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国際政治・世界事情

6635チバQ:2013/07/09(火) 00:48:23
http://mainichi.jp/select/news/20130708ddm007030065000c.html
動乱エジプト:憲法修正、国民投票へ 暫定政権、民主体制維持は合意
毎日新聞 2013年07月08日 東京朝刊

 【カイロ秋山信一】軍事クーデターによってモルシ前大統領が解任されたエジプトで、暫定政権は7日までに、モルシ前政権時代に制定された憲法を修正したうえで、国民投票にかける方針を固めた。暫定政権関係者が明らかにした。憲法修正案は、マンスール暫定大統領が指名する司法専門家が作成。イスラム教徒、(キリスト教の一派)コプト教徒、女性など国民の代表者約50人で作る憲法委員会が修正案を審議し、専門家の承認を経て、国民投票を実施する。

 軍は3日、モルシ氏の解任と共に暫定統治の行程表(ロードマップ)を発表。現行憲法の効力を停止し、憲法修正のための委員会を設置することを明らかにした。国民投票の有無には言及していなかった。

 関係者によると、軍と宗教指導者、野党指導者、若者グループの代表者らによる協議で、委員会は2段階に分けることが決まった。まずマンスール暫定大統領が、憲法の修正案を作成する裁判官ら司法の専門家を選定し、たたき台を作成。その上で、軍が行程表で示した「多様性」を反映した国民代表の憲法委員会を組織し、各条項の見直しを進める。

 見直し対象に例外はないが、民主主義体制などを定めた1条と、国教をイスラム教、公用語をアラビア語と規定し、「イスラム法は主要な法源である」とした2条は、変更しないことでおおむね合意したという。2条の維持については国民の約1割を占めるコプト教の代表者も同意したという。

 修正案の作成期限や国民投票の日程、国民代表の選出方法については協議が続いている。

 現行憲法は、モルシ前政権下で制定され、昨年12月に国民投票で承認された。しかし、「イスラム法は法学者の解釈を含む」(219条)という規定があり、法学者が厳格な解釈をした場合に自由や人権が阻害される恐れがあるなどとして、リベラル派は批判していた。

 今回のクーデターは世俗派の軍が実行し、暫定政権もリベラル派が多数を占めるとみられる。そのため、219条などイスラム色が濃い条項は修正される可能性が高い。

 大統領選挙や人民議会(国会)選挙は憲法修正後に行われるため、憲法修正の手続きが難航すれば、軍の影響下にある暫定政権の統治が長引くとみられる。

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