【5月17日 AFP】キューピッドの矢に射止められたハートの中央には愛を象徴するタージマハル(Taj Mahal)廟─35歳のメークアップ・アーティスト、クマル・スリ・スリ(Kumar Sri Sri)氏が党首を務める「全インド恋人党」(All India Lovers Party、ILP)の存在は、政治的な多様性を誇るインド政界にあっても異色だ。
2005年、故郷の南部バイエルサ(Bayelsa)州で副知事を務めていた際、知事が資金洗浄罪で弾劾されたため、後任知事に昇格。その数年後の大統領選では、南北の権力バランスを考慮した北部出身のウマル・ムサ・ヤラドゥア(Umaru Musa Yar'Adua)大統領候補から、南部出の副大統領候補として白羽の矢が立った。内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が公開した米外交公文によれば当時、ジョナサン氏自身、自分が副大統領にふさわしい経験を有しているとは言い難いと発言していた。
ロボ大統領とセラヤ氏は近くホンジュラスの大統領府で、米州機構(Organization of American States、OAS)のホセ・ミゲル・インスルサ(Jose Miguel Insulza)事務総長、コロンビアのマリア・アンヘラ・オルギン(Maria Angela Holguin)外相を交えて会談する。
帰国したセラヤ氏は、クーデター後に組織された全国国民抵抗戦線(FNRP)を率いる。幅広い人気を誇るセラヤ氏だが、大統領再選を禁じた憲法の規定により2013年の大統領選に立候補することはできない。セラヤ氏支持者の間では、シオマラ・カストロ・デ・セラヤ(Xiomara Castro de Zelaya)夫人(51)の大統領選出馬を期待する声が出ている。(c)AFP/Francisco Jara
シリア人権連盟(Syrian Human Rights League)の代表者は、「われわれが何年も前から要求してきた恩赦がようやく実現した」と歓迎した上で、シリア政府に対し「人権への一層の配慮」を求めた。また、ムスリム同胞団への加入は犯罪であり、死刑に相当するとした大統領令49号の撤廃を求めた。ただし、実際には長期の禁固刑への減刑が慣例化しているという。