[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
4801-
4901-
5001-
5101-
5201-
5301-
5401-
5501-
5601-
5701-
5801-
5901-
6001-
6101-
6201-
6301-
6401-
6501-
6601-
6701-
6801-
6901-
7001-
7101-
7201-
7301-
7401-
7501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ
1
:
とはずがたり
:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/
から満を持して独立します。
飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40
2127
:
チバQ
:2010/07/11(日) 18:18:56
http://www.j-cast.com/2010/07/11070497.html
「格安航空」日本路線にも次々参入 中韓に加えアジア勢で競争激化
2010/7/11 15:00
欧州や東南アジアで広がりを見せている格安航空会社(LCC)が、地方空港を中心に日本路線にも次々に参入している。保有機種を絞ったり、機内サービスをシンプルにしたりするなどしてコストを抑えているのが、その安さの秘密だ。国内に乗り入れているのは国外のLCCがほとんどだが、国内勢では全日空(ANA)が参入を表明したばかりで、今後競争が激化することになりそうだ。
中部国際、北九州、茨城など地方空港中心
日本にも続々とLCCの乗り入れが進んでいる(写真はマレーシアの「エアアジア」) LCCは、世界の航空輸送史上では、提供座席ベースで約2割のシェアを占めており、日本路線でも、豪カンタス航空の子会社「ジェットスター」が07年にケアンズと関西国際空港・中部国際空港を結ぶ路線を開設したのを皮切りに(中部路線は廃止)、続々と海外のLCCが参入を進めている。
特に、ここ1年ほどでは、韓国のLCCの進出が相次いでいる。自治体が出資する「済州航空」が09年3月にソウル(仁川)-関西、北九州便を、09年11月にはソウル(金浦)-関西便を開設。10年3月には、アシアナ航空などが出資する「エア釜山」が釜山-福岡、関西路線に就航している。
中国勢も負けてはいない。スカイマークが撤退を表明したばかりの茨城空港にも上海のLCC「春秋航空」が、7月からの2か月間、上海・浦東国際空港との間に試験的にチャーター便を飛ばす。同社は04年に設立されたばかりで、茨城便が初の国際線だ。
10年7月5日には、前出のジェットスターのグループ会社で、シンガポールに本拠を置く「ジェとスター・アジア」が関西空港とシンガポールを台北経由で結ぶ路線を開設。最低運賃は、燃油サーチャージ抜きで関空-シンガポールで往復2万8000円、関空-台北で同1万2000円と、割安感がかなり高い。従来のシンガポール-台北線を、関空まで「延長」した形で、関空に乗り入れるLCCとしては5社目だ。
マレーシアに本拠地を置き、東南アジア一円で年間1200万人以上が利用するLCC「エア・アジア」も、10年中にクアラルンプール-羽田路線を開設したい考えだ。
低価格志向に合わせANAも検討
このように、アジア勢が攻勢をかけている形だが、国内の航空会社も対抗策を打ち出しつつある。
会社更生手続き中の日本航空(JAL)は、企業再生支援機構による支援が決まる10年1月の段階でLCCの設立が取りざたされ、カンタス航空が記者会見の場でノウハウ提供などの面で支援の意向を示したことがある。JALについては、会社更生手続きを進める中で、LCCの話題は出てこなくなったものの、全日空は10年6月21日の株主総会で、LCC事業への参入を検討していることを表明。伊東信一郎社長は、「顧客の低価格志向が確実にある」と、その狙いを明らかにしている。
関空は、LCC誘致の誘致をにらんで、ボーディングブリッジを使わない便などを対象に空港利用料を割り引くことを検討しており、ANAのLCCも関空が拠点となる見通し。国内の空港でも、LCCによる競争が激しくなる可能性が高そうだ。
2128
:
チバQ
:2010/07/11(日) 23:27:40
http://www.toyokeizai.net/business/regional_economy/detail/AC/b0bb95a1b5251641ed9279e5a621b655/
スカイマークが茨城空港から撤退、地方空港乱立の行く末(1) - 10/07/09 | 08:30
今年3月に日本で99番目に開港した茨城空港が揺れている。
新興航空会社のスカイマークが神戸便を9月から運休すると発表。同空港で唯一の国内定期便だが、半年も経たずに事実上撤退することになった。日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は需要が見込めないとして就航に関心はなく、国内便ゼロという異常事態に陥ることが確実だ。
茨城空港は航空自衛隊・百里基地内に新設した軍民共用空港。スカイマーク幹部は「航空自衛隊への配慮が予想以上に必要で安定運航に支障がある」と指摘する。航空祭などでの運航ダイヤ変更がネックになったという。
ただ、自衛隊との関係は事前に確認済みのはずで、採算悪化への対応が理由とみられる。平均搭乗率は75%と一見して高水準だが、想定より低く、整備コストを含めると赤字路線だからだ。
黒字は3空港のみ
茨城県の落胆ぶりは大きい。7月末からは中国の格安航空会社である春秋航空が上海便を週3便程度就航することが決まっている。春秋航空は初の国際線となり、「トップセールスが実った」(県担当者)矢先だったのだ。
ただ、春秋航空はチャーター便のみの就航。定期便としてはスカイマークの撤退で韓国・アシアナ航空のソウル便が1日1便だけとなる。当初見込んでいた札幌、福岡、大阪、那覇への就航で年間約80万7000人という旅客需要計画からは、程遠い。県は空港隣接地に工業団地「空港テクノパーク」を109億円を投じて建設したが、進出企業はいまだゼロのままだ。
だが、茨城だけが不振なのではない。昨年9月に北海道の弟子屈飛行場が初めて閉鎖されたが、不採算空港は日本のそこかしこにある。
国土交通省が3月に初めて公表した全国空港の需要予測と2008年度実績調査を見ると、地方空港の窮状は一目瞭然だ。
たとえば、35万5000人を見込んだ松本空港の実績は6万1000人、158万人を見込んだ福島空港も35万3000人とさんざんだった。実績が予測を上回ったのはわずか8空港だけだ。
つれて地方空港の収支悪化も深刻。航空政策研究会がまとめた全国41空港のうち、黒字は伊丹と新千歳の2空港、自治体管理では神戸のみである。
空港を生み出す原因となったのが、空港整備勘定(旧空港整備特別会計)だ。航空機燃料税や着陸料など、空港収入をいったん国庫にプールして全国の空港の整備などへ振り分ける仕組みで、その額は年間5000億円規模。
その大半を負担するのは航空会社で、JALが年間に支払う公租公課は1700億円強と、営業費用に占める割合は10%近くにも上る。これは実質的に航空運賃にも一部上乗せされ、利用者に転嫁されている。
この勘定をあてに空港を造り続けた結果、各県に空港ができる事態に。すでに、空港が飽和状態の中「過大な需要予測を基に航空会社に就航を迫るモデルはもやは限界」(国内証券アナリスト)で、空港と航空会社がともに収益悪化に陥る悪循環となっている。
整備勘定の見直しも
追い打ちをかけるのが、JALの経営破綻だ。今年に入ってから松本や神戸、広島西、昨年6月に開港した富士山静岡空港などから、矢継ぎ早に撤退。一段のリストラを迫られる中、さらなる路線撤退や減便、機材小型化は必至で、空港収入の減少は避けられない。
特にJAL依存度の高い地方空港にとってその影響は甚大である。また、青森や富山、小松など新幹線整備が進む地方の空港は、集客力の高い羽田空港を結ぶ路線の存続が危ぶまれる。
前原誠司国土交通相は空港整備勘定の見直しに言及しており、勘定自体の存廃も俎上に載っている。環境が刻一刻と悪化していく中、国庫や航空会社に頼らず、いかに空港の収益性を改善していくのか。抜本的な経営の見直しなしに、地方空港が生き残るすべはないだろう。
(冨岡 耕 =週刊東洋経済2010年7月10日号)
2129
:
チバQ
:2010/07/13(火) 19:46:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/trend/CK2010071302000118.html
格安航空会社(LCC) 日本で翼 広げるか
2010年7月13日 紙面から
ローコストキャリアー(LCC)と呼ばれる格安航空会社が国内でも注目され始めている。LCCの定義はないが、従来の航空会社と比べ運航や機材にかける費用を抑えて、運賃を「バス並み」ともいわれる低価格にしているのが特徴だ。
例えば、豪カンタス航空グループの「ジェットスター」は就航記念運賃として大阪−台北往復を八千円(燃油サーチャージなど別料金)の破格で売り出した。
低価格実現のため、コストの削減は徹底している。機内食や毛布、オーディオなどのサービスは有料化。旅客機の機種を統一して購入費や整備費を抑制する。さらに、少ない機材を効率よく稼働させるため、折り返し運航の際の待機時間も短縮。この結果、一機あたりの一日の平均稼働時間は「十二時間」と長くなり、国内航空会社の国際線の「九時間」を大きく上回る。人件費の合理化なども含めると、LCCは従来の航空会社より三〜八割程度もコストを削減しているといわれる。
では、日本で普及するのかどうか。すでにジェットスターが二〇〇七年から国内乗り入れし、今月下旬には中国春秋航空が茨城空港に就航する。全日本空輸もアジア路線を中心に参入に向けた検討を始めており、着陸料の高さや発着枠など課題もあるが、国内で広がる可能性は高い。国際的に高コスト体質といわれてきた日本の航空業界。LCC勢は、そこに風穴をあける存在になるかもしれない。 (木村留美)
◆航空会社別旅客数
国際航空運送協会(IATA)によると、2009年の国内線と国際線を合わせた航空会社別旅客数は米国のLCC「サウスウエスト航空」がトップになった。同じくLCCでは5位にライアンエア(アイルランド)、15位にイージージェット(英国)が入った。
06年調査でトップ10入りしたLCCは2位のサウスウエスト航空だけだった。一方、全日空と日本航空は06年にトップ10に入っていたが、09年は12、13位と順位を下げ、LCC勢と明暗を分けた。
2133
:
チバQ
:2010/07/14(水) 15:09:35
http://www.asahi.com/business/update/0713/TKY201007130603.html
日航、労組に賃下げを提案 パイロット優遇制度は撤廃2010年7月14日3時2分
印刷
ブログに利用する
>> 利用規約 >> 使い方はこちら
経営再建中の日本航空は13日、大幅な賃下げとなる給与制度の見直し案を六つの労働組合に提示した。パイロットは一定の勤務時間分の賃金を保障する制度などを廃止して2〜3割程度、社員全体では平均で1割強の賃下げとなる見通し。日航は9月までに労組と合意し、年度内に賃下げする考えだ。
賃下げの対象は、日航グループの中核会社である日本航空インターナショナルの社員1万4200人。年功序列を基本にした従来の給与制度を抜本的に見直し、若手や能力の高い人材への配分を厚くする。
2008年時点で平均年収が約1800万円だったパイロットは、実際の乗務の有無にかかわらず、月65時間搭乗した分の賃金を保障してきた制度を撤廃する。そのうえで、職責手当と実際の乗務時間に応じた給与体系にする。
客室乗務員も月50時間分の保障をなくす。整備など地上勤務の社員についても、時間外や休日などの手当を上乗せして支給してきたが、これらの上乗せ分をなくす。
日航は今年1月の会社更生法申請後の暫定措置として、4月から5%の給与カット、定期昇給の停止、ボーナス全額カットを実施している。
日航は、賃下げのほか、グループ全体の3割にあたる約1万6千人の人員削減などにより、09年度に約3800億円の人件費を12年度に約2500億円まで減らす方針だ。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100714k0000m020150000c.html
日本航空:乗務手当廃止へ…賃金体系変更、労組に提示
会社更生手続きで再建中の日本航空は13日、パイロットなど運航乗務員について、実際の乗務時間にかかわらず一定額を支給していた手当などを廃止し、乗務時間に応じた賃金体系に変更する方針を固め、労働組合に提示した。地上職も含めて、年功序列の賃金体系も業績や能力に応じた仕組みに改める。
日航は従来、機長は月80時間、副操縦士は65時間、客室乗務員は50時間と、実際の乗務時間と無関係に一定時間乗務したとみなして手当を支給してきた。しかし、債務超過額が予定より膨らみ、8月末までにまとめる更生計画案で、金融機関に債権放棄額の上積みを求めざるを得なくなったため、高給につながると批判されてきた乗務手当の廃止を提案することにした。賃金体系の変更で総人件費を圧縮し、銀行団の理解を得たい考えだ。
日航は既に、パイロットや客室乗務員の自宅から空港までタクシーで送迎する待遇を見直す方針を提示し、労働組合側も受け入れる方向だ。【山本明彦】
2134
:
チバQ
:2010/07/16(金) 12:20:27
福岡が拠点になりつつあるような・・・
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010071690090141.html
FDAが福岡線継承へ 名空港の日航便
2010年7月16日 09時01分
静岡空港を拠点とする地域航空会社「フジドリームエアラインズ」(静岡県牧之原市、FDA)は、日本航空が全面撤退を打ち出している愛知県営名古屋空港(同県豊山町)の定期9路線のうち、10月末廃止予定の福岡線を引き継ぐ方針を固めた。便数など詳細は今後詰めるが、静岡、松本の両空港を発着する日航の撤退路線の一部計4路線を継承した際と同じく、FDAの機材、乗務員を使った日航との共同運航を目指すものとみられる。日航は現在、名古屋−福岡線を1日5便運航している。
FDAは現在、小型ジェット機3機を所有しており、10月末までに新たに2機を導入する予定。現状の1日9便から、15便前後の態勢が整うことから、名空港への就航を検討。日航が運航する福岡線の4〜6月の平均搭乗率は62%とほかの路線に比べれば高く、採算性が見込めると判断したもようだ。
(中日新聞)
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100716000000000009.htm
名古屋―福岡線継承 FDA、11月から運航
07/16 07:52
フジドリームエアラインズ(FDA、牧之原市、鈴木与平社長)は15日までに、愛知県営名古屋空港から撤退する日本航空の路線のうち、福岡線を継承する方針を固めた。11月から運航する計画で、便数については今後、検討する。今年中に4、5号機を導入するのに伴い、新路線を検討していたFDAは、愛知県に福岡線の継承を打診し、交渉を続けていた。
日航は名古屋空港で9路線(帯広、秋田、山形、新潟、高知、松山、福岡、熊本、長崎)で計19便(往復)を運航しているが、全路線撤退を表明している。福岡線は10月末までに撤退する計画で、FDAは9路線の中で一番搭乗率が高く、現在も静岡、松本空港からの就航先として発着を続けている福岡便を第一の候補に引き継ぎ路線を協議していた。
名古屋―福岡は1日5便。FDAは空白を避けるため11月から運航する計画で準備に入る。
6月下旬に鈴木社長が愛知県庁を訪れ、神田真秋知事に福岡線を引き継ぎたい意向を伝えた。愛知県側も日航撤退によって名古屋空港から民間の定期路線がすべて消える事態を避けるため、FDAと交渉を進めていた。
FDAは日航の撤退路線では、4月から静岡空港の札幌線と福岡線を運航し、6月には松本空港の福岡線と札幌線の運航を始めた。
FDAは現在、静岡、松本両空港を拠点に3機体制で7路線9便を運航している。事業規模を拡大するため10月には4号機、今年中に5号機の導入を予定している。
2135
:
チバQ
:2010/07/16(金) 12:21:34
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100716-OYO8T00302.htm
関空国内線旅客 22か月ぶり増加
関西国際空港会社は15日、6月の運営概況(速報値)を発表した。国内線の旅客数は前年同月比3%増の32万8560人で、2008年8月以来22か月ぶりに前年同月を上回った。前年に新型インフルエンザが流行した反動があったほか、6月からの札幌線の増便が奏功した。
国際線の外国人旅客数は、91%増の27万520人で、6月としては過去最高となり、5か月連続で単月の過去最高を更新した。総旅客数も33%増の114万6842人で、5か月連続で前年を上回った。
(2010年7月16日 読売新聞)
2136
:
チバQ
:2010/07/16(金) 12:22:25
http://www.chosunonline.com/news/20100716000008
韓国の格安航空2社、黒字転換に初めて成功
ジンエアー | エアプサン
国内航空需要の増加を受け、今年下半期に格安航空会社のジンエアー、エアプサンが初めて黒字転換に成功した。
就航2周年を迎えたジンエアーは、今年上半期に21億ウォン(約1億5300万円)の営業利益を上げ、設立以来初めての黒字を達成した。前年同期は58億ウォン(約4億2300万円)の営業赤字だった。売上高も前年同期比91%増の500億ウォン(約36億4400万円)に達した。
同社のチョン・ホングン経営支援部担当乗務は「ジンエアーが就航する国内路線でのシェアが昨年の12%から16%に上昇するなど、各路線でシェアを高めている」と述べた。
エアプサンは決算が確定してはいないが、今年上半期に売上高550億ウォン(約40億1000万円)、営業利益20億ウォン(約1億4600万円)を記録し、2008年10月の就航以来2年で黒字を達成したもようだ。エアプサンは08年に87億ウォン(約6億3400万円)、09年に82億ウォン(約5億9800万円)の営業赤字を計上していた。
キム・ヒョンジン記者
2137
:
チバQ
:2010/07/19(月) 00:33:02
>>604
>>654
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100718/05.shtml
7月18日のながさきニュース
長崎新聞
五島−釜山の新規運航を計画 韓国の航空会社、11月から週5往復
対馬市と韓国を結ぶ国際チャーター便を運航している韓国の航空会社コリア・エクスプレス・エア(KEA)が、五島市の福江空港と韓国・釜山を結ぶ国際チャーター便の新規運航を計画していることが17日、KEAや市、市議らへの取材で分かった。五島市の関係者からは国際交流拡大に期待する声が上がっている。
KEAは対馬−韓国間を双発プロペラ機ビーチクラフト1900Dで運航。対馬とソウルの金浦(キンポ)空港、対馬と釜山の金海(キメ)空港を結ぶ便をそれぞれ週4往復している。
長崎新聞社が入手した運航計画書やKEA対馬事務所などによると、福江空港と釜山の金海空港をビーチクラフト1900Dの1号機か2号機(乗客定員18〜19人)で土曜、日曜を含め週5往復する計画。11月からの運航を希望している。
市によると、実現には国から運航許可を受けることや、現在、五島にない税関・出入国管理・検疫(CIQ)体制の整備などが条件となる。KEA側は「CIQが一番の課題。運航実現へ具体的に詰めていく」としている。
五島市では12日、福江商工会議所などでつくる受け入れの準備委員会が発足。メンバーで6月にKEAの慮承英社長と面会した草野久幸市議は「東アジアとの交流を訴えてきた。現実になれば五島にとって喜ばしいこと。韓国はカトリック信者が多く、五島の世界遺産候補の教会への巡礼などに期待する」。準備委事務局の江頭直善・福江商工会議所事務局長は「社長は五島にとても魅力を感じていた。受け入れ態勢の協議を重ねていく」と意気込む。
準備委は15日、市にCIQ設置に向けた協力を求める要望書を提出。市観光交流課は「実現すれば東アジアとの交流拡大と地域活性化につながる。どういう協力ができるか検討したい」としている。
2139
:
チバQ
:2010/07/20(火) 12:18:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010072002000059.html
日航再生 見えぬ戦略 ライバルや銀行、反発
2010年7月20日 朝刊
記者会見で日本航空の大西賢社長(左)、稲盛和夫会長(中)らは、日航再建に自信を示した=6月30日、東京都品川区で
日本航空が一月十九日に会社更生法の適用を申請し経営破綻(はたん)してから半年が経過した。この間、人員や路線の削減などのリストラ策を相次ぎ発表してきたが、主力取引銀行やライバルの航空会社からは再建手法に対する反発の声が上がる。更生計画の提出期限が八月末に迫った今も、再建に向けた明確な道筋は見えない。 (木村留美)
■進むコスト削減
国際線は約四割、国内線は約三割−。
日航が計画する定期便の削減率だ。撤退するのは三十の国内路線と十五の国際路線。名古屋(小牧)など四空港を発着する国内線は全便を廃止し、完全撤退に踏み切る。
人員削減では既に約三千六百人が特別早期退職に応じた。さらに一月に公表した「二〇一二年度までに約一万五千七百人削減」の計画も“上方修正”され、削減の規模は一万九千三百人程度に達する見通しだ。
リストラ策はまだある。米カリフォルニア州のパイロット訓練所は一〇年度中に閉鎖の予定で、今春入社の新入社員は訓練のめどが立たない。東京都内の本社ビルはスペースを縮小。賃料を月約四千三百三十万円減らす。パイロットや客室乗務員の通勤時のタクシー送迎や、成田空港を午前中に出発する便で認めていた客室乗務員の前日の宿泊は禁止し、年約二十五億円のコスト削減につなげる。
■公的資金で購入
だが、経費節減の一方、燃費の悪いジャンボ機などに代えて小型機を中心に日航が航空機を五十機導入することに対し、全日本空輸が反発している。
全日空の伊東信一郎社長は三月、「航空機は航空会社の重要な資源。各社が血のにじむような努力をしながら投資を進めているのに、公的資金で簡単に(航空機の購入が)行われるとすれば、黙って見ているわけにはいかない」と批判した。
これに対し日航は「航空機を購入しなければ再建はうまくいかない。再生に資金を使うのは正しい」と反論。だが、他の航空会社は誕生日前後に割引運賃で搭乗できる「バースデー割引」の復活や、搭乗した際のマイレージを従来の二倍にする「ダブルマイル」といった日航のサービスも問題視する。
独ルフトハンザ航空のウォルフガング・マイヤーフーバー最高経営責任者は先月、「黒字化するまで市場のプライスリーダーになることは許されない」と日航をけん制した。
主力行など反発の声計画の提出来月末期限
■重点はどこに…
日航は当初想定した三千五百億円の債権放棄額を五百億円、上積みするよう主力取引銀行に求める。しかし、主力行の幹部は「簡単には受け入れられない」と難色を示す。
一定のリストラ策は示された。日航の稲盛和夫会長も六月三十日の記者会見で「必ずJAL(日航)を再生できると思っているし、自信も持っている」と強調した。
だが、国土交通省幹部は「縮小均衡は分かるが、どこに(経営の)重点を置くか、戦略が見えてこない」と不満を漏らす。更生計画の提出期限まで一カ月あまり。主力取引銀行と日航の交渉は詰めの段階に入る。
2140
:
チバQ
:2010/07/20(火) 12:19:57
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100720k0000m020067000c.html
羽田空港:ハブ化、道険しく 欧州路線1便のみ
建設が進む羽田空港新国際線ターミナルビル=東京都大田区で2010年5月16日、本社ヘリから武市公孝撮影 10月末の羽田空港の国際定期便の就航まで100日を切り、羽田と海外各地を結ぶ路線網の全容がほぼ固まった。米国西海岸や東南アジア路線開設はメドが立った一方で、1日10往復の発着枠がある欧州路線は、当初、日本航空のパリ便1往復のみにとどまる見通しだ。発着時間が「深夜早朝(午後11時台〜午前6時台)」で欧州勢にとっては、極めて不便なためで、最大の目標である羽田のハブ(国際拠点)空港化の大目標は遠のく、との見方も出ている。【寺田剛】
◇発着時間がネック
「利用者に空港での足止めや深夜のチェックインを強いることになる」。6月に来日したルフトハンザドイツ航空のヴォルフガング・マイヤーフーバー会長は不満げに語り、「深夜早朝」の発着時間制限の緩和を日本政府に求める方針を明らかにした。
政府が発着時間を「深夜早朝」に限ったのは、国内線で混雑する時間帯の就航を避けるためで、都心に近い羽田の増枠について、歓迎の声は少なくない。
だが、欧州各社は発着時間制限が現実的ではないと受け止めている。このため、ルフトハンザが就航見送りを表明したほか、仏エールフランスも就航見送りの方針を固めた。
例えば、早朝に羽田に到着した場合、次の離陸は午後11時過ぎまでできない。また、深夜に到着するには、時差と飛行時間の関係で未明に欧州をたたねばならないためだ。実際、エールフランスの場合、羽田に午後11時以降に着陸するために、パリ発の時間は午前3時。この時間帯では仏航空当局の許可も出ないという。英国航空(ブリティッシュ・エアウェイズ)も羽田早朝発のロンドン線開設を目指すが、現地の発着枠をめぐって英当局との調整がまとまっていない。
日本の航空会社でも、全日本空輸は機体のやりくりがつかず、10月からの欧州線就航を見送る。欧州路線で唯一、手を挙げた日航は深夜に羽田をたち、早朝にパリ到着後4時間余で引き返し、制限時間ぎりぎりの午前6時55分に羽田に戻るダイヤを設定する方針だ。
羽田の欧州路線の不便さが際立つ中、欧州各社は代替策として、成田線を強化する。ルフトハンザは6月、既存の成田線に世界最大の旅客機・エアバスA380を投入。エールフランスも9月から成田線に投入する方針だ。エールフランス担当者は「座席数が大幅に増える成田線の販売に注力する」と強調する。
◇3年後の40枠増に期待 成田とのすみ分け課題に
欧州線の不人気ぶりを横目に、米西海岸やハワイ、東南アジア路線の開設は比較的好調だ。1日に2往復する予定のシンガポール航空は、羽田発を午前0時台と6時台、羽田着を午前5時台と午後11時台に設定。両国間の飛行距離や時差がフライトに適しており、利用者の現地滞在時間が増えるメリットがあるためだ。
ただ欧州路線の開設が1往復にとどまったように、好調なのは、深夜に機体を効率的に飛ばせるシンガポール線など一部にとどまりそうだ。
時間帯が不便なことから、欧州勢の参加は当初から限定的とみられていたこともあり、「枠の6割が埋まれば上出来」(政府関係者)と当然視する声もある。あえて不便さを残すことで、「成田空港とのすみ分けを図る配慮もあったとみられる」(日興コーディアル証券の阿竹敬之氏)ためだ。
ただ、開設が滞ったのは、欧州便に限らない。8往復が割り当てられた米国でも東海岸線は1往復のみ。このため、欧米便へのさらなる配慮を求める声も強い。民主党政権は13年度中に昼間の国際線の発着を新たに40往復増やし、欧米にも割り当てる構えだ。「成田空港に対して、羽田のさらなる巻き返しにつなげたい」(関係者)との声も出ている。
アジアのハブ空港の座をめぐっては、成田が地方空港から欧米に向かう乗り継ぎ客を奪われ、政府には「日本のハブ空港は(韓国の)仁川になっている」(前原誠司国土交通相)との強い危機感がある。経済発展が続く中国の上海や北京の追い上げも予想される。こうした危機感をバネに、羽田は国際化を進める見通しだ。とはいえ、長らく日本の玄関だった成田とのすみ分けも大きな課題となりそうだ。
【ことば】羽田空港の国際化
4本目となる新滑走路(2500メートル)が10月末に供用されるのにあわせ、これまでチャーター便扱いの東アジア路線に限っていた国際線の発着枠を大幅に増やす。これらチャーター便の定期便への切り替えを含め、東アジア路線のみに1日40往復分を割り当てる。これと別に「深夜早朝」の40往復分を割り当て、欧米路線にも発着枠を付与する。
2141
:
チバQ
:2010/07/20(火) 20:28:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100720-00000561-san-soci
問題解決? スカイマークが神戸便の再開決定 茨城空港
7月20日14時50分配信 産経新聞
スカイマークは20日、9月から運休する茨城−神戸便について、10月から運航を再開させるほか、今年度内に茨城空港から新千歳空港(北海道)と中部国際空港(愛知県)への定期便を運航すると発表した。
同社の西久保慎一社長が同日午後、茨城県庁を訪問。橋本昌知事と面会し、正式に運航再開などを伝えた。
西久保社長は橋本知事との面会後、記者団の取材に応じ、神戸便の運航再開について「定期便の(定時の)運航が確約された」と説明。「茨城県の皆さまにいろいろご心配をおかけしたが、問題は解決した。引き続き運航させていただこうと思っている」と話した。
スカイマークは6月に茨城−神戸便の運休を突然表明。理由として、茨城空港と共用の航空自衛隊百里基地側で行われる航空祭や観閲式の際、運航スケジュールの変更を求められたことで「茨城空港発着便での運航ダイヤの変更を行えば、(他空港を発着する)運航便に混乱を招くことになる」と説明していた。
ただ、関係者によると、同基地側が「利用者に迷惑をかけないためのお願いだった」と、同社の運航を妨げる意図ではなかったと説明。その後、同社と国土交通省、防衛省で運航について話し合いが進められていた。
茨城空港は全国98番目の空港として3月11日に開港。現在、国内線はスカイマークが運航する神戸便のみとなっている。
2142
:
チバQ
:2010/07/21(水) 12:17:00
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100721ddlk08020117000c.html
茨城空港:神戸便再開 名古屋、札幌便増設 環境一気に好転 /茨城
◇県の仲介で軟着陸 県「早期廃止も」と緊張
茨城空港に定期就航しているスカイマーク・神戸便の突然の運休発表から約1カ月。同社の西久保慎一社長が同路線の10月再開に加え、新たに札幌便と名古屋便の2路線増設を発表し、9月に国内路線ゼロの危機的状況を迎える同空港を取り巻く環境は一気に好転した。今月25日の航空祭に絡み空港を共用する航空自衛隊百里基地側が同社にダイヤ変更を求めたことに端を発した摩擦は、定期便運航を尊重するよう基地側に働きかけた県の仲介で軟着陸した格好だ。ただ、今回の摩擦を通じて、短期的な視野で経営判断する格安航空会社(LCC)の性質が浮き彫りになり、県は2路線増加のうれしい知らせにも「早期廃止もありうる」と緊張している。【鈴木敬子】
西久保社長は同日午後に県庁を訪れ、橋本知事との約30分の会談。その後会見に応じ、「当社から『問題ある』としていたことはほぼ全面的に県庁として解決して頂いた」と述べ、運航再開と2路線拡充を発表した。ダイヤ変更問題を巡り、県が25日と前日の24日に空港ターミナルビルや駐車場の利用は航空機利用者に限定するなどの措置を取り、予定通りの運航できるようになった点を踏まえ「一定の利用のかたちは作ってもらえた。県庁の方々には感謝している」と評価した。
西久保社長は札幌便の搭乗率について「70%程度見込める」との見通しを示し、名古屋便については「60%くらいあれば良しと考えている」と述べた。
一方、橋本昌知事は、今回の摩擦を通じ「お互いの理解が深まった」としたうえで、LCCの性格上、「(搭乗率によっては)路線の早期廃止も当然、航空会社の経営戦略としてありうるのではないか」と、予断を許さない状況との認識を示した。また、定時運航を尊重するとした基地側の姿勢について「今年の経験を踏まえ、来年度以降どういうふうな対応をとれば良いか、さらに調整していかなければならない」と述べ、今後も協議が必要との認識を示した。
==============
■発表の現場から
◇権限に認識のギャップ
就航から2カ月足らずでの運休発表、そして再開、増路線。スカイマーク社の発表には唐突な印象を受ける。25日の百里基地航空祭でダイヤ変更を求められたことについて、会見で西久保社長は「民間空港として十分じゃない」と意に反して自衛隊に指示されたことへの不満が依然としてにじんでいた。
一方、神戸路線再開の発表後、防衛省航空幕僚監部広報室は「渋滞を避けたらどうかという提案だった」とあくまで提案との見解を示した。指示を受けたという同社の認識とは異なる。この1カ月の摩擦劇は、共用空港として国土交通省と防衛省の管轄が複雑に込み入る中、自衛隊の権限に関する認識ギャップがボタンの掛け違いになったと思えてくる。
2路線増加についても、運航時間などの調整で難航が予想され、安定飛行への道のりは険しい。【鈴木敬子】
==============
◇スカイマーク神戸便の経過◇
【4月16日】スカイマーク神戸便就航
【5月14日】西久保社長が橋本知事を訪問し、国内路線増加で協議
【6月24日】スカイマークが8月末での運休を発表
【同25日】上月良祐副知事が本社を訪れ、運航継続に関する要請書を提出
【同29日】県商工会議所連合会の加藤啓進会長ら商議所関係者と空港対策課が神戸市の小柴善博・副市長らを訪問し、運休撤回を求めて協力要請
【7月20日】西久保社長が神戸便再開と、年度内の2路線増設を発表
毎日新聞 2010年7月21日 地方版
2143
:
チバQ
:2010/07/21(水) 12:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20100721-OYT8T00135.htm
成田浮揚 ビジネス機に託す
受け入れ増へ動く
成田空港に駐機中のビジネス機(成田空港で) 成田空港にビジネスジェットを積極的に受け入れようという動きが活発化してきた。国土交通省が5月にまとめた成長戦略の最終案で同空港を「首都圏を代表するビジネス機の受け入れ空港」と位置づけたためだ。成田国際空港会社(NAA)は、今月から重量5・7トン以下の国内線小型機の乗り入れ禁止を撤廃したほか、専用ターミナル建設の検討を始めた。(河合良昭)
■危機感
「首都圏空港でビジネス機が制限されているため、世界に支店を持つ国際的な企業がアジアで会議を開く際、不便な日本を敬遠し、中国やシンガポールを利用している。日本の国際的地位の低下につながる」。日本ビジネス航空協会の佐藤和信副会長はビジネス機の受け入れが少ない日本の現状に危機感を示す。
ビジネス機は定期便の時間帯にとらわれず、定期便の就航のない空港にも飛行することができるほか、機内でも仕事が出来る環境が整うなどの長所があり、スピードを重視する企業幹部が利用するのは欧米では一般的だ。
政府も国際間の経済競争への影響を懸念している。国交省は海外の大企業が日本で開催予定だった会議を他国で開催するなどした減少分を年間で4000回程度とみている。
■発着枠
同協会によると、米・ニューヨークの3空港で発着枠のうちビジネス機の便数は平均で3%前後、アジアのライバルである香港の空港では5%に達するが、成田では0・72%にとどまる。
成田の受け入れが少ない要因の一つには発着枠に余裕がないことが挙げられる。ビジネス機は不定期な運航となるため、成田のような混雑空港では希望する時間の乗り入れが難しい。
ただ、成田は年間発着枠を現在の22万回から30万回に拡大させる計画があり、実現すれば発着枠に余裕が生まれる。国交省が成田を「ビジネス機の受け入れ空港」と位置づけたのもこれを見込んだからだ。
■専用施設
現状では、ビジネス機の利用者は、国際線の出入国手続きで必要な税関(C)、入管(I)、検疫(Q)を通過するために、駐機場からバスで既存のターミナルまで約10分かけて移動している。駐機場の近くに専用ターミナルを設けて出入国手続きを定期便の客とは別に行えるようにすれば列に並ぶこともなく、大幅な時間短縮が図れる。
だが、CIQの人員に余裕のない現状のままでは、施設を作っても、1機で数人の利用に限られるビジネス機に人員を割くことは難しい。こうした問題はすでに専用施設のある中部国際空港(愛知)に見られる。CIQの人員が限られるため、定期便で混雑する日中は専用施設を使わず、深夜早朝に限っている。
■経済効果
ビジネス機の受け入れ増加に期待を寄せる一つが空港周辺のホテル業界だ。現在もビジネス機で成田空港に降り立った多国籍企業のトップが、空港近くのホテルを利用して会議に出席、再び空港からアジアの別の都市に向かうなどの利用があるという。こうした需要に応えるため、すでに電話を使った国際会議システムなどの設備が整ったホテルも多く、新たな設備投資の必要も少ない。
成田地区ホテル業協会の田中智会長(ホテル日航成田総支配人)は「ビジネス機の増加はホテルの利用増加にもつながるので歓迎する。ホテル側の受け入れ態勢が整っていることも宣伝していきたい」と期待。
航空アナリストの杉浦一機氏は「世界の首都圏空港では、ビジネス機の受け入れは大きな経済効果を期待できるものとして常識になっている。成田で受け入れが進めば羽田に対する優位性を示せるのではないか」と話している。
(2010年7月21日 読売新聞)
2144
:
チバQ
:2010/07/21(水) 12:19:03
http://www.asahi.com/travel/news/TKY201007200600.html
羽田、海外13都市と直結へ ハブ空港化まで3カ月
2010年7月21日0時0分
羽田空港の新国際線ターミナルと新滑走路の開業が3カ月後に迫った。東アジア限定だった羽田の国際線は10月末以降、欧米や東南アジアにも広がり、国内線・国際線の拠点を併せ持つ「ハブ空港」に衣替えする。経営不振が続く航空各社も反転攻勢の足がかりにしようと期待する。
羽田では10月21日に国際線ターミナルと新滑走路の使用が始まり、10月31日以降、ロサンゼルス、パリなど9都市と結ぶ便が就航する。既にある東アジア路線を含めると、13都市と結ばれる。
羽田は東京の都心に近く、欧米便は午後10時半以降の出発となるため、仕事を終えたビジネスマンがその日のうちに海外に出かけられるようになる。頻繁に海外と行き来するという大手電機メーカーの40代社員は「選択肢が広がり、出張で羽田を使うこともありそうだ」と期待する。
羽田には既に国内の約50都市とを結ぶネットワークがあるため、地方から羽田経由で海外に出たり、外国人客を羽田経由で地方に呼び込んだりもしやすくなる。これまで韓国の仁川(インチョン)空港が、日本の地方と海外を結ぶ乗り継ぎ拠点の一つになっていた。羽田にも同様の機能が備わり、空港の国際間競争は活発になる。
JTBは全国各地から羽田経由でハワイに行くツアーを今月15日に発売したところ、初日だけで約500人の応募があったという。全日本空輸は、シンガポールから羽田経由で北海道の温泉に向かうツアーを現地で売り出す。
地上5階建ての新しい国際線ターミナルに入る105店舗の概要も20日発表された。江戸の町並みを再現した飲食店街「江戸小路」、日本のアニメキャラクターや高級家電を扱う店など、外国人観光客を意識した店が目立ち、ターミナルの利用客は年間700万人を見込む。
国土交通省は、羽田の国際線拡充で訪日外国人が219万人(09年の総数の32%)、出国する日本人が387万人(同25%)それぞれ増え、最大1兆円近い経済効果が見込めると試算する。
国際線拠点の成田空港の地元には、羽田の国際化への危機感もある。ただ、成田は現在、世界約100都市に就航し、今も慢性的に発着枠が不足している。昨年秋、「国内線は羽田、国際線は成田」という30年来の航空行政の方針を転換すると表明した前原誠司国交相も「共存共栄は可能だ」と強気だ。
政府も首都圏空港の活性化を成長戦略の柱に掲げるが、国際線の旅客需要は景気やテロ、伝染病などに左右されやすく、強気の見通しが実現するかどうかは不透明だ。
リーマン・ショック後の世界不況でビジネス客が激減し、経営不振にあえいできた日本航空、全日空にとって、羽田の国際化は起死回生のビジネスチャンスだ。
1月に経営破綻(はたん)した日航は秋以降、成田、関西、中部発着の国際線15路線から撤退する一方で、サンフランシスコ、シンガポールなど羽田発着の国際線6路線に新規就航する。景気変動の波を受けやすい国際線は極力縮小する方針だったが、安定した需要が見込める羽田は「戦略拠点の一つで、グループ再生につながる」(大西賢社長)として「別格」扱いにした。
2010年3月期に過去最大の500億円超の営業赤字だった全日空も、ロサンゼルス、ホノルルなど5路線に就航。羽田の国際化に「社運」をかける。今年3月に成田の発着枠が年2万回増えた効果も含め、11年度の国際線売上高を09年度より約6割多い3570億円と見込む。
ただ、日航と全日空の「パイの奪い合い」を懸念する声もある。今回の羽田の国際線枠の割り当てをめぐっては、経営再建のために羽田発着便を最大限活用したい日航に対し、全日空は「公的支援を受ける日航が同業他社の経営を圧迫するべきでない」と主張。結果的に均等に割り振られ、既存の路線も含めて羽田発着の国際線の大半で両社が競合することになった。(澄川卓也)
2145
:
チバQ
:2010/07/21(水) 12:20:35
>>2142
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100721/CK2010072102000106.html
関係者『災い転じて福』 スカイマーク 3路線就航
2010年7月21日
10月からの神戸便運航再開を表明するスカイマークの西久保社長=県庁で
唯一の国内定期路線の「運休」騒ぎから一転、三路線就航へ。約一カ月前、茨城空港に就航させる神戸便の九月からの運休を表明したスカイマークが神戸便の再開に加え、新たに札幌、中部への就航も明らかにした。ただ、中部便の需要は未知数で、関係者は「災い転じて福となす」と好意的に受け止める一方、利用客確保という新たな課題の重さに気を引き締めていた。(沢田佳孝、高橋淳)
「県民の皆さんには、いろんな心配をおかけした」。橋本昌知事と会談後、県庁で会見した同社の西久保慎一社長は神妙な表情。空港を共用する航空自衛隊百里基地との運航調整については「厄介な問題だったが、知事をはじめ関係者にはしっかり話をまとめてもらい感謝している」と述べた。
当初は神戸便の増便を検討していたが、「新路線の方が茨城のお客さまにメリットがある」と説明。また、「一日三便となると、職員も一日空港に滞在する」として、経費削減のために置いていなかった支店を開設することも明らかにした。
新規路線の就航について、知事は「札幌は有望ではないか」と利用者の増加に期待感を表明しながら、需要予測がない名古屋(中部)については「利用者を定着できるようにしたい」と述べた。
空港が立地する小美玉市の島田穣一市長は同社に謝意を示した上で、「航空自衛隊百里基地も地元の意向を考慮していただき、まさに(地元と基地との)共存共栄が実を結んだ」とコメント。県観光物産協会の担当者は「路線拡大はありがたい話。茨城には観光資源も、食もある。しっかりと誘客をしたい」と歓迎した。
空港を盛り上げようと、県内各界の有志が昨年九月に発足させた「茨城空港応援団」の中川純一事務局長は「災い転じて福となす。国内線は国際線の路線拡大につながる大事なポイントだ」と喜んだ。ただ、観閲式など空自の行事が今後も開催されることから「これからも(民間機の運航と行事との)調整は必要なのではないか」と一抹の不安をにじませていた。
2146
:
チバQ
:2010/07/21(水) 22:19:32
http://haneda.keizai.biz/headline/603/
羽田空港に小型機発着枠新設−100席以下の航空機で1日1便
(2010年07月21日)
この記事の場所を見る
写真を拡大
羽田空港国際線地区より新旧管制塔を望む。手前は新国際線旅客ターミナルビル(参考画像)
国土交通省は7月20日、羽田空港の10月の再拡張・国際化に伴い、これまで運航を制限していた小型航空機による同空港発着の新規国内路線枠を設けることを発表。同時に使用者の募集を開始した。
新路線枠は「地域が主体となり航空会社の協力の下で成立する路線の開設に、パイロット事業として取り組むための枠」としており、羽田発着で現在運航のない路線を座席数100席以下の小型航空機で運航することが条件。地方公共団体と航空会社との連名による応募を8月31日まで受け付ける。
新路線の決定について同省は、開設の目的・効果・現実性、小型機使用の必要性、地域と航空会社のパートナーシップのほか、地域特性を踏まえた取り組みの先進性などを総合的に判断するとしている。
新路線枠の使用者は9月中旬に決定し、運航計画の申請などを経て2011年3月27日〜10月29日までの期間内に運航を開始する予定。
2147
:
チバQ
:2010/07/21(水) 22:21:02
http://www.asahi.com/business/update/0721/TKY201007210116.html
米運輸省、航空連合「ワンワールド」5社の提携承認
2010年7月21日10時27分
【ニューヨーク=山川一基】米運輸省は20日、航空連合「ワンワールド」に所属する米アメリカン航空、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)など5航空会社に対し、独占禁止法の適用除外(ATI)を正式に承認したと発表した。これで、5社は太平洋路線の実質的な統合など、大幅な提携強化に踏み切ることができる。
ワンワールド加盟社が多く持つロンドン・ヒースロー空港の発着枠をライバル会社に譲ることなどが条件で、すでにBAなどは枠を手放すことを約束している。欧州連合(EU)の欧州委員会も今月14日、アメリカンやBAの提携を承認している。
2148
:
名無しさん
:2010/07/22(木) 12:55:24
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-22_8289/
粟国・徳之島線 撤退 第一航空 「採算合わず」
社会 2010年7月22日 09時29分
(3時間25分前に更新)
第一航空(大阪府、西川昌伸社長)が、那覇―粟国、那覇―沖永良部―徳之島の両路線について9月15日付で撤退することが21日までに分かった。同社の木田準一副社長は「補助金なしで運航してきたが、赤字が膨れ上がり採算が合わない」と理由を説明した。
粟国村の新城静喜村長は同日、県庁であった県離島航空路線協議会で「船も欠航が相次いでおり、航空路線は生命線。継承してもらえる会社があれば県や国の支援を得て、今まで通り飛ばしてほしい」と話した。新城村長は22日、県交通政策課と対応策を協議する。
粟国線は琉球エアーコミューター(RAC)が2009年6月に運休を決定。第一航空がRACのプロペラ機「アイランダー」(9人乗り)を購入し、同19日から不定期運航形式で1日2往復運航してきた。沖永良部を経由する徳之島線は1日1往復。
同社によると、粟国線は年間1万人の搭乗を見込んでいたが、09年6月〜10年6月末までの搭乗者数は7493人で、搭乗率55%。沖永良部線は3430人で同43%、徳之島線は1615人で同21%だった。
木田副社長は「2機体制での運航を目指して追加機を購入したが、修理点検に資金を投入せざるを得なかったのも要因だ」と路線維持が厳しくなった理由を説明した。(吉田伸、榮門琴音)
2149
:
名無しさん
:2010/07/22(木) 12:56:10
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-22_8284/
「離島苦に理解を」 第一航空撤退
生活や将来 不安噴出
社会 2010年7月22日 09時20分
(3時間35分前に更新)
第一航空が那覇と粟国や徳之島(鹿児島県)などを結ぶ2路線から撤退することが明らかになった21日、地元住民らからは「生活の足が脅かされる」などの不安が噴出した。
粟国村内で20年余り民宿を営む玉寄スミ子さん(70)は「粟国の港は風の影響を受けやすく、何度(船が)止まるか分からない。村民の足がなくなれば、仕事がなくなり、若い人が出て行く悪循環。離島苦を理解し、どうにか足を確保して」と訴える。
県内に約200人の会員を抱える沖縄徳之島郷友会の中島宏昌会長(79)=沖縄市=は、那覇と徳之島を結ぶ路線就航に向け、第一航空側に要請を繰り返した一人。「船では那覇から島まで8時間もかかり、待望の航空路線だった。徳之島3町とも相談しながら、他社を含めた路線復活を模索しないといけない」と語った。
一方、第一航空の木田準一副社長は「ほかの航空会社が撤退する中、島民の足を何とか確保したかった。船が止まってしまったら孤島になってしまうとの訴えもあったが、これ以上、赤字が膨れ上がるのは厳しい」と理解を求めた。
2150
:
チバQ
:2010/07/22(木) 22:23:45
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010072202000220.html
福岡線、1日4〜5便に FDAが名空港から
2010年7月22日 夕刊
経営再建中の日本航空が愛知県営名古屋空港から全面撤退することを受け、撤退後の福岡便を引き継ぐことを表明した静岡空港拠点の地域航空会社FDA(フジドリームエアラインズ、静岡県牧之原市)が、就航後は1日4〜5便を飛ばす意向であることが分かった。
FDAの内山拓郎副社長が22日午前、愛知県小牧市など空港の地元自治体にあいさつに訪れ首長らに伝えた。内山副社長は「こんなに立派で便利な空港をからっぽにするのはもったいない」と名古屋空港の魅力を強調、「名古屋で2路線以上できるのでは」と話し、来春以降にはさらに新たな路線を展開する可能性も示唆した。
同社は現在、3機態勢で静岡空港から5路線、松本空港から2路線を運航している。今年10月までに2機増やすことを決めており、増機分を名古屋に置き、当面福岡との往復に使うという。
2151
:
チバQ
:2010/07/23(金) 00:34:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100722-00000184-yom-bus_all
JAL懸命!燃料最少飛行、整備費「カイゼン」…
7月22日7時56分配信 読売新聞
拡大写真
羽田空港に隣接する整備工場では、中古と新品の工具が分けて並べられている=森田将孝撮影
会社更生手続き中の日本航空が、再建に向けてコスト削減を加速させている。
大胆な路線の撤退や人員削減に踏み切るのに加え、整備や運航の現場でも徹底した取り組みを続けている。8月末までの更生計画案の提出に向け、銀行団の理解は得られるのか――。そのカギとなるコスト削減の現場を追った。
◆整備工場◆
羽田空港に隣接している整備工場。航空機の定期点検が行われている現場の片隅の棚に、整備士たちが使うブラシや布、軍手などを入れる箱がある。箱にはシールや紙が張られ、「新品」と「中古」が分けられている。新品には「¥1259」などと単価も記されている。なるべく新品を使わないようにするためだ。
以前は頻繁に新品と中古品を入れ替えていたが、中古品を長く使うようにしたところ、例えば油などをふき取るための布の購入費は昨年、25万円減った。
徹底した効率化で生産性向上を目指すトヨタ流の「カイゼン」を取り入れた。2006年にトヨタグループの豊田自動織機とコンサルティング契約を結び、現場で実践している。日航の計画では、航空機を減らす影響もあり、10年度の整備費は前年度より約170億円減る。
さらに、経費節減に向けてはグループ全体で知恵を絞るべきだとの考えから、今春には全社員からコスト削減のアイデアを募った。すると、7000件を超える提案があり、人員削減で余った机やイスをイントラネットで公開し、グループ全体で再利用するなどのアイデアを採用。「両面コピーを取る」「休み時間に電気を消す」などの提案も励行することにしており、日航は年30億円のコスト削減につながると試算している。
◆運航現場◆
運航の現場も例外ではない。
羽田空港の旅客ターミナルには、パイロットが詰める運航本部がある。その出入り口近くには、バスやモノレールの時刻表が張ってあり、パイロットらは時刻表を見ながら帰路につく。深夜、早朝を除き、帰宅時のタクシー送迎などを原則禁止したためだ。空港まで自家用車での通勤を促す計画もあるという。
燃料の節約も徹底している。羽田の運航本部では、数多くのディスプレーを見ながら、飛行前に機長と副操縦士が入念な打ち合わせをする。画面にはルートの飛行条件などが映し出されており、最も燃費のいい高度や速度、燃料の搭載量などを決める。ほかにも、運航条件によって着陸時に機体を減速させる逆噴射を減らすなどで、年間10億円程度、燃料費を浮かすという。
◆銀行団冷ややか◆
こうした取り組みにも、銀行団の見方は冷ややかだ。あるメガバンク幹部は「普通の企業では当たり前のことが、これまでできていなかったことに驚いている」と話す。更生計画案をめぐる日航、企業再生支援機構と銀行団の交渉でも、銀行側は日航側が示す経費削減や利益の計画に十分な信頼を置いていない。
銀行側は「二度と破綻(はたん)しない企業体質にすることが重要」(メガバンク幹部)と、日航のコスト削減策にさらに目を光らせる構えだ。
◆更生計画案=会社更生法の適用を申請した会社と管財人が、更生手続きの開始決定後、通常1年以内に作成し、裁判所に提出する事業計画。一定以上の債権者の同意を得て、裁判所の認可を受ける必要がある。更生計画に沿って会社の経営が軌道に乗れば更生手続きは終了するが、再建がうまくいかない場合は破産手続きなどに移行するケースもある。(白櫨正一、森田将孝)
2152
:
チバQ
:2010/07/23(金) 23:24:41
4085 名前:チバQ 投稿日: 2010/07/23(金) 00:11:03
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001007220006
2空港併用なら赤字 HAC3カ年収支試算
2010年07月22日
■HAC3カ年収支 道が試算
■丘珠単独は黒字転換
道は21日、日本航空が経営から撤退した後の北海道エアシステム(HAC)路線の独自の収支見通しを公表した。2012年度までの3年間について、新千歳と丘珠の両空港を併用するケースと丘珠空港を拠点とする場合の2パターンを検証。「併用」では初期投資を反映させた経常損益が3年間いずれも赤字となり、丘珠単独では2年目で黒字に転換できると試算した。
道は5月、弁護士や公認会計士ら第三者機関に依頼した事業計画を公表したが、08年度よりも落ち込んだ09年度の旅客実績をもとに需要見込みを推計する必要があると判断し、道が独自に収支見通しを取りまとめることにした。
前提は(1)新千歳と丘珠を併用(2)丘珠のみ――の2パターン。それぞれについて、(1)新千歳・丘珠―釧路、丘珠―函館、新千歳―女満別、丘珠―利尻の4路線を運航(2)4路線のうち丘珠―利尻を丘珠―函館に振り替えて増便させた場合――を試算した。
(1)の場合、初期投資を反映させた経常損益は12年度までいずれも赤字(最大は11年度1・2億円)。(2)の場合は、(1)と(2)のいずれも10年度は1・4億円の赤字だが、11年度からはいずれも黒字化できるとされた。
HACは5期連続赤字で約2億円の累積損失を抱える。HACの経営に主体的にかかわる道はこの日の収支見通しをもとに、経済界や札幌市を始めとする就航先の市町にHACへの出資を募る考えだ。
この日の道議会で、宮木康二・建設部長は「丘珠拠点の場合は、札幌市にできるだけ多くの出資を募りたい」と述べ、道と同程度の出資を市に期待するとの考えを示した。道は8月末をめどに、出資構成や運航路線など新たなHACの経営態勢を盛り込んだ事業プラン案をまとめる方針。
4086 名前:チバQ 投稿日: 2010/07/23(金) 00:12:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20100722-OYT8T00028.htm
HAC、丘珠空港に一本化
早期黒字化優先で道が方針
道は21日、日本航空が今秋にも経営撤退する予定の北海道エアシステム(HAC)の事業計画案で、拠点空港を丘珠空港に一本化する方針を固めた。早期の黒字化が見込めることなどを考慮した。札幌市など関係自治体と協議し、8月中の合意を目指す。
道は6〜7月にかけて、HACの2009年度の旅客数実績などをもとに、新千歳、丘珠両空港を拠点化するケースと、丘珠空港を単独で拠点化するケースについて、それぞれ収支見通しを試算した。
その結果、単独拠点化の場合、格納庫の購入などの初期投資が膨らむため、初年度こそ1億4000万円の赤字となるが、翌年度に経常利益が1000万円となって黒字転換し、3年目には1億5000万円の黒字となるとした。
一方、2空港拠点化では、地上サービス業務が分散して経費がかさみ、赤字が初年度1億円、翌年度1億2000万円、3年目も1000万円と3年連続の赤字の見通し。
道は関係自治体に対し、HACへの出資要請をする際には、黒字化が可能な計画案の提示が必要と考えており、丘珠空港の集約を選択した。
丘珠空港への集約化に合わせて路線の見直しも実施。丘珠発着の函館、釧路線などは継続したうえで、新たに女満別線を加える。また、不採算の函館―旭川、函館―釧路の廃止を検討している。
HACの現在の出資比率は日航が51%、道が49%。日航は「15%未満」に比率を引き下げる方針だが、道は丘珠空港を抱える札幌市に対し、HACへの出資や丘珠空港への集約化に要する初期投資について、億単位の財政負担を要請。
さらに経済界や就航する自治体にも出資を働きかける方針だ。
(2010年7月22日 読売新聞)
4087 名前:チバQ 投稿日: 2010/07/23(金) 01:08:49
また当たることのない予測を...
HACとエアDOを統合できないんすかね?
2153
:
チバQ
:2010/07/23(金) 23:29:41
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100723/szk1007231633003-n1.htm
FDA就航1年「予想以上の早い展開」 静岡
2010.7.23 16:26
FDA2年目の第1便となった静岡ー熊本の搭乗者を、同社社員が横断幕を掲げて見送った=23日午前8時25分ごろ、静岡空港 静岡空港を拠点とするフジドリームエアラインズ(FDA、牧之原市)が23日、初フライトから1周年を迎えた。同社はこの日、搭乗者全員に記念品を配布し、就航1年の感謝を示した。家族4人で福岡旅行に出発した静岡市の望月いくみさん(56)は、「新幹線だと5時間くらいかかるのに、飛行機は速くて便利ですね」と話していた。
FDAは昨年7月23日、航空機2機、就航は静岡空港発着の3路線でスタート。この1年で航空機は3機に増え、日本航空が撤退した静岡−福岡、札幌線や松本空港路線を引き継いで、7路線になった。10月には県営名古屋(小牧)空港への就航も決まっている。
内山拓郎副社長は「名古屋は大きなマーケットなので、当面は名古屋の展開に全力を注ぐ」と表明。しかし急速な路線拡大には「予想以上の早い展開。今決まっている程度の展開が限界かなと思う」との見方を示した。
FDAは10月には4号機、年内に5号機を導入予定で、この日、4号機の機体色を「緑」と発表した。同社の機体はそれぞれ色が異なり、利用者の人気投票で選ばれる。担当者は「静岡のお茶や就航先の緑あふれる光景を思わせる色になった」と喜んでいた。
2154
:
チバQ
:2010/07/23(金) 23:33:20
>>2146
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003232738.shtml
羽田発着便 国交省県は但馬往復を模索
国土交通省は22日までに、羽田空港の拡張に伴い、小型機で羽田‐地方空港を結ぶ新規路線の募集を始めた。兵庫県は但馬‐羽田線の開設を全日本空輸(ANA)などに働きかけており、「(募集を機にANAと)粘り強く交渉したい」としている。
同省によると、募集するのは、座席数が100以下の小型航空機で羽田を発着する路線(1日1往復)。航空会社と空港を管理する自治体が連名で申請。締め切りは8月末で、9月中旬に対象路線を決める。来年3月から10月の間に運航を始める計画だ。
期限内に応募がなくても、2012年春まで受け付けるという。
県はANAに対し、羽田‐大島、羽田‐三宅島(それぞれ1日1往復)線を飛んだプロペラ機を、夕方の空いた時間帯に但馬に1往復させる▽但馬の滑走路が1200メートルと短いため、気象条件によって航空機に座席制限を設ける‐など、具体的提案に入っている。ただ、ANAは収益性などを理由に慎重姿勢という。
新路線には、佐渡(新潟県)や種子島(鹿児島県)などの空港の地元自治体も関心を示している。
(高見雄樹)
2155
:
チバQ
:2010/07/23(金) 23:35:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100723/CK2010072302000126.html
渋滞問題 頭悩ます関係者 開港後初の航空祭
2010年7月23日
スカイマーク神戸便の運休騒動で注目された航空自衛隊百里基地(小美玉市)の航空祭が二十五日、開かれる。茨城空港と共用化されてから初めての開催。運休騒動は落着したが、関係者は渋滞問題にやきもきしている。ただでさえ基地周辺が見学者の車で混雑するのに、夏休み期間中の週末とあって空港への来場者も多く見込まれ、搭乗客が乗り損ねる事態が起きないか心配されるためだ。(高橋淳)
同基地によると、航空祭は過去五年に三回開かれた。アクロバットチーム「ブルーインパルス」の曲技飛行が披露されるなどし、熱心なファンが多く、昨年は八万五千人が訪れた。
一方、茨城空港は二十二日、三月十一日の開港以来の来場者が五十万人を突破した。空港ビル管理事務所によると、七月に入ってからも毎週末は五千人前後が来場し、ビル内は混雑が続く。
東関東道茨城空港北インターが三月に開通したこともあり、空港関係者は「どれくらいの人がどのルートで来るのか読めない」と口をそろえる。
航空祭当日にはスカイマーク神戸便が午前十時三十五分、アシアナ航空ソウル便が午後四時に出発する。一方、航空祭は午前九時〜午後二時半の開催。
当日の運航をめぐっては、防衛省が航空会社にダイヤの変更を要請し、ソウル便は午後一時の出発を三時間後にずらした。スカイマークは通常ダイヤに落ち着いたが、この一件を主な理由に挙げて神戸便運休を一時表明するなど、空自の行事と民間機の運航の調整の難しさが表面化した。
同基地は当日の混雑に備え、周辺に例年より多い約三百五十人の誘導係を配置し、見学客と搭乗客を分けて案内する。同基地へのシャトルバスを従来のJR常磐線の石岡駅に加えて、羽鳥駅からも運行。基地駐車場は二千台分増やし一万二千台分を用意する。
空港ビルから航空祭は見学できないため、県は空港駐車場の利用を搭乗客に限定する。
スカイマークは予約客に対し、空港に早めに到着するよう要請したという。
2156
:
荷主研究者
:2010/07/24(土) 14:37:26
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100709/bsd1007092051022-n1.htm
2010.7.9 20:46 Fuji Sankei Business i.
日本飛行船破産で「ツェッペリンNT」解体…でも明るい前途が?
ありし日の「ツェッペリンNT」
世界最大の飛行船で、首都圏などの上空を悠々と飛行する姿がつい最近まで見られた「ツェッペリンNT」が、解体されたことが分かった。運航する「日本飛行船」の破産手続きに伴うもので、支援企業も見つからず日本の空から飛行船は消えた。ファンらは「ついにこの日が来たか」と嘆くが、関係者は「ハッピーエンド」と、意外な行く末を明らかにした。
日本飛行船が破産 負債約14億円(6月22日)
埼玉県川島町のホンダエアポートに係留されていた飛行船は、8日午後の段階で解体作業がかなり進み、ゴンドラ部分や幕が取り外され、骨組みだけの状態になっていた。全長75メートル、最大幅19・5メートルという在りし日の雄姿はどこにもない。
解体作業は5日ごろから本格的に進み、近所のファンがミニブログ「ツイッター」上で写真をアップして報告。8日もファンや関係者数人が最後を見守った。ファンの1人は「世界的にも飛行船の遊覧飛行は少ない。こうなる前に一度乗っておくべきだった」と、ため息を漏らしていた。
ツェッペリンNTは2004年にドイツのメーカーから海上輸送で日本飛行船に引き渡され、当初は広告用として同年の愛知万博PRで全国を飛び回った。07年11月からは遊覧飛行を開始。当時の東京上空クルーズ料金は90分で12万6000円と高額。不況で利用者が減ったことと、巨額の維持費が同社の経営を圧迫した。同社関係者は「特に、充填するヘリウムガスの単価が高かった」と話す。
起死回生策として、今年4月から東京・晴海埠頭の都有地をベースにクルーズを開始。価格も半額にして乗客を呼び込もうとしたが5月末に事業停止を余儀なくされ、先月、東京地裁から破産手続き開始の決定を受けた。負債総額は約14億円という。
「飛行船は事業停止後も係留されたまま。安全のため、常にスタッフが張り付く必要があり、3交代寝ずの番で船体の気圧調整などを行っていた。係留だけでも巨額のコストがかかる。そのままの形で売却するのがベストだが、うまくいかなかった」(破産管財人)
飛行船はもともと都内にある海運会社の所有で、日本飛行船に貸し出す形で運航されていた。その海運会社の関係者に解体を惜しむ声を伝えると、意外な答えが返ってきた。
「解体作業を行っているのはドイツのメーカーから来た技術者ですが、実は廃棄するのは外側の幕だけ。骨組みも含めてほとんどの部品はメーカーが買い取り、ドイツに運んで新たな飛行船として生まれ変わる予定です。飛行船を飛ばしてドイツに運ぶのは費用がかかるので見送りましたが、(飛行船の将来は)ハッピーエンドですよ」
解体→廃棄という最悪の事態は免れたわけだが、外国の飛行船が飛来する以外、日本で飛行船を見る機会がなくなるのは、やはり寂しいかぎりだ。
2157
:
名無しさん
:2010/07/24(土) 19:22:44
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001007240002
FDA 就航1年路線急伸
2010年07月24日
4号機は緑色。就航1年のイベントで、地元園児手作りのオブジェがFDAに贈られた=静岡空港
静岡空港を拠点とするフジドリームエアラインズ(FDA、本社・牧之原市)は23日、就航1年を迎えた。3路線でスタートしたが、日本航空(JAL)の撤退路線を引き継いだことで現在は7路線に拡大。10月末には愛知県営名古屋空港にも就航する。これまでの搭乗成績は地方間路線が低迷する一方、JALからの継承路線はまずまず。当初掲げた「地方都市間を結ぶリージョナル航空会社」というビジネスモデルは変わりつつある。(山田知英)
「搭乗率は想定通りとはいかないが、発足したばかりのエアライン。色々な課題があるということだ」。23日の記念イベント後、内山拓郎副社長は1周年を振り返った。この日、10月末に導入する4号機の機体カラーを緑色と発表。年内に5機目を購入することも検討中といい、内山副社長は「2年目で採算のめどをつけたい」と述べた。
スタート時は、小型ジェット機2機態勢で、小松(石川県)、熊本、鹿児島の3路線4往復。それがわずか1年で松本空港(長野県)を含め7路線9往復に拡大した。パイロットは22人から、訓練中を含め50人に増えた。
急拡大のきっかけは、JALの地方空港撤退だ。4月に静岡空港の福岡、札幌両線、6月に松本空港の福岡、札幌両線を引き継いだ。路線だけでなく、パイロットや整備士も受け入れた。
搭乗率をみると、地方間路線の苦戦が続く。静岡空港は、小松線42・9%、熊本線46・7%、鹿児島線57・7%。いずれも目標の6割台を下回り、小松線は6月に2往復から1往復への減便に踏み切った。一方、JALから引き継いだ札幌線は74・3%で、「助け舟」となっているのが実情だ。
松本空港も合わせた7路線の合計は51・2%どまり。それだけに、少しでも採算性の高い路線に就航したいのが本音だ。内山副社長は「名古屋は大きなマーケット。当面は名古屋の展開に全力を注ぐ」と話す。
課題もある。JALから継承した静岡―福岡線は55・4%。JAL時代の67・0%と比べ10ポイント余下がった。背景には、営業力や販売網の規模の違いがあるとみられる。
県政財界には、「おらが航空会社」の急拡大を危ぶむ声もある。川勝平太知事は16日の記者会見で「追い風が吹いているが、まだ3機態勢。背伸びをすると心配」と述べ、安定運航への危機感を示した。富士山静岡空港利用促進協議会の松浦康男会長は、採算性が高い路線への進出に理解を示しながらも、「静岡空港を使い勝手のいい空港に育てることも大事」とくぎを刺している。
2158
:
名無しさん
:2010/07/24(土) 19:23:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20100723-OYT8T01181.htm
FDA 主力便に成長
就航1年 静岡空港国内線の6割
園児たちの制作した4号機のオブジェを前にあいさつするFDAの内山副社長(右)(23日、静岡空港で) フジドリームエアラインズ(FDA)は23日、静岡空港に就航して1周年を迎えた。地元資本の航空会社として、地方都市同士を結ぶ路線に就航し、試行錯誤を重ねながら歩んできた1年。FDAの利用者は現在、静岡空港の国内線の6割を占め、同空港の主力エアラインとなっている。収支の安定、安全運航の維持・推進など課題も背負い、FDAは2年目に入った。
静岡空港では就航1周年の記念イベントが行われ、10月に導入予定の4号機の機体カラーが「グリーン」と発表された。
空港ターミナルビル1階では、FDAの乗客に対し、4号機をかたどったライト付きキーホルダーやうちわなどの記念グッズが配られた。また、地元の島田中央幼稚園(島田市)の園児たちが制作した4号機や空港などをイメージしたオブジェが披露された。同社によると、同社ホームページで4号機の機体カラーの人気投票を行い、投票総数の54・5%(3418票)を集めたグリーンに決まった。
FDAの内山拓郎副社長は記者団に対し、「開港時と比べて便数や就航先などは拡大したが、大きな事故もなく、大手並みの98%以上の就航率を達成できた」と1年目を振り返った。
23日に野球観戦のため友人と福岡便を利用した島田市阪本、会社員鈴木大亮さん(36)は「早く7色の機体がそろってほしい。東北方面の路線があると便利だと思う」と話していた。
鈴与(本社・静岡市)が100%子会社として設立したFDAは2009年7月23日、静岡空港を拠点に小松(石川県)、熊本、鹿児島の3路線に一日4往復で就航した。大手航空会社と競合しない地方と地方の空港を結ぶ路線で、「新幹線のグリーンより安いが、指定席よりは高め」(鈴木与平社長)に運賃を設定。2機態勢で搭乗率65%を目標にスタートした。
だが、ビジネス需要が伸び悩み、小松、熊本線が低調だったことなどから、同社は09年9月、空席が多いほど割安なチケットが買える「変動型割引運賃」を、11月から国内で初めて導入すると発表。10月には、静岡―花巻(岩手県)間で、初のチャーター便を運航した。
11月には、牧之原市の本社に国内唯一のフライトシミュレーター(模擬飛行装置)を導入。22人から50人に増えた同社のパイロットの訓練を行っている。今年1月には3機態勢に移った。
10年4月以降は、経営破綻(はたん)した日本航空(JAL)が撤退した地方路線を引き継ぐ戦略を進めている。撤退したとはいえ、JALの路線は一定の利用者が定着しており、独自に新規路線を開拓するよりリスクが小さいためだ。第1弾は10年3月でJALが撤退した静岡空港の札幌(新千歳)、福岡線。FDAの路線数は3から5に増え、一日の運航数は4往復から8往復になった。
6月からは、同じくJAL撤退後の松本(長野県)の札幌(新千歳)、福岡線を継承。県外の空港を軸とした路線進出は初めてだが、機材繰りの関係で静岡―小松線を一日2往復から1往復に減便した。5路線・一日8往復から7路線・同9往復となった。さらに7月16日には、同じくJALが11年3月までに撤退する名古屋(小牧)空港の福岡線を10月31日から継承すると発表した。一日4〜5往復で調整している。10月からは4機態勢となり、12月までに5機目も導入し、国内チャーター便などに活用する方針だ。
FDAの内山拓郎副社長は23日、静岡空港で記者団に対し、「名古屋は大きな市場。当面は名古屋の展開に全力を注ぐことになる」と述べ、JALが撤退する名古屋空港の福岡線以外の8路線で、新たに路線を引き継ぐ可能性を示唆した。
こうしたFDAの1年間の利用者は、静岡、松本両空港を軸とする7路線で計15万2632人、平均搭乗率は51・2%だった。搭乗率を路線ごとにみると、最も高かったのは松本―札幌線の78・9%。次いで静岡―札幌線が74・3%で、JAL撤退後の札幌線の人気の高さが際立った。以下、静岡―鹿児島線57・7%、静岡―福岡線55・4%が続くが、静岡―熊本線46・7%、同小松線42・9%、松本―福岡線33・7%と、50%を割り込んだ。
(2010年7月24日 読売新聞)
2159
:
名無しさん
:2010/07/24(土) 19:24:22
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/242919.html
韓国の格安航空 道内就航 10月末 新千歳−ソウル定期便(07/24 09:22、07/24 09:40 更新)
【旭川】韓国の新興航空会社イースター航空のパク・スジョン営業本部長は23日、旭川市内で記者団に対し、新千歳−ソウル(仁川国際空港)の定期便を10月末から週4〜7往復飛ばす方針を明らかにした。実現すれば、海外の格安航空会社(LCC、ロー・コスト・キャリアー)による道内初の定期便就航となる。
同社は同日から8月30日までの間に、旭川−仁川のチャーター便を12往復運航する予定。旭川空港で記念式典に出席したパク本部長は「日本への定期便2路線を計画し、一つは新千歳−仁川。10月末から運航する方向で、8月中旬には正式決定したい」と述べた。
新千歳−仁川の航空運賃は、現在就航中の大韓航空の最安値で往復4万6千円(往路変更不可、7月19日〜8月5日)となっているが、パク氏は「運賃は既存航空会社の70〜80%に抑える」とした。
イースター航空は2007年に設立。日本との間では昨年12月に仁川−高知間で初のチャーター便を運航した。韓国国内で済州航空、ジンエアー航空と並ぶ格安航空会社として攻勢を強めており、日本への定期便就航を急ぐ方針をすでに明らかにしていた。
2160
:
名無しさん
:2010/07/24(土) 19:24:55
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/242893.html
HAC出資案札幌市拒否 道36%札幌18%日航14% 「日航以下」求む(07/24 07:00、07/24 07:59 更新)
日本航空が、道と共同出資する北海道エアシステム(HAC)の経営から撤退する問題で札幌市は23日、道から打診を受けたHACの減増資案を拒否する方針を決めた。HAC株の保有比率をめぐる考え方は道と札幌市で大きく食い違っており調整は難航しそうだ。
現在のHAC株の保有比率は日航51%、道49%で資本額は4億9千万円。複数の関係者によると、同日までに道が札幌市に打診した案では、これから約1億9千万円減資した後、4億円の第三者割当増資を実施。減増資後の保有比率は道36%、札幌市18%、日航14・9%、函館、釧路の両市と経済界合わせて31%。この場合、札幌市の出資額は1億5千万円程度となる。札幌市を道に次ぐ第2株主として一定の経営責任を求める内容だ。
これに対し、札幌市は道の保有比率が現状よりも大幅に低下することを問題視。大株主である道がHACの経営悪化の責任を明確にすべきだとして、道の保有比率を49%以上とし、札幌市の出資比率は同じく経営責任のある日航以下とすることなどを求める方針。
札幌市が道の減増資案を拒否したことにより、道が目指している8月末までの関係機関合意は難しい情勢だ。
2161
:
名無しさん
:2010/07/24(土) 19:25:36
http://www.asahi.com/business/update/0724/TKY201007230746.html
日航更生計画案固まる 債権放棄5200億円、同意へ2010年7月24日3時17分
1月に経営破綻(はたん)した日本航空が求めている債権放棄(借金の棒引き)などの金融支援をめぐり、日航側と主要取引銀行の交渉が決着する見通しになり、日航の更生計画がまとまることになった。計画の柱は総額約5200億円の債権放棄と3500億円の公的資金注入。日航と管財人の企業再生支援機構はこの計画を8月末に東京地裁に提出し、経営再建を本格化したい考えだ。
日航はリーマン・ショック後の業績悪化や、燃費の悪いジャンボ機など不良資産を多く抱えたことにより、今年3月末時点で約9500億円の債務超過に陥った。債権放棄や公的資金を原資とした支援機構の出資で早期に債務超過を解消する必要があり、銀行団と交渉を重ねてきた。
日航と支援機構は今月1日、日本政策投資銀行やメガバンクに対し、債権の90%を放棄するよう要請した。これに対し銀行側は、経営破綻の際に運航継続のために燃料代などの一般商取引債権は全額保護されたことから、「金融機関だけ負担が重すぎる」と不満を表明していた。
このため日航側は22日までに、債権放棄の割合を87.5%に引き下げ、銀行側の負担を約200億円軽くする譲歩案を提示。これを受けて銀行側も大筋で受け入れる見通しとなった。
各銀行は8月下旬をめどに金融支援への同意を機関決定する見通し。日航と支援機構は11月までに裁判所の認可を得て、2011年3月期に債務超過を解消したい考え。
2162
:
チバQ
:2010/07/28(水) 20:36:48
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2010072802000126.html
日航「名古屋空港なら黒字」 中部−花巻、青森の2路線
2010年7月28日 朝刊
日本航空が廃止を決めた中部国際空港(愛知県常滑市)−花巻、同−青森の2路線について、同社が今月中旬、中部空港会社や中部財界の幹部に対し、「県営名古屋空港(同県豊山町)から青森、花巻へ運航すれば黒字化できる」として2路線を移管する方針を打診していたことが分かった。愛知県は路線存続を優先させたい考えだが、中部空港への定期便一元化を目指し、廃止撤回を求める中部空港会社や中部経済連合会は反発しており、調整は難航しそうだ。
関係者によると、日航の大貫哲也事業計画部長らは22日、中部空港会社、中経連、名古屋商工会議所の幹部を訪問した。
この中で、日航側は、青森・花巻便の使用機を従来の150席クラスから50席クラスへ小型化して空席率を下げ、さらに中部空港より着陸料の安い名空港を発着地とすれば、黒字化は可能と説明。ただ、中部発着では小型化しても赤字で、存続は不可能とした。
これに対し、路線を奪われる空港会社幹部は「名空港から2路線が運航されることは一切考えていない」などと反発。中経連幹部も「路線移管の話は不信感を招く。中部財界など関係者との手続きが抜けている」と不満を表明したという。
一方、名商幹部は「利用者の利便性を考慮すれば検討に値する」と話している。
日航は5月、愛知県の路線存続の要望に対し「名空港へ移管すれば可能」と答えていた。県は青森、岩手両県と協力して路線維持に全力を挙げる方針を示していた。今回、日航が財界へ移管を打診し、実現に向けて踏み込んだ形となった。
航空法上、路線移管は国土交通省への運航計画届け出のみで済み、空港会社や中経連が反発しても拘束力はない。ただ、県は今後も両者との連携を重視したい考えで、今後、苦しい調整を迫られる可能性もある。
2163
:
チバQ
:2010/07/28(水) 20:39:59
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100728/biz1007280746002-n1.htm
【イチから分かる】地方空港 98も乱立 路線撤退で危機表面化 (1/2ページ)
2010.7.28 07:41
このニュースのトピックス:航空
定期便の確保に頭を悩ませる茨城空港=3月11日、茨城県小美玉市 (早坂洋祐撮影) 地方空港の先行きが厳しさを増している。国内にある98空港の大半が赤字に苦しんできたが、航空各社の路線撤退の動きが本格化したことで、存続が危ぶまれる空港も出ている。甘い需要予測と潤沢な特別会計を背景に、収益の見込めない空港を乱造してきた航空行政のツケが一気に噴き出した格好だ。(海老沢類)
今年3月に開港したばかりの茨城空港(茨城県小美玉市)が、また思わぬ騒動に見舞われた。新興航空会社のスカイマーク(東京)が、「共用する航空自衛隊への配慮が必要で安定運航できない」と、同空港唯一の国内定期便だった神戸線を9月で休止すると発表。「運航継続をねばり強く働きかけた」(茨城県)結果、10月に運航を再開することが決まったが、航空会社の短期的な経営判断一つで揺らぐ地方空港の弱みを露呈する形になった。
路線のリストラに戦々恐々としているのは茨城空港だけではない。会社更生手続き中の日本航空は来年3月にかけて国内30路線から撤退する方針。全日空も5月末、大阪(伊丹)発着の石見(いわみ)(島根県益田市)線など5路線の廃止を国土交通省に届け出ている。
国内の空港は、茨城空港が98カ所目。狭い国土に都道府県の倍もの空港が乱立している状況だが、国交省によると、国が管理する全国26の空港のうち、平成18年度の営業損益ベースでは22空港が赤字。黒字は伊丹、新千歳、鹿児島、熊本の4空港にとどまっている。
赤字空港乱立を招いた一因として問題視されてきたのが、昭和45年に創設された空港整備特別会計(現・社会資本整備事業特別会計の空港整備勘定)だ。航空会社が支払う着陸料などが主な財源で、国庫にいったんプールした後、全国の空港に振り分けている。
昨年度の当初予算では5280億円が計上され、既存の地方空港の維持管理や人件費などに充てられた。鉄道や道路など交通網の整備が行き渡り利用者数が伸び悩んでも、空港を造り続ける仕組みは40年間も温存されてきた。過大な需要予測や経済効果を期待する地元の意向も後押しし、採算の合わない空港が次々と造られ、こうした空港への就航を余儀なくされた航空会社の経営をむしばむ、という悪循環を招いた。
前原誠司国交相は、この特別会計の見直しを表明しており、「基本的に新たな空港を造らない」という方針だ。ただ、建設ずみの空港の再生策は明確には見えてこない。各空港は着陸料の減免措置を打ち出すなどして路線つなぎ止めに必死だが、「不採算空港の廃止や縮小を本格的に議論する時期に来ている」(航空業界関係者)との声も根強い。
約180億円の累積赤字を抱える広島西飛行場は、今年10月に定期便がゼロになることが決定的になり、維持費を抑えるためにヘリポートへの切り替えも検討中だ。今後、思い切った用途転換を図り、生き残りを模索する空港が出てくる可能性もある。
◇
■需要予測達成は8空港だけ
赤字空港の乱造に“お墨付き”を与えてきたのが建設の5〜10年前に行われる需要予測だ。ただ国土交通省が平成20年度のデータを分析したところ、予測と実績が比較できる72空港のうち、実績が需要予測を上回ったのは羽田や名古屋など8空港だけ。石見、奥尻(おくしり)、広島西、松本などは、予測の2割にも満たず、見通しの甘さが浮き彫りになった。
昨年6月に開港した静岡空港も年間106万人の利用を見込んだが、5月末までの1年間の利用実績は41万人にとどまった。静岡や北九州など計4空港の予測を請け負った国交省所管の財団法人、運輸政策研究機構(東京)は、政府の事業仕分け対象になり、国交省OBが多数天下りしていることが批判を浴びた。
需要予測は、空港を設置・管理する国や自治体が民間の調査機関に依頼し、地域の交通量や将来の人口予測、国内総生産(GDP)などを参考に算出する。将来の人口予測を誤れば予測が過大になる可能性があるが、「『建設ありき』という国や建設業者の意向をくんで過大に見積もったのではないか」との指摘は絶えない。
2164
:
チバQ
:2010/07/29(木) 21:47:03
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100729/bsd1007292058020-n1.htm
茨城−上海4000円いきなり“撤回” 中国格安航空会社 (1/2ページ)2010.7.29 20:50
春秋航空のCAは、太ももチラリでアピールするが…【拡大】
.離陸するとCAが売り子に“早変わり”
就航便が少なく存在意義が問われている茨城空港に28日、中国・上海の格安航空会社「春秋航空」が就航した。茨城−上海間の運賃4000円をブチ上げたものの、来日した社長はいきなり「実現できない」と断言。数時間単位の遅延は当たり前、キャビンアテンダント(CA)は離着陸時以外は売り子に変身、機内食や飲み物は市価の2倍で販売−など、常識を覆すエアラインが上陸した。
2005年に創設された春秋航空は、上海をベースに中国50都市へ就航。座席数限定で99元(約1280円)の激安運賃を前面に出して客を集め、5年で爆発的な成長を遂げた。保有機はエアバスA320(180席)が20機。国際線の就航は茨城が初めてだ。9月末までチャーター便で週3日、茨城空港と上海浦東国際空港間を結ぶが、認可の都合上、成田発着の日もあるという。
同社は当初、茨城便を「4000円で売り出す」としていたが、28日午後に茨城空港で記者会見した王正華社長は「4000円は実現できない。定期便が認可されれば座席の10%を片道4000円で売り出すことになる」とあっさり前言撤回。8000円、1万6000円、2万円など段階的に運賃を設定し、需要と時期によって変動させる予定だ。
王社長は「7割がパスポートを持っていないという茨城人民に、上海へ来てもらう。日本航空のパイロットやCAを雇用し、将来は日本で50%のシェアを確保したい」と大風呂敷を広げてみせた。茨城空港へは東京からバスや車で2時間もかかるが、王社長は「成田空港から20キロしか離れていないので、中国では『東京北空港』としてPRする」と鷹揚な解釈も披露した。
その春秋航空について日本人駐在員の男性は「数時間の遅れは当たり前。就航便が多いわりに航空機が少ないのが原因。機内は清潔だが、改造して座席を増やした分、シートの間隔も狭い」と不満を漏らす。
「それ以上に問題は、シートベルトのサインが消えるや、CAがハンドマイク片手にセールスを始めること。食べ物や菓子を市価の2倍で販売し、それが終わると航空機の模型や上海万博のチョコ、電化製品の販売をデカい声で延々と続ける。ようやく静かになったかと思うと到着です。機内は常にうるさく、まず寝られない」
安い運賃は物販の売り上げでカバーされているというわけだ。
茨城空港は、鉄道駅への連絡バスの最終が午後3時半すぎと極端に早い。これを逃すとタクシーだが、最寄りのJR常磐線石岡駅までは約5500円もかかる。遅延は乗客にとって“命取り”だが、王社長は「(同社の)遅延は中国では平均的なレベル。遅れても(交通費の)賠償はしない」と開き直っていた。
2165
:
チバQ
:2010/07/29(木) 21:50:05
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100729ddlk08020173000c.html
茨城空港:春秋航空プログラム便 週3往復に暗雲、1回は成田に /茨城
◇初就航で歓迎式典
茨城−上海を定期的に結ぶ中国・上海の格安航空会社(LCC)「春秋航空」のプログラムチャーター便が28日、茨城空港(小美玉市)に初めて就航した。県はチャーター便運航で実績を積み、秋以降の定期便化を狙うが、初日は出発が1時間以上遅れるトラブルに見舞われた。また、1番機で来県した同航空の王正華会長は会見で、合意していた週3回(月・水・土曜)の往復のうち1回は成田空港を利用する修正計画を表明。航空自衛隊百里基地との共用空港に中国民間航空機が週3回利用することに国から「待った」がかかった格好だ。上海便就航を海外LCC活用の突破口にしたいという県のもくろみはまたもや出鼻をくじかれ、改めて軍民共用空港のハードルが浮き彫りになった。【大久保陽一】
上海からの到着便は定刻より10分早い午後0時45分に到着。同航空の王正華会長が到着ロビーに真っ先に姿を見せ、出迎えた橋本昌知事や県幹部らと熱い握手を交わした。その後、空港内で開かれた歓迎セレモニーで王会長は「これからはLCCの時代になる」と力説。県民の7割は海外旅行未経験とされる説を持ち出し「我々が県民を海外に行かせる。その代わり中国人を日本に行かせてほしい」などと訴えた。
出発便は、搭乗予定リストに掲載された乗客数と実際の乗客の人数が合わないトラブルが起き、定刻の約1時間20分遅れの午後3時15分離陸。今回のトラブルは代理店が、出発直前まで航空券を販売したことによって起きたミスとみられる。中国国内では、春秋航空は大幅な遅延が数多く発生しているという指摘もある。今回の遅れについて王会長は「中国の航空会社全体から見れば、平均的な時間の遅れだ」と述べた。
県などによると、到着便の搭乗率は85%で中国人の団体ツアー客が多数を占めた。いずれもバスで東京や愛知、大阪などを5泊6日で回り、再び茨城空港から中国に帰国するという。到着ロビーには、「熱烈歓迎」などと書かれた垂れ幕が掲げられ、県立大洗高のマーチングバンドが記念演奏で出迎える中、中国人観光客らが続々と姿を現した。
上海で日本語を勉強しているという李玉〓さん(24)は「とても楽しみにしていた。訪日ビザが取得しやすくなってすごく便利。日本での買い物が楽しみだ」と喜んでいた。中国人のツアー客には、県内の名所や大型電機店の地図が書かれたパンフレットが県の職員から手渡された。
一方、上海に向かう出発便の搭乗率は80%。国内の旅行代理店などで航空券が販売されたことから、日本人観光客の姿が目立った。運賃の最安値は往復3万3000円だったという。家族と上海旅行に向かうという東京都板橋区の会社員、渡辺和彦さん(55)は「新幹線で国内を移動するよりも安いし、空港には駐車場も完備され、便利だ」と話した。
◇基地共用で国難色か
同航空のプログラムチャーターは、6月の県と同航空が結んだ覚書で「週3回」で合意された。しかし、この日の会見で王会長は、1回は成田に国の要請で振り分けられる状況を説明し、「本来は、茨城か成田かのいずれかに拠点を集中させたい」と不満を口にした。県関係者によると、国交省、防衛省とも百里基地との共用空港である茨城空港への週3回の乗り入れに難色を示したという。
県空港対策課によると、8月2、23、30日の月曜便は成田空港に乗り入れる。県の担当者は「今、国ともめて定期化の許可が出なければどうしようもない」と静かにする構えだが、ある県幹部は「(成田乗り入れに至った経緯について)国土交通、防衛両省には説明責任がある」と国の対応には批判的な声も出ている。
県は今後、茨城空港への週3便完全乗り入れに向け、国との協議を続ける方針。プログラムチャーターの許可は1カ月単位で国から出されることから、月単位の協議は難航するとの見方も出ている。
会見で王会長は、茨城−上海間の座席の約1割について、片道4000円の航空券をインターネット販売する方針も表明したものの、「(成田乗り入れ問題を)クリアしないと、実現できない」と強調。さらに「週1回、成田だと(販売する際)お客様が混乱する。当社や県にもクレームが来る」と懸念を示した。
2166
:
チバQ
:2010/07/29(木) 22:53:47
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=24911
鹿児島−奄美線にスカイマーク 9月から2カ月間
(2010 07/01 11:17)
スカイマーク(東京)は30日、鹿児島−奄美線に9月1日から、1日1往復就航すると発表した。当面、10月まで2カ月間の運航。同社は「その後については需要動向を見ながら検討する」としている。
機材はボーイング737−800(177席)。鹿児島発が午前10時50分で同11時40分奄美着、奄美発が午後零時35分で同1時20分鹿児島着。
料金は大人普通運賃が月〜木曜は片道1万2800円、金〜日曜・祝日は1万3800円。事前購入割引により最も安い場合には5800円の運賃を設定した。同社は「使い勝手のいい価格帯になれば、新たな需要喚起が図れる」としている。
同時に就航する鹿児島−神戸線の1日3往復と、鹿児島−羽田(神戸経由)の1日5便のダイヤと運賃も発表した。
鹿児島−神戸の大人普通運賃は月〜木曜が1万2800円、金〜日曜・祝日が1万3800円。鹿児島−羽田はそれぞれ、1万6800円、1万8800円。事前購入割引での最低価格は神戸線で5800円、羽田線が9800円とした。
同社は羽田−鹿児島線に11月から就航する計画も既に発表している。
2167
:
チバQ
:2010/08/01(日) 02:25:56
http://www.y-mainichi.co.jp/news/16477/
7月
31日
2010実施計画にCIQ施設整備を
Category: 社説
--------------------------------------------------------------------------------
新空港に国際線機能は不可欠
■基本設計から省かれた出入国検査場
先に公表された新「石垣空港ターミナルビル」の基本設計に、首をかしげた市民は多いだろう。国際線の出入国検査を行うCIQ(税関・出入国管理・検疫)施設が除外されていたのだ。
現空港にある施設がない。しかも現在、石垣〜台湾(花蓮)に週3回チャーター便が運航しており、大きな後退である。
国際線は30年余の長い歳月をかけて着工した新石垣空港の、郡民の願いがこもった機能だ。その実現を目指してチャーター便実績を積み重ね、3年前に現空港を改修してやっと施設を整えた。懸案の台湾までの飛行ルートも短縮され、しかも台北チャーター便運航も実現まで手が届く状況にある。
石垣空港ターミナルビル会社もCIQ施設の必要性を認め、用地を確保して別途専用施設整備を国・県・市と検討しているというが、国内線と切り離して整備するという手法は一般的に理解しにくい。
建設費拠出で難航しているかも知れないが、CIQは新空港に不可欠な施設であり、市議会が同施設の整備要請を全会一致で決議したことを重んじてほしい。市議団は近くターミナル会社や県、国交省などに要請する予定だ。
■継ぎ足しで施設整備?
石垣空港ターミナルビル基本設計はあまり新鮮さを感じない。イメージパースは那覇、久米島、奄美空港をほうふつさせる。空港施設整備基準に照らし合わせると、斬新なデザインは確かに難しいのかも知れない。
宮古空港の赤がわら屋根が台風被害を受けていることを参考に、装飾を除外したことも理解できる。航空会社の厳しい事情で面積を縮小したことも実務型だろう。
しかし国際線機能と同様に、開港時の就航を表明しているスカイマーク社の入居スペースもなく、どう調整を図ったのだろうか。継ぎ足しで2期、3期と整備を進めるのだろうか。
市民の願いは実施設計にCIQ施設を盛り込むことである。
国際線実現に向けた取り組みは実に20年近くになる。八重山青年会議所が那覇より近い台湾への路線開設を提唱し、国・県への要請行動を何度も繰り返して1995年9月、エアーニッポン機で初の国際チャーター便がやっと実現したのである。
その後、年間20便、5カ年継続チャーター便運航を目指して実績を積み重ね、現空港のCIQ施設が設置されたことを忘れてはならない。
■路線開設に意欲的な台湾航空会社
それでも国際定期路線の開設は容易ではない。相互乗り入れ制度が緩和され、ひところに比べてチャーター便を運航しやすくなったが、航空会社の意向が大きく左右されるのだ。
昨年からは石垣〜花蓮間で週3回、チャーター便が運航し、郡民も利用できるようになったが、これは台湾国内事情の変化が大きく影響している。 新幹線の開通で同国内路線を運航する航空会社が、海外路線へ活路を求めているためだ。
台湾でも旅行需要は安・近・短の傾向が強く、手軽にいける海外のリゾート地として八重山諸島に注目、クルーズ船の寄港により、口コミで評判が広がっていることもある。
このようなことから台湾国内路線で最も歴史を持つ復興航空は、石垣路線乗り入れに意欲を示し、市民から要望の強い台北チャーター便運航にも前向きの姿勢を見せている。
石垣、台湾双方の思惑が一致しているいまが定期路線開設の最大のチャンスだろう。この好機を生かさなければ次のステップへと踏み出せないのである。
2168
:
チバQ
:2010/08/02(月) 22:10:52
>>2100
>>2103
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100803k0000m020047000c.html
全日空:格安航空会社、共同出資で…「ANA」と差別化
全日本空輸は2日、新たに設立を予定している格安航空会社について、海外の航空会社や投資ファンドなど幅広い業種からの出資を受け入れる方向で調整に入った。外資を含む共同出資によって現在の「ANA」ブランドとの違いを明確化する狙いがあり、2011年の設立を目指す。
関係者によると、新会社の資本金は500億円を超える規模を想定しており、全日空が50%程度を保有する筆頭株主となる。航空会社には外資の出資比率を3分の1未満に制限する規制があるため、海外の航空会社やファンドの出資は最大で2割台となる見通し。国内では、旅行会社やホテルなど新会社設立によって相乗効果が見込まれる業種から幅広く資本参加を募る。経営者は海外の格安航空会社などで実績を積んだ人材を招きたい考えで、日本航空でリストラされたパイロットの雇用も検討していく。
今回の格安航空会社の設立の背景には、アジアの有力会社との競争の激化がある。新会社は関西空港を拠点にアジア路線中心の国際線を展開したい考えで、政府に対しては、海外に比べて割高になっている着陸料や空港使用料の低減など競争環境の整備を働きかけていく。【三沢耕平】
2169
:
チバQ
:2010/08/03(火) 22:37:09
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100803/asi1008031754005-n1.htm
アジア格安航空の競争が加速 タイガー・エアウェイズがタイ航空と新会社
2010.8.3 17:40
2日、新会社の覚え書き署名式に参加したタイガーエアウェイズのCEOトニー・デービス氏(右)とタイ航空のアムラナン社長(ロイター) 【シンガポール=宮野弘之】シンガポールの格安航空会社タイガー・エアウェイズ・ホールディングスがタイ航空と共同で、バンコクを拠点とする新たな格安航空会社「タイ・タイガーエアウェイズ」を設立する。新たな格安航空会社の設立で、アジア域内の格安航空による値下げ競争が、一段と加速しそうだ。
同社はバンコク・スワンナブーム国際空港から、片道5時間の範囲を中心に国際路線を開設する。来年2011年第1四半期から運航を始める予定だ。
2日の会見でタイガー・エアウエイズ・ホールディングスのトニー・デービス最高経営責任者(CEO)は、「バンコクを拠点とすることでより利益をあげられる。タイは国内市場も含め、地域できわめて重要な市場だ」と述べた。また、タイ航空側も格安航空会社を設立するにはタイガーのノウハウが不可欠だったとしている。
日本を含め東アジア地域にはすでに45以上の格安航空会社がある。なかでもタイガー・エアウェイズと、マレーシアのエア・アジア、オーストラリアのカンタス航空系のジェットスターの格安航空大手3社が、アジア各地に子会社を設立し、路線拡充を図っている。バンコクにはエア・アジアがすでに子会社を置いている。
2170
:
チバQ
:2010/08/03(火) 22:37:49
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010080390161801.html
2つの空港、役割分担「尊重」 中経連会長、地元市町と会談
2010年8月3日 16時18分
日本航空が県営名古屋空港から全面撤退する問題で、路線存続を求める名空港地元の愛知県小牧、春日井市、豊山町の首長と、中部国際空港への定期便一元化を主張する中部経済連合会の川口文夫会長が3日、名古屋市内で会談した。
会談は非公開だったが、終了後に川口会長は「セントレア開港にあたり、コミューター航空は名古屋でという確認事項があったと聞き、これは尊重せねばならない」と述べ、従来の「定期便一元化」論を微妙に修正した。
さらに、名空港の歴史や自衛隊が併存するなどの地域事情について理解を深めたとし、「2つの空港が共存できるいいシナリオを考えねばならない」とも話して県や名商、中部空港などとともに2空港の役割分担を協議していく必要性を強調した。
日航撤退後の福岡便就航を表明したフジドリームエアラインズ(FDA)については、「個別の商談の話でありコメントする立場にないが、成功されるようにと思っている」と述べた。
(中日新聞)
2171
:
チバQ
:2010/08/03(火) 22:39:06
>>1222
>>2115
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100802-OYT1T01361.htm
秋田「アイリス」特需しぼむ…韓国人観光客急減
地方行政
前年同月比で増加が続いていた秋田空港発着のソウル便の利用者数が、6月は8か月ぶりに前年同月割れとなったことが、秋田空港管理事務所のまとめでわかった。
秋田県内でロケが行われた韓国ドラマ「アイリス」の本国での放映終了から半年が過ぎ、韓国人観光客が大幅に減ったためで、このままドラマ放映前の低水準に戻ってしまうのか、関係者は気をもんでいる。
アイリスは、県が韓国からの観光客を期待してロケ地誘致を行い、県内20か所で撮影が行われた。韓国では昨年10〜12月に週2回のペースで放映され、平均視聴率は30%を超える人気ぶりだった。
県内でアイリス効果が顕著に出始めたのは昨年11月から。その前の3か月は前年同月比17・1〜48・5%の減少で推移していたソウル便の韓国人の利用者数は、一気に2・7倍に増加した。今年1月には、増え続ける韓国からのロケ地ツアーに対応するため、飛行機の機体を大型化するなどした結果、3・7倍の4819人にまで膨れあがった。
その後も、前年同月比2倍〜3・7倍の増加が続いてきたが、利用者数は減少傾向となり、6月はついに前年同月比でも23・3%減の1287人となった。日本人を含めた合計の利用者数も15・4%減の2112人にとどまり、ドラマ開始前の水準まで戻った形だ。
ソウル便を運航する大韓航空は今年1月、好調な利用状況を踏まえ、週3往復の現行の運航体制を10月末まで継続することを決めたが、利用者が伸び悩めば将来的な減便も予想され、県は利用者の掘り起こしに躍起だ。
県は、今秋に放映予定のドラマの続編のロケ地が鳥取県に決まったことを受け、韓国での秋田の売り込みを再び強化する計画で、県観光課では「ドラマのつながりを生かし、秋田に来てもらってから鳥取に移動して帰国してもらうなど、様々な観光のスタイルを提案していきたい」としている。(一條裕二)
(2010年8月3日15時30分 読売新聞)
2172
:
チバQ
:2010/08/03(火) 22:41:07
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010080390070445.html
加速 羽田国際化 体験『グアム日帰り』
2010年8月3日 07時04分
羽田空港の新国際線旅客ターミナルが二日、報道関係者に初公開された。ターミナルと同時に四本目の滑走路も十月二十一日から供用を開始。深夜に羽田をたち、パリやホノルルに向かう定期便も誕生する予定だ。現在、夏季限定で運航している羽田発のチャーター便に飛び乗り、一足早くグアムへの「日帰り弾丸旅行」を試した。 (経済部・木村留美)
「荷物を預ける方はこちらへどうぞ」。先月二十七日午後十時の羽田空港国際線ターミナル。火曜日の深夜にもかかわらず手荷物カウンター前には、翌日午前零時発の米コンチネンタル航空のグアム便に乗る利用者が長い列をつくっていた。
コンチネンタルは九月二十六日まで一日一往復、羽田−グアム間のチャーター便を運航。復路の羽田行きはグアムを午後八時二十分(現地時間)に出発するため、その気になれば「現地ゼロ泊の日帰り」も可能だ。
チャーター便はほぼ定刻に羽田を離陸。約三時間四十分後、グアム国際空港に到着した。早速、入国審査へ。「入国の目的は」と審査官。「観光」と答えると審査官は黙ってうなずいたが、滞在日数を問われ「日帰り」と答えると、「それは本当か?」と驚いた表情を見せた。
入国手続きにやや時間がかかったが、帰国便の出発時刻までまだ十五時間余りある。夜明け前なのでここは一度ホテルで休息し、日中の行動に備えた。
午前八時に活動を再開。バスで恋人岬などの観光地をめぐり、ショッピングセンターで買い物を楽しんだ。それでも時刻はお昼を少し回ったところ。「一日は意外に長いな」と感じた。
昼食後はパラセーリングに初挑戦。午後四時、近くのゴルフ場を見学した。関係者は「初心者でも、日本よりゆとりを持ってプレーできる」とPR。日帰りで訪れてもプレーが可能だ。
日も暮れ始めたころ、バーベキューの夕食。水平線へ落ちていく夕日を眺めていたかったが、そこは日帰り旅行。帰国便の時間が迫り、空港に戻った。
午後八時すぎの羽田行きに乗り、午後十一時十七分(日本時間)、羽田に帰着。出発から二十四時間たっていないのに二〜三日、日本を離れていたような錯覚に陥った。料金は休息用のホテルを含め、六万九千八百〜九万九千八百円。
羽田空港の新ターミナルが供用開始となる十月下旬以降、日本航空や全日本空輸が午前零時すぎの出発で、サンフランシスコやバンコクなどに定期便を運航予定だ。日帰りは極端にしても、羽田発の深夜便に乗れば週末を利用して気軽に海外旅行が楽しめる。「これからは世界がぐっと近くなる」と感じた。
(東京新聞)
2173
:
チバQ
:2010/08/03(火) 22:42:16
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100803/biz1008030042000-n1.htm
全日空の格安新会社 関空は歓迎の意向
2010.8.3 00:40
2日、全日本空輸が平成23年度にも設立予定の格安航空会社(LCC)の運航拠点として有力視されていることがわかった関西国際空港。拠点化に向けて専用ターミナル設置などを検討している関空会社は「ぜひ来てほしい」と歓迎の意向を示す。ただ、全日空側は海外の空港と比べて割高とされる関空の着陸料や施設利用料を問題視しており、課題は多い。
関空の着陸料や施設利用料は、ライバルの国際空港の仁川(イン・チョン、韓国・ソウル)や香港などの数倍以上と割高だ。このため設備などを簡素化し、LCCが格安で利用できる専用ターミナルの設置が望まれ、関空会社は職員を海外空港に派遣するなどして研究を進めている。
しかし、専用ターミナル設置にはさまざまな問題が立ちはだかる。海外の空港では通常、LCCはコスト削減のためにターミナルと航空機を結ぶ搭乗橋を使用せず、地上から直接機内に乗り込むが、関空は現行では警備上の問題からこの方法は難しい。
また、関空会社は専用ターミナルの設置場所として2期島を視野に入れるが、鉄道の駅からかなり離れている。関空で週10便以上を運航するオーストラリアのLCC、ジェットスター航空の片岡優・日本支社長は「搭乗者に不便を強いるようなターミナルは使えない。免税店の充実も不可欠だ」と注文を付ける。
国土交通省は「広大な敷地があり、24時間運用可能な関空はLCCの拠点としてふさわしい」と判断しており、拠点化に向けた法整備などの支援も視野に入れる。関空会社幹部は「全日空との交渉は始まったばかり。現在は関空でLCCを受け入れる場合にどの方法が適切なのか、あらゆる選択肢を模索している段階だ」と話している。
2174
:
チバQ
:2010/08/03(火) 23:48:20
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001008030004
ANA、新千歳集約1カ月 函館線3割減
2010年08月03日
■函館線 搭乗3割減
全日本空輸(ANA)札幌支店は2日、道内発着路線の7月搭乗実績(速報)を公表した。ANAは6月末で丘珠空港を撤退し、7月からは道内路線の拠点を新千歳空港に移したが、搭乗者数は函館線で前年同期比3割、稚内線で同2割とそれぞれ落ち込んだ。釧路線は前年同期比で3割超伸びたが、一部ジェット機の導入で提供座席数が大幅に増えており、搭乗率は採算ベースに及ばない20・4%にとどまった。
ANAは7月から、経営合理化の一環で丘珠発着の道内5路線14便をすべて新千歳に移転・集約。稚内線は新千歳と丘珠を発着する便があったが、新千歳に一本化した。
道内発着路線のうち、新千歳―利尻を除く5路線の7月搭乗数は2万8043人。前年同期(3万298人)と比べて7・4%下回った。7月は観光シーズンで空の便は混雑する傾向にあるが、今年6月(2万7774人)と比べても1%減った。特に函館線は25%減った。
ANA札幌支店は「新千歳発着に変わったことの周知が少し足りなかった。特に対前年比で3割減った函館線の減少は際立っており、需要喚起策を考えなければならない」としている。
一方、丘珠などを拠点に運航する北海道エアシステム(HAC)函館線の7月の搭乗者数は6995人、搭乗率は78・3%。前年同期(62・9%)と比べて15・4ポイント高く、今年6月(55・8%)と比べても大きく伸びた。
HACの釧路線は新千歳と丘珠とで発着しているが、7月搭乗率は新千歳63・5%、丘珠58・3%だった。いずれの発着路線も前年同期、今年6月と比べて搭乗率は高かった。
2175
:
チバQ
:2010/08/04(水) 19:32:32
http://www.j-cast.com/2010/08/04072737.html
立ったままベルトで固定してフライト 格安航空会社「立ち席」実現するのか
2010/8/ 4 19:21
座席なし、乗客は立ったままで飛ぶ航空機――。少々突飛な計画を考え出しのが、中国の新興航空会社、春秋航空だ。徹底したコスト削減による超低価格の料金で成長を続けており、同社初の国際線として茨城航空へのフライトも就航した。
ただ、法的な規制もあり、これまで「立ち乗り席」を提供している航空会社はない。安全面には不安が残るが、料金がさらに格安となれば消費者にとっては魅力的だ。実現は可能なのか。
飛行時間1時間以内のフライトでの採用を想定
日本で「立ち席」申請した航空会社はない
春秋航空は2005年、中国初の民間航空会社のひとつとして誕生した。低価格料金を追求するため、機内サービスを削って食事や飲み物を有料化し、航空券販売のオンライン化を進めた。上海を拠点に中国各地へ国内便を飛ばすほか、10年7月28日には国際線第1号として茨城空港への便も就航した。
「機内を改造して座席数をできるだけ増やす」「機体はほとんどリース」といった「工夫」を進める中、今度は「立ち乗り席」を計画したという。最初に報じられたのは09年。米ニュースサイト「MSNBC.com」は、春秋航空・王正華董事長(会長)の発言として、「バーにあるスツールのようなイメージ。安全ベルトが最も重要で、腰の周りを固定するようなものになるだろう」と、立ち乗り席について述べた記事を掲載した。ただ公式には、これ以上具体的な計画について明らかにしていない。
同様の計画は、アイルランドの格安航空会社ライアンエアーも立てている。ウェブサイト上で「立ち席」のイメージ画を公開。立った乗客が背もたれできるつくりで、胸のあたりにジェットコースターの安全バーのようなものがある。座面がついているので直立不動状態ではなく、お尻をつけて体重を預けられるようだ。絵柄からは確認できないが、安全ベルトも装着すると見られる。飛行時間1時間以内のフライトでの採用を想定し、「料金5割引、さらには無料だったら立ち席を利用するか」と顧客に問いかけている。
腰掛けられる席がないと基準満たせない
春秋、ライアン両社とも安全面を確保したうえでの計画としているが、基準は満たせるのだろうか。
国土交通省航空局航空機安全課に聞いたところ、航空機の安全基準は世界ほぼ共通で、外国での基準を満たしていれば基本的に日本でも問題なしと見なされるという。外国の航空会社が、その国の政府から「立ち席」の許可を得られれば、日本での飛行も理論上可能だ。
日本の場合、航空機の設備の安全性の基準については、航空法第十条に定めがあるが、細かな基準内容については「耐空性審査要領」に書かれているという。航空機安全課の担当者によると、「座席については安全上、航空機が非常事態で着陸した場合に乗客が保護されるように、『着座した姿勢』をとれるつくりでなければならないと決められています」とのこと。つまり日本では、確実に腰掛けられる「席」がないと安全とはみなされないようだ。これでは立ち席だと、当局の認可は得られそうにない。なお、立ち席を申請した日本の航空会社は、これまで1社もないという。
とは言え、春秋航空が中国当局を説得できれば立ち席は実現できる。上海の春秋航空本社に電話すると、グループ会社のマーケティング担当者が取材に応じた。立ち席については、会社として計画があるものの、「中国政府とは、公式な折衝はしていない」と明かす。続けて、「これまで立ち席の認可を得た航空会社はなく、実現が困難なことは当社も理解している」と話し、今後の見通しについても未定だとのことだった。
どうやら現状では頓挫しているようだが、「上海―茨城往復4000円」と破格の運賃で、日本のマスコミにも多く取り上げられた春秋航空だけに、革命的な「立ち席」が将来的に実現する可能性もゼロとは言い切れない。
2176
:
チバQ
:2010/08/04(水) 19:33:27
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100804/biz1008041859035-n1.htm
羽田国際便に期待膨らむ航空、旅行業界 成田とすみ分けは?ハブ化に課題 (1/2ページ)
2010.8.4 18:55
報道陣に公開された、新国際線旅客ターミナルビルの出発ロビー=2日午前、羽田空港 羽田空港に4日、国際線の新旅客ターミナルビルが完成した。3カ月後に迫った32年ぶりの復活となる国際定期便の玄関口。羽田と結ばれる海外都市は、現在の3都市から欧米や東南アジアなど14都市に広がり、増便による航空会社の業績アップのほか、観光立国の後押しなどが期待されている。
ただ、ターミナルの収容能力や成田空港とのすみ分けなど課題も多く、前原誠司国土交通相が掲げる羽田の「国際拠点(ハブ)化」への道のりは遠い。
「最大のビジネスチャンスだ」。全日本空輸の伊東信一郎社長が、羽田の発着枠拡大に寄せる期待は大きい。
金融危機による旅客低迷の影響が続くほか、高止まりする燃料費や格安の海外エアラインとの競争激化など国内の航空会社を取り巻く環境は厳しさを増すばかり。経営破綻に追い込まれた日本航空も含め、羽田の国際定期便就航で、上昇気流に乗りたいとの期待は大きい。
羽田の発着枠は現在、計30・3万回。10月末からは国際線の枠が昼間と深夜・早朝にそれぞれ3万回となり、将来は計9万回まで増える。
訪日外国人の増加のほか、国内線との乗り継ぎが便利なことから国内の地方の観光客の利用増も見込まれている。
JR東日本は10月に開業する東京モノレール羽田空港国際線ビル駅に英語や中国語、韓国語で対応するサービスセンターを開設するなど、お出迎え態勢は万全。旅行業界でも、JTBが7月に羽田から世界22都市に行くパックツアーを発売するなど、仕事帰りや週末の利用を意識した旅行商品もめじろ押しだ。
ただ、関連業界が活気づくのとは裏腹に、首都圏空港のハブ化には課題も残る。最大の問題は、国際線新ターミナルが、現在の規模では年9万回の発着に対応できないことだ。「本気でハブ化を目指すのであれば、早いうちにターミナルを拡張するべきだ」と指摘する業界関係者もいる。
成田空港も3月に発着枠が年20万回から2万回増加。7月には都心と成田を最短36分で結ぶ成田スカイアクセスが開通、懸案だった「遠さ」が解消された。
前原国交相は、昨年の就任直後に羽田のハブ化をぶち上げたが、地盤沈下を懸念する成田の地元の千葉県が猛反発。羽田と成田をどうすみ分けるのかは、不明確なままとなっている。
2177
:
チバQ
:2010/08/04(水) 19:36:18
http://www.malaysia-navi.jp/news/100803064507.html
エアアジアX、11月にKL—ソウル線を就航へ 羽田枠は週3便
2010/08/04 06:44 JST配信
【クアラルンプール】 長距離格安航空エアアジアXは、クアラルンプール(KL)—ソウル(インチョン国際空港)線を11月1日に就航すると発表した。2011年8月11日までは就航キャンペーンとして、最低価格99リンギで奉仕する。
アズラン・オスマン最高経営責任者(CEO)は、ソウル線の乗客の60%以上が互いに初めての訪問客が占めると見積もっており、両国間の観光旅行の成長に寄与すると見込んでいる。
エアアジアXは現在、ロンドン、台北、天津、杭州、成都、ゴールドコースト、メルボルン、パース、ムンバイ、デリー——の10都市に乗り入れており、年内には日本への乗り入れも予定している。
滑走路を増やして国際線の発着枠を増やす羽田空港については、エアアジアとマレーシア航空(MAS)がそれぞれ週3便ずつ獲得している。
現在は機材8機で運航しているが、12月までに11機に増やす予定。エアバス社に「A330」型機17機、「A340」型機10機を発注しているた。
2180
:
萩原智希
:2010/08/04(水) 22:18:31
大人気!バック、財布、腕時計登場!!
●バッグ
●時計
●財布
●サングラス
●指輪
●ベルト
●マフラー
●ネクタイ
●靴
●在庫情報随時更新!(*^-^*)
S/SS品質 シリアル付きも有り付属品完備!
全物品運賃無料(日本全国)
不良品物情況、無償で交換します.
税関没収する商品は再度無料で発送します.
注文数量: 数量制限無し、一個の注文も、OKです、 注意:注文は多くて、特恵は多いです.
「新舗開業」: www.leather-jpmarket.com
連絡先:leatherjpmarket@gmail.com 萩原智希
2181
:
萩原智希
:2010/08/05(木) 00:48:38
大人気!バック、財布、腕時計登場!!
●バッグ
●時計
●財布
●サングラス
●指輪
●ベルト
●マフラー
●ネクタイ
●靴
●在庫情報随時更新!(*^-^*)
S/SS品質 シリアル付きも有り付属品完備!
全物品運賃無料(日本全国)
不良品物情況、無償で交換します.
税関没収する商品は再度無料で発送します.
注文数量: 数量制限無し、一個の注文も、OKです、 注意:注文は多くて、特恵は多いです.
「新舗開業」: www.leather-jpmarket.com
連絡先:leatherjpmarket@gmail.com 萩原智希
2183
:
チバQ
:2010/08/05(木) 22:55:48
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100805/biz1008050848002-n1.htm
羽田国際便復活、関空は中韓路線強化 「アジアのハブ」で対抗
2010.8.5 08:47
羽田空港の国際定期便復活を控え、成田国際空港との国内2大ハブ空港を目指す関西国際空港の関係者は危機感を募らせている。路線誘致で競合は避けられない情勢だが、関空会社は「関空は近郊に観光地も豊富で、地理的にも近いアジアからの利便性は首都圏の空港を上回る」とし、中国と韓国を中心としたアジア路線の強化で対抗していく考えを示した。
関空は現在、中国の21都市に就航しており、17都市の成田を上回る。重慶、西安など未就航都市についても中国の航空会社から水面下で打診を受けており、さらなる路線網充実が期待される。韓国についても、大韓航空が4日、清州(チョンジュ)線の新規就航を表明するなど充実化が進んでいる。
関空会社はターミナルの出国エリアに中国人観光客向けの商業施設を来年2月までに設置する方針で、「中国に強い関空」を打ち出し、首都圏空港と異なる独自色で勝負する。
一方、北米や欧州路線の貧弱さは深刻。米デルタ航空が6月から米シアトル線を就航させたが、経済界から要望の多いニューヨークなど米国東海岸路線の就航には至っていない。欧州路線ではロンドン線が平成20年3月の日本航空撤退以来、未就航のままだ。
関空は格安航空会社(LCC)のハブ化も目指しているが、関空会社が誘致を強く働きかけていたマレーシアのLCC、エア・アジアは日本の第1号路線を羽田に就航させることを表明している。
関空会社幹部は「海外の航空会社が日本で路線を就航する場合、どうしても『まずは首都圏で』となる。関空ならではの強みをもっとアピールしていく必要がある」と話している。
2184
:
チバQ
:2010/08/06(金) 12:13:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000005-maiall-bus_all
<航空連合>成長市場アジア狙い争い激化
8月6日8時9分配信 毎日新聞
航空会社がマイレージや共同運航などで連携する航空連合の間で、アジア系航空会社の争奪戦が熱を帯びている。各グループとも、成長市場・アジアの需要取り込みに力を入れており、アメリカン航空が日本航空(JAL)の支援を強めるのもその一環だ。アジアでは、航空連合に属しない格安航空会社(LCC)が新たな競争相手に浮上する可能性があり、さらなる再編の台風の目になりそうだ。【山本明彦、赤間清広】
「さらにアジアの航空会社を加え、アジアの航空連合として成長させたい」。米デルタ航空などが加盟する航空連合「スカイチーム」(加盟13社)が6月22日、ニューヨークで開いた理事会で、エールフランス出身のマリ・ジョセフ・マレ常務理事はアジア重視の方針を鮮明にした。6月にベトナム航空が加盟してアジア勢は3社。アジア勢6社を擁し、航空輸送規模(旅客数×輸送距離)シェア首位の「スターアライアンス」(同28社)を追う構えだ。
スカイ陣営は4月、中国3位の中国東方航空(上海)の加盟を決めた。既に同最大手の中国南方航空(広州)が加盟。同2位の中国国際航空(北京)はスター陣営に加盟しており、業界関係者によると、東方はスカイ陣営と2年ほど前から水面下で折衝する中で、「南方と連携を深め、中国国際に対抗する」という戦略を固めたという。
一方、シェア3位でアメリカンが加盟する「ワンワールド」(同11社)は、アジア勢が日航とキャセイパシフィック(香港)の2社しかない。日航を失えば、アジアを巡る競争で他陣営に完全に水をあけられる。米デルタ航空は昨秋、日航に支援を持ちかけたが、アメリカンは経営ノウハウの提供などで、必死に提携維持を図った。
日航は、ワンワールド陣営からスカイ陣営に移籍すると、作業に1〜2年かかることなどから、デルタへの乗り換えは困難と判断。国土交通省の前田隆平航空局長は「なるべく早い再生のためにワンワールドを選んだ判断は正しい」と支持した。
日本航空機開発協会の予測によると、航空旅客市場でのアジア太平洋地域のシェアは、09年の26%から20年後は32%に上昇。北米は30%から25%に、欧州は28%から24%に低下する見通しで、アジアは北米地域を抜いて首位に浮上する。各航空連合は、アジアでの存在感が将来の収益力を左右することになるとみている。
2185
:
チバQ
:2010/08/06(金) 12:14:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000002-maip-bus_all
日航 米で進む再生 アメリカン航空に幹部100人超派遣
8月6日3時52分配信 毎日新聞
会社更生手続き中の日本航空(JAL)が、米テキサス州ダラス近郊のアメリカン航空本社に、幹部社員100人以上を派遣し、アメリカンが社外秘としている経営ノウハウを取得していることが5日、分かった。日航は破綻(はたん)前からアメリカンと提携関係にあるとはいえ、同業他社に大量の社員を派遣するのは極めて異例。再生に向けて日航のDNAを組み換える作業が、海を隔てた米国で進んでいる。
【アメリカン航空 日航への出資も検討−−上席副社長に聞く】
5月24日、ダラス・フォートワース空港の南5キロ。同空港を拠点とするアメリカン本社の6階役員会議室で、最高経営責任者(CEO)のジェラルド・アーピーが「この財務分析システムがうちを救った。JALも導入すればいい」と熱弁を振るった。テーブル越しに座った企画担当執行役員の来栖(くるす)茂実(55)や提携戦略の具体化を担う中長期戦略グループマネジャー、早川晋司(41)ら4人の日航幹部は、トップの熱意に目を見張った。
このシステムについて、早川らが初めて知ったのは4月上旬。アメリカン本社会議室で表紙に「Confidential(社外秘)」と印刷された厚さ10センチの書類を渡され、読み進むうちに早川の表情が変わった。アメリカンの効率経営を支えてきた最先端の財務分析システムの詳細が記されていたのだ。
旅客需要や原油価格などの予測を入力すれば、5年先の資金繰りまで瞬時に示し、投資や営業施策などを検討できる。9・11テロ後の航空不況などで、他の大手が破綻する中、アメリカンが唯一破綻を免れた背景にはこのシステムがあったと言われる。「合併してもいない相手に、ここまで教えるのか」。早川は驚いた。
企業秘密の共有は、1月28日、アーピーが会長就任前の稲盛和夫(78)と日航本社で極秘会談した際、「ノウハウを提供しよう」と申し出たのが発端。幹部折衝で、日航は整備と安全管理の2分野での協力を求めたが、基盤の弱いアジア市場での生き残りをかけ、日航との提携を重視するアメリカンは「全面的にやろう」と、財務や調達、情報技術、機材計画を含めた12分野を逆提案。日航は分野ごとに3〜10人のチームを編成し、これまでに100人以上が訪米した。
6月28日午後4時、雷雨になりそうな空模様を自室の窓越しに見上げ、アメリカンの最高情報責任者(CIO)、モンテ・フォードは余裕の表情でモニターを確認した。目の先にあるのは、搭乗客の現在地や行き先を把握し、荒天で欠航便が出ても代替路線を即座に用意する顧客管理システム。ダラス空港では、アメリカンだけで1日1000回以上の発着があるが、システムのおかげで混乱は起きにくい。「JALにとっても顧客のつなぎ留めに役立つ」。アメリカンは日航への提供を打診し始めた。
しかし、アメリカン方式をそのまま移植できるわけではない。
6月11日、ダラス空港の北約500キロ、オクラホマ州タルサにあるアメリカンの巨大整備工場を、日航の整備本部副本部長、斎藤隆(57)が訪れた。日航では工場に2機しか置けないが、ここでは5機以上を並べ、流れ作業で点検していた。「整備費は日航より2〜3割低い」と聞いて興奮したが、「同じことをするのは簡単ではない」。日本で同様の大規模工場を造るのは無理なうえ、保有機がアメリカンの約3分の1の約280機なのに機種は約2倍の21ある日航にとって、流れ作業の採用は難しいからだ。
アメリカンのノウハウを取り入れ、日航の新たな企業遺伝子を作り出す試行錯誤が続いている。(敬称略)
【小倉祥徳、赤間清広】
2186
:
チバQ
:2010/08/06(金) 12:19:23
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080601000301.html
日航、ジャルウェイズを統合 更生計画に盛り込む
会社更生手続き中の日本航空は6日、主力運航子会社の日本航空インターナショナル(東京)と、リゾート路線を運航する傘下のジャルウェイズ(東京)を、ことし12月1日に統合させる方針を明らかにした。
ジャルウェイズはタイ人ら外国人の客室乗務員を活用し、コストを抑えたビジネスモデルが特色。経営再建策の一環として、傘下の航空会社2社を統合して効率化する。日航が今月末までに東京地裁に提出する更生計画案に盛り込む。
ジャルウェイズは1990年設立、ことし4月時点の従業員数は約2130人。2009年度の売上高は1563億円だった。タイ・バンコクの客室乗務員の拠点は、統合後も引き続き活用する。
持ち株会社の日航は、日航インター、金融子会社のジャルキャピタル(東京)と12月1日に合併する。ジャルウェイズも合流し、4社は「日本航空」の社名で再出発する。
2010/08/06 11:31 【共同通信】
2187
:
チバQ
:2010/08/06(金) 12:21:18
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003282934.shtml
地元財界に危機感、神戸空港の規制緩和に向け決起
神戸空港が自立する方策を話し合った懇談会=東京都千代田区丸の内3、東京会館
神戸空港をめぐり、東京都内で5日開かれた地元財界と国会議員との懇談会。国土交通省の成長戦略会議が5月、関西、大阪(伊丹)両空港の経営統合案を示したことで、危機感を強めた財界側が神戸の機能強化を旗幟(きし)鮮明にする「決起の場」となった。出席した民主、自民両党の6議員は支援の姿勢を示したが、規制緩和の成否は不透明。地元財界の努力と手腕が問われることになる。
自治体や経済団体などでつくる「関西3空港懇談会」は、伊丹廃港の是非をめぐる激論を経て4月、3空港の一体運用で合意した。ところが、成長戦略会議が5月に示した報告書は神戸に一切言及せず、はしごを外された形となった。
かつて関空の神戸沖建設構想をいったん退けた後、2006年に神戸が開港した経緯などから、大阪財界の一部で「神戸不要論」はなお根強い。それでも神戸財界は、3空港の相乗効果を粛々と訴え続けてきたが、神戸は地方空港として自ら活路を見いださざるを得なくなり、「今まで行政が言いにくかったことも、財界が声高に発信し、風穴をあける」(神商議幹部)と息巻く。懇談会では「関空の利便性の悪さ」をやり玉に挙げる一幕もあった。
神戸財界が掲げる論点は、(1)国が神戸の自助努力を求めるなら、好立地を生かして自立できるよう規制を緩和・撤廃すべき(2)規制緩和は関空の利用低下に直結せず、関西全体の航空需要を底上げする(3)神戸の価値が上がれば、関空・大阪との将来的な統合もスムーズになる‐の三つ。「地方空港自立のモデルとして、国も後押しするべき」とする。
が、懇談会では、議員側の冷静な反応も浮き彫りとなった。土肥隆一氏(民主・衆院兵庫3区)は「党内で神戸空港は話題に上らない」と述べ、向山好一氏(同2区)は「航空会社へのアピールなどで財界側の本気度をみせてほしい」。末松信介氏(自民・参院兵庫選挙区)は「羽田向け以外の航空需要も掘り起こすべき」とした。
これらの指摘を踏まえ神戸財界はまず、地元国会議員から超党派の支援を固めた上で、政府への働き掛けを強める考え。運用時間延長には管制官の増員など予算措置も伴うため、各省庁の概算要求が本格化する8月中に、正式な要望活動を展開する。
(内田尚典)
(2010/08/06 10:40)
2188
:
チバQ
:2010/08/07(土) 18:55:32
http://www.asahi.com/business/update/0806/TKY201008060429.html
「ホテル日航」ブランドは継続 オークラが買収発表2010年8月6日23時41分
大手ホテルチェーンのホテルオークラは6日、経営再建中の日本航空から子会社JALホテルズの株式の約80%を9月30日に取得し、買収すると正式発表した。「ホテル日航」「ホテルJALシティ」のブランド名は買収後も継続し、宿泊などで日航のマイレージがたまる制度も続ける。
日航が今年1月に会社更生法を申請した後、主要な子会社の売却が決まったのは初めて。関係者によると売却額は50億〜60億円で、売却益は収支改善やリストラ費用にあてる。売却に伴って約800人のグループ人員を削減する。
JALホテルズは、日航機の就航都市を中心に国内外で58ホテルを展開。一方、ホテルオークラは国内16カ所、海外5カ所のホテルを運営しており、買収で全国のホテル網の拡大や、経済成長が続くアジアでの拠点強化につながるとしている。
2189
:
とはずがたり
:2010/08/08(日) 04:27:39
>>2188
ホテルオークラ日航とかにすればいいのに。中途半端にカネ掛かるだけか。。
2190
:
チバQ
:2010/08/09(月) 20:08:21
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100809/biz1008091746015-n1.htm
日航、関空・中部の地上業務から撤退へ 子会社売却を検討
2010.8.9 17:45
会社更生手続き中の日本航空が関西、中部の両国際空港で、航空機誘導などの地上業務を手掛ける複数の子会社を売却する検討に入ったことが9日、分かった。両国際空港の地上業務からの撤退も視野に入れている。
今年度中にグループで約1万6000人の人員削減を計画しているが、売却に伴い計1000人規模の従業員を削減できる見通しだ。
売却を検討しているのは、JALグランドサービス関西(大阪府泉南市)、中部スカイサポート(愛知県常滑市)など。関空と中部で航空機の誘導・けん引や客室清掃、手荷物検査といった空港地上業務を手掛けるすべての子会社が対象という。
子会社は日航のほか、欧米やアジアの航空会社からも地上業務を受託している。日航が両空港の路線を今年度中に3〜5割削減するのに合わせ、グループから切り離すことが効率化につながると判断した。売却後も業務を委託する。
成田など他の空港の地上業務会社については引き続きグループ内にとどめ、リストラを徹底する考えだ。
2191
:
チバQ
:2010/08/09(月) 20:10:15
http://haneda.keizai.biz/headline/616/
エバー航空、羽田〜台北・松山線就航へ−10月よりダブリデーリー
(2010年08月09日)
この記事の場所を見る
写真を拡大
エバー航空のエアバスA320-200型機 写真=エバー航空© Eva Airways Corp.
台湾のエバー航空は8月2日、羽田空港〜台北・松山空港線に今秋より毎日2便の定期便を運航すると発表した。
羽田空港の再拡張・国際化による国際線発着枠の拡大に伴う新路線開設で、運航スケジュールは羽田出発=10時45分・12時15分、羽田到着=11時15分・19時50分。機材は座席数252席のエアバスA330-200型機の使用を予定する。初便の運航は10月31日(認可申請中)。
新路線の開設で同社の日本便は、就航中の新千歳・仙台・成田・中部・小松・大阪(伊丹)・福岡線と合わせて8路線となる。
日本・台湾間の運行枠の協議は双方の航空当局に代わり交流協会台北事務所と亜東関係協会が進め、昨年12月、羽田空港と台北・松山空港を結ぶ定期路線便を10月以降に開設することで合意していた。羽田〜台湾間の定期便は2002年以来、約8年ぶりの再開。
2192
:
チバQ
:2010/08/10(火) 19:42:14
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100810/biz1008101623018-n1.htm
成田に格安航空専用ターミナル、国交相要請 羽田と住み分け
2010.8.10 16:19
前原誠司国土交通相は10日の閣議後会見で、成田国際空港会社の森中小三郎社長に、格安航空会社(LCC)とビジネス用小型ジェットの専用ターミナルを設置するよう要請したことを明らかにした。成田空港を急成長するLCCの拠点とすることで、旅客需要を取り込むのが狙い。国際化が進む羽田空港との関係についても「成田がLCC専用ターミナルをつくりコストを低減することで住み分けができる」と説明した。
前原国交相は「日本の航空会社でも近々、別会社をつくりLCCを立ち上げるところが出てくる」と指摘した。安さを売り物にするLCCが増えれば、日本を観光などで訪れる外国人が増える可能性がある。国内の利用者にとっても割安の国際線を使う機会が増え、利便性が高まりそうだ。
10月の新滑走路の完成を機に、羽田でも国際定期便が就航する。これまで羽田は国内、成田は国際便としていた原則が崩れ、両空港の競争が激しくなる。成田空港会社はLCC専用ターミナルの建設について「検討中」としている。
2193
:
チバQ
:2010/08/10(火) 19:44:37
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100810/mcb1008100503008-n1.htm
豪の国内航空運賃、急降下 格安会社参入で競争激化 (1/2ページ)
2010.8.10 05:00
豪州で国内2位のヴァージン・ブルー・ホールディングスの機体。豪州では値下げ競争が激化している(ブルームバーグ)【拡大】
オーストラリア南西部パースの広告会社役員ケリー・ディローさん(31)は先週末、366豪ドル(約2万8800円)の往復チケットでメルボルンに住む友人を訪ねた。ディローさんが利用した豪格安航空ヴァージン・ブルー・ホールディングスの運賃は、2005年の約4分の1だ。
座席供給も増加傾向
豪2社が2年以上独占してきた国内線市場にシンガポールの格安航空会社タイガー・エアウェイズ・ホールディングスが参入し、ヴァージン・ブルーや豪カンタス航空に攻勢をかける中、豪州の国内線の運賃は大幅に下がっている。
さらに国内線各社が発注していた機体184機の納期が迫っており、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の予想では、同市場の座席供給量は2014年までに年率4.2%のペースで増加する公算だ。
業界コンサルタント会社、アジア太平洋航空センター(CAPA、シドニー)のマネジングディレクター、ピーター・ハービソン氏は「国内市場全体で競争が激化し始めている。拍車がかかれば、一部の航空会社は大きな打撃を受ける」との見通しを示した。
搭乗率低下すでに
国内旅客市場の約3分の2を占めるカンタスと傘下の格安航空ジェットスターはすでに、国内路線の需給緩和で搭乗率が低下していると報告している。カンタス航空では5月の国内路線の搭乗率が75.4%と前年同月から2.5ポイント低下。同月、ジェットスターの搭乗率は74.4%で、前年同月より7.2ポイント下落した。
また国内2位のヴァージン・ブルーは5月、観光需要の減少と供給拡大を理由に収益予測を75%削減。同社の時価総額は年初来で47%減少している。
豪トライベッカ・インベストメント・パートナーズで運用に携わるショーン・フェントン氏は「競争が非常に激しく、各社が収益を伸ばすのは難しい市場だ。発注済みの機体の納入が落ち着くまで、この状況が変わることはないだろう」と話した。
カンタス航空とジェットスターは、国際線用機と老朽化した機体の新調を含め、両社合わせて少なくとも150機を発注。国内線で年内に34万席の供給拡大を予定している。また53機を所有するヴァージン・ブルーは「ボーイング737」型機を105機発注しており、シンガポール航空傘下のタイガー・エアウェイズは、オーストラリアで所有する機体を9機から30機に増やす計画だ。
「経済成長で回復」
同国国内線各社が抱える最大の課題は、オーストラリアの人口が2200万人と米テキサス州を下回るほど少なく、市場規模が小さいことにある。人口の3分の2は8都市に集中しており、路線数も限定的だ。
その一方でシティグループは、供給量を削減しなくても、経済成長が運賃を回復する可能性はあるとみている。オーストラリア政府がこのほど発表したところによると、国内総生産(GDP)は10〜11年に前年度比で3%拡大し、6月に5.1%だった失業率は、来年度4.75%に下がる見通しだ。
シティグループのアナリスト、シャバーシュ・ベドロシアン氏は16日付けリポートで、「国内格安路線の供給量見直しは収益回復に必ずしも必要ではない。必要なのは景気回復だ。タイガー参入による値下げ圧力は、ヴァージン・ブルーやジェットスター参入時にもみられた」との見方を示した。(ブルームバーグ Robert Fenner)
2194
:
チバQ
:2010/08/11(水) 12:13:14
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100811/CK2010081102000121.html
札幌線を冬季運休で調整 FDAが新たに松本線を新設へ
2010年8月11日
フジドリームエアラインズ(FDA、牧之原市)が、冬ダイヤが始まる10月末から静岡空港発着の札幌線を運休し、新たに同空港と松本空港(長野県松本市)を結ぶ新路線を開設する方向で調整していることが分かった。昨年7月の初就航以来、同社の路線運休は初となる。
FDAは、4月に静岡空港を撤退した日本航空から札幌線を引き継いだほか、6月からは松本空港発着の札幌線も日航から継承している。
関係者によると、冬は北海道観光が低迷し、利用客の落ち込みが予想されるため、同社は静岡、松本両空港で札幌線を運航することの是非を検討している。その選択肢の一つとして、10月末から翌年3月末の冬ダイヤ期間中、静岡空港発着の札幌線を運休し、新たに静岡−松本線を新設する計画が浮上。静岡−札幌間の需要は、松本空港経由で応えたい考えだ。静岡空港発着の札幌線はあくまでも運休で、2011年春の観光シーズンには再開するという。
静岡空港を管理する静岡県の文化・観光部担当者は、FDAの札幌線運休の可能性について「寝耳に水。事実確認中でコメントできない」と話している。
http://mytown.asahi.com/areanews/shizuoka/TKY201008100424.html
静岡―札幌線を運休へ FDA検討、冬ダイヤ限定
2010年8月11日
フジドリームエアラインズ(本社・牧之原市)が10月末からの冬ダイヤで、静岡―札幌線の運休を検討していることがわかった。代わりに同じく札幌便を運航する松本空港(長野県)と静岡空港の間に路線を新設し、静岡から札幌へ向かう客を松本経由で運ぶ考えだ。
静岡―札幌線は、日本航空の撤退路線を今年4月に引き継いだ。しかし、昨年冬の搭乗実績が振るわなかったことから、同じく日航から引き継いだ松本―札幌線との間で機材の効率的な運用を検討していた。同社は10月末に愛知県営名古屋空港に就航する予定で、現在、機材繰りやダイヤを調整しているという。
2195
:
チバQ
:2010/08/11(水) 12:15:38
>>23
>>425
>>531
http://kumanichi.com/news/local/main/20100811008.shtml
天草エアが神戸線撤退へ スカイマーク就航で 2010年08月11日
天草エアライン(天草市、奥島透社長)が1日1往復運航する熊本−神戸線から撤退する見通しであることが10日、分かった。同線にはスカイマーク(東京)が10月から1日3往復就航を予定。利便性や運賃面で太刀打ちできず、採算悪化を懸念しての判断とみられる。
県などによると、天草エアは近く、国土交通省大阪航空局に神戸線の路線廃止を届け出る。撤退時期は、11月下旬に予定されている機材の定期点検前になる見込み。路線廃止に伴うダイヤ改正や新規路線の開設は今後、検討する。
同社は現在、プロペラ機のダッシュ8(39人乗り)1機体制で、天草−熊本、天草−福岡、熊本−神戸を運航。神戸線は2008年9月に就航した。
所要時間は1時間20〜25分で、ジェット機のB737−800(177人乗り)を使用しているスカイマークは1時間〜1時間5分。最安運賃も天草エアの9500円に対し、スカイマークは5800円に設定。運航ダイヤでも天草エアと競合する。
天草エアは、県が53・31%、天草市22・93%、上天草市2・73%、苓北町1・2%を出資する第三セクターで、2000年3月に就航。08年度に債務超過寸前となったが、県や地元3市町による財政支援で、09年度決算は7年ぶりに黒字転換した。累積赤字は3億4400万円。(福井一基)
2196
:
チバQ
:2010/08/11(水) 12:17:06
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100807ddm008020083000c.html
JAL再生:/上 「墓場」のジャンボ 売却待つ白装束
<追跡>
日本航空が会社更生法適用を申請して間もない2月初旬、機体を真っ白に塗られた2機のジャンボ機「747−400」が、米国西部の空港に着陸した。砂漠に浮かぶ滑走路脇には、世界中の航空会社のマークが付いた300機近い航空機が置かれていた。操縦してきた機長の服部登(43)は、管制官の指示を受け、その一角に駐機してエンジンを切った。
関係者によると、この空港は米ロサンゼルスの北東約120キロにあるビクタービル空港(カリフォルニア州)。空軍基地を民間の貨物専用空港に転換した空港で、山手線内側の半分程度の広大な敷地を持つ。米に数カ所ある、売却予定の航空機を一時保管する「航空機の墓場」の一つだ。そこに、白装束のようにマークを塗りつぶされた日航機が並べられた。「長く日航を支えた名機が、こんな所に……」。服部は周囲に並ぶ色とりどりの機体に目をやった後、操縦席を離れる際に1通の手紙を残した。
手紙は昨年10月、米シカゴから成田へ向かう男性の乗客から客室乗務員に手渡された。仕事で米国滞在中、一時帰国で日本へ向かう際、赤い尾翼の日航ジャンボ機を指さして、「あれで帰るんだ」と家族ではしゃいだ思い出がつづられ、最後に「今後効率の悪いジャンボは使わなくなるでしょう。もし墓場へ送るときは、このラブレターも一緒に」と記されていた。
日航は、中小型機への転換を図るため、ジャンボ全43機(3月末時点)を年度内に順次退役させ、売却することを決めている。退役後、成田空港に駐機しておくと、1機あたり月200万円を超える保管料を取られる上、湿気で金属が傷む。このため、10分の1程度の月1000〜2000ドルで済み、乾燥しているビクタービルに移送して売却を待つことにした。
機材の塗装を担当する整備士の中村貴(41)は、昨年末から仕事の半分近くがジャンボ機を白く塗り替える作業になった。尾翼の赤や、機体中央の社名ロゴをグラインダーで削り、「オイスターホワイト」と呼ばれるクリームがかった白色のペンキで塗り直す。「自分で塗ったロゴなどを消すのはつらい」。「せめてきれいな姿で」と丁寧に塗装し、月2〜3機を送り出す。
日航が初めてジャンボ機を導入したのは1970年。経済成長が続く中、鶴のマークや赤い尾翼のジャンボ機は日本の象徴として、世界中を飛び回った。
だが、ジャンボ機は次第に居場所を失っていった。「ハイテクジャンボ」と呼ばれる現行主流機の「747−400」の燃費は、最新鋭の中型機「787」より約3割落ちる。不況時には、席が埋まらない大きすぎる機体は、飛ばすたびに赤字を出すお荷物になった。日航の元役員は「計画的にジャンボを退役させるべきだった」と振り返る。しかし、ジャンボ機を退役させると巨額の損失が出る。歴代の経営陣はその決断を先送りしてきた。
服部がビクタービルに到着した1カ月後、航空写真家のチャーリィ古庄(37)が同空港を撮影に訪れた。上空からカメラを構え、大小さまざまな航空機の群れの中に日航機3機を含む約50機のジャンボが置かれている姿をファインダー越しに見つめた。「ジャンボの時代は終わった」。シャッターを押しながら、心の中でつぶやいた。(敬称略)=次回は10日掲載
==============
◇「売値、1億円でも驚かない」
ジャンボは、米ボーイング社の「747」シリーズの愛称だ。66年の受注開始以来、世界の航空会社などに1418機が販売された。日航は、羽田空港などの発着枠が少ない時代、一度に大量の人員を運ぶためや、対米貿易黒字減らしの意味もあって、世界で最多の108機を購入。93年度末には保有航空機の7割近い86機がジャンボだった。
破綻(はたん)前、ジャンボ機の帳簿価格は1機50億円超だったが、売りに出しても買い手は少なく、「売値は1億円でも驚かない」(商社幹部)たたき売りの状況だ。予想以上の損失が出ることで日航の債務超過額は膨らみ、銀行団に債権放棄の上積みを要求する事態につながった。
2197
:
チバQ
:2010/08/11(水) 12:17:27
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100810ddm008020005000c.html
JAL再生:/中 カリスマ「いばらの道」 幹部と温度差、政権の関心薄れ
<追跡>
6月30日午後2時過ぎ、日本航空本社で開かれた定例会見で、会長の稲盛和夫(78)は報道陣を前に突然、激しい日航批判を繰り広げた。「人事は担当部局がすべてやり、事後承諾する形で進んでいた。反省が必要だ」。経営破綻(はたん)で引責辞任した役員級の元幹部3人が6月中旬以降、相次いで関連会社の副社長に「天下り」した人事について質問された時だった。あまりの口調の強さに、隣に座った社長の大西賢(55)の表情が固まった。
実は、4月ごろに稲盛の手元に人事の稟議(りんぎ)書は上がっており、稲盛はサインしていた。だが、多くの書類に紛れて問題点を見落としていた。その後、5〜6月に週刊誌などで問題が表面化した。
会見の様子を聞いた日航幹部は「報告しているのに、何で今さら……」と不思議がった。だが、稲盛の思いは違う。「破綻した会社なのに、これまでと同じように、紙1枚で問題のある人事を議論もせずに通す。これで本当に生まれ変われるのか」と周囲に本音を漏らしている。
会見の日の夕方、稲盛は同じ本社ビルで、役員や部長級約50人が参加する研修の講師に立った。「売り上げを最大限に、経費は最小限に」など、活動単位ごとの収益管理を重視する「アメーバ経営」や経営の心構えをまとめた「経営12カ条」を、約1時間熱を込めて説明した。
稲盛が提唱して始まった研修は、6月1日から7月7日まで17回開催され、稲盛はこの日を含めて6回壇上に立った。だが、幹部からは「会長の経営手法が、安全やサービスを最優先する航空会社にそのままあてはまるのか」「大学の講義を聴いているみたい」など冷めた声も聞かれる。
稲盛は「経営者意識のない役員には辞めてもらう」と、年末にも経営陣を刷新し、稲盛イズムを徹底する意向だ。だが、時折かいま見える稲盛と社員の溝は残ったままだ。
◇ ◇ ◇
7月27日夜、稲盛は東京都内のホテルにある日本料理店で、首相の菅直人(63)と会食した。「政策は日本のためにいいことか、悪いことか。それを基準に判断してほしい」と助言すると、菅は「頑張ります」と神妙に応えた。2週間前にも官邸に招かれたが、いずれも話題の中心は参院選後の政権運営。官邸の日航への関心は薄い。
稲盛は太いパイプを持つ小沢一郎(68)を通して、民主党政権との距離の近さを誇った。しかし、小沢が幹事長を辞任し、政治環境は変化した。国土交通相の前原誠司(48)は、廃止方針だった株主優待制度を続ける案が日航内で浮上した際、「ゾンビみたいな話だ」と強い口調で批判するなど、破綻後は日航と一定の距離を置き続けている。民主党の権力構造の変化が、稲盛の政治力に微妙な影を落とす。
◇ ◇ ◇
月曜日の早朝、稲盛は、京都市の自宅を出て大阪・伊丹空港から羽田行きの日航機に搭乗する。ほぼ毎週続けており、後部のエコノミー席に座る稲盛に客室乗務員が気づき「会長……」と声を掛ける時もあるが、稲盛は「いいから、いいから」と手を振り、一般客への対応を促す。客室乗務員の笑顔は十分か、機長のあいさつは丁寧か。サービスの向上を自分の目と耳で確認し、「日航は生まれ変われる」と確信している。無報酬で働くカリスマ経営者は、確信を現実に変えるため、いばらの道を歩み続けている。(敬称略)
==============
◇今月末に更生計画案
日本航空と管財人である企業再生支援機構が、8月末に東京地裁に提出する更生計画案は、銀行融資や社債などの債権を87.5%(5216億円)カット▽年末に企業再生支援機構が3500億円を出資▽人員削減や今年度中の国内・国際計45路線の撤退などで15年3月期に営業利益1331億円−−などが柱だ。ただ、日航が求めている3200億円の融資再開については銀行団は慎重姿勢を崩しておらず、結論は先送りされている。機構に追加出資を求める声もあり、11月末に更生計画案が認可されても、本格再建に向けた課題はなお山積している。
2198
:
チバQ
:2010/08/11(水) 12:17:46
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100811ddm008020072000c.html
JAL再生:/下 痛みの現実、揺れる心 復活信じ「眼前の作業」に没頭
<追跡>
「自分は会社に必要なのか」。日本航空が春に続き、パイロットの特別早期退職(特早)の募集を発表した翌日の7月16日。フライトを終えた40代の男性パイロットは、空港から帰るリムジンバスの中で、募集通知を手に自問した。
2回の特早で、日航はパイロットの約2割にあたる800人超を年度内に削減する。自分が乗る航空機は来年3月末までに退役するため、会社に残るには別の機種の資格が必要だ。しかし、資格取得の訓練を促す声が夏になってもかからない。不安が心に広がる。
年収はピーク時の7割以下で、500万円以上減った。貯金を使って住宅ローンを支払い続けているが、会社は一段の賃下げを提案している。同業への転職を探す同僚もいるが、採用枠は少なく、「まるでいす取りゲーム」。早期退職の締め切りは今月16日。「特権」だったタクシー送迎が打ち切られたため乗ったバスの中で、体とともに心が揺れる。
再生に向けたリストラの中、社員一人一人が、厳しい選択を迫られている。
◇ ◇
日航の社員一人一人に厳しい選択が突きつけられる=羽田空港第1ターミナルで7月30日、須賀川理撮影 本社管理部門にいた40代男性は、1月の経営破綻(はたん)後も「日航は日本になくてはならない会社。自分の手で必ず復活させる」と思っていた。路線撤退、子会社の売却、賃下げ……。「再建のため」と言い聞かせ、厳しいリストラ計画の立案に没頭した。だが、打ち出した施策に自分の生活が追いつめられた。昨冬からボーナスがゼロになり、住宅ローンの支払いが苦しくなった。「このままやっていけるだろうか」と不安が膨らんだ3月末、知人に新興服飾メーカーへの転職を打診され、日航との決別を初めて意識した。
小学生の2人の子供は、図工の授業で日航機を描くほどの日航ファン。家族や同僚にも相談できず1人で悩み続け、春の特早締め切り前日の4月8日夜、ようやく「応募しようと思う」と妻に打ち明けた。しかし翌日も迷い続け、書類を上司に提出したのは夕方の締め切りぎりぎり。4月末の送別会で「僕は辞めるが、再建に向けて頑張ってくれ」とあいさつし、入社以来初めて泣いた。
子供に打ち明けたのは退職後1カ月以上たってから。少し驚いた様子だったが、笑顔で受け止めてくれた。ほっとした。
◇ ◇
残ることを選んだ社員たちは現場で格闘し続けている。羽田空港の整備場では、池原厚(33)ら若手の整備士が、燃費改善のために毎晩、1基1時間かかるエンジンの水洗いに汗をかく。「一円でも安く」と、汚れをふく布や軍手はなるべく再利用し、消耗品を入れる棚には1個当たりの単価を張り出す。
整備現場でもベテランの多くが会社を去った。だが、池原は「日航には世界最高水準の技術とノウハウがある。必ず復活できる」と信じ、目の前の作業に神経を集中させる。9日は夜勤で、帰宅は10日の午前11時前。体力的にはつらいが、元日航社員の妻(32)や長男(4)が応援してくれるのを励みに、再生の現場を担う。
国際線全路線の搭乗経験を持つベテラン機長だった小林宏之(63)は3月、約40年のパイロット人生に終止符を打った。「日航は外圧がないと変われない。いわば日本の縮図だ。敗戦後の日本のように、しがらみのない若い人たちが必死になればきっと再生できる」。残る社員に希望を託す。(敬称略)
◇
この企画は山本明彦、小倉祥徳、赤間清広が担当しました。
==============
◇日航のリストラ計画
日航再生のカギを握るのが人員削減を中心としたリストラ策だ。客室乗務員約2700人、パイロット800人超など、今年度中に前年度末比でグループ全体の3分の1に当たる1万6000人超を削減する。
春に実施した特別早期退職にはパイロット約150人を含む約4000人の応募があった。さらに約4300人を追加募集する予定だ。残る社員に対しても、職種ごとに18〜30%の賃下げを含む賃金制度の抜本変更を提案している。ホテルや機内食業務など関連会社の売却も進める。
2199
:
チバQ
:2010/08/11(水) 12:19:33
金曜の夜出て月曜の夕方帰ってくるみたいなプランで遊べますね
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=45814
タイ国際航空、中部と福岡線を増便−羽田線スケジュールも
[掲載日:2010/08/11]
タイ国際航空(TG)は冬スケジュールで、中部/バンコク線を3便増便し、週10便で運航する計画だ。デイリーで運航している午前出発便に加え、午後出発便を月曜日、木曜日、土曜日の週3便で運航する。
TGによると、中部/バンコク線は2008年5月16日から深夜便を週3便運航していた。バンコク・スワンナプーム空港の閉鎖の影響で需要が落ち込み、同年12月末から運休していたが、需要が徐々に回復してきていることから、今後の需要回復を見込み増便を決定したという。使用機材はA330-300型機で、ロイヤルシルククラス36席、エコノミークラス263席の予定だ。
また、福岡/バンコク線も週5便から2便増便し、デイリー運航にする計画だ。使用機材はエアバスA330-300型機で、ロイヤルシルククラスが36席または42席、エコノミークラス263席を予定している。これらの増便により、日本/タイ間のTG運航便はコードシェア便を除いて週47便から週59便となり、供給座席数は約30%増加する見込みだ。
このほか、スケジュールの変更として、成田/プーケット直行便のTG671便、成田/バンコク線のうち週3便運航のTG643便について、出発時間を1時間半遅らせ11時30分発に変更。乗客が時間に余裕を持って出発できるよう、利便性を高めた。
なお、TGは11月1日から羽田/バンコク線を開設する。使用機材はA340-500型機で、ロイヤルシルククラス60席、エコノミークラス155席を予定している。
増便・新規就航の詳細なスケジュールは下記のとおり。現在政府認可申請中だ。
▽TG 中部/バンコク線運航スケジュール(月・木・土)
TG647便 NGO 16時55分発/BKK 21時40分着
TG646便 BKK 08時15分発/NGO 15時40分着
▽TG 福岡/バンコク線運航スケジュール(デイリー運航)
TG649便 FUK 11時40分発/BKK 15時35分着
TG648便 BKK 01時00分発/FUK 08時00分着
▽TG 羽田/バンコク線運航スケジュール(デイリー運航)
TG661便 HND 00時20分発/BKK 05時20分着
TG660便 BKK 14時50分発/HND 22時30分着
2200
:
チバQ
:2010/08/11(水) 12:20:44
>>2190
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100811k0000m020089000c.html
日航:関空の地上業務会社を売却 3社を鴻池運輸に
会社更生手続き中の日本航空は10日、いずれも関西空港で地上業務を手掛けるJALグランドサービス関西(大阪府泉南市)などグループ3社を、鴻池運輸に9月末に売却すると正式発表した。3社の発行済み株式の90%ずつを売却、金額は公表していない。
日航が今秋に関西発着路線を大幅に廃止するのに伴う効率化と、グループの人員削減が狙い。3社の従業員は原則引き続き雇用されるが、これで日航の連結従業員数は約900人減る。
売却対象のほかの2社は、手荷物の積み降ろしなどを展開するJALグランドサポート関西(大阪府泉南市)、旅客カウンター業務などを手掛けるJALスカイ関西(大阪府田尻町)。日航グループは3社の10%ずつの株式を保有し、業務委託も続ける。
2201
:
チバQ
:2010/08/12(木) 12:16:05
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp1-20100812-664938.html
理不尽乗客にパーサー激高→脱出→英雄に記事を印刷する
米ニューヨークのケネディ国際空港に着陸した飛行機内で女性客に理不尽なののしりを受け、「こんな仕事、辞めてやるぜ!」と緊急脱出ハッチから機外に出た男性客室乗務員がヒーローになっている。米各メディアが10日までに報じた。乗務員は危険行為や空港への不法侵入などの疑いで逮捕された米格安航空会社「ジェットブルー航空」のスティーブン・スレイターさん(39)。勤続20年のベテランとしては失格の行動だが、ネット上では2万人以上が支持を表明し、法廷闘争基金も設立された。
AP通信などによると、スレーターさんがキレたのは9日のピッツバーグ発ニューヨーク行きの機内だった。ケネディ国際空港に着陸後、キャビネットから荷物を出そうとしていた女性客が別の乗客と口論を始めたという。仲裁に入ったところ、女性客がなぜか逆ギレ。スレーターさんをののしった上、キャビネットのドアを突然開けて荷物を落とし、絶妙なタイミングで頭に当てたという。
謝罪の言葉さえないあまりの理不尽ぶりに、スレーターさんは激高。目撃者によると、機内放送用のマイクを静かにつかんで「アテンションプリーズ」などとは言わず、その女性客に決して礼儀正しいとは言えない口調で「オレに○○○○○って怒鳴りやがった○○ったれ女」と絶叫。「20年間この仕事をやってきたが、もうウンザリだ。それだけだ!」と言い残すと、乗客サービス用のビール1本をつかみ取り、緊急脱出用スライダーを起動。ハッチを開けて滑走路に滑り降り、その場から逃走した。
スレーターさんは9日中に逮捕されたが、インターネット上では「よく言った!」「ここまでハッキリぶちまけて仕事を辞められたら最高!」と英雄視する声が相次いだ。2万人以上がスレーターさんの無罪を支持。ある支持者はスレーターさんの法廷闘争などの資金用に、基金を立ち上げるなどサポートの動きも盛り上がりを見せている。
10日に行われた裁判で、スレーターさんは機内マイクパフォーマンスについて「この20年間、威厳と敬意を持って乗務員に接していただいた乗客のみなさん。すばらしいフライトに感謝します」という発言だったと解説。弁護士も「(機外への脱出は)女性乗客とのいざこざを避けるためだった」などと無罪を主張した。
裁判所を出たスレーターさんは保釈金2500ドル(約21万2500円)を支払った人物は明かさず「みなさんの支援に感謝します」とコメント。ブルージェット航空はスレーターさんを客室乗務員から外したが、退職の是非については、事実関係の調査後に判断するとしている。
[2010年8月12日9時11分 紙面から]
2202
:
チバQ
:2010/08/12(木) 12:16:50
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100812/mcb1008120503000-n1.htm
中東の航空会社 進む二極化 収益力の差拡大 業界再編の風
2010.8.12 05:00
ドバイのアール・マクトゥーム国際空港に到着したエミレーツ航空の超大型旅客機「A380」=7月1日(AP)【拡大】
国際航空運送協会(IATA)の予想によれば、2010年の中東の航空会社の業績は全体で10億ドル(約854億円)の黒字になる見通しだ。黒字化は05年以来で、09年の6億ドルの赤字から大幅な改善となる。ただし、その陰には赤字が続く企業が存在する。経済が持続的な成長局面に入れば、収益力のある企業とない企業の差は広がり、中東の航空市場の再編につながるだろう。
湾岸諸国以外の中東の国々では、国内総生産(GDP)成長率の上昇と消費の拡大を受けて、航空業の需要と収益が上向いている。欧州旅行や域内旅行の成長も収益を下支えしており、低コストで路線を拡大するために「ワンワールド」など国際航空連合に加盟する航空会社が増えるだろう。
だが、これらの国々ではまだ国民の大部分の所得が低く、飛行機で移動するほどの余裕を持つ層は今後も限られるだろう。民間企業の航空機が増えれば、空港使用料が上昇する可能性もある。また、もし発展途上国にも燃料課徴金が適用されることになれば、同地域の比較的旧式の航空機には不利だ。
将来的に業界再編が進むかもしれないが、米国のように大手が破綻(はたん)する過酷な状況にはならないだろう。また、各国の政治や戦略の違いが大きいため、欧州のように合併が進む可能性も低いだろう。今後は、レバノンのように、政府が航空自由化政策を採用して観光業の活性化に取り組むような国の航空会社の採算性が向上する見込みだ。
湾岸諸国の航空会社は明暗が分かれそうだ。最大手のエミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空は市場シェアを伸ばすだろう。なかでもエミレーツが優位に立つとみられる。同社の収益性を支えるのは人件費の安さであり、労働組合がほとんど存在しないドバイでは今後もこの状態が続く見込みだ。また、観光業と貿易による経済の多様化を目指すドバイ政府にとって、同社が欠くことのできない存在であることも追い風だ。これら3社は地理的には近いが、事業計画上の違いが大きいため同盟する可能性は低い。また、いずれも国有の状態を維持するだろう。
一方、サウジアラビア航空、バーレーンのガルフ・エア、クウェート航空は厳しい状況だ。特にガルフ・エアとクウェート航空は、悪化したバランスシートを支えるために政府の補助金に依存する体質になっている。これら3社は、安全保障上の観点からいずれも国有の状態を維持する見込みだが、長距離路線からは手を引いて域内に集中するだろう。しかし格安・高級の両分野に新たな企業が参入し、利益が脅かされる恐れがある。(オックスフォード・アナリティカ)
2203
:
荷主研究者
:2010/08/12(木) 19:24:01
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1280469049
2010年07月30日14時50分 千葉日報
成田で軽量コンテナ導入 全日空
新素材で3割軽く燃料やCO2削減
全日空が導入した新型コンテナ(手前)。奥の従来型と比べて30キロ軽くなった=29日午後、成田空港貨物地区
全日空は29日、外板に炭素繊維強化プラスチックを採用し、従来より約3割軽量化した航空貨物用の新型コンテナの使用を、成田空港で始めた。成田−米サンフランシスコ間を大型機の一種ボーイング777−300型機で飛んだ場合、約1・3トン(44台搭載時)の軽量化が可能で、ドラム缶約2・6本分(約516リットル)の燃料節減と、二酸化炭素(CO2)約1・2トン分の削減効果があるという。
全日空によると、従来の主力は100%アルミ製のコンテナで1台の重さが100キロだった。新型コンテナは、底盤と骨組みを除いた外板部分を、炭素繊維強化プラスチックパネルに切り替え、開閉部分も大型テント倉庫に使うキャンバス素材にしたことで、70キロに軽量化した。
2204
:
チバQ
:2010/08/15(日) 16:02:06
TAM:スターアライアンアス
LAN:ワンワールド
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100814-OYT1T00624.htm
ブラジルとチリの航空最大手、合併で合意
【リオデジャネイロ=浜砂雅一】ブラジル航空最大手のTAM航空とチリ同LAN航空は13日、合併することで合意したと発表した。
共同の持ち株会社を設立し、両航空のブランドは残す方向だ。
株主や当局の承認を得られれば、中南米で最大の航空会社「LATAM」が誕生することになる。
ブラジル紙「グロボ」(電子版)によると、新会社は輸送客数で世界10位、収入で15位に浮上する。
規模拡大を通じて経費節減を図り、生き残りを目指す狙いとみられる。世界の航空業界では合従連衡が相次いでいる。
(2010年8月14日20時55分 読売新聞)
2205
:
チバQ
:2010/08/15(日) 16:04:00
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=acPNZUIzGQbg
中南米最大のラン航空、ブラジルのTAM航空の買収で合意−37億ドル
8月13日(ブルームバーグ):時価総額で中南米最大の航空会社、チリのラン航空は、ブラジルのTAM航空を37億ドル(約3200億円)で買収することで合意した。
両社が13日発表した資料によると、買収は株式交換で行われ、TAM航空1株に対してラン航空0.9株を割り当てる。TAM航空の株価は同日のブラジル市場で前日比28%高と、2004年12月以来の高い上昇率を記録。ラン航空の株価はチリ市場で2年ぶりの大幅高となった。
欧米の航空会社は営業コスト削減と路線拡大による収入増を目指して合併を進めており、今回の両社統合はそれに続く動きだ。世界の航空会社は過去2年間、記録的な燃料価格上昇や、景気減速に伴う企業の出張需要減少により打撃を受けてきた。
発表資料によれば、両社の合計売上高は85億ドル。統合により年間で約4億ドルのコスト削減が可能になるという。
2206
:
チバQ
:2010/08/15(日) 16:06:24
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=25834
日航が離島ジェット便から段階撤退 鹿児島県内に懸念
(2010 08/14 11:00)
徳之島空港を離陸するボンバルディアDHC8−Q400。JALグループは県内離島航空路線からジェット機を段階的に撤退させ、プロペラ機の増便を進めている 会社更生手続き中の日本航空(JAL)が、コスト縮減や効率的運航を目指し、鹿児島県内の定期離島航空路線で、段階的にジェット機の撤退を進めている。県内離島便を担ってきたJALは代替策として、グループ会社・日本エアコミューター(JAC、霧島市)のプロペラ機の便数を増やし、利便性向上を図る考えだ。しかし、10月末には鹿児島空港発着の奄美便からジェット機が姿を消す見込みで、自治体関係者からは「修学旅行など大量輸送の要請に応えられなくなるのでは」との懸念も出ている。
県交通政策課によると、奄美−鹿児島線は4往復あったMD81(163席)便が6月から2往復に、さらに10月末にはゼロになる見通し。一方で、JALグループは、ジェット機に替わりプロペラ機・DHC8−Q400(74席)を増便。これにより1日の便数は、6月に2往復増の計7往復となり、10月末には計8往復となる。
ジェット機に比べ飛行時間は5〜10分長くなるものの、「便数が増えることにより、乗り継ぎまでの待ち時間が以前より減る」など歓迎の声も多い。
ただ、1日あたりの総座席数を見ると、5月時に比べ、ジェット機がゼロになる10月末には約20%の減となる見込みで、1回で運べる最大人数も半減する。このため、奄美大島全体で取り組む修学旅行客誘致活動への影響が懸念されている。
県外からの修学旅行生には、黒糖づくりやスキューバダイビングなどが人気で、2009年度は関西を中心に中・高あわせて13校の生徒が訪れた。奄美市紬観光課は「修学旅行については『臨時便などで対応したい』とJAC側から説明があったが、確約はもらっていない」と不安をのぞかせる。
一方、台湾などへのチャーター便を除き4月からジェット機が姿を消し、鹿児島線でプロペラ便が増えた徳之島空港。天城町商工水産観光課の米村巌課長は「JACと連携を密にし、スポーツ合宿やトライアスロン大会に影響が出ないようにしたい」と話す。
また、ジェット便減少に伴い県に入る着陸料収入も大幅に減る見通しだ。奄美、徳之島両空港は県管理の空港。奄美空港ではジェット機撤退後、年間2400万円以上の減、徳之島空港も年間約1200万円の減となる。
県港湾空港課の米元敏博課長は「減収幅は大きいがやむを得ない。離島航空路線はライフライン。今後もしっかり地元と連携し、路線維持に努めたい」としている。
2207
:
チバQ
:2010/08/15(日) 16:08:42
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100814/mcb1008140507014-n1.htm
航空3社、ビジネス客争奪 デルタ、NY−シカゴ間に定期便2010.8.14 05:00
ソルトレーク国際空港に駐機するデルタ航空の旅客機。同社のマイレージ大盤振る舞いで顧客獲得競争が激化している(ブルームバーグ)【拡大】
米航空最大手デルタ航空は、ニューヨーク−シカゴ間の定期便を就航し、同便の利用に対しマイレージプログラムのマイルを通常の3倍付与するキャンペーンを開始した。これを機に、大手各社の間で、高い航空運賃を支払う商用旅行者の獲得競争が激化している。
デルタ航空は6月、シカゴ便の就航をミッドウェー国際空港からオヘア国際空港に移し、オヘア空港をハブ(拠点)空港とする米2位のアメリカン航空や同3位のユナイテッド航空と直接競合することになった。
以前ユナイテッド航空とアメリカ・ウエスト航空で部長を務め、現在はコンサルタントとして働く、ブレット・スナイダー氏は「シカゴはニューヨークからの最重要路線の一つで、デルタ航空の主な狙いはアメリカン航空から顧客を奪うことだ。アメリカン航空は顧客の流出を防ぐため、同じマイル3倍サービスで対抗した」と述べた。
航空会社が商用旅行者を重視するのは、直前予約をして最も高い運賃を支払う顧客が多いためだ。
デルタ航空の定期便就航により、国内旅行での利用者数1位のニューヨーク・ラガーディア空港と同2位のシカゴ・オヘア空港の間を移動する乗客の選択肢が増えることになる。ニューヨーク・シカゴ間の1日の便数は、デルタ航空が11便、アメリカン航空が17便、ユナイテッド航空が18便。
スナイダー氏は「定期便の成否は、景気と商用旅行者の気分次第だ。良い方向に動けば、ドル箱になることもあるだろう」とみている。
航空会社はリセッション(景気後退)の間に失った価格決定力を回復しつつある。米航空輸送協会(ATA)によると、有効座席1マイル当たりの旅客収益は、2009年には12カ月連続で減少したが、10年には6月までの6カ月間連続で増加したという。(ブルームバーグ Mary Jane Credeur、Mary Schlangenstein)
2208
:
チバQ
:2010/08/15(日) 18:13:05
http://president.jp.reuters.com/article/2010/08/12/7BE99F58-9F86-11DF-8A91-9AC13E99CD51.php
リストラに怯えるJALスッチーの悲鳴
プレジデント 2010年7.5号
「機材や路線のダウンサイジングが終わる9月頃にはいよいよ整理解雇という噂も出ている。私もいつクビになるかわからない状態なんです」
プレジデント編集部=文 澁谷高晴=撮影
「30代後半の頃は、年収1000万円弱くらいもらっていた。でも今は、本当に日々、お給料が下がるばかり」そう語るのは、1月に経営破綻、会社更生法適用となった日本航空(JAL)のベテラン客室乗務員、水沢絵里子さん(仮名、42歳)である。昨年の年収は約700万円。今年末までに、約1万6000人の人員削減が発表されており、5月末までに第一陣の約3610人が退職したと報道された。
35歳以上の社員に面談が行われましたが、決断までにそれこそ1〜2週間しかなく、日々辞めるか迷っている人もたくさんいました。でも私は独身ですし、元自営業で年金の少ない両親を養っているので残るしかないんです」リクルートの再就職案内が渡され、退職を決めた人は4月末に説明会が行われたが、同年代で辞めた同僚の話によると「タクシーの運転手を勧められた」といった話ばかりで、本当に望むような職は見つかりそうにないという。絵里子さんは、20代の頃に短い結婚生活を経験した。元夫は年収1000万円超のエリートだったが、絵里子さんの両親とうまくやってくれなかったため離婚した。両親も「あんな人とは離婚してよかった」というスタンスだったという。今は都内の賃貸マンションに一人暮らしだ。家賃は15万円、駐車場込みで18万円ほど払っている。加えて、郊外に住む両親に、生活費として月10万円程度を渡しているという。
「以前は、月収が手取りで50万円を超えることもありましたが、今は35万円くらい。あてにしていたボーナスも昨年冬からゼロになりましたし、お金はまったく手元に残りません」
収入が減っても、親への仕送りの額は減らさずやってきた。特に贅沢な暮らしはしないという絵里子さんには、若い頃から貯めたお金が約2000万円あり今はそれを少しずつ切り崩す毎日だ。特に引っ越しなどは考えていないという。
「とにかく不規則な仕事なので都心に住んでいないと不便だし、親に何かあったらと考えると、車を手放すわけにもいきません。育ててくれた両親にもそれなりの生活はさせてあげたいですし……」絵里子さんが入社したのは、バブル華やかなりし頃。でも、先輩の話によると、「実は、その頃から会社は傾きはじめていた」という。そんな彼女たちも今はみな、リストラの恐怖に脅えている。
「この後、6月に1000人規模の早期特別退職があり、機材や路線のダウンサイジングが終わる9月頃にはいよいよ整理解雇という噂も出ている。私もいつクビになるかわからない状態なんです」孤独死などのニュースを見る度に不安になるが、仲間の独身CAの間では「寝てる間に死ねたら楽だよね」などという冗談を言い合うこともあるという。何か副業でも探したいと思う一方で、絵里子さんは、まずは婚活をしたいという。先行きが不安な今は、どうしても安定した家庭が欲しい。自分が病気になったり、両親が要介護になったりしたらと思うと本当に不安になる。
「会社が安定していた頃は、別にずっと独身でもと思っていた。でも今は、神様がそろそろ家庭を持つことを考えなさい、と言っている時期なのかなと思う」最初の結婚は、自分が幸せになることばかりを考えていたという絵里子さん。離婚してからも何人かとおつきあいしたが、つねに「少し待てば、もっと条件のいい人が現れるのでは」という気持ちで再婚に踏み切れなかった。でも今は、「相手を幸せにしてあげなければ」という気持ちが生まれている。
「でも年収は最低1000万円はないと。私と両親くらい養ってやるという気概のある男性であれば、もう条件は問いません」
2209
:
チバQ
:2010/08/16(月) 01:01:52
>>2208
この記事をSPAに載せてみたら どんな反応があるかみてみたい
2210
:
名無しさん
:2010/08/17(火) 19:08:36
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/7723792c1ca2a062e72c6d4fb1a63b3b/
関西国際空港の挑戦[1]――600万人の訪日客に照準! 中国路線を拡張へ(1) - 10/08/12 | 12:20
「いまは逆風がない状態」。関西国際空港の福島伸一社長は、現在の経営状況をこのように語る。
関空は長年、需要低迷に苦しんできた。泉州沖に浮かぶ海上空港のため都心部からのアクセスが不便で、これが障壁となり、国内の利用者を思うように呼び込むことができなかった。
そこに世界景気の悪化や、経営問題で揺れる日本航空の減便などが襲いかかる。2009年度の利用客数は1351万人と、ピーク時の00年比34%減にまで落ち込んだ。
ところが、10年に入ってからこの状況が一転している。国際線の利用客は、昨年12月から増加に転じる。国内線の利用客も前年割れが続いたが、今年6月になって上向いた。
景気の底打ちとともに利用客が緩やかに回復すること自体はサプライズではないが、利用客の状況を細かく見ていくと、過去とは明らかに違うトレンドがあることに気がつく。外国人の利用客数の推移だ。
外国人の利用客は今年2月から、月ごとの過去最高数を更新していた。そして4月に36万人を突破し、単月ベースで1994年の開港以来の過去最高数を記録。6月も前年同月比91%増の27万人と、高水準を維持している。
自治体や経済界と連携
外国人のうち急激な伸びをみせているのが、中国人の利用者である。「中国のお客様は、ここ5年で5倍に急伸している」(福島社長)。
関空は中国路線のネットワークを拡張中で、05年に15都市だったものが、現在は21都市に就航している。これにより、就航都市数は国内空港では最多に(成田国際空港は17都市、中部国際空港は11都市)。就航便数も現在40便(/1日、貨物便を含む)と、05年の33便から増加している。
今後も、中国への新規就航を増やす方針だ。西安や武漢、重慶など、日系企業の拠点や観光名所がある都市への就航を模索している。「早期に27都市ぐらいにまで拡張したい」と、福島社長は意気込む。
同様に、韓国への就航便数も05年の15便(/1日、貨物便を含む)から、現在20便に増加。韓国のLCC(格安航空)「チェジュ航空」が09年3月から就航しており、この便は毎回ほぼ満席状態という。
このように、中国や韓国を中心にアジアのネットワークを拡張していることから、いまでは関空の外国人利用客のうち韓国人が約25%、中国人が約22%を占める。
ネットワークの確保には、地元自治体や経済界とも連携し、トップセールスを展開する。昨年は、関西各自治体や経済界の幹部クラスとの連合チームが、年間で15回も世界各地に繰り出した。今年に入ってからも、その方針は変わらない。
7月29日と30日には、関空の竹内剛志副社長が関西経済連合会や大阪市の幹部クラスと共に、中国国際航空と中国東方航空本社を訪れた。「関空に就航する便を増やすために、地元経済界も全力を尽くしている」(関経連の山川薫理事)。
昨年、中国から日本を訪問した人の数は、約100万人。このうち約3割が関空を利用した。今年7月に中国人向けのビザの発行を大幅に緩和したこともあり、中国人の訪日数は今後も膨らむ見通し。国土交通省は、16年にはその数が600万人に拡大すると推計する。
関空はこの機をとらえ、約3割のシェア(=国内空港における中国人の関空利用率)を維持することで、中国人の利用客数を段階的に伸ばしていく狙いだ。
「アジアのゲートウェー」を掲げる関空はここ数年、この旗印に沿ってアジアネットワークの拡充と、中国戦略の強化に取り組んできた。今年に入ってからの外国人利用客の急増は、外部環境の変化だけがもたらしたものではなく、中期的な施策の成果が発現した側面もあることは確かだろう。
。
2211
:
名無しさん
:2010/08/17(火) 19:08:56
関空が抱える遺恨問題
浮上のきっかけをつかんだとはいえ、関空がこのまま上昇気流に乗るとは言い切れない。
関空は開業前の遺恨をいまだに背負う”悲劇”の空港、と言える。1960年代、大阪国際空港(伊丹空港)の騒音問題を解決するために神戸沖に国際空港の建設が検討されたが、神戸市が拒否し、94年の関空開港につながった。
ところが、航空機の性能向上で騒音問題が鎮静化したこともあり、伊丹空港はそのまま存続。さらに、06年には神戸空港も開港。これがいまでも尾を引き、現在は半径20キロ圏内で、関西の3空港が国内線の需要を奪い合う状態になっている。
また、民活の路線のもと、巨額の建設投資を有利子負債で賄う仕組みとしたため、これが経営を圧迫。現在の有利子負債は1兆円を超え、年間の支払い利息は200億円以上。繰越損失も2000億円を超える。
この高コスト構造を背景に、アジアの他空港に比べて圧倒的に高い着陸料を強いられており、これが競争力の低下を招いている。
関空の経営問題を解決するために、国交省は今年5月に関西と伊丹空港の経営統合などを柱とする救済案を打ち出した。ただ、競争環境は厳しさを増す。成田空港の発着枠が拡大され、10月には羽田空港の拡張も控える。
この状況下、関空はかつての遺恨から解き放たれ、アジアを代表する国際空港のひとつに成長することができるのか。関空の新たな挑戦を、短期集中シリーズでレポートする。
(梅咲 恵司 =東洋経済オンライン)
※次回は来週掲載予定です
2212
:
チバQ
:2010/08/17(火) 19:09:45
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/7fe3f57153b56097da0c353bcd198a85/
関西国際空港の挑戦[2]――“ガラ空き”状態を逆手に、格安航空会社の誘致に全力(1) - 10/08/17 | 12:20
平日の午後。人影まばらな関西国際空港のロビーで、ひときわ活気付く一画がある。韓国のLCC(格安航空)「チェジュ航空」のチェックカウンターだ。関空―ソウル便が、往復1万5000円から利用できるとあって、人気は抜群。昨年3月から1日2往復するこの路線は、毎回ほぼ満席状態。日本人3割、外国人7割の比率で利用されている。
夫婦でソウルを訪問するという50歳代の主婦は、「初めてチェジュを利用した。理由は、安いから。一度利用してみようと思った。今回使ってみて良ければ、今後も使ってみたい」と、顔を輝かせる。
20歳代の女性は「韓国に知り合いがいるので、頻繁にチェジュを利用する。以前は別のエアラインを使っていたので、それほどの回数を渡航できなかったが、チェジュは安いので、いまは月に2回ほど利用している」と語る。
アジアの各社にラブコール中
「アジアのゲートウェイ」を標榜する関空にとって、LCC戦略は重要な意味を持つ。そもそも、日本の空港でLCCをいち早く誘致したのが関空である。オーストラリアの「ジェットスター航空」が日本で初めて、07年3月にシドニー便を就航。これを皮切りに、いまでは5社・週42便のLCCが関空に発着陸している。「LCCは総じて好調」と、関空の福島伸一社長は破顔一笑する。
発着枠が満杯の首都圏の空港に対し、関空は総枠23万回の半分も埋まっていない“ガラ空き”の状態。発着枠に余裕がある分、そこにLCCを飛ばすことができる。「弱点を強みに変えるチャンス」(大阪府空港戦略室の中村誠仁室長)というわけだ。アジアの利用客を取り込むために、関空は自治体や経済界とタッグを組んで、LCCの誘致に全力を注ぐ。
7月14日。シンガポール「ジェットスター・アジア航空」本社の地下にあるミーティングルーム。プロモーションのために訪れた関空の島田知明常務と大阪府の中村室長は、この部屋で同社のチョン・フィット・リャンCEOと対面した。
同社は7月初旬に、台北経由でシンガポールと関空を結ぶ線を就航したばかり。さらに関係強化が可能と見た関空側は、増便や直行便の運行を要望した。これに対し、チョンCEOは「大学生など短期留学生の受け入れ態勢を整えて欲しい」と、学生が割安で宿泊できる場所の確保などを要請したようだ。関空への増便をてこに、若年層顧客を開拓する狙いと見られる。直行便についても、「検討課題のひとつだと思っている」と、チョンCEOは明確な口調で答えたという。
会談は1時間にも及んだ。関空側はジェットスター・アジアの要請について、対応が可能かどうか、具体的検討に入る姿勢だ。
関空は韓国のLCC「ジンエア航空」に対しても、定期便の就航を呼びかけている。現在は不定期にチャーター便が飛んでいるが(8月は8便の予定)、「ジンエアは定期便にして欲しいと思う。毎週定期的に就航していないと、お客様に不便だから」と、関空の福島社長は定期便の早期就航を示唆する。
LCC専用ターミナルの建設も視野に入れている。ローコストの専用ターミナルを整備できれば、現状よりも安い施設使用料を提示することで、LCCの就航便数を増やすことが可能になる。
関空の島田常務は7月にシンガポールのチャンギ空港をおよそ3時間かけて視察。2階建て25ゲートのLCC専用ターミナルを、搭乗手続き口から出国審査口までつぶさに見て歩いた。約30億円で建設されたと言われるチャンギ空港のLCC専用ターミナルは、エレベーターもムービングウォークもない。そのシンプルだがムダのない造りに、視察を終えた島田常務は「目からうろこが落ちた」と、周囲に漏らしたという。
2213
:
チバQ
:2010/08/17(火) 19:10:21
実質無料化の措置を延長か
関空が今後もLCCを誘致するには、アジアで圧倒的に割高な着陸料が問題となる。大型機の着陸料は韓国・インチョン空港の15万円に対し、関空はその4倍近くの57万円。有利子負債1兆円超を抱える高コスト経営体質が、競争力の低下を招いている。
目下、新規就航便については当初1年間の着陸料を実質無料にしているが、これは11年3月までの時限措置。「これでは話にならない」(LCCへの参入をもくろむ全日本空輸の幹部)と、ローコスト運営を標榜するLCCにとって、関空の積極活用には乗り出しにくい状況だ。
「11年3月以降も優遇措置延長などを考慮しもらえれば、今後の運航計画立案のうえでもありがたい」(ジェットスター航空/ジェットスター・アジア航空の片岡優・日本支社長)との声もある。
そこで、関空は実質無料化を複数年間延長することを検討しているようだ。関空の福島社長は「新規就航便について着陸料を実質無料にしているが、これを梃子にLCCを誘致していく。この無料化は来年3月までの緊急策だが、期間延長することを検討している。(2〜3年の延長など)そういったことを含めて検討中」としている。
LCC拠点化への課題
関空が今後、LCCの有望な拠点になる可能性は十分にある。ブーズ・アンド・カンパニーのプリンシパル、加藤瑞樹氏は「日本のLCCキャリアが関空−国内主要都市を定量かつ、継続的に運航する状況をつくり出すことができれば、関空はLCCの有望な拠点になるだろう」と見る。
最近では、日本の地方空港が中国や韓国と路線を直接結んでしまうケースがあり、これが助長されると、関空の存在価値が薄れることも考えられる。関空は大阪や京都など関西エリアを周遊したいとする外国人の需要を取り込むだけでは不十分で、最大需要地域の東京や北海道、九州などを割安のLCCキャリアで結ぶことが、外国人客を呼び続けるために必要というわけだ。
その意味で、着陸料の実質引き下げにより関空に国内LCCキャリアを飛ばすことができるかどうかが、今後の最大のポイントとなるだろう。
値下げ策拡大で目先の航空収入が縮んでも、利用客が増えれば、全営業収入の6割近くを占める商業施設からのテナント料など非航空収入で稼ぐことができる。着陸料の引き下げを空港施設の収益で補う戦略は、他の地方空港とは違い、滑走路などの航空インフラと、ターミナルビルや駐車場などの空港関連組織を一体運営する関空だからこその強みとも言える。
政府から年間75億円の補給金を受けている状況下だが、思い切った策を打ち出すことが関空の離陸には必要だ。
(梅咲 恵司 =東洋経済オンライン)
2214
:
チバQ
:2010/08/17(火) 19:10:56
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/c04593c9e9a08feaa947b5636eb776f3/
スカイマークが検討、国際線参入の現実味(1) - 09/08/11 | 10:00
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)に次ぐ、3社目として海外へ羽ばたけるのか――。
格安航空会社のスカイマークが国際路線の参入準備を進めている。羽田空港が再拡張される2010年以降、台北(台湾)への就航を果たすというシナリオだ。
これまでスカイマークはエイチ・アイ・エスのツアー客を乗せたチャーター便を韓国・仁川空港へ飛ばした実績がある。だが、定期便となると次元がまったく違う。国際線発着枠には制限があり、確保が非常に難しいからだ。過去に参入機会はあったものの、業績悪化も重なって断念した。今回、機材の小型化や増資などで経営安定化にメドがついたと判断し、次なる展開に向けて動き出した。
発着枠拡大で好機到来
国内では10年3月に成田国際空港、同年の10月に羽田空港が相次いで再拡張する。これで国際線の発着枠が合計8万回拡大される見通し。今後、国土交通省が国内外各社からの就航要望を聞いたうえで配分を決める予定だ。そこへスカイマークも手を挙げる。皮切りの定期便として台湾を見据えるのは、整備委託先のEGAT社があることも大きい。また、那覇空港を中継地にする案も浮上しており、「国際線を飛ばすことが航空会社としてのステータス」(同社関係者)と鼻息が荒い。
だが、打診を受けた肝心の国交省側は難色を示す。最たる要因が欠航問題だ。スカイマークは昨夏、機長不足によって前代未聞の大量欠航を起こした。国交省関係者は「国際線で欠航すれば、国内だけの問題にとどまらない。2国間の問題に発展して大きな恥をかくことになる」と懸念を隠さない。国内線の展開も問題視する。同社は鹿児島、徳島など地方空港から相次いで撤退し、羽田拠点に札幌、福岡、那覇など基幹路線に集中。他の新興航空会社が少なからず地方路線も飛ばす中、「まずは地方も含めた国内ネットワークを充実させてほしい」と注文をつける。
一方、スカイマークでは、今年9月にパイロットのフライトシミュレーターや客室乗務員訓練施設を導入する予定で、「欠航問題にメドがつく」とする。地方路線の拡充も打ち出し、12年までに小松、中部、熊本などに就航を予定。さらに保有航空機を現行の11機から、近く12機に増やし、国交省が認める「大手」の仲間入りが確実となる。
航空法101条にある国際線参入の許可基準には、「適確に遂行する能力を有すること」などと記されており、明確な基準はない。いわば参入の可否は国交省のさじ加減次第だ。ただ、難色の背後には、経営危機にあえぐJALへの“配慮”も見え隠れする。
最大の障壁はJAL?
国際線は1986年のANA参入まで、JALの独壇場だった。その後も国際線発着調整業務をJALが国交省から一手に担っていた。事務局はJAL本社で、歴代事務局長もJAL社員。諸外国と比べて不透明との批判を受けて、体制が見直されたのはつい昨年のことだ。
国際路線には、発着枠を半年単位で8割以上使わない場合、枠を没収して他社に振り向けるルールがある。国交省は今年6月、需要低迷を理由に同ルールの適用を10月下旬まで停止すると発表した。これにANAの伊東信一郎社長は「国際線の発着枠が余っているなら使いたい。現状では大いに不足感がある」と反発する。成田の発着枠シェアはJALの約25%に対し、ANAはその半分にも満たない。このため、業績悪化で減便・休止を加速するJALを意識した措置とも評される。
新興航空会社のスターフライヤーなど、国際線に参入意欲を示す会社は後を絶たない。就航実現には2国間協定という障壁もあるが、「JALの利権が大きい国際線で参入を増やせば、JALが苦しくなるからだろう」(業界関係者)との声もある。消費者不在で新陳代謝の進まない航空行政に、業界の異端児スカイマークが風穴を開けられるのか。審判の日は近い。
(冨岡 耕 撮影:今井康一 =週刊東洋経済)
2215
:
チバQ
:2010/08/17(火) 19:13:57
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100817/bsd1008170502004-n1.htm
お盆期間 国際線搭乗率9割迫る 積極的な運航 全日空奏功
2010.8.17 05:00
日本航空と全日本空輸は16日、今年のお盆期間(8月6〜15日)の利用実績をそれぞれ発表した。それによると、国際線の搭乗率は両社とも前年実績を大幅に上回り、9割に迫る水準となった。
景気が回復傾向にあることやお盆休みが週末に重なったことに加え、円高で海外旅行に割安感が出ていることが好調の要因とみられる。
ただ、経営再建中の日航が国際線の提供座席数を絞り込んで搭乗率の向上を狙ったのに対し、全日空は上海万博が開催中の中国線の機材を大型化するなど座席数を約3%増加し、より多くの利用客の取り込みに成功。全日空の積極的な運航計画が目立つ結果となった。
日航の国際線旅客数は前年比11.9%減の約32万5000人で、搭乗率は前年実績を5.9ポイント上回る89.2%。座席数は前年より約2割減らしたものの、利用者数の減少幅は約1割にとどまり、搭乗率の底上げにつながった。方面別では、米ハワイ線や豪州線の人気が高かった。
一方、全日空の国際線旅客数は12.3%増の約16万6000人で、搭乗率は7.2ポイント高い88.2%だった。このうち、上海線の搭乗率は前年を16.1ポイント上回る84.0%。新型機材を投入した米ニューヨーク線や7月に就航した独フランクフルト線も人気を集めた。
また、景気が回復基調に入ったことを反映して、国内線の利用も好調に推移した。
日航の国内線旅客数は10.8%減の約114万6000人で、搭乗率は68.1%。全日空の旅客数は5.6%増の約134万1000人で、搭乗率は71.4%だった。いずれも北海道や沖縄方面が好調だった。
2216
:
チバQ
:2010/08/19(木) 23:50:42
http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2010/08/18/0500000000AJP20100818000900882.HTML
仁川空港年内に海外航空4社就航、乗り入れ70社に
【ソウル18日聯合ニュース】仁川国際空港に年内に海外航空会社4社が新規就航する。
国土海洋部が18日に明らかにしたところによると、インドのエアインディアが2日から、仁川〜香港〜デリー路線を運航している。同社は韓国を一時撤退していたが、22カ月ぶりの乗り入れとなった。マレーシアの格安航空会社エアアジアXは、11月に仁川〜クアラルンプール線を就航する。アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空、タイの格安航空会社オリエントタイ航空も年内に仁川〜アブダビ、仁川〜バンコク線を就航させる計画だ。
これに先立ち、6月には米デルタ航空が仁川〜デトロイト直行便の運航を13年ぶりに再開した。3月にはカタール航空の仁川〜ドーハ直行便も就航している。
国内航空会社では、済州航空が年内にフィリピン・マニラ線、香港線、ジンエアーがマカオ線、フィリピン・クラーク線を、それぞれ就航する計画だ。
これで年末には、仁川空港に乗り入れる航空会社は50カ国・地域の70社、仁川空港と航空便で結ばれる都市は世界170カ所となる。乗り入れ航空会社数では、日本の成田国際空港(59社)、シンガポール・チャンギ空港(60社0、中国・北京首都国際空港(68社)を凌ぐことになる。国際ハブ化の中核基準となる国際旅客総数に対する乗り換え旅客の比率は、仁川が昨年ベース18.5%と、成田(18.2%)、中国・上海浦東国際空港(15.4%)を上回る。
国土海洋部は、仁川空港の第3次拡張が完了する2015年には、年間国際旅客4500万人、乗り換え旅客650万人の「グローバルハブ」空港に跳躍するとしている。
2217
:
チバQ
:2010/08/20(金) 00:16:36
成田-神戸 モエ
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20100806ddlk12050074000c.html
第92回全国高校野球:全日空が応援ツアー JRと近畿日本ツーリストも /千葉
20年ぶりに夏の甲子園に出場する成田の7日の初戦に合わせて全日空とJTBが応援ツアーを企画し、成田−神戸間で臨時チャーター便(110人)を1往復運航する。
ツアーは7日午前7時半、成田国際空港第1ターミナルに集合。午前8時50分離陸し、同10時10分神戸空港に到着する。帰路は神戸空港を午後6時半離陸、午後7時55分成田着の予定。神戸空港と阪神甲子園球場間は専用バスで移動する。全日空成田空港支店は「空路だとゆっくり楽に応援に向かえます」。料金は3万9800円。申し込みはJTB首都圏法人営業千葉支店電話043・201・6315。
一方、夜行バスで往復する0泊3日の甲子園応援ツアーも企画された。6日午後8時半JR成田駅西口集合で、観戦後は京都市内で入浴後、8日午前8時に成田帰着予定。アルプススタンド入場券と応援グッズ、3食付きで1万7000円(子供同額)。6日正午締め切り。申し込みは近畿日本ツーリスト千葉教育旅行支店電話043・227・9401。
また、JR東日本千葉支社は新幹線利用の甲子園応援日帰りツアーを実施する。7日午前6時7分成田発。アルプススタンド入場券と弁当付きで大人2万9000円、子供1万6100円。6日午後4時締め切り。専用ダイヤル電話0476・20・2650。【山田泰正、奥村隆】
2218
:
チバQ
:2010/08/21(土) 08:40:05
こっちか
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/192227
釜山−五島チャーター便計画 交流拡大へ地元期待 出入国手続き 宿泊施設整備 受け入れ態勢に課題も
2010年8月21日 01:18 カテゴリー:九州 > 長崎
韓国の航空会社「コリア・エクスプレス・エア」が釜山−五島間に国際チャーター便の就航計画を表明した20日、五島市の観光関係者からは「交流人口の拡大につながる」と歓迎の声が上がった。ただ五島福江空港は、出入国手続きに必要な国の機関がない。宿泊施設の充実など受け入れ態勢づくりも課題になる。
同社の盧承英(ノスンヨン)社長ら13人は同日、使用する予定の双発プロペラ機で、釜山の金海空港から対馬空港経由で五島福江空港に降り立った。地元の航路新設準備委員会メンバーの草野久幸市議は「五島の国際化の第一歩。大いに期待している」と笑顔で出迎えた。
同社によると、韓国では五島への航空便開設を求める声が強いという。国民の3割がキリスト教徒とあって、キリシタンの島・五島は魅力的。釣りやゴルフなどのレジャーもある。一行は市内の観光地を視察し、同行した全日本旅行社(釜山)の崔鎔珍(チェヨンジン)社長は「自然や歴史が豊かな五島は十分商品になる」と語った。
ただ国際便の乗り入れには、出入国関連機関の職員が対応する必要がある。福江商工会議所は同日、長崎市内で入管・税関・検疫の各担当者と初会合を開いた。席上「行政改革で職員数が減っている」「手続き用の施設はあるか」などの声が相次いだという。会合後、同商議所の江頭直善事務局長は「(韓国側が目指す)11月の就航は感触として難しい」と話した。
これまで五島を訪れる外国人観光客は少なく、崔社長は「外国人に対応した宿泊施設を整備してもらうことも必要だ」と指摘。五島市役所で盧社長と面会した中尾郁子市長は「今まで交流がないところに道をつくる。県や国と相談し前向きに進めたい」と述べた。
■先行の対馬便好調 釣りが人気
「コリア・エクスプレス・エア」は対馬市とソウル、釜山間で既に国際チャーター便を運航しており、輸送実績は搭乗率8割超と好調だ。昨年7月の乗り入れ以降、韓国からの利用者は2400人(今年7月末現在)を突破。運航回数は165往復に上る。同社は「対馬は釣り客に人気で、韓国内でのPR効果も出てきた」としている。
同社は18人乗りの双発プロペラ機1機を使用。現在、ソウル線と釜山線を合わせて週7往復程度運航している。
同社によると、利用客の割合はソウルと釜山でほぼ同じ。座席はパック旅行として販売され、価格はソウル発の2泊3日で5万円程度。釣り客が7−8割を占め、リピート率も高いという。担当者は「9月以降も旧盆や磯釣りシーズンとなるため、予約が順調に入っている」と話している。
=2010/08/21付 西日本新聞朝刊=
2219
:
チバQ
:2010/08/21(土) 08:41:01
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100820/biz1008201750025-n1.htm
航空2社、中国線増便見送り 航空協議が難航、国内線に転用
2010.8.20 17:48
日本航空と全日本空輸は20日、10月末の羽田空港の新滑走路完成に合わせて増便する予定だった中国線の発着枠を国内線の増便に転用する、と発表した。両社は羽田−北京、上海線をそれぞれ1便ずつ増便する計画だったが、日本と中国の航空協議が大幅に遅れているため、中国線の増便が難しくなった。両社は日中の協議がまとまり次第、中国線を増便するとしている。
日中の航空協議では、中国国内の航空需要が急増しているため、北京、上海の発着枠を回すことが困難となり、昨年4月を最後に交渉は事実上停止している。来週には前原誠司国土交通相が中国を訪問し、航空交渉の再開を呼びかける方針だ。
日航と全日空、中国の航空会社2社で羽田の中国線発着枠は合計8つ増える予定だった。
増える発着枠を使って日航は、高松、高知、松山、長崎、宮崎線の5路線を1便ずつ増やすとともに関西国際空港線を減便する。一方、全日空は徳島線を3便再開し、高松、広島線を1便ずつ増便。大分線は減便する。
2220
:
チバQ
:2010/08/22(日) 19:35:24
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100822-OYT1T00222.htm
阿波おどり・鬼太郎・縁結び…空港の愛称です
富士山から阿波おどり、鬼太郎、縁結びまで――。全国各地の地方空港でユニークな愛称が次々と誕生している。
航空各社が進める路線のリストラへの危機感から、空港利用客を増やす一策として、自治体などが命名するケースが多いという。その効果は?
正式な空港名は空港法で定められ、所在地の名称があてられるのが原則。しかし、愛称は規定がなく、自由に命名できることから、全国で20以上の空港に付けられている。
命名が盛んになったのは1990年代後半だ。当初は「あきた北」(大館能代)、「有明佐賀」(佐賀)など空港の位置を分かりやすく示し、集客につなげる意味合いが強かった。
こうした「地名」式に対し、「名物」式を持ち込んだのが、2002年に兵庫県が名付けた「コウノトリ但馬」(但馬)だ。特別天然記念物コウノトリの生息地であることをPRしようと地元・豊岡市などが運動して命名された。皇太子ご夫妻の長女、敬宮愛子さまが前年に誕生されたのもきっかけになったという。
その後、個人名を付けた「高知龍馬」(高知)、ロケット打ち上げ施設にちなんだ「コスモポート種子島」(種子島)、外国人へのアピールを重視した「富士山静岡」(静岡)など様々になった。
今年はブームともいえる状況で、祭りや漫画のキャラクターなどから取った「徳島阿波おどり」(徳島)、「米子鬼太郎」(米子)、「出雲縁結び」(出雲)が誕生。和歌山県も南紀白浜を「南紀白浜パンダ」にすべく検討中だ。
経営難の日本航空や全日本空輸が進める路線の運休や減便が背景にある。
出雲縁結び空港では、日航が夏季運航する札幌便が来年から運休予定。島根県は「愛称効果で出雲の魅力をアピールし、利用促進につなげたい」として、6000万円を投じて空港周辺の看板の新設や記念ツアーなどを行うという。
ただ、導入した自治体に愛称の効果を聞くと、「目立ったものはない」「数量的に測るのは難しい」などの声がほとんどだ。
高知龍馬空港では命名した03年度の利用客は167万人だったが、その後、宮崎、沖縄便などが撤退し、09年度は120万人まで減少。高知県の担当者は「愛称は地元の子どもにも浸透している。彼らが大人になった時、今より気軽に空港を利用してもらえるはず」とやや苦しげ。
「東京メトロポリタン(首都圏)」として茨城空港を海外に売り込む茨城県の担当者は自戒を込めて言う。「小手先の取り組みでは集客も一過性に終わる。愛称にふさわしい魅力を地域が備える努力が必要だ」
(社会部 米井吾一)
(2010年8月22日12時26分 読売新聞)
2221
:
チバQ
:2010/08/23(月) 14:09:16
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=45886
日系2社、羽田など路便計画変更−JLはJOと統一、NHは羽田/中国増便見送り
[掲載日:2010/08/23]
日本航空(JL)と全日空(NH)は8月20日、2010年度冬スケジュールの国際線路線便数計画の変更を発表した。JLは成田/モスクワ線を減便し、成田/仁川線などでダウンサイズを進め、成田/デリー線は増便。成田/ジャカルタ線にはファーストクラスを新設する。また、JALウェイズ(JO)便名で運航している路線を12月1日付けでJL便名に統一する。これは、日本航空インターナショナル(JLI)とJOの統合を前提としたもので、運航効率などの改善につなげる。
一方、NHは中国との航空当局間協議が進展していないことから、当初計画していた羽田発着の北京と上海線の1日2便への増便を見送り。現在は定期チャーター便として運航している1日1便ずつについて機材を大型化し、当初の計画からの座席供給量の減少を抑える。これらの路線は現在ボーイングB767-300ER型機で運航しているが、B777-200ER型機にすることで1便あたり最大で72席増加することになる。
このほか、JLが成田/ハノイ線や羽田/シンガポール線、羽田/ホノルル線で運航スケジュールを変更し、NHも一部路線で機材の小型化や減便を実施する。また、NHは成田/ジャカルタ線の運行再開日を2011年1月7日、成田/マニラ線の就航日を2011年2月27日に決定した。詳細は下表を参照のこと。
2222
:
チバQ
:2010/08/24(火) 11:33:03
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003353739.shtml
小型機急増、トラブルも 神戸空港胴体着陸
神戸空港に小型機が胴体着陸した事故の背景には、同空港を利用する小型機の急増がある。2009年度は小型機の操縦士を養成する学校が空港島内にできるなどして利用が倍増。神戸市も「空港の宣伝になる」として小型機の誘致に力を入れてきたが、一方で、経験の浅いパイロットの運航も増えているという。神戸市空港管理事務所は「事故が起きないよう、今後は一層、注意を呼びかける」としている。
個人や企業が利用する小型機は、定期便の飛ばない時間帯に大阪航空局と同事務所が調整し、受け入れている。
開港後の06年度は726機でその後は微減傾向だったが、操縦士を養成する学校法人が09年、空港島に「神戸エアセンター」を開設。小型機の着陸料は1回1050円と安く、収益上のメリットは小さいが、市が空港活性化の“本命”と位置づける国際チャーター便の利用は低迷しており、PRに力を入れている。
しかし、個人所有のプロペラ機が管制官の指示を聞かない「無許可離陸」が06年と09年に2件発生。国土交通省の厳重注意に対し、パイロットは「(管制の指示を)勘違いした」と答えるなど基本的なミスによるトラブルも出ている。
神戸市は、小型機のパイロットが利用する通路に注意書きを掲示し、運航マナーの徹底を呼びかける。
(木村信行)
(2010/08/24 10:57)
2223
:
チバQ
:2010/08/24(火) 11:34:34
http://mytown.asahi.com/areanews/hyogo/OSK201008230090.html
神戸空港の利用者数、大幅減 JAL撤退が影響
2010年8月24日
神戸空港の利用者数が、5月末の日本航空の完全撤退後に大きく落ち込んでいる。6月の利用者数は2006年2月の開港以来最低の14万4341人を記録。7月は16万1026人だった。前年比では6月が18.4%減、7月は19.3%の大幅減だった。
日本航空は神戸空港の開港時から09年1月までの約3年間、1日10往復便を運航。同空港の着陸料収入の約4割を占めていた。市空港事業室によると、スカイマークが9〜12月にかけて鹿児島、熊本、長崎便を新たに計8往復就航させる。年末には1日の発着枠(30往復便)に近い27往復便になる予定で、「落ち込みは一時的」とみている。
路線別の搭乗率は、6月は羽田77.6%▽新千歳71.1%▽茨城68.2%▽那覇55%▽熊本34.2%。7月は羽田80.7%▽茨城73.9%▽那覇66.9%▽新千歳65.5%▽熊本56.3%の順。
航空会社別では、6月はスカイマーク76.4%▽全日空62.8%▽天草エアライン34.2%。7月はスカイマーク82.3%▽全日空63.6%▽天草エアライン56.3%。
2224
:
チバQ
:2010/08/24(火) 11:35:33
かわいそう・・・
http://www.sankei-kansai.com/2010/08/24/20100824-042792.php
トイレ故障で引き返す 関空発のデルタ機
23日午前1時10分ごろ、関西国際空港発米国シアトル行きのデルタ航空182便(ボーイングB767―300型、乗員乗客228人)が仙台市から東北東に約650キロの太平洋上空を飛行中、トイレの故障が判明し、関空へ引き返した。約2時間40分後に関空に無事に着陸した。
国土交通省関西空港事務所によると、同機は22日午後6時ごろに関空を離陸したが、トイレが故障し約2時間40分後に成田空港に着陸。修理を終え、午後10時45分ごろにシアトルに向け再出発したが、トイレ6個のうち5個で洗浄水が流れず引き返した。
関空からシアトルまで直行で約10時間半のフライトとなり、同航空広報部は「長時間トイレを使用できないことはお客さまにご迷惑がかかるため引き返した」と説明した。部品交換で修理するとともに、故障の原因を調べるという。
(2010年8月24日 08:16)
2225
:
チバQ
:2010/08/24(火) 11:37:58
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100824/chn1008240042000-n1.htm
チベット航空来年半ば就航へ、経済底上げで支配強化
2010.8.24 00:42
【上海=河崎真澄】中国チベット自治区で国有資本によるチベット航空が設立され、来年半ばの就航に向けて欧州エアバスの小型旅客機「A319」3機を発注したことが明らかになった。中国政府は、鉄道に加え航空路線も拡大させ、チベットへのヒト、カネ、モノの流入を促し、チベット族の不満の底流にある経済格差の解消につなげたい考えだ。同時に軍民共用空港の整備を進めており、支配体制強化を図っている。
中国英字紙チャイナ・デーリーなどによると、今回のエアバス発注を含め、同航空は今後5年以内に保有機材を20機までに増やす計画だ。北京や上海、四川省成都など国内主要都市を結ぶ路線を開設する。
同航空は今年3月に航空局から認可を受けた。資本金は2億8000万元(約35億円)。国有企業のチベット自治区投資有限公司が最大株主で51%の株式を保有する。
新華社電によると、同自治区のラサ、シガツェなど5空港で、中国政府は2006年からの第11次5カ年計画で総額34億9800万元(約440億円)を投じ、軍民共用へ整備を進めている。来年からの第12次5カ年計画では、さらに64億8500万元(約817億円)を投入する予定だ。
チベットでの交通インフラ整備では、06年7月にラサと青海省西寧を結ぶ青蔵鉄道が全面開通したほか、昨年9月にはラサと成都を結ぶ川蔵鉄道も着工した。
同自治区内の治安は成都軍区が管轄する。空路や鉄路の整備で軍はチベットでの暴動や国境紛争などが発生した場合、迅速に部隊を送り込む機動力を従来よりも飛躍的に高めている。08年3月に起きたチベット騒乱などが交通インフラ整備の背景にありそうだ。
2226
:
チバQ
:2010/08/24(火) 11:52:24
>>2137
>>2218
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/20100823-OYS1T00245.htm
福江〜釜山路線開設、韓国の航空会社が検討
対馬〜韓国間に国際チャーター便を運航する韓国の航空会社「コリア・エクスプレス・エア」は20日、釜山・金海(キメ)〜福江空港間の路線開設を検討していることを明らかにした。国交省などと協議を始めており、早ければ11月の就航を目指すという。
盧承英社長がこの日、韓国の旅行関係者らとともに自社機で五島市を視察に訪れ、明らかにした。計画では、定員19人の小型プロペラ機を使い、週4〜5便就航させる方針。
中尾郁子市長を表敬訪問した盧社長は「豊かな自然やリゾート施設、教会群など魅力にあふれ、路線を求める声が数多く寄せられ、決意した」などと協力を求めた。中尾市長は「国際化の第一歩となる、ありがたい話。解決すべき課題については国、県の協力を得て、前向きに対応したい」と話した。
(2010年8月23日 読売新聞)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100821/05.shtml
福江―釜山便で週4往復を計画 韓国の航空会社が五島市に協力要請
自社のプロペラ機で到着した盧社長(右から4人目)ら=五島市、福江空港
韓国の航空会社「コリア・エクスプレス・エア」(KEA)が計画する五島市の福江空港と韓国・釜山の金海空港を結ぶ国際チャーター便の新規運航を検討する初会合が20日、長崎市の長崎商工会議所であった。
五島市の「韓国−福江間の航路新設準備委員会」(会長・才津為夫福江商工会議所会頭)主催。KEA関係者や税関・出入国管理・検疫(CIQ)を担当する国の関係者ら18人が参加した。
会合は非公開。同委員会の江頭直善事務局長によると、意見交換ではKEA関係者が「11月から週4往復、チャーター便を運航したい」と運航計画を説明。CIQ関係者は、五島市には現在CIQがないため、人員や施設の確保など体制を整える必要があると話したという。
江頭事務局長は「CIQがあった対馬市でも新規航路実現に1年かかった。五島市はゼロからのスタート。11月は難しくても、できる限り早期実現できるよう努めたい」とした。
同日、盧承英(ノスンヨン)KEA社長は、釜山の旅行会社関係者ら12人とともに五島に来島。中尾郁子市長と面会し、運航の早期実現に向け協力を要請し、ゴルフ場「五島カントリークラブ」や水ノ浦教会なども視察した。
一行は自社の双発プロペラ機ビーチクラフト1900Dで釜山を出発。対馬空港で入国手続きを済ませ、福江空港に着いた。
盧社長は市長に運航計画を説明した上で、「五島は自然に恵まれ、ゴルフ場や温泉もあり魅力がある。(運航を)成功させたい」と強調。韓国に多いキリスト教信者が五島に関心を持っていることなどを伝えた。
中尾市長は「国際交流のきっかけになる」と歓迎。CIQの整備が課題となるため「一つ一つクリアしていきたい。県や国に相談する」と話した。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板