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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ
1
:
とはずがたり
:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/
から満を持して独立します。
飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40
6404
:
チバQ
:2018/05/19(土) 14:03:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180518-00000051-san-l12
【翼の未来 成田空港40年】(上)アジアのハブ競争熾烈 羽田と連携、役割分担で対抗
5/18(金) 7:55配信 産経新聞
格安航空会社(LCC)専用の成田空港第3ターミナル。真新しいこの建物がLCCの発着がピークとなる早朝や夕方になると利用者でごった返すのはもはや日常の風景だ。成田国際空港会社(NAA)は建物の改修や敷地の拡張などで利便性の向上を目指し、成長著しいLCC利用客の需要を取り込もうとする取り組みが足元でも続く。
■発着枠やがて限界
3月に国、NAA、県、地元自治体の4者による協議会が機能強化策で合意した背景にも、LCCに代表されるアジアの航空需要の高まりがある。NAAの宮本秀晴執行役員経営計画部長は「早朝や深夜の発着を行うLCCの高頻度運航の影響はあった」と明かす。
国も「観光立国」を目指し、訪日客を平成32年までに4千万人、42年には6千万人にする目標を掲げる。2020(平成32)年開催の東京五輪・パラリンピックを控え、日本の空の表玄関である成田、羽田両空港の発着枠拡大や運用の変更による機能強化は避けて通れなくなってきた。
だが、国内各地の路線を持ち、発着枠に余裕のない羽田に対し、年間30万回の発着枠に現状は約25万回の成田は余裕があるとはいえ、「現状のままではやがて限界が来てしまう」(宮本氏)という危機感は関係者の間に根強い。空港の地位低下は地元への恩恵にも跳ね返りかねない。第3滑走路の新設、第2滑走路の延伸、開港以来の合意事項であった午後11時〜午前6時の夜間早朝飛行制限の緩和の合意は、地元の理解を得るという大前提はあるものの、今や必然の流れだったといえる。
一方で、平成22年10月の第4滑走路供用開始に伴って羽田に32年ぶりに国際定期便が復活して以降、成田が強みとしている北米路線も含め、羽田の就航は世界各地で増えている。成田開港時の「羽田は国内線、成田は国際線」という明確な航空政策に比べ、現状は両空港の立ち位置が曖昧になっている。そのころから、羽田と成田を一体的にとらえる「首都圏空港」という考えも広まってきた。
国土交通省首都圏空港課の担当者は現状の羽田と成田の役割について、「羽田は日本発着の直行需要に、成田は国際線相互間の乗り継ぎ、LCCや貨物便に対応する」と話す。
役割分担しつつ、一体運用で近隣のアジア諸国の主要空港との競争に打ち勝ち、欧米の主要都市の空港に追いつくことを目指す基本戦略だ。
ただ、成田では昨年度、空港の利用旅客数が初めて4千万人の大台を突破したのに対し、機能強化で先行する仁川(韓国)、チャンギ(シンガポール)、上海浦東、北京第2(中国)などのアジアの主要空港では利用旅客数が既に5千万〜6千万人台に到達。東京に近いアクセスを生かした羽田発着の国際線も増加傾向が続く。
■「単独では厳しい」
成田はこれまで構築した北米路線のネットワークを維持しつつ、LCC需要を取り込み、まだアジア主要空港に比べ少ないとされるアジア各地の路線開拓も進め、空港間競争の勝ち残りを図っていくしかない。
立教大特任教授でJTB総合研究所社長の野沢肇氏は「羽田にしても成田にしても、単独でアジアの他のハブ空港に対抗していくのは厳しくなっている状況」と分析。その上で、「航空会社には発着時間制限や利用料負担なども空港選択の大きな要素になる。利用者には、空港へのアクセスや乗り継ぎの簡便性、出入国手続きなどの使いやすさが重要」と提言する。
国内外で激しさを増す空港間競争。連携と役割分担を進める首都圏空港の枠組みで成田はスタートラインに立ったものの、課題はなお山積しており、競争の勝ち残りに向けた関係者の手腕が問われている。(永田岳彦)
◇
成田空港は20日、開港から40年を迎える。国内外のライバル空港や航空会社の勢力図がめまぐるしく変化する中、目指すべき将来像や課題を探った。
6405
:
チバQ
:2018/05/19(土) 14:04:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00000027-san-l12
【翼の未来 成田空港40年】(下)地域との共生共栄 訪日客誘致にアクセス改善急務
5/19(土) 7:55配信 産経新聞
「空港づくりは地域づくりであるという共生共栄の理念の下、『成田空港が本当にあってよかった』といわれるような存在に成長、進化してまいりたい」。開港40周年を2日後に控えた18日、成田国際空港会社(NAA)の夏目誠社長は空港第1旅客ターミナルで行われた航空安全祈祷(きとう)会に臨んだ後、そう抱負を述べた。
この日はNAA主催の記念パーティーも成田市内で開かれ、出席した森田健作知事は「開港前後には悲しいことやトラブルもあったが、それを一つずつ乗り越えてきた。これで安心してはいけない。羽田と協力して日本の、アジアの表玄関をしっかりと守らなければならない」と気を引き締めた。
◆恩恵の格差是正
開港40年の節目に始まった空港機能強化の取り組みに、県財界は大きな期待を寄せる。県経営者協会の諸岡靖彦副会長は今月10日、県に提言書を提出し、「成田空港のさらなる機能強化は国内外の空港間競争に勝ち抜き、地域に大きな経済効果をもたらす」と機能強化の早期実現を求めた。
この中で諸岡氏は、「今回の機能強化を機に、空港の東側、南側も含めた一体的な発展につなげないといけない」とも強調した。40年前の開港以来、空港立地による固定資産税収入や人口増加などで発展を続ける成田市。これに対して、空港東側の多古町や南部に位置する横芝光町などは騒音の対価となる“恩恵”が少なかった。「東西格差」「南北格差」といわれる地域間格差に不満を抱く住民の声も根強い。
今回の機能強化策のような重要課題を議論する4者協議会は国、県、NAA、周辺9市町で構成される。「成田空港圏」とも呼ばれるこの9市町(成田市、富里市、香取市、山武市、栄町、神崎町、多古町、芝山町、横芝光町)の間では、成田市以外の多くの自治体が人口減少や財政難などの問題を抱えているのが実情だ。
山武市は4月の市長選で初当選した松下浩明市長が「全ての政策が人口減対策につながらなければならない」と訴える。同市は合併で誕生した平成18年に約6万人だった人口がこの12年間で9千人減少した。小中学校の統廃合が検討されるなど、少子化も深刻な問題となっている。
富里市は財源不足を理由に、今年4月から1年間、市職員の給与や地域手当をカットすることで約1億円を捻出する。隣接する不交付団体の成田市とは財政事情が対照的だ。
◆チャンス逃すな
こうした中、急務となっているのが急増する訪日外国人客(インバウンド)を空港周辺の観光地に呼び込み、地域の経済発展につなげるための取り組みだ。
匝瑳市で農業資材の通信販売や農産物加工事業などを手掛けるアイ・エイチ・エスの石井一孝社長は1年半前、全国各地の食料品を集めた免税店を市内にオープンさせた。成田空港から車で約40分。周囲に観光地もない田畑に囲まれた場所だが、石井社長は「空港からの直通バスを運行させることで訪日外国人客を呼び込み、地域の交通アクセス改善にもつなげたい」と展望を語る。
とはいえ、バスの定期運行については「まだまだ企業として力不足」と、運用コストの壁に直面している。ただ、「東京五輪以降も訪日客は増え続ける。このチャンスを逃さないためにも、今のうちに手を打っておかなければ取り残されてしまう」との危機感は強く、事業の早期実現を目指している。
空港南側にある横芝光町は第3滑走路の供用後、市街地を含む町内の広範囲が騒音の影響を受けることになる。このため機能強化の協議では住民の反発が強く、町は9市町間の合意に最後まで慎重な姿勢を示していた。
第3滑走路は国やNAAがおおむね10年後の完成を目指すとしているが、騒音下となるJR横芝駅周辺に住む60代の男性は「高齢化率が4割を超えるこの地域で、10年後の話は見えてこない。ただ、次世代の若者や子供たちのためにも、今のままでいいのかという思いがある」と話す。
成田空港を取り巻く歴史的転換期の中で、空港との共生共栄を図る地域の模索は続く。(城之内和義)
6407
:
チバQ
:2018/05/22(火) 15:24:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00255477-okinawat-oki
LCCが参入するのに? 那覇-石垣の航空運賃が高くなる理由とは
5/22(火) 8:00配信 沖縄タイムス
LCCが参入するのに? 那覇-石垣の航空運賃が高くなる理由とは
(資料写真)南ぬ島石垣空港
沖縄県交通政策課は21日までに、那覇-石垣航空路線で離島住民らの運賃を低減する「沖縄離島住民等交通コスト負担軽減事業」の適用保留を決めた。格安航空会社(LCC)のバニラ・エアが7月1日の同路線就航に伴い、県は価格競争が発生すると判断したためだ。同事業の適用保留に伴い、同路線で運航している航空会社の運賃はピーク時で約7千円増となる見通しだ。
同課によると、バニラ・エアの参入で運賃が競争状態となる中、「補助すると自由競争が阻害されるため」と説明。過去にも那覇-宮古、那覇-石垣へのスカイマーク就航時に同様に保留となっている。
同事業の適用保留に伴い、日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)は18日、同路線の「離島割引」の一部を変更し、ピーク時で片道約1万7千円の新運賃を国土交通省へ届け出た。運賃変更は7月1日搭乗分からとなっている。
6409
:
チバQ
:2018/05/24(木) 10:50:37
http://biz-journal.jp/2018/05/post_23359.html
2018.05.17
企業・業界
ANA、JALの牙城・ハワイ路線に殴り込み…最新鋭の巨大旅客機投入
文=編集部
航空会社は訪日外国人(インバウンド)の増加の追い風を受けて、就職活動中の文科系学生から人気が高い。
人材総合サービス会社、ディスコが運営する新卒就職支援サービスサイト「キャリタス就活」(旧「日経就職ナビ」)は、「2019年卒の就活生が選ぶ就職希望企業ランキング」をまとめた。
総合ランキングで首位に立ったのは日本航空(JAL)。前年の4位から3ランクアップした。全日本空輸(ANA)が3位(前年も3位)に入り、エアラインの人気が高い。JALとANAの就職人気が逆転したのは、JALは国際線、ANAは国内線のイメージが強いことによる。インバウンドの増加がJALの人気を高めたといえそうだ。
ANAがJALの牙城であるハワイ・ホノルル路線で勝負に出た。
ANAを傘下に持つANAホールディングス(HD)は4月25日、2019年春以降、東京-ホノルル路線に3機投入するエアバスの新型旅客機「A380」の座席数や機内のデザインを発表した。
A380は世界で唯一の総2階建ての旅客機でANAは520席を設ける。2階にファーストクラスが8席、日本初のドアを備えた個室型シートだ。ビジネスクラスが56席。家族やカップルが隣同士で座れるペアシートを取り入れた。そしてプレミアムエコノミーが73席という構成だ。
1階のエコノミークラス(383席)には、座席下のレッグレストを引き上げ、隣接する3〜4席で平らなベッドのようになるカウチシート(60席)を導入する。これも日本の航空会社で初だ。着替えや授乳などに使える多目的ルームも設ける。
「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」と名付け、全機が特別塗装。ハワイの空と海、夕陽をイメージし、青(ANAブルー)と深緑(エメラルドグリーン)、オレンジ(サンセットオレンジ)と1機ごとに異なる色のデザインが採用された。
ハワイは日本人にとって代表的なリゾート地だが、歴史的にJALが圧倒的に強い。JALは成田-ホノルル線を1日4往復、関西-ホノルル線を同2往復、中部-ホノルル線を1日1往復運航する。
対するANAのハワイ路線は、成田-ホノルル線が1日2往復と、羽田-ホノルル線が1日1往復の計3往復にとどまる。
ANAによると、ホノルル路線のシェアはJALの32%に対してANAは14%。来春以降、現在のボーイング787機(246席)をA380機に順次置き換え、シェアを25%程度にまで引き上げたい考えだ。
対するJALは反撃に出た。17年9月に成田-ハワイ・コナ線を1日1往復飛ばすなど、さらに路線網を拡充する。18年3月にはハワイアン航空と共同運航(コードシェア)を始めた。
ハワイアン航空は、かつてANAと提携し共同運航してきたが、提携相手をJALに切り替えた。JALとハワイアン航空は17年9月、包括業務提携契約を締結。共同運航やラウンジの相互利用、マイレージプログラムでの提携などのほか、ダイヤ調整などでも連携して、共同事業も視野に入れている。
6410
:
チバQ
:2018/05/24(木) 10:51:11
羽田国際線発着枠拡大の争奪戦
ANAとJALの18年3月期の連結決算は明暗が分かれた。
ANAHDの売上高は前期比11.7%増の1兆9717億円、純利益は45.6%増の1438億円。国際線が好調で、純利益は3期連続で過去最高を更新した。
一方、JALの売上高は同7.3%増の1兆3832億円、純利益は17.5%減の1354億円。国際線でビジネス客などの利用が伸びたが、旅客システムの更新費用や前期まであった法人税等調整額がなくなり税負担の増加が重荷となった。
ANAHDの純利益が、経営破綻後に税制の優遇措置を受けているJALを上回ったのは、12年9月にJALが再上場してから初めてのことだ。JALの税制優遇措置がなくなり、同じ土俵での競争に突入した。
20年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、都心上空のルート変更に伴い、東京国際空港(羽田空港)の国際線の発着枠が増える。増加する50便の配分は18年末から19年初めに決まるとみられている。
エアライン業界は政権の意向に左右される。安倍晋三首相の「JAL冷遇、ANA優遇」は徹底している。政府専用機の整備をANAに委託したことから、国を代表する航空会社、“ナショナル・フラッグ・キャリア”の座はJALからANAに交代した。
というのも、JALは民主党政権下で再生に成功した唯一の企業だからだ。会長としてJAL再生に辣腕を振るった京セラ創業者の稲盛和夫氏は、路線開設などに政治家が介入したことがJAL倒産の最大の原因とみなした。そのため「永田町(政界)や霞が関(官界)にすり寄るな」と言い続けた。政治家や官僚に振り回される航空会社のあり方を根本的に変えようとした。
しかし、民主党から自民党に政権が交代し、安倍政権が誕生したことでJALには逆風が吹き付け、冷や飯を食うことになった。
発着枠の獲得には、政治力がものをいう。官邸と太いパイプをもつANAと、パイプが目詰まりした状態のJALでは、戦う前から勝負がついている。
今回も、ANAが羽田国際線の発着枠争奪戦でJALに圧勝するのは確実といわれている。発着枠の増枠をテコに、ANAはJALのドル箱であるハワイ・ホノルル路線に攻め込む。超大型旅客機エアバスA380機を投入してJALからシェアを奪い取る作戦だ。
エアライン版のハワイを舞台にした“仁義なき戦い”が始まる。
(文=編集部)
ニュースサイトで読む:
http://biz-journal.jp/2018/05/post_23359_2.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.
6411
:
チバQ
:2018/05/29(火) 10:02:18
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180528-00171014-diamond-bus_all
JALのLCC参入、得意分野と真逆の挑戦に不安の声続々
5/28(月) 6:00配信 ダイヤモンド・オンライン
JALのLCC参入、得意分野と真逆の挑戦に不安の声続々
「中長距離LCCは技術的に簡単ではないが、JALの拠点である成田をベースに、インバウンド6000万人時代の一翼を担いたい」と語る赤坂社長(左の人物) photo:アフロ/Mikito Morikawa
日本航空(JAL)のLCC(ローコストキャリア)新会社設立が波紋を呼んでいる。難易度の高い中長距離路線をいきなり始めることに「無謀では」との声も上がるほどだ。競合するANAに出遅れた分を取り返すことはできるのか。(「週刊ダイヤモンド」編集部 柳澤里佳)
「勝算はあるのだろうか」──。あまりに唐突な展開に、社内外から疑問の声が上がっている。JALは5月、国際線中長距離LCCの新会社を設立すると発表した。成田国際空港を拠点に、ボーイングB787-8を2機使用し、2020年春から就航する。具体的な路線は未定だが、「東南アジアの航空市場は年5%で成長している。他方、欧米市場もニーズが安定的だ」(西尾忠男常務)と広範囲を見据える。
JALはこれまでLCCに対して“及び腰”だった。12年に就航したLCC、ジェットスター・ジャパン(JJP)に豪カンタス航空と共同で出資するが、契約の関係もあって主導権はカンタスが握り、「金は出しても口は出さず」という態度を続けてきた。
というのもJALは出張客をメーンターゲットに手厚いサービスを提供し、高い客単価を維持してきた。一方、LCCはサービスの簡素化や運航の工夫でコストを最小化し、低価格を売りに旅行客や若年層などの需要を開拓する。今回の新会社設立は、得意分野とは正反対の領域に挑むことになる。
それを2年未満で、しかもLCCの“基礎編”である4時間程度の短距離路線をすっ飛ばし、いきなり“応用編”である10時間前後の路線を始めるというから驚きを持って受け止められたのだ。
新LCCへの投資額は最大200億円。4月に就任したばかりの赤坂祐二社長は「遅くとも3年で黒字化させる」と言うが、収益化はそう簡単ではなく、「高いハードルが幾つもそびえ立っている」とあるJAL幹部は吐露する。
例えばLCCの典型的な効率化に、空港での待機時間を短くして機材やスタッフの稼働率を上げる策がある。しかし、「距離が長いほど難しくなる」(LCC幹部)。就航地や保有機材数にもよるが、中長距離だと飛行機が稼働しない時間が増える宿命を抱える。
座席間隔を狭めて定員を増やすのも常とう手段だ。が、JALはLCCだから「安かろう悪かろう」ではなく、強みのサービス品質を追求し、長時間でも窮屈に感じない座席配置にするという。
最も高いハードルが現場の人員確保だ。一つの解として、JALはかつて子会社のジャルウェイズでタイ人の客室乗務員を数百人採用し、リゾート路線を運航していた。外国人パイロットも多かった。このジャルウェイズのように、労働組合の制約を受けない外国人従業員を活用すれば、コストは下がると考えているのかもしれない。
ところが「今は昔と違い、外国人イコール安いという保証はない」(航空関係者)。航空業界は世界的な人手不足で、特にパイロットは熾烈な奪い合いだ。外国人は好条件を見つければすぐ転職するため3〜5年で入れ替わり、採用・訓練コストがばかにならないという。
中長距離運航、サービス品質、人員確保──どれにおいてもJALが「こだわりや前例を捨てて独自の工夫をしない限り、ローコストを実現するのは至難の業だ」と競合LCC幹部は厳しく指摘する。
JALがこうした困難を承知で新会社設立へと急ぐのは、ライバルが先行する姿を無視できなくなったからだ。3月にはANAホールディングスが傘下のバニラ・エアとピーチ・アビエーションの統合を発表。規模を拡大して中距離路線へ進出する。
外資系LCCの参入も凄まじい。昨年夏にはエアアジアXと、シンガポール航空系のスクートが関西国際空港〜ハワイ路線を就航。その後も複数社が成田や関空からジャカルタやバンコク、ハノイなどへ新規就航を果たしている。
高いハードルを乗り越える秘策はあるのか。実はJALは「出資者を募る可能性がある」と言及。誰と組むか次第で、“ウルトラC”もあるため、業界でさまざまな臆測が飛び交っている。
6412
:
チバQ
:2018/05/29(火) 10:02:42
● 難題クリアに気になる出資者 同業か異業種か
真っ先に挙がるのはJJPに共同出資するカンタスだ。彼らが新会社にも出資し、JJPと新LCCが包括提携を結べば、国内〜アジア〜欧米にJALの息がかかったLCCの一大ネットワークが出来上がる。消費者にとっても乗り継ぎの利便性が高まるなどメリットが大きい。
他方、出資者は同業に限らない。昨年、再就航を果たしたLCC、エアアジア・ジャパンには旅行事業を持つ楽天が出資する。同様に、ビジネスチャンスを見いだしたネームバリューのある異業種が手を差し伸べれば、知名度と販売力アップに期待が持てる。
経営再建下、大型投資が制限されてきたJAL。それが昨年8月に解禁されて以降、一番の目玉案件である。大胆なチャレンジは吉と出るか凶と出るか──新社長の手腕が試される。
週刊ダイヤモンド編集部
6415
:
チバQ
:2018/05/30(水) 16:47:47
https://www.travelvoice.jp/20180529-110400
世界でもっとも便数の多い国際路線は? トップ20はアジアが席巻、日本は4路線がランクイン – OAG調べ
2018年5月29日カテゴリー:ニュース, 航空, 調査・統計
世界の航空データを扱うOAG(オフィシャル・エアライン・ガイド)は、「便数の多い国際路線ランキング・トップ20」を発表した。
これによると、OAGの取りまとめるデータで最も便数の多い航空旅客便路線は、クアラルンプール/シンガポール路線となった。対象は2018年2月までの12か月間で、同路線の運航便数は3万537便。
続く2位は香港/台湾路線、3位がジャカルタ/シンガポール路線、4位が香港/上海浦東路線、5位がジャカルタ/クアラルンプール路線で、上位5位はアジア路線となった。アジア路線は、上位10路線のうちの8路線、上位20路線の14路線を占めるほどになっている。
日本の都市を含む路線では、6位にソウル仁川/関空路線(1万7488便)、15位に関空/台北路線(1万4186便)、17位に関空/上海浦東路線(1万3576便)、18位にソウル仁川/成田路線(1万3517便)が入った。
空港別では、香港が6路線で、アジアのハブ空港で最多の便数を誇る。次いで、シンガポールが4路線、関空とソウル仁川がそれぞれ3路線。
アジア以外の路線では、7位のニューヨーク・ラガーディア/トロント路線(1万7075便)が最多。長距離国際線では、16位のニューヨーク・JFK/ロンドン・ヒースロー路線(1万3888便)が最も多かった。
OAGが発表したランキングは以下の図の通り。
6416
:
チバQ
:2018/05/31(木) 21:33:19
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180531/bsd1805310500008-n1.htm
ANAHD、北九州空港で貨物定期路線 未明出発、午前中アジアに
2018.5.31 05:00
ANAホールディングス(HD)は、24時間離着陸できる北九州空港(北九州市)を使った貨物定期路線を6月5日に就航させる。北九州を未明に出発して那覇空港(那覇市)を経由し、午前中にアジア主要都市に届ける新たな国際物流態勢ができる。九州などで生産された自動車部品や半導体のほか、採れたての農水産物を速く輸送する選択肢が増え、輸出増につながると期待が集まっている。
運航を担うANAカーゴによると、定期便は火曜-土曜日の午前0時40分に北九州を出発。国際物流の中継拠点と位置付ける那覇で積み替え、その日の午前4時半すぎ〜午前9時半に台北、香港、上海、ソウル、バンコク、シンガポールの6都市へ到着する。
輸送に使う専用機はボーイング767で積載能力は約50トン。10トン超の大型の貨物や、長さ最大7メートルの特殊貨物を運べ、冷凍冷蔵の設備もある。広島、山口両県からの利用も想定している。
九州には自動車の生産拠点があるほか、半導体関連の部品などの製造業が集積。旅客機に積めない大型貨物は関西空港や成田空港に陸送した上で輸出しているが、新路線就航で「アジアの取引先にほぼ1日早く輸送できるようになる」(ANAカーゴ広報)という。
農産物では、福岡県産のイチゴ「あまおう」といった果物のほか、宮崎、鹿児島などで生産されている牛肉や地鶏の人気が高い。福岡県苅田町の遠田孝一町長は「野菜や果物のほか、ブランドカキなど水産品の出荷も可能になる」と期待する。
福岡県の小川洋知事も「部品を迅速かつ安定的に供給できることで製造業の振興や、農林水産物の輸出促進につながる」と歓迎している。
6417
:
チバQ
:2018/05/31(木) 21:34:11
https://mainichi.jp/articles/20180530/ddm/013/040/016000c
くらしナビ・環境
小笠原諸島はいま/下 空港と自然 住民の思い複雑
毎日新聞2018年5月30日 東京朝刊
小笠原諸島は、ハワイなどから移り住んだ欧米系島民や本土などからの移住者が独特の文化を作り上げてきた。陸続きになったことがない海洋島は固有種の宝庫で「東洋のガラパゴス」とも称され、近年はエコツーリズムの先進地として、多くの人を魅了してきた。そうした自然と文化が豊かなこの地で「島民の悲願」(森下一男・東京都小笠原村村長)とされる空港建設はどうとらえられているのだろうか。父島で聞いた。【荒木涼子】
空港予定地は、定期船が寄港する父島の玄関口・二見港の南にある。その近く、旧日本軍の沈船がある境浦を見下ろすジャングルで、戦闘機が朽ち果てていた。半世紀を経て機体はさび、亜熱帯の植物が周囲に茂る。
「旧日本軍に撃墜されたアメリカ軍の戦闘機です」。30年以上ガイド業を営む松原邦雄さん(60)は「戦争は勝っても負けても犠牲が出る。一方で小笠原は、植物にトゲがないなど他を攻撃しない生き物が多いのも魅力」と話す。松原さんも空港建設の行く末は気になる。「行き過ぎて歯止めがかからなくなるのが人間。空港問題も長い目で考える必要がある」と話す。
空港開設の計画はこれまで何度も浮上しては中止になってきた。居酒屋で2代目の店長を務める菊地圭さん(38)は、「(空港が)あったらと思うこともあるが、何とかなっている。今の生活に不満はない」という。「そもそも何度も頓挫していて、できるとは思っていない」と続けた。
一方で、医療や福祉の観点から建設を望む声もある。約20年前に家業を継いだ自営業の女性(49)は「小笠原は産めなくて安心して死ねない島」と表現する。小笠原村には診療所があるが産科医はいない。生命に関わるけがなどの場合は、南に約280キロ離れた硫黄島に配備されている自衛隊機で本土の病院に搬送される。しかし、それ以外のけが・病気や出産の場合は、約6日に1度運航され東京都心まで約24時間かかる定期船で渡るしかない。女性は「島で生きてきた私たちは、老後も島で暮らすことになるが、介護施設などは心もとない。飛行機があれば、大きな病院への通院もしやすくなる。本土との時間も短くなり、もしもの時に安心だ」と期待を込めて話す。
また、欧米系島民の5代目である瀬堀ロッキさん(57)は終戦直後、疎開先から帰島し、アメリカ統治当時の島を知る数少ない人物だ。「返還から50年を迎える小笠原は、そもそも島民が一丸となって、島を作り上げてきた歴史がある。次の50年をどうするかも私たち次第だ。空港を造ったとしても採算が合わず、税金を投入することになるだろう。税金に頼り過ぎない“自立の道”を考えなければならないと思う」
環境保護の観点から空港問題を見る目は厳しい。「時代が進み、自然を保護する段階から共生へと変わった。今、空港を望む人がどのくらいいるだろうか」。自然ガイドで、アカガシラカラスバトの保護に詳しい宮川典継さん(64)はこう強調した。アカガシラカラスバトは一時は生息数が数十羽にまで減少。環境省のレッドリストで絶滅危惧1A類に指定される“幻の鳥”だ。父島では、営巣地となる森への入場規制を行うなどの保護活動が奏功し、生息数が約600羽にまで回復したとされる。
それでも宮川さんは「森など生息環境の回復は道半ば」と話す。加えて、このハトの天敵となったノネコの脅威もまだ続いており「一進一退の状況」(環境省)だ。宮川さんは陸域だけでなく、海のガイドもこなす。「青い海と空、地球そのものを感じられるのが小笠原諸島。次の時代にどうこの自然を引き継ぐかが今、我々に問われている」
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チバQ
:2018/05/31(木) 21:35:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201805/CK2018051902000132.html
<成田開港40年>(上)静穏か地域振興か 機能強化で崩れる「約束」
2018年5月19日
日々、航空機が離着陸する成田空港=成田市で
写真
「スライド運用は環境保全措置などでなく、人の睡眠を侵す。われわれを何だと思っているのか」。成田空港の機能強化に向けて、成田市で五日に開かれた環境影響評価手続きの説明会で、市民から怒りの声が上がった。
機能強化は三本目のC滑走路建設や運用時間延長などの内容で、国と県、周辺市町、成田国際空港会社(NAA)が三月に合意した。その後、地元では「一日も早い実現を」と推進を求める動きが目立っていたが、騒音悪化への不満や不安がなお解消されていない現実がある。
成田空港で航空機が離着陸しない時間は原則七時間だが、C滑走路完成後には空港全体では四時間半に短縮される。ただ、NAAなどは滑走路ごとに運用時間をずらす「スライド運用」で七時間の静穏を確保すると説明。また、A滑走路では、二〇二〇年までに六時間に短縮される。
機能強化を巡る一連の協議では、運用時間について「重い約束」という言葉が何度も出た。開港前の一九七一(昭和四十六)年一月、当時の友納武人知事が夜間七時間の「運航停止の厳守」を求め、橋本登美三郎運輸相が「運航ダイヤを認めない」と回答。この約束は長く守られてきた。
だが、二〇一〇年の羽田空港再国際化で、大手航空会社の成田離れが目立つようになった。そこでNAAは格安航空会社(LCC)に活路を見いだし、一三年には午後十一時台の離着陸制限を緩和する「弾力的運用」を導入した。
機材の効率良い稼働が不可欠なLCCへの配慮にほかならない。それでも、騒音負担が降り掛かる地元では「なし崩しの運用拡大は認めない」と念押しして受け入れた。あれから五年。空港の運用時間が拡大される見通しとなったことで、騒音地区では「舌の根も乾かぬうちに…」との厳しい受け止めもあった。
今回の機能強化は、訪日客を経済成長につなげる政府の方針に沿って進められた。特に滑走路の新設は、小手先の対処で限界だった大幅な容量拡大を実現し、空港としての地位を高める意味がある。地元の自治体関係者は「地域の発展のため、受け入れない選択肢はなかった」と話す。
当然、LCCのためばかりでない。大手ではドバイなどの中東路線で、乗り継ぎの利便性が高まる深夜便の開設に前向きとされる。日本貨物航空の担当者は「まだ決まったことは何もない」と前置きしつつ、「国内でその日作られた製品を集荷し、輸送する貨物の特性から深夜の需要はある」と説明する。
だが、機能強化のメリットを享受しようとする動きで真っ先に表面化したのはLCCを巡るものだった。
◇
成田空港は二十日、開港から四十年を迎える。羽田空港や韓国や中国、シンガポールなどのアジアの空港との競争が激しさを増す中、機能強化に向けて動き始めた成田のこれからを展望する。 (小沢伸介)
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:
チバQ
:2018/05/31(木) 21:36:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201805/CK2018052002000147.html
<成田開港40年>(下)大手からLCCへ 加速する「格安」シフト
2018年5月20日
出発客と到着客が入り乱れて混雑する第3ターミナル=成田空港で
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成田と言えば格安航空会社(LCC)-。こんな連想が飛行機に乗る人たちの間で広まってきた。窮屈な座席、何かと要求される手数料、欠航時の不安などの難点はあるものの、運賃の安さが大きな魅力だ。
「LCC元年」の二〇一二年から成田空港の国内線が充実した。長く年間百万人前後だった旅客数は同年を境に激増し、昨年度は七百四十六万人。就航先は年内に二十都市を達成する予定だ。国際線も含めると千百七十三万人で航空旅客全体の28・7%。発着回数では30・7%を占める。
三月に合意された機能強化を活用する形で、日本航空は今月十四日、成田を拠点に国際線の中長距離LCCの新会社設立を発表。運用時間が延びる予定の二〇年夏ダイヤからの就航を目指す。全日本空輸も傘下のLCC二社の統合と中距離路線進出を打ち出した。
国内LCCは小型機を使った国内線と短距離国際線だけだが、関係者は「方法論はある程度分かっている。研究と検討を十分重ねた末の満を持した決定」と話し、中長距離でも成算が高いとみる。
成田をアジアの拠点にしていた米デルタ航空が韓国の大韓航空との結び付きを強め、仁川空港に路線を移す動きが避けられなくなった。羽田空港の機能強化でも逆風が見込まれ、大手からLCCへの傾斜を強めざるを得ない情勢だ。にもかかわらず、成田でLCCの足を引っ張りかねない事態が起きている。
一五年四月にオープンしたLCC専用の第三ターミナルが早くも手狭となっている。年七百五十万人の利用想定を超え、一七年度に七百六十四万人となった。国際線の出発や国内線の到着が集中する午後六〜七時の混雑が著しい。
そこで成田国際空港会社(NAA)は一九年度末までに到着ロビーを増築し、二一年度末までに規模を倍増させることを決めた。夏目誠社長は「LCCの中長期的な成長に寄与したい。実現すれば十年くらいは乗り切れる」と展望する。
ただ、LCCが入るのは第三だけではない。国内外の十社以上が、第一と第二の各ターミナルでまだら模様に陣取っている。
第一には昨年、韓国のエアソウルが就航した。「第三には物理的に入れず、戦略的に入らなかった」と担当者。発券や手荷物受託をグループ企業のアシアナ航空などと一体で行い、効率化を図っているという。
手厚いサービスを提供する既存大手の利用者への配慮として、第三の建設で「第一、第二の旅客と動線を分ける」とした方針はうやむやになり、LCC空港の印象がますます強まった。LCCの「安かろう悪かろう」というイメージからの脱却が急務だ。
ジェットスター・ジャパンの担当者は「現在の欠航率は1%、定時運航率は85%で、混乱が目立った当初と比べて大きく変わっている。伸びしろはまだあり、成田空港とともに市場を盛り上げたい」と意気込む。
(小沢伸介)
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チバQ
:2018/06/05(火) 19:25:07
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-wst1806040001.html
【ビジネスの裏側】崩れつつあるLCCの「4時間の壁」 中距離路線進出へ戦略は
06月04日 06:34産経新聞
【ビジネスの裏側】崩れつつあるLCCの「4時間の壁」 中距離路線進出へ戦略は
新たなLCC航空会社の設立を発表する日本航空の赤坂祐二社長=東京都品川区(荻窪佳撮影)
(産経新聞)
格安航空会社(LCC)で就航路線の目安とされていた飛行時間「4時間の壁」が崩れつつある。航空機の進化などで中距離路線が増加し、日本の航空会社も相次ぎ参入を発表している。アジアに近く、短距離路線を前面に押し出して成長してきた関西国際空港の優位性が揺らぐ可能性も出る中、航空各社がどのような路線戦略をとるのか注目される。(阿部佐知子)
ANAとJALが参入
日本航空は5月14日、新たに中長距離国際線のLCC事業に参入すると発表した。成田空港を拠点に、欧米路線を想定するという。一方、ANAホールディングス(HD)は傘下のLCC、ピーチ・アビエーションとバニラ・エアの2社を統合。これまで両社がやってこなかった東南アジア路線などの中距離便を就航させる考えだ。
背景には海外、特に経済成長が著しい東南アジアのLCCが近年、積極的に中長距離路線に進出していることがある。
すでにバンコクやクアラルンプールと関空間の路線を持つシンガポールのスクートとマレーシアのエアアジアXは、関空から米ホノルルまでの7時間を超える路線を昨年相次ぎ就航。スクートは同時にシンガポールまでの片道6時間超の直行便も開設。エアアジアXは、ホノルル路線をこれまでの週4便から8月には7便に増便する予定だ。
さらに、日本への定期路線は初となるベトナムのLCCベトジェットエアも、11月に関空-ハノイ路線を就航させる。同社のグェン・ズン・ビン商業部長は「ベトナムからの訪日客は今後も増加する」と自信をみせる。
航空機の性能進化
LCCは、機内サービスを簡素化し、狭い座席で多くの乗客を収容するほか、燃費のいい小型機で、短距離を頻回往復し、1機を長時間活用することで成り立つビジネスモデルと考えられてきた。このため、快適性や航空機の性能を考え、飛行時間は4時間程度までだと考えられてきた。
一方で、スクートがホノルル路線に使用するボーイング社の787型機は300席以上、通路が2本ある中型機だ。ビノード・カナン最高商業責任者(CCO)は「運用コストの4〜5割が燃費だが、787の導入でこの燃費を以前より2割削減できる」と話し、機体の性能の向上が中型機でのLCCビジネスを可能にしていると説明する。また機体が大きい分、貨物収入を得られるのも中型機ならではだ。
ピーチの井上慎一CEO(最高経営責任者)は、これまで同社が取り組まなかった中距離路線への参入を決めた理由について、3月の記者会見で競争環境の変化と航空機の性能の変化をあげ、「できなかったことができるようになった。2025年にはやらないと勝てないという判断があった」と説明した。同社は機体をエアバスの小型機A320に統一しているが、すでに燃費が良く航続距離も長い後継機のA320neoを発注しているほか、中型機の導入も検討していくという。
関空の優位性は
アジアを中心とした訪日外国人客の増加とともに、関空はLCC路線を取り込み、成長してきた。関空に本社をおくピーチをはじめ、19社が24都市に就航(平成30年夏ダイヤ)。LCC専用の第2ターミナルも稼働する。関空がLCC誘致戦略を成功させた背景には、「東京よりも1時間アジアに近い」という地理的要因がある。LCC4時間の壁をうまく生かしてきたのだ。
一方、日本航空は、新たに始めるLCCの拠点を成田空港に置くとしている。中長距離であれば、東京からでも東南アジアに飛べるほか、同社が視野に入れる欧州や北米へは、成田の方が短時間で飛行できる。ピーチも、バニラとの統合後は首都圏路線を強化すると明らかにしている。
もっとも、関空には24時間離着陸可能というLCCにとって最大の強みがある。今後増える新たな路線も関空に誘致し、さらなる成長につなげることができるか、運営会社の手腕が問われる。
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チバQ
:2018/06/05(火) 19:26:36
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1805300002.html
【コンセッション革命 民営インフラ】(上)軌道に乗った道路運営 準大手ゼネコン「脱請負」狙う
05月30日 05:04産経新聞
【コンセッション革命 民営インフラ】(上)軌道に乗った道路運営 準大手ゼネコン「脱請負」狙う
改装中の知多半島道路・阿久比パーキングエリア。知多牛バーガーを出すキッチンカーがみえる
(産経新聞)
準大手ゼネコンの前田建設工業が、今月14日に発表した平成30年3月期決算に興味深い数字がある。インフラ運営事業の売上総利益が44億円(前期比92%増)と好調で、このうち愛知県の有料道路運営が40億円を占めたのだ。
総延長72.5キロ、知多半島道路など8路線の有料道路は、前田建設工業を中心とする「愛知道路コンセッション」(半田市、東山基社長)が運営している。
同社の事業開始は28年10月で、8路線は公共施設の運営を民間事業者が担うコンセッションが実現した国内初の道路となった。29年度の通行台数は前年度比で約3%増えるなど順調な滑り出しを見せている。
“民営化”は合理化に直結した。県道路公社時代に3カ所あった事務所機能を集約して人員配置を見直し、細分化されていた事務も統合した。モバイルカメラによるパトロール、ドローン(小型無人機)を使った点検などITを駆使した維持管理システム構築にも取り組む。東山氏は「24時間利用されるのが道路。常に緊張感がある」と語る。
地元企業や住民との連携も重視する。知多牛など特産品販売イベントをパーキングエリア(PA)で約30回実施。今年7月には2カ所のPAをリニューアルし、利用客の満足度を高める考えだ。
愛知県で道路コンセッションが始まったのは同県特有の背景がある。23年の民間資金活用による社会資本整備(PFI)法改正でコンセッションが制度化されたが、道路に関しては道路整備特別措置法で、民間事業者の料金徴収は認められていない。
規制を打ち破ったのは大村秀章知事だ。24年2月、構造改革特区制度でコンセッションを提案、27年9月に国家戦略特区として国に認定された。大村知事は「インフラを民間が運営するのは世界標準。(道路で実現するまで)4年8カ月はかかり過ぎだ」と政府に苦言を呈する。
有料道路は公社時代から黒字だった。「黒字だからこそ民営化によって付加価値が高まる」(大村氏)。県議会から目立った反対はなかったが、県庁の担当部局から慎重論が出た。
公社が事前に示した運営権対価の最低価格は1219億円。企業側にとってリスクは大きいが、前田建設工業グループは1377億円で買い取った。同社は工事の受注に頼るビジネスモデルからの転換を図っており、「脱請負」をスローガンに掲げている。
◇
空港、上下水道、道路などインフラ施設の運営を民間企業が担い始めた。コンセッションはインフラ運営にどんな変革をもたらすのか。現状と課題を追う。
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チバQ
:2018/06/05(火) 19:27:03
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1805300051.html
【コンセッション革命 民営インフラ(中)】仙台空港2期で黒字化 「カイゼン」水道事業にも
05月30日 23:34産経新聞
【コンセッション革命 民営インフラ(中)】仙台空港2期で黒字化 「カイゼン」水道事業にも
仙台空港の展望デッキから撮影した滑走路、駐機中の航空機など
(産経新聞)
4月下旬、仙台空港(宮城県名取市)の国内線保安検査場で、ある「変化」が起こった。通常、乗客が手荷物を取り出して籠に入れてから搭乗券確認を行い、ほぼ同じタイミングでボディーチェックをする。だが、同空港では、搭乗券を先に確認してから、手荷物などの保安検査に進む“2段階方式”を導入したのだ。
小さな工夫だが、効果は絶大だった。導入前の4月21日には15分以上の混雑時間の表示が計14分間あったが、4月28日にはゼロに。動作を分離したことで乗客もスムーズに動けたのだ。同空港を運営する仙台国際空港の岩井卓也社長は「これが、まさに現場での『カイゼン』です」と胸を張る。
仙台空港は平成28年7月に、インフラ施設の運営権を民間事業者に売却するコンセッション方式で民営化された。その売却先が、東急電鉄など東急グループ5社、前田建設工業、豊田通商の7社が設立した仙台国際空港だ。同社の30年3月期決算の最終損益は1億900万円と、2期目で黒字を達成した。旅客数は民営化前の27年度が311万人で、29年度は343万人に増加した。
民営化による変化は随所にみられる。役員室は廃止されて会議室に変わり、岩井氏は社員と同じ大部屋に移った。航空会社へのセールスを強化し、台湾への新規就航などを実現した。
仙台空港民営化は、宮城県の村井嘉浩知事が推進した。村井氏はコンセッション方式に大きな意味を見いだしている。インフラ運営は「公共性を担保した上で民間に自由度を与え、民間のノウハウを最大限活用することが必要だ」との考えからだ。
村井氏は現在、水道用水、工業用水、流域下水道を一体運営する新たな民営化案件にも取り組む。県では今後20年間で施設更新に1100億円かかると試算。経営基盤強化のため、「上、工、下」の3水道事業の一体民営化を検討中だ。
だが、ハードルは低くない。飲み水であるだけに、安全に対する県民の不安払拭が求められる。さらに、水道コンセッションに関し、自治体が最終責任を負えるようにする水道法改正案が成立しなければならないが、メドは立たない。村井氏はスキャンダル追及に明け暮れる国会について「嘆かわしい」と批判した。
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チバQ
:2018/06/05(火) 19:27:25
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1806010004.html
【コンセッション革命 民営インフラ】(下)国内初の下水道事業 20年でコスト87億円削減
06月01日 05:04産経新聞
【コンセッション革命 民営インフラ】(下)国内初の下水道事業 20年でコスト87億円削減
西遠浄化センターの汚泥処理棟など=浜松市
(産経新聞)
浜松市の東南端、遠州灘を望む下水処理施設「西遠浄化センター」(同市南区)は、1日に約14万立方メートルの下水を処理する。市内から排出される下水の5、6割を占める量だ。
今年4月から、センターと市内2カ所の中継ポンプ場は民間が運営することになった。施設の所有権は浜松市が保有したままのコンセッション方式で、下水道分野では国内初となる。
世界中で水関連事業を手がけるヴェオリア・グループ(フランス)の日本法人「ヴェオリア・ジャパン」が代表企業で、JFEエンジニアリング、オリックス、須山建設、東急建設などが出資した「浜松ウォーターシンフォニー」が20年間運営する。最新技術の導入などで総事業費を約87億円削減する計画だ。運営権対価は25億円に上る。
下水道事業の民間委託は各地で行われているが、実態は“官営”の延長線でしかない。人口減少による料金収入減に備え、運営を全面的に民間に任せてコスト削減を図ろうとしたのが、平成19年に就任した鈴木康友市長だ。
26年4月、政府の産業競争力会議分科会で、鈴木氏はコンセッション導入を訴えた。政府はすぐに反応し、後に関連法の改正が実現した。鈴木氏は「コンセッションを成長戦略の目玉にしたい政府との『合わせ技』だった」と振り返る。
強力に推進したのは菅義偉官房長官だ。鈴木氏は12年から衆院議員を2期務めた。菅氏とは所属政党は違ったが、当時から親交があり、人間関係も生きた。
ヴェオリア・グループは各国で1億5800万人に上下水道サービスを提供する。安全面や技術面に不安はないが、「外資」を理由にマイナスにみられることがある。
このため、浜松市は情報公開を徹底する。5月15日、西遠浄化センターに日本下水道事業団、浜松市、シンフォニー社の実務者が集まった。事業の適正さを確認する第三者モニタリングに関する会議が開かれたのだ。モニタリングは内容に合わせて1カ月、四半期、年度ごとに実施。維持管理の事項は毎月市のホームページで公表する。シンフォニー社の山崎敬文社長は「結果が出るには時間がかかるが、着実に運営していく」と述べた。
23年の民間資金活用による社会資本整備(PFI)法改正から始まったコンセッションは徐々に広がっているが、まだ普及しているとはいえない。日本政策投資銀行のPPP/PFI推進センター長の足立慎一郎氏は「コンセッションは新産業創出、インフラの広域化推進の契機になりうる。財政再建、成長戦略に直結する手法として官民とも前向きに取り組むことが重要だ」と指摘した。
◇
この連載は山本雄史が担当しました。
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荷主研究者
:2018/06/06(水) 23:05:39
https://this.kiji.is/371492889572213857?c=92619697908483575
2018/5/22 12:00 熊本日日新聞社
熊本空港利用334万人 17年度、国際線伸び過去最高
くまモンの出迎えを受ける香港線定期チャーター便の観光客=2017年11月、熊本空港
熊本空港(益城町)の2017年度の利用者数が334万3964人となり、2年ぶりに過去最高を更新したことが21日、分かった。格安航空会社(LCC)の就航などで国際線の利用客が大幅に増えたことで、熊本地震の影響で落ち込んだ16年度(298万人)からV字回復した。
大阪航空局熊本空港事務所によると、17年度の利用者は国内線が前年度比24万人増の約318万8千人、国際線が12万人増の約15万6千人。
過去最も多かった地震前の15年度の利用者数323万4千人を11万人上回った。同年度との比較では、国内線は0・8%の微増にとどまっているのに対し、国際線は2・2倍にまで増加した。
熊本空港の国際線は、地震後、ソウル(韓国)、高雄(台湾)、香港の定期便が運休したが、17年4月と10月にソウル線のチャーター便2路線が定期便化。同11月には香港線に新LCCが定期チャーター便、同12月には釜山線(韓国)のチャーター便が就航し、18年2月には17年度月別最多となる2万人の利用があった。
県交通政策課は「熊本発のソウル線の定期便が地震前の週3便から6便に増えるなど、LCCの就航が相次いで、観光客らの利用が定着しつつある。この機に認知度向上などに努めたい」と話している。(馬場正広)
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チバQ
:2018/06/13(水) 23:04:41
https://digital.asahi.com/sp/articles/CMTW1806130100002.html?rm=172
道内7空港運営、仏大手が名乗り
2018年6月13日10時4分
地元連合も応札へ
2020年度の北海道内7空港の一括民営化をめぐり、仏空港運営大手バンシ・エアポートが12日、運営権の取得をめざす意向を表明した。地元主導の企業連合も入札に参加する意向を示しており、競争が激しくなってきた。
バンシ社は12日、札幌市内にオフィスを開設。8月の入札期限に向け、道内企業との連携などの調整を本格化させる。同社はオリックスなどと共同で関西空港と大阪(伊丹)空港、神戸空港の運営を手がけている。こうした実績も訴えており、「道内の空港ネットワークの可能性を最大限に引き出し、地域の経済成長に貢献する」としている。
新千歳空港ビルを運営する北海道空港(千歳市)や三菱地所が主導する企業連合も入札に参加する方針で、ほかにも応札を検討する動きがある。審査では、道内外を結ぶ航空路線の充実や、地域と連携した観光振興策といった提案内容を競うことになる。
民営化されるのは、国が管理する新千歳、稚内、釧路、函館の4空港、道が管理する女満別空港、市が管理する旭川と帯広の2空港。最低入札価格は720億円で、有識者や地元関係者でつくる審査委員会が19年7月をめどに運営事業者を決める予定。
(長崎潤一郎、伊沢健司
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チバQ
:2018/06/13(水) 23:06:03
https://kumanichi.com/kumacole/interest/510309/
札 15日期限、顔触れは?
2018/6/13 12:00
��躋�式会社熊本日日新聞社
2020年4月に民営化が予定される熊本空港の運営権者を決める入札は15日に1次審査の書類提出期限を迎える。九州産業交通ホールディングス(HD)をはじめとする地元企業連合の枠組みが固まる中、これ以外に複数の企業・グループが関心を持っているとみられ、顔触れが注目される。
地元連合に名を連ねているのは九州産交HD、九州電力、テレビ熊本、九州産交運輸、再春館製薬所の5社。いずれも県内に本社や拠点を置く。
5社は「空港の運営に地元の視点を反映させたい」と昨年秋から検討組織を設け、資金力やノウハウを持つ大手資本と共同参画の交渉を重ねてきた。
そうした中、マレーシアの空港で商業施設を開発した経験を持つ大手デベロッパーの三井不動産(東京)を企業連合の中核とすることが確定。大手総合商社の双日(同)や、羽田空港ターミナルビルの管理運営を手掛ける日本空港ビルデング(同)も加わる方向になった。
地元連合の関係者は「空港民営化は熊本地震からの創造的復興のシンボル。周辺地域の活性化にも貢献したい」と意気込んでおり、審査では格安航空会社(LCC)などの国際線誘致などを提案するとみられる。
国が管理する地方空港の民営化手続きは仙台、高松、福岡に続き4例目。先行した空港の入札に参加した実績を持つ大手デベロッパーや総合商社などが「熊本空港についても情報収集を進めている」「入札をするか前向きに検討中」などと話し、関心を示している。
実際にどれだけの企業・グループが手を挙げるか未知数だが、入札を実施する国土交通省は「民間同士で高いレベルで競争してほしい」としている。(熊本空港民営化取材班)
(2018年6月13日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
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チバQ
:2018/06/13(水) 23:41:37
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180404/bsd1804040958010-n1.htm
静岡空港民営化、三菱地所・東急電鉄グループが運営へ 来年4月から、高松・仙台空港の実績評価 2018.4.4 09:58
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※画像はイメージです(Getty Images)
静岡県は、平成31年度から民営化される静岡空港の運営事業者に、「三菱地所・東急電鉄グループ」を選んだと発表した。今月中旬に県と同グループの間で契約期間を20年とする基本協定が締結される。
静岡空港は県の所有で、現在はターミナルビルなどの運営を県と地元企業が出資する「富士山静岡空港」に委託している。しかし、空港の管理や設備の改修などのため運営赤字が続いており、空港の経営全体を民営化することで経営の改善を図ろうと昨年5月から運営主体となる事業者を公募していた。
県の公募には2グループが応じたが、提案された利用者増加策や就航先拡充策を比較して、三菱地所・東急電鉄グループを選んだ。三菱地所は高松空港、東急電鉄は仙台空港の運営主体になっており、審査ではこうした実績が評価されたとみられる。
今後、同グループが富士山静岡空港の株式の8割を取得し、残り2割を現株主が継続保有する。空港の運営期間は20年だが、最長で45年まで延長が可能だ。
現在、静岡空港は滑走路の管理責任を県が負い、ターミナルビルなどの運営を富士山静岡空港が担っている。31年4月の民営化後は同グループが着陸料などの料金を設定し収入にすることができるようになり、滑走路などの基本施設とターミナルビルの一体的な運営が可能になる。ターミナルビルなどサービス関連施設の増改築は同グループが全額負担し、滑走路など基本施設については県も修繕費用の一部を負担する。
静岡空港では空港ターミナルビルの増改築が進められており、今月10日には新国内線ターミナルの運用が始まる。新国際線ターミナルも10月には完成予定で、発着枠が現在の1時間1便から最大3便に増える。
6431
:
とはずがたり
:2018/06/16(土) 16:40:54
日本貨物航空、全機を運航停止…整備記録に問題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180616-00050052-yom-soci
6/16(土) 13:05配信 読売新聞
日本貨物航空(千葉県成田市)は16日、機体の整備記録に事実と異なる記載が見つかったとして、同日から全11機の運航を停止することを明らかにした。少なくとも1週間ほどは運航を止め、機体の安全性を確認するという。
同社によると、同社が運航する貨物機(ボーイング747―8F型)で今年4月に行われた部品への潤滑油補給について、事実と異なる整備記録の記載が確認された。他の機体でも同様のことが行われている可能性があるとして、同社は運航する全機の確認を行うという。
同社については、貨物機2機が事故を起こしていたのに適切な報告をしていなかったとして、国土交通省が5月から航空法に基づく立ち入り検査を行っている。関係者によると、この検査を通じて整備記録の問題が発覚したといい、国交省は同社の処分も検討している。
6432
:
チバQ
:2018/06/17(日) 21:15:02
https://this.kiji.is/380552597659010145?c=92619697908483575
熊本空港民営化 実効性競い三つどもえ 「創造的復興」も焦点に
民営化に伴う熊本空港の運営権獲得競争は地元企業を含むグループなどによる三つどもえの構図となった。今後、有識者でつくる審査委員会の審査が本格化するとみられるが、同空港の民営化は熊本地震で被災したターミナルビルの建て替えを伴う初のケース。「創造的復興のシンボル」となる提案かどうかも大きく問われる。
「創造的復興」も焦点に本文 入札への参加が明らかになった3グループのうち、地元企業5社を含むグループは三井不動産を中核に総合商社の双日、羽田空港ビルを管理運営する日本空港ビルデングが加わり、事業体(コンソーシアム)を構成した。
これら在京の企業はいずれも海外の空港で事業展開した実績を持ち、今後の審査では格安航空会社(LCC)の誘致などを提案するとみられる。
地元企業の関係者は「空港アクセスの改善や熊本都市圏東部の活性化策も訴える。構成企業の経験やノウハウを結集して厳しい競争を勝ち抜きたい」と力を込める。
これに対し、新たに入札への参加が判明した大手商社の住友商事はバングラデシュの空港への保安設備納入を受注した実績などを持つ。福岡空港の民営化に向けた入札にも複数の企業とともに事業体を組んで参加した。
もう一つの事業体を構成した大手ゼネコンの清水建設も高松空港の入札に代表企業として参加しており、住友商事と同様、落選はしたものの、空港ビジネスへの関心は高いとみられる。
熊本空港の2017年度の利用者数は全国11位の約334万人。LCCの就航などで国際線の利用者が増え、過去最高を更新した。
経済発展が続くアジアに近く「インバウンド(訪日外国人客)を中心に伸びしろは大きい」と期待感は強いが、新規路線の獲得などで空港間競争は激化している。
1次審査の書類提出が締め切られた15日、蒲島郁夫知事は「空港の創造的復興に向け、さまざまな企業から自由な発想に基づく提案が寄せられていることを期待する」とコメントした。空港の魅力をどう引き上げ、利用者数を伸ばすのか。実効性を伴う取り組みで競い合う展開となりそうだ。(熊本空港民営化取材班)
(2018年6月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
6433
:
チバQ
:2018/06/18(月) 19:55:05
4471 :チバQ :2018/06/18(月) 19:54:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180618-00000058-mai-int
<航空会社>JALとANA、台湾を「中国台湾」表記
6/18(月) 17:34配信 毎日新聞
【台北・福岡静哉】中国政府が外国の航空会社に対しホームページ(HP)などで台湾を「中国台湾」などと表記するよう要求している問題で、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は18日までに、中国人客向けのHP上で台湾の表記を「中国台湾」とした。ただ台湾人客向けのHPでは両社ともこれまで通り台湾を他の国・地域と同列に表記している。中国の要求を受け入れる一方、台湾にも配慮した形だ。
中国は台湾を「中国の領土」とするが、台湾は「中国の一部ではない」との立場。中国は各国の航空会社に明確な表記を要求し、応じなければ行政処分を科すとした。JAL、ANAの広報部は「各HPを利用するお客様にとって分かりやすく受け入れられる表記にした」と説明した。だが台湾外交部(外務省)は18日、両社に抗議するコメントを出した。
中国政府は5月25日、要求を通知した44社のうち18社が表記を変更し、残り26社も7月25日までの変更を承諾したと発表した。英メディアによると、米政府は米大手航空3社に対し、要求を無視するよう求めたという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180618-00000068-jij-cn
「中国の一部」表記で抗議=日航と全日空に―台湾外交部
6/18(月) 16:16配信 時事通信
【台北時事】日本航空と全日本空輸が中国向けの公式ホームページなどで、「台湾」を「中国台湾」と表記の変更をしていたことが分かり、台湾外交部(外務省)は18日、対日窓口機関の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)を通じて厳重に抗議するとともに、表記を元に戻すよう求めると発表した。
台湾をめぐっては、中国民用航空局が海外の航空会社44社に対し、同国政府が主張する「一つの中国」原則に基づき、中国の一部としてホームページなどに表記するよう要求。日航と全日空はビジネスを考慮し、中国当局の要求に従った格好だ。
両社によると、中国と香港向けの公式サイトを対象に、今月12日に表記をそろって変更した。両社とも日本や台湾向けや英語のサイトについては従来通りの表記を続けているが、「関係省庁などと相談しながら、対応を検討中だ」(日航)としている。
6434
:
チバQ
:2018/06/18(月) 19:55:40
4467 :チバQ :2018/06/18(月) 19:39:04
>>4397
>>4437
https://www.sankei.com/world/news/180618/wor1806180018-n1.html
2018.6.18 17:36
台湾当局が日航と全日空に抗議表明 「中国台湾」表記で
【台北=田中靖人】台湾の外交部(外務省に相当)は18日、日本航空と全日本空輸の2社がサイト上での台湾の一部表記を「中国台湾」に変更したとして、両社に抗議し訂正を求めると発表した。
表記の変更は中国の航空当局が4月、各国の航空会社44社に要求しており、5月末時点で18社が変更。今月上旬には、トランプ米政権が米国の航空大手に中国の要求に応じないよう要請したと報じられていた。
両社のサイトでは12日から、サイト利用者が所在地を中国または香港とし中国語での表記を選んだ場合に「中国台湾」と表示されるようになった。日本語ではこれまで通り「台湾」が表示されている。両社とも「各地域の利用客に分かりやすく受け入れられやすい表記を選んだ」(広報)としている。
台湾の外交部は「各国の政府と企業は尊厳と正義を維持し、中国の無理な要求に抵抗することを求める」としている。
1972(昭和47)年の日中国交正常化の共同声明では、中国側が台湾を「中華人民共和国の領土の不可分の一部」としたのに対し、日本政府は「十分理解し、尊重」するにとどめている。
6435
:
チバQ
:2018/06/18(月) 19:56:34
https://www.sankei.com/economy/news/180616/ecn1806160018-n1.html
2018.6.16 16:30
スカイマークが成田-パラオ、サイパン便を検討 国際定期便2019年にも参入
スカイマークの市江正彦社長は16日、2019年にも成田空港とパラオ、サイパンとをそれぞれ結ぶ国際定期便を就航させることを検討していると明らかにした。大阪府吹田市で講演後、記者団の取材に答えた。今年2月に国際チャーター便を再開したのに続いて定期便にも参入することで、さらなる成長を図る。
この2路線は米デルタ航空が運航していたが、今年5月に撤退していた。市江社長は、現地から就航の打診があったことを明らかにした上で「できれば飛ばしたい。やるからには長期的に取り組みたいので、そのための態勢を検討中だ」と述べた。
また神戸空港で現在は認められていない国際線の定期便運航が可能になれば「中国、韓国、東南アジアにも飛ばしたい」と語った。
6436
:
チバQ
:2018/06/20(水) 16:53:22
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180620/mcb1806200500006-n1.htm
「A380」2機、エアバス超大型機お荷物に 利用航空会社決まらず
2018.6.20 05:53
欧州航空機大手のエアバスが自慢する超大型旅客機「A380」がお荷物になりつつある。リース契約の終わった2機を新たに利用する航空会社を探す交渉が、いずれも物別れに終わったからだ。
これらのA380を管理するドイツの投資ファンド、ドクター・ピーターズ・グループは株主向け資料で、ブリティッシュ・エアウェイズとイラン航空、ポルトガルのチャーター便専門会社、ハイフライとの交渉が不調に終わったことを明らかにした。フランスのピレネー山麓に置かれている2機は今後2年かけて専門会社により解体され、部品が売りに出されることになりそうだ。
シンガポール航空は10年間のリース契約終了に伴い2機を返還し、数週間以内にさらに2機を戻す。ドクター・ピーターズは、2017年半ばから新たに契約を結ぶ航空会社を探していた。
エアバスは最初の2機を解体すべきだというドクター・ピーターズの提案についてコメントを控える一方、「A380の流通市場と運航会社の基盤拡大の可能性に自信を持っている」と、改めて説明した。(ブルームバーグ Tom Lavell、Benedikt Kammel)
6437
:
チバQ
:2018/06/20(水) 16:54:05
https://mainichi.jp/articles/20180612/ddl/k12/020/034000c
成田空港開港40年
航空会社に聞く/上 /千葉
毎日新聞2018年6月12日 地方版
千葉県
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開港40年を迎えた成田空港には国内外の航空会社が乗り入れ、海外43カ国・地域の116都市、国内18都市と結んでいる。主要な日系航空会社の日本航空と全日空、成田に乗り入れる日系の格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン、バニラ・エア、ピーチ・アビエーション、国内線と国際線を運航するLCCの春秋航空日本の計6社に、成田空港とのかかわりや今後の戦略を聞いた。3回にわたってインタビューを掲載する。【聞き手・中村宰和】
JALブランドの強化に力 日本航空・藤田直志副社長
開港した成田空港の1番機を日本航空が運航した。成田の成長は日航の成長の歴史であり、支えていただいた空港周辺9市町の方々に感謝する。政府が掲げる年間の訪日外国人数を2020年に4000万人、30年に6000万人に増やす目標に加え、日本人の海外旅行者数も年2000万人に増やしていきたい。首都圏に成田と羽田の二つの空港があって初めて目標を達成できる。二つの空港を積極的に活用し、将来のビジネスを成長させていく。
使い勝手のいい空港にするには、いろいろなシステムを使い、外国から到着したお客さまがストレスなく入国できる取り組みを進め、みんなで協力して成田のスマート化を推進することが急がれる。
成田におけるJALブランドの強化に力を入れたい。ここ5、6年、羽田の国際線展開もあって、成田におけるブランド力が少し弱くなっていた。それには国際線乗り継ぎの利便性を高めることが必要で、新しい路線をどうやって開設していくかも大きな課題だ。日航は今後、成田に拠点を置くLCCを設立する。今まで開設できなかった路線でも新しいモデルにすれば利益が出せるので、成田からお客さまが期待している地点に飛ばしたい。
■メモ
開港翌日の1978年5月21日に1番機を含む到着13便を運航し、同年度に成田と国内外の35都市を結んでいた。成田からの週あたりの自社運航は国際線285便、国内線42便。2017年度の成田の利用者数は国際線約450万人、国内線約50万人。
国際線展開には欠かせない 全日空・石田洋平執行役員 成田空港支店長
念願の国際線定期便を1986年、成田空港からスタートさせた。当時は、客室乗務員の方がお客さまより多い便もあったほどで、苦労した。国際線のサービスや運航の難しさを知った。(待機する)プレハブ小屋から客室乗務員が機体に向かう時には映画「ロッキー」のテーマ曲を流して奮い立たせていた。40人程度だったグランドスタッフは路線拡大に伴い増え、今ではグループ企業も含め6000人規模で運航を支えている。88年に大型ハンガー(格納庫)が完成し、整備態勢を強化した。国際線は成田があってこそ成長した。非常に感謝している。
中国10都市に週84便を運航し、成田における中国路線の就航実績はナンバーワン。東南アジア、中国と北米との乗り継ぎのお客さまが多く、乗り継ぎの利便性を優先して考えたダイヤにしている。デュアル・ハブ戦略を進め、成田だけでも羽田だけでもなく、両方を一つの首都圏の空港としてこれからも活用していく。国際線の展開はまだまだ途上で、今後も進めていく中で成田は欠かせない。
何よりも安全を大事にする姿勢があってこそ、お客さまから信頼を得られる。安全最優先の意識を徹底し、謙虚かつ愚直に事業戦略に取り組んでいきたい。
■メモ
1978年8月1日、成田-名古屋線を開設し、86年に初の国際線定期便を成田-グアム間に就航した。成田からの週あたりの自社運航は国際線294便、国内線91便。2017年度の成田の利用者数は国際線約504万人、国内線約99万人。
6438
:
チバQ
:2018/06/20(水) 16:54:27
https://mainichi.jp/articles/20180613/ddl/k12/020/061000c
成田空港開港40年
航空会社に聞く/中 /千葉
毎日新聞2018年6月13日 地方版
千葉県
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LCCナンバーワンを維持 ジェットスター・ジャパン 片岡優社長
就航から6年の間にマーケットはかなり変わり、旅客と保有する機材数が毎年増え、搭乗率が安定し、2年連続で黒字決算になった。大きな戦略として、国内線のネットワークを作り、夜間に飛行機を有効活用して近距離国際線を広げている。
国内のLCC(格安航空会社)の中で、保有機材数22機は一番で、国内、国際線を合わせた旅客数も最も多く、国内線の旅客数では約50%を占める。引き続き、しっかりとナンバーワンでいたいと思っている。機材を2019年3月までに25機に増やし、同12月までに28機にする予定。首都圏はかなりポテンシャルのあるマーケットで、今まですくい切れていなかった。「成田=国際線」「成田=遠い」といった固定観念をいかに排除できるかを主眼にやってきた。ほとんどの方が料金のメリットを感じて利用いただいている。常に安い料金を提供することによって、羽田空港との多少の地理的な不便さを穴埋めしてくれる。
成田空港の運用時間が延長されると、もう1往復できる路線がたくさん出てくる。当然、増便も考えられるようになる。国際線の多さは成田の大きな利点で、インバウンド(訪日外国人)を地方都市に連れて行く役割を担わなければならない。【聞き手・中村宰和】
■メモ
豪カンタスグループや日本航空が出資し、2011年9月に設立された。12年7月、成田を拠点に4都市に就航。成田からの国内線旅客数は全航空会社の中で最も多く、成田と国内10都市、海外4都市を結び、9月6日には成田-長崎線を開設する。
安全と運航の態勢を再構築 春秋航空日本 樫原利幸社長
成田空港と国内の地方都市、成田と中国の地方都市を結ぶ。中国路線の搭乗率は90%を超える。中国の方は日本に非常に興味を持っており、団体だけでなく個人の旅客も増えている。中国の経済発展は続き、訪日需要は伸びる。国内線では広島のお客さまによく使っていただいている。広島には他にLCCの運航がなく、ニーズがある。キャビンクルーは優秀でフレンドリー。LCCの中でサービスはナンバーワンと自負している。
だが、運航トラブルを繰り返して起こしてしまった。日本航空の安全に対する文化や手法を取り入れ、安全運航を定着させるため、昨秋以降、日航から安全統括リーダーをはじめ、運航や経営企画、安全推進など要所要所に出向者が来ており、安全態勢と運航態勢を再構築した。機材整備の支援も受けている。
機材は現在6機あり、中長期的には10機に増やしたい。夏休みに合わせ、国内線を増便したい。できれば来年度中に寧波への新規路線も開設したい。寧波は発展しており、マーケットとして将来性がある。成田の滑走路の運用時間が延長されたら、中国の地方都市への1日2便運航も可能となるかもしれない。我々にとってありがたい。【聞き手・中村宰和】
■メモ
中国に本社を置くLCCの春秋航空のグループ会社として2012年9月に設立し、14年8月には成田を拠点とする定期国内線を就航した。現在、成田から広島と佐賀、中国の武漢と重慶、天津、ハルビンを結ぶ。成田-札幌、関西空港間は休止中。
6439
:
チバQ
:2018/06/20(水) 16:54:47
https://mainichi.jp/articles/20180614/ddl/k12/020/170000c
成田空港開港40年
航空会社に聞く/下 /千葉
毎日新聞2018年6月14日 地方版
千葉県
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地方に経済効果、LCC冥利 バニラ・エア 五島勝也社長
成田空港をベースに国内線と国際線をバランス良く飛ばし、新しい需要を喚起して、旺盛なインバウンド(訪日外国人)の需要を取り込んでいる。
国内線は観光地に強みがあり、札幌や那覇の他、成田から単独路線の鹿児島・奄美大島や北海道・函館への路線を持つ。羽田空港からは発着枠が限られ、なかなか難しくても、成田は発着枠に余裕があるので、昼間も飛ばせるようになった。2014年7月に奄美大島に就航してから島を訪れる観光客が増加し、42億円の経済効果があったとの試算もある。地元で「バニラ効果」といわれている。会社のミッションとして、求めやすい運賃を提供してお客さまに喜んでいただき、就航先の地元の方にも喜んでいただくことを目指している。既に実現できた路線は、LCC(格安航空会社)冥利に尽きる。
国際線は台湾に強い。台北への1日4便は成田からの運航便で最も多い。8割は台湾のお客さまだ。札幌線のうち10%は外国人の利用で、時期によっては30%を占め、国際線と国内線を乗り継げることが成田の強みといえる。
近年、アジアを中心にものすごい勢いで訪日客が増えており、その需要を取り込む玄関口を成田が担うチャンスだと思う。【聞き手・中村宰和】
■メモ
2011年に設立したが、マレーシアのエアアジアとの提携解消で13年にANAホールディングス100%出資となり、社名も変わった。成田と国内5都市、海外4都市を結ぶ。札幌線は1日最大10便。7月1日からは沖縄・石垣島にも就航する。
統合で拠点、効果出る路線に ピーチ・アビエーション 森健明副社長
就航前の検討で、成田空港は運用時間に制約があり、混雑もしており、関西空港に拠点を置くことを決めた。成田は3本目の滑走路新設や第3旅客ターミナルビルの拡張が計画されており、付き合いは深まっていくと思う。バニラ・エアとの統合で、成田にもパイロットの拠点を置けるようになる。人材確保において極めて大きな意味を持つ。バニラの路線の状況を分析し、効果が出る路線を中心に展開していく。成田空港の地元の方々との付き合いから、地道にピーチの認知度を上げていきたい。
成田は欧米からの長距離路線が充実し、乗り継ぎのお客さまが多い。羽田空港は昼間にLCCが入っておらず、航空運賃が高くなっている。一方、成田はLCCを使って非常に安い運賃で国内各地に行けるのが魅力で、これからがチャンスだ。成田に展開する時には、国内線を充実させていきたい。国際線には多くの会社が乗り入れており、どれだけ勝負できるのか難しい面もあるが、大きなマーケットである以上、当然展開を検討していく。
2020年に東京五輪・パラリンピックが開かれ、世界から大勢のお客さまが来る。五輪を見て終わりではなく、いかにリピートさせるか、「アフター2020」が大事になる。【聞き手・中村宰和】
■メモ
関西空港を拠点に2011年2月に設立され、13年10月に成田-関西線を開設した。現在、成田から関西線と福岡線の2路線を運航。ANAホールディングスの傘下にあり、20年3月までにバニラ・エアと統合し、ブランド名はピーチに一本化される。
6441
:
チバQ
:2018/06/20(水) 16:59:18
https://toyokeizai.net/articles/-/224442
鉄道と組めば、「神戸空港」は抜群に便利だ
関空や伊丹より知名度低いが潜在力は高い
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新田 浩之 : フリーライター 2018年06月20日
京阪神にある関西三空港の中で最も新しく最も規模が小さい空港が神戸空港だ。2018年4月1日、神戸空港は神戸市から関西エアポート神戸に運営権を譲渡する形で民営化された。
東洋経済オンライン「鉄道最前線」は、鉄道にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら。
神戸空港の運営を託された関西エアポート神戸は関西国際空港、大阪国際空港(伊丹空港)を運営する関西エアポートの子会社。そのため、関西、大阪、神戸の三空港一体運用がはじまり、さらなる発展が期待される。
しかし、神戸空港は関西空港、大阪国際空港と比較すると知名度が低いように感じる。関東だと、神戸空港の存在自体を知らない方も多いようだ。そこで、今回はアクセス面から神戸空港の活用法を考えてみたい。
JR・阪神とのアクセスの良さがポイント
神戸空港のメリットはJR、阪神とのアクセスの良さにある。神戸空港へは神戸の中心地、三宮駅からポートライナー(神戸新交通ポートアイランド線)に乗り、終点の神戸空港駅で降りる。神戸空港駅と神戸空港ターミナルは直結している。なお、三宮駅から神戸空港駅までの所要時間は18分だ。
新快速を使えば、神戸空港は抜群に便利だ(写真:F4UZR / PIXTA)
ポートライナーのポイントは三宮駅とJR三ノ宮駅、阪神神戸三宮駅との接続がスムーズなことだ。JR三ノ宮駅からポートライナー三宮駅のホームまでは5分ほど。阪神神戸三宮駅からも東改札を利用すると10分以内で着く。一方、阪急神戸三宮駅はフラワーロードを挟んで反対側にあるため、JR・阪神と比べると時間を要する。
さて、JR神戸線(東海道・山陽本線)の主要駅である三ノ宮駅には新快速が停車する。この新快速との接続の良さが神戸空港の真骨頂だ。新快速は東は敦賀、西は播州赤穂まで走り、最高時速130kmを誇るスピードスターだ。所要時間(昼間時間帯)は大阪―三ノ宮間が21分、三ノ宮―京都間が52分だ。神戸空港からの所要時間は以下のとおりになる。
神戸空港―大阪間 46分、740円
神戸空港―京都間 78分、1410円
※乗り継ぎのタイミングによって所要時間は異なるので時分はあくまで目安。以下同
次に神戸空港のライバルにあたる関西空港、大阪国際空港からの所要時間、運賃は以下のとおりだ。
リムジンバス: 関西空港―大阪(新阪急ホテル)間 約50分、1550円
大阪モノレール:阪急 大阪国際空港―阪急梅田間 約29分、420円
JR西日本:関西空港―京都間 78分、3370円(通常期の指定席特急料金を含む)
リムジンバス:大阪国際空港―京都駅八条口間 50分、1310円
このように整理すると、大阪国際空港が時間面、費用面でも優位に見えるかもしれない。ここで、大阪国際空港、神戸空港に就航している航空会社に注目してみよう。大阪国際空港が全日空、日本航空が多く就航しているのに対し、神戸空港はスカイマークの西の拠点として機能している。スカイマークは「いま得」などの割引を利用すると、神戸―羽田便の価格が片道7000円台になることもある。また、神戸空港は小規模のため、神戸空港駅から出発エリアまで20分ほどで到達できる。就航している航空会社と空港の規模を勘案すると、費用面や利便性において神戸空港は大阪国際空港と比べて決して引けを取らないことがわかる。
また、神戸三宮駅から阪神電車に乗ると、甲子園、大阪難波、近鉄奈良まで1本でアクセスできる。このように神戸空港は充実した関西の鉄道網を活用することで強みを発揮する空港といえよう。
6442
:
チバQ
:2018/06/20(水) 16:59:36
新幹線から近い、神戸空港の意外な強み
「神戸空港」と聞くと「関西の空港」もしくは「神戸市民のための空港」というイメージがあるかもしれない。しかし、神戸空港は山陽新幹線と組み合わせることで、岡山県にとっても「使える」空港になる。山陽新幹線の新神戸駅と神戸空港は驚くほど近い。神戸空港から新神戸駅までは神姫バスを使うと30分(新神戸駅から神戸空港までは37分)でアクセスできる。
JR新神戸駅。神戸空港からバスで30分(写真:白熊 / PIXTA)
実際に筆者は神戸空港から新神戸駅経由地下鉄三宮駅行きのバスに乗車した。神戸空港の1階から出発した高速バスタイプの神姫バスは渋滞に巻き込まれることなく、予定より速い22分で新神戸駅に到着した。バス停の前には新神戸駅があり乗り換えはいたってスムーズ。車内からは「地下鉄みたいに歩かなくていい」という声が聞かれ、評判は上々のようだ。
兵庫県の相生駅から岡山県の新倉敷駅までの各駅から神戸空港までの所要時間を整理すると以下のとおりになる。参考までに岡山空港から岡山駅、倉敷駅までのリムジンバスの所要時間も明記しておく。
相生→神戸空港:87分
岡山→神戸空港:87分
新倉敷→神戸空港:104分
岡山駅→岡山空港:30分
倉敷駅→岡山空港:35分
所要時間だけ見ると、神戸空港は岡山空港に勝ち目がないように見える。しかし、岡山空港は神戸空港と比べると国内線が充実していない。国内線における岡山空港の就航地が3都市(東京、札幌、沖縄)に対し、神戸空港の就航地は7都市(東京、札幌、仙台、茨城、長崎、鹿児島、沖縄)だ。もし、岡山県内から仙台、茨城、長崎、鹿児島へ行く場合は神戸空港の利用を検討するといいだろう。特に九州方面へ行く場合は、早めに航空券を予約しておけば、新幹線よりも安く済むことがある。なお、2018年5月現在、神戸空港から中国地方へ向かうリムジンバスは運行されていない。
欠点はポートライナーの混雑とバスの本数の少なさ
今までアクセス面から見た神戸空港の利点を取り上げたが、課題も存在する。最初に指摘したい課題はポートライナーの混雑だ。ポートライナーは三宮と神戸空港を結ぶだけでなく、ポートアイランドとのアクセスも担っている。ポートアイランドには住居や企業だけでなく、理化学研究所や神戸市立医療センター中央市民病院などの医療・研究施設、神戸学院大学をはじめとする教育施設が存在する。また、数々のイベントが開催されるワールド記念ホールや神戸国際展示場もポートアイランドにある。ポートアイランドに向かう多くの人は三宮からポートライナーに乗るため、朝ラッシュ時を中心に車内は大混雑になる。
ポートアイランドと神戸空港を結ぶポートライナーも便利(写真: ISO8000 / PIXTA)
ポートライナーが採用している新交通システムならではの欠点もある。ポートライナーは日本初の実用的な新交通システムとして1981年に開業した。新交通システムは本数を容易に増やせるというメリットはあるが、車両が小さいというデメリットが存在する。現在活躍しているポートライナー2000系の定員は1編成(6両)あたり300名だ。
筆者は平日朝8時台の三宮発神戸空港行きに乗車した。乗車時にはすでにどの車両も満員で、次の列車を待つ乗客の姿も見られた。車内に入ると、肩が触れ合い何とか折り畳み新聞が読める状態だった。大型のスーツケースを持ち込むには大変だろう。途中、みなとじま駅と医療センター駅で大半の乗客が降り、神戸空港に着く頃には着席できた。なお、ワールド記念ホールでイベントが行われる日は市民広場駅まで同様の混雑が見られる。
これに対し、神戸市はポートライナーの1編成あたりの両数を6両から8両に増強することを検討している。ただし、8両化にはホームの延長も必要になる。8両化が実現するにはまだ時間がかかりそうだ。
2つ目の課題は神戸空港―新神戸―地下鉄三宮間のバスの本数が少ないことだ。このバスは神姫バスによって今年4月に開設された。しかし、本数は新神戸駅→地下鉄三宮→神戸空港が4本、神戸空港→新神戸駅→地下鉄三宮は5本にとどまる。神姫バスによると「バスの増発には神戸市との協議が必要なため、現時点で増発の予定はない」とのこと。利用状況もあるだろうが、神戸空港のポテンシャルを生かすためにも増便を期待する。
神戸空港はアクセス面から見てもポテンシャルの高い空港だといえるが、課題も存在する。課題を克服して神戸空港が利便性の高い日本を代表する地方空港になることを一神戸市民として願っている。
6443
:
チバQ
:2018/06/26(火) 00:46:42
https://mainichi.jp/articles/20180624/ddl/k12/020/114000c
LCC
「成田-東南アジア」開設続々 「中長距離」競争激化へ 日航や全日空巻き込み /千葉
毎日新聞2018年6月24日 地方版
成田空港から東南アジアに路線を開設する格安航空会社(LCC)が相次いでいる。LCCはこれまで、韓国や台湾、香港などへの近距離路線を拡大してきた。東南アジアからの訪日客の増加を見込み、今後は、中長距離路線でもフルサービスの航空会社を巻き込んだ激しい競争が繰り広げられそうだ。【中村宰和】
日本初就航となるノックスクート(タイ)が今月1日、成田-バンコク線を開設した。415席の大型機のB777-200で1日1往復する。成田-バンコク線には日本航空と全日本空輸、タイ航空に加え、LCCのタイ・エアアジアX(2014年就航)、ノックスクートの親会社スクート(16年就航)を含め、6社が1日12便飛ばす。ノックスクートのギャン・ミン・トー副最高経営責任者(CEO)は毎日新聞のインタビューに応じ、「大変人気があって競争の激しい路線だが、需要がそれだけあることの裏返しだと思う。スクートが運航する成田-バンコク線のタイでの販売に協力してきたので、全くの新規参入ではない経験が競争力で役に立つ」と述べた。
トー副CEOは「この1年で日本のほかの1、2都市に就航したい。成田発の便をもっと増やす余地もある」と、路線拡大に意欲をみせる。
インドネシア・エアアジアXは5月2日、LCCとして初めて成田-ジャカルタ線を就航した。17年5月から運航するバリ島線は平均搭乗率約70%と好調に推移する。同社のスリスティオ・ハヌングCEOは「日本は極めて重要な市場」と強調する。
日本航空は新しいLCCを設立し、20年をめどに成田発の中長距離路線を運航する。日航の藤田直志副社長は「成功すれば成田からの路線をもっと拡大できる」と言う。
LCCのバニラ・エアの五島勝也社長は、ピーチ・アビエーションとの20年3月までの統合をふまえ、「東南アジアからのインバウンド(訪日外国人)が増えており、統合によってパワーアップし、中距離のLCCのマーケットにぜひ入っていく」と話した。
■ことば
成田空港のLCC
ジェットスター航空(豪州)が2008年に初めて就航し、14年に5社が乗り入れし、現在は18社に上る。日系LCCの主力機材は短距離の小型機A320で、航続距離の関係から片道4時間以内の都市を複数回往復し、機材の使用頻度を上げたビジネスモデルを取る。4時間以上飛ぶ中長距離路線には航続距離の長い小型機や中型機を導入する必要がある。
6444
:
チバQ
:2018/06/26(火) 09:23:23
https://www.sankei.com/politics/news/180625/plt1806250028-n1.html
2018.6.25 23:01
島民の悲願「空港を」 26日で小笠原返還50年 小池百合子都知事は前向きも課題多く
小笠原諸島(東京都小笠原村)が米国から日本に返還されて26日で50年を迎える。小笠原諸島は、約6日に一度の定期船で片道約24時間かける海路が本土と結ぶ唯一の交通手段で、ある島民は「不便さが島の自然と独自の文化を守ってきた」と語るが、別の島民は「重病の時、手遅れになるかも」と不安を抱く。節目を迎え、空港建設に向けた動きが本格化するか、住民は注視している。
小笠原諸島では過去、空港建設案が浮かんでは消えた。島民生活の向上に向けた悲願ともいえる空港計画は、小池百合子知事就任後、新たな局面を迎えつつある。
就任間もない平成28年10月、父島に降り立った小池氏は「急患が出たときに運ぶ手段がないと聞いている。空港の必要性を、命を守るという観点から考えることは重要だ」と述べ、島民を前に前向きな姿勢を見せた。
昨年7月には、航空路に関する協議会が約7年ぶりに開催。都は今年度予算で航空路調査費として前年度比1千万円増の1億2千万円を計上した。小笠原村の森下一男村長も「航空路は村の悲願」とし、30日の返還50周年式典までの明確な回答を望んでいる。
検討されているのは、父島西部の洲崎地区に定員50人程度のプロペラ機が離着陸できる空港だ。滑走路は1200メートル規模になる見込みで、空路が実現すれば片道は約2時間半に短縮される。
だが、課題も多い。小笠原諸島は23年に世界自然遺産に登録されたため、大規模開発では、環境配慮が重要となる。洲崎地区は世界遺産の区域外だが、それでも滑走路の一部が海に突出しており、近くの峠を最大約80メートル低くする必要があり、影響は無視できない。小笠原の自然は、国際的にも注目を浴びており、海外の環境保護団体からも、空港建設に懸念が出ている。
また、実現に向けては就航する航空機の種類、往復の頻度や来島者数の予測などを積み上げ、厳格な環境アセスメント(影響評価)を行う必要がある。就航候補の機体には開発中のものも含まれ、不確定要素が残る。
都の担当者は「来島者が増えれば島への環境負荷は大きい。世界自然遺産に影響が出ないよう、慎重な検討が必要だ」と指摘する。都議会での答弁などでも空港建設に向けて積極的な発言を続ける小池氏だが、実現へのハードルは高い。
◇
【小笠原諸島の空港案】 1800メートル規模の兄島空港案は環境庁(当時)の反対で平成8年に断念。父島・時雨山案は、採算性などから石原慎太郎知事(当時)が懸念を示し、13年に撤回。このほか、硫黄島にある防衛省の滑走路活用案や、父島に水上空港を設置する案も検討された。また、超高速船、テクノスーパーライナー(TSL)も石油価格高騰などで17年に中止した。
6445
:
チバQ
:2018/06/26(火) 20:53:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180626-00000534-san-cn
中国の「台湾」表記変更強要が波紋 不満の矛先は日系航空2社に
6/26(火) 12:19配信 産経新聞
中国の「台湾」表記変更強要が波紋 不満の矛先は日系航空2社に
台北市内の松山空港に着陸した全日空機=21日(田中靖人撮影)
中国の航空当局が、各国の航空会社に「台湾」の表記変更を要求し、応じる社が相次いでいる。中国が主張する「一つの中国」原則に基づき、台湾を中国の一部とする表記を強制するもので、トランプ米政権は中国を批判。一方、台湾当局は表記を変えた日本の2社に抗議を表明し、搭乗ボイコット論も浮上するなど、影響が広がっている。
■ネットの指摘で拡大
中国民用航空局は1月12日、米デルタ航空がサイト上で、チベットと台湾を「国」として表記しているとして訂正と謝罪を要求。同社は直ちに声明を発表し謝罪した。だが、同局は翌13日、中国への路線を運航する全ての外国の航空会社に対し、香港やマカオのほか、中国の領土の一部だと主張する台湾を「国家」としていないか調査を指示。改善しない場合、「法令に基づきさらなる措置を取る」と制裁を示唆した。
発端は、米ホテル大手マリオット・インターナショナルが1月9日に中国の会員向けに送ったメールのアンケートで同様の事例があり、ネット上で告発されたことだ。衣料品の「ZARA」などの欧米企業も同じ問題で相次いで謝罪に追い込まれた。
だが、民航局は追及の手を緩めず4月25日、航空44社に30日以内の改善を指示。5月25日には18社が応じたと公表し、残る26社は7月25日までに改訂に同意するよう求めた。
こうした動きに対し、サンダース米大統領報道官は5月5日、「全体主義的な愚行」と批判。米議会上院のルビオ議員(共和党)ら超党派の8人は同18日、変更に応じていないユナイテッドとアメリカンの2社に支持を表明する書簡を送付した。
■表記はさまざま
変更に応じた社も、表記はさまざまだ。エールフランスは日本語サイトで「台湾 中華人民共和国」と表記。タイ航空は英語版で「Taiwan China」としている。6月12日から変更した日本航空と全日本空輸は、中国向けと香港向けの両サイトで、中国向けで簡体字、香港向けで繁体字を選んだ場合に限り、「中国台湾」と表記している。だが、両サイトでも日本語表記は「台湾」のまま。日本や台湾向けのサイトは「台湾」としており、中国・香港向けと日本・台湾向けで表現を使い分けている。
■日本にだけ抗議
だが、台湾の外交部(外務省に相当)は6月18日、日系2社に「厳正に抗議する」と発表した。それ以前にトルコ航空やエミレーツ航空(UAE)が変更した際には、「遺憾」表明や「不当表示の訂正」要求、「中国の野蛮な行為を非難する」などの表現にとどめて企業側は批判しておらず、日系2社にだけ怒りの矛先を向けた形だ。ある台湾人記者は「(日系2社は)台湾人をだまし、中国にこびを売った」と不満をあらわにした。
日本への対応について、外交部の李憲章報道官は翌19日の記者会見で、日台関係は「緊密」であるがゆえに「台湾の民衆の(日本への)感情は特別だ」と説明した。その一方で、両社の対応は「非常に不満だが、善意に感謝する」と複雑な反応もみせた。
■ボイコット論は勇み足?
一方、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は18日、「台湾が北京の航空会社への圧力に反撃」とする記事を掲載。外交・安全保障問題に関する総統の諮問機関「国家安全会議」の李大維秘書長が「これが中国に屈した航空会社だ。(乗るかどうかは)あなた次第だ」と市民に告げると述べたとし、「台湾は市民にボイコットを奨励する」と伝えた。
ただ、自らの政治的主張に従わない海外の企業に制裁を加える手法は、中国当局と変わらない。矛盾に気づいたのか、総統府は、李秘書長の発言は「問われて答えたものだ」(林鶴明報道官)と釈明。「問題の本質は、中国が粗暴な手法で企業に干渉していることであり、民主社会への共通の脅威として各国と協力して対処すべきだ」(黄重諺報道官)と沈静化を図った。
日台間では、日航、全日空がそれぞれ毎日8便という「人口規模からみれば密度の高い便数」(日航)で運航している。また、利用者の半分以上を台湾人が占めるのが実態で、実際に台湾当局がボイコットを呼びかければ、影響は大きい。中国から表記変更を迫られた日系2社は「そういう事態にならないよう願う」(日航)と行方を見守っている。
(台北 田中靖人)
6446
:
チバQ
:2018/06/26(火) 23:48:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180626-00000093-mai-soci
<小笠原返還50年>観光に期待も課題 空港何度も頓挫
6/26(火) 21:06配信 毎日新聞
<小笠原返還50年>観光に期待も課題 空港何度も頓挫
(中央右から)父島、兄島、弟島=2018年6月9日午前、本社機「希望」から
戦後23年間、米国の占領下に置かれた小笠原諸島(東京都小笠原村)が26日、日本返還から50年を迎えた。2011年に世界自然遺産に登録され、観光などによる振興への期待が高まるものの、本土とのアクセスは週1便程度の定期船に限られる。医療環境も不十分で、都や村は島への空港建設を模索している。
村役場がある父島ではこの日、島民ら約850人が参加して返還祭が開かれ、島に伝わる「南洋踊り」などが披露された。森下一男村長は「返還50年を迎えるまでに多くの先人の苦労や努力があった。小笠原の歴史をたどり、今を見つめ直し、将来をみんなで考えたい」とあいさつした。
小笠原は太平洋戦争末期の1944年に島民6886人が本土に強制疎開。68年6月に米国の占領が解かれると、自衛隊が基地を置く硫黄島などを除き住民の帰還が許された。
人口は1日現在で2638人。世界遺産登録後、観光業に従事する若者の移住などで年間平均20人程度の微増が続く。一方、充実した医療・介護環境を求めて本土に移る高齢者も多く、15年の国勢調査では高齢化率が全国の市町村で最も低い12.7%だった。
空港建設は都が検討を続けているものの、生態系への影響や1000億円超ともされる建設コスト、採算性などを理由に何度も頓挫している。
6447
:
チバQ
:2018/07/02(月) 15:11:12
https://toyokeizai.net/articles/-/227479
ベトナム「ビキニLCC」、日本でも旋風起こすか
今年11月に関空、来年初めには羽田にも就航
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中川 雅博 : 東洋経済 記者 2018年07月01日
ベトジェットエアは5月31日、関西―ハノイ線就航についての記者発表会を開いた。グエン・ティ・トゥイ・ビン副社長はベトナムの伝統衣装アオザイを着て登壇。周りを固めた客室乗務員の制服も特徴的だ(記者撮影)
日本航空(JAL)との提携発表から約1年。ベトナムのLCC(格安航空会社)最大手、ベトジェットエアが今秋、日本の空に参入する。
ベトジェットは11月8日、初めての日本路線となる関西―ハノイ線を就航させる。180席を備えたエアバスの小型機「A320」で運航し、関西発ハノイ行きが午前9時20分発、午後1時10分着、ハノイ発関西行きは午前1時45分発、午前7時50分着。日本からの乗客にとっては、現地での滞在時間を長めに取りやすいダイヤ設定となっている。
6月8日から航空券の販売が始まっており、通常座席の運賃が片道4800円からの設定だ(諸費用除く)。ラウンジ利用や優先搭乗などが可能な上級クラス「スカイボス」は、片道4万6200円からとなっている。また、毎日午後2時(日本時間)から2時間、航空券のタイムセールや貯めたポイントで賞品が当たる抽選を行っている。
「ビキニショー」が大きな話題に
ベトジェットが大きく注目を集めるきっかけとなったのが、ビキニ姿の客室乗務員による機内での派手なパフォーマンスだ。「ビキニエアライン」とも呼ばれ、ネット上などでは賛否両論が噴出した。こうしたパフォーマンスは、「もともと(ベトナム南部のリゾート地である)ニャチャンへの就航記念として、ビーチにいるような気分を楽しんでもらうために行ったのがきっかけ」とグエン・ティ・トゥイ・ビン副社長は明かす。
6448
:
とはずがたり
:2018/07/04(水) 10:49:00
JR東は東京モノレール買ったのにどうすんだ?廃止か?売却か?
<JR東>羽田空港アクセス線 2028年にも開業
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180704k0000m040100000c.html
21:04毎日新聞
JR東日本は3日、東京都中心部と羽田空港を結ぶ新路線「羽田空港アクセス線」について、早ければ2028年にも開業する方針を公表した。今年度中の環境アセスメント着手を目指す。
JR東によると、同線は、浜松町駅(東京都港区)?東京貨物ターミナル駅(品川区)間は休業中の貨物線を活用し、ターミナル駅から空港までは新規の線路設置が必要となる。大部分が地下化される見通しで、総事業費は約3200億円。費用分担については、国などと協議中という。
浜松町方面からの路線に加え、新宿方面からの路線や、東京臨海高速鉄道と接続する計画。JR東の深沢祐二社長は記者会見で「3路線とも同時に開業するかは未定。環境アセスに3年、工事に7年を見込んでいる」と話した。【花牟礼紀仁】
6449
:
チバQ
:2018/07/04(水) 17:00:18
https://www.asahi.com/articles/ASL7377CBL73UDCB01N.html
成田空港に定期便、100社到達 フィジーへ直行便復活
黒川和久2018年7月4日05時05分
成田空港(千葉県)に3日、フィジーの航空会社「フィジー・エアウェイズ」が就航した。成田空港に定期便を乗り入れる航空会社は100社に到達。開港した40年前の3倍で、近年は格安航空会社(LCC)の新規就航も相次ぐ。
フィジー・エアウェイズは9年ぶりの再就航で週3日、直行便を運航する。初日の3日夜には、成田空港で記念セレモニーがあり、関係者が就航を祝った。
成田国際空港会社(NAA)の荒川武・取締役営業部門長は「フィジーは美しい海とサンゴ礁に囲まれた、世界有数のリゾート地。直行便の復活を心待ちにしていたので、うれしい」と歓迎した。
成田空港に定期便を乗り入れる航空会社は1978年5月の開港時、日本航空やフランス国営航空など34社だった。次第に増え、90年には50社を超えた。
増加する大きな契機となったのは2002年、2本目の滑走路の運用開始だ。年間の発着容量は13万5千回から20万回に拡大し、モンゴルやウズベキスタンなどからの新規乗り入れが実現した。
さらに追い風となっているのがLCCだ。08年に海外、12年に国内のLCCが就航。現在、18社に増えている。NAAは13年にエアライン事業部を設け、営業も積極的に展開してきた。
ただ、中国や東南アジアの都市への就航については、多くの拡大余地があるという。アジア方面を結ぶ便数は韓国・仁川空港の4割にとどまる。NAAの担当者は「成長しているアジアの航空需要を取り込むことが課題だ」と指摘する。
成田空港は現在、海外118都市、国内19都市を結ぶ。NAAは今年度中に海外130都市以上、国内20都市以上と結ぶことを目標に掲げている。(黒川和久)
6450
:
チバQ
:2018/07/04(水) 18:07:56
http://www.sankei.com/world/news/180704/wor1807040017-n1.html
2018.7.4 14:58
「機内食がない」韓国アシアナ航空で大混乱 業者選定で見通しの甘さ、下請け社長は自殺
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アシアナ航空機(2010年撮影)
アシアナ航空機(2010年撮影)
【ソウル=桜井紀雄】韓国アシアナ航空の国際線で、機内食を出発予定時間までに積み込めず、離陸が大幅に遅れたり、機内食なしで運航したりする事態が1日から相次いだ。機内食業者の選定での見通しの甘さが原因と指摘され、長期化の様相も見せている。
KBSテレビなどによると、3日までに出発が遅延した国際便は63便、機内食を積めずに運航したのは107便に上った。1日には到着が3〜5時間遅れた便もあったという。
欧米などに向かう長距離路線への積み込みは正常化しつつあるが、日本や中国など近場の路線では間に合わず、乗客に30〜50ドル(約3300〜5500円)の商品券を配って対応している。金秀天(キム・スチョン)社長は3日、「ご不便をかけ、深くおわびする。1日も早くサービスが安定するよう渾身の努力を尽くす」と謝罪した。
今月から機内食を納入予定だった会社の新工場建設現場で3月に火災があり、アシアナは急遽、別の中小企業と短期契約を結んだ。アシアナは「機内食を包装、運搬する過程で予期せぬ混乱が生じた」と説明。この企業は別の航空会社に1日約3000食を納入してきたが、アシアナが必要とする約2万5000食をまかなうには無理があり、「遅延問題は予想されていた」との業界の指摘も出ている。
また、この企業の下請け業者の社長が2日、自宅で死亡しているのが見つかった。警察は納品の遅れを苦にした自殺とみて調べている。
6451
:
チバQ
:2018/07/06(金) 11:36:42
https://www.asahi.com/articles/ASL735RH4L73OIPE02H.html
中部空港の第2滑走路建設 国交相「地元と同じ方向で」
堀川勝元2018年7月5日10時09分
東海3県と地元経済団体などが3日、中部空港(愛知県常滑市)の第2滑走路建設を政府与党に要望した。大村秀章・愛知県知事は名古屋港の浚渫(しゅんせつ)土砂で空港沖を埋め立てて建設につなげる考えを表明。石井啓一国土交通相は「地元と同じ方向でやっていきたい」と前向きな姿勢を示したという。
第2滑走路の実現には中部空港の発着回数の少なさが課題となっており、石井国交相は2016年3月に「現在の滑走路も十分利用できていない状況の中で、2本目はない」と否定的な見解を示していた。愛知県によると、中部空港の発着回数は開港翌年の06年度の10万6897回をピークに、リーマン・ショックの影響などで11年度は8万2137回まで落ち込んだ。だが近年は外国人旅行客の増加や格安航空会社の就航などで持ち直し、昨年度は10万971回まで増加している。大村知事は3日、「(実現への)大きな節目ではないか」と記者団に手応えを語った。
名古屋港では大型貨物船などが入港できる深さを保つために海底の土砂をさらう浚渫が不可欠で、国交省はこの土砂を空港島西側の海域に処分するための環境影響評価を進めている。大村知事は「港湾と航空の事業を結びつけるのは我々地元の仕事。有機的に連携し、27年のリニア中央新幹線開業までに(第2滑走路を)整備したい」と述べた。(堀川勝元)
6452
:
とはずがたり
:2018/07/08(日) 12:45:39
スカイマーク、パラオ便就航検討 19年にも、サイパン便も
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018061601001787.html
06月16日 16:22共同通信
スカイマークの市江正彦社長は16日、2019年にも成田空港とパラオ、サイパンとをそれぞれ結ぶ国際定期便を就航させることを検討していると明らかにした。大阪府吹田市で講演後、記者団の取材に答えた。今年2月に国際チャーター便を再開したのに続いて定期便にも参入することで、さらなる成長を図る。
この2路線は米デルタ航空が運航していたが、今年5月に撤退していた。市江社長は、現地から就航の打診があったことを明らかにした上で「できれば飛ばしたい。やるからには長期的に取り組みたいので、そのための態勢を検討中だ」と述べた。
6453
:
とはずがたり
:2018/07/08(日) 12:55:08
>>5087
>>5290
>>5296
>>5300-5309
>>5319
>>5332-5333
>>5355
>>5372-5387
>>5392
>>5402
>>5415-5416
>>5462-5468
>>5525
今更だけど・・・
ANA、「目障りな」スカイマーク支配狙い傍若無人→梯子を外される 裏切り、裏取引…
https://news.goo.ne.jp/article/bizjournal/business/bizjournal-bj-15563.html?type=popin
2015年09月03日 06:12Business Journal
「そんな馬鹿な!」
6月15日、ANAホールディングスのスカイマーク再建支援担当者の大声が、室内に響き渡った。その日、スカイマーク民事再生手続き監督委員の多比羅弁護士から、8月5日の債権者集会でインテグラル・ANAチームの再建支援案とイントレピッドの再建支援案の決戦投票を行うと電話で告げられたからだった。
インテグラルとANAを中心とする「スカイマーク支援チーム」の再建計画案を東京地裁へ提出した5月29日、イントレピッドもANAの支援を排除した再建計画案を提出していた。ANAがイントレピッドに伝えていた「7機のA330を継続利用する考えを撤回するとイントレピッドに通告したのが原因だ」(業界関係者)といわれる。
「東京地裁への再建計画案提出まであと8日。イントレピッドに新しい再建計画案をつくる時間的余裕はない。当社がスポンサーになる計画案が採用されるのは間違いがない。『だとすれば、無駄な出費になるA330継続利用約束を撤回しても大丈夫だろう』とANAは高を括り、時期を見計らってイントレピッドに撤回通告をしたのだろう」(同関係者)
ところが、案に相違して撤回通告に怒ったイントレピッドは数日でANA排除の再建計画案を作成、東京地裁に提出していたのだった。とはいえ、提出時点でのイントレピッドの計画案は支援者となる航空会社さえ未定の具体性に乏しい内容。ANAはスカイ支援チームの再建計画案だけが債権者集会に提出されると信じ込んでいた。だから多比羅弁護士の電話通告は寝耳に水のような驚きだった。
●ANAの油断
「再建計画案は決まったも同然」と油断していたANAは5月30日以降、イントレピッドが債権者の多数派工作と航空大手擁立に汗を流していた事実に気付かなかった。それどころか、大口債権者の神経を逆なでするような行動までしていた。
例えば、ANAはスカイマークが発注していた総2階建て大型機「A380」を引き取る意向を欧州エアバスに伝えていたが、これも5月下旬に意向撤回を通告。その不誠実さに怒ったエアバスは即座に「現在の再建計画案に賛成できない」とANAに逆通告していた。
掌を返すようなANAの振る舞いに不信感を強めた英航空機エンジンメーカーのロールス・ロイス、米リース会社のCITも態度を硬化、イントレピッド同調の意思を表明していた。その背後には「ANAは信用できない」と大口債権者たちを煽るイントレピッドの姿があったといわれる。
議決権ベースでの債権額はイントレピッドが37.9%、エアバスが29.4%、ロールス・ロイス社が16.0%、CIT社が13.4%。この大口債権者4社の議決権だけで全体の96.7%を占める。スカイマーク支援チームの形勢が瞬く間に不利になった。
イントレピッドは大口債権者抱き込み工作の一方で、ANAに代わる航空業界支援者として米デルタ航空と豪カンタス航空に出資説得工作をしていた。そのうち、もっとも意欲を示したのがデルタ航空だった。
同社はかつて、日本航空が経営危機に陥ったとき、資本提携を画策、失敗した経緯があった。米航空大手では唯一日本に提携先がなく、秘かに提携先を求めていた。スカイマークが支援者探しに奔走していた1月中旬、デルタもスカイマークに支援を要請されたが、そのときは「無謀なA380導入計画」「喧嘩好きのオーナー経営者」などの企業イメージを嫌い、支援を断っていた。
だが、状況が変わった。スカイマークが民事再生手続きに入ったことにより、悪い企業イメージが消えた。日本に提携先を確保する千載一遇のチャンスだった。デルタはイントレピッドに共同支援者になる意向を伝えた。
6454
:
とはずがたり
:2018/07/08(日) 12:55:24
●漁夫の利
7月14日、「デルタ航空、スカイマークを支援」のニュースが流れた。同日午後、ANAのスカイマーク再建支援担当役員が東京地裁と打ち合せをしたとき、同役員は地裁側からこれに関する説明を受けなかった。同役員は「いつもの観測気球だろう」と気にもしなかった。ところが同日午前、イントレピッドは国交省に出向いて「デルタ航空が支援者になる。ANAが支援者に選ばれなくてもスカイマーク再建にはなんの支障もない」と伝え、ANA降ろしの根回しをしていた。
7月15日、イントレピッドは都内で債権者約80社を集め、「デルタ航空を共同支援者候補に選んだ」と正式に発表。さらに自社案の成立を条件に自らの債権の一部取り下げも表明した。他の債権者の弁済額を増やすことでANA案を上回る弁済条件を示し、自社案の支持者を増やすのが狙いだった。
この日からスカイマークの再建計画案は、スカイマーク支援チームと最大債権者のイントレピッドとの戦いに発展した。イントレピッドの駒はデルタ航空だった。
●エアバスのしたたかさ
デルタ航空を推すイントレピッドの攻勢で、ANA降ろしの準備が着々と進んでいるように思われた。だが、意外なドンデン返しが待っていた。エアバスのしたたかな二正面交渉作戦が原因だった。
イントレピッドは国交省にデルタ航空の共同支援受諾を伝えた数日後、決選投票で約16%の議決権を持つロールス・ロイスと約13%の議決権を持つCIT社が東京地裁に議決権の分割を申請した。
「両社はANAとの今後の取引を考え、両陣営に分割投票する考えだった」(業界関係者)
それでも両社の議決権の半分はイントレピッドに入る。これにイントレピッドの議決権約38%を加えれば同社の議決権は過半数を超える。イントレピッドとANAの両方に顔を立てる苦肉の策だった。
ところが、エアバスはもっと大胆で巧妙だった。
約29%の議決権を持つエアバスは、それを分割しなかった。表面的にはイントレピッド案断固支持の姿勢を貫いているように思われたが、裏では「イントレピッドに次ぐ議決権の力を誇示し、ANAが反故にした大型機A380引き取りを再度迫るのが目的だった」と業界関係者は謎解きをする。エアバスからイントレピッドのANA降ろし工作の内情を知らされ、議決権29%のニンジンを鼻先にぶら下げられたANAはこれにすぐさま食いついた。
7月28日、スカイマーク支援チームの定例会議で、ANAのスカイマーク担当支援役員は「債権者集会でエアバス社は我々の案を支持すると思う」と報告した。それを聞いた出席者は全員「A380引き取りの裏取引をしたなと直感した」(業界関係者)という。
それを裏付けるように7月末日、「ロールス・ロイスとCITもエアバスの要請を受け入れ、全議決権をスカイマーク支援チーム案に投票する意思を固めた。デルタ航空にこれをひっくり返そうとする動きはない」との情報が業界に流れた。
8月に入ると、エアバスは「スカイマーク支援チーム案支持の意向」をメールでANAに伝えた。この時点でデルタ航空は「日本に提携先を確保する千載一遇のチャンス」を失った。
8月5日午後の東京地裁集会室。債権者集会の投票結果は、議決権額ベースの得票率がスカイマーク支援チーム案60.25%、イントレピっド案38.1%。頭数ベースの得票数がスカイマーク支援チーム案135.5票、イントレピッド案37.5票だった。
敵対するイントレ社を除く大口債権者全員を味方につけたスカイマーク支援チームの圧勝だった。これで表面的には、インテグラルがANAの協力を得てスカイマークを再建してゆくことになった。
6455
:
とはずがたり
:2018/07/08(日) 12:55:50
>>6453-6455
●日航の脅威
ANAが水面下でスカイマーク支援チームの矢面に立ってイントレピッドと激しい攻防戦を繰り広げたのには、もちろん理由がある。それは日航の脅威とスカイマークの羽田発着枠だ。
6月29日、ANAの株主総会が開催された。総会で質問に立った株主の一人は「スカイマークはANAが目の敵にしていたはず。そんなスカイマークをなぜ支援するのか」と質した。この質問にANAの長峯豊之上席執行役員は「共同運航が目的だ。スカイマークの共同運航実現は、競合他社に対するわが社の優位性を強める」と、そのメリットを説明した。
燃料コストの低減や堅調な旅客需要に支えられ、ANAの業績は目下好調だ。2015年3月期の連結営業利益は前期比38.7%増の915億円。今期は1150億円と過去最高になる見通しだ。
競合の日航に対しても優位な戦いを展開している。公的資金の注入と会社更生法の適用で再生を果たした日航は、公正競争を歪めないよう「8.10ペーパー」で16年度末までの新規路線開設や新規投資が制限され、14年3月に実施された羽田国際線の拡張でもANAにより多くの発着枠が配分された。その結果、ANAは14年度国際線運航規模で初めて日航を上回った。
また、すでに傘下に収めたAIRDO、スカイネットアジア航空、スターフライヤーに続き、1日36往復分の羽田発着枠を持つスカイマークも傘下に収めると、自社分を含め「ANAグループ」の羽田発着枠シェアは約6割になる。
しかし、ANAと日航の経営体力差は歴然だ。15年3月期連結決算で、売上高こそANAは日航を凌駕したものの、営業利益915億円は日航の半分程度(日航の営業利益は1797億円)でしかない。過去最高予想の今期営業利益も日航のそれとは570億円もの開きがある(日航の今期営業利益予想は1720億円)。自己資本比率も日航の52.7%に対してANAは34.7%。
ANAと日航は「国内航空2強」と称されるものの、その実「ANAは常に日航の脅威に怯える万年2位の存在」(業界関係者)でしかない。日航が「8.10ペーパー」の制約が解ける17年度に完全復活する前に、ANAはなんとしても咽喉に刺さった小骨のスカイマークを掌中に収めておく必要があった。
例えば、主要路線の羽田―札幌線の普通運賃はANAと日航が同一の4万190円に対し、スカイマークは2万3900円から。ANA傘下のAIRDOは3万3790円で、ANA・日航より6400円安いもののスカイマークと比べると1万円近く高い。ANA・日航と比べるとスカイマークの運賃は半値に近い。この価格差がANAにとっては煩わしい。
しかも、AIRDOなど新興エアライン3社をすべて傘下に収めたANAにとって、低運賃で何かにつけ小競り合いを仕掛けてくる喧嘩好きのスカイマークは、最後に残った目障りな新興エアラインだった。
●新たな課題
ANA関係者は、「日航との競争優位の基盤固めをするためにも、スカイマーク潰しとスカイマークの羽田発着枠獲得はかねてからの裏戦略だった」と打ち明ける。つまり、ANAにとってスカイマークの経営危機は裏戦略発動の絶好のチャンスだったといえる。
そのために、のらりくらりの時間稼ぎで「3社共同運航」交渉を潰してスカイマークに引導を渡し、今度は万全の準備を整えてスカイマーク支援に乗り出し、支援チームの矢面に立ってイントレピッドと熾烈な攻防を繰り返した理由もうなずける。
ANAは今回の勝利で、長年の課題だったスカイマーク掌握の確実な道筋をつけた。半面、新たな課題も抱え込むことになった。それはエアバスと裏取引したといわれるA380の引き取りだ。同社は大型機から燃費性能に優れた中型機への転換を戦略的に進めてきた。そこへA380を導入すれば戦略に齟齬を来すほか、機材と路線のミスマッチが運賃値上げにつながり、ひいては日航との競争力弱化要因になる恐れもある。
「スカイマーク再建問題は決着したが、ANAにとってはこれからがスカイマーク掌握に向けての正念場になる」(業界関係者)
これから始まるスカイマーク再建の行方が注目される。
(文=田沢良彦/経済ジャーナリスト)
6456
:
チバQ
:2018/07/09(月) 23:52:51
https://diamond.jp/articles/-/174110?page=2
2018.7.4
JALの新LCC始動に向けジェットスターとの協議がスタート
週刊ダイヤモンド編集部
日本航空(JAL)が立ち上げる国際線中長距離LCC(ローコストキャリア)に関して、LCC大手ジェットスターグループと協業に向けた話し合いを進めていることがわかった。
「JALの新LCCはベリーグッドアイデア。実は中長距離路線については以前から話していて、成功するには我々が協業するのが必須条件だと思う」。7月頭、ジェットスターグループのギャレス・エヴァンスCEOが、ジェットスタージャパン(JJP)の就航6周年に合わせて来日し、本誌にこう明かした。
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JJPはジェットスターの親会社である豪カンタス航空とJALが共同出資し、2012年に就航。当初は赤字が続いたものの、16年6月期に黒字転換し、現在は国内17、国際9路線、保有機材22機と事業を拡大。18年6月期は3期連続の増収増益を達成した。
ただ、JJPの国際線は4時間程度の短距離のみ。一方で世界を見渡すと8時間前後の中長距離が増えており、中には13時間の便も登場している。加えて短距離LCCと中長距離LCCが連携する例も出ている。こうした背景から JJPとは別に新会社とも「どんなことができるか、契約形態やビジネスモデルについてJALと詳細を詰めている。足並みを揃えた協力体制を敷いていく」(同)。
出資やコードシェア、技術や人員の連携も含めて多面的に検討するなかで、主に3つの点が議題になりそうだ。ひとつが運航ノウハウのシェア。ジェットスターは本国オーストラリアからボーイングB787機を使って中長距離路線を運航している。ハワイ、バリ島、ベトナム、タイ、シンガポールの各便で利益を上げており、成功ノウハウを提供できるという。
二つ目がパイロットの融通だ。航空業界は世界的なパイロット不足。JALは従来、新卒者を社内養成することを重視していたが、新LCCでは即戦力となる経験者採用を主軸にし、かつて整理解雇した人材にも門戸を広げるほど。ジェットスターグループが抱える人材を活用できれば万々歳である。
そして3つ目が乗り継ぎの連携だ。新LCCで海外から来た旅行者をJJPの国内線にうまく誘導することができれば、双方に大きなメリットがあり、乗客にとっても利便性が高まる。日本の地方に住む人が、手軽に海外に行く機会を増やすことにもつながる。
命運握る“らしくない”社長
こうした協議が進む一方、新LCCを率いる社長に、JALでマイレージ事業部長を務めた西田真吾氏が抜擢された。同氏を選んだ理由について赤坂祐二社長は「多様な経歴と明るいキャラクター、他の社員にはない一味違った発想力がある」と評価。JALが枠組みを作るのではなくできるだけ白紙のまま西田氏に託すことで、フルサービスキャリアとは全く異なる新LCCを成功させる狙いがあるという。“JALっぽくない人物”である西田氏なら協業相手からのさまざまな提案も柔軟に捉えることができそうだ。
(週刊ダイヤモンド編集部 柳澤里佳)
6457
:
チバQ
:2018/07/17(火) 22:53:31
https://this.kiji.is/391423358824383585?c=92619697908483575
空港アクセス 議論再燃 JR延伸、モノレール敷設… 民営化で熊本県が検討 多額の費用
民営化を機に熊本空港利用者の増加が見込まれる中、熊本県は熊本市中心部との交通アクセス改善策の検討を10年ぶりに再開した。長年同空港はアクセスが弱点とされてきただけに、鉄道など公共交通機関の新設を含めた議論が熱を帯び始めた。
「検討状況は」「手段はJR延伸か、モノレール整備か」。6月の県議会特別委員会。空港の運営権を争う三つの企業グループが出そろった直後とあって議員からは質問が相次いだ。
県がアクセス整備のチャンスと位置付けるのは、2022年度に予定される新空港ターミナルビルの完成だ。アクセス関連は民営化の審査項目にも含まれており、近く始まる企業グループとの協議の中で、アクセス改善策の検討状況を示すスケジュールを描く。
■遅延が慢性化
国の航空旅客動態調査によると、熊本空港利用者の交通手段は自家用車が約半数。公共交通ではリムジンバスが最多だが、朝夕の混雑時を中心に遅延や乗客の乗り残しが慢性化している。50〜60分とされる市中心部との所要時間も同規模の仙台空港(鉄道で最短17分)などと比べて長いとされる。
県は改善の選択肢として▽JR豊肥線の分岐・延伸▽熊本市中心部からのモノレール敷設▽熊本市電の延伸▽道路整備、などを想定。利用者数や事業費、定時性、所要時間などの比較検討を進めている。
■コスト懸念
空港アクセスの改善策が検討されたのは今回が初めてではない。九州新幹線の全線開業時にもJR豊肥線の三里木駅から分岐し、空港までの9・8キロを新線で結ぶ案が浮上。だが事業費286億円に対して計画(1日5千人)の半数しか利用が見込めず、県は08年に事業を断念した。
今回も定時性に優れることから、豊肥線の延伸を軸に検討が進むとみられる。ただ熊本地震の影響などもあり資材や人件費が高騰する中、建設費を巡って再び費用対効果が課題となる可能性が高い。
さらに建設主体をはじめ、周辺の宅地開発や企業誘致の実現性など、検討項目は多岐にわたる。県幹部は「最適案を導くのは容易ではない」と漏らす。
■変わる玄関口
それでも今回、県庁内からは「10年前とは環境が全く違う」(企画振興部)と強気の声が上がる。熊本空港の利用者はインバウンド(訪日外国人客)の増加を背景に17年度は過去最高の334万人を記録。「格安航空会社(LCC)の台頭で海外からの旅行需要は増え続けており、現状のアクセスではいずれパンクする」と必要性を強調する。
県内では19年夏にバスターミナルとなる熊本市中心部の桜町再開発、21年春にはJR熊本駅の新ビルが完成予定。「それぞれの玄関口を有機的に結ぶことで交流人口の増加につながる。空港アクセスの強化は熊本の発展に不可欠」(熊本商工会議所の田川憲生会頭)など経済界からも待望論が上がる。
蒲島郁夫知事は「50年、100年後の発展の礎」と空港アクセスの改善に強い意欲を示すものの、県議会には「最終的な判断はどれだけコストがかかるかだ」と慎重な声もある。これから整備が加速する熊本空港だが、アクセス改善の青写真を具体化するには、県民を含めた丁寧な議論が求められそうだ。(並松昭光)
(2018年7月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
6458
:
チバQ
:2018/07/17(火) 22:53:58
https://www.sankei.com/west/news/180714/wst1807140009-n1.html
2018.7.14 10:00
【大空の現場最前線〜関西国際空港】
空港島は「地盤沈下」との闘い…深夜に行われるジャッキアップ
平成6年9月、関西国際空港は大阪・泉州沖に当時としては世界にも例のない海上空港として誕生した。来年は開港25周年の記念の年だ。一方で、海に浮かぶ空港島であるがゆえに地盤沈下の懸念が常につきまとう。この四半世紀の間、護岸のかさ上げ工事やジャッキアップなど、あらゆる技術を駆使しながら地道な“戦い”が続けられてきた。(嶋田知加子)
緩い地盤との格闘
大阪湾に浮かぶ約1055ヘクタールの巨大人工島。関空には、2本の滑走路と2つの旅客ターミナルビル、貨物施設、航空管制などの関連施設が立ち並び、西日本と世界各地とを結ぶ航空拠点として24時間運用されている。訪日外国人客の急増や格安航空会社(LCC)の増便なども奏功し、昨年度の旅客数は2880万人と過去最高を更新、その勢いは止まらない。
この巨大空港の安全を守るために続けられているのが地盤沈下対策だ。そもそもが建設時から緩い地盤との格闘だった。関空を運営する関西エアポートによると、海底は1期島で平均深さ18メートル、2期島で同じく24メートルにわたって沖積層という地盤の緩い粘土が堆積。土砂の投入だけでは沈むため、建設前にはこの軟弱な層に砂のパイプを打ち込み、水を吸い上げて固める「サンドドレーン工法」が用いられ、地盤が改良された。
だが、問題は沖積層の下の洪積層だ。あまりに深いために地盤の改良は不可能で、自然の状態で長い期間をかけて今もゆっくり沈んでいるという。特にやっかいなのが、場所によって沈む速度が異なる「不同沈下現象」。開港からまもなく四半世紀で、1期島は最大3.43メートル、2期島で最大4.14メートルほど沈んでいるという。ひずみで建物が傾いたり、ひび割れたりする原因になりかねない。そこで採用されたのが「ジャッキアップシステム」だ。
24年間、地道にこつこつ
夜10時。空港の喧噪(けんそう)が少し落ち着いたころ。第1ターミナル南ウイングの真下には、何本もの太い柱を食い入るように見つめる技術者たちの姿があった。柱には最大300トンを持ち上げられる油圧ジャッキが取り付けられている。
わずか数分間。筆者には目の前で何が行われているのか全く分からなかった。柱がジャッキによってゆっくりと10ミリ持ち上げられていたのだ。技術者はすぐさま定規のような道具を隙間に差し込んで何度も計測確認。その後厚さ6ミリの鉄板が抜かれ、16ミリの鉄板がそっと慎重に挟み込まれた。
6459
:
チバQ
:2018/07/17(火) 22:54:17
鉄板を組み合わせて調整する「フィラープレート工法」と呼ばれる沈下対策の一つ。沈下量が30ミリを超すと柱に厚さ75ミリのブロック(最大7段まで可能)を溶接する「ベースブロック工法」がとられ、さらに785ミリを超えると柱そのものを延長する「柱延長工法」を行う。これまでに行われた柱のジャッキアップの高さは最大で930ミリ。こうした地道な作業が24年もこつこつと続けられ水平が保たれている。
滑走路のそばで
地盤沈下の影響で関空島を囲む護岸も沈んでいく。かつては高波が護岸を越えて道路を冠水させるなどの被害もあった。このため護岸が高潮や津波に対して必要な高さを下回らないよう、かさ上げや補強工事も計画的に実施してきた。
淡路島を望む2期島の北西側。長さ約6キロにわたり、平成26年秋から行われてきた護岸工事が今月ほぼ完了した。コンクリートでかさ上げした高さは3メートル。50年に1度に相当する波に対応できるよう設定されているという。一直線に延びる護岸は壮大だ。
ただ、滑走路を24時間運用しながらの工事。航空局などの関係機関との作業調整のほか、離着陸する航空機の安全を確保するために航空法によって空港周辺に設けられている「制限表面」(高さ制限)が設定され、すべての物件の高さが厳密に決められている。重機選びにもこまやかな配慮が必要だったという。
簡単に言えば、護岸のコンクリートを継ぎ足す作業にすぎない。だが、関西エアポート関西空港技術部の古城鉄也さん(28)は「何かがあってからでは遅い。航空事故が起こると規模が甚大であり、絶対に起こせない。施工方法の検討ひとつにせよ“抜け”があってはいけない。使命感を持って臨んでいる」と話す。
昨年1年間の平均沈下量は1期島が6センチ、2期島は30センチだったという。だが、関西エアは「永久に沈み続けることはない」とする。その日が来るまで「縁の下の力持ち」が巨大空港の安全を守っている。
6460
:
チバQ
:2018/07/17(火) 22:56:28
https://www.sankei.com/west/news/180709/wst1807090005-n2.html
2018.7.9 09:00
【ビジネスの裏側】
活況を取り戻すかグアム路線 北朝鮮ミサイル問題で観光客低迷、LCCに期待
激減していた日本からグアムへの航空路線が、格安航空会社(LCC)の参入などで回復の兆しを見せている。片道3時間半で行ける常夏のリゾートは、近年は日本人観光客の低迷や料金の下げ止まりによる採算性の問題などで多くの路線が撤退していた。昨年夏からは北朝鮮が米領で基地のあるグアムにミサイルを撃ち込む計画を明らかにし、日本観光客は激減した。あれから1年。米朝首脳会談での“和解”もあり、LCC参入をきっかけに活況を取り戻すのか。(阿部佐知子)
ミサイル問題が追い打ち
グアムは日本人にとって人気の観光地の一つだったが、近年日本からの旅行客は減少している。日本からの訪問者数は、ピークだった平成9年の111万人だったが、29年には約半分の62万人まで落ち込んだ。国別では、増加傾向の韓国人が初めて日本人を上回った。昨夏、北朝鮮が米領であるグアムの近海にミサイルを撃ち込む計画を明らかにしたことも追い打ちをかけた。
観光客の減少とともに、航空会社も日本-グアム路線から撤退、または減便してきた。旧ノースウエスト航空時代から約37年にわたって運行してきた米デルタ航空は今年1月、週12便の成田-グアム線を廃止。28年には関空、中部国際空港路線も廃止しており、日本からグアムの路線から完全撤退した。
関空からは28年には週28便運航されていたが、現在はユナイテッド航空の減便などにより週14便に。そのほか、仙台や札幌、新潟や岡山など地方空港からの路線は軒並み廃止された。
大手航空会社の撤退の背景には、グアムは「安・近・短」のイメージが強く、ツアー料金が5万円以内といったキャンペーン価格が定着していたため、航空会社にとっては採算が取りにくかったこともある。
航空会社へ働きかけ
しかし、ここにきてグアム便に復活の動きが出てきた。関西国際空港からは韓国のLCC、チェジュ航空が新たにグアム路線を就航。7月から、週6便運航を開始。チェジュ航空の広報担当者は「大手の撤退による航空便の減少は、われわれにとってチャンス」と参入の理由を説明。8月1日に関空から大人1人が片道でフライトするとして、大手の正規料金は20万円(7月6日現在)近いのに対し、チェジュ航空は5分の1程度の4万円弱(同)という安さをアピールする。
グアム政府観光局の担当者は「航空路線は、極端に減少している状況」とみており、LCCなどの航空会社への働きかけを強化しており、ほかのLCC参入の可能性もある。
大手の状況も変わってきている。成田からのグアム便を1日1往復就航する日本航空は、今年3月25日からの夏ダイヤで、2往復に増やした。冬ダイヤでも継続し増便すると発表した。北朝鮮ミサイル問題から1年、“風評被害”に苦しむグアムにとっては明るいニュースだ。
グアムは再び手軽に行きやすい観光地として復活できるか、今が勝負のときかもしれない。
6461
:
チバQ
:2018/07/18(水) 18:48:08
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018071801001680.html
福岡空港民営化、提案内容を公表 百路線、3千万人超利用へ
17:42共同通信
国土交通省は18日、2019年4月に予定する福岡空港(福岡市)民営化で、運営委託先に選んだ九州電力や西日本鉄道などの「地元連合」による提案内容を公表した。民営化後30年となる48年度までに就航路線を100路線、利用旅客数を17年度の約1.5倍に当たる3500万人に増やすのが柱。九州の玄関口として存在感を高め、地域活性化につなげる狙い。
路線数は、アジア路線を中心に積極的に誘致し、国内、国際線を合わせて50近い現状から倍増させる。その施策として、新規就航を促す着陸料の割引を導入するほか、格安航空会社(LCC)棟を新設するなどして受け入れ能力の拡大を図る。
6462
:
チバQ
:2018/07/19(木) 14:41:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00010001-nishinpc-bus_all
福岡空港、2倍超の100路線へ 民営化案を公表 旅客は3500万人目標
7/19(木) 10:02配信 西日本新聞
福岡空港、2倍超の100路線へ 民営化案を公表 旅客は3500万人目標
福岡空港国内線の将来イメージ。商業施設やホテルなどが入る複合施設や立体駐車場を造るという(福岡エアポートホールディングス提供)
国土交通省は18日、2019年4月に民営化する福岡空港の運営事業者に選んだ、地場企業を中心とする企業連合の提案概要を公表した。航空機の着陸経路変更による発着回数の増加や新規路線の誘致を進め、徐々に利用者を拡大。運営期間である30年間で、路線数を現在の2倍以上の100路線、旅客数を約5割多い年3500万人(国内1900万人、国際1600万人)に増やす計画だ。
⇒【画像】どう変わる?福岡空港「着陸経路」変更案
地場連合は、西日本鉄道や九州電力などが設立した「福岡エアポートホールディングス」、三菱商事、シンガポールの空港運営会社などで構成。今月、運営を専門で担う特別目的会社(SPC)を設立した。
発着回数は4割増へ
福岡空港は現在、国内28路線、国際20路線が就航。SPCが路線誘致の専門部署を設け、東南アジアで営業を強化する。その後欧米にも広げ、30年後の目標は国内33路線、国際67路線。
また、25年度に完成予定の増設滑走路は、現在の運用方針では離陸に限定しているが、進入経路を変更することで着陸にも使用する。発着回数は17年度より約4割多い年23万5千回程度とする。
地場連合の入札額は4460億円
空港施設では、国内線ターミナルビルを増築し、物販店やビジネスホテル、シェアオフィスを整備。国際線ターミナルビルでは、隣接地に高級ホテルを誘致し、九州各地と結ぶバスターミナルも建設する。空港内にバス専用道を造り、国内線と国際線の移動時間を短縮するとした。
地場連合の入札額は4460億円。国交省が設定した最低入札価格は1610億円だった。
国交省は同日、審査講評も公表。三つの企業連合が通過した1次審査では、地場連合は最下位の得点だったが、2次審査で最高の入札額を提示した上、航空機利用者の利便性向上策や空港外の事業者との連携内容なども評価され、次点を引き離した。
=2018/07/19付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社
6463
:
チバQ
:2018/07/19(木) 14:41:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180719-00000016-san-l40
福岡空港民営化 30年後に100路線就航、利用者数3500万人目指す
7/19(木) 7:55配信 産経新聞
国土交通省は18日、福岡空港民営化の優先交渉権先となった西日本鉄道や九州電力などの地場連合による提案内容を公表した。来年春の民営化後の30年間で、旅客数を年間3500万人に増やし、100路線を就航させるとの構想を描く。「東アジアトップクラスの国際空港」づくりを目指す。(高瀬真由子)
路線については、アジア発着便を積極的に誘致する。国内線26路線、国際線18路線を、将来的に国内線は33路線、国際線は67路線へと拡充する。
海外との航空ネットワークでは対アジア路線を現状の8カ国、15路線から14カ国、51路線へと充実させる。欧米や豪州、インドなどと福岡を結ぶ便の誘致にも努める。
これらを実現すれば、アジアの拠点都市を目指す福岡にふさわしい空港に様変わりする。
空港の利用者数は、現在の2200万人(国内4位)から国内線1900万人、国際線1600万人へと伸ばす。
新規路線と増便を促すための施策として、着陸料の割引を導入する計画も立てた。
また、2本目の滑走路が増設される2025(平成37)年までに国際線の旅客ターミナルを拡張する。
格安航空会社(LCC)専用のターミナルも新設し、免税店を充実させるなど、「日本の玄関口」の役割を果たすにぎわい創出にこだわった。
また、早朝、深夜便や貨物便を、24時間利用できる北九州空港(北九州市)に誘導するなど、連携を深めることも提案した。
国際線と国内線の両ターミナル間のアクセスの改善にも力を入れる。バス専用道路を新設し、現行の15分を5分程度に短縮する。
利用客が九州、中国両地方の主要都市や観光地に直接、アクセスできるように国際線エリアにはバスターミナルを新設する。
福岡の都市機能を下支えする機能を兼ね備えた「エアポートシティ」をつくり、空港の魅力を高める。
国内線ターミナルには、複合商業施設や高級ホテルを整備し、集客力をアップさせる。空港内にはビジネスマンらが気軽に打ち合わせや作業ができるスペースも作る。
地場連合は空港運営を目指し、国の審査をクリアするため、地元ならではの視点にこだわった。空港運営に詳しいコンサルタントを入れ、国内外の航空会社へのヒアリングを実施し、空港の需要予測を何度も行った。
そうして、ライバルの企業グループと争った。1次審査では獲得ポイント数でトップを譲った。だが、2次審査に入ると、「利用者の利便性向上のための施策」といった審査項目や、運営権対価でもライバルを引き離した。
今回の提案公表に、福岡市の高島宗一郎市長は「地域を熟知している地場連合だからこその提案だ」と高く評価した。
福岡県の小川洋知事も「地場連合メンバーの得意分野を生かし、創意工夫がある」とコメントを発表した。
6465
:
チバQ
:2018/07/19(木) 16:15:30
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/433904/
発着18万8000回→23万回超 着陸経路を変更で間隔短縮可能に
2018年07月19日 06時00分
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福岡空港を運営する地場連合の事業計画に着陸経路の変更案が盛り込まれた。国は滑走路増設後の発着容量を年間18万8千回と想定していたが、経路変更などで23万5千回程度まで増えるとみられる。
福岡空港の着陸経路は風向きによって2通りある。航空機は、南風の場合は空港の北側から、北風の場合は南側から滑走路に進入する。地場連合が提案した変更は北風の場合だ。
現在は博多湾から福岡市・天神付近の上空を南下、福岡県春日市付近で旋回して着陸する。急旋回が必要なため自動運航は使えず、パイロットが左手に見える滑走路を目視で確認しながら手動で運航している。手動運航は航空機ごとに経路や速度にばらつきが出るため、安全上、着陸の間隔は自動運航よりも長めに取る必要がある。
一方、地場連合案は佐賀県上空などから福岡県久留米市付近へ南下。緩やかに旋回し、着陸までの直進距離を長く取る。これにより、自動運航で進入することが可能となり、航空機の経路や速度が一定に保たれる。航空機の着陸間隔は現在よりも短縮でき、着陸回数を増やせるという仕組みだ。
国は増設する滑走路を離陸専用にすることを想定していたが、地場連合は経路変更に合わせて着陸に使うことも計画。2本の滑走路で着陸機を迎えることで、さらに発着容量を上積みできるという。
地場連合が提案した久留米市などを通る経路は、現在も視界不良時に限って使っている。その割合は着陸機全体の7%程度だが、経路変更で25%前後に増える可能性がある。
空港の管制業務を担う国土交通省が地場連合の変更案を決定すれば、春日市付近で旋回する経路はほとんど使わなくなる見通しだ。
=2018/07/19付 西日本新聞朝刊=
6466
:
チバQ
:2018/07/19(木) 23:06:53
2716 チバQ 2018/07/19(木) 14:49:03
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180719-00175121-diamond-bus_all
欧州の航空会社が日本路線を相次ぎ増便、好調の理由は
7/19(木) 6:00配信
エールフランスを始めとする欧州の航空会社は、今夏の日欧路線において増便を相次いで発表。背景には、訪日外国人需要の伸びがある。好調な日欧路線市場をめぐり、国内航空会社も巻き込んで、各航空会社の提携など新しい動きが進む。(『週刊ダイヤモンド』委嘱記者 森川幹人)
● 週40便まで増やすと 強気のエールフランス
「日本は依然として重要なマーケットだ。2018年度夏季のスケジュールでも、現在週35便運航している便数を、週40便まで増やす」
エールフランスKLMグループのジャン・マルク・ジャナイヤック元CEOの答えは明確だった。最近になって、米国系航空会社による“ジャパンパッシング”が目立つが、そんなことは意に介することなく、日本市場の重要性を強調する回答だった。
日本路線を増便する欧州系のエアラインは、エールフランスKLMグループに限らない。ルフトハンザグループもエアバスの新型機A350を導入したり、同グループであるオーストリア航空の成田─ウィーン路線を18年5月に再就航(16年9月に運休)させたりするなど、日本路線を強化。その他、フィンエアーやイベリア航空も、18年中の増便を予定している。
その構造的な要因を、首都大学東京の戸崎肇特任教授は、10年に起きたJAL破綻の影響にまで遡って分析する。
「JAL破綻後、国内のエアラインは拡大路線ではなく、路線を絞り込んで搭乗率を上げる方向に舵を切った」という。その結果、欧州路線における搭乗率は上がったものの、座席が取りにくくなった。そこに目をつけた欧州系航空会社が、新たに参入したり、増便したりしているというのだ。
また、欧州の航空業界における構造変化も一因として挙げる。LCC(格安航空会社)の台頭によって競争の厳しさが増し、欧州系航空会社は収益面の業績を悪化させている。そうした中、「収益性を回復させるために、軸足を本来の長距離路線に戻そうとしている」というのだ。
さらに、2015年に起きたパリにおけるテロの影響が弱まってきて、日本から欧州へのアウトバウンド客が増加傾向にあることや、国内観光産業の伸びを受けて欧州から日本へのインバウンド客が増えていること、そして日欧双方の経済が好調でビジネス、観光ともに利用客が増えているという追い風も吹く。
6467
:
チバQ
:2018/07/19(木) 23:07:24
2717 チバQ 2018/07/19(木) 14:49:22
● JAL、ANAは 欧州系とのアライアンスで
それでは、国内航空会社はどう動いているのか。急激に欧州での拠点を増やすのは、リスクが高い。そんな状況で鍵を握るのは、欧州系エアラインとのアライアンスだ。
ANAはルフトハンザドイツ航空と組んでいるため、毎日運航している欧州行き10便のうちの6便を、フランクフルトやミュンヘンなどドイツの空港が占める(その他は、ロンドン、パリ、ブリュッセル、チューリッヒで、各国1空港ずつ)。乗客は両空港をハブとして、ルフトハンザドイツ航空の接続便に乗り継いで欧州各都市へ飛んでいくことができる。
もちろん、好調な日欧路線市場の状況を見て、同社が欧州の拠点を拡大していくことも検討しているようだ。18年10月末からは、アリタリア航空とコードシェアを開始する。
一方のJALは、16年10月から日本と欧州間の路線において、ブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、イベリア航空と共同事業を開始した。3社との共同事業によって、国内から欧州各都市への乗継便の選択肢が増える。
同社が17年10月から、成田―パリ便を運休し、17年10月から羽田―ロンドン便を増便したのは、ブリティッシュ・エアウェイズの便と接続できることが大きい。羽田―ロンドン便は、羽田空港を深夜に発着し、ロンドンへ早朝に到着するため、ブリティッシュ・エアウェイズとの乗り継ぎの利便性が向上する。
さらに、同社は先月になって、20年に新LCCを設立することを発表。新会社は成田空港を拠点に、欧州、米国、アジアの中長距離線を中心とする予定だ。
● 19年開催のラグビーW杯 東京五輪も追い風に
今後、日欧路線市場にとって鍵を握りそうなのが、19年に日本で開催されるラグビーW杯だ。ラグビーは欧州においては上流階級のスポーツなので、ラグビーW杯の観戦客は富裕層中心となる。彼らは旅行態度もよく、ビジネスクラスの利用など高単価も期待できるのだ。
前出の戸崎特任教授によれば、「19年W杯の開催時に空港での枠を確保するため、それまでに便数を増やして実績を積んでおきたい各エアラインの思惑もある」。当然ながら、20年には東京五輪も控えている。日欧路線においては、しばらく追い風が吹きそうだ。
週刊ダイヤモンド編集部
6468
:
とはずがたり
:2018/07/20(金) 13:50:40
日本貨物航空、整備記録改ざん…事故報告漏れも
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20180719-567-OYT1T50108.html
06:00読売新聞
日本郵船傘下の「日本貨物航空」(千葉県成田市)が航空機の整備記録を改ざんしていたとして、国土交通省は航空法に基づき、同社に対し、20日に事業改善命令を出す方針を決めた。事故報告漏れも重なっており、国交省は安全管理体制に重大な問題があると判断。同社に対する「連続式耐空証明」を取り消し、安全性証明の自動継続を打ち切る。航空事業者への連続式耐空証明の取り消しは初めて。
同社は貨物機11機を運航しており、毎年行われる安全性検査を免除されてきたが、取り消しにより、今後は毎年、受検しなければならない。
同社は昨年1月と今年3月、貨物機2機が鳥との接触などで機体前部に大規模な損傷を受けたのに、5月まで国に報告しなかった。これを受け、国交省が立ち入り検査を行った結果、4月に補給した潤滑油の量を実際より少なく記録するなど、整備記録のデータ改ざんが複数箇所で確認されたという。
6469
:
チバQ
:2018/07/23(月) 13:22:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00010000-travelv-bus_all
スカイマーク、2019年にサイパン線を新規就航へ、拡充続ける路線計画から新型機材導入まで成長戦略を聞いてきた
7/21(土) 12:11配信
スカイマーク・エアラインズは、新たにサイパン線を就航する。このほど開催した記者懇談会で、同社社長の市江正彦氏が今後の事業計画とともに、サイパン線について「2019年6月以降の就航になる」との見通しを示した。日本/サイパン線は、2018年5月にデルタ航空が成田線を運休し、現在は定期便のないオフラインの状態となっていた。
【関連写真】事業計画発表のもよう
同社の事業計画では、今年8月と来年5月にボーイング737-800をそれぞれ1機導入し、保有機材を29機に拡大。サイパン線の就航はそれ以降になる見込みで、まずは週2便ほどのプログラムチャーターで開始し、将来的に定期便化を目指していきたい考えだ。また、発地については、市江氏は「成田になるだろう」との見解を示した。
同社は今年5月に北マリアナ政府との間で日本/サイパン線の就航に関する基本合意(MOU)を結んだ。市江氏によると、スカイマークはすでに保有するボーイング737-800でETOPS(Extended-range Twin-engine Operational Performance Standards)を取得していることから、「サイパン側から打診を受けた」という。
サイパンを含む北マリアナ諸島への日本人旅行者の需要については、「旅行会社からの話を総合すると潜在力はあると思う」とコメント。デルタ航空も不採算路線になったため撤退したわけではないとし、177席のボーイング737-800での運航に期待を寄せた。なお、同社は今年2月に同社初となる国際線として羽田/仁川線で2往復のチャーター便を運航している。
今後の機材では自社保有も計画
このほか、専務取締役執行役員の本橋学氏が事業計画を説明。成長に向けた取り組みとして、自社養成パイロットの拡大に注力していく方針を示したほか、顧客満足度(CS)No.1を目指す取り組みとして、今年4月にCS推進室を立ち上げたことを紹介。また、引き続き定時出発率No.1に向けた取り組みを強化していく。
機材については、これまでは保有機26機すべてリース機だったが、そのうち3機の買い取りを実施。コスト低減やCF改善につながることから、今後もその割合を増やしていく考え。さらに、来年上期でボーイング737-800の生産が終了することから、後継機の選定にも着手する。今後の成長を見込み、「200席は欲しい」(市江氏)ことから、候補機はボーイング737MAXあるいはA320neoになると予想される。
6470
:
名無しさん
:2018/07/23(月) 13:22:35
2020年9月までの上場へ、路線拡充など引き続き成長戦略を
国内路線計画では、今年8月から中部/鹿児島線(2往復)と鹿児島/奄美大島線(2往復)に新規就航。さらに、羽田など24時間空港の利点を活かした深夜早朝便については、「旅慣れた旅客が多く、搭乗率は90%近い」(本橋氏)ことから、7月からは便数を拡充し、機材効率をさらに改善していく。
4月に民営化された神戸空港については、現在1日30往復便に制限されているが、地元自治体や経済界が規制緩和を議論していることから、その動きを注視していく。同社は現在神戸空港で1日22往復便、制限便数の70%近くのシェアを持っているが、「神戸は後背人口が多く、需要はある」(市江氏)と将来的な増便に期待をかけているところだ。
同社は今後も引き続き「第三極の航空会社として独自性を発揮していく」方針。そのうえで、2020年9月までの株式上場を目指し、成長戦略を推進していく考えだ。
トラベルボイス編集部
6471
:
チバQ
:2018/07/23(月) 13:59:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00000081-mai-bus_all
<スターフライヤー>台湾路線 福岡空港・冬ダイヤ就航断念
7/20(金) 20:10配信 毎日新聞
◇福岡空港の発着枠が確保できず
北九州空港を拠点とする航空会社スターフライヤーは20日、10月末の就航を予定していた台湾との国際定期3路線(北九州、福岡、中部)のうち、福岡空港からの路線について、10月末以降の「冬ダイヤ」での就航を断念すると発表した。福岡空港の発着枠が確保できないため。
北九州単独では採算が厳しいとみて3路線での運航を決めた経緯があるだけに、最も需要が高いとみられる福岡の発着枠が確保できなかったことは、4年半ぶりの国際線再参入に水を差した格好だ。福岡は航空法に基づく「混雑空港」に指定されるほどダイヤが過密。同社は来年3月末からの「夏ダイヤ」で再度、発着枠の確保を目指すかどうか検討するという。
冬ダイヤの国際線発着枠は4月ごろから調整が始まり、6月の国際会議で大枠が決まる。8月中旬以降、一部不要になった発着枠を確保できる可能性はあるが、それも競争率が高いため、確保できないと判断したという。同社は「路線減少で収入は減るが、コストも減るので大幅な収支悪化にはならない」と説明している。
また、他の2路線についても、おおまかな発着ダイヤを発表した。北九州線は台湾を正午前に出発し、午後3時前後に到着、北九州からは同4時半前後に出発する。中部は午前8時台に出発し、同11時前に到着。台湾からは午後7時台に出発する予定。【高橋慶浩】
6472
:
チバQ
:2018/07/23(月) 14:00:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00000001-hbcv-hok
北海道の7空港民営化 加森観光も入札参加へ フランスのパリ空港公団などと手を組み運営権取得めざす
7/20(金) 12:28配信 HBCニュース
北海道放送(株)
道内の7つの空港の民営化をめぐって、道内レジャー大手の加森観光がフランスのパリ空港公団などと手を組み、運営権の取得を目指すことがわかりました。
空港民営化では、新千歳空港のターミナルビルを運営する会社「北海道空港」が主導する地元企業連合や、外国資本の企業連合など、3つのグループが名乗りを上げています。
これら3つのグループの中で、加森観光はフランスのパリ空港公団が結成する企業連合に加入し入札に参加する方針であることがわかりました。外国資本と手を組むことについて加森観光は、道内への欧米路線の誘致が期待できるとみて加入に応じたということです。
空港民営化は国の審査を経て来年7月をめどに事業者が選ばれ、再来年6月から順次、運営が委託される予定です。
北海道放送(株)
6475
:
とはずがたり
:2018/07/31(火) 20:05:22
2017年09月23日 12時13分 JST | 更新 2018年06月29日 15時46分 JST
もしあなたの飛行機のチケットに「SSSS」と印刷されていたら...大変なことになるかもしれない
驚きの事実が明らかに。
Suzy Strutner
https://huffingtonpost.jp/2017/09/22/SSSS_a_23220019/?utm_hp_ref=yahoo
もしあなたが空港に行って、渡された搭乗券(ボーディング・パス)に「SSSS」と書かれていたら...あなたはFBIの「要注意人物」に誤って選出されているかもしれない。
アメリカからの出入国、あるいは経由する飛行機の搭乗券には、「SSSS」とプリントされる場合があるのだという。ビジネス・インサイダーが指摘した。
SSSSの文字が示しているのは、「Secondary Security Screening Selection」。つまり、2次的なセキュリティチェックの対象者に選ばれた、という意味だ。
選ばれた乗客は、カバンの中身や、旅行計画についての質疑応答、ボディチェックなどで10?30分間の追加のセキュリティチェックが課せられる。もしも問題なく通過できれば、チェックを受けたあとで飛行機には通常通り搭乗できるというが、念のため、空港には早めに到着すべきだろう。
BBCのバーマン・カルバシ記者は、自分の搭乗券には常に「SSSS」が印刷され、荷物の一つ一つが厳重に調べられていると訴えている。
アメリカのTSA(運輸安全局)の規定によると、この「SSSS」コードは2010年から運用が始まり、同時多発テロ事件のあった2001年9月11日以降に成立した法律を根拠にしている。
TSAの担当者によると、FBIのテロ対策ウォッチリストに名前がある乗客の搭乗券にはこのコードが印刷されるという。しかし、名前の記載がない人に対してもランダムに実施されている。
ハフポストUS版の取材に対して、担当者は「このシステムは搭乗者の危険性を事前に察知するプログラムで、乗客が空港に訪れる前に、乗客の名簿とウォッチリストを突き合わせることによって航空の安全性を高めます」と話した。
「直前に航空券を購入した人や、片道だけしか購入していない人、危険とみなされている国からアメリカに帰国する人は、よりSSSSの対象になる可能性が高いでしょう」と、旅行の専門家は指摘している。
理由はわからないが「トルコに行った帰りには必ずSSSSがプリントされているようだ」と投稿したブロガーもいた。
また、人種差別的な対象者の選出が行われていることを疑うツイートした人も。
…
ライフハッカーによると、もしあなたが、時たまSSSSに選ばれる程度ならば、過剰に心配することはない。
しかし、もし頻繁にプリントされるようだったら、あなたはFBIのウォッチリストに間違って入れられている可能性がある。そうした場合は、政府機関に連絡をすることを専門家は呼びかけている。
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳・編集しました。
6476
:
チバQ
:2018/08/01(水) 21:56:17
https://mainichi.jp/articles/20180802/k00/00m/020/044000c
国交省
「福岡空港」民営化 運営を「福岡国際空港」委託
毎日新聞2018年8月1日 18時36分(最終更新 8月1日 18時36分)
福岡空港の民営化で国土交通省は1日、同空港の運営を地元企業が設立した特定目的会社、福岡国際空港(福岡市)に委託する実施契約を結んだと発表した。
福岡国際空港は7月2日、九州電力や西日本鉄道などで構成する福岡エアポートホールディングスグループが空港運営のために設立した。民営化は業務の効率化やサービスの向上を図るのが狙い。今年11月からテナントの管理など空港ビル事業を手掛け、来年4月から空港全体の運営を担う。【石田宗久】
6477
:
荷主研究者
:2018/08/01(水) 23:06:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/206814?rct=n_hokkaido
2018年07/08 05:00 北海道新聞
新千歳従業員8千人超 10年間で1・5倍に 周辺人口押し上げも
【千歳】航空関連の事務所や土産物などの店舗、駐車場といった新千歳空港内の事業所の従業員が今年4月時点で初めて8千人を超え、10年間で約1・5倍に増えたことが、国土交通省の集計で分かった。国際線の新規就航や増便に伴い、地上支援業務を行う企業や商業テナントの従業員が増えた。地元の千歳市とその周辺に住む人がほとんどで、人口の押し上げ要因になっているとみられる。
同省新千歳空港事務所によると、空港内約260の事業所の従業員数は4月1日現在、8075人で、前年同期から431人増えた。10年前と比べ2542人、46%の増加だ。
乗客の案内や貨物積み降ろしなどの地上支援業務を担う企業で前年同期比140人以上増加したほか、ターミナルビル内の商業テナントは約100人増、税関・出入国審査・検疫(CIQ)も約40人増えた。
6478
:
とはずがたり
:2018/08/01(水) 23:14:05
韓国、利用者の少なさを理由に高速鉄道の仁川国際空港への乗り入れを4年で廃止
https://excite.co.jp/News/it_g/20180731/Slashdot_18_07_31_0514213.html
スラド 2018年7月31日 14時43分
韓国の高速鉄道である「韓国高速鉄道(KTX)」が、利用者数の少なさを理由として仁川国際空港への乗り入れを廃止するという(中央日報)。
廃止されるのはソウルから仁川空港を結ぶおよそ60km強の路線。この路線の運行が開始されたのは2014年で、4年での廃止となる。最近では1日に22便が運行されていたものの、座席の8割は空いていたという状況だったそうだ。KTXのほかの路線では列車が不足している状況で、仁川国際空港への乗り入れ廃止によって余った車両をほかの路線で活用するという。
一方、これによって韓国の地方都市と仁川国際空港を結ぶ直通便が消滅することになるため、地方自治体は反発しているという。
6479
:
荷主研究者
:2018/08/01(水) 23:28:43
https://this.kiji.is/391423358824383585?c=92619697908483575
2018/7/16 10:21 熊本日日新聞社
空港アクセス 議論再燃 JR延伸、モノレール敷設… 民営化で熊本県が検討 多額の費用
http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20180716kumanichi01.JPG
http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20180716kumanichi02.JPG
民営化を機に熊本空港利用者の増加が見込まれる中、熊本県は熊本市中心部との交通アクセス改善策の検討を10年ぶりに再開した。長年同空港はアクセスが弱点とされてきただけに、鉄道など公共交通機関の新設を含めた議論が熱を帯び始めた。
「検討状況は」「手段はJR延伸か、モノレール整備か」。6月の県議会特別委員会。空港の運営権を争う三つの企業グループが出そろった直後とあって議員からは質問が相次いだ。
県がアクセス整備のチャンスと位置付けるのは、2022年度に予定される新空港ターミナルビルの完成だ。アクセス関連は民営化の審査項目にも含まれており、近く始まる企業グループとの協議の中で、アクセス改善策の検討状況を示すスケジュールを描く。
■遅延が慢性化
国の航空旅客動態調査によると、熊本空港利用者の交通手段は自家用車が約半数。公共交通ではリムジンバスが最多だが、朝夕の混雑時を中心に遅延や乗客の乗り残しが慢性化している。50〜60分とされる市中心部との所要時間も同規模の仙台空港(鉄道で最短17分)などと比べて長いとされる。
県は改善の選択肢として▽JR豊肥線の分岐・延伸▽熊本市中心部からのモノレール敷設▽熊本市電の延伸▽道路整備、などを想定。利用者数や事業費、定時性、所要時間などの比較検討を進めている。
■コスト懸念
空港アクセスの改善策が検討されたのは今回が初めてではない。九州新幹線の全線開業時にもJR豊肥線の三里木駅から分岐し、空港までの9・8キロを新線で結ぶ案が浮上。だが事業費286億円に対して計画(1日5千人)の半数しか利用が見込めず、県は08年に事業を断念した。
今回も定時性に優れることから、豊肥線の延伸を軸に検討が進むとみられる。ただ熊本地震の影響などもあり資材や人件費が高騰する中、建設費を巡って再び費用対効果が課題となる可能性が高い。
さらに建設主体をはじめ、周辺の宅地開発や企業誘致の実現性など、検討項目は多岐にわたる。県幹部は「最適案を導くのは容易ではない」と漏らす。
■変わる玄関口
それでも今回、県庁内からは「10年前とは環境が全く違う」(企画振興部)と強気の声が上がる。熊本空港の利用者はインバウンド(訪日外国人客)の増加を背景に17年度は過去最高の334万人を記録。「格安航空会社(LCC)の台頭で海外からの旅行需要は増え続けており、現状のアクセスではいずれパンクする」と必要性を強調する。
県内では19年夏にバスターミナルとなる熊本市中心部の桜町再開発、21年春にはJR熊本駅の新ビルが完成予定。「それぞれの玄関口を有機的に結ぶことで交流人口の増加につながる。空港アクセスの強化は熊本の発展に不可欠」(熊本商工会議所の田川憲生会頭)など経済界からも待望論が上がる。
蒲島郁夫知事は「50年、100年後の発展の礎」と空港アクセスの改善に強い意欲を示すものの、県議会には「最終的な判断はどれだけコストがかかるかだ」と慎重な声もある。これから整備が加速する熊本空港だが、アクセス改善の青写真を具体化するには、県民を含めた丁寧な議論が求められそうだ。(並松昭光)
(2018年7月16日付 熊本日日新聞朝刊掲載)
6481
:
とはずがたり
:2018/08/03(金) 00:21:08
ダメ会社だったスカイマークが定時運航でJAL、ANA抑えトップになった理由
https://news.goo.ne.jp/article/dot/business/dot-2018080200006.html
08月02日 16:00AERA dot.
2015年に民事再生法を適用し、経営破綻した航空会社、スカイマークが急速に経営を改善している。国土交通省が7月31日に発表した2017年度(17年4月?18年3月)の国内航空会社の定時運航率(出発予定時刻以降15分内に出発した便数の割合)で国内トップに躍り出た。スカイマークの定時運航率は93.06%で2位の日本航空(JAL)を3.05ポイントも突き放した断トツのトップだった(17年10月末から運航開始のエアアジア・ジャパンを除く)。市場からいったんは「ダメ会社」と烙印を押された会社が短期間で再生しつつある。それはなぜなのか。
スカイマークは1996年に航空業界に第1号の新規参入会社として誕生した。大手旅行会社エイチ・アイ・エスの創業者、澤田秀雄氏が出資し、創業したが、事業には苦労した。既存航空会社の運賃の半額程度で勝負に出たが、既存航空会社はスカイマーク便前後の自社便の運賃を引き下げて対抗し、スカイマークの経営は苦境に陥った。澤田氏は04年にスカイマークの経営から手を引き、代わりにIT会社の経営者、西久保慎一氏が経営に参画したが、運航トラブルやエアバスとの契約トラブルで再び、経営が悪化し、15年に経営破綻した。
「安かろう、悪かろう」では経営が行き詰るのは世の習い。飛行機に乗る客は安全を求め、事故や故障がなく定時に出発することを願う。新規参入組だとしても客の目は厳しいのだ。かつてのスカイマークは「安かろう、悪かろう」の典型だった。
経営破綻前後の14年度の定時運航率は83.75%。スカイマークは国内航空会社11社(当時)の中で10番目の成績だった。スカイマークは、運賃は安いが、よく遅れるので、到着後の電車などへの乗り継ぎに困ることが多かった。私自身もスカイマークの最終便で羽田空港に着いたものの、間に合うと思っていた終電に乗れず、困った経験がある。
経営再建後、投資ファンド、インテグラル代表の佐山展生氏がスカイマーク会長に、日本政策投資銀行の常務だった市江正彦氏が社長に就任。不採算路線からの撤退や機種の統一などで経営合理化を進めるとともに、力を入れたのが定時運航率の向上だった。
市江氏が社長となり、知り合いから聞く声は「スカイマークはよく遅れる!」というものだった。
「ビジネス客は普通運賃で乗ってくれるが、遅れる飛行機には乗ってくれません。結局、安売りをして席を埋めなくてはなりません。これでは収益力はよくなりません」(市江社長)
経営再建には定時運航率を上げ、ビジネス客を取り込み、収益性を上げるということが至上命題だったのだ。
取り組みが始まったのが2016年10月。市江社長を本部長とする「定時性対策本部」がつくられ、整備、空港、客室乗務員、パイロットなどの関連部署が集まった。それまでも各部署がそれぞれに定時運航に取り組んではいたが、会社全体の活動にはなっていなかった。
6482
:
とはずがたり
:2018/08/03(金) 00:21:26
>>6481
定時運航には様々な部署の連携が必須だ。客をできるだけ早く機内に誘導しなければいけないが、整備の完了前に誘導はできない。整備が終わり、パイロットが飛行機を外から最終点検して、コックピットに入らないと客は機内に入れない。例えば、整備が終わっているのに、パイロットと運航管理部との気象条件や航路などの確認、打ち合わせが長引けば、客は待合室で待たされる。
チェックインカウンターや搭乗ゲート周辺で働くスタッフとの連携も大切だ。スカイマークのシステムはANAやJALのように保安検査場を客が通ったかどうかをリアルタイムで知ることはできない。そのため出発時刻の20分前になってもチェックインをしていなかったり、15分前に保安検査場を通っていなかったりする客に対して、「〇〇便のお客様はいらしゃいませんか」と地上スタッフが客の列に向かって叫ぶ必要がある。
経営再建中でコンピューター投資に多くのお金をかけることはできない。そのハンディを地上スタッフが走り、叫んで補っているのだ。そんな光景を見ていると、サービス向上とはお金や設備の豊富さが決めるのではないとよく分かる。
定時運航の実現には、地上スタッフ、整備担当者、客室乗務員、パイロットなどすべてのスタッフが、それぞれの場所で一工夫し、それぞれに連携しなければならなかったのだ。
市江社長は振り返る。
「スカイマークはANAやJALに比べて小さな会社だったこともよかった。当社はどのスタッフもみんなスカイマーク社員なのです。大手のように別会社の社員はいません。そのため同じ土俵で議論し、力を合わせることができました」
いまや正社員、派遣社員、子会社社員など様々な待遇の同僚たちと一緒に働く職場は一般的になったが、スカイマークはそうではなかったことが功を奏した。経営再建を進めるには、そこで働く人たちが同じ目標を見て努力し、いい結果が出れば同じようにそれぞれが成果を享受できなくては頑張れないにちがいない。ましてや現場で働くスタッフは子会社社員や派遣社員ばかりで、そこで頑張った成果は親会社の正社員がかすめ取っていくという組織ならば、現場は浮かばれない。
スカイマークの定時運航率は、経営再建1年目の15年度に7位、16年度にスターフライヤー(92.15%)、JAL(91.68%)に次いで3位の89.72%となり、17年度はとうとうJALを抑えて、トップに立ったのだ。
定時運航率がトップになりはしたが、スカイマークのブランド力はまだまだである。客の多くはスカイマークが「LCC(格安航空会社)」だと思い込み、LCCのように手荷物を預けると追加料金を取られるのではないかと思っているようだ。そのため無理やり大きな荷物を機内に持ち込もうとして、搭乗時間が長引くことがあるという。そのため空港のチェックインカウンターでは「手荷物はお一人様何個でも合計20㎏までは無料」と書かれた横断幕が下げられている。
経営再建企業にとっては、ブランド力や社員の満足度の向上は大きな課題である。すでに「定時運航率NO.1達成」のポスターが社内のあちらこちらに張られた。一つ確かな成果が出れば、社員の自信にもつながる。負け癖がついたチームが貴重な一勝ですっかり雰囲気が変わることもある。2020年9月までの再上場がスカイマークの経営目標である。すでに再上場の前倒しは視野に入りつつある。 (Gemba Lab代表 安井孝之)
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チバQ
:2018/08/06(月) 09:53:48
https://www.asahi.com/articles/ASL815VMML81TIPE02Q.html
福岡空港、東アジアトップ級に ホテルやオフィス設置へ
女屋泰之2018年8月2日08時42分
来年4月に民営化される福岡空港の運営事業者に選ばれた企業グループは1日、国と正式に契約を結んだ。グループの提案では、高級ホテルやオフィス、商業施設などをつくり、にぎわいを生み出す。東南アジア路線を中心に国際線を強化し、「東アジアトップ級の国際空港」をうたう。
運営するのは、地元企業が出資してつくった福岡エアポートホールディングス(HD)、西日本鉄道、九州電力などによる「地場連合」。地場連合は7月2日に新会社「福岡国際空港」を設立。新会社が国と契約を結んだ。
11月には空港ビルの運営が先行して移管され、来年4月には滑走路を含めた空港全体が民営化される。運営期間は30年間。地場連合は大きな設備投資(額は非公開)を計画している。
国内線ターミナルビルには、これまでになかったビジネスホテルや会議室などオフィス機能が入る。複合商業施設も新設し、年間800万人以上の来客を目指す。
国際線側には、高級ホテルを併設。大型の免税店も設ける。格安航空会社(LCC)の専用ターミナルも国際線側につくり、空港内の混雑緩和につなげる。
バスターミナルも新設する。広島や山口・宇部、下関とも結ぶ高速バス路線を新しくつくる。福岡市外の都市との路線数を現在の14から26路線にする。博多駅とつなぐ直行バスを現在の1日42往復から最大168往復まで増やし、市街地から空港への集客を狙う。
ログイン前の続き国内線と国際線の専用道路もつくる。現在は国内線と国際線は連絡バスで行き来できるが、一般の車も走る道路で信号などもあり、10〜15分ほどかかっていた。これをバス専用道にして5分ほどでつなぐ。
新会社は1日、「斬新な商業展開で、驚きや楽しさを発見しながら時間を過ごせる環境にしたい」とのコメントを発表した。運営期間の30年間に整備する予定だが、それぞれの施設をいつまでにつくるかは明らかにしていない。
滑走路の運営では、国際線を強化する。現在の18路線から30年後には67路線に拡大。前半はアジアの新規路線の誘致に注力し、後半は欧米豪やインドの複数の都市との路線誘致を狙う。
武器になるのが航空会社が空港に払う着陸料の設定だ。民営化後は、事業者が自由に設定できる。新規の就航や増便は着陸料を割り引くことを検討。新会社にはエアライン誘致の専任部署を設置する。これらの対策で、全体の利用者数を、現在の約2200万人から3500万人に増やす。
実現するためには、滑走路の処理能力の向上が欠かせない。福岡空港は羽田などと並ぶ「混雑空港」に指定されているからだ。
福岡の年間の発着回数は、遅延なく発着できる目安とされる16万4千回を超え、17年は17万8千回だった。現在、滑走路を増設する工事をしている。
これを21万回以上に増やす目標を持つ。着陸経路の変更案を検討している。空港南側から着陸する場合、これまでパイロットが手動で運航していたが、誘導電波に従って自動で操縦するルートに切り替える。手動よりも飛行機の間隔を狭められ、混雑緩和につながる可能性がある。
実現には変更後のルート下の自治体の理解が必要になる。新会社の担当者は「地域の理解を得た上で検討を進めたい」と話す。(女屋泰之)
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チバQ
:2018/08/06(月) 21:54:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180806-20200109-kantelev-soci
年間250個以上 空港で大量放置されるスーツケースを無料で引き取り 関西空港
8/6(月) 20:20配信 関西テレビ
年間250個以上 空港で大量放置されるスーツケースを無料で引き取り 関西空港
SNSなどで外国人観光客へ周知も
関西空港では要らなくなったスーツケースが大量に放置されて、置き場に困る状態が続いています。そこで、6日からあるサービスが始まりました。
【記者リポート】
「国際線出発口のすぐそばのこちらのカウンター。始まったのはスーツケースを無料で引き取るサービスです」
関西空港で始まった「スーツケースの再利用サービス」。不要になったスーツケースを無料で空港が引き取り、一部は再利用されます。
【アメリカ人観光客】
「良い取り組みだと思うよ。知らなかった!」
【中国人観光客】
「良いアイデアだと思う。環境も守れるし資源が必要な場合にはリサイクルできるし」
背景にあるのは急増する「スーツケースの放置」です。関西空港では1年前から空のスーツケースが放置されるようになり、1日に10個以上の日も。外国人観光客が新しいスーツケースを買い、古いスーツケースを置いていく場合などがみられます。
【関西空港警察署の担当者】
「これは、関西空港警察署に落とし物として届けられたスーツケースです」
放置されたスーツケースは近くの警察署に「落とし物」として届けられ一定期間保管されますが、ことし2月にはすでに山積みに。届けられる数は去年だけで258個と約5年間で3倍にまで増え、保管場所に困っているといいます。警察も頭を抱える「スーツケースの放置」。関西空港ではSNSなどで外国人観光客への周知を進めています。
関西テレビ
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チバQ
:2018/08/08(水) 18:21:40
https://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20180808-OYS1T50006.html
福岡空港運営、県も出資…非常勤取締役派遣で合意
2018年08月08日
契約書を手にする小川知事(中央)と西鉄の倉富社長(右)、九電の池辺社長(左)(7日午後、福岡市の福岡県庁で)
契約書を手にする小川知事(中央)と西鉄の倉富社長(右)、九電の池辺社長(左)(7日午後、福岡市の福岡県庁で)
2019年4月に予定される福岡空港(福岡市)の民営化を巡り、福岡県は7日、運営主体となる特別目的会社「福岡国際空港」に出資し、非常勤の取締役1人を派遣することで、同社への出資企業と基本合意した。県の出資比率の上限は10%で、一定の発言権を確保する。県は今後、出資額を決めた上で、株式を取得するため、議会に補正予算案を提出する方針だ。
国土交通省が実施した民営化の入札では、西日本鉄道や九州電力などの「地場連合」でつくる福岡エアポートホールディングスを中核とする企業グループが運営権を取得した。大手総合商社、三菱商事とシンガポールの空港運営会社「チャンギ・エアポート・グループ」も参画しており、福岡国際空港は今年7月、各社の出資で設立された。
7日は、西鉄の倉富純男社長や九電の池辺和弘社長らが福岡県庁を訪れ、小川洋知事とともに契約書に署名した。小川知事はその後、記者団に対し、「福岡空港は九州、西日本、アジアの拠点となる。十分な意思疎通を図り、広域行政の立場から地域の声を反映させたい」と語った。
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:
チバQ
:2018/08/08(水) 18:26:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180808-00000029-asahi-soci
お盆の中部空港、駐車場足りない 「飛行機乗り遅れも」
8/8(水) 10:29配信 朝日新聞デジタル
お盆の中部空港、駐車場足りない 「飛行機乗り遅れも」
お盆の混雑期だけ一般向けの臨時駐車場に転用される従業員用の契約駐車場=2018年8月3日午前11時49分、愛知県常滑市の中部空港
お盆の混雑期(11〜19日)を迎える中部空港(愛知県常滑市)が駐車場不足に悩んでいる。これまでの臨時駐車場が新ターミナルの建設工事で閉鎖され、過去6年のピーク実績を下回る8100台分しか用意できないからだ。空港会社は電車やバスの利用を呼びかけるが、「お客様の協力がないと、駐車場があふれて飛行機の乗り遅れも生じかねない」と心配する。
【写真】中部空港のお盆の混雑期の駐車場容量とピーク実績
空港にある一般向け駐車場は昨春まで、立体駐車場5800台分と空港島南端の臨時駐車場4300台分の計1万100台分があった。臨時駐車場はお盆や年末年始、春の大型連休に使われたが、格安航空会社(LCC)専用の新ターミナル建設に伴い昨年5月以降、段階的に容量が減り、今年5月に閉鎖された。
空港会社も対策を講じてはきた。昨夏以降、愛知県企業庁の土地を借りるなどし、今夏は計2300台分を別の場所に臨時駐車場として確保した。このうち、480台分は空港内の各事業所従業員らが使う契約駐車場を今夏の混雑期だけ特別に転用したものだ。
中部空港の駐車場利用は、2016年夏のピーク時に1万台を突破し、一時、駐車場に入れない車の列ができたという。駐車場が減り始めた昨夏以降、空港会社は混雑期の集客イベントをやめたり、広告やCMを使ったりしながら、電車やバスの利用を呼びかけ続けている。空港会社の要望を受け、空港に乗り入れる電車なども輸送力を増強。名鉄は特急の一部を4両編成から8両に増結し、バス会社も一部で増便する。
昨夏ピーク時の利用実績は8295台。奥野康生・アクセス対策室長は「取り組みがなければピークで1万1千台の需要があった」として、2割以上を削減できたと分析。このお盆はピーク時で1万2千台の需要があるとして、8100台分の駐車場で乗り切るために3割以上減らす必要に迫られている。「お客様の協力が大前提。それなしでは崩壊してしまう」と気をもむ。
空港会社によると、中部空港に来る人の4割が車を利用。成田や関西の1割程度と比べて突出している。空港では、ボーイング787初号機を展示する複合商業施設「フライトオブドリームズ」が今秋以降にオープンするなど、新施設の建設が目白押し。だが、駐車場不足は来夏も続く。電車やバスにどう振り替えるかは大きな課題だ。
空港会社は来年度上期内の新ターミナル運用開始に合わせて、立体駐車場1200台分を整備。来秋に空港島にできる愛知県国際展示場の3400台分も含めて、計約1万400台分の駐車場を確保する方針だ。(豊平森)
朝日新聞社
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:
チバQ
:2018/08/20(月) 22:03:55
https://mainichi.jp/articles/20180821/k00/00m/020/095000c
国際線
LCC、地方空港への就航倍増 アジアから観光客
毎日新聞2018年8月20日 20時00分(最終更新 8月20日 21時54分)
全国の地方空港で格安航空会社(LCC)による定期の国際線開設が相次ぎ、2018年夏スケジュールでは65路線と2年前から倍増した。その恩恵を受ける地元や周辺の自治体などは観光産業の活性化に期待を寄せている。一方で、東京など大都市に比べ遅れ気味な受け入れ態勢の強化も急務となる。
「歴史に刻まれる大きな出来事。東日本大震災からの復興の力になる」。花巻空港(岩手県花巻市)に今月1日、台湾のLCC、タイガーエア台湾が就航し、同県の達増拓也知事は空港であった式典で、1964年の開港以来の悲願だった国際定期便の実現を歓迎した。
花巻空港から入国する台湾の旅行者は世界遺産の中尊寺に加え、青森や秋田の桜の名所も巡ることが多い。岩手県の担当者によると、同県内だけでも三陸海岸など太平洋側まで足を延ばす人はまだ少ないといい、「新たな観光ルート開発の余地があり、東北全体ではさらに大きくなる」と話す。
タイガーエア台湾が今年1月に就航した小松空港の地元、石川県では金沢市内だけでなく、飛騨高山や合掌造り集落、立山黒部アルペンルートに足を延ばしているほか、金箔(きんぱく)張り、和服など文化体験へのニーズも高まったりしているという。
愛媛県では、昨年11月にチェジュ航空(韓国)が就航後、道後温泉や松山城、四国と本州を結ぶ「しまなみ海道」などを訪れる韓国人が増えた。しまなみ海道へは、台北からLCCで岡山空港に入国して向かい、自転車で往復する台湾人も増えている。
イースター航空(韓国)のソウル線が昨年11月に就航した鹿児島県では、以降の月別の韓国人の延べ宿泊者数が前年同月比で約6割増から3・6倍の間で推移。同様に昨年12月にソウル線が就航した宮崎県でも今年1月の韓国人宿泊者は前年の2・2倍。旅行者が地方に直接降り立つことで滞在時間が長くなる効果も期待できる。
外国人旅行者の増加を背景に、九州(沖縄を除く)と山口の計8県では8月1日から、電話による15カ国語対象の通訳サービスを受けられるようにした。広域での設定は、周遊を促すのも狙いだ。愛媛県も8月中旬、電話通訳サービスを独自でスタートさせた。
外国人旅行者の動向に詳しい日本交通公社の川口明子・主任研究員は「今後もLCCの増加基調は続き、地域振興の好機になりそう。温泉や古民家宿泊、地域食体験など、目的を持って訪れる旅行者に響くメニューの充実が大事だ」と話す。【宇都宮裕一】
LCC
運賃が大手の半額程度と格安な航空会社。英語の「Low Cost Carrier(ロー・コスト・キャリアー)」の略。大手の航空機より座席間隔を狭くして1機当たり座席数を増やしているほか、手荷物預かりや機内食の有料化などのサービスを簡素化し、航空機の機種数を減らして整備費を抑えるなど、経費を削減している。米欧では運賃や路線の自由化を受け1980〜90年代に台頭、シェアは現在、3割。日本では、2007年に豪州のジェットスター航空が関西国際空港に初就航。国内初のLCCは12年3月に運航開始したピーチ・アビエーション。これまで関空や成田など大都市の国際空港での就航が中心だった。
6491
:
とはずがたり
:2018/08/21(火) 22:54:04
ANA、欠航相次ぐ状況解消へ 「10月までで収束」
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASL8P55XVL8PUTFK015.html
17:44朝日新聞
エンジン点検の影響で欠航が頻発していた全日空は21日、冬ダイヤ(10月28日?来年3月30日分)を発表した。運航は前年同期比で国際線は同じ規模、国内線は微増となる見込みで、「欠航が相次ぐ状況は10月までで収束できる」(広報)と説明している。
同社では使用する米ボーイング787型機のエンジン点検が必要となった影響で、7月から欠航が相次いでいた。冬ダイヤでは、点検の影響による運休・減便は、名古屋―上海など国際線3路線にとどまる見込み。
また、同社は羽田空港の国内線の出発便に限り、12月1日から保安検査場を通過する締め切り時間を現在の「出発15分前」から「出発20分前」に早めると発表した。同空港第2ターミナルの拡張工事の影響で、搭乗口までの移動時間が長くかかるため。他の空港の締め切り時間は出発15分前のままだという。(北見英城)
6492
:
名無しさん
:2018/08/25(土) 13:07:25
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20180825/6000002511.html
空港24時間化で1千億円効果
08月25日 09時17分
宮城県は、仙台空港を24時間化することで、今より利用客が200万人以上増え、新たに1000億円あまりの経済効果があるとする推計をまとめたことが明らかになりました。
県では、こうした推計を説明し、24時間化に向けた地元の理解を得たい考えです。
仙台空港の運用時間は現在、午前7時半から午後9時半までですが、県は観光客の誘致に向け運用時間を24時間化したい考えで、その場合の経済効果などを推計しました。
それによりますと、24時間化によって早朝や夜間は、LCC=格安航空会社を中心とした旅客便が、深夜から早朝にかけては貨物の専用便の新たな就航が見込まれるとしています。
こうしたことから、昨年度およそ340万人だった利用客は550万人に増え、新たにおよそ40の定期便が就航すると見込んでいます。
この結果、外国人旅行者による消費や貨物の取扱量が増えることなどにより、新たに1000億円あまりの経済効果があると推計しています。
県は、仙台空港の24時間化に向けて、今月27日から来月4日にかけて地元の名取市と岩沼市で説明会を開くことにしていますが、こうした推計に加え、空港の周辺で行った騒音の予測調査の結果を説明し、地元の理解を得たい考えです。
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:
とはずがたり
:2018/08/26(日) 20:17:36
英仏航空大手がイラン便休止へ 来月後半から 米制裁発動で収益見込めず
08月24日 09:09産経新聞
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1808240010.html
【パリ=三井美奈】欧州の航空大手、フランスの「エールフランス」と英国の「ブリティッシュ・エアウェイズ」は23日、両国の首都とイランを結ぶ直行便を来月後半から休止するとそれぞれ表明した。トランプ米政権のイラン制裁再開で、収益が見込めないとして市場撤退を決めた。
仏公共放送によると、エールフランスは今月、米国のイラン制裁発動にともなってパリ?テヘラン便を減便しており、9月18日から運行を全面休止するとしている。また、ブリティッシュ・エアウエイズは、ロンドン発テヘラン行きを9月22日、テヘラン発ロンドン行きを同23日を最後に休止する。
欧州では、エールフランス系列のKLMオランダ航空が7月、9月24日からアムステルダム?テヘラン便を休止すると発表している。欧州の各航空大手は、2015年にイランが米欧など6カ国と核合意を結んだ後、相次いでイラン便を再開していた。
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:
チバQ
:2018/08/30(木) 19:15:02
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201808/0011589893.shtml
2018/8/30 05:30神戸新聞NEXT
空港でキャンプしてみませんか? 但馬空港が期間限定で企画
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但馬空港周辺で見られる星空。天気が良ければ見られるかも?=豊岡市岩井(アルビレオ天文台提供)
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但馬空港周辺で見られる星空。天気が良ければ見られるかも?=豊岡市岩井(アルビレオ天文台提供)
芝生広場でのんびりと過ごす利用者たち(但馬空港ターミナル提供)
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芝生広場でのんびりと過ごす利用者たち(但馬空港ターミナル提供)
夜は満天の星、朝は発着陸する飛行機を眺める-。そんな空港ならではのキャンプ企画を、但馬空港(兵庫県豊岡市岩井)の運営会社「但馬空港ターミナル」が売り出している。1日の飛行機の定期便が、朝夕4本しかないことを逆手に取り、滑走路が目の前の芝生広場を有効活用。10月14日までの期間限定で、キャンプ場として有料で貸し出す。(秋山亮太)
キャンプができるのは、搭乗口などを備える建物の北側。フェンスで囲まれた芝生広場の一角で、広さは約1500平方メートルある。テントは持ち込み制。料金は1張につき、午前9時〜午後6時の「デイキャンプ」が500円、正午から翌日昼まで過ごせる「ナイトキャンプ」が1500円で、最大1日8組程度が利用できる。
キャンプ場とは言っても、会場はあくまで広場。炊事場や洗い場、シャワー設備などは一切なく、トイレも同じ敷地内にある「事業者棟」の1カ所のみ。バーベキューは原則炭火しか使えず、発電機もNG。キャンプ慣れした玄人向けだ。
「設備はたしかに不十分ですが、魅力もたくさんあります」。担当する同ターミナル業務管理課の井上悦雄課長(55)によると、空港周辺は建物がなく、街灯も少ないため、好天ならば美しい星空が広がるという。「滑走路内の赤いランプが点灯しているので真っ暗ではないんですが…」と言うが、夜は十分暗い。滑走路までの距離も200メートルほどと近いため、日中は飛行機やヘリコプターの離着陸を間近で見られるという。
一つ懸念されるのは、夜に現れるシカやタヌキ、イタチなどの動物だ。同社によると、「フェンスに囲まれているので、これまでに野生動物が入った形跡はない」とのこと。井上課長は「もし出た時は、サファリ気分でフェンス越しに遠目で観察してみて。今後も、空港利用以外でも親しんでもらえる施設を目指したい」と話している。
同空港のホームページにある用紙に必要事項を書き、利用日の5日前までに持ち込むか、メールやファクスで申し込む。但馬空港ターミナルTEL0796・26・1500
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荷主研究者
:2018/09/02(日) 23:10:09
>>50
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=459671&comment_sub_id=0&category_id=256
2018/8/24 中国新聞
軌道系の整備断念 広島空港民営化で県表明、採算見通せず
http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20180824chugoku01.JPG
http://tohazugatali.web.fc2.com/air/20180824chugoku02.JPG
広島空港(三原市)で最大の課題であるアクセス手段の改善策を巡り、広島県は23日、JR白市駅(東広島市)と空港を結ぶ鉄道の整備を断念する考えを示した。採算を確保するためには空港の年間乗客数が少なくとも1千万人になる必要があるとして、現実的ではないと位置付けた。アクセスの向上は道路網の整備や改善を軸とし、経済界などの理解を得たい考えだ。
2021年4月の空港民営化に向けた魅力づくりなどを議論する官民組織が23日、県庁で開いた会合で提案した。9月6日の次回会合で、その是非が審議される。広島都市圏と空港を直結するリニア鉄道なども含めて、旧広島西飛行場(広島市西区)から移転する前の1989年から検討されてきた軌道系アクセスの整備を巡る議論は、大きな転換点を迎えた。
県は今回、アクセスの改善策を探る一環で、鉄路の採算性をはじいた。JR白市駅と空港を結ぶ約8キロを367億円で建設し、広島駅と空港を直通54分で結ぶと想定。空港の乗客数に占める鉄路の利用者は、10年の採算性調査の2割から9%に引き下げた。広島高速5号の開通で、空港リムジンバスの乗客が増えると見込んだという。
この結果、採算を確保できる空港の年間乗客数は1千万〜1070万人となった。県がこの日の会合で示した、民営化の最終年度となる50年度の乗客数の目標は500万人。現行の1・7倍の水準だが、採算ラインの半分の水準だった。
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とはずがたり
:2018/09/03(月) 18:13:53
2018/08/01 12:30
顧客満足度最低、全米を席巻する「スピリット航空」に乗ってみた
https://forbesjapan.com/articles/detail/22308?utm_source=ycd&utm_medium=yahoojp-p4-c3-dl
長野 慶太 , OFFICIAL COLUMNIST
アメリカ連邦航空局(FAA)のルールで、すべての航空機は、「非常退避2分ルール」というものが適用される。満席でも2分で退避できるように搭乗員は訓練され、また機内のデザインや座席の配置も、それをクリアすることが求められる。
逆に言えば、そのルールをクリアする限り、航空会社は機内にひとつでも多くの座席を置いて価格競争に勝とうとしている。そのあまり、ますます機内が窮屈になって我慢の限界を超えてきたとして、米国消費者団体が、連邦航空局を提訴したり、議員に働きかけて新たな法制化を試みたりしたが、いずれも失敗に終わった。
裁判所の判断は、安全面の確保は、通路の幅の確保であり、前の座席にあなたの膝がぶつかろうとも、それは問題にはならないということだ。なので、座席をどう並べるかは、今後も一切、航空会社の裁量に任されることが明確になった。競争は一層激化するはずだ。
エコノミークラスが3種類
確かに、「エコノミークラスのスペースは狭くなった」と誰もが言う。が、より正確に言おうとすると、エコノミークラスの種類が増えたということだ。
…つまり、航空会社の弁明としては、少しでも安い価格を提供し、なおかつ、お客さまにアップグレードの機会を差し上げている、ということになる。つまり、選択肢を与えて、顧客満足度につなげるという論法だ。
もし、顧客満足度を測る正確な統計があれば、おそらく航空会社の論理は正しい。しかし、顧客満足度を犠牲にしてでも、安さをとる乗客は意外に多い。すると、「大嫌いだけど大好きだ」という航空会社もでてくる。
スーツケースに約3000円の料金
一例をあげると、ラスベガス空港は、発着便の増加で継続的にリニューアルを続けているが、このところ、あっという間に出発カウンターの半分が黄色のロゴで埋め尽くされた。スピリット航空という航空会社だ。「ウルトラローコスト」を掲げ、間違いなく全米で最も安い運賃を提供している。自社のホームページでは、他社より3割以上安いと謳っている。
そのため、どんどん需要を増やしているが、ウィキペディアによれば、顧客満足度は全米で最低。実際、顧客満足サーベイサイトのスカイトラックスでは、スピリット航空の満足度は10点満点中の3点だ(JALは8点)。
スピリット航空に試乗した筆者の体験でも、スーツケースを預けると約3000円かかり、椅子はリクライニングしないし、なんと機内持ち込みの荷物もラップトップバッグを超えるサイズのものには料金がかかる。機内ではアルコールはおろかジュース類もすべて有料。
ちなみにスピリット航空のシートピッチは70センチであり、これは平均的なアメリカ人には我慢の限界を超えているように見える。
「安かろう悪かろう」にも限界がある
自由貿易、自由経済を信奉する筆者としては、安全が確保されるなら、他の部分は確かに自由競争を原則とし、各社の裁量に任すのがよいと思ってきた。しかし、ちょっとそれも考え直す機会となった。
選択肢を与えているからそのほうがいいのだと主張するには、大半の利用者がメインキャビンとメインキャビンエクストラとプレミアムエコノミーを正確に認識でき、さらにJALとアメリカン航空の違いがわかるようになっていることが前提ではないだろうか?
「醤油やお箸を持参し、トイレも使わない顧客は3割引にします」というレストランが現れたら、その店はネット上でさんざん叩かれ、評価は全部星1つでダントツの最低、しかしそれでも安いので商売繁盛になるだろうかと想像してみた。だけど、なんか楽しくないよね、みなさん、そんな食事。
6498
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チバQ
:2018/09/04(火) 17:32:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000013-khks-soci
<仙台空港時間延長>「24時間化が大前提」知事、実現へ意欲
9/4(火) 11:14配信 河北新報
村井嘉浩知事は3日の定例記者会見で、宮城県が目指す仙台空港(名取市、岩沼市)の運用時間(午前7時半〜午後9時半)延長について、24時間化を前提に地元との話し合いを進める意向を明らかにした。
格安航空会社(LCC)の増便や国際貨物専用便の就航などに結び付けるため、村井知事は「24時間化を大前提として職員に指示した」と強調。「最も重要なのは住民の理解、協力だ。東北の拠点空港にするため、ぜひ実現したい」と強い意欲を示した。
県は8月末、運用時間延長の手続きに必要な地元の合意を目指し、住民を対象にした説明会を始めた。村井知事は「少し時間をかけながら話をしていきたい」との考えを示し、合意を取り付けるまでには「数年はかかる」と見込んだ。
中央省庁による障害者雇用の水増し問題で、2017年に国へ報告した知事部局の障害者雇用119人のうち、3人は障害者手帳のコピー提出や自己申告がなかったことが判明した。
村井知事は「カウントが正確ではなかった」と認めた上で、「障害者が生き生きと働き、社会全体で支え合う気持ちが大事だ。本質を見失い、数字だけを追っているような状況は残念」と話した。
6499
:
チバQ
:2018/09/04(火) 17:36:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180903-00000014-mai-soci
<仙台空港>24時間運用計画 住民、騒音に懸念
9/3(月) 9:41配信 毎日新聞
<仙台空港>24時間運用計画 住民、騒音に懸念
宮城県が24時間運用を目指す仙台空港=仙台国際空港提供
宮城県が旅客数増加などを見据え将来的に目指すと表明した仙台空港(名取市、岩沼市)の24時間運用。初の住民説明会が先月末に名取市館腰公民館で開かれ、住民からは騒音に対する不安や、飛行ルートの変更を求める声が上がった。現行の運用時間(午前7時半から14時間)が始まったのは2001年。地元と覚書を交わすまでは提案から6年を要し、地元の理解を得るには時間がかかることも予想される。【早川夏穂】
仙台空港は16年7月、国管理空港として初めて民営化され、昨年の旅客数は過去最高の344万人に上った。現在、国内では羽田や関西国際など8空港で24時間運用可能としており、格安航空会社(LCC)のシェア拡大や他空港の機能強化などで、旅客数を増やしたい空港間の競争は激化している。
県によると、24時間運用で旅客数は550万人に増え、東日本大震災以降、減少傾向にある貨物も6350トンから2・5万トンに拡大するという。県内への経済波及効果は年間1031億円と見込む。
一方、説明会に参加した名取市堀内の男性(67)は「一番の懸念は騒音だ。今も家の中でテレビの音が聞こえなくなることもあり、飛行ルートを替えてほしい」と表情を曇らせた。県の騒音予測調査によると、両市にある測定地点12カ所で航空機騒音防止法が定める住宅防音工事補助の対象(62デシベル)を超える場所はない。だが、うち2カ所は学校などの共同利用施設で工事補助対象となる57デシベルを超えるとみられるという。
県は8月27日に両市議会で24時間運用を目指す方針を表明。名取市の山田司郎市長は同29日の定例記者会見で「現時点では賛成、反対と言える材料がない。平穏な住環境が確保されることや、経済効果など総合的に判断したい」と述べた。岩沼市の菊地啓夫市長は同31日の定例記者会見で「市として空港とともに発展していきたい思いはあるが、(24時間運用の)デメリット部分もあるので、しっかりと説明を聞きたい」と話し、ともに慎重な姿勢をみせた。
県は運用の開始時期を明言しておらず、今後は知事、両市と空港を運営する仙台国際空港による四者協議会を中心に市民や市議会とも対話を続ける方針。県の担当者は「これからも意見交換の場を設け、住民のいろいろな意見を聞いて丁寧な説明を繰り返していきたい」と話した。
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:
とはずがたり
:2018/09/04(火) 19:57:45
関西空港 全体を閉鎖 空港にいる人は移動できない状況
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180904/k10011607931000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005
2018年9月4日 18時24分
台風21号の影響で、関西空港は滑走路などが浸水したため、午後3時から閉鎖されていて、陸側とつながる連絡橋も通れないことから空港内にいる人たちが孤立した状態になっています。
関西空港を運営する「関西エアポート」や国土交通省によりますと、関西空港では2つの滑走路のうち、陸側に近い「A滑走路」が台風21号の影響で浸水しました。
全長およそ3500メートルのA滑走路は、標準海面からの高さが5メートルで、滑走路に面した駐機場も全域が水没し、エンジン部分の一部が水に浸かっている旅客機も数機あるということです。
このほか複数の空港施設が浸水したことから、関西エアポートは午後3時に空港全体を閉鎖しました。
さらに、陸側とつながる関空連絡橋も通れなくなっていて、空港にいる人たちは外に移動することができず、孤立した状態になっています。
この連絡橋は強風のため午後1時20分から通行止めになっていましたが、同じころタンカーが衝突して船橋が橋にのめり込み、道路部分が壊れている様子も確認されています。
西日本高速道路によりますと、連絡橋の通行止め解除の見通しは立っていないということです。
また、ターミナルビルの隣にある複合商業施設は浸水していませんが、強風で割れたガラスで1人が軽いけがをしたということです。
一部では停電しているものの大きな混乱は起きていないということで、関西エアポートが体調が悪い人がいないか施設の中を確認しています。
関西エアポートによりますと、今回の浸水は空港の開業以来最も大きな被害だということで、詳しい被害状況の確認を進めています。
多くの場所で浸水 全体の被害状況は不明
大阪航空局によりますと、関西空港では滑走路のほか多くの場所が浸水していますが、全体の被害状況はわかっていないということです。
このうち、浸水したA滑走路に面したスポットからは複数のコンテナが流されてきているほか、航空貨物の仕分けを行っている「第一貨物代理店ビル」では強風で屋根が飛ばされたということです。
また、複合商業施設「エアロプラザ」や連絡橋の近くにある「展望ホール」の前も浸水しているということですが、これらの建物の中には水は入っていないということです。
ターミナルビル 停電でエアコン効かず
関西空港のターミナルビルは一部で停電となってエアコンが効かなくなっているほか、多くの旅行客が食料品を買い求めるためにコンビニエンスストアに詰めかけ、店の前にはおよそ50メートルほどの行列ができました。
また、携帯電話がつながりづらい状況も続いているということです。空港を運営する「関西エアポート」は、空港内にいる人の人数はまだ把握できていないということです。
関西エアポートでは関係機関などとともに、停電の復旧や通信の状況の改善を急ぎたいとしています。しかし、運用再開の見通しはたっておらず、旅行者などの宿泊先の確保などを検討しているということです。
香港からきた男性は「エアコンが効かないので暑いです」と話していました。一緒に来た女性は「すごい台風です。早く香港に帰りたい」と話していました。
浸水した貨物地区からターミナルビルに避難してきた従業員の男性によりますと、午後1時すぎから急激に雨と風が強まり、滑走路の側から建物の方に水が押し寄せてきたということです。
男性は「屋根の一部が壊れるような音も聞こえてきて、命の危険を感じたので避難してきた」と話していました。
航空評論家「事前の対策必要だった」
関西空港の浸水被害について、日本航空の元機長で危機管理に詳しい航空評論家の小林宏之さんは「A滑走路はB滑走路に比べて海面からの高さが低いので、高潮への備えが大事だ。今回のような予報が出た場合は、滑走路が浸水しても、電波関係や灯火などの設備が水に浸からないよう土のうを積んだり、地上の車両を事前に避難させたりする対策が必要だった」と指摘しています。
また、今後の運航への影響について、「滑走路は水が引けば航空機の離着陸ができるが、地上で運航を支援する車両などがすぐには使えないので、便の数を減らなければならないのではないか」と話しています。
その上で、「羽田や中部など海上にある空港では浸水の被害が起きる恐れがあり、今回の被害を教訓にすべきだ」と話しています。
6501
:
名無しさん
:2018/09/04(火) 23:10:59
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180901-00547784-shincho-soci
日航機墜落は自衛隊のせい――元CAが書く「御巣鷹山」トンデモ本
9/1(土) 5:57配信
デイリー新潮
日航機墜落は自衛隊のせい――元CAが書く「御巣鷹山」トンデモ本
悪貨は良貨を……
今年も「鎮魂の夏の日」が過ぎ去っていった。1985年8月12日、日航123便が御巣鷹山に墜落。520人の命が失われた大事故から早33年の時が経った。しかし、いくら時間が経過しようと、「8・12」の記憶がもたらす痛ましさが変わることはない。今なお残る事故の生々しさ。目下、それを「悪用」するかのような本が話題になっている。
それは日航機墜落事故に関する「シリーズ本」で、日航の元キャビンアテンダントだという青山透子(ペンネーム)なる人物が書いたもの。昨年7月、今年5月、そしてこの7月には最新作『日航123便墜落 遺物は真相を語る』(以下、『日航123便』)が出版され、版元の河出書房新社によると、「3部作」の累計発行部数は実に13万7千部に達し、青山氏は推計で2千万円超の印税を手にしたと見られる。しかし、
「中身はいわゆる陰謀論。あれは事故ではなく、自衛隊が『関与』した事件だったのではないかというのです」(大手紙文化部記者)
実際、『日航123便』にはこう記述されている。
〈国産巡航ミサイル(陸上自衛隊の88式地対艦ミサイル=編集部注)の洋上飛行実験中に突発的事故が起きて、日航123便の飛行中、伊豆稲取沖で垂直尾翼周辺に異変を発生させた。即座にファントム2機が追尾してその状況を確認した。自衛隊はそのミスを隠すために一晩中墜落場所不明としていた、と考えると筋が通る〉
要は日航機が自衛隊のミサイルによって墜落させられた可能性を匂わせているわけだ。だが陸上自衛隊は、
「当時、実用試験期間ではありましたが、85年の8月12日に88式地対艦ミサイルの射撃実験は行われていません。また、当ミサイルは艦船の破壊が目的なので、艦船よりも速く移動する航空機を追尾することはできません」
と、そもそもの大前提が荒唐無稽であると否定し、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏もこう一笑に付す。
「もし自衛隊のミサイルが撃ち落していたのであれば、指示を出した人や実行した人全てに箝口令を敷き、且(か)つ痕跡も完璧に消し去らなければならない。そんなことは不可能です。トンデモ本という印象を受けます」
6502
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チバQ
:2018/09/04(火) 23:26:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000090-jij-soci
関空運航再開「見通せず」=1日500便発着、影響広がる―台風21号
9/4(火) 19:34配信 時事通信
関西国際空港は台風21号による高潮の影響で滑走路が水没し、閉鎖する事態となった。
浸水はターミナルビルなどの施設にも及び、空港を運営する関西エアポートは「再開は見通せない」と説明している。
国土交通省によると、関空は4日午後3時に閉鎖された。同社が排水作業をしているが、ビルの地下など広範囲で水に漬かる被害が出ているとみられる。
台風の影響で、空港と大阪府南部を結ぶ鉄道は運転を見合わせ、道路も通行止め。さらに、タンカーが対岸を結ぶ連絡橋に衝突したことによって、橋の安全性確認も必要になっている。
関空では、旅客機の発着が1日平均で460〜470便。貨物機も同40便程度あり、閉鎖時間が長引くほど影響が大きくなる。
埋め立て地で、比較的低い地盤の関空。周囲が海に囲まれている海上空港で、高潮の被害を完全に避けるのは難しいものの、同省航空局は「ここまでの浸水は初めてではないか」と話す。
台風による被害は浸水だけにとどまらない。関空の商業施設では突風により窓ガラスが割れ、1人が負傷。貨物ビルでも風によって屋根がはがれたという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000018-kobenext-l28
台風猛威「全く予想できず…」 疲労困憊、関空で足止め“孤立”の男性会社員
9/4(火) 22:50配信 神戸新聞NEXT
台風猛威「全く予想できず…」 疲労困憊、関空で足止め“孤立”の男性会社員
冠水と連絡橋破損に伴い、関西国際空港内で孤立した人たち=4日午後(山田陽介さん提供)
台風21号で冠水した関西空港では、強風で流されたタンカーが連絡橋に衝突して通れなくなったことも重なり、多くの人が孤立。国際線出発前に足止めを食らった神戸市北区の会社員、山田陽介さん(44)は「帰ろうにも帰れない。どうしようもない」と肩を落とした。
【動画】神戸の市街地で大規模冠水
旅行会社に勤める山田さんは観光商品の開発に向けてカナダを視察するため、午後6時前の便で渡航予定だった。昼間にラウンジにいた際に雨風が急激に強まり、「聞いたことのないごう音。大きな物がぶつかるようだった」と驚いた。
同1時ごろ停電し、空調もストップ。「暑くてここにいられない」と向かったコンビニには飲食物を求める人が殺到。約1時間並んでレジに着いたが、おにぎりやサンドイッチは売り切れ。お茶やカップ麺、缶詰を購入したが、「お湯は出ず、ラーメンは食べられない。明朝までしか持たない」と不安そうに話した。
待機所として解放された搭乗口へ移動する途中、ガラス越しに破損した連絡橋とタンカーを見た。「ここまでの威力とは…。全く予想もできなかった」。いすに座って夜を過ごしたが、「空港側から今後の説明が何もない。待つしかない」と疲れた様子だった。(佐藤健介)
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チバQ
:2018/09/04(火) 23:26:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000653-san-soci
台風21号 「関西経済に大打撃」 関空被害、影響長期化を懸念
9/4(火) 22:47配信 産経新聞
近畿地方を中心に大きな被害をもたらした台風21号。関西の空の玄関口、関西国際空港も滑走路や空港施設が浸水し、タンカーが連絡橋に衝突する前代未聞の事態に見舞われた。復旧のメドは立っておらず、航空便への影響が長期化すれば、好調で推移する関西への外国人客の減少につながる恐れがある。
関空を運営する関西エアポートによると、平成29年度の総旅客数は2880万人と過去最高を更新。中国や韓国、東南アジア圏を中心とした訪日客が牽引(けんいん)。30年度は開港以来初めて3千万人を突破すると期待されていた。被害の全貌は明らかになっておらず、関西エアの関係者は「こんなことは初めて。信じられない」と呆然(ぼうぜん)。関空を拠点とし、訪日客の利用も多い格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの担当者は「被害の正確な状況が分からないため、今後の運航への影響も見通せない」と話した。
「関空がダメになると関西の訪日客はほぼダメになる。今回の状況が続けば大打撃」と懸念するのは訪日客向け旅行会社、フリープラスの小西宏明取締役。さらに不安視するのは、冠水した滑走路の映像などが全世界に流れることで起こる可能性のある関空の風評被害だ。小西氏は「大阪北部地震の影響からようやく元通りになるところだった。イメージダウンがとても怖い」と指摘した。
アジア太平洋研究所の稲田義久数量経済分析センター長は「現在の関西経済を牽引しているのは、対アジアを中心にした輸出とともに訪日外国人客の消費」とした上で「被害の長期化は地元経済への不安要因。運営する関西エアにとっても大きな試練だが、最近はSNS(会員制交流サイト)などで訪日客への情報発信力もついてきており、そういった経験が事態の早期の終息につなげられれば」と話した。
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