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国際政治・世界事情

2620チバQ:2011/06/05(日) 00:52:30
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110605/mds11060500170000-n1.htm
シリア 13歳の拷問死「殉教」 少年の犠牲者30人以上か…無差別弾圧に国民の怒り
2011.6.5 00:15 (1/2ページ)

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3日、トルコ・イスタンブールのシリア領事館近くで、治安当局の拷問によって死亡したハムザ君の写真を掲げ、アサド政権の弾圧に抗議するシリア人の子供たち(ロイター)
 【カイロ=大内清】反政府デモ隊への弾圧が続くシリアで、一人の少年が「殉教」のシンボルとして大規模デモの動員の原動力となっている。当局から拷問を受けた末に死亡したとされるハムザ・ハティーブ君(13)。同国ではほかにも約30人の少年が当局によって殺害されたとみられ、子供をも無差別の弾圧対象としていることに国民の怒りは激しさを増し、国際社会の非難も高まっている。

 ハムザ君は4月下旬、一連のデモの“発火点”となったダルアー近くで父親とデモ参加中に治安部隊に拘束され、約1カ月後、変わり果てた遺体となって自宅に戻された。ハムザ君の体には、むち打ちや電気ショックを受けた痕や、腕などに銃創があり、体の一部が切断されていたという。

 同国の人権団体が遺体の映像を動画投稿サイトなどに公開。拘束や拷問の恐怖に常にさらされている国民の怒りと連帯感を生んだ。

 今月3日に各地で行われたデモは、会員制交流サイト「フェイスブック」などで、「子供の金曜日」と銘打たれ、中部ハマだけで数万人が参加、治安部隊の発砲などによる同市の死者は70人前後に達した。

 反体制派などの情報によると、シリアでは3月のデモ発生以来、約30人の少年が当局の拘束や拷問を受けるなどして死亡したとみられる。ダルアーで本格的なデモが始まったのも、アサド政権に批判的なスローガンを壁に落書きしたとして拘束された少年の釈放を求めたのがきっかけだった。

 シリアでは、秘密警察などの治安機関が国民を監視し、令状なしの拘束や拷問が日常化。4月の非常事態令解除後も「恐怖支配」は変わっておらず、デモ開始から1万人以上が拘束され、凄惨(せいさん)な拷問による死者も後を絶たない。

 それでもデモは衰えを見せない。同国の人権活動家の一人は「(政権への)怒りが恐怖に打ち勝っている」ためだと語る。ただ、13歳の死を「殉教」のシンボルとすること自体、民衆側の追い詰められた状況をも印象づけている。

 人権問題に敏感な米欧などによる批判も一段と高まり、クリントン米国務長官は5月31日、「少年の死が無駄ではなかったことを切に願う」とシリア政府の残虐行為を非難。国連の潘基文事務総長も3日、「子供が拷問を受け死亡するという深刻な人権侵害が続いている」と述べ、武力弾圧の停止を強く求めた。


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