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国際政治・世界事情

6694チバQ:2013/07/28(日) 23:03:25
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130727/erp13072707280000-n1.htm
「信仰心の侮辱」「同性愛の宣伝」…ロシアの新法に「社会の非寛容を助長」と懸念
2013.7.27 07:24 (1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアで今月、「信仰心の侮辱」と「同性愛の宣伝」をそれぞれ禁止する新法が発効した。都市部で反政権機運の高まりに直面しているプーチン政権が、ロシア正教会の信徒と重なる保守層の支持固めを狙った動きと受け止められている。ただ、人の精神を対象とした新法は恣(し)意(い)的な運用や反政権派などの抑圧につながりかねず、社会の「非寛容」を助長することへの懸念が国内外から出ている。

 信仰心に関する新法は、「社会に対するあからさまな不敬の表現」や「信徒の宗教感情の侮辱」を禁じ、最大刑罰を禁錮3年と規定。ロシア憲法は政教分離と世俗国家の原則を明確にしており、新法が「信仰」を「個人」よりも上に位置づけたことはリベラル派の批判を呼んでいる。

 モスクワでは2011年末〜12年春に大規模な反政権デモが行われ、通算3期目のプーチン政権は抑圧路線を鮮明にしてきた。プーチン政権が人口の半数以上の信徒を抱える正教会と関係を深める“政教一致”も反発を呼んでいるため、新法はまず正教会保護を念頭に置いたものと考えられている。

 12年2月には、女性バンドが正教会の総本山でプーチン氏批判のパフォーマンスを行い、後に禁錮2年の実刑判決を受けた。

 一方、ロシア正教会は同性愛者に悔(かい)悛(しゅん)を求める立場をとっており、「同性愛宣伝」に関する新法にも正教会の影が指摘されている。同法は「未成年者の間での宣伝行為」に罰金刑を科す内容だが、広く同性愛者の権利擁護活動にも適用される恐れがあり、欧米諸国が懸念を示してきた。

 新法が審議された5月には南部ボルゴグラードで当時23歳の男性が同性愛憎悪から殺害される事件が発生。最近も北西部のムルマンスクで同性愛者の権利に関するドキュメンタリーを撮影していたオランダ人4人が拘束され、3年間の入国禁止措置がとられた。

 ロシアは来年2月に南部ソチで冬季五輪を開催することになっており、国際五輪委員会は「選手や関係者、観客らに差別なく競技が行われるよう保証する」とする声明を出した。


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