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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

2511とはずがたり:2009/07/29(水) 16:13:57
>>2510
絵に描いたような出来レース。
1区民は激怒した。必ず、かの 邪智暴虐の津島家を除かなければならぬと決意した。
若しくは「政党失格」でも佳いぞw
自民党で真面目にやってきた奈良や高橋は此処迄コケにされても自民党にしがみつくしかないのかね。哀れやのぉ。

2009年7月29日(水)
自民党候補に津島淳氏/本県1区
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090729154017.asp

 自民党県連は29日、衆院選本県1区の同党候補者について、公募による選考の結果、引退した津島雄二氏の秘書で長男の津島淳氏(42)に決めた。

2512とはずがたり:2009/07/29(水) 16:57:16

井戸知事相乗りと云い連合・五党協の残滓が見え隠れしてる気がしなくもない。

連合、田中氏推薦せず 衆院選兵庫8区 
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002175733.shtml

 8月18日公示、30日投開票の衆院選で、兵庫8区(尼崎市)に民主党推薦で立候補を予定する新党日本代表の新人田中康夫氏(53)について、連合兵庫(森本洋平会長)は29日までに、田中代表への推薦を見送る方針を固めた。社民党新人の市来伴子氏(31)の支持をする方向で最終調整しており、8月上旬にも正式決定する。

 傘下の連合尼崎地協の一部労組が以前から、市来氏の支援を打ち出していたことや、田中氏の労組批判発言などが連合側の反発を招いたことが背景とみられる。

 連合の不支持方針について、民主兵庫県連は「連合には連合の考えがある」とコメント。田中氏は「私は常に大きな組織の都合で動く政治を改め、小さくても確かな個人や地域の願いを実現しようとしてきた。その気持ちは変わらず、信念に揺るぎはない」と話した。

 8区をめぐっては、公明前職の冬柴鉄三元国土交通相(73)の対立候補として、民主が早くから候補擁立方針を表明。元長野県知事で参院議員の田中氏に立候補を要請していた。一方、同じ阪神間の6、7区で候補擁立を見送った社民は民主側に、8区で候補を立てず、市来氏を支援するよう求めていた。

 8区ではほかに、共産新人の庄本悦子氏(54)、幸福実現党新人の角出智一氏(43)が立候補を予定している。(藤原 学)

(7/29 14:54)

2513とはずがたり:2009/07/29(水) 17:25:27
>>2511
斜陽自民だヽ(`Д´)ノ

青森1区は津島氏の長男 県連公募、世襲批判も
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009072901000508.html
2009年7月29日 16時25分

 自民党青森県連は29日、津島雄二元厚相(79)の引退に伴う衆院青森1区の後継候補者を決める選考委員会を青森市内で開き、公募に応じた中から津島氏の長男で秘書の淳氏(42)を選んだ。近く党本部に公認申請する。

 県連は世襲批判の高まりを意識。公募形式での候補者選定を決めたが、結果として津島氏の長男が後継候補に決まり、有権者から“世襲”批判も出そうだ。

 県連によると、応募した20人の中から論文などの書類審査で6人に絞り、スピーチや面接による審査で最終的に淳氏を選んだ。

 津島雄二氏は作家の太宰治の娘婿で、淳氏は孫にあたる。
(共同)

2514 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/29(水) 17:37:03
>>2511
恭一がいますので、津島家へのお怒りはお収めくださいな。

ご参考
http://kingendaikeizu.net/dazaiosamu.htm

2515とはずがたり:2009/07/29(水) 17:45:26
>>2514
一応知っては居りますよん。
>>1779で書いたの雄二系統は引っ込んで恭一で統一せいという意図ですし,良く読むと>>2511も「1区民」となっている所がミソです。

まああんま田舎の富農なんて保守の基盤みたいなものなんで印象良くはないんですけど。。

2516名無しさん:2009/07/29(水) 18:39:11
医師会、自民と距離? 両にらみし民主推薦も
2009年7月29日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/all/CK2009072902000272.html?ref=rank

 8月30日投開票の衆院選に向け、自民党の有力な支援団体の一つである医師会の動向に注目が集まっている。政権交代が現実味を帯びる中、中部地方では、自民の候補予定者に推薦を出すのを見送ったり、自民・民主の双方の候補予定者に推薦を出す例がじわりと増加。「自民党と距離を置こうとしているのでは」との憶測を呼んでいる。

 長野県医師会の政治団体である長野県医師連盟は、2区で自民候補予定者の推薦を見送る方針。過去の国政選挙では5選挙区すべてで自民を推薦してきたが、今回は2区のみ自主投票となる見通し。後期高齢者医療制度に反対、というのが表向きの理由だが、「自民党離れも一因」と関係者。

 自民党の医療政策をめぐっては、診療報酬の抑制路線などに医師連盟の反発は強く、茨城県では全7選挙区で推薦候補を自民から民主へ切り替えた。中部地方でも「ある程度、民主に票は流れる」(福井県医師連盟幹部)との見方が強い。

 愛知県医師連盟は、与党の候補予定者にしか推薦を出さない方針だが、傘下の各地区の医師連盟は自由に推薦を出せる。2、9、14区で前回同様、自民、民主双方に地区連盟が推薦を出す方針。新たに7区で、東名古屋医師連盟(同県日進市など)が同様の対応をする。

 三重県では、民主党の有力議員らが出馬する1〜3区では、自民と民主の候補予定者を両にらみで推薦。これは4年前の衆院選と同じ対応というが、民主陣営の出陣式で「医師会の代表があいさつに立つこともある」という。

 一方、保守王国の岐阜、福井両県では、すべての選挙区で医師連盟は、自民の候補予定者だけを推薦する。ただ、岐阜の同連盟幹部は「最近の政治情勢を勘案すれば、民主党と意見交換することもある」と従来にない配慮をみせる。

 滋賀県医師連盟は衆院選の支持政党は「未定」としているが、幹部の一人は「昔に比べて、医師は選挙での影響力を失っている。支持を出しても、実際は形だけだ」と、“集票マシン”としての組織力に陰りが見える。

2517とはずがたり:2009/07/29(水) 19:03:45
>>2516
゛;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブフォッ
>三重県では、民主党の有力議員らが出馬する1〜3区では



民主党の有力議員が出馬する1区!?

2518さんだーばー堂:2009/07/29(水) 19:07:36
>>2287
眞鍋本人は「勝手に使われた」とおかんむりのようで…
http://manabekawori.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-51ab.html

2519名無しさん:2009/07/29(水) 19:21:04
>>2518
あらら、ほんとだ。

ちなみに
過去に桜井よしこさんの写真を勝手に使って、訴えられた候補(何年も前の区議選)もいます。

25202519:2009/07/29(水) 19:39:47
見つけた

http://www.city.koto.lg.jp/ac/gikai/8074/157.html

衆院選と全く関係ないレスですみません。

2521千葉9区:2009/07/29(水) 19:39:54
おっ これは真鍋が騒げば火を大きくする可能性あるなあ
静岡7区に更なる波乱ですね。

2522とはずがたり:2009/07/29(水) 19:52:00
>>2518-2521
こんな凡ミスするなんて城内も可成り劣勢で結構焦ってるのでは??

政治家は写真自由に使っても良いんでしょうかね?
07参院選滋賀選挙区の自民と云うか山下が此迄散々対立してきた嘉田に頭下げて誘い出して山下とのツーショット撮って宣伝に使ったのを思い出します。
超政党の嘉田ちゃんらしくそこは鷹揚に構えてましたけど,タレントだと変な色着いちゃうと困りますもんね。

2523千葉9区:2009/07/29(水) 19:53:42
>>2510
高橋県議あたりが夜明けと連んで出馬しないですかね
したら、今回最多立候補の7人になる。6人(自・民・社・共・幸・無)の選挙区はいくつかありますからねー

2524とはずがたり:2009/07/29(水) 19:58:03
>>2523
夜明けが完全に失速気味っすからねー。
小泉チルドレンがそうだったけど最近の自民の若手層には全然気概って物を感じないしそのまま退散っすかね。一度二度落とせばお鉢が回ってくるとか可能性低い妄想をしてふて寝の可能性が高そうな。。

2525千葉9区:2009/07/29(水) 19:58:46
>>2517
有力ですよ
第一党になれなかった場合の副議長最有力候補ですからね。
まあ、その場合小選挙区で当選なんて夢のまた夢でしょうけど

2526とはずがたり:2009/07/29(水) 20:03:47
>>2525
中井が副議長最有力候補!?(´・ω・`)

首相は小選挙区当選が暗黙の了解ですけど,議長・副議長にはそういうの無いんでしょうかね?
参院は比例代表候補が就任したりしてますけど,衆院は小選挙区落選してってのはネックかと。

2527千葉9区:2009/07/29(水) 20:14:05
自分なりの嫌みです(汗
民主党第一党にならず カツ 中井小選挙区当選
という限りなく可能性の低い事象が起きれば、彼が副議長でしょう。

2528とはずがたり:2009/07/29(水) 20:18:44
そんな事態になったら俺も此処で散々中井の悪口云ってきたことを素直に詫びて,民主苦戦の中頑張って当選した彼に副議長喜んでやって貰いましょうねw

2529名無しさん:2009/07/29(水) 20:28:06
眞鍋かをり、選挙援軍報道に「困惑しています」
2009.7.29 19:56

 タレントの眞鍋かをり(28)が29日、衆院静岡7区から無所属で出馬する元衆院議員、城内実氏の選挙援軍に加わったとの一部スポーツ紙の報道に対し、自身の公式ブログで否定した。

 眞鍋は、城内氏の後援会ポスターに自身の写真で使用されていることについて「今朝のスポーツ新聞に掲載されていましたポスターについてです。候補者の方と私が一緒に写っている写真が使われていますが、その方とは全く関係ございません」と援軍報道を全否定。写真について「1年ほど前に一度だけ対談でお会いしてそのときに写真を撮りましたが、何故その写真がポスターになってしまっているのかわからず困惑しています」と綴っている。

 そして「私は特定の政党や政治家の応援はしていませんし応援コメントも出していません。何故このような使われ方をしたのか確認して対処したいと思います」としている。

 一方の城内氏は、公式ブログの27日の書き込みで、街頭演説などとあわせて、眞鍋かをりとのポスターを支持者に配布しながら、支援の輪を広げようとしている日々をつづっている。

http://www.sanspo.com/shakai/news/090729/sha0907291957019-n1.htm

2530千葉9区:2009/07/29(水) 21:04:03
http://www.asahi.com/politics/update/0729/TKY200907290346.html
津島氏後継は県連公募で長男、党本部は「認めない」
2009年7月29日20時49分
 自民党青森県連は29日、引退表明した衆院青森1区の前職、津島雄二氏の後継に長男の淳氏(42)を決めた。しかし、党本部は世襲への風当たりも考え、公認しない見通しだ。8月18日の公示まで1カ月を切る中、同区以外で候補者が決まっていない4選挙区を含め、調整は難航しそうだ。

 「私どもは公約で、世襲、連続して3親等内(の出馬)は禁止する。私は『認めるべきじゃない』と選対の立場ではっきり申し上げる」。政権公約の世襲制限を主導した自民党のプロジェクトチーム座長の菅義偉選挙対策副委員長は、青森県連の決定後、淳氏を公認しない考えを繰り返し、記者団に強調した。

 一方、県連は、会長の大島理森国会対策委員長が淳氏と青森市内で記者会見し、「マニフェストは『今回の選挙から』ということではない」と強調。大島氏は細田博之幹事長にも電話し、「公募のスタイルをとり、世襲だからというのではなくスタートラインを一緒にした。手順を踏んだ結果だから尊重してほしい」と求めた。細田氏は「決定を承った」と答えるにとどめた。

 大島氏は応募20人の中から「総合的客観的に判断し決めた」としたが、この日の選考委員の投票結果は公表しなかった。県連は29日中に党本部に公認申請し、党が世襲制限を盛り込む公約を31日に正式決定する前の「駆け込み申請」となった。

 菅氏は、小泉元首相の次男進次郎氏と臼井日出男元法相の長男正一氏の世襲については「(昨年)党として支部長に決定をした。さかのぼって(制限を)やることは混乱をきたし、党としての責任問題になる」と淳氏との事情の違いを強調する。

 淳氏自身は世襲制限について会見で問われると、「選挙戦で有権者がそのことも含め判断する」。大島氏も公認されない場合の対応については「いま答えません」としか語らなかった。(鶴岡正寛、岩尾真宏)

2531千葉9区:2009/07/29(水) 21:05:39
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090729/elc0907291711003-n1.htm
【09衆院選】千葉13区に橘氏出馬へ
2009.7.29 17:11
 会社社長の橘謙造氏(60)が29日、千葉県庁で記者会見し、衆院選の千葉13区から無所属で立候補する意向を表明した。

 橘氏は「食料や燃料の備蓄基地を全国に造りたい。また、国家戦略として食料自給率を上げたい」などと述べた。

 橘氏は熊本県出身。日本航空社員、千葉県富里町議などを経て、輸入家具販売会社を経営している。

2532とはずがたり:2009/07/29(水) 21:12:23
>>2530
青森1区・福岡11区・宮崎1区は無所属自民推薦ばらまきでええんちゃうの?
こーなると地元で孤立する中川悪や川条(やひょっとしたらさつき)なんか公認するよりも田中や左藤(ひょっとしたら城内)の両者ともに無所属自民推薦した方が良さそうな気がする。

2533千葉9区:2009/07/29(水) 21:18:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009072302000159.html
各小選挙区の情勢 県内有数の激戦区に
2009年7月23日

 八月十八日公示、同三十日投開票される衆院選は、今月二十一日の衆院解散とともに、各陣営が本格的な「選挙モード」に突入し、真夏の舌戦を繰り広げている。県内の全七小選挙区からは二十三人が出馬を予定。民主に追い風が吹く中、保守王国・茨城で同党は議席を伸ばすのか、それとも自民が現有五議席を守り抜くのか。公明票の行方や、共産の独自候補空白区での同党支持者の動向も注目される。各小選挙区の情勢を追った。

 自民前職の赤城と民主新人の福島、共産新人の田谷らが出馬を予定する。前回とほぼ同じ顔触れだが、赤城の事務所費問題、県医師連盟の民主へのくら替えなど情勢が変動する要素を抱え、赤城と福島を軸に県内有数の激戦区となりそう。

 赤城は、事務所費問題やばんそうこう騒ぎで農相辞任に追い込まれて以降、小まめに地元に帰り、支持者に「おわび行脚」を重ねてきた。陣営は「騒動は沈静化した」とする。これまで解散前に街宣車に乗ることはなかったが、春から街宣車で遊説を始めるなど、民主への風に対する危機感は強い。

 県西に厚い支持層を持ち、「水戸で(福島に)並びたい」と陣営。後援会や公明票などに票を上乗せし十二万票獲得が目標。赤城は「背水の陣。全身全霊で戦い抜く」と語り、前回の大量得票からの目減りを食い止めたいとする。

 福島は「選手交代」を旗印に昨年二月から、選挙区の世帯を自転車で回り、支持を集める「どぶ板選挙」を展開。現在は支持組織や企業回り、街宣活動に取り組む。農家がポスターを張ることを許してくれたり、建設業が協力的になったりと、従来の自民支持層に浸透している手応えがあるという。

 陣営は「県西でタイ、水戸で勝ち抜く」を目標に連合票約四万票、一万世帯ともされる後援会、自民から民主推薦に変わった医師連盟などの約三千票に、票を積み増して十二万票獲得を目指す。

 田谷は1区に軸足を置きつつ、比例代表も見据え全県で支持拡大を図る。後援会の集会「語り合う集い」に力を入れ、雇用や暮らしの悩みに耳を傾けるなどし「生活者の安全網として評価が広がり、党員や後援会員は増えている」と陣営。小選挙区での得票躍進と比例北関東ブロックでの二議席目獲得を狙う。 =文中敬称略

  (伊東浩一)

2534千葉9区:2009/07/29(水) 21:18:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009072402000198.html
各小選挙区の情勢 揺らぐか固い地盤
2009年7月24日

 共産が今回は独自候補の擁立を見送り、自民前職の額賀に民主新人の石津が挑む構図となっている。

 財務相、防衛庁長官、党政調会長などを歴任する額賀は保守王国・茨城の中でも特に固い地盤に支えられ、前回、次点の民主候補に倍以上の得票で圧勝。「過去二、三回の選挙は若手の応援に駆け回り、地元入りは公示日ぐらい」(陣営)。

 だが今回は内閣支持率の低迷に危機感を抱き、解散風が吹き始めた昨年秋以降、頻繁に地元に帰っている。戸別訪問をはじめ小さな集会にも顔を出し、支持固めに躍起だ。

 「今までにない逆風が吹いている。原点に返って死にもの狂いで戦う」と陣営。自民党色を出すことを避け、国政での八期二十五年の実績を前面に訴えていく戦略で、逆風の影響を最小限に抑えたいとしている。

 一方、出馬表明が昨年九月と遅かった石津。解散が延びたことで、「労組はじめ従来の民主の支持基盤は固めた」と陣営。「元大洋村長という実績を生かした保守層への浸透も進んできた」と手応えを感じている。

 選挙区内全十五万世帯のローラー作戦を終え、現在、石津は自転車で戸別訪問、つじ立ちを展開。農協など自民支持が根強い団体への食い込みも狙う。

 出馬表明と同時期に選挙区に民主党の総支部が設立され、陣営は「鹿行にも民主党の灯がともった。村長の知名度と党のブランドの両輪をどう融合させるかがカギ」。民主支持に回った医師会、郵政研の票に加え、「約一万ある共産票、投票率アップ分のそれぞれ七割は取れるだろう」と分析し、前回、民主候補が獲得した六万五千票からの大幅積み増しを目指す。

 =文中敬称略

 (沢田佳孝)

2535千葉9区:2009/07/29(水) 21:19:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009072502000146.html
各小選挙区の情勢 自・民 激突の様相
2009年7月25日

 混戦模様だった前回から一変、葉梨、小泉の事実上の一騎打ちとなる公算。三選を目指す葉梨が議席を死守するのか。小選挙区で四回目の挑戦となる小泉が悲願達成か。カギを握るのは“茨城都民”の動向や共産票、昨秋以降の市町長選で分裂する保守票の行方だ。

 「民主で滅亡か。自民で安心を確保するかの選択選挙」。衆院選をこう位置付ける葉梨は写真週刊誌の「働きマン」ランキングで与党トップ、全体でも十八位にランクされた国会での「実績」を支持者らに訴える作戦。

 自民が大敗した都議選を「現状に対する不信感の表れ」と分析し、「結果をしっかりと総括し、生まれ変わった自民党につくりかえる」と話す。

 今回、候補者を擁立しなかった共産票が小泉に流れる可能性があり、葉梨は「前々回は民主、共産の合計票は自分の票を上回っていた」と警戒感を隠さない。昨年十一月以降、守谷、稲敷、利根の各市町長選で保守が分裂したことが選挙戦にどう影響するかも懸念材料だ。現在、地元取手市などの都市部や稲敷市、稲敷郡の後援会引き締めに走り回る。

 衆院選を「自民から民主への政権交代選挙」と位置付ける小泉は、この四年間、弱点とされてきた農村部に後援会を次々に組織。同党が掲げる農業者戸別所得補償制度などの政策を訴え、支持を広げている。さらに平沼赳夫、亀井静香両氏ら自民離党組の大物議員を招いた勉強会を開くなど、党派にこだわらない活動で保守層に食い込みを図る。

 JR常磐線とつくばエクスプレス(TX)で都内に通う大学生や会社員など“茨城都民”が多い選挙区だけに、都議選の結果は強力な追い風。小泉は「都民の怒りの大噴火」と分析、JRやTX各駅前の街宣も強化している。 =文中敬称略

  (坂入基之)

2536千葉9区:2009/07/29(水) 21:19:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009072602000138.html
各小選挙区の情勢 危機感募る梶山氏
2009年7月26日

 自民前職で四選を目指す梶山と、民主新人の高野による事実上の一騎打ちの公算。盤石な組織力を誇る梶山だが、党への逆風に危機感を募らせ、こまめに集会を開いて支持固めを徹底。高野は前回、知名度不足が響いて梶山に大きく水をあけられたが、今回は運動の主力となるボランティア組織「草の根会」に加え、連合茨城も強力に後押しする。

 父・静六の政治信条だった「愛郷無限」のポスターが張られる梶山事務所。市町村合併以前からある九つの後援会が選挙戦を担う。週末を中心に地元入りし、解散風が吹いた昨秋以降、自治会単位のミニ集会は「数百回を超えたのでは」と後援会幹部。

 選挙区は県内でも特に高齢化が進み、後期高齢者医療制度への反発が強い。「分かりやすく説明すれば理解してもらえる」と、梶山は頭を下げて回る。

 陣営が最も警戒しているのが、小選挙区制で政党間対決が定着してきたこと。秘書は「梶山対相手候補から自民対民主の構図に変わり候補者が前面に出ない」と悩む。

 高野陣営は「草の根会」が今春までに選挙区の全六市町村で結成された。高野は「前回は点で終わったが、今は線につながり、面に広がっている」と支持拡大の手応えを強調する。

 「できるだけ多くの人に名前を知ってもらいたい」と、週三回は大型商業施設や交差点などでつじ立ち。戸別訪問にも力を入れる。解散後、事務所に連合茨城の専従スタッフが動員され、体制は前回から大幅に強化された。無党派層も多い大票田のひたちなか市を中心に、浮動票の取り込みを狙う。

 草の根会のメンバーは「梶山氏の強固な地盤だが、やっと土俵に上げてもらって戦いになっている」と期待を寄せる。 =文中敬称略。

  (原田拓哉)

2537千葉9区:2009/07/29(水) 21:20:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009072702000146.html
各小選挙区の情勢 背水 岡部氏が挑む
2009年7月27日

 前回、県内の選挙区で民主で唯一議席を獲得した大畠と、比例代表で復活当選した自民岡部の前職同士が三度目の対決。日立製作所労組出身の大畠は電機連合を主力とする組織戦で臨むが、組合員の減少による組織力低下を懸念。大畠に二連敗中の岡部は前回票を最低ラインに設定し、「背水の陣」の様相だ。

 党への追い風が吹く大畠陣営だが、後援会幹部は「中央の風は、ここ茨城5区には届かない」と、上滑りを警戒。派遣労働者やパート従業員の増加で、日立グループでもこの四年間で組合員が二割減少した。このため労組OBに支援を求め、組織力低下を補う。グループ企業の経営悪化も影を落とす。電機連合の選対は「夏の一時金が低調で、選挙戦への士気にもかかわる」と危惧(きぐ)。

 大畠は毎週月曜日の朝、JR常磐線の駅頭で国政報告会を行い、政権交代を呼び掛けてきた。陣営が今回、特に力を注いでいるのが農村部への浸透。「若い人が農業を継げる地域づくり」を訴え、固い自民層で新たな票の掘り起こしを目指す。

 一方、岡部は「前回、小泉旋風で当選したが、今回はまったく逆の立場」と、旧十王町を含め、四つの後援会をフル稼働させる構えだ。日本青年会議所や民間非営利団体などとも連携し、無党派への浸透も図る。

 岡部は週末を中心に地元入りし、支持者を回ってきた。「どれだけ人に会ったかが、勝敗の分かれ目。数人のミニミニ集会にも出掛ける」(後援会幹部)と、地道な活動を続ける。前回、北茨城、高萩では大畠票を上回ったが、大票田の日立での支持拡大を狙う。

 一万三千票前後といわれる公明票にも期待を寄せるが、どれだけ取り込めるかは不透明だ。 =文中敬称略

  (原田拓哉)

2538千葉9区:2009/07/29(水) 21:20:31
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009072802000149.html
各小選挙区の情勢 厚労族と元官僚激突
2009年7月28日

 厚労族の実力者と、元厚労省官僚による事実上の一騎打ちの構図。十期連続当選の自民前職の丹羽に、民主新人の大泉が挑む。

 丹羽は厚相を三度経験、党総務会長なども務めた大物。過去の選挙では他を圧倒する強さを見せてきた。「強固な地盤と後援会組織はなお健在」(後援会幹部)というものの、陣営幹部は「今回の戦いは厳しい」と危機感を募らせる。

 東京都議選などに表れた有権者の自民離れと民主への追い風。何より神経をとがらせるのが、これまで有力な支援団体だった県医師連盟の反旗だ。土浦市で開業する整形外科医は「診療報酬が引き下げられ、医療の現場は悪くなるばかり」と、自民の医療政策を激しく批判。その矛先を丹羽に向ける。

 「国道6号バイパスの整備やつくばエクスプレス、JR常磐線の東京駅延伸などに尽力している。民主では無理だ」と強気の丹羽だが、解散後は地元に張り付き、あいさつ回りに余念がない。

 丹羽の厚相時、同省の課長職にあった大泉。丹羽について「雲の上のような人だった」と苦笑して振り返り、「ものの考え方など、私は決して丹羽大臣派ではなかった。社会保障制度を構築する時の(大臣の)いろいろな言葉に強い反発を持っていた」と対決姿勢を強く打ち出す。JR土浦駅前で、白衣姿の県医師連盟委員長・原中勝征と一緒に有権者に支持を訴えることも。

 山口県副知事を務めた後、民主公認で同県で衆参二回の選挙に出馬、落選している。昨年九月、土浦市に事務所を構えた。解散が先送りになり、陣営は資金や人材の確保に苦労しながら何とか態勢を維持。事務所の責任者は「郵政政策研究会の推薦も心強い。丹羽さんの背中がはっきり見える。これからが本当の戦い」と話す。

 =文中敬称略

 (塙幸雄)

2539千葉9区:2009/07/29(水) 21:20:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/ibaraki/CK2009072902000143.html
各小選挙区の情勢 保守票の行方注目
2009年7月29日

 無所属中村の金城湯池に自民永岡、民主柳田らが挑む。前回、保守分裂で中村と永岡が奪い合った「保守票」の行方が、今回も注目される。

 永岡は前回、郵政選挙で自民に追い風が吹いたにもかかわらず、小選挙区で敗れ、比例で復活当選。今回は反対に逆風を受ける厳しい情勢だが、「小選挙区で当選を目指す」(陣営)と意気込む。

 古河市を地盤とする永岡は、この四年間、同市の三地区と五霞町で後援会青年部をつくり、若年層の支持基盤を強化してきた。ただ、民主候補が前回の「落下傘」から古河市出身の柳田に代わったことから、同市での票の分散を警戒する。

 柳田は昨年二月に古河市に事務所を開設。今年六月には境町と五霞町に後援会を設立するなど、着々と準備を進めてきた。

 毎週月曜日には、JR古河駅で朝立ちし、無党派層への支持拡大を図る。七月に開かれた党支部の時局講演会では、「茨城7区から日本を変えていきたい」と意欲を見せた。会場には医師会や郵政政策研究会の関係者らが多数訪れ、保守層への浸透をうかがわせた。

 中村は十一回目の当選を目指し、地域回りに余念がない。中村系県議三人が支援する。

 当落のカギを握るのは、強力な組織力を誇る後援会「喜友会」だ。中村がゼネコン汚職事件で衆院議員を失職後、五年ぶりに出馬した前回は、会員の高齢化で組織力が低下しているとみられていた。だが、二〇〇〇年衆院選と比べ、票を減らすどころか約千票も上積みして、喜友会の盤石さを見せつけた。

 今回も、会員の高齢化が不安視されるが、中村系県議は「役員を入れ替え、若返りを図っている。組織力の維持は大丈夫」と力を込める。 =文中敬称略

  (中西公一)

  =おわり

2540千葉9区:2009/07/29(水) 21:27:19
http://mainichi.jp/area/tochigi/archive/news/2009/07/23/20090723ddlk09010205000c.html
’09衆院選:とちぎの夏 第1部・対決の構図/1 /栃木
 ◇10選狙う船田氏に挑む3新人
 10選を目指す自民・船田元氏に、民主・石森久嗣氏、共産・小池一徳氏ら3新人が挑む。県都・宇都宮市を抱える1区は浮動票が多く、風に左右されやすい。組織選挙重視の旧来の手法による効果は限定的で、無党派層の支持をいかにつかむかがカギを握る。

  ◇   ◇

 「私は三重苦だと戒めている」。今月8日、市内で開かれた佐藤栄一宇都宮市長後援会の役員会。船田氏は自身の窮状をそう表現した。一つは自民への逆風、一つは都市部で民主への風が吹く「1区現象」、もう一つは幸福実現党の存在だ。

 「福田富一知事と佐藤市長とスクラムを組んで頑張っていく」。船田氏はたびたび両者との共闘を強調する。だが、福田知事は21日の会見で「知事が声をかけたから、意向に沿って投票する有権者は数少ない。もうそういう時代ではない」と述べ、応援の効果は限定的との見方を示す。

 船田氏も地元首長や団体の支援を受ける従来の組織選挙の限界を認める。解散した21日、船田氏は記者団に「組織されていない方々へどうアピールするかに主眼を置く」と語った。ミニ集会を中心に、街頭演説や企業訪問に力を入れる。

 「自民対民主では勝つ見込みはほとんどない」と危機感を強める船田氏。自民県連幹部は「石森さんは10万票以上取るが、船田さんも10万票は取る。数千票の差ではないか」と接戦を予想する。

  ◇   ◇

 「古い体質の政治をやめさせるのが選挙の大きな争点だ」。解散から一夜明けた22日、石森氏は東武西川田駅前で、通勤客らに「政権交代」を訴えた。

 石森氏は医師としての知識を生かした健康出前講座を開くなど、知名度アップを図っている。「知名度100%の相手候補に対し、こちらは3、4割だったが、だいぶ上がってきた」と手応えを語る。自民の地盤の農家回りなども精力的にこなしてきた。

 移り気な都市住民の票は一気に動く。05年の郵政選挙は自民に吹いた風で、船田氏が民主候補に完勝したが、07年参院選では、逆に宇都宮市内では民主候補が自民候補に約5万票の大差を付けた。

 労組以外の組織票獲得も課題。県医師会(高島三喜会長)の政治団体・県医師連盟は今回、船田、石森両氏を初めて推薦する。これまで自民候補を推薦してきたことから、石森氏の選対幹部は「県医師連盟の『お墨付き』はインパクトが大きい」と歓迎。労組や無党派層以外にも浸透を図る。

  ◇   ◇

 共産は県内の小選挙区で唯一、候補者を擁立する。東京都議選では共産は大きく議席を減らしたが、小池氏は「政権選択の選挙という報道や、民主党への風というのは否定できない」と、2大政党の争いの中での埋没に危機感を強め、街頭宣伝を中心にミニ集会などを繰り返す。

 幸福実現党の河内宏之氏は、県内で学習塾を展開する会社の社長で、一定の知名度もある。船田氏の選対関係者は「5月の連休前は幸福の科学から船田を支援する話があったが、出馬で状況ががらりと変わった。保守系で、船田の票が取られる」と警戒する。【山下俊輔、戸上文恵】

  ◇   ◇

 政権交代が実現するかどうかが最大の焦点となった今回の衆院選。選挙区ごとに、対決の構図や情勢を探った。=つづく

2541千葉9区:2009/07/29(水) 21:27:58
http://mainichi.jp/area/tochigi/archive/news/2009/07/24/20090724ddlk09010097000c.html
’09衆院選:とちぎの夏 第1部・対決の構図/2 /栃木
 ◇閣僚と党幹部が激突
 自民・佐藤勉氏と民主・山岡賢次氏による5回連続の対決。前回まで佐藤氏が小選挙区で4連勝し、山岡氏は3回、比例で復活当選した。今回は総務相と党国対委員長の激突という全国的な注目区に。有権者は40万人以上で、1区に匹敵。大票田の小山市は首都圏への通勤圏内で、他県からの移住者も多く、民主への全国的な追い風を受けやすい。さらに、植竹哲也氏の出馬、共産系候補者の不出馬という要素が選挙戦に影響を与えそうだ。

  ◇   ◇

 「総務相として地方分権を頑張っている。特に福田富一知事の要望は丸のみして頑張る」。12日の自民県連の役員会。佐藤氏は地域重視を強調した。11日の真岡市の事務所開きでも佐藤氏は「浮動票を取るのは難しい。組織の皆さんのご支援を掘り起こし、選挙を乗り切る」と首長らを前に支援を求めた。

 佐藤氏を支えるのは首長や地元議員、団体で組織型の選挙手法。地方分権の強調は、支援してくれる地元政治家への配慮と協力を求める姿勢に他ならない。山岡氏は「行政組織が選挙組織になっている。自治会を使い、隅まで行き渡る」と警戒感を隠さない。

 だが、民主支持の拡大で苦戦を予想する関係者も多い。自民県連幹部は「4区は最重点地区。現職閣僚を落とさないため、他の区から応援が入る」と危機感をあらわにする。

  ◇   ◇

 「今度の戦いは歴史的に言えば桶狭間の戦い。『山岡・織田信長』が負けることがあれば、政治家としての生命は絶たれる」。18日の小山市での事務所開き。山岡氏は歴史小説家の養父、山岡荘八氏の作品を意識し、自分を織田信長になぞらえ、600人の前で支援を訴えた。山岡氏は「これまでで一番熱気がある」と悲願の選挙区勝利の手応えを強調した。

 山岡氏は個人後援会が中心の選挙活動を展開する。「後援会プラス広く浮動票を取るために、ポスター張りと街頭宣伝に力を入れている」と話す。18日の事務所開きでは、全国郵便局長会の政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)や立正佼成会の幹部も出席した。郵政研は今回初めて山岡氏を支援。不安定な浮動票以外に、組織の強化にも力を入れる。

  ◇   ◇

 平沼赳夫元経済産業相の支援を受ける植竹氏は「消去法で選んだ民主への期待はあるが、真の意味の期待感は高まってはいない」と述べ、街頭演説や自転車を使った活動を中心に支持拡大を図る。

 植竹氏の父、繁雄氏は自民の元衆院議員で、祖父も郵政相を務めた政治家一家。長年の政治活動で、地元の知名度はあり「1万票以上はあるのではないか」(自民県連幹部)とも言われる。保守系の植竹氏の得票は、佐藤氏には不利に働く。

 05年の衆院選は共産系候補は9900票を獲得。共産系候補が出馬しない今回の選挙について、山岡氏は「(共産票が)自民に流れることはない」と予測する。幸福実現党の関沢知尋氏も立候補を予定するが、選挙戦への影響は未知数だ。【葛西大博、山下俊輔】=つづく

2542千葉9区:2009/07/29(水) 21:28:33
http://mainichi.jp/area/tochigi/archive/news/2009/07/25/20090725ddlk09010100000c.html
’09衆院選:とちぎの夏 第1部・対決の構図/3 /栃木
 ◇全国行脚で支持求める渡辺氏
 「自民党はタイタニック号。沈むのが分かっていても、なかなか救命ボートに乗り換えない。選挙が始まる前に離党届を出した方がいい」。衆院解散翌日の22日、渡辺喜美氏は無所属新人の衆院選立候補予定者の応援のため、富山県高岡市にいた。講演の中で渡辺氏は「我々のような保守の第三極が、次の政権の中に入っていかないとこの国は危ない」と叫び、聴衆からは拍手が起こった。

 新党結成を目指す渡辺氏は、来月18日の告示日まで地元での活動予定はない。3区の関心は、選挙の勝敗よりも渡辺氏がいつ新党を結成するかに移る。渡辺氏は22日の高岡市での会見で、結成時期について「準備の都合もあるのでタイムリミットは限られる。今月あるいは8月上旬には作りたい」と語った。

  ◇   ◇

 渡辺氏による自民党離党の呼びかけ。裏返せば、思ったほど離党者が現れない焦りとも受け取れる。渡辺氏は「当選は難しいと思いながらも、決断できない印象を受ける」と同調者が予想より少ない現状を評する。

 渡辺氏と同じ保守系無所属の平沼赳夫元経済産業相は22日、「平沼グループ」の結成を正式発表した。平沼氏は「自民党、民主党の同じ考えの人たちを糾合して新しい第三極を作りたい」と語る。「第三極を作る」という渡辺氏と平沼氏の発言の一致。渡辺氏は講演でも、平沼氏や自民の鳩山邦夫前総務相と会談したことについて触れ、今後の連携を示唆した。

  ◇   ◇

 自民党本部は5月、離党した渡辺氏の3区の「刺客候補」を本部主導で擁立することを決めたが、選定作業は難航している。4区で出馬予定の無所属、植竹哲也氏にも自民党本部から3区での立候補要請があった。平沼氏のグループに参加する植竹氏は「4区でやる気持ちは変わっていない」と要請を断った。

 最近では、地元や県連内に「党本部の候補者擁立は無理だろう」という見方が広がりつつある。その空気を反映したのか、5日に大田原市で開かれた渡辺氏の後援会地区代表者会議には、自民県議5人が参加した。新党を結成する候補者に対し、自民議員が支援に回ろうという「ねじれ」の構図。自民県連は、現在のところ静観する構えだが、県連幹部は「党本部が候補者を立てた場合、渡辺氏を支援するなら離党は避けられない。新党結成だけなら対応は難しい」と話す。

 渡辺氏の一連の動きは、今後も自民県連内に火種を残す結果となりそうだ。また、幸福実現党の斎藤克巳氏も立候補を予定する。【柴田光二、葛西大博】=つづく

2543千葉9区:2009/07/29(水) 21:29:34
http://mainichi.jp/area/tochigi/archive/news/2009/07/28/20090728ddlk09010043000c.html
’09衆院選:とちぎの夏 第1部・対決の構図/4 /栃木
 ◇鹿沼の票の行方に注目
 比例北関東ブロックへの転出を目指す森山真弓氏に代わり、9年ぶりの小選挙区で5選を目指す自民・西川公也氏と、再選を狙う民主・福田昭夫氏が激突する。さくら・塩谷郡を地盤とする西川氏、日光市の福田氏の2人にとって、鹿沼市での票の行方が明暗を分ける。西川氏は森山氏との連携による相乗効果で、逆風の中での自民の議席維持を目指す。前回、比例で復活した福田氏は、民主への追い風を受け、悲願の小選挙区での勝利に向けて、組織を引き締める。

  ◇    ◇

 「ようやくスタートラインに立てた。(県議選以来)初めていい体制を組んでいただいた」。宇都宮市内で26日に開かれた西川氏の後援会緊急拡大役員会。焦点だった森山氏の支援を得られ、西川氏は安堵(あんど)の色を浮かべた。

 流れは急ピッチだった。24日の自民鹿沼支部党員総会で、森山氏は西川氏支持を訴えると、25日には、自身の後援会でも支援を決議。西川氏は26日の役員会の席上、森山氏がその日の午前中、西川氏の鹿沼市内の選挙事務所を激励に訪れたことを明らかにした。さらに、代理出席した森山氏の秘書が「森山後援会の総力を挙げて支援することを決議した」と報告すると、拍手がわき起こった。

 「9年のブランクがあり、まったくの新人と同じ」と話す西川氏だが、森山氏の支援を取り付けたことで「市町議員が動きやすくなる」と見通し、「保守統一」で選挙運動に弾みがつくと期待する。

 西川陣営は、自民支持の業界団体の推薦を取り付けるとともに、合併前の旧市町村ごとに現・元職の議員らで選対を組織。さらに、各市町村ごとに活動していた女性部が5月、一堂に会するなど、きめ細かな組織作りを進めている。

 2区では96年と00年は西川氏、03年と05年に森山氏が小選挙区に出馬、当選してきた。森山陣営の関係者は公認争いなどを巡り、両派のしこりがあることも指摘した上で、「女性を中心に、自民党員以外の森山支持者も多く、末端まで西川氏支持でまとまるかは未知数」と明かす。協力態勢の真価が試されそうだ。

  ◇    ◇

 「ぶっちぎりで小選挙区で勝利しよう」。解散を2日後に控えた今月19日、日光市内で開かれた福田昭夫総決起大会。2300人が集まり、さながら出陣式のような熱気に包まれ、駆け付けた議員らが気勢を上げた。

 旧今市市職員から43歳で市長に当選、10年後には県知事に上り詰めた知名度を生かす。再選は果たせなかったが、05年の「郵政解散」で、民主党から初出馬。森山真弓氏に敗れたものの、比例で復活当選を果たした。原動力となったのが、旧今市市を中心とした後援会。その集票力は前回05年でも、旧今市市で、森山氏に約8000票差を付け、存在感を示した。

 福田氏は既に200回を超えるミニ集会などをこなして、地盤固めに力を注いできた。「下り坂(04年の知事選落選)も経験した。“まさか”が一番怖い」と組織のゆるみを警戒し、市長と知事の経験を踏まえ、財政問題をメーンに支持を訴える。幸福実現党の坂下邦文氏も立候補を予定する。【浅見茂晴】=つづく

2544千葉9区:2009/07/29(水) 21:30:13
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090729ddlk09010130000c.html
’09衆院選:とちぎの夏 第1部・対決の構図/5止 /栃木
 ◇強固な自民、風に乗れるか民主
 25日夜、足利市内の夏祭り会場。中高年がカラオケで盛り上がる舞台に、6期目を目指す自民・茂木敏充氏が姿を見せた。「帰って来ました。敏充ちゃんでいいのかもしれない」。大臣経験も2回ある茂木氏はおどけてみせ、出身地で住民との親密さをアピールした。「北関東(自動車道)はあと2年で全線開通です。今後も地元発展のために頑張ります」。手短にあいさつすると、集まっている人々に名刺を手渡し次の会場へ向かった。

 茂木氏は前回05年の衆院選で、今回も立候補を予定する民主・富岡芳忠氏と争い、大差をつけて当選した。この集票力を支えるのはピラミッド型の強固な後援会組織だ。選挙区内の小学校単位から、支部、町内、班と張り巡らす。「茂木氏優勢は動かない」が自民党県連の幹部の大方の見方だ。

 それでも、茂木氏陣営は選挙が近づくにつれ、幹部会や拡大役員会などを開き組織の引き締めを図る。「おそらく、逆風での選挙になる。運動量はこれまで以上にやる」「今まで通り、個人・茂木敏充をうたっていく」。茂木氏は「民主の風」に対する危機感をにじませつつ、無党派層の取り込みを視野に入れる。

  ◇   ◇ 

 佐野市郊外で25日、富岡氏は事務所開きを行った。約100人の参加者を前に「5区から政権交代します。私たちの1票で政治を変えることができるんです」と、ビールケースの上に立ち、語り掛けた。事務所内の壁には多くの労組からの推薦状が張ってあった。

 2回目の挑戦となる富岡氏は「前回とは明らかに情勢は変わっている」とみる。前回は民主党の公募で、衆院解散直前に、縁もゆかりもない地で選挙戦に臨んだが、知名度不足に泣いた。その教訓を胸に、この4年間、街頭で行き交う人に名刺を配る草の根運動を地道に続けてきた。

 地元・佐野には一般支援者による励ます会、足利には個人後援会を設けた。また、栃木市には民主党支部の設立を準備している。支援する連合幹部は「(事務所開きに)前回は組合員ばかりだった。でも今、それ以外の支援者の顔が見える」と、無党派への浸透ぶりに自信を抱く。

 だが、民主党のある県連幹部は富岡氏について、「(民主の)風を受け止める翼を広げなくてはいけない。これからもっと認知度を引き上げる必要がある」と課題を指摘した。

  ◇   ◇

 4月の足利市長選では、自民と公明が推薦する候補を破り、大豆生田実氏が初当選を果たした。今のところ、大豆生田氏は衆院選に向け「中立な立場」を強調し、静観の構えだが、大票田の首長の今後の動向も一つのカギとなりそうだ。

 両者のほかに、幸福実現党から森兼光氏も立候補を予定する。【古賀三男】=おわり

2545千葉9区:2009/07/29(水) 21:33:24
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090728ddr041010003000c.html
岐路の夏:09衆院選 北海道11区 中川氏VS小沢氏元秘書、逆風の選挙戦
 ◇おわび行脚/影は一瞬
 「いろんな反省がありますね、私は。今の時点では、私の方が下にいるんだろうと思っています」。27日午前、十勝管内池田町で行われた前財務・金融担当相、中川昭一氏(56)の事務所開き。取材に応じた中川氏は、民主党前職の石川知裕氏(36)=比例道ブロック=の存在を念頭に、苦戦を率直に認めた。口調は重かった。

 農相などを務めた父の故一郎氏の後を継ぎ、中選挙区時代の83年に初当選。小選挙区の道11区(帯広市、十勝管内)になってからも当選を重ね、今回は9期目を目指す。経済産業相や党政調会長を歴任。道内では町村信孝前官房長官(64)=道5区=とともに「首相候補」と期待された。

 しかし、順風満帆だった経歴は今年2月、ローマでのろれつの回らない「もうろう会見」で吹き飛んだ。「候補者を代えた方がいい」。父親譲りの後援会内からそんな声もあがった。

 これまでは選挙期間中でもほとんど地元入りしてこなかった。しかし、3月以降は、妻郁(ゆう)子(こ)さん(50)とともに「数千軒」(陣営幹部)の支持者宅をおわび行脚した。

 11区は小選挙区が五つある岐阜県とほぼ同じ面積。黒塗りの高級車の使用はやめ、白いワゴン車のシートに納まる。帯広市の事務所に掲げていた看板は実績を強調する「実力本位」から「新たなる決意」に差し替えた。

 しかし、風向きは変わっていないようだ。

 池田町の事務所。約100人の支持者を前に、中川氏の声が響いた。「反省を含め、皆さんとともに歩んでいく決意で訴えている」

 石川氏は小沢一郎・民主党代表代行の元秘書。前回05年は敗北したが、比例で繰り上げ当選した。小沢氏直伝のドブ板選挙を実行し、今も週1回のつじ立ちを欠かさない。農協を突然訪問するなど中川氏の支持基盤の切り崩しも図る。

 今年3月、小沢氏の資金管理団体「陸山会」などを巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検の参考人聴取を受けた。「多くの有権者、支持者に心配をかけたことをおわび申し上げる」。直後に地元入りして謝罪した。小沢氏も代表を辞任し、陣営は「影響は少ない」とみている。

 27日早朝。音更町の十勝大橋近くの交差点に石川氏は立った。手を振ってくれるドライバーもいる。「『有権者の信を得た』と確信はできない。でも、悪い手応えではない」。成果を感じていたこれまでの活動に影が差したのは、一瞬だったと信じている。【田中裕之】

2546千葉9区:2009/07/29(水) 21:43:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090729-OYT8T00234.htm
民主「比例足りない」 追い風ムード
「うれしい悩み」
 民主党県連が、衆院選の比例単独候補選びに頭を悩ませている。追い風ムードに乗り、比例候補が不足するとの観測も出てきたため、党本部が追加擁立を検討しており、公示までの短期間で人選作業が必要だからだ。

 民主党県連は、小選挙区に出馬表明した5候補とは別に、比例名簿に登載する候補の選定作業を進めている。県連幹部は、「何人かに声をかけている。党本部から指示があれば、しかるべき対応をしたい」と明かす。

 東京都議選など地方選で連勝していることから、民主党本部が得票を分析し、「東北ブロックなどで比例候補を増やす必要がある」とした。勢いに乗る民主党ならではの「うれしい悩み」に、県連関係者は「職員や政策秘書を安易に名簿に並べるわけにはいかない。集票能力のある人を選びたい」と語る。

 現行の小選挙区比例代表並立制では、小選挙区で落ちた候補も、比例区に重複立候補すれば、当選候補に対する得票割合などに応じ復活当選する。一方、小選挙区で圧勝した場合、比例選だけの単独候補者が少ないと、比例で得票した分の議席を逃すこともある。「郵政選挙」と呼ばれた前回衆院選(2005年)の比例東京ブロックでは、自民が8議席を獲得したが、比例単独候補が足りずに1議席を社民党に譲った。

    ◇

 比例選を巡っては、他党と選挙協力する各党も、連携方法などで悩みが尽きない。

 自民党の秋葉賢也氏は、前回当選した宮城2区から比例選に回る。自民と選挙協力を結ぶ公明党は、比例選東北ブロックに2候補を擁立。このため、秋葉陣営も「比例は公明」と呼びかけるが、「自民に投票しないと議席に結びつかない。支持者も違和感を感じている」と複雑な心境だ。

 社民党県連も候補を立てていない宮城1〜5区で民主への応援を検討しているが、比例では社民票を伸ばしたいのが本音。岸田清実幹事長は「『民主候補に投票を』と呼びかけるべきか、『反自公に投票』と言えばいいのか難しい」と打ち明ける。

(2009年7月29日 読売新聞)

2547千葉9区:2009/07/29(水) 22:07:24
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000000907290004
自民王国 知事「蟄居」
2009年07月29日

【岐阜】民主政権見越す?
【愛知は…】自公に「恩」応援に熱
【三重は…】中立のスタンス守る



 「今回は『蟄居(ちつきょ)』する」。自民王国・岐阜県の古田肇知事が、今回の衆院選でどの政党も応援しない方針を打ち出した。三重県の野呂昭彦知事も、各政党と距離を置く姿勢だ。一方、3期目の知事選を自民、公明の推薦で戦った愛知県の神田真秋知事は、自民の応援で熱弁を振るった。政権交代が現実味を帯びる中で、知事たちの距離感に微妙な違いが出ている。
 今月中旬、岐阜市内で開かれた地元経済界などとの会合。あいさつに立った古田知事は「今回の衆院選は、蟄居する」と公言した。出席者の一人は「『政権交代後』を見据えたアリバイづくり」と感じた。政党に距離を置くことで、衆院選の勝敗がどうなっても責任を問われることなく影響力を保持できるという戦略、というわけだ。
 古田知事は、21日の記者会見でも「今日以降は特定の候補を応援することはない。衆院が解散し本格的な選挙戦に入るので、もう動くことはない」と強調した。
 1月にあった知事選では、自民、公明が党推薦したのに対し、「相乗り禁止」を打ち出している民主は県連レベルでの推薦だった。共産党を除くオール与党態勢だが、スタンスは自公に近いと見られていた。
 ある県議は「古田知事が動かないのは、民主にとって、少なくとも不利にはならない」と見る。県幹部の一人は「民主政権になった場合を考えると、今のうちにどっちつかずの立場をアピールしておけば、風当たりも強くはならないという読みだろう」と分析する。
 一方、愛知県の神田知事。20日、同県安城市であった自民党県連会長の大村秀章氏(愛知13区)の事務所開きで「自民党は間違いなく厳しい選挙になる。選挙後の新生・自民党の中心になるのは大村さんを置いてほかにない」と持ち上げた。自民の参院議員が「知事があれだけ熱弁を振るうのは久しぶり。自分の選挙以来では」と評するほどの熱の入れようだった。
 神田知事は現在3期目。元々、与野党相乗りで推薦を受けていたため、これまで国政選挙で積極的に応援することはなかった。だが、07年の知事選では民主などの推薦を受けた元犬山市長の石田芳弘氏と激突。接戦を制し、3選を果たした。それだけに自公への「恩」を忘れない。
 「政権与党の候補者から声がかかるかもしれない。私はご協力することも当然と思っている」と神田知事。
 もっとも、「民主政権」対策にも心を配る。あるベテラン自民県議は「自民が大敗すれば、国とのパイプが細る。国会議員に頼らなくても予算獲得ができるように、総務省から(今月就任した3人目の)副知事を招いたのではないか」と指摘する。
 三重県の野呂知事は、どの政党も応援しないという従来のスタンスを守る。
 「元々は民主党系の人間」(元県議)といわれる野呂知事だが、07年の知事選では自民、民主、公明、社民の各党から推薦を受け、こちらも共産を除くオール与党の支援を受けている。




 ■3知事の知事選における推薦状況(党名は当時)


●神田真秋・愛知県知事


【99年】自民、民主、公明、自由、社民、自由連合
【03年】自民、民主、公明、保守新
【07年】自民、公明


●古田肇・岐阜県知事


【05年】自民、民主、公明
【09年】自民、公明(※民主は対立候補立てず県連レベルで推薦)


●野呂昭彦・三重県知事


【03年】民主、自由、社民(※自民は自主投票)
【07年】自民、民主、公明、社民

2548千葉9区:2009/07/29(水) 22:08:19
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000907290003
1区保守層 分裂の危機
2009年07月29日




 衆院選の徳島1区でこれまでの自民支持層が分裂の様相を呈している。新顔無所属の岡佑樹氏(32)が立候補を表明したことで、自民党員で実父の岡孝治氏(53)と佐々木健三氏(77)の徳島市議2人が相次いで離党したためだ。同選挙区では前職岡本芳郎氏(65)が自民公認を得て立候補を表明しているだけに票の行方が注目される。


 同区では、民主前職の仙谷由人氏(63)、共産新顔の古田元則氏(61)、幸福実現新顔の近藤彰氏(27)も立候補を表明している。


 「現職(前職)2人と真っ向から戦っていかなくてはなりません。若さはあるが知名度ではまだハンディキャップがある。みなさんで支援の輪を広げていただきたい」。今月14日、徳島市内であった岡氏の集会で、選対本部長に就任した佐々木市議は集まった約400人に呼びかけた。


 佐々木氏は55年の自民党結党時からの党員。市議会議長でもあるが、6月19日、党県連に離党届を出した。昨年7月、原秀樹市長(54)や岡氏、佐々木氏らが進めようとしていた徳島市新町西地区の再開発を巡る、岡本氏の発言が大きな原因だった。佐々木氏は「岡本さんは記者会見でいきなり『慎重に』とか『知事と相談を』とか言った。今回は岡本さんを応援できないと思った」と言い切る。


 岡孝治氏は、長男の佑樹氏が立候補を表明した昨年10月には支援を公言し解散日の今月21日に離党届を提出した。「選挙区で1回も勝っていない岡本氏では、今回も勝てない。仙谷氏を倒すのは徳島の保守にとって悲願だ」と話す。岡氏は市議5期目で自民党県連副幹事長などを務めた「市議会の実力者」と呼ばれる。長男の選挙準備について岡氏は「支援者はわしの選挙より熱心だ」と自信を見せる。


 自民関係者の間では「仙谷氏に流れる無党派層の票を奪ってくれれば、相対的に岡本氏が浮かんでくる」という希望的観測と、「岡氏と岡本氏で保守票が割れてしまう」との悲観的な見方が交錯している。

2549千葉9区:2009/07/29(水) 22:20:34
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/shimane/Ss09072601.html
危機感バネに支援訴え 2区、前職が地元で動き活発 '09/7/26

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 衆院解散から初めての週末を迎えた25日、激戦区となる島根2区では立候補を予定する前職2人がそろって地元入りし、支援を訴える活動を活発化させた。ともに「危機感」をバネに街頭演説やあいさつ回りにフル回転している。

 自民党前職の竹下亘氏(62)は邑南、川本町を回り、約30カ所でミニ集会や街頭演説、企業訪問。「財務副大臣として地方や農業、中小企業に不景気のしわ寄せがいかないよう格闘している」と実績を強調。「私も田舎者。田舎を必ず守り抜く」とアピールした。解散日の21日から地元に帰っており、26日は大田市内を回る予定だ。

 国民新党前職(比例中国)の亀井久興氏(69)はこの日が解散後初の地元入り。雲南市内であった日本郵政グループの労組集会で、1区から立候補予定の民主党新人(48)とともに講演し「郵政見直しのために今回の選挙にどうしても勝たないといけない」と訴えた。26日は東京でテレビ出演した後、出雲市内でミニ集会などを予定する。

 2005年の前回衆院選で勝利した竹下氏だが、自民党に逆風が吹いている上、今回は共産党が候補者擁立を見送り、陣営は厳しい選挙戦になるとみる。一方の亀井氏も、比例票が、勢いに乗る民主党に流れる可能性があるとみており、今回は「比例復活は非常に難しい」とみている。

 幸福実現党新人の相浦慎治氏(41)はこの日、浜田、江津市などで街頭演説した。(馬場洋太、河野揚、長久豪佑)

【写真説明】邑南町で支援を訴える立候補予定者

2550千葉9区:2009/07/29(水) 22:22:31
>4区から市民団体代表、野屋敷いと子氏(58)、6区から会社役員、小平由紀氏(47)、13区から会社経営、橘謙造氏(60)が出席。いずれも出馬の可能性は濃厚だ。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1248834381
13選挙区に51人出馬か
6区は6人乱立の可能性 衆院選
2009年07月29日11時26分
 来月18日公示の衆院選で、県選挙管理委員会は28日、千葉市内で立候補予定者説明会を開き、県内13小選挙区で同日までに出馬を正式表明した48陣営のほか、立候補に強い意欲を示している3陣営も出席した。計51人の出馬となる可能性が高まっている。各陣営は届け出書類の手続きや選挙戦の注意事項などについて説明を受けた。

 出席陣営のうち出馬表明済みは、自民党が前職11、新人2の13陣営、民主党が前職3、元職5、新人5の13陣営、共産党が新人5陣営、社民党が新人1陣営、幸福実現党が新人13陣営。無所属は、同日6区からの出馬を表明した元自民党衆院議員、松本和巳氏(44)を含む元職2、新人1の3陣営。

 このほか4区から市民団体代表、野屋敷いと子氏(58)、6区から会社役員、小平由紀氏(47)、13区から会社経営、橘謙造氏(60)が出席。いずれも出馬の可能性は濃厚だ。さらに出馬の意思が不確定の3陣営も出席し、計54陣営となった。県選管によると、衆院選で過去に最も立候補が多かったのは1996年の55陣営(当時は12小選挙区)。

 出馬の意思を示していない3陣営を除く選挙区別の出席者数は6区が自民、民主、共産、幸福に無所属の2人が加わり計6人の県内最激戦区となるもよう。4区は無所属1人が加わる計5人でこれに続く。13区は自民、民主、幸福に無所属が加わる。

 県選管の土田吉彦委員長は「公示日までの限られた時間の中で円滑に準備を進めていただき、違反のない選挙を心掛けていただきたい」と要請した。

2551千葉9区:2009/07/29(水) 22:24:04
>6区から会社役員、小平由紀氏(47)、
2009年 第45回衆議院議員選挙
2007年 千葉県議会議員選挙 落選
2003年 市川市議会議員選挙 当選

2552千葉9区:2009/07/29(水) 22:31:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000556-san-pol
衆院選の「勝敗ライン」は? 連立相手で揺れる自民
7月29日14時54分配信 産経新聞


 衆院選は8月18日公示、30日に投開票される。苦戦必至といわれる自民党は、公明党以外に議席数を増やす「連立相手」が見あたらず、自公両党で衆院の過半数(241議席)を確保しないと与党には生き残れない。この「自公で241議席」が勝敗ラインといわれるのはそのためだ。とはいえ、与党が解散時の334議席から90議席近くも減らしたとき、麻生太郎首相が「それでも過半数だから勝利」と喜べるわけではないだろうが…。(峯匡孝)


 国政選挙の勝敗ラインは、与党側にとっては政権を維持できる議席数を意味する。下回れば首相退陣、そして政権交代だ。ただ、どれだけ議席があれば政権が維持できるかは、党内の政治力学と連立を組む相手によって微妙に違う。

 平成5年の衆院選。自民党は過半数256(当時の定数511)に満たない「227議席」が勝敗ラインといわれた。

 小沢一郎氏ら大量の離党者が出たため、離党者を除いた現有議席を維持できれば「勝利」とハードルを下げたものだが、結果は223議席で敗北。当時の宮沢喜一首相は退陣し、自民党は野党に転落した。

 この時、自民党は衆院の第一党は守ったが、他党が「非自民」で結束。自民党と連立を組んでくれる相手を取り込むことができなかったのが「敗因」だ。

 では単独過半数なら勝利かというとそうでもない。

 任期満了選挙になった昭和51年の衆院選で、初の過半数割れとなった自民党は、当時の三木武夫首相が無所属当選者を追加公認し、なんとか過半数を確保した。

 だが、議席減の責任を問う声が相次ぎ、三木首相は党内勢力に屈した。派閥政治全盛の時代。勝敗ラインは揺れ動いた。

 逆に過半数割れでも続投したのが中曽根康弘元首相。58年の衆院選は田中角栄元首相がロッキード事件の有罪判決を受け、自民党は解散時から30議席以上減らす250議席で過半数を割り込んだ。だが、中曽根氏は追加公認して過半数を得た上で、国会運営を有利に進めるため新自由クラブと連立政権を組んで続投した。

 別な例もある。平成17年の前回衆院選(郵政選挙)は、勝敗ラインが事実上、意味を失った。

 当時の小泉純一郎首相は与党で過半数と設定したが、郵政事業の民営化の是非という一点を問う特殊な選挙になった。結果は自民党だけで296議席と空前の大勝利。勝ち負けのレベルを超え、小泉氏と郵政事業民営化の方針に絶大な有権者の信任を与えた。当然、小泉氏は政権運営で強い指導力を発揮した。

 今回はどうか。

 麻生首相は勝敗ラインの明言を避けている。解散直後の21日の記者会見でも「勝敗ラインを私の口から申し上げるのは慎むべきことだ」とだけ述べた。

 ■民主230議席が勝利か

 優勢が伝えられる民主党は、何議席が勝敗ラインなのだろうか。

 鳩山由紀夫代表は18日の記者会見で「政権交代が実現できるかどうかだ」とシンプルに答えた。つまり獲得議席数はどうあれ、政権交代できれば「勝ち」というわけだ。

 民主党が単独過半数を得て圧勝すれば分かりやすいが、「ギリギリ勝利」もありえる。

 12日投開票の東京都議選のように、民主党が自民党の議席を抜いて衆院でも第一党となれば「勝ち」はぐっと近づく。鳩山氏も「まずは第一党」という。さらに自公が過半数割れすると勝利へ前進する。都議会でも、民主党は単独過半数には至らなかったが、自公が過半数割れしたため「勝利」した。

 実は、参院では民主党は社民党、国民新党、新党日本などを加えてやっと過半数を維持しているにすぎない。衆院でもこの枠組みで連立政権を作ろうとするのが普通だ。そこで衆院選でも、社民、国民新両党の獲得議席を加えて過半数でも勝利という計算が成り立つ。両党の現有議席は11議席。両党に大幅な議席増減がなければ、民主党は過半数から10程度引いた230議席あたりから勝利がみえてくるということになる。

2553千葉9区:2009/07/29(水) 22:37:29
ふと思い出したので引っ張り出してきた
あとは、千葉知事選落選の吉田と秋田知事選落選の川口を追加
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/7810-7813
7810 名前:千葉9区 投稿日: 2009/02/15(日) 21:10:39
≪民主党比例単独候補に使えそうな候補≫
※面倒なので、「前」「元」は区別せず、「元職」に1本化して書いています。
※現職もまもなく退任・引退が決まっている人限定

藤井裕久・現代議士(1932年生まれ)※神奈川
堂本暁子・現千葉県知事(1932年生まれ)
堀 達也・元北海道知事(1935年生まれ)
岩國哲人・現代議士(1936年生まれ)※島根、東京、千葉
後藤国利・臼杵市長(1940年生まれ)※大分
寺田典城・現秋田県知事(1940年生まれ)
榊原英資・経済学者(1941年生まれ)※神奈川
大田 正・元徳島県知事(1943年生まれ)
広野允士・元参院議員(1943年生まれ)※富山
北川正恭・元三重県知事(1944年生まれ)
五十嵐敬喜・法政大教授(1944年生まれ)※山形
斎藤 勁・元参院議員(1945年生まれ)※神奈川
中尾則幸・元参院議員(1946年生まれ)※北海道
浅野史郎・元宮城県知事(1948年生まれ)※宮城、東京
井原勝介・元岩国市長(1950年生まれ)※山口
片山善博・元鳥取県知事(1951年生まれ)
北脇保之・元浜松市長(1952年生まれ)※静岡
福嶋浩彦・元我孫子市長(1956年生まれ)※千葉
山崎養世・経済評論家(1958年生まれ)※福岡、徳島
河内山哲朗・現柳井市長(1958年生まれ)※山口
山田良司・元下呂市長(1960年生まれ)※岐阜
7812 名前:とはずがたり 投稿日: 2009/02/15(日) 21:50:14
>>7810
面白いリストですね〜。

寧ろ自民に近そう?or可成り民主と微妙なのは↓
堀 達也・元北海道知事(1935年生まれ)
北脇保之・元浜松市長(1952年生まれ)※静岡

ひょっとしたら社民の方が近いかも?なのは↓
大田 正・元徳島県知事(1943年生まれ)
福嶋浩彦・元我孫子市長(1956年生まれ)※千葉


7813 名前:元山口者 投稿日: 2009/02/15(日) 23:32:13
井原勝介は、岩国市長選に意欲(個人的にはやめといたほうがいいと思うけど)
河内山哲朗は、2010年参院選に使いたい

2554千葉9区:2009/07/29(水) 22:50:19
そいや>>1321宮城2区:佐藤豊はどうなったんですかね?
思って調べてみたら、市長選で29歳の佐藤@惨敗の選対本部長をやってたみたい。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/661

たいしたこと書いてないので抜粋
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090722t11027.htm
◎2区

 自民党前議員の中野正志氏(61)は夕方、JR仙台駅に降り立ち「勝利を目指して(投票日までの)40日間を戦い抜く」。早速、支持者へのあいさつ回りに走った。ボランティアスタッフ10人以上が8月上旬の事務所開きの準備に追われた。

 民主党新人の斎藤恭紀氏(40)は企業の朝礼であいさつした後、公認証を受け取りに東京へ。衆院本会議場で解散を見届けて仙台にとんぼ返り。夕方の中心商店街で「ようやく決戦の時が来た。自民党との政策の違いを訴えたい」と叫んだ。

 幸福実現党新人の安部公人氏(41)は宣伝カーで党の政策を訴えた。
 無所属で立候補予定の新人佐藤豊氏(56)は、仙台市長選立候補者の支援に専念した。
2009年07月22日水曜日

2555とはずがたり:2009/07/29(水) 22:58:19
>>2553
おっ,そういえばありましたね。何名かこの名簿から比例に載りますやら。

>>2554
当選のためのというよりは選挙活動の為の立候補という感じですねぇ。
泡沫か。

2556とはずがたり:2009/07/29(水) 23:07:34
>>2529 >>2518-2522 >>2287

101 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 19:23:13 ID:UQRLJy0N
あった
ttp://www.rupan.net/uploader/download/1248861398.jpg

このポスターはひどいね。こんなのが本人の了承なしなんて・・・

2557千葉9区:2009/07/29(水) 23:14:53
広野は参院で繰り上げだ
ちなみに、国政に関心ありそうな現職首長リストが片言丸さんとこにありましたよね。(いま思い出した)

2558とはずがたり:2009/07/29(水) 23:21:15
有りましたっけ??見れば思い出すのかも知れませんけど思い出せないなー。。

2559名無しさん:2009/07/29(水) 23:38:47
浅野史郎氏は重病でとても出られる状態ではないね

2560とはずがたり:2009/07/29(水) 23:41:21
そうでしたね。。>浅野氏

2561名無しさん:2009/07/30(木) 00:06:24
>>2529 >>2518-2522 >>2287 >>2556

眞鍋かをり、城内実氏の選挙援軍報道に困惑
2009.7.29 23:56
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090729/tnr0907292356006-n1.htm

 タレントの眞鍋かをり(28)が29日、衆院静岡7区から無所属で出馬する元衆院議員、城内実氏の選挙援軍に加わったとの一部スポーツ紙の報道に対し、自身の公式ブログで否定した。

 眞鍋は、城内氏の後援会ポスターに自身の写真で使用されていることについて「今朝のスポーツ新聞に掲載されていましたポスターについてです。候補者の方と私が一緒に写っている写真が使われていますが、その方とは全く関係ございません」と援軍報道を全否定。写真について「1年ほど前に一度だけ対談でお会いしてそのときに写真を撮りましたが、何故その写真がポスターになってしまっているのかわからず困惑しています」と綴っている。

 そして「私は特定の政党や政治家の応援はしていませんし応援コメントも出していません。何故このような使われ方をしたのか確認して対処したいと思います」としている。

 一方の城内氏は、公式ブログの7月27日の書き込みで、街頭演説などとあわせて、眞鍋かをりとのポスターを支持者に配布しながら、支援の輪を広げようとしている日々をつづっている。

2562とはずがたり:2009/07/30(木) 01:18:18
此処は結局鈴木かと思ってたけどこういう記事読むと否が応にも期待してまうぞ。。

>衆議院の解散直前の18日、雫石町で自民前職の鈴木俊一氏の時局講演会が開かれた。…空席が目立ち、拍手はまばら。地元後援会関係者は「以前ならこんなことなかったんだけどな」と、ぽつりとつぶやいた。
>後援会組織の高齢化、支援組織の自民離れが進む。善幸氏以来、絶大な支持を誇ってきた漁業関係者も同様だ。30年近く鈴木氏親子を応援してきた山田町の漁協幹部は「個人的に今回は畑を推す」と明言する。同調の動きもあるという
>今月25、26の両日には岩泉町と二戸市で、系列の市町村議と会合を開いて引き締めを図った。ある支援者は「『鈴木家の一大事』と言うが、違うんだよな」と首をひねった。

>盛岡市で開いた選挙対策会議で、民主参院議員4人を2区に専念させるなどの方針を再確認した。
>畑氏は前回選挙で落選後、旧市町村ごと26カ所に後援組織を整えた。戸別訪問やミニ集会などを続け
>岸選出の民主県議らも、漁業関係者に食い込み、中央への陳情窓口になるなど、党の総力を挙げて相手地盤の切り崩しも進めた。
>陣営は「(鈴木氏の地元の)山田町は前回まで一枚もポスターをはれなかったが、今回は違う」と手応えを口にする。

09衆院選・選挙区事情:2区 自民・鈴木氏、「組織」にほころび /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090729ddlk03010003000c.html
 ◇民主・畑氏、最強の態勢整う

 衆議院の解散直前の18日、雫石町で自民前職の鈴木俊一氏の時局講演会が開かれた。大島理森・国対委員長も招き、国の経済対策の実績を強調するものの、空席が目立ち、拍手はまばら。地元後援会関係者は「以前ならこんなことなかったんだけどな」と、ぽつりとつぶやいた。

 父善幸元首相から地盤を引き継ぎ、過去3回とも11万票台後半の得票で圧勝、県内の小選挙区で唯一自民の議席を守ってきた。

 しかし、ほころびも見え始めた。後援会組織の高齢化、支援組織の自民離れが進む。善幸氏以来、絶大な支持を誇ってきた漁業関係者も同様だ。30年近く鈴木氏親子を応援してきた山田町の漁協幹部は「個人的に今回は畑を推す」と明言する。同調の動きもあるという。「自民では漁業政策は変わらないし、鈴木さんは何もしてくれない」と話す。

 危機感を募らせる鈴木氏は、昨秋からこまめに地元入りして「初当選以来」と言うほど戸別訪問を敦子夫人らと重ねる。陣営幹部は「いかに票の減少を抑えるかが大事だ」という。今月25、26の両日には岩泉町と二戸市で、系列の市町村議と会合を開いて引き締めを図った。ある支援者は「『鈴木家の一大事』と言うが、違うんだよな」と首をひねった。

 民主新人、畑浩治氏は26日、興奮さめやらぬ表情で会場から出てきた。盛岡市で開いた選挙対策会議で、民主参院議員4人を2区に専念させるなどの方針を再確認した。「政権交代の帰すうを決する選挙区で、最強の態勢が整った」と話す。

 畑氏は前回選挙で落選後、旧市町村ごと26カ所に後援組織を整えた。戸別訪問やミニ集会などを続け「生活を変えるには政権交代するしかない」と訴えた。沿岸選出の民主県議らも、漁業関係者に食い込み、中央への陳情窓口になるなど、党の総力を挙げて相手地盤の切り崩しも進めた。陣営は「(鈴木氏の地元の)山田町は前回まで一枚もポスターをはれなかったが、今回は違う」と手応えを口にする。

 今は、各地の地方選勝利という風をしっかりつかむため、街頭演説を増やしつつある。社民系労組の支援も取り付け、反自民票の結集にも期待を寄せる。陣営幹部は言う。「あと少しのところまで来た」【岸本桂司】=つづく

==============
 ◇立候補予定者◇
鈴木俊一 56 [元]環境相  (6)自前
畑浩治  45 [元]国交省職員   民新
工藤哲子 46 幸福県副代表     諸新
 =宮古、久慈、二戸市など

毎日新聞 2009年7月29日 地方版

2563とはずがたり:2009/07/30(木) 01:25:33
【カウントダウン 09 政治決戦】
8区擁立へ民主動く 党本部が方針転換
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000120907280001
2009年07月28日

 民主党が衆院神奈川8区(横浜市緑区、青葉区)で、独自候補擁立に向けて本格的に動き始めた。前回の郵政選挙で8区は、無所属の江田憲司氏(53)が当選したものの、県内で民主の得票が唯一自民を上回った選挙区。党本部が江田氏との連携を模索しつつ、「国替え」「くら替え打診」など続けたが、ここへ来て方針を急転換。地元からは「振り回された」という声も出ている。

「地元の総支部、県連も不戦敗は避けたい、擁立したいという気持ちが非常に強い」。民主党の小沢一郎代表代行は24日、東京都内の会見でこう述べ、8区で独自候補を擁立する方針を表明した。

 8区は中田宏・横浜市長が衆院議員時代に地盤とした選挙区で、無党派層が多いとされる。自民党が圧勝した05年総選挙で県内で候補者を立てて唯一勝てなかった選挙区。しかも、当選した江田氏の次点に、民主党の岩國哲人氏(73)が滑り込んでいる。

 ところが、民主党は前回善戦したその8区で、候補者選定が二転三転していた。

 昨年10月、岩國氏が2次公認で見送られた。江田氏への配慮で党本部は、その後引退を決めた岩國氏を1区へ「国替え」する方針を決め、立候補予定者が不在になった。

 民主党県連も全18選挙区での擁立方針を掲げながらも、8区に関しては「地元の意向」と「党本部主導」のはざまで、身動きが取れない状態が続いていた。

 8区総支部では5月の連休前から幹部らが浅尾慶一郎参院議員(45)と水面下で接触、8区へのくら替えを要請。解散直後の22日、小沢氏も浅尾氏の8区へのくら替えを打診したが、結局、浅尾氏は離党して4区(鎌倉市、逗子市、横浜市栄区など)への立候補表明に踏み切り、8区の候補者選考はまたしても、振り出しに戻ってしまった。

 浅尾氏の対応について、8区総支部の幹部は「振り回された」と憤る。支持者から「政権交代選挙なのに候補者がいない。誰に入れればいいのかと突き上げられた」と別の幹部も話す。

 8区は、党本部が独自候補擁立にかじを切ったことでようやく本格的な候補者選定に入り、県議や市議らを中心に今週中にも決定する方針だ。

 一方、党幹部と良好な関係を築いていると見られていた江田氏は「民主党から声をかけてきた話で、方向性は変わっていないと思う。党本部と県連と支部の違いかもしれない」と不満そうに話す。事務所のスタッフも「民主党から候補者が出ればマイナスの影響はある」と牽制(けんせい)する。

 8区には、ほかにも自民党の前職福田峰之氏(45)と幸福実現党の小島祐行氏(39)が立候補の準備を進める。

 自民党の福田氏はこれまで「政権選択選挙だから候補者を出さない民主党は有権者に失礼だ」と訴えてきた。福田氏は民主党の方針転換に党の勢いがあると分析。「都議選の結果を見て8区で勝てると思ったのではないか」とみており、自身の選挙戦への影響に対しては「一生懸命やるだけだ」と言葉を選んだ。

 ■自民川崎市連は9区擁立できず 

 自民党に離党届を出した山内康一・前衆院議員に代わる衆院神奈川9区(川崎市多摩、麻生区)の候補者選びについて、党川崎市支部連合会(市連)は27日、総務会を開いたが、候補者を擁立できなかった。

 記者会見した原修一会長は山内氏について「突然の離党は理解に苦しむ」と非難する一方、「責任政党として何とか候補者を出そうとしたが、時間がなかった」と話し、今後の候補者選びは県連、党本部に委ねる考えを示した。

 ■選択の風景■ 中高大生の時期にも支援を 受験生抱える主婦

 「家計が厳しくても、教育費は削れない。だからこそ無駄を削って、政治家はもっと教育に力を入れてほしい」。中3の受験生を抱える横浜市中区の主婦山田桃子さん(41)はこう訴える。

 中3の長男は、授業時間と内容を減らし、総合学習を取り入れた「ゆとり教育」の中で小学生時代を過ごした。それを今になって「失敗だった」と言うのは、あまりにも無責任すぎると憤る。

 校舎の窓ガラスがほとんど割れていた自らの中学時代に比べたら、今の学校は平穏で落ち着いている。ただ全体的に「体は大きいが精神的に幼い」というのが、今の中学生の印象だ。

 週6日パートで働く。中1の次男もいて教育費が減ることはない。息子たちの夏季講習だけで10万円以上かかる。「児童手当など小さな子どもには支援態勢が整っているのに、一番お金がかかる中高大時代には何もない。そうした政策をしっかり見たい」

2564神奈川一区民:2009/07/30(木) 02:10:06
>>2563
民主党は神奈川8区に
横浜市議山崎誠氏を擁立へ。

ソースは共同通信

2565とはずがたり:2009/07/30(木) 02:24:18
>>2191,2196,2202,2207,2563-2565
いやあ決まりましたね。次は江田がどういう手を打ってくるのかでしょうか?横浜市長転出っすかね〜。

神奈川8区に横浜市議 民主、擁立作業終了へ
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072901001090.html

 民主党の衆院神奈川8区の地元支部は29日夜、同区で横浜市議山崎誠氏(46)の擁立を決めた。県連は近く、党本部に公認申請する。民主党にとっては、事実上、衆院小選挙区での最後の候補者擁立作業となる見通し。

 民主党は、渡辺喜美氏(57)らと新党結成を目指す無所属江田憲司氏(53)との連携を視野に同区での候補擁立の見送りを検討していたが、独自候補擁立を求める声が地元で強くなっていた。

 山崎氏は建設会社勤務などを経て、2006年の横浜市議補選で初当選、現在2期目。

 8区では自民党の福田峰之氏(45)、政治団体「幸福実現党」の小島祐行氏(39)が立候補を予定している。
2009/07/30 00:31 【共同通信】

2566名無しさん:2009/07/30(木) 02:47:53
静岡7区をマスコミが取り上げるたびに意図的に城内vs片山という見出しにされ不当な扱いを受けてきた民主党公認の斉木武志ですが、ここへ来てNHK出身という経歴が生きてきましたね。
これまではNHK静岡のローカル番組に数年出ていたので若干知名度はあるという程度の効果しかありませんでしたが、メディアに露出すると当意即妙な受け答えができるため、キャラが非常に濃い城内・片山の様子を説明した後に第三の候補として斉木が出るとメディア慣れした当意即妙の受け答えに前2者とは対照的な印象が残ります。

評論家や各誌の事前予想をなぎ倒す結果を是非とも出したいものです。

2567とはずがたり:2009/07/30(木) 02:59:59
なるほど〜。
頼もしいです。確かに城内・片山は兎に角濃いっすもんねw

2568片言丸:2009/07/30(木) 16:07:53
>>2558
一応これですね。もう内容が古いですが(ここから実際に国政に転出見込みなのがゴロゴロ出ちゃってますんでw)。
最近ブログを充実させることができておらず悔しいですね。
http://blog.livedoor.jp/politics/archives/51206193.html

2569とはずがたり:2009/07/30(木) 17:48:24
>>2568
おお,物凄い実現度っすね。流石っす。
2009年度下半期版もそろそろ期待してます!?

2570名無しさん:2009/07/30(木) 19:30:33
衆院選の投票先、民主が自民を逆転〜農村部でも自民逆風/麻生内閣支持率25%
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=2904

 日本農業新聞は衆院解散を受けて、本紙読者を対象に衆院選意識調査を行った。衆院選での投票
先では、民主党が選挙区、比例区とも自民党を上回った。保守基盤とされてきた農村部でも、自民党
への逆風が強まっている現実を浮き彫りにした。
 
 調査は、麻生太郎首相が衆院を解散した7月21日、本紙読者1000人を対象に質問書を郵送。29
日までに850人が回答した。
 
 麻生内閣の支持率は24・8%と、麻生内閣発足後、半年が経過した段階で行った前回(今年3月)
調査に比べ、11・7ポイント低下した。自民党支持者の46%が支持していない。専業農家と兼業農家
間の差や男女の差はほとんどなかった。

 次の衆院選の投票先を聞いたところ、比例区では民主党が35・6%(前回29・8%)と、自民党の
29・2%(35・5%)を上回り、トップに躍り出た。共産党が3・8%(2・9%)、公明党が2・8%(1・5%)
、国民新党が1・9%(2・1%)、社民党が1・5%(1・8%)と続く。「まだ決めていない」は23・1%。
選挙区でも、民主党の34・5%に対し、自民党が33・9%で競り負けている。
 
 衆院選後の政権の枠組みでは、民主党中心の政権が36・4%(22・5%)と、自民党中心の政権
の23・1%(29・8%)を上回る。前回調査で28・1%を占めていた政界再編は21・3%に縮小し、
衆院選での決着を求める傾向が表れた。

2571千葉9区:2009/07/30(木) 21:16:13
>>2568
それです!ありがとうございます
>>2569
2009年下期バージョンは落選代議士の就職先探しが欲しいかも。「とはずがだりハローワーク」なんていかがです?
石原ジュニア→杉並区長なんていかがです?

2572とはずがたり:2009/07/30(木) 21:33:13
>>2570
一つ所得補償を試してみるかって感じですかねー。心強いっす。
農業スレの方にも転載させて頂きますね〜。

2573とはずがたり:2009/07/30(木) 21:42:20
>>2571

あの人は今
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/anohitohaima.html

古いバージョンのとはずがたりハローワークですw
勇気を奮って蹶起しながら落選の憂き目を見た候補者のその後の身の振りを暖かく見守るスレが発祥です。

ぶっちゃけ04年参・07年参と大量の自民ロートル失業(落選)者出している訳ですが全く纏める気にならないすねw若くないとその後を追って応援すると云う気持ちが起きない様で。

更には今回も大量のしかも小泉チルども若い連中も大量に失業しそうですけどやっぱり纏める気になれないなー。弱い立場の野党議員から挑戦したからこその応援で自民から出といて散々利権漁りしやがって,そのまま消え去ってしまえと云う気持ちにさせられるからか!?

2574名無しさん:2009/07/30(木) 22:02:05
>>2573
あー、何か、感慨深いものがありますねー。
ちなみに、三木立については今日の朝日のウェブに興味深い記事がありました。現在、「徳島の伝統工芸、藍染めの作家」だそうです。菅源太郎も来春には就職のようですよ。

菅直人の子「就職し結婚」、三木武夫の孫「有権者に」
http://www.asahi.com/politics/update/0729/OSK200907290085.html

2575名無しさん:2009/07/30(木) 22:08:50
医師連盟、6選挙区で推薦見送り 兵庫も自民離れ(07/30 21:01)
http://www.nagasaki-np.co.jp/f24/CN20090730/po2009073001000900.shtml

 兵庫県医師会の政治団体「兵庫県医師連盟」は30日までに、衆院選で県内12小選挙区のうち、自民、公明両党候補への推薦は5人にとどめる一方、民主党候補1人を推薦、残る6選挙区は自主投票とすることを決定した。

 前回衆院選ではほとんどの与党候補に推薦を出しており、自民離れを象徴した格好。同連盟は「長期間の医療費削減への反発が背景にある。これだけ見送るのは初めて」としている。

 県医師連盟によると、推薦するのは公明党候補2人と自民党候補3人。11区では民主党候補を推す。地元組織の意向を受けて連盟が推薦を決めるが、自主投票とした6選挙区は自民、民主両党のどちらを推薦するかで一本化できなかった。

 また同連盟が今年初めに医師を対象に実施したアンケートの結果も判明。約2400人から得た回答で、支持する政党は自民党が31・4%、民主党は25・7%だったが、衆院選で誰に投票するかを決めた人の中では、候補者の所属政党は自民党22・5%だったのに対し、民主党は58・3%だった。

2576とはずがたり:2009/07/30(木) 22:09:55
>>2574
おお,なんと。それにしてもタイムリーな記事っすねぇ。。
全文転載しときますね。何処のスレが適切かなぁ。。
三木立の行方はずっと気になってましたが彼なりに政治に決着を付けてたんですね。
96年の選挙で比例復活してれば全然違った人生だったでしょうね。

2577千葉9区:2009/07/30(木) 22:20:34
>>2575
11区は松本の評価が高いってより、戸井田が嫌われてるんでしょうね。

2578とはずがたり:2009/07/30(木) 22:27:09
>>2575
なんか嫌われる理由ってありましたっけ?
松本は保守の政策系有望株ですよね。そっちの評価ではないんでしょうかね??

2579千葉9区:2009/07/30(木) 22:41:05
590 :無党派さん:2009/07/30(木) 14:36:05 ID:syzO88pH
小泉龍司が民主党のビラ配りの横で駅立ち。
http://plaza.rakuten.co.jp/ojiya/diary/200907300000/
東京新聞の情勢記事では「民主議員の個人的な支援を受ける」の記載。
連合の支援といい、平沼系の中では明らかに独自の動きを見せてるね。


591 :無党派さん:2009/07/30(木) 14:40:34 ID:syzO88pH
ちなみに>>590は、民主党埼玉県連常任幹事のブログ。

2580千葉9区:2009/07/30(木) 22:46:13
>>916
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009073000875
自民92人を1次推薦=公明・衆院選
 公明党は30日、衆院選で自民党公認候補92人の1次推薦を決めた。自民党側の要請に基づき、各都道府県本部が26日までに申請してきた候補が対象。公明党は8月6日に2次推薦を発表する予定で、最終的には200人を超える見通しだ。1次推薦候補92人は次の通り。(敬称略)
 【福島】1区 亀岡偉民▽2区 根本匠▽3区 吉野正芳▽4区 渡部篤▽5区 坂本剛二【茨城】2区 額賀福志郎▽3区 葉梨康弘▽4区 梶山弘志▽6区 丹羽雄哉【群馬】1区 尾身幸次▽2区 笹川堯▽3区 谷津義男▽4区 福田康夫▽5区 小渕優子【埼玉】1区 金子善次郎▽2区 新藤義孝▽3区 今井宏▽4区 早川忠孝▽5区 牧原秀樹▽7区 中野清▽9区 大塚拓▽10区 山口泰明▽14区 三ツ林隆志▽15区 田中良生
 【千葉】7区 斎藤健▽8区 桜田義孝▽12区 浜田靖一【東京】2区 深谷隆司▽5区 佐藤ゆかり【長野】1区 小坂憲次【滋賀】1区 上野賢一郎▽2区 藤井勇治▽3区 宇野治▽4区 武藤貴也
 【大阪】7区 渡嘉敷奈緒美▽8区 大塚高司▽9区 原田憲治▽10区 松浪健太▽12区 北川知克▽13区 西野陽▽15区 竹本直一▽17区 岡下信子▽18区 中山太郎▽19区 松浪健四郎【兵庫】1区 盛山正仁▽3区 関芳弘▽6区 木挽司▽7区 大前繁雄▽11区 戸井田徹▽12区 河本三郎【奈良】2区 高市早苗▽4区 田野瀬良太郎【和歌山】2区 石田真敏▽3区 二階俊博【香川】1区 平井卓也▽2区 木村義雄▽3区 大野功統【高知】1区 福井照▽2区 中谷元▽3区 山本有二
 【福岡】2区 山崎拓▽3区 太田誠一▽4区 渡辺具能▽5区 原田義昭▽6区 鳩山邦夫▽9区 三原朝彦▽10区 西川京子【佐賀】1区 福岡資麿▽2区 今村雅弘▽3区 保利耕輔【長崎】1区 冨岡勉▽2区 久間章生▽3区 谷川弥一▽4区 北村誠吾【熊本】2区 林田彪▽3区 坂本哲志▽4区 園田博之▽5区 金子恭之
 【大分】1区 穴見陽一▽2区 衛藤征士郎▽3区 岩屋毅【宮崎】2区 江藤拓▽3区 古川禎久【鹿児島】1区 保岡興治▽2区 徳田毅▽3区 宮路和明▽4区 小里泰弘▽5区 森山裕【沖縄】1区 国場幸之助▽2区 安次富修▽3区 嘉数知賢▽4区 西銘恒三郎(2009/07/30-18:57)

2581千葉9区:2009/07/30(木) 22:46:47
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090730-OYT1T00850.htm
比例貢献が基準?公明が自民92候補を推薦
 公明党は30日、自民党の衆院選小選挙区候補者92人の推薦を決めた。

 8月18日の衆院選公示に向けて随時、追加推薦を出す方針。

 公明党は衆院選で、自前の候補者を擁立しない小選挙区は自民党候補を支援し、その見返りに比例選に票を回してもらう戦術をとる。票の「バーター協力」だけに、自民党からは「いかに公明党の比例選に協力的か、その見返りが事実上、推薦の判断基準になっている」との指摘も聞かれる。

 公明党の北側幹事長は30日の記者会見で、同党への選挙協力が推薦基準ではないかとの質問に対し、「そもそも『推薦をしてほしい』と言わない候補者もいる。これまでの候補者との関係もある。個々のケースで様々だ」と述べるにとどまった。

 実際、推薦を巡り自公両党間で様々な駆け引きが展開されている。自民党千葉県連は、今回、県内13小選挙区すべての候補者の推薦願を出したが、公明党千葉県本部は、「各選挙区ごとに自民側から5000票の比例票を公明側に回してほしい」と要求。推薦申請が遅かったこともあり、今回、推薦されたのは3人だけだった。

 今回、麻生首相への推薦も出ていないが、公明党福岡県本部は「首相から推薦の依頼が来ていないため」としている。

2582名無しさん:2009/07/30(木) 22:48:04
>>2574 >>2576

ザンネン!朝よんだのに・・・先越されてしまいましたね。

三木立が養子だったとは意外。母は1期だけ参院にいたそうですが。

吉田家といい、三木家といい、なかなか続かないものですね。

2583千葉9区:2009/07/30(木) 22:51:55
>>2573
既にやられてたんですね
失礼しやした

>>2578
その辺の民族ウヨみたいなところが原因かと思ったんですが

2584千葉9区:2009/07/30(木) 22:57:33
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjul0907775/
無所属で須藤氏出馬/神奈川9区
政治・行政 選挙 2009年衆院選 2009/07/30  川崎市麻生区の著述家で古美術商を営む須藤教成氏(29)が30日、衆院選9区(川崎市多摩・麻生区)から無所属で立候補すると表明した。

 須藤氏は「政治家そのものを今すぐ改革しなければ、日本の財政は破綻(はたん)してしまうと考えた」などと述べた。麻生区出身で帝京平成大学卒。

 9区では、自民党を離党した前職の山内康一氏、民主党前職の笠浩史氏、共産党新人の利根川武矩氏、幸福実現党の小口裕嗣氏が立候補を表明。自民党が候補擁立を進めている。

2585千葉9区:2009/07/30(木) 22:59:00
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090731k0000m010127000c.html
自民党:空白区の調整大詰め
 衆院選の小選挙区公認候補を巡り、自民党の候補者調整作業が大詰めを迎えている。残る空白区は、青森1区、栃木3区、神奈川9区、福岡11区、宮崎1区の計5小選挙区。8月30日の投票日まで残り1カ月と迫り、細田博之幹事長ら党執行部は31日、麻生太郎首相(党総裁)と協議し、青森、福岡、宮崎分の月内決着を目指す。

 自民党青森県連の山内和夫幹事長は30日、党本部で細田氏と会い、青森1区の津島雄二党税調会長の後継候補として、長男・淳氏の公認を申請した。淳氏擁立には世襲候補の立候補制限を提唱する菅義偉選対副委員長が反発。山内氏らは「公正に検討した結果」と理解を求めたが、細田氏は「申請を預かって、検討する」と述べるにとどめた。

 宮崎1区を抱える宮崎県連の緒嶋雅晃会長も30日、党本部で早期の候補者決定を要請。同県連は上杉光弘元参院議員の公認を求めているが、いったん引退表明した中山成彬前国土交通相が出馬に意欲を示し、混乱している。緒嶋会長は記者団に「衆院選に出馬しないと言った中山氏は、言葉の重みを考えてほしい」と強調した。

 また、自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相の栃木3区と、衆院解散後に離党届を出した山内康一前衆院議員の神奈川9区も対抗馬が固まっていない。

 福岡11区では武田良太、山本幸三両前衆院議員の調整が続いている。【高山祐】

2586千葉9区:2009/07/30(木) 22:59:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090728-OYT8T00017.htm
《09衆院選》政権選択の構図 自民党
逆風 党の看板隠しも
 今月16日、秋田市のホテルで開かれた県農協政治連盟主催の集会。自民党公認で小選挙区から立候補を表明した3氏のあいさつには危機感がにじんでいた。

 「自民党は今、大変な危機。情勢は厳しい」。秋田1区の二田孝治氏(71)は、自民党の置かれた現状をそう訴えた。

 続いて、3区の御法川信英氏(45)もこう述べた。「地域を回っていると、『まんず、今の自民党はダメだな』から始まる。私は『誠に申し訳ない』から入らないと、なかなか皆さんに訴えを聞いてもらえない」

 御法川氏の事務所関係者は、「本当に厳しい。自民色を消さないとダメ。『ノブ党』でいく」と語り、若手スタッフには自民党ではなく、「御法川を応援している」と訴えるよう指示した。現在、作成中の御法川氏の実績をまとめたDVDでは、「個人」を前面に打ち出す考えだ。

 2区の金田勝年氏(59)も、自身のチラシに「自民党を変える」と書き、党と一線を画す構えだ。

    □   ■

 「政権選択」が焦点になる今回の衆院選。立候補予定者らに、自民党の看板を正面に掲げない行動に走らせる自民への逆風は、数字に表れている。

 昨年10月、自民党が実施した全国の衆院小選挙区の情勢分析で、秋田県は2区で野党の立候補予定者を15ポイント以上上回ったものの、3区は約3ポイント、1区では約17ポイント下回った。

 読売新聞の全国世論調査では、麻生内閣が発足直後の昨年9月24〜25日に実施した調査で内閣支持率は49・5%、政党支持率は自民党37・4%、民主党22・8%だった。それが、今年7月21〜23日の調査では、内閣支持率が20・0%に下がり、政党支持率は自民党25・3%、民主党31・0%と民主に逆転された。

    ■   □

 逆風にもかかわらず、自民党県連が一枚岩になっているとは言えない。

 前回選に続いて3区では、御法川氏と、無所属の村岡敏英氏(49)への対応が割れている。

 ある自民党県議は「本来なら現職の公認候補をやるのが当然。その対立候補をやるのは造反だ」と批判する。だが、党本部は、いったん自民党を離党した村岡氏を復党させた経緯があり、村岡氏への支援を容認した。

 前回選では、郵政民営化に反対し、無所属で出馬した野呂田芳成氏(79)を現在の党県連会長、幹事長らが支援し、自民党公認候補と対決した。「あの人たちには村岡支援をどうこう言えない」と、村岡氏を支援する県議は言う。

 公明党県本部の田口聡代表は、比例選東北ブロックで2議席獲得を目指し、公明への支援を呼びかけてもらう代わりに小選挙区の自民党立候補予定者を推薦する考えだ。だが、支援団体の創価学会関係者は「もう自民党を応援したくないというのが本音」と明かす。

 「今の自民はダメ。政権交代した方がいい」(長年自民党を支持してきた無所属県議)、「麻生おろしなど、自民党の考えは国民とどこかずれている。自分は民主候補の名前を書く」(自民党若手県議)と、支持層からも愛想を尽かす声が漏れる。

 自民党は窮状の立て直しを迫られている。

(2009年7月28日 読売新聞)

2587千葉9区:2009/07/30(木) 23:00:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090729-OYT8T00138.htm
《09衆院選》政権選択の構図 民主、社民
共闘で勝利に期待感
 「大きな顔をして応援できる」。今月22日、秋田市で開かれた社民党県連の選対会議では、県南の党員から民主党との選挙協力を歓迎する声が相次いだ。

 民主党県連は、県南の秋田3区を最重点地区として戦う。社民党は4年前の前回衆院選で、3区と1区で独自候補を立てず、自主投票とした。だが、「政権選択」が争点になる今回は民主党を応援する。

 3区から出馬予定の民主党の京野公子氏(59)は、地盤である湯沢市の社民党市議と共に朝、街頭演説に立ち、支持を呼びかける。

 しのぎを削る自民党の御法川信英氏(45)の地盤、大仙市や美郷町を担当する京野氏の選対のメンバーは、社民党員が6割以上を占める。無所属の村岡敏英氏(49)が地盤とする由利本荘市の社民党市議も京野氏への支持拡大に動き出した。

 「社民党の方が組織が充実していて、社民党で選対が成り立っている」と、京野氏の選対幹部は言う。

 京野氏も、「私たちは組織が弱いから、社民党に助けてもらっている。これまでは社民党から十分な協力が得られなかったが、今回は政権交代の期待が大きい」と共闘態勢をアピールする。

 社民党県連の石田寛幹事長は、「3区の実働部隊は、民主よりも社民の方が多い。政権交代を賭けた大事な選挙であり、選挙協力の約束はきちんと守っていきたい」と話す。

                               □   ■

 民主、社民両党が選挙協力を発表したのは昨年8月。1、3区は民主、2区は社民の公認候補を、両党が互いに推薦することを決めた。

 2区から立候補を予定している社民党の山本喜代宏氏(53)は、「民主党の風にうまく乗り、政権交代を中心に訴えていく」と意気込む。

 今月4日、大館市で開かれた山本氏の事務所開きに、1区から出馬予定の民主党県連代表、寺田学氏(32)が応援に駆け付けた。石田幹事長は、「民主党が2区で候補者を立てないということが一番の選挙協力。それだけでもうれしいのに、寺田さんの方から『応援に行きます』と言うんだから本当、うれしいよ」と満足そうに話す。

 8月1日には、社民党の福島瑞穂党首が大館市に入り、山本氏の応援演説を行う。その足で2人は1区のJR秋田駅前に行き、寺田氏と共に街頭に立つ予定だ。

                                ■   □

 ただ、2区の民主党員らの間には、独自候補を立てられなかった不満もくすぶっている。民主党県連は一時、県議の擁立を決めたが、同党本部の小沢代表(当時)の進言で断念し、山本氏に一本化した。

 過去2回の参院選で、民主、社民、連合秋田は「3者共闘」で統一候補を立て、自民候補を破ってきた。社民党は、一昨年7月の参院選で当選した松浦大悟参院議員が2区内で獲得した約10万票を目標としている。

 8月1日には、社民党県連の要請で3者協議が開かれることになった。石田幹事長は「3区の動きを見れば、2区にも民主に応援弁士を派遣してもらうなど、応援してもらいたい」と話し、民主党に支援を求める方針だ。

 民主党の寺田氏も「政権交代に関する大きな期待を感じている」と語り、社民党にさらに具体的なサポートを呼びかける考えだ。

(2009年7月29日 読売新聞)

2588千葉9区:2009/07/30(木) 23:00:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090729-OYT8T01159.htm
《09衆院選》政権選択の構図 共産、諸派、無所属
独自色で自・民に対抗
 「自民党も民主党も信念がない。政界の中に第3極を作っていきたい」。平沼赳夫・元経済産業相は19日、3区から出馬を予定している村岡敏英氏(49)(無所属)の大仙市の後援会地区総会に駆けつけ、2大政党を批判し、自らが率いる保守系無所属の「平沼グループ」の存在をアピールした。

 村岡兼造・元官房長官の次男で、自民党籍を持つ村岡氏には、地元の由利本荘市の自民党由利地域支部連合会が支持を決め、自民党の御法川信英氏(45)との間で「保守分裂」の戦いとなる。これに民主党の京野公子氏(59)も加わり、前回衆院選に出馬した同じ顔ぶれが競り合う。

 村岡氏の後援会幹部は、「前回選より厳しい戦いになる。政権交代に焦点が当たり、平沼グループに参加しても埋没しかねない」と懸念する。

 平沼グループには、1区から出馬予定の藤井陽光氏(61)(無所属)も参画。藤井氏は郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼氏に共感したという。

 村岡氏は、衆院解散で重要法案が廃案になった点を挙げ、「与野党の不毛な争いをやめさせたいと訴えたい。無所属だからこそできる」と訴え、無党派層を取り込みたい考えだ。

 藤井氏は「自公政権が地域格差を広げた。民主党のマニフェストも一見バラ色に見えるが、財源に裏打ちされているのか疑問。平沼グループが受け皿になれる」と意気込む。

     □   ■

 一方、共産党は今回、一昨年7月の参院選で、比例選の県内得票率が最も高かった1区のみの擁立を決めた。立候補予定の鈴木知氏(32)は、擁立を見送る2、3区でも比例票を伸ばすため、全県を回り、支持を訴える。

 21日、JR秋田駅前に立ち、「国民に痛みを押しつけた自公政権に審判を下す時だ。民主党への期待もあるが、不安であれば、共産党に託してほしい」と呼びかけた。民主党の独り勝ちを心配する鈴木氏は、「民主党政権になっても、国民に不利益な政策には、きちんとストップをかける」と話し、共産党の立場を明確にしようと躍起だ。

    ■   □

 自民、民主両党の批判をせず、「新たな雇用を創出し、自分の生まれた地域を豊かにしたい。自分自身の政策を訴えるだけ」と話すのは、2区から立候補予定の佐々木重人氏(39)(無所属)。「政党の後ろ盾がないなかで、自分の力だけで、どこまで票が取れるか知りたい」という狙いがある。

 宗教法人「幸福の科学」を母体とする幸福実現党も、1、2、3区にそれぞれ立候補予定者を擁立し、街頭演説などを展開している。

 政権選択が焦点となる今回の衆院選で、自民、民主の2大政党のはざまで、各候補は独自色を出そうと懸命に支持を訴えている。

(2009年7月30日 読売新聞)

2590千葉9区:2009/07/30(木) 23:07:20
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002179172.shtml
田中氏推薦連合見送り 労組は分裂の様相 衆院選 
 衆院選の兵庫8区(尼崎市)で、民主の支援組織、連合兵庫(森本洋平会長)が“分裂選挙”の様相を見せている。民主推薦で立候補する新党日本代表の新人田中康夫氏(53)の推薦を見送り、社民新人の市来伴子氏(31)を支持する方針を固めたが、傘下労組には田中氏を支援する動きも。8月30日の投開票まで1カ月。まとまるのは困難な状況で、「相手候補(公明前職)を利するだけ」との嘆きも聞かれる。


 「田中氏を支援する組合なんかない」。連合兵庫尼崎地域協議会の幹部は、田中氏への敵対心をむき出しにし、こう悔やんだ。「民主が独自候補を擁立していたら、連合としてもまとまりやすかったのに…」

 連合兵庫と田中氏の対立は、阪神・淡路大震災後、田中氏が反対した神戸空港の建設問題にさかのぼる。田中氏は「賛成」の立場だった当時の連合兵庫会長などを名指しで批判。その後も組合批判を続けた。ある連合兵庫の幹部は「5月にはすでに、市来氏支持の方向で調整を始めていた」と打ち明ける。

 尼崎地協は、連合兵庫が8月上旬にも市来氏の支持を決定することを受け、市来氏への本格的な支援に乗り出す。だが、社民支援に抵抗感のある民主系の産別もあり、一枚岩ではない。

 実際、労組出身の民主系市議の1人は「市来氏支持が決まっても、組合ごとに判断は分かれる。自分は田中氏を支援するだろう」と話す。一方、市来氏の陣営は「計算できる票を得られたことは確実にプラスだ」と歓迎。すでに連合兵庫会長の名を入れた選挙はがきも刷り上がった。

 田中氏の立候補表明で危機感を強める公明前職の冬柴鉄三元国土交通相(73)の陣営は「一喜一憂する余裕はない」としつつ、「競り合いになれば有利にはなる」との期待も。当の田中氏は29日も街頭で支持を訴え、連合の推薦見送り方針は意に介さない様子だったが、支援する民主県議は「政権交代のためには1票でも増やしたいのに」と不満そうだった。

 8区ではほかに、共産新人の庄本悦子氏(54)、幸福実現党新人の角出智一氏(43)が立候補を予定している。

(7/30 11:35)

2591千葉9区:2009/07/30(木) 23:10:48
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/fukui/CK2009072802000168.html
与野党の戦略<上> 「一枚岩」整うか自民
2009年7月28日


 衆院選は各立候補予定者による「前哨戦」が本格化、各地でアピール合戦が続く。自公連立政権の維持か、それとも政権交代の実現か。自民・公明の与党と、民主を中心とした野党側の「戦略」と「課題」などを探った。(衆院選取材班)

 衆院解散から間もないある日の午後、福井市議会控室で保守系市議が紫煙をくゆらせながらつぶやいた。「完全に衆院選に水を差したよなあ」

 自嘲(じちょう)気味に振り返ったのは、議長選をめぐる保守系最大会派の新政会分裂劇。同市議会は慣例的に議長と副議長のポストを保守系と革新系で分け合ってきた。しかし、衆院選に向け「両ポストをなぜ保守で固められないのか」との声が上がり、会派内で対立が。新政会は2つに分かれ、保守系だけで4会派になる事態となった。

 その余波は福井1区で出馬予定の稲田朋美陣営にも及んだ。選挙対策事務総長の交代にもつながり、「この時期になんてことを…。イメージが悪い」と陣営関係者を嘆かせた。

 1区では前回衆院選でも保守系地方議員による分裂選挙となったように、自民内部のいざこざが常態化。さらに今回は総裁選前倒しの動きなど、党のドタバタが追い打ちを掛け、かつてない逆風にさらされている。

 稲田陣営の別の関係者は「勝利にはこれから県議、市議がどれだけ働けるかにかかる」と証言。おなじみのごたごたが“致命傷”につながりかねないというのは関係者の共通認識だ。

 政権パートナーの公明との協力関係についても「もろ刃の剣だ」と保守系県議。自民党県連は公明党県本部に県内選挙区での立候補予定者の推薦を依頼する予定。同党県本部幹事長の西本恵一も「協力態勢についてはこれから協議する」としているが、先の保守系県議は「比例での協力を求められるのは目に見えている。だが、そんな余裕があるのか」と、全面的なバックアップは望めない、との見方を強める。

 自民党県連のある幹部は「自民で一つとなることが肝要」と強調。その方策の一つとして、衆院選で初めて県連としての選挙対策事務所を福井市内に開設する。県連幹事長の山本芳男は「情報交換などをし、立候補予定者を支援する」と団結に向けて意気込む。

 ただ、保守系県議の一人は「県連がどうこうというより、みんなが勝利という一つの方向に向いてやることが大切」と訴える。内部紛争の絶えない組織内にあって、トップダウンでの団結は難しいとの指摘だ。

 各立候補予定者も口にする「一枚岩」の態勢が整えられるのか。非常事態に保守王国が揺れている。

 (敬称略)

2592千葉9区:2009/07/30(木) 23:11:31
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/fukui/CK2009072902000223.html
与野党の戦略<下> 民主の「風」強まるか
2009年7月29日

 「もうどこでも、やみくもに出しましょうよ」。解散を翌週に控えた民主党県連で、幹事長の玉村和夫を囲んだスタッフから笑いが起きていた。自民党を長年支える団体に民主への推薦依頼状を一斉に出すための準備。18日の幹事会で正式方針になった。

 「どうせ駄目と思ってほとんどやってこなかった。数カ所回ったが、受け取らないところはない」と玉村。「政権交代があり得るからこそ、どの団体も動きづらい。さらにプレッシャーをかければ金縛りにできるかな」。別の県連幹部もいたずらっぽく笑った。

 政権交代の風が全国で吹き荒れている。民主公認で立候補を予定する3人も有権者から「一度は民主に政権を」の声をたびたび聞くが、戦場は3回連続で小選挙区3議席を自民が独占する保守王国。風任せだけでは心もとない。

 「あれっ」。5日の自民党県連大会で、複数の出席者が異変に気づいた。来賓で招いた県農政連会長、山田俊臣の姿がない。19日の県連福井市支部の総会にも姿を見せなかった。23日には農政連が推薦する自民公認3人の立候補予定者を「励ます会」があった。山田はあいさつで支援の理由を「党よりも人」と強調。自民県連会長、山崎正昭の来場を断ってさえいた。

 「われわれが必要なのは自民党じゃない。政権党だ」。農政連幹部は声を潜め、自民と一定の距離感を保つ理由を説明した。風の中で揺れる王国のほころびが見え始めている。

 攻める民主党員の県内議員は30人に満たず、自民系とは実動部隊数が比較にならない。「組織としての民主党何てものは、今も福井にはない」と党員の福井市議が自嘲(じちょう)する。

 小さな勢力を結集しようと、連合福井と民主、社民、国民新の3党が4者合同の選対本部を設置。1区前職笹木竜三の陣営では、前回選で笹木の自前組織と連合の選対を統一できず惜敗したのを踏まえ、同じ事務所でひざをつき合せる。

 「できればもう少し早く離党したかった」。衆院解散日、国民新党を離党した2区前職の糸川正晃が東京都内でこう漏らした。支援を受ける郵政関係者への義理などとのはざまで、民主への追い風に乗り遅れたとの思いがにじむ。

 糸川も解散後は「民主の糸川」を前面に押し出し始めた。風をとらえつつ、各勢力の融合を保つ難しさを乗り越えられたとき、風は王国の壁を突き破るまで強まる可能性を秘めている。

 (敬称略)

2593必ずや政権交代を。:2009/07/30(木) 23:12:58
あまりに的を得た文章なので転載しておきます。

http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2009/07/post_202.html

民主マニフェストは「レーガノミクス」
 27日に民主党がマニフェストを発表すると、自民党はもちろん各方面からも批判の声が上がった。批判の主旨は「ただのバラマキで財源の裏付けがない」と言うことである。これを見て思い出したのはアメリカでレーガン政権が誕生したとき、その経済政策(レーガノミクス)が「ブードゥー・エコノミー(怪しげな呪い経済政策)」と批判された事である。

2594千葉9区:2009/07/30(木) 23:16:45
>>2462-2467
http://www.shizushin.com/news/feature/shuin09/kikaku/1/20090729073103.htm
7区 因縁対決3つどもえに
2009/07/29
 自民、民主による政権選択が争点となる中、7区は「刺客」と「造反」で保守が分裂し、激戦を極めた4年前の郵政選挙の対決構図が依然、色濃く残る。全国の注目を集める自民前職の片山さつき氏、無所属元職の城内実氏による因縁の対決。ここに割って入った民主新人の斉木武志氏も追い風を受け、「(選挙戦)終盤は3つどもえの様相になる」(地元県議)との分析もささやかれる。
 「このままでは浜松地域は(自動車産業が世界同時不況の影響を受けた)デトロイトになってしまう。雇用、景気対策をきっちりできる人を国会に送ってほしい」
 衆院が解散した翌日の22日、湖西市古見で行われた片山氏を支援する集会。片山氏は“小泉旋風”に乗って城内氏を748票の小差で破った前回選を振り返りながら、今回は緊急経済対策の成果を“武器”に政策で戦う姿勢を強調した。
 東名浜松西インター近くに設けた事務所の開所式で、約1000人の支援者を前に「土下座」をして自民逆風に“助け”を求めるなど悲壮感が漂う片山氏。8月15日には小泉純一郎元首相が選挙区入りする予定だ。
 「民営化による分社化でサービスは低下するばかり。城内さんは郵政民営化の問題点を熟知し、命がけで反対してくれた。苦労をかけてしまった分、応援は当然だ」。解散を受け、今も城内氏に熱烈なエールを送る全国特定郵便局長会長を務めた元芳川郵便局長は複雑な表情で胸の内を語った。
 全国の郵便局長やOBでつくる「郵政政策研究会」は今回、民主支援に転換。ただ、郵政選挙で反対の姿勢を貫いた候補は最優先する。同じ浜松市内の7区、8区でも民主候補への対応は異なる格好だ。
 後援会組織では群を抜く城内氏。ともに郵政民営化法案に反対した平沼赳夫元経産相が率いる「平沼グループ」の看板候補として政界再編の必要性を訴え、二大政党による政権選択選挙の流れに危機感を募らす。ボランティアによる草の根選挙に徹する姿勢を崩していない。
 23日夜、斉木陣営は浜名湖花博を契機に都市整備が急速に進み、農家や漁業者も多い浜松市西区で初めて「民主党演説会」を開いた。斉木氏は党公認が2月にずれ込み、地区別の後援会づくりが遅れていた。
 「片山さんは財務省、城内さんは外務省出身。いまこそ政党主導の政治に変える時」。斉木氏は官僚政治の打破と天下り改革を強く訴えた。党がマニフェスト(政権公約)に打ち出した農漁業の戸別所得補償制度の説明にも熱がこもった。
 斉木陣営は知事選で民主党などの推薦候補の西部事務所を併設。頼みの連合静岡の各労組と連携を強める好機となった。選対幹部は「片山さんが自民党なら、(保守層の支持が多い)城内さんは第2自民党。政権交代の流れを鮮明にする戦略で追い上げる」と意気込む。

2595千葉9区:2009/07/30(木) 23:17:19
http://www.shizushin.com/news/feature/shuin09/kikaku/1/20090730073440.htm
8区 実績対「どぶ板」の戦い
2009/07/30
 衆院解散から2日後の23日夕。JR浜松駅前のホテルの大部屋に、企業や業界団体の幹部が次々と吸い込まれていった。文部科学相として今回の選挙を迎える自民前職塩谷立氏の第1回企業・業界・団体代表者選対会議があった。
 自民党への“逆風”の中、室内は緊張感が漂う。「厳しい状況を乗り越えなければならない。景気対策や担当の教育改革を進める機会を、どうか与えてください」。塩谷氏は約500人に深々と頭を下げた。
 2003年、05年と民主候補に連勝の塩谷氏。昨年9月の大臣就任で知名度がアップし、一時は楽観ムードもあったが、状況は一変。知事選での浜松市中、東、南区の民主推薦候補と自公推薦候補の差は約3万票と「思いもよらない結果」(有力支援者)に陣営は凍りついた。
 親子2代にわたり多くの企業の支援を受けてきた塩谷氏だが、世界同時不況で、浜松のほとんどの企業は厳しい経営環境に置かれている。「社業優先。前回ほどは動けない」(部品製造業者)と困惑の声も聞こえてくる。支援企業のヤマハの伊藤修二特別顧問は「それぞれに組織を引き締め全力で動く。地道に活動するしかない」と経営者に協力を呼び掛ける。
 「民主党の斉藤進です」。民主新人の斉藤氏は連日、のぼり旗を立てた自転車で選挙区内を回り、浸透を図る。立ち止まる人がいれば、駆け寄って握手。「どんな風、状況にも耐えうる選挙戦をしていく」と後援会名簿を頼りに1日100軒程度を訪ねている。
 衆院解散目前の16日。斉藤氏は報道陣を前に「相手は非常に強力。確かに知事選や都議選で(民主党が有権者から)多くの票をいただいたが、一寸先は闇。風は1週間で変わることもある」と現職大臣に立ち向かう心境を語った。全国の選挙で民主党が連勝しているが、勝算を問われても厳しい表情は崩さない。
 東京都小平市議から8区総支部長に就いて2年。浜松市生まれとはいっても住んでいたのは幼少のころまで。「今も無名の新人みたいなもの」(支援者の1人)。07年の統一地方選で浜松市長に転身した鈴木康友氏の後任候補として、スズキの鈴木修会長兼社長を中心とした経済人や連合静岡の支援を受け、「どぶ板選挙」(斉藤氏)で名前の売り込みに全力を傾ける。
 比例と重複立候補する共産元職平賀高成氏。全県を回った手応えを「派遣切りの問題などで、街頭で若い人が共産党の訴えを聞いてくれるようになった。これまでとは明らかに違う」と強調する。自民・民主の対決に関心が集まる中、「有権者はただ政権交代すればいいとは思っていない」と民主党への“風”を分析。「政権交代後の政治の中身について大いに論戦したい」と意欲を燃やす。
(衆院選取材班)

2596千葉9区:2009/07/30(木) 23:18:02
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009072202000231.html
県内各選挙区の情勢(1) 1区 上川、牧野氏を軸に激戦
2009年7月22日

 衆議院が21日、解散され、総選挙は8月18日公示、30日投開票に向けて実質的なスタートを切った。県内の八つの小選挙区は、2005年の前回選挙では自民党が6議席を占め、民主党は2議席にとどまった。今回は、どのような民意が示されるのか。現時点での各選挙区の情勢を探った。 (総選挙取材班)


 少子化担当相を経験した上川陽子と、捲土(けんど)重来を期す牧野聖修、新人の池野元章の3人が前回選挙に続いて相まみえる。自民、民主の二大政党が真っ向から激突する県都決戦は、これまでにない激戦が予想される。

 前回は3人に加え、元自民県議の田辺信宏が出馬した。田辺は、牧野との関係が冷え込んでいた「連合静岡」の支援を受け、上川の約10万票に次ぐ約6万9000票を獲得、牧野は約6万8000票に終わった。今回は田辺が立候補を見送り、連合静岡は牧野を推薦。自民、民主ともに“ねじれ”が解消された。

 この動きに連動して、上川陣営は4月、田辺のおひざ元の静岡市葵区の横内学区で後援会設立にこぎ着けた。役員には、田辺の後援会のメンバーも名を連ね、田辺との協力態勢が整いつつある。

 「自民に逆風が吹く中、街頭演説で無党派層を取り込むような“空中戦”は期待できない。支援者や支援団体を丁寧に回る“地上戦”を戦う」と陣営関係者。少子化担当相を務めて知名度もアップしており、組織の引き締めを着実に進める。

 一方の牧野は、浪人となった前回選挙以降、街頭演説が1400回を超えるなど地道に浸透を図ってきた。

 知事選の期間中も、親交の深い鳩山由紀夫民主党代表とともに川勝平太知事の応援演説に立ち、存在感をアピール。「(保守層と言われる)農家の間でも、民主の農業政策に期待する声が多く聞かれる」と、追い風の手応えを口にする。

 連合静岡との関係を修復できた点も大きなプラス要因で、票の上積みを期待する。

 池野は、反自民の追い風が民主に集中するのを警戒する。「東京都議選でも共産党の得票は順調に伸びている。衆院選で反自民の流れを引き寄せるかどうかは、これからの宣伝力次第」(陣営幹部)と強調、党支持層以外の取り込みを狙う。 (敬称略)

2597千葉9区:2009/07/30(木) 23:18:34
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009072302000196.html
県内各選挙区の情勢(2) 2区 原田、津川氏が3度激突
2009年7月23日


 自民前職の原田令嗣と、民主元職の津川祥吾が3度目の戦いに臨む。小選挙区では原田が連勝中だ。民主に追い風が吹く中、原田が議席を死守するか、津川の巻き返しなるか。漁業や農業、茶業など第一次産業が盛んな2区は、もともと保守地盤。選挙結果は、民主の風の強さを計る試金石になりそう。

 前回の得票数は、原田が約15万5000票、津川が約11万8600票。郵政解散に及んだ「小泉劇場」の追い風に乗り、原田が津川に約3万6000票の差をつけた。しかし最近、保守地盤にも変化が出てきた。

 昨年5月の藤枝市長選では保守が分裂し、新人の北村正平市長が、3期目に挑んだ現職に勝利。同12月の焼津市長選では、元民主系県議の清水泰市長が、元自民系県議を破った。

 ある自民系の焼津市議は「高齢化や不況の影響で、組織がかつてほど機能しなくなっている」と話す。

 今月5日投開票の県知事選では、2区の得票数を見ると、民主など推薦の川勝平太知事が約10万800票、自民推薦の坂本由紀子元参院議員が約10万9200票、かつて民主党に所属した海野徹元参院議員が約4万9100票だった。市町別の勝敗は、藤枝市以外の4市2町で坂本が勝利したものの、川勝と海野を合わせた票は自民を圧倒するだけに、関係者に衝撃を与えた。

 原田陣営の幹部は「奇をてらうのではなく、コツコツと歩いて有権者と向き合いたい」と語り、原田は最近、地域の小さなイベントにも顔を見せている。

 また、農協などの支援組織を引き締め、街頭演説などで露出を増やしていく。

 対する津川陣営の幹部は「“風”では票は計算できない。選挙期間が40日間あり、油断できないし楽観もしていない」と話す。津川は浪人中、ほぼ毎日、選挙区の駅前で演説を繰り返してきた。今後も、街頭演説や支援者回りを徹底していく。 (敬称略)

2598千葉9区:2009/07/30(木) 23:19:03
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009072402000270.html
県内各選挙区の情勢(3) 3区 様相がらり 自民危機感
2009年7月24日


 県内最多の当選8回を数える自民のベテラン柳沢伯夫に、民主の地元出身の若手小山展弘が挑む構図。柳沢の圧勝が続いた過去の選挙とは様相が異なり、激戦が予想される。

 県内でもとりわけ自民が強い3区。過去の選挙は、中央で数々の要職を歴任し、強固な組織力と抜群の知名度を持つ柳沢が、広範な支持を集め危なげなく勝利。前回(約15万票)、前々回(約14万票)とも、民主候補をダブルスコアに近い大差で退けた。民主は前回、地元に縁がない“落下傘”の新人候補を選挙の5カ月前に擁立。知名度不足や出遅れが響き、支持政党なし層からの獲得票も柳沢を下回った。

 しかし今回は、空気が一変している。今年4月の磐田市長選では連合などが推した新人の渡部修市長が、自民系の前副市長に勝利。先の知事選での3区(旧浜岡町、旧春野町を除く)の得票数は、民主推薦の川勝平太知事が約9万2000票で、自民推薦の元参院議員の約8万5000票を上回った。川勝の市町別得票数を見ると掛川市だけが下回ったが、同時に行われた県議掛川市選挙区補選では、民主推薦の新人が自民推薦の元市議を退けた。

 県知事選の川勝票に他の非自民候補の票を合わせると、自民推薦候補に5万票以上の差をつけて圧勝した形。自民の盤石とされた地盤は、大きく揺らいだとも見てとれる。

 柳沢陣営は「知事選の結果が、そのまま衆院選につながるとは思えない。ただ自民にとって優位な条件は見当たらない」と、危機感を募らせる。「これまでにない厳しい状況、地元での知名度は依然として高いが、組織が機能しにくくなっている」として、長年培ってきた支持層の引き締め、組織立て直しに総力を挙げている。

 小山は、掛川市(旧大須賀町)生まれの磐田市育ち。党の公募で2007年6月、3区総支部長に就任。総選挙が先送りされる中、「新しい流れを」をキャッチフレーズに街頭演説などを精力的にこなし、知名度も上昇。支援の輪も広がりつつあり「3区で議席を獲得することが政権交代につながる」と、訴えている。(敬称略)

2599千葉9区:2009/07/30(木) 23:19:39
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009072502000217.html
県内各選挙区の情勢(4) 4区 保守層強い清水区カギ
2009年7月25日


 5期目を目指す自民・望月義夫に対し、民主・田村謙治が悲願の小選挙区初勝利を懸けて挑む。2人の対決は、市議、県議時代から静岡市清水区を地盤とする望月が2連勝しているが、田村は“落下傘候補”として初出馬した前々回の約2万6000票差を、前回は約1万8000票差に縮めた。二大政党の現職対決は、過去にない激戦が予想される。

 勝敗のポイントは、過去2回とも望月が圧勝した大票田の清水区となりそう。前回、富士宮市など他地域では僅差(きんさ)の接戦となったが、同区では望月が田村に約1万7000票の差をつけた。

 しかし今回は、同区内での望月優位に、変化の兆しも出ている。

 望月は4年前、郵政民営化関連法案の衆院採決で棄権。郵便局長やOBらでつくる郵政政策研究会との関係を強固にしたかにみえたが、今回は同研究会が組織を挙げて民主支援に転換した。田村陣営は「地元の名士が多いので、組織力に驚かされる。民主に政権を取らせたいという象徴的な動き」としている。

 今回の県知事選で、葵区、駿河区では民主など推薦の川勝平太知事がトップの票を集めたのに対し、清水区では自民など推薦の元参院議員がトップだった。田村陣営は「清水は保守地盤が強い。追い風の影響はあまり感じられない」と慎重な見方。一方の望月陣営は、川勝と、自民など推薦の候補との票差がわずか約1500票だったため、危機感を強めている。

 望月は国土交通委員長の要職にあった解散前から、週末を中心に地元入りして実績をアピールするなど、地道な活動を続けている。陣営幹部は「農業関係や支援企業などの固定票に加え、浮動票をどこまで固められるかが勝負」と分析。

 一方の田村はほぼ毎日、数十人の支援者と座談会を重ね、地元ラジオに出演するなど、知名度拡大を図ってきた。陣営幹部は「これまでの最大の敗因は知名度不足。8年間で対立候補に近づいてきた」と話している。(敬称略)

2600千葉9区:2009/07/30(木) 23:20:10
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009072602000171.html
県内各選挙区の情勢(5) 5区 斉藤氏 富士で逆転狙う
2009年7月26日


 四期目を目指す民主前職の細野豪志と、比例復活からの脱却を狙う自民前職の斉藤斗志二が競り合う。基礎票は両陣営とも10万票台と拮抗(きっこう)しているが、自民への逆風の中、斉藤は従来にも増して公明頼みの厳しい戦いを強いられる。

 旧大昭和製紙を経営し、戦後に県知事や衆院議員を輩出した斉藤家。本拠地の富士市も今や“金城湯池”とは言えなくなった。

 当時の安倍政権が年金問題などで批判を浴びた2007年の参院選。同市の比例代表票は自公で3万6800票と、民主を5100票下回った。

 さらに、今月5日の県知事選。自民など推薦の元参院議員が「東部出身の知事を」と訴えたが、4万6300票にとどまり、民主など推薦の川勝平太知事に700票及ばなかった。

 富士市の傾向は5区全体の縮図といえる。両陣営はそれぞれ、逆風下で戦った直近の国政選挙の比例票を今回の基礎票としている。それによると、前回05年の郵政解散で民主が得た票と、07年参院選の自公票はともに10万台。自公票の内訳では、公明票が3万以上と「公明依存率」が高い。

 加えて麻生内閣の支持率低下。斉藤陣営の幹部は「街頭演説での『頑張れよ』の声が少なくなった」と話す。斉藤は従来以上の公明との連携を模索する一方、自民票の流出を食い止めようと、大企業に加えて中小企業もこまめに回るようになった。最優先課題は、本拠地・富士市での民主との逆転。その上で、選挙区全体の底上げを図っていく作戦だ。

 一方で細野陣営は、政権交代の機運が高まっても「“風”頼みの戦いはやらない」とかぶとの緒を締める。細野本人は週に10回以上街頭演説、ミニ集会回りなど、地道な活動を緩めていない。訪問先は農家にも向かい、民主が掲げる農業者戸別所得補償制度などをPR。「自民に失望した保守層にもっと浸透したい」としている。 (敬称略)

2601名無しさん:2009/07/30(木) 23:20:34
>>2593
すばらしい。まさにその通りですね。

2602千葉9区:2009/07/30(木) 23:20:45
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009072702000203.html
県内各選挙区の情勢(6) 6区 渡辺氏 伊豆に切り込む
2009年7月27日


 前回選挙の直前に比例代表からくら替えした自民の倉田雅年が、5期連続当選を目指す民主の渡辺周に挑む。前職2人はこの4年間、対照的な歩みをたどってきた。

 6区で分裂選を続けてきた自民は前回も一本化が遅れ、比例単独で2回当選の倉田が公認されたのは公示11日前。旧清水市(現静岡市)出身の倉田は“小泉旋風”を受けつつも12万票に止まり、渡辺の15万票に及ばなかった。

 比例順位の優遇により復活当選したが、選対組織の未整備を痛感した倉田は地道に組織づくりを進め、地元財界や連合自治会、農協、医師会など保守系団体と連携を強めた。倉田の堅実さは、昨年の地元首長選対応にも表れた。自民が強い伊豆市の市長選は保守系候補を支援。圧勝で自身の地盤強化に弾みをつけた。一方で、保守層が割れた沼津市長選は中立を貫いた。

 先の知事選で6区では、自民系候補と民主系2候補の得票がほぼ並んだ。だが倉田陣営は「東部の出身候補だったから取れた票もある。総選挙は追い風がない。勝つのは並大抵でない」と話す。

 対する渡辺は、同じく衆院議員だった父の代から沼津市に地盤を持つ。前回は同市と周辺の清水、長泉両町で3万票余をリードし勝利を支えた。盤石の態勢を整えたい陣営は、伊豆地域、特に票田の伊東、熱海両市に切り込む戦略をとった。

 農・漁業者が多い伊豆は保守層が厚く、前回は両市で倉田にそれぞれ2000票差をつけられた。それでも2006年の熱海市長選、07の県議選伊東選挙区(定数1)は民主の支援候補が勝利。今年の伊東市長選は惜敗したが、前原誠司元代表らを送り込むなど国政選並みに力を入れた。

 積極路線は知事選で成果として表れ、民主系2候補の得票は伊東で1000票、熱海で100票、自民系候補を上回った。衆院選に向け攻勢は続き、解散直後にJR熱海駅に立ち寄った渡辺は「伊豆でも変革を求める声は大きい。それを形にする」と誓った。(敬称略)

2603千葉9区:2009/07/30(木) 23:21:23
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009072802000272.html
県内各選挙区の情勢(7) 7区 三つどもえ混戦に拍車
2009年7月28日


 再選を目指す自民前職の片山さつきと、復活を期す無所属元職の城内実が再び激突し、民主新人の斉木武志が割って入る。前回の郵政選挙に続く三つどもえの構図だが、知事選勝利の勢いに乗る民主の風が、混戦もように拍車をかけている。

 2005年衆院選で、郵政民営化関連法案に反対した城内の刺客として送り込まれた片山は、約8万5000票を得て初当選。ただ、当時の自民県連が支援した城内との差は748票と、得票率で0・3ポイント差の超接戦だった。自民の“ねじれ”具合は、今回も選挙戦の行方を占う。

 一期目に政務官や党本部の要職をこなした片山は、政局流動化の昨年秋から組織づくりを本格化。前回は片手に収まった自民系県議と浜松市議の支援が増え、陣営は「対民主の構図が強まるにつれ、動いてくれるようになった」と一定の手応えを示す。

 城内は「かなりの自民支持者が応援してくれる」と譲らない。地元育ちの政治家というイメージが強みだが、前回は「小泉劇場」の影響への楽観論が陣営内にあったと反省。600近い自治会すべてでミニ集会を開くなど「草の根の活動」を徹底してきた。

 斉木は昨年2月の公募候補内定後、つじ立ちを重ね、主婦らの勝手連も広がってきた。今月の知事選では、民主推薦の川勝平太知事が7区の市区町で自公推薦の元参院議員を約1万4000票上回った。連合静岡も解散前に湖西市内で政策勉強会を開き、攻勢を強める。

 片山にとって、小泉旋風に乗った前回と違い、与党への向かい風に危機感は強い。解散直前から街頭演説を増やし、「政治は実行力」と実績を強調、民主との政策争点を盛んに訴える。

 城内陣営では「片山との因縁対決と騒がれるが、要注意は斉木」との声もあり、支持固めに余念がない。解散直後に平沼グループの旗揚げに出席し「第三極」の立場を鮮明にした。

 斉木は自民批判票の奪い合いを警戒し、城内を「事実上の“第二自民”だ」と牽制(けんせい)する。強まる包囲網には「政権を預けて大丈夫か、との疑問に応えていく」として、無党派の取り込みを急ぐ。 (敬称略)

2604千葉9区:2009/07/30(木) 23:21:57
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/shizuoka/CK2009072902000257.html
県内各選挙区の情勢(8)  8区 激戦の地に『風』吹くか
2009年7月29日


 8区はこれまでも総選挙ごとに、自民、民主両党がし烈な戦いを繰り広げてきた注目区。当選5回を数える自民前職で文部科学大臣の塩谷立に、地方選の連勝で追い風を受けた民主の新人斉藤進が挑む。

 小選挙区となってから、塩谷は二度の苦杯を喫している。導入元年の1996年は二大政党制待望ムードの波に足もとをすくわれた。2000年は森喜朗首相(当時)の「神の国」発言などの余波を受けたが、民主の鈴木康友=現浜松市長=が当選したこの選挙では、若者を含む無党派層などの票も当落に大きな影響を与えた。

 時々の風に左右される都市型選挙の色合いが濃いが、ものづくりのまちとして、企業や労組の動きにも影響されやすい。県知事選では、民主などが推薦した川勝平太知事の大票田となった。小泉旋風が吹き荒れた05年の衆院選では、郵政民営化に争点を絞り約12万8500票を得た塩谷が、次点に過去最高となる約2万7000票差をつけ連勝した。

 麻生内閣の閣僚として臨む今回、塩谷陣営は「さらに厳しい逆風を覚悟している」としながら、総力戦で難局を乗り切る構えだ。公務や自民候補の応援により地元での活動は減るが、秘書は「『現職大臣を負けさせられない』という意識の下、組織が強く結束している」と、手応えを指摘する。後援会幹部も「(本人がいない分)一人一人が候補者の分身となって思いを伝えていく」と語る。

 一方の斉藤陣営。「風がそのまま得票数に結び付くわけではない。ぎりぎりまで顔を売り込む」と、風任せの雰囲気を戒める。斉藤は生まれこそ浜松だが、数年で地元を離れ、党の公募で8区総支部長に就任したのは2年前。有力な支援者はまだ少ないが「相手が誰でも小選挙区で勝ち、政権交代の礎になる」と、地道な活動に裏付けられた自負をのぞかせる。

 比例当選も視野に入れる平賀は、8区を軸に県内をくまなく回る。貧困や格差拡大、雇用不安などの問題について「財界や大企業の身勝手な要求を許してきた自公政権の影響で、民主党もそれに賛成してきた」と批判する。 (敬称略) =終わり

2605千葉9区:2009/07/30(木) 23:23:10
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/rensai/CK2009072402100019.html
一票の価値「車1台分」 日本の選択点<上>
2009年7月23日 紙面から


 1票には、いくらの価値があるか。

 少々とっぴな問い掛けから連載を始めたい。

 いろいろな計算方法があるだろう。その中で、慶応大の曽根泰教教授は「ハイブリッド車1台分ぐらいの価値」という。

 衆院選では勝った方のマニフェストが実現に向かう。マニフェストは「税金の使い道リスト」。リストに沿って税金が使われる。

 1年の日本の予算を約80兆円とする。衆院任期4年分で320兆円。これを有権者1億人で割ると1人当たり320万円が「1票の値段」という計算になる。

 3年か4年に1度、約300万円の買い物というと、確かに自動車を買い替えるかどうかのときの決断に近い。パンフレットを見比べ「A社の車か、B社か」と悩むのと同じぐらいの熟慮が有権者には必要だ。

 政党側には、有権者以上の努力が求められるのは言うまでもない。

 2003年、衆院選にマニフェストが導入されたころ、永田町、特に自民党で「マニフェスト」を口にすると、ただの目立ちたがり屋と受け止められた。今は違う。解散を前にした20日夜、麻生太郎首相は自民党本部に細田博之幹事長らを集め「国民が納得するマニフェストをつくる。野党との差別化が必要だ」と指示。民主党も党を挙げての策定作業が最終局面に入っている。マニフェストは「標準装備」になった。

 それは歓迎すべきことだが、一方でマニフェストを選挙に勝つ道具として考える空気が出てきた。他党に政策をつまみ食いされないために発表を遅らせる考え。党のマニフェストとは別に独自のものをつくろうという動き…。これらは、戦術優先で、有権者に選択肢を示そうという思いが欠けている。

 03年、民主党が初のマニフェストをつくった時、発表の会見時間が遅れた。治安対策の表現でもめたのだ。ある議員は「検挙率を上げる」と書くよう主張し、別の議員は「検挙率は結果であって、政党は約束できない」と反論した。今思うとこっけいともいえる議論だが、現在進行中のマニフェストづくりでは見つけにくい真剣さがあった。

 政党は税金の使い道を、まじめに分かりやすく書いたマニフェストをつくり、有権者は自動車を買うぐらいの重みを感じてマニフェストを吟味し、投票に行く。政権選択の選挙だからこそ、最低限求められていることだ。

2606千葉9区:2009/07/30(木) 23:23:40
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/rensai/CK2009072402100022.html
望む生活、実現の好機 日本の選択点<中>
2009年7月24日 紙面から

 衆院選を前にして「政権選択の選挙」という言葉が連日マスコミで躍っている。

 民主党の鳩山由紀夫代表は23日、事実上の遊説第一声となる埼玉県入間市の街頭で土砂降りの中「政権交代やろうじゃありませんか」と絶叫した。民主党のポスターは鳩山氏の写真の右に、巨大な文字で「政権交代。」。同党は「政権交代」そのものを争点にしている。

 これに対し、麻生太郎首相は「政権交代を叫んでいる野党がいるが、交代は手段であって目的ではない」と痛烈に批判している。

 双方の主張は、半分正しくて半分間違っている。政権交代で、従来のしがらみを取り除く「大掃除」(学習院大・野中尚人教授)の効果で生活が劇的に変わる可能性がある。しかし、肝心なのは生活がどう変わるか。政権交代が最終目的でないことは確かだ。

 自民党と民主党は、どのような国民にどんな暮らしを提供してくれるのか。言い換えれば、両党の「目線」はどこにあるのか。

 鳩山氏は自分たちが「生活者」の視点に立つと訴え、麻生氏を「上から目線」と断じる。麻生氏は「日本を守り、国民の暮らしを守る」を繰り返す。

 2人の主張からは、立ち位置の明確な違いは見えない。ただ、自民党は長年、企業などを直接、間接的に支援することで結果として雇用を拡大し、国民の生活をレベルアップさせ、ひいては税収も増やすという方法で政権を運営してきた。それは高度成長期の右肩上がりの時期は有効な手段だったが、今は成り立たなくなってきた。

 民主党は、企業や団体を介さず直接家計を支援し、消費を拡大して税収も増やすという「逆回転」の青写真を描く。だが、この手法はバラマキとの批判もある。

 中学生まで月額2万6000円の子ども手当の支給、高速道路の原則無料化など個別政策は浸透しつつあるが「国民目線」のパッケージは依然、あいまいなまま。変革を訴えて政権を目指す以上、国民にどのような生活を提供するかの全体像を示す必要がある。

 同党中堅議員は22日更新したブログで「国民にとっては政権選択の選挙となるが、それは『どのような政権が良いか』というよりも『どのような国民生活を実現してくれるか』を問う選挙だと思う」と書き、末尾をこう結んでいる。

 「生活選択。」

2607千葉9区:2009/07/30(木) 23:24:22
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/rensai/CK2009072502100012.html
たらい回し」検証を 日本の選択点<下>
2009年7月25日 紙面から


 自民党が歴史的大勝を遂げた2005年9月11日の衆院選から約4年がたった。「劇場」の主役、小泉純一郎氏は1年で退陣し、来月の衆院選には出馬せず引退する。小泉氏の後は、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎の3氏がほぼ1年ずつ首相を務めた。

 「歌手1年、総理2年の使い捨て」とは故・竹下登元首相の名言だが、今や首相も「歌手並み」になった。

 4年間で4人の首相。この間、政策は大きく転換した。

 小泉氏が「郵政民営化に賛成か反対か国民に問いたい」と大見えを切って獲得した議席に乗って政権を運営している麻生氏はことし2月、国会答弁で「(郵政民営化に)私は反対だった」と言い切った。

 同じく小泉改革の象徴の1つだった社会保障費の2200億円の抑制方針も、10年度予算の概算要求基準(シーリング)では適用されなかった。近く発表の党マニフェストでは「抑制しない」と明記される。

 一連の政策転換は、いずれも国民不在で行われてきた。その意味で、来月の衆院選では「これから何をやるか」の前に、自民党を中心とする政権がこの4年間、「何をやってきたのか」を検証する必要がある。

 民主党の岡田克也幹事長は「自民党には小泉路線をどう考えるのか、4年間を総括してもらいたい」と注文をつけている。

 その民主党。実は、こちらも、岡田氏、前原誠司氏、小沢一郎氏、鳩山由紀夫氏と、目まぐるしく代表が代わった。

 構造改革に比較的理解のあった岡田代表時代。野党共闘重視だった小沢時代。そして現在の鳩山時代…と、党の体質、政策は微妙に変わってきた。今、同党は「鳩山政権」を視野に、外交・安保政策で現実路線に転じ、これまで反対していたインド洋での海上自衛隊による給油活動の継続を当面容認する方針を打ち出している。

 マニフェスト選挙では「政策を実現するすべのない野党は、過去の実績は問われない」というのが常識で、与党側だけが検証の対象だった。

 だが、民主党の場合、今までの野党と違い政権獲得が日に日に現実味を帯びてきている。

 その党の政権担当能力の有無を判断するには、民主党の「たらい回し」の4年間の党運営や政策の揺れを、自民党と同等に検証する必要がある。

2608千葉9区:2009/07/30(木) 23:27:27
いたって常識的な順位
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009073001063
社民、比例順位を発表=衆院選
 社民党は30日、衆院選の比例代表候補37人の名簿順位を発表した。小選挙区との重複候補は同一順位とし、比例単独候補を上位とするか下位とするかは各ブロックの判断に委ねた。ブロック別の候補者数と順位は次の通り。(丸囲み数字は順位。前=前職、元=元職、新=新人。☆=比例単独。敬称略)
 【北海道=2人】(1)山口たか・新☆(2)本田由美・新【東北=6人】(1)伊沢昌弘・新、小原宣良・新、山本喜代宏・元、渡辺英彦・新、菅野哲雄・前、吉泉秀男・新【北関東=3人】(1)日森文尋・前、土屋富久・新(3)松沢悦子・新☆【南関東=3人】(1)阿部知子・前、上田恵子・新(3)村上克子・新☆【東京=2人】(1)保坂展人・前(2)池田一慶・新☆【北信越=5人】(1)米山昇・新、伊部昌一・新、中川博司・新、池田幸代・新、藤井宗一・新【東海=2人】(1)平山良平・新(2)坂喜代子・新☆【近畿=4人】(1)辻元清美・前、藤田高景・新、市来伴子・新(4)服部良一・新☆【中国=1人】(1)上村好輝・新【四国=2人】(1)米田晴彦・新、岡平知子・新【九州=7人】(1)重野安正・前、照屋寛徳・前、山口はるな・新、柳瀬映二・新、松村秀利・新、中島隆利・新、新川秀清・新。 (2009/07/30-22:04)

2609千葉9区:2009/07/30(木) 23:33:19
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200907290455.html
自民どろ沼、宮崎県連VS中山氏 公認出せぬ党本部
2009年7月30日10時45分
 自民党は29日現在、衆院300小選挙区のうち287人、比例区で22人の立候補予定者を公認。8選挙区では公明党を推薦するため、決まっていないのは津島雄二氏が引退した青森1区を含め5選挙区だ。

 とりわけ混迷しているのが宮崎1区。昨年秋、日教組批判などを繰り返して国交相を辞任、不出馬を表明していた中山成彬氏が22日に前言を翻し立候補を表明。宮崎県連は公募で決めた上杉光弘元参院議員の公認を党本部に求め、両者が一歩も引かぬ構えだ。

 県連幹部は22日、自民党本部で「民主的ルールで決めた予定者を公認しないなら自民党という組織が成り立たない」と上杉氏公認を迫れば、中山氏が所属する町村派の森元首相も25日に宮崎市に乗り込み、「県連が決めた立候補予定者を党本部は(予定者と)受け止めていない」。困った党執行部は両氏とも公認せず、当選者を追加公認することも検討する。

 一方、前衆院議員同士の山本幸三氏と武田良太氏が名乗りをあげる福岡11区でも、どちらかを公認するか未決定。21日に離党表明した山内康一前衆院議員の地元の神奈川9区は「時間的に難しい」(県連幹部)という。1月に離党した渡辺喜美元行革相の地元の栃木3区では「刺客」に女性を擁立する動きがある。

2610千葉9区:2009/07/30(木) 23:35:00
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000907300005
比例票めぐり攻防激化
2009年07月30日

 選挙区での自・民の争いが注目される状況となる一方で、比例票をめぐる攻防も激化している。公明や共産、社民は比例区を重点に掲げ、友党の動向もにらみながら、支持者に選挙区と比例区で投票政党を変えるよう求めるなど、さまざまな戦略を練っている。


    ◇


 「比例代表で高橋千鶴子さんの再選をなんとしても勝ち取ります」


 衆議院が解散した21日、岩手1区から立候補予定の共産党の吉田恭子氏は、街頭演説でこう力を込めた。演説には高橋氏本人もかけつけた。


 高橋氏は、比例区東北ブロックでの同党唯一の衆院議員だった。「比例区での戦いが勝負」と位置づける同党にとって、高橋氏の議席死守は最重要の命題だ。


 同党県委員会の菅原則勝委員長は「小選挙区の『自民か民主か』という争いの中で議論する気はない。その分、比例票で『日本共産党』と書いてもらうための運動は徹底的にやる」と話す。


 前回選挙で比例区東北ブロックでの議席が同じく一つの社民党も、比例票の獲得に力を入れる。小選挙区で候補者がいない岩手2、3区で運動が本格化しないことを防ぐため、「2区は1区の候補者を重点支援、3区は4区の候補者を重点支援」と両選挙区の支持者に言い聞かせている。


 同党県連合の久保孝喜県議は「候補者不在の選挙区ではどうしても選挙のムードにならない。明確な目標を持たせることで、比例票と連動させたい」としている。


 傘下組合員1万8千人で、同党の支持基盤である平和環境県労組センターは、2区と3区では民主公認候補を支持する。他県では、「選挙区では民主党候補、比例区では社民党」と両党で支援のバーターをする選挙区もある。社民党県連合では議論を重ねてきたが、「気休めの選挙協力で喜んでいるようでは、政党の体をなさない」と、バーターは行わない方針だ。


 一方、自民と連立を組む公明党は、小選挙区で自民党の候補者を支援し、比例票で公明党を支援してもらうバーターに力を入れる。比例区東北ブロックで現在の1議席から2議席に増やすこと目標に、早くから自民との選挙協力を進めてきた。


 特に自民、民主が激しい攻防を繰り広げる岩手2区は、協力態勢が最も強い。衆院選の前哨戦として注目された6月の宮古市長選でも、公明党が本格的に支援したため、同党関係者は「衆院選での『お返し』がきちっと比例票に出るだろう」と期待を込める。


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