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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

3054チバQ:2011/07/01(金) 23:37:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/251325
スターフライヤー・福岡―羽田就航
2011年7月1日 13:32 カテゴリー:社会 九州 > 福岡

スターフライヤーが福岡−羽田線に就航し、初便に乗り込む乗客=1日午前6時46分、福岡空港 北九州市に本社を置く新規航空会社スターフライヤーは1日、福岡−羽田線に新たに参入、1日5往復の運航を始めた。

 福岡空港では午前7時すぎ、乗客102人を乗せた第一便のエアバスA320(144人乗り)が離陸。スター社は革張りシートなどの「上質さ」が売り物で、搭乗口であった記念式典で米原慎一社長は「他社と違うサービスを肌で感じてほしい」と述べた。

 福岡−羽田線には、全日空(1日18往復)、日本航空(同18往復)、スカイマーク(同10往復)の3社が就航。スター社は運賃を大手2社と格安運賃のスカイ社の中間に設定。年間約40万人の利用を目標とし、基幹路線での収益確保を目指す。スター社の就航は北九州−羽田線(1日12往復)、関西−羽田線(同4往復)に次ぎ3路線目。また宮崎−羽田線など9路線に就航するスカイネットアジア航空(宮崎市)は1日、新ブランド「ソラシド エア」として運航を始めた。

=2011/07/01付 西日本新聞夕刊=

3055荷主研究者:2011/07/03(日) 12:47:02

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106150009.html
'11/6/15 中国新聞
宇部空港へ山口駅発路線バス

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20110615000901.jpg

 山口市は13日、市中心部のJR山口駅と山口宇部空港(宇部市)との間で8月中旬から来年3月末まで運行する路線バスの運行計画を明らかにした。7月31日に開通する地域高規格道路の山口宇部線を経由するコースで1日6往復。中国ジェイアールバス(広島市南区)と防長交通(周南市)が共同運行する。

 渡辺純忠市長が13日開会の市議会定例会の本会議で説明した。市交通政策課などによると、定員45人で同空港の東京線の発着時刻に合わせて運行。山口市内の停留所は山口駅、山口県庁、湯田温泉、維新公園前など10カ所に設けられる。

 同市内の朝田インターチェンジで山口宇部線に出入り。片道約1時間、料金は山口駅―同空港間で片道1500円という。

 同空港と山口市内の間のバスは現在、新幹線が停車するJR新山口駅との間で運行している。しかし市中心部との間にはなかった。

3056チバQ:2011/07/03(日) 19:54:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110702-OYT8T00931.htm
成田空港北に複合施設

活性化へ 市がビジョン公表
 成田市は、成田空港A滑走路(4000メートル)北側に商業施設やイベント会場などの複合施設をつくり、にぎわいの拠点とすることなどを柱とした「成田国際空港周辺土地利用ビジョン」を公表した。羽田空港の再国際化で空港同士の競争が激しさを増す中、2014年度に年間発着枠を30万回に拡大する成田空港と周辺地域の活性化のため、将来像を明確に打ち出す狙いだ。

 同ビジョンは同市と県、成田国際空港会社(NAA)、それに有識者らで作る「空港立地を活かした周辺地域調査研究委員会」が策定。空港と市の中心市街地が離れた都市構造のもとで、空港の経済波及効果を十分に生かすには、その見直しが必要だと指摘した。

 その上で、両者の中間地点にあるA滑走路北側の国道295号沿いに、複合施設の案を提示。イベント会場や国際交流施設、アウトレットモールのほか、観光案内所や物産品販売所などを集め、空港と市街地を結ぶ拠点としてにぎわいを作り出すことが必要だとしている。

(2011年7月3日 読売新聞)

3057チバQ:2011/07/03(日) 19:55:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110702-00000182-mailo-l28
伊丹空港:長距離増便・復活で共闘 市「国に働きかけ」要請へ /兵庫
毎日新聞 7月2日(土)14時25分配信

 ◇北海道、沖縄の自治体に
 伊丹市は、大阪(伊丹)空港の国内の長距離便増便・復活に向け、北海道と沖縄県の空港周辺の自治体に、足並みをそろえて国への要望を伝えるよう、協力を求めていくことを決めた。来年7月に関西国際空港と伊丹空港が経営統合する前に、伊丹空港の有効活用を再度訴える。【生野由佳】
 伊丹空港は騒音対策などを理由に05年4月以降、大型機の就航制限や長距離路線の就航抑制を求められている。北海道便の場合、かつては旭川、函館、釧路など6路線があったが、現在は新千歳線のみに。沖縄便も那覇線を経由して石垣島などに就航していたが、現在は那覇線のみに減った。
 減便路線は、関西空港に利用促進などの名目で移管されたものの、思うように乗降数が伸びず、路線を廃止したり、臨時便に切り替えている現状がある。
 同市によると、空港まで1時間圏内に住む人は、伊丹空港が関西空港周辺の倍以上という。伊丹市の担当者は「伊丹の長距離便増便は、北海道、沖縄と関西の双方の活性化につながるはずだ」と期待する。
 一方で、騒音対策は「今まで通り、数値を測って監視は続けるが、以前と比べ、新しい航空機は低騒音機へと移行している現状もある」と説明する。
 伊丹市は7月中にも、北海道の空港周辺の自治体に対し、ともに路線回復に向けて国に働きかけるよう、依頼文などを出す予定だ。
〔阪神版〕

7月2日朝刊

3058チバQ:2011/07/03(日) 19:58:39
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110622/mca1106220502006-n1.htm
羽田・成田増強、一体的運営で競争力 「アジアのハブ」ソフトも課題 (1/2ページ)2011.6.22 05:00
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羽田の国際線ターミナル再拡張のイメージ【拡大】
 羽田、成田空港を合わせた“首都圏空港”が、アジアのハブ空港を目指して競争力を強化する。国土交通省は21日、昨秋に国際定期便の運用を再開した羽田空港の新国際線旅客ターミナルを、2014年3月末までに拡張すると発表した。同年度末に国際線の発着枠が現在の6万回から9万回に増えることに対応するため。利用可能な旅客数は、現在の年間700万人(昼間帯)から1250万人に拡大することになる。

 一方、成田空港も発着枠が現在の年間22万回から、14年度中に段階的に30万回まで増える予定。成田の第1、第2ターミナル合わせた利用可能旅客数は約4200万人。「将来的にはさらなるターミナル拡充も必要」(成田空港、幹部)との声もある。

 首都圏空港で見れば、香港やシンガポール、仁川空港(韓国)など“強豪”ひしめくアジアの空港市場で、存在感を強めるのは確実で、国際ハブ空港をめぐる競争も今後激化することになりそうだ。

 国交省では、首都圏空港の国際線発着枠の拡大に合わせ、諸外国とのオープンスカイ協議のなかで、成田や羽田空港を積極的に対象空港に位置づける方針を示している。大畠章宏国土交通相は21日の閣議後会見で「成田と羽田を一体的に運営し、世界に開かれた空港にしていきたい」と意欲を見せた。

 ただし、「発着枠や利用人員などインフラの規模だけ拡大しても、仁川空港などに勝つのは難しい」(アナリスト)との指摘もある。アジアの他の空港に比べ、成田や羽田空港は航空機の着陸料が数倍も高いといわれている。インフラに応じた航空機が来なければ、投資は無駄になりかねない。

 成田や羽田空港は建設費用負担が大きいことが高い着陸料の一因だが、他方でアジアの他の空港は運営に事実上国費が投じられているところもあり、競争条件は均一とはいえない部分もある。

 東日本大震災に見舞われ、財政が逼迫(ひっぱく)する日本において、空港の運営に充てる国費はなく、着陸料の値下げ合戦は、各空港会社の経営手腕に負うところが大きい。

 専門家からは「ターミナルビルの商業施設を拡充し、非空港収入を拡大すべきだ」「成田と羽田を一体経営し、経費を削減する」などの意見が聞かれるが、現状では決め手がないようだ。ハード面を生かすソフトが求められている。(高山豊司)


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3059チバQ:2011/07/04(月) 19:34:10
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110703-OYT1T00787.htm
格安航空会社 「空」にアジアの活力取り込め(7月4日付・読売社説)
 低料金を売り物にしたアジアの格安航空会社に日本の「空」が、改革を迫られている。

 昨年の中国、マレーシア勢の乗り入れに続き、今年は韓国2社が路線を拡大した。7月中旬にさらに1社が新規就航する。アジア勢が日本市場の獲得を狙っていると言えよう。

 格安航空は世界的な潮流だ。欧米では旅客数の3〜4割を占め、アジアでも急成長している。

 単一の小型機を使い、整備時間や地上での滞在時間を短縮するなど、運航費用を徹底的に削減した分、運賃を下げる。

 中国の格安航空が打ち出した「上海―茨城4000円」などの超低価格が話題となった。

 「格安」とはいえ、運航面で大手同様の安全基準が義務付けられる点も支持されているようだ。

 料金よりサービスを重視し、高コスト・高運賃が一般的な日本では冷ややかに見る向きもある。しかし、消費者の選択肢を広げる格安航空は、日本の航空業界を活性化する可能性を持つ。

 全日本空輸などが出資する国内初の格安航空「ピーチ」が来春の就航に向けて準備を進め、日本航空も豪航空会社と共同で参入することを検討している。ようやく日本でもアジア勢に対抗する動きが出てきたことを歓迎したい。

 「ピーチ」は、斬新な機体デザインやカジュアルな乗務員の制服など、従来の航空会社のイメージを一新する戦略を打ち出した。

 関西空港を拠点に、来年3月から札幌と福岡、5月に韓国・仁川に就航する。運賃を大手の半額程度に抑え、若者層などを狙う。

 原発事故の影響で外国人観光客は急減しているが、成長が続くアジアの航空需要は大きい。

 その活力を取り込むことが、日本経済の再生に弾みをつけよう。格安航空の育成や受け入れ態勢の整備は、震災後の成長戦略の練り直しにとって重要課題である。

 欧米では、格安事業に参入した航空大手が経営に口を出し過ぎて失敗したケースもある。ピーチは安全運航を確保したうえで、全日空色を薄め、料金や路線で顧客を取り込む工夫が必要だ。

 格安航空の事業拡大には、航空行政の後押しが欠かせない。発着枠拡大のほか、空港の施設使用料や着陸料、航空機燃料税などを低く抑える支援策を求めたい。

 関空は着陸料の優遇などで成果を上げ、専用ターミナルも新設する。アジアの拠点空港は、格安航空の招致を競い合っている。日本も後れをとってはなるまい。

(2011年7月4日01時16分 読売新聞)

3060チバQ:2011/07/04(月) 21:56:10
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110704/biz11070416580015-n1.htm
全日空、「B787」初の定期便は羽田−岡山か羽田−広島
2011.7.4 16:49

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報道陣に公開された「ボーイング787」のコックピット=4日午後、東京都大田区の羽田空港ANA新格納庫(桐原正道撮影)
 全日本空輸が世界で初めて導入する米ボーイングの新型中型旅客機787が4日、報道陣に公開された。会見で、全日空の伊東信一郎社長は787の最初の定期便について、羽田空港から岡山、または広島の各空港を結ぶ便を予定していることを明らかにした。国際線への導入については「ヨーロッパかアメリカの東海岸にしたい」と述べた。

 787には、三菱重工業や東レなど日本企業の技術が数多く採用された。ボーイング民間航空機部門のジム・オルボー最高経営責任者(CEO)は「この航空機は日本で生まれたと言ってもいい」と称賛した。

 また、全日空への導入が当初予定から3年以上遅れたことについて、伊東社長は「待ったかいがある。良い風が吹きつつある」と期待感を示した。しかし、遅延に関する補償などについては「内容は明らかにできない」と述べるにとどめた。

3061チバQ:2011/07/05(火) 20:48:27
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201107050026.html
関西3空港巡り、橋下知事が反発 政務官へ「神戸は別」
2011年7月5日

 市村浩一郎・国土交通政務官が4日、大阪府庁で橋下徹知事と会談し、関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港の今後のあり方を協議する検討会を国土交通省内で立ち上げたと伝えた。これに対し橋下知事は、国主導で関西、伊丹両空港の経営統合が進んでいることを踏まえ「伊丹は中長期的に廃港という結論。神戸は切り離して考えてきた。全部ひっくり返すのか」と反発した。

 国交省によると、検討会は兵庫6区(兵庫県伊丹市など)選出の市村氏が大畠章宏国交相に要請して6月に立ち上げた。市村氏は「大阪が『副首都』になるには、関西全体の航空需要を高めることが必要。伊丹や神戸を生かす方法を考えたい」と理解を求めた。しかし、橋下氏の怒りは収まらず、関空のアクセス改善や発着料引き下げなどを検討するよう主張した。

3062チバQ:2011/07/05(火) 20:48:58
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001107050004
仁川便が最多、多様に 新千歳国際線
2011年07月05日


増便記念のセレモニーが行われた=新千歳空港

■大韓航空 1日2往復・ダイヤ便利
■LCC2社 週2往復・格安運賃ウリ


 新千歳空港と韓国・仁川空港を結ぶ路線が増強された。大韓航空が今週から週10往復を「1日2往復」態勢にした。同路線には格安航空会社(LCC)の韓国・イースター航空も週2往復を運航しており、新千歳発着の国際線では、台湾・台北線を抜いて、路線別便数で最多となった。さらにLCC2番手で大韓航空の子会社・ジンエアーも15日に週2往復を就航させる。


 大韓航空が増便したのは新千歳を午前9時15分に出発する便。昨年9月に就航し、これまで月・水・金曜の週3便だったが、4日から毎日運航される。出発、帰国日ともに国外でフル活用できるダイヤ設定となっており、日本人向けだ。さらに今週からは乗り継ぎ改善のために到着を40分遅らせて、午後9時10分に新千歳に着く。ほかに午後2時5分発・午後0時55分着の便も、毎日1往復ある。


 4日に新千歳空港であった増便記念の式典で、同社常務のクォン・ビョンチャン日本地域本部長は「韓国での滞在時間が増えるだけでなく、仁川経由で同日乗り継ぎできる都市が(昨夏の22都市から)60都市近くまで増えた」とPRした。


   ◇


 新千歳発着の国際線で、昨年の旅客数を路線別にみると、中華航空とエバー航空がともに1日1往復を運航する台北線が1位で27万4千人、次が韓国・仁川線の24万3千人。今年は便数で最多となった仁川線が乗客数でもトップに躍り出ることは確実だ。


 大韓航空のほか、イースター航空も13日から8月27日まで、現行の木、日曜の2往復に、水、土曜の2往復を加えて週4往復に増便する。東日本大震災の影響で、新千歳国際線の乗客数が上半期は昨年比で6割を切るとみられる中、5月の就航以来、7割近い搭乗率を保持しているという。15日に就航するジンエアーは月、金曜の2往復。今夏の仁川線はLCCの運航のない火曜日を除き、ほぼ「1日3往復」が実現する。


 運賃は、出発日の10日前まで適用される最低運賃(往復)が、イースターは2万8千円からで、ジンエアーは2万9900円から。大韓航空は4万2千円から(いずれも別途燃油サーチャージが必要)。機内サービスを始めとする「フルサービス」で午前・午後発の路線を用意する大韓航空に、運賃で勝負するLCCの2社――。3社乗り入れと増便によって、道民の選択肢は多様になった。


 千歳市の会社員(51)は6月24〜28日、私用で韓国に出かけた。土曜の25日から3泊4日の予定だったが、大韓航空の午前発の設定が土曜にはないことがわかり、日程を前倒しして24日夕に新千歳を出て同日夜に羽田発の日本航空便に。運賃は6万円だった。


 仁川線が増強された今後は「ケース・バイ・ケースで、LCCを含めて使い分けていく」と話している。


(小西淳一)

3063チバQ:2011/07/05(火) 23:34:39
http://www.asahi.com/business/update/0705/OSK201107050097.html
「東アジア中心に国際線拡大」 全日空系格安航空社長2011年7月5日22時41分

 関西空港を拠点に来春就航する格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションの井上慎一社長は5日、大阪市内で朝日新聞の取材に応じ、国際線の展開について、「片道4時間程度(の範囲)を基準に検討していく」と述べた。中国や韓国、台湾など東アジアの主要都市を中心に路線拡大をめざすほか、サイパンなども候補になるという。

 全日本空輸系のピーチ社は、来年3月に関空から新千歳、福岡、5月からソウル(仁川)線に就航予定。運賃の安さを売り物に、日本初の本格的LCCをめざす。井上社長は運賃について「コストを全日空の半額程度に下げ、これまでの常識を覆す運賃を示したい」と改めて強調。正式な運賃は10〜11月をメドに公表する予定という。(稲田清英)
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3064チバQ:2011/07/07(木) 19:04:16
>>2855-2856
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110707/bsk1107070505000-n1.htm
中国LCC、日本に子会社 春秋航空が計画 競争激化は必至2011.7.7 05:00
 中国で唯一の民間格安航空会社(LCC)、春秋航空は、北東アジア市場での基盤を確保するため日本に子会社を設立する計画だ。中国紙の上海デーリー(電子版)が報じた。

 同紙によれば、春秋航空の広報担当、張磊氏は5日「日本に子会社を設立するのは当社の重要な課題だ。実現すれば日本に航空機を駐機させ、日本国内および日本から北東アジア諸国への運航が可能になる」と話した。

 春秋航空の日本担当マーケティングディレクター、孫振誠氏によると、日本では外資による航空会社への出資が3分の1に制限されているため、日本の提携相手を探す必要に迫られる公算が大きいという。子会社設立の申請後、日中当局から認可を得るには最大2年かかる見通しだとしている。

 同紙はその上で、春秋航空は日本の航空会社との厳しい競争に直面するとの見方を示した。全日本空輸は香港の投資会社ファースト・イースタン・インベストメントグループとの共同出資でLCC、ピーチ・アビエーションを設立。また日本航空は、豪カンタス航空傘下のLCC、ジェットスター航空と提携し、LCC市場への参入を検討している。

 春秋航空の孫氏は、日本のライバルより安価なチケットを販売することで競争に勝ち抜く狙いだと語った。

 同社は高松−上海間の定期チャーター便の就航を15日に控えており、その後年内に中国本土と九州を結ぶ新路線も開始するという。孫氏は「多くの日本の航空運営者がわれわれと新路線に関して協議を行っている。年内に九州、その後北海道で新路線を就航させる」と述べた。(ブルームバーグ Akira Matsui)

3065チバQ:2011/07/08(金) 23:09:42
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001107080001
岡山空港、戦々恐々
2011年07月08日


■3000円上海便、高松就航へ


 高松空港に15日、中国の格安航空会社の上海便が就航する。最安運賃はなんと、3千円。毎日1往復の上海便を持つ岡山空港は、強力なライバルの出現に戦々恐々だ。


 高松―上海便を運航するのは、中国の春秋航空。週4往復の予定だったが、東日本大震災を受けて週2往復に縮小された。


 高松空港のホームページによると、座席は180席で、運賃は3千円から3万1千円まで15段階。


 9月末まで18席を3千円で販売し、これが埋まれば価格は4千円となる。その後は5千円、6千円、7千円、8千円、1万円と、それぞれの席が埋まり次第、値段が上がる仕組み。当日の飛び込み利用はノーマル運賃の7万6千円。


 春秋航空によると、数週間前なら数千円から1万円前後の席を取りやすいという。10月から最低運賃を4千円にするといい、「岡山南部の客も取り込みたい。岡山の企業からも問い合わせがある」と説明する。


 一方、岡山空港の上海便は中国東方航空の運航で、正規料金は10万3200円〜11万7200円。岡山空港ではソウル便に次いで利用者が多く、昨年度の利用者は6万9839人、搭乗率は63・6%。


 岡山空港の国際線ロビーで、手荷物検査の順番を待っていた岡山市の女性(29)は「えー、3千円ですか。上海へは高松から行きたいですね」。岡山市の男性(57)も「機内サービスなどいらないので、運賃は安いほどありがたい」と好意的な反応。


 大手旅行会社の担当者は「安さ重視の個人客は高松に流れるのでは」。上海に営業拠点がある岡山市内の商社の従業員も「経費節減で高松空港を使う可能性はある」。香川経済研究所(高松市)は当初の週4往復の想定だと、日本人客のうち4割が、香川以外の四国3県と岡山からの客になると予測している。


 岡山県航空企画推進課の担当者は「どれくらい乗客が流れるのか予測はつかない。搭乗率が落ち込むようだと、利用促進のキャンペーンを検討したい」と話している。(吉村治彦)

3066チバQ:2011/07/08(金) 23:17:35
>>2940とか
http://www.asahi.com/travel/news/SEB201107070039.html
新ブランドで一新 スカイネットアジア航空2011年7月8日0時42分
 スカイネットアジア航空(宮崎市)の新ブランド「ソラシドエア」が今月から、スタートした。機体や空港カウンターのデザイン、客室乗務員や地上職の制服も改め、イメージ一新を図る。

 新ブランドは、空とシード(種)を組みあわせた造語で、「空から笑顔の種をまく」との思いを込めた。テーマカラーは、九州の豊かな大地を表す明るい黄緑。1日の搭乗客らには、花の種が配られた。

 ブランド刷新に合わせ、新造機ボーイング737―800型機も導入する。特徴は、主翼の先端を高さ2メートルほど垂直に立てた「ウイングレット」。空気の渦の発生を防いで空気抵抗を減らし、燃費が向上するという。就航は15日の予定。来年度末までに計6機の導入を計画している。(谷川季実子)

3067チバQ:2011/07/10(日) 09:15:46
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004256398.shtml
利用者40万人を達成 但馬空港 


40万人目の空港利用者となり、記念のくす玉を割る関美智子さん=但馬空港
 但馬空港(コウノトリ但馬空港、豊岡市岩井)の利用者が9日、40万人に到達し、同空港ロビーで記念式典があった。利用者増に取り組む但馬の市町関係者らも出席し、節目の日を祝った。


 同空港は1994年5月18日開港。日本航空の子会社、日本エアコミューターが大阪(伊丹)空港までの定期便を運航している。長年にわたって羽田空港への直行便を誘致する活動を続ける中、昨年度は大阪を経由した東京乗り継ぎ便の利用実績が過去最高だった。

 40万人目の利用者は、東京都杉並区の派遣社員関美智子さん(44)。いとこの結婚式が開かれる城崎温泉を訪れるため、初めて同空港に降り立った。空港関係者から往復航空券や但馬牛などが贈られ、「予想以上に快適で便利。おめでた続きでうれしい」と笑顔を見せた。

(初鹿野俊)

(2011/07/10 08:25

3068荷主研究者:2011/07/10(日) 21:53:22

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110702/crm11070212010008-n1.htm
2011.7.2 12:00 産経新聞
火炎瓶、鉄パイプ…成田闘争は過去の遺産 歴史館が開館

反対住民や支援グループが実際の闘争で使用したヘルメットや鉄パイプ、火炎瓶=6月30日、千葉県芝山町の「空と大地の歴史館」

 成田国際空港(千葉県成田市)の建設に反対し、約30年間に渡って緊張状態が続いた成田闘争。戦後、最も混迷を極めた国家事業では、警備に当たる機動隊と反対派の間で流血の事態が繰り返された。傷つき色あせたヘルメット、持ち手に布が巻かれた鉄パイプ。割れずに残り、口の先に布が詰められた火炎瓶…。6月下旬に開館した「成田空港 空と大地の歴史館」で、闘争の歴史が当時の資料とともに展示されている。地元に大きな傷跡を残した昭和の1ページはすでに、“過去”となっている。(川畑仁志)

力による対抗を選択した住民ら

 「酒屋からビール瓶を取ってきて、火を付けて投げるタイプから、割れた衝撃の化学反応で発火させるタイプまでどんどん作った」

 成田闘争で反対運動の中心メンバーだった石毛博道さん(62)は、こう語る。

 「砦(とりで)を築いて、火炎瓶を投げつけた。現場に行くまでは怖くて仕方なかったけれど、機動隊と向き合うと自然と体が動いていった。機動隊の放水はすごい勢いで、バリケードから引きはがされるほど。落っこちると機動隊員が駆け寄ってきた」

 政府は昭和41年、飽和状態だった羽田空港(東京都大田区)に代わる国際空港建設のため、複数の候補地から成田市三里塚地区を選んだ。反対する住民らはすぐさま「三里塚芝山連合空港反対同盟」を結成、新左翼・過激派各セクトの支援を得て、力による対抗を選択した。

 歴史館は、反対派との対立から地域との共生を目指すまでになった経緯を検証し、伝えるため、成田国際空港会社(NAA)が地域の協力を得て空港そばにある航空科学博物館(千葉県芝山町)の敷地内に建設、6月23日にオープンした。空港建設を推進したNAAが運動を伝承するのは異例ともいえる。

半鐘として用いられたドラム缶

 5万点を超える資料の中から厳選された365点の展示品には、元反対派から提供を受けた資料もある。納屋にしまわれていたものや土の中に埋まっていたものもある。“過去の遺産”は戦闘の激しさをうかがわせる。

 館内は、開港以前の地域の様子「どんなところへ」や警察と反対派の対立「流血の日々」、問題収束のきっかけとなった「シンポジウムと円卓会議」など時系列に9コーナーに分かれている。

 「空港粉砕」−。白いペンキで荒々しく書かれ、木組みの台につるされたドラム缶が「流血の日々」コーナーにある。当時、緊急事態の際に半鐘として用いられたもののレプリカだ。

 空港建設作業の警備やバリケードを撤去するため訪れた機動隊を見つけると、住民はドラム缶を木の棒でたたいた。集落の要所に用意されたドラム缶を打つ音が響くと、ヘルメットをかぶった住民が駆け付けたという。

 ドラム缶の向かいには、ヘルメットがずらりと並ぶ。住民がかぶったのは「空港絶対反対」などと書かれた白いヘルメット。後頭部には集落の名前なども書かれている。支援セクトはそれぞれのセクト名やマークを記したヘルメットを用いたという。文字が消えかかり、塗装のはがれたものもある。

 石毛さんは反対運動の中で5度逮捕され、ずぶぬれのまま警察署に連行されたこともある。「絶対に空港は作らせない」という強い信念が機動隊との衝突に拍車をかけ、ついには双方に死者を出し、報復戦を繰り返すようになった。

3069荷主研究者:2011/07/10(日) 21:54:13
>>3068 続き

元機動隊員「燃えた車が突っ込んできた」

 一方で、警備にあたった機動隊員はどのような思いだったのか。

 「『荒れる現場』の経験もない21、22歳のころ。暗くなったころに燃えた車が突っ込んできた。火の海になって左右を見渡す余裕もなかった。ただ、怖かった」

 元機動隊員の警察幹部は開港当日の昭和53年5月20日、空港周辺のフェンス沿いにあるゲート付近で警備中、ゲリラの襲撃にあった。

 この警察幹部は「火炎瓶が飛んでくると、パッと周囲が明るくなって、ヘルメット姿のゲリラがいっぱいいることに気付く。守れと指示されれば守るだけだが、盾を構えて必死だった」と振り返る。

 ゲリラを鎮圧し、夜が明けた21日午前、警察幹部は空に機体を見つけた。ロサンゼルス発アンカレジ経由の一番機だった。「『やっと飛行機が飛んだ』とほっとしたことを覚えている」と当時に思いを馳(は)せた。

 警察幹部はその後、何度も空港警備に就いたが、徐々に反対派との衝突は減り、「おとなしくなってきた」と感じたという。

次第に下火となっていった闘争

 実際、開港後も反対派は“廃港”を訴えながら成田闘争を継続。バルーンを空中に浮かばせて飛行機の往来を阻害したり、ゲリラなどの活動を展開してきた。

 しかし、反対派の住民が国側との話し合いを模索し始め、支援セクトと方針をめぐって決別。武力による闘争は次第に下火となっていった。

 平成に入り、石毛さんらは国側との話し合いを本格的に始め、解決に貢献してきた。反対派と国などの公開シンポジウムや住民を交えた円卓会議も開催され、現在は「共生」の道を歩んでいる。

 「一言で片づけることはできないが、今となっては苦しかったがよく耐えた。全員が命がけの時代だった」。石毛さんはこう振り返った。

3070荷主研究者:2011/07/10(日) 22:22:52

http://kumanichi.com/news/local/main/20110702001.shtml
2011年07月02日 熊本日日新聞
熊本空港、貨物取扱量2割減 機材小型化などで

胴体部分に貨物が積み込まれるボーイング767。機材の小型化は、熊本発の貨物輸送に影響を与えている=益城町の阿蘇くまもと空港

 県交通政策課は1日までに、熊本空港(阿蘇くまもと空港)の2010年度(10年4月〜11年3月)航空貨物取り扱い実績(速報値)をまとめた。取扱量は前年度比6千トン(20・8%)減の2万2900トンで、2年連続3万トンを割り込んだ。

 同課によると、10年度は年度当初から毎月、前年度実績を下回った。昨年7月以降は前年同月比70%台に低迷。今年2月に同80・1%と一時回復の兆しが見えたものの、東日本大震災が発生した3月には70・2%と最低となった。

 同空港の航空貨物取扱量は、半導体など県内誘致企業による工業製品の出荷増や、鮮度を必要とする農水産物の取引増加などで07年度に過去最高の3万1900トンを記録。しかし、リーマンショックに伴う世界同時不況で08年度から減少に転じ、10年度はピーク時の約3割減、10年前の水準に落ち込んだ。

 交通政策課は、コスト削減のための機材の小型化によって貨物輸送能力が低下する一方、10年度は養殖魚108万匹が死んだ赤潮被害や猛暑で、県内農水産物の取扱量が大幅に減ったことなどが影響したとみている。(福井一基)

3071チバQ:2011/07/12(火) 22:41:24
http://www.cnn.co.jp/business/30003349.html
空の旅で1000万マイルの新記録、ユナイテッドのトップ得意客
2011.07.12 Tue posted at: 13:00 JST

(CNN) 米ユナイテッド航空で世界各地を飛び続けること約6000回。シカゴ在住の自動車業界コンサルタント、トム・スタカーさんが9日、飛行距離1000万マイル(約1610万キロ)を達成した。

ユナイテッド航空は新記録達成を記念して、シカゴ市内のオヘア国際空港で式典を開催。史上初の「チタン・ユナイテッド・マイレージプラス」カードを贈呈し、ボーイング747ー400型機に同氏の名を付けるなど、盛大に祝った。

同氏は1982年以降、出張も含めて絶え間なく空の旅を続けてきた。妻との「新婚旅行」は過去15年間で60回ほど行ったという。「パリのルーブル美術館でもピラミッド、サファリ砂漠でも、とにかく世界を見るのが大好き」「機内ではとてもリラックスした気分になれるので、1〜2週間乗らないとそわそわしてくる」と話す。

最も多い行き先はオーストラリア。その往復だけで400万マイルは超えそうだ。ハワイも80回ほど訪れている。

一番の得意客だけに、同航空からは至れり尽くせりの待遇を受けている。もちろん常にファーストクラスで、乗り継ぎには案内係が付き添う。空港のファーストクラス用ラウンジには、好物のブラウニーが用意されているという。気に入っているのはシカゴとロサンゼルス、あまり好きでないのはニューヨーク・ラガーディアのラウンジだ。100万マイル達成の節目ごとに、ワインのギフトカードや特等席でのスポーツ観戦などぜいたくな賞品が贈られる。

すべての機種を熟知しているから、新人乗務員に座席の操作方法を教えることもある。ファーストクラスの乗客のマナーについて問われ、「最近の人はわがままだし、狭い機内ではそれが増幅される」と指摘。座席を倒したところ、後ろの乗客が新聞を広げて頭に突きつけてきたこともあると振り返り、「立派な大人が機内では小学生のようになってしまう」と話した。

3072チバQ:2011/07/12(火) 22:42:45
http://www.sankei-kansai.com/2011/07/12/20110712-055162.php
格安航空の支援検討 着陸料割り引き 関空促進協
 関西の財界や自治体でつくる関西国際空港全体構想促進協議会(会長・森詳介(しょうすけ)関西経済連合会会長)は11日の定期総会で、関空を拠点とする格安航空会社(LCC)への新たな支援などを盛り込んだ平成23年度の事業計画を決定した。全日本空輸などが出資する日本初の本格的なLCC「ピーチ・アビエーション」の関空定着を促す考えだ。

 ピーチ社は、来年3月から就航を予定しており、関空をハブ(拠点)空港として、東アジアへの海外路線進出も計画している。同協議会は「航空会社の定着に必要な支援策の検討を進める」とした。

 同協議会では、24年度下期に完成予定のLCC専用ターミナルビルの利用料引き下げや、国内線着陸料などでの支援を検討する見通し。ピーチが就航する来年3月までの制度スタートを目指している。

 ただ、LCC以外の航空会社との公平性や財源の問題もあり、慎重に検討する方針だ。

 このほか事業計画では、国際線の新規就航や増便を行う航空会社に対し、着陸料を20%割り引く現行の奨励金制度を、来年3月まで継続することも決定。また、関空と大阪空港の経営統合後の補給金継続などを国に要望することも決議した。

(2011年7月12日 08:31

3073チバQ:2011/07/12(火) 22:43:37
>>3061
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004263106.shtml
西3空港活用検討会 真意読めず自治体困惑 


関西3空港の活性化策について兵庫県の井戸知事に意見を聴く市村国交政務官=11日午前、兵庫県庁(撮影・田中靖浩)
 市村浩一郎国土交通政務官(衆院兵庫6区)が立ち上げた「関西3空港の活用検討会」が関係自治体に波紋を広げている。経営統合が決まった関西、大阪(伊丹)両空港に神戸空港を加えて関西経済の活性化策を探るとの趣旨に、兵庫県や神戸市は理解を示すが、関空の経営建て直しを優先する国交省や大阪府は警戒を強める。菅政権の先行きが見通せない中での「政治主導」に、真意をいぶかしむ声も出ている。


 市村氏は11日、兵庫県庁で井戸敏三知事と検討会について1時間余り会談。終了後、「2空港の経営統合は最優先だが、関西経済活性化を神戸を外して考える必要はない」と、3空港全体で議論する考えを示し、今後、関西各府県の知事らに検討会参加を呼び掛ける意向も明らかにした。

 井戸知事は、関空の着陸料軽減▽伊丹で低騒音小型ジェット旅客機の運航拡大▽神戸の運用時間延長や発着枠拡大▽関空‐神戸を結ぶ海底トンネル整備‐などを要望。検討会にも「求められれば出席し、意見を述べたい」と前向きだった。

 4日に市村氏と会談した大阪府の橋下徹知事が「(2空港統合の)結論を尊重してほしい」と不快感をあらわにしたのとは対照的だ。

 市村氏は昨年9月の政務官就任以来、関西3空港について「航空自由化が進む中、従来の枠組みにとらわれず議論すべき」と繰り返してきた。

 今年5月、関西、伊丹の経営統合法が成立し、運営権の民間売却方針が決まった後も「制約が多い今の枠組みでは買い手がつかない」と危機感を強めていた。6月上旬、大畠章宏国交相の了解を得て検討会を設置。座長として伊丹、神戸の規制緩和などにも踏み込む姿勢をちらつかせる。

 だが国交省内では、政務官主導の検討会について「位置付けがよく分からない」(航空局関係者)との声が漏れる。

 関空・伊丹統合法では、地元の要望を反映させる「協議会」設置を定めているが、検討会はこれとは別組織。航空局幹部らをメンバーとすることは決まっているが、会合は一度も開かれず、検討内容や進め方も議論されていない。同省内には「政治主導でやっているので、詳細は詰め切れていない」と、冷めた空気も漂っている。

 焦点の神戸空港を運営する神戸市の幹部は「思いは同じだが、この時期になぜ…」と戸惑いを隠さない。関空・伊丹統合案が浮上して以降、“蚊帳の外”に置かれてきただけに「従来通り神戸空港の規制緩和と機能充実を国に求めていくだけ」と静観する構えだ。

(高見雄樹、藤原 学、黒田勝俊)

3074チバQ:2011/07/13(水) 18:32:35
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011071390135751.html
羽田空港 海も魅力 船着き場 16日オープン
2011年7月13日 13時57分

整備工事が進む羽田空港船着場(下)。中央は国際線ターミナル=東京都大田区で、本社ヘリ「あさづる」から(藤原進一撮影)


 羽田空港の国際線旅客ターミナル近くに、同空港初の旅客船用の船着き場が整備され、十六日にオープンする。設置した日本空港ビルデング(東京都大田区)によると、東京・日本橋や横浜港から遊覧船で一時間〜一時間半程度。定期船の運航は未定だが、飛行機の乗り継ぎ客らが合間に空港周辺を遊覧できるプランの検討など、新たな観光名所として売り込む。震災時に、陸路の代替輸送拠点としても活用する考えだ。(石川修巳)

 「羽田空港船着場」は国際線ターミナル南側の多摩川左岸で、長さ約百七十メートルの桟橋の一部。以前は航空燃料を補給するタンカー用だったが、国内線ターミナルなどを運営する日本空港ビルが譲り受け、旅客船が発着できるよう改修した。十メートル程度の船なら、同時に二隻が接岸できる。

 今秋には待合室(延べ床面積約八十平方メートル)が完成する。釣り客らがすぐに調理できるように、ミニ厨房(ちゅうぼう)も設ける。整備工事費は約二億円。

 日本空港ビルは「これで、羽田に陸海空すべてがそろった」とPR。海上から飛行機の離着陸を楽しむなど海に面した空港の「地の利」を生かし、遊覧船や団体旅行のチャーター船、屋形船などの利用を見込む。

 東京屋形船連合会の新倉健司理事は「大変興味がある。都心と羽田との移動は屋形船で観光しながら、という企画も考えられるようになる」。水上バスを運航する東京都観光汽船も「観光振興のポテンシャルは高いとみており、水深などの情報を確認している」と話す。

 ただ、潮の干満や風の影響など「船の発着が難しい場所」との指摘もあり、発着可能な船の大きさや運航ルートなどを慎重に検討している。

 三月の東日本大震災では、鉄道やモノレールの運休などで約一万二千人がターミナルで一夜を明かした。日本空港ビルは「陸上交通がまひした場合の代替ルートとしても活用できる」としている。

(東京新聞)

3075チバQ:2011/07/14(木) 20:47:18
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110714/bsd1107140500000-n1.htm
スカイネットはブランド一新 新規航空会社、拡大戦略でLCCに対抗 (1/2ページ)
2011.7.14 05:00

 割安な料金を売りに2000年前後に参入した新規航空会社が、拡大戦略に打って出る。新ブランド「ソラシドエア」を7月にスタートさせたスカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)は路線拡大や運賃値下げを視野に入れ、スカイマークは国際線参入を目指す。航空自由化が進む中、海外の本格的な格安航空会社(LCC)の参入が相次いでおり、攻めの姿勢で利用客の囲い込みを図る構えだ。

 SNAは13日、米ボーイングの新型の小型機737−800を公開した。白地に黄緑色をあしらった機体には、銀色のロゴが大きく躍り、ひときわ目を引くデザインだ。15日に羽田−宮崎線で就航させる。

 最大の特長は主翼の先端を垂直に立てて空気抵抗を減らす「ウイングレット」で、燃費を約2割改善できる。整備コストも約15%低減でき、席数は従来機より24席多い174席。佐竹俊哉企画部長は「リース料は高くなるが、コストダウンや収入増でカバーできる」と話す。

 同社は今後2年で同型機を6機導入し、将来的には現在保有する11機の737−400をすべて新型機に置き換える方針だ。さらに2013年に予定される羽田空港の発着枠の再配分をにらみ、羽田と福岡、沖縄などで新路線を設定することも検討。「今後は競争環境が変わる」(佐竹企画部長)として、運賃の値下げも視野に入れる。

 一方、東京を拠点とするスカイマークは「空飛ぶホテル」と呼ばれる仏エアバスのA380を14年度に導入。成田とニューヨークなどを結ぶ3路線を開設する計画だ。大半の路線で大手の半額の運賃を目指すという。

 また、スターフライヤー(北九州市)は7月から国内屈指のドル箱路線、羽田−福岡線に片道で最安1万程度という低価格で参入した。

 04年にSNAが産業再生機構の支援を受けるなど、新規航空会社は「コスト構造が中途半端で就航当初は苦戦した」(業界関係者)が、徹底的なコスト削減で海外LCCに対抗する。

3076チバQ:2011/07/15(金) 20:56:10
http://www.malaysia-navi.jp/news/110715051812.html
エアアジアと全日空が合弁か=英字紙 格安航空会社を設立?
2011/07/15 20:17 JST配信
【ペタリンジャヤ】 格安航空大手のエアアジアが全日空空輸(ANA)と合弁を組み、格安航空会社を設立する見込みだ。情報筋の話として英字紙「ザ・スター」が伝えた。
新たに設立される格安航空会社の名称は「エアアジア・ジャパン」となる見込みで、近く正式発表が行われるという。日本にハブを置く格安航空会社となり、アジア太平洋地域や国内市場を中心に運航するとみられる。
エアアジアはベトナムやインドネシア、タイ、フィリピンで合弁事業を展開している。先ごろエアバス社から合計300機を調達すると報じられた。日本へは長距離子会社のエアアジアXが羽田に乗り入れているが、大阪などへの乗り入れを計画しているとされる。
ANAは先ごろ、香港の投資会社などと共同で関西国際空港を拠点とする格安航空会社「ピーチ・アビエーション」の設立を発表している。
成田空港は格安航空会社専用のターミナルを開設する方針を明らかにしている。

(ザ・スター、7月15日)

3077チバQ:2011/07/15(金) 20:57:00
http://haneda.keizai.biz/headline/834/
羽田〜マカオ路線枠は見送り−航空交渉は成田発着枠拡大軸に合意

 国土交通省は7月15日、日本とマカオ(中華人民共和国澳門特別行政区)による航空協議が合意し、2地域間の路線枠を成田空港を軸に拡充すると発表。羽田空港の発着枠の設定は見送った。

 同協議は両地域の航空自由化「オープンスカイ」の実現を目指すもの。合意により、2012年夏季の成田路線の現行週3便から7便への増便、さらに2013年夏季に予定される成田空港の発着枠27万回化のタイミングでの同空港関連路線における両国間輸送の自由化が実現する。また、すでに自由化されている首都圏空港以外の空港からの輸送における「以遠権」の自由化も認めた。

 同省航空局によると羽田空港発着の新路線枠について合意がなかったのは、現時点でマカオ側からの要望が特になかったためだという。日本とマカオを結ぶ航空需要は近年、拡大が続いており、2007年に9000人だった輸送実績(旅客数)は2010年には6万8000人に急増。より柔軟な旅程の実現に向けて旅行業界にも羽田発着路線の開設を望む声もあるが、当局は当面の航空座席の需給バランスを羽田空港以外の路線で対応する考えだ。両地域間には現在、エア・マカオが週8便を運航する(一部減便あり)。

3079名無しさん:2011/07/17(日) 22:43:47
中国国際航空、北京―那覇参入表明
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-16_20591

 【北京で榮門琴音】中国国際航空(北京)は15日、北京―那覇の定期航空路線開設に向け、手続きを進めていることを明らかにした。中国民用航空局に路線開設を申請しており、同局と日本の国土交通省に許可され次第週2便で運航する予定。就航時期について、同社ビジネス委員会の時増奇副主任は「今月末にも運航を始めたい」と述べた。実現すれば、今月28日から週2便で参入する海南航空(同)に次いで2社目の就航となり、提供座席数の増加で中国からの誘客に弾みがつきそうだ。

 同日、中国からの誘客拡大を目指し、活動を展開する仲井真弘多知事ら「トップセールス」訪問団に時氏が表明した。時氏は「許可が下りるものと考えて開設の準備を進めている」と述べ、「海南航空と同等の支援をしてほしい」と要望。仲井真知事は協力する姿勢を示した。

 同社は中国最大手で、日本国内への就航は東京、大阪、名古屋などに次ぎ7カ所目。時氏は「数次ビザの発給も(就航する)理由の一つ。需要は大きいので新路線に期待している」と話した。

 一行は同日午前、海南航空を訪問した。出迎えた同社の候偉CMOは北京―那覇の予約状況が好調で、第1便はすでに満席と説明。増便や他地域からの就航も検討する意向を示した。

 同社の日本路線就航は沖縄が初めて。仲井真知事は「那覇空港ターミナルビルの整備や着陸料の軽減など役に立てるよう努力して実現したい」と述べた。

 一方で、候CMOは「沖縄と言っても北京の一般の人にはイメージが全くない」と指摘。「県の北京での宣伝がまだ足りない。旅行会社や航空会社などへの宣伝に急いで取り組んでほしい」と強調した。

 仲井真知事らは、そのほか中国民用航空局と国家旅遊局を訪れ、誘客拡大への協力を求めた。一行は17日に帰国し、仲井真知事は別日程で天津の産業施設や港湾を視察後、18日に帰国する予定。

3080チバQ:2011/07/17(日) 22:59:45
>>3078
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110717-00000005-ryu-oki
那覇―宮古線が片道2800円に スカイマーク異例の再値下げ
琉球新報 7月17日(日)10時5分配信

 スカイマーク(東京都、西久保慎一社長)は16日、9月15日から新規就航する那覇―宮古線の運賃に関し、14日に発表した最安値の3800円を引き下げて2800円に設定した。日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市、佐藤学社長)が15日、那覇―宮古線の最安値運賃を同価格の3800円に引き下げたことへの対抗策で、発表から2日目で運賃を見直す異例の対応となった。人気テレビ番組の影響などで、観光客が増えている宮古島市への旅客獲得競争がさらに激化しそうだ。
 スカイマークの那覇―宮古線は1日5往復。大人普通運賃は当初発表の9800円を据え置き、新たな最安値運賃は9月17〜30日の期間、21日前までにインターネット上で予約が必要な「WEB割21」で適用される。さらに、9月15〜30日の期間、5日前までに予約が必要な「前割5」を5800円から4800円、搭乗日前日までに予約が必要な「前割1」も7800円から6800円に値下げする。
 JTAは15日、前日のスカイマークの運賃発表を受け、45日前までの予約が必要な「スーパー先得」をこれまでの半額程度の3800円に設定すると発表していた。

3081チバQ:2011/07/17(日) 23:01:06
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-17_20660/
JTA、SKY 那覇−宮古低価格競争
経済 2011年7月17日 09時42分

(13時間19分前に更新)

 日本トランスオーシャン航空(JTA、佐藤学社長)は15日、9月15日から30日の那覇―宮古路線の新運賃を発表した。最も安い運賃は45日前までの予約(スーパー先得)で片道3800円と、従来の7200円〜1万1000円から大幅に値下げする。9月15日から宮古路線に参入するスカイマークの運賃に対抗する構え。一方、スカイマークは16日、15日に発表した運賃から1000円引き下げた新運賃を発表。最安値で2800円と、低価格競争を仕掛けている。

 JTAが新たに設定した割引料金では、7日前まで予約の「特便割引7」、1日前まで予約の「特便割引1」で、それぞれ5800円と8000円とする。そのほかの予約運賃も大幅に割引して設定、宮古島在住者を対象にした「離島割引」も1万円(現行1万1950円)に下げる。

 JTAと琉球エアーコミューターは7月19日から10月31日までの期間限定で、那覇―宮古線利用につくマイルを2倍にする。県内在住者が対象で、大人普通運賃で同路線を利用した際の177マイルに加え、ボーナスマイルとして177マイルをプレゼントする。キャンペーン専用ページからの登録が必要。8月5〜17日は対象外となる。

 スカイマークは9月17〜30日搭乗分で21日前までの予約「WEB割21」が2800円。同15〜30日搭乗分では5日前までの予約「前割5」が4800円、1日前の「前割1」は6800円。

3082チバQ:2011/07/18(月) 18:21:07
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110718/bsk1107180504002-n1.htm
豪カンタス 赤字増大、CEO「改革する」 他社と提携、国際線巻き返し (1/2ページ)2011.7.18 05:00
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シドニー空港のターミナルビル。カンタス航空は赤字国際線の見直しを迫られている(ブルームバーグ)【拡大】

 オーストラリアの航空最大手カンタス航空は減益が続く国際線での巻き返しを狙い、路線を縮小し、競合他社との提携に乗り出すとみられている。

 ◆南ア、南米路線廃止

 豪航空コンサルティング会社ストラテジック・アビエーション・ソリューションズのニール・ハンスフォード会長は、カンタス航空が南アフリカと南米路線の運航を廃止し、ロンドンとロサンゼルス便のサービス向上に焦点を当てる可能性があると予想。ハワイ便は傘下の格安航空会社(LCC)ジェットスターに移管する可能性があるとの見解を示した。

 シンガポール航空やアラブ首長国連邦(UAE)ドバイのエミレーツ航空が最新型の航空機や空港までの無料送迎サービスなどでビジネスクラスの顧客を引きつける一方、カンタス航空はシェア縮小に追い込まれている。オーストラリア政府統計によれば同社の国内線市場シェアは過去10年ほど約3分の2で推移しているが、4月のオーストラリア発着便シェアは19%と、2001年の35%から大幅に下落した。

 カンタス航空は先月、国際線部門で同月末までの1年間に2億豪ドル(約168億円)の損失を計上し、今年はさらに赤字が膨らむとの見通しを発表。同社のジョイス最高経営責任者(CEO)は経営方針を「容赦なく見直す」と決意を表明した。

 豪証券会社IGマーケッツ(メルボルン)の機関投資家ディーラー、クリス・ウェストン氏は「カンタス航空の国際線部門は数十年にわたって攻勢に出ておらず、他社に次々と追い抜かれてきた」と指摘した。

◆アジア市場に商機

 ジョイスCEOはオーストラリア放送協会の10日のテレビ番組で「国際線を改革する。必要に応じてサービスを削減することも考えている」と表明。法人客を取り戻すため国際路線網の収益をビジネスクラスとファーストクラス部門に振り向けるとともに、他社との提携によるサービス拡充、アジア市場での事業拡大を3本柱とすると語った。同社の長距離路線の黒字化戦略の詳細は来月24日の決算報告で発表される見通しだ。

 航空業界コンサルティング会社、アジア太平洋航空センター(CAPA)のデレク・サデュビン最高業務執行責任者(COO)は、マレーシア航空など他社との提携により、カンタス航空は最小限の投資で路線を拡大できると指摘。「カンタス航空は提携先を探さなければならない。アジア市場はジョイスCEOが多大な関心を寄せている地域であり、カンタスにとって大きなビジネスチャンスだ」と話した。(ブルームバーグ Robert Fenner)

3083チバQ:2011/07/18(月) 18:22:13
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110718/bsk1107180504000-n1.htm
エールフランスKLMが低価格戦略 欧州最強「ゴミお持ち帰り」 (1/2ページ)2011.7.18 05:00

 欧州航空最大手エールフランスKLMは近く乗客に対し、飛行機を降りる際に座席を自分で掃除してゴミを持ち帰るよう求める見通しだ。英イージー・ジェットやアイルランドのライアンエアなど格安航空会社(LCC)に顧客を奪われつつある地方空港で巻き返しを狙い、低コスト戦略を急ぐ。

 ◆「格安」対抗策出遅れ

 イージー・ジェットがフランスとの新路線を開設し、スペインのLCCブエリング・エアラインズが南仏トゥールーズ発着便の運航を開始するなど、フランスの航空市場は競争が激化している。エールフランスのグルジョン最高経営責任者(CEO)はLCCに対する競争力を高めるため、地上スタッフによる清掃業務を中止して航空機の稼働時間を延長したい考えだ。

 しかしフランス全国客室乗務員労働組合(SNPNC)のファティハ・アグーヌ代表によると組合が機内清掃業務を拒否したため、同社は乗客に機内清掃をさせる案を検討しているという。

 グルジョンCEOの格安運航計画について、欧州LCC最大手ライアンエアのオライリーCEOは「見込みはない。旗艦航空会社が業界史上、低価格戦略で成功した例はない」と述べ、まったく懸念していないと話した。

 LLCへの対抗策では欧州各国を代表するフラッグキャリア(旗艦航空会社)がすでに先陣を切っている。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は1998年にLCCゴーフライを設立。しかし2001年には国際ベンチャーキャピタル会社(VC)スリーアイ・グループに売却し、02年にはイージー・ジェットが買収した。また独ルフトハンザは地方路線のシェアを維持しようとLCCジャーマンウイングスを設立したが、09年にスペインのイベリア航空が買収、ブエリングと合併している。

 ◆労使交渉難航で暗礁

 モルガン・スタンレーのアナリスト、ペニー・ブッチャー氏(ロンドン在勤)は「同業者の多くは何年も前に格安航空の脅威に対処してきた。エールフランスが出遅れたのはひとえに労使交渉のせいだ」と話す。

 エールフランスの国内・国際線のシェアはイージー・ジェットが初めてフランスに上陸した02年以降、39%から34%(09年)にまで縮小。イージージェットは同時期にシェアを4倍以上伸ばし、7.6%に拡大した。

 グルジョンCEOの計画には乗客による清掃案のほか、エアバスの単通路機「A320」をパリからマルセイユ、ニース、トゥールーズへ配置換えし、北アフリカや東欧、北欧などを含む多数の路線を新設する案も盛り込まれている。

 同計画では従業員は各空港に配置され、労働時間が増える公算。コストを削減するとともに燃料補充や清掃、点検にかかる着陸から離陸までの時間を25〜30分に短縮し、航空機の1日当たりの飛行時間を現在の8〜9時間から約12時間に延長するという。

 フランス最大の操縦士の労働組合、全国航空パイロット組合(SNPL)は組合員による投票で計画を承認したものの、SNPNCでは休暇期間の短縮や時給の引き下げが争点となり、協議が決裂した。

 モルガンのブッチャー氏は「大手航空会社の低価格戦略は労組との協議でことごとく暗礁に乗り上げた。エールフランスは労組と合意を形成できない限り、LCCに匹敵する高い生産性を実現することはできない」との考えを示している。(ブルームバーグ Laurence Frost)

3084チバQ:2011/07/18(月) 18:40:23
>>3076
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110716-OYT1T00017.htm?from=navr
全日空、成田発着の格安航空…中韓路線へ展開

. 全日本空輸が、マレーシアを拠点とするアジア最大手の格安航空会社(LCC)「エアアジア」と共同で、LCCの新会社の設立に向けて調整に入ったことが15日、分かった。


 成田空港を発着し、首都圏の航空需要の掘り起こしを目指す。

 新会社は、成田の発着枠が増える2012年度以降に国内線に就航した後、エアアジアの路線が少ない中国や韓国など東アジア地域で国際線を展開する方向だ。

 全日空は、香港の投資会社などと共同でLCC「ピーチ・アビエーション」を設立し、関西国際空港を拠点に2012年3月の就航を目指している。全日空が新たに成田を拠点にするLCCを設立するのは、日本航空が豪カンタス航空傘下のLCC「ジェットスター」と、成田が拠点のLCC「ジェットスター・ジャパン(仮称)」の設立を進めているのに対抗するためだ。

(2011年7月16日03時03分 読売新聞)

http://www.asahi.com/business/update/0715/TKY201107150673.html
全日空、成田拠点の格安航空設立へ 海外大手と共同出資
 全日本空輸が、アジア最大手の格安航空会社(LCC)のエアアジア(本社・マレーシア)と共同出資の新会社を設立する方向で調整していることが15日、わかった。全日空は関西空港を拠点とするLCCを立ち上げており、新会社は成田空港を拠点にする。

 エアアジアが近く日本に地域会社を設立し、全日空が資本参加するとみられる。エアアジアは2001年の設立で、昨年12月には羽田空港とマレーシア・クアラルンプールを結ぶ路線に就航した。

 LCCは機体を効率的に使い、サービスも抑えることで料金をこれまでの半分程度に設定している。値段の安さが魅力で、世界でシェアを伸ばしている。

3085名無しさん:2011/07/20(水) 20:02:42
http://mainichi.jp/select/today/news/20110721k0000m020071000c.html
日本航空:稲盛会長 撤退路線の復活に否定的な見解
2011年7月20日 19時37分 更新:7月20日 19時45分


日本航空の稲盛和夫会長=西本勝撮影 日本航空の稲盛和夫会長は20日、東京都内で講演し、経営再建の一環で撤退や減便を実施した不採算路線について「(経営)成績が良くなると、この便も飛ばしてくれといった要求は出てくるだろうが、経営者が慢心してはならない」と述べ、路線復活に否定的な考えを示した。

 稲盛会長は、不採算路線に関して「今までは政府や行政から言われると、せねばならないということでやってきた」と指摘。その上で「権力にノーと言う勇気がないと真の経営者ではない」として、安易な路線開設はしない姿勢を強調した。

 日航は路線撤退などの経費削減効果で、2011年3月期連結決算の営業利益が1884億円となり、業績は急回復。目標としている12年度中の株式再上場に対しては「いかなる試練があろうとも果たす。老骨にむちを打ち努力する」と、あらためて早期の上場に意欲を示した。

3088チバQ:2011/07/21(木) 20:22:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110721t15005.htm
仙台空港ターミナルビル 復旧着々と

壁のパネルなどが全面的に張り替えられた1階部分=仙台空港ターミナルビル


 東日本大震災で津波被害を受けた仙台空港ターミナルビルが20日、国内定期便と国際臨時便の25日の運航再開を前に、報道機関に公開された。
 高さ約3メートルまで水に漬かった1階東側の国際線到着ロビーは、壁のパネルやガラスを全面的に交換。荷物受取所や税関検査場もベルトコンベヤーなどを新装した。
 電源が復旧せず閉鎖していた2階の国内線出発ロビーでは、この日、航空各社の従業員がチェックインカウンターを確認するなど、最後の調整を行った。3階レストランは9月に再開する予定。
 25日は国内定期便の第1便となるアイベックスエアラインズの福岡行きが運航。国際線はユナイテッド航空(コンチネンタル航空)のグアム線が1番機として出発する。


2011年07月21日木曜日

3089チバQ:2011/07/22(金) 22:42:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201107220133.html
「4度目の正直」成都線就航 広島空港(三原市)で22日、中国・上海を経由する成都線が就航した。運航する中国東方航空は、東日本大震災の影響などで就航を3度延期。当初の予定から約4カ月遅れとなった。

 成都線は、現行の上海線(1日1往復)を延伸する。22日はダイヤ通り午前9時20分に広島空港を出発した。上海に午前10時(現地時間)、成都には午後2時20分(同)に到着。

 中国東方航空は当初、3月27日の就航を予定していたが、東日本大震災の影響で7月1日に延期した。その後、乗員計画の調整で11日に変更し、さらに中国国内の関係官署との調整のため先延ばししていた。

3090名無しさん:2011/07/23(土) 16:46:34
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072301000470.html

羽田―米国線、相次ぎ運休 震災の需要減と原油高で


 20日、米テキサス州ダラスの空港に待機するアメリカン航空機(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】米大手のアメリカン航空は、東日本大震災による需要減と原油高による燃料費の高騰で、羽田空港―米ニューヨーク線の運航を9月初めから休止することを23日までに明らかにした。同線は需要低迷を理由に震災後に運休し、7月3日に再開したばかり。わずか2カ月での運休となり、再開は2012年半ばの見通し。

 デルタ航空も羽田―米デトロイト線について8月末〜12年4月の運休を決めており、米大手主力路線の相次ぐ運休は、震災後、落ち込んでいる日本の観光業界に打撃を与えそうだ。

2011/07/23 16:11 【共同通信

3091チバQ:2011/07/24(日) 19:02:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110724/CK2011072402000047.html
進む 成田空港SC化 09年売上高701億 魅力の経済効果
2011年7月24日

新店舗のオープンが相次ぐ成田空港の一般エリア=成田空港で


 成田空港のショッピングセンター(SC)化が進んでいる。一般エリアのリニューアルで既存店舗が新装され、若者を中心に人気を集める有名店も登場。空港の長所を生かし、大手SCや百貨店を上回る経済効果を生み出している。 (武田雄介)

 成田空港の一般エリアは店舗のリニューアルラッシュで、七〜八月は第二ターミナルだけで二十二店がオープンする。

 東京・代官山に一店しかなかったかばん店「B印(じるし)YOSHIDA」。今月十六日、第一ターミナルに二号店を開店した。女優の宮崎あおいさんが出演するCMで知られるアパレル店「アースミュージック&エコロジー」も八月に進出。都心に路面店を持つ有名店や大型SCの人気店が続々と名乗りを上げている。

 これまで空港内の商業施設といえば土産店、書店、薬局、飲食店が“四種の神器”だった。旅先で渡す土産を探し、機上で読む本を買い、食事をして出発を待つ。フライト前の旅客のニーズはこれで十分満たされてきた。

 なぜ成田はSC化したのか。状況は二〇〇四年に「ユニクロ」が初出店したころから変わり始めた。成田国際空港会社(NAA)リテール事業部の牧山耕己さん(41)は「空港は旅客以外にも多くの人が集まることに着目した」と説明する。

 正午すぎの第二ターミナル。七月にオープンした空港初出店の「靴下屋」では、スーツケースを引く旅客に交じり、航空会社の制服を着た若い女性たちの姿が目立つ。

 店長の浅倉由佳さん(27)は「買い物客の三割は空港従業員。家族や友人の見送りに来たついでに立ち寄る人も多い」と話す。空港限定商品も導入し、「旅客以外にも買い物を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 NAAも成田空港情報誌「スマートブック」の最新号で今回のリニューアルを取り上げ、「成田空港で遊ぼう!」と強力にプッシュ。成田をSCのように活用して買い物や食事を楽しむプランを紹介し、「休日の目的地にいかが?」と提案する。

 数年前から成田のSC化を思い描いていたという牧山さん。だが「当時は成田の魅力を伝えきれず、営業先に出店を提案しても反応は鈍かった」と振り返る。

 その魅力は一日平均約六万人の旅客、四万人超の空港従業員を誇る“集客力”だ。「普通のSCは客を呼ぶ努力が必要。でも成田には常に数万人がいる。これはすごい強み」と指摘する。

 抜群の集客力に支えられ、店舗運営などの売上高は七百一億円(〇九年、免税店など含む)。ららぽーとTOKYO−BAY(船橋市)や三井アウトレットパーク幕張(千葉市)など有名SCを上回り国内最大級だ。

 牧山さんは「誰でも立ち寄れる一般エリアを魅力的な場所にして成田空港を盛り上げていきたい」と話している。

3092とはずがたり:2011/07/25(月) 19:16:19

38空港もあるのか。

沿岸部の38空港、津波対策検討開始 国交省
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY201107250334.html

 東日本大震災での仙台空港の津波被害を受け、国土交通省は沿岸部にある空港の津波対策の検討を始めた。沿岸部の低地に空港は38カ所あるが、これまでは津波被害の想定すらなかった。有識者の意見などを踏まえ、地震発生から津波到達までの間の避難方法・設備両面の安全確保策を8月にもとりまとめる予定だ。

 国交省によると、空港は震度4以上の揺れを観測すると閉鎖し、滑走路の状態などを点検したうえで再開する。だが、津波警報が出ると空港職員は建物内に退避する決まりで、この間、滑走路上の旅客機は身動きが取れなくなる。

 実際、仙台空港でも地震後、職員はターミナルなどに避難。約1時間後には津波に襲われた。仙台空港に隣接する海上保安庁仙台航空基地では、小型機など4機が津波にのまれた。海保は視察・救助に飛び立つため、独自に滑走路の状態をチェックしていたが、度重なる余震で作業が中断。ヘリ1機を離陸させるのがやっとだったという。

3093チバQ:2011/07/27(水) 19:03:28
>>3092
ざっくり100ある空港のうち、ざっくり50は離島の空港ですから、そんなもんかなあと思います。

離島以外だと、北九州 羽田 関西 中部 長崎 仙台 大分 新潟 山口宇部 出雲 とかですかね
ぱっと思い付いたとこ書いただけでも10か。やっぱり多いかも

3094チバQ:2011/07/27(水) 21:12:15
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-179763-storytopic-4.html
那覇空港、国際線混雑が激化 保安検査機増を要請2011年7月27日

搭乗手続きをする外国人旅行者などで混雑する那覇空港国際線旅客ターミナルビル=7月
 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の安里繁信会長は26日、那覇空港ビルディング(NABCO、那覇市)の花城順孝社長らを訪ね、那覇空港国際線旅客ターミナルビルの保安検査機を8月末までに増設するよう要請した。
 現在、国際線ビルには受託手荷物検査機器、ハイジャック防止用のエックス線検査機器、機内持ち込み手荷物検査機器各1台ずつを航空会社が設置しているが、外国人観光客の増加に伴い混雑するケースが増え、利用者から苦情が出ている。
 7月から中国人観光客への数次査証(ビザ)発給が始まり、28日から那覇―北京線が新たに就航するなど、外国人観光客の増加が見込まれ、一層の混雑が懸念されている。安里会長は「国際線ビルはピーク時には旅客同士で取っ組み合いが起こるほど混雑する。せっかく沖縄に来ても帰国時の印象が悪ければ、官民一体の外国観光客誘致キャンペーンの意味がない」と話した。
 NABCOは2013年度の新国際線ターミナルビル使用開始までの期間、暫定措置として現国際線ビルを増床して検査機器用のスペースを確保したが、導入に至っていない。
 要請に対しNABCO側は、従来から保安検査機の設置や管理・運営は航空会社が行ってきたと説明。その上で、設置費用はNABCOが負担することも検討するとした。受託手荷物検査機器はスペース上、導入は不可能としたが、航空会社との協議次第では、残る2台は2カ月程度で導入可能とした。

3095チバQ:2011/07/27(水) 21:14:01
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-26_21034/
那覇―宮古値下げ競争激化 経営圧迫の懸念


JTAとSKYの主な価格競争

[画像を拡大]
経済 2011年7月26日 17時30分

(27時間45分前に更新)

 日本トランスオーシャン航空(JTA)とスカイマーク(SKY)の価格競争が激化している。那覇―宮古線に9月15日から参入するSKYが今月14日、低価格の新運賃を打ち出したことをきっかけに、JTAが対抗。両社が再三運賃を引き下げる異例の展開となっている。低価格になれば利用者の利便性は高まるものの、航空会社の経営を圧迫しかねない。航空関係者は「生活路線で過度な価格競争が続けば経営の体力消耗を招き、路線維持にも影響しかねない」と指摘している。(榮門琴音)

 「WEB割21」3800円―。今月14日、SKYが9月15〜30日までの「超割安」運賃を発表。その翌日、JTAが「スーパー先得」3800円で並ぶと、SKYはさらに2800円に引き下げた。

 普通運賃は14日発表の9800円を見直し、21日には7800円に。SKYの西久保愼一社長は「狙っているのは生活需要。運賃が安くなれば需要も必ず上がる」とみる。

 対抗するJTAは25日までに、9月30日までの各種割引運賃を三度引き下げた。大人普通運賃は1万7500円だが、各種割引運賃は3800〜7800円と1万円を切った。JTAの東川平靖取締役は「異常な水準」と話す。

■生活需要中心

 宮古線はJTA9往復と全日本空輸(ANA)5往復で毎日運航している。SKY5往復の参入で、シェアはANAを抜いて2位に。航空3社の供給は1・6倍に拡大する。

 JTAとANAの宮古線の2010年度平均搭乗率は67%。生活需要が中心の路線で供給が増え、価格競争が激化する状況を、東川平氏は「体力が奪われていく」と表現する。限られたパイを奪い合う構図になるとの見方だ。シェア並みの利用者を取り込めず搭乗率が落ちると、減便や機材縮小の検討を余儀なくされる恐れもあるという。

■地元は追い風

 宮古島の利用者や旅行客のメリットは大きい。両社の各種割引運賃での利用は満席に近い状況。宮古島観光協会の根間春仁事務局長は低価格を歓迎しつつ、「サービスの質は維持してほしい」と要望。低価格を追い風に下期の目玉商品を検討する。

 価格競争は、八重山にも波及している。低価格の宮古線に観光客が流れ、観光需要の空洞化を懸念する石垣市はJTAとANAに那覇―石垣線の運賃引き下げを要請した。東川平氏は「離島路線を安定的に運航する使命がある。旅客だけでなく、貨物も運んでいるので運航維持は産業発展にも影響する」と強調。コスト削減を進めながら、新たな需要を取り込む方策を検討している。

3096チバQ:2011/07/27(水) 21:48:19
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001107260001
東北復興に弾み 仙台空港国内定期便再開
2011年07月26日

 仙台空港の国内定期便が25日、震災から約4カ月ぶりに全面再開した。国際便も臨時便が再開し、定期便は10月に再開する見通しだ。空港は旅行客らでにぎわった。


 第1便の福岡便をはじめ、北海道便や沖縄便など8都市に向けて41往復が就航した。北海道へ登山に向かった仙台市泉区の小野寺節子さん(66)は「夏の再開は無理と思っていたが、震災前の予定が実現できた」と喜んでいた。


 25日の再開を前に空港で式典が開かれ、村井嘉浩知事は「東北復興に弾みをつける」とあいさつした。空港と仙台駅を結ぶ仙台空港アクセス鉄道は、9月に全線復旧する見通しだ。


 25日に国内定期便が全面復旧した仙台空港だが、排水機能が低下して大雨で冠水しやすくなる課題も抱えている。国は副滑走路を廃止して調整池にする案を打ち出したが、地元利用者との調整は難航している。


 国土交通省東北地方整備局によると、標高1・7メートルの仙台空港では、東日本大震災前から大雨の際に水がたまりやすかった。空港内に雨水が流れ込む調整池を設け、滑走路や誘導路の冠水を防いでいた。


 ところが、震災で地盤が10〜20センチ沈下。調整池が浅くなり、水も外部に流れにくくなった。台風2号が近づいた5月30日、過去に空港が閉鎖された時より少ない雨量で一部が冠水した。整備局は「現状では大雨や高潮で閉鎖に追い込まれかねない」と指摘する。


 このため国は、3千メートルの主滑走路と1200メートルの副滑走路がある仙台空港で、副滑走路を廃止して調整池にする検討を始めた。


 だが、副滑走路を使う中小の民間航空会社や個人利用者が猛反発。副滑走路に近い事務所や格納庫を事業者が自費で空港ビル側に移すという内容もあり、東邦航空東北支社は「まったく受け入れられない。まず排水施設を復旧させて考えるべきだ」と訴える。


 多くの中小事業者は津波で飛行機を失い、ダメージも大きい。震災後、拠点をいわて花巻空港に移した北日本航空は「できれば仙台空港で再開したいが、今後の津波対策や空港のあり方がはっきりしない中では戻るに戻れない」という。


 自治体の反発もある。仙台空港は空港ビル側が名取市で、副滑走路側が岩沼市。副滑走路の事業者が空港ビル側に移ると、岩沼市の税収は減る。市は「非常に困る。より良い案がないかどうか検討したい」(政策企画課)という。


 整備局は関係者が集まる検討委員会を設け、12日の第1回会議で冠水対策の必要性は確認した。ただ、岩沼市は欠席し、国が目標とする10月中旬までに対策がまとまるかどうか不透明だ。(西村宏治)

3097チバQ:2011/07/28(木) 20:51:47
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/308367.html
「回避間に合わず」保護の学生 航大機墜落(07/28 18:23)

 【芽室】航空大学校帯広分校の訓練機事故で、見つかった同校の学生川口勇さん(23)は「事故現場から約1時間歩いてきた」と話しており、顔などにやけどを負っているが、しっかりした口調だった。川口さんは、新得署員に対し、自分が訓練機を操縦していたとした上で「雲の中で視界がなくなり、雲が晴れたときに、山が見えた。田中(賢二郎)教官が、回避動作をしたけれども、間に合わず、激突した」と話しているという。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110728k0000e040060000c.html
事故:航空大学校の訓練機遭難…負傷者1人発見、4人乗り

救難信号が発せられた地点

消息を絶った小型機の同型機=航空大学校のホームページから 国土交通省によると、28日午前9時半ごろ、飛行訓練のため北海道帯広市の帯広空港を離陸した航空大学校帯広分校の小型機が救難信号を出したのを海上保安庁が受信。小型機はその後消息を絶った。道警によると、信号が発せられたのは空港から西北西約20キロの芽室(めむろ)町付近。現場付近ではやけどをした男性1人も発見。「川口勇」と名乗っており、「機体が山の方でぶつかった」と話している。

 航空大学校(宮崎市)などによると、消息を絶ったのは小型機ビーチクラフトA36ボナンザ(定員4人)。搭乗者は、機長の田中賢二郎教官(44)、森園隆二教官(45)、訓練生の川口勇さん(23)、同、藤井一朗さん(23)−−の4人。田中教官は、飛行時間約4800時間、森園教官は同9000時間以上のベテラン。訓練生は4月から帯広で訓練していた。

 午前9時11分に同空港を離陸、同15分に「(同空港西側の)訓練空域に入域した」という連絡があった。同半ごろ、同機からの救難信号を東京都内の海上保安庁が受信。航空大学校などから同機に無線で呼びかけているが応答がないという。同機は同10時56分に戻る予定で、飛行4時間半分の燃料を積んでいた。

 航空大学校はパイロットを養成する独立行政法人。今回の訓練空域は「HK2−7」と「HK2−8」と呼ばれる地域で日高山脈東側。札幌管区気象台によると、信号が出たころの帯広空港は風が弱く曇り。付近に積乱雲はなく、天気は良好だったという。

 同機は墜落時などに自動的に救難信号が発信されるタイプの機器を積んでいた。最初の発信以後、位置情報の受信は確認されていない。

 遭難を受け、現地では飛行訓練を中止。上空から捜索機1機、地上では車で捜索を続けている。

 同分校では02年に小型機が墜落し2人が死傷する事故があった。【鈴木勝一、三沢邦彦、百武信幸】

3098チバQ:2011/07/28(木) 22:41:20
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110728/mcb1107280504019-n1.htm
中国東方航空、客足戻り「恩恵」 高速鉄道事故で空路選択 (1/2ページ)2011.7.28 05:00
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中国東方航空の旅客機。高速鉄道の事故を受け、空路に人気が戻っている(ブルームバーグ)【拡大】

 中国浙江省温州市で発生した高速鉄道事故を受け、中国の航空大手、中国東方航空が、空路への客足回復の恩恵を受けるとの見方がアナリストから出ている。

 東方航空は、中国で最も交通量が多い航空路線である北京−上海間で毎日約50便を運航、便数でトップを走る。同社によると、同区間の航空運賃は今月1日から26日までで、約10%値上がりしたという。

 一方、開業したばかりのライバル、北京と上海を結ぶ高速鉄道は、電力トラブルで魅力が低下。浙江省を走る高速鉄道でも、23日に追突事故が発生し多数の死者が出た。

 クレディ・スイス・グループのアナリスト、イングリッド・ウェイ氏とサム・リー氏は26日付メモで、「進んで高速鉄道に乗ろうとする人がしばらくの間、減るだろう」とした上で、「東方航空は客足の回復と航空運賃の値上げを通して、最も恩恵を受けるはずだ。中国国際航空がそれに続くだろう」と指摘した。

 一方で、同アナリストらは、時価総額で中国航空最大手の中国国際航空と東方航空の両社の輸送能力の約10%が、北京・上海高速鉄道のルートと重なると分析。長期的に見ると、高速鉄道は運行やサービスが改善されるにつれ、今後も航空会社にとって脅威となり続けると予想した。

 東方航空のIR(投資家向け広報)担当オフィサー、ニー・ウェイ氏は電話で、今月24日時点の北京−上海間の片道航空運賃(税金と燃油サーチャージ抜き)が平均905元(約1万1000円)と、同月1日の825元から増加していることを明らかにした。それでも、6月平均の1000元を約10%下回っているという。

 北京・上海高速鉄道のエコノミークラスの最低乗車価格は555元。中国日報によると、同高速鉄道の20本余りの列車に25日、電力供給トラブルなどで遅延が発生。6月30日の開業以来、少なくとも4回目の運転中断となった。(ブルームバーグ Jasmine Wang)

3099チバQ:2011/07/28(木) 23:28:05
http://www.at-s.com/news/detail/100048428.html
FDA、新路線や増便検討 新たに1機導入で(7/28 08:09)

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の内山拓郎副社長は27日、愛知県営名古屋空港で開いた事業説明会で、新たに航空機1機を導入し、新規路線の開拓や既存路線の増便を検討していることを明らかにした。
 新航空機は名古屋空港を拠点に活用する計画だが、導入時期は未定。FDAは現在5機を運用している。
 5月以降に開設した名古屋−花巻(岩手県)線と名古屋−青森線は、東日本大震災の復興に関わる利用者が増え、搭乗率がそれぞれ70%と80%程度に達したという。内山副社長は「新機材の導入後、増便を考えたい」と述べた。
 その他の路線も好調で、全9路線の7月の搭乗率は60%を上回る見込み。採算ラインとしている65%に年間搭乗率を引き上げ、2、3年以内に事業を黒字化したい考えだ。

3100チバQ:2011/07/29(金) 21:14:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110729/dst11072914380013-n1.htm
日航機墜落事故で「解説書」公表 運輸安全委、遺族の要望受け異例の措置
2011.7.29 14:38
 520人が死亡した日航ジャンボ機墜落事故(昭和60年)をめぐり、運輸安全委員会は29日、事故原因の調査報告書を平易に説明し直した「解説書」を公開した。遺族からの要望に応えたもので、いったん発表された報告書を国が新たに解説する取り組みは初めて。

 事故2年後に航空事故調査委員会(現・運輸安全委)が公表した報告書では、機体後部の圧力隔壁が壊れて尾翼などが損傷、操縦不能に陥った−などと事故原因を推定。ただ、当時機内では隔壁破壊に伴う気圧の急激な低下を感じなかったとする生存者の証言があり疑問が絶えず、報告書が専門的過ぎて分かりにくいとの意見も根強かった。

 事故25年に当たる昨年8月、一部遺族が前原誠司国土交通相(当時)に面会しこうした現状を説明。これを受けて国は遺族との懇談会を設置し、難解な報告書の内容を分かりやすくした解説書作成を進めていた。

 解説書では、プールの水を抜いても排水口から離れていれば水の流れは弱いことを例に挙げ、隔壁が壊れても巨大なジャンボ機の機体で急減圧による猛烈な風が吹くわけではないことなどを丁寧に説明。遺族から寄せられた個々の疑問についても、改めて個別に回答している。

3101チバQ:2011/07/31(日) 11:15:17
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110731/bsd1107310701001-n1.htm
【底流】“格安の空”大乱戦 二兎追う日本勢、返り討ちの不安 (1/3ページ)2011.7.31 07:00
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LCCの設立を発表する全日空の伊東信一郎社長(左)とエアアジアのトニー・フェルナンデス・グループCEO【拡大】

 日本の空が格安航空会社(LCC)の大乱戦となってきた。東日本大震災や福島第1原発事故の影響で訪日旅客の落ち込みが懸念されるなか、ここにきて海外勢が相次いで就航。全日本空輸は8月中に2社目となるLCCを立ち上げ、日本航空も参入の検討を進めている。出遅れた国内勢は、ローコスト運営のノウハウに乏しいうえ、本体との旅客の奪い合いをどう防ぐなど課題は多く、返り討ちの懸念が拭えない。

ANA2社目の賭け

 「新たな価値、旅のスタイルを作り出し、新規需要を創出する」

 全日空の伊東信一郎社長は、7月21日に開かれた2社目のLCC「エアアジア・ジャパン」設立会見で、旅客獲得に自信を示した。 新会社は、マレーシアに拠点を置くアジア最大のLCC、エアアジアとの合弁。来年8月から成田空港を発着する国内線、国際線を運航する計画だ。運賃は大手の半額から3分の1程度を目指し、会見に同席したエアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)は、「一番安い料金に設定したい」と力を込めた。

 全日空は2月に香港の投資ファンドと関西国際空港を拠点とするLCCを設立。社名を桃をモチーフにした「ピーチ・アビエーション」に決め、来春の就航に向け準備を急いでいる。

 経営再建途上で、これまでLCCに慎重だった日本航空も、オーストラリアのジェットスターとの合弁による参入を検討中だ。拠点は成田が最有力で、大手の半額程度の運賃で、来年にもまず国内線から就航させる方向。合意の時期について、「11月以降では遅い」(同社首脳)と、近く最終判断したい考えだ。

海外勢9社で21路線

 日本勢の背中を押しているのが、相次ぐ海外勢の進出だ。7月15日には2路線が同時就航。韓国のジンエアーは新千歳−ソウル路線で国内に初お目見えしてほか、中国の春秋航空は、昨年の茨城−上海に続き、高松−上海路線を開設した。同1日には韓国のイースター航空も成田−ソウル路線を新設しており、海外LCCの進出は9社で計21路線に上る。

 拡張された成田では、27年までに発着枠が現在の年22万回から30万回に増える予定で、日本を代表する玄関口にも続々と押し寄せ、路線はまだまだ増える。

 震災と原発事故の影響で、今年1〜6月の訪日外国人は、前年同期比32・6%減と、上期としては過去最大の落ち込みとなった。減少幅は徐々に縮小しているとはいえ、「原発事故が収束しておらず、安全・安心への懸念が残っており、本格回復はいつになるかわからない」(日本政府観光客)という状況だ。

 春秋航空では茨城−上海路線を3月末まで運休したほか、高松−上海路線の就航も当初の3月下旬から大きく遅れるなどの影響を受けた。だが、「各社とも搭乗率は8割前後」(業界関係者)と好調だ。

 海外LCCの場合、初めて飛行機に乗るという利用者が大半とされ、「料金さえ安ければ、日本に行ってみたいという旅行者はいっぱいいる」(LCC関係者)と強気を崩さない。

JALはなお慎重

 迎え撃つ日本勢はどう対抗するのか。就航準備を進めるピーチ・アビエーションは、「全日空の運航スタイルから経費を削っていくのではなく、ゼロから積み上げている」(関係者)と、ローコストの追求に余念がない。

 一方、全日空が矢継ぎ早に2社目のエアアジア・ジャパンを立ち上げたのは、関空拠点のピーチでは、「今後の主戦場」(伊東社長)と位置づける成田の発着枠拡大に乗り遅れる懸念があったためだ。

 こちらは、合弁相手のエアアジアのブランドや機体、運航ノウハウを活用。既存LCCと組むことで、手っ取り早く旅客を取り込む戦略だ。

 LCC2社と本体との顧客奪い合いの懸念にも、「競争激化は覚悟の上だ」と、開き直る。国内の旅客需要は頭打ちのじり貧。生き残りには、新規顧客の開拓が不可欠で、“二兎”を追わざるを得ない。

 ただ、食事どころか水も有料で、客室乗務員が売り子に変身するなど、ローコストを徹底する海外勢に対し、“付け焼き刃”ではとても太刀打ちできない。海外勢がすでにガッチリとつかんでいる、海外旅行が初めてという顧客層に食い込むのも容易ではない。

 ANAに続こうとする日航の社内では、いまだにLCC参入に慎重な意見が根強いという。(中村智隆)

3102チバQ:2011/08/04(木) 23:29:36
http://www.asahi.com/business/update/0804/OSK201108040083.html
エアアジアが関空―クアラルンプール就航へ 羽田に続き
 アジア最大手の格安航空会社(LCC)、エアアジア(本社・マレーシア)は4日、関西空港―クアラルンプール便を新規就航すると発表した。昨年12月から羽田―クアラルンプール路線を運航しているグループ会社のエアアジアXが国内2路線目として就航する。

 10日にエアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)が大阪市内で会見し、就航時期や価格について発表する。関係者によると、就航は年内を目指しているという。

 エアアジア・グループは01年の設立で、アジアの安価な人件費をベースに機体の単一化やサービスの合理化による安い運賃で急成長している。

3103チバQ:2011/08/04(木) 23:36:03
>>2233>>2350>>2399>>2640

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2014426.article.html
佐賀空港に上海への格安定期便、就航決定
 中国・上海の春秋航空は3日、年内に週3便を佐賀空港に就航させる方針を決めた。格安運賃で集客するLCC(ローコストキャリア)で、上海を訪問中の古川康知事が同社の王正華会長と会談し、合意した。佐賀空港は1998年の開港以来、定期路線の国際線就航は初めて。中国最大の経済都市上海と佐賀が1時間半で結ばれる。

 

 県によると、佐賀−上海線は週3往復運航するプログラムチャーター便で、座席の約半数はツアー客、残りは個人客が利用する。春秋航空の日本国内での就航は茨城、高松(香川県)に続く3カ所目で、この2路線と同じ中型ジェット機エアバスA320(180人乗り)を佐賀路線でも使用する。

 

 春秋航空は昨年7月、首都圏からの利用を想定して茨城空港に就航、日本市場への参入を果たした。今年7月からは関西圏をターゲットに高松空港への運航を始めており、これに続く九州の拠点空港を探していた。

 

 佐賀空港のほか、熊本や北九州空港などが誘致に動いていたが、春秋航空は九州の人気観光地である福岡や長崎に近い佐賀空港を「ロケーションがいい」と評価していた。

 

 同社が日本路線で使用しているエアバスA320は、ANAが佐賀−羽田線でも使っており、滑走路2千メートルの佐賀空港でも就航に支障はない。ただ、国内線ターミナルしかないため、県は春秋航空の就航に合わせ、出入国管理や検疫、税関などの体制を備えた国際線用施設を現空港内に整備する。

 

 昨年9月から交渉を進めてきた古川知事は「佐賀と上海の方々が互いに行き来できるように、一日も早い路線開設に向け、準備を進めたい」とコメントを出した。

 

 LCCは機内サービスなどを簡素化し、有料にすることで運賃を値下げしている。春秋航空は高松−上海線で、客席の一部に片道3千円(燃油サーチャージなど別)の格安料金を設定している。

3104チバQ:2011/08/04(木) 23:37:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110804/bsd1108040503002-n1.htm
日航再浮上、コスト削減で黒字確保 赤字転落の全日空と明暗2011.8.4 05:00
 日本航空が3日発表した2011年4〜6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が171億円と黒字を確保した。東日本大震災の影響で旅客需要は激減したが、徹底したコスト削減などが奏功。需要減が直撃し営業赤字に転落した全日本空輸と明暗を分けた。ただ足元では円高や燃油高の懸念もあり、両社にとって厳しい経営環境が続く。

 「震災という危機的状況の中で、ダメージを最小限に抑えた」。同日会見した日航の稲盛和夫会長は、こう胸を張った。同社は震災発生直後の3〜7月、羽田空港などと被災地を結ぶ臨時便を計2723便飛ばした。毎週需給を見極め、きめ細かく対応したことで、全国的な需要減を抑えられたという。

 加えて、不採算路線からの撤退などの合理化策も貢献した。昨年4〜6月期に達成した約180億円の営業利益から若干の減益だが、「この状況なら、(通期目標の)営業利益757億円を上回るだろう」(稲盛会長)と自信をみせる。

 旅客需要は海外発の観光目的を除き回復傾向にある。ただ、「円高がビジネス目的を中心に需要減少を招く」(全日空の金沢栄次財務部長)といった懸念も出てきている。全日空も通期は700億円の営業黒字を見込むが、対応を誤れば目標達成は危うく、両社の経営には慎重なかじ取りが求められる。(中村智隆)



 ■日航と全日空の2011年4〜6月期連結決算

  社名    売上高      営業損益   最終損益

日本航空  2549 ( − ) 171(−) 127(−)

全日本空輸 3050(▲0.6) ▲81(−) ▲84(−)

 ※単位:億円。カッコ内は前年同期比増減率%、−は比較できず、▲はマイナス、赤字。

3105チバQ:2011/08/04(木) 23:39:11
http://www.asahi.com/national/update/0803/TKY201108030335.html
日航の再生機構、労組に威嚇的発言 都労委が救済命令
 東京都労働委員会は3日、日本航空の管財人だった企業再生支援機構が同社の二つの労働組合に対し不当労働行為をしたとして、日航に救済措置を命じた。

 労組は、日本航空乗員組合と日本航空キャビンクルーユニオン。命令書によると、2労組が整理解雇の撤回を求めるストライキ権確立のための投票を実施していた昨年11月中旬、機構の担当者が労組側に「スト権が確立された場合、予定している出資をしない」などと発言した。

 都労委は、発言が労組に威嚇的効果を与え、労組運営に影響を及ぼしたと認定。同機構の支援で会社更生手続きを終えた日航に対し、同様の行為を繰り返さない旨を記載した文書の掲示などを命じた。この決定について、日航は「主張が理解されず残念」、機構は「命令の詳細を把握しておらず、コメントできない」としている。

3106チバQ:2011/08/04(木) 23:44:46
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/309703.html
HAC旅客、7月3割減 2カ月連続前年割れ 2機運航が影響(08/04 06:25)
 道は3日の道議会新幹線・総合交通体系対策特別委員会で、北海道エアシステム(HAC)の7月の旅客実績が前年同期比30・5%減の1万2650人と2カ月連続の前年割れとなったことを報告した。道は「6月4日に奥尻空港で異常降下した重大インシデントによる一部運休が影響した」としている。

 HACは、異常降下した機体がエンジン修理のため使用できず、6月9日から7月末まで2機体制で運航。6月の旅客実績は同4・5%減の1万3175人で12カ月ぶりに前年割れしていた。4〜7月の累計旅客実績は同4・4%減の5万1620人。

<北海道新聞8月4日朝刊掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/309308.html
HAC 週末2往復減 10月から 丘珠−女満別など(08/02 10:41)
 北海道エアシステム(HAC)は1日、10月の定期便ダイヤを発表した。同社機が6月に奥尻空港(檜山管内奥尻町)で異常降下した重大インシデントを受け、操縦士の人繰りに余裕を持たせるため、週末の運航を9月に比べ2往復減らす。

 同社は、異常降下について7月29日に国へ再提出した改善報告で、操縦士の技量管理強化を決定。このため従来より訓練が長びけば、人繰りに影響する懸念が浮上していた。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/309026.html
HACきょう平常化 3機体制に(08/01 08:25)
 北海道エアシステム(HAC)は1日、奥尻空港(檜山管内奥尻町)で異常降下し、エンジン交換のために使用できなくなっていた機体の運航を再開する。これにより、現行の2機による運航から、通常の3機体制に戻る。

 同社は6月中旬以降、2機で1日20便を運航していたが、1日からは1日28便の通常運航となる。

 運航を再開する機体は、サーブ社製プロペラ機の340B。6月4日に奥尻空港で異常降下し、緊急回避で急上昇した際、エンジンに制限を超える負荷がかかった。このため、エンジンを交換することになったが、調達に時間がかかり、運航再開が遅れていた。

3107チバQ:2011/08/05(金) 22:58:57
http://kumanichi.com/news/local/main/20110805002.shtml
中国の春秋航空、佐賀就航へ 熊本誘致は困難に 2011年08月05日

 蒲島郁夫知事が熊本空港への誘致を目指していた中国最大の格安航空会社(LCC)の春秋航空(上海市)は4日までに、佐賀県との間で、年内に佐賀空港と上海浦東空港を結ぶ路線を開設することで合意した。当面は週3往復の定期チャーター便を運航し、定期路線への移行を目指す。

 同社は日本国内で茨城、高松両空港に就航しており、九州への乗り入れは初めて。佐賀県との合意で、熊本空港への誘致は困難な情勢となった。

 佐賀県によると、古川康知事が3日、上海市を訪れ、同社の王正華会長と会談。定期航空路線の開設を目指して2011年の早い時期に定期チャーター便を就航させることで一致し、文書を取り交わした。同県空港・交通課は「修学旅行の誘致など利用促進策が認められた。北部九州一円からの利用が望め、経済効果は大きい」と期待している。

 一方、熊本県交通政策課は「佐賀県に先行されたのは残念。春秋航空以外にも複数の航空会社に働き掛けており、引き続き熊本空港への国際路線誘致に取り組みたい」としている。

 蒲島知事は昨年10月、上海市に王会長を訪ねてトップセールス。熊本空港の3千メートル滑走路や、九州の中央に位置する地理的優位性を訴えていた。(福井一基)

3108チバQ:2011/08/06(土) 08:44:33
>>2951-2952
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011080600083
「団結小屋」を強制撤去=「への字」解消へ加速−成田空港
 千葉県成田市天神峰の成田空港用地内にある空港反対派の団結小屋「天神峰現地闘争本部」の取り壊しが6日早朝、始まった。同日中に撤去が完了する見通し。
 成田国際空港会社(NAA)が三里塚芝山連合空港反対同盟を相手に、建物撤去と土地の明け渡しを求めた訴訟で、東京高裁は5月、一審に続きNAA勝訴の判決を言い渡すとともに、判決確定前に強制撤去する仮執行を認めていた。
 天神峰団結小屋は、B滑走路の西側誘導路を「へ」の字に曲げて建設せざるを得なかった大きな理由の一つ。NAAは強制撤去で、への字解消に向けた動きを加速させたい考えだ。(2011/08/06-07:10)

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3109荷主研究者:2011/08/08(月) 00:34:40

http://www.at-s.com/news/detail/100047201.html
2011年7/23 08:09 静岡新聞
FDA就航2年 安定経営へ正念場

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市、鈴木与平社長)が23日、就航2年を迎える。静岡空港の「屋台骨」として路線を順調に拡大していたが、今年に入って小松便など静岡空港発着路線の運休が相次ぎ、運航機能を名古屋空港(愛知県)へ事実上、集約しつつある。安定的な経営体質へ、3年目の今年が正念場となる。

 同社がまとめた今年6月までの搭乗率は静岡発着便で小松40・2%(3月末で運休)、熊本43・6%、鹿児島53・3%だった。

 日本航空が撤退した後の路線を継承した札幌が68・4%、福岡51・9%。松本が47・5%(2010年10?11年3月)。熊本は7月末での運休を決めている。

 一方、名古屋空港を拠点とする事業は拡大し、昨年10月末の福岡線就航後、熊本、花巻、青森に相次いで就航し4路線に。今年8月には3路線となる静岡空港を超える。

 ただ、名古屋発着を含めほとんどの路線が当初の目標に掲げた搭乗率65%には届かず、経営状況は依然厳しい。

 県は「路線ごとの地域特性を分析し、閑散期や入り込み客増加への対策をFDAと一緒に考えてきたい」(空港利用政策課)と話している。

3111チバQ:2011/08/08(月) 22:31:43
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/c9b3f589d34a46e4d0a99ea003a144d2/
また格安航空会社を設立したANA、2本立て飛行のなぜ?(1) - 11/08/08 | 16:18

 「全日本空輸(ANA)はわれわれの文化を受け入れようと努力している。すばらしい」(トニー・フェルナンデス=エアアジアCEO)。7月21日、ANAは格安航空会社(LCC)でアジア最大手のエアアジア(本社マレーシア)と共同で、成田国際空港を拠点とする「エアアジア・ジャパン」を設立すると発表した。

 新会社の出資比率(資本金50億円)はANA67%、エアアジア33%。エアアジアのブランドやノウハウを全面的に取り込み、2012年8月から国内線と国際線の運航を開始する。「大手の半額から3分の1」(ANAの伊東信一郎社長)という運賃を売り物に、初年度から黒字を狙っている。16年には機材数を30以上とする、野心的な目標も打ち出した。

ダブりの裏に焦燥感

 会見の壇上には、お色気満点なエアアジアの女性客室乗務員が並び、ANAとの企業イメージの違いは鮮明に。伊東社長は「エアアジアは連日連夜パーティをしているイメージだった」と、当初は不安があったこともにおわせた。

 だがそれ以上に混乱ぎみなのが、ANAが11年2月に香港の投資ファンドなどと発足させたLCC、「ピーチ・アビエーション」(関西国際空港を拠点)の位置づけだ。

 伊東社長は「ピーチへは(33%の)出資を行う立場であり、彼らは独自の経営を行う」とする一方、「エアアジア・ジャパンはわれわれが主体的にスピード感を持って立ち上げ、連結収益の最大化を追求するものだ」と説明する。ただ、ANAのピーチ出資予定分は50億円に上るだけに、「ANA1社でLCC事業をバラバラに二つも行う必要があるか」(市場関係者)、という疑問の声は多い。

 浮き彫りになるのはANAの焦りだ。10年10月、成田空港は年間発着枠を現在の22万回から段階的に30万回(14年度)まで拡大することで、地元と合意。混雑空港だった成田でも発着枠に余剰が発生し、外資の参入余地が生まれた。その後日本政府は、韓国やシンガポール、マレーシア、香港などアジア各国と、成田を含めた航空自由化で次々と合意に達している。

 すでにエアアジアのほかにも、豪州のジェットスター航空、中国の春秋航空など、LCC各社が日本の国内線への参入を示唆している。「ANAにとっては大きな脅威」(伊東社長)なのだ。

 外資の国内線参入には資本規制(出資比率3分の1未満)があり、日本企業のパートナーが必要だが、航空会社でなくてもいい。ANAとしては黙っていても国内市場を荒らされるなら、最大手のエアアジアと真っ先に組むほうが得策と判断。結果的に、先に走らせていたピーチと“ダブり”が生じてしまった、という見方もできる。

最も得したエアアジア

 今から13年前の1998年、国内線の規制緩和が実施され、スカイマークや北海道国際航空(エア・ドゥ)が半額程度の運賃で参入。このときは参入路線が極めて限定的だったせいもあり、日本航空(JAL)やANAは競合路線の同時間帯のみで割引を拡大し迎撃に成功した。

 しかし今度のLCC来襲は量も質も当時より上。今後のANAは本体サービスと切り離し、エアアジア・ジャパンというサブブランドで格安対策を展開することになる。

 一方、今回最も得をしたのは、エアアジアだ。「日本はリッチで非常に魅力的な市場」(フェルナンデスCEO)。エアアジアはインドネシアやタイでも現地資本と合弁で国内線に参入、ASEAN諸国やインドとの短距離国際線も飛ばす。今回、同じビジネスモデルを先進国で初めて日本に導入し、中韓市場との距離も一気に縮まった。

 発表当日、ピーチの井上慎一CEOは「(拠点などが違い)影響はないと考える」と社員にメールを送った。スカイマーク幹部は「選択肢が増えればマーケットは広がる」と歓迎。JALもジェットスターとの提携を模索し、競争激化は止まりそうにない。

(本誌:野村明弘 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済2011年8月6日号)

3112チバQ:2011/08/11(木) 01:30:16
>>3102
http://www.asahi.com/business/update/0810/OSK201108100156.html
格安の関空―クアラルンプール線11月就航 エアアジア大阪城を背景に、関空発マレーシア・クアラルンプール行き片道3931円のキャンペーン価格を発表するエアアジアXのアズラン・オスマンラニCEO(中央)=10日午後、大阪市中央区、飯塚晋一撮影

 マレーシアの格安航空会社(LCC)、エアアジアXは10日、関西空港とクアラルンプールを結ぶ路線を11月30日から週4便運航すると発表した。日本路線は羽田線に次いで2路線目。就航のキャンペーン運賃として、関空発エコノミー席の一部座席を片道3931円(空港税などを含め計8081円)で販売する。

 エアアジアXは、アジアLCC最大手のエアアジアのグループ会社で、長距離路線を担う。関空―クアラルンプール線の通常運賃はエコノミー席で片道1万4千〜7万円。座席数377席のエアバス機を使う。

 キャンペーン運賃の対象は来年6月20日までの関空発の便で座席の約1〜2割。今月15日午前1時前までに同社ホームページなどで予約が必要という。

3113チバQ:2011/08/14(日) 17:19:32
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110813/bsd1108130501000-n1.htm
日航の格安航空に三菱商事が出資2011.8.13 05:00
 日本航空が豪カンタス航空傘下の格安航空会社(LCC)ジェットスター航空などと検討を進めていたLCCの新会社をめぐり、両社と三菱商事の3社が共同出資会社の設立で基本合意したことが12日、分かった。新会社の名称は「ジェットスター・ジャパン」で、成田空港を拠点に来年中の運航開始を目指す。資本金は50億円前後で三菱商事が33.4%、日航とジェットスターが33.3%ずつ出資する。今後新たな出資者が加わり、三菱商事の出資比率は下がる可能性が高い。日航は成田の年間発着枠拡大をにらみ、LCCを早期に立ち上げたい考え。

http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011081201000454.html
格安航空に三菱商事出資 日航、成田拠点に運航へ
 日本航空とオーストラリアの格安航空会社(LCC)ジェットスター航空、三菱商事の3社が、LCCの新会社設立で合意したことが12日、分かった。成田空港を拠点に来年中の運航開始を目指す。来週にも発表する見通し。

 全日本空輸も成田拠点のLCC設立を決めており、日本の大手航空会社による競争が本格化する。

 新LCCの名称は「ジェットスター・ジャパン」で、出資割合は三菱商事が33・4%、日航とジェットスターがそれぞれ33・3%。会社設立後に新たな出資者を募ることも検討しているという。

 

2011/08/12 13:00 【共同通信】

3115チバQ:2011/08/14(日) 17:28:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110811-00000005-maiall-int
<インド>中間層の足となった国内線の航空機に乗るまで 
毎日新聞 8月11日(木)20時0分配信


男女別に別れているセキュリティーレーン=インド・インディラ・ガンジー国際空港で、末岡龍二撮影

 インドのサッカー1部リーグ(Iリーグ)でSALGAOCAR SPORTS CLUB(サルガオカーSC)に所属する末岡龍二です。4日に急逝したJFL松本山雅の松田直樹さんの悲報は、異国でプレーするサッカー選手にとっても人ごとではなくショックなニュースでした。ご冥福をお祈りしたいと思います。

【写真で見る】インドの国内線に乗るまで

 まず自己紹介をさせていただきたいと思います。日本ではアルビレックス新潟でプレーしていました。レンタル移籍したアルビレックス新潟シンガポールでの経験をきっかけに海外に活躍の場を求め、タイでプレーしたこともあります。インド西海岸に位置するゴア州を拠点とするサルガオカーSCは昨シーズン、念願のタイトルを獲得しただけでなく私自身も個人の年間MVPを受賞しました。ゴアは雨季真っただ中ですが、今後控えたIリーグなどでベストが尽くせるよう、選手・スタッフ一丸となってトレーニングキャンプに励んでいます。

 日本のおよそ9倍の国土を持つインドは、首都デリーや最大の人口を持つムンバイを起点として、多数の国内線が延びています。かつては鉄道が移動の手段でしたが、短時間で移動できる飛行機は近年、中間層を中心に人気を集めています。インドでは1シーズンに40以上の公式試合をこなします。インド国内で開催されるカップ戦、Iリーグでのアウェー戦、AFC(アジアサッカー協会)主催の国際大会など、拠点であるゴアと各地を移動するための手段は主に飛行機です。

 国営のエア・インディア、私営のキングフィッシャー航空をはじめとして10社以上の航空会社が存在します。各社、価格やサービスの競争が起こり、利用者の獲得に励んでいます。

 飛行機チケットは、航空会社のウェブサイトからクレジットカード決済で予約が可能です。その際、機内食をベジタリアン用に指定することができるのは、人口の3割がベジタリアンのインドならではのサービスです。チケット予約サイトだけでなく旅行代理店でも手配ができます。

 インドの玄関口であるデリーのインディラ・ガンディー国際空港には、2010年7月にターミナル3がオープンしました。清潔な空港に海外からの旅行者はほっとします。

 日本と異なるのは空港の建物に入場できるのは搭乗者のみというところ。エントランスでチケットと身分証明書を提示しチェックを受けます。お見送りはエントランスでしなければなりません。

 搭乗手続きは日本と同じ要領ですが、預ける荷物のセキュリティーチェックを受けてからチェックインしなければならない空港もあります。重量制限は20キロまでで、それ以上は超過料金が課せられます。機内持ち込み荷物には、チェックインカウンターでもらったタグを付けておきます。手荷物検査のあとのボディーチェックはレーンが男女別になっているので注意が必要です。女性用にはカーテンで仕切られた小さなブースが用意されています。

 チェックを受けたら、搭乗券および手荷物に付けたタグにチェック済みのスタンプが押されていることを必ず確認します。スタンプがもれていると搭乗できません。国際線に乗る場合であれば、このあと出国審査を受け、搭乗ゲートへ向かいます。

 ■運賃の例■

 ・デリー−ジャイプール 250キロ

 鉄道:(99ルピー)約170円(セカンドクラス利用)、所要時間4〜5時間

 飛行機:(3584ルピー)約6280円(キングフィッシャー航空利用)、所要時間およそ1時間

 ・ゴア−ムンバイ 580キロ

 鉄道:(163ルピー)約286円(セカンドクラス利用)、所要時間11〜12時間

 飛行機:(2184ルピー)約3827円(キングフィッシャー航空利用のオフシーズン価格)、所要時間およそ1時間

 (すべて2011年8月11日の片道運賃)

 (サルガオカーSC所属 末岡龍二)

3116チバQ:2011/08/15(月) 08:53:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110811/bsk1108110503000-n1.htm
【アジアの目】全日空「軒を貸して母屋…」の危険性 (1/2ページ)2011.8.11 05:00
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7月21日に行われたエアアジア・ジャパン設立の発表記者会見では全日空の伊東信一郎社長(左)がエアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)と、笑顔を交わす場面もみられた(ブルームバーグ)【拡大】

 マレーシアを拠点とする格安航空(LCC)最大手のエアアジアが、マレーシアのナショナルフラッグキャリア、マレーシア航空(MAS)の経営支援に乗り出す。ロイター通信によると、エアアジアがMAS株20.5%を取得し、エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)らがMASの取締役に就任する。エアアジアは先月、全日空と合弁で成田を拠点とする「エアアジア・ジャパン」を設立すると発表しており、大手航空会社との連携を通じ、アジアの空での覇権を目指しているようだ。

 飛ばすエアアジア

 マレーシア航空は手厚いサービスで、世界でも有数の高い評価を得てきたが、燃料費高騰に加え、同じクアラルンプール国際空港を拠点とするエアアジアの人気に押され、苦しい経営が続いている。

 現在、マレーシアの政府系ファンド、カザナ・ナショナルがMAS株式の70%を保有しているが、今回の提携に合わせてエアアジア株を10%取得する。MASは2006年に、マレーシア政府主導で国内96路線をエアアジアに委譲しているが、今回も政府の意向を受けたMAS救済策といえそうだ。

 すでに株式時価総額では、エアアジアの110億リンギット(約2800億円)に対し、MASは53億リンギットと半分。保有機数も、マレーシア航空が100機弱に対し、エアアジアは現在、グループ各社をあわせ93機を保有する。2015年までにエアバスA320型機175機の導入が決まっているが、さらにアジア域内での増便に対応するため、200機のA320を追加発注しており、単純合計で468機と圧倒的な差がある。

 昨年、羽田乗り入れに合わせて本紙のインタビューに応じたフェルナンデス氏は、アジアでの拠点を増やし、サービスを拡大する計画を明らかにした。今回の全日空との提携で、日本がエアアジアの経営戦略の新たな拠点に加わったことになる。

LCCから脱却へ

 さらにエアアジアは、単なるLCCからの脱却を目指す。今年開設したクアラルンプール−モルディブ路線は「富裕層をターゲットとした路線」(フェルナンデス氏)で、同様の高級リゾートを結ぶ路線をさらに増やす計画だ。また、ビジネスクラスを充実させ、日本や欧州など長距離路線でのビジネス客の取り込みにも力を入れる。

 7月21日に行われたエアアジア・ジャパン設立会見で、伊東信一郎全日空社長とフェルナンデス氏は共に「新規顧客獲得が中心で、全日空との競合はない」との認識を示した。来年8月から運航する路線についても短距離、中距離が中心だ。

 ただ、エアアジアはこれまで、アジア各地に子会社を設立し、そこをハブとして路線を拡大してきた。日本からの就航計画は明らかにされていないが、同社はかねて米国乗り入れに意欲を示しており、東京がエアアジアの米国への乗り入れ拠点となる可能性もある。いまもドル箱路線の日米間にLCCが本格参入すれば、全日空を含む大手航空会社にとっては大きな痛手となりかねない。

 日本に乗り入れるLCCの多くはカンタスやシンガポール航空など大手航空会社の子会社で、親会社との競合を避けてきたが、独立系のエアアジアには、そうした遠慮はない。

 かつて、マレーシア航空が拠点とするクアラルンプール空港のはずれを借りて営業を開始したエアアジアは、いまや、マレーシア航空を救済するまでになった。エアアジアとの提携が、全日空にとって、軒を貸して母屋を取られるようなことになる可能性もないわけではない。(編集委員 宮野弘之)

3117チバQ:2011/08/15(月) 20:14:40
>>2705
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110815-OYT1T00034.htm?from=navlp
本格的温泉と「ドラえもん」好調…新千歳空港

行列ができる「ドラえもん」のテーマパーク 新千歳空港国内線ターミナルビルの商業施設が新装開業して、15日で1か月になる。

 本格的な温泉施設、「ドラえもん」のテーマパーク、映画館など既存空港とは一線を画した魅力を創出し、乗客だけでなく周辺に住む人たちの取り込みも狙っているが、施設によって明暗が分かれている。

 国内空港では初となる本格的な温泉施設「万葉の湯」の利用は、1日平均で500人以上になっている。最多で約900人が利用した日もあり、予想を上回る盛況ぶり。石崎晋司支配人は「一晩過ごして、翌朝に出発するために施設を利用する人が多い。行程を組みやすくなった」と、旅行客に便利に利用されていると見ている。今後は、地域の人たちの利用を増やしたい考えで、石崎支配人は「入浴ツアーを企画するなどして地元の人に使ってもらいたい」と話す。

 ドラえもんのテーマパークは、千歳市や札幌市などからの来場者が多い。夏休みに入ってからは午前10時の営業開始前から行列ができ、施設の運営会社は「予想通りかそれ以上の人気です」と手応えを強調する。ドラえもんはアジアでの人気が高く、運営会社は、中国や韓国、香港でのPR活動を計画している。

 好調な施設が多い一方で、ビル4階の映画館は苦戦している。3D対応を含む3スクリーンで最新作も上映しているが、運営会社「えんれいしゃ」の広世治課長補佐は「来館者の目標を達成しているとは言えない」と話す。地域の人たちをターゲットにしているが、周辺の恵庭市や苫小牧市の映画館との競争は、厳しい状況。広世課長補佐は「認知度を上げるなどできることを一つ一つ積み上げて、支持してくれる人を増やしたい」と話している。

(2011年8月15日17時27分 読売新聞)

3118チバQ:2011/08/15(月) 20:16:16
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108150008
新装・新千歳空港に明暗
2011年08月14日

■飲食店と温泉は好調
■映画館は浸透せず苦戦


 新千歳空港の国内線ターミナルビルの新装開業から、15日で1カ月。乗降客は東日本大震災の影響で前年同期に比べて減ったままだが、人気店が進出した飲食店は売り上げが3割増と好調な滑り出し。国内空港初の温泉施設と映画館は、温泉が好調な一方で、映画館は苦戦している。


 国際線ターミナルビルとの連絡橋3階部分を含めた増改築で、店舗は17店増の123店になった。うち67店が新規だ。ターミナルビルを運営する北海道空港によると、国内線の乗降客は前年同期に比べると1割減だが、物販店の売り上げは逆に1割近く増え、飲食店は3割も増えている。


 新規の回転ずしや豚丼の店、道内各地の人気ラーメン店を集めた「ラーメン道場」が好調。空港関係者は「乗降客以外の地元客にも足を運んでもらおうという狙い通りの展開」とみる。


 温泉施設「新千歳空港温泉・万葉の湯」は1日平均500人を超える好調ぶりだ。宿泊ルーム(11室)は満室の日も少なくない。一方、苦しんでいるのは映画館「じゃがポックルシアター」。3スクリーン(計377席)の入館者数は土・日曜でも200人ほどで、平日を含めた1日平均は100人を割り込んでいる。


 温泉は従来の乗降客からの集客も見込めるのに対し、時間の制約がある映画は地元客が頼り。「上映作品やスケジュール、地元割引を含めた料金体系のPRが、まだ浸透していない面もある」と空港関係者。周辺のシネコンに比べると、車で訪れる客にとっては駐車場料金(1時間150円)がかかることも影響しているとみられる。


 このほかの娯楽施設では、「ドラえもん・わくわくスカイパーク」が平日でも行列ができ、1日平均1千人の集客力がある。「シュタイフ・ネイチャーワールド」も1日400人近くを集めている。
(小西淳一)

3119チバQ:2011/08/15(月) 21:14:42
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011081501000494.html
スターフライヤー、国内線拡大へ 羽田枠確保を視野に


 インタビューに答えるスターフライヤーの米原慎一社長
 新規航空会社スターフライヤー(北九州市、SFJ)の米原慎一社長は15日までに共同通信のインタビューに応じ、2013年の羽田発着枠拡大を視野に羽田と北九州、関西、福岡を結ぶ既存3路線に加え、新たな国内路線の就航を検討していることを明らかにした。

 米原社長は拡大後の羽田枠確保に全力を挙げるとともに「北九州線、福岡線の増便に加え、羽田と九州以外の地域を結ぶ路線への参入も計画している」と話した。

 また、7月に就航した羽田―福岡線については「目標をわずかに上回る収益を上げている」と手応えを口にした。

2011/08/15 17:03 【共同通信】

3120チバQ:2011/08/16(火) 22:23:25
http://www.asahi.com/business/jiji/JJT201108160065.html
2011年8月16日19時6分
「標準より4割安」に設定=低運賃を強調―日航出資の格安航空
 日本航空の大西賢社長と、オーストラリアのジェットスター・グループのブルース・ブキャナン最高経営責任者(CEO)は16日、9月に設立する新しい格安航空会社(LCC)「ジェットスター・ジャパン」について都内で記者会見した。ブキャナンCEOは新会社の運賃について、既存の大手航空会社などの標準的な価格に比べ、平均で4割安く設定する考えを表明した。

 さらに、同一路線に就航するLCCより運賃を1割安くする「最低価格保証」制度の導入を言明。競争が激化する航空業界で、低運賃で集客を図る姿勢を強調した。

 ジェットスターは、豪航空大手カンタスグループ傘下のLCC。日航、ジェットスターと三菱商事が出資する新会社は、2012年中に国内線の運航を開始する方針。国際線も、日本とアジアの主要都市との路線を開拓する考えだ。 


[時事通信社]

3121チバQ:2011/08/16(火) 22:23:59
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-08-16_22130/
7月沖縄 スカイ37%増、日航26%減
経済 2011年8月16日 17時14分

(5時間11分前に更新)

 航空5社は15日、7月の沖縄関係路線の搭乗実績をまとめた。上下線合わせた旅客数は前年同月比4・1%(5万2684人)減の123万3862人だった。

 日本航空は26・9%減の29万5197人。那覇―名古屋、福岡の運休に伴い提供座席数が減少しているため。羽田―那覇は10・2%減だが、搭乗率は提供座席数の前年実績を上回っている。伊丹―那覇が4・1%増と好調だった。

 全日本空輸は1・9%減の57万388人。那覇―伊丹(9・1%減)、神戸(7・9%減)は下回ったが、那覇―東京(4・9%増)、関空(8・2%増)で好調に推移した。日本トランスオーシャン航空は17%増、琉球エアーコミューターは18・8%増。新路線の参入があったスカイマークは37・9%増と大幅に伸びた。

3122チバQ:2011/08/16(火) 22:27:20
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110816/biz11081610000005-n1.htm
日航が格安航空の設立発表 2012年に国内線就航 低運賃競争激化へ
2011.8.16 10:00

ジェットスターグループ、日本航空、三菱商事が緊急会見。 日本航空は16日、豪州の格安航空会社(LCC)ジェットスター航空を傘下に持つカンタスグループと三菱商事の2社と、LCCの新会社「ジェットスター・ジャパン」を9月に設立することで合意した。日本航空の大西賢社長、ジェットスターグループのブルース・ブキャナンCEO、三菱商事・新産業金融事業グループの武英史CEOら=16日、東京都港区のコンラッド東京 (伴龍二撮影)
 日本航空と三菱商事、格安航空会社(LCC)ジェットスター航空を傘下に持つオーストラリアのカンタスグループの3社は16日、新たなLCC「ジェットスター・ジャパン」を設立すると正式発表した。2012年に国内線の運航を開始し、アジアの主要都市を中心に国際線への進出も目指す。

 LCCをめぐっては、全日本空輸もマレーシアのエアアジアと新会社の設立をするほか、関西空港拠点のピーチ・アビエーション(大阪府泉佐野市)にも出資。国内の大手航空2社がLCCに参入することで、今後、外資を含めた低運賃競争が激しくなりそうだ。

 新会社の資本金は当初48億円で、3社がそれぞれ議決権ベースで3分の1ずつ出資。運航開始後には増資を含め120億円に資本を上積みする予定。

 3機の「A320型機(1クラス、180席)」で運航を開始し、東京(成田)、大阪(関西)を始め、札幌、福岡、沖縄などへの路線展開を図る。さらに数年間で航空機を24機まで増やす計画で、順次アジア地域を中心とした短距離国際線への就航も進める。

 運賃には、他社より安い運賃を提供する「プライス・ビート・ギャランティー」(最低価格保証)と呼ばれる仕組みを適用する方針で、常に競合より安い低価格運賃を提示し市場をリードする戦略だ。 

 ジェットスターは、2007年に初めてのLCCとして日本に就航し、これまで日豪路線において約200万人の顧客利用実績を上げている。

 日航は、ジェットスターの経営ノウハウと三菱商事の航空機リースサービスを活用することで、LCC事業を軌道に乗せ、新規需要を取り込みたい考えだ。

3123チバQ:2011/08/17(水) 23:00:17
http://www.sannichi.co.jp/kyodo/news2.php?genre=Economics&newsitemid=2011081701000777
格安航空の春秋、北京―上海線に
ドル箱路線、競争激化へ


 中国上海市の浦東国際空港で、春秋航空機に乗り込む人たち=6月2日(共同)


 【上海共同】中国の格安航空会社、春秋航空幹部は17日、同社が9月末に、ドル箱路線である北京―上海間に新規参入することを明らかにした。

 春秋航空は上海―茨城線で片道4千円の格安チケットを販売し、日本で急速に知名度を上げた。北京―上海線でも180人乗りの座席の1割に、高速鉄道運賃の半額以下となる199元(約2400円)の格安料金を設定する予定。中国の二大都市を結ぶ大動脈は乗客の争奪合戦が一段と激化しそうだ。

 春秋航空によると、北京―上海線は当面1日1往復。北京着は深夜、北京発は早朝になる計画。春秋航空は今後、増便を図る考えだ。

3124チバQ:2011/08/17(水) 23:03:09
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/saga/20110817-OYS1T00288.htm
赤字の佐賀空港、運営一部民営化へ調査


民営化の可能性が検討される佐賀空港 赤字が続く県営佐賀空港(佐賀市川副町)について、県は、運営の一部を民営化する可能性を探るために調査を始める。調査費は1700万円で、国が全額を補助する。結果を来年3月末までに国へ報告する予定。

 佐賀空港は、第3セクター会社が空港ビルを運営。それ以外の滑走路や駐車場の維持管理、PR、航空会社との交渉などは、県が直接行っている。

 県によると、土地と施設に関しては、県が直接管理を続ける方針で、〈1〉運営で民間に委託できる部分の有無〈2〉委託した場合のコスト削減の程度〈3〉受託した企業などが収益を上げられる可能性――などを調べるという。

 今回の調査について、県は6月、国土交通省が募集した先導的官民連携支援事業に申請。今月8日に選定された。

 佐賀空港は1998年開港。毎年度1億5000万〜1億7000万円の赤字が続いている。2009年度は、航空会社からの着陸料や土地の貸し付けなどの収入が1億2700万円にとどまったのに対し、維持管理や空港事務所の運営に2億7800万円かかり、1億5100万円の赤字だった。

(2011年8月17日 読売新聞)

3125チバQ:2011/08/17(水) 23:11:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110816-OYT8T01072.htm
成田「国内線」 競争激化へ

日航も格安航空参入
 日本航空が16日、成田空港に乗り入れて国内線を運航する格安航空会社(LCC=ローコスト・キャリアー)の設立を発表したことに、地元では格安料金の国内線が増える経済効果に期待が広がった。全日空は既に、成田を拠点とする国内線LCCの設立を表明、スカイマークも10月から成田に低価格の国内線就航を発表し、国際線中心だった成田が、様変わりしそうだ。(河合良昭)

■相次ぐLCC

 16日に発表されたのは、日本航空、豪カンタスグループ、三菱商事の3社で作る「ジェットスター・ジャパン」。2012年中から国内線の運航を始めるとして、成田と新千歳、那覇などと結ぶ路線を検討するとした。

 このほか、成田を拠点とするLCCの新設発表は相次ぎ、4月にスカイマークが新千歳、那覇など4路線の就航を発表。7月には全日空がマレーシアのLCC「エアアジア」と共同でLCCの設立を発表し、12年8月から成田を拠点に国際線と国内線の就航を目指すと表明した。

 スカイマークは、就航3か月までの料金について成田―旭川、成田―那覇など4路線を片道980円と発表、超低価格を打ち出した。ジェットスターは同日同時間帯の同一路線で他社の方が運賃が安いと利用者が申告した場合、それよりも10%安くする「最低価格保証」を検討するとしており、価格競争は必至だ。

■成田の危機感

 LCC設立の背景には、〈1〉羽田空港のハブ(拠点)空港化〈2〉成田発着枠の増加――の主に2点が挙げられる。

 成田発着の国内線を巡る議論が活発化したのは2009年10月、当時の前原国土交通相が「羽田空港を国際的なハブ(拠点)空港にする」という発言だった。

 さらにアジアのライバル空港との競争もあり、前原氏は、一部の地方空港が、韓国の仁川(インチョン)空港をハブにして、第三国に向かっているとして、「韓国の仁川が日本のハブになっている」と懸念を表明。国内線が充実する羽田に国際線を増やしてハブ機能を高め、地方から海外に行く流れを取り戻す狙いだ。

 この発言に危機感を抱いたのが成田国際空港会社。森中小三郎社長が、当時の国内線8路線を倍増させて16路線程度にして、地方空港から海外に行くハブ機能を成田も拡充させると表明した。

 さらに、弾みをつけたのが年間発着枠を14年度までに現在の22万回から30万回に増やす昨年10月の地元との合意。発着枠が増え、新規就航の余裕が生まれた。

■地元は期待

 地元経済界などで作る成田空港対策協議会の豊田磐会長は、「空港には車で来る人が多く、圏央道などが整備されると、国内線の利用者はさらに広がる。地方から成田に来る観光客を呼び込むチャンスも生まれるが、成田の魅力を理解してもらう活動が必要」と話した。

 成田空港騒音対策地域連絡協議会の成尾政美会長は、「目の前に空港があるのに北海道や九州に行くには羽田を利用してきた。空港があって良かったと思えるようになってほしい」と注文した。

 航空アナリストの杉浦一機氏は「成田までの交通料金を加えても、沖縄などの遠距離であれば安く旅行できる。運賃が高くて利用できなかった人たちの新たな需要が生まれる」と分析している。

(2011年8月17日 読売新聞)

3126チバQ:2011/08/18(木) 19:59:26
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110818-OYS1T00205.htm
競合空の便やっぱり苦戦、九州新幹線の開業余波


九州経済
 JR九州の九州新幹線鹿児島ルート全線開業(3月12日)のあおりで、競合する航空会社が苦戦している。福岡―鹿児島線の3〜6月の定期便乗客数は前年同期比で約6割減、大阪・伊丹―鹿児島線も約3割減。織り込み済みの数字で、機体の小型化など対策は打っているとはいえ、搭乗率は採算ラインとされる60%を下回るケースもみられる。

 九州新幹線は山陽新幹線と相互乗り入れしており、新大阪―鹿児島中央間の最短所要時間は3時間45分、博多―鹿児島中央間は1時間19分。開業前と比べると、それぞれ1時間17分、53分短縮された。

 これに対し、旅客機の大阪―鹿児島線の最短所要時間は1時間10分、福岡―鹿児島線は45分と大幅に短い。しかし、空港までの移動や搭乗手続き時間も必要で、料金は新幹線より高い。大阪―鹿児島線の3〜6月の乗客数は22万5500人と31・1%減、福岡―鹿児島線も1万9600人と57・0%減だった。

(2011年8月18日 読売新聞)

3127荷主研究者:2011/08/19(金) 13:45:13

http://www.shinmai.co.jp/news/20110802/KT110801ATI090002000.html
2011年08月02日(火)信濃毎日新聞
松本空港の2路線好調 FDA移行後で最多の利用率 観光需要伸びる

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は1日、県営松本空港(松本市)発着の札幌、福岡の2路線について、7月分の利用実績をまとめた。両路線とも夏場の観光需要に支えられ、札幌線は前年同月比4・6ポイント増の89・3%、福岡線は同25・1ポイント増の62・5%を記録。昨年6月の就航以来最高の利用率だった。

 延べ4221人が利用した札幌線は、FDAが全国で運航する全10路線の中で最も利用率が高かった。県内から北海道に向かう団体ツアーの利用者が大半を占めており、FDA松本空港支店は「東日本大震災後の4月に、札幌行きの団体ツアーのキャンセルが相次いだ。その時にキャンセルした人たちが、今になってツアーを組んでいる印象を受ける」としている。

 福岡線は延べ2954人が利用。月別利用率が60%を超えたのは初めて。松本発福岡行きの利用率は62・6%、福岡発松本行きは62・4%で、福岡行きの利用率がわずかに上回った。ただ、同支店によると、松本地域が舞台となっているNHK連続テレビ小説「おひさま」や、映画「岳―ガク―」の効果で、「福岡から松本に来る観光客が増えた。県や松本市の福岡での誘客活動も効いてきた」という。

 FDA企画部は「7月はもともと繁忙期だが、就航1年でFDAの認知度が上がってきたこともあるのだろう。8月は、帰省を含めてさらに利用が伸びてくるのではないか」と期待している。

3128荷主研究者:2011/08/19(金) 14:31:55

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201108060044.html
'11/8/6 中国新聞
広島港発など空港バス実験へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/bus/Tn20110806004401.jpg

 広島県は、広島空港(三原市)と広島市を結ぶリムジンバスの新規路線の開拓に向けた社会実験を実施する方針を固めた。12月から、広島港(南区)と平和大通り(中区)周辺を発着する2路線を運行させる。広島空港への主要アクセスであるリムジンバスの路線網を広げ、広島空港の利用者増を目指す。

 社会実験は12月から約3カ月間を予定する。広島港ルートは広島高速1、2、3号と山陽自動車道を利用する。平和大通りルートは沿道のホテルを巡回し、ホテルと広島空港とを直結する。

 広島空港へのアクセス対策をめぐっては、県や経済団体でつくる県空港振興協議会が3月、行動計画を策定。大型連休や盆休みに渋滞する山陽道の代替ルートとなる幹線道路の早期整備をはじめ、新規バス路線の開発も盛り込んでいた。

3129チバQ:2011/08/19(金) 23:14:08
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20110819-OYT8T00305.htm
BA、日航と日欧路線


共同事業9月にも合意
 【ロンドン=森田将孝】英航空最大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の持ち株会社インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)のウィリー・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は17日、読売新聞などのインタビューに応じ、9月にも、日本航空と日欧路線の共同事業化で合意する見通しを明らかにした。

 日航は、世界的な航空連合「ワンワールド」に加盟し、既に、同連合の米アメリカン航空と日米路線で共同事業を始めている。同連合のBAとも合意すれば、ダイヤの調整や、運賃の共通化など2社間の路線の一体運営を日欧間でも行える。

 ウォルシュ氏は、「来月ごろには最終的な協定を決めたい。便利な路線網が広がり、運賃が安くなるなど顧客にもメリットがある」と強調した。日航への資本参加については、「日航が望むなら資金面の支援を検討する」と述べ、従来と同じ考えを示した。

 ウォルシュ氏は、ロンドン・ヒースロー空港で日航がBAと同じターミナルビルを利用できるよう調整していることも明らかにした。日航機からの乗り継ぎ時間が短縮され、「全日本空輸と独ルフトハンザ航空が進めている共同事業化にも対抗できる」と述べた。

(2011年8月19日 読売新聞)

3130チバQ:2011/08/20(土) 23:56:10
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110820/bsd1108200500000-n1.htm
【展望】「B787就航」を商機に 旅行業界は期待、警戒強める鉄道 (1/3ページ)2011.8.20 05:00

 米ボーイングの最新鋭中型旅客機「B787」が早ければ来月にも就航し、航空会社だけでなく旅行業界などの期待が高まってきた。世界初就航という先行利益を最大限にする戦略をとる全日本空輸に対し、日本航空は“ドル箱”の国際線のみに投入する予定。これを機に、787ツアーを計画する旅行会社もある。ボ社の開発遅延により当初予定より3年以上も遅れた次世代機の就航だけに、関係者にとって久々の朗報だ。一方で、旅客争奪で競合する鉄道会社からは警戒感も強まっている。

 「ビジネスチャンスを大きく変える機材」。全日空の伊東信一郎社長は7月4日、羽田空港で開かれた787のお披露目会見でこう期待感を示した。

 787は軽量・高強度の炭素繊維複合材を採用し、燃費効率は従来機に比べ20%高めた。航続距離が長いことから、距離の割に利用客が少ない効率の悪い国際線でも採算が取れる。空調や気圧など客室内の環境も大幅に改善され、乗り心地の良さも売り物だ。日航の大西賢社長も「経営のあり方を根本から変える決め手」と認める存在だ。

 両社の787導入計画を比べると、全日空の力の入れ具合が際立つ。同社は11年度に12機、12年度に8機を導入し、将来的には55機まで増やす計画。初フライトは羽田−岡山、広島の国内線が予定されている。

 国際線でも、来年3月をめどに欧州や米東海岸を結ぶ路線に投入する。主戦場は787の特長を生かした国際線で、15年度までに国際線の売上高を5000億円に倍増させるという同社の計画の牽引(けんいん)力となる。

 日航も10〜12月期に1号機を受け取る。国際線での就航が濃厚で、今年度中に5機を導入し、来年4月には8年ぶりの新規国際路線となる成田−米ボストン間で採用する。ボストンは現在、日本からの直行便がないが「787なら利益が出る」(同社)として、全日空に先駆けて就航が決まった。

 日航の狙いは、国際線に集中投入し収益性を高めること。東日本大震災の影響で国内・国際線の旅客数減少により、11年4〜6月期の営業利益は171億円と前年並みにとどまった。悲願の12年度中の上場に向け、12年3月期の営業利益計画757億円の達成は絶対条件。大西社長も「収支の妥当性が見いだせなかった新規路線の開拓に大きな変化をもたらす」と述べ、787を活用した計画を策定する。

                   ◇

 ■“便乗ツアー”計画 需要掘り起こし

 旅行各社にとっても「新型機効果」による需要掘り起こしが期待できる。ある旅行会社は「787に搭乗する海外ツアーを計画したい」と、早くも新型機に“便乗”する構えだ。旅行業界では、08年にシンガポール航空がエアバスの大型旅客機「A380」を就航させたときにツアーを組んだことがある。今回は日本の航空会社による運航だけに、関連ツアーが増えることは確実だ。

 一方で、787の就航は新幹線との利用客争奪戦の導火線となりそうだ。全日空が初就航を羽田から岡山、広島間に決めたことで、JR東海、西日本の新幹線との競合は必至。東京から岡山、広島までの区間は、これまでも航空機と新幹線の競争が激しかった。航空機対JRの輸送実績(2009年)を比較すると、東京から岡山までは鉄道が68%、航空機が32%、広島までは鉄道が60%、航空機が40%だ。航空2社が早期購入予約による料金割引率の高さで攻勢をかけているものの、これまでのところは鉄道の方がやや有利だ。

 ただ、全日空関係者は「787の乗り心地、室内環境の良さを分かってもらえれば、新幹線と十分勝負できる」とみる。これに対しJR東海は「何も決まっていない」と静観の構えだが、787の具体的なフライト予定が決まってくれば当然、対抗策を打ち出してくるとみられる。

 ただ、超円高が長引けば出張などのビジネス需要の先細りが懸念されるほか、訪日外国人も東南アジアからの客足が戻っておらず、日航の大西社長は「需要喚起策を打っているが、いつ戻るのか」と心配顔だ。787効果が期待通りにならなければ、旅客業界の失速につながりかねない。(鈴木正行)

3131チバQ:2011/08/21(日) 00:08:52
http://japanese.joins.com/article/971/142971.html?servcode=400&sectcode=400
中央日報 latest news仁川空港でスケート…世界初の空港アイスリンク
2011年08月20日09時56分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
仁川(インチョン)国際空港に世界で初めてとなる空港アイスリンクがオープンする。20日にオープンするアイスリンクは仁川空港鉄道を利用できる交通センターの1階ロビーにある。広さは981平方メートルで、一度に150人が利用できる。写真=仁川国際空港公社

3132名無しさん:2011/08/21(日) 10:11:06
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001108190001
紋別−羽田便 新千歳経由に 全日空
2011年08月19日

■10月30日から3カ月


 全日本空輸が紋別―羽田の直行便を、10月30日から来年1月末まで新千歳経由に切り替えることがわかった。全日空から説明を受けた紋別市によると、全日空は来年2月1日から直行便に戻す。同期間は搭乗率が例年低迷しており、収支改善の狙いがあるという。


 同路線の昨年度の搭乗率は51・9%だったが、11月から翌年の1月は40%台前半だった。新千歳―羽田線は収益が見込めるため、全日空は試験的に経由便にし、搭乗率の動向を検証する。来年以降、経由便化を定着させるかどうかは白紙という。


 紋別―羽田線は、1日1往復で運航するオホーツク紋別空港で唯一の定期便。経由便になることで、所要時間は1時間40分ほどから3時間ほどになるという。同市観光交流推進室は「地元住民や観光客の利便性を考えれば直行便を堅持してほしい」と話している。

3133チバQ:2011/08/23(火) 23:51:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2011082300800
新千歳、福岡に1日計7往復=運賃は11月公表−ピーチ
 全日本空輸などが出資し、関西国際空港を拠点に就航する格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」は23日、運航当初の来年3月1日から24日までのダイヤを発表した。第1便は関西空港7時発の新千歳行きで、新千歳便は1日3往復、福岡便は同4往復設定した。(2011/08/23-19:52)

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http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110823/biz11082320380021-n1.htm
LCC「ピーチ」、来年3月から関空−新千歳、福岡便 5月に韓国・仁川便
2011.8.23 20:36
 全日本空輸などが出資する格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」(大阪府泉佐野市)は23日、来年3月1日からの運航計画を発表した。関西国際空港を拠点に新千歳(札幌)便は1日3往復、福岡便は同4往復運航する。第1便は午前7時の関空発新千歳行き。大手の半額程度を目指す運賃は今年11月ごろに発表する。来年5月には関空−韓国・仁川(ソウル)線を開設予定だ。

3134チバQ:2011/08/23(火) 23:52:16
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110823-OYT1T00759.htm
全日空、787で羽田―フランクフルト線開設へ


全日本空輸は23日、米ボーイングの次期主力中型旅客機「787」を使って、2012年1月に羽田―フランクフルト線を新たに開設すると発表した。


 全日空が羽田発着の欧州路線を就航させるのは初めてで、ルフトハンザ・ドイツ航空との共同事業の対象路線となる。フランクフルト線は週3往復で始め、2月からは週7往復に増やす。国内線では、今年11月1日から羽田―岡山、羽田―広島に787を投入する。

 787は、9月中にボーイングから引き渡される予定だ。10月下旬には成田―香港でチャーター便で運航するほか、成田発着の遊覧飛行も実施する。

(2011年8月23日17時43分 読売新聞

3135チバQ:2011/08/24(水) 19:32:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110824-00000016-yom-soci
成田2滑走路が同時離着陸へ、10月20日から
読売新聞 8月24日(水)15時21分配信

 成田空港の発着枠増につながるA滑走路(4000メートル)とB滑走路(2500メートル)の「同時平行離着陸方式」が、10月20日から実施されることが正式に決まった。

 国土交通省などが明らかにした。平行するA、B両滑走路で同時に離着陸を行うことで、同月30日から、年間発着枠を22万回から23万5000回に増やす。新方式導入で同空港が目標とする2014年度の30万回が可能となる。

 国交省によると、現在は安全確保のため、両滑走路から離着陸する際には航空機の間隔を5〜11キロに保っている。国交省は09年12月、「二つの滑走路の間が約2・5キロ離れており、同時平行離着陸方式も安全に導入できる」とした調査結果をまとめ、導入を検討してきた。導入後は出発便で、両滑走路合わせて1時間あたり最大32回から46回に増える。

3137荷主研究者:2011/08/28(日) 13:56:50

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/258842
2011年8月18日 00:46 西日本新聞
熊本空港 JR肥後大津駅 10月から無料乗り合いタクシー試験運行

 県は17日、熊本空港(益城町)と最寄り駅のJR肥後大津駅(大津町)間に乗り合いタクシー「空港ライナー」を10月から無料で試験運行すると発表した。現在、空港利用者の多くは自家用車かリムジンバスを使っており、県は「リムジンバスがカバーしていない豊肥線沿線や大分方面をターゲットに、鉄道を利用して空港に向かう新しい交通体系の定着を図る」としている。

 試験運行期間は10月1日−来年3月25日。タクシー会社3社に委託し、7−8人乗りのジャンボタクシーを1日45便走らせる。所要時間は最速12分。現在、熊本駅から空港まで、リムジンバスで約55分(670円)かかるが、JRとライナーを利用すると最速42分(JR料金450円)になる。

 県は昨年10月から半年間、熊本空港−肥後大津駅で有料(280円)のシャトルバスを1日25便、試験運行していたが、便数が少ない上、駅前にバス乗り場がなく不便という意見もあり、利用者は1日当たり平均25人(1便当たり1人)だった。

 今回は料金を無料にし、便数も倍増。駅前広場も9月末で改修工事が終わるため、空港ライナーへの乗り継ぎもスムーズになるとしている。蒲島郁夫知事は「1日当たり100人程度の利用を目指す」と話している。

=2011/08/18付 西日本新聞朝刊=

3138チバQ:2011/08/29(月) 21:50:12
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110829/biz11082921310022-n1.htm
関空商業施設でチェックイン 来年3月就航のLCC「ピーチ」
2011.8.29 21:30
 関西国際空港会社は29日、全日本空輸などが出資し、関空に来年3月に就航する格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」のチェックイン施設を、空港ターミナルビルに隣接する複合商業施設「エアロプラザ」に整備する方針を明らかにした。平成24年度下期にLCC専用ターミナルが完成するまでの暫定措置。

 乗客は、エアロプラザの2階でチェックインや手荷物検査、保安検査などを行い、1階に整備されるバス乗り場から飛行機の駐機場に向かう。チェックインカウンターで預けた荷物は直接、飛行機に運ばれる。

 エアロプラザはレストランやホテルなどが入り、ターミナルビルや鉄道の関西空港駅(JR西日本、南海電気鉄道)と連絡通路で結ばれている。関空会社によると、エアロプラザに飛行機のチェックイン施設を設けるのは初めて。現在就航中の海外のLCCについては引き続き、国際線カウンターなどで手続きを行う。

 ピーチは関空を拠点とし、来年3月から新千歳(札幌)、福岡便を運航し、5月には仁川(ソウル)便の就航を目指す。

 同社は、LCC専用ターミナル完成後に乗客が迷わないよう、建設予定地近くに暫定的なチェックイン施設の整備を関空側に求めていた。

3140チバQ:2011/08/29(月) 21:53:49
 私が乗った時には香港-ロンドン線だけだったが、その後は香港-バンクーバー線も開設するなど、好調に推移しているかに見えていた。

 ところが08年から雲行きが変わり、世界経済の悪化や燃油価格の高騰などで、同社の経営も急速に悪化。営業停止に追い込まれてしまった。ミラー氏が砕身していた燃油リスクが原因で、結局破綻してしまったというのは、何とも皮肉な結末だと思う。

成功する一握りのLCCの裏に死屍累々
 ここ数年で日本でも急速に認知されてきたLCC。ANA(全日空)が「ピーチ アビエーション」、エアアジアと組んだ「エアアジア・ジャパン」と立て続けに先行。JALもついにカンタスグループ、三菱商事と手を組み、「ジェットスター・ジャパン」で参入を発表した。

 JALの稲盛和夫会長は、事あるごとに「再生に際し、品格ある航空会社という路線は維持する」と話し、LCCに消極的な印象があっただけに、JALの参入は少し意外ではあった。大西賢社長は8月16日の共同記者会見で、「JALそのものがLCCをやるわけではない」と、今回はあくまで経営参画の形であることを強調。新たな「和製LCC」3社の初フライトは、いずれも来年以降の予定となっている。


 日本では比較的新しい存在として認識されているLCCだが、海外では一昔前から当たり前の存在だ。米国では独立系のLCC「サウスウエスト航空」が、アメリカン航空、ユナイテッド航空といった名だたる大手航空会社を抑えて、国内線の旅客数で世界No.1。ヨーロッパでは、アイルランド発の「ライアンエアー」や、ロンドンの郊外・ルートン空港をハブにする「イージージェット」が国際線の旅客数で世界第1位、第3位に輝いている(いずれも2009年)。サウスウエストの設立は67年、ライアンエアーは85年、イージージェットは95年と、いずれのLCCも15年以上の歴史を有している。

 だがその裏には、オアシス香港航空のように撤退を余儀なくされた数多の死屍もある。例えば米国ではサウスウエストなどの新興勢に対抗するために、ユナイテッド航空が「テッド」、コンチネンタル航空が「コンチネンタルライト」というLCCを立ち上げたが、いずれも失敗に終わっている。わずか半年で5つのLCCが破綻したこともある。

 ユナイテッド航空とコンチネンタル航空が昨年10月に合併して発足した、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス社長兼CEOのジェフリー・スマイゼック氏は本誌取材(「日経ビジネス」8月22日号)に対し、「(テッドやコンチネンタルライトは)ロー・コスト・キャリアではなく、単に運賃を安くしただけのロー・フェア・キャリアだった。コスト自体は非常に高かったため、ビジネスモデルとして非常に問題があった」と述懐する。

 私の印象ではLCC市場とは、成功するものは果てしなく栄華を極め、それ以外はたちどころに淘汰されてしまう、苛烈なマーケットであるように見える。

 ANAが67%出資するエアアジア・ジャパン、JALが33.3%を出資するジェットスター・ジャパンは、いずれも成田、関空などを拠点として国内線と国際線の両方を飛ばす予定だ。ちなみに、日本の空を国内線として外資系エアラインの資本が入ったキャリアが飛ぶのは初めてのこと。両社とも本業とは「ある程度のカニバリゼーション(共食い)はあるだろう」と話す一方で、ビジネスユースは羽田発のJALやANA、レジャー需要は成田発のLCCと棲み分けができるはず、と見ている。

 ここで根本的な疑問が沸く。本業と競合するのにもかかわらず、なぜ、あえて自社でLCCを立ち上げなければならないのだろうか。

3141チバQ:2011/08/29(月) 21:54:09
 国際線はまだ理解できる。オープンスカイが進み、成田の発着枠も拡大することで、今後は海外からのLCCの流入は避けられない。先んじて手を打ちたいという日系2社の思惑は納得できる。また、企業のアジア進出は今後も加速し、ビジネス用途で乗る人もいるだろう。レジャーも航空運賃が安くなれば、気軽に海外に行こうとする人も増えるはずだ。

 問題は国内線だ。例えばLCCで成田-沖縄線などができれば、「1万円安いのなら、頑張って成田まで行こう」という人も出てくるだろう。ただ国内線は、ほぼ日系2社が守り続けてきた“既得権益”。JAL、ANAとも売上高の半分以上を国内に依存しており、その傾向は近年さらに高まっている。

 おそらく国内線参入の背景には、カンタスグループ、エアアジアからの強い申し入れがあったと考えられる。JAL大西社長は会見の場で、「(JALとジェットスター・ジャパンの)カニバリゼーションを極小化できると判断したので設立合意に至った」としながらも、具体的な方法については「公開する代物ではないので控える」と言及しなかった。

 ドル箱の国内線をある程度明け渡してまでも、結果としてプラスになるという揺るぎない勝算があるのか。今のところその道筋は見えない。

怖いのは「消滅」よりも「膨張」
 JAL、ANAの目標は、本業とLCCとの共存にある。しかしながら、欧米の国内、近距離路線はLCCが席巻していることからも明らかな通り、国際的に見てもフラッグキャリアとLCCが共存できているケースは極めて稀だ。

 数少ない事例としてあるのが、前述の豪カンタスグループ。カンタス航空と、その100%子会社であるLCCのジェットスターは同じ国内の路線などを持ちながらも、うまく共存できているように見える。

 ただカンタスの場合は、日本の現状とはややLCCの成り立ちが異なる。オーストラリアはカンタスが一時期国内市場をほぼ独占していたなか、英ヴァージン・アトランティック航空がLCCの「ヴァージン・ブルー(現ヴァージン・オーストラリア)」を設立した経緯がある。ジェットスターを立ち上げたのはこれに対抗するという明確な意図があった。また、「オーストラリアの強い経済成長力や国内の観光市場などが2つのブランドの両立に一役買っている」(カンタスグループ広報)という点も見逃せない。

 一方の日本は、未だ黒船ならぬ外資の“黒い翼”が上空を飛んだことはない。まだ見ぬ海外勢に対して先手を打つというよりも、JALとANAがお互いを強烈にライバル視するあまり、ともにLCCを作って相手を牽制する、という構図にも見える。

 航空業界に詳しい早稲田大学アジア研究所の戸崎肇教授はLCCの開始自体を歓迎する一方で、「国内線は比較的収益は安定しているにもかかわらず、外資を連れてくるのは疑問。エアアジアらがライバルとして日本に本格参入するくらいなら、手を組んで手綱を少しでも握ったほうがいい、と判断したのではないか」と話す。

 前述したように、LCCは繁栄か淘汰かという二極化の印象が強い。ビジネスモデルとしての危うさが少しでもあれば、オアシス香港やテッドと同じ道を歩みかねない。

 いや、うまくいかずに消滅というのならばまだ良い。最悪のシナリオは、LCCが予想をはるかに超えて“膨張”し、JAL、ANAから顧客を奪い続け、本業がジリ貧になってしまうことだろう。

 日系2社が手を組んだエアアジア、ジェットスターは海外での実績も非常に豊富なLCCの勝ち組だ。この“用心棒”たちをJALやANAはうまくハンドルできるのか。彼らが日本の空における「獅子身中の虫」にならないことを願う。

3142チバQ:2011/08/29(月) 21:55:44
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110827/biz11082718010007-n1.htm
航空不況の“救世主”就航 日本上空で新鋭機バトル 
2011.8.27 18:00 (1/3ページ)


全日空が世界初就航させるボーイング787
 全日本空輸が、米ボーイングの最新鋭中型機「B787」を11月1日に世界で初めて就航させる。愛称は「ドリームライナー」。軽量化によって燃費性能を20%改善し、構造不況にあえぐ航空業界にとって、“救世主”と期待されている。ライバルの仏エアバスが2007年に就航させた超大型機「A380」が、大量輸送による効率化を追求したのとは対極的だ。A380は、14年度をめどに国際線に参入するスカイマークが導入を予定しており、日本の空で雌雄を決することになる。


「世界初」最大活用


 「新しいビジネスチャンスをもたらす航空機だ」

 全日空の伊東信一郎社長は、7月4日に飛来したテスト機に大きな期待を寄せた。同社は04年に50機を先行発注し、航空機メーカーの開発の後ろ盾となる「ローンチカスタマー」と呼ばれる役割を担ってきた。

 B787は当初計画していた08年の納入が度重なるトラブルで3年以上遅れるなど、新鋭機の導入にはリスクを伴う。一方で、「世界初就航」の栄誉に加え、納入価格で優遇されるなどのメリットがある。

 全日空はまず11月1日に羽田−岡山、広島線で就航させ、来年1月には新設する羽田−フランクフルト線に投入する。成田−香港で記念チャーター便を運航するほか、成田発着の遊覧フライトも計画するなど、「世界初」を前面に打ち出し、旅客獲得につなげたい考えだ。

 日本航空も、今年度中に5機を導入し、来年4月に8年ぶりの新規国際路線となる成田−ボストン線に就航させる。日航の大西賢社長は「経営のあり方を根本から変える決め手になる」と、経営再建の切り札と位置づける。


温水便座も採用


 B787は、東レなどが納入した軽量・高強度の炭素繊維複合材を機体の50%に採用するなどの軽量化で燃費を20%改善。航続距離が大きく伸び、200〜300席の中型機では難しかった日本から米国東海岸や欧州への直行便が可能になった。

 「大量旅客が見込めない路線でも十分に採算が取れる」(航空業界関係者)ことが最大の武器だ。

 全日空の提案が広く採用され、窓の大きさは従来機の1・3倍と広く、解放感がある。機内の気圧降下やエンジンの騒音を抑えるなど、快適性を重視。極めつけは、日本特有の温水洗浄機能付きの便座まで備えている。

 B787とは対極的な思想で開発されたのが、“空飛ぶホテル”と称されるエアバスのA380だ。最大で850席超の席数を誇り、「大量輸送によって1席当たりの燃費効率を最大限に高める」(エアバス関係者)ことを目指した。

 新規参入航空会社のスカイマークは6機の購入を決め、国際線に参入する計画だ。エコノミークラスは値下げ合戦でほとんで利益が出ないが、ファーストクラスやビジネスクラスは収益性は高い。そこで、400席程度のゆったりした座席配置とし、「これまで割高だったビジネスクラスの大幅値下げで旅客の獲得を狙う」(業界関係者)との戦略がうわさされている。


MRJと天秤


 航空業界は燃料費の高止まりや世界的な景気減速による旅客低迷に加え、日本にも就航が相次いでいる格安航空会社(LCC)の台頭で競争が激化している。各社は新鋭機に生き残りを託すが、課題も多い。

 トラブルに加え、組合のストライキなどで開発が遅れたB787をめぐっては、「計画通りに生産できるのか」(航空機メーカー)との懸念が消えない。

 全日空では「全体のスケジュールに影響はない」とするが、来年度までの導入計画を最近になって24機から20機に引き下げた。

 A380は就航後、エンジンなどのトラブルが相次いでおり、新鋭機の運航リスクは高い。A380の価格は、1機約280億円と超高額。スカイマークの6機購入には1500億円近い資金が必要で、「身の丈以上の投資」(アナリスト)と懸念する声が強い。

 航空業界では、さらなる効率化に向け、ダウンサイジング(小型化)の動きが一段と加速している。国内線や近距離の国際線では三菱重工業が開発している「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」など100席前後の小型機の需要が増大。「B787とてんびんにかけている航空会社は多い」(業界関係者)という。

 旅客輸送の“盟主”をめぐるバトルの行方はなお混とんとしている。(鈴木正行)

3143チバQ:2011/08/30(火) 20:49:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000084-mailo-l15
FDA:新潟−福岡便、10月30日就航 /新潟
毎日新聞 8月30日(火)11時45分配信

 航空会社の「フジドリームエアラインズ」(FDA、本社・静岡市)は29日、10月30日から新潟−福岡便を就航させると発表した。毎日午後に1往復を運航、最安1万7800円で新潟から福岡へ向かうことができるようになるという。
 同社の同路線参入は初めて。76か84席の小型機で、午後2時5分福岡発同3時45分新潟着と、同4時15分新潟発同6時5分福岡着の2便を毎日運航する。現在の全日空の便と合わせ、1日あたり2往復計4便が運航することになる。
 大人運賃は、福岡行きが1万7800〜3万9000円、新潟行きは2万2000〜3万9000円。45日前までに予約したり、空席が多くある時に購入したりするほど安くなるという。【畠山哲郎】

8月30日朝刊

3144チバQ:2011/08/30(火) 20:50:28
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001108300002
静岡の航空会社参入
2011年08月30日

 静岡市の新規航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA)は29日、10月30日から新潟―福岡線を1日1往復就航させると発表した。同線は現在、全日空も1日1往復運航していて、FDAの参入で1日2往復になる。同社は「陸上の交通手段と比較して、十分競争力があると判断した」と話している。


 FDAは、静岡市の総合物流会社「鈴与」の子会社として2008年6月に設立。「地方空港間のネットワーク維持を目的」としていて、新潟―福岡線が、10路線目の就航となる。


 新潟―福岡線は、03年に日本航空システムが半年の運航で撤退。全日空も一時撤退を検討したが、08年4月から1日2往復から1往復に減らして運航している。


 FDAは午後2時5分福岡発と午後4時15分新潟発の1往復。座席数76席と84席の小型機を使う予定で、日本航空との共同運航に向けて調整しているという。


 県はFDAの参入について、「利用者の選択肢が増え、ありがたい」と歓迎している。(藤井裕介)

3146チバQ:2011/08/30(火) 20:55:44
http://www.at-s.com/news/detail/100056933.html
札幌、鹿児島線減便 静岡空港のFDA冬季ダイヤ(8/30 07:53)

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)は29日、静岡空港発着便を減便するなどの冬季ダイヤ(10月30日〜2012年3月24日)を発表した。毎日運航している札幌線を週3日、鹿児島線を週4日、毎日3往復の福岡線を2往復にそれぞれ減便する。これまでの5機体制を維持しながら福岡―新潟線を新たに就航し、新ダイヤは10路線16便となる。
 静岡路線について札幌線は月、水、金曜日の運航とし、昨季のような松本経由とせずに直行便を維持。鹿児島線は火、木、土、日曜日を運航。福岡線は昨年の冬季ダイヤと同じ1日2往復に戻す。
 FDAによると、7月の静岡発着便の搭乗率は札幌81・3%、福岡53・7%、鹿児島55・5%となり、福岡と鹿児島は大幅に搭乗率が上向いた。8月も福岡、鹿児島は65%前後、札幌88%を維持しているが、FDAは「札幌と鹿児島線は観光利用が多く冬季の需要減が予想され、曜日運航で搭乗率維持を図りたい」と述べた。川勝平太知事は「夏場に入り、全体的に利用者が戻っている中での減便決定は誠に残念」とコメントした。
 一方、新路線の福岡―新潟線について、同社は「利用者数が上向いている福岡空港から試験的に導入した」とし、路線が最も多い名古屋―新潟線の就航を視野に入れる。

http://www.shinmai.co.jp/news/20110830/KT110829ATI090032000.html
FDAが冬ダイヤ発表 静岡線再開ならず、福岡・札幌は早めに
08月30日(火)


FDA冬のダイヤ


 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は29日、県営松本空港(松本市)発着の札幌、福岡の2路線について、10月30日から来年3月24日までの冬ダイヤを発表した。福岡線の福岡発が現行より2時間15分早まって午前8時となり、同一機体を使う2路線の発着時間がそれぞれ前倒しされる。昨季の冬ダイヤに期間限定で開設された松本―静岡線は、今回は設置されなかった。

 福岡線をめぐっては、昨季の夏ダイヤで福岡の出発時間が午前7時40分と早く使い勝手が悪いとの指摘があったことから、昨季の冬ダイヤで13時45分発に、現行ダイヤで10時15分発にした経緯がある。

 今回の冬ダイヤで再び時間帯が早まったことについて、FDA企画部は「福岡から松本を訪れる観光客にとっては松本に早く着くので利便性は高まる」と説明。松本からの観光客の利用で好調な札幌線についても「札幌での滞在時間が長くなり、一層の利用増に結び付くはず」としている。

 昨季、冬場に低調な静岡―札幌、松本―札幌の両路線を静岡―松本―札幌に統合する形で開設していた静岡線は、静岡から札幌への直行便を望む声が静岡側に多く、再開はされなかった。

 松本市観光温泉課の寺沢和男課長は「昨年に比べると福岡からの搭乗者が増えており、ダイヤ変更で福岡の観光客が松本平の広域観光を余裕を持って楽しむことができる。九州の需要をさらに掘り起こしたい」と話している。

3147チバQ:2011/08/31(水) 22:33:06
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001108310001
福岡空港「テーマパーク化」
2011年08月31日


国際線の駐機場で記念撮影する参加者たち=福岡空港、福岡亜純撮影

 夜のバスツアーにストリートミュージシャンの演奏など、福岡空港へ地元の人を呼び込むイベントが相次いで催されている。搭乗や送迎でなくても空港を訪れ、施設に親しんでもらう。めざすは「空港のテーマパーク化」だ。


 28日、空港の制限区域を2時間にわたって見学する「プレミアムバスツアー」があり、79人が2回に分けて参加した。参加者が降り立ったのは国際線の駐機場。通常は搭乗手続きをしなければ入れない区域だ。


 79人は、福岡発着便に乗って空港で3千円以上の買い物などをした人を対象に募集し、190人の中から選ばれた。新宮小6年の守下諒(まこと)さんは「間近で飛行機を見られてうれしい。将来は飛行機にかかわる仕事をしたい」と笑顔で話した。


 7月30日早朝には「福岡空港ランウェイウオーク」があった。ふだんは立ち入り禁止の滑走路を歩いて広さや機能を体感する福岡空港初のイベントだ。空港事務所や航空各社でつくる九州ブロック航空利用促進協議会が企画した。


 午前4時、夜明けの滑走路を走りながら、子どもたちが歓声を上げる。「すっげー」「地面がギザギザだ」。30人の枠に991人の応募があった。参加費は東日本大震災の被災地支援にあてられた。


 企画を担当した大田正朗・広域空港管理官は「市街地から近い空港に地元の人がもっと親しんでほしい。空港をテーマパークのように楽しんで」と話す。


 今月19日には、国内線第3ターミナルビルのロビーで地元のアマチュアミュージシャン2組が演奏を披露した。ピアノとギターの女性2人組、津軽三味線とピアノのトリオが出演した。


 12月までの毎月第3金曜、福岡市の「ストリートパフォーマンス支援事業」に登録していたアーティストらが入れ替わりで登場する。企画した福岡空港ビルの担当者は「地域の文化を後押ししたい」と話す。


 空港ビルのデッキから離着陸を眺めてビールを楽しむビアテラスも、9月末まで営業中だ。ターミナルビルでの演奏の問い合わせは福岡空港ビル(092・623・0611)へ。(岩本美帆)

3149チバQ:2011/09/02(金) 21:27:40
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110902/myg11090220030004-n1.htm

2本滑走路で復旧する素案を了承  仙台空港の復旧・復興のあり方委 サブ滑走路廃止案覆る
2011.9.2 20:02 (1/2ページ)

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 国土交通省東北地方整備局が設置した「仙台空港復旧・復興のあり方検討委員会」(委員長・奥村誠東北大教授)は2日、2回目の会合を開き、現行の2本滑走路で復旧・復興を図る素案を了承した。

 仙台空港には旅客機はじめ大型機が利用する長さ3千メートルのメーン滑走路と、主に小型機やヘリコプターが利用する長さ1200メートルのサブ滑走路がある。ほぼ東西に伸びるメーン滑走路の中央で北西に伸びてきたサブ滑走路が交差する構造。

 当初、東日本大震災の復旧・復興案でサブ滑走路の廃止が浮上。仙台空港が大雨のたびに滑走路が冠水するため、復旧・復興の際、これを解消し、低地にあるサブ滑走路に調整池を設ける計画が立てられた。

 ところが、サブ滑走路は実用面でヘリのホバリングチェックやプロペラの小型旅客機の出力テスト、片方の滑走路が使用不能になった場合の危機管理上からも欠かせないとして、主にサブ滑走路を利用する民間航空事業者や個人利用者らが計画に反対していた。

 素案では、サブ滑走路を存続させ、敷地南東隅に計約2・1ヘクタールの2つの調整池を造ることにした。県が空港から受け入れる排水量を毎秒6・93トンから同9・47トンに増やす方針を示し、調整池の面積を大幅に縮小できることになった。素案では毎秒約1・5トンの水を排出できるポンプも新設する。

 委員会は国交省の担当官に加え、専門家、民間航空事業者、地元自治体、防衛省、海上保安庁らが参加しており、素案を了承した。

 これで東北唯一の複数滑走路が存続することになった。東北地方整備局は「現行の2本の滑走路で、その機能を確保できる案になった」としている。同局は10月に開く最後の委員会で復旧・復興計画を固める方針。

3150チバQ:2011/09/02(金) 21:29:58
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110902-OYS1T00645.htm
福岡―ホノルル便6年ぶり復活、12月から就航
九州経済
 米デルタ航空は2日、福岡―ハワイ・ホノルル線の定期便を12月28日から就航させると発表した。2005年10月の運休から6年ぶりの定期便復活となる。

 発表によると、運航は週4〜5往復で、年末年始など繁忙期は週7往復を予定している。座席はビジネスクラス35席を含めて計209席で、運航時間は片道8〜9時間。年間の搭乗率85%を目標に掲げる。

 福岡県空港整備課によると、運航していた日本航空は収益が出ないために運休に踏み切ったが、デルタ航空は九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に伴い、九州全体から乗客を見込めることなどから就航を決めた。

(2011年9月2日 読売新聞)

3151チバQ:2011/09/02(金) 21:31:55
http://www.nnn.co.jp/news/110902/20110902012.html
米子便運行に前向き 春秋国際旅行社が県内視察
2011年09月02日

 鳥取県が米子鬼太郎空港への就航を目指す中国・上海の格安航空会社「春秋航空」の親会社「春秋国際旅行社」の姜偉浩(ジャンウェイハオ)副社長が1日、鳥取砂丘や倉吉市の白壁土蔵群など県内の観光地を視察した。姜副社長は高松便で来日する中国人観光客を試験的に鳥取県にも送ることを明言し、同空港への就航の可能性についても「実現できるよう頑張りたい」と前向きな姿勢を示した。


白壁土蔵群周辺を歩く姜副社長(中央)=1日、倉吉市新町1丁目

 姜副社長は2日までの2日間で青山剛昌ふるさと館や水木しげるロード、大山などを視察する。1日は浦富海岸と鳥取砂丘を訪れた後、県庁で平井伸治知事と面談した。

 春秋航空は現在、高松−上海間で定期便を運航しているが、姜副社長は近く高松経由で鳥取県に観光客を送ることを約束。米子鬼太郎空港への就航に関しても「日本支社をつくるので、将来は(鳥取を)就航先としてPRしたい。大震災で旅行客が低迷した状況から戻れば、必ず実現するだろう」との見通しを示した。

 平井知事は、姜副社長の積極的な姿勢に驚いた様子で「まずはテスト商品を作り販売するところからスタートし、いずれは就航も視野に入るのでは」と期待感を示していた。

 その後、倉吉市内の白壁土蔵群周辺の視察では、赤瓦館や倉吉ふるさと工芸館で倉吉絣(がすり)の機織りの実演も見学。姜副社長は「砂丘や浦富海岸、白壁土蔵群などそれぞれに特色があり、歴史、文化、自然に魅力が感じられ、リピーターにとってもいい観光スポット。県の誠意も伝わった」と感想を話していた。

 春秋航空の就航をめぐっては、国内でも各地が誘致を目指しており、鳥取県でも7月に平井知事、8月に藤井喜臣副知事が相次いで上海の同社を訪れ、就航先としてアピールしていた。

3152チバQ:2011/09/02(金) 21:34:42
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110902/biz11090202070002-n1.htm
三菱MRJ、平成30年にも100席タイプ投入
2011.9.2 02:07


三菱重工が開発したMRJの模型
 三菱航空機(名古屋市)の江川豪雄社長は1日、産経新聞のインタビューに応じ、開発中の国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)に関し、早ければ平成30年にも100席クラスの派生機を市場投入する考えを明らかにした。

 欧州、アジアを中心に引き合いが強く、安定した受注が見込めるため。先行投入する90席、70席と合わせて機種の幅を広げ、目標とする20年間で千機の受注に弾みをつける。

 MRJ90席タイプ5機の購入を契約した香港の航空機リース会社、ANIグループホールディングスが「100席クラスが加われば、さらに20機追加発注したい」と表明するなど、小型ジェット機市場では100席タイプの需要が高まりつつある。

 また、欧州では、客室乗務員の人数配置基準が90席と100席では同数であるなど、輸送効率の点からも100席タイプが望まれていた。

 江川社長は「100席は手がけた方がいい。市場は欧州とアジア。70席タイプの投入にめどがつく30年以降になると思う」などと述べた。また、受注増に向け、来年夏にもアジアで販売拠点を設立することも明らかにした。

 MRJは今春に組み立てが始まり、24年初夏に初飛行、26年春に1号機が納入される。これまでにANIのほか、全日本空輸、米の地域航空会社トランス・ステーツホールディングスの3社から計130機を受注している。

3153チバQ:2011/09/02(金) 21:41:09
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110901/szk11090103070001-n1.htm
“静岡の翼”称号どこへ…1日3便に FDAまた減便
2011.9.1 03:07 (1/2ページ)

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札幌から到着したFDA4号機=静岡空港
 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)は、静岡空港発着路線をさらに減便する冬季ダイヤ(10月30日〜12月22日)を国土交通省に届け出た。新たに福岡−新潟線を就航させる一方、静岡発着の鹿児島線と札幌線を曜日運航にして福岡線を減便しており、FDAの“静岡離れ”は顕著だ。同社の広報担当は「もともと冬季は需要が減る。全ての路線について検討し、対応した結果だ」と説明している。

 冬季ダイヤでは、現在毎日1往復の静岡−札幌が月・水・金曜の運航に減らされ、静岡−鹿児島も火・木・土・日曜のみとなる。静岡−札幌は全日本空輸が毎日運航しているが、鹿児島線はFDAの単独運航であり、週末を除いて1泊2日のツアーが組めなくなるなど旅行業界への打撃は大きい。さらに、現在1日3往復の静岡−福岡線も2往復に減便され、出張利用への影響が心配される。

 同社は今年8月から名古屋−青森、花巻(岩手)の定期運航を始める一方、3月末に静岡−小松、7月末には静岡−熊本から撤退。静岡空港開港に合わせ設立された同社は、日本航空から名古屋や松本の路線を引き継いだこともあり、2年余りで急拡大した。ところが全体の路線数は増える中で静岡便は減少の一途をたどり、10月末以降は1日15便のうちわずか3便となる。

 さらに、6月から静岡本社と名古屋本社の“2本社体制”に移行し、県内2拠点の計約100人に対し名古屋本社には約200人を配置するなど、他空港へのシフトは鮮明。すでに“静岡の翼”という称号は実態にそぐわないものとなっている。

 同社に対し「短期間の搭乗率に振り回されている」などとくぎを刺してきた静岡県の川勝平太知事は、減便決定に「FDAは少し足腰が定まらないところがある」と苦言を呈し「利用者が戻っている中での減便は誠に残念」とコメント。しかし同時に「とにかくFDAが黒字体質にならなければ。われわれも利活用促進を支えていきたい」とも述べ、改めてFDA抜きでは成り立たない静岡空港の脆弱(ぜいじゃく)さが浮き彫りになっている。


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