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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1544チバQ:2011/04/15(金) 23:27:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110414-OYT8T00095.htm
財政難 防災対策どこまで
高石市の課題


沿岸部に位置する高石市の街並み。埋め立て地には製油所や化学工場が立ち並び、防災力の強化が求められる(13日、高石市内で)  8年前、堺市との合併を選ばず、独立の道を選んだ高石市。「第2の夕張」も懸念された財政状況は危機的な段階を脱したとはいえ、将来的に負担しなければならない借金は府内有数の重さでのしかかる。また、沿岸部に工場が立ち並ぶ都市として、東日本大震災から防災上の課題も浮かび上がってきた。(中筋夏樹)

 同市の財政は2003年度の時点で、一般財源に占める扶助費など義務的経費の割合「経常収支比率」が109・7%と、全国の市の中で、06年度に財政破綻した北海道夕張市(109・8%)に次ぐ悪さだった。このため、市は人件費の削減など財政健全化を図ってきたが、それでも09年度の同比率は98・2%と、街づくりに使える財源はほとんどない状態だ。また、財政規模に対する将来負担すべき借金の割合は290・6%と、府内の市町村で3番目に高く、市民1人あたりの借金も51万円と4番目に高い。

 「引き続き支出を減らして財政を立て直さないといけない」と話す財政担当者が3月11日に目に焼き付けたのが、東日本大震災で炎を上げる石油コンビナートの光景だった。

 臨海部には、市の面積の半分を占める埋め立て地に製油所や化学工場が立ち並び、運河を挟んで住宅街が広がる。市の地域防災計画が想定する南海地震のマグニチュードは8・4で、津波の高さは4・8メートル。コンビナートの火災では、対岸への影響はないとしている。マグニチュード9・0だった東日本大震災のような地震が発生すれば、周辺住民や、工場地帯から避難してくる従業員の安全は守れるか――。市の危機管理担当者は「働いている人の数をきちんと把握することから始めたい」と、防災計画の見直しの必要性を感じている。

 市は、全国の市の中で最低だった小中学校の耐震化率を10年度までに100%に引き上げた。だが、幼稚園や保育所、避難所となる公民館などの耐震化は手つかずだ。限られる財源でいかに素早く対策を講じるのか。あるいは、府内の市で4番目に少ない約6万人という都市のあり方から見直す必要があるのか。市民は市長選の論戦に注目している。

(2011年4月14日 読売新聞)


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