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法学論集

1とはずがたり:2005/03/29(火) 14:02:24
憲法や政治思想・安保論など以外の政治・法学関連スレです。判決・刑事事件等扱います。

=関連スレ=
憲法スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/l100
国際関係・安全保障論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l100
政治思想総合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/l100

1818小説吉田学校読者:2010/12/11(土) 09:09:08
(続き)飯塚事件では、これでもかというくらい状況証拠を積み重ねても「冤罪ではないか」とか言われているわけであって、状況証拠の収集には万全の上に万全を期すべきであります。
なお、私の書き込みでの「状況証拠」とは、犯罪そのものを体験、目撃した者による供述証拠(直接証拠)以外で、犯罪を推認できる事実を証明できる証拠のことを言います。

法廷に響く「無罪」 被告を見つめる裁判員 鹿児島
http://www.asahi.com/national/update/1210/SEB201012100012.html

 予定より約40分遅れて入廷した平島正道裁判長は、まず「失礼しました」と頭を下げた。白浜政広被告(71)を前に立たせると、柔らかな口調で「白浜政広さんですね」と語りかけ、強盗殺人、住居侵入いずれの罪についても、「主文、被告人は無罪」と力強く告げた。
 判決理由では「(検察の主張には)犯人でなければ合理的に説明することができない事実が含まれていない。刑事裁判の鉄則である『疑わしきは被告人の利益』という原則に照らせば、本件程度の状況証拠をもって被告を犯人と認定できない」と述べた。
 主文言い渡しの際、無罪を訴え続けてきた白浜被告は直立不動の姿勢を崩さず、何度も大きく肩で息をしていた。裁判員は、白浜被告を見つめたり、手元にある判決文に目を通したりしていた。
 平島裁判長は自ら大型モニターを使い、割れた窓ガラスの破片や破れた網戸の写真、現場見取り図といった公判で出た証拠を示し、判決理由を説明。傍聴席にいる被害者の遺族は、目に涙を浮かべ、メモを取る手も動かず、上を向き、放心した様子だった。
 判決の朗読は約1時間10分に及んだため、平島裁判長は途中で裁判員に体調を確認するような場面もあった。
 閉廷が告げられると、白浜被告は弁護人に向かって2度頭を下げた。私物を取りに拘置所に戻るため、刑務官に連れられて法廷を後にする際、弁護人から「待っているから」と声をかけられ、安堵(あんど)した表情を浮かべた。
 市中心部にある鹿児島地裁前は、朝から傍聴券を求める人たちであふれ、最終的に1278人が並んだ。90ある傍聴席は報道陣らで埋まったが、開廷予定の午前10時になっても裁判は始まらず、廷内で職員が「裁判員の1人が交通事情で遅れている」と説明。約40分後に始まった。
 最高裁によると、再審事件を除いて、被告が犯行を否認しているのに死刑が求刑され、一審判決で無罪判決が出たのは、統計が残る1975年以降で3件ある。今回の鹿児島地裁の判決は4例目だ。
 過去の3件は、佐賀県の3女性殺害事件(2005年、佐賀地裁)▽富山県の暴力団組長夫婦射殺事件(06年、富山地裁)▽広島市の3人放火殺人事件(07年、広島地裁)。いずれも、検察側の立証が不十分と判断された。ほかに、茨城県の3人殺害事件で、心神喪失と判断されて無罪となったケース(08年、水戸地裁土浦支部)がある。

1819とはずがたり:2010/12/16(木) 17:04:26

<大林検事総長>年内辞任へ 郵便不正事件証拠改ざんで引責
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000057-mai-soci
毎日新聞 12月16日(木)15時0分配信

 検察トップの大林宏検事総長(63)が年内にも辞任する意向を固めたことが分かった。任期を1年半残しているが、村木厚子・厚生労働省元局長の無罪が確定した郵便不正事件で捜査のあり方が問われ、同事件に絡む証拠改ざん・隠蔽(いんぺい)事件で大阪地検特捜部の元主任検事や前特捜部長らが逮捕されて検察の信頼が失墜。一連の事件を巡る最高検の検証結果が24日にも公表されるのに合わせ、体制を一新して出直す必要があると判断した模様だ。

 ◇異例の任期半ば

 検事総長が任期半ばに事実上の引責辞任をするのは極めて異例。総長の後任には、笠間治雄・東京高検検事長(62)らの名前が挙がっている。

 大林総長は6月に就任した。10月21日に大阪地検前特捜部長らを起訴した際の会見では、「失われた信頼を一刻も早く回復することが、私に課せられた責務であると考えている」と述べ、当面の間の続投を表明。「思い切った改革策を講じ、検察の在るべき姿を取り戻すべく、全力を尽くしたい」と述べていた。

 郵便不正事件で大阪地検特捜部が村木元局長を逮捕、起訴した際は、東京高検検事長で報告を受ける立場にいなかったため、法務・検察内部には辞任は不要との声もあった。しかし、検察関係者によると、大林総長は最近になって周辺に辞意を伝えたという。

 一連の事件では、大阪地検特捜部の元主任検事が証拠隠滅罪で起訴されたほか、元主任検事の犯罪を隠蔽したとして、前特捜部長と元特捜部副部長が犯人隠避罪で起訴され、いずれも懲戒免職処分となった。

 事件当時に大阪地検検事正だった福岡高検検事長や、後任の検事正ら3人の元上司も処分を受け退職している。

 大林総長は72年に検事任官、札幌高検検事長や東京高検検事長を務めた。

1820とはずがたり:2010/12/16(木) 22:05:18

弁護士3万人突破が確実 事務所就職、過去最悪に
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121501000561.html

 最高裁は15日、司法試験に合格した修習生が法曹資格を得るための11月の卒業試験で1949人が合格したと発表した。大半が弁護士となり、16日に登録される見込みで、現職と合わせた弁護士数が初めて3万人を超えることが確実になった。

 日弁連によると、3万人まで1100人余りとなっていた。司法試験合格者数を年間3千人程度まで増やし、2018年ごろには法曹が5万人になると試算されている。最近10年間で1万人以上増えた。

 一方で弁護士の質の低下や過当競争を訴える声が近年強まり、日弁連が増員見直しを求めている。弁護士事務所の求人も伸び悩み、今回の修習卒業生は、事務所への就職率が過去最悪になる見通しだ。
2010/12/15 17:31 【共同通信】

1821とはずがたり:2010/12/16(木) 22:08:14

「殴るぞ」と自白迫る録音公表 大阪、弁護団が告訴へ
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100701000639.html

 取り調べを録音したICレコーダーを手に記者会見する秋田真志弁護士=7日午後、大阪市

 大阪府警東署で任意の取り調べを受けた際に自白を強要されたと主張している男性の弁護団が7日、大阪市内で記者会見し、同署の警部補(34)と巡査部長(31)を特別公務員暴行陵虐や証拠隠滅容疑などで大阪地検に告訴すると発表した。

 男性は府内の30代の会社員で、弁護団は取り調べを録音したICレコーダーの内容を公表。警部補らが「おまえの家も全部ガサ(捜索)行くぞ」「おまえなめんなよ、こら。だまるな。何か言え。殴るぞ」などと大声で脅し、自白を迫るやりとりを明らかにした。

 告訴状では、2人は9月3日、遺失物横領容疑での取り調べの際、強圧的に自白を得ようとして暴言や男性の肩、太ももをたたくなどの暴行をしたと主張。男性の録音に気付くとレコーダーの録音ファイルを消去させて、証拠を隠滅したとしている。

 男性は指示に従いファイルを消去したつもりだったが、実際にはデータが一時保管フォルダー「ごみ箱」に残っていた。

 弁護団の秋田真志弁護士は「これが密室取り調べの実態だ。録音を消去させるのも明らかな証拠隠滅、職権乱用であり、事態を看過できない」と話した。
2010/10/07 18:45 【共同通信】

1822小説吉田学校読者:2010/12/25(土) 09:37:34
組織の責任、組織のあり方に言及が少ないのは批判されてしかるべきですが、個人の責任、個人の行動に言及がされているのは、ある程度評価したいと思います。
マスコミの官僚批判は、やれ「財務省」それ「外務省」と難じることはあっても、「財務省の誰某審議官」とか「外務省の誰某課長」とか言うことはないのです。
いくら稟議制とはいえ、立案者、起案者というのは必ずいるものであり、「官僚」という集合体批判に陥るマスコミ報道には日頃から疑問に思っていたところであります。
その点、匿名部分も多いが「実行者」の「行為」について言及があるこの報告書はそれなりに力が入ったものじゃないでしょうか。

「村木さん立件、君の使命」 大坪前部長 前田元検事に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010122502000026.html

 厚生労働省の文書偽造事件の検証報告書は、同省元局長村木厚子さんの逮捕ありきで行われた捜査の実態を明らかにした。最高検の伊藤鉄男次長検事は「われわれの反省と決意を盛り込んだ」と検証内容に自信を見せたが、外部の視線は厳しく、「不十分」との声が上がる。失墜した信頼回復への道のりは遠く、検察改革の議論の舞台は今後、法相の私的諮問機関「検察の在り方検討会議」に移る。 
 「なんとか村木さんまでやりたい。頼むな。これが君に与えられたミッション(使命)だからな」
 報告書によると、大阪地検の大坪弘道前特捜部長(57)は捜査が本格化する前の昨年四月下旬、前田恒彦元検事(43)にハッパをかけた。大坪前部長は消極的な意見を述べる検察官を「特捜部から出て行ってもらう」などと厳しく叱ることがあったという。
 特捜部から外されることを恐れ、村木さん立件を「最低限の使命」と考えた前田元検事は、フロッピーディスク(FD)に記録された偽造文書作成日の矛盾を大坪前部長らに報告せず、想定するシナリオに沿った日付に改ざんした。
 「記憶があやふやなら、私に任せてくれ」。取り調べ担当検事の一人は、容疑者にこう言って、シナリオ通りの調書を作った。ほかにも、検事による誘導や押しつけが疑われる調書はあった。一方、大坪前部長は、佐賀元明元副部長(49)を飛ばして前田元検事に直接、報告を求め、指示もじかに行った。部内では証拠の検証や捜査会議さえ行われなかった。
 地検幹部に提出された捜査報告書は、主な供述や証拠の要旨が記載されただけ。幹部は供述を裏付ける証拠や村木さん立件にマイナスとなる証拠の有無も確認しないまま逮捕や起訴の決裁をした。高検や最高検もこうした報告書を鵜呑(うの)みにして、FDの矛盾に気付かなかった。
 公表された再発防止策は、文書偽造事件の捜査では働かなかったチェック機能の強化に力点が置かれた。特捜部の捜査を指導する検事を最高検、高検に配置することに加え、主任検事には都合の悪い証拠や証拠上の問題点なども上司に報告するよう義務付けた。
 文書偽造事件で、有罪立証のほころびが明らかになった後も村木さんに懲役を求刑した検察当局。今後は、捜査や公判の過程で立証が困難となった場合、「捜査から撤退する勇気を周知徹底する」「公判段階でも、引き返す勇気を持って公訴の取り消しも検討する」と、捜査機関として当然のことまで記された。

1823小説吉田学校読者:2010/12/25(土) 09:54:09
(続き)起訴すべきではなかったというのは、事件の見立てが誤ったということでありますが、「標的を定めて、標的の起訴を目指す」「標的はキャリア官僚とか銀行頭取とかの方が箔がつく」という経済事件捜査は終わりにする時が来たんじゃないんでしょうか。

「村木元局長、起訴すべきでなかった」 最高検検証報告
http://www.asahi.com/special/kaizangiwaku/TKY201012240226.html

 大阪地検特捜部による郵便不正事件と証拠改ざん・犯人隠避事件について、最高検は24日、検証報告書を公表した。証拠上の問題点について十分に検討しないまま、厚生労働省の村木厚子元局長=無罪確定=を起訴すべきではなかったと総括。証拠改ざんが地検内部で発覚した後も公判を続けたことについて、「公訴取り消しや、有罪を求める論告をしないことも検討できた」と指摘した。
 一方、村木氏立件のための関係者の取り調べに「反省すべき問題があった」と指摘。再発防止策として、特捜部が独自に手がける事件に、取り調べの一部の録音・録画(可視化)を導入することを明記した。
 村木氏の捜査の過程では、証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)のデータが関係者の供述と合わなかったのに、元主任検事・前田恒彦被告(43)=証拠隠滅罪で起訴、懲戒免職=は上司に報告していなかった。報告書はその背景として、「問題点を上司に言いにくい状況があった」などと、当時の特捜部の運営の問題を挙げた。
 同地検の検事正や次席検事については「十分な報告を求めなかったことは問題だった」とし、上級庁の大阪高検と最高検も「必要な捜査を助言するなどの指導をするのが相当だった」とした。
 外部有識者からなる法相の私的諮問機関「検察の在り方検討会議」が、この検証結果をもとに検察改革について本格的に議論し、来年3月をめどに提言をまとめる予定。

1824名無しさん:2010/12/25(土) 16:13:32
凄いの見つけたww
http://ihp.lolipop.jp/

1825小説吉田学校読者:2011/01/01(土) 19:25:04
久方ぶりの大型元日スクープ。95年の「サリン残留物スクープ」を思い出させる読売の鮮やかさであります。
しかし、尖閣ビデオ流出よりも問題の根が深いぞ、こっちの流出は。反警察の内通者は果たして存在するのでしょうか。

警視庁流出、内部犯行…捜査員に2日前メール
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101231-OYT1T00689.htm

 国際テロ対策に関する警視庁公安部の内部資料がインターネット上に流出した事件で、流出の2日前、全く同じ文書がネット上の特定のサイトに掲示されたうえ、このサイトの接続先を示す電子メールが同庁の捜査員ら約20人に一斉に送られていたことが、捜査関係者への取材でわかった。
 メールは「秘密資料」などと題され、アドレスには警察庁長官の名前が使われていた。文書そのものが添付された別のメールが埼玉県警幹部に送られていたことも判明。警視庁は、捜査員らのメールアドレスを知っていることから内部犯行とほぼ断定、流出元の特定に全力を挙げている。
 捜査関係者によると、問題の文書が掲示されたのは、「オンラインストレージサービス」と呼ばれるデータ共有サービスのサイト。昨年10月26日早朝、流出したのと同じ114点の文書が貼り付けられた。

1826小説吉田学校読者(激忙中):2011/01/23(日) 09:33:11
規範意識がまるっきり鈍麻している人物にGPSを持たせることで犯罪を防げるかどうかの論議をしないといかんでしょうね。あと、前科前歴者の再犯問題の時に、誰もマスコミ上では言わないことですが、「累犯障害者」の問題もあります。一歩間違えれば、監視社会の一番悪質な発達系になりかねないので、慎重に慎重を期したいところ。
ただ、地方自治体の警察以外の部署も前科前歴者の再犯防止に乗り出すという方向性は、私も評価したい。

「方向性は評価」「唐突」 性犯罪前歴者のGPS監視
http://mytown.asahi.com/areanews/miyagi/TKY201101220287.html

 全地球測位システム(GPS)での行動監視など、性犯罪加害者の再犯防止のために県が明らかにした条例案。犯罪加害者家族の支援団体などは一定の理解を示す一方、否定的な見方を示す研究者もおり、波紋が広がっている。
 犯罪加害者の家族を支援するNPO「ワールドオープンハート」(仙台市)の阿部恭子代表は「監視されないに越したことはないが、家族が性犯罪の再犯を防ぐことは難しい」と規制への理解を示す。その上で、同居人や家族のプライバシーが漏れることのないよう注文する。
 犯罪心理学に詳しい東北大大学院文学研究科の大渕憲一教授は「犯罪者とはいえ、服役を与えた人に監視をするのは人権侵害になる。他の犯罪防止策を進めた上で導入するのならいいが、ちょっと唐突に思える」と指摘する。
 県議会環境生活委員会の石川光次郎委員長(自民)は個人的意見と前置きした上で、「社会問題化するなかで方向性は評価できる」。一方、別の自民党県議は「事前の説明もなく唐突だ」と話した。
■知事「多賀城での事件、考えるきっかけに」
 村井嘉浩知事が「条例を考えるきっかけになった」と語った多賀城市のケース。入院していた病院で他の患者を殴り、転倒させて死亡させたとして傷害致死罪に問われた男(31)に、父親が以前、警察の勧めでGPS発信器を持たせたというものだった。
 昨年9月、仙台地裁で開かれた裁判員裁判で、父親は男に発信器を持たせたことを証言した。判決や法廷での証言などによると、男には精神遅滞などの障害があり、以前にも電車内で女性に抱きついたり、無銭飲食をしたりしたことがあったという。
 「(息子が)いなくなったら捜すのが大変でしょう」と警察から発信器の携帯を勧められ、5年前に1年間ほど息子に持たせた。が、居場所が分からなくなることもあり、「結局、肌身につけていなかった」と父親は語っていた。

1827チバQ:2011/01/23(日) 17:14:35
>>1182
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110123-00000001-maiall-soci
<秋葉原>2年7カ月ぶり歩行者天国再開 コスプレ、実況中継も
毎日新聞 1月23日(日)15時42分配信

再開された秋葉原の歩行者天国。殺傷事件のあった交差点付近には多くの人が集まった=東京都千代田区外神田で2011年1月23日午後1時すぎ、本社ヘリから武市公孝撮影

 08年6月の無差別殺傷事件以降、中止されていた東京・秋葉原の歩行者天国が23日午後、約2年7カ月ぶりに再開した。

 再開を待ちきれない人たちが車道に出ないように警察官が整理する中、午後1時すぎに再開されると大きな歓声が上がり、車道は数千人で埋め尽くされた。カメラや携帯電話で写真を撮りながらゆっくりと歩く人やパソコンを手に実況中継する姿も。

 コスプレーヤーも姿を見せ、秋葉原の休日らしい風景が復活した。【毎日jp編集部】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110123-00000332-yom-soci
アキバの歩行者天国再開…パフォーマンスはダメ
読売新聞 1月23日(日)14時42分配信

 2008年6月の無差別殺傷事件を受けて中止されていた東京・秋葉原の歩行者天国が23日、約2年7か月ぶりに再開された。

 午後1時に車の通行が規制されて歩行者天国がスタートすると、待ちかまえていた買い物客らから大きな拍手が起きた。

 再開されたのは中央通りの外神田5丁目の交差点から万世橋交差点までの約570メートル。事件前は日曜日と祝日に行われていたが、再開後は日曜日のみの実施で開始時間は1時間遅くなり、距離も約230メートル短くなった。6月26日まで仮実施期間とし、問題がなければ7月から正式に実施する。

 事件前に下着姿の写真撮影会など過激なパフォーマンスが問題になっていたため、歩行者天国では音楽の演奏やダンスなどのパフォーマンスは禁止される。

1828とはずがたり:2011/01/25(火) 21:44:05

村井知事押し切る 性犯罪前歴者にGPS案 県幹部たじたじ
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/01/20110125t11019.htm

 「国を動かす先駆けになる」。性犯罪前歴者、ドメスティックバイオレンス(DV)加害者の行動を警察が監視する条例制定を目指す、村井嘉浩知事。22日の正式表明に至るまで、宮城県庁内では「批判を恐れず世に問いたい」と正面突破を試みる知事と、県民の反発を恐れる県幹部が激しい議論を繰り広げた。

 「私としてはステップアップしながら、徐々に検討してきたつもりだ」
 村井知事は24日の定例記者会見で、条例化の検討が「唐突」と批判されたことに強く反論した。
 衛星利用測位システム(GPS)端末を使った行動監視の検討は昨年5月、知事が県幹部に指示した。多賀城市で、性犯罪の前歴がある息子に父親がGPS端末を持たせていたケースを知ったのが、きっかけだった。
 県警職員も入り、庁内にワーキング・グループ(WG)が発足。DNAの提出、「地域行動支援委員会」(仮称)への行動記録提出など次々に対策が浮上した。県幹部は「DNAは県警側、行動記録は知事部局側のアイデアだった」と明かす。
 WGの提案を県幹部が最初に議論したのは8月31日。規制強化に並々ならぬ意欲を示す知事とは正反対に、幹部は「人権侵害と批判される」と二の足を踏んだという。
 会議を重ねるたび、規制強化による課題や懸念ばかりが噴出した。「自治体が取り組める分野なのか」と知事に翻意を迫った職員もいた。知事は及び腰になる幹部の肩をたたき、「一緒に国を動かそう」と説得した。
 知事の強気を支えたのは、幹部会で前向きな発言を繰り返した竹内直人県警本部長だったとされる。24日の記者会見でも知事は「私と本部長で意見交換してきた」と十分な意思疎通を強調した。
 県警幹部は「(性犯罪前歴者に)GPS端末を持たせることで、心理的な抑制効果が期待でき、再犯防止につながる」と歓迎する。
 県庁内に異論がくすぶる中、知事は昨年11月上旬、条例の検討に踏み切る決断をした。29日には全庁組織の性犯罪、DV根絶対策推進本部を設置し、「タブーを設けず議論する」と意気込んだ。
 今月22日、知事は有識者懇談会の席上、ついに条例の検討を表明した。
 県幹部は「性犯罪対策の強化を世論に問い、大いに議論することは結構だ」と受け止めつつ、こうくぎを刺した。「提案のすべてが実現できるとは到底思えない。それは知事も承知のはずだ」。

◎全国から賛否/「抑止つながる」「監視が広がる」

 県が性犯罪前歴者らの行動を警察が常時監視できる条例制定の検討を表明したことに対し、県には24日までに全国から48件の意見が寄せられた。
 県環境生活部によると48件中、賛成は27件、反対は14件(賛否不明7件)。差出人は県内と判明したのが5件、県外は30件だった。
 賛成派は「監視されていると思えば、再犯の抑止につながる」などと主張。反対意見では「前歴者とはいえ、基本的人権は守られるべきだ」「性犯罪者以外にも監視が広がるのでは」といった声が寄せられた。

1829とはずがたり:2011/01/25(火) 21:44:29
>>1828-1829
◎困惑と警戒と/県議会各派
国がやる仕事・着手やむを得ない・タカ派の様相強く

 村井嘉浩知事が打ち出した性犯罪前歴者らの行動を常時監視できる条例制定方針は、県議会の各会派にも大きな波紋を広げている。「唐突だ」「意図が分からない」…。村井県政の与野党を問わず、議会内には知事の姿勢に対する戸惑いと反発の声が交錯した。
 県政与党の最大会派「自民党・県民会議」の佐々木喜蔵会長は、「知事与党として賛成に回ることがほとんどだが、過程ではいつも議論が百出する。(今回は特に)会派をまとめるのは大変だろう」と困惑する。
 会派内には「議論を進めるべきだ」との意見もあるが、ベテラン議員の1人は「国がやる仕事を何で県がやるのか。意図が分からない」と話す。知事の真意を測りかねる様子で「この条例で前面に出なくても、地域主権改革で国を動かせばいいのに」と首をかしげた。
 民主党系会派「改革みやぎ」の藤原範典会長は、大量得票で再選された知事の「過信」を指摘。「環境税にしてもそうだが、強引なやり方でも議会は通ると考えているのでは」と警戒する。
 同会派の中堅議員は「規制だけが先走り、性急だ。大切なのは被害者や元加害者のケア。企業誘致に続く新たな実績をつくりたいのでは」と見透かすように語った。
 知事の考え方に肯定的なのは公明党県議団。小野寺初正会長は「本来は国がやるべき取り組みだが、性に関する情報は無制限に広がっており、県が手を打つのもやむを得ない」と理解を示す。
 社民党県議団の本多祐一朗会長は「何でも(議会を)通せると思っているのかもしれないが、多様な意見や議論を考慮して総合的に判断することを望む」と慎重に述べた。共産党県議団の横田有史団長は、知事が定例記者会見で「破防法の規制が憲法違反に当たらない判断もある」という見解を示したことに「元自衛官としてのタカ派の様相が強くなってきた」と話した。
 21世紀クラブの吉川寛康議員は「(ホップ、ステップを飛ばし)ジャンプでいきなり出てきた感じ」としながらも、「性犯罪の被害者保護は大切な領域。何とかしたいとの思いがあったのでは」と知事の心中を推し量った。


2011年01月25日火曜日

1830チバQ:2011/01/26(水) 22:02:58
GPSの話
よくわからないまま質問
肌身離さずとは限らないと思うのですが。
つまり 家に置いておいたら それまででは?
SF並にカラダに埋め込みますか?

1831素人動画集:2011/01/29(土) 03:56:22
99ta]PP6, www.sexmaxbox.com, 素人動画集, http://www.sexmaxbox.com/

1832名無しさん:2011/01/29(土) 05:08:18
日本で少ない強姦罪が増えたのは2度

1度目は売春防止法施行後
2度目は18歳未満援助交際と18歳未満エロ本規制後

規制により強姦罪が増えたことを省みないで
規制だけ進めても際限無い規制中毒に陥るよ
皆が身動き取れなくなって活力も無くなって破綻するまで続くよ

1833名無しさん:2011/02/08(火) 08:31:58
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/02/post_730.html
石川知裕議員女性秘書が語った「不意打ち10時間取調べ」の全貌

 小沢一郎民主党元代表の政治資金管理団体「陸山会」の政治資金収支報告書をめぐる事件で、石川知裕衆院議員の弁護側は1月27日、石川議員の女性秘書が受けた取調べの様子を証言するため、証人採用を求める書面を提出した。

 石川議員の女性秘書は昨年1月26日に突然検察庁から呼び出されて約10時間におよぶ聴取を受け、その様子を「週刊朝日」が報じたことで話題を読んだ。

 今回、その女性秘書が《THE JOURNAL》のインタビューに応じ、当時の取り調べの様子や証人となって訴えたいことなどを語った。
(構成・文責:《THE JOURNAL》編集部)

────────────────────────────────

──証人として立ちたいのはなぜですか?

証人になって取調べの可視化に貢献したいからです。

違法な取調べの実態をみなさんに知ってもらいたい。秘書や家族を人質に取ることは絶対に良くないことです。証人採用されないのは、取調べの可視化が進んでしまうことを嫌がる検察の気持ちが大きく影響していると思います。

──検察側は「石川議員の起訴内容に直接関係ない」と意見書を提出したと報道されていますが

「関係ない」ということに納得がいきません。

必要性も関連性もないのであれば、検察にとっても私にとっても、あの事情聴取は無駄な時間だったということなのでしょうか。私は、事情聴取の後に片耳が聞こえなくなり、仕事をする気力もなくなりました。それでも検察から謝罪もなければ、検察が週刊朝日に出した抗議文では「事情聴取は適正だった」と言いはられ、そんなことは絶対におかしいと思います。

──当時の状況を教えてください

検事から呼び出されたので、資料を返してもらって30分ぐらいで帰れると思ったので、コートも着ずにランチバッグだけで気軽に検察庁に行ったら、10時間拘束されました。子どもの迎えも行かせてもらえず、電話もさせてもらえませんでした。

「弁護士に電話をさせてください。その権利はあるはずです」と言っても、「弁護士に何ができるんだ」と電話すらさせてくれませんでした。あの空間の中では、自分のあるべき権利を主張したところで認めてもらえません。やりとりをしている間に、私も「あれ、本当に電話する権利はないんじゃないか」とも思いました。弁護士に電話するにしても検事から「おまえが雇ったのか」「おまえが選任届を出したのか」と言われると、私個人は弁護士との契約書を結んでいませんので「電話しちゃいけないのかな」と段々と洗脳されてしまうんです。

17時を過ぎても帰してくれませんでした。

──事情聴取はどのようなものでしたか

「監禁」という言葉がぴったり当てはまります。部屋からは出られませんし、トイレに行こうとすれば事務官がトイレの目の前まで付き添います。休憩を取るつもりでトイレに行っているのに、廊下で待たれてしまうと早く出ざるをえません。誰かとこっそり連絡を取っていると思われても困ります。とはいえ連絡を取ると言っても携帯は圏外なのでつながりません。帰りたくて涙が出てくるのに、検事からは「人生そんなに甘くない」と言われました。

イスの背もたれに背中がついても怒られました。その姿勢を強要されると次第に頭がもうろうとしてきます。「考えられないから休憩させてください」と言っても取り合ってくれません。呪文のように「お話ししてください」と言われ続けると、判断が鈍くなり、「ああ、こうやって冤罪がつくられていくんだ」と目の前で冤罪がつくられる過程を体験したかのようでした。お腹がすいて早く帰りたくなり、「ハイと言えば楽になれるのかな」と思う気持ちがよくわかりました。

──なぜ10時間も我慢できたのですか?

私は安田弁護士から、石川知裕議員が毎日10〜13時間事情聴取を受けているという記録を見せてもらったことがありました。私もせめてその時間を超えるまでは耐えなきゃいけないなと思っていたからだと思います。

また、30分間くらいの予定で出かけた人間が何時間も出てこないのですから、必ず弁護士か誰かが助けてくれるだろうと思っていました。でも誰も来ませんでした。検事には「弁護士に頼っても何もしてくれないことがわかっただろ」と言われました。こう言われると、たしかに自分が契約した弁護士じゃないし、やっぱり助けてくれないのかなと思ってしまうのです。

1834名無しさん:2011/02/08(火) 08:32:32
>>1833続き
──最後はどのようにして出てきたのですか

22 時半の段階で、もう倒れそうになっていました。「石川さんの心証がが悪くなるぞ」と言われ続けましたが、「子どもが寝る時間も過ぎてるし、帰ります」と言いました。私が立ち上がると「座りなさい」と言われ、検事の声も段々大きくなってきました。

そういうやりとりをしていたら取調室の電話が鳴りました。おそらく木村主任検事から「帰せ」という話がまわったのでしょう。急に検事の態度が変わり、帰れることになりました。

しかし、「そのかわり明日また同じ時間に来い」と言われたので、無言で帰ろうとすると「待て。明日同じ時間に来ると約束しろ」と言って帰してくれませんでした。結局また弁護士に電話をして相談すると、「来ると約束して出てきて」と言うので、「約束しないといけないんだ...」と思いながら、「ハイ」と言って出てきました。

──出てきた時間は何時ぐらいでしたか?

23時ごろにようやく建物を出られました。1月26日ですから、今と同じような真冬でした。コートもなかったので外に出た瞬間に歯が"ガチガチガチ"と音を鳴らしました。最初に言ったとおり、30分で出られると思っていたのでタクシー代すら持っておらず、歩いて帰りました。

翌日はその弁護士さんも信じられなくて電話をとらず、検察からの電話も事務所からの電話も受けずに家に引きこもっていました。

──その後の取調べはどのようなものでしたか

当時は事情聴取を拒否し続けたら、本当に逮捕されてしまいそうな雰囲気でした。住民票の住所変更をしてないだけでも逮捕できてしまう世の中ですので、強硬に拒否するのではなく、きちんと弁護士を入れて事情聴取を受けることになりました。弁護士を選任して検察庁に出し、弁護士と一緒に検察庁に行き、入口で待ってもらうようにしました。

──前回より精神的には落ち着けましたか

検事は前回と違っていたし、弁護士も待ってくれているので安心感がありました。

しかし前回の10時間の取調べがひどすぎたのか、あまりの緊張で急にお腹が痛くなり、生理になってしまいました。そんな時期でもないのに。

さすがにその理由も言えず、「一度この建物から出させてください、絶対に戻ってきますから」とパニックになりながら言いました。最初は検事さんもダメだと言っていたのですが、「絶対に戻ってきます、30分でも15分でもいいので一度出させてください」とお願いすると連絡を取ってくれて、30分間の時間を与えてもらいました。

──弁護士には相談したのですか

取調室に戻ったら必ず出た理由を説明するよう言われました。だからきちんと言いました。調書には記録されているはずです。それほど前回の10時間がつらくプレッシャーになり、精神状態がおかしくなっていました。

──取調べの担当検事はどうでしたか

その日の検事は紳士的で理論的に聞きたいことを聞こうとしてくれる人でした。しかし前回の取調べがひどく、同じ特捜の人だったのでやはり緊張感はありました。

──その取調べが、検察は現在では「石川議員の起訴内容に直接関係ない」と主張しています

ひどい取調べをした上に、それが必要なかったかのように言われることに憤りを覚えます。議員秘書として経験があり、精神的にも強いと自覚している私でも、厳しい精神状態に追い詰められました。一般の方があの様な空間に閉じこめられればもっと取り乱すと思います。不本意ながらも検察がつくった調書にサインして、殺風景な部屋から抜け出せるものだったら抜け出したいと思うでしょう。

だからこそ、取調べの可視化が必要なのではないでしょうか。
(構成:《THE JOURNAL》編集部 上垣喜寛・西岡千史)

1835チバQ:2011/02/20(日) 19:13:09
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110218-OYT1T00894.htm?from=main6
コンドーム72万個盗難、輸送の運転手ら拘束
 【シンガポール=岡崎哲】マレーシアの相模ゴム工業関連工場で製造されたコンドーム約72万6000個が盗まれた大量盗難事件で、マレーシア警察当局は18日までに、29〜30歳のマレーシア人3人の身柄を拘束したと発表した。18日付のニュー・ストレーツ・タイムズ紙が伝えた。

 同社幹部によると、3人は、製品輸送にかかわったトラック運転手と仲間2人。

 同紙によると、コンドームは1月初旬、工場から日本に輸出するため、港に送られた際に盗まれた。当局は3人が事情を知っているものとみて追及している。国際的な犯罪集団が関与した疑いもある。製品はまだ見つかっていないという。

(2011年2月18日19時03分 読売新聞)



http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/02/post-1962.php
日本向け極薄コンドームはどこへ消えた?
The Great Condom Heist

コンテナから消えた72万個の背景に見えるアジアの一大「闇コンドーム市場」の実態

2011年02月10日(木)16時17分
ブライアン・パーマー


 先週、マレーシアから日本に向かっていた極薄コンドーム約72万個が消えた。貨物船が日本に到着した際、コンドームが詰められていたコンテナは空で、鍵が交換されていた。どうやらマレーシアの港へ輸送途中に盗まれたらしい。マレーシアで貨物船強盗はあまり珍しくないが、なぜこんな大量のコンドームを盗もうと思ったのか。一体いくら稼げるというのか。

 良くて数千ドルといったところだろう。盗まれた極薄コンドームは小売価格にすると総額150万ドル相当だが、盗人たちがブラックマーケットでそれほどの金額を稼ぐのは難しいはずだ。

 アジアの合法的な市場で、コンドーム1個の卸売り価格は現在、数セントといったところだ。これがブラックマーケットなら、その卸値はもっと安いに決まっている。闇市場では、品質テストもされていない数百個を有名ブランドの箱に入れた偽造コンドームが1ドルで取引されているのは有名な話。こういった偽物は世界中で見つかっている。

 アジアは、正規品でも偽物でも、世界的なコンドームネットワークの中心地として知られている。年間30億個のコンドームを生産し、世界をリードするタイは、その12%をアメリカに輸出している(アメリカではコンドームはもう大量生産されていない)。

 世界のコンドーム生産国トップ5はすべてアジアの国で、その生産数は合計すると年間116億個になる。イランまでもが、国営工場で年間4500万個のコンドームを生産している。

「漏れ検査」も不合格
 偽コンドームは近年、特に中国で大きな問題になっている。09年に中国当局が摘発した偽コンドーム製造工場は、安価で低品質で植物オイルが塗られたコンドーム200万個を有名ブランドの包に入れて販売、1万1300ドルを稼いでいた。アメリカでも大手コンドームメーカー「トロージャン」の名前で売られていた中国製の偽コンドームが見つかっている。

 利幅がかなり大きいことを考えれば、コンドームのブラックマーケットが生まれても不思議ではない。コンドーム1個を作るコストは2〜3セントだが、アメリカでは平均1ドル12セントで販売されている。デザイナーブランドなら、4ドル以上で売られていることもある。

 とはいえコンドームの品質は適当では済ませたくないもの。

 まともなメーカーなら、一連の品質テストを行っている。テスト用コンドームを吊るして水を入れ、ゴムが破れるまで伸ばす。空気で膨らます「破裂」テストも行い、どれほどの圧力に耐えられるかもテストする。電流を流して穴が開いていないかのチェックは、生産した全コンドームが対象だ。さらにいくつかのサンプルをオーブンに1週間入れて劣化を加速させ、一連のテストを繰り返す。

 これが偽コンドームなら、新品でも「漏れ検査」すらパスしないだろう。

(Slate.com特約)

1836とはずがたり:2011/03/20(日) 10:57:18
ひでぇ。。

南三陸町の戸籍データ消失、法務局保存分も水没
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000893-yom-soci
読売新聞 3月20日(日)3時3分配信

 東日本巨大地震で被災した宮城県南三陸町で、戸籍の全データが津波で消失した可能性が高いことが19日、明らかになった。

 法務省は戸籍法に基づき、町に戸籍の作り直しを求める方針だが、作業は困難を極めそうだ。今後、戸籍の全国ネットワーク化など、戸籍制度の見直しに向けた議論も起こりそうだ。

 南三陸町は戸籍を電子化して保存していたが、今回の地震で庁舎全体が壊滅状態となった。データは仙台法務局気仙沼支局(宮城県気仙沼市)でも保存していたが、同支局のシステムも津波で水没。他の法務局や自治体とデータを共有する仕組みはなく、同町の戸籍データは完全消滅した可能性が高くなった。今回の地震で、戸籍を管理する自治体と法務局両方のデータが消滅したのは同町だけだという。

 消失の場合、同町に本籍を置く人は戸籍を証明する手だてがなくなる。銀行口座などの相続には一般的に戸籍謄本・抄本が求められるが、消失すれば提出できず、旅券や免許証も発行できなくなる恐れがある。

最終更新:3月20日(日)3時3分

読売新聞

1837とはずがたり:2011/03/22(火) 13:32:12
>>1836
全国的なバックアップを東西二箇所ぐらいに確保しといてもいいんじゃないの?

消失戸籍の復元可能=江田法相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000049-jij-pol
時事通信 3月22日(火)11時22分配信

 江田五月法相は22日午前の記者会見で、東日本大震災の津波被害で宮城県南三陸町が管理していた戸籍データが消失したことについて、「仙台法務局気仙沼支局に更新前の資料やその後の届け出書が残っており、再生は可能」と述べ、関連資料を基に復元できるとの見通しを示した。

1838チバQ:2011/03/22(火) 21:25:22
http://www.asahi.com/politics/update/0322/TKY201103220244.html
被災地のがれき除去「緊急的立法を検討」 枝野官房長官2011年3月22日13時32分


 枝野幸男官房長官は22日午前の記者会見で、被災地のがれき除去について「現行法で対応できないことがあれば、緊急的立法も含めて考えるので、その場合は(官邸に)報告するよう指示している」と述べ、立法措置を検討する考えを明らかにした。

 津波で流された自動車などは個人に所有権があるため、強制的に撤去するのは難しいとされる。枝野氏は「現行法で許される最大の柔軟な措置を各自治体の要望を踏まえて対応するよう指示している」と説明した。

1839チバQ:2011/03/22(火) 21:28:29
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110322ddm005040055000c.html
東日本大震災:「がれき」「2次避難」課題 被災者対策本部、新法制定も視野
 政府の被災者生活支援特別対策本部(本部長・松本龍防災担当相)は21日、がれき撤去と被災者の2次避難の2点を当面の課題に設定した。特に、がれき撤去は、生存者の救出や物資輸送の円滑化のため必要不可欠。ただ、放置された乗用車など、個人が所有権を持つために、行政による強制的な撤去が難しいものもある。対策本部は小川敏夫副法相を中心に、現行法の弾力的な運用や新法制定を視野に検討を始めた。

 事務局によると、大量のがれきは津波災害の特徴で、自動車や自宅金庫などが流され、他人の土地や道路などにとどまっているケースが多い。ただ、行政が処分すると財産権の侵害にあたる。このため、平野達男副内閣相が21日に内閣府で小川氏と会談し、対応策を練ることが決まった。

 対策本部と法務省では、財産権を規定した民法や遺失物法の弾力的運用を軸に検討を始めた。新法制定の意見もあったが、時間的な制約から当面は見送る。関係法令の運用方針をまとめたガイドラインを近く打ち出すことで対応する方針だ。

 また、被災地の公民館など1次避難所から、仮設住宅や県外の公営住宅などへの2次避難も難題だ。政府は、衛生環境などが整った2次避難所への移動を早急に進めたい方針だが、移動に難色を示す高齢者が増えているため思うに任せない状況に陥っている。国は市町村職員などと高齢者を説得しながら、移動手段を本格検討する。

 一方、事務局体制は強化されつつある。総務、厚生労働など8省庁から12人を参事官として20日付で発令、招集。職員が足りない市町村に対し、国家公務員をボランティアとして派遣する制度も構築している。【小山由宇、吉永康朗】

1840チバQ:2011/03/23(水) 21:13:57
http://www.asahi.com/national/update/0323/TKY201103220564.html
がれき撤去、特別立法も 所有権足かせ、復旧妨げ回避へ(1/2ページ)2011年3月23日1時53分
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歩道に残された車の撤去が始まった=22日午後、宮城県多賀城市、葛谷晋吾撮影
 被災地で復興の第一歩となるがれき処理について、枝野幸男官房長官は22日の記者会見で「緊急的な立法も含めて考える」と語った。津波で流された家財や自動車にはそれぞれ所有権があり、勝手に処分すれば財産権の侵害になりかねない。復旧作業の遅れを避ける狙いから、枝野氏は特別立法に言及した。

 現地ではこの問題の厳しさが増している。宮城県の村井嘉浩知事は17日の県災害対策本部で「流された大量の家屋や車をどう処分するのか。やっかいなのは柱一本でも私有財産ということだ」とした。

 宮城県に常駐する内閣府の阿久津幸彦政務官は、対策本部で「明らかに財産的な価値がないと思われるものは自治体の判断で処分が可能」と踏み込んだ。ところが、県の担当者が政府に尋ねると、「内部で検討中」との返答にとどまった。江田五月法相は22日の記者会見で「泥にまみれた着物であっても、大切な遺品ということもある。仕分けが非常に難しい」と語った。

 膨大ながれき処理に、どこが責任を持つのかという問題もある。現行法では、がれきを含む一般廃棄物の処理は市町村に委ねられている。ただ宮城県沿岸部では南三陸町や女川町など役所自体が津波で失われ、行政機能を果たせないところが多い。

 地震によるがれき撤去は市町村が担い、その処理費に対する国などの補助は9割まであるが、多額の処理費は市町村にとって重荷だ。「国の支援なしに復興できません。どうか、よろしくお願いします」。村井知事は21日、被災地視察を取りやめた菅直人首相に電話で訴えた。

 被災地の要望を受けて、菅政権内では、がれき撤去に対する国の補助率を9割以上まで引き上げ、行政機能が損なわれた市町村には県が代行できる制度の特別立法の検討が始まった。

 政府の被災者生活支援特別対策本部事務局長を兼ねる平野達男・内閣府副大臣は「今ある法律の中でもやり得る」と語り、現行法を柔軟に運用するガイドラインも取りまとめている。首相に近い重要閣僚の一人も「がれき除去はすぐにでもやらなければいけない話だ。野党にも運用への協力を呼びかける」と話す。(高橋昌宏、一色涼、佐藤徳仁)

1841チバQ:2011/03/23(水) 21:14:32
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110323-OYT1T00022.htm
がれきの中のアルバムや記念品…保管か廃棄か
ガレキの山になった家屋から回収された卒業証書やアルバム(22日午後、岩手県大船渡市で)=泉祥平撮影 津波で流された思い出のアルバムや記念品、位牌(いはい)などは「価値のないもの」なのか――。

 東日本巨大地震の津波で発生した大量のがれきの撤去をめぐり、政府が頭を悩ませている。がれきは原則として「無価物(価値のないもの)」として市町村が廃棄できることとし、貴金属などの「有価物」は自治体が一定期間保管する指針を策定する方向だ。が、被災者にとって何が価値があるのかは、政府内でも意見が分かれており、実際は現場の判断に委ねる方針となりそうだ。

 政府は「災害廃棄物の処理等に係る法的問題に関する検討会議」(座長・小川敏夫法務副大臣)で21日から指針の検討を始めた。被災地の自治体からは早急にがれき撤去に着手したいとの要望が強く、同会議は23日にも指針をまとめ、関係市町村に通知する予定だ。

 今回の震災対応で難しいのは、津波によって家屋や建物が元の敷地から流されたため、所有者の不明なものが大量にがれきとなっていることだ。通知では、災害対策基本法などの法令に基づき、流れ着いて来た建物の残骸や、水没した家具や電化製品などは、所有権が喪失した「無価物」と判断し、自治体が敷地に立ち入って撤去し廃棄できるとする。

 一方、現金や宝石、使用できる腕時計など、財産としての「経済的価値」があると判断された「有価物」は所有権が残っていると判断し、遺失物法などに基づき、自治体が警察に届けてリストなどを公表、持ち主を捜すよう求める方向だ。

 ただ、水にぬれた写真類や記念品、仏具などは、経済的価値がなくても人によって大切な場合がある。そうした「精神的価値」のある物を一律に自治体が処分できるのかどうか。政府は、最終的な判断を自治体に委ねる方針だ。

(2011年3月23日03時06分 読売新聞)

1842小説吉田学校読者:2011/03/24(木) 20:16:04
西日本でこのような慣習があるというのは、知りませんでした。この判決から推測するに、西日本は、敷金が家賃の3倍4倍は当たり前って感じですか。信じられませーん。
私は、喫煙者だから、いつも退去時「敷金オーバー」。関係ないっちゃ関係ないですけどね。

退去時に敷金差し引く特約、最高裁「有効」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110324-OYT1T00863.htm

 賃貸住宅を退去する際、入居者の敷金(保証金)から一定額を差し引く「敷引特約」は消費者契約法に反し無効だとして、京都市の男性が差し引かれた分の敷金返還を貸主側に求めた訴訟の上告審判決が24日、最高裁第1小法廷であった。
 金築誠志裁判長は「想定される補修費用や賃料などと比べて差引額が高すぎなければ、特約は有効」との初判断を示した。その上で、男性のケースでは「差引額は家賃の3・5倍以内にとどまり、高すぎるとは言えない」として、請求を棄却した。原告敗訴が確定した。
 敷引特約は、主に関西地方で慣例となっている。地裁、高裁では「有効」「無効」の判断が分かれていたが、最高裁が「有効」としたことで、賃貸住宅契約のあり方に影響を与えそうだ。

1843チバQ:2011/03/24(木) 21:12:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110324/asi11032417390002-n1.htm
海外からの支援に“障壁”「日本に恩返し」の思い、行き場失う
2011.3.24 17:38 (1/2ページ)
 【シンガポール=青木伸行】日本に対する諸外国からの善意と支援が行き場を失っている。混乱の中で、日本側の受け入れ態勢に不備があるのみならず、食品安全基準などが支援の大きな障害になっているようだ。日本に在留する母国民の安否確認と安全確保に追われる傍ら、支援に尽力している各国政府の「恩返しをしたい」という思いを、日本政府は結果的にソデにする格好となっている。

 ある国は、毛布を数万枚送ると申し出た。だが、日本政府はサイズ(80センチ×80センチ)を指定し、送られる予定の毛布が、わずか20センチほど「規格」に合わないとわかると、受け入れに強い難色を示した。すったもんだの末に、ようやく「規格外」の毛布が日本に届いた。

 日本政府から、救助犬の派遣を真っ先に要請され、それに応じて送り出そうとした矢先に、「待った」をかけられたケースもある。その際の説明は「空港での検疫に1カ月かかる。これを1週間に短縮してもいいが、救助犬をその間管理できない」だった。

 結局、救助犬が日本の地を踏むことはなく、関係者は「韓国やニュージーランドなどからは救助犬が入ったのに、なぜなのか」といぶかる。

 コメ数万トンの援助を事実上、断られた例もある。送る予定のコメは日本人の口には合わないだろうと、わざわざモチ米を混ぜる工夫も施されていた。しかし、日本政府は「国内に余剰米があり、コメが不足しているわけではない」と回答。ただ、すでに空輸の手はずを整え終えた一部だけは、かろうじて届けられた。

 食料品を送ろうとして「食品安全基準のチェックがされていない。日本語の表示ラベルも張られていない」と、拒否された例もある。

 一方、フィリピンのアキノ大統領は17日、マニラの日本大使公邸を訪れ記帳した際に、支援を改めて申し入れた。日本側の答えは「『本国からの回答を待っている』だった」(大統領)。

 フィリピン政府はすでに、支援物資を整え日本側の「ゴーサイン待ち」。同政府筋は「第1便として、48品が入った箱を250箱用意した。カップ麺やコメ、缶詰、タオルなどが入っている」。ようやく25日、日本に空輸される見通しとなった。

 ベトナム政府もコメや毛布を送る意向を伝えているが、「日本政府は何も言ってこない」(同政府筋)と、戸惑いを隠さない。

 日本側には支援を受け入れても保管場所の確保や、被災地への輸送がままならないという事情がある。このため、物資ではなく義援金に切り替えてほしい、と要請された国も多い。

 だが、「日本からはこれまでにいろいろな支援を受けてきたので、その恩返しをしたい。受け入れ側の事情もよく理解しており、不必要なものを送るつもりもない。それでも日本政府の対応は首をかしげる」(東南アジア筋)という声は小さくない。断るにせよ、礼を尽くすべきだろう。

1844チバQ:2011/03/26(土) 00:42:53
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110325/dst11032522580127-n1.htm
アルバム、位牌はしばらく保管、損壊家屋撤去の指針 
2011.3.25 22:56
 東日本大震災による津波で家屋や船、車など「個人財産」が流され、自治体が処理に困っていることから、政府は25日、倒壊してがれきになっている家屋や損壊家屋がもともとあった敷地から流出している場合は、所有者の許可がなくても撤去できるなどとする指針をまとめ、宮城県など関係する7県に通知した。ただ、アルバムや位牌(いはい)など、財産的な価値がなくても個人にとって価値が高いとみられるものについては一定期間保管することを求めた。処理費用は国が全額負担する方向で検討しているという。

 指針は、所有者の許可がなくても撤去作業のためなら個人の敷地に立ち入ることを容認。敷地内に損壊した家屋が残っている場合でも所有者と連絡がとれなかったり、倒壊の危険があるとみられる場合は、土地家屋調査士など専門家の意見を聞き解体・撤去できるとした。

 また、流されたまま放置されている自動車や船舶が使えないと判断できる場合、いったん撤去して仮置き場に一定期間保管し、所有者から引き渡しの求めがない場合、処分ができるとした。

 大量のがれきの処理は早期復旧の妨げになっており、被災自治体が、国にがれきの所有権が個人に帰属する場合でも、処分に踏み切ることに法的な問題が生じないかの判断を求めていた。

1845小説吉田学校読者:2011/03/29(火) 07:07:55
勾留執行停止という手段も考えられたと思いますが、それほどまでに証拠の散逸が激しかったのか・・・

東日本大震災:容疑者十数人釈放 福島地検いわき支部
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110329k0000m040190000c.html

 東日本大震災の発生後、福島地検いわき支部が逮捕・送検されていた容疑者十数人を釈放していたことが28日分かった。地検は「起訴に必要な捜査が困難だと判断した」などと説明するが、警察関係者からは治安維持の観点から疑問視する声が上がっている。
 小池隆・福島地検次席検事らによると、11日の震災発生後、いわき支部管内の警察署に勾留されていた起訴前の容疑者十数人を処分保留のまま釈放した。同支部は、震災で警察官が足りなくなり参考人聴取など容疑の裏付け捜査が困難になるうえ、容疑者への食事の提供も十分できなくなると判断したという。
 小池次席は「市民に不安を与えたくない」と罪名や人数を明らかにせず「治安に影響がないよう考慮した」と説明。検察幹部は「釈放したのは窃盗などの微罪で、重要事件の容疑者はいない」としている。これに対し、警察関係者は「中には強制わいせつ事件の容疑者や住所不定者もおり、治安上問題がある」と指摘している。

1846とはずがたり:2011/03/29(火) 15:13:28
>>1845

<東日本大震災>福島地検本庁でも容疑者釈放 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000049-mai-soci
毎日新聞 3月29日(火)13時9分配信

 東日本大震災の発生後、福島地検いわき支部が逮捕・送検されていた容疑者を釈放していた問題で、福島地検は29日会見し、いわき支部のほか福島地検本庁と郡山支部でも容疑者を釈放していたことを明らかにした。

 地検によると、11日から16日にかけて、いわき支部も含め計31人の容疑者を処分保留のまま釈放したという。地検は「釈放されたのは、窃盗、覚せい剤取締法違反、強制わいせつなどの容疑者だった」と説明している。

 地検は釈放の理由について、起訴に必要な捜査や食事の提供も十分できなくなるなどと説明していた。これに対し、福島県警は29日、「震災があろうと、裏付け捜査や護送のための警察官は配置し、留置場の食事の確保もできていた。釈放の理由を警察の事情とするのは論外だ」とコメントした。

1847とはずがたり:2011/04/05(火) 09:05:59
>>1845-1846

<東日本大震災>福島地検釈放の容疑者、コンビニ侵入で逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110405-00000006-mai-soci
毎日新聞 4月5日(火)2時30分配信

 東日本大震災の発生後に福島地検が処分保留で釈放した容疑者の一人が、釈放後に建造物侵入容疑で福島県警に逮捕されていたことが4日分かった。地検は「捜査の遂行が困難になった」と釈放の理由を説明しているが、判断の妥当性が問われそうだ。

 逮捕されたのは、福島市在住、無職、山口淳子容疑者(38)。県警福島署によると、2日午後4時ごろ、同市内のコンビニエンスストアの事務室に侵入したところを経営者に見つかり、現行犯逮捕された。同署は盗み目的だった疑いがあるとみて調べている。山口容疑者は窃盗容疑で逮捕され勾留中だったが、震災発生後に釈放されていた。震災後の容疑者や被告の釈放を巡っては、「勾留場所を移すことで対応できたのではないか」と疑問視する声が上がっている。【内橋寿明、山下俊輔】

1848とはずがたり:2011/04/10(日) 23:38:50
特命係てw

新年度:スタート 新「西尾市」誕生/「特命係」発足…各地で新たな取り組み /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/archive/news/2011/04/02/20110402ddlk23010230000c.html

 1日、桜の花が咲き始めた街角を歩く真新しいスーツに身を包んだ新社会人たちの姿が、新年度のスタートを告げた。西尾市と一色、吉良、幡豆3町が合併して新西尾市が誕生。県警が未解決事件の捜査に専従する特命捜査係を発足させるなど、県内各地で新たな取り組みが始まった。
 ◇新「西尾市」が誕生

 幡豆郡の一色、吉良、幡豆3町が編入合併されて誕生した新西尾市の出発式が市役所であり、榊原康正市長は「1市3町の多様な地域資源を融合し、活力と魅力あふれるまちづくりを目指したい」とあいさつした。

 新市は面積約160平方キロ、人口約16万9000人で、共に県内9番目。合併に伴う市議増員選が旧3町の各区域で17日告示、24日投開票される。各増員区の定数は一色4、吉良4、幡豆2。

 旧3町には各支所が設けられ、住民票や戸籍謄抄本など各種証明書の発行業務の大半は行う。生活保護の申請や外国人登録などは本庁業務となる。【佐野裕】

 ◇東三河担当の永田副知事着任−−豊橋・総合庁舎

 豊橋市の県東三河総合庁舎には、初代の東三河担当副知事となる永田清副知事が着任した。常駐して、来年4月の「東三河県庁」開庁に備える。東三河県庁は、大村秀章知事が知事選マニフェストで東三河のインフラ整備へ向けて設置を公約した。永田氏は県総務部長からの起用だ。

 職員150人を前にあいさつした永田副知事は「東三河のことは東三河で決めるというのが東三河県庁。全国的にも例がない。まず我々の意識改革が必要だ」などと訓示した。本庁との間の権限や財源のあり方をどう整理するかに、当面は取り組むという。【沢田均】

 ◇「みかじめ料」の支払いに罰則−−県暴排条例施行

 名古屋市中区の歓楽街の通称・錦三(きんさん)など3地区を対象に「みかじめ料」と呼ばれる暴力団への用心棒代の支払いに罰則を設けた県暴力団排除条例が1日、施行された。県警は条例施行をてこに、暴力団排除運動の盛り上げを目指す。

 中区役所で1日開かれた「暴力追放キャンペーン」。錦三の飲食業者らが顔をそろえる中、県警の河辺有二本部長が「一人一人が立ち上がり、包囲網を固め、狭めていくことが大切。警察は皆さんの盾となり、しっかり守っていく」と約束した。

 条例は▽特別区域の飲食業者などが暴力団に用心棒代を支払う▽18歳未満を暴力団事務所に立ち入らせる▽学校や公民館などの周囲200メートル内に暴力団事務所を開設する−−などを禁止する。

 県警は昨秋の条例可決後、特別区域の業者への説明と協力要請に力を入れてきた。だが業者からの情報提供は、以前と変わらず乏しいという。県警幹部は「店側に『警察が守ってくれる』という確信を持ってもらわなければ、(暴力団との)長年の付き合いは断ち切れない」と指摘している。【秋山信一】

 ◇県警捜査1課「特命係」が発足 未解決32事件だけを捜査

 県警は1日、未解決重要事件の捜査だけを任務とする「特命捜査係」を刑事部捜査1課に新設した。刑事訴訟法が改正され殺人事件などの時効が撤廃されたため。発足式で緒方禎己刑事部長は「一件でも多くの解決を目指してほしい」と訓示した。

 警視1人、警部2人を含めた21人で構成。関係者から話を再び聴いたり資料を分析するなど、殺人や殺人未遂など未解決32事件の解決を目指す。新たに発生した事件の捜査は担わない。

 発足式には21人全員と宇佐美孝一・捜査1課長らが参加。緒方部長は「コールドケースとも呼ばれる未解決事件を、皆さんの情熱と刑事の誇りで解決してほしい」と激励した。【山口知】

毎日新聞 2011年4月2日 地方版

1850とはずがたり:2011/04/13(水) 07:52:48

覆面パト19台を被災地へ派遣 警察庁、警戒強化
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104120244.html
2011年4月13日6時37分

 警察庁は12日、東日本大震災の被災地での治安維持や犯罪発生時の初動捜査を強化するため、覆面パトカーなど19台、捜査員76人を岩手、宮城、福島の3県警に派遣すると発表した。部隊は、大阪、愛知などの11都道府県警から構成され、13日から当面の間、犯罪発生が予想される地点で警戒する。被災地では特に犯罪が多発する傾向はないが、警戒を強化するためという。

1851とはずがたり:2011/04/13(水) 12:18:16

資料改竄 前田元検事に実刑 大阪地裁判決、懲役1年6月
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000107-san-soci
産経新聞 4月13日(水)7時57分配信

 大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件で、郵便不正事件の証拠品だったフロッピーディスク(FD)のデータを書き換えたとして、証拠隠滅罪に問われた元主任検事、前田恒彦被告(43)の判決公判が12日、大阪地裁で開かれた。中川博之裁判長は「刑事司法の根幹を破壊しかねない行為で極めて強い非難に値する」と述べ、懲役1年6月(求刑懲役2年)の実刑を言い渡した。

 判決は、改竄を隠蔽(いんぺい)したとして犯人隠避罪で起訴され、全面無罪を主張している元特捜部長、大坪弘道(57)と元副部長、佐賀元明(50)両被告の「犯行」については全く触れなかった。今後は大坪、佐賀両被告による隠蔽の有無に焦点が移る。

 判決理由で中川裁判長は、厚生労働省元局長の村木厚子さん(55)=無罪確定=らを逮捕、起訴した郵便不正事件の証拠品であるFDデータを改竄した動機について「見立てと整合しないFDが公判に持ち出されて紛糾することや、上司に報告していないことで叱責を受けて信頼を失うことを恐れ、『いやらしい証拠』であるFDの改変行為に及んだ」と指摘。「(FD元データが印字された)捜査報告書が作成されていなければ、村木さんに重大な不利益が生じる恐れがあった」と述べた。

 また、前田被告が逮捕直後から起訴内容を認め、深く反省している点など有利な事情に触れた上で、「検察官の有利な方向に証拠を改変した例を見ない犯罪。社会に与えた衝撃の大きさも重く考慮せざるを得ない」と実刑を選択した理由を述べた。大坪、佐賀両被告の初公判は今秋にも開かれる見通し。

 前田被告の話「判決を厳粛に受け止める。控訴するかどうか、弁護団と相談して決めたい」

 ◆検察は特殊な組織

 元厚労省局長の村木厚子さんの話「前田元検事は『申し訳ない』と責任を感じて反省しているように述べているが、国民に対して責任を感じているのではなく、検察庁という自分が所属していた組織に迷惑をかけたことを申し訳ないと言っているとしか思えない。検察庁というのは特殊な組織だと思う」

 村木さんの主任弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士の話「刑事裁判で『真相解明』ができるとはかぎらないことを改めて感じた。それでも、元特捜部検事という立場の人が、検事として取り扱った事件の処理で実刑に処せられたことの歴史的意味は大きい」

 最高検の小津博司次長検事の話「検察官が証拠を改竄するという刑事司法の根幹を揺るがす犯罪につき実刑判決が言い渡されたことを厳粛に受け止める。国民の皆さまに深くおわび申し上げ、検察の再生に全力で取り組んで参りたい」

【用語解説】押収資料改竄・犯人隠避事件

 障害者団体向け割引郵便制度の公的証明書を偽造したとして大阪地検特捜部が平成21年5〜6月、厚労省元局長=無罪確定=と同省元係長=公判中=を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕。この捜査で押収したフロッピーディスクのデータを事件の構図に合うように改竄したとして最高検は22年9月、証拠隠滅容疑で元主任検事を逮捕。同10月、改竄を隠蔽したとする犯人隠避容疑で元特捜部長と元副部長を逮捕した。

最終更新:4月13日(水)9時21分

1852片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/18(月) 22:16:56
この人に従来そういった徴候があったのかが気になる。
仮に居眠りでもよそ見でもないとして、病気への偏見はいけないが適切な理解と対処は必要なのでは。

歩道にランドセル散乱、クレーン車減速せず?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110418-OYT1T00594.htm

 ドーンという大きな音とともにクレーン車が集団登校中の小学生の列に突っ込んだ。

 栃木県鹿沼市で18日朝、市立北押原小学校4〜6年の児童6人が死亡した事故。歩道には児童数人が倒れ、血だらけのランドセルが散乱。目撃者によると「クレーン車は減速していなかったように見えた」といい、県警鹿沼署で調べている。

 「クレーン車は中央線をはみ出し、歩道を乗り越えて、集団登校していた児童の列の真ん中に突っ込んだ」。目撃した無職男性(54)は、そう話した。

 目撃した会社員の女性(54)によると、事故当時、道路を通行していた車は少なかったといい、「クレーン車はあまり減速せず、ブレーキを踏んでいなかったように見えた」と振り返る。運転手はクレーン車から降りて、「近くにいた人に『すみません、すみません』と謝っていた」という。

 北押原小に2人を通わせている母親(29)は、ドーンという大きな音を聞いて現場に駆けつけた。「歩道に血だらけのランドセルが散乱し、児童数人が倒れていた。茶色のつなぎを着た運転手が放心状態でウロウロしていたが、警察官にパトカーに乗せられ、連れて行かれた」と興奮した様子で語った。

 「ドドーンという大きな衝撃音がした後、グシャッと何かが崩れるような音がした」と現場近くの自動車整備工場で働く男性(51)は振り返った。男性が外に出てみると、「児童が泣き叫んでいた」といい、近くの歩道で登校の様子を指導していた同小の教諭が「大丈夫か」と児童に向かって大声で呼びかけていたという。

(2011年4月18日15時20分 読売新聞)

1853片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/20(水) 07:22:44
病気を抱えているのに薬を飲まずに運転したのが悪い、ということになりそうだが…そもそも…

クレーン車運転手、発作の可能性も 児童6人死亡事故
http://www.asahi.com/national/update/0420/TKY201104190653.html

 栃木県鹿沼市で登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込み、児童6人が死亡した事故で、自動車運転過失致死容疑で県警の調べを受けている同県日光市、運転手容疑者(26)が発作的な症状を伴う病気を抱えていた可能性があることが19日、捜査関係者などへの取材で分かった。

 県警は同日、自宅や勤務先から診察券や勤務記録など計24点を押収。容疑者の血液検査も行っており、今後、体調や生活状況、通院歴、勤務状況などを詳しく調べる。

 県警によると、容疑者は事故当時、「居眠りをしていた」と話しているという。現場近くでは「事故時はハンドルを抱くように突っ伏していた」という目撃情報もある。

 ただ、出発地の職場から現場までは約700メートルしかなく、県警はこの短い距離で居眠り運転に陥るのは不自然とみている。疲れや睡眠不足ではなく、何らかの病気による発作が生じた可能性を視野に捜査している。

 発表によると、容疑者は18日午前7時40分ごろ、同市樅山町の国道293号で、反対側の歩道を歩いてきた市立北押原小の児童の列に突っ込んだ疑いを持たれている。4年〜6年の6人が死亡した。現場は同小から北西に約170メートルの地点だった。


3年前も登校児童へ暴走 鹿沼6児死亡の容疑者
(4月20日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110419/500367

 鹿沼市樅山町の国道293号で登校児童の列にクレーン車が突っ込み児童6人が死亡した事故で、自動車運転過失傷害容疑で鹿沼署に逮捕された日光市大沢町、運転手容疑者(26)が約3年前にも、登校途中の児童をはね民家に突っ込む同種の事故を起こしていたことが19日、捜査関係者らへの取材で分かった。この事故で有罪判決を受けた容疑者は現在、執行猶予期間中という。

 容疑者は約3年前の2008年4月、鹿沼市御成橋町の国道で、変形の交差点を直進し、集団登校途中の当時小学5年生の男子児童を歩道上ではねた後、民家に突っ込んだ。被害児童は右足を複雑骨折する大けがを負った。

 はねられた児童の母親(38)によると、児童は友人2人と登校中にはねられたという。現在中学2年生の男児は「ものすごいスピードで突っ込んできた。とても怖かった」と振り返る。

 男児の母親によると、事故後、謝罪に来た容疑者は当時、「前の日に夜遊びをしていて(事故当時)居眠りしていた」などと被害者側に説明したという。母親は、6人が死亡した今回の事故を受け、「私たちの事故の反省が生かされていない」などと話した。

 また、車が突っ込んだ民家の女性(40)は当時、容疑者の親族から「(容疑者が)事故の前の日が休みで、夜遅くまで遊んでいて寝ていなかった」などと聞かされたという。「事故を目撃した人から『事故後、容疑者が意識がもうろうとした様子だった』とも聞いた。今回の事故とあまりに似ている」などと話した。


「持病の薬飲み忘れた」6人死亡事故の運転手
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110420-OYT1T00017.htm

 栃木県鹿沼市樅山町の国道293号で18日朝、集団登校中の同市立北押原小学校の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、自動車運転過失傷害容疑で逮捕された同県日光市大沢町、運転手容疑者(26)が、栃木県警の調べに対し、「持病の発作を抑える薬を飲み忘れていた」と供述していることが19日、捜査関係者への取材でわかった。

 県警は事故原因との関連について裏付け捜査を進めている。

 捜査関係者によると、容疑者は「てんかんの持病があるが、この日は発作を抑える薬を飲み忘れていた」と供述。また、事故直前にハンドルに突っ伏し、事故後もしばらく車内で動かないでいる姿が目撃されており、県警は発作を起こし、意識を失っていた可能性もあるとみている。

(2011年4月20日03時09分 読売新聞)

1854片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/20(水) 08:45:32
基本的には議員の身分に関わる事件を引用投稿してませんが、今回記事内容が気になったので。
>自民党公認で当選した稲村建男県議の陣営幹部は、「『飲食を伴う会合では出席者から半分以上の額をもらわなければダメだ』と強く言った」と話し、「岡部陣営は度が過ぎたのでは」とみる。
半分以上程度貰っておけば摘発は食らわないという暗黙知か経験則のようなものがあるのか?

県議選 2候補の関係者逮捕
2011年04月19日 石川
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001104190001

◆供応買収容疑 弟・支援者の2人◆
 10日に投開票された県議選に絡み、告示前に有権者に飲食接待をして投票などを依頼したとして、県警捜査2課などは18日までに、落選した候補者の親族ら2人をいずれも公職選挙法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕し、発表した。
 逮捕されたのは、会社役員元=宝達志水町今浜=と、会社役員梅=内灘町西荒屋=の2容疑者。元容疑者は羽咋市羽咋郡南部選挙区(定数2)で落選した自民新顔の岡部裕樹氏(46)の弟。梅容疑者は河北郡選挙区(定数2)で落選した無所属新顔の南和彦氏(45)の支援者。両容疑者とも容疑を認めているという。
 県警捜査2課などによると、元容疑者は3月13日夕から宝達志水町内の飲食店で、友人ら有権者十数人にすしや酒など1人数千円相当の飲食を1千円の会費で提供。裕樹氏への投票や票の取りまとめを依頼した疑いがある。元容疑者は陣営の出納責任者とみられる。候補者の裕樹氏も出席して「出馬するのでお願いします」などとあいさつしたといい、県警は裕樹氏からも任意で事情を聴いている。
 県警は18日朝から、裕樹氏の自宅や社長を務める会社などを家宅捜索。元容疑者を同容疑で金沢地検に送検した。
 梅容疑者は3月19日夜、津幡町内の飲食店で知人を通して集めた有権者十数人に数千円分の酒などを会費無料で提供し、南氏への投票や票のとりまとめを依頼した疑い。南氏も同席してあいさつをしたというが、南氏は県警の任意の事情聴取に「会費無料の接待とは知らなかった」などと話しているという。
 南氏の陣営関係者によると、梅容疑者は南氏の以前からの個人的な支援者だったという。
(黒田壮吉、大野晴香)
〜*激戦区「焦りか」「度が過ぎた」*〜
 現職1人と新顔2人が立候補し、激戦になった羽咋市羽咋郡南部選挙区。厳しい選挙で岡部裕樹氏の陣営を支えた弟・元容疑者の逮捕に、他陣営の関係者からは驚きや怒りの声が上がった。
 同選挙区で初当選した本吉浄与(きよと)氏の陣営幹部は「出馬表明が遅れて焦っていたのでは」と話す。引退する小倉宏眷(ひろみ)氏の後継者として、裕樹氏が出馬表明したのは1月21日。本吉氏よりほぼ1カ月遅れていた。
 自民党公認で当選した稲村建男県議の陣営幹部は、「『飲食を伴う会合では出席者から半分以上の額をもらわなければダメだ』と強く言った」と話し、「岡部陣営は度が過ぎたのでは」とみる。
 自民党県連の福村章幹事長は、今回の事件に「もし事実であれば遺憾で大変残念だ」とコメントした。

1855片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/20(水) 08:50:22
>>1854の文が間違ってました。
基本的には議員の身分に関わる事件「しか」引用投稿してませんが です。

個人事業主でも「労働組合法上の労働者」 最高裁が判断
2011年4月13日3時45分
http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY201104120393.html

 住宅設備のメンテナンス会社と業務委託契約を結ぶ個人事業主は「労働組合法上の労働者」に当たるか。劇場側と個人として出演契約を結ぶ音楽家の場合はどうか。二つの訴訟の判決で、最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は12日、いずれも「労働者に当たる」との判断を示した。

 企業が外注化を進め、個人事業主が急増する中で、判決は個人として働く人の権利を重視し、組合をつくって団体交渉する道を開いた。IT技術者やバイク便のドライバー、ピアノ教室や塾の講師など形式的には独立した事業主でも、働き方の実態によって労働者と認める先例となりそうだ。

 うち一つの訴訟を起こしたのは住宅設備会社「INAX」(現リクシル)の子会社「INAXメンテナンス」(IMT、愛知県常滑市)。製品の修理などを一定の資格をもつ「カスタマーエンジニア」(CE)に委託してきた。

 CEでつくる労働組合は2004年9月、労働条件を変える際には事前に協議することなどを同社に申し入れたが、拒否された。この対応を中央労働委員会が不当労働行為と認定し、団体交渉に応じるよう命じたため、同社が命令の取り消しを求めて提訴した。

 第三小法廷は、IMTがCEの担当地域を割り振って日常的に業務を委託していたことや、CEは業務の依頼を事実上断れなかった点を重視。「時間、場所の拘束を受け、独自の営業活動を行う余裕もなかった」として労働者に当たると結論づけた。

 09年4月の一審・東京地裁判決は労働者と認めたが、同年9月の二審・東京高裁判決は「業務の依頼を自由に断れ、いつ仕事をするかの裁量もあった」として労働者とは認めなかった。第三小法廷はこの二審判決を破棄し、IMT側敗訴の一審判決が確定した。IMTは今後、CE側との団体交渉に応じることになる。

 もう一つは新国立劇場(東京都渋谷区)のオペラ公演に出演する1年ごとの契約を結んでいた合唱団員をめぐる訴訟。ただし第三小法廷は、契約を更新しなかったことが不当労働行為かどうかをめぐり、審理を東京高裁に差し戻した。

 合唱団員の女性は1998年から5年間、毎年のオーディションに合格し、契約更新を続けた。しかし03年に不合格となり、女性が加入する労働組合が劇場側に団体交渉を申し入れたが、拒否された。

 一、二審判決は「労働者に当たらない」と判断したが、第三小法廷は「女性は公演に不可欠なメンバーとして劇場に組み入れられており、事実上、出演を拒めなかった」と判断した。(山本亮介)

    ◇

 〈労働組合法上の「労働者」〉 職種を問わず、賃金や給料などの収入によって生活する人を指す。憲法で保障される「団結権」「団体交渉権」「団体行動権」の三つの権利が認められる。このうち団体交渉権は、賃金や解雇などについて労働組合が使用者と交渉する権利のこと。労働組合法では、正当な理由もないのに使用者が労働組合の代表者との団体交渉を拒めば、不当労働行為になると定めている。

1856片言丸:2011/04/20(水) 16:48:08
3年前に小5はね、全損事故数回…6児死亡事故
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110420-OYT1T00532.htm?from=top

 栃木県鹿沼市樅山町の国道293号で18日、登校中の児童の列にクレーン車が突っ込み、児童6人が死亡した事故で、自動車運転過失傷害容疑で逮捕された同県日光市大沢町、運転手容疑者(26)が3年前にも小学生をはね、民家の外壁を壊す事故を起こし、執行猶予中だったことが20日、捜査関係者などへの取材でわかった。

 捜査関係者の話や裁判記録では、容疑者は2008年4月9日午前7時30分頃、鹿沼市御成橋町の国道121号で、登校途中に歩道を歩いていた小学5年生の男児を乗用車ではね、道路沿いの民家の外壁を壊した。男児は右足の骨を折るけがをした。容疑者は仕事に向かう途中で、「前日の仕事の疲れから眠気を覚えながらも車を運転してしまった」などと供述したという。この事故で、容疑者は自動車運転過失傷害罪で在宅起訴され、宇都宮地裁が08年11月に、禁錮1年4月、執行猶予4年の判決を言い渡した。

 また、容疑者が以前勤めていた会社の関係者は、08年の事故の前にも容疑者が車を全損させる事故を複数回起こしていたようだと話している。当時、容疑者は「タイヤがパンクして縁石に乗り上げた」「カーブでスピードを出し過ぎた」などと語ったという。県警関係者への取材では、容疑者は18日の事故について「居眠りをしていた」「持病の発作を抑える薬を飲み忘れた」と話している。

(2011年4月20日14時30分 読売新聞)

1857片言丸:2011/04/20(水) 17:55:53
四日市踏切事故:歯科医師、無罪主張 津地裁支部で初公判
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110420k0000e040061000c.html

 三重県四日市市で10年12月、車を運転中に持病のてんかんの発作で意識を失い、踏切待ちをしていた自転車3台に追突、電車にはねられた2人を死亡させたなどとして、自動車運転過失致死傷の罪に問われた同市羽津中、歯科医師、被告(46)の初公判が20日、津地裁四日市支部(福井健太裁判官)であった。被告は「これまで起きている間に発作が起きたことはなかった」などとして注意義務を怠ったとの起訴内容を否認、無罪を主張した。

 検察側は冒頭陳述で「医師から発作の説明を受け、運転を控えるよう指導されていたにもかかわらず運転をした」と指摘した。一方、被告は起訴内容の認否で「医師は眠気の副作用があると指導したと理解しており、運転を控えるべきだとは思っていなかった。運転中に発作が起きるなら運転していなかった」と主張した。

 起訴状などによると、被告は10年12月30日、同市羽津町の近鉄名古屋線の踏切で、電車の通過を待っていたさん(当時40歳)とさん(同23歳)、男性(23)の3人の自転車に乗用車で追突、線路内に押し出されたさんとさんを死亡させ、男性に軽傷を負わせたとされる。

 愛知県警運転免許課によると、道交法改正で02年から、てんかん患者の免許取得が条件付きで認められた。過去5年以内に発作がなく、今後起こる恐れがない▽過去2年以内に発作がなく、医師が一定期間発作が起こらないと診断している−−場合などに取得が可能で、いずれも医師の診断書が必要。【谷口拓未、工藤昭久】

毎日新聞 2011年4月20日 11時45分

1858片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/21(木) 08:53:49
これ、死亡事故やそれに近い重大事故でなければ病気を隠し通せたり病気のために初期段階で放免されたりするのかもしれないけど、そうすると幸運にも重大事故を起こさないことを祈るしかないことになるわけで。
事故を起こし・起こされ、泣く人をたくさん作りかねないような仕組みになってしまっている気がするのだが…。

運転中てんかん発作か 6人死亡事故の容疑者 県警見解
2011年4月21日5時0分
http://www.asahi.com/national/update/0420/TKY201104200695.html

 栃木県鹿沼市で登校中の小学生の列にクレーン車が突っ込み、児童6人が死亡した事故で、県警は20日、自動車運転過失致死容疑で調べを受けている運転手容疑者(26)=日光市=が、てんかんの発作を起こしたため、突然意識を失い、事故を起こしたとの見方を固めた。

 また、同容疑者の運転免許の取得や更新時の記録を調べたところ、義務づけられている病気の申告や診断書の提出をしていなかったことを確認した。てんかんの持病がある人でも、適正な申告と診断書にもとづけば免許を取得できる。

 同容疑者は、事故現場で自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕された。捜査関係者によると、同容疑者は「子どものころにてんかんになったが、発作を抑える薬を飲むのを忘れて、事故を起こしてしまった」との趣旨の供述をしているという。

 県警では押収資料や供述にもとづき、同容疑者が通う神経科の病院を確認。最近も発作を起こすことがあり通院していたとの状況から、同容疑者の説明に矛盾はないと判断している。

 2008年3月に横浜市鶴見区でてんかんの発作で意識を失い、2人を死傷させたとされるトラックの運転手がその後に有罪判決を受けている。県警はこの事故が今回の捜査の参考になるとして、捜査記録や裁判記録の照会も始めた。

 てんかんの持病がある人は以前は免許が取得できなかったが、02年6月施行の改正道交法で、(1)発作が再発するおそれがない(2)再発しても意識障害や運動障害がもたらされない(3)発作が睡眠中に限り再発する、などの場合は取得できるようになった。

 警察庁が公表している運用基準によると、「発作が過去5年以内に起こったことがなく、今後発作が起こるおそれがない」「医師が2年の経過観察をして発作が睡眠中に限り起こり、今後、症状悪化のおそれがない」などとした医師の診断書が提出されれば免許は取得できる。

 同庁によると、薬を飲むことで「発作が起きるおそれがない」場合も、免許は取得できるという。

     ◇

 独立行政法人国立病院機構静岡てんかん・神経医療センターの井上有史院長は「発作の症状がまだあったのならば、治す努力をして欲しかった。患者たちはやっと条件付きで免許証を手にできるようになった。しっかり治療すれば良くなる病気。多くの患者が発作を無くして免許証を取れるよう努力をしている中、病気に取り組む自覚に欠けていたと言わざるを得ない。法律を守って欲しかった。非常に残念」と話した。

 日本てんかん協会の月刊情報誌「波」編集長でもある粟屋豊・聖母病院副院長は「多くの患者は、専門医に相談して免許が取れるかどうか判断している。しかし、最近は不景気の影響で、就職する際に申告できずに入社し、車を運転せざるを得ない状況になる患者もいると聞いている。車の運転中に発作が起きると人の命を傷つける恐れがある。日中に意識障害を起こすような患者は自制が必要だ」と話す。

     ◇

 〈てんかん〉慢性の脳の病気。脳の神経細胞が無秩序に過剰に活動して発作が起こる。100人に1人がかかるとされるが、症状は個人差が大きい。意識を失うような激しい発作が起こる人から、体の一部のけいれんにとどまる人までさまざま。8割の人は薬で発作を抑えることができるが、2割は治療が難しい「難治性」だという。

1859片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/21(木) 09:15:46
栃木・鹿沼のクレーン車暴走:児童6人死亡 容疑者、持病隠し免許取得
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110421ddm041040210000c.html

 ◇勤務先にも伝えず

 栃木県鹿沼市で登校中の市立北押原(きたおしはら)小の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、逮捕された運転手の容疑者(26)=自動車運転過失致死容疑で19日送検=は、発作を伴う持病があることを隠して運転免許を取得していたことが、捜査関係者への取材でわかった。県警は事故と持病の因果関係について捜査を進めている。

 捜査関係者によると、容疑者の持病は薬を適切に服用していないと運転に支障をきたすことがあり、免許取得には一定期間以上発作を起こしていないなどの条件が課されている。しかし、容疑者は免許取得や更新の際に持病の申告をしていなかったという。

 また、08年4月にも鹿沼市内で登校中だった小学5年(当時)の男児を車ではねて重傷を負わせていたが、当時の取り調べでも「居眠りをしていた」などと供述し、持病の説明はしていなかったという。県警は20日、勤務先の「小太刀重機」(鹿沼市)にあった容疑者の車から薬など計27点を押収。事故時の健康状態や薬の服用状況を調べている。

 小太刀重機によると、容疑者は10年5月入社。3カ月の試用期間を経て、同年8月から正社員になった。年1回実施している健康診断で異常はなく、本人から持病についての申告もなかったという。副社長の女性(66)は「薬を持ち歩いているのを見たことはない。若いので病気があるとは思わなかった。面接の時に(大型特殊とクレーン運転士の)免許を持参したので大丈夫だと思った」と話している。

毎日新聞 2011年4月21日 東京朝刊

1860片言丸:2011/04/22(金) 21:17:30
原発賠償、避難費・出荷制限も補償…1次指針
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110422-OYT1T00829.htm

 東京電力福島第一原子力発電所事故の賠償範囲の指針を定める、政府の「原子力損害賠償紛争審査会」(会長・能見善久学習院大教授)の第2回会合が22日、文部科学省で開かれ、1次指針の原案が示された。


 政府の指示に基づいて避難した住民の避難費用や、出荷制限が指示された農家や漁業者の損害などを賠償の対象として認定する方向で一致。28日の次回会合で正式に了承される見通しだ。

 1次指針は、東電による仮払いを促すことが目的で、緊急性が高く、賠償の範囲として合意が得やすい対象が選ばれた。

 原案では、福島第一原発から半径20キロ圏内と、緊急時に屋内退避や圏外避難ができる準備を常に求める「緊急時避難準備区域」、1か月後までをめどに避難を求める「計画的避難区域」の損害について、〈1〉交通費や宿泊費などの避難費用〈2〉営業が困難となった場合の減収分〈3〉就労が不能となった場合(休業や解雇を含む)の給与減収分〈4〉家畜の死など、財物の価値の減少分や除染費用――などを賠償の対象に掲げた。

(2011年4月22日19時53分 読売新聞)

1861片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/27(水) 22:06:42
旧石川銀めぐる出資金訴訟、銀行側の控訴棄却
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110427-OYT1T00937.htm

 経営破綻した旧石川銀行(金沢市)の第三者割当増資に応じた株主が、同行と高木茂元頭取(75)ら当時の役員を相手取り、出資金約38億7800万円の返還を求めた訴訟の控訴審判決が27日、名古屋高裁金沢支部であった。

 山本博裁判長は、1審・金沢地裁で請求が棄却された株主2人の賠償金計520万円を新たに認定。1審の認定分と合わせて計38億7500万円を同行などに支払うよう命じた。

 同行の破綻を巡っては、高木元頭取ら4人が商法の特別背任罪に問われ、有罪判決が確定している。

(2011年4月27日20時16分 読売新聞)

1862チバQ:2011/05/13(金) 00:08:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000131-san-pol
大阪府、ヘンな条例改正しました「時代に合わぬ」
産経新聞 5月12日(木)15時38分配信

 大阪府は、映画館や野球場などの営業者に入場者のたん、つばを吐く行為をやめさせるよう義務づけてきた条例を62年ぶりに改正した。このほか、銭湯や温泉で屋外洗い場の設置を禁止してきた条例など、営業活動を規制してきた計7条例を改正。府担当者は「いずれの条例も時代や実情に合わなくなっていた」としている。

 一連の条例改正は、昨年8月、理容師の耳そり、耳掃除、鼻毛そりサービスを禁じる条例があることを報道で知った橋下徹知事が、「おかしなルールは改める」として、他の条例も含めて見直すよう指示したことがきっかけ。

 府は、営業活動に関わる26条例について、現状に合っているか、過度の規制になっていないかなどを点検。耳掃除を禁止してきた府理容師法施行条例を含め7条例を改正し、4月1日から施行した。

 映画館や野球場、音楽ホールなどの営業者側に、入場者の「たん、つば行為」をやめさせる努力義務規定を設けていたのは、府興行場法施行条例で、規定は昭和24年に策定された。

 「たん、つば」規制義務を撤廃することに、府の担当者は「もともと、興行場法自体に、場内を不潔にすることを禁止する規定がある」としたうえで、「時代も変わり、大阪でも映画館や劇場の入場者のマナーは、かなり徹底されてきている。条例で個別に縛る必要はない」ときっぱり。

 このほか、府公衆浴場法施行条例は、平成12年度から、利用者の体温低下の防止を目的に、銭湯や温泉など公衆浴場での屋外洗い場の設置を禁止していたが、事実上、有名無実になっていた。「利用者の判断で、寒くなれば湯船につかればいい話」(府担当者)と規制を撤廃した。

 カプセルホテルや簡易宿泊所などのベッドの段数を、「2段まで」としてきた旅館業法施行条例の全国唯一の規制も「転落防止対策さえとられていれば、条例でわざわざ規制する必要はない」として見直した。

 同条例は、ホテルでは中央暖房設備を必ず設置すると定めてきたが、小規模な空調設備が普及していることなどから、この規制も撤廃した。

 また、クリーニング法施行条例で月1回以上の消毒が必要としてきたクリーニング設備の消毒も、「適宜」と変更した。

1863とはずがたり:2011/05/20(金) 20:15:09

元東電関連社員の兄弟、30キロ圏内で空き巣
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110520-OYT1T00106.htm

 東京電力福島第一原発の30キロ圏内の福島県広野町で、住民が避難した民家からテレビなどを盗んだとして、警視庁麻布署は19日、いわき市在住の無職の男(23)(窃盗罪などで起訴)と弟(19)を住居侵入と窃盗の疑いで再逮捕したと発表した。

 同署幹部によると、2人は今年4月7〜8日、住人が避難し、無人になっていた広野町の会社役員男性(60)宅に侵入し、テレビや貴金属など計42点(計68万円相当)を盗んだ疑い。容疑を認め、「小遣いがほしかった」などと供述しているという。

 その後、盗んだテレビなどを東京都港区内の質店に持ち込み、事件が発覚。いわき市の無人の民家から現金などを盗んだ疑いで、4月27〜28日に同署に逮捕されていた。2人は以前、東京電力の関連会社に勤務したことがあったという。
(2011年5月20日09時49分 読売新聞)

1864チバQ:2011/06/03(金) 23:00:48
イミフメイ
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110603/dst11060319540011-n1.htm
義援金辞退の双葉町長「連帯責任で地元の理解得たい」
2011.6.3 19:53
 埼玉県加須市に避難中の福島県双葉町民が逮捕されたことを受け、町に直接寄せられる義援金を当面の間辞退する方針を決めたことについて、同町の井戸川克隆町長は3日、「非常に辛い判断だったが、町民が起こした不祥事のけじめとして考えた結果だ」と語った。

 井戸川町長は、すでに1日に申し入れがあった義援金を1件断ったことを明かした上で、「私たちは他に行くところがない。町民が連帯で責任を取らなければ、お世話になっている地域から理解されないと感じた。町民がここで生活していくために、あえて下した決断だ」と、涙をにじませながら訴えた。

 1日の町民集会で説明した際に町民から異論が出たことにも触れ、「国や東電からの補償も断るかのように勘違いした町民がいるかもしれない。説明不足の面もあった」と述べ、辞退はあくまでも一般の個人や企業からの義援金であることを強調した。

1865名無しさん:2011/06/08(水) 00:18:24
耐震計算偽造:小嶋被告・東京地裁判決

1866チバQ:2011/06/27(月) 19:09:39
>>1467とか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011062202000033.html?ref=rank

ネットカフェ個室はダメ!! 警察庁「児童買春の温床に」
2011年6月22日 朝刊


 プライバシーが保たれた空間で食事やインターネットを楽しめるネットカフェやマンガ喫茶の個室営業について、警察庁が「風営法の許可がない場合は違法」として今年4月、指導を強めるよう全国の警察本部に指示していたことが分かった。個室が児童買春などの温床になっていることを警戒しての措置。業界は「今の形での個室営業ができなくなれば、影響は計りしれない」と懸念している。 (加藤寛太)

 風営法は、外部から見通すことができない五平方メートル以下の個室で飲食を提供する営業は、都道府県公安委員会の許可が必要と定めている。許可を受ければ可能だが、午前零時以降の深夜営業ができなくなる。

 ネットカフェは、終電を逃したサラリーマンが宿代わりに利用したり、定まった住居を持たない人が仮住まいとして利用したりするケースも多い。都内でネットカフェのチェーン店を営む会社の役員は「席の九割は個室だ。個室、深夜営業、飲食のどれか一つでも欠ければ、客のニーズに応えられなくなる」と困惑気味だ。

 しかし警察庁は「児童買春やわいせつ事件の捜査で実際にネットカフェの個室が悪用されたケースがあった」と一歩も引かない構え。大阪府警は四月、五月と続けて、指導に従わなかった大阪市内の店舗を同法違反容疑で摘発した。

 チェーン店の役員は「個室の扉を透明にしたり、仕切りの高さを目線より低くしたりして対応するつもりだが、費用はかかるし、何よりプライバシーを重視する客足への影響が気掛かりだ」とした上で「われわれだけが狙いうちされているのでは。最近はやりの個室居酒屋も理屈は同じはず」とぼやいた。

 警察庁は「個室居酒屋でも風営法に反していれば指導の対象だ」としており、飲食店の個室営業をめぐって業界と警察のさや当てが続きそうだ。

1867チバQ:2011/07/08(金) 23:20:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110708-00000617-san-soci
検察改革 “がんじがらめ”に戸惑う現場
産経新聞 7月8日(金)23時1分配信

 証拠改竄(かいざん)事件など一連の検察不祥事から10カ月。笠間治雄検事総長の指揮のもとで進められてきた検察改革の概要が明らかになった。取り調べの録音・録画(可視化)やチェック機能強化に加えて、独自捜査優先主義からの“脱却”が示された特捜部。ただ現場には戸惑いもあり、新たなスタートは険しい道のりとなりそうだ。

 ◇検事総長は…

 「『独自捜査をしてこその特捜部』との考えには弊害があり、改めたい」

 笠間検事総長は8日の記者会見で、特捜部改革の真意をこう語った。

 東京地検特捜部に約15年間在籍し、数々の政界事件を手掛けた笠間検事総長。会見で“古巣”の問題点を、独自捜査の偏重にあると指摘。「軸足を財政事件に移すことでそういう傲慢(ごうまん)な考えをなくしたい」とし「政治家を捕まえるためだけの部ではない」と戒めた。

 国税など関係機関との協力で「検事の専門性も向上させ、日本国トータルでよい捜査をやっていきたい」と語り、「証拠があり、処罰価値がある事件を積み重ねれば、社会の励ましに支えられ強くなっていくだろう」と捜査の原点回帰を求めた。

 ◇現場は…

 改革に戸惑いを隠せないのは捜査現場だ。特捜部のある幹部は「世の趨(すう)勢(せい)だ」とため息をついた。

 改革策の中でも、全面可視化への反発は根強く、この幹部は「縦横のチェックで手足を縛られている上に、全過程の録画は、全裸になれと言われているようなものだ」と話した。

 また、独自捜査の縮小について、ある幹部は「独自捜査が縮小されても、バッジ(国会議員)を狙いたいという特捜部の意識がなくなることはない。国税などから情報を得ることは重要で、連携が深まることは歓迎している」と評価した。

 だが、可視化導入や証拠管理の徹底などで負担は大きく、「改革で仕事量は増える一方で、本来の仕事ができなくなっている」と不満を漏らす幹部もいる。

 ◇OBは…

 特捜部OBは改革をどうみているのか。

 特捜部に12年在籍した宗像紀夫弁護士は「前代未聞の不祥事の後だから、厳しい規制にならざるを得なかったのだろう」と理解を示しつつも、「がんじがらめの捜査チェックだ。これで現実に捜査がうまくいくのだろうか。検事の士気の低下を危惧する。取り調べの可視化を徹底し、上級庁の関与を強めれば足りるのではないか」と話した。

 また、元東京地検特捜部長の石川達紘弁護士は「事件をゼロから手掛けることで、捜査の厳しさ、恐ろしさを知ることができる。国税などからの告発事件ばかりをやっていては真の捜査能力は伸びてこない。独自捜査を軽視してはならない」と強調。「大阪地検特捜部の事件では、組織としてのチェック機能が働かなかったことが問題だった。現場を締め付ける改革よりも、最高検に洞察力のある人材を配置し、しっかり指導していくことが重要ではないか」と語った。

1868チバQ:2011/07/14(木) 20:52:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110714-00000301-playboyz-soci
警察の取締りでネットカフェから「個室」が消える
週プレNEWS 7月14日(木)14時59分配信

 終電を逃したサラリーマンなどにとって「都会の宿」となっているネットカフェやマンガ喫茶。しかし今年4月、警察庁が「風営法の許可がない場合は違法」として、指導を強めるよう全国の警察本部に通達を出していたことがわかった。個室が児童買春などの温床になっていることを警戒しての措置だが、ネットカフェ経営者らからは「客のニーズに答えられない」「死活問題」などという声が挙がっている。

 風営法に引っかかる「ネットカフェの個室」について、日本複合カフェ協会の若松修氏は「リクライニングシートやフラットシートに座った状態で視界がパーテーションにさえぎられ、外部から見通せないような個室を指します」と語る。そして、こうしたお店が無許可で「飲食」を提供すると摘発されるのだという。

「(風営法が定める『飲食』とは)個室で飲食することを想定して提供されるすべてです。ネットカフェの場合、フリードリンクもこれに該当します」(若松氏)

 しかし、今どきフリードリンクのない店などほとんどない。

「全国の警察が取り締まりを強化しようとしている違法店が街中に溢れているということです。ネットカフェは今後、警察の指導を受ければ『風営法の許可を取って深夜営業をやめる』か、『全個室の扉を取っ払う』か、『個室での飲食サービスを中止にする』かの3つのうちどれかを選ばなければなりません。取り締りの指示はすでに所轄の警察署に行き届き、私服警察官が内偵を進めています」(若松氏)

 なかでも、いち早く摘発に動き出したのが大阪府警だ。5月には大阪市中央区にあるネットカフェ3店が無許可で客にスナック菓子やチャーハンなどの飲食物を提供したとして、風営法違反で一斉摘発された。

 こうした大阪府警の取り締りに対する現場の反発は強い。その理由のひとつが個室営業を違法と判断する基準が曖昧な点だ。府内に店を構える会社の幹部Y氏がこう訴える。

「『外部から見通すことのできない個室』という点に明確な規定がなく、現場の警官によって言ってることがバラバラ。『扉に小窓をつければ問題なし』とするケースもあれば、『すべての扉を取っ払え』と言われるケースもある……。今回の取り締りは現場の警察官の裁量が大きいのです。つまり、彼らの機嫌を損なわせたらアウト。すぐ目をつけられて、対応しなければしょっぴかれます。この国は本当に法治国家なのかと思ってしまいますね……」

 大阪の経営者たちは“ネットカフェ狩り”に戦々恐々としている。また、警察の厳しい取り締りによって彼らの間に思わぬ事態が発生しているという。Y氏が語る。

「警察の目が行き届かなかったのか、まだ扉をつけたままの店が何店か残っています。そのため、警察の指導を受けて扉を取っ払った店がそっちに客を奪われてしまったんですね。そこで今、何が起きているかというと同業者同士の“通報合戦”です。『駅前のB店は未対応』『あそこのC店もだ!』などと、もうひどい状態です」

 警察庁の摘発を受け、いち早く違法店の摘発が始まった大阪では、すでにネットカフェから個室が消え、店同士の争いまで起きていた。こうした状況が日本全国に飛び火する日も近いだろう。

(取材/興山英雄)

1869チバQ:2011/08/22(月) 00:07:30
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110820/dms1108201527005-n1.htm
死体を傷つけ“性的快感”?愛知・岐阜猟奇殺人の深い闇2011.08.20
 愛知県豊川市で2006年、ベトナム人女性研修生のレ・ティ・リーさん=当時(24)=が死亡しているのが見つかった事件。岐阜県高山市のコンビニ店員、後藤明弘容疑者(46)が殺害容疑で逮捕されたが、その行動の異様ぶりが注目されている。所持していた写真のなかに複数の女性の遺体画像があり、殺害後に遺体を傷付けたものも含まれているというのだ。あまりの異常さに専門家からは「ネクロサディスト(死体加虐愛好家)」との関連を指摘する声が出ている。

 愛知・岐阜両県警捜査本部によると、レさんの死因は窒息死で、頭部には鈍器で殴られた痕があり、殺害後に胸や腹などに付けたとみられる複数の傷が確認された。腹部の傷は最大十数センチに達し、遺体に付着した唾液が後藤容疑者のDNA型の一部と一致したという。

 後藤容疑者は今年4月、岐阜県下呂市の県道脇で、コンビニ店の同僚だった長瀬まゆみさん(44)=高山市=の遺体が発見された際、岐阜県警の聴取を受け、任意提出した資料に、リーさんの遺体写真が含まれていたことから逮捕された。だが、資料のなかにリーさん以外の女性とみられる遺体もあり、事件は予想外の方向へと広がっていく。

 しかも長瀬さんの事件では、遺棄現場付近の道路に「白骨死体がこの下にあり。110番通報願う」とコーヒーフィルターに書かれたメモが見つかった。同容疑者が自らメモを置いた疑いが高く、劇場型の連続猟奇殺人の様相も呈してきた。

 ヒガノクリニック院長で精神科医の日向野春総氏は、後藤容疑者の精神構造について、「倒錯した異常性欲者、死体損壊で性的快感を得るネクロサディストの可能性が高い」とみる。

 「(一般にネクロサディストは)身体的コンプレックスを女性に指摘されたりしたことから、倒錯していくケースが多く、なかには、性器の大きさを風俗嬢に笑われたことをきっかけに、女性の性器を切り刻むことでしかエクスタシーを得られなくなった男性もいる」と解説する。

 こうしたタイプは、幼少期から動物を傷つけたり、殺したりする行為を繰り返す傾向があり、研究が進む米国やイタリアでは早い段階で精神科の治療を受けさせるなどの対策をとっているという。

 元警視庁捜査一課長の田宮栄一氏も「死体を傷つけ陵辱する“究極のサディズム”で性的快感を得るタイプ」とし、「性欲中枢と攻撃中枢が同時に満たされ、強烈な快感が脳内に焼き付けられているためタチが悪い。内向的で自己顕示欲が強いのもネクロサディストの特徴」と話す。

 後藤容疑者は定職に就かずコンビニのアルバイト店員として生計をたてていた。長瀬さんの遺体があった場所に残されたメモが同容疑者の行為だったとしたら、自己顕示欲の強さとも符合する。

 「日本のネクロサディストは人間関係を閉ざし、定職に就かない傾向があるため、あらかじめ見分けるのは難しい」と日向野氏。検挙され、初めて異常性格者だったと周囲が気づくことも少なくないというから不気味だ。

1870とはずがたり:2011/09/05(月) 17:23:21

渋谷・殺人未遂:「死刑になりたかった」複数の凶器所持
http://mainichi.jp/select/today/news/20110901k0000e040057000c.html
2011年9月1日 12時16分 更新:9月1日 13時1分

異臭騒ぎのあったライブハウスの入るビル=東京都渋谷区で2011年8月31日午後10時41分、梅田麻衣子撮影

 東京・渋谷のライブハウス「チェルシーホテル」にガソリンとみられる液体と催涙スプレーがまかれた事件で、大阪府茨木市春日5、無職、島野悟志容疑者(23)=殺人未遂と現住建造物等放火未遂容疑で現行犯逮捕=が「(殺すのは)誰でもよかった。大量殺人を起こし、死刑になりたかった」と供述していることが警視庁捜査1課と渋谷署への取材で分かった。島野容疑者が約10日前に上京したとみられることも判明。複数の凶器とマッチも所持しており、捜査1課などは、事前に事件を計画していた可能性があるとみている。

 捜査1課などによると、ガソリンを入れていたとみられる10リットル入りの携行缶も見つかった。缶からバケツに移し替えてばらまいたとみている。取り押さえられる際に島野容疑者は「殺してやる」と叫ぶなど興奮していたという。

 調べに対し、島野容疑者は「ガソリンをまいて火をつけ、人を焼き殺そうとした」と容疑を認めているという。捜査1課などは供述の一貫性などから責任能力はあるとみて、携行缶などの準備状況や上京後の足取りなどの確認を急ぐ。

 観客らによると、ライブハウスでは8月31日午後6時半から無料ライブが行われ、約100人が詰め掛けていた。事件直後は強いガソリンのにおいが充満し、全員が避難したが、路上に座り込む人もいるなど大混乱した。病院に搬送された10〜20代の女性6人と30代の男性店員の計7人が軽症を負った。

【山本太一、内橋寿明、小泉大士】

 ◇6年前には男児をハンマーで殴打

 島野悟志容疑者は6年前の05年4月、東大阪市で4歳男児の頭をハンマーで殴ったとして殺人未遂容疑で逮捕。今回と同様、無差別殺人の企図をうかがわせる供述をしていた。

 大阪府警によると、島野容疑者は「老人以外なら誰でもいいから殺したかった」「以前から殺人に興味があり、大量殺りくをしたかった」などと供述。かばんには他に牛刀、アイスピック、出刃包丁などが入っていた。

 大阪家裁は同年10月に中等少年院送致とする保護処分を決定。収容期間について「2年間を超える相当長期」との勧告を付けていた。【脇田顕辞】

1871とはずがたり:2011/09/20(火) 16:18:46

社説:法律家の育成 若い芽を摘まぬ工夫を
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110920k0000m070116000c.html

 裁判官や検察官、弁護士として社会で活躍する法曹の道を目指す意欲をそぐ状況が生まれている。

 一つは、法科大学院修了者を対象とした今年の新司法試験の結果だ。2063人が合格したが、合格率は23.5%で、過去6回で最低となった。政府は02年の閣議決定で年間合格者3000人程度との目標を掲げたが、大きく下回った。

 中でも、未修者(3年)コースの合格率は約16%にとどまり、法学部出身者向けの既修者(2年)コースの半分以下だ。

 司法改革を主導した政府の司法制度改革審議会は01年にまとめた意見書で、「幅広い教養と豊かな人間性」を掲げ、法律を学んだ経験のない社会人を含めて多様な分野から人材を集める方向性を打ち出した。

 だが、最近の新司法試験の結果を見ると、現実は理念からほど遠い実態にある。社会人向け夜間コースの拡充など、職業経験を経て法曹を目指す人たちを支える体制を、法科大学院全体として充実させてほしい。

 法科大学院教育の抜本的な見直しも必要だ。3分の1以上の大学院が1桁台の合格率にとどまる。教員のレベルを含め、教育の質に問題があると言わざるを得ない。

 法科大学院で勉強すれば、最終的に7〜8割の人が法曹の道に進めるというのが審議会の掲げた目標だったはずだ。このままでは、法曹志願者の減少に歯止めはかからない。

 文部科学省は、合格率の低迷が続く6校に対する来年度の補助金削減を決めた。既に他校との統合を決めている大学院もあるが、一定の淘汰(とうた)はやむを得ない。詰め込み的との批判がある試験内容の見直しを進める必要もあるだろう。

 今、さらに深刻なのは司法試験に合格し、司法修習を終えても就職難が待ち構えていることである。

 日本弁護士連合会によると、今秋就職予定の司法修習生の約4割が7月時点で進路が未定だ。弁護士事務所に就職できず、いきなり独立・開業する「即独」と呼ばれる弁護士も増えている。事件や裁判の処理をめぐり、弁護士倫理が問われる場面は多い。研修を含め、若い芽を弁護士会全体で支える体制作りが急務だ。

 東日本大震災で、被災者の法律相談など弁護士会は大きな役割を果たしている。弁護士過疎の解消も進む。とはいえ、国民の多様なニーズに応える質量ともに充実した司法の実現は、いまだ途上だろう。

 高齢化など時代の変化に対応して職域を拡大する道もあるはずだ。政府のフォーラムも法律家の育成について検討を始めた。縮み志向で小さなパイを前提とするのでなく前向きな議論を期待したい。

毎日新聞 2011年9月20日 2時31分

1872とはずがたり:2011/09/20(火) 16:21:48

司法修習生:卒業試験に24人が不合格 率は過去最悪に
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110824k0000m040058000c.html

 最高裁は23日、09年の旧司法試験に合格した司法修習生ら185人が今年7月に受けた卒業試験で、24人(約13.0%)が不合格になったと発表した。不合格率は、昨年7月の卒業試験の約12.6%を超え、過去最悪。

 卒業試験は連続3回まで受けられる。今回の不合格者のうち、10人は1回目、14人は2回目だったため、今後、審査で改めて修習生として採用されれば、11月に実施される新司法試験合格者の卒業試験を受け直すことができる。

 卒業試験の不合格率は00年代以降、増加傾向にある。司法修習期間の短縮や政府の法曹人口増加方針に伴う司法試験の合格者増が影響しているとみられ、修習生の「質の低下」が指摘されている。【伊藤一郎】

毎日新聞 2011年8月23日 19時49分

1873とはずがたり:2011/09/20(火) 16:23:43

新司法試験:合格率5回連続低下23.5% 過去最悪更新
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110909k0000m040043000c.html

 法務省は8日、法科大学院の修了者を対象とした6回目の新司法試験の合格者を発表した。合格者数は2063人(男性1585人、女性478人)で昨年より11人減。合格率は23.5%と5回連続で低下し、過去最悪を更新した。政府が02年に閣議決定した「合格者3000人」には今年も届かなかった。

 社会人経験者など法学部以外の出身者が多い未修者(3年)コースの合格率は16.2%で、法学部出身者向けの既修者(2年)コースの35.4%の半分以下にとどまった。

 受験資格は修了から5年間に3回。未修者コース1期生を含む06年度修了者は、資格を失う今回までに修了者の49.6%に当たる計2188人が合格。未修者に限ると39.5%だった。司法制度改革審議会の意見書(01年)は修了者の7〜8割の合格を目標としたが、これを下回った。新試験3回目で不合格になった受験者も1324人に上った。

 法科大学院全74校から過去最多の8765人が受験。合格者の最高年齢は60歳で平均年齢は28.5歳だった。出身法科大学院別の合格者は東京大が210人でトップ。以下、中央大176人▽京都大172人▽慶応大164人▽早稲田大138人の順で、上位5校の顔ぶれは昨年と同じ。合格率のトップは一橋大(57.7%)だった。【石川淳一】

 【ことば】新司法試験

 裁判官、検察官、弁護士の法曹人口拡大を目指して06年に始まった。合格率が2〜3%で受験技術偏重と批判のあった旧試験を改め、合格率を引き上げる狙いがある。旧試験は昨年で新規出願受け付けを終了。今年からは法科大学院修了者以外でも合格すれば新司法試験の受験資格を得る予備試験が実施されている。
 ◇薄れる制度改革の理念

 今年の法科大学院の入学者は3620人で、制度初年(04年)の5767人から4割近く減った。中でも社会人経験者は04年の2792人から7割以上減って764人。「幅広い分野の人材を法曹に受け入れる」という司法制度改革の理念は薄れつつある。

 「合格者3000人」の政府方針には遠く及ばず、合格率も低迷。高い学費を払って法科大学院を修了しても合格の確証はない。さらに、日本弁護士連合会によると、この秋に就職予定の司法修習生の4割が7月現在で進路未定。合格しても就職難が待ち構える。

 企業内弁護士を目指して建設会社を休職し、今回1回目で合格した立教大法科大学院修了の男性(30)は「預金400万円は使い果たした。一発合格できなければあきらめていた」と話した。独協大法科大学院を修了し、3回目で合格した男性(27)は「費用を親に負担してもらった。お金に余裕のある人しか勉強に集中できない」と話し、「弁護士になりたいが、就職難を考えると安心できない」と気を引き締めた。

 政府は「質量ともに豊かな法曹の養成を目指す司法制度改革の実現が困難になりかねない」と省庁横断のフォーラムを設置。法科大学院の教育の質向上などを議論している。【石川淳一、山田奈緒】

毎日新聞 2011年9月8日 19時31分(最終更新 9月8日 21時27分)

1874とはずがたり:2011/09/20(火) 16:23:56

司法試験の成績不振、法科大学院6校補助金減額
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110909-OYT1T00475.htm

 文部科学省は9日、今年の新司法試験の合格者発表で合格実績が振るわなかった6校について、交付金・補助金を減額することを決めた。

 中川文部科学相は閣議後の会見で「文科省としては、実績に基づき、合格率の低い法科大学院への交付金、補助金を減額していく」と述べ、引き続き見直しを進める考えも示した。

 文科省は昨年9月、乱立する法科大学院の再編・淘汰(とうた)を促す狙いから、低迷する大学院について2012年度予算から公的支援を減額する基準を公表。〈1〉合格率が全国平均の半分未満、または〈2〉その春の修了生の新司法試験の受験者が半分未満で、その合格率が全国平均の半分未満――の状態が3年連続し、大学院入試の受験倍率が2倍未満の法科大学院について、交付金・補助金を減額するとした。

 今年の発表の結果、大宮法科、東海、桐蔭横浜、関東学院、明治学院、大東文化の6校が削減対象に該当した。大東文化は69人が受験し、合格者はわずか2人で、合格率は3%にとどまった。
(2011年9月9日11時41分 読売新聞)

1875とはずがたり:2011/10/01(土) 21:57:57

暴力団排除条例 パンチやタトゥー社員も疑われる恐れ指摘
http://www.news-postseven.com/archives/20111001_32631.html
2011.10.01 16:00

「暴力団と交際しない」と施行された暴力団排除条例。国民や会社も処罰の対象となる。だが、困ったことに新法は適用のハードルがどんどん下がっていくのが常だ。セクハラやパワハラ同様、何でもかんでも「罪」になる危険性があると指摘するのは、危機管理専門家でリスク・ヘッジ代表の田中辰巳氏だ。

* * *
10月1日、東京都と沖縄県で暴力団排除条例が施行されたことにより、同条例は日本全国で出揃うことになった。

東京都(警視庁)は従来から『暴力団を恐れない』『暴力団に金を出さない』『暴力団を利用しない』を暴力団排除の三本柱としてきたが、条例の施行によって『暴力団と交際しない』という柱が新たに加わったのである。

この条例では、暴力団関係者を『暴力団員とその密接な関係者』と定義している点と、都民の責務として『暴力団排除活動に自主的に、かつ、相互に連携して取り組むこと』が定められている点に留意すべきである。

すなわち、密接な関係者とは誰のことか、その範囲を認識しておかなければならない。そして、この条例が暴力団だけではなく、都民(主に事業者)にも処罰を与えるものである、ということを認識しておかなければならない。

具体的に言えば、暴力団員の親族あるいは暴力団員の恋人や幼馴染みも、排除の対象としなければならないのか。そして、そうした人達の冠婚葬祭への出席や、街や学校などの行事(お祭りや父兄会や運動会)における接触まで敬遠するべきなのか。腹を固めておかなければならないのだ。

線引きは難しいものの、社会通念を軸にして判断し、迷ったら警察や暴力団追放運動推進都民センターに相談すれば良い。

しかし、困ったことに、法律や条例が施行されると、その適用は徐々にハードルが下がってくる。言い換えれば社会通念が変わるということだ。

例えば、1985年に男女雇用機会均等法が成立(翌年施行)し、1997年の改正(翌々年施行)でセクシャルハラスメント規程が創設されて以来、加速度的にセクハラのハードルは下がった。猥褻行為や卑猥な発言が対象とされていたものが、今では「結婚の予定はありますか」と女性の部下に聞くことすらボーダーラインとなった。

1876とはずがたり:2011/10/01(土) 21:58:19
>>1875-1876

2005年に労働安全衛生法が改正(翌年施行)され、メンタルヘルス対策が企業に義務付けられてから、パワーハラスメントも加速度的にハードルが下がった。人前で怒鳴るとか退職や左遷を口にするとかが対象とされていたものが、今では「君は暗いね」と部下に注意することすらボーダーラインとなった。

これらと同じような展開は、暴力団排除条例にも起きてくるに違いない。前述した暴力団員の親族の冠婚葬祭や、街や学校などの行事における接触も、大事をとって敬遠される可能性が高い。

それどころか、タトゥーを入れた社員がいる会社も、パンチパーマや茶髪の社員がいる会社も、常に疑いの目を持って見られかねない。しまいには、歓楽街に出かけることすら躊躇する時代が来るのかも知れない。これらは、暴力団排除条例の目指す着地点ではないのだが…。

そんなことになれば、ようやく出来た暴力団排除条例の存続すら危うくしてしまう危険性がある。それを避けるためには、各企業や各個人が自ら明確な判断基準を持つ必要がある。もちろん警察も明確に示していく必要がある。

私は、暴力団関係者とは『自らの意思によって暴力団員と親密な関係を維持している者』と定義している。また、排除すべきは、暴力団関係者に『有形無形な利益を与える行為』と『有形無形な利益を求める行為』であると考えている。

当然ながら、将来的に利益を与えたり、利益を得るために交際するのも排除されるべきである。また、交際とは言葉を交わすか否かとか、合う頻度というような形式的な事ではなく、心の絆の有無を指すものと理解している。

これに照らせば、島田紳助さんはアウトとしか言いようがないのである。加えて彼の引退会見には、重要な欠落があった。それは、自らの犯した過ちに関する謝罪の言葉だ。

例えば「全国の皆さん、そして私のファンの皆さんの中にも、暴力団の被害に遭われた方々は多数いらっしゃると思います。そういう方々にとって、私と暴力団との関わりが、極めて不愉快であることに思いが至りませんでした。心からお詫びを申し上げます」と謝罪したならば、印象は大きく違ったであろう。

暴力団排除条例は生まれたばかりである。暴力団対策法と同じように、様々な改正や判例によって完成されていくだろう。従って、都民には「この条例を皆で育てていく」という意識が必要なのである。

一方、暴力団排除条例は暴力団には厳しいものになるだろう。「差別だ」との意識を持つかも知れない。しかし、差別とは国籍や肌の色などの、『自分では変えられないこと』によって不利益を受けること。暴力団は自分でやめることができる。宗教や思想の団体でもない。ならば、差別ではないと言えよう。

1877とはずがたり:2011/10/02(日) 23:22:36

【山口組組長 一問一答】
(上)全国で暴排条例施行「異様な時代が来た」
2011.10.1 12:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111001/crm11100112010000-n1.htm

 暴力団への利益供与などを禁じる東京都と沖縄県の暴力団排除条例が1日、施行された。これにより、暴力団の資金源根絶を目的にした暴排条例が全都道府県で出そろった。日本最大の指定暴力団「山口組」の篠田建市(通称・司忍)組長(69)は条例施行を前に、神戸市灘区の山口組総本部で産経新聞の取材に応じた。一般の事業者にも暴力団との関係遮断の努力義務が課された都条例について、「異様な時代が来た」と批判したうえで、山口組の解散を明確に否定した。一問一答は次の通り。

 −−全国で暴力団排除条例が施行されるなど暴力団排除の機運が急速に高まっているが、どのように捉えているか

 異様な時代が来たと感じている。やくざといえども、われわれもこの国の住人であり、社会の一員。昭和39年の第1次頂上作戦からこういうことをずっと経験しているが、暴力団排除条例はこれまでとは違う。われわれが法を犯して取り締まられるのは構わないが、われわれにも親がいれば子供もいる、親戚もいる、幼なじみもいる。こうした人たちとお茶を飲んだり、歓談したりするというだけでも周辺者とみなされかねないというのは、やくざは人ではないということなのだろう。しかも一般市民、善良な市民として生活しているそうした人たちがわれわれと同じ枠組みで処罰されるということに異常さを感じている。先日、芸能界を引退した島田紳助さんの件は条例施行を前にした一種のデモンストレーションだったとしか受け止められない。われわれは日本を法治国家と考えている。俺自身も銃刀法違反罪で共謀共同正犯に問われた際、1審では無罪という微妙な裁判だったが、最高裁で実刑判決が確定した後は速やかに服役した。法治国家に住んでいる以上は法を順守しないといけないとわかっているからだ。今回の条例は法の下の平等を無視し、法を犯してなくても当局が反社会的勢力だと認定した者には制裁を科すという一種の身分政策だ。今は反社会的勢力というのは暴力団が対象だが、今後拡大解釈されていくだろう。

 −−身分政策というのは?

 われわれの子供は今、みんないじめにあい、差別の対象になっている。われわれに人権がないといわれているのは知っているが、家族は別ではないか。若い者たちの各家庭では子供たちが学校でいじめにあっていると聞いているが、子を持つ親としてふびんに思う。このままでは将来的に第2の同和問題になると思っている。一般の人はそういう実態を全く知らない。ただ、山口組というのは窮地に立てば立つほどさらに進化してきた。昭和39年のときもわれわれの業界は終わりだといわれていた。ところがそれから1万人、2万人と増えた。弾圧といえば語弊があるが、厳しい取り締まりになればなるほど、裏に潜っていき、進化していく方法を知っている。今後一層、襟を正すために勉強し、山口組は進化していく。だが、裏に潜ることは山口組としてはあまりよしとしていない。任侠を守っていこうとしているが、取り締まりが厳しくなればなるほど、潜っていかないといけなくなる。それを一番危惧している。暴排条例ができたこと自体はまったく心配していない。

1878とはずがたり:2011/10/02(日) 23:22:54

 −−今後、山口組をどのように運営していくつもりなのか。広域暴力団という形を捨てたり、解散したりする考えはないか

 山口組を今、解散すれば、うんと治安は悪くなるだろう。なぜかというと、一握りの幹部はある程度蓄えもあるし、生活を案じなくてもいいだろうが、3万、4万人といわれている組員、さらに50万人から60万人になるその家族や親戚はどうなるのか目に見えている。若い者は路頭に迷い、結局は他の組に身を寄せるか、ギャングになるしかない。それでは解散する意味がない。ちりやほこりは風が吹けば隅に集まるのと一緒で、必ずどんな世界でも落後者というと語弊があるが、落ちこぼれ、世間になじめない人間もいる。われわれの組織はそういう人のよりどころになっている。しかし、うちの枠を外れると規律がなく、処罰もされないから自由にやる。そうしたら何をするかというと、すぐに金になることに走る。強盗や窃盗といった粗悪犯が増える。大半の人たちはわれわれを犯罪者集団と突き放していることはわかっている。その一因が私たちの側にあるのも事実で、そうした批判は謙虚に受け止める。しかし、やくざやその予備軍が生まれるのは社会的な理由がある。そうである以上、俺にできることは、これまで以上の任侠道に邁進する組織にすることだ。ぜい沢を求めて、自分勝手な行動を取る者は脱落する。組員はごく普通に暮らせればいい。そういう人間を一つの枠で固めているから犯罪が起きにくいという一面もある。矛盾しているように聞こえるかもしれないし、なかなか信じてもらえないだろうが、俺は暴力団をなくすために山口組を守りたいと考えている。そのことはこれからの行いで世間にご理解を願うしかない。

−−世間の人は暴力団組員が「普通に暮らせればいい」と思っているとは思っていない

 これだけ締め付けられ、しかもこの不況下でぜい沢ができるわけがない。そもそもやくざをしていて得なことはない。懲役とは隣り合わせだし、ときには生命の危険もある。それでも人が集まってくる。昔から言われることだが、この世界で救われる者がいるからだと思う。山口組には家庭環境に恵まれず、いわゆる落ちこぼれが多く、在日韓国、朝鮮人や被差別部落出身者も少なくない。こうした者に社会は冷たく、差別もなくなっていない。心構えがしっかりしていればやくざにならないというのは正論だが、残念ながら人は必ずしも強くはない。こうした者たちが寄り添い合うのはどこの国でも同じだ。それはどこかに理由がある。社会から落ちこぼれた若者たちが無軌道になって、かたぎに迷惑をかけないように目を光らせることもわれわれの務めだと思っている。

 −−解散はしないというが、警察は暴力団の壊滅を目指しているし、一般市民もそれを望んでいるのではないか

 山口組は他の団体に比べて突出して規模が大きいので、警察は反社会的集団として指弾しやすいのではないか。3万、4万人の反社会的集団というと、警察にとって脅威になるというのは決まっている。警察も山口組を解散し、千人や2千人の組にばらばらにしたいと思っているのだろう。しかし、山口組の存在でわれわれの業界の治安が守られているという事実がある。山口組を解散し、80の直系組織が個々の団体になった場合、当然縄張り争いが起き、抗争事件が続発している九州のようになるのは間違いない。今はほとんど抗争事件は起きていないし、ほかの団体とも平和外交に徹してきた。だからこそ、山口組を維持することが俺の責任であり、義務であると思っている。ひとつ加えると、われわれは暴力団といわれている業界のなかではすごく紳士的だ。一般の人よりも長幼の序とか、そういうことは厳しく守られている。ホテルとか公共の場で徒党を組まないとか3人以上で歩かないとか、そういう面でも厳しくしている。

1879とはずがたり:2011/10/02(日) 23:23:19
>>1877-1879
−−しかし、過去にはたくさんの抗争事件が起き、一般市民が巻き添えになっているケースもある

 やくざがかたぎに迷惑をかけることは理由がどうあれ許されない。これには一分の言い訳もない。やくざと仲間内のけんかはつきものだったが、すでにそうした時代ではないと認識している。

 −−警察当局は山口組と、組長の出身組織の弘道会を集中的に取り締まっているが、どう考えるか

 山口組については、多少なりとも法に触れた者が多かったのだろう。法に触れた以上は検挙されても仕方がない。弘道会は山口組若頭の高山(清司被告=恐喝罪で起訴)に代替わりをして、もう6年になる。山口組というのは個々の組が山口組の綱領を守りながらも独立した組織になっている。弘道会がどういうことをしているか把握していない、というよりも関知していない。

 −−しかし、弘道会は「反警察」の急先鋒とされ、それが集中取り締まりの大きな要因になっている

 弘道会の会長は高山であり、本人が不在のときにうんぬんと述べるべきではないと思う。ただ、そういう捉え方をされるのは、組織の人数が増え、規模が大きくなったからではないか。弘道会という名前に求心力があるのかどうかはわからないが。昔から反警察ではない。地域で何かやるときは警察に協力することもある。例えば天皇陛下が来られる、著名人が来るから自粛しなさいといわれれば従っている。反警察といわれること自体驚いている。

 −−弘道会は警察の家宅捜索や職務質問の際に非協力的といわれている

 家宅捜索は、組員とトラブルになったところだけがテレビなどで放映されるので、そういうイメージがついているのだろう。山口組を含めて、6代目の体制になってからは警察に速やかに入り、調べてもらいなさいという姿勢をとっている。昔はどったんばったんやったりして殴られたりもしたが。

1880とはずがたり:2011/10/02(日) 23:23:36

(下)芸能界との関係「恩恵受けること一つもない」
2011.10.2 12:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111002/crm11100212000002-n1.htm

 暴力団排除条例の全都道府県での施行前に、神戸市灘区の山口組総本部で産経新聞の取材に応じた指定暴力団山口組の篠田建市(通称・司忍)組長(69)。条例に対する批判のほかに、資金源や注目される芸能界との関係についても言及した。一問一答の続きは次の通り。

 −−組長の服役中に暴力団情勢は大きく変化した。この間の組織の運営についてどう思うか

 社会不在の期間中は、若い者たちに非常に苦労をかけたと思う。山口組の歴史を守ろうと思うと、時代に即応した順応性が必要だ。執行部はそれに沿って対処しており、俺自身は満足している。時代感覚を的確に捉えていない、時代を上手に理解しなくて自分らの形だけを守ろうとしている旧態依然の感覚の者が落後していったというのは事実で、新旧交代が上手にできたと思っている。前よりも組織がまじめになった。時代に即応した組織づくりをして、俺自身というより本部として求心力を増した。みんなには感謝している。

 −−山口組は覚醒剤や不良外国人との接触を禁じているが、この方針を守り切れていない状況がうかがえる

 山口組は厳しく覚醒剤と不良外国人との接触を禁じている。実際、山口組が、薬物の売買や不良外国人との接触を本当にしているのならば、今以上に治安が悪化し、薬物も蔓延しているはずだろう。ただ、末端の組員の一部不届き者たちが禁止事項を破り、われわれの目を盗んで己の欲望を満たすために任侠道の名を汚していることは紛れもない事実。だから、せめてそういう組員を少なくしないといけないということで麻薬撲滅を標榜している。まず内側から浄化していかないといけないということだ。外部に対して撲滅なんておこがましいことを言っているわけではない。不良外国人たちは今、日本のやくざが行き過ぎだと思える法令、条例が施行されて以降、われわれが自粛している間に東京の池袋や新宿、渋谷、あるいは名古屋、大阪などのたくさんの中核都市に組織拠点をつくり、麻薬、強盗などあらゆる犯罪を行っている。これが今後、民族マフィアと化していったら本当に怖くなるだろう。こちらもおこがましいが、それらの歯止めになっているのが山口組だと自負している。中部地方の場合、麻薬は全部外国人がやっている。山口組の組員は一切やっていない。名古屋に錦という飲み屋街があるが、外国人を一人も入れていない。かつては外国人がいっぱいで薬物を売ったりしていたが、20年前に閉め出した。そうしたら新栄という街に流れた。全部閉め出したら、窮鼠猫を噛むで収拾がつかないのでそこだけは外国人に開放しているが、その地域の治安がものすごく悪い。外国人同士の抗争事件もここの地域だけで起きる。しかも外国人は10代の女の子を標的にしている。1人に薬を渡して、今度はその子らが友達に、と輪が広がっているため、麻薬犯罪の低年齢化が進んでいる。もしわれわれが組織的に麻薬に手を出したら、ある程度の矜持といったらおかしいが、子供には渡さない。しかし、外国人は売ってなんぼだから小学生だろうが全然関係ない。

1881とはずがたり:2011/10/02(日) 23:23:55

 −−窃盗や強盗などで摘発される組員が増えている。この状況についてどう考えるか

 景気、不景気に左右され、窃盗や強盗で摘発される組員も確かにいる。今後もそのような者が出るようであれば厳しく執行部に指導させていく。しかし、現役の組員はごく一部に過ぎない。新聞には摘発が増えているように掲載されているが、過去に破門、絶縁された者があたかも現役組員のように発表されているためだ。われわれの破門状の郵便消印を比べれば一目瞭然だ。

 −−破門した人たちの捕捉はしているのか

 ある程度はできるが、きりがない。彼らは1人では何もできないから、破門者同士が集まって徒党を組み、グループをつくっている。それが不良外国人と組んで窃盗をやったり、いろんな犯罪をしている。

 −−破門者はどれくらいいるのか

 人数ははっきりとわからないがかなりの数に上る。山口組の1次団体はともかく、2次団体や3次団体は10人くれば9人は破門になっている。厳しいからだ。だれでも組員になれるのではない。もうひとつ心配なのは暴力団排除の行方だ。暴力団を辞めさせるのはいい。しかし辞めた組員は食えない。元組員や前科者を雇ってくれる企業など現実にほとんどない。ましてやこの不況だ。となればすぐに金になる悪事に走る。コンビニ強盗、窃盗、薬物、ほかにもいろいろあると思うが、元組員となればわれわれが意見することもできない。しかも暴対法は指定暴力団を対象にしていて、組を抜けたこうした犯罪集団には何の効果もない。どこか矛盾しているのではないか。

−−それでは組の資金源はどういうものなのか

 基本は正業だ。揺すりたかりや薬物では断じてない。もともと、山口組の出発点は今でいう港湾荷役の人材派遣業だった。その後、芸能などの興業に進出した。昔から世の中に褒められない業種もある。遊興ビジネスなどがそうだが、そういう業種は確実な利潤が見込めないし、複雑なもめごとがつきものだから、大手の資本はリスクを嫌って進出しない。そうした隙間産業にやくざは伝統的に生息してきた。今も基本的には変わらない。建設関係などまっとうな仕事もあるが、今は暴力団と関係があるというだけでそうした仕事はできない。人材派遣も、飲食業もできない。どういう方法で正業が立つかと検討している。不良外国人は飲食店とかいろんなことやっているが、許可は得ていない。次から次へと変えていく。われわれもそうなっていくのかな、と思っている。悪に走ろうと思ったら、明日からでもできるが、任侠を標榜している以上、人の道に反することはしない。

1882とはずがたり:2011/10/02(日) 23:24:18
>>1880-1882
 −犯罪収益が資金源になっているのではないか

 われわれは泥棒や詐欺師ではない。オレオレ詐欺なんてとんでもない話だ。年老いた親の世代をだましたり、貧困ビジネスという食えない身寄りのない路上生活者をむしるようなことは断じて許されない。少なくとも山口組にそうした者がいれば厳しく処分する。そもそも山口組は下部組織からの上納金で毎月多額のお金を集めていると思っているのではないか。そんなことはありえない。山口組は経費として、全員でその月その月の頭割りで個人負担しているだけで、上納金なんて一切ない。

−−今、芸能界との関係が問題視されている

 昔は興行でかかわったが、今はもう、われわれが芸能界から恩恵を受けることは一つもない。何かあったら芸能人を呼んだりするやくざもいたが、もうほとんどいない。たまに昔から知っている芸能人とお茶を飲んだりすることはあっても、利益供与なんか一銭もない。むしろ、われわれは利用されている。芸能事務所などが仕事をとるために、どこそこの組と関係があるとうたっている。祝儀をあてにしてわれわれのところを訪ねてくる芸能人もいる。一般の人は利益を得ていると誤解している。今後、暴力団排除の動きが強くなるだろうが、われわれは関知しない。一連の流れで思うのは、暴力団排除キャンペーンは警察の都合ではないか。別にやくざ絡みの犯罪が増えているわけではないし、過去にもパチンコ業界への介入や総会屋排除などが叫ばれ、結局、警察OBの仕事が増えた。今回も似たような背景があるのではないだろうか。ともあれ、われわれは任侠に生きる者として、人としての矜持をわきまえ、人の尊厳を守り、いかなる逆風であろうとも揺るぎのない信念で若い者たちを指導していくつもりだ。

1883チバQ:2011/10/04(火) 20:00:51
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111004-OYT1T00021.htm?from=navr
実刑と執行猶予の中間導入…刑法改正案を提出へ

 法務省は3日、懲役や禁錮刑の一部を執行した後に残りを猶予する「一部執行猶予制度」の創設を盛り込んだ刑法改正案など関連法案を次期臨時国会に提出する方針を固めた。


 法案には、保護観察対象者にボランティア活動などの社会貢献活動を命じることができる規定も盛り込む。平岡法相が出席して同日開いた法務省の政務三役会議で決めた。

 一部執行猶予制度は、実刑と執行猶予の間の中間的な処遇として導入する。刑務所に初めて入る人のほか、3年以下の懲役や禁錮の判決を受ける薬物使用者に適用することを想定している。同省は、出所後も保護観察を続けて社会の中で受刑者の更生を図ることで、再犯防止を期待している。

(2011年10月4日18時57分 読売新聞)

1884とはずがたり:2011/10/06(木) 14:43:16

「不起訴、納得できない」 弁護士の妻、検審に申し立て
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20111006d

 秋田市の弁護士津谷裕貴さん=当時(55)=が昨年11月に自宅で殺害された事件で、妻良子さん(54)=同市=は5日、自分自身への殺人未遂容疑で告訴した無職菅原勝男被告(67)を秋田地検が不起訴処分(嫌疑不十分)としたのは不当として、秋田検察審査会へ審査を申し立てた。

 良子さんは同市山王の秋田弁護士会館で会見。「菅原被告に『旦那とあんたを殺しに来た』と言われて銃口を突きつけられ、どれほどの恐怖を体験したか想像してほしい。不起訴は納得できない」と訴えた。

 同席した代理人の松本和人弁護士は「市民の目線で、もう一度審査してほしい」と述べた。

 申立書は「事件について十分な捜査がされてない段階での不起訴処分は不当」と指摘。「銃口を向ける行為は明らかに殺人未遂であり、事実を否認した被告の供述は信用できない」などとしている。
(2011/10/06 09:01 更新)

1885チバQ:2011/10/14(金) 22:38:39
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011101400356
出入国審査、簡素化を検討=法務省
 平岡秀夫法相は14日午前の記者会見で、外国人の出入国審査の簡素化について検討する有識者会議を設置し、午後に初会合を開くと発表した。観光目的の短期滞在者の審査手続きを容易にしたり、手続きを端末操作で行えるようにしたりすることなどが議論される。今年度末までに中間報告、2013年に最終報告をまとめる予定。
 政府は「観光立国」を目指し、今年6月に策定した新成長戦略で、日本を訪れる外国人を20年初めまでに10年の約3倍の年2500万人にする目標を掲げた。平岡法相は「円滑な出入国審査を実現し、訪日外国人を増やしたい」と述べた。(2011/10/14-11:54)

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1886とはずがたり:2011/10/26(水) 20:37:51

四国唯一の法科大学院、合格者2人の苦戦
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111025-OYT1T01317.htm?from=navr

四国ロースクールの入試受験者数と司法試験の合格率
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/law/20111025-007461-1-L.jpg

 「地域住民の生活を支える法曹の養成」を理念に掲げ、四国唯一の法科大学院として7年前に創設された香川大・愛媛大連合法務研究科(通称・四国ロースクール、高松市)が苦戦している。

 今年度の司法試験では合格者数は2人、入学者数は10人と、ともに過去最低となった。東京や大阪で試験を実施するなどして学生の確保に躍起だが、有効な対策を打ち出せていない。

 ◆ワースト3◆

 四国ロースクールの今年度の合格者数2人は、全国ワースト3位。合格率もわずか5%で、全国平均24%を大幅に下回った。合格率が全国平均の半分以下となったのは、最近5年で3度目だ。

 入学試験の受験者数も減っている。ピークの2004年度には269人いたが、11年度は44人にとどまった。入学者数は過去最低の10人に落ち込んだ。

 四国ロースクールの中山充・研究科長は「合格率上位の大都市部の大学院を選ぶ『安全志向』が、学生の間で強い」ことが低迷の要因とみるが、「我々の教育の質が劣っているわけではない」と説明する。

 弁護士を目指して通っている遠藤理恵子さん(40)も「先輩たちの合格率が気にはなるが、環境は十分整っている」と話す。

 ◆再編圧力◆

 ただ、このままでは、運営が厳しくなるのは確実だ。全国で74校が乱立し、学校間の格差が激しい現状を改善するため、文部科学省が昨年、成績不振の法科大学院への補助金や交付金を減額し、再編を促す方針に転じたからだ。

 四国ロースクールは、減額基準をクリアする「入試の受験倍率2倍確保」を目標を掲げるが、抜本的な対策は見いだせていないのが現状だ。

 例えば、県外の入試会場として、これまでの東京、大阪に、12年度入試から愛媛も加えたが、愛媛で行われた前期試験の受験生は2人にとどまった。

 司法試験の合格率については、「一喜一憂すべきでない」として、数値目標は打ち出していない。基準の片方を満たせば減額の対象から外れることも理由にあるとみられるが、「文科省の基準を上回る成績を目指すべきだ」(四国弁護士会連合会法科大学院支援委員会の岡義博委員長)との指摘もある。

 姫路独協大(兵庫県姫路市)が学生募集を停止するなど、全国では撤退や統合の動きが出てきており、再編圧力が高まっている。学生だけでなく、学校側にも一層努力が求められそうだ。(田阪綾子)
(2011年10月26日18時14分 読売新聞)

1887チバQ:2011/10/31(月) 23:57:02
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111030/waf11103010310004-n1.htm
一斉立ち入りのクラブ全店が違法 大阪・ミナミ 府警などが警告、改善指示
2011.10.30 10:30 [westナビ]
 大阪府警保安課と南署は28日夜、大阪市消防局などと合同で大阪・ミナミの繁華街にあるクラブに一斉立ち入りし、風俗営業の許可の有無や防火対策の状況を調べた。合同立ち入りは初めて。

 ミナミ地区は、洋服店などが並び若者文化の発信地となっている「アメリカ村」を中心に、ダンスや音楽を楽しむクラブが多数ある。風営法の許可が必要で午前1時以降は営業できないが、早朝まで営業する無許可店も多く、府警は昨年12月以降、同法違反容疑で9店を摘発してきた。

 この日はクラブやライブハウス計12店に立ち入り、全店で違反を確認。府警は無許可の2店に警告したほか、消防局は避難経路に障害物がある店舗などに改善命令や指示を出した。市環境局は騒音を調べたが違反はなかった。

 保安課によると、ミナミで風俗営業の許可を受けているクラブは8店で、それ以外に無許可の疑いがある店が少なくとも17店あるとみられる。

 午後10時すぎ、スーツ姿の警察官や制服姿の消防局員らが列になって音楽が鳴り響く店内に立ち入りすると、クラブの関係者が慌ただしく応対に追われた。

1888とはずがたり:2011/11/02(水) 15:39:35

「給費制」廃止を了承=民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111101-00000152-jij-pol
時事通信 11月1日(火)20時50分配信
 民主党は1日、司法修習生に月額約20万円を支給する「給費制」を廃止し、無利子の「貸与制」に移行する政府方針を了承することを決めた。党の判断を一任されていた前原誠司政調会長が同日の政調役員会で報告した。
 前原氏は記者会見で廃止理由について、「私も父を亡くしてから奨学金を活用し、中、高、大学と学ばせてもらった。借りたものは返済することが法曹界に限らず基本だと思う」と説明。経済的な困窮者には返済猶予措置を講じると強調した。
 政府は貸与制移行のための法案を今国会に提出する方針だが、民主党内には給費制存続を求める意見も強く、法務部門会議で議論していた。

「給費制」存廃、前原氏に一任=民主
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201110/2011102500004&rel=y&g=pol

 民主党の法務部門会議は24日夜、今月末に期限が切れる、司法修習生に月額約20万円を支給する「給費制」の扱いを協議した。現行制度を継続する案と、無利子の「貸与制」に移行する案とで意見がまとまらず、25日に前原誠司政調会長に提出する報告書には両論を併記することになった。党としての判断を前原氏に委ねることも確認した。
 政府は8月、貸与制へ移行する方針を決めており、平岡秀夫法相も先にそのための法案を臨時国会に提出する考えを示した。しかし、民主党内に給費制継続を求める根強い意見があり、法案提出前に部門会議で改めて議論することになっていた。(2011/10/25-00:09)

1889とはずがたり:2011/11/02(水) 15:40:14

TPP参加「薄氷踏み破る」=輿石氏らに伝達−亀井氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011110200513

 国民新党の亀井静香代表は2日の議員総会で、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に反対の立場から、藤村修官房長官や民主党の輿石東幹事長に対して「野田政権は薄氷の上に成り立っている。平常心を失った外交対応で政権そのものが薄氷を踏み破ることがあってはいけない」と伝えたことを明らかにした。
 亀井氏はこの後記者会見し、民主党の仙谷由人政調会長代行が慎重派の動きを「信念か宗教的関心か」などと評したことについて、「とりまとめをする者がふざけたことを言ってはいけない。ふざけた立場で党内の意見をとりまとめようということ自体が間違っている」と批判した。(2011/11/02-15:03)

1890チバQ:2011/11/16(水) 01:02:49
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111115/chb11111521180002-n1.htm 無関係の中学生をネットに犯人として掲載 容疑の自称フリー記者逮捕
 千葉市若葉区で5月、市立若松中学校2年の男子生徒=当時(14)=が集団暴行を受けて死亡した傷害致死事件に絡み、無関係の男子中学生の顔写真などを犯人としてネット上に掲載したとして、千葉東署は15日、名誉毀損の疑いで、広島市東区矢賀、自称、フリー記者、藤原茂容疑者(40)を逮捕した。

 同署によると、藤原容疑者は「ネットで事件について調べていたら男子中学生のプロフィルサイトを見つけ、犯人だと思ってやった」と話している。

 逮捕容疑は5月17日午後6時45分ごろ、自分のブログ上に「千葉・中2暴行死逮捕4人写真公開」と題し、事件と無関係の中学3年の男子生徒(15)=千葉市=の顔写真と実名を掲載したとしている。

 この事件では、暴行に関与した同じ中学校の少年ら4人が少年院送致の保護処分となっている。
2011.11.15 21:18 [ピックアップ地方ニュース]

1891チバQ:2011/11/16(水) 01:08:10
>>1890
松本サリン事件でマスコミ関係者が名誉毀損で捕まったとか聞いたことないんですけど、どうなんですか?

1892とはずがたり:2011/11/18(金) 20:36:29
<裁判員裁判>初の全面無罪 高裁「逆転」見直しか 最高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000042-mai-soci
毎日新聞 11月18日(金)12時45分配信
 覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)の罪に問われて裁判員裁判で初の全面無罪となったが、2審で逆転有罪判決を受けた相模原市、会社役員、安西喜久夫被告(61)の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は弁論期日を来年1月19日に指定した。最高裁は2審判決を見直す場合に弁論を開くため、高裁判決が破棄される可能性が出てきた。

 安西被告は覚醒剤計約1キロの入ったチョコレート缶を成田空港に持ち込んだとして起訴された。缶の中身を認識していたかどうかが争点となり、1審・千葉地裁判決(10年6月)は「間違いなく認識していたとまでは言えない」として無罪。2審・東京高裁判決(今年3月)は「1審は証拠の評価を誤り、事実を誤認した」と懲役10年、罰金600万円を言い渡した。裁判員裁判の無罪を破棄して有罪とした高裁判決も初めてだった。

 最高裁司法研修所は09年3月の研究報告で裁判員裁判の控訴審について、「客観的な事実を見落としている場合などを除き、市民の判断を尊重すべきだ」としており、安西被告への上告審判断が注目される。【石川淳一】

1893とはずがたり:2011/11/28(月) 16:12:09

草津の医療観察法病棟計画 対話の住民自治、試金石
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/syuzainote/2011/111116.html
湖南総局・岩本敏朗
滋賀県精神医療センター内の医療観察法病棟建設予定地(草津市笠山8丁目)


 草津市笠山8丁目の県立精神医療センター敷地内に建設予定の医療観察法病棟をめぐり、隣接する大津市内の学区で、反対の声が上がっている。住民説明会の開催をめぐり住民と自治連合会、住民と県との間で深まった溝は、住民自治での「対話」の在り方に問題を提起している。

 医療観察法に基づく病棟は、殺人、放火などの重大な犯罪行為を犯したが心神喪失のため罪が問えない精神障害者を入院、治療する施設。現段階で京都での建設計画はないが、全国では10月現在で28カ所で開所、近畿ではほかに奈良に33床、大阪に5床が開設。滋賀県は昨年9月に計画を発表し、今年に入り23床という規模や設備が決まり、6月から草津養護学校などの隣接施設や地元、近隣自治会への説明が進められた。

 学区住民の問い合わせに対して県は「自治連を通じて要請を」と返答したため、住民は自治連に説明会開催を求めた。だが、それは今月になるまで開かれなかった。森本成美・学区自治連合会長(58)は「夏祭りの準備などがあり忙しかった」と話すが、開催が遅れたことに住民と自治連の間で溝が深まった。

 同学区での最初の住民説明会は、9月11日に、自治連ではなく、学区の社会福祉協議会と青少年育成会議主催で開かれたが、県からの説明を聞く場を実現するのには多大な労力を要した。着工が迫った時期での開催も、県への反発を強めることになった。説明会は300人もの参加者で満員になり、議論は紛糾した。

 県の説明にも問題がなかった訳ではない。当初、「患者が入院、通院中に他害行為を起こした例はない」と述べていたのが、後日の説明会では「通院期間中に5件の他害行為があった」と訂正されるなどし、「都合の良い情報だけを流しているのでは」という印象を参加者に与えた。県は、病棟の開設にかなう条件を持つ施設は県内で事実上、ここだけとし、「精神障害者の地域復帰のため必要」と力を込めて説くが、住民に響いているようには見えない。

 県による住民への説明は不安を取り除くためのもので、承認を得る場ではない。だが、年明けから付帯工事の着工という期限が迫る中での説明では、冷静に話を聞こうという雰囲気自体が生まれにくい。

 これまでの説明会への参加人数から見ても住民の関心は高い。1万人弱という学区全体の人口から見れば少ないかもしれないが、だからといって決して一部住民だけが声を上げている訳ではない。隣接学区から分離して5年目の新興自治連である同自治連合会の森本会長は、「県に対してきめ細かに説明していただくよう、要望していくつもり」とコメントした。一方の住民の方も「一部の人が情報を押さえ込む在り方ではなく、風通しのいい町をつくりたい」と話す。

 今回の問題は、対話の住民自治を築けるかの重要な試金石だ。県はこれから先、例えば精神障害者の当事者や家族の実情を知ってもらうことや、先行して開所した施設の情報提供を進め、より具体的に考えてもらうための材料を提供してはどうか。
[京都新聞 2011年11月16日掲載]

1894チバQ:2011/11/28(月) 22:44:50
1887

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20111128-00000024-nnn-soci
無許可営業のクラブ摘発 経営者ら2人逮捕
日本テレビ系(NNN) 11月28日(月)13時9分配信

 警視庁は27日未明、ナイトクラブを許可なく営業していたとして、東京・六本木の人気クラブ「クラブナインナイン」と「ガスパニックバー」を摘発し、経営者・脇田英徳容疑者(36)と、西端文規容疑者(35)を現行犯逮捕した。

 「クラブナインナイン」は09年も無許可営業で摘発されていた。摘発当時、2つの店には計約150人の客がいて、六本木は騒然となった。

1895チバQ:2011/11/28(月) 23:14:20
>>1894
だいたい クラブで許可とってるとこなんて、ほとんどないし。
昭和の風営法と、裁量警察のほうがよっぽど問題じゃ

1896チバQ:2011/11/30(水) 20:28:25
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111130/kyt11113002070000-n1.htm

風呂の温度70度に変え同僚嫌がらせ 京都刑務所、副看守長を懲戒処分
2011.11.30 02:06
 他の看守らへの嫌がらせのために入浴場の給湯器の温度を70度に変えて業務を妨害するなどしたとして、京都刑務所(京都市山科区)は29日、男性副看守長(52)を減給100分の20(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 刑務所によると、副看守長は6月23日〜8月5日、7回にわたり、所内にある入浴施設のボイラー室で、給湯器の設定温度を40度から70度に変えたり、0度に変えたりして、入浴業務を妨害した。

 いずれも受刑者の入浴前に入浴係の別の看守らが設定温度が変更されているのに気づいたため、やけどを負うなどした受刑者はいなかった。

 不審に思った刑務所が8月上旬、ボイラー室にビデオカメラを設置。同月30日に副看守長が給湯器の操作パネルをたたきつける場面が映っていた。このため副看守長を問いただしたところ、設定温度を変えていたことを認めた。

 副看守長は「入浴係の若い看守らの仕事ぶりが不満でやってしまった」などと話しているという。

1897チバQ:2012/01/02(月) 22:45:36
http://www.asahi.com/national/update/0102/TKY201201020165.html

2012年1月2日21時35分
平田容疑者、まず警視庁訪れる 「警官指示で署へ」
 平田容疑者が丸の内署に出頭する前、東京・霞が関の警視庁本部を訪れ、庁舎前で警備のために立っていた機動隊員に名乗り出ていたことがわかった。平田容疑者はその場で身柄を拘束されず、機動隊員の指示で同署に1人で向かったという。

 捜査関係者によると、平田容疑者は機動隊員から「近くに丸の内署や交番があるからそこへ行くように」と言われたという。その後、約650メートル離れた同署の前に立っていた署員に名乗り出たという。本部からは歩いたとみられる。

 平田容疑者は髪は伸びていたが整形はしていないとみられ、顔の特徴や体形は手配時とほとんど変わっていなかった。

 警視庁警備1課によると、この機動隊員は「手配されているのは知っていたが人相が違っており、悪質ないたずらだと思った」と話しているという。同庁は、機動隊員の対応を含め出頭の経緯についても調べる方針。

1898チバQ:2012/01/22(日) 21:12:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120122/trl12012220480002-n1.htm
矯正の現場の苦悩と希望 全国一の過密女子刑務所・和歌山刑務所ルポ かつては麻原彰晃死刑囚の妻も 
2012.1.22 20:43 (1/3ページ)

和歌山刑務所の単独室。現実には2人がここで寝起きをともにする(池田美緒撮影)
 全国的に受刑者数が減少傾向にある中、女性受刑者は増加を続けている。全国8カ所の女子刑務所はいずれも定員を上回っており、なかでも近畿唯一の女子刑務所、和歌山刑務所(和歌山市)は全国一の収容率。慢性的な過剰収容状態で受刑者を更生させるには課題も少なくない。過去にはオウム真理教の麻原彰晃死刑囚=本名・松本智津夫=の妻や、松山市のホステス殺害事件で時効直前に逮捕された犯人も収容されていた和歌山刑務所。見学会に参加すると、矯正の現場の苦悩と希望が垣間見えた。(池田美緒)


定員オーバー


 畳3畳と1畳分の板間からなる一室。板間にはこぢんまりとした流し台が据え付けられ、その横には小さなブラウン管のテレビが置かれている。一見すると質素なアパートの一室のようでもあるが、窓の鉄格子が、ここが刑務所であることを雄弁に物語っていた。

 敷地面積約3万7千平方メートルの和歌山刑務所の一角。2階建ての寮には、このような単独室が1階だけでも42室並ぶ。

 問題は、この単独室すべてに、2人ずつが収容されていること。2組の布団を並べて敷けば、端が重なり合う。狭い空間で他人同士が暮らせば、ストレスもたまりトラブルも起きる。

 「反省を深められるように、夜は1人の時間を設けてあげたいのに」。処遇部長の赤間ひろみさんはこう話す。和歌山刑務所では、大半の部屋が定員オーバー。24平方メートルしかない6人部屋も、今は8人で使う。

 ピーク時には500人の定員に対し、受刑者数は680人にも達した。増築された他の刑務所に受刑者を移送するなどして徐々に改善されてはいるが、抜本的な解決の見通しは立っていないという。


足りない刑務官


 2階建ての広々とした工場棟では、薄い灰色の作業服を着た受刑者が黙々と紙袋や手袋、洗濯ばさみを作る刑務作業に勤しんでいる。居並ぶ約150人の受刑者を、高い台の上から監視する女性刑務官が見えた。見る者と見られる者の、緊張感が漂っていた。

 なかなか減らない受刑者に対し、足りないのが刑務官。和歌山刑務所では10人の定員割れだ。「育てても激務で辞めてしまう人も多い」と赤間さんはこぼす。

 女子刑務所ゆえ、受刑者に直接対応する部門の職員105人のうち、男性は3人だけ。受刑者の平均年齢が46歳なのに、81人の看守は平均24・3歳で、親と子ほどの年齢差がある。

 昼は80人1班の作業グループを2人で、夜は1人で約40室ある2人部屋を担当する。「もし一斉に出てきて襲われたら…」。実際、平成22年4月には工場棟で、刑務官が受刑者に背後からパイプいすで頭を殴られる事件も起きている。

 一瞬も気を抜けない勤務が続く彼女らを支えているのは、受刑者の更生への願いだという。


地域の支え


 近隣からは疎まれがちな刑務所だが、和歌山刑務所には地域の温かい支えがあるという。

 正門を入ってすぐの駐車場脇には、職業訓練用の外来美容室がある。部外者も自由に出入りでき、美容師資格を取得した受刑者3人が、訪れた市民の髪にはさみを入れる。大きな看板はないが、客足は絶えない。講堂には、母の日に近くの児童施設から贈られた「お母さんありがとう」の寄せ書き。庶務課長の津野修一さんは「受刑者みんなの励みになる」と喜ぶ。

 「収容人員の問題は厳しいが、思うように環境が整わないのもまた、社会。ここでの共同生活を社会復帰のきっかけにしてほしい」と願いを込めた。





 受刑者数と収容率 矯正統計年報などによると、全国の受刑者の総数は平成5年から毎年増加し、18年に7万496人でピークとなったが、その後は減少に転じた。一方で女性受刑者はその後も微増を続けており、22年の総数は4646人。また22年に新たに刑務所に入った女性入所者数は2206人で、4年の約2・4倍に達している。

 こうした状況を反映し、22年末段階での刑務所全体の受刑者収容率は90%なのに対し、全国8カ所の女子刑務所の収容率は120%。なかでも和歌山刑務所は130%を超え、最も過密度が高い。

1899とはずがたり:2012/01/23(月) 14:46:45

奈良警官発砲:被告2警官、正当性あったと無罪主張
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120123k0000e040146000c.html

 窃盗容疑で追跡中の乗用車に発砲し、助手席にいた高壮日さん(当時28歳)を死亡させたとして、付審判決定により殺人と特別公務員暴行陵虐致死の罪に問われた奈良県警の警官2人に対する裁判員裁判の初公判が23日、奈良地裁(橋本一裁判長)で始まった。2被告は「一般人と警察官を危険にさらして逃走していた者への発砲で、正当な行為だった」として無罪を主張した。付審判決定による裁判員裁判と、警官の職務上の発砲行為が殺人罪に問われた裁判はいずれも全国初で、市民が警官発砲について初めて判断する。

 被告は当時巡査部長の萩原基文警部補(35)と同巡査長の東芳弘巡査部長(35)。

 起訴状に当たる付審判決定によると、2被告は共謀し、03年9月10日午後6時45分ごろ、奈良県大和郡山市の国道24号で、高さんを公務執行妨害などの疑いで現行犯逮捕しようとして拳銃を発砲し、それぞれ1発ずつ後頭部と首に当て、約1カ月後に死亡させたとされる。公判では殺意の有無や発砲の正当性の有無などが争点となる。

 検察官役の指定弁護士側は冒頭陳述で、助手席側ドアの横から至近距離で発砲したとし、「(2被告は)発砲してでも運転を止めるしかない、場合によっては頭部に当たってもやむを得ない、と思った」と殺意を主張。また「渋滞だったうえに多数のパトカーもいて、逃走は事実上困難だった。(発砲しなくても)車は止められた」と訴えた。

 一方、弁護側は冒頭陳述で、逃走経路の地図とイラストなどを裁判員らに提示。「窃盗容疑の事件現場周辺から20キロ以上逃走し続け、時には時速百数十キロの猛スピードを出した。信号無視も繰り返し、一般車両と接触事故を起こしながら逃げた」とし、「常軌を逸した暴走ぶりで、車を凶器として扱っていた」と強調。「警官や市民の命を守るため、発砲しかなかった」として拳銃使用は適法だったと訴えた。

 付審判は、公務員の職権乱用など八つの罪について、検察庁に告訴・告発しても起訴されなかった場合、告訴人らが裁判所に審判を開くよう請求できる制度。検察官が身内意識から不公平な判断をするのを防ぐ狙いがある。【岡奈津希、大久保昂】

毎日新聞 2012年1月23日 10時33分(最終更新 1月23日 13時45分)

1900チバQ:2012/01/30(月) 21:40:07
>>1866>>1868
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120130-00000167-yom-soci
ネットカフェにのぞき窓、利用者に戸惑い・不満
読売新聞 1月30日(月)10時59分配信


拡大写真
個室内が見えるようドアの一部が透明化されたネットカフェ(愛知県一宮市で)=尾賀聡撮影

 愛知県内のインターネットカフェやマンガ喫茶の全店舗で、個室ブースの違法な密室状態が解消されたことが、愛知県警の調べでわかった。

 「密室」が犯罪の温床となるのを防ごうと、愛知県警は昨年、風俗営業法の「区画席飲食店」の規定を厳格に適用し、個室内が外から見えるように改善を指導。各店舗は個室の扉を撤去したり透明にしたりするなど、対応を図った。ただ、プライベートな空間が人気の一因だっただけに、店や利用者には戸惑いも広がっている。

 ◆愛知県警が指導

 「誰かに見られているようで落ち着かない」。同県一宮市のネットカフェを利用していた岐阜県羽島市のアルバイト男性(32)は不満げだ。この店は昨年9月、全70部屋のドアの一部(縦約20センチ、横約30センチ)を全て透明なガラスに切り替えた。通路からは、室内の客の姿はもちろん、パソコンやテレビ画面まで見て取れる。

 カップルで訪れた一宮市の会社員男性(20)も「店員が通路を通るだけでも気になってしまう」。男性店長(39)は透明化を維持するとしつつも、「室内が見えにくい店に客が流れてしまいそう」と不安を隠さない。

 県警は昨年7〜8月、風営法に基づき、県内で把握している計316店に立ち入り調査を実施。うち234店が無許可だったことを確認し、許可を取得するか、室内が見えるようにするなどの改善を指導した。

 これを受け、222店は個室の扉について〈1〉小窓を付ける〈2〉高さを下げる〈3〉撤去する――などの対応で適法化を図った。許可を得た場合は原則、午前0時以降の営業は出来なくなるため「売り」である24時間営業を維持しようと、透明化を選択した格好だ。残る12店は昨年末までに廃業した。

1901チバQ:2012/02/14(火) 00:38:00
http://news.livedoor.com/article/detail/6274877/
池袋のクラブハウスに警察が大規模なガサ入れ、参加者たち怒り露わ2012年02月13日13時55分

提供:トピックニュース

85コメント11日、池袋のクラブへ警察による大規模な麻薬捜査が入ったことが、ツイッターやネット掲示板で話題になっている。

捜査が入った池袋のクラブ「BED」では、11日の23時からHIPHOPイベントが行われていたが、このイベントの最中に大規模な覚せい剤の捜査が入り、約150人ほどの客が搬送され、尿検査を強制されたという。しかし、尿検査で覚醒剤反応が出た者はなく、その現場に居合わせていた者たちが捜査の状況をツイートし、怒りを露わにしていた。

ツイッターを見て、一連の騒動を知ったネットユーザーたちからは、「ひどい話だ」「警察は何しにきたんだ? 捜査の仕方に問題ありだろ」「ほんとに覚せい剤をやってる奴がいたならともかくだけど、居なかったなら警察もちゃんと謝らなきゃだめだよなぁ」「税金無駄遣いして終わったか」など、捜査のやり方に疑問の声が相次いだ。

また、ツイッター上に見られた当事者たちの発言によると、男女同室で尿検査をしたことや顔写真以外に検査中の写真まで撮影されたことが明かされ、ツイッター上で大きな批判を呼んでいる。

中には、「営業妨害、人権侵害、身体捜査令状無しでの偽任意尿検査等、むしろ早まって法律を犯したのは警察側」といった意見が出るなど、東京都公安委員会や監査室へ苦情提出を呼びかけるユーザーも。警察の捜査手法が問われる新たな展開へと発展する可能性もある。

1902チバQ:2012/02/14(火) 01:21:27
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001202130004
SMクラブで全裸 摘発したら・・・
2012年02月12日

■警察官、容疑で逮捕 札幌・ススキノ


 札幌市の繁華街ススキノのSMクラブ内で全裸になったとして、札幌中央署は11日、札幌厚別署留置管理課の巡査長泉沢有俊(なおとし)容疑者(28)=同市厚別区厚別中央3条2丁目=を公然わいせつの疑いで現行犯逮捕し、発表した。「裸でいたのは間違いない」と容疑を認めているという。


 札幌中央署によると、泉沢容疑者は11日午前1時25分ごろ、同市中央区南5西5のSMクラブ「クラブパティオ」で、男女約15人の客の前で全裸になった疑いがある。ステージ上で、女性従業員に赤いロープで縛られていた。初めは身分を明かさず、逮捕後の取り調べで警察官であることがわかったという。勤務時間外だった。


 道警監察官室の奥村稔室長は「警察職員が逮捕され、誠に申し訳ありません。事実関係を調査し、厳正に対処してまいります」とのコメントを出した。


 また、同署は、店を経営する田中貴子容疑者(46)=同市白石区本通11丁目=を風営法違反(無許可営業)容疑で現行犯逮捕し、発表した。店内で11日未明、女性従業員に男性客をロープで縛るといった行為をさせ、無許可で風俗営業をした疑いがある。

1903チバQ:2012/02/14(火) 01:22:29
http://www.j-cast.com/2012/02/13122023.html
「屈辱的な尿検査だった!」 池袋のクラブ「ガサ入れ」に不満
2012/2/13 20:24
東京・池袋のクラブに警視庁の家宅捜索が入り、屈辱的な尿検査を受けたとツイッターで不満が広がった。

事件を内偵していた可能性があるが、警視庁は「捜索のあるなしを含めてノーコメント」と言っている。

約150人も採尿させられ、大混乱に?
「警察の車両が何台も停まっていて、騒然とした雰囲気だったと夜勤の人から聞きました。パトカーばかりでなく、検挙用のバスもあったそうですよ」
近くの小売店の店員は、2012年2月12日早朝にあったとされる家宅捜索の様子をこう話す。

池袋のこのクラブでは、前日深夜からインディーズ系のヒップホップ集団によるライブが行われていた。

いち早く「ガサ入れ」の実況中継をしたのは、クラブのDJなどをしている男性だ。ツイッターで「ガサくらった。俺ら護送車で渋谷に搬送されてる」と12日の午前5時過ぎにつぶやいたのだ。

その後、クラブの客らとみられるツイートが相次ぎ、ネット上で波紋が広がった。

それらによると、ライブ中の店内は客らの押し問答などで大混乱した。その様子はツイッター上で写真紹介され、緊迫した空気が伝わってくる。客らは次々に警察の護送車に乗せられ、約150人もが渋谷署などで尿検査を受けさせられたという。

ツイッターには、「覚せい剤(採尿)」と書かれた書類や検査キットの写真もアップされている。警察では、写真を撮られたり指紋を採取されたりした人もいたそうだ。警察官3人に囲まれ、その監視する前で採尿させられたと訴えるケースもあった。

前出の男性らによると、採尿させられた全員が薬物反応はなく、シロとわかったという。

「捜索のあるなしを含めてノーコメント」
「最悪だよ。しつけー。根拠のないやつまで取り調べ」「屈辱的な人生初の尿検査させられましたぁ〜(><)」「大好きな人たちと大好きな空間を奪うな」
客らとみられるツイートには、こんな不満が渦巻いている。中には、営業妨害や人権侵害などで東京都公安委員会に苦情を申し出ようという提案もあった。

ネット上では、こうした訴えに同情する声もある。「とばっちりすぎるなこれ」「居なかったなら警察ちゃんと謝らなきゃだめだよなぁ」といったものだ。一方で、「クロがいると確信する何かがあったんじゃないか?」「警察に憤るより身内にチクったやついるんだから 探したらいいのに」といった指摘も出ていた。

このクラブは、2012年2月13日のイベントを中止することをツイッターで明らかにした。家宅捜索による影響なのかは、はっきりしていない。

警視庁の広報課では、取材に対し、「捜査中の事件は発表していません。広報するような案件ではないですので、その件は一切発表していないです」といい、「捜索のあるなしを含めてノーコメント」だとしている。

1904とはずがたり:2012/02/21(火) 16:16:22

海保に捜査・逮捕権付与へ…離島での不法侵入等
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120221-00000685-yom-pol
読売新聞 2月21日(火)14時35分配信

 政府が2010年の沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件などを受け、今国会に提出する海上保安庁法と外国船舶航行法の改正案の概要が判明した。

 海上保安庁の警察権を強化し、遠方の離島で不法侵入などがあった場合には、警察官に代わって海上保安官が捜査や逮捕ができる規定を設ける。対象とする離島は、尖閣諸島のほか、日本最東端の南鳥島(東京都)、最南端の沖ノ鳥島(同)などが挙がっている。

 政府は両法改正案について近く閣議決定する方針だ。

 現行の海上保安庁法は、海保の警察権の対象を「海上における犯罪」に限定している。警察が離島に到着するまで時間がかかることから、海保の警察権を拡大することにした。対象とする離島については、海上保安庁長官と警察庁長官が協議して指定する。
最終更新:2月21日(火)14時35分

1905チバQ:2012/03/14(水) 21:56:48
>>1653-1654>>1679-1682
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120314-OYT1T00956.htm
日弁連会長選、再投票でも決まらず…再選挙へ

日弁連の会長選挙の結果について発表する選挙管理委員会の小山委員長=中嶋基樹撮影 日本弁護士連合会の次期会長選の再投票が14日あり、即日開票の結果、元日弁連副会長の山岸憲司氏(64)(東京弁護士会)、現職の宇都宮健児氏(65)(同)とも当選の条件を満たさなかった。

 公示からやり直す「再選挙」が来月実施される。全会員による直接選挙が初めて実施された1975年以降、再選挙は初めて。

 日弁連会長選で当選するには、〈1〉全体での最多得票〈2〉全国52の弁護士会のうち3分の1を超える会で最多得票――の2つの条件を満たす必要がある。4人が争った先月10日の投票で当選者が出ず、全体票の上位2人による再投票となった。

 再投票の仮集計では、山岸氏が都市部を中心に8558票を獲得、7486票だった宇都宮氏を上回ったが、地方での人気が高い宇都宮氏が37会を制し、山岸氏は東京、大阪など14会にとどまった。このため先月の選挙と同様、山岸氏が〈1〉の条件、宇都宮氏が〈2〉の条件のみを満たす構図で、決着がつかなかった。

(2012年3月14日20時36分 読売新聞)

1906チバQ:2012/03/14(水) 21:57:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000089-mai-soci
<日弁連会長選>史上初の再選挙に 再投票で決着せず
毎日新聞 3月14日(水)20時17分配信


拡大写真
現職の宇都宮健児氏(左)と新人の山岸憲司氏

 任期満了に伴う日本弁護士連合会の会長選は14日、再投票の結果、現職の宇都宮健児氏(65)=東京弁護士会=と新人の元日弁連事務総長、山岸憲司氏(64)=同=の双方が再び当選条件を満たさず、4月27日に史上初の再選挙を行う異例の事態になった。

 当選するには、得票数で1位になったうえで、全ての地方弁護士会(52会)の3分の1以上(18会以上)で勝利する必要がある。2月の1回目の投票では立候補者4人全員が条件を満たさず、1位の山岸氏と2位の宇都宮氏の決選投票になっていた。

 今回の再投票の仮集計では、山岸氏が8558票を獲得して宇都宮氏の7486票を上回ったが、14会しか制することができなかった。山岸氏は東京や大阪など都市部の弁護士会で勝利したものの、地方を中心に37会で敗れ、静岡では同数だった。投票率は50.83%。

 28日に公示される再選挙では、改めて立候補手続きからやり直すため、両氏以外の立候補も可能になる。新会長が決まらない異例の事態について、14日夜に記者会見した選管担当者は「(選挙の仕組みが)良いのかどうか議論しなければならない」と話した。

 宇都宮氏は前回(10年)の会長選で、史上初の再投票の末に当選した。任期(2年)は今月末までだが、新会長が決まるまで「代行者」として会長職にとどまる。【石川淳一、伊藤一郎】

1907チバQ:2012/03/22(木) 22:51:02
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120322/crm12032222300024-n1.htm
被害届け先送りで親睦旅行 「命守る」原点 軽んじた警察 危機意識の不足露呈
2012.3.22 22:27 (1/3ページ)

 千葉県警習志野署の北海道旅行は、ストーカー事件に対する警察の危機意識が不足していることを改めて露呈した。警察当局は早急に今回の対応を再検証し、「人の命を守る」原点に立ち返る必要がある。

 「危機意識が欠如していたことの表れではないかといわれてもやむを得ない」

 警察庁の片桐裕長官は22日の会見で、同署員の旅行についてこう指摘した。

 西海市の事件では、ストーカー被害の相談を受けながら対応をたらい回しにした千葉、長崎、三重の3県警が今月5日、検証結果を公表したばかりだった。しかし、北海道への旅行には触れておらず、警察庁への報告もなかった。

 片桐長官は「千葉県警は被害届の提出を待ってもらったのは、旅行が理由ではないと説明しているが、さらに詳しく事実関係を調査させたい」と述べた。旅行の事実を公開しなかったことは不手際の隠蔽(いんぺい)だった可能性が高く、再度、徹底した検証が必要だ。

 警察庁が22日に発表したまとめによると、全国の警察が平成23年中に認知したストーカー事案は前年比9.6%減の1万4618件と減少したものの20年以降4年連続して1万4000件を超えている。被害者と行為者の関係では、交際相手(元交際相手を含む)が7741件で半数超を占めたが、西海市の事件のように、家族や親族らが被害に遭ったケースも315件あった。

 また、ストーカー規制法に基づく警告に従わず、公安委員会が発出した禁止命令は同34.1%増の55件と過去最多で、警察庁は「ストーカーがより悪質化している兆し」と分析する。

 11年に相次いで発生した埼玉県桶川市の女子大生ストーカー殺人事件と栃木県上三川町の少年リンチ殺人事件では、警察が再三にわたり相談や捜査要請を受けながら、真摯(しんし)に対応せず殺人事件の発生を許してしまったことが批判を浴びた。

 これらの事件は警察改革の一つの契機となり、ストーカー規制法の制定につながった。しかし、その後も同種の事件は相次ぎ、警察庁は18年以降計3回通達を出し、ストーカー事案への積極的な対応を求めてきた。西海市の事件後には、ストーカー事件で警察署長が積極的に指揮を執るなど、組織による的確な対応を改めて通達した。

 ストーカー事件は複数の都道府県にまたがるケースも多く、通達では警察本部間で情報を共有し、被害者や親族の保護を徹底することも求めている。「事件の未然防止」という通達の精神を、現場の警察官にいかに浸透させていくかが今後の課題といえる。

第三者機関による検証やり直せ


 犯罪被害者の問題に詳しい常磐大大学院の諸沢英道教授(刑事法)の話「警察が今月5日に発表した検証結果は不十分だった。例えば『被害者を実家に隔離したから危険が低くなった』という考えはストーカー犯罪の本質を分かっていない。旅行の問題も浮上し、第三者機関による検証をやり直すべきだ。桶川ストーカー殺人事件以降も民事不介入という意識は強く、警察の対応は腰が引けている。警察の組織体制を見直し、ストーカーや家庭内暴力など暴力事件全般の対策を強化する必要がある。また、現行のストーカー規制法は、一つの県警が出した警告が他の県警では有効ではないなど問題点が多い。改正議論も進められるべきだ」


組織としてチェックする態勢を


 日弁連犯罪被害者支援副委員長の番敦子弁護士の話 「旅行のため被害届の受理が遅れたのかどうかは検証を待たなければならないが、ストーカー事件は殺人事件などと違い、警察の対応が遅れがちになる。警察には強制力があり、特にストーカー被害者の救済には力が発揮できるのに残念だ。ストーカー対策の専門家を全国で育成したり、被害者の不服申し立てに迅速に対応する機関の設置など、組織としてチェックする態勢が必要だ」

1908名無しさん:2012/03/23(金) 19:56:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120323-00000567-san-soci
千葉県警、習志野署長を更迭 ストーカー被害届受理問題で 
産経新聞 3月23日(金)16時20分配信

 千葉県警は23日、習志野署員がストーカーの被害届の受理を先送りした直後に旅行にでかけていた問題で、大場仁志署長(59)を4月1日付で警務部付に異動させると発表した。事実上の更迭とみられる。

 県警警務課によると、大場署長は「一身上の都合」を理由に辞職を申し出たという。だが、県警は、旅行問題などの調査を円滑に行うために警務部付へ異動させることを決めた。「更迭ではない」と説明している。

 大場署長は昨年2月に習志野署長に着任した。

1909チバQ:2012/03/30(金) 00:18:34
>>1900
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120329-OYT1T00380.htm
ネットカフェ、本人確認など法規制検討…警察庁


 警察庁の有識者会議「総合セキュリティ対策会議」(委員長・前田雅英首都大学東京教授)は29日、依然としてインターネットカフェを悪用した犯罪が目立つとして、入店者の本人確認やパソコンの利用記録保存などの義務化を提言した。


 これを受け同庁では、ネットカフェの法規制の検討を始める。

 同庁が2010年中に認知したネットカフェを悪用したサイバー犯罪は、他人のクレジットカード情報を使って商品をだまし取った事件など136件。8割に当たる109件が本人確認をしておらず、パソコンの利用記録を保存していない店も多いため、犯人特定が難航する事件が多かった。

 昨年6月の同庁の調査では、全国2580店のうち75・5%にあたる1948店で本人確認がされていたが、前年比で2・3ポイント増にとどまった。各警察本部は管内の店に本人確認を繰り返し指導しているが、罰則付きの条例がある東京都以外は強制できていない。

(2012年3月29日12時06分 読売新聞)

1910チバQ:2012/03/30(金) 00:19:33
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120329/cpb1203292248003-n1.htm
ネットカフェの本人確認、法制化を検討へ 警察庁2012.3.29 22:47
 警察庁生活安全局長の私的諮問機関「総合セキュリティ対策会議」は29日、インターネットカフェが犯罪の匿名化手段として悪用されることを防ぐため、利用者の本人確認の実施を義務づけるなど法制化の検討を求める提言をまとめた。警察庁は提言を踏まえ、法規制の在り方について検討に乗り出す。

 全国の警察が平成22年中に認知し、23年5月までに未検挙だった不正アクセスなどのサイバー犯罪について警察庁が実態調査を行ったところ、ネットカフェを利用したサイバー犯罪136件のうち、本人確認が未実施の店舗は109件と全体の8割を占めていた。サイバー犯罪の痕跡を残さないため、本人確認が未実施の店舗で犯行が敢行されている状況が顕著となっている。

 ネットカフェ業者などが加盟する日本複合カフェ協会の統計によると、19年の加盟率は50・1%と半数を超えていたが、23年には44%にまで減少。同協会ではガイドラインを策定して本人確認の徹底などを推進している。しかし、入店時の本人確認を煩わしく感じる利用者が店舗利用を敬遠すると懸念した業者が協会から脱退しており、業者間では不公平感も広がっているという。

 こうした実態を踏まえ、提言では本人確認の義務化に加え、利用者の入退店時刻・使用したコンピューターの記録を一定期間保存することや、防犯カメラの設置など店舗内におけるサイバー犯罪の利用を防止する措置の義務化についても法制化の検討を求めた。

 また、警視庁外事3課の国際テロ関連資料がネット上に流出した事件では、高度匿名化技術が悪用されたとみられており、こうした技術が将来的にサイバー犯罪に悪用されることへの対策について調査研究する必要性も併せて提言。警察庁では提言を受け、研究者や海外の捜査機関との情報交換を進め、実態調査に乗り出すことにした。

1911チバQ:2012/04/11(水) 22:10:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120411-00000050-mai-soci
<法廷ファッション>どこまでOK?木嶋被告公判で注目
毎日新聞 4月11日(水)14時7分配信

 首都圏連続不審死事件で、男性3人への殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判は、13日に判決が下る。同裁判では、被告の法廷での服装にも関心が集まった。裁判員の心証にも影響するファッション。自由はどこまで認められているのか。 

 さいたま地裁で1月10日に行われた初公判で注目されたのは、木嶋被告が午前と午後で違う服装だったこと。その後約2カ月に及ぶ公判でも頻繁に違う服で臨み、特集した女性週刊誌もあった。

 刑事裁判の法廷での被告の服装は、09年の裁判員裁判開始の際、見直された経緯がある。以前は、ネクタイやベルトの着用は自殺防止、靴は逃走防止のため認められず、日本弁護士連合会によるとジャージーやスエット姿が多かった。しかし「推定無罪の原則がある以上、裁判員に偏見を与えないよう、被告が希望する服装や理美容で裁判を受けられるようにすべきだ」との声を受け、「取り付け式のネクタイ」や「革靴に見えるサンダル」が男女の被告に貸し出されることになった。

 女性被告の服装については特別の規定はないが、法務省矯正局によると、管理運営上の理由などで拘置所に持ち込めない物は、原則的に法廷でも身に着けられない。アクセサリーや化粧は許されない一方、ミニスカートやキャミソールでも「社会で許されている範囲であれば、露出が多いなどの理由で制限されることはない」。

 日弁連裁判員本部事務局長の※原廣(しではら・ひろし)弁護士によると、裁判員裁判開始後は、被告の身だしなみを整えようという動きがある。「法務省矯正局は、化粧について『人相が変わり、逃走した時、わからなくなる』として認めていないが、口紅については試行して、問題がなければ認める方向で検討されている」と話す。

 「人は見た目が9割」の著者、竹内一郎さんは「本来、法廷では外見で判断をしてはならないが、市民感覚を取り入れた裁判員裁判が導入された以上、衣服などの印象も含めた裁判になるのは避けられない」と指摘。「木嶋被告は、意図的に衣服を替えたと思うが、おしゃれをすれば必ずしも好印象を与えるわけではない」と話す。また、04年に被告の服装の改善を問題提起した漫画「家栽の人」の原作者、毛利甚八さんは「仮に被告が華美な服装や、エッと思われるような格好で出てきたとしても、どうとらえるかは裁判員の問題。判断材料が増えることになるのでいいと思う」と話す。【平川昌範、大槻英二】

 ※は貨へいのへい

1912とはずがたり:2012/04/14(土) 08:02:00

金銭感覚など赤裸々…木嶋被告、公判発言が裏目
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120413-OYT1T00991.htm

 練炭自殺に見せかけて男性3人を殺害したとして、殺人罪などに問われて死刑を求刑された無職木嶋佳苗被告(37)は公判で、殺人事件の被害者との交際経緯に加え、過去の遍歴や金銭感覚を赤裸々に語った。


 愛人契約やデートクラブで金を稼いでいたことなども明かし、うそを繰り返した人生を「反省している」と述べた。判決はしかし、「虚飾に満ちた生活」のために事件を起こしたと断罪。一連の発言は裏目に出る形となった。

 木嶋被告は2月17日の被告人質問初日、弁護人の質問に、高校を卒業して北海道から上京後、愛人契約などを始めた経緯を淡々と振り返った。月収が約150万円あっても、「貯金をしたことは一度もない」。自身の金銭感覚も積極的に披瀝
ひれき
した。

 検察側が連続殺人の背景と指摘した千葉県の男性(2007年、70歳で死亡)との交際では、約6年間に受け取った金額は「1億円近いと思う」と述べた。「自由奔放で特殊な価値観で生き、それを自覚していないところが魅力」「普通の女性にない面を評価してくれて、それが自信になった」とも話した。

 殺害された寺田隆夫さん(当時53歳)のケースでは、別れ話を告げた後、「使ってほしい」と1000万円余の残高がある通帳を手渡され、数日で使ったと認めた。一時は結婚を考えた男性の死に、線香の一本でもという思いはなかったのかと問われても「その時は思わなかった」と発言した。

(2012年4月13日20時26分 読売新聞)

1913チバQ:2012/04/16(月) 20:53:25
>>1894-1895
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20120416-00000032-jnn-soci
六本木のクラブ、停止処分中に営業
TBS系(JNN) 4月16日(月)13時39分配信

 若者に人気の東京・六本木のクラブの37歳の経営者が営業停止期間中に店の営業を行ったとして警視庁に逮捕されました。

 風適法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは港区六本木の人気クラブ「クラブナインナイン」と「ガスパニックバー」を経営する脇田英徳容疑者(37)で、今月13日午前1時すぎ、この2つの店舗が営業停止期間中だったにもかかわらず、客に酒を提供するなど営業を行った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、2つの店舗は去年11月、無許可で客にダンスをさせたとして摘発され、今月13日からの180日間、営業停止処分を受けていました。

 当時、店にはおよそ220人の客がいたということで、脇田容疑者は「反省しています」と容疑を認めているということです。(16日11:38)

1914チバQ:2012/04/17(火) 00:25:12
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20120226ddlk26070364000c.html
なるほドリ:クラブの取り締まり強化って? /京都
毎日新聞 2012年02月26日 地方版

 ◇風営法違反の無許可営業摘発が多発 60年以上前の法律若者文化に波紋
 なるほドリ 最近、クラブに対する取り締まりが厳しくなったと聞くけど。

 記者 一昨年から続く大阪・ミナミでの摘発や、京都や福岡などでの摘発を新聞で見かけたね。風営法に基づく無許可営業が多いみたいですね。

 Q クラブってそもそも何?

 A 一般的に深夜、ディスクジョッキー(DJ)と呼ばれる人がフロアに曲を流して客を踊らせる場所のことで、アルコールなどの飲食物も提供しています。昔でいうディスコに近いのかな。若者たちが交流したり、若いDJが経験を積んで国内外で活躍するための文化発信の場でもあるんです。

 Q 法律上は何が問題になっているの?

 A 風営法は公序良俗の保持や青少年の健全な育成などを目的としています。クラブ営業は第2条の3項「設備を設けて客にダンスをさせ、かつ、飲食をさせる営業」に当たるから、公安委員会の許可が必要というのが捜査当局の見解です。ただし、許可を取っても営業時間は原則午前0時までです。

 Q 今までは普通に営業してたんだよね。なぜ厳しくなったの?

. A 実は普通に営業していたというわけではないんです。法に抵触する可能性は以前から指摘されていたのですが、クラブ側は「イベント会場として貸し出しただけ」などという言い分もあり、グレーゾーンだったのも事実。泥酔した若者による騒音や器物損壊などへの苦情の声が高まり、それを受けた取り締まり強化なのですが、一部で問題になっているクスリの問題も要因とされているようです。

 Q 最近、クラブ以外の施設でも警察から警告を受けた例があると聞いたよ。

 A 大阪市住之江区のアート複合スペースですね。深夜のダンスイベントに場所を提供していたのですが、無許可営業の恐れがあるとして、大阪府警が昨年11月に警告しました。カウントダウンとか、予定していたイベントは全て会場変更や中止に。クラブ関係者だけでなく、そういった音楽が好きな若者の間にも波紋が広がっているんです。

 Q この緊急事態にクラブ側はどう対応しているの?

 A 現場は困惑しているのが現実です。明らかにダンスイベントなのにフロア入り口に「ダンス禁止」と張り紙したり、午前0時以降の営業を自粛したりしています。

. Q この間の京都市長選(今月5日投開票)では弁護士の新人候補が「若者文化を守るために、過剰な取り締まりに反対する」と主張していたね。

 A そもそもたくさんのクラブが営業している現状では、60年以上前に定められた風営法は合っていないんです。「ダンス」の定義も法律上、明確ではないので「緩やかなリズムに乗って肩を揺らすのもダメなの?」と指摘する法律の専門家もいます。クラブ関係者を中心に京都でも、国に法改正を求めるようとする動きも出始めていますよ。

 Q ぼくも曲に合わせて踊るの大好きだし、みんなが楽しめるようなルールづくりをこれから一緒に考えたいな。<回答・入江直樹>

==============

 あなたの質問をお寄せください。〒602−0877 京都市上京区河原町通丸太町上ル 毎日新聞京都支局「質問なるほドリ」係

1915とはずがたり:2012/04/23(月) 14:25:26
痛ましいなぁ。。こんな無免許野郎死刑にすべきであるヽ(`Д´)ノ
飲酒運転共々殺人行為と見なすべきだ。

登校の列に車、4人重体 無免許18歳逮捕 京都・亀岡
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2012042300081.html
2012年4月23日(月)13:50

 23日午前8時ごろ、京都府亀岡市篠町(しのちょう)篠(しの)上北裏(かみきたうら)の府道で、集団登校中の小学生の列に、無免許の少年が運転する軽乗用車が突っ込んだ。京都府警によると、市立安詳(あんしょう)小学校の1〜5年生の9人と引率していた妊娠中の保護者の女性(26)の計10人がはねられた。

 女性と1年生の男児(6)、2年生の女児(7)、3年生の女児(8)が意識不明の重体、残る6人も重軽傷を負っている。女性のおなかの胎児(7カ月)の死亡が確認されたという。

 軽乗用車には少年3人が乗っており、京都府警は、運転していた亀岡市の少年(18)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。少年は無免許だった。少年は「事故を起こしたのは間違いない。3人で一晩中走っていた」と容疑を認めているという。

1916とはずがたり:2012/04/24(火) 13:04:21

同乗の大学生と専門学校生も逮捕…亀岡事故
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120423-OYT1T01084.htm?from=y10

 京都府亀岡市篠町で23日朝、集団登校中の児童の列に乗用車が突っ込んだ事故で、京都府警は同日、自動車運転過失致傷容疑で現行犯逮捕された少年(18)が無免許なのを知りながら車を運転させたとして、同乗していた同府南丹市の大学1年の少年(18)と亀岡市の専門学校生の少年(18)を道交法違反(無免許運転)ほう助容疑で逮捕した。

(2012年4月24日06時47分 読売新聞)

1917チバQ:2012/04/27(金) 23:37:46
>>1905-1906
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120427/trl12042720570008-n1.htm
日弁連会長選 選挙→再投票→再選挙 「利権争い」内部からも批判
2012.4.27 20:56

日弁連の次期会長に初当選し、記者会見する山岸憲司氏=27日午後、東京都千代田区の弁護士会館
 選挙、再投票、再選挙−。3度目の対決でようやく決着がついた日本弁護士連合会(日弁連)次期会長選。元日弁連副会長の山岸憲司氏(64)が現職の宇都宮健児氏(65)を破ったが、異例の長期戦に「身内の利権争いに過ぎない」と内部ではあきらめに近い声が聞こえた。

 1回目の選挙では4人が立候補し、山岸氏と宇都宮氏の決選投票に。再投票でも当選者が決まらず、公示からやり直した3回目も僅差となった。山岸氏が獲得した弁護士会数は19会で「当選条件」の18会をわずかに上回った。

 背景には地方と都市部との対立がある。法曹人口の問題など課題の多くで主張が食い違い、地方の支持を受ける宇都宮氏、主流派閥の応援を受ける山岸氏の選挙戦の構図にそのまま表れた。ある日弁連関係者は「課題が山積している中で、会長も決まらない状態は異常だった」と振り返った。


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