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食品産業総合スレッド

125荷主研究者:2004/12/31(金) 02:39
>>62-63

業務提携の詳細↓ 
http://www.nosan.co.jp/release2004/20040330.pdf

【日本農産工業と日本配合飼料が生産統合へ】2004年3月30日 日本経済新聞 1面
飼料2社 生産統合へ 日本農産 日本配合 全農に次ぎ2位

三菱商事系で国内3位の飼料メーカー、日本農産工業と三井物産系で同6位の日本配合飼料は29日、生産統合を柱とする提携で合意した。飼料分野では全国農業協同組合連合会(全農)に次ぐ規模の2位連合ができる。国内畜産農家は貿易自由化の流れのなかで国際競争力の強化を迫られており、安価で安全な飼料の供給体制を整備する。成熟化が進んだ原料や素材産業などでは規模の利益を狙う寡占化の動きが加速してきた。

両社は4月に生産だけでなく、物流、研究開発の分野ごとに委員会を設置、両社の代表が協議を開始する。3ヵ月内をめどに詳細を詰める。「他の飼料メーカーから提携に参加したい、と申し出があれば前向きに考える」としており、業界全体の一段の再編・集約につながる可能性もある。

両社の合計売上高は約1,850億円(日本農産工業1,100億円、日本配合飼料750億円、いずれも2004年3月期連結予想)。販売量のシェアは計15%に達し、非全農系で最大となる。

具体的には両社が宮城県塩釜市に個別に稼動させている工場を廃棄、3年内をめどに共同で大型工場を建設する。新工場は現在の個別拠点の約2倍の年産5万トン規模で、設備投資額は50億−60億円。投資の負担割合は今後調整する。また両社の知多工場(ともに愛知県知多市)も同様に、共同出資・運営する新鋭工場に切り替える。

この結果、国内16工場が14工場に集約される。新鋭工場を除く12工場は生産品を相互融通しながら、順次統合を目指し、現在、7割程度とみられる稼働率を9割前後に引き上げる。

農水省はBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策として来年4月までに牛用飼料とその他飼料の生産ラインを分けることを義務付けた。互いの工場を牛用と鶏・豚用に特化することで、生産効率を高めながら安全対策を強化する。

国内飼料業界は、全農がシェア30%を占めるガリバーで、商社系や独立系の企業が残りのシェアを分け合っている。昨年10月には再編の第一弾として日清飼料と丸紅飼料が合併し、シェア10%の日清丸紅飼料が誕生している。

▽畜産用配合飼料メーカーの販売量順位(2002年度、単位万トン、カッコ内はシェア・%)
順位
1 全国農業協同組合連合会 741(30.2)
日本農産工業+日本配合飼料 365(15.0)
2 日清丸紅飼料※ 258(10.5)
3 日本農産工業 224(9.2)
4 中部飼料 214(8.7)
5 協同飼料 170(6.9)
6 日本配合飼料 141(5.8)
7 伊藤忠飼料 119(4.9)
8 日和産業 91(3.7)
9 昭和産業 90(3.7)
10 豊橋飼料 68(2.8)
※日清丸紅飼料は日清飼料と丸紅飼料の合計


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