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国際政治・世界事情

2588チバQ:2011/05/30(月) 22:23:41
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011053002000023.html
対シリア 民主活動家ら結集 反体制派に支援組織
2011年5月30日 朝刊

 【カイロ=古田秀陽】反体制デモの弾圧が続くシリアで、国内外の民主活動家らが結集し、反体制派を支援する組織を来月初めにも設立することが分かった。人権団体「シリア国民人権機構」のアンマル・クラビ代表が本紙の電話取材で明らかにした。反体制活動が徹底的に押さえ込まれてきた同国では初の試みで、民主派の新たな拠点となるのか注目される。

 クラビ氏によると、三十一日からトルコ南部アンタリヤ県で三日間の予定で「シリア国民会議」の初会合を開く。内外の人権、民主活動家や部族の代表ら約二百人が参加し、「支援委員会」(仮称)の設立を決める。

 委員会は、国内のデモ隊と連携しながら具体的な支援策を立案・実行するのが目的。クラビ氏は「インターネットを通じた支援や、シリア国境での医療支援のほか、国外に逃れた難民への支援などを考えている」と話している。

 ただ、当面はリビアの反体制派組織「国民評議会」のような、政権移譲の母体となる組織は目指さない見通しだ。クラビ氏は政権側の監視が厳しく、活動家が生命の危険にさらされるためという。

 シリアでは三月中旬以降、南部ダルアーなどでデモが本格化。シリア国民人権機構が保有するリストによると、政権の弾圧でこれまでに約千百人が死亡。一万人が拘束された。

 クラビ氏は「拘束中に最近死亡した少年の遺体には拷問のあとが多数残っていた。拘束者の中にはデモに参加しないとの誓約書に署名を強要されたり、国営テレビで『テロリスト集団にだまされてデモに参加した』と謝罪させられる例もある」と話している。

 アサド大統領は出身のイスラム教アラウィ派の人材で軍の中枢を掌握し、強硬姿勢を崩していない。

 AFP通信によると、二十九日も西部ホムス近くで、戦車や軍が町を包囲。銃撃などで市民五人が死亡、百人以上が負傷した。

 各都市ごとに発生したデモは、戦車部隊などで徹底的に押さえ込まれ、分断されており、反体制派はリビアなどのように組織的な活動ができない苦境が続いている。


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