万票を目標に掲げる。今まで県内全選挙区での擁立を続けてきたが、今回は、11選挙区中6選挙区に絞る。比例と重複で立候補予定の3人は、週に2回は空白区に入り、街頭演説をしている。他の立候補予定者も、比例を重視した訴えを続ける。


 国民新は、北九州市を地盤とする参院議員の自見庄三郎党副代表が、地元で支援を訴えるほか、擁立を予定していた候補者を比例に転出させた福岡4区で、民主に協力を求める。


 幸福実現は、県内全選挙区に擁立した立候補予定者と比例区立候補予定者が支持拡大を訴える。
=おわり

3412千葉9区:2009/08/12(水) 19:33:36
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000330908070001
「佐藤票8万」当落左右 
2009年08月07日

 岐阜1区で、自民と民主の両陣営が約8万票の行方に気をもんでいる。05年の前回衆院選で、復活当選した佐藤ゆかり氏(今回は東京5区に国替え)が獲得した票だ=表。逆風で票の積み上げが厳しいとみる自民は「大半が民主に流れるのでは」と危機感を募らせる。(石倉徹也)


◆自民危機感、民主は攻勢
 前回、郵政民営化に反対した野田聖子氏は、対立候補となった自民公認の佐藤氏に無所属で競り勝った。野田氏の自民への復党で佐藤氏が去った今回、自民も民主も残された「佐藤票」が当落のかぎを握るとみる。
 野田陣営の幹部は「5万票は民主に流れる」と悲観的だ。佐藤票には、自民と公明の基礎票も含まれているが、「反野田」の意思表示でもあるからだ。獲得できるのは1万票程度で、残りの2万票は棄権すると見込む。
 すでに、佐藤氏を応援した自民支持者の一部は、今回は民主新顔の柴橋正直氏の支援に回ることを決めている。2日には岐阜市中心部の白山校区の約80人が「しがらみのある自民の体質に疑問を感じた」と、柴橋氏の地区後援会を立ち上げた。関係者によると、こうした動きは今後も続くという。
 別の野田陣営幹部は「これまで野田は9万票を確実にとっている。だが、裏を返せば、それ以上は増えようがない」と打ち明ける。もともと味方になるとは思っていない8万票よりも、投票率が気がかりだという。
 「野田95000、柴橋90000」。幹部が見せた鉛筆の走り書きにはそう記してあった。想定した投票率は60%(投票数約20万)。前回05年の70・45%(同約23万)まではいかないが、03年の56・90%(同約18万)より高いという見立てだ。
 投票率が想定より高いとどうなるのか。有権者を約32万人と考えると、1ポイント上がるたびに投票者数が3200人増える計算だ。「佐藤票のうち2万票は棄権する」と想定した幹部は言う。「投票率が上がる分だけ民主に乗る。危険な2万票だ」
 一方の民主。柴橋氏の前回の得票は4万票に届かず惨敗だった。比例では1区内で約7万3千票を得たことを考えると、完全に野田氏と佐藤氏の戦いに埋没したとみられる。
 だが、今回は追い風もあり、佐藤票の大半が流れてくると期待する。やはり「反野田」の現れとみる陣営は、佐藤氏を応援した人たちが多かった地区を重点的に攻勢をかけている。柴橋氏は「(8万票のうち)手応えを感じているのは、まだ半分にも達していない」と言うが、「佐藤さんの支持者は、岐阜市の変化を期待した人。現状を変えようとする点で、民主と一致できる」と自信を見せる。
 柴橋陣営が想定する投票率は65%。自民の言う「危険な2万票」が獲得できれば、「野田氏と数千票差の接戦に持ち込める」(陣営幹部)とそろばんをはじく。



05年衆院選岐阜1区の得票数
 野田聖子  96985票
 佐藤ゆかり 81189票
 柴橋正直  38349票
 小川 理   9970票
   (投票率 70.45%)


◆共産・小池議員「政策実現を」
 共産党政策委員長の小池晃参院議員が6日、岐阜市の名鉄岐阜駅前で遊説し、「今回の選挙で自公政権が終わりになり、今までできなかった政策を実現していくことができる。わくわくする選挙だ」と訴えた。
 岐阜1区から立候補予定の鈴木正典氏と大須賀志津香県議とともに、約300人(主催者発表)を前に、小池氏は「税金の使い方を見直し、医療や教育、社会福祉を立て直そう」と呼びかけた。民主党については「後期高齢者医療制度の廃止、労働者派遣法の見直しなど一致する政策も多い。(民主党に)積極的に提案し、実現することを約束したい」と民主との一部協力についても触れた。ただ、「改憲や非核三原則の見直し、議員削減など民主党の政策も危ない」と批判も忘れなかった。
 共産党は、県内5小選挙区のうち1区以外は公認の候補者を擁立しない予定。

3413千葉9区:2009/08/12(水) 19:34:02
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000330908050001
広い4区 願いも地域差
2009年08月05日

◆北部…道路整備 南部…年金・雇用
 北は富山、南は愛知。南北約120キロに広がる岐阜4区には山間部もあれば、名古屋に通う会社員が住むベッドタウンもある。取り巻く環境の違いなどで有権者の要求も異なり、立候補予定者はどう政策を訴えれば効果的なのか、と頭を悩ませている。(徳永猛城)


 岐阜4区は広い。県内面積の6割に当たる約6千平方キロメートルで、15選挙区ある愛知県よりも広い。
 立候補を予定する自民前職の金子一義氏は、高山を中心に北部に支持者が多いが、今回は可児市など南部の集票にも力を入れる。逆風が強く、無党派層の多い同市周辺のてこ入れが必要だという。
 05年の郵政選挙では、無党派層が支持したとみられ、自民は、可児市の比例票が03年(合併前の兼山町を合算)に比べて約4千票増えた。今回は、その逆を懸念している。
 ただ、金子陣営の幹部は「地域での違いがものすごくある」と困惑する。山間部が多い北部では、道路整備などのいわゆる「ハード面」への期待が高く、名古屋への通勤圏内である南部は、雇用対策や年金など「ソフト面」の要求が高いという。
 国土交通相の金子氏は、北部では、東海北陸道の全線開通や4車線化などの「実績」を強調しやすい。だが、南部では受け入れられるのか。陣営によると、解散直後から、大臣公務を終えると可児市で1日に11カ所の集会をこなすなど、「今までにない動き」をしている。道路行政よりも、雇用や景気対策に重点を置いて話すという。高山で事務所開きをした2日は、その日のうちに可児の事務所にも駆けつける気の使いようだ。
 大臣を担いでの選挙に、幹部は「北から1人。南から1人。相手に復活を許すのは避けたい」と話した。
 一方の民主新顔の今井雅人氏。南部に多い無党派層の支持を期待する。道路整備などの公共事業については「昔のように進めれば、財政が破綻して社会保障が壊れる」と主張している。だが、主張が強いほど、北部の支持は得にくくなるという。このため、「必要な道路は作るのが地方から国政に出る者の役割」と配慮をみせる。
 北部での今井氏は、街頭演説で支持を呼びかけるスタイルではなく、小さな集会で「無駄使いをやめることが、年金や医療、少子化対策につながる」と理解を求めているという。
 南北の有権者数はそれぞれ約17万人。勝つためにはどちらの票も必要だが、今のところ両陣営とも決めては見つかっていないのが実情だ。

3414千葉9区:2009/08/12(水) 19:46:43
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080502.html
政治変動<広島1区> 自民「かつてない激戦」 '09/8/5

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 30日投開票の衆院選の公示(18日)まで2週間と迫った。政権を懸けた4年ぶりの決戦を前に、前哨戦が熱を帯びる広島県内の7小選挙区の情勢と構図をみる。(衆院選取材班)

 ▽民主、無党派層を狙う

 2005年の前回衆院選まで過去4度の小選挙区の戦いは、自民党前職の岸田氏が議席を守り抜き、他候補の比例代表中国ブロック(定数11)での復活当選も許さなかった。この4年で念願の入閣も果たした岸田氏だが、党に吹き付ける逆風に「かつてない激戦」と危機感を隠さない。

 系列の自民党県議は「従来の支援者からでさえ『比例は自民に入れない』との声をたくさん聞いた」と話す。そんな状況を6期目を目指す岸田氏自身も肌身で感じている。「できるだけ多くの人に生の訴えを聞いてほしい」と初当選以来続ける街頭演説を増やした。地域の会合や行事もこまめに顔を出す。

 追う民主党新人の菅川氏。昨年9月の第1次公認から漏れ、第3次で公認を得たのは今年2月。陣営幹部は「昨秋、選挙になっていたら相当厳しかっただろう」と打ち明ける。今春以降、小沢一郎代表代行や新党日本の田中康夫代表の来援も得ながら、後援会や連合広島傘下の労組の支援態勢を整えた。

 政権交代を旗印に掲げる党を前面に出し、自転車で回ったり、商店街を練り歩いたりして無党派層への浸透を狙う。立候補表明が解散後だった前回の得票は岸田氏の55%。菅川氏は「まだ差は大きくは変わらない、と思っている。だが、風を取り込めれば逆転は可能だ」と意気込む。

 二大政党に、党の消長を懸ける共産、社民両党が挑む。共産党新人の藤本氏は、労働者派遣法改正や後期高齢者医療制度の撤廃を掲げる。「自公政権の退場」を訴え、民主党との政策の違いも強調する。社民党新人の上村氏は、中国地方の小選挙区で唯一の同党公認候補。広島市中心部での街頭演説にこだわり、被爆地から護憲の訴えを強めている。

 幸福実現党新人の山本氏は減税などの政策をPRする。無所属新人の中村氏は大学入試全廃を訴える。6人が立候補を予定するのは中国地方の小選挙区で最も多い。

3415千葉9区:2009/08/12(水) 19:47:15
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080601.html
政治変動 <広島2区> 3度目対決、自民危機感 '09/8/6

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 ▽民主、地域回りを徹底

 「逆風ではない。暴風雨だ」。自民党前職の平口氏は3日夕、広島市佐伯区での集会で支援者約100人を前に、有権者から寄せられる党への厳しい声をこう言った。

 集会の出席者からも「麻生降ろし」などでドタバタ劇を繰り返した党への不満が噴き出す。「謙虚に反省し、直すべきは直してご期待に応えたい」。平口氏は深く腰を折った。

 危機感を募らせる平口氏は週末だけでなく、平日の昼間にも主婦や中高年の支援者を集めた集会を開く。毎朝のように、JR駅前や国道沿いに立ち、各地の行事に顔を出す。公示後には自転車での遊説も初めて計画するなど、「やれることは何でもする」(陣営幹部)との姿勢である。

 平口氏と民主党比例前職松本氏との対決は2003年、05年に続く3度目となる。

 03年は、自民党系が国土交通省OBの平口氏を含む3人立候補し、松下政経塾出身の松本氏が次点の平口氏に約2万票差をつけて初当選した。05年の「郵政選挙」では平口氏が、約1万7千票差で雪辱を果たし、初の議席を獲得した。松本氏は比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選した。

 松本氏は前回、敗れはしたが、獲得票数を前々回に比べ3万票余り伸ばしていた。そして今回、「街頭での有権者の反応はさらによくなっている」と手応えを口にする。各駅前や大型商業施設近くでの街頭演説を重ねる以外は、地域を隅々まで巡る活動を徹底し、政権交代の必要性を訴え続けている。

 「選挙は企業の営業活動に近い。新規の顧客を開拓しないと票は伸びない」と陣営幹部。佐伯区や西区の住宅密集地を中心に、無党派層への浸透拡大を図っている。一方で、国民新党の推薦を得たことで郵便局長たちでつくる政治団体が支援を決定。連合広島傘下の労組も活発に動くなど手堅い支援組織も持つ。

 今回、共産党は比例代表重視の戦術から、2区への候補者擁立を見送った。前回は新人が約1万3千票を得た。同党が「自公政権を終わらせる」と掲げる中、両陣営とも「共産票」の多くが、民主党に流れるとの見方を示す。

 幸福実現党新人の宮内氏は消費税の廃止などを訴えている。(衆院選取材班)

3416千葉9区:2009/08/12(水) 19:47:43
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080803.html
政治変動<広島3区> 民主「郵政」で北部強化 '09/8/8

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 ▽自民、比例との結束図る

 自民党比例前職の増原氏は3日、広島市安佐南区で開いた選対会議で、党への逆風を組織戦でかわす決意を示し「ひと声運動や推薦はがきが、非常に重要となってくる」と後援会幹部に念を押した。

 2003年から自民党は3区で、小選挙区と比例代表中国ブロック(定数11)で候補者を選挙ごとに入れ替える「コスタリカ方式」を、増原氏と自民党前職の河井克行氏(46)の間で導入してきた。

 党本部は昨秋、「組織の弱体化を招く」として同方式の廃止を打ち出したが、「今回限り」「2人の協力態勢構築」を条件に継続を認めた。

 増原氏にとって6年ぶりの3区での戦い。「ポスターが古いまま」「高齢化で集会が開けない」。当初、支援者には不満や戸惑いもくすぶり、「一から出直すつもりで回った」と秘書は言う。

 比例に回る河井氏との協力態勢づくりも課題だ。2人は過去2度3区で対決した経緯があり、しこりも残る。1996年は自民党の河井氏が新進党だった増原氏を破り、00年は無所属で立候補した増原氏が雪辱、自民党入りした。

 3日に立ち上がった増原氏の選対本部で顧問に就任した河井氏。ここにきて、後援会会員に増原氏のビラを配り始めた。党への逆風の危機感から「結束」へとかじを切る。

 前回に続く挑戦となる民主党新人の橋本氏。党のイメージを前面に出し「政権交代」を訴える。6月以降、鳩山由紀夫代表、前原誠司副代表たちが次々と3区入り。党の「重点区」と位置付けている。

 「選挙区北部の強化が鍵。北部だけで1万票を上積む」と陣営幹部。公示5カ月前に擁立が決まった前回、安芸高田市と山県郡2町で、河井氏と無所属で立候補した石橋良三自民党県議(61)の獲得票を合わせると約1万8千票差をつけられた。

 自民党支持が根強い北部で肩を並べれば、無党派層が多い広島市部でひっくり返すことができる、との戦略を描く。

 国民新党の推薦を得たことで郵便局長たちの政治団体がバックアップに回る。郵政関係者の紹介でこれまで足場がなかった北部でもミニ集会を繰り返す。「今まで入れなかった地域で顔を見る」。増原氏の陣営は警戒を強める。

 前回、争った社民、共産両党が候補者擁立を見送る「追い風」も吹く。「日に日に民主党への期待を感じる。ただ、風だけでは勝てない」と話す橋本氏は一方で、落選後の4年間、ひたすら地域を回ってきたと自負もにじませた。

 幸福実現党新人の日高氏は、消費税廃止などの政策を訴える。(衆院選取材班)

3417千葉9区:2009/08/12(水) 19:48:21
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080902.html
政治変動<広島4区> 市長選しこり 自民懸念 '09/8/9

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 ▽民主、集会重ね手応え

 10選を狙う自民党前職の中川氏に、民主党新人の空本氏が挑む。都市、農村部を併せ持つ選挙区は政策の争点が幅広く、支援の構図は、過去の市長選の恩讐(おんしゅう)が複雑に絡み合う。

 中川氏は、県内で立候補を予定する自民党前職では最多当選。2005年の前回衆院選まで過去4回の小選挙区は、次点に約7万〜4万票差で圧勝した。だが、今回の情勢は「黄信号」と自ら分析し、危機感を抱く。

 小泉、安倍政権では党の国対委員長や幹事長を務めたが、麻生太郎首相とは政策面などで対立を深めた。先頭に立った「麻生降ろし」は不発で、地元でも賛否が分かれた。

 中川氏は、地元に張り付き、基盤固めを続ける。党内有数の政策通で、公務員の天下り禁止や社会保障の充実を主張。消費税増税には慎重な考えだ。「政治生命の総決算となる戦い。政策で選んでほしい」と訴え、民主党のマニフェスト(政権公約)の財源批判を展開する。

 一方の空本氏。03年の衆院選から3度目の挑戦となる。日ごろから選挙区を車や自転車でくまなく回り、街頭演説やミニ集会を重ねてきた。「過去2回の選挙は相手の背中がまったく見えなかったが、ようやく見えてきた」と手応えを語る。

 農村部では、農産物の生産と販売の差額赤字分を、国が農家に直接支払う「農業者戸別所得補償制度」をPR。自動車関連産業が集積する安芸区や安芸郡では、マツダ労組出身者が会長を務める連合広島のバックアップを受けている。

 8日は民主党の岡田克也幹事長を招いて東広島市の事務所で決起集会を開いた。「政権交代を果たし、活力ある地域、日本を再構築する」と訴えた。

 中川氏と空本氏の接戦が予想される要因の一つが06年の東広島市長選。05年の衆院選で中川氏の選対幹部だった当時県議の蔵田義雄氏が立候補表明し、遅れて中川氏の次男も名乗りを上げた。結果は蔵田氏が圧勝。分裂した自民党支援者の一部は今回、空本氏支援を打ち出す。

 中選挙区時代の旧広島2区では、自民党支持者は候補者ごとに対立した。「今も遺恨を引きずる人はいる」と自民党系市議。中川氏が4月に家族への「世襲制限」を宣言したのは、地元では「しこり解消のけじめ」と受け止める向きが強い。

 前回衆院選で約1万票を獲得した共産党は候補者擁立を見送る。幸福実現党新人の沖氏は街頭演説で知名度のアップを図っている。(衆院選取材班)

3418千葉9区:2009/08/12(水) 19:49:06
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081001.html
政治変動<広島5区> 民主、島しょ部浸透に力 '09/8/10

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 ▽自民、都市部で実績訴え

 2004年の補選と05年の前回、接戦を演じた自民党前職の寺田氏と民主党比例前職の三谷氏が、激しく競り合う。補選は約7400票差、前回は約6200票差で寺田氏が制した。三谷氏は前回、比例代表中国ブロック(定数11)で復活当選。今回は初の前職対決となる。

 「私の場合はいつも厳しいが、今回は大変に大変に厳しい」。寺田氏は、街頭演説や国政報告会で今まで以上の危機感を口にする。

 寺田氏は過去2回、故池田行彦元外相から地盤を引き継いだ竹原市や島しょ部で大きくリード。積み上げた「貯金」で、呉市中心部では優勢だった三谷氏をかわした。

 今回は島しょ部などでの守りを固めつつ、市中心部での浸透拡大を図る構え。小、中規模の集会を重ね、防衛政務官を務めた実績や、元財務官僚の経験を生かして進めた基盤整備の成果を訴える。陣営幹部は、後援企業などが「今までになく組織固めに力を入れてくれている」と話す。

 麻生自民党には「逆風」が吹く。寺田氏は総裁選での麻生氏の推薦人。応援団「結束の会」のメンバーでもあり、「最後まで支える」と経済対策も前面に出す。

 三谷氏は、4年間こまめに地元を回り、新人のころは出席できなかった会合にも招かれ、あいさつするなど浸透をみせる。呉市出身の強みもあり小中高校の同窓生たちが、勝手連を組織して支援。連合広島傘下の労組も積極的に動く。

 官僚主導の政治や天下りを批判する三谷氏は、党のマニフェスト(政権公約)の確実な実行を掲げる。6月以降、鳩山由紀夫代表、松下政経塾の後輩である前原誠司副代表、岡田克也幹事長が来援し、政権交代に向けた機運を盛り上げる。

 島しょ部への浸透について、陣営幹部は「ポスターは前回の数倍張った。自民党の地盤が固い地域で、民主党を応援してもいいという雰囲気が芽生えてきた」。三谷氏も「前回までポスターやあいさつを断っていた人たちの対応が違う」と手応えを口にする。

 共産党が候補者擁立を見送った。前回、同党新人が獲得した約7700票の行方も焦点の一つ。幸福実現党新人の塚本氏は国防力の強化などを訴える。(衆院選取材班)

3419千葉9区:2009/08/12(水) 19:49:37
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09080901.html
政治変動<広島6区> 構図一変「見えぬ対立軸」 '09/8/9

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 ▽「ホリエモン旋風」から4年

 郵政民営化が争点になった2005年の衆院選。広島6区には、元ライブドア社長の堀江貴文氏(36)が自民党の支援を受けて立候補し、国民新党の亀井静香氏(72)、民主党の佐藤公治氏(50)たちと激戦を演じた。あれから4年。堀江氏の姿はなく、佐藤氏が参院に転じた民主党は亀井氏支援に回る。「劇場型」として全国の注目を集めた前回とは一変した構図で、18日の公示を迎える。

 「勝ち組」の象徴とされた東京・六本木ヒルズ。自宅があるマンションの一室でTシャツにジーンズ姿の堀江氏は当時を振り返った。「何かを変えてほしい。そういう期待をする人が支持してくれたんじゃないかな」

 亀井、佐藤両氏らとの激戦は連日、メディアで取り上げられた。有権者の関心も高く、投票率は79・57%と03年時を10・45ポイントも上回った。

 亀井氏に敗れはしたが、得票は8万4433票。多くの有権者が情報技術(IT)で急成長した若き「改革の旗手」に期待を寄せたのも事実だった。

 尾道、三原市の瀬戸内沿岸から、三次、庄原市などの中国山地までを貫く広島6区。8日は、前回の衆院解散からちょうど4年。「ホリエモン旋風」は有権者の遠い記憶となった。

 ▽民・国連携 自民予定者は前職元支援者

 堀江氏を下した国民新党前職の亀井氏は、今回は民主党と協力関係を取る。7月24日に尾道市であった事務所開きでは、長年争った佐藤氏が「政権交代を懸けた戦い。思いを託し、応援させていただきたい」と声を張り上げた。

 自民党新人の小島敏文氏(58)は、25年間の広島県議の経験を前面に「地方目線」を強調する。ただ、地方政治家として長らく亀井氏を支援してきた。共産党新人の花岡多美世氏(52)、幸福実現党新人の胡本協子氏(58)も立候補を予定する。

 一変した構図に有権者には戸惑いもある。尾道市の会社員男性(35)は「前回に比べ、明確な対立軸を見いだしにくい」と話す。

 前回、堀江陣営に加わった6区の支援者の多くは今も口を固く閉ざす。「何かを変えてくれる」という高揚感は、堀江氏が旧証券取引法違反罪に問われる被告となったことで急速に冷めた。「話題づくりに踊らされたのかも」との自戒の声も漏れる。

 「あの時は変革への期待があった。いまさら政権選択と言われても…」。堀江陣営のボランティアを取りまとめた府中市の介護福祉士女性(56)は、4年前の「祭り」をこう振り返り、続けた。

 「この地域をどうしていくのか。変えてもらうのではなく、自分たちが変える選挙にしなくては」(田儀慶樹、松本恭治)

【写真説明】決起集会で支援者と気勢を上げる広島6区の立候補予定者(8日、三次市)

3420千葉9区:2009/08/12(水) 19:50:46
なぜか6区の記事が二つ
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081101.html
政治変動<広島6区> 国民新、民主と地盤固め '09/8/11

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 ▽自民、知名度アップに力

 「歴史的な使命を果たすべき時だ。政権交代をやる」。国民新党前職の亀井氏は8日、三次、庄原両市の3会場であった決起集会に臨み、計約1500人の支援者を前に気勢を上げた。傍らには前回争った民主党参院議員の佐藤公治氏(50)。佐藤氏は「一致協力したい」と力を込めた。

 2005年の前回は、郵政民営化に反対して国民新党を立ち上げた亀井氏が、無所属新人で自民党の支援を受けた元ライブドア社長の堀江貴文氏(36)、民主党の比例前職だった佐藤氏たちを激戦の末、破った。

 今回は構図ががらりと変わった。旧証券取引法違反罪に問われた堀江氏は選挙区を去り、佐藤氏が参院に転出した民主党は亀井氏の支援に回る。前回、亀井氏と佐藤氏が獲得した票を合わせると18万票近くになり、選挙人名簿登録者数の過半数を大きく上回る。

 前哨戦で亀井氏は全国を巡り、国民新党や民主党の立候補予定者の支援に力を注ぐ。選挙区に戻る機会は限られ、夫人や秘書が企業・団体へのあいさつ回りを徹底。11選に向けた地盤固めに余念がない。

 自民党新人の小島氏は、25年間の広島県議の経験と実績を前面に出し、亀井氏に挑む。少子高齢化や過疎化、医師不足対策を訴え、「地方の活性化を図りたい」と強調。既に約350カ所で街頭演説をこなし「知名度不足」(後援会幹部)の解消を図ってきた。

 ただ、自民党の支持層と、自民党政調会長も務めた亀井氏を支えてきた後援会のメンバーは重なる。当初、自民党県連の候補者擁立は難航し、小島氏が立候補を表明したのは今年4月だった。

 三次市では、自民党系を含む大半の市議が亀井陣営に加わった。「住所は自民党。本籍は『亀井静香党』」と言い切る自民党の県議もいる中で、小島氏は「戦う相手は関係ない。ひたすら走り回り、信念を訴えるだけだ」との姿勢で公示日に向かう。

 共産党新人の花岡氏は「生活実感を伝えたい」と訴え、ミニ集会や街頭演説を繰り返し、無党派層への浸透も狙う。幸福実現党新人の胡本氏は消費税廃止などをPRしている。(衆院選取材班)

3421千葉9区:2009/08/12(水) 19:51:22
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09081201.html
民主「最後のチャンス」<広島7区> 自民、足元固め4選目指す '09/8/12

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 自民党前職の宮沢氏と、民主党比例前職の和田氏による事実上の一騎打ち。3度目の対決を前に、両陣営とも「接戦を制す」と激しくにらみ合う。

 前々回は宮沢氏が約1万7千票差で辛勝し、和田氏は比例代表中国ブロック(定数11)で復活初当選。郵政民営化を最大の争点に、自民党に追い風が吹いた前回は宮沢氏がさらに票差を広げた。和田氏は2008年4月、衆院山口2区補選に立候補した当時の比例前職の自動失職に伴い、繰り上げ当選した。

 「地域に応援団をお持ちの皆さんの力添えで、苦しい選挙を立て直したい」。宮沢氏は5日、福山市の事務所に集まった市議会の2会派の市議に深々と頭を下げた。「地をはうような戦いがいるんです」

 宮沢氏の系列市議が多い明政会と、一定の距離を保つ水曜会。ともに12人の市議会最大勢力だが、前回は水曜会の一部市議が和田氏を応援した。足元を固めるため、宮沢氏が水曜会幹部と調整し、総勢24人となる2会派の市議の一本化を図った。

 企業や7地域ごとに設けた後援会を軸にした大型選対で、4選を目指す宮沢氏。2会派の協調に「これまで以上に強力な布陣ができた」と話す。

 5日夜は麻生太郎首相とJR福山駅前でマイクを握り、公示後も谷垣禎一元国土交通相が来援を予定する。景気対策や安全保障政策を前面に、おじの故宮沢喜一元首相から継いだ「宮沢王国」を守る構えだ。

 対する和田氏は、今回を「最後の決戦」と位置付ける。民主党の公認基準では、小選挙区で3連敗した前・元職は原則、非公認となるためだ。「私にとっては最後のチャンス。党にとっては政権交代の最大のチャンス」。8日に市内で開いた決起大会で、和田氏は危機感と期待感を交錯させて支援を訴えた。

 08年4月の繰り上げ当選後、週1、2回のペースで街頭演説を重ねる。地域の盆踊り大会で踊りの輪に加わり、祭りでみこしを担ぐなど「地域密着」をアピールしてきた。

 住民主導のミニ集会に夫人を連れて出席する機会も増えた。集会を企画した男性(68)は「『政策を聞きたい』と連絡したら、すぐに来た」とフットワークの軽さを評価する。

 5日には、市内であった国民新党の決起大会に出席した和田氏。6区前職の夫人とともに支援を要請した。中選挙区の旧広島3区時代から市内で息づく「反宮沢票」の取り込みにも懸命だ。

 前回、約1万4千票を獲得した共産党は候補者擁立を見送る。幸福実現党新人の横山氏は消費税撤廃を訴える。(衆院選取材班)

3422千葉9区:2009/08/12(水) 19:53:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090810/20090810_0001.shtml
福岡6区 ともに追い風を信じ
2009年08月10日 12:50
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
 
 7月30日、金曜日の午後3時すぎ。久留米市の西鉄久留米駅前に止めた自民党支部の街頭宣伝カー。自民前職の鳩山邦夫(60)が演説を始めると、車の周りに人だかりができた。

 「今の政治は自民も民主も落第。どっちも腐っているかもしれないが、腐ったタイを捨て、新しいタイを作りたい。久留米発の新しい政治をしたい」。しゃべりはうまいと評判だが、その発言内容は、時に物議を醸す。陣営は冷や冷やしているものの、街頭では「毒舌」と受け止められているのか、総務相時代に日本郵政社長の人事問題などでメディア露出が多かったためか、足を止めて聞き入る人は多い。

 抜群の知名度と、自慢の話術をいかそうと、解散後は団地や駅前などで予告なしの街頭演説を頻繁に続けている。「人気低迷の政権を批判する立場になったことで『反自民票』の取り込みも期待できそうだ」と追い風を感じる陣営幹部。

 ただ、系列地方議員の間には、現在の戦術に不満や不安もくすぶる。一体となって小まめな支援者回りが必要と感じているが、今のところ、鳩山に、その意図はくみ取られていない。

 「都会型の選挙はここでは通用しない。演説に人が集まるのは毒舌ぶりを見たいだけで、票に直結するとは限らない」。ベテラン市議の見方だ。

   □   □

 民主前職、古賀一成(62)が先日、追い風を感じる出来事があった。

 久留米市の中心商店街で7月25日に開かれた夏祭り「土曜夜市」。浴衣姿の家族連れでひしめく通りを、古賀が「地元」の文字が入った白い法被姿で歩く。「イッセイさん」。気軽に握手を求められ、何度も行く手を遮られた。マニフェスト(政権公約)について市民と話し込む古賀を、スーツ姿の鳩山が「お先に」と追い抜く場面もあった。

 服装で近づきやすさに差があったとはいえ、古賀は市民の反応にほっとした表情を受かべた。

 古賀が演説などで強調するのは「地元のイッセイ」。昨秋からは10―20人規模のミニ集会を精力的に開き「徹底した草の根戦略」(陣営)を採る。

 前回選挙で東京から選挙区替えし、メディア戦略が得意な鳩山に対抗する術−。だが、地道な活動の一方で、民主に吹く追い風を実感できず、演説では悲壮感が漂うこともあった。

 「民主への期待という大きな潮のうねりが6区にも起こり始めている」。夜市でのこの出来事以降、古賀は自信を見せ始めた。

 ただ、厳しい現実もある。選挙区内の首長や各種団体の多くは鳩山支持。「企業、団体のあいさつ回りは飛び込みが多い」(陣営幹部)という状況は続く。

 幸福新人の佐藤浩(46)陣営は、幹線道路や駅前などで支持を訴えている。 (敬称略)

 ●立候補予定者

 ▼6区(3人)
鳩山 邦夫 60 前総務相     自前
古賀 一成 62 党両院議員会長  民前
佐藤  浩 46 幸福実現党県役員 諸新
 並べ方は(1)衆院の各党勢力(2)前元新(3)五十音─の順。


=2009/08/10付 西日本新聞朝刊=

3423千葉9区:2009/08/12(水) 19:54:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090812/20090812_0007.shtml
福岡8区 風圧感じ異例の戦い
2009年08月12日 14:48
[ワッペン・真夏の決戦 ’09衆院選ふくおか]
 「帰ってきました。総理大臣まで育てていただき、お礼申し上げます」
 
 6日夕、自民前職の麻生太郎(68)は、飯塚市での街頭演説に臨んだ。首相として異例の地元入り。詰め掛けた約7000人(主催者発表)に何度も頭を下げ、会場は「たろちゃん」コールと拍手の渦。「ようやく火が付いた」。後援会幹部は胸をなで下ろした。

 今選挙は陣営にとって異例ずくめだ。解散権を握る麻生の陣営は、誤解を与えない配慮から水面下の活動を強いられ、昨年10月設置した事務所の開所を6月下旬に延長した。かつてない「反自民」の矢面に立つ危機感から、麻生の長男(24)と長女(21)が今回初めて“来援”し、あいさつ回りを続ける。

 推薦は受けていないが、後援会幹部は支援者に会えば「公明にお世話になっています」のひと言を忘れない。「現場レベルでの連携だが、これほど公明の名を出すのは初めて」と幹部。「比例は公明」と協力姿勢を示すことで、選挙区での公明票取り込みにも躍起だ。

 民主新人の山本剛正(37)は東京出身の「落下傘」。知名度や地盤で麻生に遠く及ばない。それでも陣営にとって、最大の脅威は「民主の風」。「30年間の麻生の実績と政策を愚直に訴える」という陣営幹部の言葉通り、麻生も街頭演説で強調した。「この国をどうしたいのか、落ち着いて考えてほしい。政権選択ではなく、政策を選択してもらいたい」

   □   □   

 麻生が地元入りした6日、山本はいつも通り自転車遊説をしていた。「次期衆院選は現状か未来かを選択する選挙。(投開票日の)30日を日本の政権交代の記念日にしなければならない」

 1年10カ月で重ねた街頭演説は約3500回。「初めは罵声(ばせい)を浴びることもあったが、激励の言葉が増えてきた」。6月に始めた自転車遊説の走行距離は1500キロを超えた。

 「知名度では何年かけても麻生に勝てない。『民主対自民』の構図に持ち込みたい」。各地の地方選で民主が躍進し、「地殻変動」を感じた陣営幹部。麻生陣営とは対照的に「政権選択」を前面に打ち出す。

 看板だけでなく、地盤もかばんもない山本を支援する草の根の輪も広がりつつある。「次代を担う若い人に託したい」と、これまでに4つの「勝手連」が立ち上がった。

 前回、民主候補が獲得したのは約8万7000票。陣営は、約2万2000票を獲得しながら今回は擁立を見送った共産の支持者取り込みにも期待する。「10万票は超える。後はどれだけ上乗せできるかだ」と幹部。

 「2年前、自分は巨大なゾウ(麻生)にかみつくアリだった。しかし今、首相の背中がはっきりと見えてきた」。真っ黒に日焼けした山本は自信を深めている。

 幸福新人の大塚祐子(46)は支援者らが街頭で支持を訴えている。

 (敬称略)

    ×      ×

 ●立候補予定者

 ▼8区(3人)
麻生 太郎 68 首相 自前
山本 剛正 37 党県総支部代表 民新
大塚 祐子 46 幸福実現党県役員 諸新

 並べ方は(1)衆院の各党勢力(2)前元新(3)五十音−の順。

=2009/08/12付 西日本新聞朝刊=

3424千葉9区:2009/08/12(水) 20:01:53
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908080152.html
《地殻変動:14》知事パワー、分権へ攻勢
2009年8月8日
 壇上の向かって右側に、自民、民主、公明3党の分権政策の責任者が並ぶ。その左側には全国知事会の麻生渡会長(福岡県知事)や大阪府の橋下徹知事らが座った。

3425千葉9区:2009/08/12(水) 20:02:35
>>3424間違えた 続き

 7日、国会前の憲政記念館(東京都千代田区)であった公開討論会。知事たちが3党のマニフェストを採点するために、初めて開いた。

 「分権改革をやりとげなければ、この国自体が立ちゆかなくなってしまう」(菅義偉・自民党選対副委員長)

 「東京一極集中で地域の格差が生まれている。地方分権を、ぜひやり遂げる」(山口那津男・公明党政調会長)

 「未来への希望を再生するために、地域主権国家づくりは1丁目1番地だ」(玄葉光一郎・民主党分権調査会長)

 3党の代表者は分権改革への意気込みを競うように述べた。人気者の知事らに、そっぽを向かれれば、選挙で票を減らしてしまう。そんな危機感がありありだ。それを知事たちがチェックしていく。

 「国の直轄公共事業の負担金を廃止する工程は」「地方の自主財源をどう強化する」

 知事会は05年の総選挙からマニフェストを採点してきたが、ほとんど注目されなかった。急に注目を集めた直接のきっかけは、橋下氏や宮崎県の東国原英夫知事の登場で、メディアに取り上げられる機会が増えたことだ。

 その橋下氏も質問に立ち、自身が強く求めてきた国と地方の協議の場の設置について「いつ実行するのか」「地方に権限は与えるのか」とたたみかけた。長年にわたる知事会の「協議の場の法制化」の要望を無視し続けてきた自民党が今回、一転して法制化を打ち出したことには「全く聞く耳を持たなかった今までと何が変わったのか」と不信感をのぞかせた。

 この日の討論はインターネットで中継され、知事会のホームページで見ることができる。橋下氏は「(討論会は)映像で残り、有権者の判断の資料になる。それに反することをやったら、記者会見ごとにウソつき政党よばわりし続ける」とだめを押した。

 これまで知事会は政府・与党に要望書や意見書は出してきたが、「言いっぱなし」がほとんどだった。それがいまモノ申す姿勢を強めている。

 その姿勢を支えるのは、人気知事の存在だけではない。政権交代の可能性が増すなか、政党側も知事の意向を無視できなくなっているのだ。

 佐賀県の古川康知事らが地味にやってきたマニフェストの採点に、今回は会場に来なかった人も含め、29人の知事が参加することが現状を象徴する。採点結果は8日に発表する。

■霞が関不信、追い風に

 「政権交代が視野に入る今だからこそ、政党に注文をつけて布石を打っておきたい」「自民党に文句を言ったら、報復におびえた時代では、もうないよ」

 討論会に出席した知事らが漏らした言葉にも、知事会の政治的な発言力が拡大しつつある現状がうかがえた。

 もともと、知事の約3分の1は自民、公明の国政与党だけの推薦で当選している。野党だけの推薦・支持は4人のみだ。全国どこでも、足元の議会では自民、公明両党が主導権を握るところが多い。このため、これまでの分権改革では政府・与党との激突を避けたがる知事たちの本音がのぞく場面があった。それが少しずつ変わってきている。

 変化の底流には、度重なる「霞が関不信」もある。「消えた年金」「居酒屋タクシー」「国土交通省で3年連続の官製談合事件」「汚染米の流通」「防衛次官逮捕」。こんな各省の不祥事に加えて、「天下り」への批判も根強い。国民の間に政府や与党への不信が広がり、それが分権を唱える首長らへの追い風になっているのだ。

 さらに、90年代からの政治改革の影響が大きい。衆院に小選挙区制を導入したことで、衆院議員の支持基盤が小さくなり、知事や大都市の市長の方が多くの民意に支えられている。橋下氏や横浜市の中田宏市長らの首長連合の動きが注目されるのは、首長の政治力が増し、無党派層への影響力が大きくなっている結果でもある。今回、自民党が東国原知事に立候補を打診したのも、その流れに沿う。

 「行政の長としての知事ではなく、政治家として発表します」

 神奈川県の松沢成文知事は4日、3党のマニフェストの採点結果を披露した。埼玉県の上田清司知事も同じ日に発表した。知事会は個別の採点を公表せず、平均点を出す予定だが、元衆院議員の2人は、あえて政党からの批判も受けつける姿勢を示した。

 かつては知事から国会議員になるのが主流で、93年の政権交代の立役者だった細川護熙元首相(熊本県知事)や武村正義元官房長官(滋賀県知事)らがいた。それが、いまでは逆だ。元国会議員の知事は東京、岩手、長野、長崎など13人を数える。名古屋、広島、北九州、浜松など数多くの元国会議員の市長もいる。

 国と地方の政治家の力関係の変化は、政治家の「逆流」も生んでいる。

3426千葉9区:2009/08/12(水) 20:04:08
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908090217.html
《ルポ決戦前夜:1》ロスジェネの挑戦
2009年8月10日
■逆風の組織だから「活躍の芽」

 バブル崩壊後の就職氷河期に社会に出た「ロストジェネレーション」のカリスマが、今夏、総選挙に立つ。

 7月27日朝、札幌市南区の真駒内駅前。長谷川岳(38)はビール箱の上から声を上げた。

 「想像力や情熱、フットワーク、スピード感で新しい政治スタイルを作りたい」

 北海道大2年だった91年、長谷川はバブル崩壊に沈む北海道の街を元気にしようと、「YOSAKOIソーラン祭り」を企画。毎年6月、札幌市の大通公園で開かれる一大イベントに育てた。18回目の今年も道内外から約180万人が集まった。

 政治家を志した理由も「元気を作るため」。96年の総選挙に北海道1区から無所属で立候補し、3万票余を得たが、最下位。この時、3倍以上の得票で当選した民主党の横路孝弘(68)に今回、自民党公認で再挑戦する。

 小泉チルドレンの代表格で同区への転出をめざした杉村太蔵(29)との公認争いに決着がついたのは07年暮れ。活動を本格化させた昨年5月以降、長谷川が自民党の地方議員の紹介などで回った場所は9万を超える。平日朝は曜日ごとに違う駅前で演説する。

 自民党の支援団体以外にも支持を広げようと、選挙区内のNPO460団体と農家220戸にアンケートを実施。子育てへのNPO活用など独自の視点を入れた「僕が考えた10のミライズ」という政策集もまとめた。組織や団体回りを中心とする自民党の選挙手法に頼らなければ、党に借りを作らずに済む――。

 「横路が来た」

 7月26日、古い商店街の祭りに横路が姿を見せたとの知らせに、長谷川は「これまでならあり得ない」と驚いた。

 旧社会党幹部の長男で知事3期。小選挙区導入から4回続けて当選する横路は、連合を中心とする厚い支持基盤のもと、今回も「麻生首相に続けさせるのか」と政権交代を訴え、「横綱相撲」を展開する。しかし、従来の自民党候補とタイプが違う長谷川に、横路陣営も警戒感を抱く。

 最近の地方選では、若さに民主党の看板を加えて、「チェンジ」を売りに当選する例が目立つ。

 今なぜ、逆風下の自民党からなのか。18年前、「絶対に無理」と言われながら、資金集めのために約800の企業を訪ね、祭りを実現させた長谷川は、こう話す。

 「若者が活躍できるのは、ゼロから作る組織か、崩れかけた組織だ」

 「『民主党から出れば』と言われるが、お門違い。今回勝ち抜いたメンバーが本当に自民党を変えていける」

 自ら道を切り開いてきたカリスマの意地でもある。

3427千葉9区:2009/08/12(水) 20:04:29
     ◇


■選挙後みすえ「自民は通過点」

 「政治を変える一番手っ取り早い方法は、政治家を変えることだ」

 7月30日朝、三重県亀山市の駅前で世代交代を訴えていた鈴木英敬(34)もロスジェネ世代。三重2区で4回連続当選の民主党「次の内閣」財務相、中川正春(59)に、やはり自民党から挑む。

 経済産業省のキャリア官僚として、構造改革特区や若者の就業支援をする「ジョブカフェ」を担当。仕事を通じ、自治体職員に変革への熱意を感じた。特区に携わった縁で関係を深めた竹中平蔵氏の協力を得て、若手公務員を育てる「スーパー公務員養成塾」を開始。ロスジェネ世代の公務員が心酔する存在になった。

 昨年初め、経産省を辞め、自民党からの出馬を決めた。当落を考えれば、民主党の方が有利だろう……それでも外交・防衛などの基本理念が自分の考えとは合わない。「枠組みの違いがあっても、志を持った人間は選挙後に集う。自民党はその通過点だ」。そんな割り切りもあった。

 三重2区は、祖父が隣接する町の出身というつながりがある程度。ミニ集会では「本当に政治を変えられるのか」と詰め寄られた。一方、県議出身で政策通の中川は「借金か無駄遣いの見直しか、どっちを選ぶのか」と、民主党マニフェストの実現に向け、各地で丁寧に説明を続ける。

 壁は厚い。それでも鈴木は言う。「日本を支える主役は私たち30代。責任世代にもっと国政で働くチャンスをいただきたい」=敬称略(石松恒)

     ◇

     ◇

 〈ロスジェネの立候補状況〉 今回の総選挙には、朝日新聞の調べ(5日現在)で約230人の20〜30代が立候補を予定している。そのうち90年代半ばから00年代前半までの就職氷河期に社会に出た27〜37歳の立候補予定者は約170人。18人が自民党、41人が民主党から立つ予定。民主党の方が2倍以上多い。

 07年春の統一地方選では、この世代の地方議員が急増。今年6月の市長選では、千葉市で31歳の熊谷俊人氏、神奈川県横須賀市で33歳の吉田雄人氏が当選した。7月の奈良市長選でも33歳の仲川元庸氏が当選。地方政治への進出が続いている。

     ◇

 政権選択をかけた決戦を前に、立候補予定者は何を訴えているのか。その言葉を追った。

3428千葉9区:2009/08/12(水) 20:05:11
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908090224.html
《ルポ決戦前夜:2》東京1区、都議選の衝撃
2009年8月10日
■「生活の1票」怖い反動

 6日夕、東京都新宿区にある民主党の海江田万里(60)の事務所で、党のマニフェスト(政権公約)の説明会が開かれた。約60人の参加者からは厳しい指摘が相次いだ。

 「ガソリン税の暫定税率廃止と書いているが、環境面からも税収は重要だ」「GDP(国内総生産)を増やすのが重要なのに、その施策が高速道路無料化ぐらいしかない」

 7月27日のマニフェスト発表後、海江田には多くの意見が寄せられた。目玉の月額2万6千円の子ども手当には「配偶者控除の廃止は、たまらない」。インド洋での給油活動延長をめぐり、党幹部の発言が揺れると、「給油は続けるのか、続けないのか」。6日の説明会は、こうした不安を抑えることが目的だった。

 7月12日の東京都議選。民主党は初の第1党になった。この勢いで都内は総選挙でも圧勝――とのシナリオが党内では語られる。ところが、政権交代に現実味が帯びるにつれ、民主党への視線は厳しくなっているようにみえる。

 実際、朝日新聞の世論調査では、都議選直後に11ポイントリードしていた民主党と自民党の支持率が、8月初めには2ポイント差に。「都議選は与党におきゅうを据える1票だったが、今度は自分の生活にかかわる1票。投票する人の意識にハードルはあると思う」と海江田。「都議選ショック」からの揺り戻しが気になる。

 東京1区のライバル、自民党の与謝野馨(70)は経済財政相、財務相として麻生政権の景気対策の責任者だった。「今の日本には一度政権が代わらないと、どうしようもない問題がある。二人羽織のように官僚が政治家の振り付けをしている」。海江田にとって、「財務省言いなり」とみえる与謝野は、変えるべき官僚政治の象徴でもある。

■「政策愚直に」探る活路

 小選挙区制になって4回、与謝野と海江田は2勝2敗。住民の流動が激しく、無党派層の多い都市部では、「風」が選挙結果を大きく左右する。

 「アクセスの利かない方が増えた。我が選挙区の大変なところだ」。与謝野がこう語るように、オートロックの高層マンションでは、政策ビラの投げ込みができない。町内会単位で2〜3カ所のミニ集会を重ね、そこで地道に持論を説く。

 与謝野は、大幅な財政出動を伴う補正予算編成を主導したが、本来は財政再建論者。政府の「中期プログラム」で消費増税の道筋をつけた。民主党がマニフェストで掲げる政策も「奇想天外」と切り捨て、「民主党の政策を全部やると、(高福祉高負担の)スウェーデン型にしないといけない。消費税25%を覚悟でやるなら、一つの考え方だ」。財源論で民主党を挑発する。

 とはいえ、都議選の後遺症は引きずったままだ。都議選3日後の7月15日、与謝野は麻生首相に「都議選で非常に逆風が吹き、全国的に選挙の状況が厳しい」と訴えた。7月29日夜、新宿区内の寺院。与謝野は約60人の後援会関係者に、「私の力不足。大変申し訳ない」とわびた。同区では自民党の現職が落選。千代田区でも7選をめざした党都連幹事長が涙をのんだ。

 今月4日の記者会見。与謝野は、こう強調するしかなかった。

 「我々の政治性や政策を最後まで愚直に訴えていく。そこに活路を見いだしていくことでなければならない」=敬称略(園田耕司)

3429千葉9区:2009/08/12(水) 20:06:04
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908090228.html
《ルポ決戦前夜:3》選挙協力・連立の方程式
2009年8月10日
■野党共闘「にがりになる」

 7月31日午後。バスターミナルを歩道橋が囲む大阪府高槻市のJR高槻駅前は、千人を超す聴衆でごった返した。お目当ては、社民党の辻元清美(49)の応援に来た民主党幹事長、岡田克也だった。

 「民主、国民新との統一候補となったことを誇りに思う」と辻元が言えば、岡田は「比例区は、それぞれの立場で。しかし、小選挙区は辻元を大きく押し出して下さい」と訴えた。

 これまでの総選挙で野党間の選挙協力は限定的だった。それが今回は選挙後の連立を視野に、互いに推薦を出すなど各地で協力が具体化する。

 06年秋、辻元事務所の前に黒塗りの車がとまった。当時の民主党代表、小沢一郎による突然の訪問。「隣の大阪9区で衆院補選がある。民主党の応援をお願いしたい」。07年参院選で民主党が大勝すると、小沢の話は「大阪で応援する分、全国で力を貸して」と、より具体的になった。

 ただ、大阪10区の民主支持者は社民への選挙協力をすんなり受け入れられない。市議の一人は「大きな目標に向かう時」と話すが、今年5月、大阪城公園での連合メーデーであいさつする辻元には、かつての秘書給与事件にからめた痛烈なヤジが飛んだ。

 それでも辻元は言う。

 「大政党は固まりのない豆乳。そこに私らみたいな『にがり』が入って方向性が決まる。政策に違いはあるが、生活優先では一致している」

 野党共闘の成否は選挙戦を左右する。人込みに紛れて、岡田と辻元の演説を聞いていた自民党の松浪健太(37)は「岡田さんは社民党を意識して外交や教育の話はしなかった」と指摘。かつて辻元が自民、民主両党を「ライスカレーかカレーライスの違い」と揶揄(やゆ)したことを念頭に、こう皮肉った。「二大政党のどっちがおいしいカレーを提供するかの選択なのに、社民党はティラミスの話をしている」

■自公に溝「ぼろ負け困る」

 公明党幹事長を8年、国土交通相を2年近く務めた冬柴鉄三(73)は、毎朝7時半から30分間、尼崎市の駅前に立つ。演説はせず、名前を連呼しながら、「行ってらっしゃい」と通勤客を見送ると、その後は企業・団体回りに。党の「66歳定年」の特例で出る今回、地元密着を押し出す。

 意識するのは、7月21日に兵庫8区からの立候補を表明した新党日本代表の田中康夫(53)だ。「おかしいことをみんなで変えるドリームを実現したい」。民主推薦の田中が下町の商店街などでこう訴える様子を、何台ものテレビカメラが追いかけている。

 今年6月、定数44の尼崎市議選で、公明党の候補9人が得票数の3位から11位に並んだ。しかも全員4千〜5千票台という結果。「常勝関西」を印象づけた。

 ただ、当選には票の上積みが欠かせない。頼みは自民党だが、皮肉なことに過去3回の自公協力の結果、自民党の足腰はすっかり衰えた。中選挙区時代、5千人余りいた尼崎市内の自民党員は300人程度に減少。市選出の自民県議も定数7で1人だけだ。

 「連立与党はあっても、連立野党という選択はない」。こんな声が公明党内から漏れる中、自民党も心穏やかではない。今年5月、比例近畿ブロックで自民党尼崎支部長の泉原保二(67)が繰り上げ当選し、比例名簿の上位登載を求めて党員集めを本格化。自民党支持団体の幹部は「総選挙後、野に下ったら公明は裏切らないとも限らない。応援する意味はあるのか」。これまで冬柴の選挙に動員していたが、今回は見送るという。

 自民党との連立10年で公明党は政権の「果実」を味わった。しかし、冬柴は総選挙後の自民党との関係を問われると、「まず自公で勝つ。(自民党には)ぼろ負けされては困る。過半数割ったりしたら……」。続く言葉はのみ込んだ。=敬称略(堀江政生)

3430千葉9区:2009/08/12(水) 20:06:59
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908100381.html
《ルポ決戦前夜:4》YKK、それぞれの道
2009年8月11日
■再編視野「やることある」

 8月4日、加藤紘一(70)は北海道岩見沢市を訪れた。4年前、郵政民営化を争点に解散に打って出た小泉純一郎(67)のもと、大量当選した小泉チルドレンの一人、飯島夕雁(45)の後援会が開いたセミナーの講師役だった。

 「市場原理主義に支配された10年だった。もう一度、農村集落を取り戻す政治にすべきだ」。加藤は淡々と「脱小泉路線」を説いた。

 90年代、自民党で小泉、山崎拓(72)と「YKK」の関係を築き、「竹下派支配」の対抗勢力として発言力を強めた。しかし、00年秋、森内閣不信任決議案に加藤と山崎が賛成の動きを見せた「加藤の乱」を機に、「友情と打算の二重構造」(小泉)というYKKの2人の「K」の間に、大きな溝が広がる。

 森派会長として加藤らを抑え込んだ小泉は半年後、首相に就き、5年超の長期政権を担った。逆に加藤は02年、元事務所代表の脱税事件をめぐり議員辞職。翌年、国政復帰したが、表舞台から離れた。

 小泉政権時代は批判を抑えた加藤は今年4月、「劇場政治の誤算」を出版。自民党に小泉路線からの決別を促す一方、飯島らチルドレンの選挙区を行脚する。民主党政権になっても、いずれ政界再編が起きる。その時に備えた受け皿を――。総選挙を前に一部のチルドレンは離党や立候補断念に追い込まれたが、「彼らは貴重な人材。(落選しても)長い目で考えろと話している」と加藤。「小泉なき政界」での足場固めが狙いだ。

 麻生首相の衆院解散表明直後、加藤は東京都議選総括のため、両院議員総会開催を求める署名活動を呼びかけた。小泉改革を支えた中川秀直、武部勤の両幹事長経験者との連携に、支持者も首をかしげたが、「麻生降ろし」を望んだチルドレンら党内の中堅・若手への助け舟と見れば、説明もつく。

 4日夜、北海道から地元の山形県酒田市にとんぼ返りした加藤の決起集会。冒頭、巨大スクリーンに加藤の訴えが上映された。「まだやることがある。まだやらなければならないことがある」

     ◇

■「豊かな経験」アピール必死

 猛暑に見舞われた6日午後、山崎は福岡市郊外の住宅街の一軒家で、約10人の支持者と向き合った。話題は近くの駅の高架化や再開発事業。地元の関心事ばかりだった。

 幹事長、首相補佐官として小泉政権を支えた山崎。前回郵政選挙では「小泉の盟友」を前面に現行制度で自身最高の13万6千票で当選した。加藤と同様、総選挙後の政界再編を志向するが、自民党への逆風が突き刺さる今回は議席を守るので必死だ。

 「変えないかん」と訴える民主党の稲富修二(38)に対し、山崎は「政治経験」をアピール。街頭でも「経験豊かな責任力のある自民党、山崎拓です」と呼びかける。

 系列の地方議員と地元回りに徹し、慣れない朝夕の街頭演説にも立つ。3日には、公明党代表の太田昭宏と九州電力本社を訪問。公明党と繰り出した街頭演説では「比例区は公明党で戦い抜く」。なりふりかまってはいられない。

 山崎が地元回りで汗を流していた6日、小泉は神奈川県藤沢市で講演した。「たまには野党になってもいい。野党も与党の苦しさを味わった方がいい」。YKK時代に区切りをつけ、なお政界で存在感を示そうとする加藤、山崎とは対照的に、そこには角が取れた元首相の姿があった。=敬称略(林尚行)

3431千葉9区:2009/08/12(水) 20:08:00
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908110481.html
《ルポ決戦前夜:5》焦る「道路族のドン」
2009年8月12日
 1日、生家がある福岡県みやま市(旧瀬高町)で開かれた女性だけの会合で、自民党選挙対策本部長代理の古賀誠(69)が熱弁をふるった。

 「道路を造れば『誠道路』、橋を造れば『誠橋』と批判される。東京の人は公共交通機関を利用できるが、田舎には車が必要だ。田舎を豊かにする必要がある」

 運輸相や自民党道路調査会長を務めた古賀は、「道路族のドン」と呼ばれる。実際、選挙区の大牟田市から延びる有明海沿岸道路は「誠道路」、八女市の朧(おぼろ)大橋は「誠橋」という異名を持つ。古賀の力の象徴となっている。

 道路特定財源が焦点になった昨年の通常国会で、民主党がこれらをやり玉に挙げた。視察した民主党代表代行の菅直人は、衆院予算委員会で「有力な道路族がいるところが優先されているように見える」と皮肉った。

 そんな声をよそに古賀の地元での「実績」は拡大する。今年3月、九州自動車道みやま柳川インターチェンジが開通。九州新幹線が全線開通する2年後には、選挙区内に駅が二つできる。

 1日の女性の会合では、アニメ「サザエさん」のこんな替え歌が披露された。

 ♪全国各地を走ってる/誠ちゃん/なんでも解決/うちらの誠ちゃん

 沿岸道路もー/開通しましたよー/ルールルルルッルー/今日もいい天気ー

 2番と3番のサビは、こうなる。

 ♪みやまインター/便利になぁったよー ♪新幹線もー/もうすぐ走るよー

 古賀は、歌って踊る支援者の顔と、後援会名簿を見比べていたという。

■地元張りつき 実績誇示

 選挙の責任者、派閥の領袖(りょうしゅう)にもかかわらず、古賀は地元に張り付いている。7月12日の東京都議選直後に選挙対策委員長を辞任したのも「自分の選挙に専念したいから」との憶測を呼んだ。

 「古賀さんが、『助さん』『格さん』を連れて一軒一軒回っている」。みやま市では市長と市議と一緒に回る姿が評判になった。2年前の市長選で、古賀は市長の対立候補を推して惨敗。「みやま市は生まれ育った場所なのに『反古賀』が多い。市長を連れ回すことで流れを変えようとした」(選対関係者)。

 支持者の高齢化に加え、2年前の総裁選で地元の麻生太郎ではなく福田康夫を推し、県議との間に溝ができた。古賀は麻生政権になってからの10カ月間、学区ごとに有力者を口説き、麻生に近い有力県議に頭を下げ、後援会の立て直しに力を入れた。

 必死になるのは、古賀の足元から火がついたから。民主党が、秘書として古賀に7年間仕えた前八女市長の野田国義(51)を擁立した。野田は秘密裏に会合を重ねる古賀の選挙手法を批判。自らは連日のように辻立ちをして、道行く運転手に「税金が正しく使われる、利権のない国政にチェンジしましょう」と訴えている。

 古賀は初当選した80年、「30年計画」を立てたとされる。10年間は地元中心に活動し、次の10年で大臣を務めて中央政界で力を持ち、最後の10年間で国家・国民のために働く――。その計画通り、古賀は閣僚や党幹事長などの要職を務めた。ただ、自民党の逆風下で時計は逆戻りした。

 11日夜、大牟田市での会合で、古賀は何度も繰り返した。「このふるさとなくして、政治家・古賀誠はない」=敬称略(蔵前勝久)

 〈道路族〉 自民党道路調査会や国土交通部会の有力メンバーで、道路整備など公共事業予算に大きな影響力を持つ。関係業界の支援を得るため、地元に事業を誘致することを政治力の源泉とした。とくに、田中角栄氏らが50年代に創設した道路特定財源の配分をめぐり、力を発揮した。

 道路調査会長は、田中派の流れをくむ旧竹下派が長年にわたって独占したが、01年から4年余りは堀内派の古賀誠氏が務めた。

3432千葉9区:2009/08/12(水) 20:11:23
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000340908100001
あすを選ぶ09衆院選


【選挙区の構図】


1区 自民VS.民主 激戦の様相
2009年08月10日

 自民党の川崎二郎氏と民主党の中井洽氏は、中選挙区時代を含めて11回目の対決。今回も激戦の様相だ。


 川崎氏は1日、兼業農家の多い津市美里の事務所開きで、93年に誕生した細川政権を引き合いに出した。


 「米の自由化を決め、2万円だった米価が一時1万円まで下がった。FTA(自由貿易協定)など民主党の方針で農村を守っていけるのか」


 00年以降3回連続で中井氏に勝っているが、今回は「かつてない逆風」(陣営)との危機感が、民主党への批判を鋭くさせている。


 「構造改革の流れを自民の中で変えようとしてきた」「人を選んで下さい」と党ではなく個人を前面に押し出しながら、無党派層を意識し、屋内の演説会より街頭を重視。「3万人と握手する」とし、ミニ集会も重ねている。


 厚労相を務め厚労行政へのかかわりが深く、雇用や少子高齢化対策、救急救命センターを含む三重大病院の建て替えなど実績をアピールする。


 中井氏は「民主党に新しい政治をやらせてほしい」と政権交代を繰り返し強調してきた。


 7月20日の伊賀市での国政報告会では、子育て支援、高速道路の無料化などマニフェストを掲げながら「若い人、1年生議員が小泉チルドレンみたいにならないよう、私たち経験者が十分監督して政権運営する」と述べるなど、党幹部でもある10期のベテランらしく、政権担当能力への不安を消すのも忘れない。


 自民党が大勝した05年の郵政選挙でも票を伸ばした。昨年5月から、自民党の支持者が多い農村部などの200以上の集落を初めて回り、ミニ集会を開いてきた。共産党が擁立を見送り、非自民票の上積みにも期待がかかる。国民新党を支持する「郵政政策研究会」も全面支援する。


 幸福実現党の後谷氏は、消費税の撤廃や、憲法9条の改正を訴えている。(藤崎麻里)

3433千葉9区:2009/08/12(水) 20:11:54
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000340908100002
あすを選ぶ09衆院選


【選挙区の構図】


2区 強い民主前職 挑む新顔
2009年08月10日

 96年の小選挙区制導入以降、5回連続の当選をめざす民主党の中川正春氏に、自民党の鈴木英敬、共産党中野武史、幸福実現党の萩都志子の3氏が挑む。


 「税の無駄遣いを徹底的に切り込んでいく。とことんやります。ぜひ、やらせてください」


 7月27日夜、鈴鹿市民会館で開かれた中川氏の決起集会。中川氏は声を高ぶらせ、壇上から前のめりになって政権交代の必要性を訴えた。


 これまで自民党候補と3回戦ったが、大差で勝ち抜き、比例復活も許していない。企業や自動車関連労組、連合関係の組織票に加え、地域をこまめに回って個人票を固めることに余念がない。


 党の勢いもあって「順風」とみる向きもあるが、経済産業省出身で若さと行動力、世代交代を訴える鈴木氏の動きに警戒を緩めない。


 「今の政治は閉塞(へいそく)感だらけ。政治家を変えなければいけない」


 鈴木氏は7月24日夜、同じ市民会館であった4氏による公開討論会で、現在の政治を批判した。


 昨年1月に鈴鹿市へ引っ越し、「2区に骨を埋める。ここを変えたい」と繰り返してきた。地域を丹念に歩き、1日7回集会を開いた日もある。


 旧来の自民党支持層に加え、若い世代への浸透をめざす。シンクロナイズドスイミングの五輪メダリストの妻美保さんも地域を駆け回る。安倍政権で官邸の一員だったこともあって、安倍氏をはじめ塩崎恭久元官房長官らの応援も相次ぐ。


 中野氏は、県内唯一の共産党公認候補となる見通し。比例区との重複候補となる予定で、県内全域で活動を展開し、支持を訴える。「これだけ政治に生活が痛めつけられている。『政治を変えてほしい』との声がたくさん寄せられています」


 萩氏は、街頭演説などで支持を呼びかけている。(佐野登)



◎立候補予定者
鈴木 英敬 34 自新 〈元〉経産省職員 〈公〉
中川 正春 59 民前(4)党財務相   〈国〉
中野 武史 35 共新 党県書記長
萩 都志子 50 諸新 幸福実現党員

3434千葉9区:2009/08/12(水) 20:12:24
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000340908110001
あすを選ぶ09衆院選


【選挙区の構図】


3区 民主の顔に 4度目の挑戦
2009年08月11日

 民主党の「顔」でもある幹事長の岡田克也氏に、自民党の平田耕一氏が挑む構図は4回目。過去3回は岡田氏が圧勝したが、平田氏も2回は比例区の名簿上位で復活当選している。


 7月18日、桑名市で開かれた国政公開討論会での発言が、2人の立場を象徴していた。「まさしく政権交代をかけた選挙になる」と意気揚々の岡田氏に、平田氏は「当選する可能性はほとんどない立場ですから、つらいんです」と笑いを誘った。


 岡田氏は応援で全国を回っているため選挙区にはほとんど戻れず、代わって多津子夫人と強固な後援会組織が支える。各地域ごとの後援会のほか、約300人の女性後援会、約2千社の企業団体後援会がある。連合三重などこれまでの支援団体に加え、今回から桑名やいなべの医師会も推薦を出した。


 公示日までに、夫人が企業や団体を回るほか、秘書らが岡田氏の声を録音したテープを持って、連合自治会単位の約30カ所で集会を開く。14万票余を獲得した05年以上の票をめざす。岡田氏は「政権交代の可能性は50%。危機感を持ってがんばりたい」。


 平田氏は、選挙区を78の世話人会、幹事会に分けて選挙態勢を整えた。四日市医師会や県看護連盟四日市支部など自民党を支持する業界団体の職域支部27団体(約1200人)の推薦、支援も得た。公示日までは団体回りや女性集会、演説会などで浸透を図る。公明党へのさらなる協力も呼びかけている。


 今回、党は重複候補者の比例区での優遇はしない方針だけに、前回の8万票余を上回る10万票を目標に復活当選に照準を絞る。演説会などでは「3区から自民、民主候補の2人を当選させて」と訴えている。


 野原典子氏は、支持母体の幸福の科学の会員を中心に支持を呼びかけ、街頭演説も繰り返している。(小若理恵、姫野直行)


◎立候補予定者
平田耕一60自前(2)〈元〉財務副大臣 〈公〉
岡田克也56民前(6)党幹事長   〈国〉
野原典子52諸新 幸福実現党員

3435千葉9区:2009/08/12(水) 20:12:55
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000340908120002
あすを選ぶ09衆院選


【選挙区の構図】


4区 浸透図る民主 自民危機感
2009年08月12日

 田村元・元衆院議長の地盤を引き継ぎ、小選挙区制導入以降5回連続の当選をめざす自民党の田村憲久氏と、05年に初めて立候補し、復活当選した民主党の森本哲生氏が激戦を繰り広げる。


 7日、松阪市与原町で開いた田村氏の個人演説会。自民党への逆風を意識して、約30人ほどの支持者を前に「今回は比例復活はない。小選挙区で当選しないと、この地から田村の名がなくなる」と訴え、危機感を前面に押し出した。


 解散まで務めた衆院厚生労働委員長の実績を強調。「出生率が上昇しているから年金は心配しなくてもいい」「ドクターヘリを1県に1台整備する」などとアピール。医師会や歯科医師会、薬剤師会など医療関係者の支持も堅い。


 自民党への批判は、「党もいろいろ直さんとあきません。次の選挙で若返る。世代交代こそ日本が変わる一番の改革だ」と若さを訴える。


 森本氏は、民主党への追い風に乗って、年金制度改革や子ども手当など党のマニフェストを中心に政策を訴える。6日、津市一志町で開かれた国政報告会でも「お任せ民主主義は卒業し、三重から政権交代を」と語った。


 05年は、自民党への追い風の中、解散後の立候補表明にもかかわらず、飯南町役場職員出身という地盤を生かし、田村氏に1万3千票差と迫り復活当選した。


 当選後も、知名度が低かった久居、一志、美杉、白山などの津市4区域を中心に浸透を図ってきた。小規模な会合や運動会などに積極的に出席。4年間、週末は1日10カ所以上を回る徹底した「どぶ板選挙」で、保守地盤の厚い周辺部の切り崩しを狙う。


 岡田克也幹事長も5日の決起集会で、「小選挙区で勝たなければ責任あるポストは任せられない」と引き締めた。


 幸福実現党の高良雄蔵氏は、消費、景気の拡大を訴え、松阪市内を中心にミニ集会などで支持拡大をめざす。(月舘彩子)


◎立候補予定者
田村 憲久 44 自前(4) 〈元〉総務副大臣〈公〉
森本 哲生 59 民前(1) 党県副代表〈国〉
高良 雄蔵 36 諸新  幸福の科学職員

3436千葉9区:2009/08/12(水) 20:13:26
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000340908120003
あすを選ぶ09衆院選


【選挙区の構図】


5区 自民王国 切り崩しねらう
2009年08月12日

 厚い保守基盤を支えに3選をめざす自民党の三ツ矢憲生氏に、民主党の32歳、藤田大助氏が初めて挑む。麻生内閣の支持率低下など自民党への逆風が吹く中、民主党は最重点区と位置づけて「5区から政権交代を」と意気込む。


 三ツ矢氏はこの1年間、財務政務官を務め、今年度予算や景気対策などの補正予算を成立させた。農林漁業や観光産業の活性化に期待がかかる高速道路の建設などにも力を発揮。国会議員の定数削減が持論の三ツ矢氏は、比例重複立候補を辞退し、自らの政治姿勢を示した。


 解散が迫った7月17日に開いた選挙区支部大会では「20年、30年後を考え、バラマキ合戦ではなく、政策を堂々と訴え、必要な政治家は誰なのかを示したい」と述べ、個人を押し出してアピール。前回同様、200以上の団体から推薦状が届いているが、後援会幹部は「自民党への批判は強い。背水の陣で臨むしかない」と必死だ。


 昨年8月に立候補の意向を表明した藤田氏は、自民党県連幹事長などを務めた元県議の祖父(84)、同党を離党して応援に回る現職県議の父(57)の家系。


 連合三重の支援を受けるほか、商工会など保守層の切り崩しをねらう。民主党候補は過去2回、三ツ矢氏に大差をつけられ、比例区での復活もかなわなかった。共産党が擁立を見送り、非自民票の上積みを見込むが、選挙区内は一次産業や中小企業が多く、「自民党の岩盤は厚い」と民主党幹部。


 国民不在の自民党政治を批判する藤田氏は、5日の街頭演説会でも「疲弊した地域に風穴を開け、新しい政治の流れを」と政権交代に意欲を燃やす。岡田克也幹事長ら党幹部が応援に入り、知名度不足を補う。


 幸福実現党の大原忍氏は経済活性化や消費税廃止などを訴え、所属する宗教団体を中心に活動を展開している。(松永佳伸)


◎立候補予定者
三ツ矢憲生58自前(2)財務政務官 〈公〉
藤田 大助32民新 〈元〉県議秘書 〈国〉
大原  忍58諸新 幸福実現党員

3437千葉9区:2009/08/12(水) 20:35:14
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090812-OYO1T00728.htm
衆院選兵庫8区 冬柴、田中両陣営が尼崎市長にラブコール
 18日の公示まで1週間を切った衆院選。兵庫県尼崎市の兵庫8区で対決する前公明党幹事長の冬柴鉄三氏(73)、新党日本代表の田中康夫氏(53)両陣営が、白井文・尼崎市長(49)に支援の〈ラブコール〉を送っている。本人は「市政に専念する」と中立を明言するが、選挙区が重なる市長選で前回10万票以上を集めた人気は魅力で、水面下の綱引きはさらに白熱しそうだ。

 白井市長は航空会社の元客室乗務員。市議を経て、2002年に与野党相乗りの現職を破り、全国最年少の女性市長(当時)となった。06年には自民、公明両党が推す新人を2倍以上の得票差で破り、再選した。

 田中氏陣営には、「白井市長とは政治理念が近い。当然、動いてほしい」(支援者)との期待が強い。市長は長野県知事時代からの田中氏と同様、「しがらみのない政治」「情報公開」などを掲げているからだ。

 だが、関係者が支援を依頼したところ、「中立を守る」と固辞されたという。田中氏の支援者は「間接的にでも一歩を踏み出してほしい」と期待をつなぐ。

 一方、冬柴氏の陣営関係者も7月中旬、白井市長に衆院選での協力を直訴したが、答えは同じだった。ただ、「市長は田中氏を応援するのでは」との懸念も強まっていただけに、「最後までその姿勢を貫いてほしい」と申し入れた。

 白井市長は読売新聞の取材に対し、「しっかりと市政運営を進める。今回の申し出はすべて断っている」と話している。

(2009年8月12日 読売新聞)

3438千葉9区:2009/08/12(水) 20:38:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009081202000273.html
民主積極 自民慎重 マニフェスト配布に温度差
2009年8月12日 夕刊

 衆院選の公示を十八日に控え、各党のマニフェストが街にあふれ始めた。「政権選択」選挙となる今回は、有権者のマニフェストに対する関心は高いが、その配布方法や、法解釈は各党まちまちだ。 

 民主党は当初、マニフェストを三百万部印刷し、全国に発送済み。現在、増刷中だ。

 各候補の演説会場ではスタッフが積極的に配布。首都圏のある陣営は、「朝の街頭演説で三千部が一時間でさばけた。特に子育て世代の人がよく受け取ってくれる」という。

 党ホームページ(HP)へのアクセスも多い。マニフェストを発表した翌日の七月二十八日、アクセスは通常の十倍近い百二十九万件で、一時的に回線がつながらない状態に。HPでのマニフェスト閲覧数は一千万件を超えたという。

 一方、自民党は控えめだ。今月十一日、麻生太郎首相が街頭演説を行ったJR松戸駅前では、陣営のスタッフは集まった聴衆には積極的に配布せず「マニフェストがほしい」と求める有権者に配る程度だった。

 自民党はHP閲覧数は「公表しない」という。公明党閲覧件数は約五万件、共産党は約十一万件。

 このような温度差は、マニフェストに対する公職選挙法の解釈とも関係がある。現行の公選法は、公示前の選挙運動を禁止している。マニフェスト配布を「選挙運動」と受け止めれば、事前運動として法違反となる。

 民主党などは、現在の配布を「通常の政治活動」として行っているが、自民党側は、現段階での積極的な配布は控えた方がいいという法解釈をしているようだ。 (政治部・清水俊介)

3439名無しさん:2009/08/12(水) 20:44:25
>>3389
日森を回すべき

3440千葉9区:2009/08/12(水) 20:54:06
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090812ddlk32010402000c.html
2009衆院選:2区 勝部町長が自民支援 斐川町で情勢混とん /島根
 18日公示、30日投開票の衆院選を控え、前職2人による激しい戦いが見込まれる島根2区では、出直し町長選を終えたばかりの斐川町で各陣営の攻防が激化している。国民新党前職の亀井久興氏の陣営は、町長選で多くの野党支持者らが支援した前職の勝部勝明町長が再選したことについて「どちらかと言うと、追い風」と勢いづく。一方で、自民党系町議と対立を繰り返してきた勝部町長が自民党前職、竹下亘氏の支援を打ち出すなど、情勢は混とんとしている。

 同町では07年の参院選、自民党現職候補が、国民新党新人の亀井亜紀子氏に約1900票差で敗北。2日の町長選でも自民党系町議が支援した新人候補が敗れるなど、同党にとっては苦しい状況が続く。

 竹下陣営は10日に青木幹雄参院議員が同町に入り6カ所でミニ集会を開催。竹下氏も11日に町内企業にあいさつ回りを行うなど、町長選ショックからの巻き返しを図る。

 同町荘原町で10日に開かれた集会には合併問題を巡って自民党系町議と対立する勝部町長も出席し「竹下先生を応援する」とあいさつ。勝部町長は取材に対し、麻生内閣の経済対策などに触れながら「町政の課題解決のために尽力してくれる」と竹下氏支持の理由を語った。

 一方、亀井氏も7日に町内4カ所で街頭演説を実施。陣営は「町長選で勝部さんを応援していたのは、ほとんどがうちの支持者。ただ、町長が竹下さんを支持しても、その人たちがうちを応援しないというわけではない」と冷静に受け止める。

 島根2区には、幸福実現党新人の相浦慎治氏も立候補を予定している。【細谷拓海】

3441千葉9区:2009/08/12(水) 21:02:12
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009081235_all.html
「ばんそうこう大臣」崖っぷち…保守王国茨城に激震
更迭後おわび行脚も批判変わらず

 保守王国・茨城が激震している。自民党の強固な支持団体だった県医師会が民主党支持に転換するなど、県内の政治地図が大きく変わりつつあるのだ。特に、自民党凋落の一因となった茨城1区(水戸市など)の「ばんそうこう大臣」、赤城徳彦元農水相(50)は崖っぷちの選挙戦を余儀なくされている。

 「私にとっては後のない正念場の選挙です」

 最近、赤城氏は街頭遊説などで有権者にこう訴えているという。全国で1、2位を争う逆風選挙というのは間違いない。

 赤城氏は、岸、佐藤両内閣で、農相や官房長官などを歴任した赤城宗徳氏の孫。プリンスと期待されたが、一昨年6月、安倍内閣で自殺した松岡利勝元農水相の後任に抜擢され、人生の歯車が狂った。

 自民党ベテラン秘書は「ばんそうこうの一件が決定的。記者会見での不可解な対応で、党や内閣への信頼を失墜させた。参院選(2007年7月)惨敗の2日後に更迭されたが、当然だ」と吐き捨てる。

 大臣更迭後、赤城氏は街頭でのつじ立ちやミニ集会などに小まめに顔を出し、おわび行脚を続けているが、報道各社の情勢調査では「相当苦戦」。昨年11月、水戸市内での演説で「ケガをしてばんそうこうを張っただけで、こき下ろされて、えらい目に遭った」と恨み節をこぼしたと、スポーツ紙に報じられた。

 赤城事務所では「時間がたっても批判は強い。厳しい選挙に変わりはない。赤城は『申し訳ない』とお詫びをしながら、これからどうするか、前向きな訴えを続けている」と語る。

 事実上の一騎打ちとなる民主党の福島伸享氏(38)は、「東大卒」「元官僚」「地元出身」と、経歴は赤城氏に似ているが、過去に2回、同区から総選挙に挑戦して落選している苦労人。

 本来、民主党の内規では公認不可だったが、小沢一郎代表代行に「お前、本気でやる気あるのか!」と一喝された際、ひるまずに政権交代に賭ける熱意を伝え、「ここで立ち上がらなかったら、一生後悔する。やらせてください」と訴え、認められたという。

 昨年2月の活動再開以来、強固な保守地盤を突き崩すため、「選手交代」を旗印に、選挙区内を自転車で細かく回るドブ板選挙を展開。解散翌日の22日、長妻昭氏を招いた地元集会には1000人収容の会場に1500人以上が押しかけた。

 福島事務所では「有権者の意識は変わった。県医師会だけでなく、多くの団体や個人の方々が民主党支持に回ってくれている。ただ、うちは前回5万票差で負けている。最後の最後まで気は抜けない」と語っている。

【茨城1区立候補予定者】

赤城 徳彦50 自前

福島 伸亨38 民新

田谷 武夫57 共新

金沢 光司34 幸新

ZAKZAK 2009/08/12

3442千葉9区:2009/08/12(水) 21:07:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090812/elc0908121040001-n1.htm
【09衆院選】中山太郎氏84歳の戦い 大阪18区
2009.8.12 10:36
 大阪18区(岸和田市、泉大津市など)から立候補を予定している元外相の自民前職、中山太郎氏(84)。選挙期間中には満85歳を迎える。今回の立候補予定者では最高齢で8選を目指す中山氏は「高齢者の利益を代弁できる政治家は他にいない」と意気軒高だが、真夏の選挙戦となり、敵は民主候補だけでなく、自らの体力との戦いになりそうだ。

 今月1日、岸和田市内で開かれた中山氏陣営の総決起大会には、舛添要一厚生労働相ら閣僚3人が一堂に会した。会場には2千人を超える支持者が集まった。陣営幹部は「よく集まった」と興奮気味に話すが、中山氏は「この時期にこれだけ集まるということは、この選挙に対する危機感を共有しているということ」と気を引き締めた。

 “小泉旋風”が吹き荒れた前回選挙は「『天の時、地の利、人の和』がすべてそろっていたが、今回は『天の時』がない」と中山氏は話す。残る「地の利」と「人の和」を万全にするため、従来の支援団体や後援会などの組織固めに重点を置き、公示までは大規模な集会や街頭演説を控えることにしている。

 4年前も8月に衆院が解散され、事実上真夏の戦いだったが、今回は解散から投開票までがさらに長い。公示後は12日間の選挙戦に突入し、炎天下での演説も予想される中山氏にとっては体力勝負になる。体調管理のため、2日に1度はスポーツジムに通い服装や水分補給にも気を使っているといい、陣営では「セーブしながらとは思うが、状況が状況なのでそうもいっていられない」と話す。

 一方、前回に続き中山氏に挑む民主元職の中川治氏(58)。有権者の中には中山氏の高齢・多選批判がくすぶるが、中川氏は、あえてこうした批判は控える方針という。

 大阪18区には、このほか、共産新人、大塚康樹氏(41)、幸福新人の西川豊氏(45)も立候補を予定している。

3443千葉9区:2009/08/12(水) 21:09:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090809/elc0908092359018-n1.htm
【09衆院選】“内助の功”吉?凶?目立つ丸川参院議員の応援 (1/2ページ)
2009.8.9 23:55
 埼玉9区から出馬する自民党の前衆院議員、大塚拓氏(36)は、元アナウンサーとして抜群の知名度を誇る妻、丸川珠代参院議員(38)の応援を受け、“内助の功”選挙を展開している。落下傘候補である大塚氏にとって選挙区での知名度アップは最重要課題。9日も、夫婦で手分けして支援者を回った。ただ、夫唱婦随ならぬ“婦唱夫随”と有権者に受け止められれば、大塚氏自身が埋没する危険性も。陣営からは「政策を強調したい」との声もあがっている。

 「大塚拓の家内でございます」。8日夜、埼玉県入間市内で開かれた盆踊り。丸川氏は、住民らの前で深々と頭を下げた。「入間の仲間として頑張りたい」。大塚氏の代理であいさつをこなし、「入間音頭」を堂々と踊ってみせた。

 自民への逆風が吹き荒れるなか、落下傘候補として選挙に臨む大塚氏の危機感は強い。選挙区にゆかりがなく、「顔を売る」のが最大の課題だ。妻の丸川氏も「大塚拓 妻 珠代」と印字した顔写真付きの名刺まで配った。

 しかし、内助の功が好奇の目で報じられ、丸川氏の存在が際立ったのも事実だ。丸川氏が訪れた盆踊りの会場では、「自分(丸川氏)の選挙じゃないんだから! だんな(大塚氏)にガンバレと伝えて!」との声があがっていた。

 4年前の郵政選挙で比例単独で立候補し、東京ブロックで初当選した大塚氏。ほかの「小泉チルドレン」と同様、転出先を模索する日々が続いたが、同じ町村派の大野松茂・元内閣官房副長官の後継として白羽の矢が立った。

 大野氏を中心に、自治体の議員や後援組織もフル稼働。首都圏では珍しい強固な保守地盤が広がっている。それだけに、陣営からも「“色物”的な扱いは不本意。大塚の人物を知って、(投票用紙に)名前を書いていただきたい」とため息が漏れる。

 実際、街頭演説などでも、大塚氏の口から妻の名前が出ることはない。連日のように支援者を回る「どぶ板」選挙を展開し、福祉や安全保障問題を中心に政策を訴えている。

 9区の対立候補者らも、自分たちの存在感がかすむことに危機感をあらわにする。民主から出馬予定の元衆院議員、五十嵐文彦氏(60)は「人気者にあやかろうとする自民のだめな部分が一番出ている。最後は美人な奥さんが泣き落としするのか」と批判的だ。

 “もろ刃の剣”にもなりかねない内助の功だが、大塚氏は「夫婦道を貫く」と意気込んでみせた。

3444千葉9区:2009/08/12(水) 21:28:44
北海道3人は政治塾の塾生
佐藤 久孝:岩手県連事務局長
長岡 重代:山形県連看護支部
大西 英男:元都議、参院比例落選
国安 正昭:元外務官僚?
稲垣 克彦:大阪県連事務局長
宇田川隆久:鳥取県連事務局長(03年比例下位落選)
吉田 竜之:岡山県連事務局長
桧田 仁 :元代議士(96比例、00落選、03落選 広島2区)
笹沼 正治:徳島県連事務局長
水口 俊幸:愛媛県連事務局長

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090813k0000m010046000c.html

衆院選:自民、神奈川9区に新人 比例で13人追加公認
 自民党は12日、山内康一前衆院議員の離党により、空白区となった衆院選神奈川9区に、新人の中山展宏氏(40)の擁立を正式に決めた。併せて、比例代表で13人の追加公認を決定。離党した清水清一朗氏=比例東京ブロック=の公認を取り消した。これで自民党の公認は小選挙区289人、比例代表35人の計324人となった。比例代表の追加公認は次の通り。(敬称略)

 <北海道ブロック>穴田貴洋(33)▽上地史隆(29)▽沼沢真也(32)<東北同>佐藤久孝(62)▽長岡重代(62)<東京同>大西英男(62)▽国安正昭(71)<近畿同>稲垣克彦(61)<中国同>宇田川隆久(42)▽吉田竜之(39)▽桧田仁(67)<四国同>笹沼正治(54)▽水口俊幸(61)


http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090812ddlk01010154000c.html

選挙メモ:自民・政治塾卒業生3人を比例単独に擁立 /北海道
 自民党道連は11日、比例代表道ブロック単独候補に政治家養成を目的に主催している「HOKKAIDO政治塾」の第1期卒業生3人を擁立すると発表した。3人は札幌市白石区の会社員、穴田貴洋氏(33)▽同市中央区、会社社長、沼沢真也氏(32)▽北見市の介護職員、上地史隆氏(29)。比例に重複立候補する小選挙区候補12人に次いで記載される。

3445千葉9区:2009/08/12(水) 21:30:25
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20090811ddlk31010382000c.html
選択の夏:09解散・総選挙 戦いの構図・鳥取1区 /鳥取
 ◇民主の「風」どこまで 自民前職に3新人挑む
 衆院選公示の18日まで約1週間。県内から出馬する陣営による前哨戦も熱気を帯びてきている。鳥取1区、2区の戦いの構図を鳥瞰(ちょうかん)してみる。1区は、当選7回の自民前職・石破茂氏(52)に、石破氏の元秘書で民主の奥田保明氏(49)、共産の岩永尚之氏(52)、幸福実現の細川幸宏氏(40)の3新人が挑む。【宇多川はるか、遠藤浩二】

 「週刊誌を買うと『石破 ○』と書いてあるが、大丈夫じゃありません。声かけてもらわんと私は議席がとれんのです」。5日午後8時、鳥取市内であった国政報告会。石破氏は支持者ら約150人を前に赤く日焼けした顔で声を張り上げた。

 危機感は強い。07年参院選で惨敗し、今回も民主に風が吹いている。石破氏は「1区では3割の人が誰に入れるか決めとらん。その人らが選挙を決める。放っておけば一度変えてみようという人に入れる」と話す。街頭演説では常に「自民党は自らを正さなければ。自民党を立て直す」と締めくくる。自民への不満を逆手にとる論法だ。

 「投票率が上がって怖いのは都市部」。山口享選対本部長はそう話す。選対も市部の無党派層に重点を置く。昨秋から国政報告会などに加え、街頭演説を精力的に行ってきた。解散後の7月下旬以降、市内で25カ所も街頭に立った日もあった。

 組織力を武器にする石破陣営だが、不安材料は絶えない。公明との共闘態勢の遅れもその一つ。自民県連は7月下旬に公明県本部に推薦を要請。だが、「準備ができていない」と突き返された。「向こう(公明)がなかなか扉を開けない」。1日にあった東部選対会議で自民県連幹部は党員に不満げに打ち明けた。

 しこりの一因は、07年の参院選にさかのぼる。関係者によると、石破氏が比例代表で自衛隊OBの自民候補を支援したことが公明の不信を招いたという。「小選挙区で自民を応援しても比例で入れるとは限らない」と不満をあらわにする。自民県連と石破後援会は6日、改めて推薦を依頼したが、推薦はまだ出ていない。

  ◇    ◇ 

 一方、民主の奥田氏。4日夕、白いTシャツ姿で選対事務所に戻ってきた。「1日2回は感動する出会いがありますよ」と高揚した表情だ。7月末から「政権交代」と書かれた幟(のぼり)を立てた自転車にまたがり、路地で“ミニ街頭”を繰り返してきた。

 「無党派のグレーゾーンを1センチでもこっちに引き込みたい」。奥田氏と一緒に自転車でちらしを配る陣営スタッフは意気込む。昨秋から山間部を歩き続け、市内は主に企業回りをしてきた奥田氏も市部の無党派層に焦点を絞った。

 連合鳥取は3〜7日、鳥取市内約30カ所で午前7時過ぎから1時間、「政権交代」「民主党」と書かれた幟を持って朝立ちをした。1日に組合員ら約170人が参加する総動員の態勢だ。

 「1区は厳しいと言われているが、肌感覚で有権者が変わってきたと分かる」。奥田氏はそう熱っぽく語る。だが、奥田氏の「肌感覚」に対する不安を陣営は隠せない。

 7月23日に鳥取市のとりぎん文化会館で開いた決起集会に集まった支持者は1500人(陣営発表)。その前週、同じ会場で集会を開いた石破氏は2500人(同)。組織力の差を見せつけられた。

 奥田氏には通常の後援会もない。あえて作らないのは、石破氏の秘書時代に培った人脈を生かし、石破陣営につぶされないように水面下で自民支持層の切り崩しを図っているためだ。だが、陣営内から「後援会もなく、どうやって戦うのか」という声も上がっている。「民主イコール奥田に結びつかない」との嘆きも相次ぐ。連合が朝立ちを始めたのも「民主=奥田」の浸透を図るためだ。

  ◇    ◇ 

 共産新人の岩永氏は公示前までの街頭演説の目標を2000回とし、県内を駆け回る。比例代表中国ブロックでの議席獲得に狙いを定め、1区と2区を週代わりで行き来している。

 幸福実現新人の細川氏は、郡部を選挙カーで回り、市街地は通勤、帰宅時間に合わせた街頭演説で支持を訴えている。

3446千葉9区:2009/08/12(水) 21:30:58
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20090812ddlk31010421000c.html
選択の夏:09解散・総選挙 戦いの構図・鳥取2区 /鳥取
 ◇「川上票」巡り攻防、自民・民主の2氏が軸に
 鳥取2区は、前回の郵政選挙で初当選を果たした前職、赤沢亮正氏(48)と、元県議で民主新人の湯原俊二氏(46)、幸福実現新人の甲谷英生氏(33)の3人がすでにしのぎを削っている。自民と民主の2氏を軸にした戦いが予想されている。【武内彩】

 勝敗の鍵を握ると注視されているのが、民主党県連代表の川上義博・参院議員を支持する「川上党」だ。保守=自民層が厚いといわれてきた鳥取で、両陣営とも川上党支持者が、名前の通り川上氏支持でまとまるのか、赤沢氏支持に転じるのかを見極め、かつ水面下で綱引きを演じている。

 川上氏は05年の前回選で小泉純一郎首相(当時)が掲げた郵政民営化に反対し、造反組として無所属で立候補した。対抗馬として2区から出馬したのが、日本郵政公社海外事業部長だった赤沢氏。県選出衆院議員だった故赤沢正道・元自治相の孫という知名度の高さや小泉旋風を追い風に受け、約5200票差で初当選を果たした。

 川上氏はその後、民主に転じ07年の参院選で自民現職を破って当選。自民王国に衝撃が走った。そもそも保守系の川上票を巡り、両者の攻防戦が本格化している。

  ◇    ◇

 トレードマークの赤いポロシャツ姿で支援を呼びかける赤沢陣営。公示を前に麻生太郎首相、細田博之幹事長ら大物が次々に応援に駆けつけ、重点区とされていることをうかがわせた。

 接戦が予想される中、陣営が合言葉のように口にするのが「10万対6万の戦い」。前回選での川上氏と民主候補の得票合計が約10万票。赤沢氏が約6万票だ。「川上党も一枚岩ではない。真の保守という層がいる。そこをどうやって取り戻すかが争点になる」と西部選対本部長の広江一県議。大票田で切り崩しをかける。

 自民への強烈な逆風が吹き荒れる中、10日に米子市であった支援者集会。上田博久選対総本部長は「20日間で逆転するんだという気持ちでがんばります」と危機感もあらわに一致団結を強調した。「赤沢党」を前面に押し出し、「鳥取に必要なのは赤沢」と4年間の実績を強調するが、厳しい前哨戦が続く。

  ◇    ◇

 対する湯原氏。昨年9月に県議を辞した後、ひたすら選挙区を歩いて回ってきた。真っ黒に日焼けした顔からは「地域の実情を把握している」という自信がのぞく。全域をくまなく回り、2周目に入った。運動量では相手候補を引き離す。

 都市部では民主風が吹くが、選対本部長の福間裕隆県議は「天井を吹き荒れているだけで、鳥取で民主党は浮草みたいな状況」と冷静に受け止める。接戦を覚悟しながらも「負ける戦いではない」と手応えを感じている。党は勝敗の明らかな選挙区に幹部の応援は出さない方針だが、2区には公示後すぐに前原誠司副代表が入る予定。

 周辺の応援態勢にも熱が入る。連合鳥取は、磯江智昭会長が朝立ちに何度も立ち会うほどの力の入れよう。「ここで与野党逆転して政権を取る。総力を挙げて応援する」と過去に例を見ないほどの厚い態勢で挑む。

  ◇    ◇

 共産は2区での擁立を見送った。比例代表で07年参院選時の1・6倍の得票を目指し、小選挙区は自主投票になる。

 幸福実現党の甲谷氏は6月から街頭演説を開始。「消費税廃止、ミサイル阻止」の幟(のぼり)を立て、支持を訴える。公示を前に米子市を中心に地域回りに重点を置く。

3447名無しさん:2009/08/12(水) 21:35:51
>>千葉9区さん
千葉県内では読みにくい選挙区の1つが9区だと思いますが、
どう見ていますか?

3448石川3区:2009/08/12(水) 21:43:35
北陸最大の保守王国である石川県能登地方でも、自民党崩壊の兆しがみられる。
七尾市在住者からの情報では、ポスティングされるチラシ量とポスターなどの
掲示板の枚数が圧倒的に民主党が多いとのこと。比例で立候補する国民新党の
w貫候補者と連動して行った街頭演説には、すごい数の聴衆が聞き耳をたてて
いたとのこと。また民主党のK藤候補者は選挙区内で最も多い七尾市出身という
ことも、能登半島北部出身の自民党候補との違いを際立たせて、少し優位に
なりつつあるるとのこと。
 これは石川3区もひょっとして、引っ繰り返る!!かもしれませんね。

3449千葉9区:2009/08/12(水) 21:50:09
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/syuindanmen/090811.html
衆院選の断面 選択09・鳥取

 政権選択の懸かる衆院選が、公示(18日)まで一週間に迫った。川上党の動向や共産票の行方、建設業界の動向など激戦の前哨戦の断面を見る。(文中・敬称略)


2009/08/11の紙面より
【1】 「川上票の行方」

保守層めぐりせめぎ合い 自民攻勢の中どう結束維持

 衆院鳥取2区で熾烈(しれつ)な前哨戦を展開する自民・赤沢亮正と民主・湯原俊二。両陣営ともそれぞれの党支持層を固めるとともに、保守層や無党派層への支持拡大が課題。保守層をめぐるせめぎ合いでは、湯原を支える民主党県連代表で、参院議員の川上義博の影響力が強い“川上票”の行方が注目される。
■「川上党」
 川上は自民県議から国政に転身し、後援会には保守系の人が多い。無所属で出馬した2003年の総選挙で初当選して以降、後援会は「川上党」の異名をとる。

 05年の郵政選挙の敗戦を経て川上は06年、民主に入党し、07年の参院選で自民候補に圧勝した。この時も後援会は集票力を発揮したとされる。

 しかし、今回の衆院選鳥取2区で、湯原陣営の川上党は自民・赤沢との激突の影響を受けている。川上党の企業の一部が赤沢支持に回った。

 07年の参院選で川上を支援した2区のある会社社長は今回「わたしは民主党員ではない。何が何でも赤沢を当選させる」と言う。社長は保守の立場で「これまでは川上だから支援した」。

 しかし、今回、自民の赤沢本人から熱心な働き掛けを受けた。自民・赤沢陣営の攻勢の強さも物語っている。
■自・民激突
 過去、衆院鳥取2区では保守分裂選挙が繰り返された。保守同士では川上と相沢英之が争った03年、川上と赤沢が激突した05年。今回は過去2回に比べて「自民VS民主」の性格が強い構図だ。

 この構図の中で赤沢、湯原両陣営ともに保守層に食い込む必要がある。湯原陣営では川上党や湯原後援会の活動が注目される。

 しかし、川上党で赤沢支持に回る企業があるほか、民主・湯原支持のある町議は自民の基盤が強い地元で「『民主党』を前面には出しづらい」との実情を抱える。

 川上本人も言うように「川上党は、もともと一気には民主にいかない。(民主党県連代表を務める)川上を応援するつもりで今回、民主・湯原をやってもらっている」との要素もある。自民の攻勢も受ける中で川上党はどう結束を維持するか。
■後援会行脚
 一方の自民・赤沢陣営。公共事業の在り方など民主の政策への懸念をテコに、川上系企業を含む建設業や農業など業界団体の推薦を取り付けている。

 ただ赤沢陣営には「川上が本腰を入れ始めたら、ひっくり返そうとする可能性もある」と警戒する声もある。

 その川上本人が8月に入り単独の新しい動きを加速させている。2区の旧町単位の川上後援会の集会へ行脚する一方、自民支持の業界団体にも支援要請を始めた。

 後援会集会では公共事業の在り方や日米自由貿易協定への対応など民主の政策を説明し、「政権交代を」と民主と候補への支持を要請。

 川上は「川上党で自民候補の支持にいく人は一部。(後援会集会などで)川上党は民主・湯原でどんどん固まっている」とあくまで強気だ。

3450千葉9区:2009/08/12(水) 21:50:52
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/syuindanmen/090812.html
2】 「共産票はどこへ」

2区の勝敗を左右か 自民「厳しい」民主は「期待」

 衆院選鳥取2区に候補擁立を見送った共産党。衆院選に小選挙区制が導入された1996年以降、同党は毎回鳥取1区、2区に候補を立てており、県内で初めて「空白区」が生まれる。自民前職の赤沢亮正と民主新人の湯原俊二が激しく競り合う2区で、共産票はどう動くのか。
■内心の自由
 共産党鳥取県委員会が、2区に候補を擁立しない方針を決めたのは2007年9月。全300の小選挙区で候補擁立を目指す従来の方針を見直し、候補者を大幅に絞り込む党中央の方針に沿った措置だ。

 党県西部地区委員長の鷲見節夫は「小選挙区にも候補を立て、タイアップして比例票を押し上げるという考えもあった。しかし、候補を出すには金も態勢も要る。徹底して比例に集中しようと2年間やってきた」と話す。

 前回の衆院選鳥取2区で、共産候補は約6700票を獲得。2区内の比例は1万票台を維持した。今回、小選挙区で共産票がどこへ流れるか。鷲見は「小選挙区は自主投票。党員がどちらに入れるかは分からない。内心の自由だ」としながらも「空気としては民主党に風が吹いている」と述べ、同じ野党の民主党候補に流れる可能性が大きいと示唆する。
■マイナス要素
 共産票の行方について、赤沢陣営は「自民に来ることは考えにくい。逆風に加えて大きなマイナス要素」(西部選対本部長・広江弌)と厳しく受け止める。共産が候補擁立を見送り、民主が自民との一騎打ちを制した昨年5月の衆院山口2区補選では、共産支持層の8割以上が民主に流れたことが出口調査で明らかになった。

 鳥取2区では「共産票が最後の勝敗を決める票になる可能性もある」との見方もあり、赤沢陣営は農業団体や建設業界など従来の自民支持層により深く浸透することで、民主に流れるとみられる票をカバーする考えだ。

 一方の湯原陣営。選対本部長の福間裕隆は共産票について「期待はしている。非自民ということであれば、非自民を主張しているわが党の候補へ」と手ぐすね引く。ただ今のところ、共産支持層に対する具体的な働き掛けは考えていないという。
■戦略の成否
 共産党は2区内の比例の得票目標として前回の約1・6倍に当たる1万6千票を掲げる。小選挙区の候補に認められるポスターが掲示できないなど宣伝手段が限られるデメリットはあるが、党県委員長の小村勝洋は「大勢に影響はないようだ」と話す。

 「地域の支部からは『選挙区は赤沢、湯原両氏のどちらでもよいので、比例区は共産党で』というお願いが奏功しているという報告もある」と小村。2区を比例に絞った戦略の成否が問われる。

 (文中・敬称略)

3451とはずがたり:2009/08/12(水) 22:01:37
>>3448
始めまして〜。
此処は中選挙区時代からの保守地盤ですからねぇ。。
96年は新進推薦候補が惜敗しましたが,その後はああ云う形(保守の地盤を持った候補の擁立)で候補者立てられないですが,今回は巧く行きますやら。。
とまれ中央とのパイプが大事な地域なので今回は民主と云う流れが出たりすると良いんですけど。

>>3447
確かに千葉市の一部と近郊の都市型ながら水野が都市型の選挙で強いですよね。
どうなるか,期待はしてますが,読みにくい選挙区ではありますね。。

3452とはずがたり:2009/08/12(水) 22:20:24

【09衆院選・注目区を歩く・東京5区】突風…地力問われる戦い
2009.8.10 21:58
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090810/tky0908102028002-n1.htm

 午前8時前、車の通行量も少ない通りに面した改札口に向かい通勤客らが早足で駆け込んでくる。今月初め、自民前職・佐藤ゆかり氏が立っていたのは東急目黒線洗足駅前だ。

 利用者は1日平均約1万5千人。住宅やアパート、雑居ビルが密集する沿線の中でも比較的小さく、周囲も静かな駅。切符売り場横のスタンドに目黒、品川、大田区の広報誌が並び、区境に近いことが分かる。

 「“政権交代”の四文字熟語が飛び交っているが、大切なのは経済成長戦略や国家ビジョンが示されているかどうか。突風に乗るのではなく政策本位、候補者本位で慎重なる判断を」

 都議選の結果を“突風”と表現し、自民への逆風に強い危機感をにじませる佐藤氏。目黒区議とリレーしてマイクを握り、約30分。時間を惜しむように隣の大岡山駅前に移動した。

 街頭演説後、「地元の佐藤ゆかりとして定着してきた」と口にした佐藤氏。

 岐阜1区からの国替えを決めたのは1年半前。8期のベテラン、小杉隆元文相の地盤を引き継いだ。全国的な知名度も高いだけに「だれの応援に来たんですか」と聞かれることもあった。

 土曜日の東急大井町線二子玉川、自由が丘両駅前での街頭演説から始め、地域の行事にも顔を出し有権者への浸透を図った。小杉氏の秘書経験がある目黒区議、宗田次郎氏(48)は「佐藤さんじゃなかったら厳しかった」。

 17日の決起大会には小泉純一郎元首相が駆けつける予定だ。厳しい戦いが予想される“小泉チルドレン”で何人が生き残れるのか、地力が問われる。



 「充電完了」。佐藤氏を迎え撃つのは民主・手塚仁雄氏。落選から4年間、地域に根を下ろして活動し、「風だけに頼る戦いはしていない」と自信を深める。26歳で都議に当選した平成5年から街宣車を使わない活動を徹底している。

 駅前での街頭演説、商店街や路地を練り歩き、「この地域での知名度では負けていない」と手塚氏。連日2万歩近く歩くといい、「2年間で25キロやせた」。

 街頭では「政権交代」を強調。目黒、世田谷の両地域で都議、区議らがスタッフと同じ赤いポロシャツを着て支援する。

 「チーム手塚の一員。政権交代へのたすきをバトンタッチするときだ」。買い物客でにぎわう週末のスーパー前で、都議選で初当選を果たした関口太一氏(33)が力を込めた。地方選挙連勝を受け、衆院選を“最終ランナー”にたとえた。

 手塚氏は「日本を借金大国にしたのは今の政権。税金の使い方を変える。(投票で)新しい政権を作る大事業に参加して」と連日、訴えている。

 共産・宮本栄氏は3回目の挑戦。自公政権を正面から批判する一方、「その先の選択が問われている」と訴える。ただ、「『今回だけは民主へ』という声は前々回(平成15年)もあって苦労した。今回はむしろ民主党政権に不安を覚えるという人も多い」と指摘。立候補を決めた昨秋以降、1カ月で一巡するペースで各駅の街頭活動を続ける。

 幸福・木下真氏は景気対策としての減税や憲法改正などを訴え、連日、自転車遊説を展開している。(水野拓昌)



 公示まで1週間となった今回の衆院選。立候補予定者は国替えや再起などさまざまな事情を抱えながら選挙活動に汗を流す。都議選の結果は、衆院選でも再び繰り返されるのか。東京25選挙区の中から注目区の選挙事情を追った。

3453千葉9区:2009/08/12(水) 22:29:02
>>3447
勝手にリトマス選挙区と読んでます。
9区で勝てば政権交代。負ければ自民政権維持
そんな感じかな と。

・前回までの民主候補者須藤は、四街道市議
 (票田は若葉区or佐倉市)
 日本新党出身で言ってしまえば「細川チルドレン」
 はっきり言ってしょぼい候補でした。
・自民水野は、(実父の中尾栄一はアレだが、)義父の水野清はリベラル系
 本人も(外交はタカ派でも)イチタとつるむ感じの「党内改革派」
 ってことで、無党派票を喰える候補だと思います。(若手ですし)
・どちらにしろ、2人とも復活当選するのではないかな?と

3454千葉9区:2009/08/12(水) 22:31:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090812/elc0908122149030-n1.htm
【衆院選09】特定郵便局の「離反」 自民“牙城”の奈良3区、4区 (1/2ページ)
2009.8.12 21:48

 これまで自民の選挙戦を支えてきた各種業界団体に今回、公然と反旗をひるがえす動きが出てきた。自民の“牙城”とされてきた奈良県南部の奈良3区、同4区では、特定郵便局の職員らでつくる団体が、支援候補を自民現職から民主新人に組織的に切り替えた。4年前の前回衆院選で自民が打ち出した郵政民営化に「組織の存亡にかかわる」として反逆した格好だが、今回一転して逆風に見舞われた自民現職は異例の“どぶ板選挙”を強いられるなど、止まらぬ組織票離れに苦悩は深い。

 「厳しい選挙です。よろしくお願いします」。奈良3区に立候補する自民前職、奥野信亮氏(65)は集まった支援者一人ひとりに頭を下げ、握手をして回った。

 奈良3区は、法務大臣などを歴任した父の誠亮氏(96)の代から半世紀近く、議席を守り続けてきた「保守の牙城」。その奥野氏は今回、異例のきめ細かな支援者回りを展開している。

 地区単位でスポット演説をこなし、多いときには1日約450人の支援者と会う。12日には政見放送収録の合間を縫うように、地元・御所市から離れた王寺町や川西町などにも足を伸ばした。

 奈良4区で6選を目指す自民前職、田野瀬良太郎氏(65)も、自民への逆風で苦戦を強いられており、自民の陣営関係者は「今回ほど厳しい状況はない」とこぼす。

 一方、奈良県南部の五條市で7月25日、奈良3区と同4区の特定郵便局の職員ら約300人を集めて開かれた集会。「郵政政策研究会」(郵政研)の木村一臣・近畿地方本部事務局長は「もうからない郵便局は閉鎖され、利便性が損なわれる」と、自民が推進してきた郵政民営化の方針を痛烈に批判した。

 郵政研の前身は、特定郵便局の職員OBでつくる「大樹全国会議」。かつては自民の「集票マシン」と言われ、全国で約100万票を集めたとされる。

3455 ◆ESPAyRnbN2:2009/08/12(水) 22:50:59
>>3426
38歳なんてロスジェネなものか。恵まれた世代のくせに被害者ぶるな by 32歳ロスジェネ世代

参考(09年4月1日現在満年齢、現役大卒の場合)

年齢 有効求人倍率
40歳 1.40
39歳 1.08
38歳 0.76 ←長谷川
37歳 0.64
36歳 0.63
35歳 0.70
34歳 0.72 ←鈴木
33歳 0.53 ←吉田
32歳 0.48 ←仲川、俺
31歳 0.59 ←熊谷
30歳 0.59
29歳 0.54
28歳 0.64
27歳 0.83
26歳 0.95
25歳 1.06
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%B1%E8%81%B7%E6%B0%B7%E6%B2%B3%E6%9C%9F#.E8.B3.87.E6.96.99

3456名無しさん:2009/08/12(水) 22:59:09
http://www.asahi.com/politics/update/0812/TKY200908120330.html

《政治決戦24時:12日》「政権交代の風は台風なみ」2009年8月12日22時47分
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 午前 自民党の伊吹文明元幹事長が京都市で街頭演説し、「今ようやく景気回復の入り口にたどりついた。どうか皆さん、民主党が言っている政権交代という言葉に酔って、この景気回復の流れが中折れしないよう、賢明なご判断をお願いしたい。民主党の夢物語の結果、日本社会が混乱し、有権者の皆さんが、できもしない約束の不渡り手形を持ってぼう然と立ちすくまれることを我々は見逃すわけにはいかない」

 午後 民主党の菅直人代表代行が東京・新宿で開かれた同党のマニフェスト説明会で「民主党が都議会で第一党を占めた。都議会における政権交代がいち早く実現した。都議会が代わったからといってイコール知事が代わるわけではない。国政においては、30日に民主党が単独か友党とともに過半数をとれれば、鳩山代表に総理になっていただくと同時に、民主党中心の政権をつくりたい」

 夜 小泉元首相が川崎市で応援演説し、「実は小選挙区比例代表並立制に私は反対した。だけど、この制度だから、私は前回の選挙で大勝利した。自分が反対した制度に私は大きな利益を受けた。私も運はいいんですよ。今は厳しい。政権交代の風は強い。もう台風並みだ」

3457とはずがたり@38歳:2009/08/12(水) 23:05:23
大学受験は人数多くて結構狭き門で,ギリギリバブルを享受し損ねたタイミングで大学生で,就活も結構厳しめ(氷河期突入へ),でしたがその後を見るに未だ恵まれてたかもしれませんね。
33-29辺りの求人倍率ひでぇ。。

3458とはずがたり:2009/08/12(水) 23:05:56
>>3457>>3455へのレスっす。

3459SWERVES:2009/08/12(水) 23:10:21
お久しぶりです。
昨日、某所で伊勢新聞を読む機会があったのですが、すごい辛口ですね。
夕刊とか週刊誌かと思うくらい、報道部の意見を臆することなく書いてありました。しかも1面に。
全国紙に飽きた自分にはいい刺激になりました。

さて、三重選挙区で気になった事項をいくつか。
1区:川崎は自民隠し
2区:鈴木は鈴鹿市職労を取り込み、陣営に中川の前私設秘書を加えたが…時の運がなかったとの評
3区:平田は18日の公開討論会で早くも敗北宣言ともとれる発言→比例頼みから抜け出せずとの評
4区:森本は山中市長と関係を修復し、不利な状況から脱した
5区:勝つ可能性を残す三ツ矢だが、後援会を持たないスタイルと伊勢市長選しこりが…

基本与野党問わず言いたい放題のようですが、今回は終始自民に呆れた論調。
いきなり見出しが「民主圧勝の予感」
さらに「1〜5区を眺め回して、自民にプラス材料なし」と続く。
締めは「三重から総理(岡田)をのスローガンを出されたら自民はひとたまりもない」
   「特に故・藤波官房長官の支持者はこの宣伝文句に弱い」とくくっています。

3460とはずがたり:2009/08/12(水) 23:36:49
>>3459
面白いですね〜>独自性

因みに伊勢新聞はこちら。
http://www.isenp.co.jp/index.htm

誰かこの社の解説ありますか!?

3461名無しさん:2009/08/12(水) 23:49:48
>>3460 チョーローカルですよ。でも一応共同のサイトにリンク貼られていますが

四区情報はさらにさらにローカルから出しています。

3462府中の疫病神:2009/08/13(木) 00:12:14
>>3392
やってみましたので貼らせていただきます。

政党一致度
自民党42→48(+06)
民主党46→61(+15)
公明党44→55(+11)
共産党47→53(+06)
社民党46→50(+04)
国民新48→51(+03)
みんな53→67(+14)
改革ク35→29(-06)
新党日63→69(+06)
新党大60→61(+01)
幸福実46→60(+14)

選挙区候補一致度(東京18区)
土屋正忠 45→34(-11)
菅 直人 40→55(+15)
小泉民未嗣45→56(+11)
森 香樹 45→59(+14)

左が重み付けなし(全て標準の1点)、右が重み付けあり(標準なしで0.25〜4点)の数字です。
政党は元々自民<民主でしたが重み付けでさらに差が開きました。
選挙区は重み付けなしで見た時は棄権も考えたんですが、重み付けで菅>土屋に逆転。

全体の一致度だと、なんだかんだで「選挙的にどうでも良い部分(国防とか)」の一致もかなり影響しちゃうので、
重み付け有無の点差(カッコ内の数字)って結構重要だかなと思ってます。

それが最大だったという事で、今度の選挙は民主&菅で行く決心がつきました。

しかしどっちも次点が幸福実現党ってのがちょっとやだw
普通に点数だけみたら候補者は一番点取ってるし。
結局私みたいな保守崩れの民主支持票削る目的だとしたら有効打ではあったのかな。

3463 ◆ESPAyRnbN2:2009/08/13(木) 00:13:41
>>3457
別に38歳の人が云々という話ではありませんので、念のため。
政治家としてロスジェネを訴えるには、世代が違いますよ、という話。

とはいえ記事を読むと、朝日が勝手にカテゴライズしただけのようにも思えるんですけどね。
実際、38歳前後でそういうこと言ってる政治家って、あまり見ないような。
(例えば細野・津村・中村哲・三日月=71年生が、そういう訴えをしているかと言えば・・・?)


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