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国際政治・世界事情

6701チバQ:2013/07/30(火) 23:59:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013073002000131.html
ジンバブエ 31日大統領選 混乱再燃を懸念
2013年7月30日 朝刊

 【ロンドン=石川保典】アフリカ南部のジンバブエで三十一日、大統領選が行われる。一九八〇年の英国からの独立以来、三十三年間政権の座にあり、独裁色の強いムガベ大統領(89)と、旧野党を率いるツァンギライ首相(61)の事実上の一騎打ちになる。両氏が激しく争った二〇〇八年の前回は政権側が野党を弾圧、多数の死傷者を出した。周辺国の仲介で連立政権ができたが、今回の選挙が再び、混乱の引き金になるとの懸念が高まっている。

 ツァンギライ氏が優勢だった〇八年の大統領選では弾圧で約二百人が死亡し、同氏は決選投票から撤退した。国際的な批判の中でムガベ氏が五期目の就任を強行し、欧米が制裁を強化。南アフリカなどの仲介で翌年、連立政権が樹立された。大統領の任期を制限し、議会の権限を強める新憲法が三月に国民投票で承認され、ムガベ氏は七月の大統領・議会選の実施を表明した。

 ツァンギライ首相は、メディアや治安当局の改革が進まず公正な選挙が保証できないと反対し、南アのズマ大統領もムガベ氏に延期を要求したが、はねつけられた。

 ジンバブエは、〇〇年代に白人への不寛容政策に転じて以降、経済が悪化して最悪時で年二億%以上のインフレとなり、野党弾圧も強化された。連立樹立後は政治・経済の混乱が収束していただけに、選挙を強行するムガベ氏に米国も懸念を表明している。

 政党間での暴力事件も既に発生。在ハラレの外交筋は「首相が有利という見方が多く、一回目の結果次第で混乱する恐れがある」とみる。

 選挙管理委員会は八月五日までには結果を発表し、過半数の得票者がいなければ九月十一日に決選投票がある。〇八年はツァンギライ側が独自に勝利宣言した後、弾圧された。公式発表は投票日の一カ月以上後で、得票率は同氏48%、ムガベ氏43%だった。

 <ジンバブエ> 旧英国植民地で、1965年に植民地政府がローデシアとして独立を宣言。人種差別政策に対し、ムガベ氏ら率いる黒人組織が中国の軍事支援を受けてゲリラ闘争を展開。80年の総選挙で黒人政権が誕生し、独立した。ムガベ氏は初代首相、87年から大統領。白人社会との融和政策で経済は発展し「ジンバブエの奇跡」と呼ばれた。2000年代、白人農場を強制収用して不寛容政策に転じてから国が混乱。独裁色を強めた。


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