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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

98荷主研究者:2004/09/20(月) 20:49

http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040811215456-MMKTYPZEFO.nwc
7月のビール消費量、猛暑で6年半ぶりの高い伸び
FujiSankei Business i. 2004/8/12

 ビール酒造組合などが11日発表した7月のビール・発泡酒の出荷量(課税ベース)は、前年同月比9.0%増の5391万ケース(大瓶20本入り換算)となり、7カ月ぶりにプラスに浮上。2001年6月以来3年1カ月ぶりの高い伸び率を記録した。長梅雨と冷夏に見舞われた昨年7月が過去最低水準だったことの反動もあるが、連日の猛暑で消費量が一気に跳ね上がった格好だ。

 特に、ビールは同10.4%増の3495万ケースと、98年1月以来6年6カ月ぶりの2ケタ増を記録した。ビアホールが連日満席となるなど、飲食店での樽(たる)生ビール需要が急増したためだ。景気回復で財布のヒモが緩んできたことも追い風となっており、発泡酒に押されてジリ貧だったビールの“復権”を印象付けた。

 発泡酒も同6.4%増の1895万ケースと、2カ月ぶりのプラス。昨年の増税や、“第3のビール”と呼ばれるビール風味アルコール飲料にシェアを奪われ、苦戦していたが、猛暑効果で盛り返した。

 出荷量統計には含まれない第3のビールも好調。サッポロビールの「ドラフトワン」、サントリーの「スーパーブルー」「麦風」の3品種の販売量は計295万ケース。ビール・発泡酒と合計した総市場は同14.9%増の5686万ケースとなる。総市場ベースで比較すると、最悪だった昨年だけでなく、一昨年7月も1.1%上回った。

 復権著しいビールを容器別でみると、大樽が同14.7%増で、業務用の生ビールが牽引(けんいん)役となっているが、家庭用中心の缶も同12.5%増と好調だ。

 各社別のビール・発泡酒出荷量は、アサヒビールが同14.9%増、キリンビールは同10%強の増加。サッポロ、サントリーはわずかに前年を割り込んだが、第3のビールを合わせると2−3割の大幅増となった。

 アサヒとキリンは今月に入り、今年のビールの販売計画を上方修正した。キリンの場合、当初計画では、発泡酒の年間販売数量が初めてビールを上回るはずだったが、修正の結果、逆転はなくなる見通しだ。荒蒔(あらまき)康一郎社長は、「当初の予想は外れたが、ビールにとっては大きな変化の年になりそう」と期待する。

 アサヒも1−7月のビールの累計販売数量が4年ぶりにプラスに浮上。池田弘一社長も「発泡酒に流れていた需要がビールに回帰してきた」と、手応えをつかんでいる。

99荷主研究者:2004/09/20(月) 20:50

【サッポロビール:チューハイに参入】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040804204352-IDNQPLCIDA.nwc
サッポロビールが低アルコール飲料 チューハイに挑戦状
FujiSankei Business i. 2004/8/5

 サッポロビール(東京都渋谷区)は4日、急成長を続ける缶入り低アルコール飲料に参入すると発表した。果汁を発酵させ、お酒にしたスパークリング(微発泡性)ワイン「シングルメイド」(アルコール分5.5%未満、価格は150円)を、9月29日から近畿2府4県で先行発売する。

 20−30歳代の女性をターゲットに、年末までに5万ケース(1ケースは350ミリリットル缶×24本)の販売を狙う。

 ワイン事業で培った低温発酵技術と、アルコールと酸素との接触を排除するビールの製造技術を融合し、単一の果汁を発酵させ、果汁の素材感を生かし、すっきりとした味に仕上げた。

 同日、大阪市北区の帝国ホテル大阪で会見した福田貞男社長は「アルコールに果汁を混ぜる缶チューハイとは全く異なる。これはチューハイへの挑戦状だ」と強調した。

 低アルコール飲料のメーンユーザーが20−30歳代の女性ということもあり、今回はブランド戦略部副主任の河野あずささん(27)とワイン洋酒事業部副主任の神田香奈子さん(27)が商品開発を担当した。

 2003年の低アルコール飲料市場は約6400万ケースと前年対比で6%の伸びを記録し、今年上期(1−6月)も14%増と2けたの成長に乗せている。

 サッポロビールとしては「低アルコール飲料の消費量が全国的にも多い近畿圏で成功を収め、来年早々には全国発売したい」(福田社長)方針だ。

 ビール風味アルコール飲料「ドラフトワン」が大ヒットし、業界の話題をさらったサッポロ。さて、今回の缶入り低アルコール飲料は“第2のドラフトワン”となるかどうか…。

100荷主研究者:2004/09/20(月) 23:42

【サントリー 酒類、飲料開発機能を川崎に集約】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040907202710-LLAUOQRNJR.nwc
サントリー 酒類、飲料開発機能を川崎市の新センターに集約
FujiSankei Business i. 2004/9/8

 サントリー(大阪市北区)が、神奈川県川崎市に建設していた「商品開発センター」が7日、完成した。大阪の2カ所に分散していた酒類や飲料の商品開発機能を集約し、最大の消費地である首都圏に移転させた。

 市場のニーズに敏感に反応し、商品開発に反映させると同時に、東京支社(港区)に集中している営業部隊との連携を強化するのが狙いだ。

 センターは、地上2階、延べ床面積1万3600平方メートル。総工費35億円で、洋酒工場跡地に建設。約150人の研究開発員が勤務する。

 1階の研究室、2階のオフィスとも、開放的なワンフロアに各部門やグループが同居するスタイルを採用。相互に刺激し合い、コミュニケーションを活発化させることで、新しい発想やジャンルを超えた商品を生み出すことを狙っている。

 また、試作品を実際の工場に近い環境で製造できるパイロットプラントを設置。開発スピードのアップを図る。

 同センターが担当するのは、缶酎ハイやカクテルなどの低アルコール飲料のほか、清涼飲料、食品の商品開発。これまでは、大阪府島本町の研究センター、技術開発センターに分散していた。ワインについても、将来的にセンターに移転させる計画だ。

 低アルや清涼料飲料は市場の動きが激しく、消費地や営業部門に近い方が、開発力を強化できると判断した。これにより、同社の研究・開発は、大阪の二つのセンターが、基礎研究と技術開発を担当。ビールの商品開発は、武蔵野工場(府中市)の研究所が、ウイスキーは、山崎蒸留所(島本町)が担当する体制となる。

 7日開かれた完工式後に記者会見した佐治信忠社長は、「この地から、新しい驚き、感動、楽しみにあふれた商品を送り出していきたい」と、話していた。

101荷主研究者:2004/09/20(月) 23:44

http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040830201355-AIQRZLDTTM.nwc
世界ビール生産量が2%増、国別では中国が2年連続首位
FujiSankei Business i. 2004/8/31

 2003年の全世界のビール生産量は、東京ドーム約119杯分に上り、国別では2年連続で中国が首位−「キリンお酒と生活文化研究所」(東京都中央区)が30日まとめた世界主要国ビール生産量調査で、こんな結果が出た。

 それによると、総生産量は前年比2.0%増の約1億4716万キロリットルで、19年連続で増加した。

 国別でみると、中国が同7.0%増の約2510万キロリットルで、02年に米国を抜いて立った首位の座をキープした。経済成長に伴う生活水準の向上が、ビール飲用層の拡大につながっている。一方、第2位の米国は同1.6%減の約2308万キロリットル。中国との差は、02年の1万キロリットルから202万キロリットルに大きく広がった。

 中国を上回るペースで増えているのが、5位のロシアで、同7.8%増の757万キロリットルを記録した。「健康志向の高まりで、度数の高いウオツカからシフトしている」という。日本は同6.5%減の653万キロリットルで、前年の6位から7位に後退した。

102荷主研究者:2004/09/20(月) 23:46

【チューハイもペットボトルで、キリンやサントリー】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20040823203521-RDQDFTUVGW.nwc
チューハイもペットボトルで キリンなどが相次ぎ新商品
FujiSankei Business i. 2004/8/24

 キリンビール(東京都中央区)やサントリー(大阪市北区)が、ペットボトル入りのチューハイ新商品を相次ぎ投入し、消費者にアピールしようとしている。全般的にアルコール消費量が低迷するなか、両社は成長市場であるチューハイについて、味だけでなく、容器にも工夫を凝らして消費拡大を狙う。

 キリンが4日に地域限定で発売したペットボトル入り「酔茶(よいちゃ)チューハイ」は、玄米茶や煎茶(せんちゃ)などのブレンド茶に麦焼酎、ウオツカを加えた。「好きな時に好きな量だけ楽しむというスタイルを提案」(同社)するため、キャップのできるペットボトルを採用した。

 看板茶飲料「烏龍茶」を持つサントリーも9月7日、焼酎をウーロン茶で割った「烏龍チューハイ」を発売する。以前から1.5リットルボトル入りの商品はあったが、今回は持ち運びに便利な500ミリリットル。「おしゃれで健康なイメージにし、以前より若い層を狙う」(広報部)。

 アルコール飲料にペットボトルを採用する動きは、消費が頭打ちのビールにも拡大。アサヒビールは、遮光性などに優れたビール専用のペットボトルを開発し、年内に商品化する方針。一方、同様にビール用ペットボトルを開発したキリンは「需要があるか不明」(広報部)と商品化は見送っている。

103荷主研究者:2004/09/20(月) 23:54

【雪印乳業:シェア回復狙い道産チーズ続々】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040901&j=0024&k=200409014805
2004/09/01 07:04 北海道新聞
シェア回復狙い道産チーズ続々 雪印乳業

 雪印乳業が、チーズ部門の市場占有率(シェア)引き上げに力を入れている。一日からは「北海道産」をうたったチーズの新商品を相次いで投入。消費量が頭打ちで低価格競争が強まる中、品質の高さで他社との差別化を図る方針だ。

 同社のチーズのシェアは昨年度26・9%で、本年度も20%台後半が続いている。食中毒事件が起きる前の一九九九年度シェア(37・2%)への回復が目標。チーズ部門の強化が経営再建のカギともされている。

 九月から投入する新商品の一つが、根室管内の中標津工場製で、アミノ酸を多く含むゴーダチーズを100%使った「コクとうまみのひとくちチーズ」(五十グラム、百九十円)。スライスチーズ「中標津」(五枚入り、百九十円)や道産スモークサーモン入りの「ビールにチーズ」(六十グラム、百三十円)なども新発売する。

 国内のチーズ消費量は二○○○年ごろまで伸びていたが、その後は年間二十五万トン前後で足踏み状態。「消費増を期待して生産体制を増強した各社が、値下げ競争に向かっている」(関係者)とされる中、特色ある新商品の開発や新しい食べ方の提案が、シェア回復のカギを握りそうだ。

104荷主研究者:2004/09/21(火) 00:06

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040910&j=0024&k=200409100302
2004/09/10 09:11 北海道新聞
サッポロビールが営業強化 札幌支社改め北海道本部に

 サッポロビールは九日、商品企画・開発から販売促進まで総合的なブランド戦略を担当するマーケティング本部を十三日付で設置する組織変更を発表した。札幌支社は北海道本部の名称に改め、全道的な営業体制を強める。

 マーケティング本部は現在の営業本部に、ブランド戦略部を移管して立ち上げ、サッポロビールやヱビス、発泡酒・雑酒など部門ごとにブランド力を高める。また、市場調査や商品・技術開発部門も強化する。

 また、スーパーなどへの営業力強化のため、地方の販売体制を整備。道内は、家庭用を担当する流通営業部の担当範囲を道央から全道に広げ、また業務用を扱う札幌、道央の両支店は統合することで、販売戦略を一本化し、営業を強化する。

 持ち株会社のサッポロホールディングスは、グループ企業の支援業務を担うビジネスサポート統括部を新設。人事や経理の企画機能も移す。

105とはずがたり:2004/09/21(火) 08:03
<小型ボトル缶>機能とデザインで女性に人気 飲料メーカー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040920-00000015-mai-bus_all

 缶コーヒーメーカー各社の間で、何度でもキャップができる広口(直径3.8センチ)の小型ボトル缶(190グラム)が引っ張りだこになっている。機能性、デザイン性で女性の人気が高いためだ。各社はそろって、販売が本格化する秋冬商戦に新商品を投入する。缶メーカーの生産が追いつかないほどで、「容器戦争」が激しくなりそうだ。
 流行に火をつけたのはキリンビバレッジ。ミルク味を強調した「ファイア ホワイトコーヒー」を6月に発売したところ、「カフェで使われる陶器のようだ」と、缶コーヒーをあまり飲まない女性に受けるヒット商品に急浮上した。ネスレやサッポロ飲料も今年夏にこのボトル缶商品を発売。UCCやアサヒ飲料、JTなども今後発売を予定している。
 先陣を切ったのはサントリーとコカ・コーラ。今年2月発売の商品にこのボトル缶を採用した。サントリーは「広口にしたことで、香りを楽しみやすくなった。一度あけるとふたができない従来の缶よりも、おいしさを長い時間、閉じこめることができることも人気の秘密」と指摘している。
 業界推計によると、缶コーヒーのボトル缶販売量は今年上半期(1〜6月)は200万ケース(1ケースは30本)程度だったが、小型ボトル缶人気のおかげで、通年では1000万ケース規模に達する見込み。缶コーヒーの総市場は03年で約3億4000万ケースで、ボトル缶が急増したといっても3%程度にすぎない。しかし、横ばいを続ける市場にとっては新容器は顧客獲得のための重要な武器。各メーカーは、小型ボトル缶を紅茶や緑茶などに採用した新商品発売も計画している。
 小型ボトル缶生産を一手に引き受ける東洋製罐は「生産能力には限界がある」として供給調整の可能性を示唆する。メーカー各社は容器確保にピリピリしながら、秋冬商戦に突入する。
(毎日新聞) - 9月20日18時57分更新

106荷主研究者:2004/09/26(日) 03:28

【三菱化学:食品機能材を拡大】2004年7月8日 化学工業日報 3面
三菱化学 食品機能材 07年売り上げ倍増 乳化剤の周辺領域拡大 製剤分野に進出 海外展開も活発化

三菱化学は、「食品機能材」と位置付ける食品・飲料向け化学品事業で、大胆な拡大に乗り出す。乳化剤を軸とした現在のベースに加え、安定剤や酸化剤なども組み合わせた食品用製剤・配合剤分野に本格進出する方針を固めた。加えてアジアを中心に海外展開を活発化、事業領域と地域の両面で拡大を進める。成長戦略として、他社とのアライアンスやM&Aの積極的な活用も図っていく方針。2007年には売り上げを現状の2倍以上となる300億円規模に引き上げ、コア領域である機能化学品分野の柱として重点育成する。

三菱化学では、乳化剤となるショ糖脂肪酸エステル(シュガーエステル)を中心に、天然色素、酵母エキスなど主に加工食品の添加剤となる天然原料系の材料を、食品機能材としてグループで事業化している。コーヒー飲料向けなどで多くの実績を上げ、日持ち向上や健康志向の観点から蓄積したデータなどを基に、食品安全性に対する関心が社会的に高まるなか、ここにきて顧客からの引き合いも増加傾向にある。総合化学メーカーのなかで食品機能材分野にとくに力を入れている企業が少ないこともあり、この機をとらえて積極的な事業拡大に乗り出していくことにした。

まず、シュガーエステルなど乳化剤の周辺分野への事業拡大を進める。顧客のニーズに応じて、乳化剤に安定剤、増粘剤、抗酸化剤、保存料、香料といった他の機能剤を組み合わせ、製剤や配合剤のかたちで供給する。業容拡大とともに、ソリューション型ビジネスへの転換にともなう高付加価値化などが期待できる。他の機能剤メーカーの買収、提携なども交え、早期に本格事業化する。具体的には飲料容器のポリエチレンテレフタレート(PET)ボトル化・透明化の進行に合わせた乳化剤の性能向上や抗酸化性能付与、高級殺菌ラインの導入にともなう新処方への対応といった新規需要を取り込んでいくことになる。

一方で、中国を中心とした東アジアでの展開も強める。国内を最優先としながらも、こうした成長市場への取り組みを積極化して成長を下支えする。実質的な事業主体となっている関連会社の三菱化学フーズを通じて、中国での市場開発などをこのほど本格的に始めた。

さらには、海外での食品添加物の認可を先取りし、三菱ブランドを生かした仕入れ販売も活発化。新乳化剤として取り組みを強めているポリグリセリン脂肪酸エステルの増販、一時は事業縮小を余儀なくされた糖アルコールのエリスリトールの建て直しなども組み合わせて事業規模を引き上げる。来年度から始まる3年間の全社計画「革新フェーズⅡ」のなかで、食品機能材の売り上げを現状の百数十億円から300億円にまで高めていく構想だ。

108とはずがたり:2004/10/13(水) 02:01
ハンナン牛肉偽装:
都肉連、全肉連を脱退 対応に反発「業界実力者に遠慮」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2004/10/07/20041007dde041040071000c.html

 ◇会員から不満高まり

 国産牛肉買い上げ事業をめぐる食肉偽装事件で、大手食肉販売「ハンナン」元会長、浅田満被告(65)から補助金をだまし取られた全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)が、浅田被告を告訴しなかったことを不服として、下部団体の中で最大組織の東京都食肉事業協同組合連合会(都肉連)が全肉連を脱退していたことが分かった。

 全肉連は国の委託で、BSE(牛海綿状脳症)対策の買い上げ事業を01年秋に実施した。浅田被告は大阪府食肉事業協同組合連合会(府肉連)など2団体を経由して約50億4000万円の補助金を不正受給したとして逮捕・起訴され、大阪地裁で公判中。

 関係者によると、事件が発覚した4月以降、都肉連は浅田被告の告訴を再三求めたが、全肉連の福岡伊三夫会長は積極的な対応をしてこなかったという。

 このため都肉連では会員らから「全肉連が犯罪行為を許容したことになる」「業界の実力者の浅田被告に遠慮したのではないか」などと、反発が強まっていた。02年7月の日本食品の偽装事件では、全肉連が同社社長を告訴しており、「対応が一貫していない」という声も出ていた。

 都肉連は9月10日に総会を開いて解散し、全肉連に通知。自動的に全肉連から脱退した。

 都肉連の会員数は全肉連会員の約1割に当たる約1700人。全肉連の出資金3億1400万円の約15%を負担していた。また都肉連は食肉偽装事件の温床になった買い上げ事業に、全肉連傘下の47都道府県肉連で唯一参加しなかった。

 近藤一夫・都肉連会長(解散時)は「既に解散した団体であり、何もお答えできない」と話している。全肉連は「専務理事が不在で、取材に対応できない」としている。【早川健人】
毎日新聞 2004年10月7日 東京夕刊

111荷主研究者:2004/10/24(日) 23:35

【よつ葉乳業:音更に新牛乳工場】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040930&j=0024&k=200409302059
2004/09/30 08:48 北海道新聞
よつ葉、音更に新牛乳工場 あす出荷、生産能力3割増に

 【音更】よつ葉乳業(札幌)は、十勝管内音更町の十勝主管工場敷地内に、牛乳や加工乳などをつくる新しい市乳工場を完成させた。十月一日に出荷を始める。これにより、十勝主管工場の牛乳や加工乳の生産能力は、これまでより三割増の年十二万キロリットルになる。

 新工場は鉄骨造り三階建て延べ約一万七千三百平方メートル。約百トンの原料乳タンク七基や、三百ミリリットル、五百ミリリットル、一リットルのパック充てん機計十二ラインなどを備えたほか、生乳の受け入れから充てんまでのラインを短縮して空気に触れる機会を極力減らすなど安全性確保の観点を重視した。全工程について二○○五年度中にHACCP(食品衛生管理システム)取得を目指す。現工場の市乳製造部門の機能は徐々に新工場に移すことにしており、本格稼働は年末の予定だ。

112とはずがたり:2004/11/30(火) 02:47
頑張れサッポロ!
成長の原動力は研究開発である。増税は企業努力を踏みにじる暴挙であり,経済の活力を摘み取る物である。
資本主義の敵である自民党をぶっつぶそう!
>小林さんは増税反対のチラシを手に「研究者が長い時間をかけて開発したもの。増税には反対です」と訴えた。

<サッポロビール>イメージガール小林恵美さんも増税反対
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000096-mai-bus_all

 サッポロビールは29日、05年イメージガールに起用するタレントの小林恵美さん(21)や社員を動員し、「第3のビール」と呼ばれるビール風酒類に対する増税反対運動を展開した。同社のヒット商品「ドラフトワン」は増税議論の渦中にあり、小林さんは増税反対のチラシを手に「研究者が長い時間をかけて開発したもの。増税には反対です」と訴えた。また、自民党税制調査会総会が開かれた同党本部でも、社員が増税反対のチラシを配って理解を求めた。02年に発泡酒の増税が議論された際には大手メーカー4社が結束して反対運動を展開したが、今回はサッポロ1社だけで独自の戦いが続きそうだ。
(毎日新聞) - 11月29日20時56分更新

114とはずがたり:2004/12/04(土) 20:27
寸劇ワロタヽ(゚∀゚)ノ

それにしてもハッキリこういいきってしまうのもどうなんでしょうかねぇ。
>700万円以上の消費者向けに高付加価値の健康志向ラーメンを、400万円以下の消費者向けに低価格商品を開発する

日清は具多で高付加価値に自信をつけ次は低価格だとなったんでしょうか。。

115荷主研究者:2004/12/26(日) 22:13

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20041013&j=0024&k=200410139390
2004/10/13 22:56 北海道新聞
日本で中国産キムチ首位に 韓国、本家の座揺らぐ
 【ソウル13日共同】今年1−7月の日本向けキムチ輸出(金額ベース)で、中国産が韓国産を追い抜きトップに立ったことが13日、分かった。安価な中国産キムチに韓国産が市場を奪われているためで、韓国メディアは「韓国のキムチ本家の座が揺らいでいる」と警鐘を鳴らしている。

 大韓貿易投資公社(KOTRA)によると、今年1−7月の韓国産キムチの日本向け輸出額は前年同期とほぼ同水準の59億2700万円だったが、中国産は同期比30%以上増の61億6000万円で、韓国産を初めて追い抜いた。

 日本では激辛ブームや韓国料理人気でキムチの輸入額が毎年確実に増加。日本の流通業界の価格競争激化で、安価な中国産の輸入が急増したとみられている。

116荷主研究者:2004/12/26(日) 22:26

【JT都城工場:2005年3月閉鎖】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040918/morning_news017.html
2004/09/18 西日本新聞
JT都城工場 来年3月閉鎖

 日本たばこ産業(JT)は十七日、葉タバコの原料を処理するJT都城工場(宮崎県都城市)を来年三月末で閉鎖すると発表した。健康志向でたばこの需要が縮小の一途をたどっていることに加え、農家の高齢化により葉タバコの生産量が減ったためとしている。

 既にJTは、製品を製造する鹿児島工場(鹿児島市)と臼杵工場(大分県臼杵市)も、来年三月末で閉鎖すると発表しており、九州に残る工場は、製造の北九州工場(北九州市)と原料処理の熊本工場(熊本県合志町)だけになる。

 都城工場は一九五〇年操業を始め、葉タバコの葉脈を除去して乾燥させる前処理をしている。ピーク時は処理量が二万四千トンを超えたが、本年度計画では一万五千五百トンまで縮小していた。

 跡地の一部は、南九州の農家から葉タバコを買い取る集約施設にし、残りは売却する。従業員八十八人には、退職勧奨や配置転換をする。

 宮崎、鹿児島両県には約二千五百戸の葉タバコ農家があるが、JT広報部は「完全買い取り制のため、農家へ直接の影響はない」としている。

117荷主研究者:2004/12/26(日) 22:28

【アサヒビール:ビールPETボトル化撤回】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20041001/morning_news020.html
2004/10/01 西日本新聞
ビールペットボトル化 アサヒが撤回 反響ビンビン環境団体カンカン

 アサヒビールは三十日、年内に予定していたペットボトル入りビールの発売をいったん白紙に戻すと発表した。

 軽さやファッション性で若者を中心に売れるとみていたが、廃棄物問題を懸念する環境団体などから反対の声が出され、断念した格好だ。

 アサヒの計画では、ビールは日光や酸素で劣化しやすく、透明なボトルを遮光ラベルで覆うなどして商品化。年々増加している清涼飲料などと同様、リサイクル基準に適合させるとしていた。

 これに対し、環境団体グリーンピース・ジャパン(東京)は「リサイクル性に優れた瓶を活用してきた業界が、環境への負荷や回収コストの大きい容器をなぜ導入するのか」として反対運動を展開。七月の発表以来、アサヒへの問い合わせは約八百件に上ったという。

118荷主研究者:2004/12/26(日) 22:55

【キリンビール北陸工場:ミネラルウォーター生産へ】
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20041103001.htm
2004年11月3日更新 北國新聞
キリンビール北陸工場、正社員の雇用ゼロ ミネラル水生産へ、地元新規は10人弱

 キリンビール(本社・東京)は2006(平成18)年春から、北陸工場(松任市)でミネラルウオーターの生産に乗り出す。事業費約40億円を投じ、同工場内に新ラインを整備する。ただ、東証1部上場の”大物企業”の増設に雇用創出への期待もあったが、地元での新規雇用は10人に満たず、正社員の雇用はゼロとなる見通しで、県も思わぬ肩透かしを食った格好である。

 キリンビールの荒蒔康一郎社長らが県庁を訪れ、谷本正憲知事に報告した。キリンビールが関連会社のキリンMCダノンウォーターズから受託生産し、子会社のキリンビバレッジが西日本を中心に販売する。

 ミネラルウオーターの新工場は敷地面積約四千平方メートルで、来年五月から工場棟に隣接の形で貯蔵倉庫を整備する。年間生産量は約十二万キロリットル。初年度は約七万キロリットルを生産し、約七十二億円の売り上げを見込む。

 従業員約二十人のうち地元での新規雇用は十人程度を予定するが、「人員削減が全社的な流れであり、採用者数は十人に満たない可能性が大きい。正社員の雇用も考えていない」(北陸工場)としている。

 工場の増設計画は、ビールや発泡酒の国内市場が伸び悩む中、新たな収益源の確保と生産効率化を目指すキリンビール主導で進められた。一九九〇(平成二)年に北陸工場を誘致した県側も、「詳細な計画は最後まで知らされなかった」(産業立地課)という。

 東証1部上場の県誘致企業が県内で工場を増設するのは、金沢市の金沢テクノパークに進出した日機装(東京)が人工腎臓(じんぞう)用の血液透析器の製造工場を整備した〇二(平成十四)年五月以来となる。県では「キリンビールの地元雇用者数が少ないのは残念だが、税収増や来年二月に誕生する白山市を宣伝する好機にはなる」(同課)とみている。

119荷主研究者:2004/12/26(日) 23:01

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20041103&j=0024&k=200411030479
2004/11/03 07:08 北海道新聞
「ミスタードーナッツ」製造会社 来春、函館に新工場

 【七飯、函館】ファストフードチェーンのミスタードーナツを展開するダスキン(大阪)の関連会社、エバーフレッシュ函館(渡島管内七飯町、坂本欣也社長)は来年三月、最新鋭の工場を函館市内に開設する。生産能力が七飯町の現工場の二倍になることから、新商品も開発・製造する。本社と製造部門はすべて函館に移転、十人程度を新規雇用する予定。

 函館市港町三の六千百十五平方メートルの敷地を購入、平屋延べ床面積三千平方メートルの工場を建設している。長さ七十メートルの製造ラインを二つ設け、一時間当たり二万個の製品を生産できる体制を整え、衛生面でも対策をいっそう強化する。総投資額は十億円。

 同社は一九九○年にダスキン、日本製粉(東京)、パン・洋菓子製造のキングベーク(函館)が出資して設立。ミスタードーナツ国内唯一の製造拠点としてアップルパイ、ショコラカスタードパイの一次加工品を製造し、年間三千二百万個のパイを国内約千三百店に配送している。

 二○○四年三月期の売上高は八億円で、従業員は二十四人。本社移転後の七飯町の現社屋の活用策は今後検討する。

122荷主研究者:2004/12/26(日) 23:48
>>117

【PET入りアルコール飲料、各社伸び悩み】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20041116202743-SBRMGNLAVC.nwc
ペットボトル入りアルコール飲料 浸透せず各社伸び悩み
FujiSankei Business i. 2004/11/17

 ペットボトル入りのアルコール飲料は、普及するのか? ビール業界がこんなテーマに頭を悩ませている。キリンビールとサントリーが発売したペット入り酎ハイの新商品が伸び悩んでいるほか、アサヒビールも、年内に予定していたペット入りビールの発売を中止するなど、苦難が続いているためだ。(小塩史人)

◆目標達成は困難
 キリンが8月4日に発売した「酔茶(よいちや)」(500ミリリットルペットボトル入り250円)。年内に166万ケース(1ケース=250ミリリットル24本換算)の販売を目標にしていたが、約33万ケース程度にとどまる見通しだという。

 サントリーが9月7日に発売した「烏龍(うーろん)チューハイ」(500ミリリットルペットボトル入り250円)も、10月までの販売数は7万ケースで、目標の20万ケース達成は難しそうだ。

 酎ハイ市場は、果汁と炭酸で割った甘い缶入りが全盛。ペットボトル入りで、しかも、無糖、無炭酸という新ジャンルの商品のため、「消費者への浸透に時間がかかっている」(大手酒販店)ことが、苦戦の原因のようだ。

 容器の背丈が高いため、「コンビニエンスストアや酒販店の売り場で、棚の一番下や一番上の目立たない場所しか確保できない」(キリン)というペットならではの悩みもある。

 「商品の中身に加え、容器でも、新しい市場を切り開こうという挑戦。新しい売り場の提案などで販売を強化していく」とキリン。サントリーも、「若年層の消費者の開拓につながっている」としており、今後も巻き返しに期待している。

◆リサイクルの壁
 一方、アサヒは7月に、炭酸ガスの漏れや光を遮断するビール用ペットボトルを開発し、業界初の商品化を表明したが、9月末になって、一転して中止を決めた。

 表明直後から、800件を超える問い合わせが寄せられ、「反響が高く、新商品の発売を契機に、アルコール市場でのペットボトルの普及が進み、リサイクルに影響を及ぼす懸念があると判断した」という。アサヒは需要が高いとみているが、すでにビール用ペットボトルを開発しているキリンは、「炭酸の入ったビールは、ふたを開け閉めできるペットボトルにそぐわず、ニーズはない」と商品化を見送っており、判断は分かれている。

 清涼飲料市場では、96年に1リットル以下の小型ペットボトルの自主規制が廃止されたのを契機に急速に普及。昨年は市場全体の約5割を占め、缶の4割を上回った。リサイクル率も60%以上に上昇している。

 アルコール飲料市場では、これまで大容量の焼酎などしか商品化されていなかった。ただ、海外では、韓国や欧州でペットボトル入りビールが商品化されており、今夏のアテネ五輪会場で販売されるなど、一般的になっているという。

 日本での普及は、市場開拓に見切りをつけるのか、後続の商品が発売されるのかがカギを握っているといえそうだ。

123DAWN:2004/12/27(月) 09:45
はじめまして。荷主研究者さま。
酔茶もウーロンチューハイも美味しくないんですよね・・・なによりも。
んでもって、ペットボトルである必然性のない商品 なんですよね、両方とも。
ロングアイランドアイスティーみたいに色が綺麗とか、
クラブや新幹線などペットボトルの利点をアピールできるとこで販売しなきゃ・・・

124荷主研究者:2004/12/29(水) 04:00
>>123
はじめまして、DAWN様。
私も酔茶は飲んだことありますが、確かにあまり美味しくはなかったですね。

リサイクルの観点からも、ペットボトルより瓶や缶の方が効率が良いという問題があるでしょうね。
但し瓶の場合、重量が重いため輸送効率が悪くなるので、容器の軽量化という点ではペットボトルの優位性はある筈ですが。

ちなみに、ペットボトルは成形メーカーの工場で完成させてボトラーに納入するのですが、それではボトラーまで空気を運ぶことになり輸送効率が悪くなるため現在は成形メーカーの工場では形はペットボトルですが小さなサイズのままで出荷し、ボトラーの工場で膨らましてペットボトルとして完成させることも行われています。

125荷主研究者:2004/12/31(金) 02:39
>>62-63

業務提携の詳細↓ 
http://www.nosan.co.jp/release2004/20040330.pdf

【日本農産工業と日本配合飼料が生産統合へ】2004年3月30日 日本経済新聞 1面
飼料2社 生産統合へ 日本農産 日本配合 全農に次ぎ2位

三菱商事系で国内3位の飼料メーカー、日本農産工業と三井物産系で同6位の日本配合飼料は29日、生産統合を柱とする提携で合意した。飼料分野では全国農業協同組合連合会(全農)に次ぐ規模の2位連合ができる。国内畜産農家は貿易自由化の流れのなかで国際競争力の強化を迫られており、安価で安全な飼料の供給体制を整備する。成熟化が進んだ原料や素材産業などでは規模の利益を狙う寡占化の動きが加速してきた。

両社は4月に生産だけでなく、物流、研究開発の分野ごとに委員会を設置、両社の代表が協議を開始する。3ヵ月内をめどに詳細を詰める。「他の飼料メーカーから提携に参加したい、と申し出があれば前向きに考える」としており、業界全体の一段の再編・集約につながる可能性もある。

両社の合計売上高は約1,850億円(日本農産工業1,100億円、日本配合飼料750億円、いずれも2004年3月期連結予想)。販売量のシェアは計15%に達し、非全農系で最大となる。

具体的には両社が宮城県塩釜市に個別に稼動させている工場を廃棄、3年内をめどに共同で大型工場を建設する。新工場は現在の個別拠点の約2倍の年産5万トン規模で、設備投資額は50億−60億円。投資の負担割合は今後調整する。また両社の知多工場(ともに愛知県知多市)も同様に、共同出資・運営する新鋭工場に切り替える。

この結果、国内16工場が14工場に集約される。新鋭工場を除く12工場は生産品を相互融通しながら、順次統合を目指し、現在、7割程度とみられる稼働率を9割前後に引き上げる。

農水省はBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策として来年4月までに牛用飼料とその他飼料の生産ラインを分けることを義務付けた。互いの工場を牛用と鶏・豚用に特化することで、生産効率を高めながら安全対策を強化する。

国内飼料業界は、全農がシェア30%を占めるガリバーで、商社系や独立系の企業が残りのシェアを分け合っている。昨年10月には再編の第一弾として日清飼料と丸紅飼料が合併し、シェア10%の日清丸紅飼料が誕生している。

▽畜産用配合飼料メーカーの販売量順位(2002年度、単位万トン、カッコ内はシェア・%)
順位
1 全国農業協同組合連合会 741(30.2)
日本農産工業+日本配合飼料 365(15.0)
2 日清丸紅飼料※ 258(10.5)
3 日本農産工業 224(9.2)
4 中部飼料 214(8.7)
5 協同飼料 170(6.9)
6 日本配合飼料 141(5.8)
7 伊藤忠飼料 119(4.9)
8 日和産業 91(3.7)
9 昭和産業 90(3.7)
10 豊橋飼料 68(2.8)
※日清丸紅飼料は日清飼料と丸紅飼料の合計

126荷主研究者:2004/12/31(金) 02:40
>>125

【日農と日配が飼料生産統合、寡占化が進む各業界】2004年3月30日 日本経済新聞 13面
飼料生産統合 危機感、共存促す 三菱・三井系、競合越え決断

日本農産工業と日本配合飼料の提携が動き出したのは、鳥インフルエンザやメキシコとのFTA(自由貿易協定)交渉による国内畜産業への打撃が盛んに言われた今年1月。両社社長と、それぞれの筆頭株主である三菱商事と三井物産の食料部門のトップが一同に会し、提携の基本線を固めた。長年のライバル関係を越えて4社が握手したのは「このままでは飼料業界はじり貧」という危機感からだ。

日本の多くの産業で提携や企業統合が進んでいる。大手5社体制だった鉄鋼業界は、2グループに集約された。銀行は統合・合併を繰り返し、メガバンクと呼ばれる主要行は4社まで減ったが、「それでも多すぎる」という声もまだ根強い。

合併や統合をすれば一気にシェアが高まり、単独では難しいコスト削減や生産性向上が実現する。さらに買い手や売り手に対する交渉力が強化され、同じ製品・サービスのままで利益率が跳ね上がることもある。

もともと寡占・独占現象は利益志向の高い米企業の間で顕著だったが、日米で違いもある。米国では成長市場でも「伸び盛りの寡占」が起こるのに対し、日本で再編統合が進むのは成熟産業が中心。いわば「追い詰められての寡占」である。

飼料業界にしても、日本の人口減などで長期的に市場規模が落ち込むのが避けがたい情勢だ。今回の生産統合をバネにして、次の成長の青写真をどう描くか。日本農産と日本配合飼料が抱える課題を多くの日本企業が共有している。

■寡占化が鮮明になった主な業界
業界・企業名  市場シェア(%)
▽鉄鋼
新日本製鐵 27.2(2002年度の粗鋼生産量)
JFEグループ 24.1(同)川崎製鉄とNKKが経営統合し2002年9月に発足

▽製紙
王子製紙 24.9(2002年の印刷・情報用紙生産量)新王子製紙と本州製紙が1996年10月に合併
日本ユニパックホールディング 28.2(同)日本製紙と大昭和製紙が2001年3月に事業統合

▽食用油
J−オイルミルズ 33.0(2002年度の国内販売量)ホーネンコーポレーションと味の素製油が経営統合し、2003年4月に吉原製油が合流して発足
日清オイリオグループ 32.6(同)2002年10月に持ち株会社と、日清オイリオ、リノール油脂、ニッコー製油の3事業会社に再編

▽セメント
太平洋セメント 36.9(2002年の出荷量)1998年10月発足。秩父小野田と日本セメントが合併
宇部三菱セメント 24.3(同)1998年7月発足。三菱マテリアルと宇部興産が販売・物流を一元化
住友大阪セメント 19.0(同)1994年10月発足。住友セメントと大阪セメントが合併

▽ポリスチレン
PSジャパン 43(生産能力)2003年4月に旭化成、三菱化学系のエー・アンド・エムスチレンと出光石油化学が事業統合して発足
東洋スチレン 27(同)電気化学工業、新日鐵化学、ダイセル化学工業系
日本ポリスチレン 18(同)住友化学工業、三井化学系

127とはずがたり:2004/12/31(金) 12:58
キリンの激減とアサヒの激増,サッポロの微減とサントリーの微増がここんとこの構図だな。

アサヒ、年間シェア4割確実に ビール・発泡酒市場
http://www.asahi.com/shopping/news/TKY200412100317.html

ビール・発泡酒市場のシェア推移
http://img.0bbs.jp/u/tohazugatali/10_4
(http://0bbs.jp/tohazugatali/)

 04年のビール・発泡酒市場(第三のビールを除く)で、アサヒビールが通年で初めてシェア40%を超すのがほぼ確実となった。「スーパードライ」がビールの中でシェアを伸ばしたのに加え、発泡酒市場でも売り上げを伸ばしたためだ。

 ビール酒造組合が10日発表したビール・発泡酒出荷量(11月分、課税ベース)などによると、1〜11月の加盟5社出荷量は、前年同期比4.8%減の4億3629ケース(1ケース大瓶20本換算)。

 このうちアサヒビールのビール・発泡酒のシェアは前年同期比1.7ポイント増の41.6%。CMでテコ入れしたこともあって、ビール出荷量(1〜11月)は同0.7%の微減にとどまり、ビールのシェアは0.9ポイント増え49.1%。発泡酒も「本生」シリーズが好調で、前年水準をわずかながら上回った。

 12月に前年同月実績を3〜4割下回らない限り、ビール・発泡酒の年間シェアは4割を上回る。

 ただ、サッポロビール、サントリーの「第三のビール」がヒットし、両社の発泡酒の売り上げが落ちたため、との指摘もある。

(12/10)

128とはずがたり:2005/01/17(月) 20:00
サッポロ、3年ぶりシェア上昇「ドラフトワン」ヒットで
http://www.asahi.com/business/update/0117/103.html

 04年のビール、発泡酒に「第3のビール」を加えたビール系飲料の出荷量(課税ベース)によると、サッポロビールのシェアが前年比1.7ポイント増の14.8%となり、ビール5社の中で唯一シェアを伸ばした。エンドウ豆を主原料にした「ドラフトワン」のヒットで、90年代から続く漸減傾向から反転した。05年は大手4社の第3のビールが出そろうことから、この市場の販売動向がシェア争いに影響しそうだ。

 ビール系飲料全体のシェアは、アサヒビールが4年連続1位、主力のビール「スーパードライ」が4年ぶりにプラスとなり、ビール市場のシェアは49.1%に達した。2位のキリンビールは「一番搾り」が10年ぶりにプラスとなったが、ビール・発泡酒とも前年実績を下回った。

 第3のビールが好調だったサッポロも、黒ラベルの不調でビールは同5.2%減、発泡酒はドラフトワンに需要を奪われて同28.4%と大幅に落とした。サントリーは、発泡酒が同20.6%減だったが、天然水仕込みにした「モルツ」と、発泡酒に麦焼酎を混ぜた第3のビール「スーパーブルー」で盛り返した。

(01/17 19:01)

129とはずがたり:2005/01/21(金) 21:12
やっぱ伊右衛門とおーいお茶はおいしいもんなぁ。アサヒは大丈夫かね?名前的にちょっと不安であるが。

缶珈琲はボス派だが宿敵三菱系キリンビバだから小癪ではあるがファイアの評価も自分の中では高い。


お茶、コーヒー抜く 清涼飲料市場、過去最高を牽引
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000014-san-bus_all

 昨年の清涼飲料市場が、十五億六千万ケースと前年を4%程度上回り過去最高となったことが二十日、サントリーの推計でわかった。その牽引(けんいん)役となったのが緑茶飲料など無糖茶カテゴリーだ。前年比15%増となった無糖茶が、市場全体に占めるシェアで首位の座を守り続けてきたコーヒーをついに逆転した。購買層が限定されているコーヒーに対し、無糖茶は子供から大人まで楽しめる間口の広い商品。市場のすそ野はまだまだ拡大しそうな勢いだ。(深澤真貴)
 猛暑効果で約4%増となった清涼飲料市場をカテゴリー別にみると、無糖茶、ミネラルウオーターなどの好調さが目立った。
 前年比15%増で四億一千八百万ケースとなった無糖茶は、清涼飲料市場全体の26・8%を占め、ついに首位のコーヒーを逆転した。
 これまでも無糖茶は健康志向を追い風に成長を続けているが、昨年の猛暑が無糖茶市場拡大に拍車をかけた格好だ。一方で、コーヒーの販売数量はほぼ横ばい状態が続いている。一日に数本購入するような根強いファンを抱えてはいるが、購買者層はほぼ固定されている。これに対し、「無糖茶はオールターゲット」(大手飲料メーカー)商品で、業界では無糖茶の伸びはまだまだ続くとみている。
 無糖茶のなかでも特に好調だったのが緑茶飲料で、同35%増の二億二千五百万ケースにのぼった。
 首位の伊藤園も同16・5%増の六千七百十万ケースと好調だったが、緑茶躍進の最大の立役者といえるのがサントリーの「伊右衛門」だ。昨年三月に発売された同商品は三千四百二十万ケースを販売する大ヒット商品となり、新製品の初年度販売数量としては過去最多を記録した。同社の緑茶飲料全体では四千五百十万ケースとなり、キリンビバレッジを逆転して二位に躍り出た。
 今後も成長が期待される緑茶飲料の販売に、メーカーも力が入る。
 キリンビバレッジは、「生茶」を三月にリニューアルする。玉露茶葉などを使用して、従来以上に緑茶らしさを強調した味わいとし、パッケージも一新。今年は、同16%増の四千万ケースを計画する。
 アサヒ飲料は、「旨茶」ブランドに代わる新商品「若武者」を四月に発売する。一昨年の全国茶品評会で優勝した煎茶(せんちゃ)農家の丹野浩之氏が監修した商品で、一千百万ケースを目指す。
 サントリーも「伊右衛門」を同46%増の五千万ケースとするなど緑茶全体で同29%増の五千八百万ケースを計画している。メーカー間のシェア争いは一段と激化することになりそうだ。
(産経新聞) - 1月21日2時47分更新

130とはずがたり:2005/02/01(火) 08:46:59
韓国焼酎メーカー:「真露」売却へ 3月中に公開競争入札
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20050201k0000m020131000c.html

 経営再建中の韓国を代表する焼酎メーカー「真露」は31日、3月中に公開競争入札を行い、会社を売却するとの公告を出した。国内焼酎市場のシェア(占有率)が55%を占める真露の売却は韓国の今年最大の合併・買収になるとみられ、大激戦が予想される。

 韓国マスコミによると、食品・酒類大手の斗山、食品大手CJ、ハイトビール、財閥ロッテ、電線メーカー大韓電線など、内外約10社が関心を示しており、買収価格は3兆ウオン(約3000億円)規模になる可能性もあるという。ロッテはアサヒビール、CJはキリンビールと、それぞれ日本勢と組むとの情報もある。(ソウル共同)
毎日新聞 2005年1月31日 22時00分

131とはずがたり:2005/02/01(火) 08:56:01
ダイエー、中国・四国・沖縄から撤退を検討
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/ynews/20041230ib01.htm

 産業再生機構が支援決定した大手スーパー、ダイエーが、事業再生計画の中で、中国・四国地方と沖縄県からの完全撤退を検討していることが29日分かった。

 関東や中部地方でも大都市圏から離れた地域の店舗の一部を閉鎖する。

 事業再生計画は、全国263店舗のうち不採算の53店舗を閉鎖するとしている。このうち、中国地方の6店舗、四国地方の4店舗、沖縄県内の2店舗を閉鎖し、東北地方の6店舗も仙台市内の2店舗を除いて閉鎖する方針だ。

 ダイエーが8月中旬にまとめた自主再建案で撤退を検討していた北海道は、札幌市を中心としたエリアで店舗を存続させる方向だ。

 再生機構は、ダイエーが全国展開にこだわったことが現在の窮状を招いたと判断しており、営業エリアを絞り込む。

132名無しさん:2005/02/01(火) 19:58:46
<吉野家>2月11日に牛丼復活 米産牛肉で1日限り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050131-00000123-mai-bus_all

 牛丼チェーンの吉野家ディー・アンド・シーは31日、昨年2月11日の牛丼販売休止から丸1年になる2月11日に、米国産牛肉を使った牛丼を1日限り販売することを明らかにした。ほぼ全店(約1000店)で午前11時から販売を始める。価格は販売休止前の並盛280円より高い「特別価格」になる見通し。限定販売で、各店ごとに材料が尽きた段階で売り切れになる。詳細は1日に安部修仁社長が発表する。
 原料の米国産牛肉は、輸入停止前に国内に入っていた流通在庫を調達した。同業の「すき家」は豪州産、「松屋」は中国産の牛肉を使い牛丼を復活させているが、吉野家は米国産牛肉にこだわり続けている。
 BSE(牛海綿状脳症)の発症確認で、03年12月から米国産牛肉の輸入はストップしている。日米両国は、月齢20カ月以下の牛肉の輸入再開で合意しているが、牛丼に適した肉の輸入量は需要の10%程度にとどまる見通し。吉野家は牛丼人気をアピールし、輸入量拡大を強く訴える方針だ。【小林理】
(毎日新聞) - 1月31日22時11分更新

133とはずがたり:2005/02/01(火) 22:38:21
>>132
先日吉野屋へ行ったところ米産牛肉の早期輸入を求める署名をやってる連中を紹介するピラが置かれてました。

http://www.kaikin.jp

独自ドメインまで取って大々的にやってるようだ。

賛同法人

社団法人大阪外食産業協会
仙台牛タン振興会
事業協同組合全国焼肉協会
社団法人全日本司房士協会
社団法人日本フードサービス協会

株式会社赤塚屋
牛若商事株式会社
エスフーズ株式会社
兼松株式会社
兼松食品株式会社
株式会社サリックス マーチャンダイズ システムズ
スエヒロ食品株式会社
株式会社タイシンフーズ
大洋物産株式会社
株式会社ナショナルフーズ
ニッシン食販株式会社
ニッポン食品株式会社
株式会社ノムラ
株式会社松屋フーズ
株式会社物語コーポレーション
株式会社焼肉屋さかい
株式会社吉野家ディー・アンド・シー

134とはずがたり:2005/02/01(火) 22:38:31
<プレスリリース>アサヒビール、山之内製薬の健康食品子会社「サンウエル」を買収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000023-maibz-ind

 アサヒビール(本社 東京、社長 池田弘一)は、山之内製薬(本社 東京、社長 竹中登一)の100%子会社で健康食品事業を行うサンウエル(所在地 東京、社長 森嶋正郎)の全株式の譲渡を受けることで、山之内製薬と合意しました。アサヒビールでは、本日開催の取締役会で株式の譲受契約を決議し、3月末までに譲受手続きを終了する予定です。株式取得金額は約30億円となる見込みです。

 サンウエルは、イチョウ葉エキスやアガリクスなど植物由来の原料を用いた高品質の健康食品を主要販売商品とし、全国の薬局・薬店等の小売店向け直販事業を行っています。優れた新規素材探索ノウハウや大学・医療機関などの外部機関との連携による商品開発手法、直販体制のメリットを生かした消費者ニーズの把握や収益性の高さといった強みをもち、広がりをみせる健康食品市場で独自のポジションを確保しています。同社の2004年3月期の売上高は16億57百万円です。

 アサヒビールは、2004年〜2006年の3カ年にわたる第2次グループ中期経営計画において、新たな成長性に溢れるグループへの変革を実現するため、既存事業の成長・収益性向上に加えて、積極的な新規M&Aや提携を行い、グループの事業構造を変革することとしています。

 今回のサンウエルの買収・子会社化についても、将来の収益の柱のひとつに育成する考えである食品薬品事業の基盤拡充の一環として行うものです。グループにおける食品薬品事業の中核会社であるアサヒフードアンドヘルスケアの健康食品事業に、商品構成や主要販売チャネルで補完性をもつサンウエルの事業を新たにグループ内に加え、成長を続ける健康食品市場におけるアサヒビールグループの存在感を高める考えです。

■問い合わせ先■アサヒビール<2502.T>

※発表日 2005年1月31日

以 上
(毎日新聞) - 2月1日17時16分更新

137とはずがたり:2005/02/09(水) 20:41:00
第3のビール キリンも参入、大手4社出そろう シェア争奪戦、火ぶた
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000014-san-bus_all
 キリンビールは八日、ビール風味アルコール飲料の新商品「キリンのどごし〈生〉」を四月六日に発売すると発表した。原材料の工夫で酒税が安いために低価格で人気の「第三のビール」には、アサヒビールが四月二十日に「新生」の投入を表明しており、これでビール大手四社の商品が出そろった。ビール・発泡酒の総市場が縮小する中で、急成長が見込まれる新分野を舞台に四社の激しいシェア争奪戦が間もなくスタートする。(佐野領) 第三のビールと呼ばれる新分野は、発売初年となった昨年、先行したサッポロビールとサントリーを合わせ、発泡酒市場の13%強を一気に奪取。三百五十ミリリットル缶で百二十円前後と発泡酒よりも二十円程度安い店頭価格を武器に、今年は発泡酒市場の25%程度に成長する見込みだ。
 キリンの荒蒔康一郎社長は「発泡酒は平成十年にビール市場の6%程度だったが、十五年には40%近くまで伸びた。誰も予想できなかった事態だ」と話し、ライバルメーカーの成功がキリンに新規参入の決断を促した格好だ。
 ビール各社が神経質になっているのは、第三のビールと発泡酒による自社製品の食い合いだ。
 「ドラフトワン」を大ヒットさせたサッポロの場合、昨年はドラフトワンを発売初年で千八百十五万ケース(1ケース=大ビン二十本換算)販売した一方、発泡酒は前年比28%減の千七百七十五万ケースに落ち込んだ。だが、ドラフトワンと発泡酒の合計では前年比を44%も上回り、福田貞男社長は「発泡酒の落ち込みは想定の範囲。主役が交代したということ」と強調する。
 メーカーにとって、第三のビールと発泡酒の利益率は「ほぼ同じ」(キリンの加藤壹康常務)という。UFJつばさ証券の有賀泰夫アナリストは「発泡酒が安売りされ過ぎているのに対し、第三のビールはあまり安売りされていない。消費者が発泡酒から第三のビールに流れてもメーカーの利益にマイナスに働くことはない」と指摘する。
 こうした事情もあり、アサヒビールは発泡酒の販売計画を前年実績よりも三割近く削減した半面で、「新生」の販売目標をドラフトワンと同じ二千二百万ケースとした。「やるからにはトップを目指す」(池田弘一社長)との意気込みだ。
 各社の商品の店頭価格はほぼ同じとみられ、勝負の分かれ目は、消費者の嗜好(しこう)をいかにとらえるかにかかっている。すっきりした味わいの商品が多く、のどごしのキレやうまみを競っているが、店頭や広告宣伝を通じた商品のイメージも消費者の選択を左右しそうだ。
(産経新聞) - 2月9日3時6分更新

138とはずがたり:2005/03/17(木) 22:54:39
将来は森見て食欲が湧いてくるようになるんかね?

<江崎グリコ>将来の食糧危機救う新技術
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000122-mai-soci

 江崎グリコ(大阪市西淀川区)は17日、ヒトの体内で消化できない植物の主成分「セルロース」から、米やパンなどの主成分である「アミロース」を高い効率で生産する技術を、世界で初めて開発したと発表した。将来の食糧危機を救う技術になる可能性があるという。
 セルロースは多数のブドウ糖が結合した高分子で、植物の細胞壁の主成分。地球上での年間生産量は1000億トンと穀物(年20億トン)の50倍に達するが、ブドウ糖同士がヒトの消化酵素では分解できない結びつき方をしているため、ヒトはセルロースを消化できない。
 同社は、セルロースを短く切断した分解物「セロビオース」に、5種の酵素を加えた。その結果、ヒトの消化酵素でも分解できる結合に変わり、純粋なアミロースが出来上がった。セロビオース100グラムからアミロース35グラムが生産できたという。
 セルロースが食糧資源になるうえ、均等な純粋アミロースを生産できるため液晶ディスプレーや医療分野など工業材料としても期待できるという。28日から札幌市で開かれる日本農芸化学会で発表する。【永山悦子】
(毎日新聞) - 3月17日22時24分更新

140名無しさん:2005/04/01(金) 00:06:20
キムチ断然トップは幻 統計大幅修正で浅漬けに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000007-kyodo-soci

 たくあんや梅干しなど日本の伝統的な漬物に比べ、群を抜いて国内生産量が多いとされていたキムチだが、統計方法の不備が判明。見直しの結果、実際には一度もトップに立ったことはなく、昨年実績でも浅漬けに次いで2位だったことが31日、分かった。
 社団法人・食品需給研究センター(東京)によると、統計を取り始めた1975年ごろから漬物の生産量は、確かな出荷量が確認できない部分について原料野菜の量から換算して推計してきた。キムチも主にこの方法で推計されたが、浅漬けに加工された白菜などの一部まで加算したり、野菜から製品への換算値が高すぎたりしたことが判明。実際の約2.5倍の生産量が公表されていた。
(共同通信) - 3月31日6時21分更新

141とはずがたり:2005/05/11(水) 12:38:55
お〜いお茶十分美味しいと思うんだけど。

お〜いお茶、20年ぶり改良 伊藤園、入れ立て風味
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050510-00000182-kyodo-bus_all

 飲料大手の伊藤園は10日、「お〜いお茶」をリニューアルし16日に発売すると発表した。主力商品を20年ぶりに改良、成長が見込まれる緑茶市場での競争激化に対応する。
 新しいお〜いお茶は、香りが豊かな国産茶葉を選び抽出、従来よりも香ばしいのが特長。急須による入れ立ての香りと味わいを実現したという。
 同社は1985年、日本で初めて缶入り緑茶飲料を発売してヒット。国内緑茶飲料市場の約3割を握る最大手となっている。お〜いお茶はペットボトル入りなどを含め、伊藤園の緑茶飲料の8割強を占めている。
 国内飲料市場が頭打ち状態の中、緑茶は「唯一の成長株」(飲料大手)。サントリーが昨年発売した「伊右衛門」がヒットし、今年に入ってアサヒ飲料(「若武者」)や日本コカ・コーラ(東京)(「一」)が新商品を投入した。
(共同通信) - 5月10日18時48分更新

142荷主研究者:2005/05/22(日) 02:47:51

【2004年の清涼飲料市場】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20050120214826-XADENXWAIU.nwc
お茶がコーヒーを飲む、04年の清涼飲料市場
FujiSankei Business i. 2005/1/21

 2004年の清涼飲料市場で、緑茶やウーロン茶などの無糖茶市場が、記録的な猛暑を追い風に急拡大し、初めてコーヒー市場を逆転、最大の市場に躍り出た。

 中でも、緑茶は前年比35%増の伸びを記録。緑茶のブランド別シェアでは、2位グループのキリンビバレッジ、サントリー、日本コカ・コーラの3社がシェア15%で拮抗(きつこう)した。

 05年は、トップの伊藤園を含め、各社が大攻勢をかける構えで、熾(し)烈(れつ)な“緑茶バトル”が繰り広げられそうだ。

 サントリーが20日まとめた04年市場動向(推計)によると、総市場は4%増の15億6000万ケース。うち無糖茶は15%増の4億1800万ケースだったのに対し、コーヒーは、横ばいの3億7300万ケースにとどまった。

 これまで最大の市場だったコーヒーは、この10年間、ほぼ横ばいで推移してきたのに対し、無糖茶は、糖分を控える健康志向の高まりなどを背景に拡大を続け、昨年は猛暑効果で一気に逆転。94年に比べると倍増した。中でも緑茶は、前年比35%増の2億2500万ケースで、94年比では3倍増となった。

 ブランド別では、伊藤園の「お〜いお茶」が16%増の6700万ケースで、シェア30%とトップ。キリンの「生茶」は、5%減の3450万ケース、年途中の3月に発売したサントリーの「伊右衛門」は3420万ケースで、新商品としては過去最大のヒットを記録。数値未公表の日本コカの「まろ茶」は、3300万ケース程度と推計され、3社が横並びで続いている。

 05年計画では、サントリーが一気に5000万ケースを狙い、伊藤園も2ケタ増を目指す。シェアを落としたキリンは、全面リニューアルで、4000万ケースを目標にしている。

143荷主研究者:2005/05/22(日) 02:48:35

【味の素:川崎事業所に400億円投入】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20050131204341-QDKTWVIGSK.nwc
味の素、川崎事業所に400億円投入 先端研究開発拠点に
FujiSankei Business i. 2005/2/1

 味の素(東京都中央区)は31日、主力の川崎事業所(川崎市川崎区)に総額約400億円を投じて食品、ライフサイエンス関連研究所と調味料、アミノ酸の最新の工場を建設、先端研究開発拠点と都市型生産工場として再構築すると発表した。

 江頭邦雄・味の素社長と松沢成文知事が同日、神奈川県庁で記者会見すると同時に、神奈川県の産業集積促進策(インベスト神奈川)の助成を申請した。インベスト神奈川への申請は、5件目となるが投資額は最大規模。助成額は50億円を見込んでいる。

 川崎事業所は、「味の素」を本格生産した工場。35万平方メートルの敷地に二つの工場(川崎第1、第2)と6研究所、4センターを持ち、4000人が働いている味の素の国内最大事業所。リニューアルは、2005年から2010年にかけて実施する。

 具体的には「食品研究開発新棟」(投資額約50億円)、「調味料新工場」(同約70億円)、「新研究棟(アミノ酸・ライフサイエンス関連)」(同約120億円)などを設ける。

 江頭社長は「当社は、葉山生まれの神奈川育ちで、世界にはばたこうとしている神奈川ゆかりの企業。空洞化が進むなかで、大事なところは日本に残しておきたい。川崎事業所の再構築にあたり、神奈川県の助成は、大変有り難い」と語った。

 また、松沢知事は、「味の素は神奈川発の初代ベンチャー企業で、世界的な企業である。その会社が川崎で大型投資を行うことは京浜臨海部再生のきっかけになることを期待している」と表明した。

144荷主研究者:2005/05/22(日) 02:57:44
>>137

【第3のビール出揃う】
http://www.business-i.jp/news/bio/art-20050208204127-AIIMMJMPZJ.nwc
第3のビール出揃う 大手4社、すっきり系で短期決戦
FujiSankei Business i. 2005/2/9

 キリンビールは8日、酒税が低く価格の安い“第3のビール”の新商品「のどごし〈生〉」を4月6日に全国発売すると発表。大手ビールメーカー4社の第3のビールが出そろった。

 各社とも、“すっきり系”の味わいを好む消費者をターゲットに、原料や製法で知恵と工夫をこらし、強気の販売目標を打ち出している。もっとも、市場拡大には限界があり、優勝劣敗は必至。消費者の支持を勝ち取るのは?

■原料

 酒税法上の分類は、サッポロビール、アサヒビール、キリンビールが、麦芽をいっさい使用しない「その他の雑酒(2)」。麦芽に代わる原料としては、いずれも、豆類から抽出したタンパク質を採用し、アサヒとキリンは大豆で競合した。

 第3のビール最先発のサッポロは、「原料のエンドウ豆には遺伝子操作作物がなく、安全性で優位」と、強調する。

 サントリーは、発泡酒と他の酒類を混合した「リキュール類」。昨年までは、麦焼酎を使用していたが、1月のリニューアルで、「小麦スピリッツ」に変更し、すっきり系の味わいを高めた。

■製法

 キリンは、麦芽を原料とするビール独特の黄金色を実現するため、釜で加熱し糖類と大豆たんぱくから生成したアミノ酸を反応させる「ブラウニング製法」を開発。着色のためにカラメル色素を使っているサッポロ、アサヒとの違いを強調している。

 また、同製法には、しっかりとした味わいを高める効果もあり、「第3のビールの中では、より本格的な味わいの位置付けを狙った」としており、ビール・発泡酒に近い味わいを選ぶ消費者をターゲットにした。

 また、アサヒは、すっきり系の元祖ともいえるビール「スーパードライ」で培ったノウハウを導入。大豆ペプチドを使うことで、ビール酵母の働きをより活性化させる「新生高発酵製法」を開発し、キリッとした味わいを追求した。

■シェア

 4社の2005年の販売目標を合計すると、サッポロ、サントリーだけだった04年に比べ3倍増の7370万ケース(1ケース=大瓶20本入り換算)にも達する。もっとも、かつて発泡酒が登場した際には、ビールとの価格差が350ミリリットル缶で70円もあったのに対し、第3のビールと発泡酒の価格差は20円しかなく、爆発的な市場拡大は至難の業。

 市場規模は、「倍増の5000万ケースが精いっぱい」との見方で、共通している。

 第3のビールに対する増税圧力が高まるのは確実で、06年度から増税が実施され、わずか1年の短期決戦になる可能性もある。

145荷主研究者:2005/05/22(日) 02:59:26
>>141

http://www.business-i.jp/news/bio/art-20050209200815-LGLCEADFIX.nwc
伊藤園、緑茶飲料80億本突破
FujiSankei Business i. 2005/2/10

 4000億円以上の市場規模に急成長した緑茶飲料市場の先駆者、伊藤園(東京都渋谷区)が、1985年に業界初の缶入り緑茶飲料を発売して以来の20年間で、累計販売本数が80億本(500ミリリットルペットボトル換算)を突破した。

 同社は国内で生産される緑茶の約2割を扱う原料調達力を生かし、85年2月、缶入り「煎茶(せんちゃ)」を発売。89年に現在の「お〜いお茶」に名称変更した。

 香料や味わいを調整する調味料を使用せず、国産茶葉のみを使用して急須で入れた自然のままのおいしさにこだわり続けた。

 発売以来20年間、毎年販売量を伸ばし、2004年は9年連続の2けた成長を達成した。

 同社の調査によると、04年の緑茶飲料市場規模は過去最高の4025億円(前年比30パーセント増)と消費者の自然・健康志向を背景に清涼飲料市場全体の1割強を占めるまでに成長。各社の参入が相次ぐなか、「お〜いお茶」は03年から緑茶飲料市場の約30パーセントを占めるトップシェアを誇っている。

 「煎茶」の発売当初は、炭酸や果汁など甘さのある飲料が全盛で、無糖飲料は同社が81年に世界で初めて発売した缶入り「ウーロン茶」などわずかだった。

 緑茶飲料の消費拡大とともに、茶葉全体に占める飲料用の原料となる茶葉は04年が前年比3・4ポイントアップの18・2パーセントに達した。同社は近い将来、飲料化比率が30パーセントに達すると予測。01年に宮崎県都城地区で都城農協と共同で茶産地育成事業を立ち上げ、品種の選定から栽培や加工について生産技術を提供している。

146とはずがたり@レス移動:2005/05/22(日) 12:49:42
92 名前: ■とはずがたり 投稿日: 2003/07/07(月) 10:13

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003070119.html
2003年07月01日(火)
イヌリン量産設備完工 フジ日本精糖清水工場
 フジ日本精糖が清水工場(静岡市清水新開)で建設を進めていた水溶性食物繊維「イヌリン」の量産設備が完成し、三十日完工式を行った。同社が世界に先駆け開発した砂糖からイヌリンを直接生成する技術を活用。七月から本格生産に入る。年間千八百トンの製造を目指す。

 新プラントは延べ床面積八百十二平方メートル、高さ二十六メートル。清水工場で生産している砂糖をパイプラインで直接供給し、同社が開発した合成酵素でイヌリンを製造する。

 本年度の生産目標は四百トン、売上高二億四千万円。既に大手製菓メーカーへの供給がほぼ決まっている。当面の生産能力は六百トンだが、短期間で引き上げる計画。最終的な設備投資金額は約十億円となる。

 イヌリンは多糖類の一種。人の大腸でビフィズス菌など「善玉菌」増殖に利用される。整腸作用のほか血中脂質低減、血糖上昇抑制作用などもあるとされる。食感は脂肪と似ていて食品の渋味などを軽減、口当たりを良くする効果もある。

 欧州ではチコリの根茎から抽出・精製する方法で工業生産しているが、同社は砂糖から生成する製造方法を確立し、量産を可能にした。

 完工式で渡辺彰三社長は「生産を早く軌道に乗せ、供給能力引き上げのための追加投資を早々に行いたい」と述べた。

147とはずがたり@レス移動:2005/05/22(日) 12:51:20

22 名前: ■とはずがたり 投稿日: 2003/03/14(金) 16:56

キャラメルコーン好きだったから支援したいところだが,ゴルフ場に手を出した上に加藤紘一ともつながりがあったのかー。
http://news.lycos.co.jp/topics/business/bankrupt.html?d=14mainichiF0314e046&amp;cat=2
<倒産>民事再生法の適用を申請へ 菓子メーカーの東ハト (毎日新聞-全文)

2003年3月14日(金)13時48分

「キャラメルコーン」で知られる菓子メーカーの東ハトは14日、東京地裁に民事再生法の適用を申請することを決めた。同社は、本業の菓子事業は堅調だったが、創業者の三男の元社長が力を入れたゴルフ場の建設資金の返済が経営を圧迫していた。

同社では02年2月に元社長が不明朗な資金流用を理由に解任され、加藤紘一元自民党幹事 長の事務所代表による脱税事件に絡み、元代表に資金提供していた疑惑も表面化。後任の社長も半年後に退任し、創業者の妻が新しい社長に就任するなど、トップが次々と変わる異常な状況になっていた。

同社は1952年設立。96年に東鳩製菓から東ハトに社名変更。02年3月期には約230億円 の売上高をあげていた。97年まで「東鳩レディース」という女子プロゴルフトーナメントのスポンサーにもなっていた。

[毎日新聞3月14日] ( 2003-03-14-13:48 )

96 名前: ■とはずがたり 投稿日: 2003/07/10(木) 17:38

サッカーの司令塔と経営手腕に関連はあるのか?注目。

http://news.lycos.co.jp/topics/sports/nakata.html?d=10mainichiF0710e035&amp;cat=2

<サッカー>中田選手が東ハトの執行役員に就任 (毎日新聞-全文)
2003年7月10日(木)10時53分

 サッカー日本代表で、イタリア1部リーグ(セリエA)のパルマに所属する中田英寿選手(26)が、「キャラメルコーン」で知られる菓子メーカーの東ハト(本社・東京都渋谷区)の執行役員に就任したことが10日わかった。社員の行動規範づくりや企業のブランド戦略を練る“実業”に携わり、CM出演はしない。

 在任3年間の予定で9日付で就任、報酬は年1200万円。6人いる執行役員の一人として「コーポレートブランド室」を担当する。月に2、3回開くテレビや電話会議やネット会議などに加わり、経営に参画する。

 東ハトは、旧経営陣によるゴルフ場事業の失敗で今年3月、民事再生法適用を申請した旧東ハトの本業である菓子部門を引き継いだ新会社。現在は、投資会社のユニゾン・キャピタルと玩具メーカーのバンダイ、商社の丸紅が出資して、経営再建に取り組んでいる。

 投資会社出身の新しい経営陣が、サッカーチームの司令塔として活躍している中田選手の戦略眼を評価して就任要請したところ、中田選手も快諾したという。

[毎日新聞7月10日] ( 2003-07-10-10:53 )

148とはずがたり@レス異動:2005/05/22(日) 13:12:50
227 名前: とはずがたり 投稿日: 2003/11/18(火) 15:42

http://www.asahi.com/business/update/1118/096.html
「メグミルク」販売不振、4工場閉鎖 社長引責、再建策

 雪印乳業と農協系の牛乳事業が統合して発足し「メグミルク」ブランドを展開する日本ミルクコミュニティ(日本MC)は、売り上げ不振のため4工場の閉鎖や従業員の約14%削減などを柱にした再建計画を固めた。全国農業協同組合連合会(全農)出身の杉谷信一社長は責任をとって退き、後任に全農出身の小原実専務が就く見通し。月内にも発表する。

 同社の03年度の業績見通しは、売上高が当初の計画を約11%下回る2300億円程度にとどまり、当期赤字160億円余を計上、繰り越し欠損が220億円に上り、年度末には債務超過になる見通し。

 これを受け固めた再建計画は、15工場のうち、青森、狭山(埼玉県)、日野(東京都)、名古屋の4工場を04年度末までに閉鎖。従業員を03年10月の約2660人から09年3月末までに400人弱減らし2300人弱にする。商品数を1400から1100程度に絞り、物流拠点も減らす。

 計画では売上高は横ばいを前提に、05年度以降は年間40億円台の当期黒字確保をめざす。

 日本MCは当初、大量の広告の効果もあって好調だったが、市場の競争が激化、酪農家への配慮などから一部不採算工場を残したことも響いた。08年度に債務超過を解消したい考えだ。

(11/18 14:34)

150とはずがたり:2005/06/01(水) 22:27:21
お元気ですなぁ。。>安藤百福(ももふく)会長(95)

2005年06月01日(水)
「チキンラーメン」発明、日清食品の安藤会長退任へ
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/keizai/20050601/20050601i213-yol.html

 日清食品は1日、即席めんを世界で初めて開発し、世界的な食品に育て上げた同社の創業者、安藤百福(ももふく)会長(95)が29日付で取締役を退任すると発表した。

 安藤氏は同社の前身の中交総社を1948年に設立して以来、社長、会長を務めており、57年間にわたった取締役生活を終える。退任後は新設する名誉職「創業者会長」に就く。世界ラーメン協会会長、安藤スポーツ・食文化振興財団理事長は続ける予定で、退職金は全額同財団に寄付する意向という。

 退任は安藤氏が申し出てこの日の取締役会で決まった。健康上の理由ではなく、安藤氏は「私がまだ元気なうちに(若い経営陣に)経営を引き継がせたい。多くのお客様がインスタントラーメンを愛してくれた。これからはその恩返しをしたい」とのコメントを発表した。

 安藤氏は終戦直後にラーメンの屋台に並ぶ行列を見て即席めんに着目し、1958年に世界初の即席めん「チキンラーメン」を発明した。71年には「世界的な発明」と言われたカップめん「カップヌードル」を商品化した。NHKの朝の連続テレビ小説「てるてる家族」に登場する発明家のモデルになるなど、活躍の様子は広く紹介されている。

151とはずがたり:2005/06/01(水) 23:49:36
マルハ:食品工場新設へ 下関市と協定書結ぶ−−来年4月の操業目指す /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050601-00000154-mailo-l35

 水産食品会社「マルハ」(本社・東京都千代田区)は31日、下関市東大和町の敷地に新たに食品工場を建設するため、県や下関市と立地協定書に調印した。販売が好調なカップゼリーやレトルト食品増産に向け、来年4月の操業開始を目指す。従業員約80人は地元から雇用する。五十嵐勇二社長は「下関市はゆかりの土地。西の最重要拠点として地元発展に寄与したい」と述べ、江島潔市長は「マルハと言えば『下関の会社』と思う市民も多い。大いに応援したい」と話した。
 新工場は、現在の工場に隣接し関連会社が倉庫に使用している約9200平方メートルの敷地に建設。鉄骨平屋約5200平方メートルで、7月に着工する。建設費は13億5000万円。1日当たりカップゼリー7万7000個、レトルト食品4万3000個を生産できる。
 下関工場の年間生産額は約30億円で、新工場の建設で2年後には65億円に伸ばす。07年には魚介類を使ったおつまみのラインも増設し、年間10億円程度を生産する。

[佐藤丈一]6月1日朝刊
(毎日新聞) - 6月1日17時20分更新

153とはずがたり:2005/06/17(金) 09:28:04
小岩井の次はヤクルトなんかな?

キリンビールとヤクルト、健康関連事業で提携
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000029-nkn-ind

キリンビールとキリンビバレッジ、ヤクルト本社の3社は15日、健康・機能性食品の共同開発や食品事業での生産・物流・販売の相互活用などで業務提携すると発表した。

乳酸菌や酵母など健康機能性に関するキリングループとヤクルトの資産を融合し、新たな健康食品を商品化するほか、既存商品でも互いの工場や物流・販売網を融通し合い、コスト削減につなげる。

すでに実施中の自動販売機の相互連携も拡充する。

同時に提携基盤強化のため、相互の株式を約50億円ずつ新たに取得した。

提携範囲は国内の食品・飲料事業。

今後、キリンビール、キリンビバレッジ、ヤクルト本社がそれぞれ担当部署を設置し、詳細を詰める。

すでに生産面ではキリンビバの子会社である小岩井乳業(東京都千代田区)が、ヤクルト向けにコーヒー飲料の生産を開始。

154荷主研究者:2005/07/19(火) 00:46:54

【北海道コカ・コーラ、札幌工場に新ライン】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050304&amp;j=0024&amp;k=200503040966
2005/03/04 09:47 北海道新聞
北海道コカ・コーラ、札幌工場に新ライン 帯広工場の生産を集約

 北海道コカ・コーラボトリング(札幌)が、昨年末閉鎖した帯広工場(十勝管内音更町)の統合・再配置のため、札幌工場(札幌市清田区)に整備を進めてきた新ラインが完成し、三日、起動式を行った。独自の環境負荷低減技術の導入により、二酸化炭素排出量を大幅に削減させるという。

 新ラインは一九七二年操業の札幌工場の老朽ラインと、閉鎖した帯広工場のラインの生産を集約した設備で、コカ・コーラ、ファンタなど主力の缶製品を生産する。生産能力は毎分千二百本。同工場全体の二○○五年十二月期の生産計画はほぼ前年並みの六億本で、うち新ラインは八千万本の見込み。

 総工費は各ラインに自動供給するシステムなども合わせて二十二億八千万円。

 新ラインは同社が定める環境マネジメントシステムに基づく設計。札幌工場は○二年から天然ガスを熱源に使用している。

 重油燃料の帯広工場閉鎖と新ライン稼働に伴う生産性向上により、同社全体で○三年度から二年間で約15%、約四千トンの二酸化炭素排出量削減を見込んでいる。

155とはずがたり:2005/07/21(木) 20:35:09
>>58でもそうだけどなんで売れすぎると出荷停止しちゃうの?別に生産を停止する訳ちゃうし,在庫が無くても売る約束だけしてもええやん。

<サントリー>ザ・プレミアムモルツ、売れ過ぎて“夏バテ”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050721-00000064-mai-bus_all

 サントリーは20日、価格がやや高めのプレミアムビール「ザ・プレミアムモルツ」350ミリリットル缶(店頭価格250円前後)を同日から一時、出荷休止すると発表した。予想を上回る売れ行きとなり、生産が追いつかなくなったためという。出荷再開は8月初旬の見通し。在庫を持つ販売店は販売を続けられるが、「早ければ今月中にも品切れになる店も出そう」(同社)という。飲食店向けの中瓶(500ミリリットル)やジョッキ用の10リットルたるは通常通り出荷する。
 サントリーによると、この製品は6月、ビール部門では日本初のモンドセレクション最高金賞を受賞。これを契機にコンビニエンスストアなどの販売網が拡大した。7月の出荷計画は6万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だったが、東京・武蔵野工場で急きょ月産9万ケースの増産態勢に入った。それでも、7月の出荷は10万ケースを超す見通しとなり、品不足から出荷を一時休止せざるをえなくなった。8月下旬からは一段の増産態勢を敷く。[三島健二]
(毎日新聞) - 7月21日16時32分更新

156とはずがたり:2005/07/24(日) 02:40:13

>>149

イカリソース35億円で買収 ブルドック業界首位奪還
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000226-kyodo-bus_all

 ブルドックソースは22日、会社更生手続き中のイカリソース(大阪市)の営業権を、9月下旬に譲り受けることで管財人と基本合意したと発表した。買収金額は35億円を見込む。
 ブルドックはイカリを傘下に収めることで2006年3月期の連結売上高が約200億円となり、オタフクソース(広島市)を抜き業界首位に返り咲く見通し。
 大阪地裁の許可を得た上で、ブルドックは子会社を通じイカリの営業権を取得する。イカリのブランドは存続する方針。
 ブルドックの池田章子社長は記者会見で「コスト削減などで大きな相乗効果が期待できる。両社は(東日本と西日本)地域の補完性が高い」と買収の狙いを説明した。
(共同通信) - 7月22日19時59分更新

158荷主研究者:2005/08/13(土) 02:59:56

【味の素:06年−11年までの中長期経営計画】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/art-20050323221513-IKQJHPYPEA.nwc
味の素が6カ年中長期計画発表 営業利益率10%超に引上げ
FujiSankei Business i. 2005/3/24

 味の素は23日、2006年3月期から2011年3月期までの6カ年の中長期経営計画を発表した。6年後に売上高を05年3月期に比べ約1・5倍の1兆5000億円、営業利益を約2倍の1500億円に拡大し、売上高に占める営業利益の割合(営業利益率)を7%から10%以上に引き上げる。

 売上高は04年3月期に1兆円を突破し、世界の食品メーカーでトップ10入りを果たしたが、収益性では依然、格差があり、営業利益率アップを最大の経営課題に掲げた。

 計画は、6月下旬の株主総会で新社長に就任する山口範雄専務を中心に取りまとめた。05年3月期までの現行3カ年計画で、「世界企業としての最低条件の土台づくり」(江頭邦雄社長)を達成。新計画は、「真の世界企業への成長」を目標としている。

 また、前半の3年間は、収益拡大の基盤を整備するため、年800−900億円の積極的な設備投資を実施。後半3年間で収益力の向上を実現する計画だ。さらに、6年間で1000億円程度の資金を確保し、M&A(企業の合併・買収)による事業拡大も進める。売上高、営業利益の拡大の柱としては、(1)グローバル経営の一段の強化(2)健康事業など新たな価値を提案する「創造経営」−などを挙げている。グローバル化では、主力の食品事業について、国内と海外の一体運営を導入し、採算性の向上を図る。また、「中国事業総轄部」を設置し、中国事業の基盤整備を進めるほか、東南アジアや南米など戦略地域に重点的に投資する。

 また、健康事業を新たな柱と位置づけ、11年3月期には、現在の約4倍の1000億円規模の売上高を目指すことも盛り込んだ。

161荷主研究者:2005/08/13(土) 03:43:56

【日本農産工業、日本配合飼料、明治飼糧:仙台に配合飼料工場建設】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/05/20050517t12005.htm
2005年05月16日月曜日 河北新報
飼料3社、仙台に大型工場建設 宮城の生産拠点統合

 日本農産工業(横浜市)、日本配合飼料(同)、明治飼糧(東京)の3社などは16日、3社が宮城県内でそれぞれ稼働している配合飼料工場を統廃合し、仙台市宮城野区港4丁目に大型工場を新設すると発表した。計画では2007年5月に操業を開始する。

 新工場は、仙台港周辺の敷地面積約5万9000平方メートルに建設する。年内に着工し、総事業費は75億円。鶏豚用と牛用を別棟とし、BSE(牛海綿状脳症)問題に配慮する。南東北3県の生産拠点として月産5万トンの能力を持たせる。

 工場設立に向けて3社と三井物産、三菱商事が共同出資して新会社「仙台飼料」を今月中にも設立。資本金は4億円で、日本農産と日本配合が各35%、残る3社が10%を出資する。養魚用の配合飼料工場も建てる方向で検討している。

 工場新設に伴い、現在、塩釜市内で稼働している日本農産の塩釜工場と日本配合の塩釜工場、宮城県栗原市(旧瀬峰町)にある明治飼糧の瀬峰工場は順次操業を停止する。3社とも原則的に雇用は継続するとしている。

162とはずがたり:2005/08/23(火) 14:06:56
ポッカも株非公開化 ワールドに続き自社買収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050823-00000015-san-bus_all

 飲料大手のポッカコーポレーションは二十二日、記者会見し、国内投資ファンド、アドバンテッジパートナーズ(東京)の支援を得て経営陣による自社買収(マネジメント・バイ・アウト=MBO)を実施すると発表した。買収後は上場廃止になる見通しで、MBOによる株式非公開化はアパレル大手のワールドに続くケースとなる。
 会見で内藤由治社長は、競争が激化する飲料業界で勝ち残るため「中長期に大胆な戦略を立て、スピード経営を行う必要がある」と非公開化の理由を語った。
 アドバンテッジが出資するアドバンテッジホールディングス(ADH)が二十三日から株式公開買い付け(TOB)を実施。ポッカの発行済み株式の66・7%の取得を目指す。買い付け総額は約百七十億円の見込み。
 買い付け成功後に、ポッカ現経営陣がADHに出資し経営に参画。将来的にはADHがポッカを完全子会社化し、合併も検討する。ADHの持ち株比率は未定だが、アドバンテッジが当面は50%以上を保有する方向。ポッカの社名や経営陣はこれまで通りで、従業員の雇用も維持する。アドバンテッジは大手スーパー、ダイエーの再建を手掛けるなど企業再生に実績がある。
     ◇
 東京、名古屋両証券取引所は二十二日、ポッカコーポレーションの株を同日から監理ポストに割り当てると発表した。
     ◇
≪敵対的買収に究極の防衛策≫
 アパレル大手のワールドに続いてポッカコーポレーションが経営陣による自社買収(MBO)で株式の非公開化を決めたことで、今後さらに活発化が予想される敵対的M&A(企業の合併・買収)に対する究極の防衛策として、上場廃止を目指す企業が増えるとの見方が広がっている。
 ワールドがMBO実施を発表した翌日の先月二十六日、同社が上場する東京証券取引所の鶴島琢夫社長は「資金調達や社会的信用など上場のメリットがあるからこそ企業は株式を上場する。(ワールドのような動きは)大きな流れにならないだろう」との考えを示した。しかし、ポッカが上場廃止を決定したことで、予想は早くも裏切られた格好となった。
 株式の非公開化の狙いについて両社は、短期的な業績に左右されない長期的戦略の展開や機動的な意思決定などを挙げているが、上場廃止が敵対的買収への究極の防衛策となるのは確かだ。
 とくに来春に予定されている会社法の施行から一年後には、外国企業が株式交換によって国内企業を買収することが事実上解禁される。時価総額が割安な日本企業は、格好の買収ターゲットとなる可能性が指摘されている。
 新光証券の瀬川剛ストラテジストは「ほとんどの国内企業、とくに薬品や食品、日用品メーカーは巨大な欧米企業に比べて時価総額の差は大きく、株式交換で容易に買収されてしまう」と指摘。
 また、国内企業による買収の可能性もあり、「時価総額の低い上場企業の経営者は、いつなんどき買収者が名乗りをあげるか分からず、焦っている」状態という。
 一方で、「M&Aコンサルティング」(通称・村上ファンド)を率いる村上世彰氏は「株を上場するというのは、だれでも自由に株を売買できるということ。ある意味でワールドの決定は大英断」と語り、買収回避のために上場廃止を決めたことを評価する。
 瀬川氏も「今回のポッカの決定を契機に、上場廃止を決める企業はこれから増えてくるのではないか」とみている。(原口和久)
(産経新聞) - 8月23日3時18分更新

163とはずがたり:2005/08/23(火) 14:09:01
>>162
大体落ち目のポッカを欲しがる奴なんて居るんか?買収して貰った方が良いぐらいなんちゃうか?

ポッカ、株非公開に…敵対買収防ぐ狙い、経営陣が買収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000316-yom-bus_all

 飲料メーカーのポッカコーポレーションは22日、臨時取締役会を開き、独立系投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)と協力して、経営陣による企業買収(MBO=マネジメント・バイアウト)を行うことを決めたと発表した。

 APの子会社「アドバンテッジホールディングス(ADH)」が株式公開買い付け(TOB)でポッカ株を取得し、ポッカの現経営陣がADHに出資する。ポッカ株は東京、名古屋両証券取引所での上場が廃止される。ポッカ株が割安に推移しているため、上場廃止は敵対的買収を防ぐ狙いもあると見られる。MBOによる株式の非公開化は、アパレル大手ワールドに次いで2例目となる。

 TOBは、ADHがポッカ株式の66・7%(約2400万株)以上を8月23日〜9月20日に1株690円で買い取る。創業者や現経営陣もTOBに応じる。100%取得すれば、買い取り総額は約248億円となる。
(読売新聞) - 8月23日1時58分更新

164とはずがたり:2005/08/23(火) 14:10:23

頑張って欲しいがどうかなぁ。。

ファミレスのサイゼリヤ、ファストフードに参入
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000518-yom-bus_all

 イタリア料理のファミリーレストランを展開するサイゼリヤは22日、ハンバーガーやサンドイッチなどを販売するファストフード店「イート・ラン」の1号店を24日、東京都北区に開くと発表した。

 価格が最も高い商品が200円という低価格に加え、自社農場で栽培した野菜を使うなど、食材の新鮮さと安全性が売り物だ。

 今後、利用客の反応を見たうえで、本格的なチェーン展開を目指すとしている。
(読売新聞) - 8月22日23時55分更新

166名外しさん:2005/08/27(土) 04:26:03
>>165
別記事、張らせて頂きます。
各所で「清算」とか出ていたのでギクしましたが、関東以北では細々と継続生産・販売らしいス。親会社がね、前々っから何かっ、引っかかってた(汗)ンスよね・・・。
もう少し、業務用(+地ビール居酒屋というハコ)とかミニサイズとか・・・、別角度から展開の余地は有りそうな気が!?

銀河高原ビール清算へ 東日本ハウス(岩手日報 2005年8月26日)

http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m08/d26/NippoNews_13.html

東日本ハウス(盛岡市、成田和幸社長)は、25日開いた取締役会で、子会社の銀河高原ビール(三島洋明社長)を清算することを決めた。ビール事業整理に伴い2005年10月期は75億円の特別損失を計上する見通しとなり、40億円の減資を実施。同時に東京の投資会社ジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP、佐藤雅典社長)が設立する有限会社を引受先として総額20億円の第3者割当増資を行い、欠損金に充当するなど経営の抜本改善に踏み切る。

 銀河高原ビールは12月20日に清算手続きを開始。栃木県・那須工場を閉鎖、処分し、全国販売から撤退する。ビール生産は関連会社の東日本沢内総合開発(沢内村)で一部継続し、東京以北で販売する。

 地ビールの草分けとして全国展開したが、業界の低価格競争のあおりで業績不振が続いた。昨年12月には、みずほ銀行から三島社長を迎えるなど経営陣を刷新。再建を進めたが、債務超過が続き、04年9月期は17億円の赤字を計上するなどグループ全体の足かせとなっていた。

 東日本ハウスは、銀河高原ビールの清算と事業整理による特別損失の発生に伴い、05年10月期の連結業績予想を修正。当期純損失は80億円の大幅赤字に転落すると見込んだ。

 第3者割当増資と減資は、財務体質を抜本的に改善し、早期に業績を向上させるのが狙い。普通株と優先株計2000万株を発行し、JWPが設立予定の有限会社東日本ハウスホールディングス(仮称)に割り当てる。発行価額は1株200円。

 JWPは、日本政策投資銀行や地銀、保険会社など国内投資家のみの資金によるファンドを運営する会社。増資後の東日本ハウスの持ち株比率は同ホールディングスが21・8%となり、中村功会長の12・6%を抑えて筆頭株主となる。

 子会社清算と第3者割当増資、減資は10月20日に盛岡市で開く臨時株主総会で承認を得る。

 東日本ハウスの青苅雅肥執行役員財務部長は「銀河高原のブランドにファンは多く、ビールの生産販売を継続する。財務改善は荒療治となるが、今後は確実に収益を確保できる」としている。

 銀河高原ビール 東日本ハウスの子会社として1996年に設立。本社東京都中央区。バイツェン、ピルスナー、黒ビールの3商品を主力に年間8000―9000キロリットルを生産、全国で販売し、地ビールブームの火付け役となった。04年9月期の売上高は約58億円。

167荷主研究者:2005/09/05(月) 00:13:19

【キリンとヤクルトが事業提携】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/art-20050615221302-NDBCDVTEIY.nwc
キリンとヤクルトが事業提携 健康・機能性食品などで相乗効果
FujiSankei Business i. 2005/6/16

 キリンビール、キリンビバレッジとヤクルト本社の3社は15日、健康・機能性食品や飲料を中心とした国内の事業提携に合意したと発表した。商品開発や生産、物流、販売で連携するほか、自動販売機の相互活用も強化する。

 提携基盤強化のため、ビバレッジはヤクルト株の1・4%を、ヤクルトはキリンビール株の0・44%、ビバレッジ株の0・36%を保有し合う。取得額は双方ともに50億円。

 キリンビールなどによると、健康・機能性食品の2004年度の市場規模は約1兆8000億円に達し、今後6年間で3兆円規模にまで拡大が見込まれる。

 業務提携により、キリングループは健康・機能性食品分野の強化を図り、ヤクルトは販路の拡大を目指す。

 キリンはグループの健康食品製造会社「キリン ウェルフーズ」でビール酵母などの健康食品事業を展開しており、主にドラッグストアや通信販売などの販路を確保している。一方、ヤクルトは乳酸菌を中心とした高い素材開発力と地域販売会社ネットワークによる、ヤクルトレディの訪問販売という独自の販売ルートを構築している強みを持つ。

 ヤクルトとビバレッジは03年7月に自動販売機による相互商品の販売提携をスタート。さらに、キリン ウェルフーズの一部の商品をヤクルトレディが販売している。今月にはキリングループの小岩井乳業東京工場でヤクルトブランドの商品の生産を開始した。

 健康食品・飲料分野で生産・物流面に共通する機能を相互活用し、競争力を高めるほか、今後は健康・機能性食品の開発で、両グループの研究技術やマーケティングのノウハウを相互活用する。

 記者会見したキリンビールの荒蒔康一郎社長は「乳酸菌など健康に関する商品開発がヤクルトの魅力。両グループがお互いの強みを出し合い、相乗効果を上げていきたい。なるべく早い時期に、具体的な商品を消費者に届けたい」と強調した。

 ヤクルトの堀澄也社長も「健康に関する幅広い商品開発をしたい」と話した。

168荷主研究者:2005/09/13(火) 00:16:33

【キッコーマンが千歳工場を分社】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050629&amp;j=0024&amp;k=200506295424
2005/06/29 07:21 北海道新聞
キッコーマンが千歳工場を分社 9月から

 【千歳】しょうゆ、食品製造のキッコーマン(千葉県野田市)は、同社千歳工場(千歳市泉沢)を分社し、九月一日から「北海道キッコーマン」として発足させる。

 キッコーマンによると、新会社は、資本金一千万円。しょうゆ、めん汁など、同工場の主力製品を引き続き製造し、従業員は現在の四十七人とほぼ同じ規模を維持する。

 キッコーマンは、効率的な製造体制、コスト削減を目的に二○○一年から全国の工場分社化を進めており、千歳工場は四カ所目の分社となる。

 同工場は一九八七年に出荷を開始。キッコーマンの主力工場の一つとして道内全域にしょうゆ類を供給している。

169荷主研究者:2005/09/13(火) 00:16:55

【十勝港:農協サイロが小麦サイロを増設】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050623&amp;j=0042&amp;k=200506233693
2005/06/23 14:59 北海道新聞
農協サイロ、施設を増設し収容力4割増 十勝港

 【広尾】ホクレンと管内二十三農協の出資会社「農協サイロ」(広尾町)は、広尾町の十勝港第三埠頭(ふとう)にある十勝港広域小麦流通センターの小麦貯蔵サイロを増設する。小麦収穫量の増加に対応するもので、収容力は従来の六万五千トンから四割増の九万トンとなる。十月に着工、来年八月上旬にも完成する。

 サイロは、十勝全域の小麦を本州各地の製粉会社に船で輸送するための一時貯蔵施設。計画では、千トンの小麦を収容できる円筒形サイロを従来の六十五基から九十基に増加。トラックから小麦を受け入れる搬入系統も従来の二ラインから三ラインに増やし、収容能力を高める。総事業費は約二十二億三千万円。

 同社によると、管内の小麦の総収穫量は一九九九年に約十六万八千トンだったが、品種改良などで五年後の二○○四年には約二十四万四千七百トンに増加。同社や各農協の小麦貯蔵施設の収容能力が限界となっていたため、同社がサイロを増やすことにした。

 増設について、港湾管理者の大野進・広尾町長は「十勝港の貨物増大につながる決定。振興に大きく寄与する」と歓迎している。(荒川岳志、北市治史)

170荷主研究者:2005/09/13(火) 00:32:26

【霧島酒造:瓶詰工場能力1.5倍に】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050621/miyazaki.html#002
2005/06/21 西日本新聞
瓶詰工場能力1・5倍に 都城市の霧島酒造 焼酎ブームに対応

 都城市の焼酎メーカー「霧島酒造」(江夏順行社長)が、同市下川東の本社工場に建設を進めていた一升瓶専用の瓶詰工場と製品倉庫、出荷場が完成し、二十日から稼働を始めた。焼酎ブームに対応し将来の増産に備えるのが目的で、設備投資額は十五億円に上る。

 同社の昨年度の芋焼酎販売量は、三万三千三百キロリットル(前年度比17%増)に上り、国内で23・7%のシェアを誇る。従来の瓶詰工場が老朽化し、倉庫や出荷場も手狭になったことから本社工場を一万九千平方メートル拡張、三つの機能を一体化した施設を建設した。

 一日当たりの瓶詰め能力は四万九千五百本で、これまでの約一・五倍に向上。倉庫は、種類や出荷先別に製品を九つの区画に分けて貯蔵。一升瓶に換算すると最大四十万本が保管でき、在庫能力はこれまでの約二・五倍になった。出荷場も従来は大型トラック一台しか入れなかったが、新たな出荷場には一度に四―六台が入れるという。

 同社生産本部の西村義彦部長は「これで繁忙期の従業員の残業も、ある程度解消できる。将来の増産に向けた下地ができたことで、今後はサツマ芋の安定確保が重要な課題になる」と話した。

171荷主研究者:2005/09/13(火) 00:36:20

【日糧製パンが和菓子で首都圏再進出】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050707&amp;j=0024&amp;k=200507077970
2005/07/07 07:23 北海道新聞
日糧製パンが和菓子で首都圏に再進出

 パン製造道内最大手の日糧製パン(札幌)は来年度から、首都圏で和菓子の販売を本格化させる。一九九九年の本州撤退から六年、需要が見込める和菓子で巻き返しを狙い、まんじゅうや大福などを首都圏まで冷凍輸送し、スーパーやコンビニに販売する。来年度の売上高は二億−三億円、三年後には十億円を目指す。

 同社は九九年、関東や中部地方にパンや和洋菓子を供給してきた所沢工場(埼玉県所沢市)と町田工場(東京都町田市)を閉鎖し、東北の一部を除き、本州から撤退した。

 和菓子は、首都圏で昨年から試験的に販売を始め、四月に本格販売に向けて専門チームをつくり、販路や需要を調査中。本社工場(豊平区月寒東一の一八)では一億六千万円かけて製造設備を増強中だ。

 和菓子の国内市場規模は年間六千億円(小売りベース)と見られ、一定の需要が見込まれる。一方、製造業者は大半が家族経営などで、大量の納品が要求されるスーパーやコンビニには対応できず、後継者不足に悩む業者も多い。松崎義宏社長は「北海道ブランドのよいイメージを生かしたい」と話している。

172とはずがたり:2005/09/14(水) 15:20:48
富士製粉、日東製粉と合併 来年4月1日付
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000012-cnc-l22

[静岡県] 富士製粉(静岡市清水区、名証2部)は13日、日東製粉(東京都中央区、東証1部)と来年4月1日付で対等合併することを取締役会で決め、合併契約を締結した。11月29日の両社の臨時株主総会で正式決定する。

 新社名は日東富士製粉で、日東製粉が存続会社となる。社長には日東の近藤和威(かずい)社長が、副社長には富士の武政亮佐社長が就任。合併比率は日東製粉が1に対し富士製粉が0・71。従業員のリストラは当面行わない。

 シェア(市場占有率)は日東製粉が業界4位の4・9%、富士製粉は7−8番手の1・8%で、合併後は4位となる。今後の製粉業界は輸入品増加による競争激化が予想されることから、合併によるスケールメリット(規模の強み)を生かすことで両社の意向が合致した。富士は静岡に、日東は東京と名古屋に工場を持ち、生産品目調整による生産体制増強や物流コスト削減も見込めるとしている。

 合併後の2007年3月期決算は、売上高が490億円、経常利益が18億円、純利益が11億円と見込む。

 富士製粉は05年3月期まで4期連続で最終損益が赤字となっていたが、06年3月期は2億円の黒字となる見込み。
(中日新聞) - 9月14日13時24分更新

173とはずがたり:2005/09/17(土) 23:58:56
15歳以上飲酒可なのか〜。

仏ワイン人口:100万人減少 健康志向、約4割飲まず
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050918k0000m020012000c.html

 ワインの本場フランスでワインの消費人口が年々減り続けている。全国ワイン業者組合が15日発表した調査結果によると、05年の全国のワイン消費者は約3200万人で、00年に比べ約100万人減少した。国民の健康志向によるアルコール離れと分析されている。

 飲酒が認められている15歳以上の38%が「ワインを飲まない」と回答。国民1人当たりの年間ワイン消費量も65年の160リットルから、40年間で67リットルまで減少した。

 ワインを飲む人のうち、「毎日またはほぼ毎日飲む」は05年は21%で、35歳以下の若者世代にはほとんどいない状態。80年の51%から大きく後退した。(パリ共同)

毎日新聞 2005年9月17日 17時44分

174とはずがたり:2005/10/26(水) 09:56:47

野暮だねぇ〜。確かに景品欲しさに欲しくもない商品買わされるのは資源の無駄とも云えるけど。。

ペプシおまけのガンダムは「懸賞品」…公取委が注意 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/beverage.html?d=26yomiuri20051026i501&amp;cat=35&amp;typ=t

 清涼飲料水「ペプシツイスト」などのおまけをめぐり、同飲料水を製造・販売しているサントリー(大阪市)が公正取引委員会から、景品表示法違反の疑いがあると注意を受けていたことが、25日わかった。

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 中が見えない袋に入った人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクター模型は、消費者の射幸心をあおる「懸賞品」に当たると判断された。約20年前には、ロッテ(東京都新宿区)がシール付きの「ビックリマンチョコ」で同様の注意を受けており、コレクター心理をくすぐる販売戦略に再び「待った」がかかった。

 サントリーは2003年9月から、32種類の「ガンダム」の模型のうちいずれか1種類を袋入りのおまけにして、「ペプシツイスト」ボトル缶などの販売を始めた。おまけは全商品についていれば、通常は「景品」とされるが、ペプシの場合、いくら商品を買っても全種類を集め切れるかどうかは運に左右されるため、公取委は「懸賞品」と認定。懸賞品の価格は商品価格の2%以下でなければならないが、今回はこの制限を超えていたという。

 公取委などによると、模型の中には、めったに入手できない「レアもの」もあり、全種類を集めようとして大量に商品を購入し、飲料のみをインターネットなどで販売するコレクターもいた。全種類そろった模型は、ネットオークションで10万円前後で売買されているという。

 公取委は9月末、サントリーに注意を出すとともに、全国清涼飲料工業会にも、同じような販売手法を取らないよう要請した。サントリーは審査中だった同月上旬に、袋を透明なものに変更した。

 サントリー大阪広報部は「9月から透明化したのは当社独自の判断」としたうえで「飲料業界の一員として、公取委の指摘に従いたい」としている。

[ 2005年10月26日3時2分 ]

175とはずがたり:2005/10/29(土) 16:53:26
たった95億の損失ばかで倒産?!ヽ(゚∀゚)ノ←破産予備軍

サンビシが民事再生法を申請 子会社が資産運用に失敗
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051029-00000016-cnc-l23

[愛知県] しょうゆ製造販売の老舗、サンビシ(愛知県小坂井町)は28日、子会社が設立した会社がデリバティブ(金融派生商品)取引で多額の損失を出した影響で債務超過に陥ったため、名古屋地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。負債総額は約95億円。及部久嗣社長は記者会見し、辞任を表明した。

 サンビシは名古屋証券取引所第2部上場。名証は29日付で同社を整理ポストに割り当て、11月29日付で上場廃止とする。

 及部社長によると、デリバティブに失敗したのは、子会社のサンビシ商事が設立したサンビシエイ・エム・エス。及部社長が両社の社長を兼務している。

 両社は28日、名古屋地裁に破産申請。これにより、サンビシのサンビシ商事への貸付金など46億2700万円が回収不能となり、20億円程度の債務超過となる見通しとなった。デリバティブの損失額は57億円程度という。

 サンビシは本業のしょうゆ製造などでは利益が出ており、2005年3月期決算の経常損益は2億3000万円の黒字だった。事業は継続し、一方で資産を処分して債権者への弁済に充てる。

 デリバティブは「利益を得る目的」(及部社長)で1997年から始めた。サンビシは、サンビシ商事への貸付限度額を累計で15億円とすることを取締役会で決めていたが、及部社長は損失の穴埋めのため、これを無視して独断で貸し付けを増やした。

 及部社長は「失敗を隠したい気持ちがあった。民事、刑事で責任を問われることもあり得るが覚悟している」と話した。

 <サンビシ>1896(明治29)年創業。しょうゆのほか、たれやみりんなど料理用調味料を幅広く製造。現在は愛知県内で住宅販売事業も手がける。現社長の及部久嗣氏は父の敬氏(現取締役相談役)の後を継いで91年就任。05年3月期単独決算の売上高は44億6300万円で、民間信用調査機関の帝国データバンクによるとしょうゆ業界12位。
(中日新聞) - 10月29日13時31分更新

176とはずがたり:2005/12/07(水) 22:52:03
WSJ-コカ・コーラ、炭酸飲料メーカー首位から転落の危機
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051207-00000030-dwj-biz&amp;kz=biz

ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)現状が急激に変わらないかぎり、コカ・コーラ(NYSE:KO)のネビル・イズデル会長兼最高経営責任者(CEO、62)は、炭酸飲料の雄がその座を失ったときに同社を率いていた人物として記憶されるかもしれない。
 
コカ・コーラを退職したイズデル氏が1年半前に同社トップとして復帰して以来、同社の株価は17%下落した。業績の回復にかなり手間取っている。一方、ライバルである清涼飲料・食品大手ペプシコ(NYSE:PEP)の株価は同時期に12%上昇した。
 
このためペプシコは時価総額ベースで、コカ・コーラの1919年の上場以来初めて同社を追い抜けそうなところまで迫っている。コカ・コーラの時価総額は、6日の同社株の終値42.54ドルに基づくと1012億1000万ドル。ペプシコは同59.71ドルに基づくと990億7000万ドル。
 
最近の株価動向から考えると、21億4000万ドルの差は来月にもなくなりそうだ。10年前のペプシコの時価総額は、コカ・コーラの半分に満たなかった。
 
イズデル氏がコカ・コーラをいつまでトップの地位にとどめておけるかは、同社が7日に開く投資家説明会にかかっている。同社の広報担当者は6日、「当社の目標は、持続可能な成長を果たすこと、基本的な財務内容を堅調に保つこと、ブランド力を維持するために強力なマーケティングをすることだ」と語った。
 
イズデル氏が設定した「移行の年」の終わりが近づき、より高いリターンの実現を同氏に求める声が高まっている。ニューヨークで資産運用に携わるアレン・アドラー氏は「イズデル氏の言っていることは正しい。ただ、善意の発言だけではなく、具体的な計画を聞きたい。実績を示すべき時が来た」と述べた。アドラー氏はコカ・コーラ株を保有しているが、持ち株比率は明らかにしていない。
 
コカ・コーラは炭酸飲料の販売では世界首位。ペプシコは利益の半分以上をフリトレー部門のポテトチップなどのスナック菓子で得ている。コカ・コーラは90年代に世界の事業拡大で利益を大幅に伸ばしたが、イズデル氏の前任者2人、ダグラス・ダフト氏とダグラス・アイベスター氏が同社を率いる間に勢いが衰えた。
 
同社は長期的な成長目標として1株利益の伸びを年11−12%とみていたが、イズデル氏は昨年、CEO就任後初の投資家説明会で、この見通しを1けた台後半という現実的な水準まで下方修正し、称賛された。
 
イズデル氏は、以前の幹部が短期的な利益を押し上げるためにマーケティングを縮小したのは誤りだったと認め、同社の問題を的確に捉えることができなかったと考えている。同社はさらに、無炭酸飲料の人気に気がつくのが遅かった。
 
欧州での独禁関連訴訟で和解し、米国では利益水増しの疑いで当局の調査を受けた。大量のレイオフや度重なる戦略転換で、同社従業員の士気は高まってきた。またイズデル氏は、かつての幹部を再び登用し、アジア事業管理責任者だったメアリー・ミニック氏を世界のマーケティング、革新、成長などを統括する新たなポストに就けた。また、食品や日用品にも業容を拡大するための大掛かりな買収に、同社の50億ドルの手元資金を充てることはないとした。
 
2006年の成長目標を引き下げたものの、目標達成は厳しい。売上高は西欧地域やフィリピン、インドなどの主要市場で低迷が続いている。またドル高が利益を押し下げている。コカ・コーラのブランド力回復のために年間4億ドルのマーケティング費用を上乗せすることが果たして有益なのかと、疑問の声が上がっている。中南米にある同社傘下で最大のボトリング会社との間では、主要な収益源である炭酸飲料の原液の値上げをめぐり緊張が高まっている。
 
コカ・コーラは、世界規模の新たな広告キャンペーンを準備している。7日の投資家説明会では、コーヒーの香りの炭酸飲料「コカ・コーラ・ブラック」、ペプシコのマウンテンデューに似た「ボールト」のほか、ジュース、健康志向の消費者向けの茶飲料などの新製品をアピールするとみられる。
 
コンサルティング会社ベブファームのトム・パーコ社長は「コカ・コーラの最近の新製品をみると、同社は、数種のダイエットコーラや似たような栄養ドリンクではなく、新しい発想が必要と考えているようだ」と語った。

(ダウ・ジョーンズ) - 12月7日16時21分更新

179荷主研究者:2005/12/29(木) 02:44:03

【日本コカ:5年ぶりジョージア刷新】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200508030023a.nwc
日本コカ・コーラ 5年ぶり「ジョージア」刷新 缶コーヒー離れ歯止め
FujiSankei Business i. 2005/8/3

 飲料大手の日本コカ・コーラは二日、九月五日に缶コーヒーのトップブランド「ジョージア」のデザインを五年ぶりに刷新し、高級ブラジル豆を使った新商品を発売すると発表した。発売から三十年を迎えた旗艦ブランドの大幅刷新により、缶コーヒー離れが進む二十−三十代の男女の取り込みを図る。

 同社によると、缶コーヒーを含むパッケージ入りコーヒーやレギュラーコーヒー、コーヒーショップを含めたコーヒー飲料全体の市場は拡大傾向にあるものの、缶コーヒー市場は二〇〇二年以降、減少傾向にあるという。

 コーヒー専門店チェーンの躍進や、有名コーヒー店のブランドを活用し、製法や原材料にこだわる製品開発が進み、本格的なコーヒーを求める消費者が増えた。

 特に二十−三十代の若年層の缶コーヒー離れが進み、缶コーヒー愛飲者が高齢化しているという。

 同社は二十−三十代の取り込みを図って、缶コーヒーブランドとして、ナンバーワンの座を維持するため、ブランド名を目立たせる新しいブランドロゴを導入。缶の背景の色を従来のブルーからシルバーに変更して現代的で洗練されたデザインに仕上げた。

 また、これまで二十五−四十四歳の男性を主なターゲットとし、親しみやすさを前面に打ち出してきた広告キャンペーンについても、ターゲットを二十−三十代の男女に切り替えてブランドイメージの向上を図る。

 ブラジルの熟練コーヒー鑑定士が厳選した大粒の上質豆を採用し、原料と製法にこだわった「ジョージア グランデ」(百九十グラム)も若年層向けに発売する。

                  ◇

 ジョージア 1975年に「ジョージアコーヒー」として発売。ザ・コカ・コーラカンパニー本社のある米ジョージア州にちなんで名づけられた。日本のみの販売で、缶コーヒーブランドとしては後発だったが、発売から2年で累計1億本の販売を達成し、85年には缶コーヒーの売り上げナンバーワンブランドに。2004年には972億本(190グラム缶換算)を販売。発売から30年間の総出荷量は東京ドーム(124万立方メートル)の約15倍にあたる約185億リットルにのぼる。

181荷主研究者:2005/12/30(金) 12:32:03

【明治乳業旭川工場:牛乳生産増強、全国拠点に】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20050908&amp;j=0024&amp;k=200509085968
2005/09/08 09:13 北海道新聞
明治乳業旭川工場の牛乳生産増強 年10万キロリットル、全国拠点に

 【旭川】乳業最大手の明治乳業(東京)は旭川工場(旭川市永山町七)の牛乳生産体制を増強、年間牛乳生産量は二○○四年度の約七万五千八百キロリットルから、本年度は約十万キロリットルと大幅に増加する見通しだ。全国十六の自社牛乳製造工場で最大となり、主力の「明治おいしい牛乳」の全国の三割を製造するほか、「明治北海道の贅沢(ぜいたく)しぼりミルク」などの新製品も同工場のみで生産。同社の「北海道発の牛乳」の全国発信拠点となった。

 旭川工場は一九六八年に操業開始。長年、自動販売機用の牛乳を製造していた。○二年に「おいしい牛乳」の製造を始めて以来、三年連続で計三十五億円を投じて製造ラインを増強、現在七ラインとなった。設備投資について「北海道は年間通じて安定して原料乳が確保でき、品質も優れている」と話す。

 ○三年九月に全国発売した「まろやか特濃4・4」も旭川工場のみで製造。「おいしい牛乳」はこれまでの東海、北陸向けに加え、本年度は関西向けも製造。この結果、工場の年間牛乳生産量は○三年度の約四万キロリットルから大幅に増加した。

 明治乳業が○四年度に道内で集めた原料乳(チーズ向けなど含む)は、よつ葉乳業に次いで二位。旭川工場には現在、上川、留萌管内の約六十の酪農家が毎日約三百五十トンの原料乳を供給し、一日約四十七万本の牛乳を製造する。明治乳業は「今後も北海道の良質な原料乳を使い、高付加価値の牛乳を生産する」と話している。

182荷主研究者:2005/12/30(金) 19:23:51

【チチヤス乳業:100億円出資要請】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200510070078.html
'05/10/7 中国新聞
チチヤス、100億円出資要請

 ▽乳業別会社も検討

 ヨーグルトなど製造販売で地場大手のチチヤス乳業(広島県大野町)が、投資会社クレセント・パートナーズ(東京)から百億円余りの出資を受ける方向で交渉していることが七日、分かった。過去のスキー場事業などで約二百二十億円の債務があり、外部から出資を受けて財務体質を強化し、事業再生を図る。

 チチヤス乳業によると、年内にもクレセント・パートナーズから出資を受ける方向で検討している。出資を受けた後は、二〇一〇年をめどに上場を目指すとしている。出資の金額や形態は現在調整しており、クレセント・パートナーズ側から役員の派遣を受け入れることも検討している。

 不振のグループの事業を切り離して、本業の乳業部門を別会社化にする手法も選択肢の一つとして検討している。牛乳やヨーグルトを中心とする「チチヤス」ブランドや、三百六十四人の従業員、工場などはそのまま継続するという。

 チチヤス乳業は芸北国際スキー場(北広島町)など事業の多角化を進めたものの、多額の負債を抱え、〇三年十一月に同スキー場を売却するなど資産処分を進めてきた。

 野村慶太郎常務は「創業百二十年を機に構造を変え、市場から資本を集めて投資家に利益を還元できる会社を目指す」と話している。

 〇四年十二月期の売上高は百七十五億三千六百万円。黒字だが利益は公表していない。

 クレセント・パートナーズは将来上場を目指す企業の未公開株などを投資対象に、約二百億円を運用している。

 ●クリック チチヤス乳業

 資本金3131万円、本社は広島県大野町。1886(明治19)年、広島合資ミルク会社として創業し、1917年に業界で初めてヨーグルトを発売した。59年、チチヤス乳業を設立。本社近くにチチヤスハイパークを64年オープンし、プールや遊園地なども整備。60年代後半からグループによるゴルフ場やスキー場運営などレジャー事業に力を入れてきた。

183荷主研究者:2005/12/30(金) 20:12:52

【朝日食品工業:大町に豆乳専門工場】
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20051008/lcl_____ngn_____002.shtml
2005.10.08 中日新聞
朝日食品工業が初の豆乳専門工場 大町で竣工式

 大町市常磐のアルプスパノラマ工業団地で七日、大手豆腐メーカーの朝日食品工業(東京都豊島区)の豆乳製造工場「アルプス大町工場」の竣(しゅん)工式があった。同社八番目の工場で、豆乳製造の専門工場は初めて。

 一万六千平方メートルの敷地に、豆乳製造棟など約二千八百平方メートルの工場を整備した。豆腐と豆乳を製造していた池田町の同社安曇野工場の豆乳製造部門は、アルプス大町工場に移した。総事業費は約十八億円。ペットボトル用(一本五〇〇ミリリットル)と紙パック用(同一リットル)、業務用の豆乳を製造。年間、ペットボトル五十万ケース、紙パック百万ケース(いずれも一ケース六本入り)を販売し、約二十億円の売り上げを見込む。

 竣工式には取引先や大町市の関係者ら約八十人が出席。中野高雄社長は「北アルプスの雄大な自然に恵まれた大町市の環境を製品づくりに生かし、商品力を高めたい」とあいさつした。 (一ノ瀬 千広)

184荷主研究者:2005/12/30(金) 21:28:39

【東北日本ハム:青森工場閉鎖へ】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/11/20051110t72010.htm
2005年11月09日水曜日 河北新報
青森工場閉鎖へ 日ハム子会社、生産拠点を山形に集約

 日本ハム(大阪市)の子会社、東北日本ハム(仙台市)は9日までに、青森工場(青森県百石町)での生産を12月末で終了し、来年1月末に閉鎖することを決めた。生産拠点を主力の山形工場(酒田市)に集約する。

 日本ハム広報部によると、工場閉鎖は、価格競争の激化などを受けた東北日本ハムの生産体制効率化が狙い。青森工場はハムやソーセージなど年間約2400トンを製造している。

 青森工場の従業員は約90人で、ほとんどが現地採用。基本的に山形工場に転属される。転属しない従業員については、青森県内の関連会社や取引先企業への再就職をあっせんするなどして、「雇用の確保には全力を挙げる」(広報部)としている。

185荷主研究者:2005/12/30(金) 22:18:23

【サッポロが焼酎に参入 キッコーマンから取得】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?j=0024&amp;d=20051125
2005/11/25 20:33 北海道新聞
サッポロが焼酎に参入 キッコーマンから取得

 サッポロビールは25日、キッコーマンから焼酎の酒造工場を取得し焼酎事業に参入すると発表した。大手ビール各社は酒類事業の多角化を進めている。焼酎の販売は酒類全体の市場が縮小する中で堅調に推移、サッポロの参入でビール4社が出そろうことになる。

 両社は12月下旬に正式に契約、2006年4月に事業を譲渡する。サッポロの福永勝社長は同日、都内で会見し「ビール、ワインに次ぐ経営の柱に育てたい」と述べた。

 サッポロはビールの営業網を活用し効率的に焼酎を酒販店などに売り込む。缶酎ハイなど新商品も開発し、人気を集める低アルコール飲料市場の開拓も進める方針だ。

186荷主研究者:2005/12/30(金) 22:19:30

【サントリーが千歳工場を日本アスパラガスに譲渡の方針】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20051125&amp;j=0024&amp;k=200511255837
2005/11/25 07:28 北海道新聞
サントリーが千歳工場譲渡の方針 岩内の日本アスパラガスに

 【千歳】サントリーは二十四日、千歳市北信濃の千歳工場について、二○○六年三月末で同社としての操業を休止すると発表した。建物や製造設備は日本アスパラガス(後志管内岩内町)に譲渡する方針で、サントリーからの委託生産で同社が清涼飲料を引き続き製造する。サントリーの従業員二十人は道外工場や道内の営業部門などで雇用を継続する。

 千歳工場は一九六七年、洋酒の瓶詰め工場として操業開始。七○年代からミネラルウオーターやオレンジジュースなど清涼飲料の製造を始めた。○一年に洋酒の扱いを休止、現在はウーロン茶や清涼飲料、焼酎の生産、ビールのたる詰めなどを行っている。

 同社によると、工場設備が老朽化し、生産効率が低下していた。○四年度の生産実績は主力の清涼飲料が三百七十万ケースと、同社の道内消費量の三割程度。操業休止で焼酎の製造、ビールのたる詰めは廃止する。

 譲渡を受ける日本アスパラガスは岩内町に工場を持ち、サントリーを含む大手の清涼飲料を受託生産している。

 同社の馬場彦造社長は「道内の大消費地である札幌近郊に生産拠点を持てるのは物流コストの削減などでメリットが大きい。いずれ、設備を更新し、千歳での生産拡大も考えている」と話している。

187荷主研究者:2005/12/30(金) 22:50:40

【山形市中央卸売市場、曲がり角】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/12/20051206t52006.htm
2005年12月05日月曜日 河北新報
山形市中央卸売市場、曲がり角 取扱量ピーク時の半分

 山形県民の台所を賄う山形市中央卸売市場が、曲がり角に立たされている。大型量販店の市場外流通などに押され取扱数量の下落が止まらず、今年3月には場内の卸会社が倒産。運営者の市は、東北で初となる地方市場への転換も視野に入れた再編策の検討を始めた。だが、関係者からは「中央市場」の格付けを失うことを不安視する声も上がっている。(山形総局・原口靖志)

<「底が見えない」>
 山形市場の取扱数量は1989年の約12万トンをピークに年々下落、昨年はピーク時の半分の6万6800トンまで減った。東北8カ所の中央市場で最も少なく、「それでも底は見えない」と市農林部はため息をつく。

 独自の流通ルートを持つ全国規模の大型量販店による産地直接取引やネット販売など、市場外取引は拡大する一方。仙台市中央卸売市場への依存度も年々高まっている。

 山形市場を利用している小売業組合の幹部は「山形では取扱量が減り、魅力的な品物も来なくなった。質量ともに充実した仙台市場に頼ることになり、さらに山形の取扱量が減る。その悪循環だ」と指摘する。

<税金1億円投入>
 今年3月には場内の青果物卸業者が倒産した。市場自体の経営も悪化しており、欠損の穴埋めに毎年1億円前後の税金を投入、本年度は1億4000万円を予算化した。

 農林水産省の卸売市場整備基本方針によると、取扱数量が基準を下回ったり著しく減少したりすると、(1)地方市場への転換(2)運営の広域化(3)他市場との統合―などの再編措置を指導する。今のところ基準を上回ってはいるが、山形市場は「いずれ引っ掛かるのは時間の問題」(業務課)と危機感を募らせる。

 このため、市は国の指導を待たずに再編に乗り出す方向で検討に入った。再編案は卸、仲卸業者と協議の上でまとめるが、市農林部の榎森正志部長は「現段階では、地方市場への転換が一番可能性がある」と方向性を示す。

<再編避けられず>
 中央市場は行政に厳格な管理運営業務を課しているが、地方市場になると一般消費者への開放や新たな販路開拓など、自主的な運営が可能となる。ある卸売業者は「活性化につながる可能性がある」と評価する一方で、行政の後ろ盾を信頼して入荷する生産者が多いことを踏まえ「『中央市場』のブランドをなくす影響が出ないか」と心配する。

 先行する地方市場との競争も待ち構えており、関係者からは「体力強化へ、卸・仲卸業界の合併や統合も避けられない」との声が上がっている。

 山形市場の運営審議委員を務める同市消費者連合会の五十嵐優子会長は「県民生活を守るために、安定した市場機能の維持は欠かせない。市と卸売業者は協力して市場の魅力を取り戻す努力をすべきで、そのためには地方市場への転換も一つの方法」と提言している。

 [山形市中央卸売市場] 1975年4月に開設、12万8000平方メートル。青果、水産の2部門で卸3社、仲卸13社、関連業者24店舗などが業務を行う。昨年の取扱量は青果が約5万6300トン、水産が1万500トンで、取扱金額は合計約223億8000万円。
 中央市場と地方市場 ともに卸売市場法で定められた運営形態。中央市場は農水省が監督し、人口20万人以上の自治体が開設者となる。運営は開設自治体の条例に基づき、登録した卸、仲卸などの業者以外は売買に参加できない。開設者による登録業者の財務検査など制約も課せられる。地方市場は都道府県が監督し、自治体のほか民間も開設できる。売買の規制は中央市場より大幅に緩和され、消費者に開放している市場も多い。

188荷主研究者:2005/12/30(金) 23:48:24

【アリアケジャパン:佐々町に新工場】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20051110/nagasaki.html#004
2005/11/10 西日本新聞
アリアケジャパン 佐々町に新工場起工 07年の操業開始目指す

 業務用天然調味料製造のアリアケジャパン(本社・東京都渋谷区)九州第二工場の新工場建設工事が九日、佐々町小浦免で始まった。新工場稼働に伴い、同社は地元から約百人の採用を見込んでいる。

 同日、現地であった起工式には、関係者約八十人が出席。岡田甲子男社長が「安定的・持続的経営を目指し、地域社会の経済振興に少しでも貢献したい」と地域貢献を強調すると、関耕二町長が「アリアケジャパンは、町の発展を先頭に立って引っ張っている。町にとって雇用拡大は明るい希望」と期待を寄せた。

 新工場は鉄骨二階建てで、延べ床面積約三万三千六百平方メートル。現在の第二工場横に建設する。事業費は約七十五億円。二〇〇六年九月末に完成、〇七年一月の操業開始を目指す。年間売上高は約二百億円を見込んでいる。

192荷主研究者:2006/02/06(月) 02:03:48

【こどもびいる】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20051215/news002.html
2005/12/15 西日本新聞
こどもびいる はじける人気 九州発「黒」も新発売 祖父母と孫結ぶ道具に

 クリスマスや冬休みを前に、ビールに似せた子ども向けの炭酸飲料「こどもびいる」が全国的な人気を集めている。発祥は福岡市のもんじゃ焼き店で、製造元は佐賀県小城市の飲料メーカー。八日には新商品の「こどもびいる 黒」も加わり、市場は拡大中だ。祖父母と孫など世代間を結ぶコミュニケーションの道具になっていることも人気の要因のようだ。 (経済部・岩永公就)

 レトロ調のラベルが張られた小瓶。グラスに注ぐとビールそっくりの色と泡立ちだが、アルコールは一切含まれていない。飲めば、甘さを控えたリンゴ風味のサイダーといった味わいだ。

 福岡市・天神の岩田屋では、こどもびいるが多い日で百二十本売れる。売り場担当者によると「孫への手土産にする」と買っていく高齢者が目立つという。

 「こどもびいる」の生みの親は、福岡市博多区のもんじゃ焼き専門店「下町屋」の店主・浅羽雄一さん(39)。数年前から褐色のビンに入った炭酸飲料に「こどもビール」のラベルを張って、店で販売していた。

 「子ども」と「ビール」の組み合わせの意外性と、レトロ調のラベルが評判を呼んだため、量産を計画。二〇〇三年夏に佐賀県小城市の飲料メーカー「友桝(ともます)飲料」を経営する友田諭さん(30)に製造を依頼し、同年十二月に「こどもびいる」が誕生した。

 当初は下町屋だけで販売していたが、昨年七月から他の飲食店向けに、今春からは贈答用としての販売も始めた。現在は月十五万本以上製造し、全国に出荷している。

 浅羽さんと友田さんは「売りはネーミングとレトロな雰囲気、そして希少性」と口をそろえる。直接販売のみで広告宣伝は一切なし。販路を限定し、口コミで人気を広げる戦略も当たった。

 友桝飲料には「家族で乾杯できた」「孫と楽しい食事会ができた」などの電子メールが約六千通届いた。北九州市立大文学部の重信幸彦助教授は「家族だんらんが大事だと多くの人が思っていながら、実際に食卓を共有する機会は減っている。一緒に乾杯できるこの商品が、だんらんの道具になっているのだろう」と話している。

 九州が生んだ全国ヒット。年末年始、あちこちから子どもたちの乾杯の声が聞こえてきそうだ。

196荷主研究者:2006/02/26(日) 23:18:30

【林兼産業:世界初、養殖マグロ用飼料】
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200601140067.html
'06/1/14 中国新聞
世界初、養殖マグロ用飼料 下関

▽林兼産業開発、食感を改良

 食肉加工などの林兼産業(下関市)は、養殖マグロ用の配合飼料を開発、商品化した。マグロはこれまで配合飼料を食べないとされており、商品化に成功したのは世界で初めてという。

 ブリやタイなどの通常の養殖魚向けの配合飼料は細かいペレット状だが、開発したマグロ用はペレット状に比べ長さで最大十二倍ある。

 直径一・五―四センチ、長さ五―三十センチで、マグロの成長に応じて飼料のサイズを大きくしていく。

 この飼料だとマグロが食べる理由について同社は「科学的にはっきりしているわけではないが、大型魚のマグロが食べやすいサイズになり、生の魚に近い柔らかい食感になったためではないか」とみている。

 同社は、クロマグロの養殖では国内最大のマルハ(東京)と約十五年前から共同研究。マグロが配合飼料を食べない理由の一つに餌の大きさや食感の問題があるとみて、タンパク質のフィルムで飼料をソーセージ状に包む方法を開発した。これで大きさや食感を、アジやサバなどの生の餌に近づけることができた。

 フィルムで包むため、飼料の脂肪やタンパク質などを自由に配合。コスト削減や、均一な肉質のマグロを育てることが可能になる。水中で解けにくく、海洋汚染の原因にもなりにくいメリットもあるという。

 林兼産業によると、マグロは国内で約三千トン、世界で約三万トンを養殖している。「技術を応用し、ほかの大型魚向けなどの商品も開発したい」としている。

 (永井友浩)

197荷主研究者:2006/02/26(日) 23:20:58

【アサヒビール:10年で2400億円投資】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20060112&amp;j=0024&amp;k=200601126471
2006/01/12 08:26 北海道新聞
アサヒビール、10年で2400億円投資 札幌など9工場設備更新

 アサヒビールは十一日、二○○六年から十年間で国内の製造設備更新などに約二千四百億円を投資する計画を明らかにした。北海道工場(札幌)など全国九工場にある主力ビール「スーパードライ」の生産設備の更新などに充て、品質向上により競争力を強化する。

 ビール市場全体は、ここ数年伸び悩んでいるが、スーパードライは同社の連結売上高の約50%を占めている。

 スーパードライの生産設備については、全国九工場で最新鋭設備の導入に計約一千億円程度を投じる。老朽化が進んでいる福島工場(福島県本宮町)や名古屋工場(名古屋市)を手始めに、一九六六年に稼働しスーパードライを年間六百五十万ケース生産している北海道工場にも順次投資する。

 このほか、○七年に福島工場に天然ガスを使った熱電併給(コージェネレーション)を導入するなど、約三百億円を省エネに投資。新商品を製造する設備や情報技術(IT)関連などにも約一千億円を投資する。


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