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国際政治・世界事情

2426チバQ:2011/04/01(金) 22:52:13
http://www.asahi.com/international/update/0401/TKY201104010465.html
財政再建巡りポルトガル議会解散  金融危機再燃の懸念2011年4月1日21時30分

 ポルトガルのカバコシルバ大統領は3月31日、ソクラテス首相の辞任を正式に認めて議会を解散し、6月5日の総選挙実施を宣言した。国民に信を問うかたちで政治の安定回復を目指すが、それまでの政治空白が財政悪化を加速させ、金融危機再燃の引き金となる恐れもある。

 大統領は31日の声明で「我々はまず経済危機、次いで政治危機、そして今、社会危機のただ中にある」と指摘し、政策の基盤である財政再建が選挙の最大の争点となると訴えた。

 財政再建をめぐる主要政党の意見は割れている。ソクラテス前政権は社会保険の給付カットなど社会保障予算の削減を中心とする財政緊縮策を提案して野党に否決された。最大野党で中道右派の社会民主党は、政府案より大胆な歳出カットを、と主張するが、具体策はまだ明らかにしていない。共産党や左翼ブロックなど左派政党は「景気刺激策を優先すべきだ」として、財政の引き締めには反対の立場だ。

 政府統計局の31日の発表によると、2010年の財政赤字は当初予測の国内総生産(GDP)比7.6%を上回り、8.6%に拡大した。欧州市場では、国債利回りが大幅に上昇している。だが、ポルトガルは今月15日と6月15日に多額の国債償還を控えており、金利が高くても資金を調達せざるを得ず、さらなる財政悪化は避けられない。

 ドイツなどは、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が用意した緊急救済融資を早期に受け入れるよう促している。ただ、新政権ができるまでは支援要請も難しい状況だ。

 最近の世論調査によると、政党別支持率は、ソクラテス前首相が率いる中道左派の社会党は24.5%と低迷する一方、社会民主党が46.7%と急伸している。選挙によって安定政権が生まれるかどうかが最大の焦点となる。(パリ=稲田信司)


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