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国際政治・世界事情

6641チバQ:2013/07/09(火) 22:18:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130709/mds13070922020009-n1.htm
【エジプト政変】
軍クーデターから1週間 情報戦で強まる不信、衝突再燃も
2013.7.9 21:57 (1/2ページ)

モルシー前大統領の写真を掲げ、広場で眠る支持者たち=9日、カイロ(ロイター)
 【カイロ=遠藤良介】エジプトのモルシー前大統領が解任された軍のクーデターから10日で1週間となる。首都カイロでは、暫定政権の支持者と、モルシー氏の復権を目指すイスラム原理主義組織ムスリム同胞団がそれぞれデモを続けており、大規模な衝突がいつ再燃してもおかしくない情勢だ。不確かな情報が飛び交っている状況も重なり、双方の不信感は強まりこそすれ、弱まっていない。

 「私の大統領はモルシー」「シーシー(国防相)よ、我らはここにいる」

 首都のカイロ大学では、同胞団が入り口にバリケードを構えて抗議キャンプを張り、断続的にデモ集会を続けている。参加する男性技術者、ハサンさん(28)は「民主的な選挙でモルシー氏は大統領になったのだ。彼が大統領に戻るまで、あるいは我らの死まで抗議を続ける」と話した。

 暫定政権の支持者が夜ごとに集う牙城、タハリール広場は、同大学から5キロほどしか離れていない。同胞団側のデモ隊は「平和的な抗議行動をする」と強調しているが、「攻撃されれば応戦する」とも語った。

 首都中心部の随所に軍や治安部隊の車両が配置され、衝突を警戒して幹線道路が封鎖されることも多い。

 同胞団がクーデターへの抗議を呼びかけた5日には、暫定政権派とモルシー派の衝突によって全土で約35人が死亡。8日には、大統領警護などを担うカイロの共和国防衛隊司令部前でモルシー派と軍が衝突し、50人以上の死者が出た。

 諸勢力の“情報戦”が、対立や不信を増幅させている側面もある。

 8日の大規模衝突後、同胞団は「軍側に銃殺された子供」とされる写真をインターネットに公開した。しかし、軍の報道官は「以前にもシリア内戦の写真として使われたものだ」と指摘し、同胞団側が「銃撃で使われた空薬(やっ)莢(きょう)」と主張するテレビの映像にも疑義を呈した。

 5日夜、市民同士の衝突で10人近い死者が出たマニアル地区。暫定政権派の男性住民、マフムードさん(28)は当時の状況について、「タハリール広場に向かおうとした同胞団側が、それを阻止しようとする住民に銃撃してきた」と憤りをあらわにする。

 これに対し、カイロ大に陣取る元国会議員、アブドゥーさん(53)は「同胞団の平和的な行進が暴漢団の銃撃を受けたのだ」と全く異なる説明をした上で、主要メディアが反同胞団の報道姿勢を強めていることに不満を示した。


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