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国際政治・世界事情

6614チバQ:2013/07/07(日) 12:25:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130707/erp13070712160002-n1.htm
ポルトガル連立政権崩壊は回避
2013.7.7 12:14
 相次ぐ閣僚の辞任により連立政権崩壊の懸念が出ていたポルトガルのコエリョ首相は6日、連立パートナーである民衆党と、外相を辞任したポルタス同党党首を副首相とすることで合意に達したと明らかにした。連立解消の事態は回避された。ロイター通信が伝えた。

 ポルタス氏に、金融支援を受ける欧州連合(EU)などとの交渉も担当させることが合意の柱。民衆党との協力を維持するため、首相側が重要ポストを与えることで譲歩した。

 ポルタス氏は今月に入り、財政緊縮策を強く推進する政権の方針に反発して辞任。ポルタス氏が政権支持を取り下げて連立解消となれば与党は議会で過半数を割り込むことになるため、コエリョ政権の先行きに不透明感が高まっていた。(共同)

6615チバQ:2013/07/07(日) 12:25:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130707/erp13070711420001-n1.htm
聖職者は「質素な車を買いなさい 」 法王フランシスコが戒め
2013.7.7 11:41
 「司祭や修道女が、最新のモデルの車に乗っているのを見ると気分が悪くなる」−。清貧をモットーとするローマ法王フランシスコは6日、バチカンで開かれたカトリックの若い神学生らとの交流会で、聖職者が物質主義に流されることを戒めた。

 法王は「最新のスマートフォン(多機能携帯電話)やスピードの出るスクーター、注目を集める車」を所有することから真の喜びは生まれないと指摘。「車は仕事に必要だが、買うなら質素なものにしなさい。世界中で、どれだけの子どもが飢えで死んでいるかを考えなさい」と述べた。

 ANSA通信によると、法王はバチカン内の移動に古いフォードの大衆車を利用している。(共同)

6616チバQ:2013/07/07(日) 12:27:46
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130707/mds13070701120000-n1.htm
シリア反体制派が新議長選出 有力部族の指導者、サウジが支持
2013.7.7 01:12 [政変・反政府デモ]
 シリア反体制派の統一組織「シリア国民連合」は6日、トルコのイスタンブールでの会合で、有力部族の指導者アハマド・ジャルバ氏を新議長に選出した。昨年11月の連合発足時に選出されたハティーブ前議長は、内部対立などが原因でことし4月に辞任していた。

 ジャルバ氏は、反体制派支援国のうちサウジアラビアが強く支持。100人余りの評議員の投票で、カタールが推す候補を破った。

 国民連合はイスラム勢力やリベラル派などによる内部対立を抱え、国内の武装勢力に対する統制力も弱い。新議長は内外の結束を進めることが最優先課題となる。(共同)

6617チバQ:2013/07/07(日) 12:28:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130706/mds13070622130011-n1.htm
非常事態宣言を解除 マリ、大統領選前に
2013.7.6 22:11
 フランスが1月に軍事介入した西アフリカ・マリからの報道によると、同国暫定政府は6日、イスラム過激派との戦闘激化を受けて1月11日に出した非常事態宣言を解除した。マリでは今月28日に大統領選が予定されている。

 暫定政府軍は5日、過激派撤退後に遊牧民トゥアレグ人の反政府勢力に掌握された北部の要衝都市キダルにフランス軍と共に入った。暫定政府と反政府勢力が大統領選に向けて6月に結んだ合意に基づく動き。

 マリでは昨年3月の反乱軍のクーデターに乗じ、過激派が北部を制圧。フランス軍の介入後、過激派は北部の拠点都市から撤退した。(共同)

6618チバQ:2013/07/07(日) 12:36:53
http://mainichi.jp/select/news/20130707k0000m030052000c.html

ローマ法王:就任後初の「回勅」 前法王と異例「合作」

毎日新聞 2013年07月06日 21時25分(最終更新 07月06日 22時05分)




約2カ月ぶりに再会したフランシスコ・ローマ法王(右)とベネディクト16世=AP



 【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王(76)は5日、世界のキリスト教カトリックの司教・信徒にあてて、3月の就任後初の信仰指針文書「回勅」を発布した。2月に退位した前任のベネディクト16世(86)との異例の「合作」。信仰を通じて現代社会に希望をもたらすよう呼びかけている。

 「信仰の光」と題された回勅は4章構成で全82ページ。ベネディクト16世の退位に伴い未完に終わっていた草稿をフランシスコ法王が引き継いで加筆し、完成させた。署名はフランシスコ法王のみ。バチカンのミュラー教理省長官は「法王は一人(フランシスコ法王)であり、2人の署名はない」と強調した。

 回勅は「真理は技術や、科学的なノウハウ、生活をより快適にするものにしかないと思いがちだ」と現代社会の科学偏重傾向に警鐘を鳴らす一方、「信仰が弱まれば人間性の基礎も弱まりかねない」と指摘、「この世の苦しみ」に目を向けるよう促している。

 現代欧州におけるカトリック離れに歯止めをかけようとしていた神学者のベネディクト16世に対して、フランシスコ法王は「貧者の教会」を掲げ、支援が必要な人に寄り添う姿勢を打ち出している。合作の回勅には、両法王のスタイルや考え方の違いが表れている。

6619チバQ:2013/07/07(日) 12:40:37
http://mainichi.jp/select/news/20130707k0000m030021000c.html

エジプト:国旗、帽子…デモグッズ人気 国防相ポスターも

毎日新聞 2013年07月06日 18時46分(最終更新 07月06日 23時41分)




エジプトの首都カイロのタハリール広場で、息子たちとデモで使うグッズを販売していたアブドルハミドさん(右)。プラスチック製のラッパが人気だという=2013年7月5日、秋山信一撮影

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 【カイロ秋山信一】軍事クーデターでモルシ前大統領が解任されたエジプト。6月28日以降、連日続くデモ会場の屋台などで飛ぶように売れているのがデモグッズだ。国旗、帽子、ポスター、大小のラッパ。クーデターを巡って緊迫する中でも、遊び心を忘れない国民性が反映されている。

 クーデターが起きてから初めての休日(エジプトは金、土曜が休日)となった5日午後、カイロのタハリール広場は1000人ほどの市民でにぎわっていた。歌や踊りでモルシ氏の失脚を喜ぶ市民の間で、50軒ほどの露天商が営業していた。

 アブドルハミドさん(45)は約1メートル四方のシートの上にラッパや国旗を並べていた。ラッパは大きさによって10〜20エジプトポンド(約144〜288円)、国旗は10〜25エジプトポンドだ。普段は近くの考古学博物館前で土産物店を営むアブドルハミドさん。「1日の売り上げはいつもの100倍はあったよ」とほくほく顔だ。

 1日以降、新たに登場したのがシシ国防相のポスターだ。モルシ氏に48時間以内に事実上退陣するよう求めた声明がテレビで放映されて、すぐに販売が始まった。

 露天商は反モルシ派側だけでなく、モルシ氏の出身母体・穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が集会を続けるカイロ北東部のラバ・アダウィーヤ・モスクにもいる。6月28日以降、泊まり込みでデモを続けている人たちが多いため、こちらは食べ物を扱う業者が多かった。

6620チバQ:2013/07/07(日) 12:41:12
http://mainichi.jp/select/news/20130707k0000m030036000c.html

エジプト:テレビ局封鎖、逮捕状…クーデター周到に準備か

毎日新聞 2013年07月06日 20時36分(最終更新 07月06日 21時30分)




カイロ中心部タハリール広場近くにある橋に到着したエジプト軍の軍用車=2013年7月5日、AP

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 【カイロ秋山信一】エジプトの軍事クーデターは早い段階から周到に準備されていたとの見方が強まっている。モルシ前大統領の権限剥奪と同時に軍は、モルシ氏の出身母体・穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団が運営するテレビ局を封鎖。警察を管轄する内務省とも連携し、同胞団幹部を次々と逮捕した。しかし、同胞団とモルシ氏支持者の激しい抵抗に軍の計算は狂い、事態収拾のめどは立っていない。

 「国防相の演説が終わったと思ったら、すぐに治安部隊が来た。放送は止められ、プロデューサーも技術者も逮捕された」。同胞団が運営するテレビ局「エジプト25」の関係者は、クーデターが実行された3日夜の様子をこう振り返った。

 軍や内務省は3日夜、同胞団などイスラム組織が運営する少なくとも六つのテレビ局を封鎖。カタールのテレビ局「アルジャジーラ」による同胞団の集会拠点、ラバ・アダウィーヤ・モスクからの中継も止まった。軍は同胞団の情報発信力を弱めようとしたようだ。

 さらに、同日中に同胞団の関係者300人の逮捕状が用意され、次々と執行された。

 軍トップのシシ国防相は6月23日、反モルシ派が30日に大規模デモを計画していることを踏まえ、政権側と反モルシ派の双方に妥協を求めた。

 軍は遅くともこの時期にはクーデターを想定していたとみられ、30日朝から、装甲車部隊や戦車部隊を主要都市やパレスチナ自治区ガザとの境界付近に展開させた。

 デモが拡大した30日夜、メディアは「軍関係者の話」としてデモ参加者数が数百万〜1400万人に上ったと報道。だが、実際には大規模だったカイロのタハリール広場でも100万人には遠く及ばなかった。「民意に基づいた介入」を演出するため、デモの参加者数を意図的に水増しした可能性がある。

 だが、同胞団はカイロ近郊のモスクやカイロ大学付近で集会を継続。反モルシ派との衝突も拡大しており、混乱は続いている。

6621チバQ:2013/07/07(日) 12:42:38
http://mainichi.jp/select/news/20130707k0000m030060000c.html

エジプト:暫定内閣人選進む 同胞団、葬儀参列後に抗議

毎日新聞 2013年07月06日 22時01分(最終更新 07月07日 01時15分)


 【カイロ樋口直樹、秋山信一】軍事クーデター後に就任したエジプトのマンスール暫定大統領は6日、カイロの大統領宮殿でシシ国防相やイブラヒム内相、野党指導者らと会談し、暫定内閣や憲法修正委員会の人選を進めた。解任されたモルシ前大統領の出身母体・穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の自由公正党にも協議への参加を呼びかけたが、自由公正党は拒否した。

 暫定首相にはエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長が有力視されているが、経済立て直しのため、オクダ中央銀行前総裁らを推す声も出ている。

一方、同胞団は5日に当局側の銃撃で死亡したデモ参加者の葬儀を営み、参列者はそのまま現場となった共和国防衛隊の施設前に移動し抗議した。エジプトでは5日から同胞団と反モルシ派の衝突が相次ぎ、保健省によると死者は36人、負傷者は1079人に上った。


http://sankei.jp.msn.com/world/news/130706/mds13070621190009-n1.htm
暫定政権首相候補にエルバラダイ氏の名
2013.7.6 21:15

エルバラダイ氏(ロイター)
 【カイロ=遠藤良介】エジプト・マンスール暫定政権の首相候補として、国際原子力機関(IAEA)の前事務局長、エルバラダイ氏(71)の名が取り沙汰されている。今回の政変ではモルシー前大統領の退陣を求める勢力を代表して軍との折衝に当たり、対外的なスポークスマンとしても存在感を増しつつある。

 外交官出身のエルバラダイ氏は1997〜2009年にIAEA事務局長を務め、05年にはノーベル平和賞も受けた国際派。11年に反ムバラク政権運動に加わったが、自身の勢力は弱小なものにとどまった。

 今回の政変では反モルシー勢の調整役として活躍し、欧米の主要メディアにモルシー氏排除の正当性を主張するなどして脚光を浴びる。暫定政権を支持する主要グループ「タマッロド(反抗)」がエルバラダイ氏を首相に推している。

 法曹出身のマンスール暫定大統領には行政経験がないため、首相に就任した場合には暫定政権を実質的に取り仕切る役回りになるとみられている。

 だが、国際的に抜群の知名度とは裏腹に国内の政治基盤は弱く、指導力は未知数だ。ウィーンの自宅とエジプトを行き来する「超インテリ」のエルバラダイ氏には、庶民との距離を指摘する見方も多い。

 暫定政権派では、ムバラク時代の外相でアラブ連盟前事務局長、ムーサ氏(76)も内外で存在感を増す。事務局長時代の対イスラエル強硬姿勢で人気を得たが、やはり政治基盤が強いとはいえず、諸勢力を束ねる手腕は見通せない。

6622チバQ:2013/07/07(日) 12:43:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130706/mds13070620000008-n1.htm
【エジプト政変】
動けば“内戦”…動けぬ軍と同胞団
2013.7.6 19:54 (1/2ページ)

6日、エジプトの首都カイロで、装甲車の上に立つ兵士(ロイター)
 【カイロ=大内清】エジプトでモルシー前大統領派と暫定政権支持派の衝突が拡大の兆しを見せる中、「国民の分断阻止」を大義名分にクーデターを起こした軍は、露骨に前大統領派を排除することはできない状態にある。うかつに動けば“内戦”の引き金となる恐れもあるためだ。モルシー氏の出身母体のムスリム同胞団も、徹底抗戦を呼びかけながらも、組織崩壊につながりかねない軍との全面対決は避けようとする動きもあり、双方ともジレンマを抱えている。

 5日夜の首都カイロ中心部。前大統領派のデモ隊が国営テレビに近づいたのをきっかけに両派が激しくぶつかった現場では、上空の低い位置を軍のヘリが旋回し、事態の推移を見守った。眼下では火炎瓶や投石に交じって発砲音も響いたが、軍が装甲車両を派遣するなどして介入したのは、衝突がある程度、沈静化してからだった。

 軍や、その後ろ盾を受ける暫定政権側の本音は、同胞団など前大統領派に打撃を与えることにあるとみられる。だが、「国民に銃は向けない」(シーシー国防相)と約束し「同胞団も国の一部だ」(マンスール暫定大統領)とする以上、あからさまに前大統領派を標的とすることはできない。

 一方、全土で夜間外出禁止令や非常事態令を発すれば、前大統領派デモを解散させることも可能となる。しかし治安が極度に悪化しているわけではない現状でそうした動きに出た場合、軍事色が強まり、「クーデターではない」との対外的な主張の説得力が弱まる。

 逆に、社会不安の増大で騒乱状態が広がれば、一気に部隊を展開し事態の収拾に乗り出す可能性もある。

 同胞団のジレンマも深刻だ。カイロで5日夕、政変後初めて公に演説したバディーア団長は「モルシー氏が復権するまで座り込みを続ける」とする半面、一部の団員らが主張する広範なサボタージュ活動などは戒めた。「反社会的」とみなされれば、弾圧の口実になるとの懸念があるからだ。

 同胞団は当面、動員力を誇示することで、少しでも有利な形での生き残りに向け、軍との「取り引き」の糸口を探す考えとみられる。ただ、もともと現指導部は強硬派が主流で、弱腰をみせれば団員への押さえが利かなくなるとの心理も強い。同胞団幹部が「軍が引かなければ内戦になる」と恫喝(どうかつ)する中、ぎりぎりの神経戦が続いている。

6623チバQ:2013/07/07(日) 12:44:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130706/mds13070622010010-n1.htm
【エジプト政変】
要衝「シナイ半島」不安定化の危機
2013.7.6 21:57

パレスチナ自治区ガザ地区に接するエジプト・シナイ半島のラファハで5日、国境警備に当たるエジプト軍兵士(AP)
 【カイロ=大内清】エジプトのモルシー政権がクーデターで倒れたのを機に、戦略的要衝である同国東部シナイ半島が不安定化する恐れが強まっている。5日には半島北部アリーシュの県庁舎がイスラム過激派の襲撃を受けたほか、「アンサール・シャリーア」を名乗るグループが暫定政権打倒とシャリーア(イスラム法)による支配を目指して武装闘争の準備を始めたことも明らかとなり、一気に緊迫の度を増した。

 シナイ半島は、エジプトの主要外貨収入源で海上交通の要衝であるスエズ運河の東側に位置。イスラエルや、イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザ地区との境界線にも接する、域内の安全保障上の重要地域だ。シャルムエルシェイクなど有名保養地も多い。

 同半島はもともと、中央政府に反抗的な部族などの影響力が強く、イスラム武装勢力の拠点も点在していたとされる。

 それが2011年のムバラク政権崩壊後、治安機関の弱体化などで過激派の流入が加速し当局との衝突が頻発。昨年6月、ハマスの源流であるムスリム同胞団を母体とするモルシー政権が発足してからは、イスラム勢力に対して政権が融和的な態度を取ったことから、過激派が野放しの状態となってきた。

 クーデター後、モルシー前大統領支持派のイスラム武装勢力による襲撃が相次ぐ中、軍は半島南部やスエズ運河の対岸に位置するスエズ周辺での警備を増強、過激派の出入り口となっているガザとの境界管理も強化している。

 ただ、イスラエルとの平和条約に基づき、同半島の軍部隊駐留が制限されているほか、砂漠や山岳地帯が大部分を占めていることから全域の制圧は難しいのが実情だ。

6624チバQ:2013/07/07(日) 12:46:47
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130706/mds13070609570005-n1.htm
【エジプト政変】
似て非なるトルコ 強固な軍・イスラム系政権
2013.7.6 09:55 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】モルシー政権を転覆に追い込んだエジプト軍は国政に大きな影響力を持ち、イスラム系の政権と緊張関係にあるといった点で、もう一つの地域大国トルコと類似点が少なくない。ただ、同国のエルドアン政権は長期にわたって軍内部の敵対勢力を慎重に排除してきた点で異なっている。

 エジプトでは1952年、ナセル中佐らがクーデターで共和制を敷いて以来、ムバラク政権まで歴代大統領を輩出し、隠然たる力を保ってきた。

 そうした中、モルシー前大統領は政権発足直後の昨年8月、20年以上にわたり国防相を務めたタンタウィ氏(77)を電撃解任するなど、性急に軍の切り崩しを進めようとした。幹部の高齢化で人事が硬直していることへの不満から、軍の一部には国防相交代を喜ぶ声もあったとされる。

 しかし、世俗主義的な軍にはもともとイスラム勢力への強い警戒感がある。シーシー国防相は3日夜の声明で、「数カ月間、モルシー氏に国民和解を助言したのに同氏は耳を貸さなかった」と指摘したが、モルシー氏には、軍に妥協しつつ関係を築くバランス感覚が欠ける面もあったようだ。

 一方、トルコは政治や社会から宗教的要素を排除する厳格な政教分離政策を取ってきた。

 その「守護者」を自任する軍は、政治が極度に不安定化した1960年と80年にクーデターで軍政を敷いたほか、97年には同国初のイスラム系政党主導のエルバカン政権を退陣させるなど、しばしば政治に介入してきた。

 だが、2003年に発足したイスラム系与党・公正発展党のエルドアン政権は、政権転覆計画に関与したとして軍高官らを大量起訴するなど、約10年かけて周到に軍の“牙”を抜いてきた。現在の軍をめぐる状況はエジプトとは大きく異なっている。

6625チバQ:2013/07/07(日) 12:47:29
http://mainichi.jp/select/news/20130707k0000m030051000c.html

CIA元職員:高まる米圧力 候補国基盤弱く亡命不透明に

毎日新聞 2013年07月06日 21時23分(最終更新 07月06日 23時41分)


 【メキシコ市・國枝すみれ】米国家安全保障局(NSA)による情報収集活動を暴露し、モスクワの空港で亡命先を探している米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン容疑者(30)に対し、南米ベネズエラが亡命受け入れを発表したほか、ボリビアやニカラグアも前向きな姿勢を示す。しかし、米国の圧力や候補国の事情で、亡命が実現するかどうかは不透明だ。

 ベネズエラのマドゥロ大統領の権力基盤は脆弱(ぜいじゃく)だ。4月の大統領選で僅差で勝利した大統領に対し、野党候補は敗北を認めなかった。インフレは20%を超え、国民の不満は高まっている。財政を支える石油の採掘量は低下傾向にあり、油田開発のためにも外資は必要だ。

 亡命申請は米国との関係改善に踏み出そうとした矢先に起きた。米国はベネズエラに「受け入れるなら、2国間プロジェクトは危うくなる」と警告。マドゥロ政権が政治的利益のため火中のくりを拾う可能性はあるが、現地ジャーナリストのエリザベス・オストス氏は「軍部との対立が深刻化する現在、対米関係悪化という問題を抱え込む余裕はないはずだ」と話す。

 物理的な問題もある。米国の圧力で国際包囲網は狭まっているからだ。「我が国は批判された人を受け入れるためにある」と発言した南米ボリビアのモラレス大統領。モスクワを飛び立った同大統領の専用機は2日、元職員を搭乗させた疑いを受けてフランスなど欧州3カ国から領空通過を拒否され、給油のために着陸したオーストリアの空港で機内検査を受けた。

6626チバQ:2013/07/07(日) 18:36:36
http://www.cnn.co.jp/business/35034365.html
経済支える観光業に再度の打撃 エジプトの政情悪化
2013.07.07 Sun posted at 15:46 JST

(CNN) ムルシ前大統領を解任するエジプト軍のクーデター発生で、同国経済の主軸の1つである観光業が新たな打撃を受けるのは必至の情勢となっている。

ギザのピラミッド群の貴重な遺跡やナイル川、紅海沿いのリゾート地シャルムエルシェイクなどを抱えるエジプトは世界でも人気が高い観光大国。国連の世界観光機関(UNWTO)によると、同国観光業は労働人口の約10%を集め、昨年は100億米ドルの収益を上げた。現在の為替相場では約1兆100億円相当。

ただ、11年にムバラク元大統領を退任に追い込んだ大規模国民デモの多発などで、観光業界は大きな後退を強いられていた。外国人訪問客数などは10年の1400万人から昨年は1050万人に激減した。

今月1日にはザアゾウ観光相やアムル外相らの閣僚計6人が全国内で拡大するムルシ前大統領支持派と反対派の衝突を受け、辞表を提出した。観光行政を仕切る最高責任者が不在の状態となっている。

エジプト政情の悪化を受け、各国も渡航自粛勧告などを相次いで打ち出した。英国外務省は3日、必要不可欠な場合を除きエジプト旅行を控えるよう新たに勧告。ただ、騒乱発生の報告が少ない沿岸部の一部リゾート地は除外している。

米国務省も不要不急なエジプト訪問や同国内の旅行中止を求める勧告を維持している。

権力を30年間握っていたムバラク旧政権崩壊でさらに混乱したエジプト経済の回復の足取りも遅い。昨年の経済成長率は2%で今年も同一水準が予想されている。しかし、ムバラク元大統領時代と比べれば半分以下の成長率となっている。

燃料不足や停電の頻発、食費高騰などに対する国民の不満は強い。ムバラク政権を打倒した民衆デモは経済成長の果実から締め出されているとの反発が起爆剤ともなっていた。国際労働機関(ILO)によると、エジプト総人口の4分の1の生活費は月50ドル以下で、若年層の約4分の1が失業している。

同国は財政危機にもある。中央銀行によると、今年5月末時点での外貨準備高は推定約160億米ドル。このうちの120億ドルはサウジアラビアやカタール、リビアなど中東の原油生産国からの資金援助分。これらの援助がなくなれば状況はさらに悪化する。

エジプトは過去2年間、50億ドルに近い資金供与をめぐって国際通貨基金(IMF)と交渉していたが、まだまとまっていない。国内企業首脳らはより包括的な国家指導部が誕生すればこの交渉を迅速に成立させることも可能と期待している。

6627チバQ:2013/07/07(日) 18:37:35
http://www.afpbb.com/article/politics/2954615/11013187?utm_source=google&utm_medium=news&utm_campaign=recommend-rss
エルバラダイ氏、エジプト暫定首相の有力候補に
2013年07月07日 09:38 発信地:カイロ/エジプト
【7月7日 AFP】ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したモハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)前事務局長(71)がエジプト暫定首相の有力候補になっている。大統領府が6日、明らかにした。

 イスラム主義組織出身で、エジプトで初めて選挙で選ばれたムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領は3日、軍によって政権から排除された。モルシ氏の排除につながった大規模な抗議行動を組織した反政権団体「Tamarod(反乱)」は、「アドリ・マンスール(Adly al-Mansour)暫定大統領がエルバラダイ氏に組閣を命じた」という声明を出した。

 カイロ(Cairo)のタハリール広場(Tahrir Square)や大統領府のあるイッティハーディーヤ(Ittihadiya)宮殿周辺にいた反モルシ派の人々は、エルバラダイ氏が暫定首相に任命されたという知らせを聞くと歓声を上げ、爆竹や車のクラクションを鳴らしたり国旗を振り回したりして喜びを表した。7日に開催するイスラム主義者に対抗するデモへの参加を呼びかけているTamarodは、エルバラダイ氏を軍との交渉における同団体の代表に任命していた。

■「正式任命はまだ」と大統領府報道官

 エジプト半国営の中東通信(MENA)や複数の政府関係筋がTamarodの声明内容を確認したが、その後、大統領府報道官がエルバラダイ氏はまだ正式には暫定首相に任命されていないと報道内容を否定した。しかし同報道官は、エルバラダイ氏は人選の議論の中で「最有力の候補者になっている」と述べた。

 これに先立ち、モルシ大統領の支持母体であるムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)は、モルシ大統領を復職させるようあらためて軍に要請していた。

 エルバラダイ氏は2005年、国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)事務局長としての功績が認められてノーベル平和賞を受賞した。2010年にエジプトに帰国し、ホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)前大統領政権を打倒した2011年の反政権運動の中で注目を集める存在になっていた。(c)AFP/Samer Al-Atrush, Sarah BENHAIDA

6628チバQ:2013/07/07(日) 21:06:50
>>6593
http://www.asahi.com/international/update/0707/TKY201307070149.html
2013年7月7日19時41分
辞意表明直後なのに…元外相を副首相に指名 ポルトガル

 【パリ=稲田信司】ポルトガルのコエリョ首相は6日、辞意を表明したばかりのポルタス元外相を、経済政策の調整役となる副首相に指名すると発表した。ポルタス氏は社会民主党と連立政権を組む民衆党の党首だけに、政権内に温存することで政治の混乱を避ける狙いがある。

 コエリョ首相は「ポルトガルの国際的約束が尊重されることを保証する」と語り、今後も財政再建路線を堅持する考えを強調。財務相には予定通り、財政緊縮派とされるアルブケルケ国庫担当相を昇格させることを確認した。

 ただ、ポルタス氏は緊縮策に慎重な姿勢を示しており、今後、金融支援の条件として歳出カットなどを促す欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)との緊張が高まることが懸念されている。

6629チバQ:2013/07/08(月) 22:46:34
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130708/mds13070809590002-n1.htm
【エジプト政変】
反モルシー集会に数十万人 暫定政権首相に弁護士か
2013.7.8 09:59

7日、カイロ中心部のタハリール広場で開かれた反モルシ派の集会(ロイター=共同)
 エジプトの軍事クーデターで退陣したモルシー前大統領の復権に反対する集会が、首都カイロ中心部のタハリール広場で7日夕から行われ、参加者は同日夜までに数十万人に上った。モルシー氏の支持者もカイロ郊外で数万人規模の集会を開いたが、大きな衝突は伝えられていない。

 地元メディアによると、大統領府報道官は同日夜、暫定政権の首相にビジネス関係の弁護士ベハエルディン氏の起用が有力になったと語った。首相候補に取り沙汰されたエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長は副大統領就任が検討されているという。

 一方、検察当局は7日までに、モルシー氏の出身母体、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団のシャーティル副団長ら幹部4人について6日からさらに15日間の拘束延長を命じた。同胞団本部を襲撃した暴徒の射殺に関与した容疑という。(共同)


http://sankei.jp.msn.com/world/news/130708/mds13070820450005-n1.htm
【エジプト政変】
高まる“暴発”リスク 前大統領派の暴力もエスカレート
2013.7.8 20:43

8日、カイロ市内で、共和国防衛隊司令部付近での衝突で死亡した仲間の遺体を運ぶモルシー前大統領の支持者ら(ロイター)
 【カイロ=大内清】エジプトで8日、モルシー前大統領支持派のデモ隊が銃撃を受けるなど混乱の長期化が不可避となる中、軍を後ろ盾とするマンスール暫定政権は、新内閣の発足を急ぎたい考えだ。背景には、既成事実を積み上げることでモルシー氏の出身母体であるムスリム同胞団の政治的影響力をそぎたいとの思惑があるが、それは同時に、同胞団を本格的な武装闘争に追いやるリスクにもなる。

 中東の衛星テレビ局アルアラビーヤによると、暫定大統領の報道官は7日夜、首相ポストについて、有力視されていたエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長に代わり、ビジネス関係の弁護士、バハーエッディーン氏を軸に調整が進められていると述べた。エルバラダイ氏は、副大統領での処遇が検討されているという。

 首相が決まり新内閣が始動すれば、同胞団が主張するモルシー氏の復権は極めて困難となる。同胞団は8日の衝突を受けて「蜂起」を呼びかけたが、団員以外の市民を暫定政権に対する街頭闘争につなぎ留め続けるのは容易ではない。

 ただ、同胞団を追い詰めることは、一部の前大統領派による暴発の誘因ともなりえる。

 北部アレクサンドリアでは最近、前大統領派のデモ参加者が、暫定政権派の男性を建物の屋根からほうり投げて殺害したことが残された映像から裏付けられるなど、前大統領派の暴力行為もエスカレートしており、社会不安は着実に高まっている。

6630チバQ:2013/07/08(月) 22:46:56
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130708/mds13070821360006-n1.htm
【エジプト政変】
モルシー派に銃撃、42人死亡 同胞団「蜂起」呼びかけ
2013.7.8 21:34

銃撃事件に抗議してカイロ郊外の集会に向かうモルシ派の人たち=8日、カイロ(共同)
 【カイロ=遠藤良介】エジプトの首都カイロの軍施設前で8日、軍によるモルシー前大統領の解任に抗議するデモ隊が銃撃を受け、保健省によれば、少なくとも42人が死亡、322人が負傷した。モルシー氏の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団は事件に強く反発し、傘下の自由公正党が支持者に「蜂起」を呼びかける声明を出した。

 デモ隊は軍施設にモルシー氏が拘束されているとみて座り込みを行っていた。同胞団側が「礼拝中に銃撃された」としているのに対し、軍は「武装テロリスト」が施設への侵入を図って攻撃してきたと主張。デモ隊を銃撃したのが私服の一団だったとの情報もあり、銃撃に至った経緯や詳細は判然としない。

 事件を受け、同胞団に次ぐイスラム第2勢力のヌール党が暫定政府樹立の交渉から離脱すると表明した。

6631チバQ:2013/07/08(月) 22:56:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013070800053
暫定首相人事が難航=新たに弁護士浮上、反対論も−エジプト

7日、カイロのタハリール広場に集まった反モルシ派(AFP=時事) 【カイロ時事】モルシ前大統領が解任されたエジプトで7日、暫定政権の首相選びが続けられた。有力とみられたエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長に代わり、中道左派の弁護士バハアエッディン氏の名前が浮上している。ただ、ロイター通信によると、政権移行プロセスに加わるイスラム厳格派「光の党」は同氏の起用に反対。暫定政権づくりは、組閣以前の首相人事でつまずいている。
 マンスール暫定大統領は当初、エルバラダイ氏を首相に起用する意向だったが、「光の党」が拒否したため再考した経緯がある。エルバラダイ氏の副大統領起用案も出ているが、「光の党」はこれにも反対という。


7日、カイロで、クーデターに抗議するモルシ前大統領支持派(EPA=時事) 一方、モルシ大統領の解任に抗議するイスラム組織ムスリム同胞団はこの日も、カイロ東部ナセルシティ地区などで大規模デモを続けた。クーデターによる暫定政権樹立を支持する反モルシ派もカイロ中心部タハリール広場などに集結した。双方の対立は先鋭化しており、エジプト各地で緊張が解けない。(2013/07/08-08:12)

6632チバQ:2013/07/09(火) 00:39:58
http://mainichi.jp/select/news/20130709k0000m030058000c.html
プーチン大統領:15日、国後島か色丹島に来訪か
毎日新聞 2013年07月08日 20時35分(最終更新 07月09日 00時25分)


ロシアのプーチン大統領=田中洋之撮影
拡大写真 北方領土へのビザなし訪問で7日に色丹島を訪れた日本側訪問団に対し、島中部・穴※(あなま)村(ロシア名・クラボザボツコエ)のセディフ村長が「15日にプーチン大統領が国後島か色丹島へ来訪する」と話したことが8日、北海道根室市での訪問団の記者会見で明らかにされた。(※は「さんずい」に「間」)

 村長は7日午後、訪問団が島を離れる直前に大野久芳団長(富山県議)との会話でプーチン氏来訪について語り、「天候次第だが、来てくれることによって(島への)投資が加速する」と述べた。ただ、「サハリン州から公式な連絡はない」とした。

 訪問に同行した外務省の宇山秀樹ロシア課長は会見で、2人のやりとりを直接聞いていたと説明。今後の対応については「仮定の質問への回答は差し控える」と述べた。【真野森作】

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6633チバQ:2013/07/09(火) 00:45:54
http://mainichi.jp/select/news/20130708ddm007030009000c.html
ブラジル:反政府デモ どこへ行く 反W杯、インフラ、医療…要求あれもこれも
毎日新聞 2013年07月08日 東京朝刊

 南米ブラジルで続く反政府デモは、フェイスブックなどインターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービスを利用して急拡大し、一時は125万人を超えた。しかし、目的は政治腐敗反対から教育・医療制度改革まで拡大し、焦点を失いつつある。【ベロオリゾンテ村社拓信、メキシコ市・國枝すみれ】

 ◇「参加」クリック、若者に緊迫感なく 「パーティー」冷めた目も
 デモ参加者のフェイスブックページをのぞいてみた。「通りが封鎖された」「警察が催涙弾を撃った」。デモの様子が刻々と入る。

 参加者の5割は学生、4割が24歳以下、96%が無党派。主要8都市でのアンケートで明らかになった参加者の特徴だ。多くは中間層の大学生だ。

 サンパウロ在住のルーカス・コエーリョさん(23)は「祖父母も親の世代も反政府デモをした。僕らも伝説になる」と話す。

 デモが膨れあがった背景に「参加しても政府に殺されない」という安心感がある。デモ関連の死者は6月30日までで6人。うち4人は交通事故だ。ルセフ大統領は元左翼ゲリラメンバーで、軍政時代には3年半も投獄されて拷問された。そんな大統領が実弾使用を許すわけがない、と参加者は踏んでいる。

 フェイスブックに投稿された計画に、若者が「参加」をクリックし街に繰り出す。緊迫感はない。8都市調査によれば、参加者の要求は、交通インフラ整備(38%)、政治改革(30%)、医療改善(12%)、サッカーのワールドカップ(W杯)反対(5%)。別の調査では81%がデモを支持している。

 ▼貧困対策で格差縮小

 ブラジル経済は過去10年で豊かになり、格差は縮小した。ルラ前政権(2003〜10年)の経済成長率は年平均4・1%。後継のルセフ政権で2・7%(11年)、0・9%(12年)と失速したが、失業率は5・5%で02年の10・5%からほぼ半減した。貧困対策で10年は約4000万人が貧困層から抜け出した。何が不満なのか。

 憲法学者のオスカー・ビジェナ氏は「政府に約束された豊かさへの期待と現実のギャップだ」と分析する。

 政治不信もある。高い税金を払ってきた富裕層や中間層は、教育や医療に使われるべき金がサッカースタジアムや建設工事にまつわる政治家への賄賂に使われている、と感じている。南東部ベロオリゾンテに住むエンジニア、ロサニア・フェルナンデスさん(46)は「私たちが払った税金はどこに行ったの?」と怒り、貧困層への福祉政策も「魚を与えず釣りを教えるべきだ」と反発する。

 ▼支持率急落し譲歩

 公共交通料金の引き下げを求める左派系団体が6月初めに開始したデモは、全土に拡大した。ルセフ政権の支持率は3週間で57%から30%に急落した。驚いた政府は交通制度に500億レアル(2・2兆円)を投資し、新規油田のロイヤルティー料は全額、教育・医療予算に振り向けることを約束。議会も贈賄罪の罰則強化など腐敗防止策を決めた。

 デモは成果を出したが、問題を抱え始めた。目標は政治改革から治安改善まで拡散しまとまりを欠くようになった。サンパウロ在住のウィリアム・シケイラさん(25)は「いろいろな団体が参入してパーティーになってしまった」と怒る。デモに便乗し、商店や銀行を襲う犯罪者も現れた。

 125万人デモから数日後、参加者から不安の声が上がり始めた。「今日は教育、明日は医療と要求したら、何も解決できない。最も緊急で重要なことに集中しよう」

 リオデジャネイロ滞在中にデモを目撃したメキシコ人のエンジニア、サンカル・ロメロさん(34)は「ブラジル人は歴史を作るパーティーに参加したいのだ。だが、一つの運動で全部を達成するのは無理。退潮するのではないか」と話した。

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6634チバQ:2013/07/09(火) 00:46:43
http://mainichi.jp/select/news/20130708ddm007030069000c.html
動乱エジプト:復権か殉教か 徹底抗戦誓う同胞団
毎日新聞 2013年07月08日 東京朝刊

 「復権か殉教か」−−。エジプト軍のクーデターで政権の座を追われたモルシ前大統領の支持母体、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団のスローガンが、灼熱(しゃくねつ)の夏空に響き渡る。7日、カイロ東部ラバ・アダウィーヤ広場。出入り口にはバリケードが築かれ、ヘルメットやこん棒で身を固めた若者たちが守りについていた。「神に誓ってここから退かない」。数万人に膨れあがるデモ参加者は、クーデターによる政権移行への徹底抗戦を誓っていた。

 同胞団はラバ・アダウィーヤ・モスク前の片側5車線道路を1キロ以上占拠。数千人が抗議の座り込みを続ける。午後になるとデモ参加者は数万人に膨れあがり、「(クーデターを主導した)シシ(国防相)は出て行け。正統な大統領はモルシだけだ」と気勢を上げる。

 「帰る者は敗者。残る者は勝者」との掛け声も。モルシ氏ら最高幹部が次々と軍部に拘束される中、仲間の離反を警戒する心境も垣間見えた。

 「自分たちの投票で誕生した大統領(モルシ氏)を守るためにやってきた」。エジプト北部アレキサンドリアから家族5人で駆けつけたエンジニア、アブドル・ハミードさん(51)は「モルシが復権するまで死んでもここを動かない。戦車の前に身を投げる決意だ」と語る。軍部は暫定政権下での政治プロセスに同胞団も参加させる意向だが、「そんなごまかしに乗れるわけがない」と不信感をあらわにした。

 治安部隊などとの衝突で死傷者が増える中、広場を守る若者たちにも緊張が走る。「自衛用」の武器として、こん棒や鉄パイプ、ヌンチャクなどを用意。ヘルメットや格闘技用の胴巻きで有事に備えている。路上の所々には投石用の小石も積み上げられていた。

 「5日の衝突で友人が射殺された」と語る電気工、ムハンマド・ハブーフさん(31)は「あくまで自衛のため。こちらから仕掛けるつもりはない」と強調、「衝突が起きないよう祈っている」と表情を引き締めた。【カイロ樋口直樹】

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6635チバQ:2013/07/09(火) 00:48:23
http://mainichi.jp/select/news/20130708ddm007030065000c.html
動乱エジプト:憲法修正、国民投票へ 暫定政権、民主体制維持は合意
毎日新聞 2013年07月08日 東京朝刊

 【カイロ秋山信一】軍事クーデターによってモルシ前大統領が解任されたエジプトで、暫定政権は7日までに、モルシ前政権時代に制定された憲法を修正したうえで、国民投票にかける方針を固めた。暫定政権関係者が明らかにした。憲法修正案は、マンスール暫定大統領が指名する司法専門家が作成。イスラム教徒、(キリスト教の一派)コプト教徒、女性など国民の代表者約50人で作る憲法委員会が修正案を審議し、専門家の承認を経て、国民投票を実施する。

 軍は3日、モルシ氏の解任と共に暫定統治の行程表(ロードマップ)を発表。現行憲法の効力を停止し、憲法修正のための委員会を設置することを明らかにした。国民投票の有無には言及していなかった。

 関係者によると、軍と宗教指導者、野党指導者、若者グループの代表者らによる協議で、委員会は2段階に分けることが決まった。まずマンスール暫定大統領が、憲法の修正案を作成する裁判官ら司法の専門家を選定し、たたき台を作成。その上で、軍が行程表で示した「多様性」を反映した国民代表の憲法委員会を組織し、各条項の見直しを進める。

 見直し対象に例外はないが、民主主義体制などを定めた1条と、国教をイスラム教、公用語をアラビア語と規定し、「イスラム法は主要な法源である」とした2条は、変更しないことでおおむね合意したという。2条の維持については国民の約1割を占めるコプト教の代表者も同意したという。

 修正案の作成期限や国民投票の日程、国民代表の選出方法については協議が続いている。

 現行憲法は、モルシ前政権下で制定され、昨年12月に国民投票で承認された。しかし、「イスラム法は法学者の解釈を含む」(219条)という規定があり、法学者が厳格な解釈をした場合に自由や人権が阻害される恐れがあるなどとして、リベラル派は批判していた。

 今回のクーデターは世俗派の軍が実行し、暫定政権もリベラル派が多数を占めるとみられる。そのため、219条などイスラム色が濃い条項は修正される可能性が高い。

 大統領選挙や人民議会(国会)選挙は憲法修正後に行われるため、憲法修正の手続きが難航すれば、軍の影響下にある暫定政権の統治が長引くとみられる。

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6636チバQ:2013/07/09(火) 19:47:25
http://mainichi.jp/select/news/20130710k0000m030024000c.html
シリア:戦況に変化なければ和平会議不参加…反体制派議長
毎日新聞 2013年07月09日 19時16分(最終更新 07月09日 19時42分)

 【カイロ秋山信一】内戦が続くシリアの反体制派主要組織「シリア国民連合」のジャルバ議長は7日、ロイター通信のインタビューに応じ、アサド政権の攻勢が続く戦況に変化がない限り、米露が提唱する国際和平会議には参加しない意向を表明した。同会議を巡って反体制派はすでに、アサド大統領の退陣が確約されない場合には不参加との立場を表明していた。

 ジャルバ氏は6日の総会で新議長に選出された。亡命していたサウジアラビアとの関係が深いとされ、ロイターとのインタビューでは「サウジアラビアから近く新型兵器が供与される」との見通しを示した。またシリアで9日開始の断食月(ラマダン)期間中の停戦を呼びかけた。

6637チバQ:2013/07/09(火) 19:48:15
http://mainichi.jp/select/news/20130710k0000m030021000c.html
ロシア:ボリショイ劇場支配人を解任…スキャンダル相次ぎ
毎日新聞 2013年07月09日 19時02分(最終更新 07月09日 19時02分)

 【モスクワ大前仁】ロシアのメジンスキー文化相は9日、国立ボリショイ劇場のアナトリー・イクサノフ支配人(61)を解任し、後任にモスクワ音楽アカデミー劇場のウラジーミル・ウリン支配人(66)を充てると発表した。ボリショイ劇場は世界最高峰のオペラ・バレエ劇場の一つだが、スキャンダルが相次いでいた。

 イクサノフ氏は2000年に支配人に就任し、劇場本館の建て直し工事などを指揮したが、予算超過や手抜き工事疑惑を批判された。またバレエ団のフィーリン芸術監督が1月に襲撃された事件を巡り、イクサノフ氏はトップダンサーだったチスカリーゼ氏(6月に解約)と対立し、内紛に発展していた。

 メジンスキー文化相は支配人交代について「劇場とバレエ団を取り巻く状況が難しくなっており、人心の一新を必要としていた」と指摘した。

 ウリン氏は1995年からモスクワ有数の劇場である音楽アカデミー劇場の運営に当たってきた。

6638チバQ:2013/07/09(火) 19:54:36
http://mainichi.jp/select/news/20130710k0000m030034000c.html
エジプト:暫定首相候補に元財務相が浮上
毎日新聞 2013年07月09日 19時39分

 【カイロ秋山信一】軍事クーデターでモルシ前大統領が解任されたエジプトで9日、暫定首相候補にラドワン元財務相が浮上した。8日の治安部隊側とモルシ派デモ隊との衝突に抗議して、暫定政権を巡る協議から離脱している第2のイスラム政党・ヌール党も、ラドワン氏への支持を表明した。暫定政権は広範な支持を得るためにイスラム勢力の取り込みを図っており、暫定首相人事でも、ヌール党の意見を重視している。

 一方、暫定政権への協力を拒むモルシ氏の出身母体・穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は9日も、拠点とするカイロ北東部のモスク周辺で、モルシ氏の復権を求める集会を続けている。

 ヌール党の報道担当者は9日、毎日新聞の取材に、首相候補として「政治的に中立な経済の専門家」との条件を挙げ、ラドワン氏は合致すると説明した。

 暫定政権側との協議への復帰については「(軍・治安部隊と同胞団支持者らの間の)8日の衝突に関する独立した調査と結果の公表が必要だ。その上で判断する」と説明した。

 ラドワン氏は産業振興や雇用問題を専門とするエコノミストで、2011年の革命前後に約5カ月間、財務相を務めた。

 暫定首相人事を巡っては、国際原子力機関(IAEA)前事務局長のエルバラダイ氏らが有力候補となったが、ヌール党の反対で頓挫していた。

 マンスール暫定大統領は8日夜、大統領令を出して、今年11月までに憲法修正案を国民投票にかけると表明した。承認されれば、修正憲法に基づいて、年内にも人民議会(国会)選挙、来年1月にも大統領選挙を行い、早ければ来年2月にも新大統領が決まる。

 暫定政権は今月下旬までに専門家委員会をつくり、修正案を作成する。

6639チバQ:2013/07/09(火) 19:55:07
http://mainichi.jp/select/news/20130709dde007030006000c.html
動乱エジプト:軍と同胞団、にらみ合い 一触即発、距離10メートル
毎日新聞 2013年07月09日 東京夕刊

 エジプト軍・治安部隊とモルシ前大統領支持派による8日未明の衝突で、50人以上の死者を出したカイロ北東部ナセルシティの共和国防衛隊本部前。軍側の銃撃を受け一度は退いたモルシ支持派のデモ隊だが、午後には再び防衛隊本部近くのバリケードまで押し寄せ、臨戦態勢の軍・治安部隊とにらみ合いを続けていた。惨劇の舞台はいまだ一触即発の緊張感で満ちている。【カイロ樋口直樹】

 モルシ派が拠点を置くラバ・アダウィーヤ広場から防衛隊本部まで直線道路で約2キロ。3日の軍事クーデターで失脚したモルシ氏が拘束されていたとされる防衛隊本部前では、衝突が起きる前日から本格的な座り込みが行われていた。発砲事件後、軍側は本部前のバリケードを1キロほど前進させ、完全武装の兵士と何台もの装甲車で道路を封鎖している。

 モルシ氏の出身母体、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は事件後、広場での平和的な座り込みの続行を呼びかけた。しかし、防衛隊本部へ再び肉薄するデモ隊の流れは止まらない。「ここにいればまた衝突が起こる。広場へ戻って」。防衛隊本部に向かうデモ隊に若い女性が声をかけると、「お前は軍の味方なのか」と激しい怒声が起きた。

 「シシ(国防相)は出て行け」「モルシ、もう少しの我慢だ」−−。有刺鉄線のバリケードに手をかけ、シュプレヒコールを繰り返すデモ隊と、軍側の距離はわずか約10メートル。時折、単発の銃撃音がはじけるが、1000人規模のデモ隊はひるまない。

 「広場にいては軍に圧力をかけられない。ラバ・アダウィーヤ広場から拠点を移すべきだ」。デモ隊の最前線に立っていた機械工、ムハンマド・アブド・アルバーセトさん(35)は指導部への不満をにじませ、言い切った。「死ぬのは怖くない。殉教なのだから」

6640チバQ:2013/07/09(火) 19:55:44
http://mainichi.jp/select/news/20130709k0000e030164000c.html
エジプト:一触即発、響く銃撃音 惨劇の舞台ルポ
毎日新聞 2013年07月09日 11時27分(最終更新 07月09日 11時35分)


共和国防衛隊本部前のバリケードを挟み、にらみ合うエジプト軍・治安部隊とモルシ前大統領派のデモ参加者=カイロ北東部ナセルシティで7月8日午後5時15分、樋口直樹撮影
拡大写真 エジプト軍・治安部隊とモルシ前大統領支持派による8日未明の衝突で、50人以上の死者を出したカイロ北東部ナセルシティの共和国防衛隊本部前。軍側の銃撃を受け一度は退いたモルシ支持派のデモ隊だが、午後には再び防衛隊本部近くのバリケードまで押し寄せ、臨戦態勢の軍・治安部隊とにらみ合いを続けていた。惨劇の舞台はいまだ一触即発の緊張感で満ちている。【カイロ樋口直樹】

 モルシ派が拠点を置くラバ・アダウィーヤ広場から防衛隊本部まで直線道路で約2キロ。3日の軍事クーデターで失脚したモルシ氏が拘束されていたとされる防衛隊本部前では、衝突が起きる前日から本格的な座り込みが行われていた。発砲事件後、軍側は本部前のバリケードを1キロほど前進させ、完全武装の兵士と何台もの装甲車で道路を封鎖している。

 モルシ氏の出身母体、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は事件後、広場での平和的な座り込みの続行を呼びかけた。しかし、防衛隊本部へ再び肉薄するデモ隊の流れは止まらない。「ここにいればまた衝突が起こる。広場へ戻って」。防衛隊本部に向かうデモ隊に若い女性が声をかけると、「お前は軍の味方なのか」と激しい怒声が起きた。

 「シシ(国防相)は出て行け」「モルシ、もう少しの我慢だ」−−。有刺鉄線のバリケードに手をかけ、シュプレヒコールを繰り返すデモ隊と、軍側の距離はわずか約10メートル。時折、どこからか単発の銃撃音がはじけるが、1000人規模のデモ隊はひるまない。

 「広場にいては軍に圧力をかけられない。ラバ・アダウィーヤ広場からこちらへ拠点を移すべきだ」。デモ隊の最前線に立っていた機械工、ムハンマド・アブド・アルバーセトさん(35)は言外に指導部への不満をにじませ、こう言い切った。「死ぬのは怖くない。殉教なのだから」

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6641チバQ:2013/07/09(火) 22:18:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130709/mds13070922020009-n1.htm
【エジプト政変】
軍クーデターから1週間 情報戦で強まる不信、衝突再燃も
2013.7.9 21:57 (1/2ページ)

モルシー前大統領の写真を掲げ、広場で眠る支持者たち=9日、カイロ(ロイター)
 【カイロ=遠藤良介】エジプトのモルシー前大統領が解任された軍のクーデターから10日で1週間となる。首都カイロでは、暫定政権の支持者と、モルシー氏の復権を目指すイスラム原理主義組織ムスリム同胞団がそれぞれデモを続けており、大規模な衝突がいつ再燃してもおかしくない情勢だ。不確かな情報が飛び交っている状況も重なり、双方の不信感は強まりこそすれ、弱まっていない。

 「私の大統領はモルシー」「シーシー(国防相)よ、我らはここにいる」

 首都のカイロ大学では、同胞団が入り口にバリケードを構えて抗議キャンプを張り、断続的にデモ集会を続けている。参加する男性技術者、ハサンさん(28)は「民主的な選挙でモルシー氏は大統領になったのだ。彼が大統領に戻るまで、あるいは我らの死まで抗議を続ける」と話した。

 暫定政権の支持者が夜ごとに集う牙城、タハリール広場は、同大学から5キロほどしか離れていない。同胞団側のデモ隊は「平和的な抗議行動をする」と強調しているが、「攻撃されれば応戦する」とも語った。

 首都中心部の随所に軍や治安部隊の車両が配置され、衝突を警戒して幹線道路が封鎖されることも多い。

 同胞団がクーデターへの抗議を呼びかけた5日には、暫定政権派とモルシー派の衝突によって全土で約35人が死亡。8日には、大統領警護などを担うカイロの共和国防衛隊司令部前でモルシー派と軍が衝突し、50人以上の死者が出た。

 諸勢力の“情報戦”が、対立や不信を増幅させている側面もある。

 8日の大規模衝突後、同胞団は「軍側に銃殺された子供」とされる写真をインターネットに公開した。しかし、軍の報道官は「以前にもシリア内戦の写真として使われたものだ」と指摘し、同胞団側が「銃撃で使われた空薬(やっ)莢(きょう)」と主張するテレビの映像にも疑義を呈した。

 5日夜、市民同士の衝突で10人近い死者が出たマニアル地区。暫定政権派の男性住民、マフムードさん(28)は当時の状況について、「タハリール広場に向かおうとした同胞団側が、それを阻止しようとする住民に銃撃してきた」と憤りをあらわにする。

 これに対し、カイロ大に陣取る元国会議員、アブドゥーさん(53)は「同胞団の平和的な行進が暴漢団の銃撃を受けたのだ」と全く異なる説明をした上で、主要メディアが反同胞団の報道姿勢を強めていることに不満を示した。

6642チバQ:2013/07/09(火) 22:19:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130709/mds13070921380008-n1.htm
一族は「骨肉の争い」 マンデラ氏入院から1カ月
2013.7.9 21:32

マンドラ氏(ロイター)
 【ロンドン=内藤泰朗】南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領(94)が肺の感染症の再発で入院して、8日で1カ月となった。容体は重篤だが安定しているとされる。白人と黒人の融和と和解を訴えた「国父」が病に伏せる中、国内外のメディアは元大統領の娘や孫が繰り広げる骨肉の争いを大きく伝えており、南アの人々を幻滅させている。

 一部メディアは先週、マンデラ氏が「持続的な植物状態にある」と伝え、大統領府はその直後に報道を否定した。しかし、容体が改善に向かっているわけではなく、入院の長期化は避けられない状況だ。

 そんな中、マンデラ氏の娘のマカジウェさんら肉親16人が先月末、孫でマンデラ一族の家長であるマンドラ氏を裁判所に訴えた。「一族の了解を得ず、マンデラ氏の子供3人の墓を移したのは違法だ」というのが提訴の理由だった。

 マンドラ氏は2011年、マンデラ氏が幼少時代を過ごしたクヌに眠る同氏の子供3人の遺骨を、約30キロ離れたマンデラ氏の生誕地、ムベゾに移したとされる。

 マンデラ氏は子供たちのそばに埋葬されることを希望しているとされ、ムベゾに土地を持つマンドラ氏はマンデラ氏が高齢になったことから、同氏の子供たちの遺骨をムベゾに移し、観光地として開発しようとしたとみられている。

 裁判所は今月3日、「遺骨を元に戻せ」と主張する娘のマカジウェさんらの言い分を認め、原状復帰を命令。4日、遺骨は再び掘り起こされ、クヌに戻された。対するマンドラ氏は記者会見で、「分裂と一族崩壊の種をまいた」とマカジウェさんを名指しで非難。この模様はテレビで全国に放送された。

 泥沼化したお家騒動に南アのノーベル平和賞受賞者、ツツ元大主教も4日、「マンデラ氏の名前を汚さないで」と家族に自制を求める異例の声明を出した。

6643チバQ:2013/07/10(水) 21:28:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130710/mds13071000490000-n1.htm
【エジプト政変】
副大統領にエルバラダイ氏、首相も任命
2013.7.10 00:46

エルバラダイ氏(ロイター)
 エジプトのマンスール暫定大統領は9日、暫定政権の副大統領に、リベラル派指導者のエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長を任命した。首相には経済専門家のビブラウイ氏を任命、暫定内閣の組閣を命じた。中東通信が報じた。

 エルバラダイ氏は外交担当の副大統領に就任するという。同氏をめぐっては一時、首相起用が決まったと報道されたがイスラム厳格派の有力政党「光の党」が猛反発。大統領府が報道を否定していた。

 一方、エジプトのイスラム組織ムスリム同胞団系の政党「自由公正党」のエリアン副党首は9日、マンスール暫定大統領が発表した「憲法宣言」について「政権転覆の首謀者が任命した人物によってつくられたもので、(民主革命を)振り出しに戻す行為だ」と非難、拒否する構えを明確にした。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130710/mds13071011190003-n1.htm
【エジプト政変】
主要産油国、暫定政権に支援網 同胞団には警戒
2013.7.10 11:17
 中東の衛星テレビ、アルアラビーヤによると、サウジアラビアのアブドラ国王は9日、エジプトに対する総額50億ドル(約5050億円)の援助を決めた。隣国アラブ首長国連邦(UAE)も同日、30億ドルの援助を表明、元財務相のベブラウィ氏を首相に据えた暫定政権への湾岸主要産油国の支援網が整いつつある。

 サウジの支援策は現金10億ドルや20億ドル相当の石油製品類を含み、政府批判の根源となってきたエジプト国民の生活苦緩和、エジプトを代表する経済専門家である同氏の施政を軌道に乗せる狙いがある。UAEは追加支援も検討中で、暫定政権に好意的なクウェートも同調するとの見方がある。

 強力な王族支配が続く湾岸諸国はイスラム組織ムスリム同胞団の影響力が浸透し支配体制を揺るがす事態となることを強く警戒、同胞団出身のモルシ氏による政権を倒したエジプトのクーデターを歓迎した。(共同)

6644チバQ:2013/07/10(水) 21:31:03
http://mainichi.jp/select/news/20130711k0000m030063000c.html
エジプト:「反クーデター」広がらず 対立は局地戦の様相
毎日新聞 2013年07月10日 21時26分

 エジプトのモルシ前大統領が軍事クーデターで失脚してから10日で1週間を迎えた。モルシ氏の支持母体、イスラム組織ムスリム同胞団と軍・治安部隊のにらみ合いは依然続いているが、同胞団支持者以外に「反クーデター」の共感は広がらず「局地戦」の様相を強めている。混乱の長期化が深刻な不況に輪をかける中、市民の多くは一刻も早い生活の正常化を願っている。【カイロ宮川裕章、樋口直樹】

 エジプトでは10日からイスラム教の聖なる断食月「ラマダン」が始まった。カイロ東部の同胞団の一大拠点ラバ・アダウィーヤ広場もお祝いムードに包まれ、軍・治安部隊が配置された近くの共和国防衛隊本部前にデモ隊が近づかないよう、自主的に50メートルほどの緩衝地帯が設けられた。兵士も少なく、事実上の「ラマダン停戦」に入った格好だ。

 3日のクーデター以降、同胞団は連日数万人規模の激しい抗議デモを繰り広げてきたが、行動範囲はラバ・アダウィーヤ広場と共和国防衛隊本部前に限られている。遠巻きに配置された軍側部隊に包囲され、身動きがとれない状態だった。

 市民の間には、モルシ氏の独裁色の濃い政治手法や経済政策への批判が根強く、広場から一歩足を踏み出せば抗議デモの熱狂はどこにも見つけられない。

 一方、6月30日に反モルシ派の大集会が行われたカイロ中心部のタハリール広場。ラマダン初日の10日は人影もまばらで、世俗リベラル派の活動家たちが声を張り上げたステージには数人が腰をかけて休んでいた。

 電柱に張られたモルシ氏の顔に×印の付いたポスターはすでに色あせ、剥がれかけている。デモを主導した若者中心の市民団体「タマルド(反乱)」の主要メンバー、モハメド・アブドルアジズさんは「我々は公職には就かず、外から運動の成果を見守りたい」と語り、「モルシ後」まで見据えた運動でなかったことを認める。

 クーデター後の対立構図は「同胞団」対「軍・治安部隊」に単純化され、一般市民は混乱の早期収拾をひたすら願っている。

 タクシー運転手のヒシャムさん(48)は「どこへ行っても(軍・治安部隊によって)道路が閉鎖され、遠回りしなければならない。次の大統領もまたデモで倒れることになったら、この国は前へ進まなくなる。早くデモのない生活に戻りたい」と苦り切った表情。

 旅行会社に勤めるハッサンさん(50)も「先月末以降、観光客は半分に減った。政治が安定し、国民が普通に生活できる日が早く来てほしい」と話した。

 ◇同胞団トップに逮捕状 8日の衝突事件
 【カイロ秋山信一】軍事クーデターでモルシ前大統領が解任されたエジプトで今月8日、軍・治安部隊とモルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団のデモ隊が衝突し、50人以上が死亡した事件で、エジプトの検察当局は10日、衝突を扇動した容疑で、同胞団トップのバディア最高指導者ら幹部10人の逮捕状を出した。また、検察当局は同胞団関係者ら200人を拘束した。

 検察当局は8日以降、遺体の検視や解剖を進めていた。さらに衝突で使用された銃器や弾薬を押収し、拘束した容疑者から聴取を続けている。バディア氏らに関しては「これまでの捜査で関与が濃厚になった」と説明した。逮捕状が出た10人の中には、1990年代に頻繁にテロ事件を起こしたイスラム組織「イスラム集団」の幹部も含まれている。

 幹部らは同胞団が集会を続けるカイロ北東部のラバ・アダウィーヤ・モスクなどに潜伏しているとみられる。モスク周辺はバリケードが築かれ、治安当局側は入れない状態が続いている。

 衝突は8日早朝、カイロ北東部にある軍部隊「共和国防衛隊」施設付近で発生し、銃撃戦に発展した。衝突の端緒を巡っては双方の主張が対立。軍や治安部隊は「武装集団に銃撃されたため応戦した」と説明しているが、同胞団は「礼拝中に軍が催涙ガスなどで攻撃を始めた」と訴えている。

 保健省によると、衝突では51人が死亡。同胞団系のエジプト医師協会は死者は84人だとしている。軍・治安部隊の兵士3人も死亡した。

6645チバQ:2013/07/10(水) 21:32:39
http://mainichi.jp/select/news/20130710dde007030018000c.html
動乱エジプト:干上がる観光業 ピラミッド閑古鳥「生活ギリギリ」 経済改善、友好国の支援頼み
毎日新聞 2013年07月10日 東京夕刊

 【カイロ宮川裕章、秋山信一】混乱が続くエジプトで、経済への悪影響が懸念されている。2011年の革命でも観光客や投資が減少し、経済状況が悪化した。今回も治安の悪化を懸念して外国人観光客が激減している。

 9日、カイロ近郊ギザのピラミッド。大小三つのピラミッドを見晴らせる「パノラマの丘」には、乗せる客のいないラクダ約50頭が寝そべっていた。ラクダ引きのムハンマド・アリさん(44)は「人生で一番つらい時期だ。全部モルシのせいだよ」と前大統領を批判する。10年には1日約5000人の外国人観光客が訪れたが、今月8日は320人だった。

 アリさんは11年の革命で客足が遠のいた時は、ラクダ2頭を売り、貯金を切り崩してしのいだ。だが「モルシは観光業を軽視し、経済はますます悪化した」。アリさんは反モルシ政権のデモに参加したが、軍事クーデターとその後の動乱で、客はさらに3分の1に減った。妻と5人の子、ラクダ1頭を養わなければならない。「貯金も底をついてぎりぎりの生活だ。モルシ派のデモ隊は早く解散してほしい」と語る。

 政府統計によると、10年の外国人観光客は約1473万人だったが、11年は約985万人に減少。12年は約1153万人と回復傾向にあったが、今回の騒乱で欧米諸国や日本などが渡航自粛を呼びかけており、再び減少することが懸念される。

 観光業の不振によって、輸入決済時の信用度の指標となる外貨準備高の減少に拍車がかかる恐れもある。人口約8400万人のエジプトは世界最大の小麦輸入国で、石油など燃料も輸入している。

 中央銀行によると、6月末の外貨準備高は約149億ドル(約1兆5000億円)で、最低限必要とされる輸入3カ月分を下回っている。小麦や燃料の輸入が滞れば市民生活に影響が出る。ロイター通信によると、9日にサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)が計80億ドル規模の支援を表明。当面は友好国の支援以外に経済の改善策は見当たらない。

 一方で、市場では暫定政権に対する期待も出ている。主要株価指数EGX30は、大規模な反モルシ政権デモが起きた6月30日以降の10日間で約11・3%上昇した。注目されるのは、経済安定の鍵になるとされる国際通貨基金(IMF)との約48億ドルの融資交渉への対応だ。妥結すれば、欧米からも経済支援や投資が増える可能性が高いが、増税や補助金削減など国民の痛みを伴う改革も求められる。貧困層に支持基盤があるモルシ前政権はこうした改革に及び腰だった。国際社会は暫定政権が改革に踏み切れるか注視している。

6646チバQ:2013/07/10(水) 21:33:11
http://mainichi.jp/select/news/20130710k0000e030187000c.html
エジプト:暫定政権参加勢力に足並みの乱れ
毎日新聞 2013年07月10日 12時15分

 【カイロ秋山信一】軍事クーデターでモルシ氏が大統領を解任されたエジプトで、クーデターにつながる大規模デモを主導した若者中心の市民団体「タマルド(反乱)」などは9日、マンスール暫定大統領に対し、憲法宣言(暫定憲法)の修正を求めた。暫定政権を巡っては人事などでも参加勢力の足並みの乱れが目立っており、不安定な運営ぶりが改めて浮き彫りになった。

 タマルドは8日に詳細が発表された憲法宣言について、「暫定大統領に権限が集中しており、独裁につながりかねない」などと指摘。2011年の革命を主導した市民団体「4月6日運動」も憲法宣言への反対を表明した。

 さらにロイター通信によると、モルシ氏の解任を支持する主要政治勢力「国民救済戦線」も9日、「相談を受けていない」として憲法宣言の修正を求めた。救済戦線からは指導者のエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長が暫定政権の外交担当副大統領に任命されたばかり。

 憲法宣言は、モルシ前政権時代に制定された憲法の改正や次期大統領選などの重要な政治日程を定めている。マンスール暫定大統領は就任時に、大規模な反モルシ政権デモを主導した若者グループを重視する考えを表明したが、憲法宣言の修正に応じるかは不明だ。

 一方、ロイター通信によると、第2のイスラム政党・ヌール党は、9日に任命されたベブラウィ暫定首相について支持を表明したが、エルバラダイ暫定副大統領については態度を保留した。

 ヌール党は、8日にカイロで起きた軍・治安部隊とモルシ前大統領支持派の衝突に抗議し、暫定政権を巡る協議から離脱した。だが暫定政権は広範な支持を得るため、ヌール党の協力も得たい考えだ。ヌール党は、エルバラダイ氏の暫定首相起用に猛反発した経緯があり、暫定政権に協力するかは不透明だ。

 ベブラウィ暫定首相は9日、タマルドのウェブサイトで声明を発表し、「暫定内閣のメンバーは専門知識と経験を重視して選ぶ」と述べた。暫定政権への協力を拒むモルシ氏の出身母体・穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団については「能力があれば同胞団からも閣僚を選ぶかもしれない」と述べ、融和を呼びかけた。

6647チバQ:2013/07/10(水) 21:37:28
http://mainichi.jp/select/news/20130710ddm007030046000c.html
エジプト:同胞団、対米不満高まる 「民主主義守る態度示さず」
毎日新聞 2013年07月10日 東京朝刊

 【カイロ樋口直樹】エジプト軍のクーデターで与党の座を追われモルシ前大統領ら幹部が拘束されている穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団支持者の間では、米国への不満が急速に膨らんでいる。民主主義を至上の価値観として掲げながら、民衆革命後初の民主的な選挙で選ばれたモルシ前大統領の排除を「クーデター」と断ぜず、あいまいな態度に終始しているからだ。

 同胞団幹部のイスラム法学者、アブドルラフマン・エルバル師は毎日新聞の取材に対し「米国や多くの欧州諸国の対応ぶりは、いつも主張している民主主義の価値観とまったく違う」と指摘。「(イスラム系)テレビ局などが閉鎖され、平和的なデモが攻撃されても『民主主義の守護者』は態度を明らかにしようとしていない」と批判した。

 同胞団はもともと、隣国イスラエルの安全保障を優先する米国の中東政策や文化的価値観などに、不満を抱いてきた。同胞団を支持母体とするモルシ政権の発足後は、最大の軍事支援国・米国との関係改善を重視。対米批判は控えていた。

 だが、クーデター後の抗議デモでは「(クーデターを主導した)シシ国防相の背後には米国がいる」「米国はアラブの民主化を望んでいない」との批判の声が急速に強まっている。

6649チバQ:2013/07/11(木) 22:40:37
http://mainichi.jp/select/news/20130712k0000m030065000c.html
エジプト:政治と宗教分けて…コプト教徒、暫定政府に期待
毎日新聞 2013年07月11日 21時24分

 【カイロ宮川裕章】エジプトの軍事クーデターでイスラム組織「ムスリム同胞団」出身のモルシ前大統領が解任されたことで、全人口の約1割の少数派・コプト教徒(キリスト教の一派)は同胞団の影響力低下に胸をなでおろしている。カイロのコプト教徒集住地区を歩くと、軍事クーデターによる暫定政権に期待し、政治と宗教の分離を求める住民の切実な声が聞こえる。

 カイロ中心部ショブラ地区。イスラム教のスカーフを着用しない女性が目立つ。約8万人の地区人口の約半数がコプト教徒という集住地域だ。6日、サントマリア教会の建物を撮影すると警備員が駆けてきた。「微妙な時期。信者を刺激しないでほしい」。前日、同胞団最高指導者のバディア氏が演説でコプト教を批判。別の地域ではコプト教会の聖職者が射殺される事件が起きていた。各教会は身分チェックを厳格化しているという。

 昨年6月からのモルシ政権下では、イスラム教色を強めた憲法案が承認されるなど、政治のイスラム化が進みつつあった。コプト教徒がイスラム主義者の中傷の対象となるケースも増え、イスラム主義者が運営するテレビ局では「少数派のコプト教徒は2日間で殺せる」などと発言する出演者も現れた。米国やカナダに移住するコプト教徒が相次いだ。

 同地区に住む医師、アタ・ソライメンさん(44)の両親、兄弟も既に米国に移住した。自分も、家族連れで出国しようとしたが、米大使館でビザが出なかったという。

 ソライメンさんは、今回のクーデターを歓迎していた。「今は混乱が続いているが、ムスリム同胞団以外のイスラム教徒にもコプト教徒にも、団結して危機を乗り越えようとする空気が生まれている。新政府には政治に宗教を持ち込まない大統領を求めたい」と語る。

 教会近くに住むイスラム教徒の主婦、スマード・ホスニさん(45)も思いは同じだ。「これまでイスラム、コプト両教徒は地域で兄弟のように良い関係を保ってきた。だが同胞団の一部は自分たちの考えを認めない者は神を敬っていないと主張し、両宗教の関係だけでなく、同胞団と他のイスラム宗派の関係さえおかしくなった」と言う。「モルシ政権は政治と宗教を分けられなかったのが失敗だった」と考えている。

6650チバQ:2013/07/12(金) 22:43:57
http://mainichi.jp/select/news/20130712dde007030073000c.html

動乱エジプト:「ニカブ」着用女性受難 「親モルシ」象徴で中傷

毎日新聞 2013年07月12日 東京夕刊




イスラム組織ムスリム同胞団の拠点、カイロ東部ラバ・アダウィーヤでニカブをかぶって歩く女性たち=2013年7月11日、宮川裕章撮影

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 【カイロ宮川裕章】エジプトでイスラム色の強い政治を推進したモルシ氏が大統領を解任され、出身母体のイスラム組織ムスリム同胞団の権威が低下したことを受け、目以外の全身を覆い隠す女性イスラム教徒の衣装「ニカブ」の着用が嫌がらせの対象になっている。ニカブは2年前のムバラク政権崩壊後、イスラム回帰の象徴だったが、異端視され始めた形だ。

 ニカブは保守的なイスラム教徒が着用し、同胞団やモルシ前大統領の支持層とも重なる。ムバラク政権時代はイスラム過激派の台頭を警戒し、ニカブの着用は一部の職業で禁止されたが、政権崩壊後、モルシ政権下で解放が進んだ。だが、軍事クーデター後の政情不安の中、ニカブを巡る中傷が増加している。

 小学校教員、オラ・エブラヒムさん(34)は反モルシ派で、大統領辞任を求める署名もしたが、「ニカブが原因で同胞団とモルシ氏の支持者だと見られ、周囲と人間関係を築くのが難しい」と打ち明ける。主婦のエンジ・セイリさん(36)は大統領辞任を求めるデモが始まった6月下旬以降、路上で見知らぬ人から「神よ助けを。何とニカブ姿の女性が増えたことか」などと激しい言葉を浴びるようになった。「個人の信仰の自由の侵害だ。今は我慢するしかない」と語った。

6651チバQ:2013/07/12(金) 22:48:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130712-00000117-mai-asia

<インド>1歳半の幼女もレイプ被害に

毎日新聞 7月12日(金)20時54分配信



 【ニューデリー杉尾直哉】インド北部ウッタルプラデシュ州で11日夜、30歳の男が1歳半の幼女をレイプした疑いで警察に逮捕された。幼女は負傷し、病院に運ばれたが、命が危険な状態という。

 インドでは昨年12月、首都ニューデリーで集団レイプの被害女性が死亡し、国内各地で抗議デモが広がった。その後もレイプ事件が後を絶たず、外国人観光客らも被害に遭ってきたが、幼女がレイプされるのはまれ。

 民放NDTVによると、逮捕された男は、幼女の両親と顔見知り。結婚式会場で両親に幼女を託され、両親がその場を離れていた間にレイプした疑いがもたれている。幼女は会場近くに捨てられていたという。

 また、州内の別の村では9日夜、女子学生が友人の男にレイプされたうえ、燃料をかけて火をつけられ、全身をやけどする事件があった。女子学生は命が危険な状態。容疑者の男は逃走している。

6652チバQ:2013/07/12(金) 22:48:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130712-00000041-asahi-int

マンデラ氏、交錯する容体情報 家族間のトラブル影響か

朝日新聞デジタル 7月12日(金)19時31分配信



 【ヨハネスブルク=杉山正】南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領(94)の容体を巡って、情報が交錯している。入院の長期化に伴い家族間のトラブルも表面化しており、その影響も背景にあるようだ。マンデラ氏は18日、95歳の誕生日を迎える。

 マンデラ氏は先月8日に肺の感染症のため首都プレトリアの病院に入院した。大統領府は同23日、危篤状態と発表したが、その後は「重篤だが安定している」との発表を繰り返している。今月10日夜に見舞いに訪れたズマ大統領は、医師団から説明を受けた内容として「治療によく反応している」との声明を出した。

 一方、マンデラ氏が死去した場合の埋葬地をめぐって、孫や娘などの間で意見が食い違い、法廷闘争に発展。娘らが先月末に提出した法廷資料には「(マンデラ氏は)継続的な植物状態にある。医師団が生命維持装置を停止することを家族に勧めた」と記載された。危機的な状況を示すことで、裁判を有利にしようとした思惑も指摘されている。これに対し、大統領府は4日、植物状態を否定する声明を出した。

6653チバQ:2013/07/12(金) 22:49:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130708-00000034-jij_afp-int

まるで昼ドラ、混迷深まるマンデラ家の内紛

AFP=時事 7月8日(月)15時16分配信










自宅前で記者会見するネルソン・マンデラ元大統領の孫、マンドラ・マンデラ氏(2013年7月4日撮影)。

【AFP=時事】南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領の子ども3人の遺体が家族の許可なく改葬された一件で、親族のなかでくすぶっていた権力や金にまつわるスキャンダルがいっそう混迷を深めている──。反アパルトヘイト(人種隔離)の象徴とされてきた同氏の危篤状態が伝えられる中、親族間の内紛のニュースは南アフリカ国民をいら立たせている。

マンデラ氏が「テロリスト」になった日

 ノーベル平和賞受賞者のマンデラ氏は、アパルトヘイト政策への反対活動により27年間を獄中で過ごした。後に黒人初の大統領となり、同政策を推進していた白人支配層と和解したことについては世界的に有名だ。

 しかし、94歳のマンデラ氏が危篤状態にあるなか、元大統領の最終的な埋葬場所について対立する親族間の内紛は、家族の確執を描くメロドラマさながらに、国民の目の前で展開されている。

 グラサ・マシェル(Graca Machel)夫人をはじめとする親族の15人は先ごろ、2011年に他の親族の了承を得ず、元大統領の子ども3人の遺体を一家の故郷の村クヌ(Qunu)から別の場所に移した元大統領の最年長の孫、マンドラ・マンデラ(Mandla Mandela)氏(39)を告発している。移動された遺体については4日、裁判所が元の場所に戻すよう命じた。

 マンドラ氏は4日、遺体がクヌに戻される直前に記者会見を開き、親族を非難した。特に「分裂と崩壊の種をまいた」として、元大統領の長女マカジウェ(Makaziwe)さんを名指しした。この模様はテレビで全国放送された。

「身内の恥」を公の場にさらけ出すことはしないとしたマンドラ氏だったが、兄弟のムブソ(Mbuso)氏が自身の妻を「妊娠させた」と発言。さらに、別の兄弟2人が婚外子であることにも言及した。

■元大統領の埋葬地は──? 

 元大統領の最終的な埋葬地をどこにするかについても論争の的になっている。マンデラ氏本人はこれまで、死後は両親と3人の子どもたちが眠る故郷のクヌに埋葬してほしいと述べていた。

 しかし親族らは、マンドラ氏が元大統領の埋葬場所をムベゾ(Mvezo)にしたいがために、子供たち3人の遺体を動かしたとしている。

■国民の間に広がる衝撃

 親族間の内紛を目の当たりにした国民の間では衝撃が広がっている。

 南アのもう1人のノーベル平和賞受賞者、デズモンド・ツツ(Desmond Tutu)元大主教は一連の内紛について声明を発表。「どうか、私たちが自分のことばかりを考えずにいられますように。(内輪もめは)マディバ(Madiba、マンデラ氏の愛称)の顔に唾を吐きかけるようなものだ」と述べた。

 だが、スキャンダルは広まる一方だ。

 マンドラ氏は2度、結婚している。離婚した最初の妻は、土地の所有権をめぐって同氏の隣人らと争っているという。

 また、元大統領やマンドラ氏と同様、アフリカ民族会議(ANC)所属の国会議員だった元大統領の前妻、ウィニー・マンデラ(Winnie Madikizela-Mandela)氏も、1980年代に子どもを誘拐したとして有罪判決を受けた。

 さらにウィニー氏は2003年に詐欺の罪で有罪となったほか、親族が在籍していた上流階級の私立学校から、学費1万米ドル(約101万円)の不払いで資産を差し押さえられる寸前に追い詰められたこともある。

6654チバQ:2013/07/12(金) 22:50:01
■「マンデラ」というブランド

 娘3人と17人の孫、12人のひ孫たちは、元大統領が政治家として活動している間は目立った行動を避けていた。だが、元大統領が2010年を最後に公の場に姿を現さなくなると、一部は「マンデラ」の家名が持つ価値を利用せずにはいられなくなったようだ。

 元大統領は、慈善活動のためであっても「マンデラ」の名前を商業目的で利用することを厳しく制限していた。しかし、孫たちのうち4人は2010年、服飾ブランド「LWTF Clothing」を設立。「LWTF」は、元大統領の自伝のタイトル、「Long Walk to Freedom(自由への長い道)」を意味する頭字語だ。

 長女のマカジウェさんとその娘ツクウィニ(Tukwini)さんも、「House of Mandela(ハウス・オブ・マンデラ)」というワイン・ブランドを立ち上げている。さらに他の孫娘2人は「Being Mandela(ビーイング・マンデラ、マンデラ一家の一員であること)」というリアリティー番組に出演し、上流社会での暮らしぶりを明らかにしている。

 一方、今年に入ってからは、マカジウェさんと異母姉妹であるゼナニ・マンデラ(Zenani Mandela)さんが、一家の資産を管理する、信託基金の理事として元大統領から任命された3人を解雇しようとしていたことも明らかになっている。理事らが家族の問題に介入しようとしたためとされているが、3人が法廷で証言したところによると、元大統領は自身の資産について娘たちによる管理を望んでいないという。

 元大統領が自伝などの印税で得た収入は、170万ドル(約1億7200万円)に上るとされている。【翻訳編集】 AFPBB News

6655チバQ:2013/07/12(金) 22:50:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130710-00000110-san-m_est

マンデラ氏一族、孫VS娘ら16人 墓めぐり「骨肉」の争い

産経新聞 7月10日(水)7時55分配信



 【ロンドン=内藤泰朗】南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領(94)が肺の感染症の再発で入院して、8日で1カ月となった。容体は重篤だが安定しているとされる。白人と黒人の融和と和解を訴えた「国父」が病に伏せる中、国内外のメディアは元大統領の娘や孫が繰り広げる骨肉の争いを大きく伝えており、南アの人々を幻滅させている。

 一部メディアは先週、マンデラ氏が「持続的な植物状態にある」と伝え、大統領府はその直後に報道を否定した。しかし、容体が改善に向かっているわけではなく、入院の長期化は避けられない状況だ。

 そんな中、マンデラ氏の娘のマカジウェさんら肉親16人が先月末、孫でマンデラ一族の家長であるマンドラ氏を裁判所に訴えた。「一族の了解を得ず、マンデラ氏の子供3人の墓を移したのは違法だ」というのが提訴の理由だった。マンドラ氏は2011年、マンデラ氏が幼少時代を過ごしたクヌに眠る同氏の子供3人の遺骨を、約30キロ離れたマンデラ氏の生誕地、ムベゾに移したとされる。

 マンデラ氏は子供たちのそばに埋葬されることを希望しているとされ、ムベゾに土地を持つマンドラ氏はマンデラ氏が高齢になったことから、同氏の子供たちの遺骨をムベゾに移し、観光地として開発しようとしたとみられている。

 裁判所は今月3日、「遺骨を元に戻せ」と主張する娘のマカジウェさんらの言い分を認め、原状復帰を命令。4日、遺骨は再び掘り起こされ、クヌに戻された。対するマンドラ氏は記者会見で、「分裂と一族崩壊の種をまいた」とマカジウェさんを名指しで非難。この模様はテレビで全国に放送された。

 泥沼化したお家騒動に南アのノーベル平和賞受賞者、ツツ元大主教も4日、「マンデラ氏の名前を汚さないで」と家族に自制を求める異例の声明を出した。

6656チバQ:2013/07/12(金) 23:35:04
http://www.asahi.com/international/update/0711/TKY201307110331.html
ルクセンブルク総選挙へ 情報機関の盗聴疑惑めぐり
ルクセンブルクのユンケル首相=今年1月21日、ブリュッセル、野島淳撮影

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 欧州の小国ルクセンブルクのユンケル首相(58)は11日、アンリ大公に10月の総選挙の実施を申し出た。同国の情報機関が違法な盗聴などに関わっていた疑いで、議会から責任を追及され、政権が維持できなくなった。ユンケル氏は1995年から首相を務め、在任期間は現在の欧州の大統領・首相では最も長い。

 ユンケル氏は総選挙までは首相を続け、再登板をかけて選挙に臨む見通し。

 同国では、情報機関が政治家や実業家らに対して違法な盗聴をしていたり、公用車を私用目的のため売買したりといった問題が明らかになっていた。

 ユンケル氏は違法性を否定したが、連立相手の政党にも管理が行き届いていないことを非難されていた。

6657チバQ:2013/07/12(金) 23:48:19
http://www.cnn.co.jp/world/35034578.html
「総選挙の資金ない」、近隣諸国に支援要請 ジンバブエ

2013.07.11 Thu posted at 17:20 JST
ジンバブエ・ハラレ(CNN) 経済疲弊が長年続くアフリカ南部ジンバブエのテンダイ・ビティ財務相は10日、今月31日に予定する議会総選挙の実施に必要な経費の調達が出来ないとして近隣諸国に金融支援を要請した。

選挙経費は総額1億3200万米ドル(約131億円)だが、手当てがついたのは約4000万ドル分だけ。同財務相は「もうお金がない。増税も出来ない」と説明している。

南部アフリカ開発共同体(SADC)に接触し、残りの経費調達での協力を求めているという。

ジンバブエではムガベ大統領(89)が長年の強権体制を敷いている。経済政策の失政で超高率のインフレに襲われ、政治的にはツァンギライ首相率いる元野党の民主変革運動(MDC)との連立政権の機能不全も目立つ。

MDCに属するビティ財務相によると、ムガベ大統領に対し与党のジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)が支配するダイヤモンド鉱山企業が今年6月に得た収益1億5000万ドル以上の国庫への繰り込みを要請。

国連への金融支援の要請も検討したが、ZANU−PFに属するパトリック・チナマサ司法相の「妨害行為」で進んでいないという。国連は今年3月、総選挙経費を負担する準備があると表明していたが、同司法相は国連調査団の入国を禁じていた。

ムガベ大統領は次期大統領選への出馬も表明したが、ZANU−PFに対する偏見があるとしてSADCからの脱退も警告している。SADCは2009年、前年の総選挙が流血の事態になったことを受けムガベ大統領に対し連立政権樹立を促していた。

6658チバQ:2013/07/15(月) 22:02:42
http://mainichi.jp/select/news/20130715ddm007030030000c.html
バチカン銀行:浄化作戦 ローマ法王主導、調査委設置 「黒い金」動く? 幹部更迭
毎日新聞 2013年07月15日 東京朝刊

 【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王(76)がバチカン(ローマ法王庁)の資金を運用・管理する宗教事業協会(通称・バチカン銀行)の「大掃除」(欧州メディア)に乗り出した。マフィアによる蓄財やマネーロンダリング(資金洗浄)の疑惑が絶えず、不透明な運営が指摘されてきた同行の幹部を事実上、更迭。法王がモットーに掲げる「貧者の教会」に見合うよう体質改善を図ろうとしているようだ。

 ◇法王庁元高官、逮捕
 約2000年の歴史を持つキリスト教カトリックにあってバチカン銀行は「若い」組織だ。第二次世界大戦中の1942年、当時の法王、ピオ12世によって設立された。現在の職員は114人。バチカンと世界のカトリック教会の活動に寄与するため関係者の資産を守るのが目的。だが、長年にわたり、政治家による賄賂資金の保管や、マフィアによる資金洗浄などの疑惑がつきまとってきた。

 イタリア司法当局は2009年、資金洗浄の疑いでバチカン銀行に対する捜査に着手。イタリア紙コリエレ・デラ・セラが入手したとされる司法当局の捜査文書によると、同行では顧客チェックがずさんなため、「口座所有者によって違法な資金移動の隠れみのとして使用されてきた恐れがある」という。バチカンの加盟する地域機構・欧州評議会は、透明性の向上や監督の強化を要請してきた。

 6月末から7月初めにかけて捜査に動きがあった。スイスからイタリアに巨額現金を密輸しようとした法王庁財産管理局の元高官が6月28日に逮捕された。元高官はバチカン銀行の個人口座を使った資金洗浄疑惑でも捜査されており、7月9日、バチカン当局に資産を凍結された。7月1日には、元高官と連絡を取っていたとされるバチカン銀行の事務局長と副事務局長が辞任に追い込まれた。

 ◇「貧者の教会」へ
 フランシスコ法王は6月半ば以降、ウミを出すための手を相次いで打ってきた。信頼する高官を銀行の監査役に起用(6月15日)したのに続き、銀行の活動を査察する調査委員会を設置(6月26日)。事務局長らの辞任に伴い、運営改善のための「最高リスク管理責任者」のポストを新設した。

 バチカン日刊紙オッセルバトーレ・ロマーノのジョバンニ・マリア・ビアン編集局長は毎日新聞の取材に「銀行の透明性を高め、組織をスリム化しようとした前任のベネディクト16世の取り組みを継続し、仕上げにかかっている」と説明。「フランシスコ法王の場合、銀行を自分で直接、監督しようとしているので、改革は大がかりなものになるだろう」と予測する。

 法王は「神父や修道女が最新モデルの車に乗るのを見ると気分が悪い。世界でどれだけの子供が餓死しているかを思い起こし、もっと質素な車に乗りなさい」と語る清貧の士。「カネは(人間に)奉仕すべきであり、(人間を)支配してはならない」と金融資本主義の行き過ぎにも批判的だ。7月6日のミサで「教会機構の刷新を恐れてはいけない」と語るなど、徹底的に改革を進める構えを見せている。

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6659チバQ:2013/07/15(月) 22:05:52
http://mainichi.jp/select/news/20130714k0000m030027000c.html
エジプト:同胞団政権の崩壊 周辺国の外交姿勢に変化
毎日新聞 2013年07月13日 19時40分(最終更新 07月13日 22時29分)


2013年7月9日、カイロの大統領宮殿で、UAEの外交団(左)と面会するマンスール暫定大統領(中央)ら=エジプト大統領府提供、ロイター
拡大写真 【カイロ秋山信一】軍事クーデターによるモルシ前大統領解任で、エジプトと中東諸国の外交関係に変化が起きている。モルシ氏の出身母体イスラム組織ムスリム同胞団の伸長が自国の反体制運動につながることを警戒していたアラブ首長国連邦(UAE)やサウジアラビア、クウェートは同胞団政権の崩壊を歓迎し、オイルマネーによる巨額援助を表明。一方、同胞団政権と友好的だったトルコとの関係は冷却化した。

 UAEのアブドラ外相率いる外交団はクーデターからわずか6日後の9日にエジプトの首都カイロに入り、マンスール暫定大統領やシシ国防相と会談。クーデター後の外国政府高官による初訪問となり、暫定政権への信任を国際的に示した。さらに、「歴史的に重大な局面でエジプト国民を支えることが両国の絆を強める」として、総額30億ドル(約3000億円)の支援も表明した。

 サウジアラビアとクウェートも10日までに、石油製品やガスの無償提供を含む総額90億ドルの支援を表明した。エジプトでは停電頻発や軽油不足に国民が反発しており、石油などの支援は国民の不満を軽減し暫定政権の安定化につなげる狙いがあるとみられる。

 UAEは昨年以来、国内で同胞団への取り締まりを強め、体制転覆を画策した疑いでメンバーを逮捕するケースも相次いだ。同胞団を弾圧したムバラク政権と近かったサウジアラビアやクウェートも、モルシ政権とは距離を置いていた。

 モルシ政権と近く数十億ドル以上の支援を行っていたカタールは、両にらみの構えだ。タミム首長は、マンスール暫定大統領の就任に祝意を表したが、カタール政府の意向を受けているとされる衛星テレビ局アルジャジーラは、同胞団のデモを中継するなど手厚い報道を続けている。

 一方、クーデターに反発しているのは、イスラム政党が政権の中心であるトルコとチュニジアだ。同胞団を含む反体制派との内戦を続けているシリアのアサド政権も、関係が悪化していたモルシ政権の崩壊を歓迎している。イラクは暫定政権を支持する姿勢を示したが、モルシ政権下で関係改善を模索していたイランは軍事クーデターを非難した。

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6660チバQ:2013/07/15(月) 23:15:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date2&k=2013071400079
デモ再燃に戦々恐々=法王訪問、治安に懸念−ブラジル
 【サンパウロ時事】フランシスコ・ローマ法王は22日から28日、カトリック信者の祭典「世界青年の日」に出席するため、ブラジル・リオデジャネイロを訪問する。ブラジルではサッカー・コンフェデレーションズカップ開催中の6月下旬に大規模デモが相次ぎ、警察当局との間で閃光(せんこう)弾や催涙ガスが飛び交う激しい衝突があったばかり。「世界が注目する場面では再びデモを起こす」と息巻く若者もいるだけに、警察当局は治安確保に神経をとがらせている。
 カトリック教会史上、初の南米出身者となったフランシスコ法王は、大聖堂でのミサやスラム街訪問を予定。世界最大のカトリック教国ブラジルへの「南米凱旋(がいせん)」は、信者の間で大きな盛り上がりを見せている。
 サンパウロのカトリック教関係者は「ローマ法王はより良い社会への変革を求めている」として、6月のデモで腐敗ぶりからやり玉に挙がった政治家らとは異なり、抗議対象にならないとの見方を示す。
 ただ、「世界が注目する中でのデモは、政府に訴える力を増すため、大規模な抗議運動が起こる可能性がある」と懸念する声は強く、全国司祭協議会はルセフ大統領に法王訪問中の厳重な警備を要請した。(2013/07/14-15:30)

6661チバQ:2013/07/15(月) 23:44:10
http://news.livedoor.com/article/detail/7852655/
町長選挙で死者が当選?メキシコ
AFPBB News2013年07月12日15時17分
メキシコ・オアハカ(Oaxaca)州の投票所で投票する女性(2012年7月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News【AFP=時事】メキシコ・オアハカ(Oaxaca)州の小さな町、サン・アグスティン・アマテンゴ(San Agustin Amatengo)の町長選で、約3年前に死亡したはずの男性が当選するという珍事が起きた。

 カルバリド・モラレス(Leninguer Raymundo Carballido Morales)氏は7日の選挙に、保守・左派連立の候補として立候補し、わずか11票差で勝利した。ところが、2010年にモラレス氏の死亡届が出され、受理されていたことが判明。検察当局は、モラレス氏が2004年に起きた女性集団暴行事件に関与したとして逮捕される事態を回避するため、死んだように見せかけたのではないかとみて捜査を開始した。

 モラレス氏は選挙戦で、集会に出席したりメディアのインタビューを受けるなど、生き生きと選挙運動を行っていた。

 しかし投票日の2日前に地元紙が、モラレス氏の弁護士が2010年に偽造した死亡診断書を提出したと報道。死亡届の死因の欄には、糖尿病性昏睡に陥った後「自然死」したと記されていたという。

 モラレス氏を擁立した連立に参加している左派・革命民主党(Democratic Revolution Party、PRD)の地元幹部は、AFPの取材に、同氏の罪が立証された場合は「代わりの人物が町長にならなければならない」と述べた。

 モラレス氏は投票前夜、SNS最大手フェイスブック(Facebook)の公式ページに「自分と結び付けられた事件に関して」検察当局に出向いたが、事件に関与したとの容疑は「全くのでっち上げ」だと書き込み、自身がまだ死んでいないことを有権者らに改めて示している。【翻訳編集】AFPBB News
※掲載されたすべての情報は、記事作成時点のものです

6662チバQ:2013/07/16(火) 20:52:37
http://mainichi.jp/select/news/20130716k0000m030076000c.html
エジプト:謎の集団が双方銃撃 衝突の引き金に…目撃証言
毎日新聞 2013年07月16日 07時00分


8日未明にカイロで起きた武力衝突の様子
拡大写真 【カイロ宮川裕章、樋口直樹】エジプト軍のクーデターで追放されたモルシ前大統領の支持派と軍・治安部隊が8日未明にカイロ北東部の共和国防衛隊施設前で衝突、50人以上の死者を出した事件で、銃で武装した集団が座り込みを続けていたモルシ派と軍側の双方に向けて発砲し、これが引き金となって両陣営の衝突に発展した可能性が15日、複数の目撃証言で浮上した。事件の責任を巡りモルシ派と軍側が非難し合う中、衝突を扇動したとみられる武装集団の特定が事件解明の鍵になりそうだ。

 事件の概要について、モルシ派のイスラム組織ムスリム同胞団は、夜明け時のイスラム教の礼拝中に背後から突然、軍側に銃撃されたと主張。軍側は、午前4時ごろに武装集団が防衛隊施設を急襲し、兵士らに発砲する一方、別の一団が近くの建物の屋上から兵士らに向けて火炎瓶を投げたり発砲したりしたため、自衛のため反撃したと反論する。

 防衛隊施設に隣接する高層住宅の前で事件を目撃した運転手、カマールさん(55)は「銃で武装した集団が(約500メートル離れた)モスクの方から現れ、兵士に投石した後、銃撃した」と毎日新聞に証言する。ここまでは軍側の説明とほぼ一致するが、武装集団は催涙ガスで視界不良になった現場で、防衛隊施設前の道路を挟んで軍側とにらみ合っていたモルシ派にも銃を乱射したという。

 騒ぎに気付き、この高層住宅14階の自宅から現場を見下ろした男性(36)も「白煙の中、武装した私服の男たちがモルシ派の方へ発砲していた」と話す。

 さらに、衝突時に防衛隊施設を警備していたという警官は匿名を条件に「モスクの方向から、自動小銃などを持った平服の男たち約20人がバイクで乗り付け、軍とモルシ派の双方に5分間ほど発砲した後、モスクの方向へ逃走した」と証言する。「逃げる武装集団に向け軍側が発砲した際、間に挟まれたモルシ派に負傷者が出た。軍側に撃たれたと思ったモルシ派が投石などを始め、全面的な衝突となった」と明かした。

 武装集団は、緊張状態にあった軍側とモルシ派を衝突させるため、意図的に双方を銃撃した可能性が高い。3人の証言者はいずれも、武装集団がモルシ派に見えたと話す。

6663チバQ:2013/07/16(火) 20:53:38
http://mainichi.jp/select/news/20130716k0000m030077000c.html
エジプト:軍とモルシ派主張矛盾 真相解明、武装集団が鍵
毎日新聞 2013年07月16日 07時05分


エジプトの軍・治安部隊とモルシ前大統領支持派の衝突から数時間を経た共和国防衛隊施設前=カイロ北東部ナセルシティーで2013年7月8日午前10時、樋口直樹撮影
拡大写真 カイロでエジプト軍・治安部隊と、イスラム組織ムスリム同胞団などモルシ前大統領支持派が衝突、50人以上が死亡した8日の発砲事件で、全容解明の鍵を握る武装集団の存在が浮上した。平和的だったとされるデモが流血の惨事に発展したきっかけやその後の衝突の実態を巡って双方の主張は食い違っており、武装集団の動きが空白を埋める可能性もある。軍とモルシ派のこれまでの主張を検証した。【カイロ秋山信一、宮川裕章、樋口直樹】

 ◇祈りの後か
 衝突現場となったカイロ北東部の共和国防衛隊施設前。モルシ氏が施設内で拘束中との情報があり、事件当時、数千人規模のモルシ派デモ隊が座り込んでいた。軍側は施設前に兵士と装甲車を配置した。イスラム教の一斉礼拝は午前3時半に開始。祈りは南東を向くため兵士に背を向ける。

 ムスリム同胞団は「礼拝中に撃たれた」と主張する。だが、デモ隊前列にいた政府職員のムハンマド・ムハンナさん(35)は「助けを求める最初の声を聞いたのはお祈りの後」と証言。施設隣の銀行のガードマン、ムハンマド・サイードさん(39)も「デモ隊の祈りに合わせて室内で礼拝したが、騒がしくなったのは終了後だった」と話す。

 ◇軍、過剰防衛の声も
 軍は事件後の記者会見で実弾の使用を認め、「重要施設の防衛措置だった」と説明した。軍は午前4時前、防衛隊施設前が混乱状態になった後、タヤラン通りに装甲車を進め、デモ隊をラバ・アダウィーヤ広場方向に追い込んだ。軍側が公開した映像には、デモ隊が近くのアパートの屋上から軍部隊に石を投げつける姿が映っている。

 一方、デモ隊側が撮影した映像では、ラバ広場側に約500メートル入った地点の軍施設から、路上のデモ隊を狙い撃ちする兵士の姿を確認できる。現場の弾痕や血痕が、施設からの銃撃を裏付ける。建設工、アーデル・アワドさん(50)は「逃げる人や負傷者を助けようとする人まで兵士は撃った」と証言する。軍側は「致命的にならない部位を狙った」と主張するが、軍側の死者1人に対し、デモ隊側は50人を超えており、軍の過剰防衛を指摘する声が上がっている。

 ◇双方、情報を隠ぺい
 モルシ派は当初、「軍が少女を殺害した」と主張し、死亡したとする少女の写真を同胞団系の自由公正党のウェブサイトに掲載した。だが、写真はシリアで3月に撮影されたものと発覚し、削除した。

 軍が公開した映像には、事件の核心となる午前4時前の時間帯がない。軍報道官は「突発的な事態で撮影の準備ができなかった」と説明する。共和国防衛隊施設付近の住民らによると、軍は近隣住民に8日の衝突についてメディアに証言しないよう命令している。

 ◇扇動の意図、どこに?
 衝突を扇動したとみられる武装集団の意図はどこにあったのか。事件当時、防衛隊施設を警備していた警官は「同胞団が衝突の被害者として(同情による)支持を広げるための自作自演だったに違いない」とみる。暫定政権づくりが進む中、同胞団の一部が支持者の犠牲も顧みず仕掛けた謀略というわけだ。

 だが、軍・治安部隊側が、クーデターに肯定的な一般世論を背景に、「平和的な大規模デモ」を続ける同胞団側を挑発して武力で排除しようとしたとのシナリオも想定できる。暫定政権側による今後の調査報告で仮にどちらかの扇動行為が明らかになったとしても、真相調査の信ぴょう性が担保されない限り、指弾される側が責任を認める可能性は極めて低いとみられる。

6664チバQ:2013/07/16(火) 20:57:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2013071600079
公共TVが「オウンゴール」=PRビデオに差別批判−ドイツ
 【ベルリン時事】スウェーデンで開かれている女子サッカー欧州選手権の中継番組を宣伝するため、ドイツの公共テレビZDFが放映しているビデオが「家事は女性の役割と決め付けている」と批判を浴び、ファンがツイッターに「ZDFのオウンゴール」と書き込む騒ぎになっている。
 ビデオではドイツ代表のユニホームを着た女性が泥まみれのボールを洗濯機に蹴り込み、「皮革モード」で洗濯する。女性権利擁護団体フラウエンラートは「男女の役割に関する固定観念にとらわれており、受け入れられない」と非難した。
 ZDFは「深刻に受け止める」(広報担当者)と遺憾の意を表明。しかし、批判をかわすため、ビデオに追加した新たな場面では、上半身裸の男性が女性のユニホームにアイロンをかけており、再び物議を醸している。(2013/07/16-07:27)

6665チバQ:2013/07/16(火) 21:08:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130716/mds13071612100002-n1.htm
「寺子屋」勉強会を実施 混乱の中、再会喜ぶ児童
2013.7.16 12:10

14日、カイロの日本人学校教師宅で学習指導を受ける児童たち(共同)
 エジプト情勢の混乱を受け臨時休校が続くカイロ日本人学校の児童・生徒たちが14、15両日、同校の教師宅などに集まり「寺子屋」合同勉強会に出席、久しぶりの再会を喜び合った。子どもたちへの学習支援の一環として、保護者らが企画した。勉強会には有志の教師陣も参加。両日合わせ、小中学生計20人が授業の遅れを取り戻そうと学習に励んだ。

 14日に参加した小学部1年の宮本征矢君(6)は「しっかり勉強できた。なかなか外に出られないけど、今日はお友達にも会えてうれしかった」と笑顔。山村良一校長は「子どもたちの元気な姿が見られてほっとした。早く本来の形で学校を再開したい」。

 カイロ近郊ギザにある日本人学校は6月30日から休校を継続。勉強会が開かれたカイロのザマレク、マーディ両地区は邦人在住者が多く、比較的治安が保たれている。(共同)

6666チバQ:2013/07/16(火) 22:37:48
http://www.cnn.co.jp/world/35034707.html
麻薬カルテル「セタス」の幹部を拘束 メキシコ
2013.07.16 Tue posted at 12:27 JST

(CNN) メキシコ当局は15日、麻薬カルテル「セタス」のミゲル・アンヘル・トレビノ・モラレス幹部を拘束したと明らかにした。同幹部の乗ったピックアップトラックを軍のヘリコプターが追跡するという大捕物だった。昨年12月に発足したペニャニエト政権にとって大きな勝利となった。

同幹部は、米国と国境を接するタマウリパス州で同日未明に実施された作戦で、連邦政府当局によって拘束された。拘束されたとき200万ドル分の現金や複数の武器を所持していたという。

メキシコ当局と米国務省は同幹部の拘束につながる情報に対して、それぞれ、3000万ペソ(約2億4000万円)と最大500万ドル(約5億円)の懸賞金をかけていた。

米国務省当局者は拘束について「メキシコ政府の功績だ。おめでとうと言いたい」とたたえた。米政府による懸賞金プログラムからの賞金が出るかどうかは不明だという。

6667チバQ:2013/07/16(火) 22:59:58
http://www.afpbb.com/article/politics/2956077/11043520
イタリア初の黒人閣僚は「オランウータン似」、野党議員の発言に批判殺到
2013年07月16日 14:18 発信地:ローマ/イタリア
【7月16日 AFP】移民反対を掲げるイタリアの野党「北部同盟(Northern League)」の上院議員が、4月に同国初の黒人閣僚となったセシル・キエンゲ(Cecile Kyenge)移民融和担当相をオランウータンと比較する発言を行い、激しい批判にさらされている。

 ロベルト・カルデロリ(Roberto Calderoli)議員は13日、北部トレビリオ(Treviglio)で開かれた党集会で、「動物は大好きだ…だが、キエンゲ大臣の写真を見ると、オランウータンとの類似点について考えずにはいられない」と発言したとされる。

 この発言はソーシャルメディア上で瞬く間に広まり、カルデロリ氏に批判が殺到した。エンリコ・レッタ(Enrico Letta)首相は14日、「容認できる発言ではなく、いかなる限度も超えている」との公式声明を発表。中道左派・民主党(PD)の2議員からは、上院副議長を務めるカルデロリ氏の辞職を要求する声も上がっている。

 カルデロリ議員はその過激な言動で以前から知られている。シルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相(当時)の下で閣僚を務めていた2006年には、イスラム教の預言者ムハンマド(Mohammed)の風刺画がプリントされたTシャツを着たことにより、辞任に追い込まれた。

 コンゴ民主共和国(旧ザイール)出身で、移民の両親のもとに生まれた子供たちの市民権獲得を容易にする法制度改革を推進しているキエンゲ移民融和担当相は、今年4月の就任以来、北部同盟からの度重なる攻撃にさらされている。

 15日は移民政策関連の会議のためにキエンゲ氏が訪れていた北部ペスカーラ(Pescara)で、絞首刑用の縄の輪が街灯柱につるされているのが見つかった。移民政策を批判する極右組織「新しき力(Forza Nuova)」のスローガンが書かれたポスターもあったことから、警察は同組織に対する捜査を開始した。(c)AFP

6668チバQ:2013/07/20(土) 09:46:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130720/erp13072007450001-n1.htm
ハリポタ作者、偽名暴露に怒り 法律事務所が漏らす
2013.7.20 07:41 (1/3ページ)[雑誌・書籍]

シリーズ完結編で映画化にあたって前後2編に分けられた「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」のプレミア上映会に姿をみせた原作者のJ・K・ローリングさん=2010年11月11日、ロンドン(AP)
 映画化もされた世界的大ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズを手掛けた英作家、J・K・ローリングさん(47)が、ロバート・ガルブレイスという別名義で探偵小説「The Cuckoo’s Calling(カッコーの呼び声)」を出版していたことが明らかになった問題で、ローリングさんを担当する英法律事務所ラッセルは18日、情報は自分たちから漏れたと認めた。ローリングさんは激怒。欧米主要メディアは、機密情報の保持が最優先される弁護士事務所からの情報漏れを批判的に報じている。


妻→友人→ツイート


 「私が別のペンネームを使ったことはごく少数しか知りません。なのに(それが公になった)日曜(14日)の夜までに、古くからの友人たちですら知らなかった事実を、私が一度も会ったことがない女性がなぜ知り得たのかを考えると、不愉快になります」

 弁護士事務所からの情報漏れが騒動の原因と聞かされたローリングさんはこう述べ、落胆した。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、ラッセルは39年の歴史を持つ名門で娯楽業界の多くの有名人を顧客に持つという。

 英BBC放送(電子版)などによると、ラッセル側はこの日、役員弁護士クリス・ゴセージ氏が情報漏れの原因だと説明。「率直に謝罪します」との声明を発表した。

 この騒動は今月14日付の英紙サンデー・タイムズがスクープしたのが始まりだが、説明によると、ゴセージ氏から話を聞いた妻が友人の女性ジュディス・カルガリーさんにそれを漏らし、カルガリーさんが今月9日、ツイッターに書き込んだところ情報が拡散。サンデー・タイムズ紙のスクープにつながった。カルガリーさんは既に自身のツイッターのアカウントも削除している。

 ローリングさんは「落胆しているだけではありません。私はラッセルを信頼できる立派な法律事務所だと思っていましたが、その考えが見当違いだったことが分かり、怒りを覚えています」とラッセル側を痛烈に批判した。


販売戦略は否定


 ローリングさんの別名義による探偵小説は米出版社が4月に発売。私立探偵に転身した退役軍人がスーパーモデルの死の謎に挑む物語で、著者も妻子持ちの退役軍人と紹介していた。当初1500部しか売れなかったが、筆者がローリングさんだと分かると大騒ぎになり、30万部が増刷された。

 ラッセル側はまた「今回の情報漏れは、(本を売るための)マーケティング戦略ではない」とも弁明している。

 一方、偽名での出版経験が多い米大物作家スティーブン・キング氏(65)は16日付米紙USATODAY紙(電子版)に「もしも彼女が相談に来ていたら、こう答えたね。『(偽名のような)秘密はすぐバレる』とね。とはいえ、今後も偽名での活動に期待しているよ」とエールを送った。

 ■J.K.Rowling 1965年7月、英南西部グロスタシャー生まれ。母の死や離婚による生活苦、鬱病などと闘い、生活保護を受けながら喫茶店で執筆した「ハリー・ポッター」シリーズ(全7作)が爆発的にヒット。67言語に翻訳され、全世界で4億5000万部(2011年6月時点)を売った。昨年9月には初の大人向け長編小説「カジュアル・ベイカンシー 突然の空席」を発表した。英紙サンデー・タイムズが2008年に発表した富裕者リストによると、総資産は7億9800万ドル(約798億円)という。

6669チバQ:2013/07/21(日) 19:53:29
http://mainichi.jp/select/news/20130721k0000m030052000c.html
モスクワ市長選:実刑判決のナバリヌイ氏、立候補を継続
毎日新聞 2013年07月20日 20時15分

 【モスクワ田中洋之】ロシアの反体制派ブロガーで禁錮5年の実刑判決を受けたアレクセイ・ナバリヌイ氏(37)は20日、9月8日に行われるモスクワ市長選への立候補を継続する考えを示した。ナバリヌイ氏は18日の判決直後に収監され、周辺から出馬見送りの情報が流れたが、釈放されて20日にモスクワ入りした同氏は支持者に「我々は選挙で勝利する」と述べた。ただ投票日前に有罪判決が確定すれば、立候補が取り消される見通し。

 市長選には6人が立候補しており、最新の世論調査によると支持率はプーチン大統領に近い現職のソビャーニン氏が34%と優勢で、2位のナバリヌイ氏は4%にとどまる。だが、有罪判決への批判票がナバリヌイ氏に流れるとの観測もある。

6670チバQ:2013/07/21(日) 22:05:06
http://mainichi.jp/select/news/20130722k0000m030108000c.html
ベルギー:新国王即位 アルベール2世が退位
毎日新聞 2013年07月21日 21時35分

 【ブリュッセル斎藤義彦】ベルギーで国王のアルベール2世(79)が21日退位し、フィリップ皇太子(53)が同日、新国王に即位した。1993年のアルベール2世の即位から20年での国王交代となった。ベルギーではオランダ語圏とフランス語圏の対立が強まっており、国の統合の象徴として分断をいかに防ぐかが新国王の課題になる。

 アルベール2世が王宮で退位の式典を行った後、フィリップ新国王が議会で国王即位を宣言した。

 アルベール2世は、高齢による体力低下を理由に3日に退位を表明していた。20日、最後の国民向けの声明で、「国の結束が重要だ」と連邦国家の維持を訴え、欧州統合をけん引するよう求めた。

 フィリップ国王は分離独立派に嫌悪感を抱いているとされ、2014年の総選挙で国王が組閣担当者を指名する際、政治介入を行う可能性もとりざたされている。

 前回、10年の総選挙では、分離独立派が躍進、両言語圏の勢力が対立したため540日間、政権が樹立できなかった。

6672チバQ:2013/07/22(月) 03:27:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130721-00000007-mai-eurp
<ローマ法王>22日からブラジル訪問 「脱欧州」象徴の旅
毎日新聞 7月21日(日)8時30分配信



フランシスコ・ローマ法王=福島良典撮影
 【ローマ福島良典】世界のキリスト教カトリック信徒約12億人の頂点に立つフランシスコ・ローマ法王(76)が22日から1週間の日程でブラジルを訪問する。初の中南米出身法王による南米訪問は、バチカン(ローマ法王庁)の「脱欧州」傾向を象徴する旅となる。「貧者の教会」を掲げる法王は滞在中、スラム地区や病院を訪れ、独自色を打ち出す。

 訪問は、リオデジャネイロで開かれるカトリックの祭典「世界青年の日」大会への出席が主な目的。法王は7月8日、地中海に浮かぶイタリア最南端ランペドゥーサ島を訪れたが、外遊は3月の就任以来初めて。歴代法王のブラジル訪問は5回目。

 訪問は前法王のベネディクト16世(86)の在位中に決まっていた。だが、前法王が今年2月に退位したため、後任のフランシスコ法王が参加することになった。フランシスコ法王は19日、ベネディクト16世を訪ね、共に大会の成功と旅路の安全を祈った。

 法王交代に伴い旅程も変更された。バチカン報道官によると、フランシスコ法王は、聖母マリアゆかりの巡礼地アパレシーダ、リオのスラム地区、薬物・アルコール依存症患者のための医療更生施設への訪問を日程に加えたという。

 人とのふれあいを重視する法王の意向で、一般信徒との面会では防弾車でなく、オープンカーが使用される。スラム地区では徒歩で地区内を巡って住民宅を訪れ、サッカー場でも住民と面会する予定。バチカン報道官によると、銃器や薬物は地区から一掃されており、安全だという。

 ブラジルで起きた反政府デモの影響についてバチカン報道官は「デモは反法王や反教会ではない。法王の発するメッセージは社会との連帯だ」と指摘。安全面は「状況に対応するブラジル当局の能力に全幅の信頼を寄せている」と語った。

 ブラジルでは近年、カトリックからプロテスタントに信徒が流出しており、若者をいかに引き付けるかがカトリック教会の課題。約1300年ぶりの「非欧州法王」は清貧を訴えてバチカン改革に取り組み、民衆の共感を呼んでいる。
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6673名無しさん:2013/07/23(火) 20:06:24
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130723/erp13072314160007-n1.htm
慶事続き、喜びの英国 若者の王室支持も顕著に
2013.7.23 14:13

22日、バッキンガム宮殿前に掲示された、キャサリン妃の男児出産を知らせる書面(手前)を見ようと集まった市民ら=ロンドン(ロイター=共同)
 【ロンドン=内藤泰朗】英国は、2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚、昨年のエリザベス女王即位60周年に続き、22日夜、長らく待ちわびたロイヤルベビーの誕生に、英国中が喜びに沸き立っている。英王室の慶事が、新たな慶事を呼び込んだ形だ。若者たちの王室支持も顕著になっている。

 夕暮れ時の午後8時半。ロンドン中心のバッキンガム宮殿前に出産の告知書が張り出されたその瞬間、宮殿前に集まった数千人の人々は大歓声をあげた。

 宮殿前広場の人だかりは次第に膨れ上がり、肩を組んで記念撮影をする人、シャンパンで乾杯する人らで広場はお祭り騒ぎ。あちこちから上がる「ハッピーバースデー」の歌声が広場を包んだ。

 「歴史的な瞬間に立ち会えて、こんなに幸せなことはない」。ポーランドから来たという若者はこう喜びを表現した。ポーランドを含め欧州諸国ではすでに王室が消滅した国も多く、一種の“あこがれ”と映っているようだ。

 米国から来たという若い女性の旅行者たちも、英王室文化へのあこがれを強調していた。それが英国の誇りにつながっている。

 宮殿前には、若者たちの姿が目立った。第1子出産の一報が夜だったこともあるとみられるが、最新の世論調査でも、英王室への支持率は77%と高く、しかも若年層に「反王室」派は少なかった。

 「キャサリン妃にはプリンセス(王女)も産んでほしい」との声が、早くも聞こえている。

6674名無しさん:2013/07/23(火) 20:06:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130723/erp13072313120006-n1.htm
王子は“イクメン”か 新しい育児に注目
2013.7.23 13:10

ウィリアム王子夫妻=2012年12月(AP=共同)
 【ロンドン=内藤泰朗】第1子を出産したキャサリン妃と父親になったウィリアム王子は、自分たちの手で子育てすることに関心を示していると伝えられている。国内外のメディアは、これまでの英王室の伝統を破る、珍しい“イクメン”王子になるのではないかと注目している。

 それによると、王室ではこれまで、子どもの世話をベビーシッターや家庭教師に任せてきたが、ウィリアム王子たちは、自分たちが極力、育児に参加したいと考えている。

 退院後、英西部ウェールズの空軍基地に勤務するウィリアム王子は、出産に合わせて2週間の休暇を取得し、家族3人の新生活を始める。赤ちゃんのおむつ替えなど身の回りの世話もする意向だという。

 ウィリアム王子の母、故ダイアナ元妃も2人の息子を母乳で育てるなど、王室の伝統に縛られない子育てをした。

 ただ、当面は、改修工事が進行中のロンドンの新居ではなく、南部バークシャー州にあるキャサリン妃の実家で母親のキャロルさんに助けてもらいながら子育てをすると伝えられている。ロンドンにあるケンジントン宮殿には、改装工事が終わる今秋に入居するものとみられている。

 ウィリアム王子は救助用ヘリコプターの操縦士としての勤務を今秋で終了する見込みで、王子のイクメン生活がどのような内容になるのか、英国民の関心は尽きない。

6675チバQ:2013/07/23(火) 21:11:56
http://mainichi.jp/select/news/20130724k0000m030012000c.html
ローマ法王:清貧の姿勢、ブラジルの若者も好意的
毎日新聞 2013年07月23日 18時12分(最終更新 07月23日 19時08分)


集まった人々に手を振るフランシスコ・ローマ法王=ブラジル・リオデジャネイロで2013年7月22日、AP
拡大写真 【リオデジャネイロ(ブラジル南東部)福島良典】南米アルゼンチン出身のフランシスコ・ローマ法王による1週間のブラジル訪問が22日、スタートした。ブラジルでは6月にバス料金の値上げをきっかけに汚職糾弾の反政府デモが全国に広がった。だが、法王ブラジル到着日のデモは散発的で、「貧者の教会」をモットーに掲げる法王の清貧の姿勢が、キリスト教カトリックの信徒でない若者にも好意的に受け止められているようだ。

 反政府デモに参加したリオデジャネイロ州立大学生のラファエル・オリベイラ・デナダリさん(26)。「政府はサッカー・ワールドカップ(W杯)は誘致するが、病院や学校に投資していない」と憤る。デナダリさん自身はモルモン教徒(末日聖徒イエス・キリスト教会の会員)だが、「病院訪問を計画するなど私たちに範を示している」と法王の弱者救済姿勢には好意的だ。

 一方、法王到着直後の22日夕、デモに駆け付けたリオ連邦大学生のブレノ・ボテリョ・リベイロさん(23)は「デモ隊には法王の言動を好ましく思っていない人々もいる。私は宗教を組織化して、人々をコントロールしようとするカトリック教会の階級制に反対だ」と打ち明ける。

 法王への熱烈歓迎ムードに沸くカトリック側はおおむね反政府デモに理解を示す。ブラジル南部パラナ州の大学生、ナタリア・コルシさん(20)は「カトリック教徒の若者が(社会の)『変革』を望む気持ちは反政府デモに参加した人と同じだ」と語る。AP通信によると、ブラジル司教協議会は6月下旬、非暴力を条件に「デモに対する連帯と支持」を表明した。こうした教会の姿勢を踏まえ、フランシスコ法王もブラジル訪問にあたり若者の社会参加を促している。

 カトリック教徒約12億人の4割強が集中する中南米諸国の中でもブラジルは1億数千万人のカトリック教徒を擁する世界最大のカトリック国。だが、近年、歌や踊りで若者を引き付けているプロテスタント系に信者が流れる傾向が続き、これまで以上に、若者の声に耳を傾ける重要性が高まっている。

6676チバQ:2013/07/24(水) 21:44:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130724/mds13072421220003-n1.htm
エジプト国防相が異例のデモ呼びかけ 「テロに対抗」 同胞団に打撃
2013.7.24 21:18

エジプト国営テレビが放映したカイロで演説するシーシー第1副首相兼国防相の映像=24日、(AP)
 【カイロ=大内清】エジプトでクーデターを主導した軍トップのシーシー第1副首相兼国防相は24日、首都カイロでの演説で、「(軍に)暴力とテロに対抗する力を与えてほしい」と述べ、国民に対し、26日の金曜に行われる暫定政権支持派のデモに参加するよう呼びかけた。失脚したモルシー前大統領の出身母体であるイスラム原理主義組織ムスリム同胞団など親モルシー派にさらなる強硬姿勢を取るため、民衆からのさらなる支持を求めた形だ。

 表向きは中立の軍が、公然とデモの動員に動くのは極めて異例。26日には同胞団もデモを呼びかけており、反発は必至。大規模な衝突が懸念される。

 またシーシー氏は、カイロで抗議活動を続けている同胞団を、「国を破壊する連中だ」と痛烈に非難。「われわれの決定が覆ることはない」とも語り、米欧などが求めているモルシー氏の釈放には応じない考えもにじませた。モルシー氏はクーデターが起きた3日以降、軍の拘束下にある。

 演説に先立つ24日未明、北部マンスーラの警察署近くで爆弾が爆発し、警官1人が死亡、28人が負傷した。犯行声明は確認されていないが、親モルシー派によるテロの可能性もあるだけに、シーシー氏としてはこの機に同派を「暴力集団」だと印象づけ、同胞団にさらなる打撃を与える狙いがあるとみられる。

6677チバQ:2013/07/24(水) 21:44:27
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130724/asi13072421250001-n1.htm
パキスタン与党、大統領候補にフセイン氏擁立
2013.7.24 21:24
 パキスタンの与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML−N)は24日、ザルダリ大統領の任期満了に伴う大統領選にマムヌーン・フセイン元シンド州知事を擁立した。大統領選は上下両院と州議会の議員の投票による間接選挙で行われるため、フセイン氏の当選が確実視されている。また、大統領選は8月6日に行われる予定だったが、最高裁は7月30日に変更するよう命じた。(ニューデリー 岩田智雄)

6678チバQ:2013/07/25(木) 20:26:44
http://mainichi.jp/select/news/20130726k0000m030045000c.html
ジンバブエ:大統領選強行へ…周辺国や米は延期要求
毎日新聞 2013年07月25日 19時28分(最終更新 07月25日 19時53分)

 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ南部ジンバブエで31日に大統領選が予定されている。南アフリカなど周辺国や米国は、民主化や改革が進んでいないことを理由に延期を求めているが、ムガベ大統領(89)は強気の姿勢を崩さず、発言はヒートアップするばかり。選挙の強行は欧米の経済制裁緩和・解除を遠のかせ、約200人が死亡した前回(2008年)選挙のような与野党支持者の対立激化の可能性もはらんでいる。

 ムガベ大統領は先月、次期大統領選・議会選の7月31日実施を発表。これに対し、ムガベ氏と事実上の一騎打ちとなる公算の大きいツァンギライ首相が率いる旧野党「民主変革運動(MDC)」は、ムガベ氏寄りの軍・治安当局による政治活動への干渉排除などの改革を先行すべきだと、選挙延期を訴えている。

 また、米国務省は「選挙準備における透明性の欠如」などを指摘。英外務省も「選挙やその他の民主的な改革が達成されていない」と批判した。

 だが、ムガベ大統領は聞く耳持たずで「米国人は狂っている」などと、発言をエスカレートさせている。

 だが、今月中旬に実施された警察官らの期日前投票では、投票用紙の数が足らないなどの理由で半数以上が投票できない事態に。ジンバブエ政府は欧州連合(EU)や米国の選挙監視員の入国を許可しない方針で、本番での混乱が懸念される。

 ムガベ大統領は1980年の独立以来国を率い、独裁的傾向を強めてきた。前回大統領選では、ツァンギライ氏が第1回投票で得票率48%を記録し、同43%のムガベ氏を上回った。しかし、大統領派がMDC支持者らを弾圧し多数の避難民や死者が出て混乱。ツァンギライ氏が決選投票から撤退し、ムガベ氏が当選を決めた。その後、南アの仲介で与野党が連立政権樹立で合意し、ツァンギライ氏が首相に就任した。

6679チバQ:2013/07/25(木) 20:27:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130725/erp13072518050012-n1.htm
まだ生まれたばかりの英ジョージ王子最初の訪問は豪、NZか
2013.7.25 18:03

23日、ロンドンのセント・メアリー病院を出る英王室のロイヤルベビーとウィリアム王子(ゲッティ=共同)
 英紙デーリー・テレグラフは25日までに、英王室のウィリアム王子(31)とキャサリン妃(31)の間に22日に生まれたジョージ王子が、1年以内にオーストラリアとニュージーランドを訪問する可能性がある、と報じた。

 ウィリアム王子夫妻は2011年6〜7月に結婚後初の海外公務として、英連邦諸国の一つでエリザベス女王を元首とするカナダを訪問。英連邦主要国のオーストラリアとニュージーランドが夫妻の次の訪問先として有力視されており、ジョージ王子を連れていくことが見込まれるという。

 オーストラリアでは、君主制を廃止して共和制を導入すべきだとの議論がくすぶっており、王室への支持を固める狙いもあるとみられる。

 チャールズ皇太子と故ダイアナ元皇太子妃も、ウィリアム王子が生まれた翌1983年に同王子を連れてオーストラリアなどを訪問した。ジョージ王子はウィリアム王子夫妻の第1子で、将来の英国王となる。      (共同)

6680チバQ:2013/07/25(木) 21:07:59
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20130725-OYT1T00986.htm?from=main8
「世界トイレの日」決議…国連、普及を後押し

 【ニューヨーク=加藤賢治】国連総会は24日、途上国で深刻な衛生問題への取り組みを強化するため、11月19日を「世界トイレの日」とする決議案を全会一致で採択した。


 決議は、トイレがない場所での排せつは「公衆衛生に極めて害がある」として、加盟国や国連機関に対し、貧困層への衛生施設提供を急ぐよう求めている。

 国連によると、世界で約25億人がトイレなど衛生施設にアクセスがなく、このうち11億人が屋外での排せつを余儀なくされている。下痢が原因の病気で1日に約2000人の子供が死亡し、学校にトイレがないため通学を断念する女性も多いという。

 決議は、シンガポールの民間団体「世界トイレ機関」が行っているトイレ普及活動を後押しするもの。11月19日は同団体の設立日。

(2013年7月25日20時39分 読売新聞)

6681チバQ:2013/07/26(金) 22:17:13
http://mainichi.jp/select/news/20130726k0000e030225000c.html
法王:不平等の是正、先進国に促す スラム地区訪問
毎日新聞 2013年07月26日 12時33分(最終更新 07月26日 12時41分)


ブラジル・リオデジャネイロのスラム街を訪れ、市民に手を振るフランシスコ・ローマ法王=2013年7月25日、AP
拡大写真 【リオデジャネイロ(ブラジル南東部)福島良典】ブラジル訪問中のフランシスコ・ローマ法王は25日、リオデジャネイロ北方のスラム地区を訪れ、先進国や富裕層に対して「世界にはびこる不平等」の是正に取り組むよう求めた。

 法王はスラム地区のサッカー場で「誰も不平等に対して無神経でいることはできない」と指摘し、「持てる者」や先進国政府に対して「より公正な世界を追求し続けるよう」求めた。また、6月にブラジル全土へ広がった汚職糾弾の反政府デモを念頭に「状況は変わり得る」と述べ、社会正義実現への希望を持ち続けるよう若者らに促した。

 また、法王は25日、リオ南部コパカバーナの海岸で、キリスト教カトリックの祭典「世界青年の日」大会の主要行事の一つである若者の大規模集会に出席。「モノ、カネ、権力はつかの間の幸福幻想をもたらすだけで、私たちを満足させはしない」と述べた。

 集会には中南米の若者を中心に世界約190カ国から推定約150万人が参加。コロンビアから友人らとリオ入りした大学生のアンドレス・メヒアさん(21)は「初の中南米出身法王は『カトリック界のロックスター』のような存在だ。行動で範を垂れるのがすばらしい」と語った。

6682ロックフェラー帝国の陰謀-見えざる世界政府:2013/07/26(金) 22:39:24
東京地検特捜部は、アメリカの犬。
大衆は、ロックフェラーが死んでも、謀略の全てが消え去ったと勘違いしないように。その上がいる。
その関連:官僚、自民党、森喜朗、CIA

6683自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!:2013/07/28(日) 20:26:31
自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!
東京地検特捜部は、日本国内操縦売国エージェント!!
国民は騙されるな!!
工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!

6684チバQ:2013/07/28(日) 21:08:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130728/mds13072820150007-n1.htm
クウェート、政府支持派が勝利 議会選の開票終了
2013.7.28 20:11

 クウェート市で国民議会選の投票を行う女性=27日(共同)
 ペルシャ湾岸の産油国クウェートで27日行われた国民議会(定数50)選挙は28日、開票が終了し、政府支持派が大半の議席を獲得して勝利した。野党勢力は選挙制度変更への反発から、昨年12月の前回選挙に続いてほとんどがボイコットし、数議席の獲得にとどまった。ボイコットしたイスラム組織「イスラム立憲運動」のムハンマド・ダラル元国民議会議員は共同通信に対し、「議会多数派から首相が選ばれる民主的な制度を目指し、今後も街頭デモなどを行う」と表明、政治対立は続きそうだ。

 地元メディアなどの開票結果の分析によると、前回躍進した政府寄りのイスラム教シーア派が議席を17から8に減らし、スンニ派やリベラル勢力が増やした。女性は1減の2人。16人が新人。投票率は前回より高い52・5%だったが、ボイコット前の60%台には届かなかった。

6685チバQ:2013/07/28(日) 21:10:28
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130728/asi13072816530001-n1.htm
カシミール地方の治安悪化 武装勢力襲撃やパキスタン交戦
2013.7.28 16:50

7月18日、インド北部ジャム・カシミール州スリナガルで、警官隊にデモを阻止される分離独立派組織「ジャム・カシミール解放戦線」のメンバーら(岩田智雄撮影)
 インドのPTI通信によると、北部ジャム・カシミール州ソポレで28日、警官が武装勢力の銃撃を受けて死亡した。PTIは、パキスタンとの実効支配線付近でも27日、インド軍国境警備隊がパキスタンから2度の越境攻撃を受け、インド兵1人が負傷したと伝えた。交戦について、パキスタン政府はインドの不当な攻撃でパキスタン兵1人が死亡、1人が負傷したとしてインド軍を非難した。カシミール地方では、イスラム教のラマダン(断食月)が続く中、治安が悪化している。(ニューデリー 岩田智雄)

6686チバQ:2013/07/28(日) 21:16:18
http://mainichi.jp/select/news/20130728k0000m030062000c.html
エジプト:モルシ派、怒りと悲壮感 疑心の連鎖も
毎日新聞 2013年07月28日 00時49分(最終更新 07月28日 00時55分)

 【カイロ秋山信一】エジプトの首都カイロ北東部で27日未明に起きた治安部隊とモルシ前大統領支持派の衝突。発生から半日が過ぎても現場には治安部隊が発射した催涙ガスの刺激臭が漂い、幾重にも築かれたバリケードを挟んで、治安部隊とモルシ派がにらみ合いを続けていた。軍や治安部隊は攻勢を強める意向で、現場近くのモルシ派の集会場には、怒りと悲壮感が入り交じった重たい空気が流れていた。

 「怪しいやつを捕まえたぞ」。27日午後、衝突現場から約2キロ離れたモルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の集会場の入り口に、オートバイが滑り込んできた。手首と足首を縛られた男性が横倒しに乗せられている。

 拘束された男性は、同胞団の拠点ラバ・アダウィーヤ・モスク近くのテントに連行された。「お前はスパイだろ」。尋問が続く。記者が近づこうとすると、あごひげを蓄えた同胞団のメンバーに阻止された。「何もしていない」と叫ぶ男性の声が聞こえた。内務省によると、26日以降、同胞団の集会場ではスパイだと疑われるなどして9人が殺害された。憎しみと疑心の連鎖は、日に日に拡大している。

 衝突は27日午前2時ごろ、ラバ・アダウィーヤ・モスクから約2キロ西にある「10月6日陸橋」のたもとで起きた。同胞団側は「(陸橋の南側にある)アズハル大学の建物屋上から狙撃手がデモ隊を銃撃した」と主張。現場にいたという同胞団メンバーのハサン・ムハンマドさん(28)は「実弾も使われた」と証言し、街路灯に残る銃痕と薬きょうを見せてくれた。遺体を搬送した同胞団支持の会社社長、イマーム・ユセフさん(51)は「遺体の大半は頭部や心臓を撃たれていた。モスクに45体しか収容できず、外にも安置した」と話した。内務省は実弾使用を否定している。

 同胞団は集会場周辺に、歩道のレンガをはがして積み上げた高さ約1メートルのバリケードを幾重にも設置。数千人が路上のテントで寝泊まりしている。バリケードの外は軍や治安部隊の装甲車が2週間以上取り囲んでいる。近所でパン屋を営むアフマド・アブドルサラムさん(35)は「軍か、同胞団か、どちらが正しいのか分からない。早く平和になるよう神に祈るしかない」とつぶやいた。

 ◇デモ隊へ攻撃 英外相が非難「中止求める」
 【ロンドン小倉孝保】エジプトで治安部隊とデモ隊の衝突で多数の死者が出た事件を受け、英国のヘイグ外相は27日、「エジプト当局に対し、平和的抗議行動を尊重し、デモ隊への攻撃を止めるよう求める」と述べた。

6687チバQ:2013/07/28(日) 21:27:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013072800065
31日に大統領選=ムガベ、ツァンギライ氏再対決−ジンバブエ

ジンバブエのムガベ大統領(左)とツァンギライ首相(AFP=時事) 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで31日、大統領選が実施される。3月の国民投票で承認された新憲法下で初の選挙となり、ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)を率い、33年にわたって政権の座にあるムガベ大統領(89)と、旧野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ首相(61)との事実上の一騎打ちとなる。



 経済復興を約束し、さらに5年の任期を目指すムガベ氏に対し、ツァンギライ氏は「33年にわたる『失策政府』と、『明るい未来の約束』との間の選択だ」と訴えている。(2013/07/28-14:32)

6688チバQ:2013/07/28(日) 21:28:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013072800111
大統領選の投票始まる=国家再建へ節目、投票率も焦点−マリ

28日、パリで、マリ大統領選の在外投票を行うフランス在住マリ人(AFP=時事) 【パリ時事】西アフリカ・マリで28日、大統領選の投票が始まった。2012年3月の軍事クーデター、武装勢力による北部占領、13年1月の旧宗主国フランスによる軍事介入と混乱が続いたマリで、大統領選は国家再建に向けた重大な節目と位置付けられている。
 大統領選には出馬を取り下げた1人を除き27人が立候補。過半数の票を獲得する候補がいない場合、上位2人による8月11日の決選投票に決着が持ち越される。
 現地からの情報によると、イブライム・ブバカル・ケイタ元首相(68)とスマイラ・シセ元財務相(63)の2人が優位に選挙戦を進めているもよう。モディボ・シディベ元首相(60)、スマナ・サコ元首相(64)らも上位進出をうかがっている。(2013/07/28-17:29)

6689チバQ:2013/07/28(日) 21:30:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130728/k10013349211000.html
クウェート議会選挙 野党反発で混乱懸念
7月28日 11時4分中東のクウェートで議会選挙が行われましたが、野党側の中心となっている「ムスリム同胞団」などのイスラム勢力が選挙をボイコットし、今後、抗議行動が広がるなどして混乱が深まることも懸念されています。

クウェートでは、去年2月の議会選挙で、野党側が政府の汚職問題を追及して勝利しましたが、憲法裁判所が選挙を無効としたことから、野党側は大規模な抗議デモを行い、治安部隊との衝突が頻発するなど対立が続いています。
こうしたなか、27日、再び議会選挙が行われましたが、ムスリム同胞団などのイスラム勢力を中心とした野党側は「政府はみずからに有利になるよう選挙制度を一方的に変更した」として反発し、立候補者を擁立せずに選挙をボイコットしました。
今回の選挙の結果、与党側が議席の大半を占めるのは確実な情勢ですが、ムスリム同胞団を中心とする野党側は選挙の正統性を認めないと反発しています。
また、野党側は、エジプトで今月、事実上のクーデターでムスリム同胞団の政権が退陣させられた直後に、クウェート政府が40億ドルの巨額の支援を表明したことにも批判を強めています。
このため今後、野党側の抗議行動が広がるなどして、日本が石油の1割を依存する産油国のクウェートで混乱が深まることも懸念されています。

6690チバQ:2013/07/28(日) 21:36:36
http://www.afpbb.com/article/politics/2958180/11087344
チュニジア野党幹部、自宅前で射殺される イスラム系与党を批判
2013年07月26日 09:57 発信地:チュニス/チュニジア
【7月26日 AFP】チュニジアの野党幹部、ムハンマド・ブラヒミ(Mohamed Brahmi)制憲議会議員(58)が25日、自宅前で武装集団に射殺された。同国では2月にも別の野党議員が暗殺されたばかりで、ブラヒミ氏が生前批判していたイスラム政党率いる政権の関与を疑う声が再び上がっている。

 ブラヒミ氏の殺害は、首都チュニス(Tunis)中心部や同氏の出身地シディブジッド(Sidi Bouzid)の街頭で怒りの抗議デモを引き起こし、ゼネストも呼びかけられている。

 国営のWatanyaテレビとTAP通信によると、ブラヒミ議員はチュニス近郊の自宅前で射殺された。同議員が所属していた左派の小政党の議員は、ラジオ放送で「ブラヒミ議員は妻と子どもたちの目前で蜂の巣にされた」と涙ながらに語った。

 TAP通信が伝えた内務省の声明によると、ブラヒミ議員は自宅を出た直後に暗殺された。Watanyaテレビによると、至近距離から11発の銃弾を受けていたという。

 2月6日に暗殺されたもう1人の野党議員、ショクリ・ベライド(Chokri Belaid)氏もまた、自宅前で殺害された。事件は当時、チュニジアの政界に危機をもたらし、政府は事件を黙認したとの非難を浴びた。(c)AFP/Hamida Ben Salah

6691チバQ:2013/07/28(日) 21:37:29
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2956634/11053331
「都市化」するシリア難民キャンプ、国連への電気代請求は月5000万円
2013年07月22日 19:59 発信地:アンマン/ヨルダン
【7月22日 AFP】空から見下ろした中東ヨルダンの砂漠の真っただ中に、整然と広がる移動式住宅やテントの「街並み」──内戦状態のシリアから逃れてきた人々が暮らすザータリ難民キャンプ(Camp Zaatari)は、急速に小さな都市と化しつつある。

 この難民キャンプが開設されたのは、わずか1年前。何か月も続く内戦に傷つき、命からがら祖国を脱出してきた大量のシリア難民を保護するという悪夢のような使命に、ヨルダンは直面した。

 現在、このキャンプにはよりどころを無くした11万5000人が暮らす。夜になれば国境の向こう側から砲弾の音が響き渡るが、それでもシリア難民たちはくじけることなく、再び立ち上がって自活していく決意を固めている。

■「楽しきわが家」再生へ

 難民テントの多くは、プラスチックとアルミニウムでできたコンテナ住宅に置き換えられつつある。設置費用は1戸当たり2500ドル(約25万円)。既に1万6500戸が完成し、近く3万戸に達する見込みだ。

「まさしく『楽しきわが家(Home! Sweet Home!)』です」。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の現地責任者、キリアン・クラインシュミット(Kilian Kleinschmidt)氏は18日、現地視察に訪れたジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官を上空から案内しながら、英国民謡の題名を口にした。その言葉に皮肉な響きはみじんもなかった。

 クラインシュミット氏が語ったのは、ありのままの事実だ。28か月に及んでいるシリア内戦に全く終わりが見えない中、難民キャンプではあきらめて長引くキャンプ生活を受け入れ、崩壊した生活を自ら立て直そうとする住民が増えているのだ。

6692チバQ:2013/07/28(日) 21:37:43
■根っからの商人たちが築いた新たな暮らし

 ザータリ難民キャンプに暮らす人々の多くは、ヨルダンと国境を接するシリア南部ダルアー(Daraa)県から逃れてきた。シリア軍と反体制派の武力衝突へと激化していったバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権に対する2011年3月の蜂起の発端となった地だ。

「ダルアーの人々は、根っからの商人だ。ほとんど何でも取り引きするので驚かされる」と、クラインシュミット氏は報道陣に説明した。

 仮設住宅の前庭は泥よけのためにセメントで固められ、小さいながらも「家の象徴」として噴水まで造ってある家も見られる。商才に長けた難民たちは、キャンプの電気網を「拝借」してキャンプ内のわずかな舗装道路に立ち並ぶ約3000軒の店舗や、580軒の料理店や屋台に電気を引いており、クラインシュミット氏の下に届く電気代は毎月50万ドル(約5000万円)に上る。

 これらの通りはパリの大通りにちなんで「シャンゼリゼ」と呼ばれている。難民たちはここで喫茶や買い物を楽しみつつ、仮設住宅に付けるエアコンの値引き交渉さえしている。仮設住宅の多くには既に衛星放送用のパラボラアンテナが取り付けられている。タクシーも10台あり、高値を吹っかけては人々を乗せてキャンプ内を走り回っている。

 取り引きに使われる現金は、難民が持参してきたものもあるが、それよりも湾岸諸国か欧米で働く親戚からの送金が多い。

 キャンプ内で仕事を探して回る人たちも多く、その中には子供たちの姿もある。闇取引が問題になっており、持ち物は何でも売りに出される。コンテナ住宅でさえ「また貸し」されたり、転売されたりと、UNHCRが許可していない方法で使用されている。

「街」には病院が3つ、学校も数か所ある。食料配給所は本部の他にパンのみを配るセンターもあり、1日に計5000個のパンを配給している。サッカー場や、滑り台やブランコのある公園も合わせて5か所ある。「約6万人いる子どもたちを飽きさせないことが大事」だとクラインシュミット氏は言う。だが、学校に通うべき年齢の子ども3万人のうち、授業を再開できているのは5000人だけだ。

■難民キャンプではなく「一時的な街」

 キャンプ開設当初の数か月は、世界から見放されたと絶望し憤った難民たちが支援職員らに石を投げつけることも少なくなかった。現在も緊迫感は残るが、新たな理解が広がっていると思うとクラインシュミット氏は語る。「私が管理しているのは難民キャンプではなく、一時的な街だ。だから、ここは落ち着きつつある。私たちは対話を始め、将来の展望を描き始めている。完全な絶望から人々を脱け出させる手助けもできている」

 しかし、この考えは、既に人口のかなりの部分をパレスチナ難民が占めているヨルダン政府の方針とはそぐわない。ヨルダンのナーセル・ジュデ(Nasser Judeh)外相は「わが国としては、キャンプが閉鎖され、全ての難民がそれぞれの自宅や暮らしに戻ることを祝う日を常に待ち望んでいる」と述べている。

 ザータリ難民キャンプだけでも、1日当たりの運営費は約100万ドル(約1億円)に上る。(c)AFP/Jo Biddle

6693チバQ:2013/07/28(日) 22:34:49
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130728/mds13072801100001-n1.htm
チュニジアで議員52人、抗議の辞職 野党幹部暗殺で
2013.7.28 01:09
 【カイロ共同】チュニジアからの報道によると、世俗派野党幹部、ブラヒミ制憲議会議員の暗殺事件に抗議して27日までに、世俗派などの同議会議員52人が辞職した。同議会の定数は217議席。世俗派は議会解散や挙国一致政権の樹立を求めている。

 一方、ブラヒミ議員の葬儀が27日、首都チュニスで行われ、1万人以上が参列、数千人規模のデモ隊が機動隊と衝突し負傷者も出た。事件を防げなかったとしてイスラム政党アンナハダが率いる政府への批判が噴出している。

 チュニジアでは2月にも、アンナハダを批判していた世俗派野党指導者ベルイード氏が暗殺された。ベンジェッド内相によると、両事件で使われた凶器の拳銃は同一で、いずれもイスラム厳格派の関与が浮上しているという。

6694チバQ:2013/07/28(日) 23:03:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130727/erp13072707280000-n1.htm
「信仰心の侮辱」「同性愛の宣伝」…ロシアの新法に「社会の非寛容を助長」と懸念
2013.7.27 07:24 (1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアで今月、「信仰心の侮辱」と「同性愛の宣伝」をそれぞれ禁止する新法が発効した。都市部で反政権機運の高まりに直面しているプーチン政権が、ロシア正教会の信徒と重なる保守層の支持固めを狙った動きと受け止められている。ただ、人の精神を対象とした新法は恣(し)意(い)的な運用や反政権派などの抑圧につながりかねず、社会の「非寛容」を助長することへの懸念が国内外から出ている。

 信仰心に関する新法は、「社会に対するあからさまな不敬の表現」や「信徒の宗教感情の侮辱」を禁じ、最大刑罰を禁錮3年と規定。ロシア憲法は政教分離と世俗国家の原則を明確にしており、新法が「信仰」を「個人」よりも上に位置づけたことはリベラル派の批判を呼んでいる。

 モスクワでは2011年末〜12年春に大規模な反政権デモが行われ、通算3期目のプーチン政権は抑圧路線を鮮明にしてきた。プーチン政権が人口の半数以上の信徒を抱える正教会と関係を深める“政教一致”も反発を呼んでいるため、新法はまず正教会保護を念頭に置いたものと考えられている。

 12年2月には、女性バンドが正教会の総本山でプーチン氏批判のパフォーマンスを行い、後に禁錮2年の実刑判決を受けた。

 一方、ロシア正教会は同性愛者に悔(かい)悛(しゅん)を求める立場をとっており、「同性愛宣伝」に関する新法にも正教会の影が指摘されている。同法は「未成年者の間での宣伝行為」に罰金刑を科す内容だが、広く同性愛者の権利擁護活動にも適用される恐れがあり、欧米諸国が懸念を示してきた。

 新法が審議された5月には南部ボルゴグラードで当時23歳の男性が同性愛憎悪から殺害される事件が発生。最近も北西部のムルマンスクで同性愛者の権利に関するドキュメンタリーを撮影していたオランダ人4人が拘束され、3年間の入国禁止措置がとられた。

 ロシアは来年2月に南部ソチで冬季五輪を開催することになっており、国際五輪委員会は「選手や関係者、観客らに差別なく競技が行われるよう保証する」とする声明を出した。

6695チバQ:2013/07/28(日) 23:49:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130728-00000058-jij-m_est
モルシ派排除へ準備=流血拡大不可避か―エジプト
時事通信 7月28日(日)18時37分配信

 【カイロ時事】エジプト治安当局は28日、カイロ東部のモスク(イスラム教礼拝所)一帯を占拠し、集会を続けるイスラム組織ムスリム同胞団出身のモルシ前大統領支持派の強制排除に向け、準備を進めた。実力行使に出れば、再び流血の事態に発展するのは避けられそうにない。状況は緊迫の度を増している。
 モルシ派は1カ月前から一帯を占拠。3日にモルシ氏が軍の事実上のクーデターで解任・拘束された後は釈放と復権を求め、24時間態勢で座り込みを続けている。
 ただ、近隣にはモルシ派に批判的な住民も多い。占拠が長期化して交通が遮断されるなど日常生活に大きな支障が発生している。
 当局に対する苦情申し立ても出ている。イブラヒム内相は27日、「申し立てに対する検察の判断を待っているところだ」と述べ、司法判断に基づいて排除に踏み切る考えを示した。

6696チバQ:2013/07/29(月) 20:44:30
http://mainichi.jp/select/news/20130729k0000e030201000c.html
同胞団:抗議運動広がる チュニジアとリビア
毎日新聞 2013年07月29日 15時00分(最終更新 07月29日 15時11分)


27日、リビア東部ベンガジで、ムスリム同胞団に批判的だった政治活動家の暗殺に抗議する人たち=ロイター
拡大写真 【カイロ秋山信一】北アフリカのチュニジアとリビアで、イスラム組織ムスリム同胞団に批判的な政治活動家が相次いで暗殺され、同胞団に対する抗議運動が広がっている。エジプトでも世俗色の強い軍によるクーデターで同胞団政権が倒れた。3カ国とも中東の民主化要求運動「アラブの春」で独裁政権が崩壊した後、イスラム主義が台頭したが、世俗主義の巻き返しの動きが強まっている。

 ムスリム同胞団は1928年にエジプトで発足し、アラブ各国に組織がある。同胞団は国ごとに指揮系統が異なると主張しているが、連携しているとの見方がアラブ政界では強い。社会活動や政治参加を通じ、徐々にイスラム化を進めるという思想は共通している。

 ロイター通信によると、リビアでは26日、同胞団に批判的な政治活動家が東部ベンガジで暗殺された。27日には首都トリポリやベンガジで、制憲議会の第2党でもある同胞団系の正義開発党の事務所が反同胞団のデモ隊に襲撃された。チュニジアでも25日に野党指導者が暗殺され、首都チュニスなどで連日、同胞団系の与党アンナハダに対する数千人規模の抗議デモが起きた。

 いずれの事件も犯人は逃走しているが、チュニジアの事件では、イスラム教の厳格な適用を求めるサラフ主義者(サラフィスト)が関与したと治安当局はみている。

 エジプトを含めた3カ国では、国民の大半はイスラム教徒だが、2011年の革命前は政治と宗教を分離する世俗主義政権が長く続き、イスラム教を社会に適用する動きは抑えられてきた。だが革命後の選挙では、イスラム礼拝所(モスク)などを通じて社会に根を張る同胞団が躍進。サラフ主義者の活動も活発化し、世俗派との対立が生まれた。

 同じイスラム勢力でも、急進的なサラフ主義者と、段階的にイスラム化を進めようという同胞団は、思想が異なる。だが世俗派には、同胞団がサラフ主義者の過激な活動を容認しているとの見方が強い。こうした不満が、暗殺事件を契機に噴出した格好だ。

 一方、エジプトのクーデターを契機に、これまで穏健とされてきた同胞団が過激化することも懸念されている。エジプトでは既に一部が武装し、治安当局と衝突している。武力によって政権を追われたことで、武装闘争路線に転じる可能性も出てきている。

6697チバQ:2013/07/29(月) 20:44:56
http://mainichi.jp/select/news/20130729k0000e030137000c.html
ローマ法王:巧みな説教で聴衆引き付ける ブラジルで
毎日新聞 2013年07月29日 10時52分(最終更新 07月29日 13時11分)


28日、リオデジャネイロで、ブラジル訪問を終えて帰国便に乗り込むフランシスコ・ローマ法王=ロイター 【リオデジャネイロ(ブラジル南東部)福島良典】ブラジル・リオデジャネイロで開かれたキリスト教カトリックの祭典「世界青年の日」大会が28日、閉幕し、フランシスコ・ローマ法王は1週間のブラジル訪問を終えた。法王はカトリックの信仰をサッカーと比較するなど巧みな説教で、世界に対して「開かれた教会」である必要性を説き、聴衆を引き付けた。

 「イエスは私たちに(サッカーの)ワールドカップ(W杯)よりも大きなものを与えてくれる」(27日、若者との祈りの集いで)

 法王は大のサッカーファン。ブラジルで2014年のW杯開催に反対する若者らの反政府デモが6月に起きたことを踏まえ、ユーモアを込めて信仰の重要性を力説した。サンパウロの大学生、エベルトン・ギマラエスさん(28)は「W杯はカネ食い虫。麻薬に手を出す若者を信仰に導けば、取り締まる警察に予算を投入するよりも良い」と話した。

 「教区に閉じこもっていてはいけない。ドアから出て行って、人に会わなければだめだ」(27日、ミサで聖職者、神学生らを前に)

 「開かれた教会」は法王の持論。オーストラリアから大会に参加したエマニュエル・セオ神父(36)は「すべての人に福音を伝えるというカトリックの根本メッセージを思い起こさせてくれた」と振り返る。フランスのジャン・バティスト神父(34)は「閉じこもっていたら酸素不足になる」と指摘。サンパウロの経理士、ロザンジェラ・フォンセカさん(50)はブラジルの聖職者に「もっと宣教を」と注文を付けた。

 「(食べ物に塩や油を添加するように、あなた方の人生に)信仰を、希望を、愛を添加しなさい」(25日、歓迎式典で若者信徒に)

 分かりやすい説教は庶民派法王の特徴の一つ。訪問中、オープンカーを降り信徒とふれあう場面が多かった。サンパウロ州の大学生、フェルナンダ・ロペスさん(25)は「法王は人々と一緒にいるのが好き。感動で泣いてしまった」と語った。

 法王は次回「世界青年の日」大会が先々代のローマ法王、故ヨハネ・パウロ2世ゆかりのポーランド・クラクフで16年に開かれると発表した。

6699チバQ:2013/07/29(月) 21:54:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013072900034
マリ大統領選、開票作業に=ケイタ元首相優勢の情報
 【パリ時事】西アフリカ・マリの大統領選は28日夕(日本時間29日未明)、投票が終了し、即日開票作業に入った。選管当局による集計結果は8月2日までに公表される。27人が立候補しており、過半数の票を得る候補がいない場合、上位2人による8月11日の決選投票に決着が持ち越される。
 2012年3月のクーデター、武装勢力による北部占領、旧宗主国フランスによる13年1月の軍事介入と混乱が続いたマリで、大統領選は国家再建に向けた節目と位置付けられている。
 AFP通信は地元メディアの情報として、イブライム・ブバカル・ケイタ元首相がリードしていると報じている。
 マリ各地には国連平和維持活動(PKO)「国連マリ多元統合安定化派遣団(MINUSMA)」部隊が展開。イスラム武装勢力による投票所攻撃予告もあり、厳しい警戒態勢が敷かれたが、現地からの報道によれば、大きな混乱はなかったもようだ。(2013/07/29-08:36)

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6700チバQ:2013/07/29(月) 22:09:13
http://www.cnn.co.jp/world/35035228.html
イタリア初の黒人閣僚に相次ぐ嫌がらせ、集会でバナナ投げる
2013.07.29 Mon posted at 10:51 JST

(CNN) イタリアで黒人初の閣僚に起用されたセシル・ケンゲ移民融和担当相が、26日の集会でバナナを投げつけられる事件があった。ケンゲ氏は3カ月前に大臣に任命されて以来、極右勢力などから差別的な発言や嫌がらせが相次いでいる。

同氏の広報によると、中部チェルビアの集会で演説していたケンゲ氏に向かって、聴衆の中にいた男がバナナ2本を投げつけた。バナナは観客席に落ち、演壇には届かなかったという。

警察はバナナを投げた男の行方を追っており、ケンゲ氏の身辺警護は強化された。ケンゲ氏本人は短文投稿サイトのツイッターに、「飢えや食糧危機で死ぬ人がいるのに、食べ物を無駄にするのは悲しいことだ」と書き込んだ。

26日の集会では同氏が登場する直前にも、赤いペンキを塗ったマネキンが、「移民殺人」という脅迫文と共に見つかっている。

ケンゲ氏はアフリカのコンゴ(旧ザイール)出身で、1980年代にイタリアに留学し、市民権を獲得した。

閣僚への起用に対しては極右勢力や移民排斥勢力が反発し、2週間前には移民反対を唱える政党「北部同盟」のロベルト・カルデローリ上院議員がケンゲ氏を「オランウータンに似ている」と発言。同党関係者も差別的な発言を繰り返し、ケンゲ氏が同党の地盤地域を遊説した際には殺人の脅迫を受けている。

これに対してイタリアのレッタ首相は、直ちにこうした発言や嫌がらせをやめるよう北部同盟に要求した。

6701チバQ:2013/07/30(火) 23:59:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013073002000131.html
ジンバブエ 31日大統領選 混乱再燃を懸念
2013年7月30日 朝刊

 【ロンドン=石川保典】アフリカ南部のジンバブエで三十一日、大統領選が行われる。一九八〇年の英国からの独立以来、三十三年間政権の座にあり、独裁色の強いムガベ大統領(89)と、旧野党を率いるツァンギライ首相(61)の事実上の一騎打ちになる。両氏が激しく争った二〇〇八年の前回は政権側が野党を弾圧、多数の死傷者を出した。周辺国の仲介で連立政権ができたが、今回の選挙が再び、混乱の引き金になるとの懸念が高まっている。

 ツァンギライ氏が優勢だった〇八年の大統領選では弾圧で約二百人が死亡し、同氏は決選投票から撤退した。国際的な批判の中でムガベ氏が五期目の就任を強行し、欧米が制裁を強化。南アフリカなどの仲介で翌年、連立政権が樹立された。大統領の任期を制限し、議会の権限を強める新憲法が三月に国民投票で承認され、ムガベ氏は七月の大統領・議会選の実施を表明した。

 ツァンギライ首相は、メディアや治安当局の改革が進まず公正な選挙が保証できないと反対し、南アのズマ大統領もムガベ氏に延期を要求したが、はねつけられた。

 ジンバブエは、〇〇年代に白人への不寛容政策に転じて以降、経済が悪化して最悪時で年二億%以上のインフレとなり、野党弾圧も強化された。連立樹立後は政治・経済の混乱が収束していただけに、選挙を強行するムガベ氏に米国も懸念を表明している。

 政党間での暴力事件も既に発生。在ハラレの外交筋は「首相が有利という見方が多く、一回目の結果次第で混乱する恐れがある」とみる。

 選挙管理委員会は八月五日までには結果を発表し、過半数の得票者がいなければ九月十一日に決選投票がある。〇八年はツァンギライ側が独自に勝利宣言した後、弾圧された。公式発表は投票日の一カ月以上後で、得票率は同氏48%、ムガベ氏43%だった。

 <ジンバブエ> 旧英国植民地で、1965年に植民地政府がローデシアとして独立を宣言。人種差別政策に対し、ムガベ氏ら率いる黒人組織が中国の軍事支援を受けてゲリラ闘争を展開。80年の総選挙で黒人政権が誕生し、独立した。ムガベ氏は初代首相、87年から大統領。白人社会との融和政策で経済は発展し「ジンバブエの奇跡」と呼ばれた。2000年代、白人農場を強制収用して不寛容政策に転じてから国が混乱。独裁色を強めた。

6702チバQ:2013/07/31(水) 00:05:48
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130730/erp13073023220007-n1.htm
中国に急接近の独裁国家ベラルーシ 「スラブの兄弟」露はいらだち
2013.7.30 23:21 (1/3ページ)[ロシア]

16日、北京の人民大会堂で行われた歓迎式典で、中国の習近平国家主席(左)と閲兵するベラルーシのルカシェンコ大統領(AP)
 【モスクワ=佐々木正明】旧ソ連のベラルーシに対し、中国が影響力を強めている。ベラルーシのルカシェンコ大統領は今月中旬に中国を訪れ、15億ドル(1500億円)相当の経済投資協定に署名。首都ミンスクでは「欧州最大」の中国工業団地の建設計画が始動した。経済危機に悩むベラルーシがロシアに資金援助を断られ、中国へ接近した形だ。ロシアとベラルーシは「スラブの兄弟国」として緊密な関係にあるだけに、中国の進出ぶりはロシアをいらだたせそうだ。

 ルカシェンコ大統領は3日間の日程で北京を訪問、習近平国家主席や李克強首相らと相次いで会談した。

 大統領は「中国は世界をひっぱる大国だ。今日、世界の熱気はワシントンやブリュッセルにはなく、北京にある」と中国を持ち上げた。露メディアは「ロシアにも使ったことのない賛辞」だと伝えた。

 大統領の訪中時、両国が調印した協定は30に及び、旧ソ連の遺産で辛うじて維持している軍事、宇宙開発分野にまで及んだ。総額56億ドルをかけて建設する約80平方キロの工業団地には中国企業を誘致し、将来的には15万人が居住する。

 欧州連合(EU)加盟国に隣接するベラルーシへの大規模進出は、「中国にとっての欧露両市場への橋頭堡(きょうとうほ)になりうる」(専門家)とも指摘される。早速、自動車大手の「浙江吉利控股集団」は、ベラルーシ国内で大型乗用車を合同生産することで合意した。

 「欧州最後の独裁者」とも呼ばれるルカシェンコ大統領の下、ベラルーシは企業の操業停止、従業員の給料未払いなどの深刻な経済危機にあえぐ。最大の支援国だったロシアは、国有企業の民営化といった改革の遅れなどを理由に今年、資金援助の継続を拒否した。巨額融資の支払期限を今秋に控え、「中国との経済協力は国家再建のための唯一の選択肢」(露有力紙)だった。

 ベラルーシの苦境に乗じた中国のしたたかな戦略といえるが、専門家は「ベラルーシは中国カードを切ることでロシアを振り向かせ、中露両国からさらなる援助を引きだそうとしている」とも指摘する。

 中国は近年、中央アジア諸国への進出が著しく、カザフスタンの貿易高は昨年、ロシアを抜いて中国が一位になった。旧ソ連という“裏庭”で中国が影響力を強めていることに、「プーチン政権は懸念を抱いている」(外交筋)ともいわれる。





ベラルーシ 1991年8月に旧ソ連から独立。人口約950万人。ルカシェンコ大統領は94年から現職。連続再選規定の撤廃などで長期政権を築く一方、野党・リベラル勢力を弾圧し、欧米は人権問題で厳しく批判している。輸出入の多くをロシアに依存し、2010年にロシアとカザフスタンと関税同盟を創設した。

6703チバQ:2013/07/31(水) 21:24:24
http://www.cnn.co.jp/world/35035369.html
ジンバブエ大統領選投票、現職ムガベ氏と首相の一騎打ち
2013.07.31 Wed posted at 17:05 JST

(CNN) アフリカ南部ジンバブエは31日、大統領選の投票日を迎えた。1980年の独立以来実権を握り続けてきた89歳のムガベ大統領に、野党勢力を率いるツァンギライ首相が挑む。

5年前の前回大統領選では、政敵のツァンギライ氏を破ったムガベ氏に、地方指導者らが不正選挙だと抗議し、野党との連立政権を実現させた。

野党勢力は今回も不正を訴えている。ツァンギライ氏は投票の数日前、期日前投票で同氏に入った票が捨てられているのが見つかったと主張した。

人権団体からも、政府が野党支持者らを脅迫し、投票に干渉したとの指摘が出ている。ムガベ氏は欧米からの批判に対し、「わが国のことに口を出すな」と厳しい口調で反発した。

同国では今年3月の国民投票で、大統領の任期を2期10年に制限する新憲法が成立した。ただ過去にさかのぼって適用されることはないため、ムガベ氏の続投は認められる。

6704チバQ:2013/07/31(水) 21:36:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130731/erp13073108430004-n1.htm
法王、同性愛者「裁けぬ」 外遊終え会見 来年アジア訪問も
2013.7.31 08:43 [アジア・オセアニア]
 【ローマ=共同】初外遊のブラジル訪問を終えたローマ法王フランシスコは28日、同行記者団と特別機内で会見し、来年にもフィリピンやスリランカなどのアジア諸国を訪問する可能性があると明らかにした。アジア以外ではエルサレム訪問も検討しているという。アジア訪問が実現すれば、1999年に故ヨハネ・パウロ2世がインドのニューデリーを訪れて以来。

 また「私は神を探し求めている同性愛者を裁くことはできない」と差別をいさめたが、同性愛を認めない姿勢は変えなかった。聖書は同性愛を禁じており、発言は“罪を憎んで人を憎まず”という考えを示したといえる。数々のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑に揺れる法王庁(バチカン)の財政管理組織「宗教事業協会」(通称バチカン銀行)については「透明性と正直さが必要」と強調。バチカン銀行関係者の改革努力に期待しているとした。

 法王はバチカンのサンピエトロ広場に面した専用住居には入らず、法王選挙(コンクラーベ)の際に使用したバチカン内の宿舎で他の聖職者らと寝泊まりを続けている。会見ではその理由を「人に会って話をする必要がある。独りでは住めない」と説明した。

 自らが進める数々の改革への抵抗勢力はないと強調。「あなたには同意できないと言ってもらう方が、陰で違うことを言われるよりいい」と意見の違いを尊重する姿勢を示した。

 法王は29日、ローマの空港に到着後、バチカンに戻った。

6705チバQ:2013/07/31(水) 21:54:32
http://www.afpbb.com/article/politics/2959035/11111173
インドで29番目の州誕生へ、与党が分割案を承認
2013年07月31日 11:36 発信地:ニューデリー/インド
【7月31日 AFP】インドの与党・国民会議派(Congress Party)は30日、同国南東部のアンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州からIT企業が集積しているハイデラバード(Hyderabad)を含むテランガナ(Telangana)地区を分割し、新たな州を創設する案を承認した。

 国民会議派の決定は議会の承認を得る必要があるが、最大野党のインド人民党(Bharatiya Janata Party、BJP)は支持を表明している。分割案は数十年前から実現を求める声が上がっていたものだが、周辺地域では反対意見も根強く、今回の決定を受けて暴力的な抗議行動が起きる恐れもある。

 州昇格が実現すればインド29番目の州となるテランガナ地区は、干ばつが頻発する貧困地域に位置する。分割案支持派は、アンドラプラデシュ州政府は一貫してこの地区を軽視してきたと主張している。

 一方で、同州のより豊かな地区は、多様な民族・文化・宗教を持つインドの他の地域での州昇格を求める動きの活発化を招くとして、この分割案に強く反対している。

 アンドラプラデシュ州はインドで5番目に面積が広い州で、定数545(うち2議席は父方が欧州起源の者から大統領が指名する)の下院で42議席が同州からの選出。来年予定されている総選挙で勝利して3期連続で与党の座にとどまることを狙う国民会議派は、この分割案によって同州での支持を広げる意図があると専門家たちは話している。(c)AFP/Abhaya SRIVASTAVA

6706チバQ:2013/07/31(水) 21:55:47
http://www.afpbb.com/article/politics/2959032/11110401
パキスタン新大統領にフセイン氏、シャリフ首相の政治的威信高まる
2013年07月31日 09:13 発信地:イスラマバード/パキスタン
【7月31日 AFP】パキスタンで30日、アシフ・アリ・ザルダリ(Asif Ali Zardari)現大統領の任期(5年)が9月に満了するのに伴う上下両院と4つの州議会の議員投票による大統領選が行われ、第12代の大統領に与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(Pakistan Muslim League-Nawaz、PML-N)のマムヌーン・フセイン(Mamnoon Hussain)氏(73)が選出された。

 フセイン氏は432票を集めた一方、クリケットの元スター選手、イムラン・カーン(Imran Khan)氏が率いる第3党のパキスタン正義運動(Pakistan Tehreek-e-Insaf、PTI)が擁立したワジフディン・アハマド(Wajihuddin Ahmed)元判事は77票にとどまった。

 ザルダリ大統領が率いる第2党のパキスタン人民党(Pakistan Peoples Party、PPP)は、大統領選が8月6日から前倒しされたことに反発して投票をボイコットしたため、フセイン氏とアハマド氏の一騎打ちになっていた。

■シャリフ氏の政治的威信高まる

 フセイン氏が大統領に選ばれたことでナワズ・シャリフ(Nawaz Sharif)首相の政治的威信は高まるとみられる。

 シャリフ首相は5月の総選挙で圧倒的勝利を収め、同国では初めて文民政権が任期を満了し、選挙を通じて次期政権に権力を引き継いだ。フセイン新大統領の誕生でこの歴史的な権力移行が完了することになる。

 フセイン氏はインド生まれ。インドから分離独立したパキスタンにイスラム教徒が大挙して移るなか家族とともにパキスタン南部のシンド(Sindh)州の州都カラチ(Karachi)にやってきた。繊維関係の実業家で同市の商工会議所会頭を務めた経験もある。シャリフ氏が前回首相を務めていた1999年には短期間ながらシンド州知事を務めた。

 カラチ商工会議所の現会頭、アズハル・ハルーン(Azhar Haroon)氏は、「(フセイン氏は)1999年まで政治に関わったことはなかったが、フセイン氏の洗練された話し方と高い実務能力に感銘を受けたシャリフ氏がフセイン氏をシンド州知事にした」と話している。

 ザルダリ大統領時代の憲法改正によってパキスタンの大統領職は再び儀礼的なポストになっている。識者からはPML-Nを長く支えてきながら比較的目立たないフセイン氏は大統領就任後もシャリフ首相に全面的に依存するだろうと指摘する声が出ている。(c)AFP/Masroor GILANI

6707チバQ:2013/08/02(金) 00:03:19
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130801/mds13080114360002-n1.htm
ジンバブエ大統領選 「独裁」ムガベ氏か 初の政権交代か 早くも不正疑い
2013.8.1 14:34 (1/2ページ)

31日、ジンバブエの首都ハラレ郊外で投票するムガベ大統領(左) (ロイター)
 【ロンドン=内藤泰朗】アフリカ南部ジンバブエで31日、大統領選の投票が行われた。独立以来、33年間にわたり権力を握り、欧米から「独裁的だ」と批判されるムガベ大統領(89)が最高権力者の座を維持するのか、平和的な政権交代が初めて実現するかが焦点。選挙結果は5日以内に発表されるが、早くも票の不正集計などの疑惑が浮上している。

 ジンバブエの首都ハラレからの報道によると、大統領選挙は5人が出馬表明したが、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)を率いるムガベ大統領と、旧野党、民主変革運動(MDC)党首、ツァンギライ首相(61)の事実上の一騎打ちだ。

 ジンバブエ政府は各国大使館やアフリカ連合(AU)の選挙監視は認めたものの、国連や欧州連合(EU)などの監視団受け入れを拒否。アフリカ諸国の監視団団長を務めるタンザニアのメンベ外相は投票を前に、ジンバブエ当局が約640万人とされる選挙人名簿を公表せず、選挙人の重複や死亡者を名簿に加えるなど、大規模不正への懸念を表明した。

 同国では3月、大統領任期を1期5年で2期までと規定した新憲法を国民投票で承認。新たな憲法の下での初めての選挙となる。新憲法下ではムガベ氏は99歳まで務めることが可能だが、7月30日、不正疑惑を否定し、敗北の場合は引退すると表明した。

 2008年3月の大統領選では、ツァンギライ氏がムガベ氏を抑えて首位に立ったが、反ムガベの野党勢力の約200人が弾圧により死亡したため、ツァンギライ氏は決選投票から撤退。ZANU−PFとMDCは09年2月、南アフリカの仲介で連立政権を樹立、外貨流通を解禁して年2億%以上のインフレに陥っていた経済は改善された。

 選挙戦では大規模な暴力事件は伝えられていないが、「アフリカの民主主義のテストケース」(英BBC放送)として結果が注目されている。大統領選と同時に上下両院選なども実施された。

                   ◇

【用語解説】ジンバブエ

 最大部族ショナの言葉で「大きな石造りの家」の意。人口約1300万人。宗教はキリスト教と伝統宗教。公用語は英語、ショナ語など。19世紀後半に英国の南アフリカ会社の支配が確立し、1923年に英植民地に。国土の大半は白人農場主の私有地になった。65年、白人強硬派が国名をローデシア共和国として一方的に独立宣言し、黒人側はゲリラ戦を展開。79年に英国の調停で黒人多数派支配への移行を定めた協定が成立。80年にジンバブエ共和国として独立。同年、ムガベ氏が首相に就任し87年から大統領。

6708チバQ:2013/08/02(金) 01:04:52
http://www.cnn.co.jp/world/35035388.html?google_editors_picks=true
サウジの活動家にむち打ち600回、禁錮7年 イスラム侮辱で
2013.08.01 Thu posted at 10:48 JST


(CNN) 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は31日、サウジアラビアの裁判所で同国の活動家がサイバー犯罪取り締まり法などに違反した罪で禁錮7年とむち打ち600回の有罪判決を受けたと発表した。

ウェブサイトやテレビでイスラム教を侮辱したとして有罪判決を受けたのは、「フリー・サウジ・リベラルズ」というウェブサイトを運営していたライフ・バダウィ被告。2008年にサイトを開設したところ、その直後から司法当局に目を付けられ、一時的に身柄を拘束されて尋問を受けたこともある。聖職者の一部からは、不信心者で背教者だとのレッテルを張られた。

その後、バダウィ被告は2012年6月に身柄を拘束され、現在まで収監は続いている。

HRWのナディム・アウリー中東副局長は「平和的なブロガーに対するこの信じがたいほど厳しい判決を見れば、改革と宗教対話を支持しているとのサウジアラビア(政府)の主張がいかに表面的なものかよく分かる」と指摘した。

バダウィ被告の妻エンサフ・ハイダルさんは判決に大きなショックを受け、「どうしたらいいのか。夫は悪いことなど何もしていないのに」と述べた。ハイダルさんと3人の子どもは現在、レバノンに住んでいる。親族とも疎遠となり、サウジに子どもを連れて帰国するのは無理だろうと語る。

CNNはサウジ政府にコメントを数回にわたって求めたが、回答は得られなかった。

人権団体からは、サウジ当局が司法と渡航禁止措置を武器に活動家を狙い撃ちしているとの非難の声が上がっている。3月には改革を求める著名な活動家2人が禁錮10年の有罪判決を受け、多くの国民の怒りを買った。

6709ロスチャイルド以上に注意!!:2013/08/02(金) 20:52:56
ロスチャイルドの密謀
ロックフェラー帝国の陰謀-見えざる世界政府(原著1976年)

国民は騙されるな!!
官僚・政治家・新興宗教・NHK・大マスコミ・東京地検特捜部・CIAは昔から結託している!!
■■ロックフェラー、ロスチャイルドが死んでも、謀略の全ては無くなったと思い違いしないように!!その上がいる。
■■工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!

6710ロックフェラー以上に注意:2013/08/04(日) 01:38:58
ロスチャイルドの密謀
ロックフェラー帝国の陰謀-見えざる世界政府(原著1976年)

■■ロックフェラーが死んでも、謀略の全ては無くなったと思い違いしないように!!その上はロスチャイルド以上がいる。
■■話を茶化し、人々に冗談・お笑いのように錯覚させ、大衆の注意・関心を、軍産複合体の存在・思惑からそらそうとする自演・撹乱行為(工作員による撹乱方法の基本中の基本!!)に注意
■■大衆の注意をロックフェラーのみに向けさせ、その上の連中を隠そうとする工作員・工作行為に注意!!
■■その他工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!

6711チバQ:2013/08/04(日) 11:46:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013080400017
ジンバブエ大統領選認めず=米国務長官「深刻な不備」


 【ワシントン時事】ケリー米国務長官は3日、ジンバブエ大統領選について声明を出し、与党のムガベ大統領が当選したと発表された結果について「米国はジンバブエ国民の意思を表した信頼できる結果だとは認めない」とし、「(選挙)過程に深刻な不備があった」と断じた。
 ケリー長官は不備の具体例として、選挙人名簿作成の不正や国営メディアを通じた選挙運動での与野党間の不公平さ、治安部門が選挙プロセスで与野党等しく保安措置を取らなかった点を挙げ、その証拠があると主張した。
 長官はジンバブエ政府が政治改革を履行していないと批判し、「国民が最も基本的な民主主義の権利を自由で公正な環境の下で行使できるよう道筋を示す必要がある」と要求。アフリカ連合(AU)も選挙に関する懸念に取り組むよう促した。(2013/08/04-07:03)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013080400007
ムガベ氏当選を発表=ツァンギライ氏は拒否−ジンバブエ大統領選


 【ロンドン時事】7月31日に投票が行われたアフリカ南部ジンバブエの大統領選で、選挙管理委員会は3日、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU−PF)を率いるムガベ大統領(89)が61%の得票で、対立候補の旧野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ首相(61)を破って当選したと発表した。AFP通信が伝えた。
 当選が確定すれば、既に33年にわたり政権の座にあるムガベ氏はさらに5年の任期を務めることになる。
 また、下院選でもZANU−PFが選挙区議席210の3分の2を超える150議席以上を獲得したとの情報がある。
 しかし、ツァンギライ氏はこれに先立ち記者会見し、MDCが選挙結果を全面的に拒否し、あらゆる法的措置を取ると述べた。また、今回の選挙結果に基づく政府にMDCは参加しないと表明した。MDCは選挙で大規模な不正があったと主張している。
 今回の選挙をめぐっては、欧米などが選挙前から公正さに懸念を示していたのに対し、アフリカ連合(AU)の選挙監視団は2日、選挙が自由で公正だったと認定しており、国際社会が今回の選挙結果を認めるかどうかが注目される。(2013/08/04-02:39)

6712チバQ:2013/08/04(日) 11:53:09
http://www.afpbb.com/article/politics/2959753/11114254?ctm_campaign=txt_topics
ジンバブエ大統領選、現職のムガベ大統領が勝利
2013年08月04日 07:40 発信地:ハラレ/ジンバブエ
【8月4日 AFP】アフリカ南部のジンバブエで7月31日に投票が行われた大統領選と国会・地方議員選挙の公式結果が3日発表され、現職のロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(89)が得票率61%を獲得して圧勝し、議会でも圧倒的多数の議席を獲得した。一方、対立候補のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)首相の得票率は34%と伸び悩み、選挙が不正に行われたのではないかという抗議の声が上がっている。

 ムガベ大統領は、1980年にジンバブエが英国から独立して以後33年間、同国で政権の座についている。これまで数々の経済危機を経験し、また不正選挙や残忍な弾圧を行って国連(UN)の制裁を受け、世界から孤立してきた。

 欧州諸国は今回の選挙の公正性に対する不信感を表明したが、ムガベ派の中心人物であるエマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)国防相は、「民主的な選挙が行われた」として、選挙結果を受けて欧州諸国はジンバブエへの姿勢を変えるべきだと述べた。

 一方、これまで大統領選で3度ムガベ大統領に挑んだが1度も成功に至らなかったツァンギライ首相は、今回の選挙は「不正に操作された」と非難している。

 同首相は法廷で決着をつけるつもりだと断言。同氏が率いる野党・民主変革運動(Movement for Democratic Change、MDC)は、新政権には参加しないと述べた。

 ツァンギライ首相はムカベ大統領に反逆罪の容疑で拘束され、不当な扱いを受け、たびたび権力を行使して裏をかかれたこともあったが、危機的状況にある経済の安定化とさらなる流血の事態を回避するため4年前にムガベ大統領と連立政権を組み、その決断をこれまで守り続けてきた。(c)AFP/Susan NJANJI, Reagan MASHAVAVE

6713チバQ:2013/08/04(日) 11:54:20
http://www.asahi.com/international/update/0803/TKY201308020555.html
マリ大統領選、2候補の決選投票に 過半数に達せず[PR]
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 【ハラレ=杉山正】西アフリカ・マリからの報道によると、7月28日に投票が行われた大統領選で、過半数を達した候補がいなかったため、8月11日に上位2候補による決選投票が行われることになった。

 マリ政府が2日に発表した集計結果では、イブライム・ケイタ元首相(68)が39・2%、スーマイラ・シセ元財務相(63)が19・4%で続いた。

 マリは、昨年3月に軍部のクーデターをきっかけに北部が無政府化し、イスラム過激派勢力が入り込んだ。仏軍などによる掃討作戦が続く中、選挙が行われ、混乱が懸念されている。


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