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国際政治・世界事情

6623チバQ:2013/07/07(日) 12:44:15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130706/mds13070622010010-n1.htm
【エジプト政変】
要衝「シナイ半島」不安定化の危機
2013.7.6 21:57

パレスチナ自治区ガザ地区に接するエジプト・シナイ半島のラファハで5日、国境警備に当たるエジプト軍兵士(AP)
 【カイロ=大内清】エジプトのモルシー政権がクーデターで倒れたのを機に、戦略的要衝である同国東部シナイ半島が不安定化する恐れが強まっている。5日には半島北部アリーシュの県庁舎がイスラム過激派の襲撃を受けたほか、「アンサール・シャリーア」を名乗るグループが暫定政権打倒とシャリーア(イスラム法)による支配を目指して武装闘争の準備を始めたことも明らかとなり、一気に緊迫の度を増した。

 シナイ半島は、エジプトの主要外貨収入源で海上交通の要衝であるスエズ運河の東側に位置。イスラエルや、イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザ地区との境界線にも接する、域内の安全保障上の重要地域だ。シャルムエルシェイクなど有名保養地も多い。

 同半島はもともと、中央政府に反抗的な部族などの影響力が強く、イスラム武装勢力の拠点も点在していたとされる。

 それが2011年のムバラク政権崩壊後、治安機関の弱体化などで過激派の流入が加速し当局との衝突が頻発。昨年6月、ハマスの源流であるムスリム同胞団を母体とするモルシー政権が発足してからは、イスラム勢力に対して政権が融和的な態度を取ったことから、過激派が野放しの状態となってきた。

 クーデター後、モルシー前大統領支持派のイスラム武装勢力による襲撃が相次ぐ中、軍は半島南部やスエズ運河の対岸に位置するスエズ周辺での警備を増強、過激派の出入り口となっているガザとの境界管理も強化している。

 ただ、イスラエルとの平和条約に基づき、同半島の軍部隊駐留が制限されているほか、砂漠や山岳地帯が大部分を占めていることから全域の制圧は難しいのが実情だ。


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