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国際政治・世界事情

2633チバQ:2011/06/06(月) 23:08:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110606-00000089-san-int
イエメン大統領出国、亡命も 停戦合意…内戦懸念消えず
産経新聞 6月6日(月)7時56分配信

 ■「けが治療」でサウジへ

 【カイロ=大内清】大統領宮殿内で砲撃を受け負傷したイエメンのサレハ大統領は4日深夜、治療のためとして出国、隣国サウジアラビアの首都リヤドに到着した。家族の大半を伴っているといい、事実上の亡命の可能性がある。これに先立ち、同氏と対立する最大部族ハシド族は同日、サウジのアブドラ国王の仲介を受け入れ、政権側との停戦に合意した。ただ、首都サヌアでは5日、反サレハ派の軍部隊への攻撃で少なくとも2人が死亡、15人が負傷しており、内戦の懸念はなおも払拭されていない。

                   ◇

 5日にはこのほか、南部タイズなどで反サレハ派とみられる民兵の襲撃で政権側の兵士13人が死亡した。

 一方、サヌアで座り込みを続ける反サレハ派のデモ隊は同日、声明を出し、サレハ氏出国は「新しい歴史の始まりだ」と勝利宣言、同氏の与党・国民全体会議(GPC)を排除した暫定政権樹立を求めている。当面の大統領職務は、憲法の規定に基づきハディ副大統領が代行する。

 隣接するイエメンの不安定化が安全保障に直結するサウジは、デモ隊と政権側の衝突が激化して以降、湾岸協力会議(GCC)の仲介案を主導するなど調停努力を続けていた。今回はサレハ氏の診察のために医師を派遣。同氏が最低限のメンツを保てるよう治療目的での出国を促したとみられる。

 サレハ氏は軽傷とされていたが、リヤドで5日、胸部の手術を受けたとの報道もあり、容体は深刻だとの見方もある。

 ただ、フランス通信(AFP)がサウジ当局者の話として伝えたところでは、サレハ氏は治療後の帰国に意欲を示しているほか、同氏の長男で共和国防衛隊司令官のアハマド氏らもイエメンにとどまっている。

 5日の反サレハ派への攻撃は、政権側が仕掛けた可能性もあり、サレハ氏一族が権力維持を狙って情勢の攪乱(かくらん)を図る恐れもある。

 また、サレハ氏の突然の出国で生まれた「権力の空白」につけ込んで、同国の武装勢力「アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)」が活動を活発化させる懸念もつきまとっている。


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