したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1786チバQ:2010/03/20(土) 20:31:30
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001003190004
松本空港を所有する三セク、県営化の可能性
2010年03月20日

 県営松本空港(松本市)のターミナルビルを所有、運営する第三セクター「松本空港ターミナルビル」(社長=板倉敏和副知事)が5月末の日本航空撤退で賃料収入が激減、会社を清算し、県営化する可能性も出てきた。日航に代わり就航するフジドリームエアラインズ(FDA)との交渉がまとまり次第、会社のあり方が具体的に検討される見通しだ。


 19日に同社であった取締役会でもこの問題が取り上げられた。会議後、取材に応じた板倉副知事によると、FDAは、現在日航が借りているテナントの半分以下を要望しており、同社の収益となるテナント料も、それに応じて下がる見込みだという。


 同社によると、2008年度の売上高は約1億4千万円。このうち日航からのテナント料が約1億円を占めており、収益の柱となっている。


 板倉副知事は「会社が赤字になり、倒産という事態になっても、ビルをなくすわけにはいかない。その場合は、設置者が責任を持たざるを得ない」と県営化の可能性も示唆した。県営化した場合、減収分を県が負担することになる。


 同社の資本金は4億9500万円。県が2億5千万円(50・5%)、日航子会社の日本航空インターナショナルが1億1千万円(22・2%)に加え、松本、塩尻市なども出資している。(柳川迅)

1789名無しさん:2010/03/21(日) 00:20:04
http://cnxss.seesaa.net/article/140688715.html
> 事故を起こす数年前から(国際線のパイロットだった頃から)度々体調不良を訴えていたらしい
> 事故直前には、 機長は 「去ね、去ね」 という山彦のような声を聞いていた

関連サイト ;
http://slicer93.real-sound.net/0-ih-space-8320.html
> モスクワ・シグナル事件( '76.07.04〜)
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/stmore/Russians_have_psychotronic_weapon.htm
> 変な声が彼らに命令を下していると主張した
http://artificialtelepathy.blogspot.com/2007/01/hearing-voices-schizophrenia-or.html

日航123便事故の真実
http://www4.zero.ad.jp/fs400/_osutaka/osutaka.html

尚、 JAL の買収には複数の外資系企業が応じようとしていることは既に報道されている通り。

1790名無しさん:2010/03/21(日) 17:28:25
>>1789
> 人間をゾンビに変えるサイコトロニック兵器

今日の 「サンデ−・プロジェクト」 (テレビ朝日系列) に竹中平蔵氏が出演し、 奇遇なことに、“ゾンビのような企業が〜”だの“JAL のような企業は早目に始末すべきだった”とかいうことを盛んに口走っていましたね。

1791チバQ:2010/03/22(月) 09:41:41
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20100320rky00m020006000c.html
全日空:沖縄ハブ強化 10−11年度経営戦略
 全日本空輸は19日、2010−11年度の経営戦略を発表した。那覇空港で昨年10月に始めた国際貨物基地(沖縄ハブ)事業については「販売体制を強化し、収益性の改善を図る」と表明した。

 高単価の個別集出荷(ドアツードア)商品の開発強化や、貨物の組み合わせを自動で決めて収益性の向上を図るシステム「カーゴプロス」の構築などに取り組むことを打ち出している。 ドアツードアは陸路と空路を合わせた、大口貨物の戸口から戸口への配送サービス。集荷の対象地域を拡大し、市場ニーズに合わせた商品開発に取り組むことで利用客の増加を狙う。

 カーゴプロスは海外のメガキャリアも導入しているシステム。大きさや価格の違う荷物を効率的に組み合わせて輸送することで、収益性を高めることができる。本年度から試験的に導入しており、10年度中には実用化する予定。

(琉球新報)

2010年3月20日

1792 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/22(月) 11:11:09
>>1341>>1559>>1589
これはとっても大切。中国は中央集権の側面もあるが、一方で地域差が大きく、地方の裁量も大きい。
> 中国を一つととらえず、各省ごとに誘致活動をしてほしい

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/221942.html
「外国人旅行に弾み」 国交相、新千歳空港を視察 (03/22 07:25)

 【千歳、苫小牧】前原誠司国土交通相は21日、26日に開業する新千歳空港の新国際線ターミナルビルを
視察し、「インバウンド(訪日外国人旅行)に弾みがつく。目いっぱい利活用できるよう国交省としても
バックアップしていく」と述べ、外国人観光客受け入れ増に向けた施策を推進する考えを強調した。

 新国際線ターミナルビルでは、前原氏の自筆をもとに作られた礎石の除幕式に続いて、高橋はるみ知事らと
施設内を視察。前原氏は中国から北海道への旅行客が最近増えていることについて「中国を一つととらえず、
各省ごとに誘致活動をしてほしい。飛行機の発着枠がいっぱいになり『さらに拡大』となればいい」とし、
政府としても引き続き中国機の乗り入れ制限緩和などに努める考えを示した。

 この後、前原氏は2008年8月に苫小牧西港区から全面移転した苫小牧東港区国際コンテナターミナルや、
昨年稼働した同じ地区にあるバイオエタノール工場も視察した。

1793名無しさん:2010/03/22(月) 16:09:02
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100322-OYT1T00422.htm

成田、発着枠2万回増へ…正念場の「ハブ確立」
 
成田空港の年間発着枠が28日から、現行より2万回多い22万回となる。
さらに30万回への拡大を目指して地元との協議も進む。
韓国・仁川(インチョン)との競争に加え、羽田を優先整備する構想も浮上する中、
「国際拠点(ハブ)空港」の地位確立に新たな戦略が求められている。

 成田空港第2ターミナルビルで今月、新規就航するエミレーツ航空(アラブ首長国連邦=UAE)、
マカオ航空(マカオ)の事務所が相次いで開設された。
経営破綻(はたん)した日本航空の関係事務所の撤退で、空室が目立ったビルが活気づいた。

 成田2本目のB滑走路が昨年10月、2500メートルに延びて大型機発着が可能に。
誘導路増設もあって増枠が実現した。増枠2万回のうち1万6000回は埋まった。
国際線は、新規と増便で9400回。
目玉は、急激に経済成長したペルシャ湾岸への直行便で、
UAEのドバイとアブダビ、カタールのドーハへ週17便が飛ぶ。

 成田国際空港会社(NAA)の関係者は、昨年11月にUAEの政府系企業が危機に陥った
「ドバイショック」に肝を冷やしたが、その後もドバイ空港が利用客を維持しているのを確かめて一安心。
予約は好調といい、森中小三郎・NAA社長は「日本は石油を中東に依存しており、ビジネス路線として期待できる」と強気だ。

 もう一つの柱は、地方からの国際線乗り継ぎ客のための国内線充実。
既存8路線のうち小松、広島線などで増便し、全体では6600回多い2万1000回となる。路線数倍増も目指す。

 しかし、ライバルの存在感は増すばかり。仁川空港の発着実績は成田と同じ約20万回だが、発着枠は41万回。
最短の国際線乗り継ぎ時間は45分と成田の60〜90分より短く、成田、中部、関西を除く日本の25地方空港に路線網を張る。
着陸料は、成田の3分の1程度だ。NAAは民営化後の2005年に平均21%の着陸料値下げをしたが、まだ高い。

 羽田は今年10月の第4滑走路完成で国際線が1万回弱から6万回に飛躍。
路線は近距離限定から北米、欧州にも広がる。
さらに前原国土交通相が昨年10月に「国際線は成田、国内線は羽田」の原則を廃止し、
羽田を24時間のハブ空港として優先整備する考えを示した。
成田側も理解を示した「成田、羽田の一体運用」から踏み込んだ発言で、成田の地位は揺らいでいる。

 ◆30万回構想も◆

 「午後11時〜午前6時の発着禁止ルールを見直せるか検討しよう」。
町域の7割が成田空港の騒音地域に当たる千葉県芝山町の相川勝重町長が提案した。
前原構想に慌てた周辺9市町長らが集まった昨年12月の会議。
町長は空港反対派出身で、ルールを国に認めさせた本人だけに周囲は驚いた。

 空港の生む雇用は5万人規模。景気後退と新型インフルエンザで利用者が落ち込んだ影響で、
2010年度は成田市の法人市民税は前年度比40・1%減となる見込みだ。
相川町長は「地元から何か提案しなければ地盤沈下は止められない」と言う。
地元自治体が空港との「共栄」を模索し始めたのを受けNAAは昨年12月、
「地元の合意があれば、早くて2014年度に30万回が実現可能」と表明した。

 その3か月前、NAAの森中社長は北京で開かれた「ルーツ会議」に参加した。
世界の航空会社に空港を売り込む場。ブースを訪れる航空会社に「ぜひ成田へ」と訴えた。
「早晩押し寄せる航空自由化の波」(NAA幹部)を見据えた初めてのトップセールス。
2国間協定で路線や便数を決め、順番待ちを国がさばいた時代は終わり、空港が路線獲得に奔走することになる。

 NAAは経済成長が見込めるベトナムやインドに注目するが、仁川、上海、シンガポールなどとの競争激化は必至。
NAA幹部は「今までのような殿様商売ではやっていけない」と、待ったなしの覚悟を示す。(成田支局 河合良昭)

(2010年3月22日15時25分 読売新聞)

1794チバQ:2010/03/23(火) 19:00:32
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=44259
ユナイテッド航空、羽田線就航に自信−太平洋地区副社長、成田空洞化は否定
[掲載日:2010/03/23]
 ユナイテッド航空(UA)太平洋地区副社長のジェームズ・ミュラー氏は3月19日に開催したプレスブリーフィングで、現在米国運輸省(DOT)に申請中の羽田/サンフランシスコ線の認可取得に自信を示した。羽田空港の米国線に関しては、米国側が持つ1日4便の枠に対して、米系航空会社5社が合計11路線を申請。UAはサンフランシスコ線の1路線のみの申請だが、アライアンスのバランスを考慮すると、全日空(NH)をパートナーに持つUAとコンチネンタル航空(CO)は2社で1便にとどまるのではないかとの見方もある。

 これに対してミュラー氏は、「DOTはの基準は非常にシンプルで、発着枠はいずれも米国の消費者にとって最もメリットの大きい路線に与えられるべきとしている」と指摘。その上で、「その基準に照らして考えれば、UAの申請はサンフランシスコ以遠も含めて、米国の消費者にとって最も新しい路線の開拓につながる」とし、「認可は必ず降りると信じている」と語った。また、羽田路線が開設できた後の販売戦略については、スケジュールが確定していないことから明言を避けたものの、「NHの国内線やアジア路線、さらにアジア系のスターアライアンスパートナーの路線との乗り継ぎは充分に考えられる」とした。

 一方、利便性の高い羽田に就航することで成田路線の重要性が低下するのでは、との指摘に対しては、「羽田路線には強い関心を持つが、見通しうる将来のなかでは、空港の規模の問題からいって成田が国際線の中心であり続ける」とコメント。規模の問題とは「羽田の新国際線ターミナルのゲート数は10ヶ所程度のはずだが、成田はスターアライアンスだけでも20ヶ所以上。航空会社が成田の路線を羽田に持っていきたいと考えても不可能」であることで、UAでは、NHとともに両空港から両社の路線網を活用した営業展開を継続する考えという。

1795チバQ:2010/03/24(水) 12:19:51
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100324/bsd1003241204012-n1.htm
関空経由で羽田に…アジア系航空「日本国内も共同運航」進む (1/3ページ)
2010.3.24 12:02

 24時間運用と国内・国際線の乗り継ぎ利便性を売り物にしながら需要が伸び悩む関西国際空港で“アジアンパワー”が光明をもたらしている。関空に乗り入れる韓国や東南アジアの航空会社が、自国との路線だけでなく国内路線も日本航空や全日空と共同運航し、国内旅客の取り込みを図る動きが近年活発化。「アジアのゲートウェイ」を目指す関空会社も歓迎し、「需要拡大、増便につながれば」と期待を寄せている。

 ■「24時間」の強み

 平日の午前0時半、タイ国際航空・バンコク行き673便の待合いロビー。深夜にもかかわらず、出発を待つ大勢の乗客でにぎわっている。

 バンコク経由でインドに出張するという横浜市保土ヶ谷区の会社員、土井正樹さん(48)は、前夜の午後10時15分着の便で羽田から来た。「乗り継ぎがよく、利用しやすい。急な出張で時間も限られていたので、深夜に移動できるのはありがたい」と話す。

 バンコク行きの便も、羽田−関空間の便も同社と全日空が共同運航しており、案内板には両社のマークが並ぶ。成田空港で午後11時〜午前6時の使用が禁止されているのに対し、海上空港の関空には時間的制約がなく、共同運航便は「日本初の24時間空港」である関空の強みを生かした設定となっている。

 「首都圏で仕事を終えてからでも利用できる時間帯で、十分需要が見込める」とタイ国際航空。昨年12月から、羽田−関空便のセールスに力を入れている。

■双方にメリット

 国内外の航空会社の共同運航は、平成12年の航空自由化以降本格化。関空では、アジア各国との二国間交渉で航空会社が路線や便数などを自由に決められるようになった19年の「アジア・ゲートウェイ構想」が追い風となった。現在、関空発着の国内便で共同運航している海外航空会社は13社。うち9社をアジア・中東の会社が占めている。

 共同運航は、航空会社双方にメリットがある。

 関空とハノイ、ホーチミン路線を日航と共同運航しているベトナム航空は、19年10月から、羽田−関空路線でも提携を開始。関空に午前7時45分に着き、11時発でベトナムに向けて飛び立つ乗り継ぎができる。

 「就航数が多い関空に、羽田経由で各地の需要を取り込むことが期待できる」とベトナム航空。「羽田−関空便の利用は確実に増えている」と手応えを感じている様子。日航側も「販売経路が広がり、増収が見込める」と効果を強調する。

 ■需要増“日本のハブ”に

 関空でいち早く、平成12年末から全日空と羽田路線の共同運航に乗り出した韓国・アシアナ航空。その後、札幌(新千歳)や福岡、沖縄(那覇)の各路線でも共同運航を始めた。

 両社は福岡、那覇とソウル・仁川を直接結ぶ便も共同運航しているが、那覇路線は週3便。新千歳−仁川路線はない。これに対し関空−仁川路線は1日3便、関空−ソウル・金浦路線も2便を共同運航している。

 アシアナ側には、韓国でも観光地として人気の高い北海道や沖縄への利便向上を図る狙いがあり、「便数が多い関空とのつながりを確保すること自体にメリットがある」という。

 需要低迷に悩む関空にとり、アジアの航空会社は最重要の顧客だ。活発化する共同運航について、関空会社航空営業部の矢野忠副部長は「国内・国際線両方の需要が拡大できる取り組みで、非常にありがたい」と歓迎している。

      ◇

 【用語解説】共同運航(コードシェア)

 航空会社間で結ばれる提携の一つで、複数の会社で運航する便。機材繰りをする会社は「親」、便名を付ける会社は「子」と呼ばれ、それぞれで航空券を販売することが可能となる。日本では、海外の航空会社が単独で国内線を運航することは認められていないため、国内線の共同運航では、日航や全日空の運航便に海外の会社の便名が付くことになる。

1796チバQ:2010/03/24(水) 12:22:15
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001003240005
ソウル便1日2往復
2010年03月24日

■新潟空港 秋から増便へ


1日1往復の新潟―ソウル(仁川(インチョン))便が10月から、1日2往復に増便される見通しであることが23日、空港関係者への取材で分かった。新潟空港の昨年の利用客は新型インフルエンザの流行や不況の影響で1996年以降初めて100万人を割り込んだが、こうした中でもソウル便は過去最多を記録し、今後も伸びが予想される。10月の増便は、韓国側から来日しやすくすることが狙いとみられる。(奈良部健)


   ◇


■利用 今後も伸び放題


 新潟―ソウル便は大韓航空と日本航空、デルタ航空が共同運航している。機材や乗員は大韓航空で、1日1往復。新潟は午前9時半発(午前11時45分〜同55分、ソウル着)だが、ソウルは午後6時発(午後7時50分〜同55分、新潟着)で、県や旅行業関係者は「ソウルから来ると、新潟に到着した日は時間的に観光できない」として、増便を要請していたという。


 大韓航空は、増便について「現段階ではお話できない」(広報担当)としているが、関係者によると、10月からソウルを朝方に、新潟を夕方に、それぞれ出発する便を新たに設けるという。


 現在は円高ウォン安の影響で、新潟から韓国へ観光客が流入しているが、円高傾向がいつまで続くかは不透明で、おもに韓国から来日する利用客の利便性を高める狙いがあるとみられる。


 また、韓国内ではソウル―釜山間で高速鉄道が開通するなど高速鉄道網が拡大しており、同国内の航空路線の先細りが確実視されている。大韓航空は、機材を国際線の有力路線に回そうとしているとの見方もある。


 新潟側からみると、仁川空港は53カ国・地域の170都市を結ぶ路線が発着するアジア有数のハブ空港のため、10月に増便されれば、県内から欧州や東南アジア方面に向かう利便性がさらに高まることが期待される。


 新潟空港の現状は厳しく、昨年1年間の利用客は前年比12%減の96万3511人。96年以降初めて100万人を割り込んだ。なかでも、定期便としては国内唯一のハバロフスク便が前年比30・4%減、ウラジオストク便が同21・3%減と、低迷。ウラジオストク航空は今月末から、これまで週2往復だった両便を週1往復に縮小することになった。


 だがソウル便は唯一好調で、利用客は2003年の5万5175人から続伸している。昨年は前年比5・9%増の10万2554人を数え、79年12月の開設後、過去最多を記録した。


 新潟空港の利用増を目指す県は「ソウル便は新潟空港にとって非常に重要な路線になっている。増便は、大変ありがたい」としている。

1797チバQ:2010/03/24(水) 12:23:04
http://www.nnn.co.jp/news/100324/20100324034.html
米子−名古屋便廃止へ 10月31日から
2010年03月24日

 全日空が現在1日1便(往復)運航している米子−名古屋便を廃止する方針を鳥取県関係者に伝えていることが23日、分かった。同社は4月末に国交省に路線廃止の届け出を行い、同路線を今年10月31日から廃止するとしている。


全日空が廃止方針を関係先に伝えた米子―名古屋便。山陰と中京圏を結ぶ唯一の定期便だ=米子空港
 同社広報室は「まだ決まったわけではない」としつつも、「関係先と話をしているところ」と廃止方針を伝えていることを認めた。

 通常6〜7割の搭乗率が採算ラインとされる中で、米子−名古屋便の昨年度の搭乗率の平均は47・6%。月別で見ると、昨年12月には26・6%に落ち込み、今年1月も29・1%と低迷が続いている。

 広報室は廃止方針が浮上したことについて「採算が取れなくなっていることが一番大きな理由」と説明した。

 同路線は、山陰から中京圏に運航している唯一の国内定期便。2005年2月に中日本航空(往復1便)から路線を引き継ぐ形で2便化されたが、搭乗率の伸び悩みなどから09年4月1日以降、往復1便に減便されていた。

1798名無しさん:2010/03/24(水) 12:45:02
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000831003240001

【新千歳から世界へ 国際線ターミナル開業】

(上)混雑緩和、期待と心配
2010年03月24日
■施設拡充 増えぬ人手

中国で春節と呼ばれる旧正月の休みが始まったばかりの先月13、14日。
新千歳空港は両日とも、4千人を超す入国ラッシュとなった。

国際線の定期・チャーターを合わせた到着便は両日とも17便。
入国審査場からあふれた行列は検疫エリアを越え、そのまま後続機から降りた客の列につながってしまった。

  ■  ■

新しい国際線ターミナルビルが開業すると、入国審査のブースは6から10へ、
出国ブースも6から8に増える。到着時に荷物を受け取るターンテーブルや出発時のセキュリティーゲートも2基に増える。
対応能力は現在の1時間あたり200人から530人まで増強され、長い列の解消が期待されている。

空港の機能は強化されるが、気になる数字もある。新千歳空港の国際線旅客数は2003年に新型肺炎などで落ち込んだが、
04年には50万人台に回復。その後は毎年ほぼ10万人ずつ増え、07年には過去最多の83万3902人を記録した。
だが、09年は79万4501人で、1988年の開港以来、初めて2年連続の減少となった。

「設計段階では、大急ぎでやらないと100万人を超えてしまうという状況だった。
途中から経済的な要因などが重なり、急速に落ち込んだ。だからと言って(ターミナルの)工事を途中でやめるわけにもいきませんから……」

国際線ターミナルビルを管理・運営する北海道空港の岡真則社長(71)はこぼした。
新ビルの基本設計の決定は旅客数がピークの07年。翌年に着工したが、景気の悪化もあって旅客数は急ブレーキがかかった形だ。

実際には途中でやめた工事もある。ターミナルに直結して南隣に併設予定だった「国際線ホテル」。
8階建て160室規模、要人を接遇するVIPラウンジも備え、当初は新ビルと同時開業の計画だった。
基礎工事まで出来上がっていたが昨年4月、「経済状況を踏まえ、需要の推移を見る」と無期延期が決まった。
   
  ■  ■

新たな国際線ターミナルビルを支える態勢も余裕はないようだ。
入管のブースが増設されても、審査官の数は増えない。新千歳空港内にある札幌入国管理局の千歳苫小牧出張所。
職員は21人だが、増員予定はない。

国が管理するCIQ(税関・出入国管理・検疫)エリアの増員は、各省とも国際線が拡充される羽田が最優先で
「旅客総数が増えているわけでもない新千歳に回す余裕などない状況」(空港関係者)という。

入管関係者からは「ブースだけ増えて人がいないと、かえって不満を募らせることにもなりかねず、頭が痛い面もある」との本音も漏れる。
札幌から応援をもらって勤務をやりくりすることで、入国ピーク時には最多で8ブースに人を配置する予定だ。

   ◇

新千歳空港の国際線ターミナルビルが26日に開業する。ピーク時の混雑解消が期待される一方、
国際線旅客が伸び悩む現状では、今後の運用に困難も予想される。
開業にあわせた航空各社の動きなど、国際線をめぐる新千歳の姿を探ってみる。
(この連載は文・小西淳一、写真・吉本美奈子が担当します)
◆キーワード◆
《国際線ターミナルビル》 2008年5月に着工。国内線と国際線が同居する現ターミナルビルとは駐車場を挟んで反対の西側に今年2月完成した。
4階建てで2階が到着、3階が出発ロビー。床面積は現ターミナルの国際線エリアの5倍にあたる約6万1千平方メートル。
国内線専用となる現ターミナルとは連絡橋で結ばれる。総工費は206億円。

1799名無しさん:2010/03/25(木) 06:42:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100324-00000023-yonh-kr

韓国〜羽田路線拡大前に、航空会社の競争し烈
3月24日15時56分配信 聯合ニュース

【釜山23日聯合ニュース】韓国と日本・羽田空港を結ぶ定期路線の新たな配分が、10月に行われる。
航空各社は路線先占の足場を固めようと夜間不定期便を就航させており、すでに競争がし烈化している。
 
23日に公表された韓国空港公社の金海空港夏季運航計画によると、
大韓航空は4月16日〜10月24日、毎週金曜日と日曜日に金海〜羽田線で不定期便を運航する予定だ。
アシアナ航空も5月7日〜10月24日の同じく金曜・日曜に、金海〜羽田不定期便の運航を計画している。
格安航空会社のエア釜山も6月からの金海〜羽田線夜間不定期便を準備中で、7機目の航空機導入を急いでいる。

いずれも、金海空港の航空機運航統制時間(午後11時〜午前6時)を避け、午後10時以降に金海空港を出発し、
羽田空港に到着後、翌日午前4時に羽田を離陸し、午前6時ごろ金海に戻るスケジュール。
現在、深夜帯のほかにはスロット(離着陸便数)の空きがない羽田空港の特性を活用した。
各社とも、深夜発早朝着の弾丸ツアー需要を引き込む計画という建前だが、
10月の羽田空港新滑走路の完工で増える定期路線の先占を狙った動きだ。

昨年に国際線運航を始めた済州航空も、大韓航空とアシアナ航空が先占している金浦〜羽田線の獲得を目標に、水面下での作業を始めた。

韓日両国は、2008年8月の韓日航空協議で、2010年10月の羽田空港新滑走路完工を機に韓国〜羽田路線を1日12便(往復基準)まで拡大することで合意した。
現在、韓日航空会社が各1日8便を運航している金浦〜羽田線に加え、新たに4便が増えることになる。
このうち、韓国航空会社に割り当てられるのは2便。
国土海洋部関係者によると、羽田路線の到着地が金浦になるか金海になるかなど、詳しいことは何も決まっていない状態だ。

1800チバQ:2010/03/25(木) 12:15:38
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-25_4942/
JTA「独立」県内百家争鳴
知事ら「賛成」/観光団体など「慎重」 日航再建で株売却検討
経済 2010年3月25日 09時36分

(2時間39分前に更新)

 日本航空傘下の日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアーコミューター(RAC)をめぐって県内からさまざまな意見が出ている。企業再生支援機構が、日航がもつJTA株の売却について検討しているためだ。「独立」を求める声が上がる一方、「地元側主導で運営できるのか」という慎重な見方も出ている。

 「地元が主導権を握るチャンス」。県選出・出身国会議員でつくる「うるの会」(会長・喜納昌吉参院議員)は今月中旬、仲井真弘多知事と面談し、日航が約70%をもつJTA株の過半数を県や県内企業が取得することを求めた。知事は「200%賛成」と応じて株が放出された場合、「可能な限り引き受ける運動を起こす必要がある」と話した。

 1月には下地幹郎衆院議員が国交省に日航保有のJTA株を地元に売却するよう要望している。元日航社員で航空業界にくわしい早稲田大学アジア研究機構の戸崎肇教授は「独立性を強めるのは方向として間違っていないのでは」と指摘する。理由として(1)JTAは離島という独自の路線をもっている(2)日航グループ企業の中でも比較的経営が安定し、人材も育っている―などを挙げる。

 観光関連団体でつくる沖縄観光の未来を考える会(新垣安男会長)の幹部らも、いったん日航のJTA株を地元に譲渡するよう国交省に要請したが、現在は「会としては静観している」。現段階でJTA株が売却されるかどうか分からない上に、会の中に「地元主導になって、どんなメリットがあるのかもっと考えた方がいい」という慎重な意見があるためだ。

 県議会も2月にJTAなどの路線確保を求める決議を採択。JTA株が県外に流出しないよう「県内企業と連携した取り組みを」を県に求めた。ただ、地元側での株購入には具体的にふれなかった。

 日航とJTA、RACは飛行機のやり繰りから人材育成、システムまで幅広い分野で協力関係にある。JTA社員からは「日航なしには運航できない」との声も出ている。

 日航と共同調達する燃料をJTA単独で買うことになれば購入価格が高くなるおそれがある。システム開発や県外の営業担当者確保などをJTAが「自前」で手掛ければ数十億円単位の費用がかかるとみられている。

 日航は株の51%をもつ北海道エアシステム(HAC)の持ち株比率を15%未満に引き下げる方針だ。

 株の49%をもつ道は筆頭株主になるが、担当者は「職員は航空業界の素人ばかり。引き続き日航の協力なしには運航継続は難しい」と話している。

1801チバQ:2010/03/25(木) 12:17:23
http://news.tbs.co.jp/20100324/newseye/tbs_newseye4386955.html
全日空、格安航空会社の設立を検討
 全日空が、格安航空業界に進出するという話が浮上しています。果たして勝算はあるのでしょうか。

 簡素なサービスで格安の航空運賃を実現し、世界の空でシェアを拡大しているLCC=格安航空会社。その新会社を来年度にも設立しようと、全日空が本格的な検討を行っていることが複数の関係者への取材で明らかになりました。

 3年前、格安航空会社として関西空港に就航したオーストラリアのジェットスター航空。その後、成田にも路線を拡大。食事などの機内サービスを別料金で提供する形で日本−オーストラリア間、往復5万円のチケットを販売し、人気を博しています。

 こうした格安航空会社に対抗するため、全日空は新会社を設立し、東アジア地域の国際線を中心に新たな顧客を開拓しようというのです。しかし、新会社をめぐっては国と全日空の思惑は交錯します。まずは拠点。国交省が名前を挙げるのは・・・

 「LCCの拠点として関空を位置づけて」(前原誠司国交相 去年12月)

 去年12月に関空を視察した前原国土交通大臣は、需要が低迷する関空を格安航空会社の拠点とする考えを示しています。

 しかし、全日空が目指すのは、より需要の高い首都圏の羽田・成田の発着枠。さらに、国交省は経営再建中の日本航空でリストラされた社員の受け皿役をこの新会社に期待していますが、全日空側は「経営の足かせになる」と難色を示しています。

 格安航空会社の設立が実現するには海外の空港よりも高いと言われる着陸料の引き下げなど、政策面でクリアすべき課題も多く、今後、全日空と国交省との間で調整が行われることになります。(24日17:33)

1802チバQ:2010/03/25(木) 12:18:16
http://www.asahi.com/business/pressrelease/JCN201003240014.html
JAL、ジェットスター航空とコードシェア提携を拡大
2010年3月24日18時41分
印刷


Tokyo, Mar 24, 2010 - (JCN Newswire) - JALとジェットスター航空(JQ)は、JQが2010年4月1日から運航を開始する週間4便の大阪(関西)-ケアンズ線でコードシェア提携を行うことに合意し、2010年3月25日より予約・販売を開始します。

今回の提携拡大により、ケアンズ線は、現在コードシェア運航をしている週間7便の東京(成田)線に加えて日本=ケアンズ間で、週間11便のコードシェア便が運航することになります。

また、JALは今回の提携にあわせて、2010年度上期の日本発ケアンズ行きダイナミックセイバー7 AU運賃を国土交通省に認可申請いたしました。

JALは引き続きネットワークを拡充させながら、オーストラリアへご旅行されるお客さまをサポートしてまいります。*運航開始日やダイヤなどは、関係当局からの認可が条件となります。

◆運航スケジュール(時刻は現地時間)

(便名) JL5079
(区間) 大阪(関西)-ケアンズ
(ダイヤ) 20:25-05:10(翌日)
(運航日) 月,木,金,日
(運航機材) A330
(運航会社) JQ

(便名) JL5070
(区間) ケアンズ-大阪(関西)
(ダイヤ) 12:20-19:10
(運航日) 月,木,金,日
(運航機材) A330
(運航会社) JQ

◆運賃例

(路線) 大阪/東京=ケアンズ<燃油:14,000円/往復>
(運賃種別) ダイナミックセイバー7 AU(4月1日旅行開始分より)
(往復運賃) 59,000円より
(燃油特別付加運賃込) 73,000円より

* 上記以外にも運賃設定がございます。適用条件ならびに設定期間等の詳細につきましては、JALホームページ:< http://www.jal.co.jp/inter/a_au.html >(3月25日より掲載開始)をご参照ください。

* 上記の燃油特別付加運賃及び燃油特別付加運賃込の金額は、2010年3月31日までにご購入いただいた場合の日本発着JAL国際線区間の適用額を反映したものです。乗継便がある場合にはそれぞれの航空会社の設定する燃油特別付加運賃が別途かかることがございます。またご利用の際には運賃のほかに航空保険特別料金や税金などがかかります。予めご了承ください。日本航空の燃油特別付加運賃、航空保険特別料金の最新情報につきましてはJALホームページ: http://www.jal.co.jp/inter/if.html にてご案内しています。

* 政府認可条件により、額や適用期間が変更となる場合がございます。

詳細は下記URLをご参照ください。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201003/001497.html


日本航空


詳細は www.jal.com をご覧ください。



Copyright 2010 JCN Newswire. All rights reserved.

1803チバQ:2010/03/25(木) 12:26:01
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=44288&PHPSESSID=268a83778d176200d8d2846f6d62b326
成田、2012年までに27万回へ、LCC専用施設も検討−需要は2%増予測
[掲載日:2010/03/25]
 成田国際空港(NAA)は2010年度から2012年度を対象とする中期経営計画を策定した。現中期経営計画で発着枠の拡大や都心からのアクセス改善などが実現したことから、航空業界の厳しい環境や政府の航空政策の転換に対応しつつ、首都圏と東アジアの国際拠点空港としての進化をめざす。特に、発着枠については地元の理解を得ることを前提に30万回をめざし、2012年度までに27万回への拡大を実現することを最大のテーマに設定。また、チャーター便の誘致や離着陸禁止時間帯の短縮のほか、格安航空会社(LCC)やビジネスジェットへの対応も進める方針だ。

 一方、需要予測は経済環境や日本航空(JL)の再建など不確定要素が多いことから、2012年度で発着回数が21万6000回、総旅客数が3450万人とした。発着枠の目標27万回に比べて控えめな予測だが、アジア地域の航空情勢の変化や機材の小型化などにより、需要・発着枠とも増加する可能性を前提としつつ、堅実な数値を設定したという。




 具体的な取り組みとしては、27万回に向けてB滑走路西側誘導路と横堀地区エプロンを整備。また、航空網の充実のため、チャーター便の誘致による閑散時間帯の発着枠の有効活用を含めて、空港プロモーション・マーケティング体制の強化もはかる。国内フィーダー路線の充実もめざす。

 また、空港の利便性向上の一環として、LCCやビジネスジェットなど多様な需要に柔軟かつ効率的に対応するため、LCCなどと対話を進めて専用施設やインセンティブの設定を検討する。また、MCTの短縮などの取り組みも進める。

 なお、30万回については、2014年までに施設面の整備を終えたい考えだ。

1804名無しさん:2010/03/25(木) 14:26:50
フジテレビ・動画
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00174208.html

建設中の第4滑走路が10月21日から供用され、生まれ変わる羽田空港を取材しました。

東京湾海上に現在建設中の羽田空港の第4滑走路。
その供用開始日が10月21日に決定したことがFNNの取材でわかりました。
新たに生まれ変わろうとしている羽田空港の姿に迫りました。

羽田空港で建設が進む第4滑走路。
まもなく完成するこの滑走路によって航空機の離着陸は、1時間あたり30便から40便に増え、年間では、11万便以上増える計算となる。
これにともない、年間の利用者も700万人に増えると見込まれている。
また国際ターミナルビルも、総事業費1,100億円で建設されている。

建物自体は、ほぼ完成しており、現在、内装工事が急ピッチで進められている。
国際ターミナルビルは3階出発ロビーから免税品売り場、
ゲートラウンジと、すべて同じフロアで移動できるのが特徴。

また海外からの旅行者に向けて、4階の商業施設には
江戸時代の町並みを再現した江戸小路が造られ、日本の粋をアピールする。
新滑走路に沸く羽田空港だが、運航便は当初、昼間の時間帯はアジア、近距離便に限られる予定だった。
しかし現在、昼間でも欧米路線が飛べるように協議が進められている。
羽田空港の利用者は「羽田から行ければ、こんなに便利なことはない」と語った。

一方、国際ターミナルビルに直結する京急の羽田国際ターミナル駅(仮称)の建設現場。
今回、内装がほぼ完成した駅に、初めてカメラが入った。
中には、出発ロビー階まで荷物用カートごと一気に移動できる、大きなエレベーターが設けられていた。
カートを駅のホームまで利用するために造られたという。

京浜急行電鉄株式会社の伊東祐介氏は
「お客様の使いやすさを最優先に、ストレスなくアクセスできるよう、利便性を追求しました」と語った。

FNNの取材によると、新しくできる第4滑走路の供用開始日は10月21日。
これにともない、24時間フル稼働もスタートする。
新たに生まれ変わろうとしている羽田空港。
首都圏の国際空港は成田という時代が、終えんを迎えようとしている。

1805チバQ:2010/03/25(木) 20:30:21
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100326k0000m020048000c.html
日本航空:専用機の航空貨物は撤退…10月末めど
 会社更生法の適用を受けて再建中の日本航空は25日、貨物専用機を使った航空貨物事業から今年10月末をめどに撤退すると発表した。旅客機の荷物スペースを活用した事業は継続するが、貨物供給量(国際線のみ)は現在から25%減少する見込みという。日航は「量から質への転換を図ることで、貨物事業の早期黒字化につながる」としている。

 日航によると、国際線として就航している貨物専用機10機のうち、保有している大型機5機は売却の方針。国際線・国内線をあわせた航空貨物事業は09年4〜12月で100億円程度の赤字だが、旅客機を活用した事業は黒字で、貨物専用機の事業は赤字だという。【大場伸也】

1806名無しさん:2010/03/26(金) 04:28:15
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001003250006

《新千歳から世界へ》中国便増 活況へ弾み
2010年03月25日

<中>

■空自悩ます機密保全

空のダイヤは28日から夏季スケジュールに移る。国際線ターミナルビル開業は、このタイミングにあわせた。
さらに夏ダイヤからは、中国・ロシアの航空機に対する乗り入れ制限も緩和される。
国際線の拡大に向け、新ターミナルが施設面での対応とすると、制限緩和は、それを活用する運用面での対策だ。


  ■  ■


航空自衛隊千歳基地に隣接する新千歳空港。
これまでは、「機密保全」を理由に中国・ロシア機の乗り入れが制限され、
訓練のない土・日と、水・金曜の限定された時間帯しか運航が認められなかった。
28日からは火曜の運航が認められ、水曜日の時間帯も拡大される。

乗り入れ制限については上海便の増便をめぐり、高橋はるみ知事が04年、
大野功統・防衛庁長官(当時)に再三、緩和を申し入れた。その後、「金曜の午後5時以降」という追加枠が実現した。

高橋知事は昨年10月、防衛省で北沢俊美防衛相に会った際にも制限緩和を申し入れた。
新千歳の国際線の中でも、09年は香港を含む中国便の旅客数が26万5千人にのぼり、台湾を抜いて初めてトップに立った。
新ターミナルの開業をにらんで、中国便の増便に直結する制限緩和は、道にとっての懸案だった。


  ■  ■

制限緩和が発表されたのは1月8日。夏ダイヤまで残り3カ月を切っていたこともあって、
当初から拡大枠を活用するのは、上海便を運航する中国東方航空だけだ。
火曜に1往復を増やして週4往復にする。
新規就航は、サハリン航空がハバロフスク便を火、土曜の週2往復で申請中だ。

発表当日の午後には、航空会社の担当者が国土交通省職員から説明を受けた。
中国東方航空の張俊莉・札幌支店長によると、気流の影響で遅れたり早まったりしがちな国際線だけに、
新たに設けられた火、水曜の正午〜午後4時の枠は「前後30分程度の余裕をみて離着陸してほしい」と厳格な運用を求められた。

「実質的な枠は午後0時半から3時半の3時間。乗り入れ希望が増えたら、すぐにまた混雑する」と張支店長は今後について心配する。


  ■  ■
一方の空自千歳基地。関係者によると、「機密保全」から最も気にするのは、戦闘機の訓練よりも地上部隊の訓練だという。
地対空誘導弾・パトリオットなどを移動させる基地内での訓練は、展開から撤収まで長時間を要する。
このため訓練のない水曜日を除き、月〜火、木〜金曜には、
日付をまたいで連続した訓練時間を確保する必要があるという。
乗り入れ拡大を受け、「火曜午前には訓練を終えるため、日曜の夜から訓練を始めるケースも検討している」(関係者)。

前原誠司・国交相は21日、新ターミナルを視察に訪れた。
さらなる制限緩和を念頭においてか、高橋知事らを前に
「拡大した枠が満杯になって、『さらに拡大を』と言われるくらいの努力をしていただきたい」と語った。
《新千歳空港の国際線》 定期便は現在9路線。開設順に次の通り。
 ソウル(大韓航空)、グアム(コンチネンタル航空)、香港(キャセイパシフィック航空、香港エクスプレス航空)、
ユジノサハリンスク(サハリン航空)、上海(中国東方航空)、台北(エバー航空、チャイナエアライン)、
釜山(大韓航空)、北京(中国国際航空)、大連(中国南方航空)。

1807名無しさん:2010/03/26(金) 05:03:03
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20100326/20100326-00000243-fnn-bus_all.html

羽田空港第4滑走路、10月21日供用開始 国際ターミナルビルの完成予想CGを独占入手
3月26日0時32分配信 フジテレビ

変ぼうを遂げる羽田空港の未来図を独占入手した。
総事業費1,100億円で建設中の国際ターミナルビルは、建物自体はほぼ完成しており、現在、内装工事が急ピッチで進められている。
現在、建設中の羽田空港第4滑走路は、FNNの取材で、10月21日から供用開始が決まったことがわかった。
入手した国際ターミナルビルの完成予想CGからは、開放的な出発ロビーになることが見て取れる。
そして、商業施設では、江戸時代の街並みを再現し、羽田は完全な国際空港へと生まれ変わる。
羽田空港の利用客は、「国際線もこちらがメーンになってくれるといいと思います」、
「もっと違う国の便も出れば、もっと便利になる」と話した。
10月からはマレーシア、シンガポールなどのアジアやフランス、イギリスなどのヨーロッパ各国も加わる予定になっている。
ほかの欧米の航空会社も、羽田発着便を申請、24時間フル稼働で、年間11万便以上増える計算になる。
国際化をにらみ、羽田空港内にあるホテルでは、すでに準備が着々と進められている。
羽田空港内のホテルでは、3月中旬から、扇子や手ぬぐいなど、日本らしい小物を扱うことを始めた。
羽田エクセルホテル東急の販売促進・高遠信仁マネジャーは、
「4月以降、こちらまだ仮の段階なんですが、こういったパンフレット、商品パンフレットを
客室の方にお入れしまして、客室でもお土産としてご購入いただけるようにしたいというふうに考えております」と話した。
またホテルでは、歌舞伎チケット込みの宿泊プランも作った。
羽田の国際化が加速する中、2009年10月、前原国交相は
「日本にハブを造らなくてはいけない。そのハブになり得るのは、まずはわたしは羽田だろうというふうに思っております」と述べた。
しかし、アジアのハブ空港として、韓国の仁川(インチョン)空港が認知されており、羽田にとって強力なライバルになる。
韓国人旅行客は「(羽田空港の国際化が進むが?)お互い競争するので、いいんじゃないか?」、
「仁川空港は韓国の誇りです。どの国の空港よりも有名で、素晴らしい空港です」と話した。
一方、千葉県の成田空港は、国際空港としての地位が揺らぎ、強い危機感を感じている。
羽田との差別化を図りたい森田千葉県知事は25日、
「外国人の旅行者に限ってのカジノ。もうそろそろね、わたしは議論をしてもいいのではないかなと」と述べた。
森田知事は、成田空港近くに外国人旅行者に限ったカジノ設置に向けて、議論を進めていく考えを示した。
新たに生まれ変わる羽田空港で、周辺空港の勢力図が今、変わろうとしている。 最終更新:3月26日0時52分

1808名無しさん:2010/03/26(金) 12:58:09
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000831003260001

【新千歳から世界へ 国際線ターミナル開業】

(下)道産子を動かせ
2010年03月26日

■韓国勢、増便で先手

新千歳空港の国際線旅客の4人に3人は外国人――。札幌入国管理局の千歳苫小牧出張所がまとめた2009年の出入国者の内訳をみると、
日本人の割合は23・5%だった。日本旅行業協会がまとめた08年の「出国率」によると、北海道は5%で全国でも下から数えて9番目だ。

現ターミナルができた1992年当時、新千歳の国際線はハワイ・ホノルル線を含めて4路線で、年間旅客数は26万人。
空港関係者の1人は「当時は外国人をどう呼び込むかが課題だった。北海道ブームの今は状況がまったく逆だ」という。


   ■  ■

「空港サービスの品質評価で5年連続世界1位。日本の27都市を含む世界の170都市を、最短45分の乗り継ぎで結ぶネットワーク――」

札幌市内のホテルで23日、韓国の仁川国際空港公社がセミナーを開き、同空港のセールスポイントを強調してみせた。
共催は、新千歳―ソウル(仁川)線を毎日1往復運航する大韓航空だった。

昨年は新千歳で就航20周年の記念式典も開いた。09年の路線別の旅客数で、仁川は18万人で3番目。
しかし今年はトップに躍り出る可能性もある。
9月から週3往復を増やし、新千歳の国際線としては初の単独で週10往復という態勢で臨むからだ。

新たな3往復は、従来の新千歳を午後2時前後に出発する便とは異なる。
午後8時半に仁川から飛んできた機材を新千歳に1泊させ、翌朝の9時20分に出発する。
新千歳から出発する乗客にとっては、出発日も到着日も、フルに活用できる。
日本人旅行者を意識した戦略的な増便だ。

23日のセミナーでは、旅行会社の担当者らを前に、大韓航空札幌支店の川村賢一・旅客販売次長がこうもPRした。
「3泊4日だったツアーが2泊3日で十分となれば、価格を抑えることもできる。
週末のエステ、年末に1泊だけの忘年会旅行などもいかがでしょうか」


   ■  ■

もともと道民は、あまり海外へ行きたがらないのだろうか。
北大観光学高等研究センターの石森秀三センター長は「やっぱり『良すぎる』んですなあ……北海道は。
特に夏は快適ですから、そう簡単に道産子は動かないですよ」。
ずっと関西で過ごした教授自身が実感しているという。

そこで提案する。「新千歳空港は着陸料を大幅に減免して格安航空会社を呼び込むなどすれば、
動きが出てくるのではないか」

一方、日本旅行業協会の佐藤誠之・北海道支部長は、2年連続で国際線旅客が減っている厳しい時期だけに
「パスポートを取得する際に道の印紙収入分だけ補助するとか、何か『お得感』を打ち出してあげないと、
新ターミナルができたから行ってみよう、とはなかなかならないでしょう」と話している。

(この連載は、文・小西淳一、写真・吉本美奈子が担当しました)

◆キーワード◆
《路線別の旅客数》 新千歳空港の国際線の路線別旅客数(2009年)は、多い順に次の通り。
(1)台北=24万7445人(2)香港=20万3747人
(3)ソウル(仁川)=18万3477人(4)釜山=2万9277人
(5)上海=2万8372人(6)グアム=2万4129人
(7)北京=1万9704人(8)大連=1万3142人
(9)ユジノサハリンスク=7614人。



■新ターミナルきょう開業

新千歳空港の国際線ターミナルビルが26日開業するのを前に、
同ターミナル3階出発ロビーで25日、落成記念式典が開かれた。
高橋はるみ知事や町村信孝衆院議員、国際線で結ばれている各国の在札幌総領事ら約350人が出席した。
岡真則社長は「ターミナルビルのオープンを機に新千歳空港が発展し、
北海道開発の起爆剤となれば望外の喜び」とあいさつした。

高橋知事も「国内外の多くのお客さんを迎え、広く道民にも利用される施設となることを祈念する」と述べた。

1809チバQ:2010/03/26(金) 22:19:23
http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201003250511.html
成田発着、週87便増加へ アジア・中東への路線増強2010年3月25日22時50分
 成田国際空港会社(NAA)は25日、発着枠が年2万回拡大するのに伴い、28日から成田発着便が週73便、4月26日からさらに週14便増えると発表した。経済成長が続くアジアや、ビジネス需要が見込める中東への路線が増強される。経営再建中の日本航空は国際線を減便する。

 B滑走路が2500メートルに延伸したことなどで、2002年以来の大幅な増枠が実現する。28日からの新規就航は、アラブ首長国連合(UAE)のアブダビとドバイへの各週10便(片道)と、中国・マカオへの週6便。4月26日からはカタール・ドーハに週14便(毎日)就航する。成田からの就航都市は95になる。

 増便では、全日本空輸が週388便を414便に26便増やし、中国やベトナムへの路線を増強する。フィンエアー(フィンランド)やベトナム航空も大幅に増便する。

 日本航空グループはベトナムのハノイ、ホーチミン便を増便する一方、ブラジル・サンパウロ便や中国・上海便を減便するため、週770便が702便に減る。

 国内線は週28便の増加。日航が新千歳便を、全日本空輸は7月以降、小松、広島、新千歳、中部の各便を増やす。貨物は週7便の増加。

 成田空港は、滑走路の誘導路整備などにより、発着枠を今後3年で年27万回まで増やす計画。NAAの森中小三郎社長は25日の記者会見で、現在の夜間運航制限時間帯(午後11時〜午前6時)について「12時から5時ぐらいに短縮していただけると助かる」と述べ、発着枠のさらなる拡大に向けた運用時間延長について、地元に理解を求めていく考えを示した。


http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032501000597.html
成田の中東直行便、3社が新設 28日から新ダイヤ
 成田空港の発着回数上限が現在の年20万回から22万回に28日から拡大されるのに伴い、成田国際空港会社は25日、中東への新規直行3路線など新しい国際線ダイヤ(〜10月30日)を発表した。

 アラブ首長国連邦のエミレーツ、エティハド両航空が、それぞれドバイ線とアブダビ線を新設。4月26日にはカタール航空がドーハ線の運航を始める。中東の3路線はいずれも欧州やアフリカに乗り継げる。

 ほかにマカオ航空も新たに成田に乗り入れる。

 年間の発着数は18・6万回から当面20・7万回となり、将来はさらに増える見通し。空港会社の森中小三郎社長は羽田の国際ハブ(拠点)空港化をにらみ「今後も国民の皆さんに成田を選んでいただけるよう努めたい」とPRしている。

 成田で最も就航数が多い日航グループは、経営再建に伴い既に国際線68便を減らした。

2010/03/25 15:59 【共同通信】

1810名無しさん:2010/03/26(金) 23:04:59
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001003260003

「羽田ハブ化」の波紋・上 地位確立へ戦略
2010年03月26日

米国アトランタ市のデルタ航空本社。グレン・W・ハウエンシュタイン上席副社長ら居並ぶ幹部は9日、
成田国際空港会社(NAA)の森中小三郎社長に明言した。

「成田の有効性を今後も十分に利用させてもらいたい」

会談で、森中社長は28日から年間発着枠が1割増えて22万回になり、「地元の後押しを得て30万回も視野に入ってきた」と説明。
「地元の提案で運用時間(午前6時〜午後11時)延長も議論しており、24時間対応の空港と遜色がなくなる」と強調した。

森中社長は7日からデルタ、ユナイテッド、アメリカンの米大手航空3社の首脳クラスを相次いで訪問していた。

言質を得られたデルタで成田到着便の約半分が乗り継ぎ客。
3社とも成田を東アジアの国際ハブ(拠点)空港と位置付けている。
一方で、3社とも、4本目の滑走路が整備されて10月に国際線の発着枠が増える羽田空港への乗り入れを申請していた。

成田は新規乗り入れを希望する国・地域が43(昨年10月現在)ある。
トップセールスをしてこなかったが、昨年10月の前原誠司国土交通相の羽田ハブ化発言以降、危機感を強め、
森中社長は欧州の航空各社も訪問する意向だ。

国内地方空港との路線が多く、前原国交相が「日本の国際ハブ空港」と表現した仁川空港(韓国)にどう対抗するのかという問題もある。

NAAは、成田は路線網のバランスがよく、現時点で既に国際ハブ空港として機能していると分析する。
仁川は北米と欧州・中東路線がいずれも1割に満たず、アジアが約8割なのに対し、
成田は北米2割、欧州・中東1割、アジア5割。
国際線の乗り継ぎ客が仁川より約200万人多いといったデータが、その根拠になっている。

今回の発着枠拡大で成田には中東、カナダなどへの路線が新たに就航する。

懸念材料はむしろ、羽田の国際化が進み、現在成田を利用している路線が羽田に分散すれば、
仁川や香港など東アジアのハブ空港との競争で不利になるということにあるようだ。
不景気などの影響で、首都圏の航空需要が将来的にそれほど伸びないのではないかといった厳しい見方も背景にある。

騒音問題から深夜早朝の運用が制限されている成田の限界論が浮上すると、
羽田国際化への期待が高まり、それをぬぐおうとNAAが競争力強化に奔走する。
成田はそんな歴史を歩んできた。

B滑走路に3本目の誘導路を建設し、滑走路の利用効率を高めるのは
「(発着が集中する)朝夕が満杯状態で使いたい時間帯が使えない」(伊東信一郎・全日空社長)
という課題への一つの答えだ。
遠くて不便という長年の懸案は、7月の成田新高速鉄道開業で一つの区切りになる。

都心からの所要時間が15分短くなり30分台になることをさらに生かそうと
「都心から90分以内で機内へ」というフレーズを掲げ、
空港駅での警備の機械化、エレベーターのスピードアップ、
手荷物のチェックイン手続きの改善なども検討を始めた。
新年度から3カ年で取り組むNAAの中期経営計画にも盛り込んだ。


     ◇


年間発着枠が22万回になる成田空港は、羽田の国際化、
アジアの巨大空港に対抗するため、早くも30万回の早期実現が至上命題になっている。
成田の動きを追った。(鹿野幹男、長屋護)

1811名無しさん:2010/03/27(土) 10:31:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100327/CK2010032702000081.html

【千葉】
成田空港 年間発着枠22万回に
2010年3月27日

成田空港の発着回数の上限が、二十八日に現在の年二十万回から年二十二万回に増える。
新たな航空会社の参入や新規直行便も就航し成田の国際線ネットワークは一段と充実する。
一方で国内・海外空港の競争と国際ハブ(拠点)空港の主導権争いも激化。
成田国際空港会社(NAA)や地元関係者らは能力拡大に向け、
既に発着回数を年三十万回に増やす動きを進めている。(武田雄介)

昨年十月、B滑走路を大型機が発着できる二千五百メートルに延伸するなど、空港機能の向上で増枠できた。
二十八日に現行の冬ダイヤから夏ダイヤに替わるのを機に発着の上限が年二十二万回になる。

NAAのまとめでは、増枠分は国際線が旅客と貨物で計九千百回、国内線が五千八百回で、計一万四千九百回が割り振られた。
チャーター便などを合わせると、発着数は本年度の十八万六千回から新年度は二十万七千回になる見込みという。

夏ダイヤから新たに成田に乗り入れるのは、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空とエティハド航空、
カタール航空の中東三社とマカオ航空。四社が各一路線の新規直行便を就航。
ほかにエアカナダが新たにカルガリー線を飛ばす。

二十八日からドバイへの直行便を週五便飛ばすエミレーツ航空は
「東京の玄関口の成田への乗り入れは以前から希望してきた」と就航を喜ぶ。
これまで首都圏からドバイへは、同社が関西国際空港で運航している直行便の利用が一般的だった。
同社は「羽田から関空経由でドバイへ飛ぶより、成田の直行便は数時間短縮できる。首都圏の利用者には大きな利点」と説明する。

    ◇

「今回の航空各社の増便で、成田の国際線ネットワークがさらに充実する」。
二十五日の定例会見でNAAの森中小三郎社長も増枠の意義を強調した。

だが羽田空港は四本目の滑走路の供用を控え、国際線枠が増える予定。
さらに前原誠司国交相が「(事実上)日本のハブ空港だ」とした韓国・仁川空港と比べても、
成田が「首都圏と東アジアの国際ハブ空港」をめぐる競争から一歩リードしたとはまだいえない。

国際空港「成田」の存在感を高める“切り札”として、
NAAは昨年、最速で二〇一四年度までに発着回数を年三十万回に増やす意向を公表。
一二年度までのNAA中期経営計画でも「年三十万回を目指し、計画期間内に年二十七万回を実現する」とした。
二十二万回化はあくまで将来の増枠への足掛かりと位置付ける。

ただ、騒音問題が残る内陸空港の成田では空港機能の拡大に地元住民らの合意が不可欠だ。
NAAは昨年末以降、地域への説明会を約二十回開催。三十万回に向け理解を求めている。
森中社長は「今年は勝負の年。できれば今年後半にはめどが立つよう努力したい」と話している。

1812名無しさん:2010/03/27(土) 15:28:36
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/373567/

成田空港発着枠拡大、認知度アップへ千葉県も提言

成田空港は28日から、年間の発着枠を20万回から22万回に拡大する。
それにともない、中東路線やマカオ航空(マカオ線)などが新規就航し、
世界各国へのネットワークはさらに広がることになった。

成田国際空港会社(NAA)では今後も、当面の目標を「発着枠30万回化」に定め、
実現に向けて取り組む意欲を見せている。

NAAが発表した平成22〜24年度の中期経営計画によると、
発着回数は今年度の約18万6000回(見込み)から来年度は20万7000回に増える見込み。
その後も年約2%のペースで伸びていくと予測している。

NAAの森中小三郎社長は「27万回までは、大きな投資をすることなく増やせる」と説明。
「地域の理解を得た上で、誘導路や駐機場の整備を進めていきたい」と抱負を語っている。

また、県を中心として、成田空港の認知度やサービス向上を支援する取り組みにも展開が生まれた。

成田空港の利便性向上などに向け方策を探る第3回「成田空港緊急戦略プロジェクト会議」が26日、千葉市内で開かれ、
県は緊急に取り組むべき施策を盛り込んだ「緊急提言」をまとめた。

主な提言は(1)官民一体となった成田空港のPRの強化(2)成田空港と地方都市を結ぶ国内フィーダー路線のPR・充実
(3)空港利用者に対する「おもてなし」機能の向上(4)空港を活用した観光の活性化−の4点。
森田健作知事の発信力を生かした広報戦略の展開や、国体に合わせて国内線の利用を促進することなどを具体策として挙げている。

提言立案にかかわった県関係者は、7月に成田空港と日暮里を最短36分で結ぶ成田新高速鉄道(成田スカイアクセス)が開業することにも触れ
「弱点だった(空港の)容量とアクセスが大幅に改善するまたとない好機だ」と期待を込めて語っている。

1813名無しさん:2010/03/27(土) 15:34:33
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20100327ddlk12020148000c.html

成田空港:発着枠22万回 あすから新ダイヤ /千葉
 
成田国際空港の年間発着枠が28日から2万回増え、22万回となる。
増枠によって初めて中東への直航路線ができ、北欧便も毎日運航になるなどネットワークが拡大し、利便性が向上する。
空港会社(NAA)は「将来の30万回実現へのステップ」と位置付けるが、
韓国・仁川空港との競争や羽田空港との役割分担、地元住民との関係など、
国際拠点(ハブ)空港の地位を確立するには越えるべきハードルも多い。【駒木智一、斎川瞳】

 ◇4社参入、中東初の直航便
 発着枠拡大に伴い、新たに外国航空会社4社が参入する。
アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空はドバイ線を週5便運航。
既に関西国際空港との路線があったが、成田乗り入れを切望し、順番待ちを続けていた。
UAEのエティハド航空は、最新鋭の機材で週5便、アブダビとを結ぶ。
カタール航空はドーハ線をデイリー運航する。さらに、新規就航するマカオ航空がマカオへ週3便。

NAAの森中小三郎社長は「アジア、中東との新たなビジネスの促進につながる」と期待を膨らませる。

このほか、エアカナダがカルガリー線を開設し、フィンランドのフィンエアーはヘルシンキ線を週4便からデイリー運航に増便。
ベトナム航空や日本航空、全日空はベトナム路線を拡充する。

 一方、ハブ機能強化に欠かせない国内線は既存8路線で広島、小松、新千歳線などで年間約6000回増える。
国際線と国内線を合わせた発着回数は、09年度の18万6000回から10年度は20万7000回となる見込み。
しかし、経済成長が続き、旅客数の伸びが期待できる中国との路線は、政府間交渉が難航しているため拡充が進んでいない。
森中社長は「新しい需要を掘り起こせるのはアジア」と明言しており、中国路線の拡大は成田の発展には不可欠な要素といえる。

 ◇航空自由化、増設急ピッチ
NAAは早ければ14年度にも発着枠を年30万回に増やそうと、施設整備を急いでいる。
10〜12年度の中期経営計画では、B滑走路の西側に3本目誘導路の新設、駐機場の増設のため3年間で350億円を計上した。
早期の容量拡大を目指す背景には、航空自由化の流れがある。
日米の政府は09年12月、航空会社が自由に就航路線を選べる「オープンスカイ協定」締結で合意。
国土交通省は事実上、羽田空港の再国際化を進めており、沖合拡張が進む羽田の発着枠が増えれば、航空会社は都心に近い羽田への乗り入れを望むとみられる。
現在も40カ国以上が成田就航を希望して待機中。成田の発着枠に余裕がなければ、羽田との路線獲得競争で後れを取る可能性も指摘されている。

NAAは09年9月、航空会社に空港をPRする「ルーツ会議」に初参加した。
これまでは発着枠が満杯だったこともあり「セールスするものがない」と見合わせていた。
森中社長は会場で、将来の増枠を見越し「ぜひ成田へ」と航空会社に直訴した。
「東欧を中心に意外な国からの乗り入れ希望があって驚いた」という。
4月にはオーストラリアで開催される「ルーツアジア会議」にも参加し、セールス活動を展開する方針だ。

 ◇「30万回」、地元理解不可欠
日本との間に27路線あり、前原誠司国交相が「日本のハブ空港になっている」と発言した仁川空港。
成田は劣勢とも言われるが、仁川は路線網の51%が日本と中国本土に集中している。
これに対し、成田は北米20%、アジア16%、中国本土14%、台湾・香港16%、欧州9%と長距離路線に強みがある。
NAA経営計画部は「バランスの取れた豊富なネットワークを各国の航空会社にアピールしたい」と意気込んでいる。

将来、30万回まで増やすには、A滑走路とB滑走路から同時並行で離陸する運用が必要。国交省は「11年秋には実現可能」とみている。

しかし、便数が増えることで騒音被害が拡大する可能性もあるため、地元の理解が不可欠だ。
NAAはこれまでに約20回の地元説明会を開催し、成田の地盤沈下を恐れる自治体トップらはおおむね賛成する意向を示している。
これに対し、予定地内には未買収地が残り、今も騒音直下で耕作し続ける農家がある。
話し合いで用地問題を解決できるかどうかも重要な課題だ。

1814名無しさん:2010/03/27(土) 15:36:14
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20100327ddlk12010151000c.html

成田空港緊急戦略プロジェクト会議:発着枠拡大で官民一体PR /千葉
 
成田国際空港の魅力向上策を考える県の「成田空港緊急戦略プロジェクト会議」の第3回会合が
26日、千葉市内のホテルで開かれた。
空港の発着枠が拡大し、今夏には成田新高速鉄道「成田スカイアクセス」が開業することから、
官民一体でPRを強化するとの緊急提言をまとめた。

提言では、羽田空港の発着容量拡大が進む中、国際競争力の強化や県経済の活性化に向けた緊急の取り組みが必要として、
広報戦略組織を発足させることや、森田健作知事のマスメディアでのPRを勧めた。
空港利用者へのおもてなしの重要性も盛り込んだ。

会合では、森田知事がカジノ設置構想を説明。
今後、空港会社や航空会社、経済団体、観光業者、地元首長らから意見を聴取する考えを示した。【森有正】

1815 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/28(日) 10:30:02
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100328-OYO1T00206.htm?from=top
国交相、「伊丹」当面存続を強調…「関空アクセス改善に時間」

 前原国土交通相は読売新聞のインタビューに応じ、関西の自治体や経済界で大阪(伊丹)空港の存廃を
巡る議論が激しくなっていることについて「関西国際空港への集中と言っても、アクセス(交通の便)が
改善するのはかなり先になる。その間は、伊丹をどう活用するかという観点にならざるを得ない」と述べ、
当面は伊丹を存続させる意向を強調した。

 関空は伊丹に比べて都心から遠く、利用者に敬遠されがちだ。大阪・梅田から最短30分台を実現できる
という鉄道新線「なにわ筋線」の構想も、2000億〜4000億円の事業費がかかり具体化に時間がかかる。

 大阪府議会は24日、中長期的な視野で伊丹廃港を決議したが、前原国交相は性急な伊丹廃港論に
走ることを避けたいと考えている。

 伊丹の存廃については、兵庫県議会が「伊丹存続」を決議するなど、地元の対立が鮮明になってきた。
関空、伊丹、神戸の関西3空港の将来像について、関西の自治体や経済界が4月に結論をまとめる方向
だからだ。

 ただ、地元の議論は空回りしがちだ。前原国交相は、国交省成長戦略会議の場で、関西3空港の
将来像を整理する考えを示した。

(2010年3月28日 読売新聞)

1816 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/28(日) 10:32:24
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100328-OYT1T00147.htm
日航の路線削減「上積み必要」前原国交相

 前原国土交通相は読売新聞のインタビューに応じ、会社更生手続き中の日本航空について、
「路線のさらなる見直しを進めてほしい」と述べ、世界的に航空需要の回復が見通せない中、国際線、
国内線の路線削減を上積みすべきとの考えを明らかにした。

 今月下旬に稲盛和夫会長と会った際に伝え、「大筋で合意いただいた」という。日航は1月にまとめた
再生計画で、2012年度までに国際線14路線、国内線17路線を削減するとしたが、今後、一層の削減を
検討するとみられる。

 前原国交相は、公的資金を使って再建中の日航による航空運賃の値引き策にも触れ、「破綻(はたん)して、
税金を入れて値引きをするのは国民の理解を得られない」とクギを刺した。日航は、会社更生法の
適用申請後に新たな値引きを導入し、ライバルの全日本空輸から反発を受けていた。

 企業再生支援機構と日航が6月末にまとめる、路線や人員の削減などを盛り込む更生計画については
「公的資金を入れて再生を行う以上、指摘すべき点は指摘する」と、計画づくりに関与する意向を示した。

 一方、民主党が政権公約で掲げた首都高、阪神高速を除く高速道路の原則無料化は、「最終形が
どうなるのか、社会実験をしないとわからない」と説明。現実的な対応として、原則無料化を大幅に見直す
可能性があることを示唆した。

 八ッ場ダム(群馬県長野原町)の建設中止問題では、共同事業者である1都5県の知事の意見を聞くことが
法律で義務づけられており、今夏以降、治水、利水の代替案を示して理解を求めていく考えを表明した。

(2010年3月28日03時18分 読売新聞)

1817チバQ:2010/03/28(日) 11:52:40
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032701000508.html
ウラジオ航空が初の定期便 成田―ロ極東、28日就航
 【ウラジオストク共同】ロシア極東の大陸部と成田を結ぶ初の定期路線が28日、就航する。運航するのはロシアのウラジオストク航空で、成田―ウラジオストクが同日から日曜と木曜の週2往復、成田―ハバロフスクが29日から月曜と金曜の週2往復となる。

 ロシア政府はアジア諸国との経済交流の窓口としてウラジオストクなど極東地域の開発に力を注いでおり、日本の首都圏から同地域を訪れるビジネス客や観光客の利便性が向上する。

 その一方で、ウラジオストク航空は成田便就航と同時に、これまで週2往復運航していた新潟―ウラジオストク、新潟―ハバロフスクの各便を週1往復に減便。長らくロシア極東への玄関口となってきた新潟と、ウラジオストクとの直行便がある富山にとっては、減便と旅客分散化による経済的打撃も予想される。

2010/03/27 16:42 【共同通信】

1818チバQ:2010/03/28(日) 12:16:43
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001003270002
「羽田ハブ化」の波紋・下 拡大と騒音
2010年03月27日



 「22万回運用開始後の騒音被害の検証はこれからだというのに30万回の容量拡大方針が決定されている」


 12日、成田市議会棟の一室に集まった20人余りの同市久住、下総両地区の住民らは、小泉一成市長に口々に不満を訴えた。年間発着回数30万回への拡大案を白紙に戻し、騒音下の住民ときちんと議論を始めるよう申入書を渡した。


 両地区は、B滑走路(2500メートル)北側の騒音直下にある。昨年暮れ、成田国際空港会社(NAA)が示した年間発着回数30万回の場合の騒音地域の予測図(コンター)に納得ができないという。


 同じ大きさの騒音でも、昼より夜の方がうるさいと感じる。基準となる国際的な評価指標は、深夜早朝は1機でも3〜10倍の重み付けをするが、それ以外は回数が倍に増えても指数はほとんど増えない特徴がある。


 騒音下の住民は、この指数に応じて別の場所への移転補償を受けたり、住宅の防音工事を受けたりする。両地区の住民は30万回のコンターで移転対象の区域に入り、騒音に悩まされない地域へ移転できると期待していたようだ。


 しかし、実際は移転対象区域は広がらず、全体の騒音の影響範囲も小さく想定された。NAAが2005年度から低騒音型の航空機の着陸料を引き下げる制度を導入した結果、08年度までに約7割が低騒音型機になったことや、より短い距離で離陸できる中小型機への移行が進むと想定したことが影響したようだ。


 「30万回に反対するのが申し入れの趣旨ではないが、コンターが小さくなるのが納得できない」と申し入れた住民の一人はいう。B滑走路に限れば、上空を飛ぶ航空機の数が倍になるのに移転も出来なければ、新たな騒音対策もないのかという思いがある。


 前原誠司国土交通相の羽田ハブ化発言で成田の地盤沈下を恐れた周辺9市町の首長が、NAAに検討を要請した深夜・早朝便の運用制限の緩和も拙速と映る。申入書は「(むしろ)可能なら減便・廃止して欲しい」と釘(くぎ)を刺した。


 両地区の了解は30万回の実現に必須だ。小泉市長は「自治体独自の騒音対策を提示したい」と述べ、話し合いを継続するよう申し入れた。


 B滑走路の南、芝山町でも同様だ。9日の同町議会定例会で伊橋寿夫町議は「コンターに不信感を抱く住民は少なくない」と指摘。相川勝重町長は「県が発展するには成田空港の発展が必要だ。それを支える騒音直下の人が良かったと思える対策をしなくてはならない」と理解を示した。


 伊橋町議は「前原発言があってからNAAがものを言うスピードが早くなってきた」と戸惑う。30万回を容認せざるを得ないという立場の人の間にも混乱が広がっている。


 とはいえ、30万回のコンターは羽田国際化への危機感から成田限界論を払拭(ふっ・しょく)しようと地元自治体の要請でNAAが作成したもの。県全体への経済波及効果は1兆1千億円を超えるという試算もあるだけに「22万回は一里塚。30万回をいかに早く実現させるかだ」(諸岡孝昭・成田商工会議所会頭)と期待も高い。


 騒音下の成田市三里塚で飲食店を営む50代男性も「空港のお陰で地域が活性化したという実感は乏しい」と今後の展開に期待を寄せる。


 空港の機能を高めながら、どう騒音問題と向き合うのか。成田空港と地元が掲げる「共生共栄」が試されようとしている。

1819チバQ:2010/03/29(月) 12:58:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000002-nna-int
【香港】ビバマカオ免許はく奪、日本線も影響
3月29日8時31分配信 NNA

 マカオ当局は28日、格安航空会社ビバマカオの営業免許を取り消すと発表した。運転資金の不足で先週末から遅延や欠航が相次ぎ、これ以上の支援継続は困難と判断した。政府は緊急対策チームを組んで対応にあたっているが、搭乗予定だった観光客らはマカオでの待機を余儀なくされている。東京便と札幌便にも影響が出ている。

 26日午後2時半にマカオを発つ予定だった成田行きの便が大幅に遅れ、最終的に飛び立ったのは日付が変わった翌27日だった。同社は当初、遅延について「技術的なトラブル」と説明していたが、その後、燃油費の未払いにより運航が不可能だったことが判明。マカオ政府が一部を肩代わりする形でなんとか出発した。同日のジャカルタ便も同様の理由で大幅に遅れた。両便で約300人が影響を受けた。
 
 27日はさらに状況が悪化し、札幌、ハノイ、メルボルン、シドニー行きが相次ぎ欠航。搭乗予定だった観光客らの話によると、空港スタッフから航空券の払い戻しに関する通知を渡されて初めてキャンセルを知ったという。通知には「チケットの全額を払い戻しできる」などと書かれていたが、具体的な払い戻し方法については触れておらず、当日のホテルの手配もなかった。突然の欠航に乗客らの怒りは頂点に達し、空港内の同社カウンターには抗議が殺到した。
 
 ■政府「追加援助しない」
 
 マカオ政府は27日に緊急会議を開き、同日夜に今後の対応についての記者会見を行った。その中で政府は今後、ビバマカオに対する資金援助を行わないと発表。28日には免許はく奪の方針を固めた。
 
 搭乗予定客に対する支援は行う。政府は、マカオに滞在中の外国人と海外に滞在中のマカオ居民に、自国に帰るための航空券を優先的に提供するとしたほか、マカオに待機中の一部観光客にホテルをあっせんしている。また他のエアラインと協議し、便の振り替えができるよう手配するとしている。
 
 政府は先に、財務状況が悪化するビバマカオに約2億マカオパタカ(約23億円)を融資していたが、今回は経営改善の見込みがないと判断し追加支援を見送った形。マカオ民航局は「政府はこれまでビバマカオに複数回にわたって資金援助を行ってきたが、経営難を克服できず、大変失望している」とコメントしている。
 
 ■イースター絶望的
 
 香港旅行会社への影響も避けられない。香港旅行業議会の胡兆英・会長は27日、来月に迫った復活祭(イースター)休暇について、香港の旅行代理店を通じてビバマカオの航空券を購入した観光客は約680人に上ると明らかにした。
 
 胡会長は「政府が支援を見送ったことで、ビバマカオが今後フライトを再開できる可能性はとても低い」と指摘。香港の旅行代理社はビバマカオと今後の対応について協議している最中としているが、「イースター期間の香港発のフライトは予約でいっぱいの状態。振り替えは難しいだろう」としている。
 
 ビバマカオは2004年設立。東京、ハノイ、ホーチミン、ジャカルタ、メルボルン、シドニーの6路線のほか、3月末までの冬期限定で札幌行きチャーター便を就航している。マカオは市場自体が小さく、「ビバマカオは設立当初から経営難に苦しんでいた」(マカオ立法会議員)といい、また最近では金融危機による需要低迷や中台直行便の解禁を受けて財務状況は悪化の一途をたどっていた。
 
 マカオ政府はビバマカオの乗客向けにホットライン(853-2833-3088)を立ち上げ対応にあたっている。政府は28日、NNAの取材に対し「28日はビバマカオの全便が欠航している。29日以降の情報はまだ入っていない」とのみコメントしている。27、28日付マカオ、香港各紙が伝えた。 最終更新:3月29日8時31分

1820 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/29(月) 14:28:36
>>1816
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100329-OYT8T00362.htm
日航再建、前原国交相に聞く
二次破綻回避へ リストラ促す

 前原国土交通相は読売新聞のインタビューで、日本航空に対し、不採算路線の追加削減など徹底的なリストラを
求める姿勢を示した。
 日航が赤字体質から抜け出せず、再建に行き詰まれば、公的資金が焦げ付いて国民負担が生じる恐れが
あるためだ。(滝沢康弘、栗原健)

 日航を巡っては、みずほコーポレート銀行などの3メガバンクが、日航向けの債権残高計1724億円の
全額買い取りを企業再生支援機構に求めたことが26日、明らかになった。

 人員や路線網の削減などリストラの強化を促す狙いもあるとみられており、前原国交相もインタビューで、
「(再建過程で)金融機関は(融資の)条件として、路線(の見直し)をしっかりみることになると思う」と指摘した。
主力取引銀行が日航のリストラ策を不十分だと判断すれば、必要な融資が受けられない可能性もある。再建には
更生計画に対する主力行の理解も欠かせないため、前原国交相も追加リストラの必要性を強調したようだ。

 全日本空輸との値下げ合戦にも注文を付けた。行き過ぎた値引きで十分な収益が確保できなければ、
リストラ後の収益計画が絵に描いた餅に終わりかねない。稲盛和夫会長との会談では、「(誕生日前後の)
バースデー割引以外はしない」との回答を得たという。

 一方、公的資金を使って燃費効率の良い新しい航空機を購入する計画については、全日空が「公平公正な
競争環境でなくなる」(伊東信一郎社長)と反対しているが、前原国交相は「これがないと日航再生はあり得ない。
公的資金で機材変更をするなというのはむちゃな話だ」との考えを示した。



一問一答
 前原国土交通相のインタビューの主なやり取りは次の通り。

 ――日本航空再建に、国交相としてどう関与するか。

 「稲盛会長に、国際線・国内線の路線のさらなる見直しを進めてもらいたいと話した。更生計画が作られていく段階で、
日航の対応を注意深く見守り、指摘すべき点は指摘する。日航のためでも全日本空輸のためでもなく、日本の
航空産業全体の発展のためだ」

 ――リストラについての考えは。

 「思い切ってやってもらわないといけない。税金を投入して、二次破綻(はたん)は絶対に避けなくてはいけない。
必ず再生させるという前提で考えていただけると思う。(人員削減の対象となった)パイロットや客室乗務員、
整備士を活用し、新たな航空会社を作ることもあっていい」

 ――高速道路料金について、衆院選の政権公約(マニフェスト)で掲げた原則無料化はどうなるのか。

 「都市部で、無料化したら混雑して環境にも負荷がかかるところは有料制を維持していく。最終形がどうなるのかは、
社会実験をしないとわからない。鉄道、高速バス、フェリーへの影響もある程度わかっている。総合的な交通体系を
バランスよく活用する観点からも、それらを考慮したい」

(2010年3月29日 読売新聞)

1821チバQ:2010/03/29(月) 18:17:35
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100329-OYT1T00054.htm
成田発着枠「30万回」検討、地元合意は難航


新規就航を祝うエミレーツ航空の関係者とNAAの森中社長(右から2人目) 成田空港は28日、発着枠を22万回に拡大させた。

 初日は新規就航した記念式典が相次いで行われ、空港内は終日お祝いムードに包まれた。成田ではすでに次の段階である30万回に向けて検討が進み、残すは騒音下住民の地元合意だけとなっているが、話し合いは難航している。

 ◆新規就航便が到着◆

 28日はアブダビ便のエティハド航空、ドバイ便のエミレーツ航空(いずれもアラブ首長国連邦)、マカオ便のマカオ航空が新規就航し、既存のエア・カナダもカルガリー便を増設し、それぞれテープカットをして就航を祝った。

 アブダビからの初便に乗った東京都八王子市、会社員石森貴久さん(26)は「行きは中部国際を使いましたが、やはり都内に住んでいると、成田の方が近くて便利」と笑顔で話した。

 ◆騒音対策強く訴え◆

 22万回を実現した成田だが、既に30万回に向けた動きが地元合意を残すのみとなり、大詰めを迎えている。

 昨年12月に、国が目指してきた発着枠増に不可欠な、2本の滑走路から同時に離着陸するという新管制方式の導入が地元自治体に了承されたほか、成田国際空港会社(NAA)は年内の地元合意を前提に2011年に新管制方式を導入して25万回、翌12年にはB滑走路に3本目の新誘導路を完成させ27万回、駐機場の増設が終わる14年に30万回実現という段階的整備構想を示した。

 NAAや県などはさらに30万回の経済波及効果の試算が1兆1388億円増と発表。地元の経済団体などでつくる成田空港対策協議会の豊田磐会長は「成田が活力を持つことは県内全体へと波及するので、30万回を実現したい」と期待する。

 しかし、残る騒音下住民の合意は簡単に得られそうにない。

 NAAは30万回時の騒音影響予想範囲(コンター)を地元に示し、これまでに19回の説明会を開いた。コンターは現在に比べ全体では1%減となったが、地元からは「発着回数が増えるのに騒音範囲が小さくなるのは納得できない」との意見が相次いだ。

 空港北側の成田市下総地区の住民らは「騒音対策を見直してほしい」とする申し入れ書をNAAなどに提出した。住民の1人は「空港の発展に反対するわけではないが、騒音下の住民も快く協力できるように騒音対策はしっかりとやってほしい」と訴える。

 NAAの森中小三郎社長は「何回もひざを交えてお話をしながら、その中でご理解を得たい」と話し、目標を「今年の後半」とした。30万回が実現するかどうかは、今後正念場を迎える。

(2010年3月29日15時26分 読売新聞)

1822チバQ:2010/03/29(月) 18:58:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1269441891826_02/news/20100324-OYT8T01249.htm
空は変わるか 成田発着22万回
新興国へ増便ラッシュ

成田発着22万回 (上)  
 航空会社関係者によるテープカットや花束贈呈――。28日の成田空港では新規路線の開設を祝う様々なセレモニーが開催され、空港の新たな門出に花を添える。

 増設される年間発着枠2万回のうち1万6000回分が埋まり、9400回が国際線に割り振られた。中東ペルシャ湾岸への直行便誕生が目玉で、北米、欧州、アジア、そして中東を結ぶアジアの国際拠点(ハブ)空港としての機能を増強させた。「世界中のどの地域に行くにも使い勝手の良い空港として、利用していただける」と成田国際空港会社(NAA)の森中小三郎社長は自賛する。

 新規路線に比べると目立たないが、既存路線にも変化がある。“中国の次の経済成長センター”と目されるアジア諸国への増便だ。好例がベトナムへの旅客便。ベトナム航空が今の週11便を21便、全日空が週5便を7便、路線減が続く日本航空もベトナムは例外で週9便を14便にそれぞれ増やす。

 ほかにもインドの航空会社が同国産業都市チェンナイとの間に貨物の新規就航を予定する。こうした新興国への増便ラッシュに、NAAも「まだ伸びる。もっと路線を太くしたい」と望む。



各国の行き先を表示する成田空港の出発案内。28日から中東湾岸への直行便も加わる  では、今の世界経済を引っ張り、日中両国の旅行熱も高まる中国便はどう取り扱われたか。中国旅客便(香港線含む)の2008年度の発着回数は約3万5600回で成田の国際旅客の約24%を占めるが、今回、大きな変化はなかった。

 北京、上海、成田といった日中の混雑空港を結ぶ路線や便数は政府間交渉で決まるが、「中国はこれらの空港の未決枠を国内線に振り分けたい考えもあるようで、日本乗り入れへの方針を明確に伝えてきていない」(国土交通省)。

 一方、日本側も、中国路線を重視してきた全日空は既に路線を張り巡らし、日航は減便しているほど。こんな事情から、今回の増枠では中国便の拡大は見送られた。

 ただ、今年10月、羽田が第4滑走路の供用を開始し、国際線が6万回まで伸びると、日中間の空は大きく変わりそうだ。うち、3万回が中国などのアジア便に割り振られる計画だ。

 国は首都圏空港の機能拡充プランで「都心に近い羽田の国際線にふさわしいのは近距離アジア・ビジネス便」と打ち出した。羽田は既に定期チャーター便で北京、上海、香港と結ばれているが、プランに沿えば便数が飛躍するだけに、NAAは「中国路線の主役を羽田に奪われないか」と危惧(きぐ)する。

 アジア近距離線は成田での北米乗り継ぎ客も多い。「北米への乗り継ぎが不便になれば、成田はせっかく確立したハブ機能を失いかねない」。こんな警戒心もある。まだ動きの見えない中国路線でも、やはり成田の行く末を大きく左右する要因には違いない。

(2010年3月25日 読売新聞)

1823チバQ:2010/03/29(月) 18:59:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1269441891826_02/news/20100326-OYT8T00199.htm
空は変わるか 成田発着22万回

ハブ確立へ国内線充実
 「やっと着いたのに、出発まで何時間も待たされるのか」。今月20日、ベトナム観光に行くため、岡山市から成田に来た男性(51)はその遠さと乗り継ぎの不便さに愚痴をこぼした。

 朝自宅を出て午前11時半、空路羽田に到着。品川での昼食を挟み、午後3時に電車で成田に来て、ベトナム出発は午後6時40分だった。

 日本を出るまで丸一日使った男性は「羽田と成田の間に新幹線でも通らないことには」と、さすがに疲れた足取りで機内へと消えた。

 成田は新千歳、仙台、石川小松、中部国際、大阪伊丹、広島、福岡、那覇の八つの国内路線、年間で計1万4000回の発着実績(2009年)を持つ。日航、全日空、アイベックスエアラインズの3社が飛んでいる。

 国際線空港の位置づけで誕生しただけに、2002年4月のB滑走路供用開始前は新千歳、名古屋(小牧)、大阪、福岡の主要4路線に絞られた。以後、ビジネス需要を当て込み、広島、小松などへと広がった。

 8路線以外の地方から成田に来るにはお金と時間が要る。そうした客を韓国の仁川空港と航空会社が呼び寄せた。

 仁川は日本の25地方空港と結び、日本人向けのサービス向上に努める。大韓航空も乗り継ぎ便が集中する昼頃の仁川到着便を増やした。ともに今後の日本人客の伸びにも自信を示す。

 こんな現状が前原国土交通相の「仁川が日本のハブ(拠点)」との発言につながった。国交省は成田の優位を保つべく、28日からの年2万回の発着枠増で、国内線にも厚く配分し、結果、プラス約6000回となった。

 ただ、増枠でも既存8路線の増便にとどまり、新規路線は誕生しない。その理由を、ある航空会社は「未就航地の中に、採算に見合うような路線が見あたらない」と打ち明ける。

 どの航空会社も主に国際線は大型機、国内線は小型機と分けている。「2万回増でも成田の発着枠に余裕はない。それなら、せっかく得た枠は一度に多くの旅客を運べて大きな利益を生む国際線に回したい」

 対する仁川は発着枠41万回と余力十分。それが日本からの相次ぐ乗り入れを可能にしている理由でもある。

 成田が新規の国内線を張るには30万回を目指して段階的に増やすとしている次の発着枠拡大まで待たなければならない。成田国際空港会社(NAA)は「地方ともっと直接つながれば、仁川に流れていた乗り継ぎ客を奪回できる」と考え、30万回下では16路線への倍増を目標に置く。

 既に航空会社への働きかけも始めたものの、相手はなお慎重だ。別の航空会社の担当者は「まず乗り継ぎに適した時間帯が得られるか。それに成田はNAAに払う着陸料が高く、国の航空機燃料税も重い」と腕を組む。

 着陸料と航空機燃料税の軽減、有利な時間帯。この三つがそろわなければ、たとえ30万回を実現できても、国交相が望むようなハブは完成しないかもしれない。

(2010年3月26日 読売新聞)

1825 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/30(火) 18:12:35
>>1750
> 今月13日に開かれたアジア太平洋地域の航空保安担当相会合でも、導入に向けた共同宣言が出されていた

http://news24.jp/articles/2010/03/30/07156312.html
全身スキャナー、成田空港で実証実験へ
< 2010年3月30日 15:35 >

 海外の空港で保安検査に導入されている全身スキャナーについて、前原国交相は30日、今年7月をメドに、
成田空港で実証実験を始めることを明らかにした。

 全身スキャナーは、衣服を透視して危険物を探知することができるもので、去年12月、オランダ発アメリカ・
デトロイト行きの航空機内で化学物質による爆破テロ未遂事件が起きてから、イギリスやオランダの空港で導入が
始まっている。今月13日に開かれたアジア太平洋地域の航空保安担当相会合でも、導入に向けた共同宣言が
出されていた。

 実験は、成田空港で7月をメドに行われ、国交省はプライバシー保護などの課題を検討すると話している。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100330-OYT1T00544.htm
衣類の下の爆弾も透視、全身スキャナー成田に

 金属探知機で発見できない爆発物を航空機内に持ち込まれることを防ぐため、国土交通省は7月をめどに、
乗客の衣類の下を透視できる全身スキャナーの実証実験を成田空港で行う方針を決めた。
 実験は約1か月間の予定。
 前原国土交通相が30日の閣議後記者会見で明らかにした。

 昨年12月にオランダ発米・デトロイト行きのノースウエスト機内で起きた爆破テロ未遂事件では、容疑者が
金属探知機では検知できない爆薬を下着の中に隠していた。このため、事件後、米国のほか、欧州各国や
韓国などでも、全身スキャナーの導入や実証実験が始まっている。

 一方、透視装置では、乗客の体の線が鮮明に映し出されるため、プライバシー侵害にあたるとの指摘もある。
このため、前原国交相は、女性もメンバーに加えた専門家による実行委員会を4月に設置し、導入する機種など
意見を集約していく方針を示した。

 国交省によると、導入が検討されているのは、ミリ波タイプと呼ばれる機種。実験では、完全に体のラインを
映し出すタイプのほか、プライバシー保護のため、体の線をマネキンのように画像処理した上で映し出す機種など
3タイプを検討しているという。

(2010年3月30日13時10分 読売新聞)

1826チバQ:2010/03/30(火) 19:09:46
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20100330-OYS1T00672.htm
スター社福岡就航へ、羽田発着枠配分で
 スターフライヤー(本社・北九州市)が2011年夏にも羽田〜福岡線を就航させる方向で調整していることが30日わかった。両空港間を1日5往復する計画で、就航すれば羽田〜北九州、関西線に次ぐ国内3路線目になる。

 同社は1月に国土交通省から羽田発着枠の配分を受け、福岡線など新規路線の開設を検討してきた。配分が想定した10往復分を下回る6往復分にとどまったことで、採算性の再検証などを進めてきたが、将来の国際定期便の新設に向けて福岡空港への進出が必要と判断した。

 羽田〜福岡線は、日本航空、全日本空輸、スカイマークの3社が合計1日92便を運航する基幹路線。スターフライヤーが参入すれば利用者の選択の幅が広がる反面、航空会社間の顧客獲得の競争は激しくなりそうだ。同社は羽田発着枠の残る1往復分を羽田〜北九州線に充て、同路線を1日12往復に増やす方針。

(2010年3月30日 読売新聞)

1827 ◆ESPAyRnbN2:2010/03/31(水) 12:48:50
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/2747

http://mainichi.jp/select/today/news/20100331k0000e010042000c.html
> 国交省:組織改編は前原カラー色濃く 4月1日実施

> 航空局では、関西国際空港・中部国際空港監理官を廃止し、大臣官房に参事官を置く。関空と中部という
> 個別の空港しか担当できない役職を廃止し、関西3空港の再編問題など航空行政をエリア全体で
> 考えられるようにする狙いがあるという。

1828チバQ:2010/03/31(水) 12:49:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100331-OYT8T00143.htm
知事、直行便を事実上断念
議案否決で「準備間に合わず」
 県議会2月定例会で佐渡―羽田直行便構想の債務負担行為議案が否決されたことを巡り、泉田知事は30日の記者会見で、「物理的に(羽田枠獲得に向けた準備が)間に合わない」と述べ、直行便構想を事実上断念する意向を示した。

 同議案は、今月5日の議会で、自民、民主にいがたなど主要全会派の反対で否決された。その後の対応について、泉田知事はこれまで、「関係者と相談して検討する」などと述べるにとどまり、明言していなかった。

 また、佐渡―新潟間の航空路線に参入意欲を示していた新日本航空(鹿児島県)がコスト増などを理由に参入を再検討していることについては、現在同社が経費増加額を試算中で、その結果をみて対応する、とした。ただ、仮に同社の参入が決まっても、国に運航方法などを変更申請する必要があり、就航は少なくとも半年程度、遅れる見通しだ。

(2010年3月31日 読売新聞)

1829チバQ:2010/03/31(水) 12:53:08
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002827418.shtml
大阪空港の存廃めぐり対立激化 兵庫、大阪 

講演で伊丹存続、活性化を訴える井戸敏三兵庫県知事=3月5日、伊丹市宮ノ前1(撮影・田中靖浩)



 関西3空港の在り方をめぐり、クローズアップされる大阪(伊丹)空港の存廃問題。「有効活用」を訴える井戸敏三兵庫県知事と、関西空港ハブ(拠点)化へ「廃止」が持論の橋下徹大阪府知事の意見対立は両議会の“決議合戦”にまでエスカレートした。6月にも3空港の将来像を示す国土交通省成長戦略会議へアピールする狙いもあるが、「当事者不在」「議論を尽くしていない」などの批判も。会派や地域による思惑の違いまで浮かび上がっている。


■急転直下

 会期最終日の今月23日、「伊丹存続と関西3空港の有効活用を求める決議案」を可決した兵庫県議会。当初予定されていなかった決議案提出が、急きょ決まったのは19日夜だった。

 自民、民主、公明の県議8人からなる「大阪国際空港周辺地域活性化議員連盟」はこの日午後、ほかの県議向けに研修会を開催。終了後、議連側は「各議員に伊丹の必要性を理解してもらっている段階。決議案は今後の課題」と述べていた。

 ところがその数時間後、「伊丹廃港の検討の必要性を盛り込む決議案を大阪府議会が提出する」との情報が入る。議連が各会派に打診。与党会派を中心に「伊丹存続」の決議案提出がまとまった。伊丹市選出で同議連会長の武田丈蔵議員(自民)は「橋下知事の横暴は許さない」と大阪府への対抗措置を強調する。

 しかし、提案後の討論で共産は決議案の文面に運用制限の撤廃などが盛り込まれたことから「騒音公害をめぐる歴史的経緯を無視した内容」と反対を表明。ほかに「議論を尽くしていない」との指摘や採決前に退席した与党会派の議員もいた。

 神戸市選出の県議は「3空港の有効活用をうたっているのに、神戸空港への言及がない」と苦言を呈した。

■地元配慮

 大阪府議会では、兵庫での決議の翌24日、伊丹廃港に触れた決議案を自民、公明両党などの賛成多数で可決された。橋下氏が自身の改革に賛同する「自民党・維新の会」などに提案を要望したことが発端だったが、各会派の案が乱立するなど異例の展開となった。

 最大会派の自民党は、維新の会などと政治グループ立ち上げを模索する橋下氏の動きを警戒しながら、空港の地元選出議員への配慮にも迫られた。過半数確保へ公明との調整を進めた結果、決議案は「中長期的な伊丹廃港を『考える』」という表現にとどまった。

 大阪国際空港周辺都市対策協議会(11市協)の中では、大阪府箕面市議会が25日、「中長期的な廃港」を決議。豊中市議会は「積極的に活用する」などと「存続決議」を可決し対応が割れた。

 関西3空港をめぐっては、自治体や経済団体でつくる「関西3空港懇談会」が昨年12月、一元管理で合意したが、需要予測の算出方法などで兵庫県と大阪府が対立。当初3月末だった最終案の決定が4月にずれ込んだ。

 30日に開かれた今年4度目の事務レベルの幹事会でようやく「関空を国際拠点空港に位置付け、伊丹、神戸両空港は補完的な役割を担う」などとした事務局案が提示されたもようだ。

(藤原 学)

(2010/03/31 11:22)

1830杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/03/31(水) 16:44:08
>>1819
こ れ は ひ ど い バリュージェットの上を行く杜撰さですな(怒

160人置き去り「ビバマカオ」の悪評 欠航・遅延は当たり前、システムもいい加減、サービスも最悪
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20100331/frn1003311205000-n2.htm
2010.03.3

 マカオの航空会社「ビバマカオ」(中国名=非凡航空)が経営難から燃料代を払えず、マカオ政府から営業権を停止されたのを受け、国土交通省は同社の定期チャーター便の運航取りやめ届けを受理。同社の日本発着便は消滅した。もともと同社は、旅行業界や利用者から評判が悪く、事実上の倒産にもかかわらず同情の声は皆無。最初から最後まで「ビバ!」とはいかなかった。
 ビバマカオはこれまで、成田−マカオ間を週4便運航していたが、国交省が運航取りやめ届けを受理したことで少なくとも4月30日までは運航されないことになった。これにより、同社便で帰国予定の日本人約160人がマカオに置き去りになった。
 大手旅行代理店の社員は、ビバマカオについてこう語る。
 「2007年に成田に就航し、当初はパッケージツアー専用の定期チャーター便でしたが客足が伸びず、昨年秋から週2便を4便に増便。エアオン(航空券のみのバラ売り)も始めました。機内の座席にはヘッドカバーもなく、食事や酒、毛布やイヤホン、水に至るまですべて有料。その分、東京−マカオ往復で最安は3万円、現地購入なら約1万5000円という超破格を打ち出していました」
 機内サービスを徹底的に排除して運賃をギリギリまで下げるのは、ローコストキャリアでは当たり前の手法だが、悪評を高めたのは同社のいい加減な体質。同社を複数回利用した在日中国人女性はこうあきれる。
 「欠航や遅延は日常茶飯事。インターネットで予約したら、システムの不具合で代金を二重に引き落とされたこともあります。搭乗中はいつも暇そうなキャビンアテンダントたちがおしゃべりしながら、客に販売するペットボトルの水をゴクゴク飲んでいる。こんな調子で、6人しか客がいない日もありました」
 ちなみに、この女性が一杯150円で購入した水は、なぜか異様にまずかったという。
 今回、置き去りにされた日本人客はマカオ政府の手配した現地の高級ホテルに宿泊。いずれ代替便で帰国できるが、当のビバマカオは現地メディアに「突然のこと(=営業権停止)に驚いている」「(運行は)再開する予定」と他人事のようなコメントを連発。世界各地で足止めされた4739人の利用客の怒りの火に油を注いでいる。

1831 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/01(木) 11:29:13
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1270083802
民主党が成田ハブ化議連
圏央道整備促進も検討
2010年04月01日10時03分

 成田空港の機能向上を目指し民主党は31日、都内の衆議院第1議員会館で、成田空港ハブ化推進議員連盟
(会長・安住淳衆院議員)の設立総会を開いた。会議には国土交通省や県、地元自治体、成田国際空港会社(NAA)も
出席。事務局によると議連で成田空港の課題であるアクセス面や発着枠・発着時間帯の拡大へ支援策を検討し、
要望書をまとめ国交省などに提出する考え。アクセス改善では首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の整備促進も
検討することも決めた。

 同議連は、安住会長や顧問の渡部恒三衆院議員をはじめ県内外の民主党国会議員48人で発足(本県関係は
15人)した。前原誠司国交相の羽田空港ハブ化発言により羽田空港に脚光が集中する一方、地位低下が
懸念される成田空港を民主党内の有志が支援する姿勢を示した格好だ。

 会議に先立ち安住会長は「羽田に4本目の滑走路ができ、千葉県や成田市には危機感がある。成田空港は
千葉だけの問題ではなく日本の空港行政の問題」と強調。顧問の渡部議員は「世界の窓口は成田。老骨に
むち打ち一生懸命取り組む」と訴えた。

1832名無しさん:2010/04/01(木) 12:18:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&amp;k=2010040100251
米アメリカン航空、NY発着枠を拡充=羽田便就航を視野
 【ニューヨーク時事】米アメリカン航空は31日、ニューヨークのケネディ国際空港に新たに12の発着枠を確保すると発表した。主に国際線の増便に使う。日米の航空自由化(オープンスカイ)協定合意を受けて申請中のニューヨーク−羽田便などに充てられる見通し。(2010/04/01-10:36)

1833チバQ:2010/04/01(木) 12:22:11
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/162413
アジア線12年度参入 スター社が中期計画 福岡‐羽田は11年7月
2010年4月1日 00:20 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 新規航空会社のスターフライヤー(北九州市)は31日、2011年7月に、福岡‐羽田線に参入する方針を正式発表した。エアバスA320(約150人乗り)を1日5往復の予定で、13年度には羽田の発着枠の拡充を見込んで、10往復への増便を計画している。また12年度には北九州、福岡と韓国、中国、台湾などアジア主要都市を結ぶ国際定期路線も開設する方針も表明。同日公表した中期経営計画(10年度−14年度)に盛り込んだ。

 同社は北九州‐羽田線(11往復)、羽田‐関西線(4往復)を運航しており、福岡‐羽田線は3路線目。

 福岡‐羽田線の運賃について、米原慎一社長は「北九州‐羽田線(大人普通運賃3万2600円)と同額程度にしたい」と説明。全日空との共同運航(コードシェア)便にする方向で協議する。 福岡線の開設は、今年10月の羽田空港の滑走路拡張に伴う発着枠の追加配分で最大6往復を確保した枠を活用。既存の北九州‐羽田線については、11年4月に1往復増の1日12往復へ増便。13年度以降に13往復への拡充する方針を打ち出した。

 国際線については、チャーター便の運航実績がある韓国、台湾のほか、中国を含む東アジアの主要都市への就航を目指し、具体的な検討に入る。12年度に最大3路線、14年度には最大6路線の開設を計画している。

 売上高は10年3月期見込みの170億円から、15年3月期は353億円へと倍増超を想定。営業利益は3倍超の17億円を目指す。計画通りにいけば、200人程度の新規雇用を検討する。

=2010/04/01付 西日本新聞朝刊=

1834チバQ:2010/04/01(木) 12:23:00
http://news.google.co.jp/news/search?pz=1&amp;cf=all&amp;ned=jp&amp;hl=ja&amp;q=%E8%88%AA%E7%A9%BA&amp;cf=all&amp;scoring=n&amp;start=60
日航の客室乗務員拠点、大阪・福岡を閉鎖へ 異動か退職
2010年3月31日21時7分

 日本航空は、中核会社の日本航空インターナショナルの客室乗務員について、全国4空港にある勤務拠点を羽田と成田に集約する方針を明らかにした。業務を効率化するためで6月末に実施する。大阪(伊丹)、福岡で勤務する計約560人には、羽田か成田への異動か、早期退職に応じるかの選択を求める。

 日航によると、大阪には約500人、福岡には60人が勤務し、国際線にも乗務している。会社更生手続き中の日航は、グループの全職種を対象に2700人(日航インターで1700人)規模の早期退職を募っている。

1835チバQ:2010/04/01(木) 12:24:53
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&amp;sid=aerHXoT5BcZE
欧州連合:フィリピンとスーダンの全航空会社、域内への乗り入れ禁止
3月30日(ブルームバーグ):欧州連合(EU)は、フィリピンとスーダンのすべての航空会社のEU域内への乗り入れを禁止した。安全性に問題がある航空会社を掲載したブラックリストの変更に伴う措置。

  EUは、フィリピンの航空会社に対する規制は「深刻な安全面での欠陥」があり、スーダン航空当局は「安全に関する実績が劣っている」と指摘。こうしたことが禁止措置を正当化するとしている。27カ国から成るEUの行政執行機関、欧州委員会は、国際民間航空機関(ICAO)による評価を引用した。

  EUはイラン航空の乗り入れも制限している。一方、アンゴラ航空に対する規制は緩和。これまでリスボンだけに認めていた乗り入れを「厳しい条件」の下ですべてのEUの目的地に認めるとした。北朝鮮の高麗航空は2006年からブラックリストに掲載されていたが、認可を受けた航空機2機での域内乗り入れは許可した。

  運輸担当のヘレン・キーンス報道官によれば、今回の禁止措置はフィリピン航空などフィリピンの約40社と、スーダンの12社が対象。同報道官は電話取材に対し、いずれの航空会社も現在はEU域内に乗り入れていないと述べた。

1836チバQ:2010/04/01(木) 12:25:38
http://osaka.yomiuri.co.jp/eco/news/20100331-OYO8T00745.htm
関空で外貨両替客 争奪戦
手数料割引、優遇レート・・・GW、上海万博にらみ
 黄金週間や上海万博を前に、関西国際空港で外貨両替の顧客獲得競争が激化している。手数料の割引で先行する地元の泉州銀行に対し、三井住友銀行が31日、さらなる割引サービスを導入した。意外な両替の“穴場”出現で、観光シーズン本番の海外旅行客は、便利になりそうだ。

 関空では、1〜4階で銀行6行が9店舗、関空会社が4店舗を運営。両替取扱高の7割を占める銀行は、米ドルなら両替レートに1ドル当たり1円程度の差がある。出国ロビーのある4階が有利なため、各行が2年ごとに場所を交代する仕組みだ。

 ところが、占有率3割のトップは、最も不利な1階にある泉州だ。関空で使える割引券を店頭やインターネット、大学生協や旅行会社で配布し、「わざわざ下りてきて両替する人が多い」(大手旅行会社)。2009年度下半期も銀行全体の取扱高は減っているが泉州は7%伸びている。

 これに対し、三井住友が待ったをかけた。利用客の多い米ドル、ユーロ、ウォン、人民元の4通貨で初めて優遇レートを設けた。米ドルなら1ドル当たり80銭を割り引き、泉州の50銭を上回る。他行も割引に加え、「航空会社との連携」(紀陽銀行)や「ギフト券贈呈」(三菱東京UFJ銀行)などで対抗している。

(2010年3月31日 読売新聞)

1837チバQ:2010/04/01(木) 22:02:31
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040101001016.html
「エリザベス女王が格安航空」 英各紙、うそ記事競う
 【ロンドン共同】「エリザベス女王が格安航空会社を利用」「なめると味のする紙を開発」―。英朝刊各紙はエープリルフールの1日付の紙面で英国流のユーモアに富んだ「うそ記事」を掲載、センスを競った。

 大衆紙デーリー・エクスプレスは、女王が経費削減が目的で同国北部アバディーン行きの格安航空会社イージージェットを約23ポンド(約3300円)で利用したとの記事を掲載。女王のそっくりさんを使った写真も掲載する念の入れようだ。

 ガーディアン紙は、与党労働党が近く行われる総選挙に向けた選挙キャンペーンでパワーハラスメント疑惑が持ち上がったブラウン首相の“乱暴者”のイメージを逆に利用する戦略を打ち出すと報道。首相が上流階級出身の野党保守党のキャメロン党首に“けんか”を吹っかけるイメージを想起させる「お坊ちゃま、表に出ろ」と書かれた偽の選挙ポスターも掲載した。

 大衆紙サンには、世界で初めて味のする紙を開発したとの記事。紙面の白い部分に「ここをなめて」と矢印で示し、「ナッツ(ばか)の味」がするかもしれないと“警告”した。

2010/04/01 21:35 【共同通信】

1838チバQ:2010/04/03(土) 16:02:00
http://www.asahi.com/business/update/0403/TKY201004030110.html
日航、国内外50路線の撤退検討 人員削減も積み増し2010年4月3日11時19分


 会社更生手続き中の日本航空が、10月末以降に国内線と国際線合わせて約50路線の撤退を検討していることが明らかになった。金融機関の協力を仰ぐには追加リストラによる早期黒字化が必要と判断し、当初計画より撤退路線を増やす。人員削減の規模も当初計画から大幅に積み増す。

 国内線で撤退を検討しているのは、大阪(伊丹)―松山、福岡、関西―福岡、中部―新千歳、仙台、名古屋―新潟など約30路線。

 国際線は成田―サンフランシスコ、サンパウロ、ミラノ、関西―北京、中部―バンコクなど約20路線の撤退を検討している。一方、10月に発着枠が増える羽田発着便では、サンフランシスコやパリなどを結ぶ路線の新規就航を検討している。

 再建を主導する企業再生支援機構が1月に出した計画では、国内線・国際線の路線数を3年間で229路線から198路線に縮小するとしていた。3月末以降、国際線では成田―サンパウロ、上海線を減便したほか、国内線では静岡空港から3月末で撤退。5月末には神戸、松本(長野)の両空港からも撤退する。

 しかし、赤字運航は続いており、債権放棄を迫られる金融機関などからは「リストラが不十分」との声が上がっていた。日航の管財人である企業再生支援機構は一層の路線縮小が不可欠と判断した。

 計画が固まれば6月末に裁判所に提出する更生計画に盛り込む。ただ、今後国土交通省や地元自治体との調整によっては撤退の路線数が変わる可能性もある。

 また、燃費の悪いジャンボ機は3年以内に全機退役させる計画だが、路線撤退の追加により退役を前倒しする。

 早期退職者の募集規模も現在の約2700人から約7500人に増やし、日航グループ全体で約1万5千人の人員削減計画を2万人規模に上積みする。

1839チバQ:2010/04/03(土) 16:02:55
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=44379&amp;cid=2
シンガポール航空、羽田就航は10月31日計画、スケジュール案も策定
[掲載日:2010/04/02]
 シンガポール航空(SQ)は2010年10月31日、羽田/シンガポール線に新規就航する計画だ。機材はボーイングB777-300ER型機を使用し、1日2便の運航する。これにより、現在1日2便で運航中の成田/シンガポール線とあわせて1日4便の運航となる。スケジュールは現在認可申請中で、詳細は下記を参照のこと。


▽SQ 羽田/シンガポール路線運航スケジュール
SQ633便 HND 00時15分発/SIN 06時40分着
SQ635便 HND 06時55分発/SIN 13時20分着
SQ634便 SIN 15時40分発/HND 23時05分着
SQ636便 SIN 22時20分発/HND 05時45分着(翌日)

1840チバQ:2010/04/03(土) 16:15:10
>>1839
>SQ635便 HND 06時55分発/SIN 13時20分着

京急の空港線や、東京モノレールだけでも深夜運転できないものですかね。5時にどうやって羽田に行くねん

1841 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/03(土) 19:20:20
私が8時半シンガポール発成田行きのキャンセル席の交渉をするために、
6時にチャンギ空港に行った時には、近くのホテルに前泊してタクシーでした。
考えることは同じじゃないかなあ。

1842 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/05(月) 12:41:37
前原は二社体制の維持を大義名分にしていたというのが私の印象なので、「選択と集中」に沿った不採算路線からの
撤退にはむしろ賛成で、撤退してほしくなければ地方の負担も考えろ、ではないかなあ。
国交省からは慎重論が出るだろうけど。
> 前原国交相は、航空ネットワークの維持を日航救済の大義名分としていただけに、…国交省から慎重論が出る可能性もある

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100405-OYT8T00452.htm
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20100405-OYT9I00387.htm
日航撤退、地方に打撃…国内線2割
自治体との協議 難航も

 会社更生手続き中の日本航空は今年度中に、全国内線の2割という前例のない規模で路線撤退を進める
見通しになった。

 今後、関係者との調整を本格化させるが、撤退により地元経済への打撃が懸念される地方自治体との調整は
難航が予想される。

 今回、対象となった31路線は、いずれも地方都市間を結ぶ路線が中心だ。「国民の足」として全国に張り巡らされた
航空ネットワークを大幅に縮小し、収益性の高い羽田へ経営資源を集中させる方針を鮮明に打ち出した。

 世界同時不況の影響で膨大な赤字を計上している国際線に比べ、国内線の業績はこれまで比較的堅調とされていた。
しかし、3年間での業績のV字回復が必達とされる中、路線削減の上積みは不可避と判断した。

 日航は今後、路線撤退方針を各空港を抱える自治体などに通告する方針だが、日航に収入の多くを依存している
一部の地方空港の経営を直撃するのは確実だ。

 13路線が撤退する見通しの中部、名古屋小牧の両空港を巡っては、地元の経済界を中心に国内線を名古屋小牧
から経営不振の続く中部に集約させる構想が出ている。今回の日航案は、中部の4路線を名古屋小牧に移管させる
という、地元の考えに逆行する内容で、反発は避けられそうにない。

 国土交通省や自治体関係者の間では、新規参入を含めた他の航空会社が日航の撤退路線を継承する動きに
期待する声もあるが、最大の担い手と期待される全日本空輸も2010年3月期決算で2期連続の大幅赤字を
計上する見通しで、路線継承は限定的と見られる。

 日航はこれまで、事前に地元自治体と調整し、路線撤退を進めてきたが、方針決定後の今回は事後通知となる
可能性が高い。地元の反発は強いと見られ、調整の難航も懸念される。また、前原国交相は、航空ネットワークの
維持を日航救済の大義名分としていただけに、地方のネットワーク崩壊につながりかねない大幅路線削減には、
国交省から慎重論が出る可能性もある。(森田将孝、山下福太郎)

(2010年4月5日 読売新聞)

1843とはずがたり:2010/04/05(月) 13:03:51
>>1842
俺も不採算路線の維持ではなく2社体制の堅持の方に強く賛同っす。

1844チバQ:2010/04/06(火) 12:19:56
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100406k0000e040036000c.html
スカイマーク:国交省が改善勧告…客室乗務員の英語力不足
 スカイマーク(本社・東京)に対して国土交通省が実施した特別安全監査で、客室乗務員の英語力不足で外国人機長との意思疎通が十分にできないケースがあるなど、運航や整備で安全上の問題が複数見つかり、国交省は6日、同社に業務改善勧告を出した。安全統括管理者である井手隆司会長に対し、「今後も安全管理上の問題が改善せず、著しい支障があると認められる場合は解任を命ずることがある」としている。

 スカイマークに対する勧告は、機体の修理をせずに航空機を運航した問題で06年4月に出されて以来。操縦士が飛行中の操縦室内で客室乗務員と記念撮影するなど安全上の問題が続出したため、国交省は3月15日から今月2日まで、安全管理、運航、整備の各体制について問題がないか監査を実施。井手会長や西久保慎一社長などからも聞き取りをしていた。

 国交省によると、安全管理体制では、客室乗務員の英語力が不足していたため、外国人機長がインターホンで呼び出したにもかかわらず、誰も出なかったことが昨年11月の会議で議題となっていたが、改善策は講じられなかった。また、今年3月から、離陸の際のライフベスト着用の実演で客室乗務員を3人から2人に減らしたため、見えない座席があるのを把握しながら、対応をせずに2人化を進めていた。

 運航体制では、高度3000メートル以上を飛行中、2人の操縦士のうち1人がトイレなどで操縦室を離れる際は、急減圧に備えて残る1人が酸素マスクを着用しなければならないが、怠っていた。

 整備体制では、航空局の監査官の前で整備の資料を間違えたほか、乱気流に遭遇後の機体点検が不適切などの問題点があった。これまでに発覚した乗員の飛行中のデジタルカメラ記念撮影や、西久保社長らが機長の安全上の判断を否定し、別の機長に交代させ運航した問題など以外に、新たに9点も問題が分かったという。

 国交省では、具体的な改善計画を13日までに提出するよう同社に求めている。

 前田隆平・航空局長から勧告文を受け取った西久保社長は「安全運航できるよう、業務を改善してまいりたい」と述べた。【平井桂月】

1845 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/06(火) 12:33:14
>>1130
リニアは↓を割安に見せるための、橋下流打ち上げ花火でしょうね。
とはさんの>>1204に前原の羽田新幹線乗り入れ>>1296-1298を合わせた、羽田−関空新幹線直結とか、
夢見ますけどw
> 国交省は、関空と大阪市中心部を、通常の鉄道で、最速30分台で結ぶ「なにわ筋線」の事業費については、
> 最も少なくて約2000億円、との試算を出している

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100406-OYO1T00427.htm?from=top
関空リニア1兆5000億円…国交省試算、大阪府の3倍

 関西空港と大阪市中心部をリニアモーターカーで7分で結ぶ橋下知事の関空リニア構想について、国土交通省が
事業費を約1兆5000億円と試算していることがわかった。府の試算額4900億円の約3倍で、構想の実現性に、
さらに疑問符が付いた形になった。

 関係者によると、試算結果は先月末、前原国交相が民主党府議団幹部らと面談した際に示した。構想は、
大阪(伊丹)空港を廃港した跡地の売却益などでリニアの事業費を賄う、としているが、前原国交相は「伊丹の
売却益では、とてもアクセス(交通の便)の改善を保障する財源にはならない」との認識を示したという。

 一方、国交省は、関空と大阪市中心部を、通常の鉄道で、最速30分台で結ぶ「なにわ筋線」の事業費については、
最も少なくて約2000億円、との試算を出している。

(2010年4月6日 読売新聞)

1848とはずがたり:2010/04/06(火) 13:04:25
ひでぇ。。
新規参入で利益を出すってこういうことだとすると恐いですねぇ。。

1849 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/06(火) 15:49:41
>>1844>>1846-1848
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100406048.html
英語苦手だもん、しーらない…客室乗務員 機長無視

 国土交通省がスカイマークに実施した立ち入り検査で、英語が苦手な客室乗務員が、外国人機長のインターホンに
出ないなどの新たな問題が9点見つかり、同省は6日、業務改善勧告をした。

 国交省によると、外国人操縦士がインターホンで客室乗務員を呼んだが、4人のうち3人は英語力がなく受話器を
取らなかった。

 勧告は「安全統括管理者が十分に責務を果たしていない。改善がない場合は、解任を命じることがある」と指摘。
国交省の前田隆平航空局長から勧告書を手渡された西久保慎一社長は「よく精査した上で改善したい」と述べたが、
その後の報道陣の問い掛けには一切答えず立ち去った。

 前原誠司国交相は会見で「安全管理、運航、整備でそれぞれに問題が見つかった。勧告を真摯に受け止め、
改善してもらいたい」と述べた。

[ 2010年04月06日 12:27 ]

1850チバQ:2010/04/06(火) 21:38:41
http://mainichi.jp/life/job/news/20100407k0000m020076000c.html
日航:大阪、福岡の客室乗務員室閉鎖へ 組合は猛反発

東京に拠点が集中することに反対し会見するJALの客室乗務員ら=大阪府庁で2010年4月6日、小松雄介撮影 会社更生手続き中の日本航空(JAL)の客室乗務員組合「日本航空キャビンクルーユニオン」が6日、大阪府庁と福岡県庁で会見し、会社側から大阪(伊丹)、福岡両空港の客室乗務員室を6月末に閉鎖し、羽田と成田に集中すると提案されたことを明らかにした。大阪、福岡の客室乗務員は全員転居が必要で、応じないと退職を余儀なくされるといい、地方発の便への影響も懸念される。会見では「育児や介護を抱えている客室乗務員はすぐに転勤できない。事実上の整理解雇だ」と苦境を訴えた。

 組合によると現在大阪に445人、福岡に62人の客室乗務員がおり、2人を除きすべて女性。過去には希望者以外が転居を伴う異動をすることはなかったという。今回は再建手続き中という事情もあり、会社側は特別早期退職を募集、締め切りは今月9日に迫っている。組合は「半数以上は転居が不可能。退職に追い込むための閉鎖だ」と批判した。

 組合によると、旅客便の運航にも影響が出る可能性があるという。閉鎖によって羽田発の便が天候不良で欠航になった場合、乗務員が手配できず、その先の地方空港から離陸する便も次々に欠航になるという。組合は「予定した便を飛ばすという義務を果たすため、休日の緊急呼び出しにも対応してきた。欠航が続けば再建に最も必要な利用者の信頼を失うことになる」としている。【酒井雅浩、松本光央】

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100406-OYT1T01000.htm
日航、客室乗務員の2拠点閉鎖…社員は反発


記者会見する日本航空の客室乗務員組合のメンバーら(大阪府庁で)=野本裕人撮影 会社更生手続き中の日本航空は、全国の4空港にある客室乗務員の勤務拠点のうち、大阪(伊丹)、福岡を6月末で閉鎖する方針を決めた。

 大阪と福岡に勤務する計約560人は羽田・成田への異動か早期退職を迫られており、乗務員らは6日、大阪府庁と福岡県庁でそれぞれ記者会見し「実質的な解雇だ」と訴えた。

 日航によると、客室乗務員は大阪に約500人、福岡に約60人が勤務。3月9日に対象の乗務員に説明し、今月9日までに異動か早期退職かを回答するよう求めた。

 福岡県庁で記者会見した40歳代の女性客室乗務員は「小学生を含む子どもが2人いる。離れて暮らすか、会社を辞めるか、毎日家族で話し合っている」と険しい表情で語った。

(2010年4月6日20時59分 読売新聞)

1852名無しさん:2010/04/07(水) 19:49:34
てか、なにこのえろいツイッター
http://twurl.nl/u187ev

1853チバQ:2010/04/07(水) 21:39:24
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100407/dms1004071152000-n2.htm
CAの仕事、多すぎ? スカイマークまたまた問題発覚2010.04.07

 国土交通省の特別安全監査で客室乗務員(CA)の英語力不足など、安全上の問題が新たに9件も発覚したスカイマーク。問題の多くは外国人パイロットやCAの“業務拡大”から生じたものとみられる。格安運賃で運行する新規参入の航空会社らしいコスト削減策が災いしたようだ。

 スカイマークをめぐっては、飛行中にパイロットらが操縦室内で記念撮影するなどの不祥事が相次いだため、国交省が先月、3週間にわたって監査に入った。その結果、続々と問題が発覚した。

 特に国交省が注目したのは、複数のCAが英語が苦手なことを理由に「パイロットのインターホン呼び出しを無視していた」(国交省関係者)こと。「スカイマークは機長、副操縦士ともに外国人というケースが珍しくない」といい、それが操縦席と客室の“溝”を生んでいるとみられる。

 「3月に茨城県上空で高度ミスを起こし、管制官の指示より1800メートルも高く飛んだのも外国人機長らの操縦だった。日本人パイロットに言わせると『その地点で高度を守るのは常識』。成田を離陸した旅客機と衝突する危険があった」と国交省関係者は憤る。ただ、航空ファンの間では「外国人機長は着陸が荒っぽいが、少々の荒天では引き返さない度胸があり、遅れも少ない気がする」との声もある。

 さらに国交省は(1)今年3月から離陸前に機内の安全設備を説明するCAを3人から2人に減らしたため乗客に死角ができた(2)CAが搭乗後のシートポケットの安全確認をしなかった(3)手荷物預かり時に危険物の種類を理解していない−などCA絡みの問題を指摘。前出の関係者は「シートポケットの確認は他社では清掃員が行う。手荷物預かりも地上係員がするのに、スカイマークはすべてCAがやる」と仕事量の多さを懸念する。

 また、「機体を損傷させた整備士が50万円もの罰金を取られたとも聞いている。会社に損害をもたらしたら給料から引くような体質では、現場が危険を察知しても情報をシェアできない。ワンマン経営が一番の問題だ」と苦言を呈する。これに対し、スカイマークの広報担当は「(罰金については)聞いたこともない」と話している。

 航空アナリストの杉浦一機氏は「運賃値下げの努力は敬服するが、指摘された問題は安全に直結するだけに重大だ。ただ、団塊世代の退職や航空機の小型化でパイロットは不足している。外国人パイロットは長期的な雇用の必要がなく、需要に応じて調達できるので、他社にも拡大する可能性がある」と話している。

1854チバQ:2010/04/08(木) 00:36:53
>>1853
>外国人パイロットは長期的な雇用の必要がなく

なんで?

1855とはずがたり:2010/04/08(木) 00:49:45
>>1853
そーなんですか?>航空機ユーザーの皆様
>航空ファンの間では「外国人機長は着陸が荒っぽいが、少々の荒天では引き返さない度胸があり、遅れも少ない気がする」との声もある。

1856チバQ:2010/04/08(木) 12:10:20
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100408-OYT1T00448.htm
ユナイテッドとUSエアウェイズが合併協議
 【ニューヨーク=小谷野太郎】全米3位の航空会社ユナイテッド航空と、同5位のUSエアウェイズが合併に向けて協議していることが7日、分かった。


 米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が報じた。合併が実現すれば、合計売上高は約268億ドル(約2兆4900億円、2009年実績)となり、世界最大の米デルタ航空(約280億ドル、同)に次いで、世界第2位の巨大航空会社が誕生することになる。

 世界の航空業界は、原油価格の上昇に伴う燃料費負担の増加や、景気低迷による旅客減少で厳しい経営が続いている。ユナイテッドは2009年の純利益が6億5100万ドルの赤字、USエアも2億500万ドルの赤字を計上しており、合併で運航コストの圧縮など経営合理化を目指す。ただ、両社は00年と08年にも統合を協議したが、労働組合の反対などでいずれも破談となった経緯がある。

 ユナイテッドとUSエアは国際航空連合「スターアライアンス」のメンバーで、全日本空輸も同連合に加盟している。

(2010年4月8日10時59分 読売新聞)

1857チバQ:2010/04/08(木) 12:19:54
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002846027.shtml
神戸と関空で「大阪湾国際空港」に 研究機構提言 
 関西、大阪(伊丹)、神戸の関西3空港の在り方について、前兵庫県知事の貝原俊民氏が理事長を務める財団法人「兵庫地域政策研究機構」が、関空‐神戸間を海底トンネルで結び、「大阪湾国際空港」とすることなどを盛り込んだ提言書をまとめ6日、国土交通省や関係自治体などに送った。


 提言書では伊丹空港存廃をめぐる兵庫県と大阪府の意見対立について「両者がゼロサムゲームで内輪もめをしている状況ではない」と指摘。「旅客数を増やすには、関西圏のハブ(拠点)化を図る必要がある」として、いずれも海上空港の関空と神戸を合体させた「大阪湾国際空港」の創設を提案している。

 両空港間(23キロ)に総工費5200億円で海底トンネルを建設。リニア方式のミニ地下鉄を通せば約15分で結ばれるという。また現在、三宮‐神戸空港間で運行するポートライナーの乗り入れが可能となれば、利便性がさらに高まるとしている。

 一方、伊丹については「利便性や航空会社の採算性の観点から環境問題をクリアしながら積極的に活用すべき」と提言。「大阪湾国際と伊丹の2空港を一元管理してハブ化を進めることが、(分権の受け皿となる)広域行政に最もなじむ」と結論づけている。

 提言について、兵庫県の井戸敏三知事は「3空港一元管理を目指す上で有意義」と歓迎している。

(藤原 学)

(2010/04/07 06:45)

1858チバQ:2010/04/08(木) 12:56:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20100407-OYT8T01251.htm
乱立の時代 生き残りかけ
新装オープン 徳島阿波おどり空港
 徳島空港(松茂町)が滑走路を2500メートルに延長し、ターミナルビルを新築して8日、徳島阿波おどり空港(愛称)として「開港」する。チャーター便が17日の沖縄行きを第1弾として運航し、定期便では10月から全日本空輸の羽田便が復活する。利便性向上や県内経済の活性化が期待される一方で、利用客減、日本航空の減便など課題は多い。“空港乱立”とされる中で生き残れるのか、新空港を取り巻く状況をまとめた。(上田真央)

 <期待 他県と連携作戦/羽田便再開へ>

     ■チャーター便

 滑走路の500メートル延伸で、大型機が離着陸できるようになった。17日には沖縄へ546人乗りのジャンボ機が飛び立つ。以降、5月22日には中国の上海万博に合わせて上海に飛び、25日に戻る便があるほか、8月下旬には岡山空港に寄るスイス便が計画されている。

 2500メートル化により、これまで行けなかった海外に直行できるようになった。さらに県は、鳥取県との連携でハワイ便運航を目指すなど、他の地方空港に立ち寄って乗客を増やすことでチャーター便を飛ばす戦略を練る。

 県運輸総局の里見恒利総局長は「徳島だけでは需要は少ないが、地方間で連携すれば増える。開港をきっかけにチャーター便を増やしたい」としている。

     ■全日空の参入

 全日空は「採算が見込める」として、10月31日からの羽田便再開を決めた。要望してきた飯泉知事は「利便性や経済発展にプラス効果が期待できる」と喜ぶ。

 羽田便を複数の航空会社が運航することで、便数が増え、運賃低下などサービス向上が期待される。片道3万円前後の現行料金について、日航は「両社に需要があるような価格になっていく。販売時期が近づけば検討する」。全日空は「両社による営業で運賃低下も考えられるが、価格はまだ決めていない」としている。

 <課題 利用増へ懸命/休止検討路線も>

     ■需要予測

 国土交通省による徳島空港の2010年度需要予測は106万人。しかし、大阪便廃止後のピークだった06年度の約83万5000人から、08年度は約76万8000人と減少。09年度は新型インフルエンザの影響もあって、さらに減る見通しで、予測を大幅に下回る可能性がある。

 新空港は、国と県が滑走路拡張や周辺整備に853億円をかけてリニューアルしたが、利用増が最重要課題。県と航空会社は今回の改装を弾みに、需要喚起に懸命だ。

     ■減便可能性

 経営再建中の日航が、国内の31路線を廃止する方針を決めるなど、地方路線を取り巻く現状は厳しい。徳島空港発着の路線では、1日6便の羽田便は08年度、搭乗率60・8%で採算ラインとされる6割を維持した。それでも日航は「減便や運休は決まっていない。全路線で検討している」といい、徳島発着便が減便される可能性がある。

 一方、全日空でも、現在1日1便を運航している名古屋便が、08年度の搭乗率は34・4%しかないため、路線休止も含めて検討。「全路線で収益性、他社との競争などを考えているが、まだ何も決めていない」と説明している。

 里見総局長は「新空港にとって厳しい経済状況だが、全日空の再参入など良い話もある。県民の利便性、県民サービスの向上にいっそう努めたい」と話した。

(2010年4月8日 読売新聞)

1859チバQ:2010/04/08(木) 12:59:21
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001004080004
ライバルは近隣空港
2010年04月08日


土地の買い手が見つからず更地が広がっている空港ターミナルビル周辺=松茂町豊久

 8日にリニューアルする徳島空港。利用者をいかに増やすかが最大の課題だ。しかし、運賃の安さや便数の多さから、わざわざ大都市の空港を利用する人もおり、航空会社の価格競争に足を引っ張られている形だ。一方で、新ターミナルビル周辺の造成地が売れず、建設工事のためにした借金が返せないという事態にも直面している。


(三輪さち子、花房吾早子、水沢健一)


 高松や神戸、高知空港を使う県内の利用客も少なからずいる。価格の安さで最大のライバルは神戸空港。スカイマークの神戸―羽田便は片道9800円。徳島―羽田便の3分の1だ。


 徳島市の女性会社員(48)は、会議で東京へ行く際、自家用車で神戸空港へ向かう。便数は、全日空を加えると1日8往復と徳島より多く、最終便は徳島空港が午後7時45分着なのに対し、神戸空港は午後9時半着だ。駐車場は「搭乗者割引」によって24時間は無料というのも大きい。「利便性も考えれば、徳島から乗るのはばかばかしい」。


 県西部の人にとっては高松や高知空港も使いやすい。


 阿波池田青年会議所の前田秀和さん(33)は研修会や大会で年4、5回東京に行く時、いつも使うのは便数が多く時間が合わせやすい高松空港。さらに、高松空港からの帰りに高松市内で買い物をしたり、食事をしたりできる。


 三好市中心部からは、高松、徳島、高知のどの空港にも車で1時間半以内で行ける。三好市の会社社長(52)は年12回ほど東京に行くが、多くは高松空港からだ。羽田便は高松が10便、高知8便、徳島6便。「乗り遅れても、便数が多ければすぐに後の便があるので安心」と話す。


 羽田便以外では、関西空港を使う人も。自転車レースに出るため年1、2回福岡へ行くという自転車販売店の中西裕幸店長(41)=徳島市。ある年の6月、徳島―福岡便を買おうと日本航空のホームページで確認すると往復約5万円。関空で割引制度を利用すると約2万5千円だった。以来、関空を利用している。「これだけ違ったら、徳島から乗る気にはなれない」


 運賃の引き下げは無理なのか。県交通戦略課の坂本隆哉課長は「全日空の再参入で、価格競争が進めば航空運賃が下がったり、よりニーズの高い時間帯の便が増えたりするだろう」とみる。日本航空の広報担当者は「徳島―羽田路線の需要を見ながら、運賃や割引についてはきめ細やかな対応をしたい」という。


◆ ◇ ◆


 新ターミナルビルは、砂漠の中に立っているようだ。県は周辺10・5ヘクタールを造成して企業に売却しようとPRしているが、今のところレンタカー会社1社しか土地(0・15ヘクタール)を購入していない。


 県は下水処理場や月見ケ丘海浜公園と合わせ、周辺整備に約470億円をかけた。土地が売れないと、借金が返せない。場合によっては税金を充てたりしなければならなくなる。


 唯一、土地を購入したトヨタレンタリース東四国は、客の利便性と空港リニューアルの盛り上がりを期待して支店の移転を決めた。担当者は「日本航空の先行きが不透明で、今後、投資に見合った収益が見込めるとは限らない。発着便の数が増えるのが一番の願い」と話す。


 購入を見合わせた例もある。空港周辺にあるタクシー会社は、10年前に新事務所の建設を計画していたが、やめた。「空港の利用客が減っている中、投資をしても回収できる見通しがない」。別のレンタカー会社も「2年ほどで売り上げが落ち込んでいる。しばらくは様子をみたい」。


 県の池上正春政策監補は「リーマンショック以降、状況が変わってしまった。でも、新しい空港が目に触れる機会が増えれば、土地が売れる可能性はある」と話す。

1860チバQ:2010/04/08(木) 22:26:07
>>1094-1095
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-14729020100408
BAとイベリア航空が合併で最終合意、年内統合見込む
2010年 04月 8日 16:32 JST
 [マドリード 8日 ロイター] 英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)(BAY.L: 株価, 企業情報, レポート)とスペインのイベリア航空(IBLA.MC: 株価, 企業情報, レポート)は、合併で最終合意した。ルフトハンザ航空(LHAG.DE: 株価, 企業情報, レポート)やエールフランス(AIRF.PA: 株価, 企業情報, レポート)に対抗する欧州有数の航空会社が誕生する。
 両社は11月に合併で暫定合意していた。ロンドンに本部をおく新会社の株主構成は、BA側が55%、イベリア航空側が45%となる。年末までの統合完了を見込んでいる。

 合併後5年目には年間4億ユーロほどの統合効果を見込んでいる。欧州委員会の認可や両社株主の承認が必要で、BA側の年金プランが不十分な内容ならばイベリア側は合意撤回が可能。両社は11月にも株主の承認を求める方針だ。

1861チバQ:2010/04/08(木) 22:26:57
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040801000579.html
日航社長、アジア特化案に否定的 国際線合理化で
 【ロサンゼルス共同】会社更生手続き中の日本航空の大西賢社長は7日、米ロサンゼルスで共同通信のインタビューに応じ、一部で出ている国際線のアジア路線への特化案には「意味がない」と否定的な考えを示し、更生計画案に盛り込む廃止路線は採算性で判断すると説明した。

 日航は国際線で1日当たり数億円以上の赤字が続いているとされ、合理化策を強化する方針。大西社長は、既に表面化している国内線と国際線で計50路線程度を廃止する案を含めて「いくつかの案を検討している」とした上で、大掛かりな路線再編によって黒字体質に転換して「キャッシュフロー(現金収支)を最大化し、公的資金を返済する使命を果たす」と、早期再建に自信を示した。

 国際線は「欧米から撤退してもキャッシュフローの最大化にはならない」と語り、アジアのほかに欧米の路線網も残す方針を強調した。

2010/04/08 17:06 【共同通信】

1862チバQ:2010/04/08(木) 22:27:47
http://www.cnn.co.jp/business/AIC201004080013.html
2010.04.08 Web posted at: 13:07 JST Updated - CNN
ビジネス
アイルランドの格安航空会社、トイレ有料化を検討
(CNN) アイルランドの格安航空会社ライアンエアーが、乗客のトイレ使用を有料化する計画を検討している。飛行時間が1時間以内の短時間フライト者が対象で、料金は1ユーロ(約126円)か1英ポンド(約146円)になる見通し。実施は早くとも1年から1年半先になる。


計画は「ライアンエアーのコスト節減提案」として同社の機内誌に発表された。「乗客には搭乗前に空港ターミナルで用を済ませておいてほしい」としている。


同社は現在、米ボーイング社と協力し、コイン式ドアの開発に取り組んでいるという。乗客はコインを投入しないとトイレを使用できなくなる。さらに、一部の機体でトイレの数を2、3カ所減らし、客席を6人分増やすことも検討中で、これにより運賃を5%以上値下げできるという。


また同社は5日、7月と8月のピーク期間に限り、預け入れ荷物の料金を1個当たり15ユーロから20ユーロに引き上げると発表した。同社では、荷物を機内持ち込みのみにして追加料金を取られないようにしてほしいとしている。


米国の旅行サイト「TripAdvisor.com」のアンケートによると、米国人の8割近くは、トイレ使用が有料の航空会社は利用したくないと答えている。だが有料の公衆トイレに慣れている欧州の人々にはさほど抵抗がないかもしれない。


同社は基本運賃の安さと明確な価格設定で人気を得ており、3月の搭乗者数は前年同月比13%の増加を記録している。


一方米国では、格安航空会社のスピリット航空が6日、機内への手荷物持ち込みを8月から有料化すると発表したばかりだ。

1863チバQ:2010/04/08(木) 22:28:40
http://www.sanspo.com/shakai/news/100408/sha1004081819027-n1.htm
羽田−ロンドン線就航に意欲 BAのCEO
2010.4.8 18:18
インタビューに応じるブリティッシュ・エアウェイズのウィリー・ウォルシュ最高経営責任者=7日、米ロサンゼルス(共同)【フォト】 英国の大手航空会社ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のウィリー・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)は7日、共同通信のインタビューに応じ、羽田−ロンドン線の就航を目指していることを明らかにした。また、欧州エアバスの超大型旅客機A380の成田−ロンドン線への導入を検討していることも表明した。

 ウォルシュCEOは羽田を「都心近くの良い立地だ」と評価し、就航に向けて同じ航空連合の日本航空と協議を進める意向を示した。航空機材は米ボーイング777の使用を想定し、「もしも発着枠を確保できれば毎日運航したい」と語った。

 また、BAは2階建てで客室が広いA380を12機発注し、2013年以降に就航させる。「力強い需要はあるが、発着枠が制限されて増便が難しい成田−ロンドン線は一つの選択肢だ」と述べた。

 一方、日航との共同運航について、日航の国内線とアジア路線の10路線程度で今年10月から順次拡大する方針も明らかにした。成田とベトナムを結ぶ路線や、中国路線などが候補だ。(共同)

1864チバQ:2010/04/10(土) 14:41:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100410-00000061-san-bus_all
リストラ案判明 日航47路線撤退へ 早期業績回復へ上積み
4月10日7時57分配信 産経新聞

 会社更生手続き中の日本航空と同社を支援する企業再生支援機構が、経営再建に向けてまとめたリストラ案の全容が9日、わかった。6月末に裁判所に提出する更生計画案に盛り込む方向で主力取引銀行と調整する。リストラ案では、撤退する路線の対象を1月19日の会社更生法の申請時点で想定していた合計31路線から大幅に上積みし、10月以降に国内31、国際16の計47路線から撤退することを盛り込んだ。路線撤退には地元自治体の強い反発が避けられそうにない。

 リストラ案によると、日航は当初3年間かける計画だった人員削減を前倒しして今年度中に1万6452人を削減する。この中にはパイロット775人や客室乗務員2460人の削減も含まれており、限られた人員で安全運航を確保する意味でも、路線の縮小が不可欠とみている。人員削減とあわせて不採算路線の削減数を上積みし、早期の業績回復を目指す考えだ。

 具体的な路線撤退の内容では、国内線について、名古屋小牧空港から9路線を撤退させるほか、広島西(広島県)、丘珠(北海道)、奥尻(同)の3空港から全路線を撤退させる。

 国際線では日航で最長路線となる成田−サンパウロ(ブラジル)線など成田発着で計8路線から撤退する。名古屋(中部国際空港)の発着では天津(中国)など3路線、関西国際空港ではバンコク(タイ)など5路線の撤退を盛り込んだ。

 ただ、巨額の債権放棄を迫られている銀行団がリストラの強化を求めるとみられる。また、国際線の撤退には相手国との調整が必要となるほか、国内線の撤退では地域経済への影響もあり、地方自治体から撤回を求める声が強まりそうだ。今夏の参議院選挙への影響も予想され、更生計画案がすんなりまとまるか予断を許さない状況だ。

 ■日航リストラ案のポイント

 ・国内線31、国際線16の計47路線からの撤退

 ・広島西、丘珠、奥尻の3空港から完全撤退

 ・人員削減は当初の3年計画から今年度中の完了に前倒し

 ・グループ人員1万6452人の削減で817億円の人件費圧縮

1865チバQ:2010/04/10(土) 14:48:02
朝鮮日報の記事です
http://www.chosunonline.com/news/20100410000035
韓中日ハブ空港競争、仁川空港が独り勝ち(上)
 福岡から米ロサンゼルスに向かう場合、国内線で東京の羽田空港に向かった後、預けた荷物を一度受け取り、電車やバスで1時間半以上かかる成田空港に向かい、国際線に乗り継ぐという工程を踏まなければならない。しかし、福岡から韓国の仁川空港を経由すれば、直接ロサンゼルス行きの便に乗り継ぎが可能だ。実際、昨年は74万人の日本人乗客が乗り継ぎ空港として、成田空港ではなく仁川空港を利用した。


 また、中国山東省の青島から上海の浦東空港経由でロサンゼルスに向かう場合には、複雑な乗り継ぎが必要になるため、37時間45分もかかる。しかし、青島から仁川空港を経由して乗り継げば、所要時間は19時間35分で済む。昨年、仁川空港を経由して第三国に向かった積み替え貨物も22万トンに達した。


■リードする仁川


 仁川空港が上海の浦東空港、日本の成田空港など北東アジアの国際空港とのハブ空港争いで一歩リードしている。韓国と中国沿海部、日本、ロシア沿海州など北東アジアは10億人の人口を抱える巨大市場だ。


 昨年の仁川空港の乗り継ぎ旅客数は前年比18%増の520万人で、成田空港、浦東空港を上回った。国際線の乗客に占める乗り継ぎ客の比率は昨年時点で18.5%に達し、成田空港の18.2%、浦東空港の15.4%を初めて上回った。大韓航空、アシアナ航空など韓国の航空会社が今年1−3月期に過去最高の国際線輸送実績を記録したのも、仁川空港での乗り継ぎ需要の増大が要因となった。


 仁川国際空港公社は、「中国と日本の主要都市で展開しているマーケティングが奏功した」と説明している。同公社の職員は、中国、日本の現地旅行会社、地方自治体などを回り、仁川空港を利用した場合、旅費と時間がどれだけ節約できるかを積極的に売り込んでいる。同公社のユン・ヨンピョ営業本部長は、「海外に乗り継ぎ客の誘致チームまで派遣したのは、われわれが初めてではないか」と話した。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

1866チバQ:2010/04/10(土) 14:48:29
http://www.chosunonline.com/news/20100410000036
韓中日ハブ空港競争、仁川空港が独り勝ち(下)
 日本のNHKは今年1月に放送した特集番組で、岡山からロンドンに向かう場合、日本の空港と航空会社を使えば、平均所要時間は15時間40分で、18万5300円の費用がかかるが、仁川空港と大韓航空を利用すれば、所要時間は13時間50分、費用も11万5800円で済むと紹介した。


 仁川空港は中国、日本の計60都市をはじめ、世界177カ所を結ぶ充実した路線網を持つことも強みだ。就航都市数を比較すると、浦東空港は90カ所、成田空港は98カ所で、仁川の半分ほどにとどまっている。


■浦東・成田は反撃準備


 これに対し、浦東空港は拡張と道路、地下鉄などアクセス面での改善を図り反撃に乗り出している。2008年に第2ターミナルが完成し、旅客輸送能力は年間2000万人から3倍の6000万人、貨物処理能力もこれまでの5.6倍の420万トンに増え、仁川空港の強力なライバルに浮上した。2カ月前には、浦東空港から混雑地点を避けて上海市内に入る高速道路の新ルートが開通。さらに今月8日には、上海地下鉄2号線が浦東空港まで延伸開通した。


 浦東空港はこれまで急増する国内旅客に対応するのに必死だったが、最近は乗り継ぎ客の誘致にも目を向けている。以前は乗り継ぎ客もいったん入国手続きを行い、改めて搭乗手続きを行う必要があったが、最近は上海を拠点とする中国東方航空を利用すれば、入国せずに乗り継ぎが可能になった。


 日本は仁川空港にハブ空港の地位を奪われたことに対する焦りを深めている。前原誠司国土交通相は昨年10月、「日本のハブ空港は韓国の仁川になっている」と述べ、日本の地方空港から仁川空港を経由して欧米などに向かう現状を見直す必要があると指摘した。その上で、羽田は国内線、成田は国際線とする現在の「内際分離」の体制を見直す考えを表明した。


 しかし、日本航空が会社更生法を申請するなど、日本の航空会社は国際線をむしろ大幅に削減しようとする動きがあり、仁川空港の攻撃的なマーケティングには何ら対応策を見つけられずにいる。


キム・ミンチョル記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

1867チバQ:2010/04/10(土) 14:49:12
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001004100005
ルクセンブルク 貨物を週1便増  小松
2010年04月10日

 小松空港と欧州・ルクセンブルクを結ぶ定期航空貨物便を運航するカーゴルックス社は、5月14日から運航を現在の週2便から3便へと増やすことを決めた。3便への復帰は1年ぶり。景気回復により、航空貨物の需要増が見込めるためだという。


 カーゴ社の神谷靖・日本地区総支配人が9日、谷本正憲知事を訪問し、増便を伝えた。谷本知事は「こちらも、貨物の需要開拓など色々と支援をしたい」と応じた。


 小松空港発着の国際貨物の大半を担うカーゴ社は、1994年に就航した。当初の週2便から徐々に便数を増やし、04年には週5便に。取り扱い貨物量は、同年にピークの年約2万2千トンに達した。


 だが、その後便数は徐々に減り、08年秋からの世界的な経済危機の影響で、昨年5月からは2便に。09年の貨物取扱量は1万トン以下に落ち込んでいた。しかし昨年末ごろからは、徐々に需要が回復してきているという。

1868荷主研究者:2010/04/10(土) 17:15:15

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/161778
2010年3月29日 13:32 西日本新聞
エアプサン就航 福岡―釜山に新規航空会社

福岡空港を離陸するエアプサン福岡‐釜山線の定期便=29日午前11時42分、福岡空港

エアプサンの福岡‐釜山線が就航し、釜山行きの便に笑顔で乗り込む乗客たち=29日午前11時すぎ、福岡空港

 韓国釜山市に本社を置く新規航空会社「エアプサン」の福岡‐釜山線が29日、就航した。福岡空港では、釜山発の第1便に搭乗した釜山市の許南植(ホナムシク)市長などを福岡市の吉田宏市長らが出迎えた。

 福岡‐釜山線は同社初の国際路線で1日1往復・片道約50分。福岡発の最も安い運賃は往復1万5500円で「運賃体系は他社より2−3割安」(同社)としている。

 福岡空港では式典が開かれ、関係者約30人が出席。許市長は「協力の幅がより広がれば」とあいさつ。吉田市長は「就航は(両市の)国境を越えた経済圏構築のエンジンになる」と力を込めた。

 これに先立つ同日早朝、釜山市の金海国際空港でも就航式があり、エアプサンの金秀天(キムスチョン)社長は「高速船とも競争可能な価格と安全運航で釜山、福岡両都市の交流に寄与したい」とあいさつした。

 同社は2007年設立、韓国内では釜山を拠点に2路線を運航。4月26日には関西‐釜山線を開設する。

=2010/03/29付 西日本新聞夕刊=

1869チバQ:2010/04/11(日) 18:45:24
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100411-OYT1T00376.htm
北京便で出発遅れ続出、客乗せ3時間待ちも

 日本から中国・北京に向かう航空機に昨秋以降、出発遅れが相次いでいたことが、国土交通省の調べでわかった。

 経済成長著しい中国で北京周辺の空の交通量が増え、中国側の航空当局が日中間の飛行ルートで航空機数を厳しく制限しているため。乗客を乗せた状態で3時間近く出発を待たされた便もあり、同省は事態を重視して3月末、中国側に改善を申し入れた。

 国交省によると、日本―北京の飛行ルートは、島根県沖の海上にある「SAPRA」ポイントを経由し、韓国上空を通る1本のみ。このルートには途中から韓国や米国発便も乗り入れるため、北京上空での混雑を避けるため、SAPRAポイントの通過を中国側が規制し、「8分に1機」などと制限されているという。

 日本発の北京便は、成田、羽田、中部、関西などの各空港から1日計約20便出ており、東京航空交通管制部がルートを確保した上で出発時間を調整している。

 飛行ルートの規制は、以前は数日に1度程度だったが、羽田―北京の定期チャーター便が就航した昨年10月頃からポイント通過の制限が日常化し、30分超に1機しか通過できないこともあったという。

 国交省の昨年10月の調査では、全便の約6割で出発が遅れ、待機時間は平均12分。2時間44分待ったケースもあった。関空では昨年、国内2社がそれぞれ同じ午前10時発便を設けたため、出発準備が数秒遅れた便が離陸を数十分待たされたこともあった。

 国交省は3月に改善を要請。中国側は航空機の飛行間隔を短縮する改善策を同月から講じたと説明し、今後も遅延解消に努める意向を示した。現在、遅れは緩和される傾向になっているという。

 国際空港評議会によると、北京空港の2008年の発着回数は関空の3倍以上の43万回で、05年より約3割増加している。

(2010年4月11日13時37分 読売新聞)

1870チバQ:2010/04/11(日) 19:08:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20100411/CK2010041102000145.html
『安定飛行』へ欠かせぬ増便 茨城空港1カ月 見学にぎわい
2010年4月11日

飛行機の到着を待つ見学客ら=小美玉市の茨城空港で


 茨城空港(小美玉市)は十一日、開港から一カ月を迎えた。この間、唯一の定期便であるアシアナ航空(韓国)ソウル便の搭乗率は好調に推移。ターミナルビルは連日、大勢の見学客でにぎわっている。だが、目新しさが失われる今後も「安定飛行」を続けるには、就航路線や便数の増加は不可欠。県はセールスに必死だが、新たな就航表明には至っていない。 (高橋淳、沢田佳孝、北爪三記)

 県によると、三月末までのソウル便の平均搭乗率は85%。アシアナ航空は「運航費や客単価によって採算ラインは異なる」として評価を避けるが、同社が就航表明時に予想した75%だけでなく、開港時に「県民の関心が高い」として上方修正した80%も上回った。

 関心の高さは、見学客ら入場者数にも表れた。県によると、八日までに十三万五千二百人。千三百台分の駐車場を無料にしたことが当たった形だ。

 全国の地方空港が苦戦を強いられる中、開港前から注目を浴びてきた茨城空港。最近になって県職員からは「散々批判されたが、無関心よりは良かったのかもしれない」との声も漏れ聞こえる。

 だが、いつまでも開港時の活気が続くわけではない。空港の利用者を安定的に確保するには、就航路線や便数の増加が必須だ。

 穏やかに晴れた十日、ドライブがてら初めて訪れたという栃木県真岡市の女性公務員(58)は「北関東自動車道で一時間弱。もっと便に選択肢があれば使いたいと思うのだけど」と言葉を濁す。

 韓国出張から戻った同県足利市の会社経営の女性(62)は既に数回、仕事で空港を利用。「成田に行くより便利になったのは確か」としながら、「午後一時発だと現着は四時で、その日は仕事にならないのよね」と話す。協力会社が釜山にあるといい、「釜山便ができればもっとうれしい」と増便に期待した。

 ツアーに参加したという龍ケ崎市の男性会社員(61)も、十六日から就航するスカイマーク(東京)の神戸便について「大阪の取引先へ出張する時、利用できそう。新幹線より値段は安いけど、問題は便の時間だね」。

 こうした空港の課題について、橋本昌知事も七日の定例会見で「一定レベルの客が絶えず確保できる状況をつくる必要がある」と述べ、空港の“本分”である新路線誘致や搭乗率の維持に努力する考えを明らかにした。

 だが、県の担当者は国内やアジアなど海外の航空会社との誘致交渉の見通しについて、「鋭意努力しているとしか言えない」と答えるにとどまる。

 今後、搭乗率が低下すれば、規定の就航便にも影響を与える可能性がある。格安運賃を売り物にするスカイマークについては、「就航決定の判断は早いが、見切りも早い」(大手航空会社社員)と見る向きもある。数カ月以内の釜山便の就航を表明しているアシアナ航空は、ソウル便の成否を見極めている。

 こうした中、県はソウル便の利用促進策として、早ければ今月下旬にも、空港と東京の直行バス(一日二往復)を運行させる。本来は韓国からの観光客に県内を素通りしてほしくないが、背に腹は代えられないのが実情だ。

1871 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/12(月) 15:04:19
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100412-OYO1T00421.htm?from=top
関西3空港懇、「伊丹」10年存続で合意…将来像は先送り

 関西の自治体や経済団体でつくる「関西3空港懇談会」(座長=下妻博・関西経済連合会会長)は12日、関西、
大阪(伊丹)、神戸の3空港について、伊丹空港を今後10年は存続させ、3空港を一元管理して効率的な運営を
目指すことで合意した。伊丹空港の将来的な存廃については、意見対立が激しく、地元としての意見集約を先送りした。

 合意によると、2020年度の関西の航空需要を発着回数27万回と予測。関空と神戸の発着枠計25万回を
上回ることから「当面は3空港が必要」とした。そのうえで、今後10年のあり方として関空を首都圏空港と並ぶ
ハブ(拠点)空港とし、伊丹を国内基幹空港、神戸を地方空港と位置づけた。

 しかし、将来的な伊丹空港の存廃問題について、大阪府の橋下徹知事は、25年に予定されるリニア中央新幹線
(東京―名古屋)開通で伊丹の旅客数が激減することなどを前提に、「(伊丹廃港など抜本策を示さなければ)国が
関空の財務構造改善に踏み込むことはありえない」と主張した。さらに、合意案にある長期的な課題として
「空港存廃」とした文言を「伊丹、神戸空港存廃」と明記するよう求め、この点についてのみ合意しなかった。

 3空港懇は大阪府や兵庫県、関経連、国土交通省など12団体で構成。09年12月に3空港の一元管理を
目指すことで合意。伊丹存廃を含めた3空港の将来像についても、地元意見をとりまとめることにしていた。

 3空港懇は合意事項を地元意見として国交省の成長戦略会議に提示し、6月までにまとめる提言への反映を求める。
関空会社の債務圧縮策はまとめきれず、同会議に委ねた形となった。

国に解決丸投げ
 関西3空港問題の解決を目指した関西3空港懇談会は、3空港が今後10年間、併存することで合意したが、
伊丹空港の将来的な存廃では、廃港を主張する大阪府の橋下徹知事が合意に参加しない異例の幕引きとなった。
3空港のあり方も5年前に国が示した「役割分担論」を踏襲しただけで、3空港が需要を奪い合う現状に地元として
抜本解決策を示せたとは言い難い。

 前原国土交通相が伊丹存続を明言していることを踏まえ、「国交省に解決を丸投げした」(3空港懇関係者)形だが、
国レベルでの調整も難航しそうだ。

 財務省は2010年度予算の関西国際空港会社への補給金75億円の支給条件として、国交省に3空港問題の
抜本解決を迫っている。財務省内には「伊丹の廃港か大幅な縮小」を求める声が強く、国交省の成長戦略会議が
検討中の「伊丹フル活用」案が財務省に受け入れられるかどうか不透明だ。(経済部 山本照明)

(2010年4月12日 読売新聞)

1872 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/12(月) 15:05:30
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920018&amp;sid=acQlXdGQYRrM
日本は空港が多過ぎる、効率的インフラ整備必要−IATA事務総長

4月12日(ブルームバーグ):業界団体の国際航空運送協会(IATA)のジョバンニ・ビジニャーニ事務総長は12日、
国土交通省で会見し、日本市場に関して「空港数が多過ぎる」と指摘した。また、「他国に譲る形でなぜ、みすみす
成長機会を逃すのか」と述べ、中国や韓国などが進める拠点(ハブ)空港の整備に対抗するため、取捨選択や
効率的なインフラ整備が必要との見解を示した。

さらに、日本の航空業界は成熟市場への適切な対応ができていないと述べ、抜本的な改革が必要と語った。
特に、コスト面で効率化を進め、透明性を高めるべきだと強調した。

ビジニャーニ氏は最近の日本の航空界について、日本航空の会社更生法の適用申請や、米国との航空自由化
(オープンスカイ)協定締結、羽田・成田国際空港の発着枠拡大などが進展中で、「この10年の変化は過去30年で
最大規模」との認識を示した。

ビジニャーニ氏は同日夕に前原誠司国土交通相と会談の予定。高いとされる空港着陸料の見直しや、輸送単価の
引き下げなど改革の必要性を直接説明する見通し。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 松田 潔社 Kiyotaka Matsuda kmatsuda@bloomberg.net

更新日時: 2010/04/12 14:13 JST

1873チバQ:2010/04/12(月) 19:44:02
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041201000546.html
機内トイレ有料、手荷物に課金 航空各社が苦肉の策
 【ニューヨーク共同】金融危機後の需要低迷や燃料費高騰を背景に、機内トイレの有料化や持ち込み手荷物への課金方針を打ち出す欧米の航空会社が現れ始めた。収益拡大に向けた苦肉の策だが、利用者からは「やりすぎ」との批判も上がりそうだ。

 欧米メディアによると、アイルランドの格安航空ライアンエアは今月に入り、機内トイレの使用を来年から有料化する計画を機内誌で明らかにした。1時間以内のフライトが対象で、使用料は約1ユーロ(約130円)になる見通しという。

 米ボーイング社と協力し、硬貨を入れないとドアが開かない機内トイレを開発する。ライアンエアは昨年、有料化の意向を打ち出したが、多くの批判を受けたためいったん撤回、あらためて実施表明に踏み切った。

 米フロリダ州を拠点とする格安のスピリット航空は先週、機内に持ち込む手荷物1個につき最大45ドル(約4200円)を8月から課金すると発表した。こうした課金は初めてとみられる。

 ユナイテッド航空など米各社は昨年から、一つの座席に収まりきらないような大柄な乗客については、満席便の場合には予約を取り消し、後発の便で2席分購入することなどを求めている。

2010/04/12 17:41 【共同通信】

1874チバQ:2010/04/12(月) 19:45:45
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100412/mca1004121353012-n1.htm
将来像示さぬ不完全な“総意” 関西3空港懇 (1/2ページ)
2010.4.12 13:51


井戸敏三・兵庫県知事(左)との意見交換で頭をかく橋下徹・大阪府知事(右)=12日午前、大阪市北区中之島のリーガロイヤルNCB(竹川禎一郎撮影)【拡大】
 関西3空港懇談会は3空港の当面の一元管理に対する合意を優先するあまり、関西の航空需要が落ち込むリニア中央新幹線の開業時期や運賃などが明らかになるまで空港存廃の検討を見送ると判断した。ただ、大阪府の橋下徹知事が「抜本策にはならない」と難色を示したため、3空港の将来像についての部分の合意を見送り、不完全な関西の“総意”となった。

関西3空港の一元管理で合意、地元懇談会 伊丹存廃あいまい表現

 存廃を検討する空港や時期を明記するのを避けた合意は、伊丹の存廃をめぐり平行線をたどる大阪府と兵庫県が歩み寄る余地を文章で探っただけだ。こうした妥協の産物では、関空会社への補給金の条件として3空港問題の抜本的解決策を求める国に足もとを見られかねない。

 騒音問題を避けて大阪・泉州沖に人工島を埋め立てた関空の巨額の整備費を民間会社に負担させる仕組みは限界だ。政府の行政刷新会議に抜本的対策を求められるまでもなく、1兆円超の有利子負債が経営を圧迫する関空会社は財務構造改革を模索し続けてきた。

 数千億円規模の資金が必要とされる関空会社の有利子負債対策を国に迫るには、地元も大きな決断が必要とみられていただけに、懇談会の結論にどれほど影響力があるかは心許ない。

 そもそも3空港は、過去の経緯が事態を複雑にした。伊丹の騒音問題から関空が建設されたが、関空の開港前には都心部に近い伊丹の存続が決定。さらに、かつて関空の建設候補地を拒んだ神戸市も独自に空港を建設するに至っては東京・霞が関から地域エゴを指摘されても仕方ない状況だ。

 懇談会の航空需要予測は、リニア開業後に関西で空港は3つも必要ないことを示唆した。3空港の将来像は、関西全体の視野で考えると答えが見えてくるはずだ。(藤原直樹)

1875 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/13(火) 09:38:12
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=44501
IATA事務総長が前原大臣と会談、羽田着陸料値下げなど求める
[掲載日:2010/04/13]

 国際航空運送協会(IATA)事務総長兼CEOのジョバーニ・ビジニャーニ氏は4月12日、国土交通大臣の前原誠司氏と
会談し、羽田空港の国際線着陸料の値下げなどを求めた。会談に先駆けて実施した記者会見でビジニャーニ氏は、
アジア太平洋地区の航空市場の成長を中国市場が牽引するなか、日本は中国市場の拡大をとらえて成長するべき
と強調。そして、そのためには仁川や上海、北京、香港と競争しなければならず、着陸料の値下げが必要と訴えた。

 また、関西3空港についても、「3空港の合計5本の滑走路で3600万人の需要を奪い合っているが、シンガポールの
チャンギ空港は3700万人の需要に2本の滑走路で対応し、はるかに低いコストで空港を運営している」と指摘。
その上で、「政治的な理由で建設された空港設備の費用を航空会社が支払いつづけることはできない」と語った。

 このほか、日本の航空業界にとって重要な出来事として、日本航空(JL)の経営再建や米国とのオープンスカイ
協定の締結、首都圏空港の拡張を列挙。特に首都圏空港の拡張は「日本の航空業界にとって過去30年間で
最大の変化」と分析した。また、オープンスカイについては、民主党政権での協定締結に賛辞を送りつつ、
自国の航空会社に対する外国資本の規制を撤廃するべきとした。

1876 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/13(火) 09:41:43
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201004120390.html
日航路線「大幅縮小を」 前原国交相、更生計画関与へ
2010年4月13日1時54分

 前原誠司国土交通相は12日、朝日新聞のインタビューに応じ、経営再建中の日本航空が作成する会社更生計画に
路線の大幅な縮小を盛り込むよう、日航に要請する考えを明らかにした。公的支援を受ける日航が、路線で競合する
全日本空輸などの経営を圧迫しないよう、日航の路線・人員計画の策定に国交相として関与していく姿勢を示したものだ。

 前原国交相は、欧州で公的資金を受けた企業が市場シェアを減らして再出発する例を挙げ、日航が国際線で
今の路線規模を維持するのは好ましくないとの見方を示した。そのうえで「路線の見直しについては(所管閣僚として)
関与していきたい」と述べた。

 1月に会社更生法を申請した日航には、管財人の企業再生支援機構などが1兆円近い公的資金を投入し、再建を
支援する。日航が更生法申請後も航空運賃の値引きで客を集めていることに対し、全日空は「公正な競争ではない」と
反発している。

 前原国交相は「公的資金を入れた以上、割引合戦には陥らないでいただきたい」と話した。日航の稲盛和夫会長にも
考えを伝えたという。

 機構と日航は1月に示した再生計画で、国内外229路線のうち31路線の削減を掲げた。だが、金融機関などから
「計画が甘い」との指摘が強まり、日航は路線の削減数を50程度に増やすことを検討している。(澄川卓也)

    ◇

■「インフラ輸出、官民で」「高速料金、試行段階」

 ――日航の再生計画で、国際線での全日空との競合をどう考えますか。

 「全体的に日航は路線撤退して単独路線が減り、全日空の単独路線は増える。ただ競合路線も増える。
国交省としてどう関与するのか、更生計画の中身をしっかり見ていきたい」

 ――関西空港の経営改善策をどう考えますか。

 「関西空港は有利子負債が大きな宿題だが、営業面での潜在能力は高い。利用の一つの手段として格安航空会社
(を誘致する)という考え方は当然あり得る」

 ――鉄道などインフラの輸出が必要と考える理由は?

 「アジアのインフラ需要はこの10年間で約8兆ドル(約750兆円)とされる。日本企業が海外インフラを受注すれば、
他地域の発展に寄与し、世界の成長エネルギーを取り込むことにつながる」

 「政財界が、金融機能をあわせ持った売り込みを戦略的にできるようノウハウを身につけなくてはならない。米国の
高速鉄道に国際協力銀行(JBIC)の資金を使えるよう政令改正した。リスクの低減や投資の目利きはしっかりやり、
公的な資金と民間的な資金が混じってよいプロジェクトに(資金が)流れる仕組みをつくる必要がある」

 ――高速道路の新料金に閣内からも異論が出ています。

 「民主党の(高速料金)無料化政策に対抗するため、前政権がかなりのお金を使って割引を実施した。
他の公共交通機関への影響も考えて新料金を決めたが、あくまでも試行で、最終形への一つのステップにしたい」

 ――割引原資を道路建設に使ったことへ強い批判があります。

 「国費を道路会社に入れて建設する方式は、無制限に道路が造られる可能性があると反対してきた。料金を取る
道路と、国が建設して完成後は無料にする道路を分ける。今回は、将来的に料金を取る前提で、つながっていない
部分の解消や渋滞緩和にプラスになる道路を造る」

 ――「コンクリートから人へ」の理念に逆行しませんか。

 「建設に回すのは10年間で1.4兆円、1年だと1400億円。国交省の今年度の公共事業費4兆8585億円と
比べても大きくはない」

(聞き手・木村和規、野沢哲也)

1877 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/13(火) 18:50:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100413/plc1004131303015-n1.htm
関空&伊丹、一体化で民間委託案 国交省戦略会議で浮上 
2010.4.13 13:01

 財務内容が悪化している関西空港と、廃止論が出ている大阪(伊丹)空港の運営を一体化した上で、民間企業に
委託する案が、国土交通省成長戦略会議で浮上していることが13日、分かった。1兆円を超える有利子負債を抱える
関空の運営を抜本的に見直すのが狙い。

 ただ、神戸空港も含めた関西3空港の一元管理を目指す地元自治体や経済界の反発は必至とみられ、5月にも
まとめる成長戦略会議の最終報告書に盛り込めるかは不透明な情勢だ。

 国は毎年、関空会社に「補給金」を投入することで、経営を支援してきた。しかし、行政刷新会議が昨年11月に
実施した「事業仕分け」では、75億円の補給金について「抜本的な経営改善策を定めるまでは凍結するべき」との
結果が出た。これを受け、前原誠司国交相は成長戦略会議に関空の経営再建の具体策の検討を指示していた。

 一方、伊丹空港をめぐっては、橋下徹大阪府知事が、廃止を含めた抜本見直しを主張。これに対し、関西3空港の
在り方を話し合う「関西3空港懇談会」(座長・下妻博関西経済連合会会長)は12日の会談で、大阪空港の
存廃判断を先送りし、今後10年間は3空港を存続させ、一元管理を目指すことを打ち出している。

 また関空について地元自治体などは、国の支援による財務基盤の強化を求めており、民間委託への反発は
必至とみられる。

1878チバQ:2010/04/14(水) 12:11:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/226010.html
新千歳−羽田1000万人割れ 09年度 不況で出張手控え 日航シェア2位転落  (04/14 07:07)
 2009年度の新千歳−羽田線の搭乗者数は前年度比3・7%減の966万4725人で、4年ぶりに1千万人を下回ったことが13日、分かった。前年実績割れは3年連続。景気低迷や新型インフルエンザの流行で出張や旅行を手控える動きが広がり、ビジネス客、観光客ともに伸び悩んだ。

 新千歳−羽田線を運航する全日本空輸、日本航空、北海道国際航空(エア・ドゥ)、スカイマークのまとめ(スカイマークは確定値、他社は速報値)で明らかになった。

 会社更生手続き中の日本航空は前年度比8・8%減の379万5808人と4社中、最大の落ち込み。日航のシェアは39・2%で前年度に3年ぶりに返り咲いた1位の座も再び全日空に明け渡した。全日空は2・1%減の404万8897人(同41・9%)、エア・ドゥも1・5%減の99万1196人(同10・3%)と、いずれも減少した。スカイマークは13・5%増の82万8824人(同8・6%)。

 搭乗率は日本航空が前年度比2・2ポイント減の67・7%、全日空が2・4ポイント減の67・5%、エア・ドゥが0・7ポイント減の76・3%、スカイマークが3・4ポイント増の80・3%だった。

1879チバQ:2010/04/14(水) 12:13:15
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920019&amp;sid=a8.ndRgdRp9M
羽田は国際化推進、成田は格安受け入れなど機能強化−国交省成長戦略
4月13日(ブルームバーグ):国土交通省の成長戦略会議は13日、重点項目をまとめ、発表した。このうち、航空分野では羽田空港の24時間国際拠点化を推進するため、増枠の大部分を国際線に振り向けるほか、成田空港の機能強化のため、格安航空(LCC)やビジネスジェットを柔軟に受け入れることなどを盛り込んだ。

羽田空港では2013年度中に見込まれている約11万回の増枠のうち、国際線枠を9万回(1日120便)規模拡大する。内訳は昼間6万回、深夜早朝3万回とし、旺盛な国際線需要に対応する。

首都圏空港については羽田と成田を合わせ、これまでの約52万回から約75万回へ大幅に容量を拡大する。そのほか、各拠点となる空港にはLCC専用ターミナルの整備を図り、成長が見込まれるアジア地域からの旅行者の受け入れ体制も強化する。

1880チバQ:2010/04/14(水) 12:17:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20100410-OYT8T00990.htm
茨城空港1か月浮かぶ課題
搭乗率維持必要、観光客誘致策も


飛行機を間近に見ようと送迎デッキに並ぶ見学客(10日撮影)  茨城空港は11日、開港から1か月を迎える。唯一の定期路線、韓国・アシアナ航空ソウル線の3月の搭乗率は85%に達し、空港来場者も3月末までに約11万4000人に上るなど滑り出しは順調だ。16日には、待望の国内線となるスカイマークの神戸線の就航を控える。ただ、乗客の安定確保や空港を生かした観光振興など、先行きには不透明な面も多い。(金来ひろみ)

 10日午後1時。学校の春休みも終わったというのに、アシアナ航空の飛行機を間近で見ようと、空港の送迎デッキは500人を超える見学客でぎっしり。ターミナルビル2階に入居する飲食店「すぎのや」はごった返し、亀印製菓の人気商品「茨城空港どら焼」も飛ぶような売れ行きだった。

 小美玉、鉾田、行方の3市商工会が運営する2階の物販店「スカイアリーナ」の店頭に立つ関沢克司さん(53)は「これほど多くの人が来るとは予想だにしなかった」と驚く。橋本知事は7日の記者会見で「85%は、搭乗率としては極めていいと思っている」と喜びを隠さなかった。チャーター便の搭乗率も92%(3月)と好調だった。

 開港が春の観光シーズンに重なったこともあり、快調なスタートを見せた茨城空港。しかし、県は「アシアナとスカイマークの搭乗率を高い水準で維持しなければ、今後の増便や路線拡大につながらない」(空港対策課)と、慎重な姿勢を崩さない。県内経済団体などの総会が集中する4月下旬から5月には、各地の会場に出向き、空港の積極利用を訴える考えだ。

 都心への交通の便も大きな課題だ。空港関係者は「個人で来日した韓国人旅行者に、東京への行き方をよく尋ねられる。電車やバスを乗り継ぐことを伝えると、『近いと思っていたのに意外と時間がかかる』と驚かれた」と話す。都内へ直接乗り入れる交通手段の確保は急務だ。県開発公社は5日、空港と都心を結ぶ直行バスの運行事業者の募集を始めた。

 開港で期待されたのが、県内観光客の増加だった。だがアシアナ便は、日本人利用者と韓国人利用者の割合が7対3と、現時点では「出超」の状態。空港周辺7市町でつくる茨城空港周辺地域資源活用推進連絡会事務局は「外国人客の県内観光地への立ち寄りはまだ少ない。韓国の旅行会社などにPRを続けている段階」と打ち明ける。

 一方、同じアシアナ航空のソウル便を持つため、東京に近い茨城空港に客足を奪われる懸念もあった福島空港。しかし、意外に「住み分け」ができているようだ。福島のソウル便の2月の平均搭乗率は70・8%。茨城が開港した3月も、ほぼ同水準という。「茨城の影響は特にない。『ゴルフの福島』が定着してきたためでは」と、福島県空港交流課はみる。

 国内各地で外国人観光客の誘客合戦が激しくなる中、いかに茨城の魅力をアピールするか。官民問わず、知恵が問われそうだ。

(2010年4月11日 読売新聞)

1881 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/14(水) 12:43:15
http://www.asahi.com/politics/update/0413/TKY201004130468.html
空港本体と関連施設、経営一体化 成長戦略会議提言方針
2010年4月13日21時9分

 国土交通省の成長戦略会議は13日、駐車場などの空港関連施設と滑走路など空港本体の経営を一本化し、
経営を抜本的に効率化するよう求める方針を打ち出した。多くの空港が赤字経営なのに、駐車場などを運営する
公益法人は大量の天下りを受け入れる一方で巨額の財産を抱え込んでいることが明らかになっている。170億円を
超える蓄財が明らかになった空港環境整備協会(整備協)なども、将来的に廃止になる見込みだ。

 同日開かれた会合後に、長谷川閑史(やすちか)座長(武田薬品工業社長)らが記者会見して明らかにした。
同会議は5月下旬をめどに最終提言をまとめる。

 国交省の調べでは、全国の22空港は本体が赤字経営だ。一方で、18の空港で駐車場などを運営する整備協は、
3月現在で同省などから169人の天下りを受け入れる一方、資産から負債を引いた正味財産が171億円
(2008年度)と、公益法人の中でも突出して多いことが朝日新聞の調査で判明している。

 前原誠司国交相は同月、「成長戦略会議で議論する方向性と合致した形で見直していきたい」と、廃止も含めた
見直しの対象にする考えを示していた。

 国内の空港は運営主体がバラバラになっているケースが多い。滑走路は国や空港会社、ターミナルビルは
第3セクターや民間企業、駐車場は整備協などの公益法人や民間企業といった具合だ。

 同会議では、空港の効率的な経営について、20年ごろをめどに空港関連事業と空港本体の経営を一体化し、
民間への経営委託や民営化で無駄を削減。その上で、空港を徹底活用するよう求めた。整備協が運営する駐車場は
収益で公益事業を行うため、料金が割高だが、一体経営でより安くなることも考えられる。

 また、世界でも有数の高さとされる着陸料も段階的に引き下げることで航空運賃の水準を下げ、航空需要を促すよう
求めた。航空分野のとりまとめ役の御立尚資(みたち・たかし)・ボストンコンサルティンググループ日本代表は
「民間の知恵がなければ空港経営をビジネスとして成り立たせるのは難しい。いま黒字かどうかではなく、どうやって
全体として収益を上げていくかが課題だ」と訴えた。

 公益法人をめぐっては、23日から始まる政府の「事業仕分け」の対象になる法人の選定が進められている。
国交省側は、整備協を直ちに廃止するのではなく、経営の一体化を進める中で、整備協の駐車場事業を縮小し、
最終的に廃止する考えだ。同省は夏以降に検討会を設けて、空港ごとに一体化の時期や方法を詰めていく。
どのような形で一体化するかも今後検討する。だが、整備協が仕分け対象になれば、早期の廃止を求められる
可能性もある。(永田工)

     ◇

 ■成長戦略会議 前原国交相が掲げる航空自由化や訪日観光客3千万人など、日本の国際競争力の強化に
向けた方策を議論する有識者会議。委員は長谷川座長のほか、劇作家の平田オリザ氏や東大大学院教授の
坂村健氏、星野リゾート社長の星野佳路(よしはる)氏ら12人。分科会は海洋、観光、航空、国際展開・官民連携、
住宅・都市に分かれている。5月末に最終提言をまとめ、2011年度の予算要求に反映させる。

1882 ◆ESPAyRnbN2:2010/04/14(水) 12:55:45
>>1879
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=44515
羽田国際線を9万回に−国交省成長戦略会議、重点項目をとりまとめ
[掲載日:2010/04/14]

 国土交通省の成長戦略会議は4月13日、観光と航空を含む5分野について重点項目をとりまとめた。観光については
訪日外国人3000万人の達成に向けたプロモーションの強化や人材育成、ニューツーリズムの活性化、休暇取得の
分散化、航空については、オープンスカイの推進や首都圏空港の拡張などを盛り込んだ。特に首都圏空港の拡張では、
2013年に見込まれる羽田空港の容量拡大を機会に、国際線の発着枠を9万回に拡大することを盛り込んだ。
成長戦略会議では、5月末までに最終案をまとめ、国土交通大臣の前原誠司氏に提出する予定だ。

 観光分野では、日本政府観光局(JNTO)の体制強化をはかるとともに、市場ごとに数値目標を立て、ノルマや
報奨金など成果主義の導入を提案。また、ブログやツイッターなど新しいメディアの活用や、海外出先機関の連携強化、
観光・文化関連の窓口業務の一本化など訪日外国人旅行者の目線に立ったワンストップサービスの提供、国内の
受け入れ態勢の強化なども必要とした。また、将来的には、日本を総合的に売り込む「セールスプロモーション領事」を
主要国の在外公館に配置するなど国を挙げた広報活動の強化を求める。このほか、地域観光を育てる人材の育成や、
他分野との連携や地域の創意工夫によるニューツーリズムの推進、休暇分散化などを盛り込んだ。

 航空分野では、「徹底的な」オープンスカイの推進や羽田と成田の強化、格安航空会社(LCC)の参入促進などを
列挙。オープンスカイでは、成田の国際線ネットワークがおおむね完成したことに加え、数年内の30万回への増枠が
視野に入ったことを理由として指摘。また、首都圏の2空港関連では、抜本的な容量拡大策を講じるべきとし、2空港
合計の発着枠を約75万回に拡大する案を提示。羽田は24時間国際拠点空港化を進めるとともに、国際線旅客
ターミナルの拡充に着手し、国際線の発着枠を9万回規模に拡大するべきとした。

 注目を集める関西3空港のあり方については、これまでにない方法もありえると指摘。特に関空については、
関西地域での拠点空港として再生するため、伊丹空港も活用しつつ、財務状況の改善を講じるとした。また、LCCなど
新規参入の促進なども促進する方針。さらに、専用ターミナルの整備や規制緩和などによりLCCも積極的に誘致する
べきとした。

1883チバQ:2010/04/14(水) 22:28:03
http://www.asahi.com/national/update/0414/TKY201004140226.html
日航が世界一、全日空2位 「定時到着率」日本勢が面目2010年4月14日15時0分
印刷
ブログに利用する


>> 利用規約 >> 使い方はこちら
  
 米国の調査会社が国際線のある世界の主な航空会社40社について、予定時刻(15分未満の遅れは許容)に到着できる割合「定時到着率」(2009年)を調べたところ、日本航空が1位、全日空が2位だったことがわかった。調査会社は近く、日航を表彰する。

 調査したのは、米国で交通分野の情報サービスをしているコンデューシブ・テクノロジー社。利用者にとって重要な到着時間に着目し、初めて全世界的な通年のデータを集計し、「フライトスタッツ」という同社のホームページで公表した。

 それによると、日航の定時到着率は90.95%でトップ。全日空が小差の90.37%で続く。同社ホームページは「日本の大手航空会社を使えば、ほぼ時間通りのフライトが保障される」としている。

 日航「お客さま本部」の佐藤直彰さん(28)は「日々の努力が数字に表れ、励みになる」と話す。業界関係者によると、日本人は「時間通りに飛ぶのが当たり前」と思っている傾向があり、各社は定時運航に神経をとがらせている。(佐々木学)

1884チバQ:2010/04/15(木) 12:07:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100415-00000009-mai-soci
<茨城空港>スカイマーク節減案、国交省の許可下りず
4月15日2時36分配信 毎日新聞

 茨城空港(茨城県小美玉市)に16日から就航するスカイマーク(本社・東京)の神戸定期便について、同空港に事務所を置かず、整備士を常駐させない経費削減案がいまだに国土交通省から許可されていない。神戸便は、経費削減案を前提に、21日前までに予約すれば「片道5800円」という超格安価格となっている。整備士を常駐させることになれば大幅なコスト増は必至で、同社に痛手となりそうだ。

 経費削減案は、神戸からの便に同乗した整備士や乗務員が茨城空港で機体整備やチェックイン業務にあたった後、また神戸に戻る内容で、同社にとって初の試み。整備に必要な機材も神戸から一緒に運ぶ。

 同空港は出発・到着ロビーを1階に集中させ、航空会社にとって人員削減をしやすい設計。格安航空会社(LCC)対応の拠点空港を目指す茨城県も同案を推進してきた。しかし同社は、管制官の指示より高い高度を飛行するなどトラブルが相次ぎ、今月6日に国交省から業務改善勧告を受けたばかりで、調整は難航している模様だ。

 同社営業推進部は「16日ギリギリまで(国交省と)調整したい」としているが、許可されなくても就航に支障がないよう、周辺空港から茨城空港に整備士の応援をもらう準備を進めている。【鈴木敬子】

1885名無しさん:2010/04/15(木) 12:08:31
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002873975.shtml
“針路”読めぬスカイマークにやきもき 神戸市 

羽田へ向け飛び立つスカイマーク機。神戸空港の浮沈の鍵を握る=14日午前9時20分、神戸空港(撮影・立川洋一郎)

 運航や整備に安全上の問題が見つかり、国土交通省が業務改善勧告を出したスカイマーク(SKY)。16日には、3月に開港したばかりの茨城空港で唯一の国内定期便となる神戸‐茨城便(1日1往復)を就航させるが、一方で福岡便を突然休止。神戸空港にとって、日航の全面撤退で、西日本の拠点と位置付けるSKYが浮沈の鍵を握るとされるが、神戸市もその動きが読めないでいる。


 SKYをめぐっては、飛行中の操縦室内での記念撮影や高度設定ミスなどの問題が次々に発覚。さらに英語が苦手な客室乗務員が、外国人機長との業務連絡を避けるなどの問題も見つかった。国交省は今月6日、業務改善を勧告。SKYは13日、社内の安全管理体制の強化などを柱とする業務改善計画書を出した。

 神戸空港では、日航が5月末に全面撤退する一方、SKYは7月以降、新千歳、鹿児島、熊本、長崎への新路線の開設を相次いで予定。だが、不採算路線からの撤退判断は速く、2月に就航した福岡便は、わずか2カ月で休止に踏み切った。

 「茨城便は北関東の観光需要が期待できる」とSKYは強調する。だが、「空港へのアクセスが悪く、関西からの需要があるのか疑問。1日1往復ではビジネス利用も難しい」との見方もあり、大手航空会社は茨城便就航を敬遠する。

 茨城便の採算を疑問視する声もある中、関係者の間でささやかれるのが、利用率の高い羽田空港の発着枠獲得に向けたSKYの戦略だ。

 今年10月、羽田に4本目の滑走路がオープンする。国交省は、増える国内線発着枠(1日37便)の配分でSKYに4便を割り当てた。地方ネットワークの充実などの実績が、2013年4月をめどにさらに配分される国際線も含めた発着枠に影響する可能性もある。神戸市幹部は「神戸‐茨城線の就航は評価される要素だろう」とみる。

 SKYの真意は見えないが、同市幹部は「神戸発着の路線開設はありがたい。ただし、これ以上安全面で問題があれば、利用客の信頼が揺らぎ、空港の利用低迷にもつながりかねない」と複雑な胸中を明かした。

(紺野大樹)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板