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食品産業総合スレッド
1005
:
荷主研究者
:2011/08/14(日) 13:25:47
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004316213.shtml
2011/07/30 08:31 神戸新聞
小林桂が神戸に新工場 150種の香辛料取り扱い
完成した小林桂の神戸スパイスセンター=神戸市西区見津が丘3
香辛料輸入最大手の小林桂(神戸市中央区)は29日、スパイス類の加工能力を増強することを明らかにした。約20億円を投じ、神戸市西区で建設していた新工場「神戸スパイスセンター」が完成。9月下旬から本格稼働させて能力を2倍に引き上げ、香辛料が使われる食品の少量多品種化に対応する。
産業団地「神戸テクノ・ロジスティックパーク」に約1ヘクタールの用地を取得し、延べ床面積4700平方メートルの鉄骨建屋を設けた。粒の状態で輸入した香辛料の選別や殺菌、粉砕などを手掛ける。取り扱う香辛料は約150種類で国内最多という。
同社は、阪神・淡路大震災で被災した神戸市灘区内の工場を閉鎖し、1997年に明石工場(兵庫県稲美町)を開設。その後、同工場も手狭となったが、現在地では拡張の余地がなく、能力を増強するには移転・新設が不可欠だった。新工場の生産能力は年間約2千トンで、現工場の2倍になる。
同社は1833(明治16)年に創業した老舗商社。当初は天然ハッカの輸出を主に手がけ、現在は国内の香辛料メーカーや食品会社にスパイス、ハーブを納入している。2011年9月期の売上高予想は約53億円。
西松豊社長は「コンビニ業界をはじめ、商品開発のサイクルが短くなり、香辛料も少量多品種化が求められるようになった。新工場で顧客のニーズに対応したい」としている。
(小林由佳)
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