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法学論集
1822
:
小説吉田学校読者
:2010/12/25(土) 09:37:34
組織の責任、組織のあり方に言及が少ないのは批判されてしかるべきですが、個人の責任、個人の行動に言及がされているのは、ある程度評価したいと思います。
マスコミの官僚批判は、やれ「財務省」それ「外務省」と難じることはあっても、「財務省の誰某審議官」とか「外務省の誰某課長」とか言うことはないのです。
いくら稟議制とはいえ、立案者、起案者というのは必ずいるものであり、「官僚」という集合体批判に陥るマスコミ報道には日頃から疑問に思っていたところであります。
その点、匿名部分も多いが「実行者」の「行為」について言及があるこの報告書はそれなりに力が入ったものじゃないでしょうか。
「村木さん立件、君の使命」 大坪前部長 前田元検事に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010122502000026.html
厚生労働省の文書偽造事件の検証報告書は、同省元局長村木厚子さんの逮捕ありきで行われた捜査の実態を明らかにした。最高検の伊藤鉄男次長検事は「われわれの反省と決意を盛り込んだ」と検証内容に自信を見せたが、外部の視線は厳しく、「不十分」との声が上がる。失墜した信頼回復への道のりは遠く、検察改革の議論の舞台は今後、法相の私的諮問機関「検察の在り方検討会議」に移る。
「なんとか村木さんまでやりたい。頼むな。これが君に与えられたミッション(使命)だからな」
報告書によると、大阪地検の大坪弘道前特捜部長(57)は捜査が本格化する前の昨年四月下旬、前田恒彦元検事(43)にハッパをかけた。大坪前部長は消極的な意見を述べる検察官を「特捜部から出て行ってもらう」などと厳しく叱ることがあったという。
特捜部から外されることを恐れ、村木さん立件を「最低限の使命」と考えた前田元検事は、フロッピーディスク(FD)に記録された偽造文書作成日の矛盾を大坪前部長らに報告せず、想定するシナリオに沿った日付に改ざんした。
「記憶があやふやなら、私に任せてくれ」。取り調べ担当検事の一人は、容疑者にこう言って、シナリオ通りの調書を作った。ほかにも、検事による誘導や押しつけが疑われる調書はあった。一方、大坪前部長は、佐賀元明元副部長(49)を飛ばして前田元検事に直接、報告を求め、指示もじかに行った。部内では証拠の検証や捜査会議さえ行われなかった。
地検幹部に提出された捜査報告書は、主な供述や証拠の要旨が記載されただけ。幹部は供述を裏付ける証拠や村木さん立件にマイナスとなる証拠の有無も確認しないまま逮捕や起訴の決裁をした。高検や最高検もこうした報告書を鵜呑(うの)みにして、FDの矛盾に気付かなかった。
公表された再発防止策は、文書偽造事件の捜査では働かなかったチェック機能の強化に力点が置かれた。特捜部の捜査を指導する検事を最高検、高検に配置することに加え、主任検事には都合の悪い証拠や証拠上の問題点なども上司に報告するよう義務付けた。
文書偽造事件で、有罪立証のほころびが明らかになった後も村木さんに懲役を求刑した検察当局。今後は、捜査や公判の過程で立証が困難となった場合、「捜査から撤退する勇気を周知徹底する」「公判段階でも、引き返す勇気を持って公訴の取り消しも検討する」と、捜査機関として当然のことまで記された。
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