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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1543チバQ:2011/04/15(金) 23:27:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110413-OYT8T00074.htm
早期健全化団体・泉佐野市の課題
関空開港に合わせて建設された泉佐野市総合文化センター内の施設。公債費の返還残高が約185億円に上り、市財政を圧迫する過剰投資の象徴的な存在となっている  関西空港開港に伴う過剰な基盤整備などで財政が悪化し、2009年度に「早期健全化団体」に指定された泉佐野市が、財政健全化計画を策定して1年が経過した。しかし、計画では既に実現が危ぶまれる改善策も出てきており、市長選(24日投開票)では、候補者が再建への確かな道筋を示せるかに注目が集まる。

 同市の全会計の起債残高や累積赤字から、基金残高を差し引いた実質的な借金は11年度末時点で、年間市税収入の約7倍にあたる1462億円に上る見込み。今後負担する借金の割合を示す将来負担比率は380%(10年度決算見込み)で、国の基準を超える府内ワースト1となっている。

 同市は09年度に19年間に及ぶ計画を策定し、536億円の収支改善に着手。国などの支援で7年間短縮できる見通しとなったが、起債した地方債の返還期間を延長したことが主因で、返還額が減ったわけではない。むしろ、1年で当初計画の誤算が明らかになってきている。

 計画では、外郭団体への出資金回収で約4億円を見込むが、財団法人・市公園緑化協会に出資金3億円の返還を要求したところ、協会側が拒否し、回収のめどは立っていない。また、関空連絡橋の国有化に伴う固定資産税の減収分(年約8億円)の補填(ほてん)を国に求めているが、期限までに回答はなく、暗礁に乗り上げたままだ。

 このほか、市有地など遊休財産の処分で51億円の改善を見込むが、うち11億円分が農業用水のため池の売却で、一部農家らから反発の声が上がるなど、実現可能性は不透明だ。

 ある市議は「計画が絵に描いた餅だと露呈し始めている。場合によっては、職員給与削減など抜本的な見直しを検討せざるを得ないだろう」と話す。

 市長選の立候補予定者は中学校給食の導入や、学校施設の耐震化など様々な公約を掲げる。しかし、財源の裏付けがなければ実現は困難で、財政再建に向けた具体的な政策論争が望まれている。(神谷次郎)

     ◎

 統一地方選後半戦は17日、市長選と市議選が告示される。府内で行われる10市長選のうち、主な市長選の課題を探った。

(2011年4月13日 読売新聞)


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