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国際政治・世界事情

2635チバQ:2011/06/07(火) 23:06:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011060702000017.html
ウマラ氏 対立勢力と連携模索 ペルー
2011年6月7日 朝刊

 【リマ=青柳知敏】南米ペルーで五日行われたアルベルト・フジモリ元大統領(72)=殺人罪などで収監中=の長女ケイコ・フジモリ国会議員(36)との大統領選決選投票で、当選が濃厚になった左派の元陸軍中佐オジャンタ・ウマラ氏は、議会内の多数派工作に既に着手した。七月の新政権発足後も勢力を維持するフジモリ政党の封じ込めが目当てだが、一致点は「反フジモリ」にとどまり、政権の安定運営につながるかは不透明だ。

 ウマラ氏は支援者を前にした五日夜の勝利宣言で「国民の同意の下で幅広い政治を進める」と表明。従来の急進的な政治姿勢を中道左派路線に修正、対立勢力との協調で政権運営に臨む意欲を示した。

 その一例が、第一回の投票で敗退したトレド前大統領との急接近だ。決選投票でウマラ氏を支持し、優勢が伝わった五日は「民主主義の勝利だ」と早々に持ち上げる蜜月ぶりだが、ウマラ氏の側近は「トレド氏以外にも複数の政党や有力者から連携の合意を得ている」と明かした。

 ただ、在リマの外交筋はこれらの動きを「フジモリ憎しの感情だけの結び付き。政策がベースになっていない脆弱(ぜいじゃく)な関係だ」と指摘。実際、決選投票で戦ったケイコ・フジモリ氏が率いる「フエルサ(勢力)2011」は、党勢を拡大している。連携の背景には、影響力の阻止に向けた包囲網形成への思惑が透けて見える。

 一方で、ケイコ氏を支持したクチンスキ元首相のグループの一部も離反の動きをみせるなど、国を二分した選挙がしこりを残すのは確実。ウマラ氏が政策に従来の急進的な考えを反映させれば、混乱がさらに広がる可能性もある。


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