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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

3510チバQ:2012/03/27(火) 21:47:32
http://www.asahi.com/business/update/0327/TKY201203270567.html
2012年3月27日21時12分
エア・ドゥ、社名も「AIRDO」に 10月に変更へ関連トピックス株主総会[PR]

 北海道国際航空(愛称エア・ドゥ)は27日、社名を10月1日から「AIRDO」に変更する、と発表した。ブランドイメージの定着と、知名度の一層の浸透を図るため、としている。6月に開催予定の株主総会で承認をえる方針。同社は1996年、北海道を拠点とする航空会社として設立された。

3511チバQ:2012/03/27(火) 21:51:48
熊本や北京の人なら福岡空港使ったほうが早くて便数があって利便性良さそうだが

http://kumanichi.com/news/local/main/20120327002.shtml
熊本―大連―北京線で調整 中国南方航空 2012年03月27日




 県が熊本空港への国際定期路線誘致を目指して協議を続ける中国の航空会社「中国南方航空」(広州市、譚万庚社長)が熊本線は中国・大連経由の北京発着で調整していることが26日、分かった。

 同社は需要予測などを見極め、路線開設について判断するとみられる。

 羅明毫大連支社長ら同社の幹部数人が28日に熊本入りし、蒲島郁夫知事と会談。県内の経済人と交流するほか、熊本城や阿蘇などの観光地も視察する。

 日本で、同社は札幌、仙台、新潟、富山、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の9空港に乗り入れ、中国の都市と結ぶ定期路線を運航している。このうち仙台、新潟を除く7路線は大連線か、大連経由線。

 現在、熊本空港の国際定期路線は週3往復している韓国・アシアナ航空のソウル線のみ。1980年代後半にはドラゴン航空が香港への定期チャーター便を運航していたが、これまで中国と結ぶ定期路線は開設されていない。

 九州からの北京線は福岡発着の中国東方航空と中国国際航空の2路線のみ。

 中国南方航空は中国国内で80都市、海外30都市に660路線を持つ中国トップクラスの航空会社。旅客数ではアジア一を誇る。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)大連事務所によると、大連は中国東北部の遼東半島に位置し、人口669万人。日本とのつながりも深く、東芝やキヤノンなども進出。九州では、北九州市が事務所を構えている。(福井一基)

3512チバQ:2012/03/28(水) 22:55:54
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120328/biz12032819150053-n1.htm
伊丹空港ジェット機増便 11市協「プロペラ枠」開放を認める
2012.3.28 19:15
 関西国際空港と7月に経営統合する大阪(伊丹)空港の周辺11市でつくる大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)が、発着可能回数が余っている伊丹のプロペラ枠について、プロペラ機に限定せず低騒音ジェット機の就航も認めることで合意したことが28日分かった。これを受け、国土交通省は6月末までに策定する両空港の運用に関する基本方針に伊丹の「柔軟運用」を盛り込み、両空港の最適運用による収益拡大を目指す。

■新関空会社の収益力向上へ

 伊丹の発着枠は平成16年以降、1日にジェット機200回、プロペラ機170回に制限されてきた。ジェット枠が需要に足りていないのに対し、プロペラ枠は約30回余っている。プロペラ枠の開放が実現すれば、航空政策の歴史的な転換点になる。30日に大阪市内で開かれる国交省と地元自治体との意見交換会で表明する。

 関係者によると、11市協は今月下旬、22年4月に適用された騒音値の区域分けの基準値を下回ることを条件に、現在就航している主なプロペラ機種と騒音が同程度以下のジェット機がプロペラ枠を使って乗り入れることを容認することで合意した。大阪市と兵庫県川西市が細部で反対していることに配慮し、両市の意見も付帯して国に回答する。

3513チバQ:2012/03/28(水) 22:59:27
>>2592-2595
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120328-OYS1T00573.htm
福岡空港増設アセスへ、需要予測を下方修正

 滑走路増設が計画されている福岡空港について、国土交通省と福岡県、福岡市でつくる検討協議会は28日、国がやり直した空港の需要予測を了承した。航空機の発着回数の予測は従来より下方修正されたが、現滑走路の限界を超えており、国交省は早ければ新年度に、2本目の滑走路整備に向けて環境影響評価(アセスメント)に着手する。

 予測のやり直しは、2010年に政府の行政刷新会議の事業仕分けで空港全般について予測が過大と指摘を受けたことなどに伴う。最近の路線数や経済の停滞傾向も踏まえて精査した。

 それによると、年間発着回数は「2030年度に17・6万回」。これまでの「32年度に18・1万回」より下方修正されたが、現滑走路の限界は14・5万回で、増設の必要性は変わらないとの結論になった。

 国交省は今後、環境影響評価(約3年)などを経て、設計、工事に入る。計画では現滑走路の西側に2500メートルの滑走路を整備。事業費1800億円、工事期間は7年と見込まれる。

(2012年3月28日 読売新聞)

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/294191
福岡空港増設アセスへ 協議会了承
2012年3月28日 13:46 カテゴリー:九州 > 福岡 政治
 国と福岡県、福岡市は28日、福岡空港の滑走路増設計画を検討する協議会を福岡市で開き、計画を進める方針を決めた。今後は環境影響評価(アセスメント)に向けた準備が進む。

 協議会で国土交通省九州地方整備局は、1500人を超す市民から寄せられた意見や、有識者による技術検討委員会が了承した国による空港の需要予測を報告した。計画推進が決まったことで、整備局は「国から予算が認められ次第、環境アセスを実施できるよう準備する」としている。

 計画によると、現在の滑走路の210メートル西側に全長2500メートルの新しい滑走路を並行して増設。事業費は約1800億円で、年間処理容量は従来の14・5万回から18・3万回に増える。

 計画は2009年から進められていたが、国交省が需要予測の推計手法を見直したことや、10年の行政刷新会議の事業仕分けで過去の需要予測が過大だったと指摘されたことで、需要予測を立て直していた。

=2012/03/28付 西日本新聞夕刊=

3514チバQ:2012/03/29(木) 21:52:30
中華航空はスカイチーム

http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=52829
エバー航空、スターアライアンス加盟へ、13年後半か
2012年3月29日(木)

 スターアライアンスは3月29日、エバー航空(BR)の加盟方針を発表した。BR会長のジェームズ・ジェン氏は「慎重に検討をおこなった結果、スターアライアンスへの加盟が最適であると判断した」とし、「すでに加盟しており、BRとネットワークの相互補完が可能である中国国際航空(CA)とともに、中国/台湾韓のフライトを拡大する」とコメントした。

 加盟作業の期間を考慮すると、加盟時期は2013年後半となる見込み。BRの加盟により、加盟予定を含めた加盟航空会社の数は30社となり、1日あたり2万2000便を191ヶ国1345都市に運航することになる。特に、高雄とスラバヤはスターアライアンスの路線網にとって新たな就航地となる。

3515名無しさん:2012/03/29(木) 22:05:27
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001203290004
県に全株取得提言/静岡空港ビル管理会社
2012年03月29日


知事への提言を説明する富士山静岡空港会社取締役の鈴木修・スズキ会長兼社長(右)ら企業経営者=静岡市葵区の県庁

 静岡空港ターミナルビルを所有、管理する「富士山静岡空港会社」(牧之原市)の吉岡徹郎社長らは28日、川勝平太知事と会談し、2014年3月末までに同社の全株式を県が買い取るよう提言した。同ビルと、県有の他の空港施設の運営を一体化させたうえで再び民間事業者に運営を委託すれば、空港運営が効率化できるとした。


 ■運営一体化 促す


 また、ある空港関係者は、この提言の背景には、今後の同空港の利用拡大には国際線の拡大や格安航空会社(LCC)の誘致などが重要になり、そのための同ビルの拡張など多額の設備投資が不可欠になるという事情があるとしている。


 県は、静岡空港の整備や運営形態の見直しなど、ビジョンの再構築を求められた形だ。


 提言を受けて川勝知事は会見し、「空港会社と県の(空港管理などの)契約が切れる2014年3月以降の提言をいただいた。もう一度、一から空港経営を検討する段階に入った」と話した。


 この日の会談には吉岡社長のほか、取締役の鈴木修・スズキ会長兼社長ら同社役員が参加。会談後に会見し、提言を出すに至ったのは、台北への定期便就航など国際線の増加▽空港の防災拠点化や周辺一帯を開発する県の「ティーガーデン構想」の発表▽滑走路管理の民間委託を認めた法改正案提出など、「環境の変化」があったと説明。変化に応じた経営改革が必要だとした。


 取締役の神谷聰一郎・静岡銀行元会長は「空港会社は必要最小限のものをつくり、手弁当でやってきて黒字にできた。環境が変わり、飛躍のための態勢整備が必要だ」と説明。鈴木氏は「知事からは、(空港会社の)赤字を短期間で解消してお返しいただくのに感謝する、とねぎらいの言葉があった」と述べた。


 空港会社は前知事の要請で、地元企業などが共同出資して06年に設立。県から約27億円を借り入れてターミナルビルを建設し、管理、運営してきた。「運営の効率化」を目的として民設民営方式が採用され、現在は13企業と牧之原市が計約9・9億円を出資している。

3516チバQ:2012/03/29(木) 23:13:15
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120329/wec12032921240011-n1.htm
ピーチの〝光と影〟浮き彫りに 就航から1カ月、きょうも4便欠航
2012.3.29 21:17 (1/2ページ)[westライフ]

「ピーチ・アビエーション」初号機到着時のセレモニー
 4月1日で運航開始から丸1カ月を迎える日本初の格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは、長崎空港で起きた客室乗務員の操作ミスにより29日に続き30日も4便が欠航する。少ない機材をフルに運行するため、トラブルや整備の遅れが欠航の連鎖につながるLCC特有のリスクが露呈した形だ。ピーチは割安な運賃で平均搭乗率8割程度と好調を維持しているが、初の運行トラブルはLCCの“光と影”を浮き彫りにした。

 今回のトラブルでは、28日午前に長崎空港を出発前の機体で、乗務員が誤って緊急時の脱出用スライド(滑り台)を作動させ、機体の修復が必要となった。航空関係者は「頻繁に起こるトラブルではない」としており、発足間もないLCCにおける乗務員の習熟度向上も課題となった。

 トラブルが起きた長崎線は25日に就航したばかり。誤操作のあった28日は長崎−関西国際空港線が3便欠航し、29日は同じ機材を使う予定だった関空−長崎線と関空−福岡線の計6便が欠航。30日も同4便の欠航が決まっており、さらに福岡線1往復にも欠航の可能性があるという。

 ピーチは現在3機で3路線を運行しており、機体トラブルに備えた予備機を保有していない。このため、欠航本数の増加や長期化につながっている。

 格安運賃のため乗客は他社便への振り替え措置も受けられない。ピーチは自社の別便に振り替えるか返金で対応している。現時点では大半の利用者が返金に応じており、大きな混乱はないというが、LCCのデメリットが明確になった。

 一方でピーチの搭乗率は運行開始以降、平均で80%前後を維持している。搭乗率が80%を超えると、「予約する側にとっては満席に近い状態に感じられる」(国土交通省関係者)とされており、滑り出しは上々だ。

 8月下旬以降の台風シーズンには悪天候による欠航も予想されるだけに、利用客にとっては運賃の安さの“代償”を冷静に見分け、受け止める姿勢が求められそうだ。

3517チバQ:2012/03/29(木) 23:17:56
>>3163スカイマーク仙台就航の話は消えたのか?

3519チバQ:2012/03/30(金) 22:28:06
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120330dde041040069000c.html
成田空港:ビジネスジェット専用ターミナル完成
 千葉県成田市の成田空港に首都圏初のビジネスジェット専用ターミナル「プレミア ゲート」が完成し、30日に供用記念式典が開かれた。出入国手続きに時間をかけたくない企業経営者や、おしのびで来日しファンや取材攻勢を避けたいハリウッドスターらの利用を想定している。

 専用ターミナル(560平方メートル)は、第2旅客ターミナルビルの南側にあった空港施設1階を約1億5000万円かけて改装した。利用者は、到着または出発1回ごとに25万円の使用料を成田国際空港会社(NAA)に払うと、わずか10分ほどで税関・入管・検疫の手続きを終え、一般の旅客や報道陣の目に触れることなく空港を後にできる。国際的な大企業経営者などの出入りを活発化させ日本への投資を促す効果も期待できることから、政府もスムーズな手続きに協力する。

毎日新聞 2012年3月30日 東京夕刊

3520チバQ:2012/03/31(土) 12:23:18
http://www.nnn.co.jp/news/120331/20120331006.html
中国便の定期化 受け入れ態勢づくりが課題
2012年03月31日

 中国・上海市の格安航空会社(LCC)「春秋航空」のチャーター便が29日、初めて米子鬼太郎空港(境港市佐斐神町)に乗り入れた。鳥取県が同社に定期路線化の働き掛けを強める中、中国人観光客を呼び込む仕掛けや中国の代表的な買い物決済手段「銀聯(ぎんれん)カード」の導入など、受け入れ態勢づくりが課題となっている。


鳥取県内を観光後、春秋航空のチャーター便で出国する中国人観光客=29日、境港市佐斐神町の米子鬼太郎空港
 鳥取県は21日から4泊5日の日程で、北京市の料理店オーナーや旅行会社、マスコミ関係者ら約30人を県内観光に招待した。口コミで鳥取をPRしてもらい、中国での知名度アップを図る狙いだ。

 参加者の一人で長年観光行政に携わってきた北京市旅游行業協会の熊玉梅副会長は「中国人の主流は東京や大阪観光。対抗するには氷温技術やカニなどテーマを決めたコースを作るべき」と差別化を提案する。

 参加者からは「直行便があれば便利」との声もあったが、北京市内に100以上の窓口を設ける北京青年旅行社の李盛江総経理は「直行便がなくても大阪、京都に鳥取を組み込んだコースで売り込める」と現状での商品化も可能とみている。

 4月からは同協会の会員30人程度が月1回程度のペースで鳥取県観光に訪れる。

▽地域購買の仕組み
 高松空港や佐賀空港では既に春秋航空の定期チャーター便が週2〜3便運航している。1便当たりの中国人団体客は20〜80人。高松市と佐賀市は東京・関西や九州コースの一部に過ぎず、地域の店舗で購買してもらう仕組みづくりが最大の課題となっている。

 日本で最も長いアーケードを誇る高松中央商店街では、中国人の間で普及する銀聯カードのシステムを200店以上が導入。中国語版のクーポン券や観光マップも作成し、購買意欲をかき立てる。

 佐賀県では中国人が県内で1泊する場合、1人3千円を助成して地元滞在を促す。

 香川県観光振興課の笠井正宏課長補佐は「中国で香川の知名度はゼロ。目的地に選んでもらうには、現地PRなどで認知してもらうしかない」と話す。

▽外貨獲得チャンス
 中国では外貨持ち出し制限が5千ドル相当(40万円程度)と決まっているため、口座から代金を引き落とす銀聯カードが普及している。観光庁の訪日外国人消費動向調査では、2010年4〜12月期の1人1回当たりの旅行消費単価は中国人が約17万円と第4位。地方には「外貨獲得」の絶好のチャンスとなっている。

 ただ、銀聯カードのシステム導入には2万〜10万円かかるため、鳥取県の補助制度があるとはいえ、山陰での加盟店は非常に少ない状況。

 外国人客の増加傾向を受け、昨年春に銀聯カード加盟店となった妖怪饅頭総本店(境港市本町)では「震災の影響による観光客の減少でまだ効果を実感できないが、準備しておかないと実際に来られたときに対応できない」と万全を期す。

 県国際観光推進課の森本誠人副主幹は「実際に中国人客の姿が見えてくれば、受け入れ対応も変わってくると思う。観光客と受け入れ側の双方が満足できる態勢づくりを目指したい」と話している。

3521チバQ:2012/04/01(日) 20:33:11
>>3508-3509
4月2日から就航するとのこと
ネットの噂では、袖の下が不足していたからとか・・・

3522チバQ:2012/04/02(月) 08:20:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120401/CK2012040102000059.html?ref=rank
世界に売り込め「セレブ便」 成田にビジネス機専用ターミナル
2012年4月1日


高級感あふれるビジネスジェットの機内=成田空港で


 成田空港に首都圏初のビジネスジェット(BJ)専用ターミナルが完成し、31日から運用が始まった。主に企業や団体のトップ、個人事業主ら「富裕層」が仕事やレジャーの移動手段、あるいは商談や交渉の場として活用しているBJ。一般にはなじみが薄いセレブの世界をのぞいてみた。 (小沢伸介)

 機体の外観はそれほどでもないが、内装の豪華さには思わず目がくらんだ。価格は数十億円。チャーターでは一時間五十万円とか百万円レベルの料金が発生するというが、運航会社の担当者は「安全性の高さと快適さが魅力」と胸を張った。

■出入国100歩以内
 BJ専用施設は約五百六十平方メートルで、第二旅客ターミナルビルの南端にある。こぢんまりとした空間で税関と出入国管理、検疫の各業務が行われる。出国では六十歩、入国では百歩で施設内を通り抜けられた。

 東京入国管理局成田空港支局の担当者は「利用者数に応じて入国審査官を配置する」と話し、スムーズな審査に全面協力する。空港に着いてから飛行機に乗り込むまで、一般の旅客なら二時間かかるところ、三十分以内で済むという。

■守られる秘密
 利用者のプライバシーが確実に守られるのも特徴。施設は周辺の敷地も含めて一般の立ち入りが禁止されている。出発、到着口は植栽で目隠しする念の入れようだ。利用料金は一回二十五万円。時間の大幅な短縮と秘密を守る経費といえる。

 専用施設の整備は、国土交通省の成長戦略に盛り込まれた。BJを積極的に受け入れることが、日本の競争力強化や経済成長に貢献すると主張している。

 成田国際空港会社は基幹の国際線に加え、国内線、格安航空会社(LCC)、BJを四本柱とする多機能空港を掲げ、今回の専用施設整備に一億五千万円を投じた。

 森中小三郎社長は「最近は羽田に行くケースも多くなってきたが、専用施設ができて海外の利用客も増えると思う。世界に積極的に売り込んでいきたい」と意気込む。

   ◇  ◇

 「バス停しかなかった日本にタクシー、ハイヤー乗り場ができた」。NPO法人日本ビジネス航空協会(東京都千代田区)の佐藤和信副会長は、成田空港のBJ専用ターミナルを陸上交通に例えてこう説明する。

 日本の空港は、大型機による定期運航を前提に運用されてきた。好きな時に好きな場所へ行けるBJとは発想が異なり、「日本はBJで飛んで行くことができない地と世界中から思われている」(佐藤氏)という。

 機体の保有は米国の一万九千機に対し、日本は四十五機。欧米では専用空港が多く、発着回数が年九万回近い空港も。成田は昨年五百三十一回で、桁違いの少なさだ。

■航空の多様化
 国交省がBJに対応して航空規則を緩和する方針を示すなど、航空の多様化を後押しする動きは最近のことで、普及にはまだ時間がかかるともいわれている。

 ただ、利用者が増えればチャーター料も安くなる。佐藤氏は「BJのタクシー的な活用が、定期便の確保に苦労する地方空港の生き残りにもつながるだろう」と将来を展望した。

<ビジネスジェット> ビジネス目的に使われる定員が主に30人以下のジェット機。超小型から太平洋を横断できる大型まで機種は多彩。運航形態は、個人や法人が所有する自家用と、運航会社から機体をチャーターする商用に分類される。最近の機種は安全装備が充実し、安全面で大手航空会社に匹敵。専用施設を利用すれば防犯面が格段に向上する。成田の専用施設は県営名古屋、中部、神戸に次ぎ国内4空港目。

3523チバQ:2012/04/02(月) 22:59:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012040100120
震災当日、86機が目的地変更=管制官ら前日訓練、無事着陸−成田、羽田が同時閉鎖
 東日本大震災が発生した昨年3月11日、成田、羽田の日本の2大空港は、同時に全滑走路が閉鎖された。両空港に向かっていた86機の航空機は、日本国内の別の空港に目的地変更を余儀なくされたが、事故や深刻なトラブルは起きず、全機が無事着陸した。前例のない事態の中、空の安全はどう守られたのか。
 国土交通省によると、両空港は午後2時46分の巨大地震で滑走路が閉鎖された。羽田は午後3時55分までに4本全ての閉鎖を解いたが、鉄道が動かないためターミナルビルに人があふれ、多数の旅客機受け入れは困難だった。成田では駐機場に乗客らが避難し、深夜まで閉鎖が続いた。
 成田行きの70機のほとんどは羽田を、羽田行きの16機の大半は成田を、目的地に着陸できない場合の代替空港に指定していた。このため新たに着陸先を決める必要があった。
 国交省東京航空交通管制部(埼玉県所沢市)では発生時、約70人が航空管制を担当していた。この管制官らは全員、前日10日に羽田空港の滑走路閉鎖を想定した年1回の訓練を偶然受けていた。
 直後から約30人の管制官を追加し、同省航空交通管理センター(福岡市)と連絡を取った。滑走路が使える空港の駐機場の空きを調べ、管制卓で航空機と無線交信する管制官に伝えた。
 管制卓では、各航空機に残りの燃料量や乗客数を確認。北米便を中心に飛行可能時間の少なかった計14機の機長が緊急事態を宣言したため、他機に優先して着陸させた。
 86機は午後8時48分までに、関西21機、中部17機、新千歳14機など13カ所に着陸した。うち米国系の11機は在日米軍横田基地が受け入れた。(2012/04/01-14:34)

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3524チバQ:2012/04/03(火) 19:21:09
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120403/hyg12040302010001-n1.htm
神戸航空交通ターミナル、特別清算申し立て 市、17億円損失見込む
2012.4.3 02:00
 神戸市の外郭団体「神戸航空交通ターミナル」は2日、神戸地裁に特別清算を申し立てた。負債総額は平成22年度末決算時点で約7億円。市は、出資金や貸付金など総額約17億円の損失を見込んでいる。

 3月末の同社の株主総会で解散を決議していた。同社はポートアイランド2期で、関西国際空港の利用者の出国審査とチェックイン機能を持つ「神戸シティエアターミナル(K−CAT)」を運営していたが、利用低迷で14年から休眠状態となっていた。

 存廃をめぐっては、外部の有識者らでつくる市外郭団体の検討委員会が昨年末に「すでに役目を終えており、速やかに解散・清算すべきだ」とする最終意見を市に提示していた。

 市などは今後、7月ごろの清算を目指して手続きを進める。

3525チバQ:2012/04/04(水) 20:58:50
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120404/biz12040409550006-n1.htm
シンガポール・チャンギ空港 専用ターミナル9月閉鎖 LCC運賃値上がりも
2012.4.4 09:54 (1/2ページ)

チャンギ国際空港のLCC向けターミナルで順番を待つ利用者たち。同ターミナルは9月に閉鎖し、通常ターミナルとして生まれ変わる(ブルームバーグ)
 シンガポールのチャンギ国際空港は、今年9月に格安航空(LCC)向けの「バジェットターミナル」を閉鎖し、2017年までに「第4ターミナル」を新設する。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。

 閉鎖・新設の目的は国際線の増便などによる利用客増加への対応だが、新ターミナルがLCC向けではなく商業施設などを大幅に拡充した通常ターミナルとなるため、LCC便の運賃への影響が懸念されるほか、完成までの混雑などを指摘する声があがっている。

 豪シンクタンクのアジア太平洋航空センター(CAPA)によると、同空港の通常ターミナル使用料は乗客1人当たり28シンガポール(S)ドル(約1830円)で、LCC向けの現行18Sドルよりも55%割高になっている。新ターミナルの使用料は通常ターミナルと同程度になると見込まれており、コスト増となればLCC便の運賃値上がりにつながる可能性もある。

 閉鎖でターミナル移動が決定したシンガポールのLCC大手タイガーエアウェイズは「顧客サービスの向上という成長戦略を掲げる重要な時期に重なる」と不満を表明した。

 また、ターミナル閉鎖に伴って同空港の年間旅客受容能力は現在の7300万人から6600万人に低下する。CAPAは同空港の利用者数が過去2年間、年率12%で増加しているとし、同様のペースで利用者の増加が続けば14年に利用者数が6500万人に達する計算となり、15年には受容能力を超過すると予想される。

 こうした見方に対し、同空港は「近い将来の需要増に備え、地域の拠点空港としての地位を強化するために必要な措置だ」と説明する。昨年の同空港の利用者数は4650万人で受容能力の57%。上限まで余裕のある今がターミナル建て替えの最適時期だと判断した。

 新ターミナル建設の受容能力は1600万人となる予定で、完成後は同空港全体で年間8900万人の利用者の受け入れが可能となる。東南アジア諸国連合(ASEAN)では15年までに域内航空市場を自由化する動きもあり、今後、LCCを中心に市場拡大が加速する見込みだ。(シンガポール支局)

3526名無しさん:2012/04/05(木) 00:14:23
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120403/ibr12040302020002-n1.htm
茨城空港、開港3年目突入 2店目「免税店」新たにオープン
2012.4.3 02:02
 ■韓流グッズなど販売

 茨城空港(小美玉市)のターミナルビル2階に、国際線搭乗客以外も利用できる「免税店」が新たにオープンする。開港3年目に入った同空港の収益を伸ばす戦略の一環で、韓流スターのグッズなども販売する見通し。早ければ今月中の開店を目指す。

 関係者によると、出店準備を進めているのは、東京・秋葉原などで免税店を展開する「永山(えいさん)」(東京都台東区)。すでに同空港1階の国際線搭乗者の待合室内に免税店を持つ。

 新設する同ビル2階の免税店には、日本メーカーの家電製品をはじめ、韓国系の化粧品、食品(キムチなど)、韓流スターのグッズなどを取り扱う予定。また、茨城空港の就航先である北海道や神戸の土産の取り扱いも検討しているという。

 同空港利用者は、搭乗者よりも見学客が多い。こうした見学客らの買い物需要を取り込むため、誰でも利用できる同ビル2階に新たな免税店を設置することで、空港のさらなる収益向上策につなげていきたい考えだ。

3527チバQ:2012/04/05(木) 22:23:29
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120405/chb12040518230002-n1.htm
成田空港、LCC専用ターミナルを建設 2014年度中の完成へ
2012.4.5 18:21 (1/2ページ)

 施設使用料を安く抑えた格安航空会社専用ターミナルの建設が予定されるエリア=2012年4月5日午後、成田空港
 成田国際空港会社(NAA)は5日、格安航空会社(LCC)の参入を促すため、施設使用料を安く抑えた専用ターミナルを建設すると発表した。2014年度中の完成を目指す。成田、羽田空港ともに発着枠の拡大で旅客争奪戦が過熱しており、成田は多様な航空ニーズに対応して羽田との差別化を図る。

 LCC専用ターミナルは、第2ターミナルに隣接する第5貨物地区に整備する。内装も簡素にするなど必要最低限の施設にして、航空会社が負担する施設使用料を減額する方針だ。

 成田空港では現在、イースター航空(韓国)、ジェットスター航空(豪)などLCC3社が就航しており、今夏から日航などが出資したジェットスター・ジャパンと、全日空系のエアアジア・ジャパンの国内線運航が決まっている。NAAはターミナル完成まで第2ターミナル内に暫定施設を整備し、大手航空会社と同額の使用料でLCCを受け入れる。

 NAAが掲げるのは、国際線に頼る「一本足打法」からの脱却だ。成田空港の発着枠は年間23.5万回から、早ければ14年度に30万回に増える。ただ、実際の発着回数は18万回後半から19万回台でギャップが生じている。一昨年10月の羽田空港国際線拡大や東日本大震災の影響などもあり、昨年4月〜今年2月に成田を利用した旅客数は前年同期比14%減と落ち込んだ。

 このため、スカイマークが昨年10月から成田発着の旭川、札幌線を運航するなど国内線を充実させるほか、先月31日から首都圏初のビジネスジェット利用者向け専用ターミナルも開設した。NAAの森中小三郎社長は「国内を中心とする羽田空港と、国際を中心とする成田空港の流れは変わらない」と述べ、幅広い顧客層に対応した設備の充実を急ぐ。

 一方、羽田のターミナルを管理運営する日本空港ビルデングは、異業種のノウハウを取り入れる。4月20日には、三越伊勢丹グループと共同で紳士雑貨を主とした店舗を開業するほか、三菱地所などと共同で14年秋、国際線ターミナルでホテルをオープンする。日本空港ビルは「商業施設を充実することで顧客の満足度を高めたい」としている。

3528チバQ:2012/04/06(金) 23:01:53
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120405-OYT8T01386.htm
成田機能強化を歓迎 LCC専用施設

地域活性化に期待

 成田空港に格安航空会社(LCC)専用のターミナルが建設されることが決まった。成田国際空港会社(NAA)が5日発表した。2014年度に年間発着枠が30万回に増えるのを見据えた成田空港の機能強化策で、県や地元自治体は歓迎している。(田中誠之、田川理恵)

 成田空港は今、アジアのハブ(拠点)空港としての機能を強化している。コストを抑えて低料金で利用でき、世界的に広がりを見せるLCCの誘致は、機能強化の柱の一つだ。08年の豪州ジェットスター航空を始め、昨年は韓国の2社が就航。今年7月に日本航空系のジェットスター・ジャパン、8月には全日空系のエアアジア・ジャパンが新たに就航する。

 ただ、既存施設の利用料はLCCの経営に必ずしも見合わないため、簡素な造りで施設利用料を低く抑える専用施設の建設が求められていた。

 NAAは、複数の候補地の中から〈1〉空港内の駅から歩いて行ける〈2〉十分な駐機スペースを確保できる――といった理由で、第2ターミナル北側の第5貨物ビルと隣接の駐機場にまたがる敷地を選んだ。



LCC専用施設が建設される予定の第5貨物ビル(5日、成田空港で)  専用施設は、国際線と国内線の共用で、10機分の駐機スペースを整備する。施設は3階建てで、延べ床面積は5〜6万平方メートルとなる見込みだ。搭乗橋を設けないため、飛行機までは歩いて移動し、タラップで乗り降りする。

 将来的に年間の発着数は5万回、利用者は750万人を見込む。総事業費は概算で約200億円。

 地元ではLCC専用施設に期待する声が上がった。

 県は昨年、森田知事を座長に「グレード・アップ『ナリタ』活用戦略会議」を設立、成田空港を地元経済の活性化に生かす策を協議してきた。県空港地域振興課は「建設はLCCの受け入れに追い風になる。どのように地域活性化に結びつけられるか考えていきたい」とする。

 成田市の小泉一成市長は「新たな需要に空港が応えていくことが、市の魅力向上につながる」と歓迎している。

 空港東側の芝山町内に専用ターミナルを建設してほしいと求めていた同町の相川勝重町長は、「町内に建設されないのは残念だが、LCCの受け入れ強化は賛成だ。空港と地域がともに発展するよう協力していく」と話した。

(2012年4月6日 読売新聞)

3529チバQ:2012/04/07(土) 09:13:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20120407/CK2012040702000115.html
成田空港にLCC専用施設 国内線の充実、活発化
2012年4月7日

建設工事が始まった暫定国内線施設=成田空港で


 国際空港を標榜(ひょうぼう)する成田空港で、国内線の充実を図る動きが活発になってきた。この夏、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパンが成田を拠点に国内線の運航を始めるのを控え、成田国際空港会社(NAA)は五日にLCC専用ターミナルを建設する方針を表明した。周辺自治体では観光誘致へ期待も高まっている。 (小沢伸介)

 国内線の就航は十一都市十二路線で、一日約八十便が発着している。昨年の同じ時期よりも三十便ほど増え、旅客数も昨年八月以降、前年実績を上回り続け、一月は十九万人を超え過去最高だった。

 森中小三郎社長は「羽田があり、むやみに増やせないが、国際線の利便性向上のため国内ネットワークの充実は重要。国内線主体のLCCの需要を根付かせたい」と話す。背景には、国際化を図る羽田空港を意識した旅客獲得競争がある。

 LCC受け入れのカギとなる専用ターミナルは、第二旅客ターミナルビル北側の約二万六千平方メートルに建設を予定。延べ床面積五万〜六万平方メートルで、小型機十機分の駐機場を確保する。

 ボーディングブリッジを設けないほか、動く歩道やエスカレーターなど機械設備は最小限に簡素化する。二〇一四年度中の完成が目標で、事業費は約二百億円。

 それまでの間、増える国内便に対応するため、第二旅客ターミナルビルの南北に暫定施設を建設中だ。事業費は約十七億円で、今年秋には利用できるようになるという。

     ◇

 本来は国際線専用空港だったはずなのに、国内線が次々と就航しているのはなぜか。騒音問題に直結する航空機の発着枠について、周辺自治体が年間三十万回まで拡大することに合意したからだ。昨年十月と今年三月のダイヤ改正で、ともに一・五万回ずつ枠が増えている。

 枠のゆとりを生かし、昨年秋にはスカイマークが参入した。「成田は『千葉空港』。大きな需要が出てくると思っている」と西久保慎一社長。事前予約で一部座席に設定した激安価格が人気を呼び、成田発着路線を拡大している。

 一方、全日空は新潟線を新規就航した。伊東信一郎社長は「国際線への乗り継ぎ需要がある空港に飛ばしたい」と説明。北米や東南アジア方面の国際線との接続がスムーズな夕方に発着させ、サービスに磨きをかける。

 周辺自治体は地元をPRする好機の到来を喜んでいる。山武市空港対策室の担当者は「新たな観光客を呼び込めるチャンス。就航先の都市に、都会とはひと味違う魅力を発信したい」と意気込む。

 成田市の小泉一成市長は「LCCの受け入れに本腰を入れる取り組みを歓迎する。成田空港の機能向上が成田市の魅力向上に寄与する」と期待する。

 スカイマーク利用客の神戸市中央区、自転車販売業山田信孝さん(55)は「飛行機は便利で身近な乗り物。日帰り旅行で成田山にお参りし、うな重を食べて夜の便で帰ります」。利用者の意識も変わりつつあるようだ。

3530名無しさん:2012/04/10(火) 12:33:43
http://diamond.jp/articles/-/17028
JAL撤退のバリ路線に
外資エアラインが大混戦
供給がタイトになり、東京〜バリ便が好調なため、ガルーダは増便する 経営再建途上の日本航空(JAL)が撤退した路線を狙って、外資エアラインが攻勢をかけている。ガルーダ・インドネシア航空は、4月28日から羽田〜バリ(デンパサール)直行便を週5便開設。現状の成田〜バリ週7便に加えて増便するものだ。

 日本人が好む有数のリゾート・バリへは、かつてはガルーダとJALが直行便を飛ばしていた。だが、JALは2010年の倒産に伴い国際線では採算性の悪いリゾート路線から撤退、バリ便もその一つだった。そのため、供給がタイトになっている。ガルーダによると、年平均で85%以上の搭乗率があるという。

 だが、増便に課題がないわけではない。

 羽田空港は、中長距離国際線は深夜枠の利用に限られる。出発は深夜1時、到着は23時30分のため、利用者は羽田空港の利用に公共交通機関が使えない。

 そして、こうした路線を狙っているのはガルーダだけではないことだ。例えば、シンガポール航空は、10年10月に羽田空港の国際化がスタートした時点で、羽田〜シンガポール便を1日2便開設、シンガポール経由でもバリへ行きやすくなった。

 さらに、今後の参入が見込まれるのが、ローコストキャリア(LCC)だ。全日本空輸(ANA)は、自社が就航していないリゾート路線には、傘下のLCCを就航させたい意向を持っている。将来的にはLCCのエアアジア・ジャパンなどが就航する公算が大きい。

 いったん撤退した路線は、すぐさま他社の草刈り場となる。世界の空は大混戦時代に突入している。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)

3532とはずがたり:2012/04/10(火) 17:08:32

更新2012年04月09日 10:38米国東部時間
緊急着陸の要請を無視 米管制官、偽と思い込む
http://www.usfl.com/Daily/News/12/04/0409_012.asp?id=94831

 コロラド州にあるデンバー国際空港の管制官が、操縦席に煙の充満した旅客機からの緊急着陸要請を偽の通報と思い込み、無視していたことが8日までに分かった。

 同機は自力で緊急着陸し、乗客1人が病院で手当てを受けただけで済んだが、事態を重視した連邦航空局(FAA)などが調査に乗り出した。

 デンバーのテレビ局KUSA(電子版)によると、トラブルが起きたのは3日朝で、同空港に接近中のユナイテッド航空系のユナイテッド・エクスプレス機(乗客21人)の操縦席に煙が立ち込め、操縦士が緊急着陸を要請した。(共同)

3533チバQ:2012/04/11(水) 21:38:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2012041100824
国内線シートを更新=格安航空と差別化−全日空
 全日本空輸は11日、国内線上級席である「プレミアムクラス」のシートを4年ぶりに更新すると発表した。座席幅を広げるなどゆったり座れる設計にするとともに、本革素材を採用。座り心地の良さを追求することで、台頭する格安航空会社(LCC)との差別化を進めるのが狙い。
 座面や背もたれの部分には特殊な処理を施すことで、座席から体が滑りにくくした。4月下旬に納入される予定の大型機ボーイング777−200ERを手始めに、順次新シートを導入する。(2012/04/11-18:42

3534チバQ:2012/04/11(水) 21:43:25
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120411/bsk1204110504003-n1.htm
英BA、欧州で買収先候補増 日航出資は「注意深く検討」 (1/2ページ)2012.4.11 05:00

 英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空の合併で誕生した、両社の持ち株会社である欧州3位の航空会社、インターナショナル・コンソリデーテッド・エアラインズ・グループ(IAG)は、覇権を狙う欧州で、航空会社の業績低迷を背景に買収先候補が増えている。その一方で、経営再建中で他社が資本参加に意欲を示しているアメリカン航空と日本航空を、自社が主導する航空連合「ワンワールド」に引き留める必要にも迫られている。

 ◆航空再編第2の波

 BAの最高経営責任者(CEO)から、IAGのCEOへと肩書きを変えたウィリー・ウォルシュ氏は、BAとイベリア航空の合併を取りまとめる前の段階で、このほかにターゲットとして12件が視野に入っていたと話す。それから1年半たつ現在、ウォルシュCEOの前にある買収機会は扱いきれないほどかもしれない。欧州では航空業界の再編に向けた第2の波が起こっているからだ。

 業績低迷や燃料価格の高騰はTAPポルトガル航空とスカンジナビア航空(SAS)を身売りに向かわせ、LOTポーランド航空やCSAチェコ航空を含む東欧の航空会社やアイルランドのエア・リンガスにも出資を仰ぐ可能性が浮上。このうちTAPポルトガル航空は、ウォルシュCEOが傘下に収める最初の資産となりそうだ。ポルトガルのアルブケルケ国務相(財務担当)は2月末、年末までの売却を目指していると記者団に表明。ウォルシュCEOも先月20日、ベルリンで開かれたイベントで「同社のブラジル路線は注目される。興味深いアフリカ路線もあり、われわれは時機をうかがうことになるだろう」と語っている。

◆他社の動向注視

 BAとイベリア航空、アメリカン航空による合弁事業は2010年に認可され、IAGは収益性の高いビジネスクラスで世界最大の市場である大西洋路線で強みを持つ立場から、欧州事業を拡大していく機会を検討するはずだった。ところが、アメリカン航空の親会社であるAMRは昨年11月に米連邦破産法の適用を申請。関係者らによると現在、独ルフトハンザ航空主導の航空連合「スターアライアンス」に加盟するUSエアウェイズ・グループと、同「スカイチーム」でエールフランスKLMと組む米デルタ航空が買収を検討している。ウォルシュ氏は2月末にIAGはアメリカン航空に出資する考えはないと述べているが、JLSコンサルティング(ロンドン)のアナリスト、ジョン・ストリックランド氏は他社が入札した場合、IAGは傍観するわけにはいかなくなるとみている。

 今年9月にも株式を再上場する予定の日航に関しては、ウォルシュ氏は先月12日、IAGは出資を注意深く検討していると言明。「出資は将来、当社に大きな機会を生み出す」とも語った。(ブルームバーグ Steve Rothwell)

3535チバQ:2012/04/11(水) 21:49:38
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/11/2012041100542.html
韓国就航ラッシュ、韓流が背景

 韓流ブームで韓国を訪れる乗客が急増し、アジアでは格安航空会社(LCC)を中心に韓国への新規就航、増便が相次いでいる。昨年の東日本巨大地震で需要が落ち込んでいた日本路線が回復していることに加え、中華圏の航空会社も先を争って参入している。


 香港ドラゴン航空はキャセイパシフィック航空のグループ会社で、5月から済州−香港線を週3往復運航する。台湾の復興航空も5月から済州−高雄線を開設する。台湾の2大航空会社である中華航空とエバー航空は、金浦−台北松山線を4月からそれぞれ週3往復、週4往復運航する。


 中国の航空会社も続々と参入を宣言している。各社の新規参入で、北東アジアの航空業界は競争が激しくなっている。中国のLCC、春秋航空は仁川−上海線など韓国路線の開設に向け、準備を進めているもようだ。中国の3大航空会社の一角、中国東方航空は、来年初めにLCC市場に参入することを宣言した。同社はオーストラリアのカンタス航空と共同で、ジェットスター香港を設立し、中国、韓国、日本など短距離路線を運航する構えだ。

 日本でもLCC各社が韓国路線攻略にしのぎを削っている。ピーチ・アビエーションは5月から仁川−大阪線に就航する。ピーチは昨年、全日本空輸(ANA)が設立したLCCだ。10月にはANAとエアアジアの合弁によるエアアジア・ジャパンが仁川−成田、釜山−成田線を開設し、韓国に進出する計画だ。日本航空とカンタス航空が出資するジェットスター・ジャパンも年内に韓国路線に参入する。


韓国のLCCも東アジア路線を拡充し、対抗姿勢を見せている。済州(チェジュ)航空は最近、仁川−名古屋・福岡線に続き、仁川−青島線に就航するなど、積極的に路線網を拡大している。エアプサンも先月、初の中国路線となる釜山−青島線に就航した。イースター航空は5月1日、ティーウェイ航空は4月30日にそれぞれ金浦−台北松山線に就航し、国際線拡大に乗り出す。


■1−3月の航空交通量、過去最高


 韓国国土海洋部(省に相当)によると、今年第1四半期(1−3月)の航空交通量は、韓国の空港を離発着した航空機と韓国の空域を通過した航空機の合計で前年同期を5.8%上回る延べ13万2000機で、1日平均1450機だった。これは15年前の1997年(859機)に比べ、ほぼ倍増となる。


 空港別では、済州空港の離発着便数は2万8750機(1日平均316機)で、前年同期を10.3%上回ったのが目立った。仁川空港は6万472機(同664機)、金浦空港は3万8049機(同418機)でそれぞれ4.9%、6.4%増加した。


辛殷珍(シン・ウンジン)記者

3536チバQ:2012/04/11(水) 21:51:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2012041100674
全日空、ミャンマー定期便を年内就航へ=12年ぶり、成田〜ヤンゴンで−伊東社長
 全日本空輸の伊東信一郎社長は11日の定例記者会見で、ミャンマーへの定期便を年内に就航させる方針を発表した。年内就航が実現すれば、同社としては12年ぶりの定期便となる。便数などの詳細は詰めるが、成田空港とミャンマーのヤンゴン空港を結ぶ路線となる見通し。(2012/04/11-16:35)

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3537チバQ:2012/04/11(水) 21:53:11
http://mainichi.jp/select/news/20120411k0000e040180000c.html
アウトレットパーク木更津:首都圏最大級、13日オープン
毎日新聞 2012年04月11日 10時49分(最終更新 04月11日 10時52分)

 千葉県木更津市に13日にオープンする首都圏最大級の複合商業施設「三井アウトレットパーク木更津」で、関係者への内覧会が11日行われた。年間来場者は対岸と結ぶ東京湾アクアラインを経由した東京・神奈川のほか、羽田空港からの外国人観光客など500万人とも予想され、地域経済への大きな効果に期待が膨らむ。

 同パークはアクアライン「木更津金田」インターチェンジから約1キロに位置し、開業時には店舗面積約2万8000平方メートルに171店が軒を連ねる。さらに200〜250店まで拡張し、日本最大級の同種施設を目指す。【西浦久雄、荻野公一】

3538チバQ:2012/04/12(木) 23:15:22
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20120412ddlk28020358000c.html
神戸空港:スカイマーク効果 旅客4年ぶり増、256万人−−11年度 /兵庫
毎日新聞 2012年04月12日 地方版

 神戸市は10日、神戸空港(同市中央区)の11年度の旅客数が約256万人と、前年度比で16%増加したと発表した。スカイマークが10年9月に鹿児島便、同12月に長崎便、今年3月に成田便を就航させて1日30便の発着枠のうち27便まで埋まった影響で、4年ぶりに増加に転じ、日本航空撤退(10年5月)以前の08年度の水準まで盛り返した。

 路線別では、羽田便84万人▽那覇便51万人▽新千歳便48万人−−の順。航空会社別では、スカイマークが169万人と前年度比で40%増えて過去最多だったものの、全日空は87万人と前年度から4%減った。スカイマークは小型機しか保有しておらず、今後は頭打ちも予想される。

 矢田立郎市長は11日の記者会見で「ポートアイランドはスーパーコンピューター『京』を中心に日本の技術革新を担う最先端が集積している。なのに、すぐ近くにある空港の利便性がない。これでは日本という国の考え方が疑われる」と述べ、改めて発着枠の拡大を求めた。【錦織祐一】

〔神戸版

3539チバQ:2012/04/13(金) 21:20:55
>>3447
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/296933
ANA福岡−宮崎苦戦 路線再開で低価格進んだが…
2012年4月13日 00:51 カテゴリー:九州 > 宮崎

福岡−宮崎線が再開したことをPRするポスターが掲げられた宮崎空港の全日空カウンター 福岡−宮崎線で先月25日、約9年ぶりに運航を再開した全日空(ANA)が苦戦している。それまで日本航空(JAL)子会社の日本エアコミューター(JAC)の独占路線。高止まりしていた運賃の低価格化を進めた形になったが、搭乗率は3月が41・3%、4月が27・3%(9日まで)と、目標の50%を大きく下回っている。

 乗客の伸び悩みについてANAの飯田寛之・宮崎支店長は「時間短縮などジェット機の利便性を訴えてきたが、周知が行き届いてない感がある」と説明している。

 ANAは2003年4月まで1日4往復運航していたが、利用者低迷で運休。今年3月、「一定の需要が見込まれる」として小型ジェット機(133席と126席)を使い1日3往復で再開した。一方、JACはプロペラ機(76席)で1日9往復運航。11年度の利用者は約31万5千人だった。

 同路線はビジネス客が6−7割を占め、通常運賃はともに片道1万9700円。観光などの一般利用客にとっては割高感のある路線だったが、ANAの参入で低価格化と同時に運賃の選択の幅が広がっている。

 ANAの最安値は「旅割55」で、55日前までに予約すれば5千円。さらに45日、28日前までの予約でそれぞれ6千円、7千−9千円となる割引を設定した。

 JACもそれに対抗して55日前までの予約で5千円となる「スーパー先得」など、ほぼ同様の割引制度を導入。それ以前は28日前で7千−1万4700円だった。

 さらに両社とも、1日前まで予約できて残りの席数に応じて割り引くプランについて、6月から割引率を拡大。1万3300円−1万5300円になるという。

 ANAは、7月から同路線に新規参入するアイベックスエアラインズとの共同運航を含め1日5往復に増便する。飯田支店長は「運賃を下げることで、高速バスなど他の交通機関の利用者を呼び込みたい。旅行会社とタイアップして団体客誘致にも取り組む」と、搭乗率アップへ力を込めた。

=2012/04/13付 西日本新聞朝刊=

3540チバQ:2012/04/13(金) 21:27:38
http://mainichi.jp/select/news/20120413mog00m020011000c.html
スターフライヤー:北九州−釜山 日帰り往復、6600円から
2012年04月13日


北九州空港を離陸するスターフライヤー機
拡大写真 スターフライヤー(SFJ、北九州市)は12日、北九州−釜山線の日本発運賃(7〜9月)を発表した。同路線はSFJとして初の国際線で、就航を記念して、7月は日帰り往復の最低運賃を6600円とした。日帰り運賃の設定は国内の航空会社では初めて。販売は5月14日から。

 SFJの北九州−釜山線は7月12日に就航し、1日2往復の運航。往復運賃の主な内訳は、8〜9月の日帰りが7600〜9600円、1週間有効は7600〜2万6800円、1カ月有効が1万1600〜2万8800円となっている。

 北九州−釜山線の所要時間は約50分で、日帰りでも約10時間は現地に滞在できることからSFJでは「50分という時間は、福岡から九州内の観光地に行くより速い。福岡県内だけでなく、多方面からの観光客に『日帰り海外旅行』といった新しいスタイルを提案し、より多くの人に気軽に海外旅行を楽しんでもらいたい」としている。【江刺弘子】

3541チバQ:2012/04/13(金) 22:34:20
http://touristinformation.blog87.fc2.com/page-2.html
エアアジア・ジャパンが時刻表を発表。成田からは福岡、那覇、札幌、釜山、仁川へ8月〜10月に初就航!

抜粋)
●成田〜福岡線
便名 成田発   福岡着
JW7101 NRT0700 - 0900FUK

●成田〜札幌線
便名 成田発  新千歳着
JW7013 NRT0645 - 0820CTS


上記2便に間に合う公共交通は↓の1本だけ・・・
基本車ってことになるのか?バスを増発する可能性もあるか?
京成高砂 05:03 →成田空港(空港第2ビル) 06:18

3542チバQ:2012/04/13(金) 22:37:46
失礼
7:00の福岡便は
東京05:04→成田空港(空港第2ビル) 06:28
でも間に合うか。

3543杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2012/04/15(日) 20:04:35
最初に考えた奴は余程頭が良かったんだな(ぉ

【衝撃事件の核心】 機内販売は偽造カードで…旅行好き?親子がついた国際線の死角
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120415/crm12041512000000-n1.htm
2012.4.15 12:00

 アジアやヨーロッパを航空機で旅しながら、偽造クレジットカードで機内販売の買い物を繰り返していた女が今月8日、詐欺容疑などで警視庁組織犯罪対策特別捜査隊と愛宕署に逮捕された。新潟市の会社員、鈴木二三子容疑者(65)。親子でブランド品などを買いあさっており、長女(40)と長男(37)も韓国で現地当局に身柄を拘束された。機上では一般通信機器はオフライン状態になるため、偽造カードの真偽を確認できないという国際線の死角。捜査関係者への取材から、事件に迫った。(西尾美穂子)

※ 8万8000円の時計、高級ボールペン、ブランド財布…

 昨年10月10日夜、タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港を離陸した成田空港行きの日本航空718便で、鈴木容疑者と長女はプレミアムエコノミークラスに、深々と腰を落としていた。
 離陸してから約15分後、シートベルト着用のサインが消え、キャビン・アテンダント(CA)がカートを引いて機内販売を始めると、2人はCAの1人を呼び止めた。
 「お待たせ致しました」。応じるCAに、鈴木容疑者親子は機内販売のカタログで最も高い8万8000円の腕時計を指さし、「これをください。カードで払います」と注文した。
 注文はこれだけではなかった。「それから…」。2人は高級ボールペンやブランドの財布など計5点、約18万円分を次々に注文し、1枚のカードを差し出した。
 渡されたカードを携帯型の読み取り機に通すCA。機器には「無効カード」という文字が表示された。機器に事前に登録された使用不可のカードだった。

 「恐れ入ります。お客さま…」

 すかさず、長女が隣の鈴木容疑者に「あのカード出しな」とぼそぼそつぶやく。鈴木容疑者はすぐに、もう1枚のカードを差し出した。今度は、すんなりと反応する読み取り機。鈴木容疑者らは腕時計など計5点を入手し、数時間後、そのまま飛行機を降りた。日本航空側が、地上のオンラインでカードを確認し、偽造カードだということに気づいたとき、2人はもういなかった。

※ 信じてしまったCA オフラインの限界

 日本航空などの国際線で使われているクレジットカードの読み取り機には、過去に使用された不正カードのデータが入力されており、機内販売で使われれば、自動的にチェックできることになっている。鈴木容疑者らが1枚目に取り出したカードも、そのチェックの網に引っかかり、使うことができなかったとみられる。
 しかし、過去に使われていない偽造カードは、データの入力がない。地上に戻ってからオンラインでチェック作業をするまで、偽造を見つける手段がないのだ。
 鈴木容疑者らは、1枚目のカードが使えないと分かると、2枚目を差し出すなど、不審な行動をとっていた。しかし、CAは、カードの表面上に、パスポートと同じ鈴木容疑者の名前が印字されているのを見るなどして、本物だと信じてしまった。

3544杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2012/04/15(日) 20:05:39
※ 入国せずにトランジット生活 その理由とは…

 ある空港で、鈴木容疑者はマッサージチェアに体を埋め、すっかりリラックスして、体をほぐしていた。空港に到着しても、入国手続きをとらず、空港で休んで、別の国際便に乗り込み、次の国へ渡るのだ。航空機では、偽造カード複数枚を、約10〜20万円の機内利用額ギリギリ近くまで使い、機内販売の品々を購入する。
 鈴木容疑者らは、そんなトランジット生活の常習者だった。タイ、台湾、韓国、ドイツなどを転々とし、日本にも戻りながら、空の買い物を続けていたようで、被害総額は500万円以上に上るとみられている。国際便を多用していると、運賃も高額になるが、航空チケットはインターネットで、他人のカード情報を悪用して、不正購入していたとみられる。
 もともと、こうした生活は、長女が2年前から始めた。その後、鈴木容疑者が平成22年9月にパスポートをとって仲間に加わり、長男も同行するようになったという。
 警視庁の調べに対して、鈴木容疑者は「偽造カードとは知らなかった」と容疑を否認しているという。出国もせずに、限度額近くまで機内販売品の購入を続けていたことについても、不正目的だったことを認めず、「こういう観光も私なりに楽しんでいた」などと説明したという。

※ カードを製造? 購入品を現金化? 謎の「外国人の男」浮上

 警視庁は、鈴木容疑者らが購入していた品々を、売り払って現金化していたとみている。しかし、日本には購入品を持ち帰ったのは確認されていないという。では、どこで換金していたのか。

 「品物はすべて長女に渡した。バンコクでは、長女の交際相手の外国人と1、2回会った」

 鈴木容疑者は警視庁の調べに、こう供述したという。実際に、鈴木容疑者らはトランジット生活を送りながらも、日本とタイ・バンコクだけでは、入国手続きをとっていたことが確認されている。
 鈴木容疑者は、偽造カードについても「この男から長女がもらった」と供述しているという。
 この供述が真実なのか、現在までに確認されていないが、警視庁は、男の存在やカードの製造過程についても慎重に調べている。

3545チバQ:2012/04/17(火) 20:58:33
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001204170002
台北便 膨らむ期待
2012年04月17日


台北路線第1便で到着した人たち。法被(はっぴ)姿の県職員に迎えられた=富山空港

富山空港に就航
国内線減 国際線に活路



 富山と台湾を結ぶ中華航空の台北便が16日、富山空港(富山市秋ケ島)に就航した。17日に控えた立山黒部アルペンルートの全線開通に合わせて設定され、第1便を迎えた空港は歓迎ムードに包まれた。当面は週2往復で運航する。


 ほぼ満席の乗客156人を乗せた第1便は、定刻の午前11時40分より約10分早く到着した。フライトは約3時間。記念式典で、石井隆一知事が、第1便で到着した中華航空の張家祝(ちょう・か・しゅく)会長らとくす玉を割って就航を祝った。


 台北便就航は、これまでのチャーター便の実績が評価された。定員158人で毎週月・金曜の週2往復でスタートする。実績が良ければ、7月に週3往復への増便が検討されている。


 第1便から早速、双方向で利用促進に取りかかった。台湾からは、招待した旅行社やメディア約20人が到着。アルペンルートなどを訪ねた後、長野、岐阜両県にも足を伸ばす。フリーライターの郭宜亭(かく・ぎ・てい)さん(36)は、2度目の富山。前回は、羽田経由で来県した。「直行便は速くて便利。初めて行くアルペンルートが楽しみ」と話した。


 富山からは午後、富山空港国際路線利用促進協議会の新木富士雄会長(北陸電力相談役)ら経済、観光関係者約20人の訪問団が出発した。



▽海外5都市と


 県営の富山空港は、国内線を中心に利用者の減少傾向が続いている。2014年度の北陸新幹線開通で県内の交通環境が大きく変わり、東京便がさらに減る可能性もある。今後の戦略は「国際化」がキーワードになっている。


 台北便(週2往復)の就航で、富山空港の国際線はソウル(週3往復)▽北京・大連(週5往復)▽上海(週2往復)と合わせて5都市と結ばれることになった。国内線は東京、札幌の2路線がある。


 富山空港の利用者は、04年度の約139万人がピーク。国内線が6路線にチャーターを加えて約130万人、国際線が3路線にチャーターを加えて約9万人だった。その後、10年度は約94万人まで減少。着陸料収入などが減って、県がまとめた空港の収支も約1億円の赤字だった。


 利用者の大きく減った国内線は約84万人。東京便から日本航空(JAL)が撤退し、名古屋、函館、那覇、福岡の各路線が休止した結果、東京便約78万人、札幌便約6万人、チャーター約1千人だった。


 これに対し、05年に上海便が就航した国際線は、約10万人と健闘。さらに、10年にウラジオストク便が運休したが、11年には大連便が北京まで延伸した。


 石井隆一知事は16日午後、中華航空の張家祝会長と富山市内のホテルでそろって会見。北陸新幹線開通後の東京便について「維持したいが、減便はやむを得ない」とした一方、「富山の企業も海外進出が進んでいる。富山空港は県のど真ん中にあり、国際線を拡充していきたい」と話した。(三島庸孝)

3546チバQ:2012/04/17(火) 21:47:46
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20120417/ecn1204171545006-n1.htm
格安航空、国内線を1円で特別販売!1万席が対象2012.04.17
 日本航空が出資する格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは17日、PRの一環として、正午から午後2時までの間、国内6路線の片道運賃を1円で、インターネットで限定販売した。9月5日から12月4日の1万席が対象。

 路線は、7月3日に就航する、成田−新千歳、成田−福岡、7月9日から運航開始する成田−関西、成田−那覇と、8月24日からの関西−新千歳、関西−福岡。運賃のほか、支払手数料が200円かかる。

 あわせて正規の片道運賃を発表した。成田−新千歳が4590−1万6990円、成田−福岡が5590−1万8990円など。最安値は大手航空会社の半額以下に設定したという。

 この日会見した鈴木みゆき社長は「航空、観光を通じて日本経済を活性化したい」と意気込みを語った。

3547チバQ:2012/04/17(火) 21:50:43
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120417/biz12041720290034-n1.htm
ジェットスター、18日から格安販売第2弾 関空−札幌2400円など
2012.4.17 20:28
 日本航空が出資する格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは17日正午から2時間、PRの一環として、国内線1万席の「1円販売」を行い、話題となった。このため同社では18日から第2弾の格安販売を行う。

 期間は18日午前6時から19日23時59分までネット販売する。運行適用期間は9月5日から12月4日まで。6路線合計で8万5000席を販売する。

 第2弾は1円ではなく、片道1900円から2900円まで。それでも大手各社と比べると、例えば長期事前割引を使っても大手では1万2000円以上する成田−札幌を2400円で販売するなど、割引率はかなり大きい。同社の通常運賃と比較してもいずれも半額以下としている。

 販売するのはこのほか関空−札幌が2400円、成田−福岡2900円、成田−那覇2900円、成田−関空1900円、関空−福岡1900円、としている。このほか手数料として200円がかかる。

3548チバQ:2012/04/17(火) 23:19:59
成田関連 スマイマーク・エアアジアジャパン・ジェットスタージャパン だいやまとめ
・東京(成田)旭川  スカイマーク3往復
SKY861 成田0800旭川0945
SKY863 成田1030旭川1210
SKY867 成田1530旭川1710

SKY862 旭川1020成田1200
SKY866 旭川1245成田1420
SKY868 旭川1745成田1930

・東京(成田)札幌(千歳) ジェットスター4往復エアアジア4往復スカイマーク2往復
GK111_ 成田0625千歳0800
JW7013 成田0645千歳0820
JW7007 成田0745千歳0920
GK113_ 成田1030千歳1210
JW7009 成田1145千歳1320
SKY877 成田1400千歳1540
GK115_ 成田1610千歳1750
JW7011 成田1635千歳1810
GK117_ 成田1830千歳2010
SKY879 成田2010千歳2150

SKY870 千歳0735成田0920
JW7014 千歳0845成田1020
JW7002 千歳0945成田1120
GK112_ 千歳1240成田1540
SKY870 千歳1305成田1450
JW7004 千歳1345成田1520
GK114_ 千歳1400成田1540
JW7012 千歳1835成田2010
GK116_ 千歳1840成田2020
GK118_ 千歳2040成田2220


・東京(成田)大阪(関西) ジェットスター2往復
GK101_ 成田0625関西0740
GK107_ 成田1425関西1540

GK102_ 関西0845成田1000
GK108_ 関西1610成田1725


・東京(成田)神戸     スカイマーク1往復
SKY815 成田1940神戸2100

SKY810 神戸0705成田0825

3549チバQ:2012/04/17(火) 23:20:19
・東京(成田)福岡     ジェットスター3往復エアアジア2往復スカイマーク2往復
GK121_ 成田0610福岡0810
JW7101 成田0700福岡0900
SKY803 成田0900福岡1055
JW7103 成田1140福岡1340
GK125_ 成田1250福岡1450
SKY805 成田1445福岡1650
GK127_ 成田1800福岡2000

JW7102 福岡0925成田1115
SKY804 福岡1130成田1320
GK122_ 福岡1155成田1340
JW7104 福岡1405成田1555
GK124_ 福岡1520成田1705
SKY808 福岡1815成田2000
GK126_ 福岡2030成田2215


・東京(成田)那覇     ジェットスター2往復エアアジア1往復スカイマーク3往復
GK135_ 成田0600那覇0905
SKY853 成田0745那覇1050
SKY855 成田1240那覇1545
SKY859 成田1455那覇1800
GK137_ 成田1455那覇1800
JW7121 成田1545那覇1845

GK136_ 那覇0935成田1210
SKY850 那覇1130成田1405
SKY856 那覇1625成田1900
GK138_ 那覇1830成田2105
SKY856 那覇1840成田2115
JW7122 那覇1915成田2150

3550チバQ:2012/04/17(火) 23:24:13
やはりザLCCの2社は成田以外での夜間駐機をしないので、
成田発が早い時間に終わってしまいますね
都心から遠いこともあって、金曜夜に〜というシンデレラフライトには使えませんね

3551チバQ:2012/04/18(水) 22:15:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012041802000121.html
夏の旅 安さ拡大 ジェットスター国内運賃発表
2012年4月18日 朝刊


 日本航空などが出資する格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパン(東京)は十七日、成田空港を主要拠点に七月から就航する国内六路線の運航計画と運賃を発表した。最安値は大手の半額以下に設定するなど、低価格を前面に打ち出してアピールしている。 (坂本正範)

 この日都内で記者会見した鈴木みゆき社長は「新たに旅行需要を創出し、観光産業に貢献したい」と意欲を示した。競合他社が最安値より低い場合に他社の10%引きで提供する独自の最低価格保証制度も導入し、利用客の獲得につなげる。

 ジェットスター・ジャパンの成田発着の片道運賃は、七月三日就航の新千歳便が四千五百九十〜一万六千九百九十円、福岡便が五千五百九十〜一万八千九百九十円。同九日就航の那覇便が六千九百九十〜二万二千九百九十円、関西便が三千九百九十〜一万五千九百九十円。ほかに、八月下旬から関西と新千歳、福岡を結ぶ二路線が就航する。

 国内のLCC事業は全日本空輸など出資のピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)が関西を拠点に三月に運航を始めたばかり。八月には全日空系のLCC、エアアジア・ジャパンも成田に就航する予定で、夏休みに首都圏からの空の旅が広がるなど、いよいよ本格化しようとしている。

 LCCの国内線登場で旅行業界は「旅行商品は現在でも安い。LCCを取り込むことでどこまでコストを安くできるか」と収益拡大へのチャンスととらえる見方が広がっている。最大手のJTBはLCCと提携した国内旅行商品について「検討したい」と前向きだ。

 LCC側は「まずは安定飛行を優先」との姿勢で、旅行会社に割り当てる座席数や価格の具体的戦略は今後詰める方針という。

3555名無しさん:2012/04/19(木) 20:02:59
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120419/bsd1204190503001-n1.htm
海外航空大手、日本便に力 最新機導入、サービス強化で魅力訴え (1/2ページ)2012.4.19 05:00

 成田空港の発着枠増加や羽田空港の国際化の進展などに合わせ、海外の航空大手各社が日本路線でサービス面の強化に乗り出している。シンガポール航空は世界最大を誇る欧州エアバスの旅客機「A380」など最新の航空機を日本路線に導入。デルタ航空は内装を一新して機内の快適性を高める。他の海外航空会社は増便や直行便を相次いで開設。各社は利用客の定着に向け、特色のある魅力をアピールする構えだ。

 シンガポール航空は「日本路線にはA380やB747−300ERなどを投入し、すべて最新の機材に切り替える」(ニコラス・イオデニス広報担当バイス・プレジデント)ことで、座席のサービスを強化する。成田−ロサンゼルス間に就航したA380の場合、ビジネスクラスは以前の機体より10席多い60席に増えた。

 ハネムーンなど記念旅行の乗客にケーキを提供するサービスのほか、食事の内容も強化。今後、需要動向を見ながら便数の増加や日本の地方都市への就航も検討していく。

 同航空は、東日本大震災後に減便した日本路線をいち早く震災前の水準に戻し、現地でもサービス対応に力を入れる。シンガポールのチャンギ国際空港にほど近いトレーニングセンターには、実物同様の機内を再現した研修スペースが各所に点在。新人だけでなく、ベテランの客室乗務員も厳しい研修に臨む。

 「言語への対応だけでなく、日本や中国の文化もプロの講師から学び、コミュニケーション能力をさらに向上させるのが目的です」と、責任者のルル・タン・ユンルさんは強調する。

 一方、米航空会社の中で最も多い日本発着便を運航するデルタ航空は、震災の影響などで昨年9月から運休していた羽田−デトロイト間を今月27日に再開する。座席幅が広い新型シートを日本路線のエコノミークラスで順次導入し、快適性の向上を図る。

 このほか、トルコ航空が成田−イスタンブール便を増便したほか、大韓航空は関西国際空港−釜山間を2月から1往復増やした。ガルーダインドネシア航空は、羽田とインドネシアのデンパサール(バリ島)を結ぶ直行便を28日に開設する。

 成田は3月末からの夏ダイヤで発着枠を年間23万5000回から25万回に拡大。羽田でも今後増加が計画されており、増便や新規開設に合わせ各社はサービス面でも競うことになりそうだ。(那須慎一)

3556チバQ:2012/04/20(金) 21:36:20
http://www.asahi.com/business/update/0420/TKY201204190831.html
2012年4月20日9時20分
日中間「10路線目指す」 中国LCC春秋航空会長春秋航空の王正華会長=東京都墨田区の春秋航空東京事務所

 中国の格安航空会社(LCC)「春秋航空」の王正華会長は19日、東京都内で朝日新聞のインタビューに応じ、今後2〜3年内に中国と日本を結ぶ路線を今の3路線から10路線程度に増やす考えを明らかにした。

 春秋航空は2004年に設立され、10年7月に日本に就航した。現在、上海から茨城に週6便、高松に週3便、佐賀に週2便を定期チャーター便で飛ばしている。王会長は新たな路線の就航については、発着枠に限りがある羽田線は難しいとする一方、「日本各地から誘致要請を受け、南九州や北海道などへの就航を検討している」と話した。LCC誘致に積極的な成田線についても「就航したい」と述べた。

 同社は、上海の浦東空港を拠点に中国国内外で約50路線を展開。日本路線の運賃は、上海―茨城線で片道5千〜4万1600円(燃油代4500円は別)。(南日慶子)

3557名無しさん:2012/04/21(土) 00:24:55
この2つの記事をもとに「LCCは危ない」って論説が出そうだなあ


http://jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012042001118
首都近郊に旅客機墜落=100人以上搭乗−パキスタン
 【ニューデリー時事】パキスタン航空当局によると、同国の航空会社ボジャ・エアーのボーイング737型旅客機が20日夜、首都イスラマバード近郊ラワルピンディの空港近くに墜落した。乗客乗員合わせて100人以上が搭乗していたという。安否は不明。(2012/04/20-23:49)

http://dubaislama.main.jp/news/2011/12/3-4.html
2011年12月10日
近年の航空旅客数の急増を受けて、少なくとも3社のエアラインが国内線参入を計画している。民間航空庁(CAA; Civil Aviation Authority)の関係者によると、2012年から国内線を就航するとされるのは、インダス・エア(Indus Air)、ボジャ・エア(Bhoja Air)、パール・エア(Pearl Air)。既存3社―パキスタン国際航空(PIA; Pakistan International Airlines)、エア・ブルー(Air Blue)、シャヒーン・エア(Shaheen Air)と競いあうことになる。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120419-OYT1T01031.htm
格安航空ピーチ、初の緊急着陸…燃料計に異常

 19日午後4時50分頃、関西空港発鹿児島行きのピーチ・アビエーション197便(エアバスA320型機)が、高知県の上空8500メートルを飛行中、コックピットの燃料表示計に通常より量が少ないことが表示された。


 同便は関空に引き返し、同5時26分に緊急着陸した。乗員乗客計133人にけがはなかった。今年3月に就航したピーチの緊急着陸は初めてで、同便を含め2便が欠航した。

 ピーチによると、燃料漏れはなく、異常表示の原因を調べる。

(2012年4月19日21時45分 読売新聞)

3558名無しさん:2012/04/21(土) 09:48:26
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120421/bsg1204210500000-n1.htm
流通・外食大手 空港に相次ぎ出店 LCC需要「空ナカ」先陣争い (1/2ページ)2012.4.21 05:00
 格安航空会社(LCC)の相次ぐ参入で国内の空港利用者が増えることを見込み、流通各社や外食大手が相次いで空港内に出店している。国内空港への国際線の乗り入れで、外国人旅行客の来店が伸びることも想定。国内の消費は長期低迷が続くだけに、空港を舞台にした商機を確実に取り込もうと、各社の先陣争いが激しさを増している。

 百貨店大手の三越伊勢丹ホールディングスは20日、紳士雑貨やギフト用の食品を中心に取り扱う新業態の小型店舗「イセタン ハネダ ストア」を羽田空港内にオープンした。約850平方メートルの売り場にシャツやネクタイ、靴、かばんなどで約200のブランドをそろえ、出張で空港を利用するビジネスマンや旅行者をターゲットに初年度5億円の売り上げを見込む。

 同社の大西洋社長は「ニーズをくみ取り、新しい価値、サービスを提供していく」と述べ、新店舗で新たな需要の掘り起こしを目指す考えを強調した。

 コンビニエンスストア大手のサークルKサンクスも空港への出店を重視する。日本航空グループのJALUXと組んで開発したコラボ店舗の第1号店を3月末に羽田空港内に開設。今後、他の空港でも展開していく予定だ。

 ローソンなど競合他社も空港内への出店を加速するが、サークルKサンクスはコラボ店舗で差別化を図る。

 讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」を展開するはなまる(東京都中央区)は、3月中旬に新千歳空港内に出店した。空港内への出店は初めてだが、「集客力は高く、滑り出しは上々。国内の他の空港にも店を出したい」(広報担当者)と出店拡大に意欲をみせる。空港は外国人だけでなく、出店エリア以外の地域に住む人も利用するため、「認知度アップにつながる効果も期待できる」という。

 集客力の高い空港は、JRや地下鉄などの駅構内に展開する商業スペース「駅ナカ」に続く「魅力ある出店地」(大手外食チェーン幹部)との声もあり、空港への出店ラッシュが今後も続きそうだ。(松元洋平)

3559名無しさん:2012/04/21(土) 09:50:18
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M2S7NZ6TTDTI01.html
USエア:アメリカンへの合併提案に近づく−3大労組と合意
  4月20日(ブルームバーグ):米航空会社、USエアウェイズ・グループは、経営再建を目指すAMR傘下のアメリカン航空の主要労働組合と労働協約の条件で合意、同社への合併提案に近づいた。

USエアはまだアメリカンとの合併を進める方針を明らかにしていないが、当局への20日の届け出で、労働協約の締結はAMRとの合意が付帯条件となっていると説明した。アメリカンは単独企業として会社更生の手続きを終了する方針を示している。

USエアのダグ・パーカー最高経営責任者(CEO)は従業員向け書簡で、「アメリカンとUSエアが合併することで、競争面での効率性と収益力を上げるのに必要な規模と業務が得られる」と説明した。

アメリカンの3大労組との合意で、USエアが合併交渉に入った場合、交渉を有利に進めることができる見通しだ。これら労組は9名から成るアメリカンの債権者委員会にメンバーをそれぞれ送り込んでいる。アメリカンの広報担当、ブルース・ヒックス氏はUSエアの届け出に対するコメントを控えた。

USエアは約4万8000人のアメリカン従業員から成る3労組との合意について届け出たが、内容の詳細については触れていない。操縦士を代表する労組は、両社合併後もアメリカンは航空連合「ワンワールド」にとどまり、ボーイングとエアバスに発注したジェット旅客機の購入を完了させると説明した。

3560名無しさん:2012/04/21(土) 18:40:59
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2193708.article.html
佐賀県、空港民営化を検討 段階的導入を提案
 佐賀空港の運営民営化を検討している佐賀県は20日、滑走路など空港本体の維持管理業務と、第三セクターが運営するターミナルビル業務の民間委託について、「段階的に導入することが有効」とする調査結果をまとめた。

 県は2011年度、国交省の先導的官民連携支援事業による全額補助を受け、経営コンサルタント会社に調査を委託していた。今回の調査結果をたたき台に、民営化の議論を深めていく。

 調査結果は民営化について、空港本体業務での指定管理者制度導入からターミナルビル業務を含めた全面委託に向け、三つの段階を踏むことを提案した。

 第1段階ではコスト削減を主な目的にし、運航の安全確保や時間・料金設定を除く空港本体業務に指定管理者制度を導入。第2段階では、指定管理者に路線誘致やPR活動など利益を上げるための業務を加えるとした。

 最終的には、運航の安全確保や時間・料金設定も含めた空港20+ 件本体業務と、ターミナルビル業務を一つの民間企業が運営していく方針を示している。

 佐賀空港は開港以来、毎年赤字で、10年度は1億8600万円の赤字を出している。県土づくり本部は「運営の効率化とサービス向上を目指し、佐賀空港のあり方を全庁的に話し合っていきたい」としている。

2012年04月21日更新

3561チバQ:2012/04/21(土) 23:32:42
>>3548-3549
成田は離着陸制限が23時-6時にあるから1時間遅れると着陸できないってことあるのでは?
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/04/20/10914/
人気上々の“和製LCC”「ピーチ」の気をつけたい“最終便”の落とし穴[2012年04月20日]


日本初のLCC(格安航空会社)として「ピーチ・アビエーション」(ピーチ)がデビューしたのは3月1日のこと。

LCCには「座席の間隔が狭い」「荷物を預けると別料金がかかる」「機内での無料飲食サービスがない」「予備機がないため、機体トラブルが生じると修理が終わるまで、その機体で運航する予定の便がすべて欠航となる」などといった不便がある。

とはいえ、ピーチの運賃はタイミング次第で関西国際空港〜新千歳の片道チケットが4780円ほど。キャンペーン時には大阪(関空)〜福岡の片道チケットを250円で売り出したほどの激安ぶりで、乗客は不便を納得した上で利用している。福岡便を利用した20代男性客も太鼓判を押す。

「座席が狭くても、1時間ちょっとのフライト。苦痛は感じない。何よりキャビンアテンダント(客室乗務員、CA)が若くて気さくなコばかりなのでオススメ」

こうした利用客の高評価にピーチ側もニンマリ。

「就航から1ヵ月間の平均搭乗率は83%、利用者は6万7000人にもなります。予想を上回るお客さまに搭乗していただきました」(井上慎一代表取締役CEO)

だが、週プレはそんな順風満帆なピーチの弱みを発見した。それは最終便利用に潜む落とし穴。ピーチの機体はその日の最終便で、必ず会社が拠点を置く関空に戻ることになっている。コスト削減のため、整備場を関空1ヵ所に絞っているからだ。問題は福岡〜関空の最終便の到着時間だ。それが22時30分。

一方、関西空港駅から大阪中心部まで行く最終電車はJRの23時32分の天王寺行きとなっている。つまり、最終便到着から最終電車の乗り継ぎまで62分間の計算だ。普通、1時間強もあれば、誰もが乗り継ぎは余裕と考える。ところが〝爆弾低気圧〟が吹き荒れた4月3日、多くのピーチ利用客が最終電車に乗り遅れることに。

「福岡からのピーチ最終便が関空に着いたのは23時46分。最終電車の発車後でした。ただ、この日だけじゃない。毎夜、最終電車に乗り遅れそうになり、焦りまくるピーチ利用客が少なくないんです」(空港関係者)

どういうこと?

「ピーチの乗客は降機後、バスで空港ターミナルビル北の団体バス乗り場に運ばれます。そこで別のバスが運んできた荷物をピックアップし、さらに関西空港駅まで歩きます。その所要時間は最大で約30分。つまり、ピーチ最終便は30分遅延しただけで、最終電車を逃しかねない“ハラハラドキドキ便”なのです」(空港関係者)

就航から1ヵ月間のピーチの定時運航率(定刻から15分以内に到着すること)は86%。この数字は決して低くないが、それでも14%の便は15分以上遅れたわけで、乗客は急ぎ足で移動しないと終電に乗り遅れかねない。そうなると、あとは空港内で始発を待つか、タクシーに乗るしかない。関空で客待ちするタクシー運転手が目を輝かす。

「ピーチ最終便の客に期待してますねん。爆弾低気圧の日の終電後にはタクシー乗り場に行列ができたし、大阪の梅田まで乗ったピーチの客が何人もいたそうや。そやから、ピーチが遅れてくれると、わしらはうれしいんやけどなあ」

ちなみに、関空から梅田までのタクシー料金は約1万7000円。これじゃ、LCC利用によるせっかくの節約がパー。ピーチ最終便を利用するときは、重い荷物を抱えてもダッシュできるよう、事前にトレーニングを積んでおいたほうがいいかも。

(取材/ボールルーム)

3562荷主研究者:2012/04/22(日) 00:43:35

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203130206.html
'12/3/13 中国新聞
小型固定翼機の利用困難に

 広島県営広島西飛行場(広島市西区)のヘリポート化に伴い、9月末で小型固定翼機は利用できなくなる。現在、事業所や個人らが所有する10機が駐機する。空撮業務などを担う2社のうち1社は撤退を決定。一方、愛好家は「機体が遠方では、十分な整備ができない」と懸念している。

 事業者は既に対応を決めた。第一航空(大阪府八尾市)は、駐機する1機を写真撮影や遊覧飛行に使用。今月末で機体を大阪に移し、「ほぼ同じ料金」(広島営業所)という小型ヘリを配備する。

 共立航空撮影(東京都三鷹市)は、空撮の依頼を受けて大阪などから機体を派遣してきた。窓口の広島営業所は廃港とともに閉鎖。今後、広島周辺の空撮は岡南飛行場(岡山市南区)、松山空港(松山市)を利用するが、「撮影地点まで時間がかかり、撮影に使える燃料と時間が制約される」(本社)という。

 愛好家にとってはさらに深刻だ。広島空港(三原市)には、小型機が長期使用できる駐機施設はない。県は昨年末、所有者に受け入れ可能な飛行場として岡南飛行場、北九州(北九州市小倉南区)、鳥取(鳥取市)両空港を紹介した。

 愛好家20人は、県に対し(1)跡地利用策決定まで滑走路を運用(2)小型機用の滑走路を残す(3)広島空港に小型機用の長期駐機場を新設する―の3案を提示。今月中の回答を求めている。

【写真説明】広島西飛行場に駐機する小型固定翼機。後方の滑走路は廃港で使えなくなる(広島市西区)

3563荷主研究者:2012/04/22(日) 02:20:12

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/289922
2012年3月3日 01:52 西日本新聞
福岡空港の需要予測を下方修正

 国、福岡県、福岡市は2日、福岡空港の滑走路増設計画について有識者が助言する「技術検討委員会」=委員長・善功企(ぜんこうき)九州大大学院教授=の第4回会合を同市で開いた。国が航空機の年間発着回数の需要予測をやり直し、従来2032年度に18・1万回としていたのを、30年度に17・6万回と下方修正した。引き続き福岡空港の処理容量(年間14・5万回)は上回っているとして、国などは「滑走路増設の必要性は変わらない」と説明。委員側は新たな需要予測を了承した。

 需要予測をやり直したのは、国交省が需要予測の推計手法を見直したことや、政府の行政刷新会議で全般的に過去の需要予測が過大だと指摘されたためだという。

 新たに示された30年度の需要予測17・6万回(10年度比1・29倍)のうち国内線が14・2万回、国際線が3・4万回。20年度でも、17・1万回で処理容量は超える見通し。前回の予測で32年度に2137万人だった旅客数は、30年度で1985万人となった。

 需要予測のやり直しを受け、「利便性」などの効果を金額換算して事業効果をみる費用便益比も再計算し、1・6と公表。1以上で事業効果が費用を上回る、とした。

=2012/03/03付 西日本新聞朝刊=

3564チバQ:2012/04/23(月) 19:42:24
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120423/mcb1204230503017-n1.htm

東南アジアの空港整備、需要に対し後手 LCC混雑悪化、値上げ懸念2012.4.23 05:00
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昨秋の洪水で水没し、今年3月に営業再開したドンムアン空港。駐機しているのはいずれもタイのLCC「ノックエア」の旅客機=3月6日、バンコク(AP)【拡大】

 東南アジア地域で格安航空会社(LCC)が急成長する中、空港整備が利用者増加に追いつかず、サービス低下を招いているほか、航空産業発展の妨げになっている。

 インドネシアのジャカルタ・ポストによると、首都ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港は年間5100万人以上が利用し、1980年代半ばに設計した受容能力の2倍以上に達した。シンガポールのチャンギ空港は、LCC向けの「バジェットターミナル」を一時閉鎖し、新ターミナルを作る計画だが、2017年の完成までは混雑が悪化する恐れがある。ジャカルタからシンガポールに飛ぶ旅客機は、着陸の順番待ちで上空で1時間も待機することがあるという。待機にともなう燃料代も軽視できず、航空運賃の値上がりにつながる可能性がある。

 タイのネーション紙によると、同国のインラック政権は、空港の混雑緩和のため、首都バンコクに往来するLCCをすべて、スワンナプーム(新バンコク)国際空港からドンムアン(旧バンコク国際)空港に移させる方針だ。スワンナプーム国際空港は、年間4500万人の受容能力に対して、11年は4800万人が利用し、12年には5100万人に増加する見込みだ。

 米航空機大手ボーイングは、東南アジアのLCC数社から今後10年で470億ドル(約3兆8320億円)相当の旅客機を受注しているが、空港整備が遅れればキャンセルもあり得るとみて、危機感を募らせている。(シンガポール支局

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3565チバQ:2012/04/23(月) 22:03:41
http://www.asahi.com/business/update/0423/OSK201204230121.html
2012年4月23日21時11分
関空の旅客数、伊丹を上回る 11年度、4年ぶりに
 関西国際空港会社は23日、関西空港の2011年度の運営概況(速報値)を発表した。国際線と国内線を合わせた旅客数は1385万7044人で、前年度比2%減少したが、大阪(伊丹)空港の旅客数を07年度以来4年ぶりに上回った。

 関西空港の国際線では、東日本大震災の影響で外国人旅客は同21%減少したが、円高の影響で日本人旅客は同4%増加した。一方、伊丹空港の11年度の旅客数は1290万9665人(国土交通省大阪空港事務所調べ)で前年度に比べ9%減り、04年度以降7年連続の減少となった。同事務所は、震災の影響に加え、機材の小型化で旅客が減少したみている。

3566チバQ:2012/04/23(月) 22:18:49
>>3561
http://mainichi.jp/select/news/20120424k0000m040085000c.html
雑記帳:関空バス、最終便を繰り下げ
毎日新聞 2012年04月23日 21時42分(最終更新 04月23日 21時56分)

 関西国際空港を拠点にリムジンバスを運行する関西空港交通は5月8日から、梅田行き最終便の出発時刻を現行より35分遅い午後11時45分に繰り下げる。

 格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションのソウル線(1日1往復)開設日に合わせた。ソウルからの到着は午後10時55分で、JRと南海の最終電車に間に合わない乗客向けに運行する。

 24時間運用のはずの同空港だが、深夜は公共交通機関がストップ。日本でLCCの幕を開けたピーチが、真の24時間空港への重い扉をちょっとだけ開いた。【山田泰正】

3567チバQ:2012/04/23(月) 22:19:44
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120423/mcb1204230500004-n1.htm
【アジア産業トレンド−運輸・航空−】LCC、際立つ成長速度 座席シェア7年弱で12倍 (1/2ページ)2012.4.23 05:00
 アジア太平洋地域で、格安航空会社(LCC)が躍進している。LCCは、大手航空会社が提示する正規料金の3分の1〜2分の1程度といわれる航空運賃の“価格破壊”で、これまで航空機を利用しなかった層を取り込み、急成長を遂げた。

 オーストラリアの市場調査会社、アジア太平洋航空センター(CAPA)によると、東南アジア地域で旅客航空サービスの全座席数に占めるLCCの割合は、2012年1〜3月に13.3%で、05年の1.1%から7年足らずで約12倍もシェアが拡大した。20年には31%に達するとみられる。世界全体でみると、同比率は05年の14.9%から12年1〜3月の25.9%へと約1.7倍の伸びだ。東南アジア地域のLCC比率は世界全体より低いものの、成長スピードの速さが際立つ。

 アジアでは今年、5つの航空会社がLCC市場に新規参入する。エアアジア・フィリピン、スクート(シンガポール)に加えて、日本からもピーチ・アビエーション、エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパンが登場する。中国国営・東方航空も豪ジェットスターと合弁でLCC設立の計画がある。

 豪航空業界紙エアライン・リーダーによると、LCC大手のエアアジア(マレーシア)、ジェットスター(オーストラリア)、タイガー・エアウェイズ(シンガポール)の各社は、年率20%以上で乗客数を伸ばしている。

 一方、LCCと競合し、フルサービスを提供する従来型の大手航空会社は苦戦している。LCCの平均搭乗率が80〜90%以上に達するのに対して、アジアのフラッグキャリア(国家を代表する航空会社)の平均搭乗率は70%台にとどまる。

 マレーシアのフラッグキャリア、マレーシア航空(MAS)は、11年通期(1〜12月)決算で、過去最大の赤字となる25億2000万リンギット(約670億円)の最終損失を計上した。10年の最終損益は2億3400万リンギットの黒字だった。決算を発表したMASのアハマド・ジャウハリ・ヤハヤ最高経営責任者は「会社は危機状態にある」と述べ、不採算路線からの撤退、燃費のよい新機種の導入、エアアジアとの提携など、抜本的な経営改革に取り組んでいるが、LCCとの競争激化で前途は多難だ。(シンガポール支局)

3568チバQ:2012/04/26(木) 21:07:52
>>3548
7/9から成田関空にジェットスターが就航しますからねえ
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120426/bsd1204261921018-n1.htm
日航、成田−関空を運休へ 需要低迷で2012.4.26 19:21

 日本航空は26日、1日1往復している成田−関空線を運休すると発表した。成田発は7月1日から、関空発は同2日から運休とする。国際線と国内線の乗り継ぎ客を想定していたが、利用客が伸び悩んだため。

3569チバQ:2012/04/26(木) 21:08:55
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20120426/ecn1204260830009-n1.htm
JALが6月末に再上場申請へ!数カ月後に上場も2012.04.26
 経営再建中の日本航空は25日、6月末にも東京証券取引所の第1部に再上場の申請をする方針を固めた。すでに3月に予備申請を行ったことも明らかにした。審査手続きを迅速化する予備申請を行ったことで、正式申請から2〜3カ月後に再上場できる可能性がある。平成22年1月の経営破綻から異例といえる早期の再上場となる。

 現在の日航の株式のほとんどは約3500億円を出資した企業再生支援機構が保有しており、再上場時に売却する。日航は安定株主の確保のため、取引先の銀行や大手商社に取得を要請。破綻で損失を被った銀行などは取得に否定的な姿勢を示しているが、提携先の海外航空会社からは前向きな発言が出ている。

 日航はリストラや経営体質の改善を進め、業績が急回復。24年3月期の営業利益が過去最高を更新する可能性が高い。

3570チバQ:2012/04/26(木) 21:09:57
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120426-OYT1T00884.htm
スカイマーク効果?成田の国内線旅客が過去最多
 成田国際空港会社は26日、成田空港の2011年度の国内線旅客数は192万6072人で、1978年の開港以来、過去最多となったと発表した。


 月別でも3月は22万9209人と初めて20万人を超えた。低価格を掲げるスカイマークの新規就航が影響したとみられる。

 スカイマークは昨年10月、成田と札幌、旭川を結ぶ路線を開設し、3月までに成田発着便を計5路線に増やした。

 これに伴い、国内線の月別発着回数は、昨年10月から6か月間連続で過去最多を更新。11年度合計でも前年度比17%増の2万3011回と最多となった。

 一方、国際線は東日本大震災や原発事故の影響から、発着回数が前年度比4%減の16万4227回、旅客数は同13%減の2692万5841人にとどまった。

(2012年4月26日19時59分 読売新聞)

3572チバQ:2012/04/26(木) 21:10:54
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/34695.html
佐渡空路、ターミナルに専用窓口
新潟空港
 新日本航空(鹿児島県)が運航する佐渡―新潟空路の乗降場所が新潟空港旅客ターミナル(新潟市東区)に移り、26日午前、ターミナルで記念セレモニーが開かれた。ターミナルから直接乗り降りできるようになったほか、自然界で36年ぶりとなるトキのひな誕生との相乗効果で、佐渡観光の活性化を期待する声が上がった。

 佐渡空路は昨年7月に運航を再開。これまではターミナルから約150メートル離れた同社新潟運航所で搭乗手続きや乗り降りをしていた。同社は、ターミナル内に専用カウンターを設置。ターミナルで手続きなどができるようになったことで、他路線との乗り継ぎがスムーズになる。

新潟日報2012年4月26日

3573チバQ:2012/04/27(金) 22:10:15
http://flyteam.jp/news/article/10191
最も人気の高い席は「6E」-選ばれない席は「31E」

配信日:2012/04/27 20:58 - ニュースカテゴリー:サービス
飛行機に搭乗する際、最近は自分で自由に座席を選ぶことができるようになり、楽しみが増えた人も多いことでしょう。ただ、窓側派、通路側派に代表されるように好みもひとそれぞれ。そんな中でもちょっとした傾向があるようです。

イギリスの航空運賃比較サイト、スカイスキャナーが世界各国の1000名を対象に好みの座席を調査。それによると、窓側を好む人は60%、通路側は40%になったそう。どちらかというと、窓側の座席を取りたい人が多いので、窓側派は予約を早くして、座席を確保しないと、なかなかお好みの席を確保できなさそうです。

また、一番好まれる座席は「6A」だったそう。ちなみに航空機の前方座席をこのむ人が多く、実に45%が前方6列までに座りたいと回答。格安航空会社(LCC)のイージージェットはしっかりとそうした傾向を把握、これらの座席に課金しています。

調査では、最も好まれない席も判明。それが「31E」。機体の後方で両側を誰かに挟まれる席には座りたくない、ということでしょう。

ちなみに、最も後ろの座席を選ぶ、という人は7%。全員が降機した後に、ゆっくり降りたい方にはこの選択もオススメかもしれません。

今後、A380や787でも同じような調査が行われると、予約するときにもっと役立ちそうです。

3574チバQ:2012/04/28(土) 07:53:14
http://jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2012042701101
関空拠点航空会社向け奨励金制度創設=ピーチが申請へ−地元協議会
 関西国際空港の地元自治体や経済団体で構成する官民組織「関西国際空港全体構想促進協議会」(会長・森詳介関西経済連合会長)は27日、同空港を拠点とする航空会社を対象に着陸料の1〜3割を最大3年間で計2億円を上限として補助する「拠点化定着奨励一時金」を創設した。関西空港への航空会社の誘致・定着を目的とした制度で、同空港内に本社を置くピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)が申請を検討している。
 支援内容は、国際線の新規就航・増便につき着陸料の2割相当額を1年間支給。一定の要件を満たせば2年目以降にさらに1割が上乗せされる。(2012/04/27-19:25)

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3575荷主研究者:2012/05/05(土) 00:23:49

http://kumanichi.com/news/local/main/20120415002.shtml
2012年04月15日 熊本日日新聞
熊本空港の旅客微減275万人 昨年度国内線

 熊本空港の2011年度の国内線旅客数(速報値ベース)が275万2千人と、3年連続で300万人を割り込んだことが14日までに、県交通政策課のまとめで分かった。特に、昨年3月に発生した東日本大震災直後の4月は前年度比14・2%減、5月は同7・6%減と需要が落ち込んだ。ただ、7〜10月はプラスに転じ、最終的には0・6%減とほぼ前年並みで推移した。

 路線別では、昨年3月に全線開業した九州新幹線鹿児島ルートの影響で県が3〜4割減少すると試算していた大阪(伊丹)線と、神戸線も加えた関西線は56万1千人で前年度比7・2%減にとどまり、健闘した。

 “ドル箱”の東京線は前年度比1・4%増の188万9千人。10年度途中からスカイマークが新規参入して1日16便から19便に増え、増便効果が出た。12年3月には日航がさらに1便増便している。

 名古屋線(中部国際、小牧)は20万9千人で10・4%の増加。日航の撤退後、フジドリームエアラインズ(FDA)が1日2便就航したほか全日空が前年度比17・6%伸びて底上げした。天草線は1万3千人で1・2%減。沖縄線は6万6千人で5・5%減だった。

 交通政策課は「関西線は交流人口の拡大のほか、新幹線に比べ時間的優位性をある程度評価してもらった」と分析。「大動脈の東京線が増便しており、12年度は回復基調ではないか」とみている。(福井一基)

3576チバQ:2012/05/06(日) 16:18:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012050602000108.html
他社便へ振り替えなし ピーチ、欠航時に混乱
2012年5月6日 朝刊

利用客への対応に追われるピーチ・アビエーションの特設カウンター=先月19日、関西空港で


 格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションで、欠航時に一部の利用客の間で混乱が生じている。低価格運賃の実現のため他社便への振り替えがないためだ。世界的にみられるLCC流の対応だが、日本では知らずに利用する客も多く、専門家は「よく調べてから乗って」と注意を呼び掛けている。

 ピーチは関西空港を拠点とし、三月一日に就航。最初の一カ月の平均搭乗率は83%で、75〜80%とした予測を上回り、今のところ好調。徹底的なコスト抑制策で実現した低価格運賃が最大の魅力だ。

 しかし、日航など大手は、機材故障などの自社都合で欠航すると、他社便への振り替えのほか、ホテルを手配するケースもある。一方で、ピーチは自社便の中で振り替えるか、払い戻すしか選択肢がない。

 三月に長崎発関西行きの便が欠航した際は、福岡発の便に振り替え。長崎から福岡までの交通費は利用客の負担で「他社便は乗れないのか」「滞在費を負担して」と不満の声が相次いだ。

 同社はホームページで「他社便への振り替えはできない」と呼び掛けるが見落とす客も多く、手元に残る予約確認書にも記載する方向で検討に入った。

 LCCに詳しい桜美林大の丹治隆(りゅう)教授は「LCCはトラブル時に補償がない分、運賃が安い。欠航時などの対応を調べてから利用することが必要だ」と指摘している。

3578チバQ:2012/05/06(日) 16:29:35
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120501-OYT1T00908.htm
デルタ航空が製油所買収…燃料費負担減らす狙い

 【ニューヨーク=小谷野太郎】米航空2位のデルタ航空は30日、米ペンシルベニア州にある製油所を米石油大手コノコフィリップスから1億5000万ドル(約120億円)で買い取ると発表した。


 原油高に伴う燃料費の高騰で航空各社の厳しい経営が続く中、製油所を自ら確保して負担軽減を図る異例の取り組みとなる。

 デルタが取得するのは、同州フィラデルフィア市の南西約16キロ・メートルにあり、日量18万5000バレルの処理能力を持つ「トレーナー製油所」。設備を交換して飛行機用のジェット燃料を生産するほか、精製したガソリンや軽油をジェット燃料と交換する契約も他社と結ぶ。米国で必要な約8割の燃料を賄い、年間3億ドルの費用削減を見込む。アンダーソン最高経営責任者は、「製油所買収は画期的な取り組みだ」と述べた。

(2012年5月1日19時08分 読売新聞)

3579チバQ:2012/05/06(日) 20:15:45
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120424ddlk40010405000c.html
北九州市50年ものがたり:第3部・交通と街(続編)/1 旧空港で定期便再開 霧で欠航相次ぐ /福岡
毎日新聞 2012年04月24日 地方版

 70年代に急増した航空需要はその後も伸び、空の旅は大きなウエートを占めるようになった。一方、市民生活に密着したモータリゼーションの波に道路や橋の整備も着々と進んだ。「交通と街」の続編として空港や橋、道路、渡船の歴史と市民生活との関わりを振り返る。【松田幸三】

 「空の足に空白を作ってはならない」。91年3月、小倉南区曽根の旧北九州空港の定期便再開には「当時の末吉興一市長をはじめ行政や各界の強い思いがあった」。再開前後に北九州市新空港対策室の次長、室長を務めた現・門司港開発社長、奥野照章さん(69)は語る。

 既に苅田町沖の新空港計画が動き出している中で旧空港を整備することは「新空港の計画に水を差しかねない」という心配があった。だが、新空港の完成は10年以上も先。「空白をつくるな」との方向で国、市とが一致した−−と奥野さん。

 戦時中の1944年に陸軍曽根飛行場として建設された旧北九州空港。戦後、米軍が接収したが、53年の接収解除後は民間飛行場となり大阪、東京行きの民間機が飛ぶようになった。ただし滑走路はわずか1500メートルしかなく、ジェット旅客機には対応できない。この間、75年に国鉄が山陽新幹線を小倉、博多まで延伸。大阪へは新幹線を使う人が増え、旧空港の利用者が減った結果、大阪便は83年に運休に追い込まれ、旧空港の定期便はいったん途絶えた。

 一方で福岡市は新幹線の終着駅・博多を抱えるだけでなく、市街地の中に空港を持ち、発展を続けていた。北九州市にも空の玄関が何としても必要だった。そこで新空港までのつなぎ役として、旧空港の滑走路をかさ上げし100メートル延長。1600メートルとして91年、定期便再開にこぎ着ける。日本エアシステム(02年に日本航空と経営統合)が、羽田間にジェット機の定期便を飛ばすことになった。

 戦時中の1944年に陸軍曽根飛行場として建設された旧北九州空港。戦後、米軍が接収したが、53年の接収解除後は民間飛行場となり大阪、東京行きの民間機が飛ぶようになった。ただし滑走路はわずか1500メートルしかなく、ジェット旅客機には対応できない。この間、75年に国鉄が山陽新幹線を小倉、博多まで延伸。大阪へは新幹線を使う人が増え、旧空港の利用者が減った結果、大阪便は83年に運休に追い込まれ、旧空港の定期便はいったん途絶えた。

 一方で福岡市は新幹線の終着駅・博多を抱えるだけでなく、市街地の中に空港を持ち、発展を続けていた。北九州市にも空の玄関が何としても必要だった。そこで新空港までのつなぎ役として、旧空港の滑走路をかさ上げし100メートル延長。1600メートルとして91年、定期便再開にこぎ着ける。日本エアシステム(02年に日本航空と経営統合)が、羽田間にジェット機の定期便を飛ばすことになった。

 戦時中の1944年に陸軍曽根飛行場として建設された旧北九州空港。戦後、米軍が接収したが、53年の接収解除後は民間飛行場となり大阪、東京行きの民間機が飛ぶようになった。ただし滑走路はわずか1500メートルしかなく、ジェット旅客機には対応できない。この間、75年に国鉄が山陽新幹線を小倉、博多まで延伸。大阪へは新幹線を使う人が増え、旧空港の利用者が減った結果、大阪便は83年に運休に追い込まれ、旧空港の定期便はいったん途絶えた。

 一方で福岡市は新幹線の終着駅・博多を抱えるだけでなく、市街地の中に空港を持ち、発展を続けていた。北九州市にも空の玄関が何としても必要だった。そこで新空港までのつなぎ役として、旧空港の滑走路をかさ上げし100メートル延長。1600メートルとして91年、定期便再開にこぎ着ける。日本エアシステム(02年に日本航空と経営統合)が、羽田間にジェット機の定期便を飛ばすことになった。

 再開初日の3月27日は雨だった。滑走路拡張の完工式や新ターミナルビルの開館式も終えていた。管制官の濱田治樹さん(56)は、管制塔で羽田からの第1便を待ったが「飛行機は降りてこずに悔しい思いをした」。当日は霧でパイロットが着陸を断念、福岡空港へ向かったのだ。

 三方を山に囲まれた旧空港はしばしば霧に悩まされた。「いつも天気が心配だった」と濱田さん。やむを得ず福岡に着陸すると乗客をバスで北九州まで運ぶ。北九州から飛べずに福岡までバスで送ることもあり、航空会社には負担となる。新空港建設は急務だった。

〔北九州版〕

3580チバQ:2012/05/06(日) 20:17:46
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120425ddlk40010344000c.html
北九州市50年ものがたり:第3部・交通と街(続編)/2 新空港開港へ課題次々 空域調整に市長奔走 /福岡
毎日新聞 2012年04月25日 地方版

 「予算が付いていない」。90年暮れ、91年度予算の大蔵原案に新北九州空港の調査費が見送られたことは北九州市に衝撃を与えた。「夏の概算要求では実施調査費5000万円が計上されていたので安心していた」と市長だった末吉興一さん(77)=国際東アジア研究センター理事長=は振り返る。

 当時の防衛庁と運輸省との間で空域調整が済んでいないことが理由とされた。20キロ北に海上自衛隊小月航空基地(山口県下関市)があり「小月は経験の少ないパイロットが練習機に乗るので、空域からはみ出ることもあるとの防衛庁の言い分だった」と末吉さん。

 運輸省は新北九州空港など全国で数カ所、自衛隊基地との空域調整問題を抱えていた。防衛庁は「新北九州空港の例が既成事実化され、なし崩しになるのでは」と危機感を募らせ、新空港の滑走路を東西に造れば空域に引っかからないと主張。だが騒音問題などから運輸省は南北案にこだわった。

 旧建設省出身の市長が動いた。「運輸省の次官は大学の同級生、防衛庁の次官も研修の時に一緒で仲がよく、2人の間を私が走り回った」と末吉さん。「防衛庁は次第に空域が狭められることを嫌がっていた。互いの本音を伝えることで調整は前に進んだ」

 空域調整で2年足踏みしたが92年8月、運輸省案通り「南北方向に滑走路建設」で奥田敬和運輸相と宮下創平防衛庁長官との協議が決着した。

 新北九州空港計画の歴史は71年、北九州市が国に新空港建設を要望したのが始まり。すぐに運輸省第4港湾建設局が新空港試案を作成し77年、関門海峡のしゅんせつ土を処分する苅田沖土砂処分場の建設が始まった。

 「海上公園を造るとの名目だったが誰も信じていなかった」と末吉さん。「土砂処分場を飛行場にする計画で、71年当時の山下博通・第4港湾建設局長が知恵を出した」。94年、土砂処分場は正式に「新空港整備事業」に位置づけられ、着工した。

 漁業補償交渉や空域問題が決着し、残る課題は航空会社の参入。旧空港に定期便があった日航は期待できたが、他社から良い返事が来ない。そんな中、神戸市から北九州市に本社を移した新規航空会社「スターフライヤー」が北九州−羽田間に1日12往復の路線を決定。地元企業が出資し、県や市も補助金を出して支援した。

 新空港は当初、05年10月開港予定だったが地盤改良工事が難航。06年3月の開港を目指して準備を進めた。

〔北九州版〕

3581チバQ:2012/05/06(日) 20:19:32
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120426ddlk40010352000c.html
北九州市50年ものがたり:第3部・交通と街(続編)/3 新会社スターフライヤー参入 /福岡
毎日新聞 2012年04月26日 地方版

 ◇「眠らぬ空港」支える
 「初めから自分でエアラインの設立に関わりたかった」。スターフライヤー(本社・小倉南区空港北町)の客室部副部長、中島陽子さんは新空港開港の前年、05年5月入社だ。

 大阪出身。大手航空会社で客室乗務員を17年務めた後、仙台拠点の航空会社の設立に参加した。そんな中島さんにとって新空港でスタートする新航空会社は魅力的だった。

 キャリアを評価され客室乗務員室長として迎えられた。新空港開設、新路線就航まで1年足らず。導入するエアバスの訓練は米国マイアミであり、中島さんら6人がフランス人教官の指導を受けた。「フランスのトゥールーズへ新機を引き取りに行き、ドバイ、バンコク経由で羽田に戻った時は感激でした」。ぎりぎりまで新空港は使えなかったため、訓練飛行では羽田から大分に飛んだという。

 苦労も多かった。関係省庁との折衝で何度も上京。「旧空港から羽田便に乗ろうとしたら霧でよく欠航し、宇部や福岡空港を使った。緊急時の対応で深夜まで関係者と話し合うこともあった」

 そして迎えた06年3月16日。新北九州空港の開港当日。前夜から中島さんら客室乗務員は徹夜で準備した。「カートに飲み物をセットしていた。全て自分たちでやった。第1便を無事送り出した時はホッとしました」。ゆっくり休む間もなく、仮眠だけで「午後からはフライトで羽田に向かいました」

 総工費1024億円で海上に2500メートル滑走路を持つ新空港は、霧に悩まされた旧空港と違い就航率が高い。10年実績は99・1%。沖合の立地を生かした24時間運用が売り物だ。

 現在のスターフライヤー第1便は早朝5時半に出発して7時に羽田へ。午後10時55分発の羽田発最終便が深夜0時35分に着く。「東京へ日帰り出張が可能」(中島さん)なダイヤだ。4月は日本航空、スカイマークと合わせ18往復が飛ぶ。

 24時間運用を支えるのは空港スタッフや乗員らの陰の力だ。第1便に乗る客室乗務員は午前4時前に空港にやって来る。「起床は2時半」と中島さん。7月には初の国際定期路線の釜山便が就航するが「韓国語の研修も始めている。関係省庁との打ち合わせでまた忙しくなります」。新しい挑戦に中島さんの目が輝いた。

 新空港にバトンタッチし役目を終えた旧空港。跡地に病院、薬局が開業し、市が買収して整備した産業団地に自動車部品メーカーが進出した。残る約30ヘクタールは誘致が続く。

〔北九州版〕

3583チバQ:2012/05/07(月) 22:42:24
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001205070001
【フォーカス】空港利用 足踏み
2012年05月07日


国内線の利用者確保が課題となっている小松空港

◆新幹線開通まであと3年◆


 小松空港(小松市)と能登空港(輪島市)の利用者数が伸び悩んでいる。北陸新幹線金沢開業を3年後に控え、特に国内線の客足確保に向け、県もてこ入れを図っている。


〜*20年ぶり200万人割れ 小松*〜


 県がまとめた2011年度の利用状況によると、小松空港の利用者数は前年より約5万人減の199万7119人と、20年ぶりに200万人台を割り込んだ。


 国内線は3年連続で200万人を下回った。東日本大震災の影響で全国各地の空港の上半期の利用者数は落ち込んでおり、小松空港でも上半期の国内線が前年より10・8%減少したことが響いた。


 一方で国際線は善戦している。


 「台北便の増便は正しい決断だった」。4月17日、台北便を運航するエバー航空(台湾)の重役らが県庁を訪問した際、谷本正憲知事は上機嫌でこう話した。


 小松空港の国際線は、昨年10月に週2便から4便に増えた台北便が好調で、増便後も搭乗率は74・4%(前年77%)を維持している。知事の発言も、この成績を念頭に置いたものだ。


 国際貨物も全国的に低調傾向だったが、小松では北米路線の就航が後押しし、1万6140トンと、ほぼ前年並みだった。


〜*9年目過去最低水準 能登*〜


 能登空港の利用者数は、9年目となる2011年7月7日〜今年3月末の搭乗率が61・2%となり、震災で過去最低となった前年同期(57・9%)を除くと、最低の水準となった。昨夏〜秋は前々年の同期と比べ好調だったが、今冬に入り、日本海側の豪雪などの影響で、観光利用が低迷した。


 能登空港では、羽田便の搭乗率が目標(9年目は62%)を4ポイント下回った場合、運航する全日空に県が1席あたり約6千円の保証金を支払う契約を交わしている。8年目は搭乗率55・8%と条件を下回ったが、震災の影響で適用除外になった。


 9年目は前半が好調だったこともあり、もし目標を4ポイント下回っても、適用除外になるのは難しいという。保証金を支払うことになれば、開港後、初めてになる。


〜*危機感持って県がてこ入れ*〜


 危機感を持つ県は昨年度、小松空港活性化推進検討会を設けた。今年3月には、小松空港活性化アクションプランをつくった。5月にはプラン実施に向け、小松空港活性化委員会(仮称)を立ち上げ、空港の活性化に向けた取り組みを強める。


 4月23日には、谷本知事らが国土交通省や航空会社を訪れ、羽田発着枠の地方への優先配分や、乗り継ぎの利便性向上などを要望してまわった。


 能登空港については、県空港企画課は、経済状況などから地元業者らの利用増は難しいとして、地域の老人会や婦人会に空港利用を呼びかけている。「目標搭乗率に向けて全力で取り組みたい」としている。


(板倉吉延)

3584チバQ:2012/05/07(月) 22:45:59
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000001205070003
嘉手納基地に全日空機着陸
2012年05月07日

 羽田発那覇行きの全日空139便が2日午後11時10分ごろ、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に着陸した。那覇空港の滑走路が補修工事で閉鎖される午後11時までに到着できなかったため。同機は工事終了を待って2時間半後に那覇空港へ向かい、3日午前1時40分過ぎに到着した。


 乗客数は満席の405人だった。午後8時羽田発、同10時35分那覇着の予定だったが、座席に不具合が見つかり、整備を終えて50分遅れで出発した。


 那覇空港は午後11時〜翌1時半、滑走路を補修している。全日空によると、飛行経路などを変えて閉鎖前の到着を目指したが、離陸直後に間に合わない見込みが判明。那覇空港事務所に伝えたが、着陸が認められず、嘉手納基地での待機を決めたという。


 同事務所は「連休中で満員の乗客がいたために出発したのだろう。特例を許すと歯止めがきかなくなるので認めなかった」としている。

3585チバQ:2012/05/07(月) 22:47:33
GW中なんだからいいじゃんって気もするんだけど…

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-05-04_33329/
ANA機10分遅れで那覇着陸できず

ANA139便離陸〜着陸までの流れ

社会 2012年5月4日 09時53分



 羽田から那覇空港に向かっていた全日空139便が2日午後11時12分、約30キロ離れた米軍嘉手納基地に着陸した。滑走路の定期整備が始まる午後11時に、10分ほど間に合わないことから那覇空港への着陸を断られた。この便は整備が終わった翌3日午前1時43分、那覇空港に到着。約5時間の思わぬ長旅に、満席の乗客405人からは「少しも待てない工事だったのか」と不満の声が聞かれた。(福井悠介、富濱まどか)

 全日空によると、午後8時出発予定だった139便は、座席のリクライニングが壊れ、出発が50分遅れた。定刻だと午後10時35分着で、50分遅れると午後11時25分。滑走路が整備で閉鎖される午後11時には間に合わないが、普段よりスピードが出る低めの高度で飛んだり、飛行ルートを直線に近づけたりして急げば、大幅には遅れないと機長が判断して羽田をたった。

 しかし、結局、10分ほど間に合わずに着陸を断られた。航空会社関係者によれば「5分、10分なら待ってくれる空港が大半だが、那覇は厳しい」という。

 国土交通省那覇空港事務所の話では、毎日午後11時から午前1時半まで、滑走路の路面を整備したり、灯火を点検したりしている。

 深夜に飛ぶ全日空の貨物機やスカイマークの旅客機が増え、整備の時間に余裕がなくなってきたため、2009年に那覇空港独自の運用指針を決めた。悪天候などのやむを得ない事情がなければ整備時間は融通しない。今回も、座席の故障は全日空の都合だからと、指針通りに着陸を断った。

 那覇空港に向かう便が悪天候などの影響で嘉手納基地に着陸することは珍しくない。ただ、嘉手納では「外の写真を撮らないように」と指示する機内アナウンスがあったという。

 空港の到着ロビーには午前1時50分ごろ、ゴールデンウイークを沖縄で過ごそうと、ダイビング道具など大きな荷物を抱えた観光客らが次々と出てきて、タクシー乗り場に長い列をつくった。

3586チバQ:2012/05/07(月) 22:57:19
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205070030.html
'12/5/7
東京線50万人割る 出雲空港
 出雲空港(出雲市)の東京線の2011年度利用者数が、10年ぶりに50万人を割り込んだことが島根県のまとめで分かった。9月まで小型機だけの運航が続いたことや東日本大震災が影響した。県の集計では、11年度の東京線利用者は47万8452人で前年度比7・9%減だった。

 前後期別でみると、前期(4〜9月)利用者は22万2980人で前年同期比19%減。この期間は経営再建中の航空会社の方針で、1日5往復すべて2種の小型機(176、165座席)だった。県などの要請で中型機(261座席)の運航が一部再開した後期(10月〜今年3月)利用者は25万5472人で、前年同期比4・6%増となっている。

 県は前期の1機当たりの搭乗者数減少が、利用減の最大の要因とみている。

 震災直後の4月(前年同月比27・7%減)5月(同25%減)の落ち込みも目立った。

 東京線は1979年8月の開設以来、順調に利用者を伸ばし、02年度には初めて年間50万人を突破。だが最近は08年度の56万5594人をピークに減少が続いている。

3587チバQ:2012/05/09(水) 19:46:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20120509-OYT8T00663.htm
新千歳―ホノルル直行便…11月就航


 米国・ハワイを拠点とするハワイアン航空は9日、今年11月1日に新千歳―ホノルル線を新規就航すると発表した。同航空によると、道内の空港からハワイへの直行便ができるのは2003年以来という。

 週3便の運航で、新千歳発は水、金、日曜午後9時。ホノルルに午前9時15分に到着する。機材はボーイング767(264席)を使用する。

 同航空は10年11月に国内初となる羽田線を就航。11年7月に関西、今年4月には福岡でも運航を始めた。同航空のマーク・ダンカリーCEO(最高経営責任者)は「就航を機に札幌の魅力をさらに大勢の人に紹介できることを期待している」とのコメントを発表した。

(2012年5月9日 読売新聞)

3588チバQ:2012/05/10(木) 21:41:08
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001205100006
9年ぶり ハワイ直行便 新千歳空港
2012年05月10日

■11月から、米ハワイアン航空
■タイ国際航空もバンコクへ初定期便


 米ハワイアン航空が11月から、新千歳空港とハワイ・ホノルル空港を結ぶ定期便を就航させることになった。ホノルルへの定期便は日本航空が2003年に廃止して以来9年ぶり。タイ国際航空も同時期に新千歳―バンコクの初の定期便を就航させることがわかり、秋からは道内からの海外旅行が身近になりそうだ。


 ハワイアン航空のホノルル便は週3往復。新千歳発は水・金・日曜の午後9時で、11月2日が第1便となる。ホノルル空港発は火・木・土曜の午後2時45分で、翌日の午後7時に新千歳に到着する。同航空のホノルル便開設は、羽田、関空、福岡に次いで国内4カ所目となる。


 タイ国際航空は10月末から、新千歳―バンコク・スワンナプーム空港との間に定期便を就航させる予定だ。計画によると、水・金・日曜の週3往復で、新千歳着が午前8時、出発は午前10時45分。当面は冬季ダイヤ期間中の3月末までの運航を予定している。

3589チバQ:2012/05/10(木) 22:58:04
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201205110018.html
'12/5/11
空港利用者、ピーク時の8割
 中国地方5県の8空港を2011年度、利用した人は604万5千人で、ピークだった2003年度の8割に減ったことが、5県のまとめで分かった。東日本大震災の影響で東京線の乗客数が落ち込んだ影響が大きい。一方、アジア路線が好調な国際線は61万9千人と5年ぶりに過去最高を更新し、新たなけん引役となっている。

 広島▽山口宇部▽岡山▽出雲▽萩・石見▽隠岐▽鳥取▽米子―の8空港の利用者数を集計した。604万5千人で10年度に比べて4・9%減り、5年連続で前年度を下回った。754万6千人で過去最高だった03年度の80・1%にとどまる。

 10年度を上回ったのは、5万2千人で0・4%増だった隠岐だけ。残る7空港は、広島255万6千人(5・9%減)▽岡山127万人(3・0%減)▽山口宇部76万3千人(1・7%減)▽出雲63万7千人(6・9%減)▽米子42万5千人(5・3%減)▽鳥取27万7千人(6・6%減)▽萩・石見6万6千人(8・7%減)―と軒並み減った。

 各空港の主力である東京線の利用者数は4・3%減の478万5千人。東京線がない隠岐を除く7空港のうち、23・3%増の萩・石見を除く6空港で前年度を下回った。減少率は出雲の7・9%が最高だった。「震災後の昨年4月に3割近く減少したのが響いた」と島根県。昨年10月以降は4・6%増に持ち直したという。

 対照的なのは国際線。中国や台湾、韓国などの定期線が就航する広島、岡山、米子の3空港の利用者は5・1%増の61万9千人と、初めて60万人台に乗せた。広島は10・8%増の36万2千人、米子は2・4%増の3万人だった。中国の北京・大連線が昨年11月に運休した岡山は2・5%減の22万6千人。

3590チバQ:2012/05/10(木) 22:59:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120510-00000079-mai-pol
<沖縄振興基本方針>那覇空港に第2滑走路
毎日新聞 5月10日(木)21時14分配信

 政府の沖縄振興審議会(会長・伊藤元重東京大大学院教授)は10日、内閣府で会合を開き、今後10年間の沖縄振興の方向性を示す基本方針を提示し、了承された。沖縄県が財政支援を求めている那覇空港の第2滑走路について、「適切な財源の確保を前提に整備を図る」と明記した。従来より自由度が高い一括交付金(沖縄振興交付金)の創設も盛り込んだ。11日に野田佳彦首相が決定し、全閣僚が出席する沖縄政策協議会で報告する。

 基本方針は「東アジアの中心に位置する地理的優位性を生かした人・モノ・情報の拠点づくり」などを振興の理念に掲げ、今年度予算で初めて1575億円を計上した新たな交付金を、政府が今後10年間続ける制度として改めて位置付けた。

 那覇空港では近年の観光客増加で1本しかない滑走路が過密化し、昨年12月には共同使用している自衛隊機のトラブルで一時閉鎖された。このため首相が今年2月に沖縄を訪問した際、仲井真弘多(ひろかず)知事が第2滑走路の早期着工を求めた経緯がある。基本方針は沖縄に配慮し、政府の推進姿勢を明示した。

 3月に成立した改正沖縄振興特別措置法は、具体的な振興計画を作る権限を政府から県に移し、政府には計画の前提になる基本方針を示すよう規定している。政府は15日の沖縄の本土復帰40年を控え、基本方針の策定を急いでいた。

 振興計画が基本方針にそぐわない場合、政府が計画変更を求めることができる。ただ、今回の方針では個別の事業について「趣旨が合致すれば、(基本方針に)記載がないものも計画に記載することを妨げない」と明記し、県に大幅な裁量を認めた。【新垣和也】

3591とはずがたり:2012/05/11(金) 10:24:32
>>3585の融通の利かない運用は第二滑走路がない>>3590のも原因なんでしょうかねぇ?

3592チバQ:2012/05/11(金) 22:06:00
滑走路が一本だと整備点検があるんで完全24時間の運用は出来ないですね 昔の関空もそうでした
滑走路が二本あれば整備時間をずらすことで完全24時間運用が可能です

たしか那覇空港は深夜に貨物便(日本←→香港やタイ)の中継をやってたから整備か遅れるのは困るんでしょうが、、、、
硬直的な対応は単に管制官の判断と思います

3593チバQ:2012/05/11(金) 23:15:29
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120511/CK2012051102000189.html
カギは乗り継ぎ増 小松空港活性化委が初会合
2012年5月11日

新幹線開業で苦戦が予想される小松空港活性化へ議論を始めた委員会の初会合=県庁で


新幹線見据え
割引料金周知図る
 二〇一四年度末の北陸新幹線金沢開業で、利用者減少が予想される小松空港の活性化を検討する委員会(委員長・山内弘隆一橋大大学院教授)の初会合が十日、県庁であった。県は、羽田経由で乗り継ぐ場合などに割引料金が適用される制度の周知を図るため、県など全国十一自治体が共同発起人となり夏ごろに「航空乗継利用促進協議会(仮称)」を設置する方針を明らかに。乗り継ぎ利用者増が生き残りのカギになるとの意見も出た。(室木泰彦)

 協議会の共同発起人は、県と金沢市、輪島市、小松市をはじめ、青森、福井、香川、高知、鹿児島の五県と釧路市、松山市。今後、さらに空港のある自治体や航空会社、旅行会社などに参加を呼び掛け、夏ごろ協議会をスタート。連携してインターネットで割引のPRをするほか、誘客促進へ各地の観光情報も発信する。

 県によると、乗り継ぎ割引が適用されると、目的地によっても違うが通常料金で五〜六万円かかるルートが早期予約などで三万円台で済む。会合で県の小森卓郎企画振興部長は「私も四国まで利用したが便利。乗り継ぎ割引は意外に知られていない。石川が音頭を取って全国組織をつくる大胆な取り組みだが、周知を図りたい」と説明した。

 委員からは「観光客がある程度新幹線にシフトするのは当然と考え、ビジネス客の利用をどう維持させるかが課題になる」との指摘が。また、新幹線で東京−金沢が二時間半に短縮されると、羽田便が苦戦する可能性が高いとの意見もあり、別の委員は「地方空港は九十八ある。これらの組み合わせで乗り継ぐ利用者を増やすことも、小松空港生き残りの一つの策になるのでは」と助言した。

 委員会は、昨年の検討会でまとめたアクションプラン(行動計画)を踏まえ、さらに実践的な対策を取るため開催。県は、委員の議論を見ながら、何らかの具体策をまとめるか検討し、一四年度末の新幹線開業に備える。

3594チバQ:2012/05/12(土) 00:48:40
国際4空港(成田・羽田・中部・関西)以外から東アジア(中国・韓国・台湾・香港)への直行便リスト


ユジノサハリンスク(サハリン航空)・・・成田便なし。国内から唯一の直行便
新千歳 2往復/週
グアム(全てコンチネンタル航空)
グアム・沖縄に需要があるのかすごい疑問
福岡  7往復/週
沖縄  4往復/週
新千歳 2往復/週
仙台  2往復/週
新潟  2往復/週
岡山  2往復/週
広島  2往復/週

ホノルル(ハワイアン航空)
福岡  7往復/週

マニラ(フィリピン航空)
福岡  5往復/週

ハノイ(ベトナム航空)
福岡  2往復/週
ホーチミンシティー(ベトナム航空)
福岡  2往復/週

3596名無しさん:2012/05/12(土) 16:25:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20120511-OYT8T01456.htm
空港バス 路線維持へ懸命

利用平均3人の便も 県などがキャンペーン


利用者の低迷が続いている山口駅―山口宇部空港間の連絡バス(JR山口駅で)  県内の主要都市と山口宇部空港(宇部市)を結ぶ連絡バスの利用が低迷している。特にJR山口駅(山口市)便の1便あたりの乗客数はわずか3人程度。「路線維持のためにも、バスの知名度を上げたい」として、県などは今月から利用者に賞品が当たるキャンペーンを始めた。

 連絡バスは山口駅のほか、JRの下関駅(下関市)、宇部新川駅(宇部市)、新山口駅(山口市)をそれぞれ結ぶ3路線がある。このうち中国ジェイアールバス(広島市)と防長交通(周南市)が共同運行している山口駅便は、採算ラインを下回る状況が続いている。

 防長交通によると、山口駅便の採算の目安となる1便あたりの乗客数は7、8人。しかし、運行を始めた昨年8月は2人にとどまった。山口国体が行われた同10月は4人程度に増えたものの、最近は3人程度にとどまっているという。バスは試験運行で、運行期間は8月末までだが、同交通の担当者は「9月以降も継続したい」と話している。

 下関駅便も乗客確保に苦戦。運行しているサンデン交通(下関市)は「1便あたり15人程度の乗車が望ましいが、5人程度しか利用がない。キャンペーンが利用者増につながってほしい」と話している。

 県交通政策課によると、空港に無料駐車場があるため、利用者の大半は車で訪れるという。同課の担当者は「空港への連絡バスはすべて厳しい状況。キャンペーンを通じて利用を呼び掛けたい」と話している。

 キャンペーンの対象は4路線を6月30日までに利用した人で、抽選で10人に5750円分、100人に1100円分のバスカードが当たる。カードはほかの路線バスでも利用できる。

 申し込みは、空港やバス内にある用紙に必要事項を記入。バス会社から用紙に利用証明のスタンプを押してもらうなどしたうえで、空港内にある応募箱に投函(とうかん)するか郵送する。締め切りは7月6日(当日消印有効)。問い合わせは山口宇部空港利用促進振興会事務局(0836・31・2200)へ。

(2012年5月12日 読売新聞)

3597名無しさん:2012/05/12(土) 16:26:21
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120511-OYT1T00742.htm?from=main4&from=hochi
伊丹空港ビル売上200億、だれ運営…交渉難航
 7月の関西国際空港と大阪(伊丹)空港の経営統合に向け、第3セクター「大阪国際空港ターミナル」が保有する伊丹空港ビルを巡り、両空港を運営する新関西国際空港会社と3セク側の運営権交渉が難航している。

 新関空会社は高収益の伊丹空港ビルを一体化したいが、経営に不安のない3セク側には抵抗がある。両社で共同運営会社を設立する妥協案が浮上しているが、決着のメドはついていない。

 両空港の経営統合後、国が全額出資する新関空会社に、関空の滑走路とターミナルビル、国保有の伊丹空港の滑走路や土地の所有権が移る。現状の枠組みでは、伊丹空港ビルは大阪国際空港ターミナル所有のままで、“大家”が国から新関空会社に代わる格好だ。

 ターミナル社が運営を続けるには、新関空会社と7月までに今後の連携に関する協定や土地の賃貸借契約を結ぶ必要がある。国や新関空会社は「株式を取得して伊丹空港ビルの経営権を握りたい」(国土交通省幹部)のが本音だ。

 一方のターミナル社は、年間売上高が200億円規模、テナントからの賃貸料収入などで営業利益が10億円余りにのぼる優良企業で、身売り話には抵抗がある。

 そこで新関空会社が提案したのが、伊丹空港ビルを運営する共同出資会社の設立だ。これならターミナル社の株主も一定の影響力が残せる。両社で出資比率などを交渉中だが、どちらが過半数を握るかなど合意へのハードルは高い。

 関係者によると、国は両空港の運営権を2014年度にも売却したい意向で、ターミナル社は従業員の雇用に不安が残るため、簡単には譲歩できないようだ。

(2012年5月11日14時50分 読売新聞)

3598名無しさん:2012/05/12(土) 16:26:57
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/business/20120511-OYT8T00379.htm?from=navlk
関西空港「カフェ戦国時代」 大手チェーン出店続々

知名度アップも狙い、進出が相次ぐ大手コーヒーチェーン 関西空港で、大手コーヒーチェーンの出店が相次いでいる。旅行客の待ち時間にぴったりのコーヒーを気軽に楽しんでもらおうと、関空会社が続けた誘致活動の末、5月末には大手5社9店が空港内でひしめき合う状態になる。

 年約1400万人の空港利用者をターゲットにした「コーヒー戦争」は、激しさを増しそうだ。


 先駆けは1999年夏、2階の飲食店街に関空1号店をオープンさせた米シアトル発祥のスターバックスコーヒー。2006年までに国際線の到着フロアとチェックインフロア、国際線ゲート内へ出店し、現在は計4店舗を展開する。

 同社は、フライト待ちの間に見送りに来た人と過ごしたり、到着後に休憩したりと、店舗の場所によって異なる客層に着目。担当者は「様々な層を取り込める機会」と、複数出店の狙いを明かす。

 昨年6月には、同じくシアトル系のタリーズコーヒー(2店)が出店。国内大手からは、10年3月のプロント、今年4月26日にはサンマルクカフェが続き、一時撤退していたドトールコーヒーも、今月下旬に再出店の予定だ。

 大手チェーン側にとって、関空進出の魅力は国内外から訪れる大勢の観光客だ。中国などアジアからの利用者は増えており、「客層は国籍や性別、職業を問わず幅広い。ブランド名を発信できるチャンス」(タリーズの担当者)との期待がある。

 ターミナルビル内で営業する飲食店は現在約50店舗。関空会社も「国内外の旅行客に身近なブランド店を呼び込み、様々なコーヒーの味を」と営業に奔走。元々、同社が営業していた直営カフェなどに代わって、参入が進んだ。

 関空内には、大手チェーンのほか、近年コーヒー商品に力を入れるマクドナルドなどファストフード店や、大阪が拠点のカフェ英國屋などもあり、ライバルは多い。プロントの担当者は「競争相手が増えれば、利用者は真剣に品定めすることになる。強みのサイドメニューも生かして勝負したい」とする。

 韓国旅行に出発直前にコーヒー店を利用していた箕面市の女性会社員(25)は、「街角で見慣れたコーヒー店の看板を目にすると、気軽に『ちょっと寄ってみよう』という気分になります」と話していた。(諏訪部敦)

(2012年5月11日 読売新聞)

3599チバQ:2012/05/13(日) 20:26:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120513-00000127-mailo-l27
ピーチ・アビエーション:初のソウル便、歓声「アジアと日本、交流盛んに」 国際線、順調に往復 /大阪
毎日新聞 5月13日(日)12時54分配信

 関西国際空港を拠点にする格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」が初の国際線となるソウル(仁川(インチョン))へ就航した。8日夜の第1便は、機長資格を持つパイロット2人が乗務するいわゆる「ダブル・キャプテン」での運航。操縦を担当した日本航空出身のベテランコンビは「久しぶりの国際線なので少々緊張したが、普段通りのオペレーションができた」とほっとした様子だった。【山田泰正】
 同社は3機のエアバスA320を導入、6月中旬には4機目が到着する。パイロットは第1期(8人)から10期(6人)までが入社済み。国内の航空会社に勤務していた経験者ばかりで、機長はいずれも飛行時間1万時間を超えるベテランぞろい。A320の資格取得訓練は全日空に委託して実施、一部は仏トゥールーズのエアバス本社で行った。
 ソウル行き第1便に乗務したのは二川(ふたがわ)之弘さん(59)、田鍋伸昭さん(58)の2人の機長と客室乗務員5人の計7人。二川さんが操縦を担当し、田鍋さんは管制との交信など副操縦士業務を担当した。7人は、ソウル便の前に長崎を1往復。初の国際線という大役ではあっても、そこは稼働に厳しいLCCらしくひと仕事してからソウル便の機内へ向かった。
 関西空港を午後6時半すぎに出発した第1便には133人が搭乗。仁川空港に40分ほど滞在後、折り返し便は韓国の旅行会社が手配した観光客ら163人が乗り込み、定刻の午後11時前に関西空港に戻った。
 ◇機内アナウンス、日英韓3カ国語
 北朝鮮から妨害電波が発射されているという情報もあり、GPSなどの航法機器や無線通信への影響も予想されたが、トラブルもなく順調に往復。「第1便に乗務できて光栄。韓国の管制官との交信で、私の名前を呼んで歓迎のメッセージを寄せてくれたのがうれしかった」と二川さん。機内はお祝いムードで、日英韓の3カ国語で「ピーチもやっと国際線のスタートを切れた」とアナウンスをすると、乗客から拍手がわいたという。
 副操縦士を務めた田鍋さんは日本航空でボーイング777の機長として海外路線を飛んでいた。ソウルへ飛ぶのは久しぶりだったこともあり、第1便の乗務が決まってから実際のフライトを想定してイメージトレーニングを重ねたという。「国内線の運航開始から時間をおかずに国際線を始めることができたが、これも関係機関や利用者の支援があってこそ。国際線は一層、気持ちが引き締まります」と話した。
 関西空港−ソウル間にはこれまで金浦(キンポ)空港発着便を合わせ6社が1日17便を運航してきたが、ピーチ社の参入で7社18便に増えた。ピーチ社は7月1日からは香港、9月30日からは台北への就航が決まっており、井上慎一社長は「安全に最善を尽くし、365日手ごろな運賃を提供してアジアと日本の交流を盛んにしたい」と目標を話す。

5月13日朝刊

3600チバQ:2012/05/14(月) 12:29:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120514/bsk1205140503002-n1.htm
米AMR、身売り選択肢検討 債権者委との合意に基づき今夏着手2012.5.14 05:00
 会社更生手続きを進めている米航空大手アメリカン航空の親会社であるAMRが、無担保債権者委員会との合意に基づき身売りの可能性を含めた戦略的選択肢を検討する方針を固めたことが、関係者の話で分かった。

 それによると、検討に着手する時期は今夏になる見通しだ。9月には、事業再編計画提出に関するAMRの排他的権利が期限切れとなる。AMRによると債権者委員会との合意は統廃合シナリオの検討を求めている。

 債権者委員会は、AMRが検討する選択肢に米USエアウェイズ・グループとの合併を加えるよう求めた。USエアウェイズは買収提案を提示するかどうか検討しているという。

 ホートン最高経営責任者(CEO)は、合併を検討する前に連邦破産法11条に基づく会社更生手続きを終えることを目指してきた、これまでの方針を転換し、戦略的選択肢を検討することにした。USエアウェイズがアドバイザーを起用し、アメリカン航空の労組から合併の支持を取り付け、債権者にも支持を求め始めたことにより、これまでの方針には見直しの圧力がかかっていた。(ブルームバーグ Jeffrey McCracken、Mary Schlangenstein)

3601チバQ:2012/05/14(月) 21:47:44
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005053225.shtml
大阪空港廃止検討を明記、兵庫県など反発 国交省素案 
 7月に予定する関西空港と大阪空港の経営統合に向け、国土交通省が策定している空港運営の基本方針の素案に、大阪空港に関し将来的な廃港を含め検討するとの内容が盛り込まれることが14日、分かった。地元自治体関係者が明らかにした。


 国は近く地元自治体と調整に入る方針で、6月中旬に方針を正式決定する。ただ神戸空港を含む3空港活用を訴える兵庫県などは反発、調整は難航しそうだ。

 関係者によると、国交省は14日中にも関係自治体に素案を提示する。5月下旬に開催予定の「関西国際空港・大阪国際空港運営協議会」の第2回会合で正式に提示、具体的な協議に入る。

 大阪空港をめぐっては、国交省が2010年5月、「成長戦略会議」報告書に、中央リニア新幹線の開業など環境の変化から、大阪空港の将来的な廃港・関空への一元化を検討すると明記。存続を求める地元自治体が反対姿勢を示していた。

 ことし4月の運営協議会の初会合では、大阪府の松井一郎知事が「廃港も含めて将来的な在り方を検討するとの文言を盛り込むべきだ」と主張。一方、兵庫県の井戸敏三知事は反発し、意見が分かれていた。


 兵庫県は「『廃港』という言葉を盛り込めば、両空港の有効活用という経営統合の趣旨に反するし、民間売却に向けた事業価値も下がる」と反対の立場を強調。「方針素案が示されれば、伊丹市など地元の意見を集約し、対応を検討していきたい」としている。

(2012/05/14 15:33)

3602チバQ:2012/05/14(月) 21:48:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000041-mai-bus_all
<伊丹空港>「将来的な廃港検討」国交省が地元に素案提示へ
毎日新聞 5月14日(月)13時52分配信


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伊丹空港=兵庫県伊丹市で2007年3月、本社ヘリから三村政司撮影

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港の7月の経営統合後の運用を定める基本方針に、将来的な伊丹の廃港を含め検討するとの文言を盛り込む方針を、国土交通省が固めたことが分かった。与党関係者が明らかにした。国は近く素案を地元自治体などに示し、両空港を7月から運営する新関西国際空港会社の運営協議会(25日)で合意を得たい考え。

 伊丹の廃港を巡っては、大阪都心部に近い伊丹の存在が関空の伸び悩みにつながっているとの意見や、45年とされるリニア中央新幹線の大阪までの開業で伊丹の利用は大きく落ち込むとの意見が強い。10年5月の国交省の成長戦略では、将来的なリニアの周辺状況の変化を見据え、伊丹の廃港や関空への一元化を検討するとの文言が盛り込まれていた。また、4月下旬の新関空会社の1回目の運営協議会では、大阪府の松井一郎知事が成長戦略に沿って、伊丹の廃港を基本方針に盛り込むよう求めていた。

 ただ、兵庫県の井戸敏三知事ら伊丹側の地元は、両空港の事業価値を上げるためには廃港すべきではないと反発しており、国が予定する6月中旬の基本方針の決定までには紆余(うよ)曲折が予想される。

 大阪空港廃港を持論にしてきた橋下徹・大阪市長は14日、「非常にうれしい。これまで周辺自治体は、大阪空港が存続し続けるという幻想を基にまちづくりをしていたんでしょうが、幻想は捨て去って現実を直視したまちづくりをしないといけない。これから周辺自治体の巻き返しが行われると思うので、最後まで安心できない」と述べた。一方、大阪空港の周辺自治体でつくる「大阪国際空港周辺都市対策協議会」(11市協)の会長、藤原保幸・伊丹市長は「基本方針案に『廃港』が明記されるならば、法の趣旨からして適切ではなく、削除するよう働きかける」とコメントした。

3603チバQ:2012/05/14(月) 21:48:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000169-yom-pol
橋下市長また伊丹空港廃止論…11市協分裂状態
読売新聞 5月9日(水)9時9分配信


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読売新聞

 関西空港と大阪(伊丹)空港の経営統合(7月)を前に、国際便の復活やジェット機の増便など、伊丹の存続と活性化を国に求めてきた周辺11市でつくる大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)が事実上の分裂状態となった。

 構成メンバーでもある橋下徹大阪市長が就任後封印してきた「ライバル伊丹を廃止し、関空に路線を集約して拠点化する」との伊丹廃港論を再び主張しはじめたからだ。全会一致で運動方針を決める7月の11市協総会に向け、伊丹存続派は「身内の反旗」に神経をとがらせている。

 ◆両論併記◆

 「やっかいなのは伊丹だ」。橋下市長は4月19日の記者会見で「伊丹空港は中長期的には廃港の考えだ」と伊丹廃港の主張を再開した。

 伏線は3月30日、11市協が国土交通省に出した意見書だ。ジェット機の増便を要望する一方、「現状維持」を主張する大阪市の反対意見が両論併記された。

 11市協事務局の伊丹市幹部は「歩調を合わすように説得したが、大阪市が応じなかった」と明かす。

 橋下市長は知事からの転身後、「(広域の)空港問題は知事の仕事」として発言を控えてきたが、4月19日の会見では、「格安航空会社の就航で関空が拠点空港となり始めたのに、何をやっているのか」と、ジェット機増便を要望した11市協を批判した。

 4月26日、今度は「橋下路線」を継承する松井一郎大阪府知事が、経営統合後の運営主体となる新・関空会社と国、関係自治体などとの協議会で、「中央リニア開通に合わせ、伊丹廃港の時期を統合後の基本方針に盛り込むべきだ」と発言。

 これには伊丹存続派の井戸敏三兵庫県知事が「(空港会社の)価値を上げるためには(伊丹廃港を方針に)入れない方がいい」と反論した。会議後も報道陣に「お互いに足を引っ張り合わないことが基本だ」と、不快感をあらわにした。

 橋下市長は知事時代の2008年から伊丹廃港を掲げ、10年には会談した前原国交相(当時)から「将来的に伊丹廃港も考えざるを得ない」という発言を引き出した「実績」がある。

 ◆紛糾必至◆

 今回、伊丹の存続と活性化を掲げる11市協のメンバーの立場で橋下市長が廃港論を訴え始めたことで、11市協は機能不全に陥りかねない。毎年の総会では、2年続けて、ジェット機増便を求める運動方針を全会一致で決めてきたが、7月の総会に向けて大阪市幹部は「3月の意見書と同じ内容の運動方針案なら、反対せざるを得ない」と言い切る。

 11市協のほかの自治体も「空港を生かした街づくりを進めている中、伊丹廃港を繰り返し発言されると大きなマイナス」(大阪府豊中市)などと心配する。

 実際、両論併記の意見書を受け取った国交省幹部は「橋下市長が11市協に入って、その足並みが乱れたという印象だ」と語る。

 一方、関空周辺13市町の泉州市・町関西国際空港対策協議会は廃港論の再燃に歓迎ムードだ。

 事務局の大阪府阪南市の担当者は「橋下市長の言葉で『関空強化』の流れができる」と期待し、千代松大耕(ひろやす)・同府泉佐野市長も「橋下市長が伊丹廃港と打ち出してくれることは非常に心強い」と喜んでいる。

3604チバQ:2012/05/15(火) 01:16:19
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120514/bsd1205142031012-n1.htm
LCCの自信…将来的な真の主役は? 大手2社にとって最も怖いシナリオ2012.5.14 20:30
 ジェットスター・ジャパンは、当初の計画を5カ月も前倒しし、2012年7月3日から就航をスタートする。就航都市は、成田を拠点に関西、札幌、福岡、那覇の4都市。代表取締役社長の鈴木みゆき氏は「同じ日時、同じ条件で空席があれば、他社を下回る価格で提供する。原価割れもいとわない。ジェットスターはプライスセッターになっていく」と宣言した。自信の根拠はどこにあるのか。

 1つには、これまで培ったノウハウの活用だ。ジェットスターは空港使用料が高いオーストラリアやシンガポールで利益を上げてきた。同じように使用料が高い日本にノウハウを移植し、利益を出していく計画だ。2つ目はジェットスターグループのスケール。機材から備品、燃料や着陸料の交渉までグループでまとめて行えば、条件は有利になる。

 豊富なノウハウとスケールメリット。親会社とのカニバリゼーションをできるだけ軽減しながら、グループで儲けを出すノウハウ。これこそ、JALがジェットスター・ジャパンと手を組んだ理由にほかならない。ジェットスター・ジャパンは、JAL、三菱商事、ジェットスターの親会社であるカンタスグループが3分の1ずつ出資しているが、JALは投資しても口は出さない主義を貫くという。

 FSAの手法とは一線を画す。これは3社に共通する方針だ。FSAにいかに無駄が多いのかを各社とも自覚している証左といえる。徹底した低コストを追求する日本版LCC。だが、それは生き残りの絶対条件ではない。

 「低コストを実現したのに破綻したLCCの例は多い。重要なのは低コストに加えて、搭乗率を上げること。さらに経営者の理念を浸透させることです」(紀氏)

 FSAの搭乗率は60%台だが、成功しているLCCは75%以上をコンスタントにキープしている。ピーチの目標も75〜80%。エアアジア・ジャパンも80%を掲げている。

 しかし、この数字は新たな需要を喚起してはじめて実現する。ライアンエアーはアイルランド−イギリス間のフェリー客200万人やヨーロッパのユーロライン(鉄道)の利用客を、エアアジアはマレーシアの島々からクアラルンプールに移動するフェリー客を取り込んだ。対して日本はどうか。紀氏は言う。

 「日本の空を派手な飛行機が飛ぶインパクトはあります。LCCの登場を印象づけますからね。ただ、スカイマークと同じくらいだなという程度の価格では、長距離バスやJRから客を奪い、新規需要を開拓するのは難しい。インパクトのある価格でも枚数が制限されていたら意味がない。量が必要です」

 日本のエアラインには自分たちではコントロールできない重い足かせがある。日本とアメリカにしかない航空機燃料税や世界平均の3倍もの高額な着陸料、カウンター使用料など空港施設に関する諸々の経費、いわゆるジャパンコストだ(図)。高い公租公課はLCCの成長を妨げる。中距離路線のLCCであるエアアジアXも空港税や燃油税の高さから、クアラルンプール−ロンドン、パリ線からの撤退を余儀なくされた。

 もしジャパンコストが低減すれば、LCCはインパクトのある価格をより多くの客に提示できる。飛行機とは縁がなかった層がなだれ込むかもしれない。しかし、現実は茨の道だ。

 10年5月の国土交通省成長戦略会議では、LCC参入促進によるメリットを拡大するため、着陸料の再構築やLCCの参入促進などにつながる環境整備がテーマとして掲げられたものの、足踏み状態が続いている。時間帯別着陸料の交渉を持ちかけるなど個別交渉は進んでいるが、航空行政の動きは鈍い。ソウルの仁川国際空港が、新規就航や便数を増やすエアラインなどに対して、3年間の着陸料減免措置を実施し(初年度は無料)、国をあげて航空市場の活性化に努めている動きとは対照的だ。

 紀氏はこんなケースを予想する。

 「怖いのは日本のLCCがもたもたしている間に、外資のLCCがたとえばトヨタのような巨大な異業種企業と組んで国内線に進出すること。これは脅威です」

 折しも、茨城空港など国内3空港に乗り入れている中国の春秋航空が、東京、名古屋、大阪など路線拡大に意欲を燃やし、日本でLCCの合弁会社設立を検討しているというニュースが飛び込んできた。あくまで仮定だが、アジアに店舗展開するイオンが航空業界に乗り出す可能性も考えられる。

 日本の空は自由化した。航空運賃は下がり、これから利用者はぐんと増えるだろう。だが、そのとき真の主役は日本のLCCではないかもしれない。2年後、3年後、空を見上げたとき輝きを放っているのはどんな飛行機だろうか。

 ※すべて雑誌掲載当時(PRESIDENT Online)

3605チバQ:2012/05/15(火) 21:04:48
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012051502000091.html
日航、営業益2049億円 3月期
2012年5月15日 朝刊

 日本航空と全日本空輸の国内大手航空会社二社の二〇一二年三月期連結決算が十四日、出そろった。本業のもうけを示す営業利益は両社過去最高。経営再建中の日航は二千四十九億円を確保。全日空は前期比43・1%増の九百七十億円だった。

 好決算は、昨年三月の東日本大震災による旅行客の落ち込みが一時的にとどまり、円高で海外旅行が好調だったため。経費削減も利益確保につながった。

 日航は、会社更生手続き中だったため単純比較できないが、営業利益は一一年三月期の千八百八十四億円を上回った。一〇年一月の経営破綻(はたん)後の継続的な経費削減に加え、昨秋のタイ洪水で減便するなど需要に応じた体制で収益を落とさないようにした。

 日航は再建にあたり銀行などに約五千二百億円の債権(借金)を放棄してもらったほか、三千五百億円の公的資金を受け入れている。今秋にも株式の再上場を予定しており、安定した利益の出せる体質に改善できるかどうかがポイントとなる。

 一方、全日空は、売上高が4%増の一兆四千百十五億円、純利益は20・9%増の二百八十一億円。昨秋以降、最新鋭のボーイング787を国内・国際線に就航させて集客につなげている。

 一三年三月期の見通しでは、日航は燃料購入費増加や人件費増加で大幅減益を予想している。

3606チバQ:2012/05/15(火) 21:06:33
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120515/bsd1205150052000-n1.htm
日航、再上場後は課題山積 2期連続最高益更新でも  (1/2ページ)2012.5.15 00:51
 経営再建中の日本航空が14日発表した平成24年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が2049億円となった。23年3月期の営業利益1884億円を上回り、2期連続で過去最高を更新し、今秋の再上場に弾みをつけた。ただ、会社更生法をテコにしたリストラ効果は少しずつはがれ落ちている。破綻の教訓を肝に銘じ、堅実経営の実績を積み重ねなければ再上場後の“巡航飛行”は望めない。

 14日の決算会見で、植木義晴社長は「ブランド力やサービス、コスト競争力の向上を確実に行う」と述べ、収益体質のさらなる強化に決意を示した。

 売上高は前期比11・6%減の1兆2048億円と、東日本大震災の影響による旅客者の減少で落ち込んだが、不採算路線や大型機の廃止などによるコスト削減効果で増益を確保した。

 25年3月期は、売上高が1・3%増の1兆2200億円、営業利益は26・8%減の1500億円、最終利益は30・3%減の1300億円を見込む。

 日航の収益体質の改善は、順調なペースで進んでいる。22年1月の経営破綻前と比べて従業員を約3割削減する大量リストラや採算性の低い路線の廃止を実行してきた。

 しかし、再上場後の成長の道筋が描き切れているわけではない。業績の急回復は、金融機関の約5200億円に上る債権放棄や資産再評価による航空機リース料の軽減効果が大きい。リストラに伴う業務負担増や賃金カットで、一部の従業員にはリストラ疲れや繁忙感が強まっている。

 国内線で今夏までに相次ぎ就航する格安航空会社(LCC)3社とは、羽田や成田と、札幌や沖縄、福岡を結ぶドル箱路線で競合しており、「(業績に)どう影響するか分からない」(植木社長)と懸念する。欧州債務危機の再燃や燃料相場の高止まりなど、収益の圧迫要因は尽きない。

 「好業績であっても慢心してはならない」。14日の決算発表で、稲盛和夫名誉会長は、日航の破綻要因となった野放図な拡大路線に陥らぬよう戒めた。

3608チバQ:2012/05/16(水) 22:22:58
羽田札幌、羽田伊丹ではなくなってしまったのですねえ
http://japanese.joins.com/article/196/152196.html?servcode=300&sectcode=300
「済州−ソウル」 世界で最も利用客多い航空路線1位
2012年05月16日14時18分
[ⓒ 中央日報日本語版] comment5mixihatena0 世界で航空機が最も利用客が多い航空路線は済州(チェジュ)−ソウルであることが調査で分かった。

英経済週刊誌エコノミストは14日、航空情報技術関連会社「アマデウス」が調査した結果を伝えた。 済州は大都市ではないが、有名な観光都市で、多くの観光客が訪れている。 調査の結果によると、2011年基準でソウル−済州路線を利用した乗客は990万人だった。

2位はブラジルのサンパウロ−リオデジャネイロ路線で760万人、3位は日本の東京−大阪で750万人だった。

世界の大都市ではない「済州」が1位になったのは意外な結果だが、これは調査から飛行機が経由する都市が抜けたためと考えられる。 アマデウスは調査当時、全世界の路線のうち出発点と終着点に該当する都市だけを調査対象に含めた。

今回の調査によると、アジアと欧州路線の利用客数は昨年、前年比で9%増えた。 アジアの国際路線では香港−台湾が520万人で最も多く、ソウル−東京(310万人)、ジャカルタ−シンガポール(300万人)が後に続いた。

3609チバQ:2012/05/16(水) 22:25:09
http://japanese.joins.com/article/196/152196.html?servcode=300&sectcode=300
[FT]独ルフトハンザ、航空再編にらみ買収に意欲
(1/2ページ) 2012/5/16 14:00
 業界再編をリードする欧州航空大手のルフトハンザ・ドイツ航空が今度はポルトガル国営航空の買収に名乗りを上げた。


■急成長する中南米市場に強い基盤




ルフトハンザはTAPポルトガル航空の買収を検討している(5月8日、ケルンで開いた株主総会に参加したフランツCEO)=ロイター

 クリストフ・フランツ最高経営責任者(CEO)はフィナンシャル・タイムズ紙に対し、今年民営化されるTAPポルトガル航空の買収を検討すると語った。TAPは急成長する中南米市場に強い基盤を持っている。

 この意思表明で、TAPを巡る買収合戦の火蓋が切られた。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の親会社、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)もすでに関心を示している。

 ルフトハンザは2005年以降、業界再編の中心的役割を果たし、スイス航空、オーストリア航空、英ブリティッシュ・ミッドランド航空(BMI)などを傘下に収めてきた。

 フランツ氏は昨年初めに売上高で欧州首位の同社CEOに就任し、今年4月には赤字続きのBMIをIAGに売却するなど、グループ全体の事業見直しに精力的に取り組んできた。

 同氏は「価値のあるターゲットならば、いつでも買収する用意がある。その可能性を排除しない」と語り、ブラジル路線の運航に強みを持つTAPがルフトハンザにとって魅力があることを強調した。ルフトハンザとTAPはともに航空連合「スター・アライアンス」に加盟している。


■中南米の新グループも影響


 「TAPは中南米の玄関口を押さえる主要航空会社の1つ。TAPから打診があれば話を聞く価値は十分ある」とフランツ氏は言う。もしルフトハンザがTAP買収に成功すれば、IAGには深刻な打撃となる。IAGは傘下のスペイン子会社イベリア航空を通じ、中南米市場の取り込みに熱心だからだ。

 「スター・アライアンス」とBAやイベリア航空が加盟する「ワンワールド」は中南米で設立される航空グループ「LATAM」にそれぞれ接近を試みている。チリ航空最大手のLAN航空とブラジル大手のTAM航空が持ち株会社「LATAM」のもとで経営統合する計画を進めている。LATAMが航空連合への加盟をどう判断するかが、おそらくルフトハンザとIAGのTAP争奪戦にも影響するだろう。

 先週、IAGのウィリー・ウォルシュCEOはTAP買収の意向を表明したが、同時に関心が低下していることを示唆した。

 TAPが発表した10年の決算報告によると、23億ユーロの売上高に対し、5710万ユーロの純損失を計上した。


■「業界再編は新段階に」


 フランツ氏は欧州には航空会社が多すぎると指摘。過去10年に相次いだ企業合併が一巡し、業界再編が新段階に入ったとの見方を示した。

 同氏は今年破綻したハンガリーのマレブ航空やスペイン大手のスパンエアーを例に挙げ、新たな航空再編の中でさらに複数の破綻企業が出てくると予測した。


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