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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1528チバQ:2011/04/15(金) 23:07:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110415-00000145-mailo-l28
’11統一地方選:W選17日告示、明石市政の課題 駅前再開発 /兵庫
毎日新聞 4月15日(金)12時31分配信

 ◇活性化につながるか−−財政圧迫、重荷の懸念も
 統一地方選第2ラウンドの市長選と市議選が17日に告示される明石市。人口約30万人都市の玄関口、明石駅前南地区で進められる行政主導の再開発事業の行方が、市政の課題として浮上している。再開発が中心市街地の活性化につながるのか。それとも市の財政を圧迫し重荷となるのか。告示前に課題を追う。 明石駅南側を出ると、05年8月末に閉店したダイエー明石店が入っていた雑居ビルが目に飛び込む。大半が空きフロアの老朽ビル周辺は夜のとばりが下りるとうら寂しく、1日10万人が利用する駅の目抜き通りに面しながら「都心の空洞化」の象徴となっている。
 この旧ダイエー跡地を含んだ駅前南地区再開発事業の都市計画案が今年3月25日、都市計画審議会(安田丑作会長)で可決された。整備区域は同市最後の一等地とされる約2・2ヘクタール。区域西側に店舗や市役所窓口を設ける商業・行政サービス棟(6階建て)、東側に32階程度のマンション(約200戸)を建設する。
 「まちの顔」明石駅前の再生を懸け、北口寛人市長2期目の08年に動き出した。事業費は254億円で市の負担額は127億円に上る。市の年間予算の約13%に相当する額だ。
 この区域の約200メートル東には、やはり行政主導の再開発事業で10年前に完成した複合ビル「アスピア明石」がある。期待していた大手百貨店の出店が実現せず、市が当初描いた構想とかけ離れたものになった。一方で、市がアスピアに投入した資金は、再開発組合への貸付金の債権放棄も加えて約160億円。現在も運営する第三セクター会社に年間約1億円あまりの補助金を支出している。
 市は今回の南地区で負担する127億円の財源について、「基本的には市債で賄う。20年間で返済して、一般財源への影響を避けたい」としながら、国、県の補助金を当て込む。その一つが06年施行の改正中心市街地活性化法の活用だ。国の認定条件には「5年以内に実現のめど」とあり、南地区も10年11月〜16年3月の事業計画期間にした。しかし、多くの利害が絡む再開発事業は長期間かかり、アスピアも89年に事業決定してビルが完成するまで12年要している。これより整備区域が広い南地区が5年で事業を終えるのは困難で、ずれ込んだ場合の補助金がどうなるかは不透明だ。
 さらに、国道2号沿いのわずか200メートル隔てた距離に二つ目の再開発ビルができるのは、ようやく人の流れが向くようになったアスピアの衰退を招くのではないかとの懸念の声もある。市は「新ビルのテナントにはアスピアとは異なる業種を考えている」と棲(す)み分けを強調する。しかし、事業にかかわった市職員OBは「同じ行政主導の開発では、テナント探しで苦労したアスピアの教訓が生かされない」と疑問を投げかけ「しかも、今回は撤退の心配がない市役所窓口を“テナント”にしているとは」とあきれる。
 再開発に向け、地権者や区域内の商業者が準備組合を組織した。ある男性飲食店主(42)は「加盟する商店街と行動を共にするけど、新しいビルでお客さんに満足してもらえるか心配」と懸念しながら「駅前に再開発ビルは二つもいらない。明石には下町ふうの街づくりが似合っている」と本音を漏らす。
 計画を推進した北口市長は今期限りで引退を表明している。市は「事業をこのまま進めていくかどうかは、次の市長が判断すること」と選挙の行方を見守る。市の将来を左右しかねない計画の責任が、新市長の肩に重くのしかかる。【南良靖雄】
〔神戸版〕

4月15日朝刊


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