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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

948チバQ:2011/03/30(水) 12:35:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000016-fsi-bus_all
計画停電、ヨーグルト直撃 工場稼働停止、供給不足は長期化
フジサンケイ ビジネスアイ 3月30日(水)8時15分配信


拡大写真
おにぎりの入荷を知らせるコンビニエンスストア。一時、首都圏で欠品が目立った日用品の多くが店頭に並び始めたが、ヨーグルトは品薄状態が続いている(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 東日本大震災の発生で一時、首都圏で欠品が目立った日用品の多くが店頭に並び始めた中、ヨーグルトの品薄状態が続いている。ヨーグルトは牛乳など他の乳製品に比べ、製造過程で多くの電力を使うが、メーカーの多くが生産拠点を東京電力の計画停電の地域に抱えており、生産能力が落ち込んだためだ。計画停電の動向次第では長期的な供給不足になり、今後の業績に影響が出る可能性もある。

 大手スーパーのイオンでは今月中旬以降、ヨーグルトの品薄状態が続いている。担当者は「整腸作用など機能系の商品は毎日食べる人が多く、まとめ買いする人が増えた」と話す。

 ヨーグルトの供給が遅れているのは、メーカー各社の生産拠点が被災したのに加え、計画停電が大きく影を落としている。ヨーグルトは牛乳同様に高温殺菌するだけでなく、40〜50度の状態で発酵させるなど温度調節により多くの電力を使う。そのため停電すると品質管理が難しく、長期保存もできないので供給能力は大幅に落ち込む。

 雪印メグミルク(東京都新宿区)は、ヨーグルト製品の最大拠点である海老名工場(神奈川県海老名市)が計画停電でヨーグルトの生産はほぼ停止状態。計画停電実施の有無が判明するのが前日だと、原乳の入荷や配合する菌の準備など正確な量産計画が立てにくい。その上、包装材メーカーが被災し、札幌工場(札幌市)と京都工場(京都府南丹市)の資材確保で精いっぱいで、これ以上のヨーグルトの増産は難しいという。

 明治乳業(東京都江東区)はヨーグルト製品を生産する東北工場(宮城県大和町)が被災し操業を停止。さらに、計画停電の地域にもヨーグルトを生産する関東工場(埼玉県戸田市)をはじめ計3工場が集中しており、生産計画の見直しを迫られている。

 また、容量や味などが豊富な点も欠品を招きやすい。関東工場(茨城県鉾田市)が被災したオハヨー乳業(岡山市)は岡山県内の2工場で代替しようとしたが、食感が柔らかいソフトタイプは関東工場、ハードタイプは岡山の2工場で製造するなど、味や種類別に拠点が完全に分かれていたため、不足分を増産するのは不可能だという。明治乳業も現在、生産ラインを効率的に稼働させるため、需要が高い大容量タイプなど人気商品に絞って生産している状況だ。

 ヨーグルトは消費者の健康志向で一年を通して比較的販売量が安定している上、牛乳などに比べて利益率が高い。それだけに業績への影響が懸念されており、業界の苦悩は深い。(小川真由美)

949チバQ:2011/03/31(木) 19:36:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000028-maip-soci
東日本大震災 「増産もう無理」 飲料水メーカー悲鳴
毎日新聞 3月31日(木)14時9分配信


乳児のいる家庭に緊急支援物資として配るためペットボトル入りの水を準備する区役所の職員ら=東京都の荒川区役所で2011年3月24日、手塚耕一郎撮影
 東日本大震災で飲料水の需要が高まっている。被災地への救援物資に加え、東京都が乳児の水道水摂取を控えるよう呼びかけた(23日。24日に解除)後は被災地以外でもミネラルウオーターの需要が急増。飲料水メーカーは工場のフル稼働を目指すが、計画停電の追い打ちもあって「これ以上は無理」という悲鳴も聞かれる。ミネラルウオーター生産量全国一の山梨県の現場から報告する。【水脇友輔、春増翔太】

【飲料水不足に】放射性物質:水を求め母ら奔走…都水道水ヨウ素検出

 28日午後2時すぎ、南アルプスのふもと、山梨県北杜市白州(はくしゅう)町の「白州ヘルス飲料」の工場内は節電で薄暗かった。同社は日本コカ・コーラ(東京都)のブランド「森の水だより」を生産している。ベルトコンベヤーの上に2リットルペットボトルが流れ続け、品質検査を経て次々と段ボール箱に納められていた。

 白州町は大手メーカーの工場が並ぶ。日本ミネラルウォーター協会(東京都)によると、昨年1年間の全国のミネラルウオーター生産量のうち3割を山梨県内が占める。

 白州ヘルス飲料は、地下約100メートルから取水する。3月からは夏場に備え、通常の年でも毎日2リットルを約2万本生産するフル稼働体制だ。工場長の田上清司さん(57)は悲鳴を上げる。

 「被災地を思うと一本でも多く生産したいのですが、既に24時間稼働。従業員は休日返上です」

 白州町の「道の駅はくしゅう」にも、施設内の湧き水を求めて都心部から客が急増している。

 駅長の山口光茂さん(66)によると、26、27日は約90台収容の駐車場が車で埋まった。水を入れようとポリタンクを抱えた数十人が行列を作った。店頭販売のポリタンクも26日に完売。両日とも「湧き水をくめると聞いたが」との問い合わせが殺到した。山口さんは「夏に問い合わせが相次ぐことはあるが、雪の残る今の時期では考えられない」と驚く。

 28日に訪れた長野県富士見町の会社員、山崎健司さん(53)は「近所の店でも水が消えた」と2リットルボトル約20本を持参。水を入れていた妻(42)は「微量でも放射性物質が検出されれば不安」と話した。

 山梨県小菅村の公営温泉施設「小菅の湯」には震災後、ひっきりなしに電話がかかっている。同施設が地元で採水して販売している「多摩源流水」の注文だ。

 23日に東京都が乳児の水道水摂取を控えるよう呼びかけると、その日のうちに在庫計約600リットルを完売してしまった。28日に震災後に初めて製品化した水3トン分を販売したところ、これも即日完売。通常なら3〜4カ月で売り切れる量という。商品化の委託先の埼玉県の会社も、被災地向けの他社製品生産で手いっぱいといい、担当者は「今後の販売のめどは立っていない」と話す。

 ◇計画停電追い打ち

 急増する需要のほかにも、メーカーに追い打ちをかけている要因がある。計画停電だ。

 白州ヘルス飲料の工場に自家発電の設備はない。一度停電すると、機械を殺菌する必要がある。生産再開に10時間以上を要し、1日の生産量が半減する。田上さんは不安そうだ。「計画停電が夏秋まで続くようだと、従業員がもちません」

 富士山の北麓(ほくろく)にある中小飲料水メーカーは、自社ブランド商品が生産できなくなった。自社ボトルのキャップやラベルの製造を茨城県の会社に発注していたが、この会社が震災で生産停止に追い込まれたためだ。それでも3月の生産量は受託生産でしのぎ、前年同月比1・4倍に増えた。計画停電には夜間操業などで対応しているが、従業員の勤務体制に頭を悩ます。担当者は言った。

 「もっと増産したいが、これ以上は無理です」

950荷主研究者:2011/03/31(木) 23:51:52

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/26/new1103261103.htm
2011/03/26 11:03 デーリー東北
飼料原料、八戸港に到着 生産量増へ弾み

 家畜の配合飼料用の原料を積んだ貨物船が25日、震災後初めて八戸港に入港した。同港飼料コンビナートにある飼料メーカーでは、6社のうち5社が製造を一部再開。飼料の供給を始めており、近日中に全社が操業を再開する見通し。フル操業まではいかないものの、原料の入荷により生産量の増加に弾みがつきそうだ。

 オーストラリアから飼料の主原料であるコーリャン2万6千トンを積んだ貨物船が25日午前に入港。八太郎1号埠頭で荷揚げ作業が行われ、大型サイロを有する東北グレーンターミナルにトラックや船で運び込まれた。

 同社によると、サイロには1カ月分以上の原料が残っているが、船から飼料原料を吸い上げる機械が震災の被害で故障中。

 西村芳雄社長は「復旧までには時間がかかるかもしれないが、別の岸壁からトラックや船を使用し原料は運び込める」と説明。「北海道や九州から八戸港に飼料が輸送されており、引き続き安定供給に取り組みたい」と話した。

951チバQ:2011/04/02(土) 15:39:21
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011040290133206.html?ref=rank
利根川の水 飲料業暗雲 ビール、コーラ「数日間停止も」
2011年4月2日 13時32分

 気温の上昇とともに消費が伸びてくる清涼飲料水やビール。大震災と福島第一原発の事故の影響で、首都圏の需要を担っている各メーカーは今後、電気や安全な水が十分確保できるのか、頭を悩ませている。(志村彰太)

 日本コカ・コーラの茨城工場(茨城県土浦市)は月内にも製造ラインを再稼働する。

 ただ、心配なのは水だ。利根川水系を利用しているが、この水系の水は一時、放射性物質が検出された。同社は独自の厳しい基準に従い検査しているが、同社では「基準を満たさない水が出てきた場合、ラインを止めざるを得ない」としている。

 五百ミリリットルで換算すると、一日一千四百万本の飲料を製造でき、「全国二十八カ所ある当社の工場でもトップクラス」という茨城工場。仮に生産を止めても「在庫もあり、すぐに品不足にはならない」とみるが、「急激に需要が増えた場合の影響は読めない」。

 同じ水系を利用するキリンビールの取手工場(同県取手市)はラインの復旧作業を急ぐが、やはり水の確保を心配する。

 同社は水源保護のために里山整備などをしてきたが、「原発問題で水が汚染されるとは予想外だった」と戸惑いは隠せず、「使用を控えるよう指示があれば、数日間、製造できなくなる事態は覚悟している」と明かす。

 取手工場は同社で二番目の規模。同社では、今回の「水騒動」を一時的なものと考えているが「長く続くようだと別の対応策を考えなければいけない」と危機感を募らせる。

 心配なのは飲料需要が急増する夏になっても、こうした事態が続くことだ。各社とも「夏に茨城で計画停電が復活したら、供給態勢に支障が出るかもしれない」と警戒している。 

(東京新聞)

952荷主研究者:2011/04/03(日) 13:38:52

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20751.html
2011年3月10日 新潟日報
一正蒲鉾が工場を統廃合

 一正蒲鉾(新潟市東区)は10日、江口工場(江南区)の操業を10月で終了し、生産機能を本社工場(東区)に統合すると発表した。子会社を含む生産拠点見直しの一環。パートを含む従業員129人は本社工場などに配置転換する。

 江口工場は1977年から稼働し、全国7直営工場の中で本社、関西、北海道に次ぐ規模。看板商品であるカニ風味かまぼこの主力生産拠点だが、老朽化した上、敷地(約1600平方メートル)が手狭になった。「面積に制約があり、建て替えや拡張は難しい」として閉鎖を決めた。

953荷主研究者:2011/04/03(日) 14:24:43

http://kumanichi.com/news/local/main/20110324002.shtml
2011年03月24日 熊本日日新聞
八代市に飼料工場建設へ 県酪連、県内から原料

 県酪農業協同組合連合会(熊本市、吉田孝壽会長)は、県内で栽培した飼料用米・稲と、JA熊本果実連(同市小山町)の工場で発生する県産ミカンジュースや豆乳の搾りかすを原料とする混合飼料の工場を八代市に建設する。4月中旬に着工し、8月中旬に生産開始の予定。飼料は県内の酪農・畜産農家に販売し、輸入に頼らない県産飼料で育てた牛の生乳や枝肉としてブランド化も目指す。

 全国の酪連で独自に飼料工場を建設するのは初めてという。

 県内の酪農・畜産の飼料作物は、各農家で栽培する分では足りず、トウモロコシや大麦など輸入品に頼っている。ただ世界的に飼料の需要が増え価格も上がっており、安定確保が課題だった。

 このため県酪連は、飼料自給率向上を目指し、自前の工場で飼料を製造することを決定。安心・安全な飼料を供給でき、農家の経営安定にもつながるとしている。

 計画では、飼料用の米と稲は県内の主産地である八代地域の農家から購入し、「耕作・畜産連携」のモデル地域として増産につなげてもらう。

 工場は、八代市新港町の八代外港工業用地約4800平方メートルにサイロ5基、原料をかくはんして混合飼料を生産する施設、貯蔵庫を建設。土地購入費を除いた事業費は約1億3千万円で、国から半額補助を受ける。稼働3年目に年間7210トン(県酪連が扱う年間飼料量の7%)の生産を目指す。出来上がった飼料は八代地域など県南の270農家に販売する予定。

 吉田会長は「安全な県産飼料を使うことで西日本一の酪農県熊本をさらに飛躍させたい」と話している。(上田良志)

954チバQ:2011/04/03(日) 21:31:00
個人的にはこゆ方法のほうが好きです。ということで2口だけ購入させていただきました
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110403/dst11040320290043-n1.htm
三陸のカキ、応援しよう 1口1万円のオーナー募集に申し込み続々
2011.4.3 20:23 (1/2ページ)

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漁船がひっくり返り、養殖用のいかだが消え、廃材が漂う尾浦漁港=3月27日、宮城県女川町
 津波で壊滅的な被害を受けた三陸海岸のカキを支援しようと、“復興後のカキ”を事前購入する形で資金を集める「セーブ・サンリク・オイスター」プロジェクトがインターネット上で始まり、全国の消費者が続々と賛同、資金を寄せている。

 プロジェクトでは1口1万円の小口カキオーナーを募る。資金が集まれば養殖いかだや種ガキなどの資材購入に充て、出荷が再開され次第、オーナーの元に1口あたりカキ約20個を届ける仕組みだ。

 運営するのはカキのネット販売サイト「旨(うま)い!牡蠣(かき)屋」を手がける「アイリンク」(仙台市青葉区)。同社で取引のある全国の生産者30軒のうち、岩手県大船渡市や宮城県南三陸町など三陸の6軒は、津波で養殖いかだや自宅が流され、今年の出荷はもちろん、復旧のめどが立たない状況だ。

 同社の斎藤浩昭社長(47)は震災後、被災地を訪れ、被害の大きさに呆然(ぼうぜん)としたという。「生産者は『必ず復興させる』と意気込んでいたが、手だてがないのが現実だと思う。ネット販売業者に手助けできることはないのか」。斎藤社長が考えたのが、全国から資金を集めることだ。

 ただ、カキの養殖には通常でも3〜4年かかるといい、準備を含めると出荷まで何年かかるか見えない。「オーナーには何年も待ってもらうことになる」と説明するが、それでもミニブログ「ツイッター」などで趣旨が伝わり、1日数百口の申し込みがあるという。

 「オーナー制度なら、カキが届くまで三陸に関心を持ち続けてくれるはず」。復興の長期化が予見されるなか、斎藤社長は関心の風化を何より恐れている。単発の義援金よりも、売買を介した支援を選んだのは、そのためでもあるという。

 「三陸のカキは磯の風味が豊かで本当においしいんです」。“日本一のカキ好き”を自負する斎藤社長は三陸カキの復興を切望する。「カキの生産者も販売者も消費者も、みんなが幸せになれるとうれしい」と話し、当面の目標の1万口、1億円の確保へ向けアピールを続ける。

 プロジェクトの詳細は特設サイトwww.sanriku−oysters.com。問い合わせは同社(電)022・726・5640。(城野崇)

955チバQ:2011/04/04(月) 23:07:00
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011033102000205.html?ref=rank
工場被災 廃業も 笹かま 再生ピンチ
2011年3月31日 夕刊

津波の被害で工場が閉鎖。泥をかぶった笹かまぼこを作る金型を見つめる木村弘幸さん=30日、宮城県塩釜市で


 東日本大震災の影響で、宮城県の名物「笹(ささ)かまぼこ」が危機に直面している。主要生産拠点である塩釜、石巻、気仙沼など沿岸部の各市が大津波で被災したからだ。被害を受けた工場の多くは中小企業で、自力再建は困難な状況。廃業を決める業者も出てきた。 (沢田佳孝)

 「ああ、もうだめだ」。笹かまぼこ製造・卸業「ヤマタカ木村商店」の木村弘幸社長(38)は、中小のかまぼこ工場が並ぶ塩釜市北浜地区の一角で、泥だらけになった自社工場を見て嘆いた。

 工場の設備は全壊。廃業を決めるしかなかった。「もう一度、生産を始めるにも、十分な売り上げがあればいいが、現実は厳しい。借金がないのが幸いだ」

 一九八〇年代後半のバブル景気のころ、塩釜市には観光客が詰め掛け、街は大型バスであふれた。木村さんは「売れすぎて人手が足りず、小学生のころから家業の工場を手伝っていた」と振り返る。一億円を超えていた売り上げも近年は約二千万円。機械の更新はできず補修を重ねていたところで、津波被害を受けた。

 工場の片付けや従業員の雇用保険の失業給付の手続きなど、会社の残務整理に追われる木村さんは「家族や家を失った同業者に比べれば、うちはまだいい」と寂しげに話す。身の振り方はまだ決めていない。

 同じように笹かまぼこ一筋の「マルヨ鈴木商店」の鈴木義久社長(52)は「五月の大型連休明けには、何とか生産の一部を再開したい」と再建への意欲を語る。

 再び生産を始めるには、五千万円程度の設備投資が必要となる。年商約一億五千万円の同社には大変な額だが、鈴木さんは「『いつ再開しますか』と待ってくれるお客さんがいる。仕入れ先の業者も従業員もいる。やめるわけにはいかない」と話す。

 県内の笹かまぼこ工場の多くが被害を受け、流通量は激減している。JR仙台駅の土産物店は三十一日に営業を再開したが、笹かまぼこの商品ケースは空きが目立つ。沿岸部の製造工場が被災した仙台市の大手業者の女性店員は「当面は震災前の一〜二割しか生産は見込めません」と話した。

956荷主研究者:2011/04/09(土) 17:50:22

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110326d
2011/03/26 10:36 秋田魁新報
県内2社、ボトル水の注文殺到 都内需要増で

フル稼働している藤里開発公社のミネラルウオーター製造工場

 本県のミネラルウオーターメーカー2社に、ボトル水の注文が相次いでいる。首都圏の浄水場から放射性ヨウ素が検出され、安全な水の需要が一気に高まったためだ。「白神山水」を製造している藤里町の第三セクター・藤里開発公社はラインをフル稼働させているが、東日本大震災の支援物資や得意先に卸す分の製造で手いっぱいの状態。新たな注文に応じられるのは4月以降になる見込み。

 同社によると、23日から電話が殺到。受話器を置くとすぐ次の電話がかかってくる状態だった。25日はいくらか落ち着いたが、まだつながりにくい状態で、町役場との連絡はファクスで取り合っている。

 一方、「鳥海山自然水」を製造している由利本荘市の天寿酒造にも多くの注文がある。しかし、ボトルの入手が難しくなっており、入荷まで1カ月待ちの状態という。大井建史社長は「ボトルが大手ミネラルウオーターメーカーに押さえられたのではないか」と話した。

957荷主研究者:2011/04/09(土) 18:08:02

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020110328ceal.html
2011年03月28日 日刊工業新聞
東日本大震災/ヤヨイ食品、気仙沼工場の生産品目の一部を2社に委託

 ヤヨイ食品(東京都港区、藤嶋照夫社長、03・5400・1500)は、東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼工場の生産品目の一部を、ニチレイフーズ(東京都中央区)と、ヤヨイの業務提携先であるプリマハム(東京都品川区)に生産委託する。具体的な時期や品目、製造工場、数量などについては検討中。

 ヤヨイ食品の気仙沼工場はオムライスやオムレツ、丼物の具材、メンチカツ、魚加工品などを生産していた。日産能力は130万食で、販売先は企業や病院の給食、量販店の総菜向けが中心。

 ヤヨイ食品は伊藤忠商事の子会社で業務用冷食メーカー。

958荷主研究者:2011/04/09(土) 18:16:33

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110401/bsc1104010849007-n1.htm
2011.4.1 08:43 Fuji Sankei Business i.
計画停電で納豆品薄のワケ 医薬品、ビール製造にも影響

 計画停電が、発酵食品や医薬品の製造に深刻な影響を与えている。小売店でヨーグルトや納豆が品薄になっているのも、製造工程での温度管理が難しく、工場の生産能力が落ちているためだ。医薬品も停電になると、無菌状態を維持しにくく、品質の管理に影響が出る。ビールも増産を急ぐが、計画停電区域の工場では仕込みができない状況で、電力とビールが最需要期に入る夏場の生産管理に頭を痛めている。

 消えたヨーグルト

 「計画停電の予定が前日に知らされるのでは、原乳の入荷や配合する菌の準備など正確な量産計画が立てられない」。雪印メグミルクの担当者は、計画停電が生産に与える影響をこう説明する。ヨーグルト製品の最大拠点である海老名工場(神奈川県海老名市)も、生産はほぼ停止状態だ。

 ヨーグルトは牛乳と同様に高温殺菌するだけでなく、40〜50度の状態で発酵させる。冷却や保温など微妙な温度調節が必要で停電すると、品質管理や長期保存ができなくなる。

 納豆も店頭から消えた。「おかめ納豆」を生産する最大手のタカノフーズは東日本3工場が被災し、25日から茨城の2工場で出荷を再開したものの、生産量は震災前の半分程度になった。

 「金のつぶ」のミツカンは群馬県館林市の工場が計画停電を避けるため、「夜間操業などで対応」(同社)しており、フル稼働できずにいる。

 無菌保てず

 一方、医薬品も、無菌室で製造する注射剤は、一瞬でも停電すると無菌状態が損なわれ、滅菌作業が完了するまで数週間から1カ月かかる。

 東和薬品は、東日本大震災の直後から山形第1工場(山形県上山市)で停電が発生し、空調機器が停止したことで無菌状態が保てなくなった。「電力の安定供給にメドがつくまでは、生産再開はできない」とため息をつく。

 田辺三菱製薬は震災後、注射剤などを製造する足利(栃木県足利市)、鹿島(茨城県神栖市)工場の操業を停止した。2工場とも設備損傷に加え、停電の影響で無菌状態への復旧に時間がかかり、操業再開は4月半ばになる見込みだ。

 各社とも在庫を2、3カ月分確保しており、すぐに在庫不足が生じることはないとしているが、「夏場の電力不足で計画停電が頻繁に実施されれば、医薬品の供給が滞る」(大手製薬)との懸念が広がっている。

 ビールも貴重に?

 大手ビール各社は、東北の工場が大きな被害を受けたうえ、関東周辺の主力工場が計画停電地域にある。

 ビール製造は、麦芽とコーンなどの副原料を煮る仕込みと発酵に、最低半日はかかる。停電時間自体が3時間でも、停電前後に配管の洗浄や設備点検で数時間かかり、事実上操業が不可能だ。

 主力工場の生産能力の落ち込みをカバーしようと、アサヒやサッポロは、主力のビール類の製品を3種類程度に絞って増産している。アサヒは、通常6月以降に行う工場の24時間フル稼働を、約2カ月前倒しして販売量を確保する。

 キリンは最大拠点である横浜工場(横浜市)に1日1万キロワットを供給できる自家発電を備え、計画停電中でも製造は可能だが、「操業休止した工場を補うほどの販売量の確保は難しい」という。

 ビール各社で構成するビール酒造組合は、日本経団連に電力の総量規制の実施を求める要望書を提出しているが、計画停電のダメージは大きい。夏の電力需要のピークに向けて、業界を超えた議論が急がれる。

959荷主研究者:2011/04/09(土) 18:29:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110405t33023.htm
2011年04月05日火曜日 河北新報
鉄の町復興はヤマから 釜石鉱山「仙人秘水」フル生産へ

製造・出荷が再開された釜石鉱山の仙人秘水

 東日本大震災で被災した釜石鉱山(岩手県釜石市)が4日、主力商品のミネラルウオーター「仙人秘水」の製造・出荷を再開した。かつての「鉄の町」の復興はまず、ヤマから始まった。

 同社によると、震災後の停電が復旧した3月17日から、仙人秘水が湧く地点の周辺やパイプラインの安全点検を実施。水質検査もクリアしたという。

 ミネラルウオーターは震災の影響で需要が急激に高まっている。釜石鉱山にも注文が相次いでおり、今後はフル稼働で生産する予定だという。商品は全国へ出荷し、週内にもインターネットなど通常の注文を受け付ける。

 釜石鉱山はかつて日本最大の鉄鉱山だった。日本初の洋式高炉による銑鉄生産から新日鉄釜石製鉄所へと受け継がれる「鉄の町」の土台ともいえる。会社は現在、仙人秘水を中心とした鉱泉水を売り、ヤマの伝統を守っている。今回の震災でも、ペットボトル(1リットル)12本入りの仙人秘水700ケースを市と避難所に無償で提供した。

 釜石鉱山は「社員には家を流されたり、親族と連絡がつかなかったりする者もいる。無償提供を続けるとともに、仙人秘水の製造で釜石の復興に貢献したい」と話している。(佐々木貴)

960チバQ:2011/04/14(木) 00:18:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110413-00000979-yom-bus_all
キャップを無地白色に統一、ペットボトル増産へ
読売新聞 4月13日(水)22時36分配信

 飲料メーカーでつくる全国清涼飲料工業会は13日、東日本大震災の発生後から供給不足が続くペットボトル飲料の増産を図るため、メーカーによって異なるボトルの樹脂キャップを無地の白色に統一すると発表した。

 被災した工場の供給体制が整うまでの期間、量産しやすくする。供給能力は現在よりも1割程度上がるという。

961チバQ:2011/04/14(木) 00:20:14
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110412/bsd1104122119013-n1.htm
石原氏の“自販機悪玉論”に業界困惑 節電すでに実施済み (1/2ページ)2011.4.12 21:13
.
. 4選を果たした石原慎太郎東京都知事が、電力消費が多いとしてパチンコ店と並んで批判したのが自動販売機だ。(夕刊フジ)

 ヤリ玉に挙げられた自販機メーカーの業界団体は「夏場午後は冷却機能を停止して消費電力を10分の1以下にするなど省エネに取り組んでいるのに」と困惑している。

 石原知事は自販機について「軒並み自販機が並んでいるバカな国は、世界中にない」「便利かもしれないが自分の家で冷やせばよい」と強く批判、見直しが必要だとの持論を展開している。

 こうした発言を受けて10日の株式市場では、硬貨・紙幣処理機メーカー大手で自販機も手がけるグローリーの株価が下落する場面もあった。

 東京電力管内の清涼飲料水の自販機は約84万台で、1日の消費電力量は約400万キロワット時、一般家庭の41万世帯分の電気を使っているとの試算もある。

 こうした“自販機悪玉論”に対して「われわれは以前から粛々と省エネ対策をやっている」と訴えるのは、自販機メーカーで作る業界団体の日本自動販売機工業会だ。

 震災後、すでに24時間の消灯を実施中で、最新機種では15%程度の節電になっている。そして、年間の電力需要のピークとなる夏場の午後の対策はすでに実施済みだというのだ。

 「実は、国内のすべての缶やペットボトルの清涼飲料水の自販機は7月から9月の3カ月間、午後1時から4時までの3時間、冷却機を停止している」(同工業会)というのだ。

 電力需要の少ない午前中から午後1時の間に商品の冷却を済ませ、午後4時まではお金の識別をする微量の電力と待機電力しか使われておらず、この間の1台あたりの消費電力は17ワット時と、通常運転時(280〜300ワット時)の約16〜17分の1と大幅に小さくなるという。

 一方、石原知事から同様に批判されたパチンコ店の業界団体、全日本遊技事業協同組合連合会は、震災後にネオンの終日消灯に協力するよう各社に依頼。夏場の電力使用量の削減に向けて、利用客が座っていない遊技機の電源を切るなど店内の大幅な電力削減を求めていく方向だ。

 全日遊連は「節電でやれることはやる」(広報担当)と、徹底した節電に取り組む姿勢を示している。

962チバQ:2011/04/14(木) 12:49:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110414-00000506-san-pol
舫氏、自販機悪玉論に反論
産経新聞 4月14日(木)0時22分配信

 蓮舫節電啓発担当相は13日の衆院内閣委員会で、東京都の石原慎太郎知事が節電のため自動販売機の不使用を求めていることに言及し、「石原氏がどういう思いで言ったのかは分からないが、節電と経済効果への支障を最小限に抑える知恵は、同時進行で取り組むべきだ」と反論した。

 両氏は事業仕分けで廃止判定とされたスーパー堤防や、節電をめぐる花見自粛論などで対立している。

 石原氏は「軒並み自販機が並んでいるバカな国は、世界中にない。便利かもしれないが自分の家で冷やせばよい」と自販機設置を強く批判している。一方、蓮舫氏は内閣委で「清涼飲料業界は主要19社で4・5兆円の売り上げがある。自販機での売り上げは1・9兆円で42%を占める。自販機をなくすのか。そこで働いている人もいる」と、石原知事の批判に反論した。

963チバQ:2011/04/14(木) 22:35:40
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041401001309.html
自販機規制の条例案提出へ 都議会民主党
2011年4月14日 21時43分

 夏場の節電対策として、東京都議会最大会派の民主党は14日、都内にある清涼飲料水の自動販売機の電力使用を制限する条例案を明らかにした。業界の自主規制がなければ、6月までに議会に提出する意向で調整を進めている。

 民主党によると、条例案は7月から9月にかけて、午前10時から午後9時の11時間、自販機内の冷却機能を停止して節電対応するよう業界に求める内容となっている。

 自販機業界ではすでに、同じシーズンに午後1時から4時の3時間、冷却に使う電力をカットする省エネに取り組んでおり、民主党幹部は「従わなかった場合の罰則は慎重に検討したい」としている。

 4選を果たした石原慎太郎都知事は自販機やパチンコが年間、福島の原発の発電量と同じぐらいの電力を使っているとして、節電の在り方に疑問を呈する発言を繰り返している。

(共同)

964チバQ:2011/04/15(金) 21:54:15
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110415/dms1104151603020-n1.htm
ダメ菅を倣って?都議会民主がムチャクチャな条例案2011.04.15
 夏場の節電対策として、東京都議会最大会派の民主党は、都内にある清涼飲料水の自動販売機の電力使用を制限する条例案を明らかにした。

 条例案では7月から9月の午前10時から午後9時の11時間、自販機の冷却機能停止を求めており、業界の自主規制がなければ議会に提出する意向。夏場に冷えた飲料を販売できないとなれば、飲料メーカーにとっては死活問題となる。

 国内の清涼飲料水の自販機ではすでに、7〜9月の午後1時から4時の3時間、冷却機能を停止している。「製造段階でプログラムされており、停止時間は変更できない」(日本自動販売機工業会)。

 11時間停止を実施するには外部電源にタイマーを設置するなどの対応を迫られるが、同工業会の黒崎貴専務理事は「11時間止めれば冷やすことはできない。『売るな』と言っているのと同じ」と困惑する。

 条例の罰則規定はないというが、ここまでやっていいの?

965荷主研究者:2011/04/23(土) 13:46:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110408t12027.htm
2011年04月08日金曜日 河北新報
笹かま製造苦境 沿岸部の工場被害・需要ダウン

津波で壊滅的な被害を受けた佐々直の本店工場=7日、名取市閖上5丁目

 仙台名産・笹かまぼこの製造元が、東日本大震災で苦境に立たされている。宮城県沿岸部に集中していた工場が津波で大きな被害を受けた上、売り上げの大きなウエートを占める土産品需要の早期回復も見込めない。メーカー13社でつくる仙台蒲鉾(かまぼこ)協同組合は1日、全国に向けて「復興決意宣言」を発表。一致団結してブランドを守る覚悟だ。

 深刻な津波被害を受けたのが、名取市閖上地区に本店を置く佐々直。看板商品「手のひら蒲鉾」などを製造する主力2工場が全壊し、従業員約100人の解雇に追い込まれた。

 「消費低迷などで売り上げが落ち込んだ昨年の分も挽回しようと思っていたのだが…」。佐々木直哉社長(64)は無念さをにじませる。

 休止中だった仙台市太白区の工場を復活させ、大型連休前の製造再開を目指す。佐々木社長は「時間はかかるが、従業員を早く再雇用したい」と再起を誓う。

 創業131年を誇る南三陸町志津川の老舗、及善商店も津波で工場や店舗などが流された。及川善祐社長(57)は自宅も失ったが、「水産の街の南三陸を復活させる。必ず再開し、おいしいかまぼこを作る」と力を込める。

 笹かまぼこは、観光客向けなどの土産品需要が中心だけに、震災による鉄道や空路の寸断が売り上げを直撃している。

 大手の阿部蒲鉾店(仙台市)は天井落下などで半壊した泉区の工場を修理し、3月28日に生産を再開したが、生産量は震災前の数%程度しか回復していない状態だ。

 仙台蒲鉾協同組合の「復興決意宣言」では、「試練は乗り越えるためにあると心に言い聞かせ、とことん力を振り絞りたい」と強調。「名産『笹かまぼこ』の復興」を必ず遂げるとうたった。

 組合は今後、普段はライバルの各社が原料のすり身を融通し合うなど、業界の力を結集させる方針だ。

 組合の阿部秀一理事長(75)=阿部蒲鉾店会長=は「お客さまの期待に応えるため仙台名産を死守する。全国に知られた笹かまぼこが元気を出すことで、地元を元気づけたい」と話している。
(小沢一成、山形泰史)

966荷主研究者:2011/04/23(土) 14:02:24

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110408/491744
2011年4月8日 05:00 下野新聞
ペットボトルの品薄 震災でキャップ減産影響

 東日本大震災以降、ミネラルウオーターを中心としたペットボトル入り清涼飲料水の品薄状態が続いている。宇都宮市清原工業団地の日本山村硝子宇都宮工場など、ボトルキャップ製造の主力工場が被災し、供給量が減少。原発事故の影響で、消費者の買い急ぎが拍車を掛けたとみられる。品薄解消のため、飲料メーカー各社はキャップの共通化に向けた動きも出てきている。

 日本山村硝子(兵庫県)によると、宇都宮工場は震災で天井や壁の一部が損壊。設備機器にも被害が出た。生産ラインは止まったままで、現在でも再稼働の見通しは立っていないという。

 同社の業界シェアは約2割。宇都宮は主力2工場のうちの1つで、社全体の生産量は約半減している。また大手の日本クラウンコルク(東京都)も、主力の石岡工場(茨城県石岡市)が被災した。

 さらに品薄解消の妨げとなっているのがキャップの種類の多さだ。サイズや色はメーカー、商品別に微妙に異なる。真岡工場(真岡市)でペットボトルなどを製造する吉野工業所(東京都)は「キャップやラベルが入らないため、一部に生産できない商品も出ている」としている。

 大手飲料メーカーには、ボトルキャップを共通化する動きが出てきた。品薄製品の生産強化に対応するためだ。

 キリンビバレッジ(同)は「資材不足が、出荷の妨げになっている」などとして、今月中旬以降に導入する予定。日本山村硝子は「色やサイズによる切り替えの時間が少なくなり、工場の生産効率はアップする」としている。

 一方、日本コカ・コーラ(同)は「工場はフル稼働を続けており、震災後も生産量に変わりはない。ミネラルウオーターも資材不足の影響は全く出ていない」と説明する。県内のスーパーたいらや(宇都宮市)は「2リットルの水は入荷がもともと少なく、店頭に並べるとすぐになくなってしまう。やや品薄感だが、次第に解消するだろう」とみている。

967荷主研究者:2011/04/23(土) 14:38:14

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003927889.shtml
2011/04/06 07:20 神戸新聞
フジッコが西宮工場閉鎖 鳴尾工場に機能集約

 総菜加工のフジッコ(神戸市中央区)は、つくだ煮やヨーグルト製造の西宮工場(西宮市)を閉鎖し、生産機能は同市内の鳴尾工場に移管した。

 西宮工場は1963年に稼働し、つくだ煮やヨーグルト、納豆を製造し、西日本を中心に供給してきた。建物が老朽化してきたため、81年に建てた鳴尾工場に順次、機能を集約していた。鳴尾工場内では新たな工場棟の新築を検討している。

 西宮工場の建物は今月から撤去を始めるという。同社では創業の地を西宮工場としており、「ふさわしい利用法を検討する」としている。(井垣和子)

968荷主研究者:2011/04/23(土) 16:47:41

http://www.lnews.jp/2011/04/40492.html
2011年04月15日 LNEWS
J-オイルミルズ/粉末油脂事業で生産設備建設、30億円投資

 J-オイルミルズは4月13日、油脂事業拡大を目指し、粉末油脂事業をスタートし、生産設備を静岡工場内に建設し、2012年春から生産開始すると発表した。

 粉末油脂は粉末化した油脂だけではなく、コーヒー用クリーム等々さまざまな領域で利用されており、30億円を投じる。

■概要
 事業内容:植物油を原料とした粉末油脂の製造・販売
 生産設備建設地:静岡工場内(静岡県静岡市)
 製造開始:2012年春頃(予定)
 販売先:国内加工食品メーカー
 目標販売額:2020年度/50億円(国内外)

969とはずがたり:2011/04/26(火) 21:34:33
生駒も筑波もミネラルウォーターの出荷が再開されてきてますね〜。

970荷主研究者:2011/05/03(火) 00:34:03

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110420/201104200922_13637.shtml
2011年04月20日09:22 岐阜新聞
日東あられ新社廃業へ 負債39億円、赤字続き継続断念

 菓子・食品製造販売の日東あられ新社(揖斐郡池田町萩原、堀内潔社長)が自主廃業を決めたことが19日、分かった。ここ数年は営業赤字が続き、これ以上の事業継続は困難と判断した。残りの受注分を生産するため、20日以降も工場は操業し、会社清算は2〜3カ月後になる見通し。

 同社の前身の日東あられは1948(昭和23)年設立。91年、会社更生法に基づき、負債約690億円を抱えて事実上倒産したが、食品製造販売のサンヨー食品(東京都港区)の支援を受けて94年、資本金3億円で日東あられ新社が設立され、事業を引き継いだ。

 再建後は3工場を揖斐工場(同郡揖斐川町)のみに縮小するなど、生産規模や人員を削減して経営改善を図ってきたが、市場縮小や消費低迷で売り上げ減に歯止めがかからず、2008年3月期以降は営業赤字が続いた。10年3月期は売上高約22億6000万円で、1億8000万円の最終損失を計上。11年3月期も赤字の見通しとなったことから、18日の臨時取締役会で廃業を決めた。負債総額は約39億円で、うちサンヨー食品からの借り入れが約34億円。

 今後は弁護士と協議して特別清算の手続きを進め、親会社のサンヨー食品が取引先への負債を弁済する方針という。ただ、従業員の雇用については日東あられ新社、サンヨー食品とも「雇用継続は難しい」としている。

971荷主研究者:2011/05/03(火) 00:44:37

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110422/bsc1104222034018-n1.htm
2011.4.22 20:29 Fuji Sankei Business i.
日清製粉、小麦粉を値上げ 食品メーカーは価格転嫁に慎重姿勢

 製粉最大手の日清製粉は22日、食品メーカー向けの業務用小麦粉の出荷価格を引き上げると発表した。4月に政府が製粉会社への小麦の引き渡し価格を平均18%引き上げた措置に対応した。日本製粉と昭和産業も同程度の値上げを行う方針で、来週にも発表する。製粉大手3社が一斉に小麦粉を値上げすれば、パンや菓子などの食品各社も一部商品の値上げなどの対応を迫られそうだ。

 日清製粉の値上げは6月20日出荷分から実施する。値上げ幅は強力系小麦粉が25キログラム当たり330円、中力系・薄力系小麦粉が215円、国内産小麦100%小麦粉が125円。引き上げ率は10%強となる。07年4月の相場連動性の導入後、2けたの大幅な値上げは08年4月以来、3年ぶり。

 一方、製粉各社の小麦粉の大幅な値上げは食品メーカーにとって原材料費の高騰に直結し、業績に影響が出るのは必至だ。

 敷島製パンは製粉各社の値上げを受け、パンなど一部商品を値上げする方向で検討している。担当者は「油脂や砂糖の値段も上がっており、すでに非常に厳しい状態」と話す。山崎製パンは「原材料の配合を工夫したり、合理化など企業努力で値上げ分を吸収したい」とする一方、値上げも「選択肢の一つ」として検討するという。

 一方、「値上げは考えていない」と強調するのは森永製菓。同社は菓子製品の3分の1程度がビスケットなど小麦粉由来の商品だが、現時点では経費節減などで小麦粉の上昇分は補える見通しという。

 08年の小麦粉の価格改訂の際、商品価格を大幅に引き上げた食品メーカーは売り上げを大きく落とした「苦い経験」(菓子大手)があるため、価格転嫁には慎重にならざるを得ない事情もある。

972荷主研究者:2011/05/07(土) 18:05:29

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104260171.html
'11/4/26 中国新聞
チチヤス、伊藤園の子会社へ

 飲料大手の伊藤園(東京)は25日、ヨーグルトなど製造販売のチチヤス(廿日市市)の全株式を5月25日付でファンド運営のジェイ・ウィル・パートナーズ(東京、JWP)から買収し、100%子会社化すると発表した。買収金額は非公表。

 チチヤスの社名は維持。従業員の雇用、生産拠点も継続する。役員は伊藤園から順次派遣し、伊藤園の株主総会がある7月以降に新社長を決める。

 伊藤園は、人口減などで飲料市場の縮小が見込まれる中、ヨーグルトの開発、販売で実績のあるチチヤスの買収により、乳飲料分野に本格参入する。牛乳などの原料仕入れや商品開発での相乗効果も見込む。

 伊藤園広報部は「買収で、新分野を開拓したい」とし、チチヤス広報室は「急なことで、今はコメントできない」としている。

【写真説明】伊藤園が子会社化するチチヤスの本社(廿日市市)

973荷主研究者:2011/05/15(日) 13:48:56

http://www.lnews.jp/2011/05/40717.html
2011年05月06日 LNEWS
中部飼料/水島工場に設備投資21億円

 中部飼料は5月6日、水島工場の敷地内に新プラントを建設すると発表した。

 これまで同社は岡山工場と水島工場の2工場体制で配合飼料の製造を行ってきたが、岡山工場の老朽化に伴い、工場集約化を図り製造効率を向上させるために、水島工場内に新プラントを建設することになったもの。

 設備投資額は21億円で、今秋着工し、来年6月完成の予定。新プラント完成後は岡山工場は閉鎖の方針。

■設備投資の概要
 建設設備:養牛用配合飼料製造プラント
 立地場所:水島工場(岡山県倉敷市水島海岸3-1-3)敷地内
 投資金額:約21億円

974荷主研究者:2011/05/15(日) 14:41:57

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110511/bsc1105111436011-n1.htm
2011.5.11 14:35 Fuji Sankei Business i.
日清食品、湖池屋と資本業務提携

 日清食品ホールディングスは11日、スナック菓子製造の湖池屋を傘下に置くフレンテと資本業務提携することで合意したと発表した。フレンテの発行済み株式の約5%を取得し、即席めんや菓子の商品開発や販売促進など事業活動全般での協力関係を強化する。提携の効果を確認しながら、今後2年以内に保有比率を20%まで高めることも検討する。

 日清食品と湖池屋は2010年夏から、相互のブランドを活用した商品を提案するなどの協力関係を構築してきた。こうした商品が消費者に好評で、さらに幅広い分野で連携することが両社の競争力の強化につなげることにした。

 具体的には、菓子流通と即席めん流通の2つの販売網を活用し、営業力を高めるほか、資材の共同調達や物流ラインを相互利用することで効率化を図る。また、海外展開でも協力する。

 日清食品はすでに3.53%のフレンテ株を保有しているが、11日以降、フレンテの主要株主から1.5%相当の株式を立会外市場取引で取得する。

 日清食品と湖池屋はこれまで、スナック菓子「カラムーチョ」味の即席焼きそば「U.F.O」を販売したり、「U.F.O」の焼きそばソースをベースしたポテトチップスを販売したりしてきた。

 一方、日清食品ホールディングスが11日発表した2011年3月期決算は、売上高が前期比1.0%増の3749億円、最終利益は1.3%増の207億円だった。営業利益は26.3%増の343億円。営業益、最終益とも過去最高だった。カップヌードルの発売40周年を記念し、12年度の中間配当を1株あたり5円引き上げ40円とすることを決めた。通期では期末配当の35円とあわせ75円になる。

975荷主研究者:2011/05/15(日) 14:45:39

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020110513agas.html
2011年05月13日 日刊工業新聞
日新製糖、新光製糖と経営統合−10月に持ち株会社設立

 日新製糖と新光製糖は12日、10月3日付で共同持ち株会社「日新製糖ホールディングス」を設立し、経営統合すると発表した。将来は持ち株会社傘下の事業会社を統合させる考えだ。

 国内の砂糖需要が減少する中、日新の「カップ印」ブランドへの統一、東西生産体制の確立、コスト削減などスケールメリットを追求し、競争力を高めていく。「両社の技術力があれば十分に勝負できる」(樋口洋一新光社長)とし、アジアを中心としたグローバル展開も積極的に行っていく。

 日新と新光の株式は9月28日に上場廃止。10月3日に持ち株会社の株式を新規上場する予定。日新1株に持ち株会社の株式0・1株を、新光1株に同0・227株を割り当てる。持ち株会社の資本金は70億円。社長に樋口新光社長が、会長に竹場紀生日新会長が就任する。

976とはずがたり:2011/05/17(火) 11:20:06
>>975
新光製糖は大阪の会社で住商を販売総代理店としている会社。
鹿児島事業部を日新製糖に委譲するなど関係は深かったようだ。
日新製糖は沿革は見当たらなかったけど,住商日本橋ビルに本店があるからやはり住商と仲良しか?工場は千葉(日新製糖株式会社、大日本明治製糖株式会社、大東製糖株式会社を関係会社とする新東日本製糖に生産統合しているみたいである。。)

http://www.shinko-sugar.co.jp/01_company/03.html
■沿 革
1944年 大阪市城東区鴫野町に資本金198,000円にて合同氷糖株式会社設立、氷糖製造開始
1947年11月 商号を新光氷糖株式会社に変更、本社を大阪市福島区大野町に移転
1949年 淀川工場を建設、精製糖製造開始
1951年5月 商号を新光製糖株式会社に変更
1952年 今福工場を大阪市城東区今福に建設、精製糖、氷砂糖の製造開始
1954年12月 本社を大阪市城東区今福に移転
1956年 福島工場の氷糖設備および淀川工場の精製糖設備を今福工場に移転
1963年 朝日開発株式会社を吸収合併
1964年 鹿児島事業部を新光糖業株式会社に営業譲渡
1970年 液糖の製造開始
1980年 住友商事株式会社を販売総代理店とする
1986年 低カロリーシュガー(スマー糖)の製造開始
1995年 精糖工場中央制御システム導入
1998年 氷砂糖製品倉庫新築
1999年 精製糖製品倉庫新築
2004年 本社および今福工場再配置(本社事務棟移転・製品自動倉庫新築・低NOXバーナー搭載小型ボイラー導入など) 
2005年 ISO9001取得


http://www.nissin-sugar.co.jp/corp/outline.html
本店所在地 〒103-8536 東京都中央区日本橋小網町14番1号 住生日本橋小網町ビル

977荷主研究者:2011/06/05(日) 21:35:33

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105130056/
2011年5月13日 神奈川新聞
エバラ食品工業、韓国大手と合弁会社を設立へ/神奈川

 エバラ食品工業(横浜市西区)は13日、6月に韓国大手食品メーカー「CJチェイルジェダン」と合弁会社を設立すると発表した。キムチの本場である国の企業と組むことで、チルド事業の拡大を目指す。今秋にも新ブランドで商品を投入する。

 会社名は「エバラCJフレッシュフーズ」で、本店はエバラ食品内に置く。資本金2億5千万円を半額ずつ出資し、社長にエバラ食品でチルド事業の責任者を務めていた黒沼茂男氏が就く。

 エバラ食品側から19人、CJ側からは2人が出向し、商品開発を行う。キムチはCJの韓国の生産拠点で生産し、輸入販売する。

 エバラ食品は約4年半前にチルド事業に参入。2011年3月期は13億円を売り上げた。新会社は14年3月期以降の営業黒字化を目指す。

978荷主研究者:2011/06/05(日) 22:48:12

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110517/519553
2011年5月17日 05:00 下野新聞
増床完了、生産能力1・5倍 ユニオンソース日光工場

 ソース製造のユニオンソース(東京都文京区、井草貴社長)が昨年11月から進めていた日光工場(日光市木和田島)の増床改築工事が完了した。コンビニ商品、弁当、総菜向けの業務用ソースの需要増を背景に、生産能力を日量約3万8500リットルと1・5倍に増強。16日、関係者を招いて新工場の見学会が開かれた。

 同社はソース製造大手オタフクソース(広島市)グループ。国内メーカーでは数少ない生野菜と自家挽き香辛料、日光の天然水を原材料に「昔ながらの製法」を採用。東京都内の豚カツ専門店での使用量は業界トップを誇っている。

 増床した工場は鉄骨2階建て。延べ床面積6454平方メートルで総工費は約6億円。新たな設備は今月6日から稼働している。

 ソースを炊く加熱釜は、4000リットル2基、2000リットル1基の計3基1万リットル分を増設。これまでの2000リットル2基、550リットル1基4550リットル分と合わせ、中食需要の増加に伴う増産に対応する。

 中2階に幅3メートル、長さ50メートルの見学用通路を新設。見学会では地元関係者や取引業者ら約200人が見学した。

 藤本光一工場長は「震災の影響で工期に1カ月ほどの遅れが生じたが、関係者の力添えで新工場の完成に至った。工場は一般に開放するので、こだわりの製法をぜひ見てほしい」と話している。

979荷主研究者:2011/06/05(日) 22:54:15

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105170002/
2011年5月17日 神奈川新聞
日清オイリオグループ、横浜磯子事業場に100億円規模を投資へ

 日清オイリオグループは16日、国内最大の生産拠点である横浜磯子事業場(横浜市磯子区)を「油脂・加工油脂型工場」の拠点に転換する計画を明らかにした。大豆搾油事業が鈍化しているため、2014年3月までに100億円規模を投資し、高付加価値の商品を強化する。

 都内で開いた決算説明会で大込一男社長が明らかにした。

 商品の充填(じゅうてん)ラインを業務用などの少品種大容量型から、付加価値の高い家庭用など小ロット多品種型に対応させる。外部に借りていた保管用倉庫も建設し、物流コストを抑える。東日本大震災の影響を受け、新たに自動倉庫の耐震強化も行う。

 大込社長は「円高で国内では付加価値の低い産業はやっていけない。磯子事業場は大豆の搾油場として拡大してきたが、加工へのシフトを急ぐ」と話した。将来的にはマーガリンなど加工油脂の生産機能の拡充も検討しているという。

980荷主研究者:2011/06/05(日) 23:14:31

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110521101.htm
2011年5月21日02時45分 北國新聞
小松空港経由で全て輸入 ゴディバのチョコ

カーゴルクス航空が運航する国際貨物便=小松空港

 ベルギーの高級チョコレート「ゴディバ」の販売を手掛けるゴディバジャパン(東京)は、日本に輸入する商品を全量、小松空港経由とする方針を固めた。主要路線の海路に比べて輸送時間が大幅に短縮され、より鮮度の高い商品を提供できるため。2、3年後をめどに、全量空輸への切り替えを目指す。石川県が働き掛けてきた経緯があり、実現すれば小松空港の国際貨物取扱量増加に弾みがつく。

 ゴ社は現在、商品の輸入については主に海路を使用している。航空便が船便に比べて割高であることが要因で、航空便を利用した輸入は全体量の約2割にとどまっている。

 ただ、船便が日本到着まで約2カ月かかるのに対し、航空便は2日程度。時間的な利点が大きい航空便の活用策を探っていた。

 現在、ゴディバの商品は輸送手段を問わず、いったん埼玉県の倉庫に集められ、加工や箱詰め作業などを行った上で、各店舗に発送されている。この工程をベルギーで事前に済ませ、小松空港から直接店舗に発送することで、倉庫の維持費などを削減、空輸によるコスト高を補う。

 20日には実験的な第1陣がカーゴルクス便で小松空港に到着した。ゴ社は同様の輸送方式を段階的に導入し、2、3年後には全量を小松空港経由としたい考えだ。

 ゴ社の商品は、空輸については全て小松空港を利用しているが、今年の輸入予定量は約160トン。海路を含めた全体では約780トンを予定しており、全量が小松空港から輸入されることになれば同空港の貨物取扱量が大きく伸びることになる。

 県はゴ社に対し、これまでも小松空港の一層の活用を要請してきており、谷本正憲知事も今月11日、駐日ベルギー大使との懇談で、ゴディバの小松空港経由の輸入量の増加を求めていた。

981荷主研究者:2011/06/11(土) 18:28:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110528t12012.htm
2011年05月28日土曜日 河北新報
マルハニチロ石巻工場一部再開へ 8月にも冷凍品製造

 水産大手のマルハニチロホールディングス(HD)は27日までに、東日本大震災の津波被害を受けたマルハニチロ食品石巻工場の第3、4工場を8月上旬にも復旧させ、生産を再開する方針を決めた。

 石巻市門脇町の石巻工場は、敷地面積約1万3000平方メートルに工場5棟があった。津波が流入しながらも枠組みが残るなど比較的被害が小さかった第3、4工場の施設を修繕し、弁当用冷凍食品の製造を開始する。

 第1、2、5工場は損壊が激しく、第1、2工場は解体が始まっている。フライや天ぷらなどの冷凍食品を生産していた部門は同社広島工場や北海道、熊本のグループ会社に生産を移管した。

 震災前の石巻工場の従業員は394人(契約、パート、派遣含む)。マルハニチロHDは「当面、生産規模は縮小になるが、工場の早期再開を目指したい。パートなどの雇用を検討することになるだろう」としている。

982荷主研究者:2011/06/11(土) 18:45:20

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004110743.shtml
2011/05/27 21:36 神戸新聞
アサヒビール西宮工場 閉鎖を1年間延期

 アサヒビール(東京)は27日、8月末に予定していた西宮工場(西宮市)の閉鎖を、2012年8月末へ1年間延期すると発表した。福島第1原発事故に伴う電力不足で、関東地域の工場の供給力が落ちる恐れがあるため、西宮工場など西日本の拠点で夏場や年末年始の需要期をカバーする。

 西宮工場は1927(昭和2)年操業開始。主力ブランドの「スーパードライ」や発泡酒、第三のビールなどを生産している。昨夏、工場再編の一環で、吹田工場(大阪府)に統合する計画を打ち出していた。

 アサヒは東京電力管内に茨城工場(茨城県)と神奈川工場(神奈川県)を持つ。ビール需要の最盛期の夏場や年末には節電の影響で供給不足に陥りかねないため、西日本の拠点で増産することにした。

 工場の電力確保のため、来年夏ごろに茨城、神奈川の両工場で自家発電設備を整備する計画。「それまでは供給不足を西宮などの他工場で賄う」という。閉鎖後については「当初計画通り、西宮工場は吹田工場に集約する」としている。

(井垣和子)

983荷主研究者:2011/06/11(土) 18:47:40

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004111860.shtml
2011/05/28 10:15 神戸新聞
森永、雪印は撤退様子見 電力状況次第で変更も

閉鎖時期の延期が決まったアサヒビール西宮工場=西宮市津門大塚町(撮影・立川洋一郎)

 西宮市のアサヒビール西宮工場が今年8月末としていた閉鎖時期を、1年間延長することになった。福島第1原発事故による電力不足が懸念される中、安定的な商品供給体制を確保するためだ。同様に、撤退方針を表明している森永製菓塚口工場(尼崎市)などの阪神間の老舗工場は「従来方針に変更はない」としているものの、電力不足の状況次第では、時期を延期する可能性も出てきた。

 27日、西宮市役所で会見したアサヒビールの柴田和憲執行役員は、電力不足を懸念して「全国の工場をフル活用して、ビールの供給量を維持する必要がある」と述べた。

 2013年度に塚口工場の撤退方針を示している森永製菓は「生産機能の集約の方針に変更はない」。群馬県の新工場が完成すれば、塚口は閉鎖される方針という。

 一方、雪印メグミルクの関西チーズ工場(伊丹市)は13年10月、茨城県の新工場完成以降に閉鎖方針だったが、震災の影響で着工が遅れている。関西チーズ工場の閉鎖時期も遅れる可能性が出ている。

 日銀神戸支店の松永哲也支店長は「関東では電力不足で土日や夜間への操業シフトが進むだろう。これで生産量を確保できないところは夏を乗り切るため関西の拠点を残すだろう。来年も計画停電があれば、閉鎖時期のさらなる延期も考えられる」としている。

(桑名良典、松井 元)

984荷主研究者:2011/06/11(土) 18:48:36

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/244261
2011年5月27日 10:03 西日本新聞
被災企業 初の九州移転 大牟田市に新工場

 東日本大震災で宮城県気仙沼市の工場が壊滅的な被害を受けた冷凍食品メーカーのヤヨイ食品(東京)が、気仙沼工場に代わる新工場を福岡県大牟田市に増設することが26日、分かった。大震災で被災した企業が九州に工場を移す初のケースとなる。同社は年内の操業開始を目指している。

 ヤヨイ食品によると、気仙沼工場には従業員約400人が勤務。学校給食用の米飯やメンチカツなどの冷凍食品を1日に約130万食製造する主力工場だったが、3月11日の大震災と津波で製造ラインが全滅し、生産停止に追い込まれた。

 同社は全国数カ所を新主力工場の候補地として検討。大牟田市には九州工場(従業員130人、日産43万食)がある上、隣接する広大な敷地(約1万4千平方メートル)と撤退した紳士服メーカーの工場建屋を移転先に利用できると判断。5月半ば、敷地を所有する不動産会社と売買契約を結んだ。

 大牟田市に移る従業員数や新規採用の規模は未定。同社広報担当者は「商品の供給責任を果たすため、九州が増産の拠点になる」としている。

 被災地からの集団移転となった場合、福岡県や大牟田市は住宅確保などの受け入れに万全を期す方針。

=2011/05/27付 西日本新聞朝刊=

985荷主研究者:2011/06/11(土) 22:30:00
>>680
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/296055.html
2011年05/31 10:33 北海道新聞
ホクレン、士幌に飼料工場 年間18万トン生産

士幌町に完成したホクレンの飼料工場

 【士幌】ホクレンの子会社ホクレンくみあい飼料(札幌)が十勝管内士幌町で建設していた「ホクレンくみあい飼料十勝工場」が30日、完成した。輸入トウモロコシを主な原料にして、乳牛と肉牛向け飼料を6月1日から年間18万トン生産、十勝やオホーツク管内の酪農畜産農家に供給する。

 新工場は、士幌町農協から賃借した同町士幌西1線の約5万3千平方メートルの土地に完成。鉄骨造り4階建て延べ9600平方メートルで、総工費は55億円。従業員は他工場から移る25人程度で操業を始める予定。

<北海道新聞5月30日朝刊掲載>

986荷主研究者:2011/06/25(土) 23:34:14

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/06/09/new11060909top.htm
2011/06/09 09:04 デーリー東北
八戸港飼料生産、初の200万トン超

 八戸港八太郎地区の飼料コンビナートに立地する配合飼料メーカー6社が、今月に入り生産水準を引き上げている。東日本大震災で東北各地の飼料コンビナートが被災したため、いち早く復旧を遂げた八戸港の各社に畜産業界からの注文が殺到。震災前に比べ月生産量は約2割増加、本年度の年間生産量は過去最高の200万トン超になる見通し。震災を契機に、八戸港の飼料供給拠点としての位置付けが一層高まっている。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/img11060909top_l.jpg
【写真説明】生産量を引き上げている八戸港八太郎地区の飼料コンビナート=8日

987荷主研究者:2011/06/26(日) 00:11:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110617t12024.htm
2011年06月17日金曜日 河北新報
マルハニチロ・石巻工場、生産規模4分の1に 8月下旬再開

 食品加工のマルハニチロ食品の坂井道郎社長(62)=塩釜市出身=は東京都江東区の本社で河北新報社の取材に応じ、8月の復旧を目指す石巻工場について「生産規模は約4分の1、当面の雇用は120〜150人になるだろう」との見通しを明らかにした。

 石巻工場は工場5棟のうち、第1、2、5工場を解体する。「損壊を免れた第3、4工場と事務所、冷蔵庫のがれき処理や機械のメンテナンスなどを急いでおり、現段階では8月下旬の再開を考えている」と述べた。

 揚げ物類などの冷凍食品を製造する基幹工場として、震災前は約400人を雇用。同社は全従業員と面接し、社員、パートの約80人が生産移管とともに全国の工場に配置換えとなった。

 同社は6月末には雇用をめぐる方針を固める。坂井社長は「生産規模は縮小せざる得ない状況だが、グループ会社の協力を得るなどして希望者の就労先はしっかり確保する」と強調した。

 石巻での将来の事業展開については「全社的に生産拠点の再編を進めており、見通しははっきりしない。復興やまちづくりの方向性を踏まえ検討したい」と述べた。

988荷主研究者:2011/07/03(日) 13:19:43

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110621301.htm
2011年6月21日03時19分 北國新聞
水製品を4割増産 北陸コカ・コーラプロダクツ

 北陸コカ・コーラボトリング(高岡市)の連結子会社、北陸コカ・コーラプロダクツ( 砺波市)は20日、砺波工場で増設したペットボトル飲料生産ラインの竣工(しゅんこう )式を行った。新ラインは澁谷工業(金沢市)の製品となる。東日本大震災の影響で飲料 水の需要が高まっており、水製品を前年度比約4割増の357万ケースに増産する。

 280ミリリットルから2リットルまでのボトル飲料の無菌充填(じゅうてん)に対応 できる。500ミリリットルのボトルの場合、毎分600本製造できる。電子線(EB) を用いた滅菌充填システムなどが採用され、コカ・コーラの工場では世界初の導入となる 。投資額は約24億円。

 会見した北陸コカ・コーラボトリングの稲垣晴彦社長は「砺波工場は国内でほぼ中央に 位置し、物流面で優位。良質な水の供給源として貢献できる」と自信を見せた。

 同社では震災後、生産体制を週5日から毎日に切り替え、フル稼働で生産している。

 日本コカ・コーラのダニエル・H・セイヤー社長は「システムは世界に広がる。稲垣社 長はパイオニア(先駆者)となる」とたたえた。

989荷主研究者:2011/07/03(日) 13:45:12

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110621_13
2011/06/21 岩手日報
飼料供給の拠点完成 洋野で酪農経営の改善図る
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 地域に乳牛用飼料を供給する「洋野TMR(混合飼料)センター」が洋野町帯島に完成し、稼働を始めた。酪農家が利用組合(塩倉健一代表、組合員9人)を結成、センターを管理運営する。飼料の生産から供給までを共同化することで経費や労働コストを削減し、飼育、経営環境の改善を図る。

 組合員らが機械を持ち寄り、農地140ヘクタールを共同使用してデントコーンや牧草を栽培。センターでデントコーンと干し草、配合飼料を混ぜ合わせ、毎日6世帯約300頭分の飼料約12トンを1キロ当たり29円で供給している。

 今後は干し草を自家調達することで販売価格を下げたい考えだ。

 塩倉代表(40)によると、均一な飼料が供給されることで牛の体調が良くなり、乳量も増加。1日1〜2時間かけていた飼料を混ぜる手間も業者に委託することで省けた。

 塩倉代表らは2007年に研究会を設立し、各地のTMRセンターを視察してきた。センターは県農業公社が事業主体となり、09年度から2年間で建設、今年2月に完成した。事業費は1億8535万円。国や県、町からの助成に加え、組合も約3700万円を負担した。

 県によると、TMRセンターは酪農が基幹産業の北海道で多数見られるが、県内ではこれまで一戸町など3カ所にとどまり、久慈地域では初めて。

 塩倉代表は「酪農家の作業環境や収益が良くなれば自然と後継者も出てくる。地域の酪農の発展と、後継者対策に寄与していきたい」と意欲を見せる。

【写真=帯島地域の酪農家に毎日飼料を供給する洋野TMRセンター】

990荷主研究者:2011/07/10(日) 21:07:46

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110701e
2011/07/01 09:03 秋田魁新報
県農協乳業が事業停止検討 消費低迷、設備老朽化で

 JA全農グループの県農協乳業(横手市十文字町)が、本年度末までに事業を停止する方向で検討していることが30日分かった。同社は「牛乳の消費低迷に伴い売上高が減少し、老朽化した設備の更新は難しい」としている。業務停止になれば県内酪農家の他工場への輸送による経費の割り増しは避けられず、県酪農連盟(柴田輝男会長)はJA全農あきたへ事業継続を要望していく方針だ。

 同社とJA全農あきたによると、同社工場は1996年操業で、従業員24人。牛乳製品を製造し、県南部のスーパーや小学校を中心に納入。昨年度の生産量は約7千トンで県内全体の3割強を占めている。現在は、県南をはじめ北秋田市、由利本荘市などの酪農家約100戸の生乳を扱っている。

 しかし、児童の減少や消費の落ち込みで売上高は減少傾向に歯止めがかからず、昨年度は約6千万円の累積赤字を計上した。設備は更新期を過ぎて老朽化が激しく、修繕のための部品交換など維持管理費もかさんでいるという。

991荷主研究者:2011/07/10(日) 21:13:26

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110625/549408
2011年6月25日 05:00 下野新聞
サッポロ、那須でノンアルコールビール製造開始

 サッポロビール那須工場(那須町高久甲、鈴木英和工場長)は今月、ノンアルコールビールテイスト飲料「サッポロ プレミアムアルコールフリー」の製造を始めた。135ミリリットル缶など小ロット商品を担ってきた同工場が、主力サイズの大量生産商品を継続的に製造するのは初めて。

 プレミアムアルコールフリーは3月16日に発売した。売れ行きは好調で、同社は年内の販売目標を60万箱(1箱=大瓶20本相当)から倍の120万箱に上方修正。大分県内の工場に続き、那須工場も生産拠点とした。

 現在は1カ月に2日、350ミリリットル缶と334ミリリットル瓶を製造。今年は日産3千箱、年間10万箱の出荷を予定。来年は50万箱を目指す。

 ノンアルコールビール市場は今後も拡大が見込まれ、同工場の担当者は「好調の要因には交通違反厳罰化や昨今の健康志向、新たな飲料として消費者に定着してきた感があるのでは」としている。

992荷主研究者:2011/07/10(日) 21:30:49

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1106300063/
2011年6月30日 神奈川新聞
塩釜工場閉鎖へ、日本配合飼料

 日本配合飼料は30日、東日本大震災で被害を受けた塩釜工場(宮城県塩釜市)を来年2月までに閉鎖すると発表した。被災直後から稼働停止が続いていた。

 競走馬向けの配合飼料を生産していたが、震災後は知多工場(愛知県)に移管している。塩釜の閉鎖について同社は「引き続き知多工場で生産した方が効率的と判断した」と説明している。跡地利用は未定という。

993荷主研究者:2011/07/10(日) 21:48:01

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110630/bsc1106301049012-n1.htm
2011.6.30 10:46 Fuji Sankei Business i.
アサヒとキリン、今秋から共同配送 トップ2社が初の“タッグ”

 アサヒビールとキリンビールが、今秋以降、ビールなどの共同配送を行うことが30日、分かった。首都圏の一部で、トラックに両社の製品を積んで納品したり、配送拠点を融通しあうなど配送の効率化を目指す。首都圏での効果を精査し、西日本にも広げる考え。両社が物流網の共同活用で提携するのは初めて。

 アサヒとキリンは、東日本大震災で一部工場が現在も操業停止している。物流網の停滞で商品供給が大幅に落ち込み、一部商品は販売休止を余儀なくされるなど業績への打撃も大きい。国内酒類市場も縮小しており、物流網の効率化を急ぎ、収益改善を進める。

 両社はそれぞれ全国に9カ所の工場があるが、アサヒの神奈川工場(神奈川県南足柄市)とキリンの横浜工場(横浜市)など、同一地域に立地することが多く、共同配送によって配送業務を効率化できると判断した。共同配送の対象はビールや缶入りアルコール飲料など酒類などを予定している。

 キリンは08年からサッポロビールと北海道内でビールの共同配送を開始。09年には千葉県内で、グループ会社のキリンビバレッジがサントリーホールディングスの飲料販売子会社と提携し、清涼飲料の配送拠点を一本化した。一方、アサヒはビール会社と共同配送を行うのは初めてとなる。

994荷主研究者:2011/07/10(日) 22:27:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110707t52019.htm
2011年07月07日木曜日 河北新報
マルハニチロ 山形・白鷹で生産開始 仙台工場から移管

 水産大手のマルハニチロホールディングス(HD)は、東日本大震災で被災したマルハニチロ食品仙台工場(仙台市宮城野区)の生産ラインの一部を山形県白鷹町のグループ会社工場に移管し、マルハニチロ白鷹事業所として操業を始めた。

 移したのはフリーズドライの乾燥食品を製造する生産ライン。3月に閉鎖予定だった清涼飲料水製造のニチロサンパック山形工場(白鷹町)に、仙台工場で使用していた窯などの設備を一部運び込み、今月1日から操業している。

 仙台工場は練り製品や冷凍・乾燥食品を製造していたが、震災で一部建屋を除き倒壊した。震災前、仙台工場に勤務していた地元採用社員のうち半数の35人は同町に移住し、作業に従事している。

 マルハニチロHDは「速やかな生産再開のために移管を決めた。12月までに、乾燥食品製造の主要設備を全て白鷹事業所に移し、震災前の(仙台工場の)生産高25億円に戻したい」と話している。

995とはずがたり:2011/07/17(日) 13:14:00
結構高いけど買う人居るの!?景品としては面白いしパンダ可愛いから欲しいけどw

「味の素」をどこでも 携帯瓶ストラップ発売
http://www.asahi.com/business/update/0715/TKY201107150580.html

写真:「アジパンダ携帯ストラップ」拡大「アジパンダ携帯ストラップ」
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/TKY201107150582.jpg

 味の素は「アジパンダ携帯ストラップ」を8月22日、関東地方のコンビニエンスストアで発売する。パンダのキャラクターをあしらった瓶で、うまみ調味料6グラムを携帯できる。昨秋に景品として作ったところ人気が高く、発売を決めた。税込み550円程度の見込み。

996チバQ:2011/07/24(日) 09:13:08
http://www.cnn.co.jp/business/30003464.html
ワイン5500本がフォークリフトから落下 一同ぼう然 損害100万ドル
2011.07.23 Sat posted at: 16:28 JST
(CNN) オーストラリア南部のアデレード港で21日、外国向けに出荷されるはずだった高級ワイン462箱、5544本がフォークリフトから約6メートル下の地面に落下した。無事だったのは1箱だけとみられ、損害額は100万ドルに上った。

ワインは2010年のモリードゥーカー・ベルベット・クローブ・シラーズで、1本185ドル。醸造元のスパーキー・マーキス氏は「このワインは私たちの誇りであり喜びだった。飲まれることなく散ってしまい、一同ぼう然としている」と話す。ほかに無事なボトルが残っていないかどうか、1本ずつ調べているという。

地元紙が同氏の話として伝えたところによると、報告を受けた輸送責任者は「どっきりカメラ」ではないかと周囲を見回したが、だれも笑っていないので事実だと悟った。

破損したワインは、醸造元が1年間に出荷する量の3分の1を占める。マーキス氏は補償を受けるため、保険会社と交渉しているという。
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999チバQ:2011/08/02(火) 21:30:17
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110802-OYT1T00907.htm?from=nav
イオン、国内初のPBビール…1缶158円

 イオンは2日、プライベートブランド(PB)商品のビール「トップバリュ バーリアルラガービール」を9日から発売すると発表した。


 大手スーパーによるPBビールの販売は初めて。

 価格は350ミリ・リットルで158円と、大手ビールメーカーのブランド品に比べ2〜3割安い。韓国のメーカーに製造を委託し、韓国の港から、イオンの物流拠点に近い国内9港に海上輸送することで、国内の輸送コストを減らしたという。イオングループの全国3700店舗で、年間1億缶の販売を目指す。

 風味は、麦芽を100%使用しており、「麦本来の味わいを醸し出す本格生ビール」としている。

 イオンは、昨年6月に発売したPBの第3のビールが、累計で1億6000万缶を売り上げるヒット商品となっている。

(2011年8月2日20時36分 読売新聞)

1000荷主研究者:2011/08/07(日) 12:34:29

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110720/bsc1107201239007-n1.htm
2011.7.20 12:36 Fuji Sankei Business i.
カップ麺必須の乾燥かまぼこ復活 シェア100%の福島企業が再開

 カップ麺に欠かせない「乾燥かまぼこ」の国内生産のほぼすべてを担う福島県の中小企業が、東日本大震災で被災した同県いわき市の本社工場を再開した。生産量は震災前の半分程度だが、一時は姿を消しかけた乾燥かまぼこだが、放射能検査を徹底し、風評被害も乗り越え、“復興”への道程を歩き始めた。

 生産を再開したのは、即席麺用乾燥具材を手がける営洋(えいよう)。「乾燥かまぼこ」「乾燥なると」の国内シェアはほぼ100%で、国内外の即席麺メーカーと取引するなど、「知る人ぞ知る優良企業」だ。中国や韓国、タイなど海外にも生産工場を持ち、年商は約22億円。

 しかし、震災で本社工場が被災して操業が停止。原発事故後は福島県東部への搬送を断る運輸業者が出たため、原料として輸入している海外産の魚のすり身が工場に届かなくなった。この結果、即席麺メーカーの需要に応えられなくなり、「かまぼこ抜き」で即席麺を発売したメーカーもあったほどだ。

 営洋の海外工場は人員面などでこれ以上の増産余地が乏しく、本社工場の操業再開が急務となっていたが、本社工場は東京電力福島第1原子力発電所から40キロメートルほどしか離れていないため、放射能汚染が懸念され、風評被害で福島産の多くの農産物が出荷できない状態になった。

 しかし、思ったほど工場の損傷がひどくなく、1千万円ほどの設備投資で再開できる見通しが立った。風評被害に対しても、材料から完成品まで第三者機関での検査を徹底し、安全性を証明するシステムを構築した。

 結果、取引先の理解が得られるようになり、少しずつ生産を再開してきた。今年度の売上高は10億円程度と前年度の半分に落ち込む見通しで、完全復旧にはもう少し時間がかかる見込み。

 同社の小野久幸総務部長は「いくらいい技術を持っていても、メーカーは作ってなんぼ。地元では、多くの農林漁業関係者がいまなお風評被害に悩まされているが、一丸となって元気を取り戻したい」と語る。(藤原章裕)

1001荷主研究者:2011/08/07(日) 12:35:21

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110721/bsc1107211522021-n1.htm
2011.7.21 15:20 Fuji Sankei Business i.
アサヒ、マレーシア清涼飲料2位を買収 200億円超で

 アサヒグループホールディングスは21日、マレーシア清涼飲料2位の「ペルマニス」を買収すると発表した。買収額は8億2000万マレーシアリンギット(約216億円)。ペルマニスの親会社「CI」から発行済み株式のすべてを買い取る契約を締結した。

 アサヒは今月4日にも豪州飲料大手の買収を発表したばかり。アジア・オセアニアではキリンホールディングスも飲料メーカーを相次いで買収し、サッポロホールディングスもビール大手との提携を決めるなど、需要増が見込める“草刈り場”での競争が激化している。

 ペルマニスは炭酸や果汁、ミネラルウオーターなど清涼飲料の流通網をマレーシア全土に持ち、2010年6月期決算の売上高は約48億マレーシアリンギット(約127億円)。米ペプシコのボトラーでもある。

 アサヒは今回の買収を東南アジア市場全体への進出の足がかりとするほか、2009年に買収した豪シュウェップス、飲料2部門を買収することで合意した豪P&N、公開買い付けによる買収を予定しているニュージーランドのチャーリーズグループなどと相乗効果を生み出し、アジア・オセアニア地域での事業拡大を図る。

 アサヒは10年で6.6%程度の海外売上比率を15年までに20〜30%まで大幅に引き上げる目標を掲げており、今後もM&A(企業の合併・買収)を加速するとみられる。

1002荷主研究者:2011/08/08(月) 00:38:33

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004292988.shtml
2011/07/22 08:31 神戸新聞
フジッコ 鳴尾工場の設備増強

 昆布や煮豆総菜のフジッコ(神戸市中央区)は21日、西宮工場(西宮市)の閉鎖に伴い、つくだ煮の生産を移管した鳴尾工場(西宮市)の生産能力を増強すると発表した。工場を新設して生産能力を3割増やす。投資額は34億円。

 新工場は鉄筋コンクリート2階建てで延べ床面積は約8千平方メートル。12月に着工し、2012年11月の稼働を目指す。日産能力は現在の12万パックから16万パックとなる。

 同社は老朽化した西宮工場を4月に閉鎖。生産ラインはすでに鳴尾工場に移したが、同工場内が手狭になっており新工場を建設することにした。

(井垣和子)

1003チバQ:2011/08/09(火) 12:07:41
http://www.asahi.com/business/update/0808/TKY201108080408.html
震災「効果」? 販売不振でもビール各社増益

 ビール業界は8日にサントリーホールディングスが2011年6月中間連結決算を発表し、大手4社の業績が出そろった。東日本大震災の影響でビール販売が落ち込んだが、全社が営業利益を20%以上増やした。生産を主力商品に絞り込んだことや広告を見合わせたことが、逆にコストを削減する効果を生んだ。

 各社は震災後、テレビCMやスーパーなどでの販売促進活動を控え、経費が浮いた。震災でビール工場が被災して供給が不足するなか、生産を主力商品に絞り込んだことも、「製造ラインの切り替えがなくなり、物流でもコストが削減できた」(サントリー千地耕造・財経本部長)といい、増益を後押しした。

 ただ、ビール系飲料の課税出荷量は1〜6月で3.5%縮小し、現在の統計となった1992年以降、過去最低を更新。アサヒグループホールディングスとキリンホールディングスの上位2社はいずれも減収となった。残る2社は増収だが、サントリーは飲料・食品事業の伸びが大きく、サッポロホールディングスは3月に買収した飲料大手ポッカが寄与。「国内ビール市場以外で稼ぐ」傾向が顕著だ。(南日慶子)

1004荷主研究者:2011/08/14(日) 13:22:50

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004305911.shtml
2011/07/26 10:52 神戸新聞
沢の鶴が生産集約へ 丹波工場休止、本社に移管

 清酒大手、沢の鶴(神戸市灘区)は、子会社の百萬石(ひゃくまんごく)酒造(同)の丹波工場(篠山市)を休止し、生産を本社工場に移管する方針を明らかにした。出荷量が減少していることから、生産を集約し効率化を図る。あわせて本社工場に数億円を投じて瓶詰めラインの一部を更新。衛生管理を徹底するなど品質向上で販売増を目指す。

 丹波工場は1974年の操業開始。毎年10月〜翌年3月ごろまで稼働し、「百万石」などを醸造していた。需要減から10月からの醸造は行わず、本社工場で銘柄を維持するという。

 瓶詰めは現在、本社工場の4ラインで対応。うち老朽化している2ラインを停止し、さまざまな容量を瓶詰めできる設備1ラインを8月中旬に稼働させる。検査機器を備えた最新設備だという。

 清酒の消費量はここ10年でほぼ半減。昨年7月には大手の大関(西宮市)が丹波工場(篠山市)を休止するなど清酒業界では生産体制の集約が進んでいる。

(井垣和子)

1005荷主研究者:2011/08/14(日) 13:25:47

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004316213.shtml
2011/07/30 08:31 神戸新聞
小林桂が神戸に新工場 150種の香辛料取り扱い

完成した小林桂の神戸スパイスセンター=神戸市西区見津が丘3

 香辛料輸入最大手の小林桂(神戸市中央区)は29日、スパイス類の加工能力を増強することを明らかにした。約20億円を投じ、神戸市西区で建設していた新工場「神戸スパイスセンター」が完成。9月下旬から本格稼働させて能力を2倍に引き上げ、香辛料が使われる食品の少量多品種化に対応する。

 産業団地「神戸テクノ・ロジスティックパーク」に約1ヘクタールの用地を取得し、延べ床面積4700平方メートルの鉄骨建屋を設けた。粒の状態で輸入した香辛料の選別や殺菌、粉砕などを手掛ける。取り扱う香辛料は約150種類で国内最多という。

 同社は、阪神・淡路大震災で被災した神戸市灘区内の工場を閉鎖し、1997年に明石工場(兵庫県稲美町)を開設。その後、同工場も手狭となったが、現在地では拡張の余地がなく、能力を増強するには移転・新設が不可欠だった。新工場の生産能力は年間約2千トンで、現工場の2倍になる。

 同社は1833(明治16)年に創業した老舗商社。当初は天然ハッカの輸出を主に手がけ、現在は国内の香辛料メーカーや食品会社にスパイス、ハーブを納入している。2011年9月期の売上高予想は約53億円。

 西松豊社長は「コンビニ業界をはじめ、商品開発のサイクルが短くなり、香辛料も少量多品種化が求められるようになった。新工場で顧客のニーズに対応したい」としている。

(小林由佳)

1007荷主研究者:2011/08/14(日) 14:24:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/08/20110805t12016.htm
2011年08月05日金曜日 河北新報
ヤヨイ食品 福岡に一部機能移転 気仙沼工場の再開は遠く

 業務用冷凍食品製造のヤヨイ食品(東京)は4日、東日本大震災で被災した気仙沼工場(宮城県気仙沼市)の従業員約400人のうち80人を、このほど完成した九州第2工場(福岡県大牟田市)に配置転換する方針を明らかにした。気仙沼工場の再開の見通しは立っていないという。

 九州第2工場は8月中旬に操業予定で、既に気仙沼工場から従業員約20人が異動した。大牟田市に移住する従業員と家族は、今回の配置転換で計約120人となる予定。

 同社によると、気仙沼工場は1954年に生産を開始。同市鹿折地区でハンバーグや水産加工品を生産していたが、工場5棟がいずれも津波で被災した。

 九州第2工場は気仙沼工場の機能を一部移し、牛丼やハンバーグを生産する見通し。5月に着工、7月末に完成した。

 同社は震災後、気仙沼工場の従業員に対し、本社や清水工場(静岡市)などへの配置転換のあっせんを続けている。

 同社経営企画室は気仙沼工場の操業再開について「浸水地域にあることなどから見通しが立たず、慎重に判断する必要がある。今はあらゆる可能性を検討している段階」としている。

1008荷主研究者:2011/08/14(日) 14:38:14

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110804/bsc1108040503009-n1.htm
2011.8.4 05:00 Fuji Sankei Business i.
長瀬産業が林原支援のスポンサー

 化学品専門商社の長瀬産業は3日、会社更生手続き中のバイオ関連企業、林原(岡山市)の管財人と、林原の再建を支援するスポンサー契約を結んだと発表した。再建中の更生会社の林原、林原商事、林原生物化学研究所の3社を合併した上で100%減資を実施し、長瀬産業が存続会社に700億円を拠出する。スポンサー候補には日本たばこ産業(JT)、群栄化学工業、韓国の食品メーカー、CJグループなども参加していたが、7月15日の最終入札で長瀬産業が競り勝った。

 長瀬産業は1917年の設立で、東証1部に上場。化学品商社では国内首位で、研究開発にも力を入れている。

1009荷主研究者:2011/08/14(日) 14:39:11

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120110805qtna.html
2011年08月05日 06時00分 日刊工業新聞
林原再建の長瀬産業、「700億円投入しグループの中核企業にする」

 経営破たんした林原(岡山市北区)の再建スポンサーに決まった長瀬産業の長瀬洋社長らは4日、岡山市内で会見した。バイオ・ライフサイエンス分野を将来の柱にするため「全力を挙げて林原を支援し、長瀬グループの中核企業にすべく全力を挙げる」と意気込みを語った。合併する林原、林原商事、林原生物化学研究所の3社の従業員約600人はそのまま雇用し、拠点を引き続き岡山に置き統廃合などは行わない意向。

 長瀬産業は3社合併後の存続会社に700億円を拠出する。この金額については「現時点の価値としては安くないが将来のシナジー効果を考えれば十分価値はある」(長瀬洋社長)とした。自己資本比率が6ポイント程度下がるが財務内容には問題ないとしている。約100億円は手元資金、残り600億円は金融機関からの融資で賄う。

 長瀬産業は兵庫県内に3カ所の研究開発や製造拠点を持つ。林原との人材交流を含め連携を活発化させる。特に酵素事業について、「当社は古くから手がけていたが、単独では成長できないと判断した」とシナジーを期待している。

 また林原グループが取り組んできたメセナ事業は「当面継続するが、将来もっとふさわしい主体が現ればその時点で考える」と含みを持たせた。

 法律家管財人によると負債総額は1400億円を超える見込み。長瀬産業からの700億円は債権者への弁済に充て、残りは岡山駅前の土地など資産売却で充当する。

1010荷主研究者:2011/08/28(日) 14:12:52

http://www.at-s.com/news/detail/100052537.html
2011年8/12 09:35 静岡新聞
9月に新工場稼働 アムスライフサイエンス

 AFC―HDアムスライフサイエンスは、9月から静岡市駿河区国吉田で新工場を稼働し、健康補助食品のソフトカプセルの製造体制を増強する。グループ全体で将来的に、既存の生産ライン2レーンを6レーンに拡充。本社工場(同市駿河区豊田)と同格の主力工場と位置付け、大口から小口まで幅広いロット生産の対応を強化する。

 来春を目標に、日本健康・栄養食品協会のGMP(適正製造規範)認定を目指す。浅山雄彦社長は「新工場はグループが成長した象徴。強みである短納期、高い品質管理を一層徹底したい」と話し、OEM(相手先ブランドによる生産)で大口の受注拡大を狙う。

 新工場はソフトカプセルの生産ライン3レーン、従業員約100人でスタートするが、来年以降、250人程度まで増やす計画。取引先の顧客や地域住民向けに見学コースを設置し、ブランド認知を高める。

 同社は旧ヤクルト静岡工場跡地(約1万3420平方メートル)を取得。昨年末から着工し、今年8月に完成した。高層棟7階、低層棟2階建て。土地に余裕があるため、「工場増設や新たな施設の建設も視野に入れたい」(浅山社長)としている。

1011荷主研究者:2011/08/28(日) 14:20:00

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110809/bsc1108091539005-n1.htm
2011.8.9 15:38 Fuji Sankei Business i.
三菱化学、四日市でシュガーエステルを増産 約30億円投資

 三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱化学は9日、四日市事業所(三重県四日市市)で食品用の乳化剤であるシュガーエステルを増産すると発表した。国内食品メーカー向けの安定した需要に加え、中国を始めとする海外の需要が大きく伸びており、供給能力拡大で対応を図る。

 四日市事業所内の既存設備の隣接地に約30億円を投じて年間生産能力2000トンの新設備を建設する。10月に着工し、来年夏の稼働を目指す。これにより、四日市事業所でのシュガーエステルの年産能力は計1万2800トンに拡大する。

 シュガーエステルは缶コーヒーなどの飲料、ホイップクリームなどの乳製品、ケーキやチョコレートといった菓子類に用いられる。四日市事業所で生産されるシュガーエステルは、三菱化学の全額出資子会社の三菱化学フーズが国内外に販売しており、世界シェア首位。

1013とはずがたり:2011/09/14(水) 19:52:39

東北ホップ100%で農家を支援 サッポロビール仙台工場
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110914t12008.htm

麦芽のもろみが入った煮沸釜に東北産ホップを投入する担当者=13日、名取市のサッポロビール仙台工場

 東日本大震災を受け、サッポロビールが東北農業を支援しようと全国発売を決めた「サッポロ生ビール黒ラベル東北ホップ100%」の仕込み作業が、名取市の仙台工場で本格化している。10月26日から数量限定で販売する。
 原料のホップは岩手県北ホップ農協(二戸市)が8月中旬、岩手県の軽米、岩手両町と青森県の田子、三戸両町で収穫。二戸市のホップセンターで乾燥、粉砕され、粒状に加工された。
 仕込み作業は今月5日にスタート。麦芽のもろみが入った煮沸釜にホップを投入し、発酵、熟成を経て発売日の約1週間前に缶詰めされる。
 仙台工場製造部は「(東北産ホップは)ことしも出来が良い。華やかな香りが際立つビールになる」と話している。
 このビールは昨年まで、東北限定発売だった。全国発売に合わせ売り上げの一部が被災地の農業復旧支援に充てられる。仙台工場は1ケース大瓶20本換算で5万ケース分を製造。千葉、静岡両県にある工場でも計10万ケース分を造る。
 仙台工場は倉庫や機械設備が被災し、5月下旬に操業を全面再開した。

2011年09月14日水曜日

1014荷主研究者:2011/09/19(月) 10:47:28

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/311557.html
2011年08/13 07:55 北海道新聞
北海道コカ・コーラ 大型ペットボトル生産 札幌に新設備導入

 北海道コカ・コーラボトリング(札幌)は、札幌市清田区の自社工場に約42億円かけて1〜2リットルの大型ペットボトル飲料も生産できる新設備を来年4月に導入する。大型ペットボトル飲料の大半は本州から仕入れて販売してきたが、新設備導入で同飲料全量を自社生産に切り替え、輸送コストを圧縮。収益力を強化する。

<北海道新聞8月13日朝刊掲載>

1015荷主研究者:2011/09/19(月) 11:21:41

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110826/bsc1108260504009-n1.htm
2011.8.26 05:00 Fuji Sankei Business i.
立ちはだかるブランドの壁 イオンの激安PBビールが苦戦

 イオンが国内プライベートブランド(PB=自主企画)初のビールとして今月9日に発売した「トップバリュ バーリアルラガービール」が苦戦している。158円の低価格を武器にビール需要の高まる盆休みに向けて投入したが、発売2週間の実績は約360万缶と、年間目標の1億缶に対して出足が芳しくない。

 年間1億缶の達成には単純計算で月間約833万缶売る必要がある。昨年6月に発売した第3のビール「トップバリュ バーリアル」(88円)は発売約6週間で2000万缶を突破しており、これに比べても鈍い販売ペースだ。発売時は警戒感を示していた国内大手ビールメーカー関係者は「価格重視の第3のビールとは違いビールはやはりブランドで選ばれている」と指摘する。

 ただ、イオン担当者は「確かに価格の話題性では発売当初は動きやすいはずだった」としながらも「プレミアムビールのコクのある味わいが合う秋冬にはより動くと見ており計画は十分達成できる」としており、秋以降の商戦で巻き返しを図る考えだ。

1016荷主研究者:2011/09/19(月) 11:51:07

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1108270011/
2011年8月27日 神奈川新聞
ビールの輸入額が5年連続全国首位、横浜港/神奈川

倉庫内で輸入されたビールを手に取る横浜税関職員=横浜市鶴見区

 ビールの輸入が堅調に推移している。横浜税関によると、横浜港では2010年、輸入額が5年連続で全国1位となった。世界的な知名度で人気を誇るプレミアムビールと、低価格帯のプライベートブランド(PB)商品にそれぞれ根強い需要があることが背景にある。

 横浜港における10年のビールの輸入額は16億4400万円。全体の8割弱を占めたのがアイルランド産。同国で生産され、輸入されたスタウトタイプのビール「ギネス」をすべて横浜港で取り扱っている。

 ギネスの国内販売を手掛けるキリンビールによると、高い知名度とともに国産ビールにない独特の味わいで、パブやバーなどの飲食店での需要が多いという。「酒類の消費量は減少傾向にあるが、多様な味わいが楽しめるギネスなどのプレミアムビールは根強い人気がある」と話す。

 一方、小売り大手は相次いでビール大手よりも2〜3割安いPBのビールを発売しており、韓国やオーストラリアなどに生産委託している。

 イオンは9日から「バーリアルラガービール」(350ミリリットル缶・158円)を販売し、最初の1週間で200万本を売り上げたという。「素材と味わいに徹底的にこだわった。生産国の韓国・釜山港に物流拠点を置き、横浜港など九つの国内港を活用することでコスト削減を実現した」(広報担当者)とする。

1017とはずがたり:2011/09/23(金) 15:53:34
良いことづくめですやん

巨大な袋でワインを輸入…ペットボトル入りの裏側
2011.9.23 12:00
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110923/biz11092312010002-n1.htm

 メルシャンが6月に発売した単一ブランドとして世界で最も売れているカリフォルニアワイン「フランジア」のペットボトル。米国のワイナリーで専用の巨大な袋に入れ、日本まで船で輸送してからペットボトルに詰める「国内ボトリング」を採用した。輸送の際に排出される二酸化炭素(CO2)を6割も削減できるというエコワインだ。

 同社は昨年から国産ワインについてペットボトル入りを展開してきたが、6月に発売したフランジア(750ミリリットル)は輸入ワインでも本格的に採用した。ワイン用ペットボトルは酸素透過性を低く抑えるなど清涼飲料のものとは異なる機能が求められ、海外で高い品質のボトルを調達できるかは不透明。ただ、これまで培ってきた国内ボトリングの技術があったことで日本製のボトルを採用できた。

 同社が環境にやさしい国内ボトリングを採用したのは2008年3月から。前年7月にキリングループ入りし、フランジアの日本での販売権をキリンから引き継いだ。フランジアには当時、瓶(750ミリリットル)と箱入りの袋(3リットル)の2種類あったが、いずれもカリフォルニアで詰められた後、船で運ばれていた。

 フランジアは朝摘みのブドウを使用し、気温が低い朝方のうちに醸造を始めるなどの新鮮さが持ち味。販売引き継ぎに当たり、メルシャンはワインメーカーとして、「さらにいい状態で売ることができないかを考えた」(ワイン営業本部の山口明彦・商品戦略企画グループ長)。その結果、国内ボトリングの導入を決めたわけだ。

 海上輸送で使用する袋はポリエチレンなどを素材として、酸素透過性を低く抑えるよう工夫されている。酸化するとワインの鮮度が落ちるためだ。袋には瓶に換算して3万2000本に相当する25キロリットルのワインが入り、これをコンテナに入れて運ぶ。横浜港に着いたら藤沢工場(神奈川県藤沢市)まで陸送し、専用のラインで瓶などに詰める。

 「輸送する重量を抑えられるほか、一度に運べるワインの量が増え積載効率も上がる」(CSR・CC推進部の奥田尚美CSRグループ長)。瓶などの容器を運ぶ必要がないことで、従来に比べ海上輸送時のCO2排出量を6割減らせる。

 ペットボトルなど国内で開発した環境にやさしい容器を使えるなどのメリットがある。フランジアに使っているペットボトルの重さは55グラムで、同じ容量の瓶の7〜8分の1と軽い。このため国内輸送でも1本当たり7割近いCO2削減につながり、製造時のCO2排出量も瓶に比べて5割近くカットできる。

 国内ボトリングのメリットはそれだけではない。「詰めてから店頭に並ぶまでの時間を大幅に短縮できた」(山口グループ長)と、鮮度向上にもつながっているという。以前より在庫調整が容易となったほか、容器を輸入しないことで為替レートの影響を受けにくくなるなどの効果もあった。

 同社は今年3月に発売した豪州ワイン「タティアラ」でも国内ボトリングを採用した。これは、同社がキリングループの豪酒類大手、ライオンと共同で日本人の味覚に合うように開発したものだ。国内ボトリングを採用するには、1袋分の3万2000本分を一度に輸入できるほど販売量の多いワインでなければ採用しにくいが、同社は「今後も積極的に増やしていきたい」(山口グループ長)と強調する。(高橋寛次)

1018とはずがたり:2011/09/24(土) 10:36:45

「福島産ビール」期待 アサヒ、10月に工場再開
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201109230161.html

 アサヒビールは22日、東日本大震災で建物が壊れた福島工場(福島県本宮市)で10月3日にビール類の仕込みを再開し、11月下旬から出荷し始めると発表した。地元では、大手企業の生産再開が福島産食品の苦境を打開するきっかけになると期待している。

■2段階で放射線検査

 福島工場はアサヒビールの生産能力の約14%を占める。外壁修理に手間取り、ビール業界の被災工場では、復旧が最も遅れた。

 この工場は東京電力福島第一原発から西へ約60キロにある。福島市で会見した柴田和憲・研究生産本部長は「安心できる商品を地域で作り、地域で喜んで飲んでいただくことが企業の使命だ」と語った。

 風評被害の不安もつきまとう。「福島産ビール」をどう理解してもらい、どれだけ売れるか。アサヒも手探りが続く。

 工場には、放射線測定装置を取り入れ、水道水など原材料段階と、製品の完成段階の両方で検査する態勢をとる。これまでの検査では、装置で検出できるレベルの放射線は検出されなかったという。

 当面の生産量は震災前の年間2500万ケースの半分以下。商品も主力の「スーパードライ」ではなく、発泡酒の「アサヒ本生アクアブルー」を作る。

 福島産の缶には「感謝」などのメッセージを載せる。地元への感謝を表すためといい、柴田本部長は「メッセージ入りなので、出荷先は主に福島になると想定している」と話した。

 震災前は166人を雇っていた。今後は他工場に出張中の人を除いた約120人を雇う予定だ。

■地元「風評克服へ」

 ビール工場再開を、福島県は心待ちにしていた。

 県内では被災者の働き口がおもに震災復旧工事に偏っており、「安定雇用につながる」との期待の声が多い。さらに県商工労働部の斎須秀行部長は「福島の水を使ったビール工場の再開は食品産業の復興のシンボルになる」と話す。

 県はコメや牛肉などの農畜産品については出荷前に放射能を検査し、放射性セシウムやヨウ素がどれだけ含まれているかを公表している。そのうえで国の基準を超えたものは市場に出回らないようにしている。

 加工食品は企業の「自主検査」に任せている。県によると、これまでに自主検査した約700品の加工食品はほとんどが「放射能未検出」。検出されたのは約20品だけで、最高でも基準の6割ほどだった。

 ただ、厳しい検査態勢を敷いても、出荷価格や販売量は好転していない。JA全農福島によると、牛肉は出荷段階で震災前の3〜4割しか値がつかないという。風評被害を抑えるため、県は22日、イオンと連携し、全国の店で県産食品を販売する協定を結んだ。

 「スーパーや百貨店が福島産の応援フェアをしてくれているうちに、風評被害を克服しないといけない」。県幹部は消費者にどう理解してもらえるか、頭を悩まし続けている。(高重治香、大月規義)

1019チバQ:2011/09/24(土) 21:02:11
>>1018
発泡酒かあ
プレミアムビールを作ってあざとく県外に出したほうが儲かるんじゃん?

1020荷主研究者:2011/09/25(日) 14:15:15

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004402353.shtml
2011/08/25 08:30 神戸新聞
白鶴酒造、瓶詰め工場新設 神戸・東灘

 清酒最大手の白鶴酒造(神戸市東灘区)は、同区内魚崎浜町の物流センター跡地に、配送と瓶・パック詰め機能を併せ持った拠点を新設する。現在2カ所に分散している瓶・パック詰め工場を集約して効率化を図る。2012年8月の本格稼働を目指す。

 新拠点は、鉄筋コンクリート6階建て、延べ床面積は約2万4千平方メートル。投資額は数十億円という。

 瓶・パック詰めは現在、本社工場と同市灘区大石の専用工場の2カ所で行い、計12ラインが操業。新拠点には最新鋭の計6ラインを導入し、日本酒は本社工場からタンクローリーで運ぶ。出荷量はほぼ変わらない。大石の専用工場については今後の活用方法を検討する。

 物流センターは阪神・淡路大震災時、液状化の被害を受けたが、復旧し、今年5月に停止した。新拠点は当時の教訓を生かして、瓶詰め設備を上階の3〜6階に設置する。2階部分に在庫倉庫、1階は運送用のトラックの荷積み作業スペースとし、浸水しても設備に被害が及ばないようにする。

(井垣和子)

1021荷主研究者:2011/09/25(日) 15:07:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110902t12006.htm
2011年09月02日金曜日 河北新報
サンマかば焼き食卓へ ラインほぼ復旧 山田水産石巻

生産を再開した山田水産石巻事業所

 サンマのかば焼きなどを製造する宮城県石巻市の水産加工会社「山田水産石巻事業所」は1日、震災から約半年ぶりに生産を再開した。石巻魚市場の背後地にある水産加工団地で、加工会社が本格再開するのは2社目。

 再開した工場は、3ラインのうち2ラインが復旧した。冷凍能力は原料用と製品用合わせて3800トンで、被災前の水準に戻した。サンマとイワシのかば焼き、サバの照り焼きを製造し、被災前と同じ年間約2000トン(製品ベース)の出荷を目指す。

 山田水産石巻事業所は津波の直撃を受け、生産設備が全て使えなくなった。山田陽一社長(69)が震災から8日後に石巻での事業継続を決断、再開準備を進めてきた。

 山田水産は大分県に本社があり、九州を拠点にウナギの養殖、かば焼きの製造などを手掛ける。石巻事業所は2009年7月に操業を始めたばかりだった。

 1日は関係者約20人が参加し、現地で安全祈願祭を行った。山田社長は「世界三大漁場である金華山沖に近く、交通アクセスもいい石巻の魅力は震災後も失われていない。今後、製品の種類も増やしていければ」と話した。

1022チバQ:2011/09/27(火) 12:57:20
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110926-00000000-toyo-bus_all
投げ売りされる輸入水、“過剰在庫”で悲鳴
東洋経済オンライン 9月26日(月)11時21分配信

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在庫処分で赤字販売も
 震災後の特需に沸くミネラルウォーターだが、一部で余剰在庫に頭を悩ます業者も出てきている。

 食品など通信販売大手ケンコーコムでは3、4月と注文が殺到し、4月中旬には1週間で通常の10倍以上の2万5000箱(1箱24本)売れていたが、5月の連休中の1週間には4000箱まで急減した。

 一方で、同社は3月下旬の時点で輸入品を中心に夏までに100万箱を仕入れる計画を決めており、今や在庫の山を抱えている状態だ。結果、米国産の「クリスタルガイザー」を1箱(=48本)1290円、1本当たり27円と、震災前から約2割値下げ。採算割れの水準だが、倉庫料が膨らむ中、在庫整理が先決と判断した。後藤玄利社長は「天然水の相場がここまで崩れるとは想定外。誤算だった」と悔やむ。

 こうした中、クリスタルガイザーの輸入代理を手掛ける大塚食品はケンコーコムの値下げに対し、「ブランドを毀損するおそれがあり、頭を痛めている」と打ち明ける。ケンコーコムに限らず、ネット通販を中心に震災後、輸入品の仕入れを急増させた業者も多く「今後、大量の在庫を抱えて苦戦する業者が増える」(業界関係者)と見られる。

 対して、ミネラルウォーターのシェア7割を占める国産品の需要は、依然堅調だ。サントリーの「天然水」やコカ・コーラの「いろはす」の販売数量は、現在も前年比二ケタ増を維持。24時間フル生産体制が続いている。「消費者には備蓄した水を消費しながら購入するサイクルができており、今冬も前年を上回るだろう」(日本コカ・コーラ)。

 明暗が生じている背景の一つには、「消費者の国産品への強い信頼感」(岩田芳久・日本ミネラルウォーター協会専務理事)がある。通販という販売網も、「商品を手に取って決めたい主婦を中心に抵抗感があるのは事実。輸入ものであればなおさらだ」(日本スーパーマーケット協会の内藤俊之部長)。

 加えて、飲料が本業のメーカーは、夏以降の需要の安定を見越し、輸入品の仕入れを慎重に行ってきた。実際、キリンビバレッジが扱う仏「ボルヴィック」の販売数量は、輸入品ながら前年比一ケタ増と堅調が続く。

 水特需が続く中、“格差”はどこまで広がるのか。

(本誌:張 子渓、島田知穂 =週刊東洋経済2011年9月17日号)
※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

1023荷主研究者:2011/10/02(日) 15:59:23

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110916/611180
2011年9月16日 朝刊 下野新聞
桜乳業 那珂川町に新工場 福島で被災、リスク分散

 山菜や野菜の水煮など簡便食品製造の桜乳業(福島県白河市、遠藤正美社長)は、那珂川町小口に新工場を開設し、15日に操業を始めた。同社は東日本大震災で同市内のメーン工場が大きな被害を受けた。原発事故の風評も懸念されるため、「生産拠点を分散化することでリスクヘッジを図る」としている。今後は同町産のタケノコやフキ、クリなどを商品化し、学校給食などにも提案していく。

 新工場は食品メーカーの工場跡で、敷地面積約3960平方メートル、平屋建て約1650平方メートル。改修や設備導入を含め投資額は約2億円。生産能力は1日当たり1万2千〜4千パックで、メーンの新白河工場の3分の1程度に当たる。従業員は18人で、約8割を地元採用した。

 同社によると、震災で新白河工場に亀裂、地割れが生じ、修繕しながら操業していた。新商品開発も進めていたが増産体制を取れなかった。

 新工場の建物は長さ500メートルと食品加工に最適な上、空き工場ですぐに操業できるメリットがあったという。

 同社の桜岡公道会長は「将来的には生産増強し、新白河工場に並ぶ拠点に育てたい」としている。同町商工観光課は「雇用機会の拡大につながるし、地元産品を活用してもらえる」と期待している。

 同社は1963年設立。従業員80人。

1024荷主研究者:2011/10/02(日) 16:00:26

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1315809199
2011年09月12日15時33分 千葉日報
成田に製造・物流拠点 ヤマサ醤油新工場稼働

ヤマサ醤油の新たな製造・物流拠点となる成田工場=成田市浅間の成田新産業パ―ク

 商品の多様化に伴い既存工場だけでは手狭になり生産性向上を図ろうと、昨年3月から建設していたヤマサ醤油(銚子市、浜口道雄社長)の成田工場が、成田市浅間の成田新産業パークに完成した。新たな製造・物流拠点として12日から本格稼働する。

 80人が働く予定の成田工場は敷地面積9万1千平方メートル、生産設備棟と直結する物流センターを合わせた延べ床面積は2万6千平方メートル。年間11万キロリットルの生産能力でつゆ・たれ類の全製造工程を行い、しょうゆは銚子工場から輸送したものを新工場で容器詰めなどして出荷する。新システムの導入で、多種少量の商品ニーズに効率的に対応するための生産体制が整った。

 しょうゆの醸造・精製は銚子工場で続けられるが、製造の大部分が約120億円(土地代含む)を投資した新工場に移転された。

1025荷主研究者:2011/10/02(日) 16:24:39

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004471198.shtml
2011/09/16 08:40 神戸新聞
微生物活用量産へ ヤヱガキ醗酵技研 

来年4月から増産するアセチルグルコサミン=姫路市林田町六九谷、ヤヱガキ醗酵技研

 機能性食品などを製造するヤヱガキ醗酵技研(姫路市)は15日、サプリメントや健康食品などに使用されているアミノ糖「アセチルグルコサミン」を、来年4月から増産する方針を明らかにした。これまで廃液処理の負担で量産が困難だったが、福井県立大学と5年間かけて共同研究。同社得意の微生物発酵の技術を活用し、廃液が出ない手法を確立した。

 アセチルグルコサミンは、カニなどの殻に含まれるキチンを原料に作られる。関節の働きを助け、肌の保湿などにも効果があるとされ、食品や化粧品など向けに需要が高まっている。

 同社は2003年から製造・販売。カニの殻から抽出する際、殻を溶かすのに塩酸を使うため、廃液処理設備の負担が、量産化のネックとなっていた。

 別の方法を模索していたとき、福井県立大がカニの殻を分解する微生物を発見。06年に共同研究を始め、09年に経済産業省の支援事業に選ばれ、研究開発費の助成を受けた。

 微生物の活動を調べる中で、増殖のコントロールに成功。必要な成分を濃縮して取り出す技術を確立し、現在、特許を出願中という。

 同社ではアセチルグルコサミンの売上高を3年後、現在の3倍の3億円に伸ばしたい考え。長谷川雄三社長は「健康志向の高まりで成長が期待できる市場。海外にも売り込みたい」と話している。(井垣和子)

1026荷主研究者:2011/10/02(日) 17:47:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110920t15011.htm
2011年09月20日火曜日 河北新報
フジパン仙台工場 来月1日に本格稼働

 パン製造大手のフジパングループ本社(名古屋市)は19日、東日本大震災の津波で被災し、操業開始を延期していた子会社、東北フジパンの仙台工場(宮城県岩沼市)を10月1日に本格稼働させると発表した。

 東北初の生産拠点として6県のスーパーやコンビニエンスストア向けに食パンやバターロール、菓子パンなどを製造する。10月からの1年間で、売上高50億円を目指す。従業員は約300人で、うち地元採用は約160人。本社マーケティング部は「生産や人員の体制は当初計画から変更はない」としている。

 仙台工場は仙台空港岩沼臨空・矢野目工業団地に建設され、鉄骨2階、延べ床面積約1万6000平方メートル。ことし4月の稼働に向け生産ラインの試運転をしていた際、津波で1階が浸水し、建屋や生産設備に被害を受けた。

 地元の岩沼市や建設機械メーカーの協力を得て復旧を進め、9月14日に完工。仙台工場に3月入社予定だった新入社員約60人は全国の関連工場に配属され、研修を受けていた。

1027荷主研究者:2011/10/02(日) 17:52:45

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109210003/
2011年9月21日 神奈川新聞
ベトナムに生産拠点、協同飼料が業界初の海外進出/横浜

 配合飼料大手の協同飼料(本社・横浜市西区)と、総合商社の双日は、共同出資で新会社を設立し、ベトナムでの豚向け配合飼料の生産に2013年4月から乗り出す。日本の飼料メーカーが生産拠点を海外に設けるのは初めてという。

 新会社は「双日協同飼料」(KSF)で、協同飼料が49%、双日が51%を出資する。ベトナム南部のホーチミン市近郊に工場を建設し、現地で約150人を雇用するという。総事業費は約20億円。

 新工場は、ベトナムで増大する豚肉の食肉需要をにらむ。協同飼料によると、年率約10%で増加しており、同国の国家畜産計画では2010年の約1050万トンから10年間で倍増する見込み。

 豚肉は食肉需要全体の約7割を占め、飼育頭数は2800万頭と日本の約3倍。現地ではタイや米国などの配合飼料会社が生産販売しているが、「供給量は足りていない」(同社)という。

 新会社は、販売のほか生産者の畜産技術の支援も行うといい、同社は「質が高く安全な豚肉をつくっていきたい」と話している。

 南部に比べて北部は家族経営の自家配合が多いが、同社は「将来的には北部にまで広げてベトナム全土に根を張りたい」。2020年までに国内販売シェア10%、年間約200万トンの生産販売、年間約800億円の売上高を目指すという。

1028荷主研究者:2011/10/10(月) 23:00:52

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004485713.shtml
2011/09/21 07:00 神戸新聞
米穀卸の神明、広島に精米工場新設へ 

 米穀卸最大手の神明(神戸市中央区)は20日、子会社を通じて広島県尾道市に精米工場を新設すると発表した。これまで、中・四国地域には専用拠点がなく、西宮市の拠点で精米し供給していたが、新工場を建設して物流コストを抑え、価格競争力を高める。(井垣和子)

 新工場は、全額出資の精米子会社が建設する。山陽自動車道・尾道インター近くの「尾道流通団地」で、約5400平方メートルの用地を取得。建屋の延べ床面積は約3300平方メートルで、総投資額は20億円。2012年2月に着工し、同年12月の稼働を目指す。生産能力は年間3万トン。

 神明によると、同地域には、全国のコメを取り扱う大手卸が少なく、主に地元産米が流通しているという。このため、品ぞろえを増やしたい大手量販店から、神明側に精米供給の引き合いが多く、今後も需要拡大が見込まれると判断した。現地工場を建設することでコスト低減を図る。

 同社は、子会社を通じて神戸や西宮、埼玉、佐賀の計6カ所に精米工場を設置。昨年末には中部地域の拠点として、名古屋の食品・金属販売会社と業務提携して精米を委託するなど、地域ごとの精米拠点づくりを進めている。同社は「新規販売先も開拓し、販売を増やしていきたい」としている。

1029荷主研究者:2011/10/10(月) 23:29:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t12002.htm
2011年09月27日火曜日 河北新報
キリンビール仙台工場再開 半年ぶりビール仕込み

ほぼ半年ぶりに製造を再開したキリンビール仙台工場で、仕込み釜にホップを投入する従業員ら=仙台市宮城野区港2丁目

 キリンビールは26日、震災で大きな被害を受けて操業を停止していた仙台工場(仙台市宮城野区)で、ほぼ半年ぶりにビール製造を再開した。同社は残る製造ラインの復旧も進め、早期の全面的な操業を目指す方針だ。

 再開したのは缶ビールの製造ラインなどで、遠野市産ホップを使った「一番搾り とれたてホップ生ビール」の仕込みを始めた。全国で製造する約8300キロリットルのうち、仙台工場は約1000キロリットル分を造り、製品は11月9日に東北6県と北海道、新潟県の店頭に並ぶ。

 工場で行われた仕込み式には高橋尚登常務、横田乃里也仙台工場長、本田敏秋遠野市長らが出席。ホップを一握りずつ仕込み釜に投げ入れた。

 仙台港の間近にある仙台工場では、3月11日の地震で巨大な貯蔵タンクが転倒。直後の津波で出荷前のビールが入った缶や瓶が、大量に敷地内に散乱するなどした。4月上旬から復旧作業に着手し、製造能力は60%まで回復。これまでの復旧費用は約50億円に上る。

 キリンビールは今後、瓶ビールの製造ラインなどの復旧を目指す。工場の防災体制強化では地震計や独自の緊急地震速報を導入、食料や毛布、燃料など700人分の避難物資の備蓄も図った。

 横田工場長は仕込み式後、「社員一丸となっていち早く再開できた」と強調。高橋常務は「仙台工場は重要な拠点。震災から1年を迎えるまでに復旧率を100%に近づけたい」などと話した。

1030荷主研究者:2011/10/18(火) 00:43:02

http://www.shinmai.co.jp/news/20110926/KT110923FTI090002000.html
2011年09月26日(月)信濃毎日新聞
飲料水工場、安曇野に次々 銘水求め全国から問い合わせも

ミネラルウォーター製造工場を計画している信州レジャー興業のゴルフ場=安曇野市有明

 良質な水で全国的に知られる安曇野市に、地下水をくみ上げてミネラルウオーターを製造する工場が相次いで進出している。25日には、市内で少なくとも4社目となる事業者が、同市穂高有明への工場新設計画の地元説明会を開いた。市役所にはほかにも「安曇野の水を売りたい」といった問い合わせが全国から寄せられている。銘水を求める事業者の活発な動きは、市が進める地下水保全の議論にも影響を与えそうだ。

 工場新設を計画するのは、穂高有明でゴルフ場を経営する信州レジャー興業。市に提出した計画概要によると、既設のゴルフ場敷地の一部を採水地に転用し、鉄骨平屋の工場2棟を建設。年間に500ミリリットル入りペットボトルを250万本(1250トン相当)生産する方針という。

 同社は25日夜、市の土地利用に関する条例に基づき住民説明会を開催。約20人が出席した。同社の新井泰憲社長は取材に「震災被災地の岩手などに、安心して飲める水を安価に送りたい」とし、「きちんとした手続きを踏み、できるだけ早く工場を始めたい」と話した。

 市内では91年から、飲料メーカーのゴールドパック(東京)が堀金烏川でミネラルウオーターを製造。2リットル入りボトル換算で年間約5千万本(約10万トン相当)を生産している。同社はほかに、年間に地下水約310万トンを使い、茶やジュースなどの清涼飲料水を製造している。

 このほか2007年には穂高有明で、包装資材製造販売の東京アート(東京)の子会社「あづみ野」が工場を稼働。2リットル入りボトル換算で年間2100万〜2400万本(4・2万〜4・8万トン相当)を出荷している。09年には自動車部品輸出などのSKインターナショナル(千葉市)が、穂高北穂高で別の企業から事業譲渡を受けて生産を始め、500ミリリットル入りボトル換算で年間約150万本(750トン相当)を製造中だ。

 北アルプスの雪解け水に恵まれた安曇野市には豊富な地下水があり、市生活環境課によるとここ数年、「井戸を掘って飲料水を造りたい」「外国に水を輸出したい」といった問い合わせが年間10件ほど寄せられている。一方、取水量に制限などはなく、湧き水を利用するワサビ農家などからは地下水位の低下を懸念する声も出ている。市は県や国、農業者などと研究委員会を設けて地下水保全のあり方を探っている段階だ。

1031荷主研究者:2011/10/30(日) 01:01:20

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111004/bsc1110040501001-n1.htm
2011.10.4 05:00 Fuji Sankei Business i.
ノンアルコールの「お酒」続々 高い利益率魅力、ビール以外にも

 ビール風味が人気となった「お酒」のノンアルコール市場で、飲料各社がカクテル、ワイン、梅酒などの「ノンアルコール版」を相次いで発売する。背景には、若者のアルコール離れや、酒税がかからないため高い利益率を確保できるメリットがあり、ビールの成功に続く“二匹目のドジョウ”を狙う。

 サントリー酒類は4日、ノンアルコールカクテル「のんある気分」を発売する。果実に含まれる酸などを使って、酒特有の香りを再現した。カシスオレンジなど3種類(350ミリリットル缶入り)で、希望小売価格(税別)は122円。

 アサヒビールも昨年9月、ノンアルコールカクテル「ダブルゼロカクテル」を発売した。業務用の200ミリリットル缶を追加投入したこともあり、今年9月の販売実績は前年同月の14万ケース(1ケース=6リットル換算)を29%上回る18万ケースと好調だった。両社ともに、カロリーをゼロにして女性を中心に需要を掘り起こす狙いだ。

 このほか、来月にはサントリーが梅酒風味の「まるで梅酒なノンアルコール」、メルシャンがスパークリングワイン風味飲料「メルシャンフリー スパークリング」を発売するなど、ビール風味以外の酒類に広がってきた。

 ノンアルコール市場は、キリンビールが2009年にビール風味の「キリンフリー」を発売したことを契機に始まった。その後、アサヒとサントリーはノンカロリー、サッポロビールは高級タイプの商品を相次いで投入している。

 サントリーの推計によると、11年の国内ノンアルコール飲料(一般の清涼飲料などを除く)市場は、前年比34%増の2900万ケースと拡大する見通しだ。11年予測ではノンアルコール飲料市場の9割超がビール風味だが、さまざまな酒類のノンアルコールが大手から相次いで発売されることで、市場はさらに活性化しそうだ。(高橋寛次)

1032荷主研究者:2011/10/30(日) 01:07:45

http://www.minyu-net.com/news/news/1004/news11.html
2011年10月4日 福島民友ニュース
本宮のアサヒビール福島工場、修復終え製造再開

仕込槽を見て製造状態をチェックする従業員=アサヒビール福島工場

 東日本大震災で製造ラインが入った建屋が損壊、製造を停止していたアサヒビール福島工場(本宮市)は3日、操業を再開、仕込み作業に入った。

 缶ビールなどをつくる製造ラインが入った建屋の壁が崩れ落ち、倉庫にあった約15万ケースの製品は荷崩れするなど大きな被害があったが、同日までに建屋の修復などが終了。震災前にいた社員165人のうち、他工場などに出向していた社員らも戻り約120人体制で再始動した。麦汁を作るための仕込み行程を始め、11月下旬の出荷に向けて動き出した。当面は発泡酒「アサヒ本生アクアブルー」を生産する。

 製品の安全のため、放射線測定をするゲルマニウム半導体検出器を工場に1台導入し、水や原料を測定する。

1033とはずがたり:2011/11/04(金) 14:36:38

キリンがブラジル社を完全子会社化、買収総額は約3000億円に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000889-reu-bus_all
ロイター 11月4日(金)10時48分配信

 11月4日、キリンホールディングスは、ブラジルのビール・清涼飲料会社、スキンカリオール・グループを100%子会社化することで合意したと発表した。写真は2008年撮影(2011年 ロイター)
[東京 4日 ロイター] キリンホールディングス<2503.T>は4日、ブラジルのビール・清涼飲料会社、スキンカリオール・グループを100%子会社化することで合意したと発表した。

 今年8月に50.45%の株式を約1988億円(39億5000万レアル)で取得することで合意していたが、一部株主の反対を受けて協議が継続されていた。キリンは残る49.54%の追加取得に約1050億円(23.5億レアル)を支払い、今回のスキンカリオール完全子会社化に総額3038億円を投じることになった。

キリンは11時から都内で会見を行う。

 スキンカリオールの買収をめぐっては、一部株主がキリンによる買収に反対を表明し、手続きの停止を求める訴訟になっていたが、8日までに取り下げることで合意した。

 キリンは4日付で残る株式の取得を完了する。日本のビール大手がブラジル市場に本格的に進出するのは初めて。キリンは、国内のビール市場が縮小する中で、成長の見込めるブラジル市場の取り込みを図る。

 スキンカリオール・グループは、ブラジル第2位のビール事業(シェア15%)、第3位の炭酸飲料事業などを手掛けている。

(ロイターニュース 江本 恵美;編集 山川薫)

キリンHDの格付けをA2からA3に引き下げ=ムーディーズ
2011年 10月 24日 14:13 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23770420111024?rpc=122

 [東京 24日 ロイター] ムーディーズ・ジャパンは24日、キリンホールディングス(2503.T: 株価, ニュース, レポート)の長期発行体格付け・シニア無担保長期債務格付けをA2からA3に引き下げと発表した。格付の見通しはネガティブ。

 ムーディーズによると、今回の格下げは、ブラジルの飲料大手スキンカリオール社(ムーディーズの格付なし)の50.45%の株式取得が主に負債調達により行われ、同社の信用力が弱まるとの見方を背景としている。格付けには、キリンHDにとって事業経験が少ないブラジル市場への進出によって、同社の事業リスクが増加する可能性があるということも反映している。 

 格付け見通しがネガティブの背景は、買収後にブラジルでの事業統合を進めていく上での課題や、円滑な事業統合を進めるために財務的な負担が増大する可能性、この案件に関わる訴訟問題を考慮している。

1034荷主研究者:2011/11/06(日) 12:38:58

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004546564.shtml
2011/10/14 08:20 神戸新聞
雪印メグミルク 伊丹工場の閉鎖時期延期を発表

 雪印メグミルク(東京)は13日、関西チーズ工場(伊丹市)の閉鎖時期を当初計画より1年延期する、と発表した。2014年10月から15年3月までの間に閉鎖する。茨城県阿見町に工場を新設して生産拠点を集約する計画だったが、東日本大震災の影響で新工場の着工がずれ込んだため。

 新工場は、着工の直前に震災が発生。建物や設備の設計を見直したため、着工を12年3月に1年延ばすことを決めた。15年3月までに操業を始める予定。耐震性を強化するなどし、投資額も25億円増やして275億円とする。

 これに伴い、関西チーズ工場の閉鎖も1年繰り延べる。従業員は141人(11年3月末時点)で、プロセスチーズやナチュラルチーズを生産している。

(井垣和子)

1035荷主研究者:2011/11/13(日) 19:42:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111022t12034.htm
2011年10月22日土曜日 河北新報
キリン、年明け2期工事 横田・仙台工場長に聞く

復旧計画を語る横田工場長

 キリンビール仙台工場(仙台市宮城野区)の横田乃里也工場長(50)は河北新報社の取材に応じ、東日本大震災で被災した工場について、年明けに第2期復旧工事に入る方針を明らかにした。2期工事は来年3月をめどに終える方向。9月下旬に製造を始めた缶ビールに続き、「3月には瓶ビールの製造、出荷も再開させ、ほぼ震災前の製造水準に戻る」と述べた。

<見学を11月再開>
 ―復旧の現状は。
 「缶、たるの製造ライン中心の第1期工事は年内に終了し、工場機能の約6割が復旧する。レストラン、工場見学も11月3日の利用再開に向けて、予約の受け付けを始めた」
 「瓶ビール製造ラインの復旧を主とする第2期工事も、年明けに本格化する。来年3月ごろをめどに完了させる。製造能力をほぼ震災前の水準に戻したい。投資額は11億円で1期分と合わせ約61億円になる」

<8銘柄順次製造>
 ―製造再開済みの缶ビールは11月2日に「一番搾り とれたてホップ生ビール」の初出荷を迎える。
 「震災後に着任した私自身、しっかり稼働した工場を見られずにいた。初出荷を迎えられる状況になり感激でいっぱいだ。ラガー、一番搾りなど、主要8銘柄も順次、製造を再開し、年内には出荷できる」

 ―地震による揺れで倒れた貯蔵タンクの建て替えなどは。
 「現状では緊急性はないが、東北の市場動向を見ながら次のプランを考えたい。震災後の落ち込みもあり、ビール市場もまだ先行きが見えない。被災地の復旧が進み、家庭用の需要が伸びる状況が早く来ることを望む」

 ―東北と地域の復興に向けた取り組みは。
 「まず製造機能をしっかり立て直したい。商品供給を通じて(工場の)復旧を全国に伝えることで、仙台港エリアが再生に向かっていることを発信できると考えている」

1036荷主研究者:2011/11/13(日) 20:00:49

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20111022/641477
2011年10月22日 下野新聞
東北の営業強化へ移転 宇都宮のニッカネ

 業務用食品販売のニッカネ(宇都宮市平出町、金田秀寿社長)は、仙台営業所を仙台市の若林区から宮城野区に移転し、今月から営業を始めた。同社2カ所目となる備蓄倉庫を併設し、従業員も16人に増強した。東日本大震災からの復興需要を見込むなど、重要拠点として営業を強化し新規顧客を拡大。今期、同営業所売上高の約4割増を目指す。

 新営業所は鉄骨2階建て、敷地面積2557平方メートル、延べ床面積は1308平方メートル。2階にはオール電化のキッチンや会議室を設け、取引先の会議、研修にも開放する。

 約200平方メートルの備蓄倉庫には肉、野菜など冷凍食材に加え、油、砂糖、調味料などの保管が可能。食材の価格が上昇した際も、取引先の負担増をできるだけ少なくする。同社の備蓄倉庫は、これまで宇都宮支店にしかなかった。

 仙台営業所は2002年、同市若林区に開設。宮城、福島、山形が営業エリアで、東北地区の拠点となっている。借地だったため、自社物件による移転計画を立て昨年12月に土地を購入した。着工前に東日本大震災が発生したが、予定通り建設を進めた。

 同社は仙台営業所の2012年9月期売上高を7億2千万円(前期比38・5%増)と想定。金田社長は「3年以内に年間10億円に乗せたい。将来的には支店への格上げも考えている」としている。

 同社は埼玉県川口市から仙台市まで、約60キロ間隔で9つの支店、営業所を持ち、自然災害発生時は、被災しなかった支店、営業所がフォローする物流体制としている。東日本大震災発生時も、宇都宮支店から福島、仙台営業所などに物資を送った。

1037荷主研究者:2011/11/13(日) 20:01:16

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/10/21/news01.htm
2011年10月21日(金)AM 07:11 上毛新聞
●ラスクの原田・高崎操車場跡地へ新工場

 ラスクで知られる洋菓子製造販売の原田(高崎市新町、原田義人社長)は20日、新工場の建設用地として、市が企業誘致に取り組む高崎操車場跡地(同市下之城町、7・2ヘクタール)の約3・8ヘクタールを購入する仮契約を市側と結んだ。来年2月に着工し、2013年夏の本稼働を目指す。市は今月施行したビジネス立地奨励金制度を初適用し、土地取得費の3割を助成する。企業の市外流出が懸念される中、市を代表する企業の工場新設が決まり、税収や雇用で波及効果が期待される。懸案だった操車場跡地開発にも弾みがつきそうだ。

 同社の原田社長と、土地を所有する高崎工業団地造成組合の管理者、富岡賢治市長が仮契約を結んだ。売却価格は約16億円。同社の工場新設は2008年の本社工場以来となる。

 計画では、新工場は本社工場(延べ床面積約1万2千平方メートル)の1・5倍程度の規模で、1階に物流機能、2階に事務機能など、3、4階に焼き菓子やラスクの製造部門を置く。総事業費は数十億円の見込み。

 看板商品のラスクの需要増などに対応し生産体制を増強するのが狙いで、新工場の稼働により、30%の増産を見込む。商品の開発や品質の分析などの部門も本社工場から移し強化する。

 同社は当初、新工場の建設候補地として県外内の複数カ所を検討していたが、原田社長は「早期着工が可能な上、市の奨励金もありがたかった」と操車場跡地を選んだ理由を説明した。

 新工場では、地域に根差すことを主眼に、地元の住民を中心にパート採用することも検討している。

 市のビジネス立地奨励金制度は、市内企業の流出防止と市外企業の呼び込みが目的で、用地取得費の3割助成や、取得した土地・建物にかかる税相当額の5年間交付など6種類の奨励金を設定している。

 仮契約締結について富岡市長は「企業誘致による雇用確保は重要課題。立地条件を整えてアピールした結果、高崎が誇る企業が地元で発展する道を選んでくれた。高崎にとってすばらしいこと」と語った。

 今回の売却により、手付かずだった操車場跡地の中心部の開発がいよいよ始動する。残りの分譲地にも他の食品系企業が進出を希望しており、市との協議を経て大半が売却される見通しとなっている。

1038荷主研究者:2011/11/13(日) 20:03:08

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004563818.shtml
2011/10/21 11:01 神戸新聞
粉末調味料の新工場建設へ ヒガシマル食品

 しょうゆ製造大手のヒガシマル醤油(しょうゆ)(たつの市)は20日、子会社のヒガシマル食品(同)が粉末調味料の新工場を建設すると発表した。粉末うどんスープなどの需要増に対応するためで、生産能力を5割上乗せする。既存工場の機能を新工場に移管し、2012年6月の稼働を目指す。

 新工場は5階建て、延べ床面積約1万2千平方メートルで、既存工場の敷地内に設ける。投資額は約32億円。日産能力を約1・5倍の230万袋に拡大する。1965年に稼働を始めた既存工場が老朽化しており、最新設備を備えた新工場に機能を移す。

 主力商品の粉末うどんスープや、07年に発売した空揚げ調味料の売れ行きが好調なため、生産を増強する。まち並みに溶け込むように白壁の蔵をイメージした外観にするという。

(井垣和子)

1040荷主研究者:2011/11/23(水) 16:01:09

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004576635.shtml
2011/10/27 08:42 神戸新聞
サーティワンアイスクリーム、三木に新工場建設へ

 ジャスダック上場のB‐Rサーティワンアイスクリーム(東京)は26日、産業団地「ひょうご情報公園都市」(三木市)に、アイスクリームの新工場を建設すると発表した。同社が西日本に生産拠点を置くのは初めてで、2013年3月の稼働を目指す。

 兵庫県企業庁が分譲する用地約1万7600平方メートルを取得し、工場棟(延べ床7千平方メートル)を新設する。従業員約50人は地元の人材を中心に雇用するという。

 同社は1973年に設立、2010年12月期の売上高は188億円。フランチャイズを中心に全国で約千店舗を展開している。唯一の工場が静岡県にあるが、新規出店の加速に伴い、西日本で交通アクセスに優れた生産拠点を探していた。東日本大震災を受けたリスク分散の狙いもある。(桑名良典)

1041荷主研究者:2011/11/23(水) 16:29:46

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020111025ceap.html
2011年10月25日 日刊工業新聞
キリンビールとメルシャン、物流網を順次統合−インフラ共通化

 キリンホールディグス傘下のキリンビールとメルシャンは、現在別々に運用しているビール類と和洋酒、ワインのそれぞれの物流網を2012年1月から順次、統合する。キリンビールが生産するビール類と和洋酒、メルシャンのワインを、キリンビールのビール工場でまとめて保管してから同時に配送し、物流効率の向上を図る。首都圏・近畿圏を除く全国5工場で実施する。

 現在、キリンビールはビール・発泡酒などのビール類の配送を物流子会社のキリン物流に任せている。一方、ウイスキー、焼酎などの和洋酒は、メルシャンが07年にキリンホールディングスの傘下に入る前から持っていた物流網を使い、ワインと共同配送している。

 これを受注や物流管理、在庫配置業務をキリンビールとメルシャンが共同で行うように改め、両社が製造した和洋酒、ワインはいったん、キリンビールの5工場(千歳、仙台、名古屋、岡山、福岡)に保管。

1042荷主研究者:2011/11/23(水) 16:43:03

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111103t12009.htm
2011年11月03日木曜日 河北新報
仙台工場、出荷再開 東北中心に9日店頭へ キリン

震災後初めてビールが出荷され、トラックを見送るキリンビール仙台工場の従業員ら=2日

 キリンビールは2日、東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台工場(仙台市宮城野区)からの出荷を再開した。同工場は現在も生産ラインの復旧作業を進めており、製造と出荷の体制が震災前の水準に戻るのは来年3月になる見込み。

 初出荷を見守った松沢幸一社長は「工場の能力をフルに発揮できる時が着々と近づいている。東北の復興に役割を果たしたい」と述べた。

 出荷されたのは遠野市産ホップを使った「一番搾り とれたてホップ生ビール」。9月下旬に再稼働にこぎ着けた缶ビールのラインで製造した。4日までの初出荷分は350ミリリットル缶換算で4万6000ケース(1ケース24本入り)。東北6県を中心に店頭で9日に発売される。

 初出荷式も2日、製品倉庫で開かれ、松沢社長や横田乃里也工場長のほか村井嘉浩宮城県知事、奥山恵美子仙台市長らも出席した。村井知事は「震災後はこのまま工場が閉まるのではないかと危惧した。製造再開と初出荷は、仙台港地区の復興をさらに進めることになる」と期待を寄せた。

 仙台工場は震災で製品貯蔵タンクが倒れたり、機械設備が海水に漬かったりする被害を受けた。電気が通らず手作業で復旧を進めた時期もあり、製品を見送って涙ぐむ従業員の姿もあった。

 仙台工場は3日、工場見学ツアー、レストランの営業も再開する。

1043荷主研究者:2011/11/23(水) 17:02:34

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111102/bsc1111021337020-n1.htm
2011.11.2 13:36 Fuji Sankei Business i.
日清製粉、2020年めどに売上高1兆円へ 海外強化

 日清製粉グループ本社は2日、2020年をめどに売上高を2010年度比で2倍以上の1兆円に、営業利益もほぼ2倍の500億円へと増やす経営計画を明らかにした。

 「国内は少子高齢化でマーケットの拡大は望めない」(同社)として海外でM&A(企業の合併・買収)や業務提携を進め、売上比率を現在の約5%から30%に大幅に引き上げる。

 国内外ともに主力の製粉、加工食品を強化するほか、成長分野と位置づける中食やバイオ、健康食品、ペットフードなどを伸ばす。

 海外では拠点を持つ北米や中国を引き続き強化することに加えて、ベトナムやインドネシア、インドなど高い経済成長が見込まれる地域での事業展開も検討する。

 同社の10年度連結決算は、売上高が4241億円、営業利益が253億円だった。

1044荷主研究者:2011/11/23(水) 17:20:35

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111105_4
2011/11/05 岩手日報
配合にこだわり、カフェオレ発売 西和賀の牛乳公社
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 西和賀町の第三セクター湯田牛乳公社(社長・細井洋行町長)は6日、新商品「ゴクッとしあわせ。カフェオレ」を発売する。牛乳とコーヒーの配合割合にこだわった商品で、被災した本県の酪農家や消費者に元気を届けたいという思いを込めてネーミングした。

 カフェオレは一般的に牛乳とコーヒーの割合が50%ずつだが、同社は「最もおいしい配合」にこだわって試作を重ね、主に西和賀・金ケ崎地域産の牛乳を55%、森林農法で育てたメキシコ産の有機栽培コーヒーを45%の割合にした。甘すぎず、牛乳とコーヒーの良さが引き出されている。

 200ミリリットルパック入り、希望小売価格90円。1本につき1円を東北の農林水産業を応援するため、関係団体へ寄付する。

 町内の商店や県内のイオンスーパーセンター、さくら野などで販売する。問い合わせは湯田牛乳公社(0197・82・2005)へ。

【写真=牛乳とコーヒーの配合割合にこだわった新商品のカフェオレ】

1045荷主研究者:2011/12/06(火) 23:32:18

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20111110/657434
2011年11月10日朝刊 下野新聞
マルシンフーズ、生産1・5倍に 新工場完成

 ハンバーグなど加工食品製造のマルシンフーズ(東京都、港正幸社長)は9日、真岡市大和田の大和田産業団地に移転した栃木工場の竣工式を現地で行った。順次操業を始めており、来年4月には生産規模を旧工場の1・5倍に引き上げる。

 新工場は敷地面積1・5ヘクタール、鉄骨2階建てで延べ床面積5千平方メートル。年間生産量はハンバーグ3千トン、ギョーザ2160トン、魚肉ソーセージ2400トン。投資額は土地建物合わせ二十数億円。従業員130人。

 新製品開発の予備ラインが設置され、敷地の余裕もあるため、高松智工場長は「需要次第では今後の生産増強もありうる」としている。同市西田井の旧工場跡地は経済情勢を見極めながら、活用策を検討する。

 港社長は「ここは水源、自然が豊か。今春全線開通した北関東自動車道へのアクセスも良く、新工場を物流の拠点とし、東北から東海まで商品供給したい」とあいさつした。

1046荷主研究者:2011/12/11(日) 13:47:28

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004604082.shtml
2011/11/08 08:50 神戸新聞
三井製糖、神戸工場に生産集約

 製糖最大手の三井製糖(東京)は7日、岡山工場(岡山市)の砂糖生産を来年9月末に終了し、神戸工場(神戸市東灘区)に集約すると発表した。両工場とも稼働率が低下しており、消費地に近い神戸に生産を一元化し効率化を図る。

 生産集約に伴い、神戸工場敷地内に包装工場2棟を新築し、設備を更新する。投資額は計約53億円。グラニュー糖用の新工場は来年4月稼働を目指し、5階建て延べ床面積7400平方メートル。もう一棟は上白糖用で、3階建て同3500平方メートルで2013年春までの稼働を予定する。上白糖の包装設備能力は倍増させる。

 生産を集約することで、神戸工場は西日本の生産拠点となり、生産量は年産20万トン超と現在から倍増する。従業員数は現在約60人で、今後大きくは変わらないという。

 岡山工場は機能性甘味料の生産は続け、62人の従業員は他の事業所への配置転換などで雇用を維持する。(井垣和子)


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