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法学論集

1914チバQ:2012/04/17(火) 00:25:12
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20120226ddlk26070364000c.html
なるほドリ:クラブの取り締まり強化って? /京都
毎日新聞 2012年02月26日 地方版

 ◇風営法違反の無許可営業摘発が多発 60年以上前の法律若者文化に波紋
 なるほドリ 最近、クラブに対する取り締まりが厳しくなったと聞くけど。

 記者 一昨年から続く大阪・ミナミでの摘発や、京都や福岡などでの摘発を新聞で見かけたね。風営法に基づく無許可営業が多いみたいですね。

 Q クラブってそもそも何?

 A 一般的に深夜、ディスクジョッキー(DJ)と呼ばれる人がフロアに曲を流して客を踊らせる場所のことで、アルコールなどの飲食物も提供しています。昔でいうディスコに近いのかな。若者たちが交流したり、若いDJが経験を積んで国内外で活躍するための文化発信の場でもあるんです。

 Q 法律上は何が問題になっているの?

 A 風営法は公序良俗の保持や青少年の健全な育成などを目的としています。クラブ営業は第2条の3項「設備を設けて客にダンスをさせ、かつ、飲食をさせる営業」に当たるから、公安委員会の許可が必要というのが捜査当局の見解です。ただし、許可を取っても営業時間は原則午前0時までです。

 Q 今までは普通に営業してたんだよね。なぜ厳しくなったの?

. A 実は普通に営業していたというわけではないんです。法に抵触する可能性は以前から指摘されていたのですが、クラブ側は「イベント会場として貸し出しただけ」などという言い分もあり、グレーゾーンだったのも事実。泥酔した若者による騒音や器物損壊などへの苦情の声が高まり、それを受けた取り締まり強化なのですが、一部で問題になっているクスリの問題も要因とされているようです。

 Q 最近、クラブ以外の施設でも警察から警告を受けた例があると聞いたよ。

 A 大阪市住之江区のアート複合スペースですね。深夜のダンスイベントに場所を提供していたのですが、無許可営業の恐れがあるとして、大阪府警が昨年11月に警告しました。カウントダウンとか、予定していたイベントは全て会場変更や中止に。クラブ関係者だけでなく、そういった音楽が好きな若者の間にも波紋が広がっているんです。

 Q この緊急事態にクラブ側はどう対応しているの?

 A 現場は困惑しているのが現実です。明らかにダンスイベントなのにフロア入り口に「ダンス禁止」と張り紙したり、午前0時以降の営業を自粛したりしています。

. Q この間の京都市長選(今月5日投開票)では弁護士の新人候補が「若者文化を守るために、過剰な取り締まりに反対する」と主張していたね。

 A そもそもたくさんのクラブが営業している現状では、60年以上前に定められた風営法は合っていないんです。「ダンス」の定義も法律上、明確ではないので「緩やかなリズムに乗って肩を揺らすのもダメなの?」と指摘する法律の専門家もいます。クラブ関係者を中心に京都でも、国に法改正を求めるようとする動きも出始めていますよ。

 Q ぼくも曲に合わせて踊るの大好きだし、みんなが楽しめるようなルールづくりをこれから一緒に考えたいな。<回答・入江直樹>

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