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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1499チバQ:2011/04/12(火) 23:35:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110411-OYT8T01130.htm
対話の会 知事支援届かず

今回の県議選では、地域政党「対話でつなごう滋賀の会」(対話の会)がどこまで勢力を伸ばすかが焦点の一つだった。選挙戦最終盤の9日には、顧問を務める嘉田知事が〈分刻み〉で複数の候補者の集会に顔を出すなどてこ入れしたが、多くの新人候補が支持を広げられずに終わった。

 東日本大震災の影響で自粛ムードが漂い、浮動票の掘り起こしが難しいと予想される中、対話の会は嘉田知事と〈二人三脚〉の戦いぶりをアピールした。掲示ポスターには候補者と一緒に嘉田知事を写し込み、個人演説会の会場でも知事の「もったいない」というキャッチフレーズを掲げた。

 会は、県議会で知事と対立構図にある自民党を暗に批判するようなビラも作製した。だが、4年前の新幹線新駅建設のような争点もなく、投票率も過去最低という関心の低さと相まって、昨夏の知事選で知事が再選を果たす原動力となった「嘉田票」が、各候補者に流れることはなかった。

 嘉田知事は従来、大阪府議選で大躍進を遂げた「大阪維新の会」を率いる橋下徹知事のように、議会掌握に努める手法とは一線を画する考えを示してきた。震災の影響があったとは言え、対話の会の候補者に肩入れする姿は県民に「言行不一致」と映り、有権者が戸惑ったのではないか。

 今回の結果は、県民が二元代表制での議会の役割を重視したとも言える。嘉田知事にも新議員たちにも意見を対立させるのでなく、意見を戦わせることによって、より良い施策が実現されるよう期待したい。

(浦野親典)

(2011年4月12日 読売新聞)

1500チバQ:2011/04/12(火) 23:36:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000156-mailo-l25
’11統一地方選:県議選 自民勢、過半数を奪還(その1) /滋賀
毎日新聞 4月11日(月)13時4分配信

 ◇民主減、ねじれ拡大
 統一地方選第1ラウンドの県議選(定数47)が10日、投開票された。無投票の栗東、湖南、高島の3市選挙区を除く13選挙区で41人が当選を決め、47議席が確定した。国政選挙で連敗が続いた自民勢力が07年の前回選で失った過半数の議席を奪還。地域政党「対話でつなごう滋賀の会」と民主は連携して知事派勢力の安定化を狙ったが、政権への逆風などから無党派層の支持が伸び悩んだ。最大会派とのねじれが広がり、嘉田由紀子知事は一層難しい県政運営を迫られそうだ。全体の投票率は49・69%で、前回の53・05%を下回り、過去最低だった。【安部拓輝、稲生陽、柴崎達矢、前本麻有】
 ◇対話系増、共産は全滅
 過半数奪還を狙う自民と、連携して過半数を目指した民主、対話の会が激突した今回の選挙戦は、告示3週間前の3月11日に起きた東日本大震災の影響で、従来型の街頭宣伝活動を自粛する陣営が続出。無党派層の取り込みを狙っていた候補者らは最後まで知名度不足に苦しんだ。
 自民は公認・推薦候補を合わせて27人を擁立。大半を現職や市議・首長経験者らで固め、大津、長浜の両市選挙区では全員が当選した。民主候補との一騎打ちになった愛知郡、犬上郡の1人区でも保守層を手堅くまとめ、民主との差を引き離した。
 一方、政権交代を果たした09年衆院選後、勢いに乗って単独過半数も視野に入れていた民主は、政権への逆風に直面し候補者の擁立に苦戦。当初の思惑に反し、公認・推薦候補は18人にとどまった。連合滋賀も組織固めを図ったが、支持は広がらず、郡部で議席を減らした。
 嘉田由紀子知事の政策実現を目指す対話の会は公認・支持候補9人のうち、新人を7人擁立。嘉田知事が告示後も選挙区入りし、てこ入れを図った結果、草津市や野洲市、蒲生郡で新人が当選。議席を増やした。共産は全3議席を失った。
 震災と原発事故による自粛ムードの中でいかに有権者に政策を訴えるか、各陣営とも戸惑いを抱えた選挙戦となった。守山市や野洲市の選挙区では陣営同士が街宣活動の自粛を申し合わせるなど異例の動きもあった。
 ◇目片さん、乱立制す 「新鮮力」をアピール−−大津・新人、自民推薦
 ◇自民・川島さん再選−−長浜
 定数10に16人が乱立した大津市選挙区では、自民推薦の新人、目片信悟さん(45)が初当選を決めた。同市北大路の事務所に当選確実の知らせが入ると、集まった支援者らから大きな歓声が上がった。笑顔で現れた目片さんは「ありがとうございます。期待に応えられるよう頑張ります」と意欲を語った。
 目片さんは昨夏の県議補選にも出馬し落選。今回は周到に準備を重ねた。建設業者や保守系市議らを軸に支持層の拡大を図り、父親の目片信市長の支持者も加わった。告示後は毎日のように個人演説会を開催。県議会の「新鮮力」をアピールし、子育て環境や高齢者福祉を充実させようと訴えた。
 一方、伊香郡選挙区が統合された長浜市選挙区(定数4)では、自民公認の現職、川島隆二さん(39)が再選を果たした。長浜市神照町の事務所で支援者の拍手に迎えられた川島さんは、満面の笑みを浮かべてあいさつ。「湖北地域の発展に向けて力を尽くしたい」と語り、福井県にある敦賀原発に対する危機管理や洪水などへの防災対策を推進していく考えを示した。

1501チバQ:2011/04/12(火) 23:36:28
 ◇民主・大橋さん初当選 草の根で逆風はね返す−−長浜
 長浜市選挙区では元中学教諭の民主新人、大橋通伸さん(53)が厳しい選挙戦を勝ち抜き、初当選を果たした。同市川崎町の事務所で支援者の拍手に迎えられた大橋さんは「子どもたちが安全・安心して暮らせるまちづくりについて、みなさんと一緒に考え、実現させていきたい」と熱っぽく語り、議員生活への第一歩を踏み出した。
 定数4の同選挙区では、告示直前になって旧伊香郡選挙区の自民現職が立候補を表明し保守層が結束。自民系候補3人を含む7人が乱立する激戦区となった。旧高月町出身の大橋さんは国会議員の後援会や連合組織の支援を受け、選挙区全域で活動しながらも「伊香郡の代表」をアピール。政権運営に対する逆風を受けて苦戦する民主候補が目立つ中、地域を隅々まで歩き回る草の根選挙で支援の輪を広げた。
 ◇対話新人・小川さん涙 手作り選挙も及ばず−−守山
 保守が分裂した守山市選挙区(定数2)では、対話の会から立候補した新人の小川泰江さん(48)が同市浮気町の事務所で開票動向を見守った。他候補の当選確実の一報が流れると、詰めかけた支援者からため息が漏れた。「よく頑張った」と声を掛ける支援者に小川さんは「応援してくれて、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。
 女性の社会参加を支援するNPO活動の経験を生かそうと2月末に立候補を表明。告示直後は震災を受けて大規模な街頭演説を自粛するなど組織のない新人には苦しい選挙戦となったが、選挙カーでの宣伝に頼らずに極力歩いて地域を巡り、街角に立ってアピール。託児付きの演説会も開いた。事務所には同じマンションの住民らも集まって政策チラシを配るなど、最後まで手作りの選挙戦を展開したが、及ばなかった。
 ◇投票率、過去最低に 争点なく震災も影響−−49・69%
 全体の投票率は49・69%となり、3・09ポイント増となった前回07年の53・05%を下回り、過去最低となった。目立った争点がなく、東日本大震災の影響で有権者に選挙ムードが広がらなかったことなどが要因とみられ、浮動票の取り込みを狙った陣営には一定の影響を及ぼしたようだ。
 自民と民主・対話の会の知事派勢力が過半数確保を巡って争われた今回の選挙戦は、告示直前に選挙戦となることが決まった蒲生郡をはじめ、保守が分裂した守山市などで激戦となった。街頭に立った嘉田由紀子知事も投票所に足を運ぶよう呼びかけたが、前回の新幹線新駅問題のような県政を二分する争点もなく、震災による活動自粛で各陣営とも本格始動が遅れ、政策論争は低調に終わった。
 投票率は第2回の1951年に89・16%を記録して以降、長期的に低下傾向が続いていた。無投票当選が6選挙区に上った03年には前回比10・0ポイント減の49・96%と初めて50%を割り込んだ。【稲生陽】
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 ■視点
 ◇魅力ある政策議論を 問われる議員の真価
 子育て支援策や県立高校統廃合など身近な課題は東日本大震災の発生でかき消されてしまった。候補者らは口々に「防災」を訴えたが、違和感を覚えた有権者も多かったのではないか。混迷する社会情勢下で、自民は地縁と血縁を生かし、地域に根ざした「地力」をバネに、議席を伸ばしたと言える。
 民主は今回、地方議員の足腰の弱さが露呈した。政権への逆風を受けたのは事実だが、県連が掲げた政策は嘉田由紀子知事のマニフェストとほぼ重なる。政権交代した09年の衆院選で、有権者が県内全4選挙区の議席を託したのは、暮らしを変える政策に期待を寄せたからだ。知事に追随するだけの姿勢では、候補者の魅力は伝わらない。無党派層に頼る対話の会にも同様のことが言える。
 生活に関わる課題に自らの言葉で政策を語り、有権者が政治を身近に感じられる議会をどう作るか。国難に直面した今こそ、当選した47人にはその責任と真価が問われる。【安部拓輝】

4月11日朝刊

1502チバQ:2011/04/12(火) 23:37:23
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/12/20110412-051650.php
【統一選地方選2011】議会勢力図が激変
 統一地方選前半戦で行われた府議選、大阪、堺両市議選の投開票から一夜明けた11日、府庁や両市役所で当選証書の付与式が行われた。府議選(定数109)では、橋下徹知事が代表を務める「大阪維新の会」が改選前の29議席から、57議席と大きく議席を伸ばし、府議会の過半数を獲得した一方、維新が誕生するまで主要会派だった自民・民主・公明・共産の4会派は議席を減らし、既成政党に対する不信感が浮き彫りになった。

府議選 低投票率でも維新圧巻

 過半数の獲得を目指して62選挙区中59選挙区に計60人を擁立した維新は、57人を当選させる躍進ぶり。無投票当選となった2選挙区を含め33選挙区が1人区だが、このうち、候補者を立てなかった大阪市福島区選挙区、藤井寺市選挙区を除く31選挙区のうち、28選挙区を押さえ、維新が敗れたのは、大阪市都島区、大阪市旭区、大阪市西淀川区の3区にとどまった。

 圧倒的な強さを誇ったのが2人区で、21選挙区の全てで1議席ずつ獲得し、1、2人区で計49議席を確保。3〜5人区の7選挙区のうち、候補者を立てなかった寝屋川市選挙区(定数3)を除く6選挙区で1人ずつが当選。また、6人区の東大阪選挙区では2人当選を決めた。

 一方で、自民は改選前の23議席から13議席へと退潮。自民から維新に移籍した議員も多かったとはいえ、一時は49議席まで勢力を広げた時期もあっただけに、厳しい状況となっている。震災について「天の恵みというと言葉が悪いが…」と失言し、直前に自民府議団を除団された府議会議長も議席を失った。

 さらにダメージを受けたのが民主。改選前の24議席から10議席と半分以下になっただけでなく、無所属で立候補していた民主府議団の幹事長や副議長も落選するなど、有力議員も相次いで議席を失う厳しい結果となった。

 また、改選前の23議席に対し、候補者数を22人に絞った公明も1議席を落とした。あえて候補者を絞る戦術だったが、全員当選はならなかった。

 議会運営のルールでは、5人以上の議席を持つ会派を「交渉会派」として議会運営委員会のメンバーや会派間調整を行ってきたが、今回、共産は10議席から4議席となり「交渉会派」の要件に該当する議席数を守ることができなかった。

 さらに、社民も唯一の議席を失うなど、既成政党は軒並み勢力ダウンする結果となった。

 今回の府議選投票率は46・46%で、前回の44・90%と比べると、1・56%上昇したが、依然、低投票率傾向にあることがうかがえる。

維新 最少から最大会派 大阪市議選

 大阪市議選は、大阪維新の会が議席数を大きく伸ばして第一党に躍進する一方、既成政党では、改選前に最大会派を形成していた自民、公明が軒並み議席を減らし、政権政党の民主は最小政党に転落するなど劇的な結果となった。

 今回の結果で、市議会の党派別勢力は大きく塗り替わる。

 改選前の議会内会派所属者数でみると、民主と自民、公明は各20人で最大会派を形成。共産も14人で、維新は12人と最小会派だった。

 ところが今回の結果で、維新が33人と第一党に躍進。公明が19人で第2党となり、自民は17人と第3党に。民主、共産は各8人で、最小政党に転落した。

 党派別に市議選を振り返ると、全員当選で過半数ぎりぎりとなる44人を擁立した維新は、目標の過半数獲得は逃したものの、改選前の3倍近い33人に勢力を伸ばした。

 公明は、候補者数を前回より1人少ない19人に絞りこみ、手堅く全員が当選を果たした。

 自民は、維新に大量離党した影響で、候補者数が前回の36人から23人に激減したが、現職が地盤の強みなどを発揮し、改選前から3人減と影響を最小限に食い止めた。

 民主は、政権運営に対する有権者の厳しい批判を浴び、現職候補者16人のうち半数以上の9人が落選する厳しい結果に。

 共産も前回より1人少ない24人を全選挙区に擁立したが、当選は8人にとどまった。

1503チバQ:2011/04/12(火) 23:37:47
民主 相次ぐベテラン落選 堺市議選

 大阪維新の会の躍進ぶりが鮮明となった堺市議選。52人の当選者の党派別内訳は、維新13人(改選前7人)▽公明12人(同13人)▽共産8人(同8人)▽自民7人(同4人)▽民主5人(同11人)▽無所属7人(同8人)▽みんな0人(同1人)―となり、選挙前と比べて勢力図が激変した。

 維新は、西、南、北、美原の各選挙区で候補者がトップ当選を飾る圧倒的強さ。「橋下徹知事のパワーが炸裂(さくれつ)した」(竹山修身市長)というように、知事の人気も背景に各候補が躍進を果たした。

 これに対して民主は、ベテラン議員が相次いで落選し、当選した現職候補も得票数を大幅に減らすなど、改選前の約半数となる5議席に落ち込んだ。

 自民は改選前の4議席から7議席に伸びたが、現職2人は落選、新人5人が当選した。公明、共産は、それぞれ現職が全員当選、改選前の勢力をほぼ保った。みんなは改選前の1議席を失った。

 橋下知事は記者団に対し、「大阪都構想は白紙」と発言したが、堺市分割を掲げる都構想は今後、堺市議会でも焦点になるとみられ、各党が都構想をめぐる議論にどう対応するか注目されている。

 複数選挙の民意 どう合わせるか

 砂原庸介・大阪市立大准教授(地方自治論)の話「大阪府議選は、62選挙区中1人区が33もある全国的にも極めて特殊な選挙区で、風が吹けば過半数獲得は不可能ではない。投票前の各種世論調査では維新の支持率は約3割だったが、この特殊な選挙制度の効果と相まり、府議会では目標の過半数を獲得したと思う。

 一方、大阪市議選では世論調査に近い約3割の議席に止まった。この結果からは、首長選も含めて、府県議会と政令市議会など、現行の選挙制度の下では合わさりにくい様々な選挙での民意をどう合わせるかという課題が改めて浮き彫りになったのではないか」

(2011年4月12日 08:31

1504チバQ:2011/04/12(火) 23:39:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000150-mailo-l27
’11統一地方選:大阪市議選 平松市長の応援演説候補、10勝11敗 /大阪
毎日新聞 4月12日(火)15時37分配信

 10日投開票の大阪市議選で、平松邦夫市長=イラスト・立川善哉=が選挙期間中に応援演説をした民主、自民の候補者21人の当落を分析したところ、10人が当選、11人が落選し、「10勝11敗」だったことが分かった。
 平松市長は1〜9日の選挙期間中、市議選立候補者のうち民主16人(現職14人、新人2人)と自民現職5人の個人演説会に訪れた。会場は小学校や区民センターなどで、屋外で不特定多数の人に訴えかけることはなかった。一方、地域政党「大阪維新の会」の代表を務める橋下徹知事は選挙期間中、毎日市内の街頭に立って演説しており、対照的な対応を見せた。
 市長に近い関係者からは「露出をもっと増やした方がいい」との声が漏れるなど、今秋の市長選に向けて戦略の練り直しが迫られている。【小林慎、平川哲也】

1505チバQ:2011/04/12(火) 23:39:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000143-mailo-l27
’11統一地方選:前半戦(その1) 維新、大躍進 3選挙で103議席 /大阪
毎日新聞 4月11日(月)13時2分配信

 統一地方選前半戦の府議選(定数109)、大阪市議選(同86)、堺市議選(同52)が10日、投開票された。地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹知事)は3選挙とも第1党を獲得し、府議選では過半数の57議席を占めた。民主は政権への逆風を受け、3選挙とも改選前に比べて議席を減らした。自民も府議選、大阪市議選で議席を減らした。公明は候補者の大半が当選し堅調。共産は府議選、大阪市議選で大幅減。社民党は第1回統一選の1947年以来64年間、府議会で守ってきた議席を失った。【堀文彦、小林慎、山田英之】
 ◆府議選
 ◇民主勢力11人に
 府議選(62選挙区)では、最大会派の維新が60人を擁立し、57人が当選した。現職28人、元職1人、新人28人が激戦を制した。
 33人を擁立した民主は10人の当選にとどまり、同じ議会会派の1人を含めても11人の勢力になった。前回より18人少ない32人を擁立した自民は13人が当選。公明は擁立した22人のうち21人が当選し、共産は4人が当選した。社民は現職1人が落選。東日本大震災に絡む失言で、自民公認を取り消された無所属現職の議長、長田義明さん(76)は議席を守れなかった。
 ◇元議長、朝倉さん5選 「知事に遠慮なく物言う」−−生野区・自民
 府議選生野区(定数2)では、自民現職で元議長の朝倉秀実さん(57)が5選。大阪市生野区勝山南の事務所で朝倉さんは「橋下知事人気に頼らず当選できたので遠慮なく議会で物が言える。知事に貸しはあるが、借りはない」と語った。
 08年知事選で、自民党府議団幹事長として橋下知事擁立の中心的役割を担った。今回その橋下知事から維新新人を対抗馬として立てられ、橋下知事の手法や政策と一線を画すスタンスを強調した。
 ◆大阪市議選
 ◇自民、第1党転落 維新・河崎さん、笑顔の初当選
 大阪市議選(24選挙区)では、維新が33人当選し、単独第1党に。内訳は現職12人、元職1人と新人20人。元知事特別秘書の肩書で注目された河崎大樹さんは当選した。
 公明は平野区で候補者を1人に絞り、19人全員が当選。自民は擁立が前回より13人少なく、改選前より3議席減らし、52年ぶりに第1党から転落した。共産は8人が当選し、前回より半減。民主は現職16人のうち当選は7人にとどまり、結党以来最少の8議席に激減した。初挑戦のみんなの議席獲得はならなかった。
 ◇維新・守島さん初当選−−9人出馬の東淀川区
 大阪市議会で最多の9人が立候補した東淀川区(定数6)では、維新の守島正さん(29)が初当選。同区大桐1の事務所で支持者らと万歳三唱した。守島さんは「1年ほど前からの地道な活動は地域の仲間のおかげ。皆さまの支援を裏切らない地域主権を実行していく」と語った。
 維新は共倒れの危険を省みずに3新人を擁立。守島さんは中小企業診断士の視点で府市の成長戦略を一本化するよう主張。大阪経済の底上げを訴えた。
 ◇逆風はねのけ民主・奥野さん7選−−港区
 大阪市議選港区(定数3)では、民主現職で市議団幹事長の奥野正美さん(62)が7選を果たした。政権への逆風をまともに受ける形の選挙戦となったが、毎日数回のミニ集会を重ね、支持組織を固めた。「厳しい選挙戦だったが、支持者に支えられて何とか当選できた」と語った。
 一方、同僚市議が相次いで落選。現在確保している副議長など重要ポスト獲得は難しくなりそうで、「市議会も厳しい。民主の意見はなかなか通りにくくなる」と唇をかんだ。

1506チバQ:2011/04/12(火) 23:40:10
◆堺市議選
 ◇公明は全員当選
 堺市議選(7選挙区)では、すべての政党が過半数の候補者を擁立できなかったため、議会第1党の行方が焦点になった。
 06年4月に政令指定都市に移行してから2回目の市議選。全選挙区で維新の候補者と、民主・自民・公明・共産・無所属の候補者による激戦になった。
 最多の15人が立候補した維新は13人が当選し、議会第1党の座を獲得した。公明は12人の候補者全員が当選した。共産は前回と同じ8議席を維持した。
 ◇支持者固めた成山さん3選−−堺区
 堺市議選堺区(定数9)で、公明現職の成山清司さん(58)が3選を果たした。成山さんは事務所で、「堺市の防災計画や避難計画を改めて見直したい。地方分権の時代を迎え、財政に強い堺市をつくりたい」と語り、支持者と喜び合った。
 成山さんは前回2位で当選したが、09年の衆院選で、当時の北側一雄幹事長ら公明幹部が相次いで落選したため、陣営は危機感を持ち、支持者を引き締めて選挙戦に臨んだ。

4月11日朝刊


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110411-00000144-mailo-l27
’11統一地方選:前半戦(その2止) 府議、大阪市議で投票率アップ /大阪
毎日新聞 4月11日(月)13時2分配信

 ◇維新の“風”か
 投票率は、府議選が46・46%で前回(44・90%)を1・56ポイント上回った。大阪市議選は49・27%で、前回(46・42%)から2・85ポイント増。堺市議選は49・42%で前回(49・48%)より0・06ポイント低かった。
 府議選、大阪市議選で過半数獲得を目指した「大阪維新の会」にとって、大幅な投票率アップは至上命令で、告示前、府内各地でタウンミーティングを開くなど精力的な政治活動を展開。一方、東日本大震災により、各政党は政治活動の自粛を余儀なくされた。全国的に注目された維新の“風”が、震災の影響を受けながらも投票率を押し上げたとみられる。

4月11日朝刊

1507チバQ:2011/04/12(火) 23:47:02
民主は、長田区で現職議長が落選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000160-mailo-l28
’11統一地方選:県議選/神戸市議選 現状打破、一票に反映 /兵庫
毎日新聞 4月12日(火)15時42分配信

 統一地方選前半戦の10日に投開票された県議選(定数89)と神戸市議選(同69)。県議選では、新人や元職の当選が相次いだ一方、神戸市内では無効投票の割合が増加。神戸市議選でも、既存政党との違いを強調したみんなの党が大きく議席を伸ばした。旧態依然たる政治状況を変えようと政権交代を選択した09年以降も、政局の混乱や東日本大震災の発生など不安定な世情が続く中、現状を何とか打破したい有権者の一票がさまざまな形で表れている。【石川貴教、吉川雄策】
 ◆県議選
 ◇当選3割が新人・元職
 ◇神戸で無効・白票多く、「不信任」意思示す
 今回の県議選では、当選した89人のうち新人24人が初当選を果たし、元職4人が返り咲いた。当選者に占める新人の割合は27%、新人と元職を合わせると31・5%と全体の3割以上に上っている。75年以降の過去10回の県議選と比べると、新人の割合は3番目に、新人と元職を合わせた割合は2番目に高い。
 特に、今回の県議選は東日本大震災の発生で「自粛ムード」がまん延。名前の連呼を控えるなど選挙運動を「自主規制」する機運が高まり、投票率も41・43%と過去最低を更新するなど、知名度不足で組織力の乏しい新人には厳しいと見られていた。ベテラン県議の引退が相次ぎ、後継の新人が少なくなかった事情を差し引いても新風を望む有権者の意識の強さが垣間見える。
 神戸市内の選挙区で無効投票が目立つのも特徴的だ。市内全体で投票総数に占める無効投票数の割合は3・29%と、前回07年(2・72%)よりも伸びている。最も高かったのは灘区の5・17%で、中央区も4・75%と水準の高さが際立つ。市選管によると、灘区では無効票の過半数が白票だったという。
 無効票や白票の多さは、立候補した候補者の顔ぶれに対する有権者の不信任の目安ともされる。神戸市議選ではみんなの党の候補者が、既存の政治に飽き足りない有権者の受け皿となり、大きく躍進した。同じく神戸市内の県議選の投票結果からも、無効票や白票という形で、現状への意思を示す有権者が少なくなかったことがうかがえる。
 ◆神戸市議選
 ◇無党派層、みんなに 消極的「民自に不満」
 神戸市議選では、落選した現職5人のうち4人が当選1回の新人。これは短期間で実績を求める有権者の政治に対するいらだちが表れた結果と言える。
 民主は、長田区で現職議長が落選。東灘区では過去最多の3人を擁立したが、票の食い合いとなり、結局現職1人の当選にとどまり、灘区と北区でも現職が涙をのんだ。
 一方、全区に候補を擁立したみんなは新人7人を含め8議席を獲得。前回、17人全員が当選を果たした民主の原動力となった無党派層の投票行動が、今回はみんなに移ったことがうかがえる。井坂信彦・党県第1区支部長(37)も「民主や自民に不満を持つ有権者の消極的な選択」と冷静に受け止める。そのうえで「単独で市議会に条例提案権ができる議席数(6人)を得たので、武器にしたい」とも述べ、次期衆院選の兵庫2〜4区でも候補者を擁立する可能性を示唆した。
 自民は現職が手堅い戦いをした一方で、推薦を含め東灘区と灘区、北区で新人が及ばなかった。公明は兵庫区や北区などで底力を発揮した。共産は葺合・生田の合区直後の83年以来守った中央区の議席を失ったが、東灘区で複数当選を果たすなど踏みとどまった。社民とたちあがれは勢力拡大を狙ったが失敗。新社会は安定した支持で2議席を維持した。
 議会会派構成では、民主、自民、公明などの与党会派が3分の2以上の議席を維持した。ただ、最大会派の民主は推薦を含めて14議席で現有18議席から後退。自民は推薦を含め20議席獲得したが、2会派に分裂しており、西区で初当選した無所属新人の動向などを含め、最大会派争いが激化しそうだ。少数会派間にも発言力強化を模索する動きがある。
〔神戸版〕

4月12日朝刊

1508片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/12(火) 23:51:12
キャスター辛坊氏を大阪市長選擁立も…橋下知事
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110412-OYT1T00960.htm

 大阪府の橋下徹知事は12日に放送された読売テレビの報道番組で、今秋の大阪市長選について、自らくら替え出馬するか、テレビキャスターの辛坊治郎氏(55)を擁立し、地域政党「大阪維新の会」(代表=橋下知事)の候補者としたいとの考えを明らかにした。

 くら替え出馬の場合は、後継の知事候補に辛坊氏を充てる意向も示唆した。知事が辛坊氏の擁立に言及するのは初めて。

 番組は11日夕に収録された。橋下知事は「市役所のあり方を変えないと、大阪は良くならない。辛坊さんと一緒にやりたい」と語った。辛坊氏を市長候補とするか、くら替え出馬の場合に同日選となる知事候補にするかに関しては、「どっちでも(いい)」とした。中田宏・前横浜市長(46)の名前も挙げ、「市役所改革に関しては全く同じ思い」と述べた。

 維新の会は、10日の大阪・堺両市議選で第1党に躍進し、府議選では単独過半数を獲得。これを受けて橋下知事は「(大阪市長選は)維新で取ることが必要」と明言していた。関係者によると、橋下知事や維新幹部は昨年以降、辛坊氏に会食などの場で連携を呼びかけているという。

(2011年4月12日21時46分 読売新聞)

1509チバQ:2011/04/13(水) 12:38:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110413/lcl11041311400001-n1.htm
橋下知事「大阪のあり方で信を問いたい」知事辞任し、市長選とのダブル選に言及
2011.4.13 11:39

 大阪府の橋下徹知事は13日、12月に任期満了となる大阪市長選にあわせ、「僕らが作る大都市のあり方についての大綱の中身次第で信を問う」と述べ、市長選にあわせて知事を辞任、市長選と知事選のダブル選を行い、出直し知事選に立候補する可能性に言及した。

 ただ、任期中に辞職して知事選に立候補した場合、当選しても2期目の任期は残任期の来年2月までとなり、知事を続けるにはさらに選挙が必要になる。

 橋下知事は、近接した時期に2回の知事選を行うには「費用面の問題もある」と認めたうえで、「大都市のあり方の大綱の中身が、もう一回信を問いましょうというレベルになれば、ダブル選で信を問わなければならない」と語った。

 橋下知事は、12日放送の民放番組で次期知事選や大阪市長選を念頭に、元読売テレビ解説委員長の辛坊治郎氏の立候補に期待感を示したが、「パネルで示されたので、一方的に発言しただけ。辛坊さんの了解は得ていません。選挙後、接触もしていない」と言及。

 「辛坊さんも僕の発言で仕事がやりにくくなったら申し訳ない。個人的なつきあいはあるにせよ、あくまでメディアと権力の関係として、慎重に距離を置いていきたい」とも語っていた。

1510チバQ:2011/04/13(水) 20:46:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110411/stt11041108420002-n1.htm
【大阪都構想の行方 シナリオ第2幕へ】
(上)橋下チルドレン続々 他党連携は「パワーゲームですから」
2011.4.11 08:34 (1/2ページ)
大阪市議会議員の住吉選挙区で当選を果たした伊藤良夏さん=10日午後10時44分、大阪市住吉区 (竹川禎一郎撮影)
 「維新」の風が吹き荒れた。10日、投開票が行われた統一選。大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」(維新)は議席数を大きく伸ばし、大阪府議会で過半数を獲得、大阪市議会、堺市議会でも第一党を確保した。大阪、堺両市議会では過半数に至らず、「大阪都構想」をめぐる議論は他党との連携に焦点が移るが、維新は主導権を選挙でもぎ取ったことになる。「人生で一番力を入れた」という選挙戦を経て、橋下知事はどんな次の手を打つのか。シナリオ第2幕が注目される。

 維新が「市議会総入れ替えの象徴区」と位置づけた大阪市住吉区でも、新人2人が躍進した。

 「一票の重みを感じます。若者があこがれる大阪にしたい」。午後10時半過ぎ、維新新人の伊藤良夏氏(30)の選挙事務所。ずらりと並んだ報道機関のカメラのフラッシュを浴びながら、スーツ姿の伊藤氏が、姿を現すと歓声と拍手がわいた。

 地元出身の元モデル。昨年9月から妹と二人三脚で緑の自転車に乗って都構想を訴えた伊藤氏は、維新躍進の象徴になった。

 東京でモデルをした経験から優秀な人材や企業が、大阪から東京や海外へ流出する現状に危機感を抱き、立候補を決意した。

 「橋下代表の改革を進める実行力は大阪を変える希望。都構想実現のためにがんばりたい」。母親や妹から花束を贈られると、笑顔と涙で喜んだ。

 「橋下改革の流れを止めてはいけないと、たくさんの人に票を投じていただいた」。住吉区選挙区のもう1人の維新新人候補で橋下府政を3年間支えた元特別秘書、河崎大樹氏(39)も早々と当選が確定した。

 地縁も血縁もない住吉区での擁立が決まったのは今年2月で、準備期間は実質1カ月。大震災の影響もあり、中盤までは「全然手応えがない」と不安を隠さなかった。

 その河崎氏を、橋下氏は「僕の右腕中の右腕」と、選挙期間中3度も応援に駆けつけテコ入れを図った。ふたを開けてみると堂々の上位当選。河崎氏は「知事の力が一番大きかった」と振り返った。

 4人が2議席を争った府議選大阪市東淀川区選挙区でも、維新新人の笹川理氏(29)が民主現職らを打ち破った。笹川氏は「既成政党が強い選挙区だけに正直、勝てると思ってなかった。一人一人と握手をしながら選挙運動を続けてきた。本当にうれしい」と涙ながらに語った。

 維新の松井一郎幹事長は「本当に重い負託をいただいた。目標はあくまで過半数。勝利ではなく、スタートラインにたてたかな」と述べたうえで、「震災の影響はあったが、この日本の危機の今こそ、大阪が現状を変えないといけない、という訴えが伝わったと思う」と分析。都構想実現には、法改正などが必要となるが、「国政のナショナルパーティーにも、この結果をもって、民意は伝わっていると思う」と話した。

 維新代表の橋下知事は、同日午前、自宅近くの豊中市内で投票し「大阪市議選に最も注目している」としたうえでこう述べた。

 「(市議選の獲得議席が)10とか15くらいだったら、他党も突っぱねるだろうが。30を超えたらどうなるか。そのあたりは政治。あとは向こう(他党)次第。パワーゲームですから」

1511チバQ:2011/04/13(水) 20:47:02
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110413/osk11041312020007-n1.htm
【大阪都構想の行方 シナリオ第2幕へ】
(下)「政令市」市長選動向も変化 国政にらむ橋下維新
2011.4.13 08:26 (1/2ページ)
 「議員1人あたり4.23坪」。大阪府議会(定数109)がある府庁2階で、府議1人あたりに与えられる控室などのスペースの基準だ。橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)が戦後初めて、選挙で過半数の57議席を獲得したことで、府議会事務局は、どう模様替えすればうまく収まるのか頭を悩ませている。

 改選前に29議席だった維新の現在の部屋は106.5坪。新議員が就任する30日からは、倍以上の241.1坪が必要な計算となる。模様替え予算は1500万円。維新も含め各会派から「なるべく費用をかけないように」と注文がついているが、民主や自民、共産が大幅議席減となったことと合わせ、改修工事は避けられない見通しだ。

 過半数の威力はスペースの話だけにとどまらない。正副議長選、予算編成、条例制定など、今後、府政運営のあらゆる局面で「橋下維新」が絶大な権力を握る。「もう府議会は終わりましたよ。なんにもできない」。多数の同僚が議席を失った自民府議には、あきらめムードさえ漂う。


□   □


 府議会で第一党が過半数となるのは、保守合同で自由民主党府議団が誕生した昭和31年4月以来だ。ところが同会派では、正副議長ポストの独占を図ったことを契機に旧自由系と民主系の内輪もめが勃発。結局翌年1月に分裂し、以来54年にわたり、1会派が過半数を占めたことはなかった。

 一方、大阪市でも、維新が市議会第一党となったことを受け、今年11月にも行われる市長選をめぐる動向に変化が生まれている。

 平松邦夫市長は市議選の期間中、公務の合間を縫って60人を超す民主、自民、公明の全候補の事務所へ激励に駆けつけ、21陣営の演説会でマイクを握った。

 平松市長に近い市議は「市長は5月議会で2期目の出馬表明を検討していた」と明かすが、維新躍進で「しばらく様子をみざるを得ないだろう」とみる。

 市議会では過半数に至らなかった維新だが、選挙区あたりの定数が1〜2と少ない府議会では、市内24選挙区(定数33)で6割に相当する20議席を取った。維新は次期市長選への候補者擁立を決めており、圧倒的な立場を手にしたことは間違いない。


□   □


 さらに、橋下氏自身の去就も含め、維新の将来的な国政進出にも注目が集まる。維新議員の中には、早くも国政転出に意欲をのぞかせる議員もいる。

 過半数を得た維新府議団にとって、5月定例府議会が初舞台となる。例年、正副議長選などの人事案件だけで政策審議はほとんど行われないが、今回、維新は府議定数を88に削減する条例改正案を提出する方針で、会期も長めに設定される見通しだ。

 初当選したばかりの維新の新人28人は、自分たちが座る椅子を大幅に減らすかどうかという異例の判断から、議員生活を始めることになる。





 山口敦、河居貴司、木村さやか、有川真理、秋山紀浩、土塚英樹、西見由章が担当しました。

1512チバQ:2011/04/13(水) 22:54:09
間違えた2
7840 :チバQ:2011/04/13(水) 20:50:29
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000001104130001
拡大狙う「生駒市長派」/統一地方選
2011年04月13日
 ◇市議選5人予定 「議会を変える」


 汚職事件で前市長と元議長が逮捕されてから初となる生駒市議選(定数24)が17日告示、24日投開票される。山下真市長の政策を援護しようと、市長の支持母体となった「市民自治の会さわやか生駒」が、前回を3人上回る5人の擁立を予定しているが、対立候補らは「二元代表制を否定するものだ」と批判している。


 「5人は普通の市民感覚を持ち、市民の願いを実現してくれる人たちです」。3月20日、同市小瀬町の南コミュニティセンターで開かれた「さわやか生駒」の集会。参加者約50人の前に並んだ市議選の立候補予定者を山下市長が紹介した。


 山下市長は2006年1月、24議員のうち自民や公明など18人の支持を受けた現職を大差で破り、初当選した。しかし、市制施行後初となる予算案の否決、副市長の選任不同意など混乱が続いた。


 07年の前回市議選でさわやか生駒が擁立した新議員2人が生まれたが、今年の3月定例市議会で病院事業会計予算案が、議会内会派の凛翔(りんしょう)や公明、民主の議員らの反対で否決されるなど、なお厳しい議会運営が続いている。


 「市長が代わり、議会も変わると思ったのに。何としても今の議会を変えなければならない」。5人の擁立を決めたさわやか生駒の中川和子事務局長は話す。


 前回の推薦候補は2人とも上位当選し、合わせて8500票を得た。仮に前回並みの投票率になる場合、5人で割り振っても当選ラインと見られる1200票を超えると見込む。過去2度の市長選での山下市長の勝利や、汚職事件で逮捕された元議長を解職請求(リコール)で辞職に追い込んだ実績も追い風になると期待する。


 5人は議会改革を唱え、公約に「市立病院の早期開設」や議会で否決された「議員定数の削減」などを掲げる。山下市長と並んだ写真を掲載したチラシやパンフレットを作り、二人三脚ぶりをアピールすることにしている。


 ◇反市長派「二元代表制を否定」


 一方、こうした動きに既成政党や反市長派の議員らは警戒を強めている。


 立候補を予定している、ある議員は「地方自治は首長と議会の二元代表制。それぞれが緊張関係を保ちながら市政をリードしなければならないのに、さわやか生駒はその両方に関与しようとしている」と批判する。


 別の議員は病院事業会計予算案の否決に触れ、「病院の実施設計などを落札した会社が、入札参加資格を虚偽申請していたのに、契約を解除したからといって予算案を認めることはできない。議会はチェックが必要。市長のイエスマンこそ要らない」と指摘する。


    ◇


 市議選には今のところ、前回と同数の35人が立候補の準備を進めている。党派別は民主3人、自民2人、公明3人、共産3人、みんな1人、諸派2人、無所属21人。新旧別では現職16、元職2、新顔17。(東裕二)

1513チバQ:2011/04/13(水) 23:32:47
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003955841.shtml
全員政党公認・推薦なし 3市長選の立候補予定者 


政党の推薦状がなく、選挙事務所はシンプルな装い=姫路市内(撮影・中西大二)
 統一地方選の後半戦で17日に告示される姫路、明石、芦屋の3市長選は立候補予定者が全員、政党の公認や推薦を申請しない異例の事態になっている。前半戦の兵庫県議選では各党とも伸び悩み、後半戦で存在感を示したいところだが、立候補予定者らは「追い風が期待できず、政党色を出してもメリットがない」と冷ややかだ。


 これまでの市長選では、現職候補に与野党が相乗りするケースが目立った。芦屋市の現職は前回は民主、自民、公明から推薦を受けたが、今回は「一党一派に偏ることなく行政運営をしてきた。国政でねじれが生じている状況で相乗りはいかがか」と、いずれの政党にも申請しなかった。対する新人側も「素人の市民という視点で市政を変えようと思っている」との立場を取る。

 明石市長選の新人は市会の自民系、民主、公明会派から要請を受けて立候補を表明。申請すれば推薦は得られるとみられるが、「幅広い市民の支持を得ることに力点を置く」。対する別の新人は元民主党衆院議員。それでも「明石市民推薦で戦う」と説明し、やはり政党と距離を置く構えだ。

 松本剛明外相のお膝元姫路市では、4人の立候補予定者全員が政党推薦なく選挙に臨む。3選を目指す現職は、初当選では松本氏の個人的な支援を得たが、「市民の利益が何より大切」として政党推薦は一度も受けていない。各陣営からは「政党の公認や推薦があると組織選挙と映り、受けが悪い」「政党の公認、推薦をもらうと、足かせになる」などの声が上がる。

 こうした各市長選の流れに対し、政党関係者は「候補者側からの依頼がない以上、動きようがない」と話している。


【特集】11ひょうご統一選

(2011/04/13 15:35)

1514チバQ:2011/04/13(水) 23:39:28
>>1510-1511 中が抜けてた
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/12/20110412-051654.php
【大阪都構想の行方 シナリオ第2幕へ】(中)「連携」に募る不信感
 既成政党 広がる動揺

 統一地方選から一夜明けた11日朝、大阪府の橋下徹知事は、地域政党「大阪維新の会」(維新)が府議会では過半数を獲得したものの、大阪市議会で過半数を取れなかった結果を「敗北」と総括した。大阪都構想についても「いったん白紙」と位置づけ、他党との協議を意識して態度を軟化させた。

 しかし、これまで都構想に否定的な姿勢を示してきた大阪市に対しては「市役所の役人だけは許さない」と発言の過激さを増した。

 「まるで宣戦布告だ」。選挙結果を受けた知事の言葉に、市関係者はかつてない衝撃を受けている。

 維新旋風の直撃を受けたのは、政権与党の民主と、同党の支持母体で「中之島一家」ともいわれる市役所組織の屋台骨となってきた市労働組合連合会(市労連)だった。

 「まさか民主が一桁になるとは。まして、市労連の推薦候補の当選が3人というのは、記憶する限りない。これまで体験したこともない事態だ」。市労連幹部はショックを隠せない。

 今回の大阪市議選に立候補した民主候補24人のうち、市労連の推薦候補は現職8人。うち5人が一気に議席を失った。

   □   □

 「維新の候補は『大阪市職員は厚遇だ』と繰り返し批判していた。元市職員と新聞に載っただけで厚遇を推測されるようなところもあったのかもしれない」。維新が元知事秘書ら新人2人を擁立し、激戦になった住吉区選挙区で敗れた神原昭二氏が疲れた声で振り返る。神原氏は市労連傘下、市従業員労組の特別執行委員を務める。

 演説会場には、平松邦夫市長も応援に駆けつけたが、結果は前回から3割以上票を落としての落選。市議選の“草刈り場”となった民主会派について「むしろ当選した方がしんどいかもしれんな」とつぶやいた。

 市労連は、市長選で候補者を擁立し、選挙戦を裏方としてまとめ上げることで求心力を保ってきた。

 一方、今年秋にも予定される次期市長選には、橋下知事が「維新として取りに行く」と宣言、自らの立候補も否定していない。

 しかし、先の市労連幹部は「いま、市長選のことまで考えている余裕はない。まずは、いかに組織を立て直すかだ」と話す。

   □   □

 民主が大幅に議席を減らすなか、今後、市議会では、維新と自民、公明との連携に焦点が移る。「パートナー」の最有力候補は、選挙前から都構想に一定の理解を示し、市議会の第2会派になった公明だ。

 公明府本部は「話し合いのテーブルには着く」というスタンスだが、選挙で激しく戦った市議団幹部は「個人的な考え」とした上で「あれだけ既成政党はだめと攻撃されて、すぐにテーブルに着けるわけがない」とわだかまりを残す。

 自民市議団幹部も「協議に乗ったとたん、手のひらを返しかねない。常に新しい敵を見つけるのが彼のスタイルだから」と不信感は根深い。

 一筋縄ではまとまりそうにない他党との連携協議。難関を前に、維新幹部は語る。「5月議会を見据え、この1カ月が勝負になる」

(2011年4月12日 08:42

1515チバQ:2011/04/13(水) 23:50:35
http://www.nara-np.co.jp/20110413095357.html
新風求めた県民 - 県議選振り返って/2011統一地方選
2011年4月13日 奈良新聞

 新知事、新県議が決まり、新しい県政の構図がスタート―。改選前の議席(22人)を維持した自民党、現職2人が落選するなど退潮が目立った民主党(8人)など、各党明暗を分けた統一地方選挙前半戦の県議選が終わり、新県議44人が12日、当選証書授与式で顔を合わせた(一部代理出席を含む)。東日本大震災や福島原発事故の影響で自粛ムードの選挙だったとはいえ、選挙区によっては保守分裂や党内競争など激戦模様となり、無党派層から「県議会に風穴を開けてほしい」の期待を集め、当選した新人らの姿も。出席者の声などから、注目の選挙区を中心に県議選をいま一度振り返った。

 各党が候補者をそろえ、最大の激戦区となった山辺郡・奈良市選挙区(定数11)。1万6000票を超す大量得票で支持の厚さを見せつけた元職の鍵田忠兵衛氏に続き、「みんなの党」の現職、浅川清仁氏も1万3000票を獲得した。既成政党離れや、関西広域連合参加の訴えなどが、無党派層に浸透したとみられる。父子2代の自民党県議だが、引き継いだ建設業界の支援も萎え、前回は地元後援会中心の運動。昨年離党し、みんなの党に移ってからは「浮動票の多い奈良市西部を中心に駅前などでひたすら政策宣伝した。広域連合参加と議員報酬・定数削減の2点に絞り訴えたのが受け入れられた」と話す。ベテランの出口武男氏ら存在感のある自民現職4人と保守票を競り合いながら、無党派層に一定の支持を得…

1516チバQ:2011/04/13(水) 23:51:55
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110412/osk11041202380002-n1.htm
堺市議選 民主、相次ぐベテラン落選
2011.4.12 02:38
 大阪維新の会の躍進ぶりが鮮明となった堺市議選。52人の当選者の党派別内訳は、維新13人(改選前7人)▽公明12人(同13人)▽共産8人(同8人)▽自民7人(同4人)▽民主5人(同11人)▽無所属7人(同8人)▽みんな0人(同1人)−となり、選挙前と比べて勢力図が激変した。

 維新は、西、南、北、美原の各選挙区で候補者がトップ当選を飾る圧倒的強さ。「橋下徹知事のパワーが炸裂(さくれつ)した」(竹山修身市長)というように、知事の人気も背景に各候補が躍進を果たした。

 これに対して民主は、ベテラン議員が相次いで落選し、当選した現職候補も得票数を大幅に減らすなど、改選前の約半数となる5議席に落ち込んだ。

 自民は改選前の4議席から7議席に伸びたが、現職2人は落選、新人5人が当選した。公明、共産は、それぞれ現職が全員当選、改選前の勢力をほぼ保った。みんなは改選前の1議席を失った。

 橋下知事は記者団に対し、「大阪都構想は白紙」と発言したが、堺市分割を掲げる都構想は今後、堺市議会でも焦点になるとみられ、各党が都構想をめぐる議論にどう対応するか注目されている。

1517チバQ:2011/04/14(木) 00:00:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000056-san-l26
京都市議選 地域政党、新風起こす
産経新聞 4月12日(火)7時56分配信

 前回よりも7人多い98人が立候補した京都市議選。第一党をめぐる自民党(改選前22議席)と共産党(同19)との争いは、23議席を獲得した自民に軍配が上がり、共産は逆に議席を15に減らす結果となった。躍進を狙った民主党(同14)は1議席減となり、公明党(同12)は狙い通りの12人全員当選だった。結局、改選前に近い勢力図となったが、地域政党の「京都党」が4議席、みんなの党が1議席を獲得し、新風を起こした。

 11選挙区中で唯一、京都党を含む7党がひしめいた左京区(定数9)は、京都党代表の村山祥栄氏が全選挙区中の最多得票でトップ当選。また自民対共産が3人ずつを立てて競り合い、自民1人が落選したのに対し、共産は現職3人がかろうじて全員当選した。

 一方、現行の定数(12)になって以来最多の20人が立候補した伏見区では、共産が4人を立てて躍進を狙ったが、当選4回のベテラン議員を含む3人が共倒れとなる大誤算。逆に自民は現職3、元職1の4人が全員当選し、第一党維持の原動力となった。このほか公明が3人全員当選、民主は4人中3人当選と、まずまずの結果だった。

 民主、自民、共産各2人と公明1人の計7人が争った山科区(定数6)は、民主現職が落選。民主は中京区(同5)でも2人が共倒れするなど、厳しさが随所に見られた。

1518片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/14(木) 08:55:28
辛坊としても出る気があるように思えるなぁ。
辛坊が出なくて中田宏になったとしても平松や自民勢力よりは強いだろうなぁ。

大阪都構想実現へ 辛坊氏にタッグ指名
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/04/14/0003957249.shtml

 大阪府の橋下徹知事(40)が13日、今年秋にも知事を辞職し、大阪市長選と知事選のW選挙を行いたい意向を明かした。さらに自身の市長選へのくら替えや、懇意の間柄である元読売テレビ解説委員長でキャスターの辛坊治郎氏(55)の、いずれかの選挙への出馬を期待する考えも表明した。

  ◇  ◇

 橋下知事の頭の中には、やはり辛坊氏との“二巨頭体制”があった。この日、府庁で記者団に対し、「大阪秋の陣で、もう一回民意を問いたい」と発言。任期満了となる来年2月を待たずに辞職し、今年11月ごろに予定される大阪市長選との「W選」に持ち込む考えを示した。

 橋下知事は、かねて知事を辞職し市長選に出馬する構想を明かしていたが、今回は共闘相手として辛坊氏と前横浜市長の中田宏氏(46)を指名。特に辛坊氏に関しては、「市役所改革に並々ならぬ意欲を持っている方」と改めて高い評価を示した上で、大阪市との対決姿勢を鮮明にしている自身と志が同じだと強調。「出てもらえれば、市民の多くも支持すると思う」と、擁立の意思を明確にした。

 ただ、誰がどの選挙に出るかについては「現段階では何も決まっていない」と述べるにとどめた。

 橋下知事は、12日にも読売テレビの情報番組で辛坊氏に“ラブコール”を送っていた。辛坊氏は13日朝、レギュラーを務める同局の情報番組「す、またん!」で「天命のない人間が政治をやるとむちゃくちゃになると、中央を見てればわかるじゃないですか。天命のない人間が政治をやっちゃダメなんですよ」と、立候補については否定的な発言をした。

 とはいえ、辛坊氏は今年1月、本紙の取材に対し、自身の出馬について「もし私が立候補するということを言いだしたら、ああ、この男はそこまでの覚悟を固めたんだな、と思っていただいてかまいません」と、完全には否定しなかった。橋下&辛坊の共闘体制となれば、知名度は抜群。“大阪秋の陣”の主役になることは、間違いなさそうだ。

(2011年4月14日)

1519チバQ:2011/04/14(木) 12:44:58
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110414/20110414019.html
維新+1会派で採決 府議会過半数で橋下知事方針
2011年4月14日
 大阪府の橋下徹知事は13日、自らが代表を務める「大阪維新の会」が府議会の過半数を確保したことで議案が単独採決できると「議会がいらなくなる」と述べ、知事提案については維新と最低一つの会派の合意がなければ原則採決できないようにする方針を示した。

 維新は統一地方選で府議会の定数109のうち57議席を獲得。橋下知事は、議会での採決について「過半数を取ったからこそ丁寧にやらなければならない」とし、職員側が維新議員のみを重視したりしないよう、「維新プラス1会派以上の合意」を徹底するという。

 ただ、「ここぞというときは超例外的に過半数で突破する」点についても言及。また、議員提案は「議会の判断」として単独採決に関与しない考え。

 これにより、改選前に橋下知事が提案して否決された府立成人病センターの移転建て替え問題については、移転を目指す場合は他会派の同意を求める方針。一方、5月議会で維新が再提出する予定の府議会定数削減の条例改正案は可決する見通しに変わりはない。

1520チバQ:2011/04/14(木) 12:46:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110413-OYT8T01040.htm
統一選2011 26人で自民県議団結成へ

知事へ強硬姿勢可能に 分裂不安抱く幹部も


5月10日に臨時会が開かれる議場。各会派が知事とどんな議論を戦わせるのか、注目される(県庁) 10日に投開票された県議選で当選した新議員47人による新しい県議会の構成が13日、ほぼ固まった。自民党は公認・推薦の25人に無所属の1人を合わせた26人で、会派「自民党県議会議員団」をつくる方針。これまで数々の局面で嘉田知事と対立してきた同党が、会派として4年ぶりに過半数を獲得したことで再び、嘉田県政への強気な対応が可能となった。ただ、会派が分裂した過去もあり、結束を維持できるかなど不安定要素も捨てきれず、勢力を弱めた知事与党の民主党、対話の会は「自民の出方を見守りたい」としている。(浦野親典)

 自民側に合流する無所属は、米原市選挙区の赤堀義次氏(73)で、過去に自民公認で県議選に立候補している。その他の会派は▽民主党・県民ネットワーク12人▽対話の会・びわこねっと5人▽公明党2人▽みんなの党1人▽無所属1人――とみられる。

         ◇

 「議案の修正案も出せるし、否決もできる。考えをしっかりと示せばいい」

 この日、大津市内で開かれた自民県連の会合。知事に対して「是々非々」で臨む方針を再確認したが、あるベテラン県議は「強硬姿勢を見せることも時には必要だ」とも発言した。

 議会での発言権が強まる一方、県連幹部らが不安視するのが〈党内分裂〉だ。

 2009年夏の衆院選直後、自民系会派(19人)で運営に反発した若手ら11人が離脱、別の保守系会派の2人と新会派をつくった。2会派が10年3月に一本化された後も、会派内で新たなグループをつくろうとする動きがあったという。

 そうした経緯はこの日の会合でも話題に上ったといい、石田祐介幹事長は「新人議員も多く、会派が一枚岩であることが大切だと説明していきたい」と話す。

 会合では、最大会派として議長を送り出す方針を確認したものの、副議長ポストの取り扱いが決まらず、ある県連幹部は「会派が大きくなると、ポストへの執着も出る。調整は難しくなる」と心配する。

         ◇

 一方、知事与党側はこの日、対話の会の清水鉄次代表と民主党・県民ネットワークの中沢啓子代表が県庁で顔合わせした。清水代表は「自民が定数、議員報酬の削減などを実行するか、注目したい」とし、中沢代表は今後も知事与党のスタンスで臨む姿勢を見せた。

 自民が過去に主導権を握った際、議会を流会にしたり予算の修正案を可決したりする動きはあった。だが知事周辺では「焦る必要はない」とみる。昨夏の知事選後、嘉田知事に近い自民系議員らで組織をつくる動きもあり、「自民系の新議員の中には、理解を示してくれる人も少なくないはずだ」と期待している。

(2011年4月14日 読売新聞)

1521チバQ:2011/04/14(木) 22:33:14
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001104140001
民主候補運動員 買収容疑で逮捕
2011年04月14日

 10日に投開票された府議選で現金を支払って運動員2人に選挙運動をさせたとして、府警は13日、大阪市阿倍野区松崎町4丁目、パート従業員森田美江子容疑者(47)を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕し、発表した。


 陣営関係者らによると、森田容疑者は府議選大阪市阿倍野区選挙区に民主党公認で立候補し落選した堀川優美氏(27)陣営の運動員。


 捜査2課によると、森田容疑者は今月上旬、運動員2人に選挙運動の報酬として現金計十数万円を渡した疑いがある。同課は森田容疑者が2人に自転車や徒歩で候補者名を連呼させるなどしていたと説明している。


 森田容疑者の認否について同課は「捜査に支障があるため明らかにできない」としている。

1522チバQ:2011/04/14(木) 22:39:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20110413-OYT8T01040.htm
統一選2011 26人で自民県議団結成へ

知事へ強硬姿勢可能に 分裂不安抱く幹部も


5月10日に臨時会が開かれる議場。各会派が知事とどんな議論を戦わせるのか、注目される(県庁) 10日に投開票された県議選で当選した新議員47人による新しい県議会の構成が13日、ほぼ固まった。自民党は公認・推薦の25人に無所属の1人を合わせた26人で、会派「自民党県議会議員団」をつくる方針。これまで数々の局面で嘉田知事と対立してきた同党が、会派として4年ぶりに過半数を獲得したことで再び、嘉田県政への強気な対応が可能となった。ただ、会派が分裂した過去もあり、結束を維持できるかなど不安定要素も捨てきれず、勢力を弱めた知事与党の民主党、対話の会は「自民の出方を見守りたい」としている。(浦野親典)

 自民側に合流する無所属は、米原市選挙区の赤堀義次氏(73)で、過去に自民公認で県議選に立候補している。その他の会派は▽民主党・県民ネットワーク12人▽対話の会・びわこねっと5人▽公明党2人▽みんなの党1人▽無所属1人――とみられる。

         ◇

 「議案の修正案も出せるし、否決もできる。考えをしっかりと示せばいい」

 この日、大津市内で開かれた自民県連の会合。知事に対して「是々非々」で臨む方針を再確認したが、あるベテラン県議は「強硬姿勢を見せることも時には必要だ」とも発言した。

 議会での発言権が強まる一方、県連幹部らが不安視するのが〈党内分裂〉だ。

 2009年夏の衆院選直後、自民系会派(19人)で運営に反発した若手ら11人が離脱、別の保守系会派の2人と新会派をつくった。2会派が10年3月に一本化された後も、会派内で新たなグループをつくろうとする動きがあったという。

 そうした経緯はこの日の会合でも話題に上ったといい、石田祐介幹事長は「新人議員も多く、会派が一枚岩であることが大切だと説明していきたい」と話す。

 会合では、最大会派として議長を送り出す方針を確認したものの、副議長ポストの取り扱いが決まらず、ある県連幹部は「会派が大きくなると、ポストへの執着も出る。調整は難しくなる」と心配する。

         ◇

 一方、知事与党側はこの日、対話の会の清水鉄次代表と民主党・県民ネットワークの中沢啓子代表が県庁で顔合わせした。清水代表は「自民が定数、議員報酬の削減などを実行するか、注目したい」とし、中沢代表は今後も知事与党のスタンスで臨む姿勢を見せた。

 自民が過去に主導権を握った際、議会を流会にしたり予算の修正案を可決したりする動きはあった。だが知事周辺では「焦る必要はない」とみる。昨夏の知事選後、嘉田知事に近い自民系議員らで組織をつくる動きもあり、「自民系の新議員の中には、理解を示してくれる人も少なくないはずだ」と期待している。

(2011年4月14日 読売新聞)

1523チバQ:2011/04/14(木) 22:43:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000183-mailo-l29
検証’11県議選:民主、風吹かず 広域連合、対応バラバラ /奈良
毎日新聞 4月14日(木)14時2分配信

 統一地方選で逆風が予想された民主党県連は、ローカルマニフェストで関西広域連合への参加を打ち出した。危機感を感じた県議が主導、有権者の関心が高いテーマで追い風を期待した。しかし、ふたを開けると、「広域連合への参加を訴えにくい雰囲気だった」(ある県議)という。
 終盤、知事選の現職、荒井正吾氏(66)が奈良、橿原両市で開いた決起大会には、滝実県連代表ら幹部が応援に駆けつけた。荒井氏は広域連合には不参加の立場だ。滝氏は「荒井さんは大した知事だ」、前川清成参院議員は「知事選を広域連合に参加するかしないかの県民投票にしてはいけない」と訴えた。荒井氏や複数の県議を推薦した連合奈良も参加には慎重だった。
 一方、山下力・同党県議団長らは、参加を掲げる県医師会長の塩見俊次氏(61)の支援に回った。
 広域連合を巡って「バラバラの状態」の印象を与えることになった同党。改選前の9議席から倍増を目指し、15人を擁立したが、当選は8人。特に山辺郡・奈良市選挙区では4人のうち、現職の県連幹部ら2人が落選。複数の県議は「なぜ逆風なのに倍増計画を修正できなかったのか」と憤る。【阿部亮介】
 ◇自民堅調も“1減”
 県議会第一党の自民党は、公認・推薦計25人擁立。ベテラン議員を中心に強固な後援会組織をフル稼働させ、22人が当選した。しかし、現職2人、新人1人が落選し、引退の1人を含めると、改選前の23議席から1議席減らした。
 最大の課題は、毎年6月定例県議会にある議長選で一枚岩になれないことだ。昨年も議長選を巡って会派が分裂。改選後は「自民党」が12人、「自民党改革」が5人、「自民党未来」が3人となった。推薦で当選した新人と元職の2人がどの会派に入るかは未定で、会派間の綱引きが始まる。ある県連幹部は「ベテランを中心に議長になりたい人が多い。議長選を巡って混乱するなら、1回で数年後の議長まで決めてしまうのも一つの手だ」と言う。
 公明、共産、社民の3党は改選前の議席を維持。広域連合への参加を訴えたみんなの党現職、浅川清仁氏は前回より4000票以上増やして当選。同様に参加を訴えた無所属で県・市民オンブズマンの元代表幹事、阪口保氏も初当選した。広域連合の議論や議会改革で力を発揮できるかが注目される。

4月14日朝刊

1524チバQ:2011/04/14(木) 22:49:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000264-mailo-l29
検証’11知事選:広域連合、関心高まる 良いことなら方針転換も /奈良
毎日新聞 4月13日(水)16時59分配信

 知事選終盤の6日、現職の荒井正吾氏(66)は河合町で開かれた県議候補の個人演説会で、1885(明治18)年に起きた大和川の水害を持ち出した。当時、大阪府に編入されていた奈良県でも被害が出たが、「復興予算が上流に付かなかった。大阪府の議会で予算配分したが、奈良出身の議員が少なく、政治的に決められた歴史がある」
 この話を引き合いに、関西広域連合への不参加を改めて説明。「奈良の財源、人は県民のため、外(広域連合)ではなく、県下に投入したい」と締めくくると、集まった約150人から大きな拍手が起こった。
 広域連合への参加を掲げた県医師会長、塩見俊次氏(61)の出馬により、参加の是非は知事選の最大の争点になった。塩見氏は「東日本大震災の災害救援や救急医療を考えると、広域連合への参加は必要だ」と、この問題に絞って訴えた。一方、共産推薦の元県議、北野重一氏(73)は、広域連合よりも原子力行政の転換などを強調した。
 荒井氏は、不参加の理由を説明する場面が増え、内容は演説の地域によって少しずつ変わった。過疎化が進む県南部では「広域連合に入ると、南部に目が行かなくなる」と訴え、南部振興策に期待を寄せる有権者の支持を集めた。
 一方、大阪へ通勤・通学し、約18万人いるとされる「奈良府民」が多い生駒市や奈良市など県北部では、中身を吟味するより参加を求める声が多く、荒井氏の主張は浸透しなかった。奈良市の近鉄奈良駅前では、有権者から「何で広域連合に入らないの」と聞かれる場面もあった。
 その結果、吉野郡や宇陀郡などでは、荒井氏が塩見氏の倍以上の得票を得たが、生駒市では塩見氏が荒井氏を約1400票上回る約2万800票を獲得。奈良市でも約6万3700票を得て、荒井氏と約3000票差まで迫った。
 昨年12月に設立された関西広域連合は、今年2月に予算が成立し、今年度から動き始めた。荒井氏は11日の記者会見で、県議会での議論を踏まえ、「奈良に良いことなら従う」と、方針転換の可能性も示唆した。「広域連合の実態が不明で、県民に説明しにくい」とも述べたが、選挙戦を通じて広域連合への関心は高まったと言える。事業効果などを検証し、県民に説明する努力が求められる。
    ◇
 統一地方選前半戦の知事選と県議選が10日に投開票され、新知事と新県議が決まった。選挙戦を振り返り、今後の課題を探った。

4月13日朝刊

1525チバQ:2011/04/15(金) 12:08:54
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110415/20110415018.html
維新“秋の陣”へ一気 落胆の民主、対応に困惑
2011年4月15日
 橋下徹大阪府知事が代表を務める大阪維新の会は13日夜の全体会議で、知事選と大阪市長選のダブル選を念頭に置いた今後の政治活動を確認。統一地方選で躍進し、この日初顔合わせとなった府議と大阪、堺両市議計100人を前に橋下知事があいさつし、士気を高めた。一方、議席を大幅に減らした民主党の府議団が14日開いた総会は、新人議員の紹介などにとどまり、今後の対応は俎上(そじょう)に載らず。知事の一連の言動に「役者やな」と恨み節がもれた。


大阪維新の会で全体会議であいさつする代表の橋下知事=13日午後、大阪市中央区
■信を問う
 「僕が出るかどうかは別にして市長選に合わせて知事を辞職し、ダブル選を設定する」

 大阪・ミナミのホテルに一堂に会した維新の会の議員に対し、橋下知事は来年2月の任期を待たずに辞職し、今年11月にもある大阪市長選に知事選をぶつける考えを表明した。

 「大阪市役所を有無を言わさず縛れるような大綱をきちんと確定することが大阪秋の陣になる」と知事は続け、松井一郎幹事長が「大阪都構想、ワン大阪に向けて取り組まなければいけない」とあくまでも都構想の実現が目標であることを強調した。

 知事が描くのは、府市議会の5月定例会で大都市制度の在り方に関する協議会を設置して他会派と協議入りし、9月上旬までに一つの「大綱」をまとめる−というシナリオ。「どうしても一つにならなければそれぞれの立場で信を問う機会がダブル選だ」と位置付ける。

■第4党の憂うつ
 「民主党への批判の受け皿として維新の会に流れた」

 府議会民主党の議員団総会に出席した党府連の土師幸平幹事長は総会後、ため息交じりに統一地方選前半戦を振り返った。

 民主党の議席は府議会(定数109)で24から10、大阪市議会(86)で20から8、堺市議会(52)で10から5へそれぞれ大幅に減少。改選前まで維新に次ぐ第2党だった府議会は、第4党に後退した。

 土師幹事長は、橋下知事が呼び掛ける意向を示した協議について「都構想の中味ができた段階で話し合いに応じるのはやぶさかでない」と話すが、一方で「(都構想を)白紙に戻すと言ったが、あれどういう意味だ?」と知事の発言を捉えかねている。

 維新が大阪市議会の過半数に届かず、知事が口にした敗北宣言に、民主党府議団の間には「下手に出てポーズを取っている」と警戒感が広がるが、府議会では過半数を得た維新の勢力拡大に「対応が難しい」と困惑の色は深い。

 一気呵成(かせい)の維新に対し、落胆ムードが漂う民主党府連。16日に会合を開き、17日告示の統一地方選後半戦に向けて立て直しを図る。

1526チバQ:2011/04/15(金) 21:55:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000225-mailo-l25
’11統一地方選:自民会派、26人に 議会改革へ超党派連携も−−県議会 /滋賀
毎日新聞 4月15日(金)14時38分配信

 10日投開票の県議選(定数47)で議席の過半数を奪還した自民勢力の会派構成が固まった。公認・推薦した25人に無所属の元県議長を加えた26人で、15日に当選者が集まり、今後の会派運営の方針を話し合う。幹部らは議会改革に向けて党派を超えた仕組み作りも視野に入れており、議会運営のリーダーシップを発揮しようと準備を進めている。【安部拓輝、稲生陽】
 会派には公認20人と推薦5人に加え、返り咲きを果たした無所属の元県議長、赤堀義次氏(73)=米原市選挙区=も加わる。
 前回選では過半数を割り込み、現在は20人に減ったが、一気に盛り返した。県連幹部によると、会派の名称は「自民党県議会議員団」とする予定。執行部の議案を否決できる勢力を得たが、当選者には「数におごるべきではない」という意見が強い。議会側からの条例提案力の強化を目指すある幹部は「単独行動より協調が大事。超党派の部会を設け、政策作りを進めたい」と語る。
 ただ、一部の新人は現職議員が作った定数削減などの選挙公約に抵抗感を示しており、15日に開く当選者の会合で議会改革の進め方について議論を深める方針だ。
 初の議席を獲得したみんなの党の蔦田恵子氏(49)=大津市選挙区=は単独で会派を構える。無所属の木沢成人氏(38)=東近江市選挙区=は引き続き無所属で活動。対話の会や民主などから支援を受けた無所属の井阪尚司氏(57)=蒲生郡選挙区=は、所属会派について政党関係者らと協議を続けている。

4月15日朝刊

1527チバQ:2011/04/15(金) 21:56:10
http://www.asahi.com/politics/update/0415/OSK201104150036.html
大阪市長選、自民が独自候補擁立検討2011年4月15日13時40分

 自民党大阪市議団の多賀谷俊史幹事長は15日、今年11月ごろにある大阪市長選で、自民として独自候補の擁立を検討する意向を明らかにした。大阪府の橋下徹知事が率いる大阪維新の会では、橋下氏自身が市長選にくらがえ出馬する方向で検討しており、自民が候補を出せば平松邦夫市長の再選は厳しい情勢となる。

 多賀谷氏は朝日新聞に、市長選への対応として「独自候補の擁立を模索したいと考えている」と語った。「自民市議団は反・大阪都構想で当選してきた」とも語り、橋下氏が市長選に出馬した場合は、対決を辞さない構えを示した。

 一方、平松市長が再選を目指す場合、支援するかどうかは「現時点では対応は白紙。まずは市長がどんな政策を掲げるかだ」と述べるにとどめた。

 平松氏は2007年に民主などの推薦で、自公が支援した現職を破り当選したが、現在は民主と自公の3会派を議会運営の基盤とする。先の市議選でも自民候補の応援演説に入った。

 現時点で平松氏は再選出馬の意思を明言していないが、仮に立候補するなら「自民、公明、民主3派の支援が理想」(民主市議団幹部)とみられている。

 だが維新の会が府議会で過半数、市議会で第1党に躍進したのをうけ、自民、公明両党の間では急速に「平松氏では維新の会の市長候補に勝てない」という声が強まっていた。公明市議団幹部は14日、市長選への対応について「何も決まっていない」と話した。

 10日に投開票された市議選の結果、自民は17人で、維新の会(33人)、公明(19人)に次ぐ第3党。

 一方、橋下氏は15日、自らの市長選出馬について「その時の状況で判断する。最後にどのカードがよいか見極める」と報道陣に述べた。

1528チバQ:2011/04/15(金) 23:07:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000145-mailo-l28
’11統一地方選:W選17日告示、明石市政の課題 駅前再開発 /兵庫
毎日新聞 4月15日(金)12時31分配信

 ◇活性化につながるか−−財政圧迫、重荷の懸念も
 統一地方選第2ラウンドの市長選と市議選が17日に告示される明石市。人口約30万人都市の玄関口、明石駅前南地区で進められる行政主導の再開発事業の行方が、市政の課題として浮上している。再開発が中心市街地の活性化につながるのか。それとも市の財政を圧迫し重荷となるのか。告示前に課題を追う。 明石駅南側を出ると、05年8月末に閉店したダイエー明石店が入っていた雑居ビルが目に飛び込む。大半が空きフロアの老朽ビル周辺は夜のとばりが下りるとうら寂しく、1日10万人が利用する駅の目抜き通りに面しながら「都心の空洞化」の象徴となっている。
 この旧ダイエー跡地を含んだ駅前南地区再開発事業の都市計画案が今年3月25日、都市計画審議会(安田丑作会長)で可決された。整備区域は同市最後の一等地とされる約2・2ヘクタール。区域西側に店舗や市役所窓口を設ける商業・行政サービス棟(6階建て)、東側に32階程度のマンション(約200戸)を建設する。
 「まちの顔」明石駅前の再生を懸け、北口寛人市長2期目の08年に動き出した。事業費は254億円で市の負担額は127億円に上る。市の年間予算の約13%に相当する額だ。
 この区域の約200メートル東には、やはり行政主導の再開発事業で10年前に完成した複合ビル「アスピア明石」がある。期待していた大手百貨店の出店が実現せず、市が当初描いた構想とかけ離れたものになった。一方で、市がアスピアに投入した資金は、再開発組合への貸付金の債権放棄も加えて約160億円。現在も運営する第三セクター会社に年間約1億円あまりの補助金を支出している。
 市は今回の南地区で負担する127億円の財源について、「基本的には市債で賄う。20年間で返済して、一般財源への影響を避けたい」としながら、国、県の補助金を当て込む。その一つが06年施行の改正中心市街地活性化法の活用だ。国の認定条件には「5年以内に実現のめど」とあり、南地区も10年11月〜16年3月の事業計画期間にした。しかし、多くの利害が絡む再開発事業は長期間かかり、アスピアも89年に事業決定してビルが完成するまで12年要している。これより整備区域が広い南地区が5年で事業を終えるのは困難で、ずれ込んだ場合の補助金がどうなるかは不透明だ。
 さらに、国道2号沿いのわずか200メートル隔てた距離に二つ目の再開発ビルができるのは、ようやく人の流れが向くようになったアスピアの衰退を招くのではないかとの懸念の声もある。市は「新ビルのテナントにはアスピアとは異なる業種を考えている」と棲(す)み分けを強調する。しかし、事業にかかわった市職員OBは「同じ行政主導の開発では、テナント探しで苦労したアスピアの教訓が生かされない」と疑問を投げかけ「しかも、今回は撤退の心配がない市役所窓口を“テナント”にしているとは」とあきれる。
 再開発に向け、地権者や区域内の商業者が準備組合を組織した。ある男性飲食店主(42)は「加盟する商店街と行動を共にするけど、新しいビルでお客さんに満足してもらえるか心配」と懸念しながら「駅前に再開発ビルは二つもいらない。明石には下町ふうの街づくりが似合っている」と本音を漏らす。
 計画を推進した北口市長は今期限りで引退を表明している。市は「事業をこのまま進めていくかどうかは、次の市長が判断すること」と選挙の行方を見守る。市の将来を左右しかねない計画の責任が、新市長の肩に重くのしかかる。【南良靖雄】
〔神戸版〕

4月15日朝刊

1529チバQ:2011/04/15(金) 23:08:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20110413-OYT8T00022.htm
城、イベントから脱却を


平成の大修理の影響で入城者数が激減した姫路城。市は姫路城に頼らない新しい観光資源づくりを模索している  「姫路城の大修理が始まる前は土、日曜日になれば商店街は多くの人でにぎわった。今はその半分以下」

 JR姫路駅と姫路城をつなぐ「みゆき通り」。通り沿いの93店舗が参加する姫路御幸通商店街振興組合の福田恵介理事長(51)は表情を曇らせる。

 大修理で大天守への立ち入りが禁止された2010年4月以降、観光客は激減。10年度の主な観光施設24か所の入場者は前年より約163万人減の約321万人。姫路城の入城者は、10年度が45万7588人で、09年度(156万1602人)の3分の1以下になった。

 「観光客数の落ち込みは覚悟していたが、ここまでとは……」。市幹部は動揺を隠さない。市は観光客を呼び戻すために、大天守の工事用建屋に設けた見学施設「天空の白鷺(しらさぎ)」を3月26日にオープン。瓦のふき替えなどの職人の技が間近で見られるのが魅力だ。

 また、11月12、13日には姫路城周辺でB級ご当地料理の祭典「B―1グランプリin姫路」が開かれる。昨年9月に神奈川県厚木市で開かれた前回大会では2日間で約45万人が訪れ、経済効果は約36億円に上る盛況ぶり。姫路市は今年度最大のイベントとして期待をかける。

 だが、東日本大震災で事態が一変した。天空の白鷺では震災以降、関東地方を中心に団体客の予約取り消しが相次ぎ、ゴールデンウイークの約1万5000人分の予約のうち約3000人分がキャンセルされた。

 B―1グランプリも、前回出場した「石巻焼きそば」(宮城県石巻市)などの被災地の団体の参加が懸念されており、「以前から課題だった城や大きなイベントに頼らない観光の必要性が、ここにきて浮き彫りになった」と内海将博・市商工観光局長は打ち明ける。

 市は観光の新たな魅力づくりに数年前から取り組んでおり、ものづくりの現場を観光資源として見直す「産業観光」に着目。瓦作りが体験できる製瓦会社などの工場見学や夜景の美しい臨海工業地帯などを紹介するパンフレットを作成し、1月にPRを始めた。

 また、市の外郭団体「姫路観光コンベンションビューロー」と連携し、「体験型観光」にも力を入れ、昨年、同ビューローは市民団体からアイデアを募り、観光客に忍者装束を着てもらい、手裏剣投げなどを楽しんでもらう「忍者体験」などの5件を採用した。

 こうした観光施策は始まったばかりで、内海局長は「決定打がない状態で今は試行錯誤を繰り返すしかない」と厳しい表情で語った。

 観光行政に詳しい石森秀三・北海道大観光学高等研究センター長は「レジャーの多様化で観光客にとって観光地の選択肢が増えている中で、世界遺産・姫路城頼みでは地域間競争に勝ち残れない。修理期間中だけの急場しのぎではなく、20〜30年先を見越した新しい観光資源を掘り起こすことが重要だ」と指摘する。

     ◇      

 統一選後半戦の姫路市長選が17日に告示、24日に投開票される。無投票だった前回とは一転し、現職と新人3人が立候補を表明し、8年ぶりの激戦になりそうだ。長引く不況に加え、東日本大震災の影響が各地で深い影を落としており、播磨地域も例外ではない。国家的な危機の中で、市民は新市長にどんなリーダーシップを求めるのか。市政の課題を探った。

(2011年4月13日 読売新聞)

1530チバQ:2011/04/15(金) 23:09:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20110414-OYT8T00326.htm
津波にも強いまち急務

臨海部にまちが広がる芦屋市。東日本大震災を受け、市は津波対策の強化に乗り出す


 鉄筋の建物があめ細工のようにひしゃげていた。3階建てビルの屋上に、津波に押し上げられた車が取り残された。まちが、人の営みが、かき消えていた。

 東日本大震災から3週間が過ぎた今月2日、被災地・宮城県石巻市。支援に訪れた芦屋市防災安全課課長の大上勉は立ちすくんだ。「あまりにも被害の規模が阪神大震災と違いすぎる……」

 被災3週間で、阪神大震災ではJRが大阪から神戸市の住吉駅まで運転を再開し、復興の槌(つち)音(おと)が響いていた。一方、今回は行方不明者が1万人を超えたまま、捜索が続く。

 芦屋市は阪神大震災からの復興で、地震に強いまちづくりを進めてきた。

 災害対策のバイブルともいえる地域防災計画は改定を重ねた。阪神大震災を教訓に避難所運営や救援物資の輸送についても書き加え、3倍以上の約1000ページに膨らんだ。東西たった2・5キロの市域に、がれき撤去に使う機材や水・食糧、簡易トイレなどを備蓄した防災倉庫40か所を設けた。

 「被災地として地震対策に取り組んできた自負がある」と、大上は言う。

 しかし、東日本大震災は世界最大級のマグニチュード(M)9・0。地震対策の想定だったM7・3の「阪神」レベルをはるかに上回った。さらに、津波対策は後回しになってきた。国が東南海・南海地震に向けた津波対策を自治体に求めた2005年、市はようやく津波に目を向けた。

 南海地震を想定した県の試算では、高さ3メートルの津波が芦屋市を襲うが、市は高さ5メートルの防潮堤で阻めると考えてきた。「念のために」と、民間マンションなど3階以上の鉄筋の建物を「津波避難ビル」に指定したのは3年前からだ。

 東日本大震災では、岩手県宮古市で「万里の長城」と呼ばれた高さ約10メートルの防潮堤が津波にのみ込まれた。

 市幹部は「防潮堤を高くするといったハード面の整備は限界がある。行政の力だけではまちは守れない。住民の協力が不可欠だ」と話す。

 今後の津波対策で、市が関心を寄せているのは、青森県八戸市だ。

 同市は2010年2月のチリ地震津波で約3万人に避難指示を出したが、避難者はたった約700人。約1年後の東日本大震災では高さ6・2メートルの津波が牙をむいたが、約1万人が避難し、死者・行方不明者は2人にとどまった。チリ地震津波以降、同市は住民向けの勉強会で津波の恐ろしさを発信し続けたという。

 「揺れたらすぐに逃げるという意識が短期間で市民に行き渡った。どうやって意識改革ができたのか、取り組みを学びたい」と、支援のために同市を訪れた芦屋市危機管理担当課長の今石佳太は驚く。

 がれきのまちから立ち上がった芦屋。今度は、津波にも負けないまちづくりを目指す。

 大上は言う。

 「阪神大震災から16年、市民と一緒に地震に強いまちを作ってきた。津波対策はこれからだが、阪神大震災の経験を生かせば、きっと、できる」

(敬称略)



 全国屈指の住宅地として知られる芦屋市で17日、市長選、市議選が告示される。「ブランド都市」の安全、安心は確かか。課題を探る。

阪神大震災で芦屋市では、444人が犠牲となり、負傷者は3000人を超えた。市内の約6割にあたる約8700棟が全半壊した。特に、被害の大きかった津知町は、全半壊が町内の9割以上に及んだ。市南部の埋め立て地では液状化が発生し、建物998棟のうち942棟が、家が傾くなどの被害にあった。

(2011年4月14日 読売新聞)

1531チバQ:2011/04/15(金) 23:09:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20110415-OYT8T00067.htm
政令市 播磨の中核、知事も後押し

 「政令市への移行は大きな夢。何とか実現に向けて道筋をつけたい。まずは機運づくりから」。2010年11月、石見利勝市長は政令市への移行にかける意気込みを口にした。

 政令市になれば、県から保健・福祉、都市計画・土木、教育などの権限が移譲され、市独自で決定できるほか、事務移譲などで地方交付税も増額され、都道府県並みの権限を持つことをメリットに掲げる。区役所も設置できるため、住民には市域が広がってもきめ細やかなサービスが提供できると強調する。

 姫路市は1996年に中核市(人口30万人以上)になり、前市長時代から政令市への移行も視野に入れて周辺市町と合併を進めたが、結局、2006年の家島、香寺、夢前、安富の旧4町との合併にとどまり、人口は現在53万人。国が政令市への移行の目安とする「100万人以上、または80万人以上で将来100万人になること」には遠く及ばない。

 市がさらに合併を進めようにも、太子町の首藤正弘町長が「大合併の際に町単独の道を歩むことにした」などと言うように、周辺市町の合併熱は冷めており、大幅な人口増は望めない。



地方分権の時代に中核市から政令市を目指す姫路市。新市長の手腕に53万人の未来がかかる(JR姫路駅周辺で、本社ヘリから) だが、石見市長は「移行は可能」と強気だ。背景には国や県の対応の変化がある。

 国は、1956年に制定された同法の「50万人以上」の人口条件で政令市などを定めることが妥当かどうかを、総務大臣をトップにした地方行財政検討会議で今後、協議する方針だ。総務省行政課は「人口はあくまでも一つの目安。大事なのは県などから権限移譲されて業務が遂行できるかどうか」と説明する。

 また、井戸知事も昨年9月の県議会で「兵庫の発展を考えると東の神戸に対し、西の姫路が大都市として機能することでバランスがとれる。姫路及び周辺の市町が自主的、主体的に取り組まれる課題だ」と発言し、後押しする。

 市は今後、西播磨5市6町の首長らが地域の課題を話し合う「西播磨市町長会」などで協力を求める考えだが、まだ具体的な動きは決まっていない。

 高寄昇三・甲南大名誉教授(地方財政学)は「姫路は播磨地域の中核を担っており、政令市の風格は十分ある。国が今後、政令市への要件をどう見直すかで周辺市町の合併への機運も変わる」とみる。

 (この連載は畑夏月、桑原卓志が担当しました)

(2011年4月15日 読売新聞)

1532チバQ:2011/04/15(金) 23:11:12
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/11touitsu/0003955888.shtml
「ポスト北口」安全対策の行方焦点 明石市長選 
 姫路、明石、芦屋の3市長選が行われる今回の統一地方選。そのうち2新人が立つ明石市では今年、11人が死亡した歩道橋事故と女児が犠牲になった砂浜陥没事故からいずれも丸10年を迎える。事故後、行政の刷新を訴えて初当選した北口寛人市長(45)は2期目の今期限りで退任。今後事故の風化が進まないか、遺族らも「ポスト北口」の行方に注目している。


 同市長選に立候補を表明しているのは、いずれも無所属新人の元兵庫県東播磨県民局長、宮野敏明氏(59)と元衆院議員の弁護士、泉房穂氏(47)。

 北口市長は8年前、前市長が両事故の責任を取って辞任した後の選挙で「遺族の痛みに寄り添うような姿勢がなかった」などと訴えて当選。遺族との関係修復を含む市政刷新を掲げた。

 就任早々両事故の遺族らと面会し、歩道橋事故の遺族には「最も大切な職務として、事故の原因究明と再発防止に取り組みたい」と頭を下げた。2期目も両事故を「市長としての原点」とし、まちづくりの基本に事故の反省と教訓を据えた。

 こうした姿勢を遺族も評価。歩道橋事故の遺族会代表の下村誠治さん(52)は「北口市長は胸襟を開いて遺族に向き合った。行政のトップが責任を認めないと、安全対策も進まない」と指摘する。

 一方、市民の間では、事故後に中止している花火大会の再開を期待する声もある。

 宮野氏は「事故の教訓を生かし、安全管理がマンネリに落ち込まないよう、職員の啓発などに取り組む。現時点では花火大会の会場確保は困難だが、子どもたちの夢を育て、まちのにぎわいに貢献するまつりを検討したい」と話す。

 泉氏は「被害者支援の条例をさらに充実させ、磨きをかけて全国に発信する。安全なまちを宣言する意味も込め、万全の安全対策を講じた上で花火も上げたいし、にぎやかなまつりを再開したい。それが事故の風化防止にもつながる」とする。

 下村さんは「新市長は、事故の反省に立った市政運営を継続してほしい。安心・安全の対策は遺族だけでなく、市民の関心も高い」としている。


明石歩道橋事故 2001年7月21日夜、明石市のJR朝霧駅南の歩道橋で、花火大会の見物客11人が死亡、247人が負傷した。

明石砂浜陥没事故 01年12月30日、明石市の大蔵海岸で、当時4歳の女児が散歩中、砂浜が2メートル陥没して埋まり、約5カ月後に死亡した。

1533チバQ:2011/04/15(金) 23:11:38
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/11touitsu/0003955886.shtml
全員政党公認・推薦なし 3市長選の立候補予定者 


政党の推薦状がなく、選挙事務所はシンプルな装い=姫路市内(撮影・中西大二)
 統一地方選の後半戦で17日に告示される姫路、明石、芦屋の3市長選は立候補予定者が全員、政党の公認や推薦を申請しない異例の事態になっている。前半戦の兵庫県議選では各党とも伸び悩み、後半戦で存在感を示したいところだが、立候補予定者らは「追い風が期待できず、政党色を出してもメリットがない」と冷ややかだ。


 これまでの市長選では、現職候補に与野党が相乗りするケースが目立った。芦屋市の現職は前回は民主、自民、公明から推薦を受けたが、今回は「一党一派に偏ることなく行政運営をしてきた。国政でねじれが生じている状況で相乗りはいかがか」と、いずれの政党にも申請しなかった。対する新人側も「素人の市民という視点で市政を変えようと思っている」との立場を取る。

 明石市長選の新人は市会の自民系、民主、公明会派から要請を受けて立候補を表明。申請すれば推薦は得られるとみられるが、「幅広い市民の支持を得ることに力点を置く」。対する別の新人は元民主党衆院議員。それでも「明石市民推薦で戦う」と説明し、やはり政党と距離を置く構えだ。

 松本剛明外相のお膝元姫路市では、4人の立候補予定者全員が政党推薦なく選挙に臨む。3選を目指す現職は、初当選では松本氏の個人的な支援を得たが、「市民の利益が何より大切」として政党推薦は一度も受けていない。各陣営からは「政党の公認や推薦があると組織選挙と映り、受けが悪い」「政党の公認、推薦をもらうと、足かせになる」などの声が上がる。

 こうした各市長選の流れに対し、政党関係者は「候補者側からの依頼がない以上、動きようがない」と話している。

1534チバQ:2011/04/15(金) 23:12:03
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/shakai/11touitsu/0003959553.shtml
三木市議選で注目の首長新党 前半戦は全国で躍進 
 統一地方選前半戦の焦点の一つとなった首長新党。橋下徹大阪府知事の「大阪維新の会」や河村たかし名古屋市長の「減税日本」などが議席を伸ばし、有権者の既成政党離れを印象付けた。兵庫県内では17日告示、24日投開票の三木市議選(定数18)に薮本吉秀市長が代表を務める県内唯一の首長新党「三木新党8人のサムライ」が現職3人、新人5人の候補者を立てる。市会運営をめぐり、薮本市長と市会主要会派は激しい対立を繰り返しており、選挙戦での攻防が注目される。(斉藤正志)


 大阪市を解体し、特別区に再編する「大阪都」構想を掲げた大阪維新の会。10日投開票の大阪府議選(定数109)では57議席と単独過半数を獲得した。大阪市議選(同86)でも33議席と第1党に躍進したが、目標の過半数には届かなかった。

 愛知県議選(同103)では、減税日本と大村秀章愛知県知事率いる「日本一愛知の会」の首長新党連合が現有の1から18議席に。推薦を合わせても45議席で過半数には達しなかったが、既成政党批判の受け皿として存在感を示した。

 三木新党は、東日本大震災で自粛していた街頭活動を前半戦投開票翌日の11日から再開。薮本市長は12日に市議選の立候補予定者と街頭に立ち、「既存政党の枠にとらわれず、地域のニーズを拾う政策集団になる」と訴えた。

 同市議選には14日現在、25人が立候補を予定する。このうち、三木新党を含め、市長と歩調を合わせる公明党など市長支持派は計12人。市長と対立する無所属現職は9人、ほかに共産党2人、無所属2人が立候補を表明している。

 薮本市長は「旧態依然の議会体質を変える」とアピールし、「反市長派」の有力現職の地元から新人を立てるなど対決姿勢を強める。一方、対立陣営からは、「ブームに乗った票集めの新党にすぎない」「実態は首長独裁党」と批判も上がるが、「声高に反論しても相手の術中にはまるだけ」とあえて静観する立候補予定者も多い。

 県立ひょうご情報公園都市への企業誘致や観光リゾート構想など三木新党の掲げる公約に、市議からは「大阪の都構想や名古屋の減税に比べ、具体性にかける」との声もある。兵庫唯一の首長新党を軸に過半数をめぐり、これまでにない激しい舌戦になりそうだ。

1535チバQ:2011/04/15(金) 23:20:03
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000401104140001
統一選 2011

【3市議選の課題・構図 】

【上】
2011年04月14日


建設が進む南海電鉄和歌山大学前駅。遠くに住友金属工業和歌山製鉄所(右奥)が見える=和歌山市中

  ◆進む郊外化街の活性は


  ◎和歌山市議選


 県内の統一地方選は、和歌山、橋本、新宮の3市議選が17日に告示され、後半戦に入る。いずれも地域で中核的な役割を果たしている3市が抱える課題と選挙戦の構図を探る。


 和歌山市議選(定数38)は45人が立候補の準備を進めている。定数は40から2減。現職10人が引退の意向を示し、新顔13人が名乗りを上げていることから、当選後の顔ぶれは大きく替わることが予想される。


 45人の内訳は現職30人、元職2人、新顔13人。党派別にみると民主は1人が引退し現職2人、自民は現職4人、公明は引退する2人の後任として新顔を立て、現職6人を合わせた計8人、前回5議席を獲得した共産は現職3人と元職1人、新顔2人の計6人で議席の上積みを目指す。ほかは無所属で出る見込みだ。


 3期目の大橋建一市長は、長年「塩漬け」となっていた市北部の直川用地に10社を誘致するなど企業誘致や財政再建で一定の成果を上げている。
 だが、中心市街地の空洞化には歯止めがかかっていない。その空き店舗率は3割近くに達している。


 市は空き物件を紹介する市営の不動産案内所を開設したり、中心商店街に交流スペースを作ったりしているが、まだ試みの域を出ていないのが実態だ。


 一方で、民間が市北西部で宅地造成を進める「ふじと台」は急速に人口を増やしている。南海電鉄の和歌山大学前駅も来春の完成に向けて建設中で、3年後には3万人規模の街ができる計画だ。


 郊外化の流れが一層強まる中で、街中心部のあり方が問われそうだ。現職の一人は「医療や文化がそろった高齢者が住みやすいコンパクトな街」を主張する。


 一方、新顔の中には教育関係者が多く、訴えの多くを教育問題に割くことになりそうだ。児童・生徒数が減り続けている市中心部の小中学校では、小中一貫化を視野に入れた再編の議論も始まっている。


 ある立候補予定者は「現場の教師の声を反映した市独自の取り組みをしてほしい」と話す。元教師の予定者は「学力調査の順位が低い。将来を担う人材を育てるためにはもっと予算が必要」と教育予算の充実を唱える。


 東日本大震災を受けて、防災行政無線の整備や防災計画の見直しを訴える立候補予定者も多い。選挙カーの使用を自粛することを決めた予定者もいる。(増田啓佑)

1536チバQ:2011/04/15(金) 23:20:27
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000401104150001
【3市議選の課題・構図 】


【下】
2011年04月15日


かつて新興住宅地として宅地開発された地域も高齢化が進んでいる=橋本市城山台


日中も人影がまばらな仲之町商店街=新宮市

◎橋本市議選


・「新興住宅地」も高齢化


 橋本市議選の定数は今回から2減の22。これまでに現職16人、元職1人、新顔7人の計24人が立候補準備を進めている。党派別では公明、共産が前回と同じ各2人のほかは無所属で、民主、自民の公認が決まった候補はいない。


 前回の当選者のうち、1人が昨年の市長選に、3人が県議選に転戦。また、議長経験のある上位当選者の引退も票の行方に影響しそうだ。


 橋本市の大きな課題として人口減少がある。市は大阪府と隣接し、ベッドタウンとして1980年代ごろから人口が急増。特に合併前の旧市では88年から95年にかけて毎年1千人以上増えた。ところが、99年の約7万2千人(旧市と旧高野口町との合算)をピークに減少に転じ、今年3月末は約6万8千人と毎年数百人のペースで減少が続いている。


 中心市街地の衰退だけでなく、「新興住宅地」と言われた市北部でも少子高齢化の傾向が見られる。


 市は企業誘致に力を入れているが、市によると、民営事業所数は96年から2006年の10年間で約1割減少している。


 市経済の停滞に橋本商工会議所の畑野富雄会頭(63)は「大阪中心部に電車一本で行ける利点が生かされていない」といらだちを募らせる。「高野山への通過点に甘んじている観光面の掘り起こしにも取り組んでほしい」と指摘する。


(燧正典)





◎新宮市議選


・活性化呼ぶか 複合施設


 新宮市議選(定数17)には、現職17人と新顔の3人が立候補の準備を進めている。党派別では自民1人、公明2人、共産2人、無所属15人で、民主公認候補はいない。


 定数が19から2減。任期中に1人死亡で欠員1となっているほか、市議会議長が引退を表明している。現職がそれぞれの組織を引き締めるなかで、引退議員らの票をめぐる争いが激しくなりそうだ。今回定数1で一騎打ちになった県議選新宮市選挙区では、任期途中で辞職した元自民県連幹事長の票をめぐっても争われ、無所属新顔が自民現職を破っている。


 新宮市では、市民会館や市立丹鶴小学校などの跡地に延べ床面積約1万1200平方メートルの文化複合施設の建設が計画されている。基本計画では、文化ホール、図書館、熊野地域の文化や資料を調査研究する「熊野学センター」の計三つの機能を設ける。


 市は空洞化が進む中心市街地の活性化の核と位置づけている。しかし、特に熊野学センターについて地元への波及効果を疑問視する声が、市議の中にもある。


 複合施設予定地に近い仲之町商店街で時計・楽器店を経営する福田一郎さん(51)は「多額の税金をつぎ込んでも人の流れが取り戻せるのか疑問がある」と話す。


(杉山敏夫)

1537チバQ:2011/04/15(金) 23:21:22
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000371104140001
上北村「議員のなり手がいない村」
2011年04月14日


予算案を審議した3月議会。議員のうち、6人は半円状のテーブルに、1人は議長席に座り、理事者ら(手前)とやりとりした=3月16日、上北山村役場

 ◇異例の再選挙から4年 前回が時間足りず、引き受けてなく


 議員のなり手がいない村――。前回の村議選で、候補者が定数に足りず、異例の再選挙が実施された上北山村は、不名誉な話題で注目を集めた。あれから4年。村議選(定数7)は19日告示、24日投開票される。


 「先輩方の4年間にわたるご指導、厚く御礼申し上げます」。3月16日、上北山村議会の閉会日。今期での引退を決めた福田利也氏(77)が深々と頭を下げた。4年前の再選挙で初当選した「最年長の新人議員」だ。


    ◇


 前回の村議選告示日、定数7のうち、立候補の届け出があったのは現職4人と新顔1人の計5人。定数の6分の1を超す欠員が出たため、公職選挙法の規定に基づき、再選挙が決まった。


 急きょ、村の4地区の区長が集まって対策を話し合い、住民に立候補を打診したが、引き受け手はなかった。仕方なく区長2人が立候補し、無投票で当選が決定。その1人が福田氏だった。


 あるベテラン村議は「4年前は時間が足りなくて、立候補の調整がうまくいかなかった」と振り返る。


 村議によると、村議選が近づくと、定数の空きを予想し、数カ月前から地区や親類の間で候補者の「選定」が進む。自薦よりも他薦で候補者が決まることが多いが、地区の住民や親類が「この人なら」と納得する人を選ぶには時間がかかるという。


 4年前は当初、現職1人だけが引退すると見られ、同じ地区から新顔1人の立候補が決まっていた。しかし、立候補予定者説明会の段階になって、さらに2人の現職が引退することが分かり、告示まで1カ月の期間では新たな候補者探しができなかったとい
う。


 今回の村議選にあたって、ある議員は支援者にくぎを刺されたという。「みんなの支援を受けた以上、出処進退は自分一人で決めてはいけない。支援者の意思を尊重しろ」


    ◇


 ■働き盛りに報酬16万円。酷な話


 「昔に比べると議員が割に合わない仕事になったのは確か」と別の議員は言う。
 議員報酬は県内最低水準の月16万円。1960年に3806人いた人口は681人(今年4月1日現在)まで減った。高齢化率は40%を超す。かつて就業者人口の40%を占めた林業は木材価格の低迷などで、05年に3・9%まで落ち込んだ。


 村の年間予算は最盛期の約半分の13億円。「この予算でやれることは限られている。昔は、国や県に陳情して道路やトンネルを造ってきたが、今は国や県にもそんな余裕はない」と嘆く。


 福田氏も「働き盛りの年代に、報酬16万円で議員をやれというのは酷な話。今後はボランティアの精神で議員になる人が増えるのでは」と話す。


    ◇


 ■今年は選挙戦の可能性…「無投票が一番いい」


 再選挙から4年。


 ある議員によると、定数削減の話が議員同士の雑談で出たことがあるが、立ち消えになったという。「みんな高齢だから、任期途中で亡くなったり、病気になったりすることもあるから反対した」


 3月18日の立候補予定者説明会には現職6人、新顔2人の計8陣営が出席。選挙戦になる公算が大きい。


 平成に入ってから5回の村議選で、3回は無投票だった。村で生まれ育った70代の女性は言った。「立候補予定者8人のうち、3人が親類。誰が議員になっても村は変わらない。選挙になって誰に投票したかで禍根を残すより、無投票当選が一番いい」(田中祐也)

1538チバQ:2011/04/15(金) 23:22:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20110412-OYT8T01174.htm
商業衰退、大型店も撤退
統一選 課題探る 〈5〉 大和高田市長選


昨年閉店し、フェンスに覆われたままの高田サティ跡(大和高田市で)  統一地方選は17日、県内では大和高田、五條両市長選と、生駒市など5市議選が告示され、後半戦が幕を開ける。両市長選はともに、現職と新人の一騎打ちが予想され、衰退の著しい商業や、観光の振興策などが争点になりそうだ。このうち、大和高田市の課題を報告する。(元永達夫)

 近鉄高田市駅前。商業地域の一角に、高さ約2メートルの白いフェンスで周囲を覆われたショッピングセンターの建物跡がある。昨年6月末に撤退した「高田サティ」だ。

 4階建て、総売り場面積2万2000平方メートルの大型店。だが買い物客らでにぎわった通りは、今では人通りも減った。近くの60歳代の主婦は「車に乗れる人はいいが、私は歩いて別のスーパーに行くしかない」とため息をつき、雨でくすんだ建物の壁を見上げた。

 江戸時代、市中心部を流れる高田川を利用し、大和木綿の集積地として栄えた大和高田市。繊維産業を中心に栄え、戦後間もない1948年には、奈良市に次いで県内2番目の市制を施行したほどだった。76年にオープンした「高田サティ」(当時はニチイ高田店)は、同市に買い物客を呼び込む中心的な役割を果たしていた。

 しかし繊維産業の衰退と生産拠点の海外移転で、77年にユニチカが工場を閉鎖するなど状況は年々、悪化した。

 県が発表した3月の推計人口では、同市の人口は約6万8000人。ピークの1997年から約8000人減少している。大阪への通勤圏として宅地開発が進んだ西隣の香芝市が約7万5000人で、毎年約1000人ずつ増加しているのとは対照的で、地元で不動産業を営む片塩地区振興協議会の布川清澄会長は「サティの撤退は、商都と呼ばれた高田の停滞を象徴している」と嘆く。

 片塩地区振興協議会はかつてのにぎわいを取り戻そうと様々な取り組みを進める。大型連休が始まる29、30の両日には、商店街一帯で地場産品を集めた「ものづくりの店」を開設し、餅つきやフリーマーケットなどのイベントを企画。JR高田駅前から続く天神橋商店街も空き店舗が目立つが、先月、「クラフト市&天神橋グルメ」と銘打って屋台を並べると、多くの買い物客でにぎわった。

 金物店を経営する笹岡健司さんは「通りに人の流れが戻れば、店を始めようという若者もいるはず。行政には前向きな展望を示してほしい」と期待した。

(2011年4月13日 読売新聞)

1539チバQ:2011/04/15(金) 23:23:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20110413-OYT8T01099.htm
歴史遺産、活用しきれず
統一選課題探る<6>五條市長選


江戸時代の風情を伝える新町地区の町並み。観光客誘致が求められている  17日告示される五條市長選は、現職と新人の対決が予想される。江戸時代には幕府の代官所が置かれ、幕末には攘夷(じょうい)派の志士による「天誅組(てんちゅうぐみ)の変」の舞台となったことでも知られる歴史深い土地柄。市長選では、こうした歴史遺産を生かした観光振興も争点になりそうだ。(川本和義)

 五條市の中心部にある新町地区は昨年12月、全国で88番目の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。かつては参勤交代にも利用されたという旧紀州街道沿いの約900メートルに、漆喰(しっくい)塗りの壁や格子戸の家々が軒を連ね、江戸時代の風情を伝えている。

 通りはきれいに掃除が行き届き、街角には観光客向けの案内看板も整備されている。ところが肝心の観光客の姿がほとんど見当たらない。年間の観光客数は1万人程度ともされる。

 地元で乳製品を販売する北山和生さん(60)は「以前と比べ、見違えるようになった。しかし、せっかくの町並みでも、お客さんに来てもらえないのでは仕方ない。市はもっと全国にPRしないと」と嘆く。

 問題はPR不足だけではない。吉野川中流域にある五條市は、五つの街道が交わる交通の要所で、古くから宿場街として栄えてきた。だが現代では、鉄道は1時間に1本程度のJR線が頼りで、マイカーで訪れるにも市街地に大きな駐車場もない。地元の主婦(58)は「駐車場もなければ、公衆トイレもない。市は本気で観光客を受け入れようとしているのでしょうか」と首をかしげる。

 市の出先機関で、新町地区の観光拠点「まちなみ伝承館」の上田井朗室長(46)は予算不足を嘆く。「地区で電柱の地中化を進めるにも、防火水槽などの防災面を整備するにも約20億円の予算が必要。いまの市の財政状況で、それだけの費用が捻出できるか……」

 新町地区は、地元の市民団体「五條新町地区町なみ保存会」(栗山亮作会長)などが1998年から保存活動を続け、ようやく昨年の選定にこぎ着けた経緯がある。町並みが美しく保たれているのも、同会の尽力が大きい。

 市は、新町地区を中心に、JR五條駅から商店街などを経由する「回遊型の町づくり」や、すぐそばを流れる吉野川との連携などを構想している。だが、市に求められるのは、華々しいまちづくり構想よりも、観光客に来てもらうためのPRや、駐車場の整備など、もっと基本的なことではないだろうか。

(2011年4月14日 読売新聞)

1540チバQ:2011/04/15(金) 23:25:17
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/13/20110413-051678.php
【2011統一選】10市長選の構図(上)
 統一地方選後半戦のうち市長、市議選挙が17日告示される。大阪府内の市長選は10市で行われ、前半戦同様、各市長選で激しい争いが予想されている。各市長選の情勢を3回にわたりリポートする。

 ◇池田市長選

 現職の倉田薫氏(62)=無所属=と、新人の柴田外志明氏(61)=共産推薦=の2人が立候補を表明、一騎打ちとなりそうだ。倉田氏の4期16年に及ぶ市政運営の是非や防災対策などが焦点となる。

 倉田氏は市職員の削減など行財政改革に取り組んだ実績をアピールし、持論でもある「首長20年が一つの節目」に向けて再選を訴える。

 共産などで構成される市民団体から支援を受ける柴田氏は、倉田氏の市政運営が福祉の充実に欠ける、と批判。防災面では公立小中学校の耐震化工事を最優先の公約として主張している。

 ◇高槻市長選

 無所属新人の、弁護士、浜田剛史(46)=民主、自民、公明推薦=と元市議の吉田康人(46)=みんな推薦=の両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。
 浜田氏は、奥本務市長の支持基盤を引き継ぐと見られ、3政党の推薦や連合大阪、府医師政治連盟などの推薦も得ている。検事の経歴などをアピールし、有権者に一層の浸透を図る。

 吉田氏は、過去2回市長選に出馬しており、一定の知名度を持つ。約2700票差の接戦で敗れた平成19年の前回選挙の雪辱を期し、現市政を批判し行財政改革の徹底を訴える。

 ◇吹田市長選

 無所属の現職、阪口善雄(62)=民主、社民推薦▽大阪維新の会新人で府議の井上哲也(54)▽諸派の新人で市議の石川勝(42)=みんな推薦▽無所属の新人で社会福祉法人理事の正森克也(44)=共産推薦=の4氏が立候補を予定している。

 4選を目指す現市政への評価を巡る選挙戦となりそう。阪口氏は連合大阪の推薦も得て3期12年の実績をPRする。井上氏は、党勢を生かし、公務員改革を主張。昨年11月結成の地域政党代表の石川氏は市長の多選を批判。正森氏は福祉政策の充実を訴える。

1541チバQ:2011/04/15(金) 23:25:54
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/14/20110414-051735.php
【2011統一選】10市長選の構図(中)
 ◇寝屋川市長選

 4選をめざす現職の馬場好弘氏(68)と、前回も出馬した新人の長野邦子氏(67)、初挑戦となる新人の広瀬慶輔氏(40)の無所属3人が立候補を予定。いずれも現段階で政党推薦はなく、行財政改革のあり方や福祉・教育施策を争点に激しい論戦となりそう。

 馬場氏は職員数削減による財政黒字化など3期12年の実績をアピールし、改革路線の継続を強調。廃プラ施設をめぐる民事訴訟原告らでつくる団体の支持を受ける長野氏は、福祉・教育重視の市政への転換を訴える。また、広瀬氏は市人件費の毎年40億円以上の削減や、地域で予算の使い道を決める仕組みづくりを公約に掲げている。

 ◇八尾市長選

 現職の田中誠太氏(54)と、前回も出馬した新人の永井貴美子氏(71)の無所属2人が立候補を表明。田中氏の市政運営の是非や防災対策をめぐって議論が繰り広げられそう。

 田中氏は行財政改革に取り組んだ1期4年の実績をアピールし、市政の継続を訴える。前回は民主推薦で戦ったが今回は自民など他党からの推薦も決定。着々と支持基盤を固めている。

 共産などで構成する市民団体の支持を受ける永井氏は、田中氏の市政運営を批判。大型公共事業の見直しを訴えるとともに、福祉や教育政策の充実を主張している。

 ◇藤井寺市長選

 再選をめざす現職の国下和男氏(69)と、新人の元市議、石本良介氏(64)の一騎打ちとなる見込み。

 市民病院の新築か改修かを争点に激戦となった前回の市長選に比べ、今回は、現市政の是非を問う選挙戦となりそう。

 石本氏は知人らをスタッフに草の根の活動を展開する。国下氏の市政運営に対し、「町から活力がなくなった」と真っ向から批判。対決色を鮮明に出している。

 一方、国下氏は自民、民主からそれぞれ推薦を受け、着々と体制を固めている。1期目でやり残した地域経済の活性化などを訴えの柱にしている。

 ◇大阪狭山市長選

 現職の吉田友好氏(59)は昨年9月、3選を目指して立候補を表明。ほかに立候補者の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 吉田氏は行財政改革や「市民との協働」を訴え、4年前の選挙戦で掲げた「マニフェスト45項目」をほぼ達成した手腕をアピールする。

(2011年4月14日 08:26

1542チバQ:2011/04/15(金) 23:26:25
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/15/20110415-051783.php
【2011統一選】10市長選の構図(下)
 ◇泉佐野市長選

 市長辞職に伴う泉佐野市長選には、市議の戸野茂氏(57)、元市議の高道一朗氏(52)=共産推薦=、市議の千代松大耕氏(37)=自民推薦=の無所属新人3人が立候補を表明し、三つどもえの選挙戦になる公算が大きい。

 新田谷修司前市長が府議選に出馬するため、3期目の任期を1年近く残し辞任。市長選が、統一選後半の日程で行われることになった。

 戸野氏と千代松氏は、早くから市長選を視野に準備を進め、市民への浸透を図っている。遅れて出馬を決めた高道氏も、共産支持層を固めるなど着々と準備を進めている。

 ◇高石市長選

 4選をめざす現職の阪口伸六氏(54)=無所属=と、元市議の木戸晃氏(55)=無所属=の一騎打ちの公算。

 阪口氏は、財政健全化施策や、学校校舎の100%耐震化の達成など、3期8年の実績を前面に、土地開発公社の清算事業、南海本線立体交差、河川防災対策などの実現を掲げ、支持を訴えている。

 木戸氏は、人口減が市の活力をなくしているとし、医療費助成など住民サービス向上によって、人口増を目指すとしている。また、近隣他市と連携し、臨海地域の活性化も図るとしている。

 ◇富田林市長選

 3選を目指す現職の多田利喜氏(60)のほか、情報紙編集長の久保作美氏(63)、元中学校教諭の高橋正明氏(69)の新人2氏が名乗りを上げている。

 多田氏は、現職の強みを生かし地盤の引き締めをはかる。2期8年の実績を礎に、新たな施策で市の活性化を目指している。

 久保氏は、地域情報紙の発行を通じて培った市民感覚を前面に、現市政を検証し、評価を問う。

 高橋氏は、東日本大震災の被災地に送る義援金を全市民から徴収する「人頭税」の導入などを訴え、支持拡大を狙う。

(2011年4月15日 08:05

1543チバQ:2011/04/15(金) 23:27:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110413-OYT8T00074.htm
早期健全化団体・泉佐野市の課題
関空開港に合わせて建設された泉佐野市総合文化センター内の施設。公債費の返還残高が約185億円に上り、市財政を圧迫する過剰投資の象徴的な存在となっている  関西空港開港に伴う過剰な基盤整備などで財政が悪化し、2009年度に「早期健全化団体」に指定された泉佐野市が、財政健全化計画を策定して1年が経過した。しかし、計画では既に実現が危ぶまれる改善策も出てきており、市長選(24日投開票)では、候補者が再建への確かな道筋を示せるかに注目が集まる。

 同市の全会計の起債残高や累積赤字から、基金残高を差し引いた実質的な借金は11年度末時点で、年間市税収入の約7倍にあたる1462億円に上る見込み。今後負担する借金の割合を示す将来負担比率は380%(10年度決算見込み)で、国の基準を超える府内ワースト1となっている。

 同市は09年度に19年間に及ぶ計画を策定し、536億円の収支改善に着手。国などの支援で7年間短縮できる見通しとなったが、起債した地方債の返還期間を延長したことが主因で、返還額が減ったわけではない。むしろ、1年で当初計画の誤算が明らかになってきている。

 計画では、外郭団体への出資金回収で約4億円を見込むが、財団法人・市公園緑化協会に出資金3億円の返還を要求したところ、協会側が拒否し、回収のめどは立っていない。また、関空連絡橋の国有化に伴う固定資産税の減収分(年約8億円)の補填(ほてん)を国に求めているが、期限までに回答はなく、暗礁に乗り上げたままだ。

 このほか、市有地など遊休財産の処分で51億円の改善を見込むが、うち11億円分が農業用水のため池の売却で、一部農家らから反発の声が上がるなど、実現可能性は不透明だ。

 ある市議は「計画が絵に描いた餅だと露呈し始めている。場合によっては、職員給与削減など抜本的な見直しを検討せざるを得ないだろう」と話す。

 市長選の立候補予定者は中学校給食の導入や、学校施設の耐震化など様々な公約を掲げる。しかし、財源の裏付けがなければ実現は困難で、財政再建に向けた具体的な政策論争が望まれている。(神谷次郎)

     ◎

 統一地方選後半戦は17日、市長選と市議選が告示される。府内で行われる10市長選のうち、主な市長選の課題を探った。

(2011年4月13日 読売新聞)

1544チバQ:2011/04/15(金) 23:27:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110414-OYT8T00095.htm
財政難 防災対策どこまで
高石市の課題


沿岸部に位置する高石市の街並み。埋め立て地には製油所や化学工場が立ち並び、防災力の強化が求められる(13日、高石市内で)  8年前、堺市との合併を選ばず、独立の道を選んだ高石市。「第2の夕張」も懸念された財政状況は危機的な段階を脱したとはいえ、将来的に負担しなければならない借金は府内有数の重さでのしかかる。また、沿岸部に工場が立ち並ぶ都市として、東日本大震災から防災上の課題も浮かび上がってきた。(中筋夏樹)

 同市の財政は2003年度の時点で、一般財源に占める扶助費など義務的経費の割合「経常収支比率」が109・7%と、全国の市の中で、06年度に財政破綻した北海道夕張市(109・8%)に次ぐ悪さだった。このため、市は人件費の削減など財政健全化を図ってきたが、それでも09年度の同比率は98・2%と、街づくりに使える財源はほとんどない状態だ。また、財政規模に対する将来負担すべき借金の割合は290・6%と、府内の市町村で3番目に高く、市民1人あたりの借金も51万円と4番目に高い。

 「引き続き支出を減らして財政を立て直さないといけない」と話す財政担当者が3月11日に目に焼き付けたのが、東日本大震災で炎を上げる石油コンビナートの光景だった。

 臨海部には、市の面積の半分を占める埋め立て地に製油所や化学工場が立ち並び、運河を挟んで住宅街が広がる。市の地域防災計画が想定する南海地震のマグニチュードは8・4で、津波の高さは4・8メートル。コンビナートの火災では、対岸への影響はないとしている。マグニチュード9・0だった東日本大震災のような地震が発生すれば、周辺住民や、工場地帯から避難してくる従業員の安全は守れるか――。市の危機管理担当者は「働いている人の数をきちんと把握することから始めたい」と、防災計画の見直しの必要性を感じている。

 市は、全国の市の中で最低だった小中学校の耐震化率を10年度までに100%に引き上げた。だが、幼稚園や保育所、避難所となる公民館などの耐震化は手つかずだ。限られる財源でいかに素早く対策を講じるのか。あるいは、府内の市で4番目に少ない約6万人という都市のあり方から見直す必要があるのか。市民は市長選の論戦に注目している。

(2011年4月14日 読売新聞)

1545チバQ:2011/04/15(金) 23:28:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110415-OYT8T00121.htm
統一選2011 課題

再開発が計画されている吹田操車場跡地(右側はJR東海道線)(吹田市で) 吹田市 新都心構想にハードル

 JR岸辺駅北側を中心に摂津市にもまたがる約23ヘクタールの広大な旧国鉄吹田操車場跡地。交通至便なこの場所に、医療施設や商業施設、マンション、緑地を設ける〈新都心〉構想が進んでいる。今年度末には同駅の南北通路が完成し、今後約5年で建物が次々に建設される予定だ。

 特に、国立循環器病研究センターと市立吹田市民病院を移転させ、医療の充実をアピールしたい構え。だが、千里ニュータウンにある同センターは、建物の老朽化などで別の場所での建て替えを含めて検討中とされているものの、動向は不透明なままだ。担当者は「センターの移転が決まらないと、(他の施設の誘致や移転など)次のステップに移れない」と気をもんでいる。世界的にも有名で実績のある同センターの新築移転が、市の今後の発展のカギを握りそうだ。

 個性PRブランド戦略 高槻市

 大阪、京都両市の中間に位置し、ベッドタウンとして発展してきたが、市としての認知度はあまり高くないのが実情だ。市は「都市間競争が激しくなる中、高槻らしい個性を打ち出す必要がある」と〈高槻ブランド〉戦略を練り始めた。

 昨年度、「ジャズのまち」「食楽のまち」「自然豊かなまち」など、魅力の発信を強化する5項目を決めた。ジャズではコンテストの開催費用を補助。食楽ではギョーザの具に刻んだうどんを混ぜて焼く「高槻うどんギョーザ」の宣伝チラシ作製に補助金を出した。市の活性化を促す取り組みが順調に進んでいる。

 また、「行ってみたい街」としてのアピールにも力を入れ、市への訪問者数を増やしたい構えだ。担当者は「摂津峡など自然や文化の地域資源は多い。まずは市内の人に知ってもらえるようにしたい」と意気込む。

 楽観視できない行革 池田市 市は1998年度の経常収支比率が112%と、北海道夕張市に次ぐワースト2となり、大規模な行財政改革を始めた。職員数の大幅削減など97項目の事業見直しが功を奏し、2009年度は98・5%にまで改善。だが、市幹部は「楽観視はできない」と改革継続を主張する。

 今春以降、東日本大震災を機に「安全・安心のまちづくり」が改めて最重要課題に浮上。11年4月1日現在の小中学校の耐震化率は39・1%で前年同期比12・5ポイント増と改善したが、十分ではない。

 地方分権改革では、07年度に全国初となる市独自の地域分権制度を導入。11小学校区ごとに協議会を設立し、予算提案権を与えた。街灯設置や公園整備に活用され、市民の市政参加につながる制度として注目されているが、「浸透度は不十分」との指摘も。市民の理解が得られる市政運営が求められる。

 支えたい「ものづくり」 八尾市

 市産業を支えるものづくり。技術力の高い中小企業が多く、2007年からは製造品出荷額が東大阪市を抜いて府内3位となった。しかしリーマンショック後は収益が落ち、09年度の市の法人市民税は前年度より8億円減少した。市中小企業サポートセンターは、企業同士の交流会を案内するなど販路拡大を促しているが、今後もきめ細かい支援が必要だ。

 一方、景気悪化で出産後に就労を希望する女性が増え、保育所の待機児童数は昨年10月現在で130人に上る。市は「民間保育所に増改築で定数を増やしてもらえるようお願いしている」と説明するが、早急な問題解決は難しい。

 また、小中学校の耐震化率は昨年4月現在26%で、府内43市町村のうち41番目の低さ。幼稚園は0%だ。若い世帯が市内に居住、定着するためにも「子供を産み育てやすい街」にすることが課題だ。

 定住を促す街に整備 寝屋川市

 京阪香里園駅東側で3月、市街地再開発事業の一部区域がオープン。高層マンションがそびえ立ち、ロータリーも一新。寝屋川市駅前も整備が進み、狭い路地に住宅と商店が密集していた街は変貌しつつある。

 市が昨年市民に行った調査では、「市のイメージがよい」と感じる市民の割合がわずか20%だった。「これまでは家が密集して道も狭く、印象がいいとは言えなかった。駅がきれいになった今がチャンス」と市内のタクシー運転手(60)はつぶやく。

 今後の課題は、住み続けたいと思える街にできるかどうか、だ。市の人口は1995年の26万人をピークに減り続け、増加を続ける隣の枚方市とは対照的。市の中心となる駅前は様変わりし、舞台は整ってきた。今後、住みやすさを実感できる施策で住民の定住を図れるか。新首長の手腕が問われる。

(2011年4月15日 読売新聞)

1546チバQ:2011/04/16(土) 09:26:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000056-mailo-l21
展望:’11統一選・岐阜市議選 市長参戦、勢力図変わるか /岐阜
毎日新聞 4月14日(木)11時24分配信

 ◇「立命館問題」から続く対立で
 統一地方選第2ラウンドの岐阜市議選は17日告示、24日に投開票される。岐阜市議会は、細江茂光市長が08、09年に市立岐阜商業高の学校法人「立命館」への移管を目指した問題をめぐり、自民などの会派が分裂。「親市長派」と「反市長派」の対立が続いてきた。選挙を前に、親市長派の現職や新人が党派を超えて組織を作るなど動きは激しさを増しており、勢力図がどう塗り変わるかが注目される。【立松勝】
 ◇定数41に56人が立候補予定
 定数は前回から3減の41となり、56人が立候補を予定。内訳は現職36人、元職2人、新人18人。現職は70代が2人、60代が18人で、30代は2人のみ。新人は30代が4人、40代が6人。政党別では、自民19人、民主4人、公明5人、共産4人、無所属24人。女性候補は現職4人と新人2人。
 親市長派の現職は3月11日に政策集団「岐阜改の会」を設立。細江市長が「応援団長」を務める同会から今回出馬するのは11人。市長の後援会の推薦を受けた新人8人は3月30日にグループ「新しい風」を結成、グループを前面に出して運動を展開する。細江市長自身も今回の選挙に「能動的にかかわる」としており、告示日には「改の会」のメンバーら6人の出陣式などに掛け持ちで顔を出し、選挙期間中も集会などで応援演説をするという。
 一方、反市長派とされる自民・民主系の現職は10人余り。ある議員は、親市長派の現職と新人による二つの会について「国政の比例代表ならともかく、地方選では個人の気概を持つべきだ」と批判。細江市長の手法を「対立が深まるだけだ」と疑問視する議員もいる。これらの議員は連携はせず、それぞれが政党や個人の政策を訴える。
 立命館問題後、最大会派の「市政自民同志会」や「岐阜市民ネットクラブ」が分裂し、現在、親市長派と反市長派の勢力は拮抗(きっこう)している。立命館誘致に賛成し、今回も出馬予定の現職は15人。反対した現職候補予定者は20人。細江市長の後援会が推薦する新人と元職は計13人。
 現職3人が引退する公明は新人を2人に抑え、現職3人との全員当選を目指す。共産は現職3人に元職1人で議席増を狙う。

4月14日朝刊

1547チバQ:2011/04/16(土) 09:27:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000117-mailo-l21
岐阜市政の課題:統一選・市議選を前に 不祥事の信頼回復は /岐阜
毎日新聞 4月15日(金)11時57分配信

 ◇市街地空洞化など山積
 「赤字を出したら廃止論が出る」。昨秋、明るみに出た岐阜競輪場の不正随意契約問題などの不祥事を受け、懲戒処分を受けた岐阜市競輪事業課長の後任として、2月途中の臨時異動で着任した吉田嘉宏は危機感を募らせる。吉田は車券オッズをまとめる中央集計室に11年間勤めた経験があり、3年ぶりに古巣へ復帰した。
 「ここは本庁とは全く違う空間。まず適正事務から職場環境を整えたい」と話すのは、4月に新設された競輪事業改革統括審議監に就いた安江茂樹。安江と吉田は、正副開催執務委員長として、競輪事業の立て直しに向けて模索を始めている。
 競輪事業を取り巻く環境は全国的に厳しい。09年度の営業収支では全国48施設のうち12場が赤字経営に陥り、近隣では大垣競輪場が約6300万円の赤字を計上。改善できなかった大津市のびわこ競輪場は今年3月末で事業から撤退した。
 一方、岐阜競輪は1949年の開場以来、特別会計で一度も赤字を出していない。隆盛期の70〜90年代には毎年10億円前後を一般会計に繰り入れた。ただ、その後は売り上げが伸び悩んでおり、02年度以降の繰り入れは毎年1億円か2億円にとどまる。
 「競輪事業は本場開催を多くすると経費倒れで赤字が膨らむ」と吉田は話す。現在、本場開催はわずか58日。場外開催は212日あり、年間で270日開場し、市職員13人以外に、警備、清掃、売店など約500人の雇用を守っている。
 問題化した工事請負契約の分割発注などの不正は長年、慣例的に行われていた。背景には、収益事業を行っていることから生まれたおごり体質があったとみられる。体質を改めて市民の信頼を回復し、同時に市の財政や地域の雇用に貢献し続けることができるかどうかが問われている。
 他にも岐阜市の課題は多い。柳ケ瀬商店街や岐阜駅前の繊維問屋街など空洞化が進む中心市街地の活性化▽岐阜大医学部等跡地の活用▽中心部の小学校統廃合▽財政健全化−−。こうした課題をクリアするため、市議会は行政をチェックし、政策を提案することで導く役割が求められる。
 しかし、岐阜市議会は、細江市長が推進しようとした市立岐阜商業高の「立命館」移管問題をきっかけに、親市長派と反市長派の対立が続いており、建設的な議論は行われていないように見える。閉塞(へいそく)状況を脱して課題の解決に向けて進めるかどうか。今回の市議選は、岐阜市の将来に大きな影響を与える選挙となる。(敬称略)【立松勝】

4月15日朝刊

1548チバQ:2011/04/16(土) 17:27:58
>>1352
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000239-mailo-l26
きょうの争:辞職勧告の中、向日市長選 議会との反目、どう判断 /京都
毎日新聞 4月16日(土)15時47分配信

 ◇水道料金値下げ巡り対立
 告示が17日に迫った向日市長選(24日投開票)。3選を目指して立候補を表明している現職の久嶋務氏(55)=民主、自民、公明推薦=が市議会から辞職勧告決議を突きつけられるという異例の展開の中で選挙戦に突入する。これに対し、共産や労働組合でつくる団体が推す新人で元京都大大学院講師の桜田忠衛氏(62)は「本当に市民の事を思うなら潔く辞職すべきだ」と強調。トップと議会の関係が、有権者の判断にどのような影響を及ぼすのか注目される。【成田有佳】
 現在の向日市議会は、議員定数24のうち8人が共産の議員で、同党の議席占有率では日本一を誇る。保守系会派の議員の表決が、案件によっては割れることも。09年12月の定例会では、行政運営の長期的指針となる第5次総合計画の基本構想案が否決され、次の定例会でようやく可決した。
 対立が決定的になったのは、府営水道料金の値下げを巡る議論。久嶋氏は値下げを専門家による懇談会を経て決定するつもりだった。だが、共産の議員らは「一刻も早く値下げを断行すべきだ」として、11年3月の定例会に値下げを含む条例改正を議員提案し、修正案が可決された。
 辞職勧告決議案を提出した議員らは、条例改正案提出の際に久嶋氏が一部議員に否決するよう働きかけた他、これまでにも議会への説明不足が重なったなどとして反発。先月の議会で「市長としての行政能力に欠ける」として辞職勧告決議案を提出した。
 「東日本大震災もあり、市政に混乱を招くべきではない」などの反対意見もあったが、決議案は14対9で可決。勧告に法的拘束力はなく、久嶋氏は応じていない。
 市内で先月29日にあった立候補予定者の公開討論会で、久嶋氏は辞職勧告決議について「(市長選で)民意を仰ぎたい」と述べた。また、今月13日の決起集会では、水道料金値下げは周辺自治体と協力して府へ要望し、実現したと強調。廃止が決定的な向日町競輪場を抱えていることもあり、府とのパイプをアピールした。
 これに対し、桜田氏の支持団体は14日に集会を開催。桜田氏は久嶋氏を「市民の生活に目を向けていない」と批判した。支持者からは「市政は前代未聞の変動の中にある」との声が上がり、会場に集まった支援者らに辞職勧告決議を資料として配布。久嶋氏と議会の対立を「追い風」にしたい考えだ。

4月16日朝刊

1549チバQ:2011/04/16(土) 17:28:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000127-san-pol
橋下チルドレン、即戦力教育 大阪市議 異例の研修 講義の市幹部 複雑?
産経新聞 4月16日(土)15時18分配信

 大阪府の橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)の大阪市議団は18日から、統一地方選で当選したばかりの新人市議の事前研修に乗り出す。12人の最小会派から33人の議会第一党に躍り出たものの、会派の6割に当たる20人を占めるほぼ政治経験のない“橋下チルドレン”の実力は未知数で、目前に迫る5月定例市議会から即戦力として質疑させるのが狙い。維新は大阪市解体を掲げてきたが、研修の講義は市幹部が担当。市側も第一党の要請とあってむげにはできないようだ。

 研修は18日から4日間行われ、貸し切りの大型バスで旧WTCビル(住之江区)など市関連施設の視察を行うほか、市の防災施策や財政状況などについて講義を受ける。市議会事務局によると、任期開始(今月30日)を前に会派が独自に事前研修を行うのは異例という。

 新人20人の平均年齢は36・3歳。経歴も元モデルや会社員、現役大学生などさまざまだ。ある維新の現職市議は「議会で突拍子もない質問をされても困るので、市政の基本は押さえてもらいたい」。

 維新幹部は、新人議員たちの言動に神経をとがらせている。「議員報酬の額面見て思い上がったらあかんぞ」。13日に大阪市内で開かれた維新の全体会議後、ある幹部が20代の新人市議にくぎを刺した。当選直後に「料亭に行きたい」と言って批判を浴びた“小泉チルドレン”の名を挙げ、「すぐに足元をすくわれるからな」と続けた。

 一方、第一党に躍り出た維新の新人を迎える市幹部は「どう接したらいいのか」と複雑な心情をみせる。以前は維新市議が職員に資料や説明を求めても、「何かと理由をつけて断られた。控室に呼ぶと、露骨に嫌な顔をする職員もいた」(現職市議)という。ところが、投開票の翌日には、さっそく維新新人の事務所へあいさつ回りをする市幹部の姿があったという。

 「潮が引くように、平松邦夫市長の周辺から職員が徐々に引き始めている」。維新の現職市議は余裕をみせる。

1550チバQ:2011/04/16(土) 17:45:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110416-00000120-mailo-l30
選挙:すさみ町長選 新人・NZ在住、日下氏が出馬表明 /和歌山
毎日新聞 4月16日(土)12時34分配信

 任期満了に伴うすさみ町長選に、写真店経営で新人の日下忠昭氏(53)=ニュージーランド在住=が15日、立候補すると表明した。同町長選には、再選を目指す現職の橋本明彦氏(51)と前町議で新人の岩田勉氏(61)が既に立候補を表明している。
 日下氏は「町を世界一の桜の観光名所にする」などと語った。日下氏は同町出身で、県立田辺工業高卒業後、早稲田大学を中退した。
 同町で学習塾や写真店を経営し、現在、NZのクライストチャーチ市で写真店や美容室を経営している。【山本芳博】

4月16日朝刊

1551チバQ:2011/04/17(日) 17:17:49
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/16/20110416-051838.php
維新、副議長擁立見送り 大阪府議会 都構想協議めぐり譲歩
 統一地方選で大阪府議会の第一党になった橋下徹知事率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)が、5月議会の正副議長選で議長候補のみを立て、副議長候補は擁立を見送ることが15日、分かった。数の論理では維新の正副議長独占もあり得るが、「大阪都構想」を踏まえた新しい都市構想の策定に向けた協議会設置で、協力を得たい他会派に配慮した格好だ。

 府議会の会派構成は来月2日に正式決定するが、統一選の公認・推薦状況では維新57、公明21、自民13、民主10、共産4、みんな1、無所属・諸派3。

 大阪府や大阪市の再編に向けた協議会設置の決議案を5月議会で可決させたい維新は「『数の論理』と批判されるのは避けたい」(幹部)として、副議長選では他会派に配慮、協力を得たい思惑もある。

 保守合同で自由民主党府議団が誕生した昭和31年にも、第一党が過半数を占めたが、その際は正副議長独占を狙ったことを機に旧自由系と民主系で内輪もめとなり、翌年の分裂につながった。

 昨年の5月議会では、ともに最大会派だった維新と自民が議長選に名乗りをあげたが、「知事も議長も維新では健全な議会運営ができない」と自民、公明、民主が結束。議長は自民、副議長は民主で決着した。

(2011年4月16日 07:19

1552チバQ:2011/04/18(月) 20:03:57
http://www.asahi.com/politics/update/0418/OSK201104180026.html
維新の会新人一気に20人、異例の単独研修 大阪市議団
2011年4月18日17時28分
 大阪市議選で33人が当選し、市議会第1党に躍進した地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪府知事)の新人研修会が18日、市役所で始まった。30日からの任期を前に、初当選した20人が、市議会のルールや財政の仕組みなどについて市職員らから4日間レクチャーを受ける。

 市議会事務局によると、新議員の研修は通常、任期開始後に全会派合同で実施するが、「一つの会派で新人がこれだけ増えたのは初めて。単独の会派で研修するのも異例」という。

 新人らは午前10時前に集まり、維新の会市議団長の坂井良和市議が「役所の説明をうのみにせず、批判的な目で見る訓練をしてほしい」とあいさつ。その後「市の危機管理体制について」をテーマに研修を受け、新人側からは「周辺の都市との連携は」などと矢継ぎ早に質問が飛んだ。村上満由氏(中央区選出)は「身が引き締まる思い。市の災害対策は選挙中によく聞かれたのでしっかり頭に入れたい」と意気込む。

 市議団が13人から33人になることで、同会の議員控室では全員分の机を置くスペースが足りず、8月上旬まで拡張工事が続く。それまでは議場に次ぐ広さの特別委員会室を臨時の控室として使うという。

 橋下氏の「市役所をぶっ潰す」のかけ声とともに大量当選してきた維新の会の新人たちについて、市幹部は「我々も市役所が今のままでいいとは決して思っていない。どのような政策の提案があるか、むしろ楽しみにしている」と話す。

1553チバQ:2011/04/18(月) 20:04:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110418/elc11041811580000-n1.htm
さっそく大阪市に質問攻め…異例、橋下チルドレンが勉強会
2011.4.18 11:52

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研修を受ける大阪維新の会の「美人すぎる市議」伊藤良夏氏=18日午前10時18分、大阪市北区の大阪市役所(鳥越瑞絵撮影)
 大阪市議会で第一党に躍進した橋下徹大阪府知事率いる地域政党「大阪維新の会」市議団が18日、新たに当選した新人の“橋下チルドレン”らを対象にした研修会を市役所で開催。元モデルや会社員ら経歴も顔ぶれも多彩な実力未知数の“新人先生”らを相手に、市の担当者が災害時の市の対応などについて異例のレクチャーをした。

 研修会は、10日の市議選で12人の最小会派から一気に33人の最大会派に躍進した維新が、新人で当選した“橋下チルドレン”らの即戦力強化のために企画した。

 研修会は午前中、新人と元職の2人を除く31人が出席。市役所8階の市議団控室で、坂井良和団長が新人らに「皆さんは市民の信託を受けて市政に携わる。ハードなスケジュールだが、なんとかこなしてほしい。役所の人の説明を鵜(う)呑みにせず、批判的な眼で見るトレーニングを」と注文を付けた。

 この後、一行は市役所5階の市災害対策本部室に移動。危機管理の担当課長から災害時の職員参集や情報通信の体制などについて説明を受けた。

 出席した新人らからは「初動体制で周辺の都市との連携は」「いざというとき、各区役所は指示待ちになるのか」など熱心な質問が相次いだ。

 新人の村上満由氏(26)は「身が引き締まる思い。ただ防災体制は現状についての説明があっただけで、なぜその体制をとっているかが重要。今後しっかり調べたい」と話していた。

1554チバQ:2011/04/18(月) 20:05:13
http://www.nara-np.co.jp/20110417110011.html
「統一」へ動きも - 分裂の「自民県議団」
2011年4月17日 奈良新聞

 改選前の県議会で3会派に分裂していた県議会「自民党県議団」の「統一」に向けた動きが始まりそうだ。党県連(奥野信亮会長)は15日の四役会で、改選後の県連運営などについて話し合い、一般党員からも不満が出ている県会党会派の分裂問題についても意思確認。「統一が望ましい」との意見で一致した。しかし県連四役は、奥山博康幹事長をはじめ改選前の県会会派「自民党改革」(現在5人)と「自民党・未来」(同3人)のメンバーで、最大会派「自民党」(同12人)との協議はこれから。ただ「自民党」も協議に応じる姿勢を見せており、動きが活発化しそうだ。

 県議選(10日投開票)が終了し、議会各党・各派はゴールデンウイーク開けの5月6日までに県会事務局に会派届を提出する。

 「限られた時間だが、努力したい」。四役会で奥山幹事長が会派統一に理解を求めたのに対し、山本進章政調会長(未来)らも「分裂問題は、あちら(自民党)側からすれば、『自分たち(改革・未来)が勝手に出ていった話。今更(一つに)戻りたいというのは虫がいい』と言われるだろう。大同小異で団結しようと呼び掛けるしかない」と応じ、協議の進展に期待を示…

1555チバQ:2011/04/18(月) 21:54:55
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003973416.shtml
地域の明日へ第一声 統一選後半戦スタート 
 統一地方選後半戦が17日スタートし、兵庫県内では3市長選と9市議選が告示された。市長選では姫路が前回の無投票から一転、4人が立つ混戦に。明石は新人2人が争い、芦屋では3選を目指す現職に「市民派」を強調する前県議が挑む。市議選では、三木市長が代表を務める地域政党が注目を浴びる。東日本大震災の影響で防災の訴えがクローズアップされる一方で、それぞれの地域には行政課題が山積する。「継続」か「刷新」か‐。論戦が火ぶたを切った。


【混戦8年ぶり争い 姫路市長選】

 姫路市長選は4人が立候補し、前回は無投票だったため8年ぶりに選挙戦が繰り広げられることになった。10人が負傷した昨春のごみ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」爆発事故での対応や東日本大震災の発生を受け、各候補の第一声は危機管理の在り方に集中した。

 いずれも無所属の新人3人は第一声で厳しく現市政を批判した。会社社長沖幸子氏(64)は「リーダーシップがなく、信頼感がない」と強調。塾経営高橋敏之氏(58)は「今のままで危機管理を担えるのか」と疑問を突き付け、NPO法人理事浜野伸二郎氏(59)も「市民の生命や財産を守る力がない」と訴えた。

 これに対し、3選を目指す現職石見利勝氏(69)は第一声で大震災に多くの時間を割いた。周辺自治体と「東北支援に向けた播磨連合」に取り組む構想を明かし、現職の強みをアピールした。


【芦屋市長選 現職に「市民派」挑む】

 現職と新人の一騎打ちとなった芦屋市は阪神・淡路大震災で悪化した財政の再建途上にある。このため現職の山中健氏(61)は行財政改革の継続を掲げ、「この流れは切ってはならない」と訴える。

 山中氏は2003年の初当選から受けていた政党推薦を今回は見送った。それでも、出陣式には民主党衆院議員、ダブル選となった市議選の自民党候補者らが顔をそろえた。

 一方、市議2期、県議1期を務めた新人山田美智子氏(64)は「政策、事業についてもっと市民と議論すべき」と主張する。

 一貫して「市民派」を掲げて、これまでの選挙では政党推薦候補らに競り勝ってきた。今回は後援会も組織せず、この日の出発式では、集まった支援者が順番にマイクを回してエールを送った。


【明石市長選 安定志向か改革継続か】

 明石市長選は無所属新人の元県東播磨県民局長宮野敏明氏(59)=民主、自民推薦=と元衆院議員で弁護士の泉房穂氏(47)が立候補した。

 民間出身の現職が市政の混乱の責任を取る形で立候補を断念。このため行政経験者による「安定した市政運営」か民間出身者による「改革の継続」かが争点となった。

 宮野氏の出陣式には井戸敏三知事や近隣市町長、民主、自民の県連トップらがそろい踏み。元県幹部としての人脈と行政経験をアピールし、「安定した市民サービスを確立し、幸せが実感できるまちに」と訴えた。

 「明石市民推薦」を掲げる泉氏は事務所前で、小学生の長女と幼稚園に通う長男を連れて「まちは市民一人一人がつくるもの。未来の明石を担う子どもたちを応援したい」と第一声を上げた。

1556チバQ:2011/04/18(月) 21:59:21
http://mytown.asahi.com/areanews/nara/OSK201104170101.html
2市長選、現新が火花 大和高田は財政再建争点に
2011年4月18日

 統一地方選後半戦の2市長選と5市議選は17日、告示された。大和高田、五條両市長選は、いずれも現職と新顔が1人ずつ立候補を届け出た。大和高田、大和郡山、天理、桜井、生駒の市議選はいずれも定数(計100)を上回る計125人が立候補し、7日間の選挙戦に入った。19日告示の町村長・町村議選とともに24日に投開票される。

■大和高田市長選

 大和高田市長選は、元市議で新顔の植田龍一氏(46)と、3選を目指す現職の吉田誠克氏(60)のいずれも無所属2人による一騎打ちとなった。赤字が続く市財政の再建を進めてきた吉田市政への評価が、大きな争点になっている。

 植田陣営は、JR高田駅前で第一声。親交のある愛媛県の八幡浜市長らが駆けつける中、「財政再建ばかりで、衰退していく高田でいいのか」と訴えた。

 吉田陣営は、市役所近くの経済会館で第一声。荒井正吾知事や周辺自治体の首長らが応援演説し、「短期間で借金を減らした業績は大きい」と評価した。

■五條市長選

 五條市長選は、新顔で元市議の太田好紀氏(49)と、再選を目指す現職の吉野晴夫氏(70)=自民推薦=の無所属2人による一騎打ちになった。両陣営は、500メートルも離れていない市中心部の国道24号沿いで支持者を数百人ずつ集めて出陣式を行った。

 太田陣営は、支援する市議や元市議、榎信晴前市長らが駆けつけ、「五條市はこのままでよいのか」と市政の転換を訴えた。

 吉野陣営は、荒井正吾知事や自民党の田野瀬良太郎衆院議員らが出席し、「大胆にやり切る姿勢を評価したい」と激励した。

1557チバQ:2011/04/18(月) 22:00:59
>宮野氏の出陣式には井戸敏三知事や民主、自民の国会議員らが出席。井戸知事は「リーダーシップを発揮できる宮野さんをお願いします」と訴えた。
>民主党衆院議員だった泉氏の出陣式には、同党の石井一選対委員長が出席。「泉さんが市長になれば、ひと味もふた味も違う市長になる」と支持を求めた。
http://mytown.asahi.com/areanews/hyogo/OSK201104170078.html
統一選後半戦スタート 姫路市長選は4氏の戦い
2011年4月18日

 統一地方選後半の市長選と市議選が17日に告示された。県内の市長選は姫路、明石、芦屋の3市。姫路市長選は前回の無投票から一転、3選を目指す現職に新顔3人が挑む激戦になった。現職が退任する明石市長選は新顔同士の一騎打ちとなり、芦屋市長選は現職に新顔が挑む。市議選はこの3市と西宮、伊丹、相生、宝塚、三木、小野の計9市である。19日に告示される播磨、太子の両町議選とともに、いずれも24日に投開票される。

■姫路市長選

 姫路市では、市長選と市議選のW選挙となった。

 姫路市長選は、いずれも新顔の家事サポートサービス会社長沖幸子(おき・さちこ)氏(64)、学習塾経営高橋敏之(たかはし・としゆき)氏(58)、福祉作業所理事浜野伸二郎(はまの・しんじろう)氏(59)と、3選をめざす現職石見利勝(いわみ・としかつ)氏(69)の計4人が無所属で立候補し、8年ぶりの選挙戦となった。姫路駅周辺整備などまちづくりの実績をアピールする現職に、新顔3氏はそれぞれのリーダーシップ像を掲げて挑戦する。昨年3月にごみ処理関連施設エコパークあぼしで起きた爆発事故でも問題になった市の危機管理体制や地域産業の活性化策などをめぐり論戦が交わされそうだ。

 沖氏は同市東駅前町の事務所で「しがらみのないクリーンな市政に再生する」と第一声。後援会会員らが「市初の女性市長にむけて頑張ろう」と呼びかけた。

 高橋氏は同市本町の大手前公園で「絆の豊かなまちづくりを実現する」と第一声。「必勝」のはちまき姿で、公園や大型商業施設前などで街頭演説に立った。

 浜野氏は山陽姫路駅前で「私への1票が弱者への温かい支援になる」と第一声をあげた。その後、車いすで支援者らと商店街を回って、支持を呼びかけた。

 石見氏は同市西延末の事務所で「合併町の市民にも喜んでもらえる一体性のあるまちを作る」と第一声。国会議員らが駆けつけ「頑張ろう」と気勢を上げた。

■明石市長選

 明石市長選は、北口寛人市長が第三セクターの明石淡路フェリー(たこフェリー)の経営支援策を巡って問責決議を受け、3選出馬を断念。元県東播磨県民局長の宮野敏明氏(59)=民主、自民推薦=と、弁護士で元衆院議員の泉房穂氏(47)が立候補し、無所属新顔同士の対決となった。

 選挙戦では、明石駅前地区の再開発事業の進め方や、たこフェリーの運航再開、行財政の効率化の方策などが問われる。

 宮野氏の出陣式には井戸敏三知事や民主、自民の国会議員らが出席。井戸知事は「リーダーシップを発揮できる宮野さんをお願いします」と訴えた。

 民主党衆院議員だった泉氏の出陣式には、同党の石井一選対委員長が出席。「泉さんが市長になれば、ひと味もふた味も違う市長になる」と支持を求めた。

■芦屋市長選

 芦屋市長選は、現職と新顔の一騎打ちになった。3選を目指す現職の山中健氏(61)と、新顔で元県議の山田美智子氏(64)がいずれも無所属で立候補した。

 阪神大震災後に悪化した財政の健全化や行政改革のほか、保育所の待機児童の解消、景観や住環境整備、中学校での給食実施への考え方などについて論戦となりそうだ。

 また、東日本大震災の発生で、南海地震などに備えた今後の防災対策をどうするか関心が高まっている。

 山中氏は、正午にJR芦屋駅前で第一声。10日に県議選の同市選挙区で初当選した幣原都氏や市議選の候補者らが駆けつけた。

 山田氏は、午前9時から同市大桝町の事務所前で出発式。親交のある関西学院大教授や尼崎市の県議、市議らが集まった。

1558チバQ:2011/04/18(月) 22:26:33
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201104180005.html
統一選後半戦スタート 維新の勢いに警戒感 吹田市長選(1/2ページ)2011年4月18日
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 第17回統一地方選は17日、後半戦が始まり、88市長選、293市議選、東京都の13区長選、21区議選が告示された。19日告示の町村長選と町村議選、すでに告示された衆院愛知6区補欠選挙とともに24日に投票される。東京の一部の選挙を除き、即日開票される。

 88市長選には203人が立候補した。高松市など15市で無投票当選が決まり、平均競争率(無投票当選を含む)は前回並みの2.3倍だった。

 大阪府吹田市長選では、10日の府議選などで躍進した地域政党「大阪維新の会」の新顔と、民主、社民推薦の現職、共産推薦の新顔、みんなの党推薦で、地域政党「龍馬プロジェクト×吹田新選会」の新顔が立候補した。

 県庁所在地の津、大分では事実上の民主、自民対決に。津は民主系の地域政党が推薦する元総務省官僚、自民推薦の元国土交通省官僚らが戦う。大分は元民主衆院議員の現職と自民推薦の元県議会議長の一騎打ちだ。

 東日本大震災の影響で宮城県塩釜市、福島県会津若松市、水戸市の3市長選、岩手、宮城、福島3県の13市議選と水戸市議選が延期された。延期幅は2〜6カ月だが、菅政権は復興の状況を見ながら、さらに拡大する方向で検討している。

 福島第一原発の危機的な状況が続くことから、原発を抱える福井県敦賀市の市長選、市議選などでは、今後の原発のあり方も議論になりそうだ。

   ◇

 大阪府吹田市長選には、地域政党「大阪維新の会」から、新顔の井上哲也氏(54)が立候補した。無所属現職の阪口善雄氏(62)=民主、社民推薦=、無所属新顔の正森克也氏(44)=共産推薦=、地域政党「龍馬プロジェクト×吹田新選会」新顔の石川勝氏(42)=みんなの党推薦=との混戦が予想される。

 維新の会で唯一の市長選候補となった井上氏は「市長と職員の給料を削り、吹田市をチェンジする」。同会代表の橋下徹知事も街頭で「大阪市を除けば役人天国は吹田市役所。税金を市民に取り戻す」と訴えた。

 他の3陣営は大阪府、大阪・堺両市議選で第1党となった維新の会の勢いに警戒を強める。

 4選をめざす阪口氏は第一声で、維新の会が掲げる大阪都構想を「具体的な内容がよく分からない」と批判。「吹田市は府のためのものではない。維新の会の手から吹田の自治を守り抜く」とアピールした。

 正森氏は街頭演説で、橋下氏の府政運営について「行政サービスを削減して小さな行政をつくろうとしている」と批判。「大型開発を見直して、いのち、暮らし、福祉を守る市政をつくる」と訴えた。

 石川氏は「職員、市長の給与をカットし、生み出したお金で教育と人育てに投資する」。応援に立った地域政党・京都党の村山祥栄代表は「市民の力が結集するのが本来の地域政党」と違いを強調した。

1559チバQ:2011/04/18(月) 23:09:26
>>1558
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110418/20110418028.html
吹田市長選現職と3新人の乱戦 池田は現・新一騎打ち
2011年4月18日
 17日にスタートした吹田市長選は、現職、二つの地域政党の新人、無所属新人の4人が立候補する乱戦に。池田市長選は現職に無所属新人が挑む構図となり、1週間の選挙戦に突入した。投開票は24日。


 吹田市長選には届け出順に、新人で元大阪府議の井上哲也氏(54)=地域政党「大阪維新の会」公認=、4選を目指す現職の阪口善雄氏(62)=無所属=、新人で法人理事の正森克也氏(43)=無所属=、新人で元吹田市議の石川勝氏(42)=地域政党「吹田新選会」公認=の4人が立候補した。

 井上氏は橋下徹大阪府知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」の総務会長。市職員の給与削減など公務員改革に取り組み、生み出した財源による福祉の充実を訴える。

 民主、社民の推薦を受けた阪口氏は、3期12年間で市債残高を減らした実績を強調するとともに、「安心・安全のまちづくり」をテーマにセーフティーネットの強化を掲げる。

 共産が推薦する正森氏は、高齢者向け賃貸住宅の責任者を務めるなど「社会福祉の現場での20年間の蓄積」を生かし、老人ホームの待機者の解消など福祉施策の充実を訴える。 みんなの党の推薦を得た石川氏は地域政党「吹田新選会」の代表で、「人を育て産業を興し、税収を上げサービスを充実する。ばらまきから入るとつけが回る」と教育重視。

 池田市長選に立候補を表明したのは届け出順に新人で団体役員の柴田外志明氏(61)=無所属=と現職の倉田薫氏(62)=無所属=の2人。

 共産推薦の柴田氏は「いのち守る福祉・防災のまち池田」を唱え、公立小中学校の耐震化を最優先。現市政を「効率、スリム化が強調されている」と批判、福祉の充実を訴える。

 一方で倉田氏は、4期16年の地域分権や行財政改革の実績を強調。公立小中学校の耐震化工事に加え、防災拠点施設としての市庁舎の耐震化工事の着手を掲げる。

 豊中市議選(定数36)には45人、池田市議選(同23)には28人、吹田市議選(同36)には47人、守口市議選(同22)には27人が立候補した。

1560チバQ:2011/04/18(月) 23:17:19
>>1259>>1555
山田女史は07年に1人区で自民現職に勝ったんですね。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20110418-OYT8T00031.htm
芦屋市長選 一騎打ち
2期現職に新人挑む
 統一地方選後半戦がスタートした17日、阪神間では、芦屋市長、同市議のダブル選、西宮、伊丹、宝塚各市議選が告示された。芦屋市長選は、2期8年の実績をアピールする現職と情報公開の推進を目指す新人との一騎打ち。市議選は、定数が3削減された西宮市議選で、42議席に54人が名乗りを上げるなど定数を12〜7上回る激戦となった。届け出を済ませた各候補は、街頭で行財政改革や教育、福祉の充実のほか、東日本大震災を受け、見直しを迫られる地域の防災対策などを有権者に訴えた。この日は姫路、明石の両市長選、三木市など5市議選も告示された。いずれも24日に投開票される。

 芦屋市長選に立候補したのは、現職で3期目を目指す山中健候補(61)と、新人で元県議の山田美智子候補(64)で、ともに無所属の一騎打ちとなった。

 山中候補は、政党の推薦は受けなかったが、連合兵庫のほか、前回推薦した民主、自民、公明各党の支持者の多くが支援。山田候補は、環境保全活動を通じ、党派を超えた熱心な支援者がおり、選挙活動を支える。

 行財政改革で削られた福祉や教育の拡充、東日本大震災を受けた津波対策も争点。山中候補は財政立て直しの実績を、山田候補は情報公開の推進を訴える。

 山中候補 市債残高減の実績強調

 山中候補は午前中、市議選立候補者の事務所をまわり、正午からJR芦屋駅前で第一声。「8年間、財政再建と住みやすいまちづくりに取り組んだ。この流れを切ってはならない」と声を上げると、歩道橋や向かいの歩道を埋めた約500人から拍手が起こった。

 さらに、2期の実績にふれ、「就任時の市債残高1100億を680億円に減らし、小中学校の空調整備も完了した」とアピール。保育所の定員を現在の816人から1000人に増やし、待機児童の解消を目指すことや、JR芦屋駅南側の開発事業などの公約も示し、「あと4年間、市民の皆さんと一緒にやりとげたい」と力を込めた。

 約30分間の演説を終えた山中候補は、選挙カーで人が集まる公園やスーパーなどを巡回。親子連れらに「子育てしやすい街を目指します」などと訴え、笑顔で手を振った。

 山田候補 市民と徹底的に議論を

 山田候補は、午前9時から芦屋市大桝町の選挙事務所前で出発式。東日本大震災の被災地への黙とうをささげた後、支援者や駆け付けた県議ら約150人を前に、「現市長は行財政改革で借金を減らしたが、福祉の充実という本来の行政の仕事を忘れてはいけない」と第一声を張り上げた。

 自らの政治姿勢について、「市民と徹底的に議論し、市民の幸せにつながる政治を実現する」とし、市の情報公開に関しては、「施策は予算成立の経緯などを市民にお知らせする」と約束。最後に「みなさんの声、普通の人の感覚を市政に反映させたい。一緒に芦屋市をよくしましょう」と呼び掛けると、支援者から拍手が起きていた。

 山田候補は支援者と握手を交わした後、選挙カーに乗り込み、市内を一巡。買い物客でにぎわうスーパーの前では「市立中学の給食は必要」などと訴えた。

(2011年4月18日 読売新聞)
■07年県議選
芦屋市 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 14,091(51.6%) 山田美智子 60 無所属 新 1 (元)芦屋市議・環境団体代表→新会派「みどりの風」を結成
□ 13,224(48.4%) 門信雄 57 無所属=自民 現 体育協会顧問

1561チバQ:2011/04/18(月) 23:19:55
>>1557とか
反対陣営応援 明石市長選で石井民主副代表 
 民主党副代表で選対委員長の石井一参院議員が17日、明石市長選に立候補した元衆院議員で弁護士の泉房穂氏(47)の応援に訪れ、「中央は泉氏を応援する」などと述べた。同市長選で民主は、元県東播磨県民局長の宮野敏明氏(59)を推薦しており、同党関係者から戸惑いの声が上がった。

 同日午後、JR明石駅前で泉氏とともに街頭に立った石井氏は「首長選挙で政党が推薦を出す時代は終わった。党県連はそれが分かっていない」と批判。泉氏応援の理由を「元民主党の衆院議員で、議員時代の頑張りを知っていたから」などと説明した。

 これに対し、同党県連代表の水岡俊一参院議員は「推薦決定権は県連にあり、地元県議、市議の意見を踏まえ判断した。(石井氏の)真意を測りかねる」と反論した。

 宮野陣営は「県連代表の水岡氏の来援もあり、党としての支援態勢に影響はないと思われる」として静観の構えだ。

1562名無しさん:2011/04/19(火) 22:33:53
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110419ddlk25010424000c.html
’11統一地方選:民主12人、対話5人に 県議会会派、構成決まる /滋賀
 ◇最大の自民は26人
 今月10日の県議選で選ばれた県議会の各会派が18日、最終的な会派構成を議会事務局に提出した。

 過半数を奪還した自民系勢力は改選前の「自民党・真政会」(20人)に、初当選の公認・推薦候補や無所属の赤堀義次氏(73)=米原市選挙区=を加えた「自民党県議会議員団」として26人で届け出。5議席減らした民主は、第2会派の「民主党・県民ネットワーク」を12人(改選前17人)で届け出た。

 また地域政党「対話でつなごう滋賀の会」は改選前の「対話の会・びわこねっと」から「対話の会・しがねっと」に改称。公認候補4人のほか、同会支持の無所属で初当選した井阪尚司氏(57)=蒲生郡選挙区=を加えて5人に増えた。公明は党名と同じ会派名で改選前と同じ2人、みんなの党は「みんなの党滋賀」として蔦田恵子氏(49)=大津市選挙区=の1人会派を結成した。

 無所属の木沢成人氏(38)=東近江市選挙区=は改選前と同じく、会派に属さず活動する。【稲生陽】

1563チバQ:2011/04/20(水) 00:02:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000171-mailo-l27
’11統一地方選:注目選ルポ 吹田市長選 給与カット、熱い議論 /大阪
毎日新聞 4月19日(火)12時26分配信

 ◇「転換」か「実績」か4氏激突
 4人が争う激戦となったのは12年ぶりの吹田市長選。3期の実績をアピールする現職に、職員数、給与削減の公務員改革や福祉の充実で市政の転換を訴える新人たちが対する構図だ。
 「吹田は赤字、赤字、赤字。民間なら市長はくびです。チェンジさせていただきたい」。17日の出陣式。新人で「大阪維新の会」公認、自民党吹田市支部が推薦する井上哲也氏(54)の訴えに、集まった約300人の支持者から大きな拍手が起こった。吹田市は、公務員給与の指標となるラスパイレス指数(10年)が府下で1番高いことを指摘。役所改革を政策の柱に、市政の転換を訴える。告示日に応援に訪れた橋下徹知事と握手を交わし、改革派をアピールした。
 新人で「龍馬プロジェクト×(かける)吹田新選会」公認、みんなの党が推薦する石川勝氏(42)も市長50%、職員2割の給与カットを公約に掲げる。4候補全員が集まった11日夜の公開討論会。石川氏が「有能職員がいるのに士気が下がり、役所の空気が滞留している」とバッサリ切ると、来場者が大きくうなずいた。「しがらみを断ち切るには若い力が必要」と、若さを前面にアピール。駅での辻立ちや、党派を超えて連携する全国の若手政治家も応援に駆け付け、無党派層への浸透をはかっている。
 対して民主、社民が推薦する現職の阪口善雄氏(62)。同じ日の公開討論会でラスパイレス指数について「職員4割の基本給のみを比較した数字だ」とし、実態にそぐわないと反論した。幹部職員の多さも、今月の人事異動で部長級以上を16人減らし「行財政改革は進行中」とアピールする。ミニ集会をこまめに開催し、集まった支援者に、3期で市債を361円億削減しつつも福祉費を増額した実績を強調する。「更に職員数を減らし改革を進める」と訴え、支持を求めた。
 新人で共産が推薦する正森克也氏(44)は他候補とは一線を画し、「イメージ論で吹田が財政の厳しい街になっている」。公約に掲げるのは福祉の充実だ。「身の丈に合わない」大型開発の中止や優先順位付けで、財源となる「余剰金を生み出せる」と語る。市長給与についても「カットすれば市民の暮らしがよくなるのか。本質的な部分ではない」。職員数も、社会福祉法人の経営にタッチする立場から「必要なら上積みも必要だ」と訴える。【山口朋辰】
    ×     ×
 統一地方選後半戦がスタートした。各地域では何が問われ、争点となっているのか。24日の投開票に向け激戦の続く現場を歩いた。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇吹田市長選立候補者=届け出順
井上哲也 54 [元]府議    維新
阪口善雄 62 市長    (3)無現=[民][社]
正森克也 44 社福法人理事   無新=[共]
石川勝  42 政治団体代表   龍新=[み]

4月19日朝刊

1564チバQ:2011/04/20(水) 00:05:01
>>1521
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110419/crm11041923580019-n1.htm
大阪府議選で落選の民主党公認候補を逮捕 日当買収容疑
2011.4.19 23:57
 今月10日に投開票された大阪府議選で当選するため運動員に報酬として現金を渡したとして、府警捜査2課は19日、公選法違反(日当買収)容疑で、大阪市阿倍野区選挙区から民主党公認で立候補し落選した堀川優美容疑者(27)=同区文の里=と、母親の格(のり)子(こ)容疑者(50)=大阪府河内長野市美加の台=を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。

 逮捕容疑は投開票日の前後、選挙運動の報酬として、20代の男女4人に大阪市内で計約28万円を渡したとしている。

 定数1の同選挙区には4人が立候補し、新人の堀川容疑者は3位の得票で落選。府警は13日、陣営の運動員を同容疑で逮捕し、堀川容疑者の関与の有無を調べていた。

 堀川容疑者は昨年12月まで民主党の萩原仁衆院議員の秘書を務めていた。同党大阪府連は「事実関係をきちんと調べてからコメントする」としている。

1565チバQ:2011/04/20(水) 23:58:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110420/lcl11042011160000-n1.htm
橋下知事も批判「首相の8倍だ」大阪市長退職金、半減案を維新検討
2011.4.20 11:14

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大阪府の橋下徹知事
 大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会(維新)」の大阪市議団が、平松邦夫市長の退職金を大幅削減する条例改正案の提出を検討していることが20日、分かった。維新は市議会で第一党に躍進したものの過半数は制しておらず、今後、他会派にも賛同を呼びかけていく方針。

 市によると、市長の退職金額は特別職給与条例に基づき、給与月額(142万円)に在籍月数や支給率を掛けて計算する。平松市長が今年12月に任期満了を迎えた場合、退職金額は4430万4千円となる。

 10日に投開票された統一地方選の市議選で、橋下氏は維新候補の応援演説などで、「大阪市長の退職金は内閣総理大臣の8倍」などと退職金の高額ぶりを批判していた。

 大阪市議会(定数86)で33議席を獲得し第一党となった維新は、市長の退職金削減に向けた検討に着手。特別職給与条例を議員提案で改正することが可能と判断し、5月の市議会定例会で条例改正案を提案する方針を決めた。

 維新幹部によると、具体的な削減幅は今後、他の政令市とも比較して検討するが、5割削減案も浮上しているという。

1566チバQ:2011/04/21(木) 00:06:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000175-mailo-l27
’11統一地方選:注目選ルポ 高石市長選 維新の風、どちらに /大阪
毎日新聞 4月20日(水)13時51分配信

 ◇政策の近さ、両氏アピール
 新人で元市議の木戸晃氏(55)と、4選を目指す現職の阪口伸六氏(54)の一騎打ちになった高石市長選は、両候補とも政策面で地域政党「大阪維新の会」との距離の近さをアピールしている。
 防災や子育て支援策を主な争点に、熱い論戦を繰り広げている。府議選で過半数を獲得した「維新の風」がどちらの候補に吹くかが焦点。
 木戸氏は「私は大阪都構想に賛同している。いよいよ実現に向けて動きだした大阪都が大きな消防の権限を持ち、臨海部コンビナートの防災に力を発揮することを期待したい」と街頭演説で語る。「市民主役宣言!」と書いたチラシを掲げ、自転車できめ細かく市内を回っている。
 木戸氏は昨年、府議選堺市北区選挙区の維新公認候補として発表された。しかし、「高石から離れないでほしい」などの支持者の声を受けて、公認を辞退して市長選立候補を決意した。
 立候補を表明した記者会見で、維新に推薦を申請する意向を示していた。結果的に推薦を受けられなかったが、維新が進める大阪都構想を支持、維新を率いる橋下徹知事と握手した写真をホームページに掲載している。
 阪口氏の出陣式には、忠岡町長ら周辺自治体の首長、副市長、連合大阪のメンバーが顔をそろえた。阪口氏は式の開始前から、支持者に気さくに声をかけて歩いた。
 来賓の神谷昇・泉大津市長は東日本大震災を例に「厳しい災害が起きた時、必要なのは経験。何も知らない人が、ポッと来て行政をするのは難しい」とあいさつ、阪口氏の実績や経験を評価した。
 阪口氏は橋下知事と連携して、府内の市町村による大阪広域水道企業団発足に尽力したと訴え、「知事とは本当に仲がいい。パートナーだ」と強調。学校耐震化、行財政改革の成果を示し、「高石市の自立再生のために市長になった。問題を解決できるのは、結果を残してきた私。圧倒的な形で勝たせてほしい」と呼びかけている。【山田英之】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇高石市長選立候補者=届け出順
木戸晃  55 [元]市議    無新
阪口伸六 54 市長    (3)無現

4月20日朝刊

1567チバQ:2011/04/22(金) 20:53:33
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110422-OYT1T00425.htm?from=navr
合併で面積2倍、ポスター貼りきれず悩む候補者

 24日投開票の兵庫県姫路市議選の候補者たちがポスター貼りの作業に頭を悩ませている。

 今回から全市1区となってポスターを掲示するエリアが拡大したため、作業を他の候補者と分担したり、一部地域でポスター貼りを断念したりするケースも。無所属の新人候補者の間からは「広大な全市1区には貼りきれない。組織力で劣る新人に不利だ」と悲鳴が上がっている。

 姫路市は2006年3月に旧姫路市と家島、香寺、安富、夢前の旧4町が合併。07年の前回市議選は、合併時の取り決めで旧市町ごとに選挙区を設けて実施した。

 全市1区で行われる今回は、選挙区の面積が旧姫路市の約2倍に拡大。ポスター掲示板の数は、前回が旧姫路市で685か所、旧家島町30か所、旧香寺町87か所、旧夢前町111か所、旧安富町55か所だったが、今回は全候補者に一律で829か所になった。

 無所属現職の一人は「自分の陣営だけで全ての掲示板に貼ると、経費がかかりすぎる」と考え、同じ会派に所属する9人の候補者と協力し、各自の地盤で互いのポスターを貼り合った。また、ある政党の公認で出馬する新人は、党の支持母体の協力で全ての掲示板に貼った。候補者は「新人でも人海戦術を駆使できるのは、党と支持者のおかげ」と胸をなで下ろす。

 一方、旧町地区から出馬した無所属新人は、「全域にポスターを貼るだけの人手や費用を用意できない」と判断。ポスターの印刷枚数を400枚に絞り、掲示場所も地元と大票田の旧姫路市地区だけにした。新たな支持獲得を望めそうにない他の旧3町では遊説も行わないといい、「広い分、活動も割り切らなければ。組織があれば別だが……」と表情を曇らせる。

 「広がった選挙区では、名前が知られた現職がさらに有利になった」。旧姫路市地区が地元の新人候補者も不満を漏らす。「せめてポスターで名前だけでも知ってもらいたい」と全域へのポスター掲示を業者に依頼。費用は印刷を含めて約45万円に上ったが「得票につながるかは疑問。旧町地区で遊説しても、よそ者の新人は相手にされない」とこぼしていた。(内本和希)

(2011年4月22日12時04分 読売新聞)

1568チバQ:2011/04/22(金) 22:20:04
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110422/crm11042219540010-n1.htm
買収容疑で兵庫県議の母を逮捕
2011.4.22 19:54
 兵庫県警捜査2課は22日、公選法違反(買収)の疑いで、今月10日に投開票された兵庫県議選で西宮市選挙区から立候補し当選した北川泰寿氏(41)の母で無職、北川久子容疑者(65)=西宮市甲子園三番町=を逮捕した。

 逮捕容疑は今月10日ごろ、北川氏陣営の運動員で無職、村尾三恵容疑者(38)=同容疑で14日に逮捕=に指示し、西宮市内の居酒屋で、運動員の男女4人に報酬として現金計約24万円を渡させたとしている。

1569チバQ:2011/04/23(土) 00:17:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20110421-OYT8T01149.htm
中傷合戦 かすむ政策論
激戦区を歩く <下> 五條市長選


深々と頭を下げ、支持者と握手する候補者(五條市内で)=画像の一部を加工しています  元市議の新人と再選を目指す現職の一騎打ちとなった五條市長選は、選挙戦終盤にさしかかり、戦いの激しさを増している。ところが、その内容と言えば、相手陣営の批判や中傷ばかり。このままでは、クリーンな選挙戦からはほど遠い<泥仕合>になりかねず、市民から「きちんとした政策論争が聞きたい」との声が聞こえる。(川本和義)

 『改革という名のもとに行政を私物化するな』『市民の不安だけをあおった文書は事実ではない』

 五條市の市街地ではいま、各家庭にこんな文書が頻繁に投げ込まれている。市長選の候補をあからさまに批判する内容だ。受け取った市民は「またか」というような表情。元市議の一人は苦笑まじりに、「選挙で怪文書が出回るなどは日常茶飯事。驚く人は最近この町に移り住んだ人たちだけ」と言う。

 同市では約20年前、県議選で保守系候補2人が市を二分する大激戦を演じた。それ以来、「市長が代われば孫の小遣いも変わる」とささやかれるほどの激しい政争が繰り返されてきた。

 今回の市長選では、市議会がほぼ二つに分かれてそれぞれの候補を応援。選挙後の立場が気になるのか、数人を除いて各陣営に日参し、早朝から候補と地元回りに同行する市議の姿もある。市中心部の目抜き通りにある両候補の事務所は約200メートルしか離れておらず、付近には異様な“空気”が漂う。

 激戦は中傷合戦に発展し、告示前の2月上旬から「出馬したらわかっているな」「お前は市長選に出馬する資格はない」などという脅しともとれる電話が立候補予定者にかかってきたり、『市を食い物にするな』『うそつき候補者』などと印刷された文書が各家に投げ込まれたりしているという。

 こんな争いを冷ややかに見る市民は多い。市内の飲食業店主(53)は「二人とも同じようなことを言っており、どちらが勝っても代わり映えしないのでは」と言い、市南部の無職男性(72)も「(中傷合戦には)いい加減にしろと言いたい。こんな選挙では市政に関心を持てという方が無理ですね」とあきれた様子だ。

 投票日まであとわずか。今のところ両陣営とも互角に戦っており、約7000票ある新興住宅地の浮動票の獲得に必死だ。市選管は、新人同士の一騎打ちとなった前回(59・21%)を大きく上回る投票率を予想する。

 五條の新しいかじ取り役を選ぶ選挙。市民が期待しているのは〈泥仕合〉ではなく、政策論争だ。五條署幹部は「違反が見つかれば、厳しく取り締まる」と目を光らせている。

(2011年4月22日 読売新聞)

1570チバQ:2011/04/23(土) 01:23:04
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011042300009
当選県議の母と落選県議を逮捕=運動員に報酬支払い−兵庫県警
 10日投開票の兵庫県議選をめぐり、選挙運動員に報酬を支払ったなどとして、県警捜査2課などは22日、公選法違反(買収)容疑で、当選した北川泰寿議員=自民=の母親で無職久子容疑者(65)=同県西宮市甲子園三番町=と、落選した県議谷口隆司容疑者(60)=無所属、同県相生市汐見台=を逮捕した。
 同課によると、久子容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、谷口容疑者は「アルバイトに現金を渡した」と話しているという。
 逮捕容疑によると、久子容疑者は北川議員陣営で若手運動員を取りまとめていた無職女性(38)=同法違反容疑で逮捕=と共謀し、今月9日ごろ、西宮市内で運動員の男女4人に選挙活動の報酬として計約24万円を支払った疑い。また、谷口容疑者は自陣営の運動員2人=同=と共謀し、同10日ごろ、相生市内で別の運動員2人に選挙活動の報酬として計約22万円を支払うなどした疑い。
 北川議員は当選したが、谷口容疑者は落選し、来月10日で任期切れとなる。(2011/04/23-00:45)

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1571チバQ:2011/04/24(日) 19:27:12
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201104230011.html
統一選後半戦、維新に応援要請殺到 禁止にも「勝手流」(1/2ページ)2011年4月23日

 統一地方選後半戦の投開票を24日に控え、前半戦で躍進した大阪維新の会(代表=橋下徹大阪府知事)には市長選候補者らの応援要請が相次いでいる。選挙ごとに構図が異なるため、同会は公認候補を立てた吹田市長選以外は応援を禁止。だが勢いに乗り、あの手この手で候補者の応援に乗り出すメンバーもいる。

 「市長選の情勢が厳しいと聞き、いてもたってもいられずやって来ました」

 府東部の市の駅前で20日、「大阪維新の会・最高顧問」と司会者に紹介された別の市の市長が、約300人を前に現職の応援演説を始めた。続いて再選したばかりの維新の会府議も、大阪都構想を進めるには現職の経験が必要と訴えた。

 維新の会に「最高顧問」との肩書はなく、紹介された市長も維新とは無関係。この府議は「『最高顧問』とは、知事と親しいから付けられたあだ名のようなもの」と釈明した。

 この応援演説の話が維新の会メンバーに伝わると、波紋が広がった。首長選は複数の既成政党が推薦する「相乗り候補」が多く、維新の会メンバーの利害も複雑にからまるため、同会は吹田市を除く首長選では特定の候補者を応援しない方針を決めていたからだ。

 応援に入った府議は「維新の会の立場でなく、現職の友人として参加しただけ」としているが、新顔と親しい別の維新の府議は収まらない。幹部に「それなら僕らも応援に行きますよ」と詰め寄り、結局、現職を応援した府議は「厳重注意」を受けた。

 府議選や大阪市議選などで議席を大幅に伸ばした維新の会には「何とか応援に来て」と約30件の依頼があった。橋下氏にも兵庫、岡山両県内の首長選陣営などから応援要請が相次ぐ。

 府南部の市長選では、現職が街頭演説で橋下氏について「本当に仲のええパートナーというか、いろんな相談をいただいた」と親密さを訴える。一方、新顔も橋下氏と握手する写真をホームページに掲載。街頭では「大阪都構想に賛成」と強調している。

 維新の会幹部は「とにかく応援には行くな」と府議らの引き締めに必死だが、それでも同会の肩書で「必勝」と書いた「為(ため)書き」を贈ったり、演説会に顔を出したりする府議がいる。あるメンバーは「勢いのある絶好の機会に、昔からの仲間を応援できないなんて、いてもたってもいられない」と話す。(小池暢、佐藤達弥、池尻和生)

1572名無しさん:2011/04/25(月) 22:24:25
http://mytown.asahi.com/areanews/nara/OSK201104240079.html
生駒市議選、市長派さらに拡大 5人全員当選
2011年4月25日


山下真市長(前列右から3番目)とバンザイする西山洋竜氏(左から3人目)=生駒市小明町


 統一地方選を締めくくる奈良県の5市町村長選と20市町村議選が24日、投開票された。現職と新顔の一騎打ちとなった五條市長選は新顔が勝利、大和高田市長選は現職が3選を決めた。市町村議選は総勢319人が266議席をめぐって争った。35人が立候補する大激戦となった生駒市議選は、「市長派」の5人全員が当選を決めた。

 前市長と元議長が汚職事件で逮捕されてから初の生駒市議選(定数24)は、改革を進める山下真市長を支える市長派が勢いを加速させるのか、反市長派が盛り返すのかが注目された。前回と同数の過去最多の35人が激戦を展開。市長派が勢力を拡大した。

 現職16人、元職2人、新顔17人が、市民団体が直接請求で提案した議員定数の削減をはじめ、3月定例議会で予算案が否決された市立病院建設計画などを争点に持論を訴えた。前回、10ポイント近く伸びて57.04%になった投票率は50.85%だった。

 山下市長の支持母体「市民自治の会さわやか生駒」は、市長を援護するため、現職2人に新顔3人を加えて選挙に臨んだ。5人は「山下市長とともに改革を」をスローガンに掲げ、病院の早期開設や議会改革の必要性を訴えた。告示後は山下市長の応援を受けながら運動した。

 新顔で貿易会社役員の西山洋竜氏(34)は、当選を決めた後も選挙事務所で仲間の結果を待った。5人全員の当選を確認すると支持者と抱き合った。「全員当選できたことを評価したい。病院建設を進めるには議席の過半数が必要。第一歩はクリアできた」と述べた。山下真市長も駆けつけ、「5人全員当選して胸をなで下ろした。手ごわいメンバーがたくさん当選したが、その勢力に負けないで信念を貫いて下さい」とねぎらった。

 元議長の解職請求(リコール)の先頭に立ち、議会改革を訴えた新顔の樋口稔さん(68)は「市民目線で議会改革を進めたい。約束した病院は開設に向けて取り組む。定数削減についても抵抗は強いだろうが、ほかの議員を説得しながらしっかり取り組みたい」と語った。

 今回の市議選の結果、議会内での存在感が増し、同じ考えの議員を結集することで迷走を続ける市立病院建設計画なども軌道に乗るものとみられる。

 一方、議会の最大会派で、公明とともに市長と対立してきた自民・保守系の「凛翔(りんしょう)」(7人)は今回、3人が引退。現職4人が立候補し、全員当選した。

 中心メンバーの自民現職、中谷尚敬氏(57)は5選を果たして支援者とバンザイ。「市民に良識派がいてくれるということ。二元代表制で市長に寄り添うというのはおかしい。是々非々で言うべきことは指摘していきたい」と力を込め、病院建設や定数削減について「負の遺産を子どもや孫に残すわけにはいかない。市長と良い緊張関係を持ってやっていきたい」と訴えた。

 病院建設に反対している無会派の現職や態度表明していない新顔もいるため、中谷氏は改選後を見据え、「同じ考えの人も何人かいそうなので、今後、声をかけていきたい」と話していた。

1573名無しさん:2011/04/25(月) 22:24:49
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/25/20110425-052124.php
吹田市長に「維新」首長選に初勝利
 大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」(維新)と、河村たかし名古屋市長の率いる政治団体「減税日本」の首長新党の戦いは、24日投開票された市長選では、明暗が分かれた。

 維新が公認候補を出した大阪府吹田市長選で、維新公認の元府議の井上哲也氏(54)が、現職で4選を目指した阪口善雄氏(62)=民主、社民推薦=ら3人を破り初当選。維新は首長選初の公認候補が勝利。投票率は前回を3・75ポイント上回る49・71%。躍進した大阪府議選や大阪、堺両市議選に続き、勢いを印象づけた。

 井上氏は、市政改革の必要性を強調。阪口氏は3期12年の実績を強調したが、既成政党に対する逆風で及ばなかった。

 一方、事実上の与野党相乗りと首長新党の対決となった愛知県田原市長選は24日、無所属現職の鈴木克幸氏(66)が、減税日本の会社役員、河合正仁氏(62)ら2新人を破り再選した。民主、自民両党系を含む田原市議会の最大会派から支援を受けた鈴木氏に対し、河合氏は市民税減税や市長報酬削減を主張したが届かなかった。

 また、神奈川県平塚市長選でも減税日本の会社役員、水島一耀氏(67)は当選した元市議の落合克宏氏(53)に及ばなかった。

(2011年4月25日 07:38

1574名無しさん:2011/04/25(月) 22:27:37
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003997473.shtml
兵庫3市長選 姫路、芦屋は現職3選 明石は泉氏 
 第17回統一地方選は24日、後半戦の市町村長選と市町村議選、東京都の特別区長選と区議選が投開票された。兵庫県内ではいずれも無所属候補の争いとなった3市長選と、9市議選、2町議選が行われ、現職の立候補断念で新人同士の一騎打ちとなった明石市長選は接戦の末、元衆院議員の弁護士泉房穂氏(47)が、69票の僅差で民主、自民両党の推薦を受けた元東播磨県民局長の宮野敏明氏(59)を振り切り、初当選した。姫路市長選は、現職の石見利勝氏(69)が新人3人に大差をつけ3選。芦屋市長選も現職山中健氏(61)が、前県議の新人山田美智子氏(64)を寄せつけず、3選を決めた。

 明石市長選は、「民間出身者による改革の継続」を掲げる泉氏と、「安定した行政経営」を訴える宮野氏が告示前から激戦を展開した。

 市内福祉団体や若手経済人らが支援した泉氏は、議員定数の見直しや市長給与の3割カットなど改革の断行を訴えた。告示日には、古巣の民主党の石井一副代表が応援に駆けつけたが、「特定の党派の支援は受けない」との方針で、その後の同党国会議員らの応援は固辞。「しがらみのなさ」を前面に打ち出して無党派層を中心に支持を広げ、接戦に勝利した。

 宮野氏は、市会4会派や医師会、経済界など約300団体の推薦を受けたほか、県職員時代に知事室長などを務め、井戸敏三知事が選挙期間中に4度も来援。また、告示直前に民主、自民に要請し推薦を受けたが、組織をまとめ切れなかったことも響き、惜敗した。

 姫路市長選は前回無投票から一転、4人が争う混戦となった。昨春発覚した県管理の河川からの違法取水や、10人が負傷したごみ焼却・再資源化施設の爆発事故などをめぐり、市の危機管理の在り方が争点に浮上。会社社長の沖幸子氏(64)ら新人3人からは、市長のリーダーシップを厳しく問う声が上がった。

 これに対し石見氏は、姫路駅周辺整備など2期8年の実績を強調。政令指定都市を目指す方針も示し、市政を引き続き担う決意を訴えた。

 「市民党」を掲げ、今回も政党推薦を受けないスタイルで臨んだが、実際には松本剛明外相の後援会や自民県議らが応援。地元財界や労組など約170団体から推薦を受けるなど組織戦を展開、他の候補を引き離した。

 芦屋市長選は、阪神・淡路大震災で悪化した財政再建や、市政への市民参画、さらには東日本大震災を受けた津波対策などを焦点に論戦が繰り広げられた。

 山中氏は就任8年で市債(借金)を約420億円削減した実績を挙げ、「今後4年で財政が後戻りしない状況にまで持っていく」と行財政改革継続の必要性を強調。党籍のある自民党支持層を中心に支持を集め、山田氏に1万6千票以上の大差をつけた。

 山田氏は「市民目線」「草の根選挙」で県議からの転身を図ったが、現職の5選を阻んだ4年前の県議選の再現はならなかった。


【特集】11ひょうご統一選

(2011/04/25 02:27

1575名無しさん:2011/04/25(月) 22:33:20
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001104250001
明石市長選 泉氏が激戦制す
2011年04月25日


当選確実となり、支援者と抱き合って喜ぶ泉房穂氏=明石市天文町2丁目

 北口寛人市長の退任に伴う明石市長選は、弁護士で元民主党衆院議員の泉房穂氏(47)が、組織戦を展開した元県東播磨県民局長の宮野敏明氏(59)を69票差で抑え、初当選した。
 午後11時すぎに明石市天文町2丁目の事務所に駆けつけた泉氏は「やったー」「よう勝った、よう勝った」と絶叫しながら支援者一人ひとりと抱き合った。
 組織に頼らない選挙戦を展開した泉氏は「市民一人ひとりの力を頼りに戦い、勝つことができた」と述べ、市長給与3割カットや市議の定数削減といった行財政改革に加え、中学校給食の導入などで「将来の明石を支える子どもたちを応援したい」と抱負を語った。運休しているたこフェリーについても「再開に全力で取り組む」と述べた。
 一方、経済界などから立候補を要請された宮野氏は、明石市大明石町1丁目の事務所で「努力不足かもしれないが、(選挙)期間が短かった。できるだけやったが力が及ばなかった」と淡々と語った。
 民主、自民両党から推薦を得て、各種団体の推薦も受けて組織戦を展開。「安定した市政運営」を掲げた。民主党の藤井訓博・県連幹事長は「民主、自民も推薦して、それでも負けたのは、既成政党への不信という逆風が吹いていたのではないか」と話した。
 告示後4回の応援演説に入った井戸敏三知事は、事務所で開票を見守った。「推薦団体を足してみればもっと楽にいくと思っていた。明石のことはよくわからない」とつぶやいた。

1576チバQ:2011/04/26(火) 21:10:28
http://www.nara-np.co.jp/20110426111921.html
3会派統一は不透明 - 落選の総括回避/自民県連
2011年4月26日 奈良新聞

 自民党県連(奥野信亮会長)は25日、奈良市内で総務会を開いた。統一地方選挙について、県議選での公認2人落選や五條市長選での党推薦現職(70)の敗退などで“反省”も目立つ一方、県議会での第1党のとしての勢力維持などで評価できる点もあるとして、特に執行部の責任を問う声は出なかったという。開店休業状態にある一部の支部の見直しなどを期限を切って行うが、県議会の党3会派の統一問題など、課題も山積している。

 非公開で開かれた会議には県議13人を含む約20人が出席。終了後に会見した奥野会長と奥山博康幹事長によると、有名無実の状態となっている天理市支部の立て直しなどが議題に上がり、県連組織広報委員会の下で対応を検討するという…

1577チバQ:2011/04/26(火) 21:10:53
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001104260002
「維新」効果?高槻と吹田でトップ当選
2011年04月26日

 24日投開票された統一地方選後半戦で、府内の市議選では「維新」の文字が入った地域政党や政治団体の候補者の当選が相次いだ。いずれも、橋下知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」とは無関係だった。


 高槻市議選(定数36)では、地域政党「高槻維新の会」の現職2人が、得票数1位と2位で当選した。同会は保守系会派の市議3人が昨年7月に設立。1位当選した蔵立真一氏(39)は「大阪維新の会と同じ方向を向いているが、自分たちは高槻市の活性化という視点で活動する立場。共同歩調をとるという関係ではない」と説明する。


 吹田市議選(定数36)では、新顔で政治団体「吹田・維新の会」代表の柿花道明氏(50)が、2位の2倍近い1万1443票でトップ当選した。市議選の得票数としては過去最高だった。


 同会は昨年11月に設立。メンバーは元建設資材会社員の柿花氏1人という。柿花氏は「公務員制度改革などの志が同じなので自分で会を立ち上げた。街頭演説中に有権者に『大阪維新の会と同じか』と質問され『違います』と答えていた」と話した。


 四條畷市議選(定数16)では、地域政党「四條畷維新の会」の現職3人と新顔2人が立候補し、現職2人と新顔1人が当選した。同会は今年3月に設立。代表を務める田中夏木市長は3月29日の会見で「大阪維新の会とは一線を画す」と説明した。


 大阪維新の会の幹部は25日、「大阪維新の会とは無関係で政策も違うはずなのに、勝手に『看板』を使われた」と憤った。

1578チバQ:2011/04/26(火) 21:11:11
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000311104260003
【2011統一地方選@大阪】


吹田市長選を振り返って
2011年04月26日

 吹田市長選は、大阪維新の会新顔の井上哲也氏(54)が現職の阪口善雄氏(62)ら3人を破った。統一地方選前半戦に続き、維新の会に追い風が吹いた選挙戦を振り返る。


 井上氏は12年前の市長選で阪口氏に敗れた。再び挑み、雪辱した今回は「橋下流」の公務員改革などを前面に出して戦ったが、水面下では「自民色」も色濃かった。自民党吹田市支部の推薦を受け、選挙対策本部長は自民党の渡嘉敷奈緒美前衆院議員が務めた。


 井上氏は維新の会に移るまでは自民党の府議で同党吹田市支部長だった。陣営関係者によると、後援会幹部と同党支部の役員が重なり、支持者の間からは「自民党と名乗らないと選挙戦を戦いにくい」という声も多かった。井上氏は勝因の一つに、維新の会だけでなく、自民支部から推薦を受けたことを挙げた。


 民主、社民の推薦を受けた阪口氏は、落選が決まった24日夜、語気を強めて大阪維新の会と井上氏を批判した。「(井上氏は)自分を隠してタレント的、スター的要素のある橋下さんで選挙をしていた。維新の会に市政を委ねることは危険だし、心配だ」


 維新の会の「突風」に納得いかない様子の阪口氏は、取材に対し「4年後には大阪都構想はなくなっているだろう。もう1回(市長選に)出る」とリベンジを誓った。


 共産の推薦を受けた新顔の正森克也氏(44)は2万票に届かなかった。共産党吹田・摂津地区委員会幹部は「井上氏は自民党支持層に、維新の風を加えて勝利した」と分析。正森氏は出遅れが響いたとみている。


 維新の会との地域政党対決で話題となった地域政党「龍馬プロジェクト×(かける)吹田新選会」代表の新顔石川勝氏(42)は、最下位に終わり「市民に市政改革を求める意識はあったが、知事の知名度に埋もれた」と悔しがった。ただ、同会が市議選に立てた現職1人、新顔2人は全員当選。石川氏は「チームプレーで戦った結果。今後も党勢を拡大したい」と語った。

1579チバQ:2011/04/26(火) 21:16:51
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/26/20110426-052150.php
役員全員落選で一新 新幹事長には中村氏 民主大阪府議団
 統一選前半の大阪府議選で勢力が半減、幹事長の西脇邦雄氏ら役員8人全員が落選した民主党・無所属ネット府議団は25日、議員団総会を開き、新幹事長に中村哲之助氏を選任した。副幹事長には吉村善美氏、政調会長には上野和明氏を選んだ。就任は30日付。中村氏は「所属議員が激減した状況で、埋没せずに民主党としての存在感を出せるようしっかりと取り組んでいきたい」とあいさつした。

 大阪市議会の民主会派では、会派の名称から「民主」を外す動きが出ているが、中村氏は「こういう時期に残念。府議団ではそういう話は出ていない」と述べた。

(2011年4月26日 06:19

1580チバQ:2011/04/26(火) 21:23:02
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/26/20110426-052152.php
強い現職 維新が風穴 大阪府内9市長選
 統一地方選後半戦で24日に投開票が行われた大阪府内の9市長選と17市議選、4町議選。このうち7市長選で現職対新人の「新旧対決」となったが、地盤を持つ現職が6勝1敗と圧勝した。一方で、前半戦の府議、大阪、堺両市議選で躍進した橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」の“風”は後半戦でも吹き、吹田市で維新の新人が現職を破り、市政刷新に期待する有権者の声が反映する結果に。各市長選、市議選の結果を振り返った。

馬場氏、保守分裂で優位に

◇寝屋川

 寝屋川市長選は、現職の馬場好弘氏(68)が、地力の差を見せ、元市議の広瀬慶輔氏(40)=自民推薦=と元高校教諭の長野邦子氏(67)を破って4選を決めた。

 ただ、投票率が前回選を上回った一方、得票は伸び悩む結果に。前回選が、一騎打ちだったという事情はあるものの、得票を9千票以上減らす結果に、当選後のあいさつでもほとんど笑顔を見せなかった。

 馬場氏は政党推薦こそ受けなかったが、連合大阪の推薦を得たほか、地元の民主、公明府議らからも実質的な支援を受けた。また、広瀬氏に推薦を出した自民からも一部、市議らが支援に回り、組織票をがっちりと固めた。

 一方、広瀬氏は保守分裂の結果、組織票が固めきれず、世代交代をアピールするなどして無党派層への浸透を図ったが、及ばなかった。長野氏も福祉重視の市政への転換を訴え、現市政の批判票の取り込みを図ったが、広瀬氏との間で票の分散を招いた。

◇八尾

 無所属で現職の田中誠太氏(54)=民主、自民、社民推薦=が、無所属で新人の元市議、永井貴美子氏(71)=共産推薦=の挑戦を大差で退け、再選を決めた。

 田中氏の市政運営の是非が争点の一つとなった今回の選挙戦。前回は民主のみの推薦だった田中氏だが、昨年12月に出馬表明後は自民と社民からも推薦を得て、支持基盤を盤石にして選挙戦に臨んだ。

 田中氏は前回と比べて3万票を上回る得票で再選を飾ったが、田中氏は当選後、「信任を得られたと確信しているが、まだまだやらねばならない課題がある」と話し、大差での勝利にも表情を引き締めた。

 一方、前回に続いての出馬となった永井氏だったが、出馬表明が3月にずれ込み、出遅れ感は否めない。「相乗り」批判を展開して無党派層への浸透を図り、投票率が低迷する中でも前回得票から4千票を上積みしたが及ばなかった。

◇富田林

 富田林市長選は、現職の多田利喜氏(60)=民主、自民、公明推薦=が、元中学教諭、高橋正明氏(69)、地域情報紙編集長、久保作美氏(63)の無所属新人2人を大きく引き離し、3選を勝ち取った。

 前回は無投票で8年ぶりの選挙戦。3月下旬に予定していた後援会の決起大会が、東日本大震災の影響で中止となり、陣営にとっては不安な出だしだった。

 新人2人が36年ぶりの市長選で争った前々回に比べて注目度は乏しく、投票率が約6ポイント下がったものの、多田氏は得票を1221票伸ばし、選対では「2期8年間で支持層を開拓できた結果」と分析した。

 久保氏は、府下で女性初の市長を目指したが、出馬表明の出遅れが響き、選挙事務所や後援会を持たない高橋氏は知名度が浸透しなかった。

◇藤井寺

 藤井寺市長選は、現職の国下和男氏(69)=民主、自民推薦=が、新人で元市会副議長の石本良介氏(64)を、大差で破って再選を果たした。当初、無投票の公算が大きかったうえ、国下氏が府議選で応援した候補者が落選。後援会組織にとって支援者の引き締めが課題だった。出陣式で後援会幹部が「(石本氏の出馬により)こんなに選挙戦が苦しくなるとは思わなかった」と弱音を吐くなど陣営には悲壮感さえ漂っていた。

 結果は1万票以上の大差をつけての当選。国下氏の後援会幹部は「市長にどちらがふさわしいか冷静に判断していただいた」と振り返り、市立市民病院の新築をあきらめ、改修で窮状をしのぐ財政再建策などに取り組んだ1期目の業績が有権者に高く評価された結果だと受け止める。

 一方、石本氏は地元府議の全面的な応援を受け、国下氏の批判票獲得を狙ったが、知名度不足が響いた。

1581チバQ:2011/04/26(火) 21:23:20
千代松氏に「改革」期待

◇泉佐野

 元市議の無所属新人の三つどもえとなった泉佐野市長選を制したのは、次点の介護会社員、戸野茂氏(57)に“ダブルスコア”となる9千票以上の大差をつけた学校法人理事の千代松大耕氏(37)=自民推薦、公明支持=だった。

 同市は財政破綻一歩手前の早期健全化団体。公約に市職員給料20%カットなど大胆な目標を示した千代松氏に寄せる期待が票数に表われた。千代松氏も「公務員改革を成し遂げてほしいという市民の思いが得票につながった」と分析する。

 前市長の財政健全化計画の継承を訴えた戸野氏、共産党常任委員の高道一郎氏(52)は市政刷新の立場から支持を訴えたが、及ばなかった。

 25日、当選証書を受け取った千代松氏は、5月の臨時議会に向けて、市長40%、特別職30%の給料カット、退職金廃止についての条例改正案を提出し、公約実現に取り組む意向を示した。

【写真説明】新泉佐野市長として当選証書を受け取る千代松大耕氏(左)=泉佐野市役所

◇高石

 ともに無所属の一騎打ちとなった高石市長選は、現職の阪口伸六氏(54)が、元市議で新人の木戸晃氏(55)を大差で退け、4選を飾った。

 阪口氏は3期8年の実績で固めた基盤に加え、連合大阪から推薦を取り付けるなど支持層を拡大、最終的に木戸氏に7千票以上の差をつけた。

 一方で、「今までの選挙の中では厳しい戦いだった」と振り返るように、2万票以上を獲得し、他候補を寄せ付けなかった前回より得票数を下回る結果に終わった。

 阪口氏は「学校耐震化の100%達成や行財政改革の成果を市民が評価してくれた結果だ」と分析する。

 木戸氏は防災対策の抜本的見直しや市民サービス向上を訴えて1万票以上を獲得したが、一時は府議選出馬の意向も明かしていたことから、有権者の支持が広がらなかった。

現職“継承”の浜田氏選ぶ

◇高槻

 無所属新人同士の一騎打ちとなった高槻市長選は、弁護士の浜田剛史氏(46)=民主、自民、公明推薦=が、元市議の吉田康人氏(46)=みんな推薦=を接戦の末に下し、初当選を果たした。

 現職の奥本務市長の支持基盤を受け継いだ浜田氏は、民主、自民、公明の推薦を得て、着実に票を固めた。「住みやすさナンバーワンのまちづくり」を公約に掲げ、また、検事や弁護士として法曹界で培った経験をPRし、広く支持を集めた。

 3度目の出馬となった吉田氏は、市長・市議報酬の削減、市職員数の大幅カットなどを公約に、徹底した行財政改革を訴えたが、得票数は伸び悩み、当選ラインにわずかに届かなかった。

阪口氏、組織固めも及ばず

◇吹田

 吹田市長選は、維新新人で元府議、井上哲也氏(54)が、無所属現職、阪口善雄氏(62)=民主、社民推薦▽無所属新人で社会福祉法人理事、正森克也氏(44)=共産推薦▽諸派新人の元市議、石川勝氏(42)=みんな推薦=の3人を破り、維新の強さを見せつけた。

 統一選前半戦から続く党勢に乗った井上氏は、次点の現職に約9千票差をつける快勝。府下で給与が高いとされる、同市の職員厚遇問題などをわかりやすく有権者に示した。

 阪口氏は民主や一部自民の市議などと協力するなど組織を固めて臨んだが維新の“風”の前に敗れた。

 正森氏は推薦を受けた共産票をまとめきれず、浮動票の獲得にも伸び悩んだ。石川氏は昨年11月に結成した地域政党「龍馬プロジェクト×(かける)吹田新選会」の公認候補として注目されたが、及ばなかった。

倉田氏流市政運営に評価

◇池田

 無所属2人で争った池田市長選は、現職の倉田薫氏(62)の4期16年の実績に対する有権者の評価が最大の焦点となった。結果は、マニフェスト型の市政運営を提唱した倉田氏が2万9千票を超える得票で圧勝、5選を果たした。

 倉田氏は過去の実績に加え、国や府に『物言う姿勢』をアピール。震災対策や地域分権の推進など7項目の公約を掲げたほか、個人演説会を連日開くなどしてこまめに支持を集めた。

 対抗馬に2倍以上の得票差をつけたが、「批判票も甘んじて受け入れたい」と振り返り、「行革を引き続き断行、これからの4年を総仕上げと心得、次の世代にバトンタッチしたい」と決意を新たにした。

 敗れた柴田外志明氏(61)=共産推薦=は、学校施設の耐震化や介護保険料などの負担軽減を訴えたが、出馬表明の遅れなどで知名度不足が響き、支持が広がらなかった。

(2011年4月26日 06:45)

1582チバQ:2011/04/26(火) 21:23:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110426-OYT8T00057.htm
市議選 旋風に乗って
 24日に投開票された統一地方選の吹田、高槻両市議選で、橋下知事が代表を務める「大阪維新の会」とは無関係の「維新」の名が付く政治団体の候補者が、トップ当選するなどした。当選者は「『維新』という名前がプラスに働いたことは否定できない」と驚いている。

 吹田市議選では、「吹田・維新の会」新人・柿花道明さん(50)が2位と約2倍の差をつける1万1443票でトップ当選。大阪維新の会が掲げる公務員制度改革などに賛同し、昨年11月に1人で府選管に政治団体を届け出たといい、「2000票前後が当落のラインなので驚いた」と信じられない様子。

 高槻市議選では、「高槻維新の会」のいずれも現職の蔵立真一さん(39)と太田貴子さん(50)が1、2位を独占。当初2人は無所属での立候補を予定していたが、府議選(10日投開票)で大阪維新の会が議席を大幅に増やしたこともあり、市議選告示直前の15日に所属政治団体名で届け出ることを決めたという。

 蔵立さんは新人で臨んだ4年前は最下位当選で、「1期目の実績があり、今回は手応えを感じていたが、トップ当選は予想外」と話す。

(2011年4月26日 読売新聞)

1583チバQ:2011/04/28(木) 01:15:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000172-mailo-l29
選挙:生駒市議選を振り返る 市政安定は微妙 市長派全勝、保守系も票伸ばす /奈良
毎日新聞 4月26日(火)13時33分配信

 ◇議会との緊張今後も
 24日に投開票された生駒市議選(定数24)は、山下真市長の支持母体の擁立候補5人すべてが当選を果たす一方、民主候補3人全員が落選した。焦点の病院建設問題では、早期開設派が過半数を占めるとみられるが、市長と距離を置く保守系候補も票を伸ばした。「市長派」一人勝ちとはいえず、市長と議会の緊張関係は今後も続きそうだ。【熊谷仁志】
 ◆「さわやか」全勝
 「全員当選は本当に奇跡。旧体制の勢力が残っており、精いっぱい戦い、もっと素晴らしい生駒にしたい」。市長の支持母体「市民自治の会さわやか生駒」の候補で最年少の新人、西山洋竜さん(34)は5人(現職2人、新人3人)の候補の中で最多の2058票を獲得。同市小明町の事務所で高揚した表情であいさつした。
 告示前日の16日。「いよいよ本丸(議会)を取りに行く。メンバーを(大幅に)入れ替えることができれば、クリーンな行政は、後戻りすることはない」。山下市長は「さわやか生駒」の集会で熱弁を振るい、その勢いのまま選挙戦を制した。
 だが、ほかの新人2人はぎりぎりの下位当選。西山さんの祝福に駆けつけた山下市長は「『さわやか生駒』の選挙は『風頼み』の面がある。着実に支持者を増やしてほしい」と注文をつけた。
 ◆民主は共倒れ
 前回と同じ最多タイの35人が争った市議選。自民の復調傾向を反映して保守系候補が票を伸ばし、公明、共産が各3議席を維持したのに対し、民主は現職2人と新人1人が落選した。
 現職2人は病院問題でキャスチングボートを握ってきた。昨年9月議会で賛成に回り、関連議案は12対10で可決。3月議会では反対に転じ、11年度病院事業予算案が10対12で否決された。党への逆風に加え「どっちを向いているのか主張が分かりにくい」(山下市長)ことも影響したとみられる。現職の一人は「厳しい結果」と言葉少なに語った。
 ◆「13対11」
 「勝手に分類すると13対11」。山下市長は24日夜、「ぎりぎり行けると思う」と現計画による病院事業推進に自信をみせた。しかし、「早期開設は賛成だが、『市長派』ではない。住民視点で」と語る新人も。市長と距離を置くある現職は「病院は建てたものの、おかしくなった、では済まない。アカンものはアカンと言うのが議員」と反発は根強い。市長の市政運営が安定するかは微妙だ。
 もう一つの争点となった議員定数問題。「さわやか生駒」の5人のほか、定数削減を公約に掲げた新人や元職が当選し、改選前は3人だった「削減派」が確実に増えた。「最終的には市民投票で」との意見もあり、今後、活発な議論が始まる。
 ◆投票率大幅低下
 投票率は50・85%で、前回の57・04%から大幅にダウン。昨年1月の市長選(53・15%)も下回った。山下市長が初当選した06年1月の市長選後、市民の市政への関心が高まったが、一息ついた格好となった。

4月26日朝刊

1584チバQ:2011/04/29(金) 00:07:30
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004010072.shtml
躍進「みんなの党」どう動く 他会派は警戒 


6月からの会派運営などについて話し合うみんなの党の現職市議や新人=28日午前、神戸市役所
 統一地方選の神戸市議選(定数69)で議席を1から8へと伸ばし、阪神間各市でも新人が当選するなど、兵庫で躍進したみんなの党。とりわけ神戸市議会では、「守旧派の既成政党との違いを明確にする」と意気込む同党の動きに、他会派や市当局は戦々恐々だ。6月の任期開始早々にも議員報酬の削減を提案する構えで、他党のベテラン議員たちも神経をとがらせる。(黒田勝俊)


 みんなの党は、統一地方選の前・後半戦を合わせ、全国で公認候補226人が当選。兵庫県では、神戸市以外にも県議選の三田市選挙区と、西宮、芦屋、宝塚、伊丹市議選でいずれも新人が各1議席を獲得した。

 中でも「最重点地区」(渡辺喜美代表)と位置付けた神戸市議選は、全9選挙区に現職1人を含む計10人を擁立。8人が当選を果たした。

 選挙戦での訴えの中心は、議員報酬の削減。神戸市議の報酬は月額93万円で、19ある政令市の中で横浜市に次いで多い。

 同党新人の1人は「まずは議員報酬の即時2割カットを提案し、任期中に3割カットを目指す。他会派が反対しても、われわれは受け取りを拒否して供託する」と鼻息が荒い。市議団の団長兼幹事長に就任した現職の高山晃一市議は「半年に1回、政策型の議員提案条例も出していきたい」と意気込む。

 これに対し、「どんな振る舞いをするか、まずは様子見」と民主のベテラン市議。自民市議は「(みんなの党市議団は)過去には市長提案の予算案、決算案に賛成した。今後、市長与党になるか、野党になるかが焦点」と、みんなの党がキャスチングボートを握る事態を警戒する。

 また、党として議会改革を掲げる公明市議は「神戸の経済活性化などほかに優先すべき課題がある」と冷ややかな反応。

 一方、当局側も警戒感を強める。選挙戦では、市職員の人件費削減や市の資産の仕分けといった「役所改革」も掲げていただけに、「どこまで攻勢を強めてくるのか」と気をもむ市幹部も。

 さらに、2009年の市長選で矢田立郎市長に約8千票差まで追い上げた会社役員が今回、同党候補を支援していたことから、職員の間では「狙いは、次の市長選の足場固めでは」との声もささやかれる。

1585名無しさん:2011/04/29(金) 00:12:37
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110428/hyg11042801590004-n1.htm
1票差落選で異議申出書 兵庫・芦屋市議選
2011.4.28 01:56
 24日投開票の芦屋市議選で、1票差の次点で落選した無所属現職の大久保文雄氏(64)が27日、市選管に全票の再検査などを求める異議申出書を提出した。同市選管は30日以内に申し出の内容を認めるか決める予定。

 市議選では大久保氏が914票、最下位当選者は915票を獲得した。全投票数は3万6794票で、白票や判別が難しい記載をしているなどの無効票は827票あった。

 同市選管は前回市議選で投票者数を誤集計するミスをしているため、大久保氏の異議申出書では「過去にも幾度か人為的ミスがあり、今回の結果を全幅の信頼をおいて甘受することができない」としている。

 大久保氏は「支援者から疑問の声も寄せられ、手続きを取らずにあきらめるのは熱心に応援してくれた人に申し訳ないと思った」と話している。

1586名無しさん:2011/04/29(金) 00:22:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000011-kyt-l26
自民入党の意向 田中・桂川府議
京都新聞 4月28日(木)11時9分配信

 京都府議選の亀岡市選挙区(定数2)で当選したいずれも無所属の田中英夫、桂川孝裕の両氏が、自民党亀岡支部(堤松男支部長)に対し、「入党したい」との考えを示していることが27日までに分かった。認められれば、党府議団に入る。
 田中氏は自民党衆院議員(京都4区)だったが、郵政選挙で離党して落選。昨年の府議補選当選後も無所属だった。復党すれば約6年ぶりになる。桂川氏は所属した会派「京都創生フォーラム」が会派を組めない人数に減った。党府議団からは両氏に会派入りを求める声が出ていた。
 亀岡支部は30日に開く役員会で協議し、府連に報告する。堤支部長は「亀岡の活性化のため、政党人として信念を持って頑張ってもらえるかを大局的に判断したい」と話している。

1587名無しさん:2011/05/02(月) 02:25:56
浅尾慶一郎氏の元秘書が地元で評判になっている

高谷スキャンダルの真相を追って ① / 2011年04月23日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4627

高谷スキャンダルの真相を追って ② / 2011年04月24日(日)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4628

高谷スキャンダルの真相を追って ③ / 2011年04月26日(火)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4632

高谷スキャンダルの真相を追って ④ / 2011年04月28日(木)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4636

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑤ / 2011年04月29日(金)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4638

高谷スキャンダルの真相を追って ⑥ / 2011年04月30日(土)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4641

高谷スキャンダルの真相を追って  ⑦ / 2011年05月02日(月)
http://yaplog.jp/a_odani_001/archive/4645

1588チバQ:2011/05/04(水) 08:27:28
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110423/crm11042322510008-n1.htm
運動員に報酬約束 和歌山、容疑の県議選落選候補を逮捕
2011.4.23 22:50
 和歌山県警捜査2課などは23日、10日に実施された和歌山県議選で運動員に報酬を渡す約束をしたとして、公選法違反(供与約束)の疑いで、同県橋本市隅田町下兵庫、会社役員、中谷和史容疑者(56)を逮捕した。無所属新人で立候補したが、落選した。

 捜査2課によると、中谷容疑者は「身に覚えがないことです」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、昨年8月から今年3月中旬にかけて、同市の男性3人に対し「報酬を支払うので、選挙運動を手伝ってほしい」と金銭の支払いを約束した疑い。

1589チバQ:2011/05/04(水) 08:38:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000015-mai-pol
<大阪府議会>大阪維新の会、倍増の57議席…新会派構成
毎日新聞 5月3日(火)12時6分配信

 大阪府議会事務局は2日、4月に行われた府議選に伴う新たな会派構成を発表した。大阪維新の会は改選前に比べて倍増し、単独過半数を確保した一方、公明、自民、民主、共産の各会派はいずれも改選前より議席を減らしたため、選挙前と比べて府議会の勢力図が一変した。新会派構成は次の通り。

 大阪維新の会57人▽公明21人▽自民13人▽民主・無所属ネット11人▽共産4人▽みんなの党1人▽無所属2人【堀文彦】

1590チバQ:2011/05/04(水) 09:01:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110501-00000126-mailo-l28
公選法違反:明石市議選で当選陣営、買収容疑で2人逮捕 未成年に選挙運動も /兵庫
毎日新聞 5月1日(日)13時29分配信

 24日に投開票された明石市議選で、未成年者に選挙運動をさせ、見返りに現金を渡したとして、県警捜査2課などは29日夜、初当選した灰野修平氏(43)の運動員で、同市大久保町大窪、食肉店経営、吉川忠美(65)と同町西脇、時計店経営、内藤正之(64)の両容疑者を公職選挙法違反(未成年者の選挙運動の禁止、運動員買収)容疑で逮捕した。いずれも「間違いない」と認めているという。
 県警によると、容疑は4月中旬〜下旬、大学生の少女ら4人(いずれも18歳)に同候補への投票を呼び掛ける選挙運動をさせ、その報酬として現金計約17万円を渡したとされる。毎日新聞の取材に対して、灰野氏は「2人は事務長と後援会会長として選挙にかかわっていた。事件については事実関係が明らかになるまでコメントできない」と話している。【金森崇之、重石岳史】
〔神戸版〕

5月1日朝刊

1591チバQ:2011/05/04(水) 09:08:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000155-mailo-l30
県議会:最大会派、自民の27人 新たに「改新ク」と「刷新ク」 /和歌山
毎日新聞 5月3日(火)13時12分配信

 4月の県議選で当選した県議42人の議員初総会が2日、県議会であった。東日本大震災で亡くなった人のため、冒頭に黙とうした。12〜17日の6日間、臨時議会を開き、正副議長などを選任する。
 会派は五つの届け出があった。最大会派の自民は立谷誠一氏(西牟婁郡)と浜口太史氏(新宮市)を加えた27人で、単独過半数を占めた。労組系や民主、社民系などで構成していた「真わかやま」はなくなり、改選前に所属していた3人と藤本真利子氏(和歌山市)、谷口和樹氏(田辺市)の計5人が新たに「改新クラブ」を結成した。共産は改選前3人と高田由一氏(西牟婁郡)の4人。公明は3人のまま。「真わかやま」にいた山下大輔氏(和歌山市)は岩田弘彦氏(橋本市)と新たに「刷新クラブ」を作った。鈴木太雄氏(田辺市)は無所属。【山下貴史】

1592チバQ:2011/05/04(水) 09:15:00
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110503/elc11050309430000-n1.htm
平松市長の再選を全面支援 民主大阪市議団
2011.5.3 09:42
 大阪市議会の民主市議団(9人)は2日、平松邦夫市長が今年12月に任期満了を迎える市長選に再選を目指して立候補した場合、全面支援する方針を直接伝えた。市議団幹部は「9人全員の総意」としている。

 前回市長選で平松市長を推薦した民主は、4月の統一地方選で惨敗し、市議選では改選前の20人から9人に激減。府連の一部から「支援は白紙」との声も出ていただけに、平松市長にとっては“足元固め”という最初のハードルを越えた格好だ。

 民主市議団は、この日の議員団会議であいさつに訪れた平松市長に対し、今後の市政運営に加え、市長選についても全面支援していく方針を直接伝えた。

 市議団幹部などによると、平松市長は再選出馬について明言はしなかったが、「大変喜んだ様子で頭を下げた」という。

 平松市長は産経新聞の取材に対し、市長選について「議会運営の流れなどを見極め、じっくり時間をかけて決めたい」と従来の姿勢を繰り返した。

 市長選をめぐっては、市議会で第一党に躍進した地域政党「大阪維新の会」をを率いる橋下徹大阪府知事が、自ら出馬する可能性も示唆。自民は独自候補の擁立も模索している。一方、平松市長サイドは民主に加え、自民、公明の支援を取り付けたい構えだ。

1593チバQ:2011/05/04(水) 09:16:16
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/29/20110429-052301.php
大阪市長不信任案? 「トリプル投票」? 強気チラリ 維新攻勢
 大阪府の橋下徹知事率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)の大阪市議団が、平松邦夫市長との対立が激化した際の“最終兵器”として、市長の不信任決議案の提出も視野に検討している。さらに維新の一部からは、大阪府知事選と大阪市長選に加え、市議会解散請求(リコール)の賛否を問う住民投票をしかける「トリプル投票」のシナリオもささやかれる。今年秋の大阪市長選を前に強気の「カード」をちらつかせつつ、他党との連携を模索する硬軟の二段構えで、今後、虚々実々の駆け引きが活発化しそうだ。

 区長公選制を掲げる維新市議団は第一党を獲得した市議選後、平松市長肝煎りの区政改革施策の一部凍結を主張。今後も平松市長と維新との間で、具体的な市政運営をめぐって衝突する場面が増えそうな状況。

 複数の維新市議団幹部によると、平松市長の対応次第では、不信任決議案の提出も視野に検討。ある維新市議は「不信任決議案を武器として持っておく必要がある」と話す。

 ただし維新の新勢力は33議席。市議会(定数86)の過半数には届かず、決議案の可決に必要な4分の3を得るには他会派の賛同が必要。不信任案が可決されれば市長は10日以内に議会を解散、民意を問うことができるが、解散せず10日が経過すると自動的に失職する。いずれにしろ、橋下代表が「大阪秋の陣」とぶち上げた府知事選と大阪市長選のダブル選の日程にも大きく影響する。

 一方、他会派からは、ダブル選に加えて維新が市議会解散の直接請求を主導し、住民投票を同時に行う「トリプル投票」を警戒する声が出始めた。地域政党「減税日本」代表の河村たかし名古屋市長らが演出した愛知県知事選と名古屋市長選、住民投票のトリプル投票になぞらえ、維新市議団内部では「名古屋カード」と呼ぶ声も。ただ維新内部でも「現実的ではない」と懐疑的な声が多い。

 市議会解散について、ある維新市議は「統一選では候補者を44人立てられたので、次はさらに議席を伸ばせるはず。選択肢としてありうる」と“肯定的”。一方別の市議団幹部は、将来的な解散の可能性を否定しないものの、「選挙が終わったばかりで疲れており、資金的にも難しい」と否定的な考えを示すなど、さまざまな声が聞こえてくる。

 ただし代表である橋下知事は、他党との協議を重視する姿勢を見せており「いざとなればけんかするが、最初から無茶はしない。地に足のついた第一党としてひとつひとつの政策をまとめていく」(幹部)と、〝大人の対応〟に徹するとの見方が現実的なようだ。

(2011年4月29日 09:41

1594チバQ:2011/05/04(水) 09:17:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110503-00000229-mailo-l29
生駒市議会:議長に井上氏、副議長は塩見氏 /奈良
毎日新聞 5月3日(火)15時35分配信

 生駒市の臨時議会が2日、開会した。市議選後初議会で、議長に井上充生氏(58)=5期目=、副議長に塩見牧子氏(46)=2期目=を選んだ。井上議長は保守系議員でつくる会派「凛翔」所属。塩見副議長は無会派。新議員24人中2人が欠席し、2人は各11票を獲得。山下真市長が選挙で応援した議員をいずれも2票差で抑えた。
 会派構成は、市長の支持母体が擁立して当選した5人らでつくる「市民派クラブ」が6人で最大会派。次いで「凛翔」の5人、公明、共産各3人で、みんなの党1人。その他の6人が無会派になった。
 臨時議会の会期は16日まで。3月議会で否決された今年度病院事業会計予算案が6日に提案される。現在、5月までの人件費などに限定した暫定予算が組まれており、当初案と同様に病院用地造成工事費や用地借上費などを盛り込んでいる。【熊谷仁志】

5月3日朝刊

1595チバQ:2011/05/04(水) 14:47:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110504/lcl11050412010000-n1.htm
どうなる大阪市長選 維新「取りにいく」 “秋の陣”へ攻防激化 
2011.5.4 12:00 (1/4ページ)

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大阪維新の会の新人で橋下徹知事の元特別秘書、河崎大樹氏も大阪市議選住吉区選挙区で初当選を果たした=4月10日夜、大阪市住吉区
 4月10日に投開票された統一地方選の前半戦。既成政党への有権者の不信感も高まる中、地方選では地域政党の活躍に注目が集まった。特に大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は、大阪府議選で過半数を獲得したほか、大阪、堺の両市議選でも第一党に躍進。その存在感を一段と増した。今年11月ごろに予定される次期大阪市長選についても、維新は「取りにいく」と断言。大阪市“解体”を掲げる「大阪都構想」の実現に向け、市当局や既成政党との攻防は今後、ますます激化しそうだ。


第一党に躍進


 維新は、大阪府や大阪市を再編し「司令塔」を一本化する大阪都構想の実現のためには、現状の大阪市役所を最大の「抵抗勢力」とみなしてきた。

 大阪市議会で過半数を獲得し、主導権を握れば一気に市役所組織を突き崩すことができる。そのため維新は、統一地方選の前半戦で大阪市議選を“主戦場”と位置づけた。

 そして迎えた4月10日の投開票日。

 住吉区選挙区に“刺客”として立候補した橋下氏の元特別秘書、河崎大樹氏が「トップ当選」するとの情報が関係者を駆けめぐった。

 東日本大震災の自粛ムードや伸びない投票率に、苦戦を覚悟していた維新の幹部も「ほんまか」。その後、票が開くに伴い維新の「風」は「嵐」となり、吹き荒れた。


敵地に橋下氏の腹心


 維新が橋下氏の「腹心」とも言える河崎氏を住吉区選挙区に擁立したのは、選挙戦直前の2月。

 告示後は「地縁も血縁も知名度もない」と悲壮感を漂わせていたが、ふたを開けてみると堂々の2位で当選した。

 河崎氏は選挙事務所では笑顔を封印し、「橋下さんのやりたいことを支えるのが僕の原点」と抱負を語った。

 河崎氏は終始、謙虚な姿勢を貫いたが、橋下氏が腹心を“敵地”大阪市に送り込むことに成功したことは間違いない。

 大阪市議会だけでなく、堺市議会でも第一党に躍進。大阪府議会では過半数を制した維新だが、選挙戦では、同様に「風」で民主党が政権交代を実現した平成21年8月の衆院選と比べて、様子は全く違っていた。

 当時、民主党の代表だった鳩山由紀夫氏が大阪府内の商店街を訪れると、通行人から歓声と拍手が湧いた。

 しかし今回の選挙戦では、橋下氏が街頭演説をしても素通りする人の姿が目立ち、熱気は感じなかった。しかし、見えない風は確実に吹いていた。


嵐の影で…


 大阪市議選で「風」を吹かせた維新だが、あと一歩届かず落選した候補者も11人いた。

 そのうちの1人は「正々堂々と戦ったので悔いはない。民意なのできちんと受け止めたい」とさばさばした様子だった。

1596チバQ:2011/05/04(水) 14:48:17
 この人は立候補するために仕事を辞めたので、現在は求職活動中。しかし政治への思いは強く「議員バッジが目的ではない」として今後も維新の支援も続けるという。

 一方、維新の候補が大量当選したことで、市議会の会派勢力図も大きく塗り替わり、大阪市役所8階にある各会派の控室も改修を迫られている。

 控室の基準は議員1人あたり約15平方メートル。控室は、議員数が多い会派ほど議場に近い場所に配置されることになる。

 改選前の3倍近い33人を抱える維新は、現在のスペースでは当然収容しきれず、新人らは改修が終わる8月ごろまで、7階の特別委員会室に“仮住まい”する。


早くも前哨戦


 大阪市議会では、これまで第一党の自民が議長ポストも独占してきた。

 今回、新たに第一党となった維新の幹部は「自民に所属していても議長はない。向こうから来る人は拒まない」と、自民などからのさらなる“引き抜き”に自信をみせる。

 実際に市議選後、維新から働きかけを受けた議員も複数あった。

 ある議員は苦笑いしながら、「今さら維新に移っても居場所がないやろ」とぼやく。

 維新の市議団は、市議選から約1週間後の18日から4日間、新たに当選した20人を対象に異例の研修を開いた。

 ある初当選議員が「信頼できる情報をくれる職員はいるのか」と質問すると、ベテランの現職は「市長直轄の部署は、われわれに一切情報を出さない」と答えた。

 新人の“デビュー戦”となる市議会定例会は、5月中旬にもスタートする。本格論戦に向け、維新は早くも、市当局への対決姿勢を強めている。


「大阪秋の陣」へ


 「すごい数の維新の議員が誕生した」。大阪市の平松邦夫市長は、第一党となった維新の躍進ぶりに驚きを隠さなかった。

 橋下氏は、大阪市職員を「税金をむさぼるシロアリ」と酷評したこともあるだけに、今後の対立は必至だ。

 今後の市政運営について、平松市長は「今まで以上に難しい」と表現。ただその直後、周辺に電話で「急に方針を変えるつもりはない」と伝え、強気な面もみせた。

 ただし、維新が第一党に躍進した影響は無視できない。11月ごろの次期市長選への対応について、平松市長は「(直前)ギリギリでも構わない」と漏らすなど、当面は戦略は練り直しを迫られそうだ。

 一方、橋下氏は市長選にあわせて知事を辞任し、市長選と知事選の“ダブル選”に持ちこむ可能性に言及。自ら市長選に出る可能性も否定していない。

 統一地方選の前半戦後に開いた維新の全体会議で、橋下氏はこう高らかに宣言した。

 「大阪秋の陣に向かい、もうスタートする」

 維新の動向に今後も注目が集まりそうだ。

1597チバQ:2011/05/04(水) 14:49:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110425/lcl11042500280000-n1.htm
大阪府吹田市長選 “橋下旋風”第2幕…維新、首長選も初V 敗戦の現職「不条理感じる」
2011.4.25 00:27 (1/2ページ)
 首長新党の公認候補と、4選を目指した現職−。双方が「負けられない戦い」と臨んだ統一地方選の大阪府吹田市長選は24日、橋下徹知事が率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)公認の新人、井上哲也氏(54)が、無所属現職の阪口善雄氏(62)=民主、社民推薦=らに競り勝った。

 首長選初の公認候補の勝利で、統一選前半から続く“橋下旋風”の勢いを改めて見せつけた維新の幹部は「現市政への批判、既成政党への不満が強かった」と評価。一方、阪口氏サイドは「知事人気にやられた」と悔しさをにじませた。

 「約束したことはきっちり守る。市を黒字にし、公務員制度改革を進める。地域主権をしっかりやりたい」。24日夜、吹田市内の事務所で支持者とともに勝利を喜んだ井上氏は、橋下氏と並んだ写真パネルを手に、満面の笑みを見せた。

 維新サイドは吹田市長選でも、橋下氏が得意とする「改革vs抵抗勢力」という図式を前面に打ち立てた。一番の標的となったのが現職であり、他市に比べて高額な市職員の給与だった。

 選挙戦最終日の23日夕、駅頭で応援演説に立った橋下氏は、雨模様の中で足を留めた市民らを前に「役人天国の吹田市役所」とまくし立てた。

 「市職員の給料は、府内43市町村で一番高い。もうむちゃくちゃですよ」。その上で「職員の組合から応援を受けた市長では職員の給料は削れない」と現職を責め立て、「政治を市役所から取り戻す。一回正さないと、本当に変わらない」と迫った。

 これに対し、阪口氏が選挙戦で掲げてきたのは「維新の手から吹田を守る」という全面対決姿勢だった。

 23日の最後の訴えでも、以前から橋下氏の手法に異を唱えてきたことを「モノを言う首長が一人ぐらいいてもいいのではないか」とし、継続的な市政の重要性を強調。橋下氏が掲げる「大阪都構想」を批判し、「維新の言う『ワン大阪』では、吹田の街づくりはできない」と訴えていた。

 だが、選挙結果は現職に「ノー」を突きつけた。変革を求めるうねりが、壁となって立ちはだかった。

 「維新の候補は橋下氏の顔で選挙をしていた。不条理を感じる」。阪口氏は選挙結果を受け、唇をかみしめた。「維新に吹田が蹂躙(じゅうりん)される。私はそれを監視していく」と語った。

 一方、ほぼ「オール野党」の市議会運営を迫られる中で、井上氏の前途も多難だ。他陣営の関係者は「結局、橋下氏頼みの選挙だった」と早くも手ぐすねを引く。

 「負けなくてよかった」。井上氏の事務所に駆けつけた維新幹部はほっとした表情を浮かべる一方、「荒波の中で市政を引っ張っていくと思うが、有権者は公約を守れるかどうかに敏感だ」と、井上氏に注文をつけた。

1598チバQ:2011/05/07(土) 22:43:04
>>1518とか
http://www.daily.co.jp/newsflash/2011/05/07/0004041422.shtml
辛坊キャスター、地方選出馬断念してた 
 キャスターの辛坊治郎氏が7日、テレビ大阪の情報バラエティー番組「たかじんnoマネー」(土曜、後1・00)の収録に参加し、4月の統一地方選挙に出馬する構想があったことを明かした。大阪府の橋下徹知事から次の府知事に打診されており、同知事の新政党「大阪維新の会」で枚方市から府会議員に立候補を予定していたが、「プライベートな事情で」断念したという。また、今秋にも想定される同府知事選への出馬については「2万%ありません!!」と橋下知事が当初、出馬を否定したフレーズを引用して改めて否定した。

(2011年5月7日)


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