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海上コンテナ鉄道輸送

1名無しさん:2002/12/14(土) 19:37
最近増えていますが、今後はどうでしょう

1136荷主研究者:2013/02/24(日) 11:22:32

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/434801.html
2013年01/18 16:00 北海道新聞
港の取扱貨物量5・2%増 室蘭

 【室蘭】室蘭市がまとめた2011年の室蘭港統計年報によると、取扱貨物量は前年比5・2%増の2990万トンだった。JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所のフル操業が続き、原油や重油の貨物量が増えたことが主因。

 貨物の品目別では重油が前年比17・9%、石油製品が9・8%、原油が0・6%、それぞれ増えた。この3品目で増加量全体の半分以上を占め、貨物量を引き上げた。

 JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所が、東日本大震災で停止した仙台製油所の代替生産で稼働率が上がったことなどが背景。室蘭製油所は「大規模な定期点検がなく、装置を停止する必要がなかったことも理由」と説明する。取扱貨物量の内訳は、輸出が前年比4・8%減の127万6千トン、輸入が5・6%増の1614万6千トン。国内向けの移出が9・3%増の910万4千トン、移入が2・7%減の337万8千トンだった。

 取扱貨物量は道内港湾では3年連続で苫小牧、函館に続く3位だった。市港湾部は「クルーズ船誘致やフェリー航路復活に向けた努力を続けたい」としている。(吉田隆久)

1137荷主研究者:2013/02/24(日) 11:23:01

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/435034.html
2013年01/19 16:00 北海道新聞
取扱貨物量131万トン突破 広尾

昨年の貨物取扱量が過去10年で最多の130万トンを突破した十勝港

 【広尾】町がまとめた昨年の十勝港貨物取扱量統計(速報値)によると、輸出入と国内搬出入を合わせた取扱総量は前年比11%増の131万8480トンとなり、2004年の122万7190トンを抜き、過去10年間で最多となった。十勝管内産小麦の国内搬出が大きく伸びたほか、港内の配合飼料コンビナートで使う原料の輸入も堅調だったことが主な要因。

 貨物取扱量の内訳は輸出入が前年比3%増の47万4150トン、国内搬出入が同16%増の84万4320トン。

 品目別では小麦と大麦を合わせた麦類が同53%増の24万8280トンと最も多かった。小麦の主力「きたほなみ」の関東地方への搬出が昨年の豊作で急増したことが奏功した。

 砂利・砂は同29%増の18万9680トンで、東日本大震災で被災した千葉県や仙台市向けの搬出が好調だった。

 飼料原料ではトウモロコシが同8%増の18万7070トン、大豆かすなどが同1%増の16万5200トン。化学肥料は同1%増の18万4690トンだった。

 船の入港実績は前年比319隻増の4317隻で、このうち、外国船が同4隻増の69隻だった。

 町港湾課は今後も小麦や飼料原料の取り扱いが安定して見込めることから、年間貨物取扱量は120万トン以上の高い水準で推移するとみている。(上村衛)

1138荷主研究者:2013/02/24(日) 11:54:47

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20130204025123.html
2013/02/04 19:19 新潟日報
コンテナ17万個超、過去2番目 新潟港取扱量

 新潟港の2012年のコンテナ取扱量は前年比12・7%減の17万8907個(20フィートコンテナ換算)だったことが4日までに、県のまとめで分かった。東日本大震災の影響で過去最高の20万個超を記録した11年に次ぎ2番目の取扱量。直江津港は2万9259個で前年比11・3%増と、3年連続で過去最多を更新した。

 コンテナ取扱量は荷物が入っていない「空コンテナ」を含む。新潟港では荷物が入っている「実入りコンテナ」が前年比10・6%減の12万4682個。そのうち輸出は同8・2%減の3万9784個、輸入は同11・6%減の8万4898個だった。

 輸出ではゴム製品などが落ち込んだものの、主に古紙などのリサイクル資材が伸びた。輸入は衣類や生活雑貨などが減少した。大震災で被災した東北地方の港湾の復旧が進んだことによる反動があったものの、県港湾振興課は「災害時の代替航路を確保するため、一部の荷主が新潟を使い続ける動きもある」とみている。

 「実入りコンテナ」の航路別では、韓国・釜山が9万3970個(前年比4・8%減)、中国が2万9478個(同13・6%減)。東南アジアは昨年2月にコンテナ船が貨物船と衝突し航路がなくなったため同81・2%減の1227個だった。

 直江津港の「実入りコンテナ」は前年比4・9%増の1万9992個で過去最多を更新。輸出は産業機械などが好調で同14・7%増だった。輸入は農産品や化学工業品が中心で、同0・7%減とほぼ横ばいだった。

 新潟、直江津の両港は11年、国の日本海側拠点港に選ばれた。選定に当たって県が国に提出した計画書では、15年のコンテナ取扱量の目標値を新潟港で26万個、直江津港で3万個としている。

 県港湾振興課は「新潟港コンテナターミナルの民営化など港の利便性を高め、取扱量を増やしたい」と話している。

【経済】

1139荷主研究者:2013/02/24(日) 12:19:11

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20130209301.htm
2013年2月9日02時42分 北國新聞
金沢港から輸出拡大 石川の企業

 石川の企業で金沢港からの輸出を拡大する動きが広がっている。コマツ粟津工場(小松市)は同港と韓国を結ぶRORO船の定期航路が今月下旬から週2便に増えることを受け、中近東向けの建設機械を韓国経由で出荷する方針。澁谷工業(金沢市)は複数の企業で貨物船をチャーターする「合い積み輸送」を積極的に実施する考えだ。航路拡充で輸出先も多様化してきた。

 コマツ粟津工場が金沢港からの輸出で活用しているRORO船の定期航路は韓国・馬山、釜山新港を結ぶ。主に北米向けの建機を出荷しており、2便化に伴い需要が堅調な中近東向けでも使う方向で検討している。

 韓国経由では欧州や豪州向けの輸出も目指している。山下修二工場長はRORO船の2便化について「金沢港から製品を出すチャンスが増える」と話す。

 澁谷工業はコマツと「合い積み輸送」に取り組んでいる。澁谷弘利社長は8日の決算会見で、今年も合い積み輸送を行う方針を強調。政府予算編成で同港大浜地区の大水深岸壁延伸が実現する見通しとなり、「さらに大きな船が入りやすくなる」と期待感を示した。

 具体的には、米国やタイ、中国向けのボトリングシステムの輸出で金沢港を利用する予定という。

1140荷主研究者:2013/03/17(日) 12:05:40

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20130214301.htm
2013年2月14日02時25分 北國新聞
ロシア輸出が急回復 伏木富山港

 北陸でロシア向け輸出が急回復している。伏木富山港の昨年のロシア向け中古車輸出は前年比約3割増となった。2009年の同国の関税引き上げでいったん激減したが、日本車の人気は底堅く改善。昨年10月に伏木富山港とウラジオストク港を結ぶ定期RORO船が開設されたことも荷動き活発化の一因とみられる。コマツでは、粟津工場(小松市)でも生産するロシアなどCIS(独立国家共同体)向け建設機械が伸びている。

 財務省貿易統計によると、伏木富山港の2012年のロシア向け中古車輸出台数は6万7514台。11年の5万1349台から31・4%増加した。12年の金額は前年比23・2%増の358億2092万5千円だった。

 大阪税関伏木税関支署がまとめた昨年12月の貿易概況でも、ロシア向け輸出の価額は前年同月比5・1%増と伸びた。

 ロシア向け中古車をめぐっては、08年に16万台を超える輸出量があったが、09年1月にロシアが関税を引き上げたことなどで急減。09年は約1万8千台と9割近く落ち込んだ。ただ、ロシア国内では日本の中古車の品質が高いことなどから需要は徐々に回復しているという。

 航路拡充も後押しした。伏木海陸運送(高岡市)は増加の要因として、伏木富山港−ウラジオストク港間の定期RORO船の就航を挙げる。

 同社によると、従来も伏木富山−ウラジオストク間は月3〜6便のRORO船が運航されていたが、不定期で寄港日が定まっておらず、荷主の使い勝手が悪かった。定期便化によって月5便体制で6日程度の間隔で寄港しており、担当者は「荷物を集めやすくなり、量が増えたのではないか」と推測する。

 ロシアでは昨年8月に世界貿易機関(WTO)に正式加盟し、関税が段階的に引き下げられる見通しで、担当者は「今後、貨物量が伸びるチャンスが出てくる」と期待する。一方で、ロシア国内で新車生産を増強する動きがみられ、先行きが不透明な側面もあるという。

1141荷主研究者:2013/03/17(日) 12:31:55

http://www.isenp.co.jp/news/20130213/news02.htm
2013/2/13(水)伊勢新聞
商船三井、タイ航路を開設 四日市港に

【四日市港に初入港した大型貨物船「MOL SEABREEZE」=四日市市霞二丁目で(四日市港管理組合提供)】

 四日市港管理組合は十二日、四日市港に「商船三井」(東京都港区)によるタイ航路が新たに開設され、第一便が同日初入港したと発表した。四日市港の海外航路は十八航路目。

 タイ航路は、貨物船が毎週火曜日に四日市港を出発し、名古屋や韓国・釜山を経てタイ・レムチャバンに到着し、フィリピン・マニラや東京、横浜などを経由して三週間後に四日市港に戻る日程。レムチャバンでは輸出入品の両方を扱い、所用時間は輸出で八日、輸入で十一日。マニラでは日本への輸入品だけを扱い、四日市港までの所用時間は一週間となっている。

 第一便となったパナマ船籍の大型貨物船「MOL SEABREEZE」(全長約二百メートル、約二万七千トン)はこの日、午前八時十五分に四日市港に入港し、荷役をして午前十時半に出港した。

1142荷主研究者:2013/03/17(日) 13:16:07

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20130221301.htm
2013年2月21日02時21分 北國新聞
東南アジア貨物に助成 金沢港で新年度

 金沢港で新年度、東南アジア向けのコンテナ貨物に対する支援制度が創設される。製造業で生産拠点を中国から移転・分散する「チャイナ・プラスワン」の動きが強まるなか、貨物取り扱いでも、今後の経済成長が見込まれる東南アジアへのシフトが進みそうだ。

 金沢港振興協会が石川県、金沢市の補助を受けて実施する制度は、コンテナ定期航路で東南アジアに輸出入する荷主企業が対象となる。前年比でコンテナ20個(20フィート換算)以上、貨物を増やした場合、1個当たり2千円、最大100万円を助成する。

 県によると、昨年の金沢港の外国貿易コンテナ取扱量は4万7846個となり、3年連続で過去最多を更新した。ただ、輸出は中国経済の減速を受けて前年比で2割程度落ち込んでいる。

 県は需要開拓先として、韓国・釜山港で別の船に積み替え、東南アジアなどに運ぶルートに着目。新たな貨物を取り込み、集荷力の強化や航路の維持・拡充を図ることにした。

1143荷主研究者:2013/03/17(日) 13:23:37

http://kumanichi.com/news/local/main/20130221007.shtml
2013年02月21日 熊本日日新聞
八代港、国際コンテナ数増加 4年ぶり1万個超

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/20130222062350002.jpg

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/20130222062350001.jpg
コンテナ数が4年ぶりに1万TEUを超えた八代港=八代市

 八代港における2012年の国際コンテナ取扱数が2008年以来、4年ぶりに1万TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個))を超えた。スクラップ類などの輸出が伸びたことに加え、八代市が中心となって荷主業者への助成や営業を強めた効果とみられる。

 八代市によると、12年の同港のコンテナ取扱数は前年比21・1%増の1万1457TEU。ピーク時の04年の1万6千TEUには及ばないものの、2年ぶりに上昇に転じた。主にリサイクル業者が輸出する古紙やプラスチック、金属類などのコンテナが増えた。

 同市は、八代港が国の重点港湾に選定された10年11月、商工観光部内に「重点港湾八代港営業隊」を設置。職員5人が県内外の商社や製造業などの荷主業者を回り、同港の利用を呼び掛けてきた。

 さらに同市をはじめ、県や地元企業などでつくる「八代港ポートセールス協議会」は09年度から、同港を使った荷主業者への支援制度を創設。11年度からは、1TEU当たり初回で2万円、継続で1回当たり1万5千円に助成を拡充。同営業隊は「2年間で約750TEUの新規申し込みがあり、八代港の地理的利便性の周知にもつながった」とみる。

 同港では99年に韓国・釜山港を結ぶ国際コンテナ船が月8便(週2便)就航。ただ、博多港(月206便)や門司港(201便)に比べて少なく、ガントリークレーンの対応能力の限界もあり、南九州の貨物の多くが北部九州に流れているという。

 八代市の担当者は「九州の中央という地の利を考慮すれば、あと1万TEU以上は上積みできる」と予測。今後、台湾や中国への定期船の就航を働き掛け、貨物港としての位置付けを高めたい考えだ。(樋口琢郎)

1144荷主研究者:2013/03/17(日) 14:00:02

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120130221cean.html
2013年02月21日 日刊工業新聞
日通、国内航路に新船「ひまわり7」投入−大型化でサービス拡充

 日本通運は4月に国内海上定期航路に新造船「ひまわり7」を投入する。ひまわり7を運航するのは北海道―東京―関西・四国航路における北海道―東京間。同航路ではトラックやトレーラーを収納する車両甲板をもつ貨物専用船であるROROコンテナ船「ひまわり1」「ひまわり2」「ひまわり3」を運航。東京、苫小牧、釧路、大阪、高松に寄港している。ひまわり7はひまわり3の代替で、総トン数で3000トン程度大きくなる。東京港と苫小牧港間という基幹航路に対し、さらに大きな船を配船することでサービス拡充を図る。

 ひまわり7は、同型船で東京―九州・瀬戸内航路に投入している「ひまわり5」「ひまわり6」に比べ、燃料費を約7%削減。環境に配慮したモーダルシフトの推進に寄与する。日通では今後も国内海上輸送サービスのさらなる拡充を図る。

1145荷主研究者:2013/03/31(日) 21:44:05
>>1121
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201302190034.html
'13/2/19 中国新聞
浜田港の露貿易拡大支援強化

 島根県は2013年度、浜田港(浜田市)の対ロシア貿易拡大の支援を強化する。ロシア・ウラジオストクとの大型貨物船RORO船の定期便の就航を受け、中古車に代わる主力貨物の確保に取り組み、港の利用を呼び掛ける営業担当を増員する。

 RORO船は昨年12月に月2回以上の定期運航が始まった。しかし、主力の中古車の輸出はリーマン・ショック以降、激減した。

 県は中古車に代わる主力貨物として建材や石州瓦などの輸出拡大を目指す。見本市や商談会の開催を支援し、販路開拓を促す。13年度一般会計当初予算案に商談会開催などの事業費1500万円を盛り込んだ。

 さらに、同港の浜田港湾管理所を廃止し、土木部所管の浜田港湾振興センターを新設。職員を4人から8人に増やしてポートセールスを強化するとともに、管理運営と一体化する。

 県は4月に港近くに貨物保管用倉庫(約2千平方メートル)も設ける予定。

【写真説明】浜田港でロシア向け貨物を積み込むRORO船=2012年12月(県提供)

1146荷主研究者:2013/03/31(日) 21:56:52

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20130228304.htm
2013年2月28日02時41分 北國新聞
金沢―釜山、週2便化 RORO船

 金沢と韓国・釜山を結ぶ定期RORO船航路が27日、週1便から週2便となり、金沢港戸水埠頭(ふとう)に第1便が入港した。船はコンテナを載せて出港し、敦賀港を経て28日に釜山新港に到着する。

 サンスターライン(大阪市)が運航し、現行の土曜日に加え、水曜日にも寄港する。年間で建機9万トン、コンテナ1万個(20フィート換算)の集荷を目指す計画だ。入港式では、サンスターラインの舎野祝光(しゃののりみつ)社長があいさつ。金沢港振興協会の福田涼一専務理事が謝辞を述べた。

 春の航路改編では、金沢―上海間の定期コンテナ船航路が3月5日以降は週3便から週2便となる。神原(かんばら)汽船(広島県福山市)が土曜日に1便、火曜日に1便を運航。便数は減るが、輸入に要する日数は現行の4日から3日に短縮される。

1147荷主研究者:2013/03/31(日) 22:06:18

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1302270010/
2013年2月27日 神奈川新聞
横浜港新規埋め立てへ、物流機能を強化 港湾計画改定で市/神奈川

市が「インナーハーバー」整備とともに新たな埋め立てを検討している横浜港=2011年3月4日、本社チャーターヘリから

 将来の横浜港のあるべき姿を描く「横浜港港湾計画」の改定原案に、横浜市が新規の埋め立てを盛り込む方針であることが26日、分かった。国の「国際コンテナ戦略港湾」の指定を受け、増加が見込まれる大型貨物船や物流機能の強化などに対応。「インナーハーバー整備構想」ともリンクさせていきたい考えだ。市は埋め立ての有力候補地として本牧沖を挙げている。

 同日開かれた市会本会議で、林文子市長は「国際コンテナ戦略港湾として、さらなる物流機能の強化が必要で、インナーハーバーでのにぎわいを生み出す再開発では新たな土地需要も見込まれる」と説明。「こうした課題や需要に応えるために埋め立てによる新たな土地の創出が必要と考えている」と述べた。佐藤祐文氏(自民党)の質問に答えた。

 市はインナーハーバーと呼ばれる都心臨海部の再生に向けて「東神奈川臨海部周辺地区」「横浜駅周辺地区」「みなとみらい21地区」「関内・関外地区」「山下ふ頭周辺地区」の5地区を対象にした整備計画に着手している。

 市港湾局によると、インナーハーバーでのさらなるにぎわい創出や経済活性化を図る上で、地区内の土地利用の機能転換に伴い、新たな土地の需要が見込まれるという。

 埋め立ての候補として、本牧沖、金沢沖、大黒沖の3海域を検討。現時点の比較で、将来の拡張性や船舶の大型化に対応できる水深があることから、本牧沖が有力な候補地とされた。新規の埋め立て地ではコンテナ取り扱い機能も想定している。

 現行の港湾計画は2006年に改定されたもので、改定は8年ぶりとなる。官民や学識経験者でつくる検討部会が13年秋をめどに原案を策定し、14年度末の改定を目指している。

 同部会は昨秋から開かれ、(1)南本牧ふ頭で建設中のコンテナターミナル「MC−3」の供用を踏まえたコンテナ取り扱いの強化(2)山下ふ頭などの再編強化(3)横浜ベイブリッジ外に岸壁を整備するなど客船寄港の促進(4)山下ふ頭に商業施設や都市機能を加えるなどの再開発−などについて検討する。

1148荷主研究者:2013/03/31(日) 22:06:54

http://www.at-s.com/news/detail/474570290.html
2013/2/27 07:57 静岡新聞
タイ・ベトナム―清水港 輸入日数を短縮 川崎汽船

 川崎汽船は26日、清水港と東南アジアを結ぶ定期コンテナ船の航路を改編した。タイ(レムチャバン)から清水港への輸入にかかる日数がこれまでの最短10日間から8日間に、ベトナム(ホーチミン)からの輸入は10日間から6日間に、それぞれ短縮された。

 改編前はタイを出航後フィリピン、中国、東京、横浜を経由して清水港に入港していたが、新航路ではタイからベトナムだけを経由して清水港に入る。26日午前には新航路の第1便が清水港袖師第一ふ頭に接岸し、荷役を行った。

 一方、輸出は清水港を出航し東京、横浜、名古屋、大阪、神戸を回ってタイに向かう。清水港からタイまでの所要日数は10日間で、これまでと変わらない。

 清水港の2011年のタイからの輸入コンテナ取り扱い個数は約1万9千TEU(20フィートコンテナ換算個数)で、国別では4番目に多かった。ベトナムは約3300TEU。

1149荷主研究者:2013/03/31(日) 22:26:07

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20130301000232
2013/03/01 10:36 四国新聞
コンテナ取扱量過去最高/12年高松港

 香川県が28日発表した高松港コンテナターミナルの利用状況によると、2012年の国際コンテナ取扱量は再生資材関連の輸出が伸びたことから前年比0・9%増の3万7360TEU(20フィートコンテナに換算した個数)となり、1997年の同ターミナル開設以降、過去最高となった。

 同日、県庁で開かれた同ターミナル振興協議会(会長・浜田知事)の総会で県が報告した。

 県交通政策課によると、取扱量の内訳は、輸出が7490TEU(前年比23・7%増)で、廃プラスチックや古紙などの再生資材が伸びたことが影響した。輸入は1万8289TEU(同1・0%増)、空コンテナは1万1581TEU(同9・9%減)。月平均の取扱量は3113TEU(同0・9%増)となった。

 航路別では、釜山航路が同10・6%増の2万1133TEU。上海航路は9596TEU(同9・0減)、青島・大連航路は6631TEU(同10・1%減)だった。

 同ターミナルで整備中のガントリークレーンやコンテナヤードの2バース化が13年度末に完成する予定となっており、県は「関係企業や船会社へのセールスを強化するほか、通関や防疫の手続きに関する企業向けセミナーも開き、一層の利用促進を働きかけたい」としている。

1150荷主研究者:2013/03/31(日) 22:55:50

http://kumanichi.com/news/local/main/20130305002.shtml
2013年03月05日 熊本日日新聞
八代〜大連に定期コンテナ船 県内初の中国直行

中国を結ぶ定期コンテナ船が就航予定の八代港=八代市

 八代港と中国・大連港を結ぶ国際定期コンテナ船の3月末からの就航に向け、地元関係者が最終調整に入っていることが4日、分かった。県内と中国を直接結ぶ国際定期航路の開設は初めて。南九州における物流拠点としての役割向上が期待される。

 運航を計画しているのは、中国・重慶の船会社「民生輪船」。毎週火曜に週1回、八代港に寄港する。中国・大連港から青島港、佐賀県・伊万里港を経由して八代港に入り、帰りは八代港から大連港まで回航せずに結ぶ。

 これまで八代港と中国との輸出入は、韓国・釜山港経由のため10日近くかかっていたが、半分以下に短縮されるという。

 輸出品目としてスギやヒノキといった原木類や金属などのスクラップ類を想定。輸入品目は、稲わらなどの家畜飼料や肥料などが見込まれているが、現在は口蹄[こうてい]疫問題で日本政府が輸入を禁止しているため、問題の解決後になる。

 八代港の国際定期コンテナ船は1999年、釜山港とを結ぶ週3便でスタートした。年間取扱量が約1万6千個(20フィートコンテナ換算)とピークだった2004年の7月、週2便に減便。09〜11年は1万個を割ったが、12年は1万1千個を超え回復傾向にある。

 県や八代市は八代港の利用拡大に向け、荷主業者への助成やPR活動を強化している。「民生輪船」と代理店契約を結ぶ松木運輸(八代市)の松木喜一社長は「国際貨物の便数が増え、中国への新規航路が加われば、九州での拠点性は確実に高まる。物流が活発化すれば雇用にもつながる」と話している。(樋口琢郎)

1151荷主研究者:2013/04/01(月) 01:00:15

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303090018/
2013年3月9日 神奈川新聞
横浜港のコンテナ取扱個数が2年連続減、対中貿易低迷響く/神奈川

 横浜市港湾局が7日発表した2012年の横浜港統計速報によると、外内貿を合わせたコンテナ取扱個数は前年比1・0%減の305万個(20フィートコンテナ換算)と2年連続で減少した。横浜港最大の貿易相手国・中国との貿易が低迷した影響を受けた。

 300万個を超えたのは市が統計を取り始めてから6回目。輸出入の外貿コンテナは2・6%減の273万個。関係が悪化した中国をはじめ米国などとの貿易が減少したことが響いた。

 一方、国内の内貿コンテナは14・6%増の32万個。「国際コンテナ戦略港湾」に選ばれたことを受けて、地方から貨物を誘致するため官民挙げて積極的に営業活動をしてきた。

 外内貿合わせた取扱貨物量は0・1%増の1億2139万トン。輸出は6・9%減の3313万トンと2年連続で減少。品目別で1位の完成自動車は4・6%減の1085万トンだったが、2位の自動車部品は3・5%増の579万トンと前年を上回った。

 輸入は0・8%減の4478万トンと前年並み。品目別では1位のLNG(液化天然ガス)は9・2%増の824万トンと3年連続で増加した。

1152荷主研究者:2013/04/21(日) 12:28:07

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130322_4
2013/03/22 岩手日報
コンテナ取扱量、震災前の47% 12年、県内4港湾
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 県議会2月定例会は21日、予算特別委員会を再開。2013年度一般会計当初予算案の県土整備部について審査した。県は12年の県内4重要港湾におけるコンテナ取扱量(速報値)が931TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個)と、震災前の10年と比べ47%にとどまることを明らかにした。県は今後、取扱量の回復を目指し、船会社や荷主などの港湾利用者に対し働き掛けを強める方針だ。

 県港湾課によると、震災前は宮古港−横浜港間、大船渡港−韓国・中国間の2航路が運航。10年のコンテナ取扱量は実入りの貨物ベースで1968TEUだった。

 震災後は、11年7月に釜石港−京浜港間が開設されたが、大船渡港−韓国・中国間は再開されず、11年の同取扱量は236TEUと震災前の約12%にまで激減した。

 12年は釜石港の取扱量が913TEUと増加したため、県全体では931TEUに回復。一方、10年に1860TEUだった大船渡港で、韓国・中国の航路を運航していた韓国の会社が再開を決断していないほか、宮古港も18TEUと震災前の35%程度にとどまる。

1153荷主研究者:2013/04/21(日) 14:35:35

http://yamagata-np.jp/news/201303/29/kj_2013032900884.php
2013年03月29日20:39 山形新聞
酒田港に貨物倉庫の上屋が完成 天井クレーンも設置、関係者の期待高く

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/img_2013032900630.jpg
港湾機能の強化と利便性向上を目的に、古湊ふ頭に完成した上屋=酒田市・酒田港 (クリックで拡大表示します)

 酒田市の酒田港古湊ふ頭に県が整備を進めていた貨物倉庫の上屋が完成し、29日に現地説明会が開かれた。東日本大震災後に増加した港湾物流への対応で、県の上屋として初めて建物内に天井クレーンを設置したのが特徴。県有としては7棟目の施設で、酒田港3ふ頭全てに上屋が整備されたことになる。来月1日から運用をスタート。貨物取扱量アップや港湾機能強化へ関係者の期待は高い。

 古湊ふ頭の上屋は、鉄骨平屋で長さ80メートル、幅25メートル、高さ約12.6メートル。屋内はA、Bの2区画に等分され、床面積は計2千平方メートル。工期は昨年7月〜今年3月で事業費は約3億6千万円。最大20トン吊りの天井クレーンはB区画にある。建物南側全体に幅7メートルのひさしを取り付け、悪天候時の作業効率向上に配慮した。来月1日から製材、缶詰の仮置き場として活用される。

 上屋完成・運用に合わせ、県は同港高砂ふ頭にコンテナ荷役機械「リーチスタッカー」を配置した。従来のフォークリフトタイプと比べて前方の視界を確保でき、従来は後進運転だったコンテナ運搬を前進でも行える利点がある。購入費は約5900万円。運用開始は来月1日から。

 震災後、東北地方太平洋側の代替機能を担った酒田港の貨物取扱量は増加。2010年の年間約315万2300トンに対し、12年は約354万200トン。コンテナ貨物は同じく5486個(20フィートコンテナ換算)から8666個に伸びている。熊坂俊秀県港湾事務所長は「機能性と信頼性の高い港湾としての強化を図り、地域の発展につなげたい」と話している。

1154荷主研究者:2013/04/29(月) 11:20:08

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20130328/CK2013032802000164.html
2013年3月28日 東京新聞
全国初 内陸に海上コンテナ拠点 太田に新ターミナル完成

海上コンテナ専用ターミナルの完成を祝い、テープにはさみを入れる関係者=太田市で

 太田市などが出資する第三セクター「太田国際貨物ターミナル」の海上コンテナ専用の新ターミナルが二十七日、同市緑町の太田さくら工業団地内に完成した。内陸に海上輸送に特化した物流拠点施設「インランドポート」が完成するのは国内初で、四月一日から稼働する。(美細津仁志)

 新ターミナルは、国道50号沿いの本社(清原町)の南西約二・五キロに立地。敷地は約五万四千平方メートルで、このうち海上コンテナ置き場「バンプール」は、本社の置き場の二・五倍に当たる約一万七千平方メートルに上る。

 「内陸の港」として、輸出入用の空きコンテナを保管できるほか、コンテナをチェックする施設「チェックゲート」や修理場、冷凍や冷蔵に必要な電源プラグ、運搬用のコンテナクレーン車などを配備した。総工費は十二億円で、このうち国と県、市の補助は七億三千万円。

 太田国際貨物ターミナルは二〇〇〇年にオープンし、航空貨物や海上貨物などの輸出入の通関手続きや品物のコンテナへの積み下ろしなどを手掛けている。貨物取扱量は〇〇年度の八千七百十四トンに対し、〇七年度には二十三万五千八百四十七トンと膨らんだため、〇八年から新ターミナルの建設を進めてきた。完成により、同市周辺の荷主の物流コストの削減や、京浜港のコンテナターミナルの混雑緩和が期待できるという。

 現地で開かれた竣工(しゅんこう)式は、荷主や船会社、地元関係者ら約百六十人が出席。荻原栄一社長は「用地が足りなければさらに広げたい。今後は植物防疫所を誘致し、地元の産物を海外へ提供できる体制を整えたい」と語った。

1155荷主研究者:2013/04/29(月) 11:59:44

http://cargo-news.co.jp/contents/code/130328_1
2013年3月28日 カーゴニュース 第4171号
インランドデポ機能の整備が国際海上コンテナの鉄道輸送を促進

 国際海上コンテナ輸送で鉄道へのモーダルシフトがジワリと広がりつつある。モーダルシフトのカギになりそうなのが、荷主間のコンテナの「ラウンドユース」とラウンドユースを成立させるために内陸でコンテナを一時ストックする「デポ」機能。これまでの事例をみても、JR貨物のインランドデポ機能の整備が鉄道輸送に切り替える大きなきっかけとなっている。国際海上コンテナの国内陸上輸送コスト削減は、わが国の国際競争力強化に向けた課題の1つとされており、鉄道輸送はコスト削減と環境負荷低減を両立する輸送手段として注目されそうだ。

 ●デポを活用し、ラウンドユース絡める
 国際海上コンテナ輸送が一般の輸送と異なるのは、港を起点とすること。輸出であれば港から空コンテナをピックアップし、貨物を詰めて港に戻し、輸入では港から輸入貨物を積んだコンテナを輸送し、貨物を出した後、再び港に戻す――というのが基本的な輸送のあり方だ。港から輸出入者までのコンテナ輸送で鉄道を利用する場合、港に最寄りの鉄道貨物駅から工場・倉庫に最寄りの鉄道貨物駅までの幹線を鉄道で運ぶことになる。

 国際海上コンテナを鉄道輸送するには、貨車やトンネルの高さ、貨物駅の荷役機器など制限も多い。さらにネックとなるのが、港〜貨物駅、貨物駅〜工場・倉庫のショートドレージ。幹線部分でコストメリットが出せても、ショートドレージのコストを加えるとトータルでコスト高になり、長距離(500km以上)でないとメリットは出ないと言われている。

 中・長距離で鉄道を利用してトータルコストが下がった事例に共通するのがコンテナのラウンドユース。輸入荷主が使ったコンテナを港に返さずに、輸出荷主が再利用する仕組みで、輸出入のタイミングを合わせたり、必要な船社・サイズのコンテナを調達するための基地としてデポが必要となる。デポを活用し、ラウンドユースを絡めた形での鉄道輸送の事例が増えつつある。

 ●貨物駅で輸出入のタイミングを合わせる
 アシックス(本社・神戸市中央区、尾山基社長)は昨年から、JUKI(本社・東京都多摩市、清原晃社長)と共同で国際海上コンテナのラウンドユースと鉄道輸送をスタートさせた。JR貨物の米子ターミナル駅を輸出入のタイミングを調整する基地とし、山陰アシックス工業(鳥取県境港市)が輸入で利用したコンテナをJUKI松江(島根県松江市)が輸出に使うというスキームで、輸送コストの削減とCO2削減を実現した。

 山陰アシックス工業は国内で唯一のシューズの製造拠点で、材料を海外の協力工場から輸入している。既に東日本では輸入ロットがフルコンテナ(FCL)にまとまった場合、輸出荷主とコンテナのラウンドユースを行っており、西日本でも検討してきたところ、船社からの情報でラウンドユースのパートナーを探していたJUKI松江に遭遇、11年8月から準備に入った。

 ラウンドユースにあたって課題になったのが、山陰アシックス工業の輸入とJUKI松江の輸出のタイミングが合わないこと。そこでJUKIから発案されたのが「鉄道輸送」だった。山陰アシックス工業への輸入の幹線を鉄道輸送し、空になったコンテナをJR貨物米子ターミナル駅で一時保管。JUKI松江が必要なタイミングで同ターミナル駅からコンテナをピックアップするという案だ。

 従来、山陰アシックス工業では神戸港を利用していたが、鉄道輸送ダイヤの関係で神戸港を利用すると米子ターミナル駅に到着するのが1日遅れるため、輸入港を大阪港に変更。船社(OOCL)、フォワーダー(郵船ロジスティクス)、JR貨物など関係者の協力を得て、昨年5月から本格運用。現在、フルコンテナで輸入した分の5割でラウンドユース、鉄道輸送が実現。コンテナ1本あたり2万円程度のコストダウンになるという。

1156荷主研究者:2013/04/29(月) 12:00:33
>>1155 続き

 ●JR貨物盛岡インランドデポを活用
 タニタ(本社・東京都板橋区、谷田千里社長)では秋田工場(秋田県大仙市)で香港から部品を輸入する際、JR貨物盛岡インランドデポを活用し、東京港大井埠頭から国際海上コンテナを鉄道輸送している。JR貨物盛岡インランドデポの開業により、10年来の構想が実ったもの。とくに昨年は輸送量が増え、順調に推移している。

 かつて同じルートで、JR貨物東京貨物ターミナル駅〜仙台貨物ターミナル駅の幹線で鉄道輸送に挑戦したこともあったが、仙台貨物ターミナル駅から秋田工場までのドレージの距離とコストがネックとなって断念した。2010年に盛岡貨物ターミナル駅にインランドデポが開設されたことを受け、鉄道輸送を本格的にスタートさせた。

 タニタも輸出企業との国際海上コンテナのラウンドユースを行っている。秋田工場でデバンニングした後の空コンテナを盛岡インランドデポに返却した後、輸出メーカーが再利用する。その輸出メーカーが、アシックスとのラウンドユースをはじめ、ラウンドユースを絡めた形で国際海上コンテナの鉄道輸送を年々拡大してきたJUKIだ。

 JUKIでは秋田県横手市の工場(秋田県横手市)から京浜港への輸出貨物の輸送で、JR貨物の盛岡インランドデポを活用することで、鉄道輸送比率を大幅に高めることに成功した。従来は秋田港または仙台港から空コンテナをピックアップしていたが、輸入者が船社を指定する場合でも、盛岡デポから空コンテナを調達できるようになったため、鉄道輸送できるようになった。
(2013年3月28日号)

1157荷主研究者:2013/04/29(月) 13:46:39

http://cargo-news.co.jp/contents/code/130404_1
2013年4月4日 カーゴニュース 第4173号
東洋紡が敦賀港を活用した輸出入を拡大し、12年度は過去最高に

 東洋紡(本社・大阪市北区、坂元龍三社長)では、敦賀事業所(福井県敦賀市)で敦賀港を活用した輸出入を拡大し、2012年度は同港の利用実績が過去最高となる見込みだ。08年度以降、国内輸送距離の短縮と地域貢献、物流コスト削減を目的に、最寄りの敦賀港の利用を積極的に進めてきたが、岩国港、四日市港、富山新港へと順次取り組みを拡大。ドレージ距離の大幅短縮により年間で約900tのCO2(二酸化炭素)削減を実現している。清水義夫物流部長は「敦賀港を利用する際、最初はリードタイムが伸びるとの懸念があったが、航路によっては逆にリードタイムが早まった面もあり、主要港を利用する場合と比べて利便性はそん色ない」と強調する。

 敦賀港では2008年3月末に5万t級の大型船舶が接岸可能な日本海側で最大規模の大水深岸壁が完成。その後ガントリークレーンなどが整備され、10年10月に多目的国際ターミナルとして供用開始した。現在、興亜海運(コンテナ船・週1便)、長錦商船(コンテナ船・週1便)、サンスターライン(RORO船・週2便)のほか、12年11月からは汎洲海運(コンテナ船・週1便)が寄港している。

 東洋紡の敦賀事業所は、液晶光学用ポリエステルフィルム、タイヤコード原糸、エアバッグ用原糸、スーパー繊維「ダイニーマ」、バイオ試薬など海外出荷向けの高機能素材を生産。07年以降、同事業所のプラント増設と敦賀港の整備のタイミングが重なったこともあり、環境や地域貢献を念頭に海外向け生産品の敦賀港からの出荷量の拡大を計画。12年度には敦賀港を経由する輸出入量を2580TEUとする目標を打ち出した。

 従来、東洋紡では商社などの仲介者を経由した貿易が多く、都市部の営業拠点に近い主要港を主に利用しており、敦賀事業所の生産品は関西までドレージしたのち、大阪港、神戸港から出荷していた。利用港を最寄りの敦賀港に切り替えることによって、ドレージ距離の大幅短縮によるコスト削減が見込まれる一方で、海上運賃については主要港に比べて割高になる可能性もあった。 

 東洋紡では、改正省エネ法における「特定荷主」として輸出入に伴う物流の環境負荷軽減の取り組みを強化する中で、船社との運賃交渉を直接行える貿易形態にシフト。さらに、敦賀事業所でグローバルな原料調達(輸入)を増やしてきたことから、輸出入のアンバランスが緩和され、地方港を利用する際にネックとなる空コンテナの調達の問題もクリア。敦賀港を利用する場合の海上運賃についても経済的メリットを見込めるようになった。

1158荷主研究者:2013/04/29(月) 13:47:17
>>1157 続き

 08年度から順次、敦賀港の利用を拡大し、11年度の輸出入実績は3067TEU。当初、12年度の目標数値として掲げた2580TEUを1年前倒しで達成した。12年度は中国向けの輸出の停滞等の影響もあったものの、11年度実績を上回る見通し。なお、敦賀事業所ではフィルム製造プラントをさらに増設中で、設備を釜山港を経由し、RORO船で輸入するなどコンテナ化できない工場設備の輸入においても敦賀港を活用している。

 東洋紡では敦賀事業所の取り組みを水平展開し、これまでに岩国事業所(山口県岩国市)が原料の輸入と製品の輸出で岩国港を利用。東南アジアから原料を輸入する富山事業所(富山県射水市)では富山新港、光学用フィルムを主に台湾向けに輸出している犬山工場(愛知県犬山市)では四日市港をそれぞれ利用するなど、事業所に最寄りの地方港の活用を積極的に拡大してきた。

 一方、事業所から距離のある主要港を利用するケースでは、国内ドレージ距離が長くなるため、コストとCO2削減につながる「コンテナのラウンドユース」を検討していく。既に社内では輸入で使ったコンテナを輸出に再利用する取り組みを進めているが、社内だけでは限界があるため、今後は他メーカーとのパートナーシップによるラウンドユースの拡大を模索していく。

 なお、東洋紡では国内物流の効率化の取り組みとして、輸送手段をトラックから鉄道に切り替えるモーダルシフトを積極的に推進。岩国事業所では関東、東北方面に鉄道輸送を実施してきたが、11年度からは犬山事業所(愛知県犬山市)への原料輸送を鉄道輸送にシフト。年間で約270tのCO2削減となり、国土交通省の「モーダルシフト等推進事業」に認定された。

 また、サントリーとは異業種間の共同物流を10年1月からスタート。物流子会社の東洋紡ロジスティクスがフィルム製品、サントリーロジスティクスが飲料を輸送する際に復路で空になったトラックにお互いの荷物を積むことで物流を効率化するもので、東名ルートから着手。両社で年間約100tCO2排出量削減の効果を見込み、対象地区や対象製品の拡大も視野に入れている。

(2013年4月4日号)

1161荷主研究者:2013/05/12(日) 13:47:36

http://cargo-news.co.jp/contents/code/130418_2
2013年4月18日 カーゴニュース 第4177号
東京港の混雑問題に税関、警察など業界内外からの関心高まる

 東京港の混雑問題に業界内外からの関心が高まっている。東京税関主催の「国際物流シンポジウム」および警視庁東京湾岸警察署主催の東京湾岸交通対策会議で、東京都トラック協会の海上コンテナ専門部会の荒木俊夫部会長が東京港の海上コンテナドレージ現状と課題についてプレゼンテーションを行うなど関係業界への情報発信を強化。国土交通省の「新しい総合物流施策大綱の策定に向けた有識者検討委員会」でも、樋口恵一委員(川崎陸送社長)から東京港の混雑による海上コンテナ輸送車両の長時間待機が招く物流の高コスト構造が指摘された。日本関税協会(大山綱明会長)も研究報告書の中で、輸出入貨物の玄関口であるコンテナヤードの混雑を貿易円滑化の阻害要因と位置付けている。東京港の混雑および海コン輸送の現状が業界内外に認知されることによって、改善に向けた動きが複合的に加速する期待も強まっている。

 ●長時間待機と拘束が健全な成長阻む
 東京港の混雑が貿易に与える影響に注目しているのが東京税関だ。2月25日の「国際物流シンポジウム」のパネルディスカッションで、司会を務めた塚越保祐東京税関長は、港頭地区の激しい混雑・渋滞をはじめ東京港の機能が不十分と判断された場合、将来的に敬遠されることがあるか否かというテーマで議論を進展させ、船社からは東京港回避の事例も報告された。

 同パネルディスカッションにパネリストとして登壇した東ト協海コン専門部会の荒木部会長は、他港に例をみない混雑問題を抱えている東京港の海コン輸送の現状と課題を報告。海コン業者の健全な成長を阻む要因として、ゲートでの長時間の待機とドライバーの長時間拘束を挙げ、コンテナターミナルのゲート搬出入受付時間が搬出入量の多少にかかわらず固定的であることの問題に言及した。

 ●優良事業者の撤退、未熟運転手の増加も
 警察も東京港の混雑問題に関心を強め、対策を本格化させている。警視庁東京湾岸警察署では関係者を集めた東京湾岸交通対策会議を発足。渋滞は交通の安全と円滑を阻害しているとの見方から、海コン車両のゲート待機について「道路では原則、待機させない」との方針を表明した。東京港で当たり前の光景となっている渋滞について警察から問題提起し、関係者に改善策を呼び掛けていく考えだ。

 3月21日の第2回会議で、荒木氏はゲートでの待機時間の長期化が招く海コン輸送の安全面への懸念について「ドライバーの長時間拘束によりコンプライアンス対応が難しく、優良事業者の撤退が進んでいる。ドライバーも長時間待機に嫌気がさして他業種への転職が加速している」と説明。若手運転手の定着率低下と未熟運転手の増加が重大事故発生リスクを高めるとの見方を示した。

 ●待機時間がある限りコストは下がらない
 次期物流施策大綱にかかる施策検討の場でも、東京港の混雑問題が話題に上った。1月21日の第3回新しい総合物流施策大綱の策定に向けた有識者検討委員会で、樋口委員はトラックの待機時間解消を取り組むべき課題と指摘し、物流施策として「ターンアラウンド(回転)アップ」を提案。東京港の海コン輸送の恒常的な長時間待機の実態を示すとともに、1月の大雪後、青海コンテナふ頭で発生した10時間待ちについても触れた。

 樋口氏によると「仮に1日の売上目標が5万円だとして、回転率が1回転だと1本あたりのドレージは5万円だが、5回転だと1本あたりのドレージは5000円になる」。つまり、混雑による回転率悪化が国際競争力を低下させる、「待機時間がある限りコストは下がらない」というのだ。改善策として予約システムの普及、車両留置料、物流施設のキャパシティを把握するための教育など待たせないための仕掛け・仕組みづくりを提言した。

1162荷主研究者:2013/05/12(日) 13:48:12
>>1161 続き

 ●貨物の引き取りは早期化が図られていない
 貿易関係団体もコンテナヤードの混雑を改善すべき課題としている。日本関税協会がまとめた「貿易の円滑化と税関手続き等に関する研究会」の報告書では、物流円滑化に向けた従来の慣行の見直しとして「コンテナヤードの搬出入の混雑緩和」を挙げ、NACCSを活用したターミナルのオペレーションの改善に言及。通関手続きの迅速な処理に比べ、貨物の引き取りは必ずしも早期化が図られていない実態を指摘している。

 報告書では、コンテナヤードの搬出入の混雑緩和に向け、輸入貨物の引き取りの迅速化のほか、輸出貨物が搬入即時許可となって夜間でも船積み可能になれば、混雑緩和に効果をもたらす可能性があるとして、「港運業界のみならず、荷主、関係行政すべてを含めた国としてのさらなる改革、それに伴う物理的運営にかかわる構造改革が必須」との見解を示している。

 荷主へのヒアリングを通じても、東京港の混雑を無視できない状況がうかがえる。「海貨業者と取り決めた期間内にコンテナを引き取れないケースがあり、フリータイム期間を有効活用し、最適なタイミングで引き取る方式を採用する」(電機メーカー)など対策に乗り出す会社もある。また、「混雑により自社の貨物を引き取れず、AEO(認定事業者)になったメリットが感じられない」(機械メーカー)との不満も聞こえる。

 東京港の混雑問題が海コン業者だけでなく、貿易関係者の共通課題として認識されることによって、改善の機運が高まるかが注目される。

(2013年4月18日号)

1163荷主研究者:2013/05/12(日) 15:18:35

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304170033.html
'13/4/17 中国新聞
日本海ルートの物流実験開始

 境港管理組合(境港市)は、苫小牧港(北海道)と新潟港(新潟県)を結ぶフェリーによる物流の実証実験を始めた。トラックで直接貨物を搬出入できるRORO船の定期就航に向け、コストや時間を調べる。

 山口を除く中国地方4県や北海道の企業33社が参加。15日、小豆や原木など大型トラック約30台分を積んだRORO船が苫小牧港を出港した。境港に17日入港して荷下ろしした後、農業機械や合板など約50台分を積んで、18日に新潟港、19日に苫小牧港へ運ぶ。

 同組合は2014年度までにRORO船の定期就航を目指す。今秋にも2回目の実験を行う。3月の中国横断自動車道松江自動車道の全線開通を受け、山陽方面の企業に参加の呼び掛けを強める。

1164荷主研究者:2013/05/12(日) 16:02:04

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1304250043/
2013年4月26日 神奈川新聞
国内最大ターミナル誕生、南本牧ふ頭MC−3 借受者に三菱倉庫/神奈川

2014年末の完成に向けて工事が進む南本牧ふ頭のMC−3。対岸がMC−1、2=横浜市中区

 横浜港を管理する横浜港埠頭会社(横浜市中区)は25日、同区の南本牧ふ頭に2014年末に完成するMC−3コンテナターミナルの借受予定者が三菱倉庫(東京)に決まったと発表した。

 同社はコンテナ取り扱い業務を担っている同ふ頭のMC−1、2と一体的に運営する方針で、これにより年間150万本ものコンテナを扱うことができる国内最大のコンテナターミナルとなる。

 埠頭会社が外貿定期航路事業者、一般港湾運送事業者を対象に公募していたもので、複数の企業から提案があった。そのうち三菱倉庫は利用計画や一体的運営、超大型船の受け入れなどの面で評価が最も高かった。

 MC−1、2は大手外航コンテナ海運業者のマースクライン社が借り受けているが、いずれも三菱倉庫がコンテナ貨物取り扱い業務を一括して引き受けている。同社は「MC−1、2の荷役能率は世界屈指のレベルを誇る。高い物流品質をMC−3にも展開することで高効率のコンテナターミナル業務を拡充するとともに、国内の物流事業の基盤強化を図りたい」(広報室)とコメント。南本牧ふ頭を主な拠点に港湾運送事業を拡大する方針だ。

 MC−3が完成すれば面積約20万平方メートル、岸壁延長約440メートル。大型のガントリークレーン4基を備えることができる。一方、MC−1、2の面積は約35万平方メートル、岸壁延長750メートル。単純合算すれば総面積は約55万平方メートル、岸壁は総延長1190メートルとなる。

 横浜港は国の港湾強化施策「国際コンテナ戦略港湾」に指定されている。国は南本牧ふ頭の集中整備や合理的・効率的な港湾経営を促すことなどで、世界的なコンテナ物流をめぐる日本の国際競争力を高める。

1165荷主研究者:2013/05/19(日) 14:39:31
>>1163
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/458383.html
2013年04/16 09:38 北海道新聞
苫小牧と貨物定期航路を 鳥取境港組合が輸送実験

苫小牧西港で、鳥取県境港行きのフェリー型貨物船に乗り込んでいくトレーラー

 【苫小牧】鳥取県境港市の境港管理組合は15日、中国地方と北海道を結ぶフェリー型貨物船の定期航路開設を目指し、苫小牧―境港間を往復する輸送実験を始めた。苫小牧から1次産品、境港から工業製品を送って輸送コストなどを調べ、船会社に定期便化を働きかける。

 北海道と中国地方の日本海側を結ぶ定期貨物航路はない。貨物を送る場合、敦賀港(福井県)か舞鶴港(京都府)に到着した後に陸送しなければならず、経費がかさんでいる。<北海道新聞4月16日朝刊掲載>

1166荷主研究者:2013/05/19(日) 14:41:44

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/460684.html
2013年04/24 16:00、04/24 16:25 北海道新聞
ロシア定期コンテナ船が就航 苫小牧港18年ぶり

苫小牧東港区コンテナターミナルに入港した「ベガ ダボス」=24日午前9時40分

 【苫小牧】海運大手商船三井(東京)とロシアの船会社フェスコが共同運航で、ロシア極東と苫小牧港の間に就航させたコンテナ船が24日朝、苫小牧東港区コンテナターミナル(苫小牧市弁天)に初入港した。

 入港したのはリベリア船籍の貨物船「ベガ ダボス」(7464トン)。ナホトカ近郊のボストーチヌイを21日に出港し、ウラジオストク経由で到着した。

 船は午前7時すぎに接岸。製材やパルプ材が入ったコンテナ25個を降ろした後、中古の自動車部品が入ったコンテナなど89個を積み込んだ。24日中に横浜に向けて出港、名古屋、神戸などを巡り、ボストーチヌイに戻る。<北海道新聞4月24日夕刊掲載>

1168荷主研究者:2013/05/19(日) 15:50:40

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/
2013/05/10 11:27 新潟日報
直江津―釜山間に貨物航路開設へ 日本郵船

 県は9日、海運大手の日本郵船(東京)が直江津港と韓国・釜山港間に新たな定期コンテナ航路を開設すると発表した。既存の釜山―苫小牧航路の寄港地に直江津を加えるもので、13日に就航する。円安による輸出産業への追い風を背景に、後背地となる長野県などからも集荷し貨物取扱量の増加に取り組む考えだ。

 本県と海外を結ぶ同社の航路は新潟―釜山に次いで2本目。積載コンテナ704個(20フィートコンテナ換算)の中規模船を使用する。

 月曜に直江津、水曜に釜山と釜山新港、土曜に苫小牧に寄港。直江津―釜山間の輸送日数は輸出が2日、輸入が5日となる。直江津の代理店は直江津海陸運送が務める。

 日本郵船は国内外に広がるグループの輸送網を強みに、本県や長野県から化学品や機械の集荷を図る考え。集荷を担当する日本郵政の子会社、NYKコンテナライン(東京)の中村栄作営業本部長は「近くの港を利用することで陸上輸送のコストを削減できる。円安で輸出の可能性が拡大する中、使いやすい航路を提供し、需要を掘り起こしたい」としている。

 直江津―釜山間では既に韓国資本の海運会社が計3便を運航し、ロシア・ウラジオストクや中国・大連と結んでいる。日本郵船が航路を開設することで、直江津―釜山間の定期航路は週4便に拡充される。

 直江津港は2012年にコンテナ取扱量が過去最高の2万9259個を記録しており、県は新航路でさらに弾みをつけたい考え。県港湾振興課は「荷主の選択肢も広がるのでPRに力を入れ、利用拡大を図りたい」としている。

1169荷主研究者:2013/05/29(水) 23:20:34
>>1050-1051
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305090016.html
'13/5/9 中国新聞
バルク荷揚げ施設を倍に拡張

 総合化学メーカーのトクヤマ(周南市)は8日、石炭のばら積み(バルク)大型貨物船の拠点となる周南市晴海町の「周南バルクターミナル」の荷揚げ施設をほぼ倍の約31ヘクタールに拡張する計画を明らかにした。貯炭場の利用がさらに見込めるとして、計画されている埋め立て地の一部を充てる方針。完成時期は早くて十数年先で未定という。

 国際バルク戦略港湾に選定された徳山下松港にある周南バルクターミナルは、大量輸送、保管によるコンビナート企業の物流コスト削減を目的に昨年4月、全面操業を開始。貯炭場は約16ヘクタールあり、貯炭量は100万トン。昨年度の取扱量は前年の2・4倍の242万トンに上った。

 トクヤマは周南バルクターミナルの筆頭株主で、徳山製造所(周南市)の自家発電用に貯炭場を利用する。徳山製造所の安達秀樹所長は「順調に操業し、石炭火力発電所の需要がさらに見込める。必要な企業に安く利用してもらえるよう、貯炭場の拡張を決めた」としている。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/Tn20130509001601.jpg
【写真説明】周南バルクターミナルの貯炭場(手前)。点線部分の埋め立て予定地のうち、隣接する約15ヘクタールを貯炭場に拡張する

1170荷主研究者:2013/06/02(日) 13:49:13

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1305160038/
2013年5月16日 神奈川新聞
南本牧ふ頭MC−4 新規事業4億5千万円、13年度予算成立で/横浜

横浜港を視察する梶山国交副大臣(左から2人目)ら=横浜市中区の南本牧ふ頭

 国土交通省は16日、2013年度予算の成立を受けて主要事業の予算配分を発表し、県内分では横浜市中区の南本牧ふ頭MC−4コンテナターミナルの新規事業化に4億5千万円を計上した。

 南本牧ふ頭では国内最大級の水深があるMC−1、MC−2が運用されている。MC−4は建設中のMC−3と連続した高規格コンテナターミナルを整備するもので、完成すればふ頭全体で効率的な運用が可能になる。初年度は調査・設計、しゅんせつなどを行い、18年度の完成を目指す。

 梶山弘志国土交通副大臣は同日、視察のため訪れた南本牧ふ頭で記者団に「コンテナ船が大型化していく中で日本でも受け入れ施設が必要。(MC−4の新規事業化は)やるべきことだ」と話した。

 安倍晋三首相が14日の参院予算委員会で、日本の主要港湾をアジアのハブ(拠点)港として育成することを「(政府が6月にまとめる)成長戦略の重要な柱になる」との考えを示したことについて、梶山副大臣は横浜港を含む京浜港や阪神港などを念頭に「アベノミクスをやっていく中でハブ港の整備が必要。そこが中心になればおのずと景気が良くなる」と語った。

1171荷主研究者:2013/06/02(日) 14:27:17

http://kumanichi.com/news/local/main/20130522006.shtml
2013年05月22日 熊本日日新聞
国際コンテナ船、週3便に増便 八代―釜山間

釜山港を結ぶ定期貨物航路が週3便に増える八代港=八代市

 八代市は22日、韓国の釜山港と門司港などを結ぶ国際定期コンテナ船が6月1日から八代港にも寄港すると発表した。現在、八代港の国際定期コンテナ船は、韓国の海運2社が釜山港を結ぶ週2便を運航中。今回新たに1社が加わることで初の3社体制となり、2004年7月以来、約9年ぶりに週3便となる。

 今回加わるのは韓国・ソウルの船会社「長錦[シノコー]商船」。毎週土曜に、八代港に寄港する。韓国・釜山港から下関、門司、細島港を経由して八代港に入り、帰りは八代港から直接釜山港を結ぶ。

 輸入品目としては飼肥料や衣類など、輸出は金属などのスクラップ類や木材を見込んでいる。

 八代港の国際定期コンテナ船は1999年、釜山港とを結ぶ週3便でスタート。2004年に週2便に減便されたが、近年、コンテナ取扱量が回復している。現在、初の中国航路となる大連港との間でも就航に向けた調整が進んでいる。

 八代市は「九州の中央にある地の利が、船会社にも周知されてきた。荷主業者にとって利便性が向上し、八代港への集荷が期待できる」と話している。(樋口琢郎)

1172荷主研究者:2013/06/02(日) 14:43:24

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1305210006/
2013年5月21日 神奈川新聞
川崎港のコンテナターミナル、市が指定管理者制導入へ/神奈川

 川崎市は川崎港のコンテナターミナルを段階的に民営化するため、指定管理者制度の導入と既存の出資法人の活用を柱とした実施方針を策定した。2014年度から市出資法人である川崎臨港倉庫(同市川崎区)が指定管理者として、同港ターミナル内の施設利用許可や使用料の徴収などを行い、ことし9月に「特例港湾運営会社」の指定申請を行うという。

 国は韓国・釜山港などアジア諸国の港湾との国際競争力向上に向け、10年に京浜港(東京港、横浜港、川崎港)と阪神港(大阪港、神戸港)を「国際コンテナ戦略港湾」に選定。11年にはコンテナターミナルなどを効率的で柔軟に一体運営を行う株式会社指定制度(港湾運営会社制度)を創設した。

 ただ、京浜港に一つの港湾運営会社を指定するには時間がかかるため、暫定的に横浜や川崎など各港に特例港湾運営会社を指定している。特例港湾運営会社に指定されると、コンテナターミナルなどの行政財産の貸し付けを受けることができるようになり、自社施設と合わせ、コンテナターミナル全体の一体運営が可能となる。税制上の優遇も受けられる。

 こうした背景から、川崎市は川崎港のサービス向上と経費削減、民間のノウハウを生かすため指定管理者制度の導入を決定。公共埠頭(ふとう)の運営者として公共性や市の政策の反映も必要なことから公募を行わず、市出資法人の中から川崎臨港倉庫を選んだ。まずは同社の特例港湾運営会社指定を目指し、将来的に統合される京浜港の港湾運営会社に川崎市の意思を反映させていく。

 市によると、同社を活用するメリットとして、(1)20フィートコンテナ換算で年間7千個の取り扱い実績があり、現行の同社事業との相乗効果がある(2)同社の民間株主は港湾運送事業者としてコンテナターミナルの運営に豊富な経験や実績がある(3)経営状況が安定している−点などを評価している。指定管理者導入により、市直営に比べて865万円の経費削減にもつながるという。同社は港湾施設の利用の許可、利用料の徴収業務、施設の保守点検を主に行う。

 川崎市コンテナターミナルは広さ23ヘクタール、水深14メートルの岸壁を持ち、ガントリークレーン2基、トランスファークレーン8基などを備える。20フィートコンテナ換算で8700個分の保管能力がある。

1173荷主研究者:2013/06/02(日) 14:48:54

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201305/0006011523.shtml
2013/5/22 21:25 神戸新聞
2年ぶり開設の北米ーアジア航路 第1船が神戸港に着岸

神戸港への入港第1船となった商船三井のエム・オー・エル・マジェスティ号=22日午後6時25分、神戸市中央区港島9、神戸国際コンテナターミナル

 海運大手の商船三井(東京)は22日、米国西海岸とアジアを結ぶ基幹航路のコンテナ船の神戸寄港を始めた。米国産牛肉の輸入規制緩和や、東南アジアで好調な自動車生産を背景に、関西の輸出入貨物が増加。神戸港と北米や欧州を結ぶ基幹航路の新設は2年ぶりとなる。これで基幹航路数は10航路に増え、横浜港と並んだ。

 同社の定期航路で、コンテナ6700個(20フィート換算)積み船舶8隻で運航する。寄港地はカナダ・バンクーバー、米ロサンゼルス、東京、神戸、中国・深?、香港、タイ、ベトナム。

 この日は午後6時、第1船となる「エム・オー・エル・マジェスティ」が、神戸・ポートアイランド2期のコンテナターミナルに着岸。同9時半の出港まで、コンテナ120個を積み下ろした。(高見雄樹)

1174荷主研究者:2013/06/02(日) 15:02:41

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305220018.html
'13/5/22 中国新聞
福山―神戸に定期貨物船航路

 福山港(福山市)に21日、神戸港(神戸市)と結ぶ定期貨物船が初めて入港した。神戸港は、米国や欧州など世界各地の貨物船の発着拠点。輸出入をする広島県東部の企業の利便性を高めるため、県が誘致した。

 貨物船は、香港の物流会社OOCLの日本支社が運航。毎週火曜に福山港に寄港する。神戸港、広島港(広島市南区)、水島港(倉敷市)を結んでいた従来の定期航路の寄港地に福山港を加えた。

 この日、福山港で歓迎セレモニーがあり、県と福山市の幹部や同社役員たち約30人が参加した。

 これまで貨物船の定期航路で、福山港と結ばれていたのは中国と韓国の計7港。県によると、ほかの国に県東部から輸出する際は、海路より一般的に割高な陸路で神戸港に運ぶケースが多かった。新航路で輸送コスト削減が期待できるという。

 同社は「福山港で週にコンテナ20個の取り扱いを目指す」としている。

【写真説明】福山港にコンテナを降ろす神戸港からの定期貨物船

1175荷主研究者:2013/06/23(日) 12:08:22

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130606/CK2013060602000049.html
2013年6月6日 中日新聞
衣浦港に「海辺の回廊」 検討委が将来像計画案

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2013060502100195_size0.jpg

 碧南市や半田市など五市三町にまたがる衣浦港の港湾計画検討委員会が五日、名古屋市内であり、二〇二〇年代半ばの将来像を示す計画案がまとまった。環境との共生を掲げ、砂浜や緑地を大幅に増やして、住民らが親しめる「海辺の回廊」(仮称)を目指すのが特徴。埋め立て中の衣浦ポートアイランドには新たに、大型船が入港できる耐震岸壁を整備するなど物流機能も強化する。

 貿易の拠点港として発展してきた衣浦港は、水辺で遊べるような場所が少ないと指摘されてきた。そのため、港湾計画案には、砂浜や、木、芝生のある緑地を点在させ、住民や観光客が回遊できるような海岸とする方針が盛り込まれた。

 また、水質悪化が続いているとして、港内に干潟を造成。水質浄化に役立つ貝類の生息状況を調査して環境保全にも取り組む。

 貿易港の機能強化では、バイオマス発電の普及で木材チップの輸入量が増加し、トウモロコシの輸入量も堅調に推移すると予測。

 一一年に三百八万トンだった県管理の施設で扱った貨物量は、十五年後には一・五倍の四百五十万トンに増加すると見込み、新たな岩壁を整備する。

 衣浦ポートアイランドには、木材チップやトウモロコシの大型輸送船の専用岸壁を新設する。倉庫や加工工場といった関連施設も誘致して、貿易の新たな拠点とする。

 検討委の委員からは「砂浜の整備などで港のイメージが大きく変わることをもっと打ち出すべきだ」「地震や津波への備えも積極的にPRし、港の魅力を高めるべきだ」といった意見が出された。

 今後は委員の意見を踏まえて港湾計画案の修正を重ね、一三年度中に成案を取りまとめる。

 (後藤孝好)

1176荷主研究者:2013/06/23(日) 13:15:56

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20130612048338.html
2013/06/12 10:01 新潟日報
直江津―上海コンテナ航路開設
27日から運航、中国向け需要開拓へ

 県は11日、神原汽船(広島県福山市)が直江津港と中国・上海間に新たな定期コンテナ航路を開設すると発表した。既存の上海―新潟航路の寄港地に直江津を加え、27日から運航を始める。中国の中心都市上海は日系企業も多く、直結することで後背地となる長野県などの需要を開拓し、貨物取扱量の増加を狙う。

 積載コンテナ1020個(20フィートコンテナ換算)の大型船2隻を配船し、毎週木曜に直江津に寄港する。上海への輸出は小樽(北海道)、富山、金沢を経由して8日間。輸入は境港(鳥取)、新潟、富山を経て6日間となる。

 直江津港の代理店を務める直江津海陸運送(上越市)は「上海は中国の都市の中でも経済規模が大きい。これまでも上海便には荷主の要望が多く寄せられており、需要が見込める」とした。

 直江津港では5月に韓国・釜山との定期コンテナ航路が開設されたばかり。県港湾振興課は「新たな航路で企業側の利便性が高まり、さらなる利用の拡大が期待できる。関係機関と連携し、港のPRを強化したい」としている。

1177荷主研究者:2013/07/10(水) 23:59:04

http://www.minyu-net.com/news/news/0620/news5.html
2013年6月20日 福島民友ニュース
外貿コンテナ航路再開 小名浜港、震災前より増便

定期コンテナ航路の寄港が再開し、荷揚げする興亜海運のコンテナ船=19日、いわき市・小名浜港大剣ふ頭

 いわき市の小名浜港で19日、東日本大震災後に休止となっていた韓国・中国航路の興亜海運(韓国)による外貿定期コンテナ航路が再開した。航路は新規参入高麗海運(同)との共同配船で週1便が運航される。同社の再開で、同港の定期コンテナ航路は震災前の週2便から3便に増え、同港を核にした物流の活性化に期待が高まる。

 同社の航路は毎週水曜日に小名浜港に寄港する。同港を出港すると韓国・釜山(プサン)港に入港。同国の釜山港でコンテナを積み替えることで世界各国と輸出入ができる。両社は、週替わりで交互にコンテナ船を運航する。再開第1便となった興亜海運のコンテナ船「ランタウ ビー」は19日朝、小名浜港に入港。化学薬品などを積載したコンテナを次々と積み降ろした。荷主は主に同市の企業で、化学品の原料として使われる。

 県小名浜港利用促進協議会と小名浜港整備促進期成同盟会は歓迎セレモニーを行い、コンテナ船の船長に花束を贈った。同協議会長の渡辺敬夫いわき市長は定期航路の増便に「東南アジアに向けてのコンテナ利用に利活用でき、小名浜港の利活用促進に弾みがつく」と話した。

1178荷主研究者:2013/07/11(木) 00:15:13

http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=49278
2013 06/20 22:30 南日本新聞
韓国のコンテナ船が25日に就航 志布志市・志布志港

志布志港への就航が決まったサニー・メープル号(高麗海運ジャパン提供)

 韓国の海運大手・高麗海運は25日、志布志市の志布志港と釜山港を結ぶ外貨コンテナ定期航路を開設する。同航路は過去最多の週6便に増える。

 就航するのは高麗海運のサニー・メープル号(3987トン)で、積載量は342TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個分)。釜山を発着し、志布志には毎週火曜日に寄港。門司(福岡県)、細島(宮崎県)にも立ち寄る。志布志−釜山航路の運航は月、火、水、金(火、水は2便)となる。

1181荷主研究者:2013/07/15(月) 11:56:01

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20130702302.htm
2013年7月2日04時01分 北國新聞
「商社扱い貨物」拡大へ 金沢港

 金沢港で1日、商社が取り扱う石川県内企業の製品が中国・天津港に向けて輸出された。商社は県内メーカーの製品を太平洋側の港から輸出することが多く、コンテナ規格外の大型貨物出荷で金沢港を利用するのは初めて。同港利用促進会議は今回の取り組みを弾みに「商社扱い貨物」の利用を増やし、地元港の輸出拡大につなげたい考えだ。

 金沢港利用促進会議の事務局である石川県鉄工機電協会によると、「商社扱い貨物」は商社が販売し、所有権がメーカーから商社に移った製品。メーカーが直接輸出業務を行わないため、「間接貿易」と言われている。

 県内企業の金沢港利用率は約4割。航路拡充などで太平洋側の港からシフトする動きは広がっている。一方で、「商社扱い貨物」ではコンテナ貨物の一部で金沢港利用があるとされるが、多くは太平洋側の港から出荷されており、利用率を高める上で足かせになっているという。

 1日に金沢港から出荷されたのは澁谷工業(金沢市)のボトリングシステム2ラインで、東京の商社が手掛けた。当初は横浜港を使う予定だったが、陸送費低減や輸送期間の短縮につながるとして金沢港に切り替えた。

 7月下旬には金沢港から中国・上海港へボトリングシステム2ラインを出荷する予定。金沢港利用促進会議が船社の選定や海上運賃の交渉で仲介した。

 同会議は複数の企業が共同で出荷する「合い積み輸送」などで商社の参入を促す方針で、「金沢港からの出荷はメーカー、商社ともにメリットがある。今回の事例をもとに出荷拡大に向けた活動を進めたい」としている。

1182荷主研究者:2013/07/15(月) 12:13:46

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306260034/
2013年6月27日 神奈川新聞
川崎港の貨物輸出、最多865万トンに/神奈川

 2012年の川崎港の貨物取扱量のうち輸出量が865万トンに上ったことが、市の港湾調査(速報値)で明らかになった。川崎市が港湾管理者となった1951年以降最高の数値。完成自動車の輸出量が大幅に伸び432万トンとなったことで、全体を押し上げた。

 同調査によると、同港の貨物取扱量は8329万トン(前年比96%)で全国第9位。入港船舶の総トン数は1億44万総トン(同100・8%)で全国7位だった。1億総トンを超えたのは2年ぶり。全国順位はいずれも前年と同じという。

 一方、入港隻数は2万5229隻(同93・9%)と減少。総トン数は微増していることから、入港船舶が大型化している実態が浮き彫りとなった。

 貨物取扱量のうち、外貿は5565万トン(輸出865万トン、輸入4700万トン)、内貿は2764トン(移出1438万トン、移入1326万トン)だった。完成自動車の輸出量は前年比144・6%の伸びで、北米向け新車やアジア向け中古車が好調だったためという。

 輸入貨物では、液化天然ガス(LNG)の取扱量が1597万トンで過去最高を記録。原油は1252万トンにとどまり、LNGを一つの品目として統計を取り始めた1979年以来始めて、原油の取扱量を上回った。

1183荷主研究者:2013/07/21(日) 10:38:41

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/21300
2013年06月20日 西日本新聞(最終更新 2013年06月20日 00時36分)
コンテナ船2航路新設 韓国・高麗海運、24日から門司−釜山間

 北九州市は19日、韓国の大手海運会社「高麗海運」(本社・ソウル)が24日から、太刀浦第一コンテナターミナル(門司区)−韓国・釜山港間で定期コンテナ船の2航路を開設すると発表した。これにより、北九州と韓国を結ぶ航路は計15航路に増える。

 高麗海運は、韓国では国内3番目の輸送能力を持つ海運会社。中国や東南アジア、中東、ロシアなどにコンテナ航路を展開している。北九州への就航は、九州向けの輸出入量の取り扱いを増加する狙いがあるという。

 毎週月曜に釜山から太刀浦に入港するコンテナ船「SUNNY MAPLE」(3981トン)は、志布志港(鹿児島)などを経由して釜山港に戻る。別のコンテナ船「SUNNY SPRUCE」(3996トン)は釜山港を出て広島港などに寄港した後、毎週土曜に太刀浦に入港する。

 24日に太刀浦第一コンテナターミナルで就航記念の式典が行われる。

=2013/06/20付 西日本新聞朝刊=

1184荷主研究者:2013/07/21(日) 10:59:12

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/477939.html
07/06 16:00 北海道新聞
コンテナ取扱量過去最多 苫小牧東港の上半期 国際貨物が好調

貨物が増加し、ガントリークレーン3基体制での荷役が行われている苫小牧東港区コンテナターミナル

 【苫小牧】苫小牧東港区コンテナターミナル(苫小牧市弁天)の今年上半期(1―6月)のコンテナ取扱量は、前年同期比16・9%増の11万9832個(20フィートコンテナ換算)で過去最高を記録した。昨秋から国内貨物の取り扱いを始めたことに加え、景気の回復基調で国際貨物が好調だったことが要因だ。

 同ターミナルを運営する苫小牧港外貿コンテナ事業協同組合がまとめた。

 内訳は輸入が同3・2%増の5万3318個、輸出が同10・0%増の1万5311個、荷物なしの空コンテナが同7・8%増の3万9875個、昨年11月から取り扱う国内貨物が1万1328個となった。

 国内貨物を除いた取扱量は同5・8%増の10万8504個で、東日本大震災で被災した東北の港湾の代替港として貨物が急増した2011年に次いで、過去2番目の実績。月別では6月が2万3187個で、単月として過去最高の取り扱いとなった。

 同組合によると、輸入は製材や建材が好調。景気回復や消費増税前の駆け込み需要でマンションやマイホームの着工件数が増えていることが要因という。輸出は鉄鋼や中古自動車部品が伸びている。

 同組合によると、今年の目標値の21万6千個は達成できる見通しだが、同ターミナルでは例年、7月下旬以降、取扱量が減少傾向にある。同組合は「経済動向など不透明な面があり安心はできない」とした上で、「下半期は近年不漁が続いている秋サケの輸出増などに期待したい」としている。(野口洸)

1185荷主研究者:2013/08/03(土) 10:52:36

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20130720204.htm
2013年7月20日01時15分 北國新聞
定期航路化へ札幌でセミナー 伏木―苫小牧RORO船

伏木−苫小牧港を結ぶRORO船。定期便化へ県は北海道でのセミナーを開催する=昨年8月、伏木港

 伏木港と北海道・苫小牧港を結ぶRORO船航路の定期化に向け、県は31日、札幌市内で道内企業を対象にした利用促進セミナーを初めて開く。航路のメリットや行政によるインセンティブ制度などを紹介して伏木−苫小牧航路のPRを図り、北海道からの荷物量の拡大につなげる狙いだ。

 RORO船はトレーラーや建機などの車両が直接船に乗り込んで荷役ができる貨物船。伏木−苫小牧航路は2003年に就航し、近年は夏から秋にかけて3、4便が運航されている。北海道からは鋼材などが送られ、富山からは主に肥料が運ばれている。

 県は、伏木富山港が11年に国の日本海側拠点港に選定されたことを受け、RORO船の国内定期航路の開設を目指している。不定期の既存航路がある伏木−苫小牧間の荷物量を拡充することで、定期化につなげる。

 昨年度、道内企業にRORO船利用に関するアンケート調査を行ったところ、興味があると答えた企業が多かったため、セミナーを企画した。定員は100人だが、すでに定員を超える申し込みが寄せられており、関心の高さを示している。

 セミナーでは伏木−苫小牧航路の概要を解説し、伏木富山港の航路情報、太平洋側の物流代替機能や利用に伴う優遇制度などの利点などを発信する。札幌大の千葉博正教授が「地域連携による物流の新たな展開」と題して基調講演する。

 県は「北海道の企業に航路の存在を知ってもらう機会とし、新たな貨物の開拓につなげたい」(港湾課)としている。

1186荷主研究者:2013/08/03(土) 12:36:25

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20130725j
2013/07/25 16:33 秋田魁新報
スイカ、フェリー輸送で経費削減へ JAふるさと、長野出荷に活用

長野向けに出荷されるJA秋田ふるさとの「あきた夏丸」

 県内一のスイカ産地である横手市のJA秋田ふるさとは、長野県に出荷する大玉スイカについて、今年からフェリーを使った海上輸送も活用することにした。最大のメリットは、トラックでの陸送に比べてコストを15%削減できること。秋田港と新潟港を結ぶ週6便のフェリーを利用し、27日からスタートする。

 長野県連合青果(長野県上田市)向けの出荷は、合併前のJAおものがわが15年ほど前から続けており、昨年もJA秋田ふるさとが全体の5%に当たる約400トンを出荷。今年は同量のスイカを陸送だけでなく、新日本海フェリーが運航する便も利用する。

 JA秋田ふるさとの今年の出荷計画は7500トンで、販売額12億円を見込む。同JAは昨年、関西向けの一部をフェリーで試験輸送しており、今年は長野向けで取り組む。

1188荷主研究者:2013/08/25(日) 12:05:29

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/08/14/new1308141101.htm
2013/08/14 11:00 デーリー東北
内航フィーダー運航コンテナ船、大型化へ

 八戸港に寄港している、内航フィーダーコンテナ定期航路を運航する井本商運(神戸市)が、コンテナ船の大型化を計画していることが13日、分かった。貨物量の増加に対応するとともに、輸送コストの削減を図る。船は新造船を予定。11月にも新船での運航を開始する見込みだ。

1189荷主研究者:2013/08/25(日) 13:30:14

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130823102.htm
2013年8月23日02時13分 北國新聞
7月取扱量、過去最多 金沢港の国際コンテナ

 金沢港の国際コンテナ取扱量が7月、5017個となり、単月の過去最多を更新した。円安進展などを追い風に繊維機械や建設機械部品の輸出が回復した。繊維企業の受注改善で材料の輸入も伸びており、「アベノミクス」効果で荷動きが急速に活発化している。

 22日、金沢市内で開かれた金沢港海上コンテナ安全対策会議で、金沢港運(金沢市)の堀岡修次社長が報告した。

 金沢港運や石川県によると、7月のコンテナ取扱量(20フィート換算、空コンテナ含む)は前年同月比11・9%増。輸出は25・4%増、輸入は6・0%増となった。

 金沢港の輸出は1〜3月まで前年割れが続いたが、4月以降は円安進展の効果で改善傾向となっている。県内では、津田駒工業(金沢市)の繊維機械がフル稼働の状況。コマツ粟津工場(小松市)の建機生産は北米向けが堅調で、建機部品の輸出も増えている。

 繊維企業は円安で事業環境が好転しており、ポリエステル糸などの輸入を拡大させているとみられる。

 金沢港運や県は地元企業の金沢港活用を推進しており、太平洋側の港湾から同港にシフトする動きが出ている。金沢港運は4月に営業グループを設け、約200社を訪問しており、地元企業の利用が定着してきたことも取扱量増加につながっている。

1190荷主研究者:2013/08/25(日) 13:52:31

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201308/0006276971.shtml
2013/8/24 06:36 神戸新聞
阪神、京浜港に国出資へ 国際競争力向上へ関与強化

国際コンテナ戦略港湾に指定後も貨物が伸び悩む阪神港=神戸港

 アジアのハブ(拠点)港湾を目指す国際コンテナ戦略港湾の京浜(東京、神奈川)、阪神(大阪、兵庫)両港の運営会社に対し、国土交通省が出資する方向で検討を始めたことが23日、分かった。両港の国際競争力アップに向け国の関与を強める狙いで、来年の通常国会に港湾法改正案を提出したい考えだ。

 国内発欧米向けの荷物は、ライバルの韓国・釜山港に運ばれ、両港に集まらない状況が続いており、運営に国が積極的に関わるよう求める声が経済界から上がっていた。国の政策に迅速な対応ができるほか、国が他の出資者との調整役を務めることで意思決定がスムーズになることが期待できるという。

 港湾法には、運営会社への国の出資や関与の規定がないため、改正案に京浜、阪神両港に限って可能とする条項を盛り込む。出資の時期は京浜が東京、横浜、川崎の3港の運営会社が統合される2014年度、阪神は大阪、神戸両港が統合される15年を目指す。

 京浜、阪神両港の貨物取扱量を増やすため国交省はこのほか、運営会社が、両港に荷物を持ち込んだ外国の船会社や国内の輸出関連企業に輸送費を補助した場合、一部を国が負担する支援策を始める方針。14年度予算の概算要求に盛り込む。

 また両港周辺に輸出製品の工場を新設するメーカーなどに対し、用地取得にかかる税を軽減して企業誘致を進める特区も導入する方向だ。

 国は両港を10年、戦略港湾に選定、大型船が入港できる水深の深い岸壁の整備などを進めてきた。しかし1994〜2012年でみると、欧米航路のコンテナ船の寄港数は釜山港が増加傾向なのに対し、京浜、阪神両港は減少している。

1191荷主研究者:2013/08/25(日) 13:54:26

http://kumanichi.com/news/local/main/20130824006.shtml
2013年08月24日 熊本日日新聞
八代港に上海第1便が入港 輸送日数半分に

八代港に入港した上海行き定期コンテナ船の第1便=24日、八代市

 八代と中国・上海を週1回結ぶ国際定期コンテナ航路の第1便が24日、八代港に入港した。同港の国際定期コンテナ便は、釜山(週3便)、大連(週1便)に続き3航路目。過去最多の週5便体制となった。

 就航したのは神原汽船(広島県福山市、城暁男社長)のコンテナ船(5070トン)。毎週土曜に八代港を出港し、薩摩川内港(鹿児島県)を経由して水曜に上海港に到着する。釜山港経由で8〜13日かかっていた上海との輸出入が、最短で4日程度に短縮する。

 第1便は同日午後4時過ぎに八代港へ入港した。歓迎式もあり、城社長(64)は「熊本の荷物の多くは北部九州に流れている。中国のハブ港である上海とつながることで、コスト面で地元企業に貢献したい」と話した。(樋口琢郎)

1192荷主研究者:2013/08/25(日) 14:03:57

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20130821/CK2013082102000016.html
2013年8月21日 中日新聞
上半期は過去最高 敦賀港国際貿易コンテナ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2013082002100165_size0.jpg

 敦賀港(敦賀市)での今年上半期の国際貿易コンテナ取扱量が、1万5000TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個分)を突破し、2002年に統計を取り始めて以降、上半期で過去最高となった。昨年の年間実績は約2万8000TEUで、県は今年、3万TEUの達成を目標としており、その実現に向けて順調に取扱量を伸ばしている。

 県によると、今年一〜六月の取扱量は、昨年同期比15・9%増の一万五千二百三十七TEU。上半期としては四年連続で前年を上回っている。内訳は、輸出が20・9%増の六千六百二十四TEU、輸入が12・3%増の八千六百十三TEU。

 背景としては昨年十一月に敦賀港と韓国・釜山、中国・上海を結ぶ「韓国・中国航路」の就航が奏功。中国への定期便は六年ぶりの復活となり、この航路だけで輸出入合わせて約四百五十TEUと、大きく後押しした。

 取扱量の一層の増大に向け、県企業誘致課は「県内はもちろん、岐阜、滋賀両県の新規荷主の開拓が課題」と見据える。

 ライバルは名古屋港(愛知県)や四日市港(三重県)。この二港には、航行速度が速く、クレーンを使わずに直接貨物の積み降ろしができる「RORO船」の定期便はないが、敦賀港にはRORO船が就航している。「急ぎの荷物などを運ぶ際に敦賀港を利用してもらえるのではないか」とポートセールスに努める方針だ。

 (桂知之)

1193荷主研究者:2013/09/01(日) 14:13:20

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130830_3
2013/08/30 岩手日報
国際コンテナ9月再開 大船渡港の定期航路
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 東日本大震災で途絶えていた大船渡港(大船渡市)の国際貿易コンテナ航路が9月28日、復活する。市と海運会社大手ケイラインジャパン(東京都中央区)が、大船渡港発着で京浜港(東京)を経由し、海外と結ぶルートの新設に合意した。週1便、定期運航する。世界とつながり、物流が活発化することで、震災復興の加速に弾みがつきそうだ。

 大船渡港は2007年度から運航していた韓国・釜山との定期航路が、震災の影響で中止となった。市によると、10年度までの4年間の取扱量(実入りベース)は、年間1045〜1760TEU(1TEU=20フィートコンテナ1個、16トン)で推移していた。

 市は釜山ルートの再開を粘り強く交渉しつつ、国際航路の早期復活を見据え、国内大手のケイラインジャパンとも協議を進めてきた。

 新航路は大船渡港から仙台港(仙台市)に立ち寄り京浜港まで、実入りで80TEUを積載できる清浜丸(499トン)が週1便運航する。同社と契約する鈴与海運(静岡市)が担当する。京浜港でさらに大型の船に積み替えて北米や欧州など世界各国に運ばれる。

1194荷主研究者:2013/09/01(日) 14:41:47

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201308/0006285389.shtml
2013/8/27 07:00 神戸新聞
神戸空港島に貨物船岸壁新設へ 物流量増で

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/b_06285390.jpg

 神戸市は、神戸空港島に貨物船用の岸壁を新設する。同島内にある倉庫の荷動きが好調で、物流量が当初の想定を上回った。既存岸壁に隣接して新設し、長さは現在の2倍の260メートルとなり、2隻が同時接岸できるようになる。総事業費は6千万円で、年内に工事を始め、来年3月までに完成の予定。

 神戸港内に新たな岸壁ができるのは、ポートアイランド2期で2010年に使用を始めたコンテナ船用の「PC‐18」以来となる。

 新しい岸壁は、空港島の北東端にある緑地4・7ヘクタールのうち1・1ヘクタールを転用し、既にある岸壁と連続する形で長さ130メートルにわたって整備する。水深は既存部分と同じ7・5メートル。5千トン級、全長約100メートルの貨物船を横付けできる。

 空港島では港湾物流大手の上組(神戸市中央区)が大型倉庫を運営する。コンテナ船では運べないプラント部品などの荷造りや積み込みをしているが、2隻が同時に接岸できず、作業が非効率になることがあったという。

 同社は既存倉庫の隣接地に2棟目を新設する方針で、神戸市みなと総局は「さらに貨物量が増えても対応できるように岸壁整備を決めた」としている。

(高見雄樹)

1195荷主研究者:2013/09/01(日) 15:30:48

http://www.nnn.co.jp/news/130828/20130828001.html
2013年8月28日 日本海新聞
境港のコンテナターミナルが拡張 9月から供用開始

 境港市昭和町の国際コンテナターミナルの拡張工事が完成し、9月1日から供用開始される。

拡張工事が完成した国際コンテナターミナル=27日、境港市昭和町

 境港管理組合がコンテナ貨物量の増加に伴い昨年秋着工。既存ターミナル(約6万5千平方メートル)西側の埠頭(ふとう)用地に1億6600万円をかけて整備した。

 拡張面積は1万800平方メートルで、リーファーコンテナ用電源2個、保安対策用の照明、防犯カメラを設置。主に空のコンテナ用の置き場として使用する。

 境港には、韓国、中国とを結ぶ週5便の定期コンテナ航路と週1便の環日本海定期貨客船が就航。コンテナ貨物量は、国際コンテナターミナルが供用開始した2004年の1万5399TEU(20フィートコンテナ換算)から12年は1万8280TEUに増加し、国際海上コンテナの日本海側拠点港に指定されている。

1196荷主研究者:2013/09/01(日) 15:54:20

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/31507
2013年08月07日(最終更新 2013年08月07日 00時37分)西日本新聞
三池港に上海航路開設 24日から週1便運航 [福岡県]

 福岡県の小川洋知事は6日の定例会見で、広島県の海運会社「神原汽船」が24日に三池港(大牟田市)と中国・上海港を結ぶコンテナ船の新規航路を開設すると発表した。三池港の国際航路は、2006年に韓国の海運会社が開設した釜山航路に次いで2航路目となる。

 県によると、上海航路は週1便で運航予定。コンテナ船「TIANFU」(5070トン)が土曜日に三池港に入港し、八代港(熊本県)、薩摩川内港(鹿児島県)を経由して、翌週の水曜日に上海港に到着。伊万里港(佐賀県)を経て三池港に戻る。家具の輸入や化学製品の輸出などが見込まれている。

 三池港では、韓国の興亜海運が釜山航路を週2便で運航。12年度の国際コンテナ取扱貨物量は1万8837TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個分)で、3年連続で過去最高を更新した。

 県や大牟田市は、中国などと結ぶ新規航路の誘致を進めており、県は上海航路開設で本年度に2千TEU、開設2年目以降に年間4200TEUの取扱量上積みを見込む。小川知事は「(三池港の周辺には)家具の産地の大川があり、化学工業が盛んだ。国際物流拠点としての三池港の役割を高めたい」と述べ、さらなる国際航路誘致に意欲を示した。

=2013/08/07付 西日本新聞朝刊=

1197荷主研究者:2013/10/06(日) 12:21:53

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201309/0006334431.shtml
2013/9/13 14:15 神戸新聞
特大クレーンが神戸港に 1万4千個コンテナ船に対応

朝もやの中、台船に乗って進む巨大クレーン。1基の重さは1400トンにもなる=13日朝、神戸港(撮影・中西幸大)

 神戸港のコンテナ荷役を担う国内最大のクレーン3基が13日朝、神戸・ポートアイランド2期の岸壁に到着した。神戸に入港できる最大の1万4千個積み(20フィート換算)コンテナ船に対応。港湾関係者は「能力が最大限に発揮されるよう、多くの貨物が集まってほしい」と入港を見守った。

 三井造船大分工場(大分市)で造られ、丸2日かけて運ばれた。クレーンの「腕」の部分は63メートルもある。

 岸壁を管理する神戸港埠頭(神戸市中央区)によると、設置費用は3基で計31億円。据え付けや試運転を経て、コンテナターミナルを運営する商船三井(東京)が年末にも運用を始める。

 同じサイズのクレーンは、国内で横浜、名古屋港などに10基ほどしかない。神戸港では、2010年にも同サイズのクレーンが3基設置されており、大型船への対応力が拡充される。(高見雄樹)

1198荷主研究者:2013/10/06(日) 12:33:17

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201309130050.html
'13/9/13 中国新聞
岩国新港にクレーン増設へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/Tn20130913005002.jpg

 山口県は本年度内に、岩国市の岩国港新港埠頭(ふとう)にコンテナ専用クレーン1基を増設する。既設の1基と合わせて2基体制にし、コンテナターミナル機能を強化する。岩国港では三つの埠頭を結ぶ道路整備も進んでおり、利便性を高めて需要を掘り起こす考えだ。

 増設するのは、既設の1基と同じ、タイヤで移動できるタイヤマウント式水平引き込みクレーン。全長20メートル、重量420トンで、荷重30・5トンまでに対応でき、1時間当たりコンテナ25個を積み降ろせる。4億7500万円を投じ、来年3月までに設置、4月から運用を予定している。

 1999年に設置された既設クレーンは老朽化し、故障で荷揚げが遅れるケースがあった。景気回復で国内物流が活発化することを見込み、県にクレーンの増設を求める地元企業の声も強かった。

 2基になれば積み降ろしが迅速化でき、効率的な港湾の運用が可能になる。時間制の港湾使用料の負担減にもつながる。

 新港埠頭の2011年のコンテナ取扱量は約5万1千個(20フィートコンテナ換算値)。リーマン・ショック以降の落ち込みが続くが、国内3航路(週6便)、中国や韓国、台湾を結ぶ海外5航路(週5便)のコンテナ船が利用している。

 2万トン弱の船舶が接岸する長さ370メートル、水深10メートルの2バースなどを備え、上屋2棟や冷凍コンテナヤード、洗浄場なども整備。県はクレーン増設でコンテナターミナル機能のさらなる向上ができると期待している。

 岩国港は重要港湾としてコンテナ船向けの新港埠頭のほか、ばら積み船向けの装束、室の木の両埠頭を持つ。総合的な港湾の物流機能を高めるため、国は20年度の全通を目標に3埠頭を結ぶ臨港道路(2・9キロ)の整備も進めている。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/Tn20130913005001.jpg
【写真説明】新港埠頭にある既設のタイヤマウント式水平引き込みクレーン

1201荷主研究者:2013/10/20(日) 11:20:53

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/493173.html
2013年09/21 16:00 北海道新聞
1800社に貨物動向調査 室蘭港研究会、道内発着の物流把握へ

物流動向の把握に向け調査を行うことが報告された室蘭港貨物等輸送研究会の会合

 【室蘭】室蘭港の利用促進を目指す官民組織「室蘭港貨物等輸送研究会」は、崎守埠頭(ふとう)にある貨物専用線路(引き込み線)を活用した海上貨物輸送のニーズなどを探るため、荷主となり得る企業や船会社など全国約1800社に対しアンケートを行う。

 20日に室蘭市役所で開いた会合で報告された。アンケートは水産業者など荷物を発送する企業向け、船会社向けなど4種類。船用よりも小型で小口輸送に向く鉄道コンテナを活用し、1次産品などを輸出する可能性があるかや、主要航路、取扱品目などを記入してもらい、道内発着の物流動向を把握する。

 研究会事務局の市港湾部は「手応えのある企業には直接訪問するなどし、どうすれば室蘭港を利用してもらえるか考えたい」としている。

 研究会は市内の港湾業者や運輸業者、行政機関など13団体で構成。鉄道コンテナによる国際海上輸送や、北海道新幹線の開業をにらみ室蘭港―青森港の鉄道貨物輸送航路開設の可能性を探っている。(吉田隆久)

1202荷主研究者:2013/10/20(日) 11:27:52

http://kumanichi.com/news/local/main/20130928007.shtml
2013年09月28日 熊本日日新聞
大型貨物船が接岸可能に 八代港で完成報告会

国交省や県、企業の職員ら110人が参加してあった供用報告会=八代市

 九州地方整備局は28日、八代港の外港に今春完成した5・5万トン級の大型貨物船が接岸できる水深14メートルの岸壁(280メートル)と泊地(31ヘクタール)の供用報告会を現地で開いた。出席した国交省の梶山弘志副大臣は「八代港は畜産王国九州を支える飼料基地。大型船が入ることで、産業競争力の強化に寄与できるだろう」と述べた。

 14メートル岸壁は3月に完成。同港に入港できる船舶はそれまで3万トン級までだったが、5・5万トン級の大型船が入港可能になり、穀物を中心とした飼料の輸送コスト縮減が見込まれる。

 整備中の14メートル航路(11キロ)を含めた総事業費は140億円(岸壁は50億円)。2007年10月に水深12メートルだった岸壁工事に着手。2018年以降に完成する14メートル航路が整備されるまで、貨物船は潮位を利用して入港する。

 報告会には国交省や県、荷主企業から110人が出席。梶山副大臣が「国交省としても八代港の機能強化に全力で取り組む」、小野泰輔副知事は「14メートル岸壁は八代の悲願。八代港を中心にした県南の発展を実現できる」などとあいさつした。

 八代港は穀物やチップなど原材料を多く取り扱っており、貿易額521億円は県貿易総額の45%を占める。

 完成から半年後の供用報告会となったことについて、九地整は「出席者の日程調整のため」としている。(樋口琢郎)

1203荷主研究者:2013/10/20(日) 12:08:20
>>1199
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131001t32003.htm
2013年10月01日火曜日 河北新報
国際コンテナ航路再開 震災後初、第1便が入港 大船渡港

大船渡港の国際貨物航路再開第1便にコンテナが積み込まれた

 東日本大震災で休止した大船渡港(岩手県大船渡市)の国際コンテナ定期航路が再開し、第1便が30日、入港した。週1便で、京浜港(東京)を経由し北米や欧州と結ばれる。

 第1便は貨物船「清浜丸」(499トン)。28日の入港予定が台風20号の影響で遅れていた。清浜丸は空のコンテナ8個を下ろした後、内陸部から届いた機械類が入ったコンテナ2個を積み込んで出港した。

 コンテナは京浜港で大型船に積み替えられ、北米に運ばれる。統計上は国際貨物になる。

 荷揚げ岸壁周辺では今後、市や水産加工業組合が2000平方メートルの倉庫や冷凍施設などの整備を進める。

 大船渡港の国際航路は2007年、韓国・釜山との直通便が隔週で開設された。廃プラスチックや冷凍魚介類を運び、釜山からは飼料や鉄粉などを輸入。10年度は約1760TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)の取扱量があった。

 大船渡港は津波で岸壁や荷揚げクレーンが被災。民間企業でつくる大船渡国際港湾ターミナル協同組合が、国のグループ化補助金を活用して12年11月に復旧した。

 協同組合の宮沢信平理事長は「待ちに待った船が入って安心した。休止している間に仙台や秋田に移った客を取り戻すのが課題だ」と話した。

1204荷主研究者:2013/10/20(日) 12:45:25

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_137946514204.html
2013年09月18日 09:42 大分合同新聞
対策待ったなし 老朽化進む港湾施設

 港湾施設の老朽化が進む中、大分県は施設の維持管理計画の策定を進めている。3日には大分市一の洲の大分港鶴崎地区で整備から50年が経過した岸壁のコンクリート舗装が陥没し、作業中のクレーン車が貨物船に倒れかかる事故が起きたばかり。「安全性が不安視されると経済活動にも影響しかねない」と、2014年度末までの策定を目指し、作業を急いでいる。

 県が管理する港湾施設は岸壁や防波堤、埠頭(ふとう)用地など計2499施設に上る。県によると、このうち台帳で1629施設の整備年度が確認できる。供用期間が50年を超えているのは約5%だが、30年後には70%に達する。大分市が新産業都市に指定された1964年ごろから整備された施設が多いためだ。

 一般的に公共土木施設の耐用年数は50年といわれ「港湾機能の維持を図るには多額な予算が必要で、長期的な計画が欠かせない」と県港湾課。各施設の点検、診断を進め、形態に応じて施設ごとや各港の地区ごとに計画を取りまとめる方針としている。

 2012年に県内の港で取り扱った貨物量は1億1517万8千トン。渡辺武県港湾課長は「港湾施設は人の移動や物流に不可欠で、安全性を確保するのが急務。利用度、重要度に応じてどの程度の補修、改良が必要なのか検討する」と話している。

<メモ> 県管理の港湾施設は▽水域施設(航路や泊地など)202▽係留施設(岸壁や船揚場など)427▽外郭施設(防波堤や護岸など)1266▽臨港交通施設(臨港道路や駐車場など)263▽埠頭用地170▽その他の施設(可動橋や倉庫など)171。

1205荷主研究者:2013/10/20(日) 13:21:41

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2013/09/03-12718.html
2013年09月03日 化学工業日報
世界が注目する北極海航路の開発

 北極海航路がにわかに注目を集めている。欧州と日本を結ぶルートとしては、スエズ運河経由に比べて距離が3分の2に短縮され、運航日数や燃料が大きく削減できることが最大の要因だ。日本は北極海沿岸国で構成する北極評議会の常任オブザーバーとなり、政府としての態勢整備も進みつつある。中東情勢の不透明感が強まる中で、物流の新しいオプション確保を急ぐ必要がある。

 北極海航路には、ユーラシア大陸北部のロシア沿岸を通る「北東航路」と、北米大陸北部のカナダ沿岸を通る「北西航路」がある。いま、注目されているのは北西航路だ。

 北極海航路はこれまで海氷におおわれて商業航海は難しかったが、地球温暖化の影響などで海氷面積が減少、夏場は砕氷船の支援で船舶の航行が可能になった。今年はすでにLNG(液化天然ガス)タンカーなど400隻が運航している。

 米国家情報会議(NIC)は、昨年末公表した「世界潮流2030」のなかで、2030年には北極海が年間110日は安定した航行ルートとなり、加えて45日が航行可能との見方を示している。

 北極海航路が注目されるのは、航海距離の短縮だけではない。北極圏には世界で未発掘石油の約10%、天然ガスのほぼ30%が眠っていると推測され、資源開発面での注目度も高い。

 今年5月、北極協議会(沿岸8カ国がメンバー)は、日本、韓国、中国、インド、イタリア、シンガポールの6カ国をオブザーバーに加えることを決めた。日本は「臨時」から「常任」に昇格している。

 こうした中で、活発な動きを示しているのが中国である。今年4月、中国はメンバー国のアイスランドと自由貿易協定(FTA)を結び、北極海航路や資源などの利用を新しい「海洋権益」に位置付けているようだ。韓国も航路開発に意欲的とされ、すでに運航実績を増やしつつあるという。

 ロシア運輸省は、20年には北極海航路の年間輸送量は3000万トンに膨らむという試算を明らかにするとともに、その半分は鉱物などの資源を占めると指摘している。

 「世界の物流革命」の呼び水となる可能性が高い北極海航路だが、軍事利用での各国の思惑の違いや航路インフラの整備など問題点もある。

 国際海事機関(IMO)は先ごろ、注目が集まる北極海航路について海洋汚染防止を含む安全な航行のための国際的なルール作りを急ぐ考えを示している。日本も商業利用を前向きにとらえる一方で、ルール策定への関与を強める必要がある。

1206荷主研究者:2013/10/20(日) 13:30:00

http://www.tomamin.co.jp/2013094569
2013年 9/9 苫小牧民報
苫小牧西港に耐震岸壁 完成しRORO船接岸

苫小牧港・西港西埠頭に完成した耐震強化岸壁

 苫小牧港・西港西埠頭(ふとう)に耐震強化岸壁(全長220メートル、水深9メートル)が完成し、9日からRORO船(フェリー型貨物船)の利用が始まった。大地震が発生した場合、緊急物資の輸送拠点となる。岸壁背後のスペースも広がり、貨物の積み下ろしをするトレーラーが楽に移動できるようになった。

 苫小牧港の耐震強化岸壁は東港の国際コンテナターミナルに続き2カ所目で、西港に整備されたのは初めて。

 西埠頭岸壁は660メートル。RORO船が週14便前後接岸するが、完成から40年以上が経過し老朽化が著しかった。このため室蘭開発建設部苫小牧港湾事務所が2011年度から、北側の220メートルを耐震化する工事を始めていた。

 岸壁背後の公共倉庫4棟を解体し、荷役場所の幅を工事前の15メートルから25メートルに拡大。このためシャシーをけん引するトレーラーが安全に旋回できるようになり、荷役が効率化された。

 9日朝、フジトランスコーポレーション(名古屋市)のRORO船「蓉翔丸」(1万4790トン)が接岸し、シャシーや自動車を陸揚げした。西埠頭で荷役を請け負う苫小牧栗林運輸は「トレーラーが安全に動けるようになった。残りの岸壁も早く完成してほしい」と話していた。

 今後、耐震強化岸壁に隣接した岸壁の工事も本格化する。全ての工事は17年度までに終わる予定だ。総事業費は94億円。室蘭開建と苫小牧港管理組合は15日、関係者を招き記念式典を開催する。

1210荷主研究者:2013/10/27(日) 13:11:19

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20131017301.htm
2013年10月17日03時39分 北國新聞
釜山経由で小口貨物 富山新港から世界35カ国、日本通運が輸送開始へ

 日本通運(東京)富山支店は24日、富山新港(射水市)から韓国・釜山港経由で世界35カ国66港へ小口貨物を運ぶサービスを開始する。「富山の製品を富山から送る」ことの利便性などをアピールし、「乗り換え」需要を掘り起こす。

 運行は週1便で、木曜に富山を出港、日曜に釜山に入港する。釜山では現地法人の韓国日通が貨物を仕分けし直して、目的地へ発送する。発送先はアジア、欧州、中南米、アフリカ、オセアニアをカバー。富山での荷物受け付けは火曜に締め切る。月間取扱量48トンを目指す。

 富山県内から海外へ小口貨物を送る場合、現在は名古屋港や神戸港を利用するのが一般的。富山発の新サービスでは、料金が太平洋側の港を利用するより2、3割安くなるという。

 集荷から受け渡しまで一貫輸送する確実性もPRする。日通の国際的な物流網を生かし、釜山からのスケジュール管理を行ったり、追跡情報を提供したりもするという。

 日通は今月、金沢、新潟、苫小牧、石狩の各港でも同様のサービスを開始。日本海から世界への輸送ネットワーク構築を進めている。

1211荷主研究者:2013/10/27(日) 13:12:24

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201310/0006425515.shtml
2013/10/17 11:05 神戸新聞
神戸港 1〜6月コンテナ取扱量 前年比で微減

 神戸市は16日、今年1〜6月の神戸港のコンテナ取扱量(速報値)が、前年同期比0・9%減の126万8千個(20フィート換算)だったと発表した。上半期としては2年連続で前年実績を下回った。

 地域別では、主力の中国向けが2・9%減、北米向けも5・1%減少した。景気低迷が続く欧州向けも10・9%減った。一方、韓国向けが15%増と好調だったほか、東南アジア向けも取扱量を伸ばしたが、全体の落ち込みを補えなかった。

 国や神戸市はアジアのハブ港を目指す政策を打ち出すが、まだ結果には結びついていない。(高見雄樹)

1212荷主研究者:2013/11/01(金) 00:10:19

http://kumanichi.com/news/local/main/20131022002.shtml
2013年10月22日 熊本日日新聞
八代外港に大型ガントリークレーン 県が新設へ

県が大型ガントリークレーンの整備方針を決めた八代外港=八代市(小野宏明)

 県が八代市の八代外港に「フルガントリー」と呼ばれるコンテナ積み降ろし用の大型クレーン1基を整備する方針を決めたことが21日、分かった。コンテナ取扱量が3年連続で増加。6月以降に韓国や中国とを結ぶ国際定期コンテナ航路の開設が相次ぎ、過去最多の週5便体制となったこともあり、物流機能の強化が必要と判断した。

 他港のケースから、整備費は約10億円、整備期間は4年程度かかるとみられ、早ければ2017年度中にも完成する。港湾整備事業特別会計で県債を発行して整備費を調達し、使用料で償還することになる。12月補正予算に、設置に向けた調査費を計上する方向で調整している。

 現在、同港には全長約61メートルの小型ガントリー1基が稼働中。コンテナを8列3段(20フィート換算)まで積み降ろしでき、最大で300個を積む船に対応する。

 整備する大型ガントリーの詳細は今後詰めるが、熊本港に昨年設置した全長約76メートルと同サイズならば、13列4段まで積み降ろし能力が向上。最大5倍の1500個を積む大型船に対応でき、地元関係者は輸送時間や経費の大幅な縮減につながると期待している。

 既存ガントリーの故障などの場合のバックアップ機能も果たす。

 博多港、北九州港をはじめ、大分港や細島港(宮崎県)、志布志港(鹿児島県)など九州の主な港湾には既にクレーンが2基以上設置されている。(亀井宏二)

1213荷主研究者:2013/11/01(金) 00:20:45

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013102512141422/
2013/10/25 12:20 山陽新聞
水島港の新国際航路31日開設 中国、フィリピン結び週1便

 岡山県は25日、水島港(倉敷市)と中国、フィリピンを結ぶ週1便の国際定期コンテナ航路が31日に開設されると発表した。同港の国際定期コンテナ航路は韓国、ベトナム、台湾を合わせた5カ国・地域との16航路(週17便)になる。

 中国の海運会社が20フィートコンテナを最大906個積める船を運航する。毎週火曜にフィリピンの首都マニラを出発し、上海、大阪、神戸を経て翌週木曜に玉島ハーバーアイランドの水島港国際コンテナターミナルに入港。高松、上海経由でマニラに戻る。

 県港湾課によると、フィリピン、中国からは生活雑貨などを輸入。水島港からの輸出品は海運会社が明らかにしていないという。

1214荷主研究者:2013/11/10(日) 14:58:10

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201310/0006440379.shtml
2013/10/23 06:30 神戸新聞
神戸港コンテナターミナル 使用料5%引き下げ

神戸港埠頭のコンテナターミナル。一部で使用料の減額を決めた=神戸港

 神戸港の外国貿易用コンテナターミナルを保有する神戸市の外郭団体、神戸港埠頭(ふとう)(神戸市中央区)が、外国貿易用ターミナルの使用料引き下げに踏み切った。減額幅は5%。船会社の負担を少しでも軽減することで、アジア各港に奪われている貨物を取り戻したい考えだ。使用料の値下げは、今回で3回目となる。(高見雄樹)

 対象になるのは、ポートアイランド2期と六甲アイランドにある計4カ所の大規模ターミナル。運営する船会社が支払う年間使用料は約2億円分、減ることなる。

 韓国・釜山港などアジアの港湾との競争激化から神戸港埠頭は2001年度に30%引き下げた。国の国際コンテナ戦略港湾政策に合わせ、11年度にはさらに10%を減額した。

 今回はこれに次ぐ値下げ。株式会社化に伴う減価償却費の負担増などで11年度決算から2期連続で純損失を計上したが、本年度は6億円の経常利益を予想。同社は「これを引き下げの原資にする」としている。

 ただ、世界的な荷動きや原油価格など物流コストの変動は大きい。今回の減額が価格競争力アップにつながるかは不透明だ。

 同社は神戸市の外郭団体。ターミナル用地やガントリークレーンを持ち、船会社や倉庫業者などに貸している。

1215荷主研究者:2013/11/17(日) 11:35:11

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/499845.html
2013年10/24 11:07 北海道新聞
道内初の国際定期RORO船、あす就航 小樽―ウラジオストク間

 【小樽】小樽からロシア・ウラジオストクに中古車などを運ぶ国際定期RORO(ローロー)船(フェリー型貨物船)が、25日に就航する。開発局によると、道内で国際定期RORO船が就航するのは初めて。

 航路を開設するのは富山とウラジオストクとの間で不定期のRORO船を運航する富山市の船舶代理店「あけぼの」で、ロシアの船会社が所有する約5千トンの船を使用する。あけぼのの委託を受け、日本通運小樽支店が小樽港で通関手続きなど船舶代理店業務を行う。

 同支店によると、札幌圏の中古車市場は流通している台数が多く、日本の中古車への需要が高いロシアにも近いことから、定期航路の開設を決めた。船は隔週金曜日の朝に小樽港に入港し、中古車を最大150台積んで、その日のうちにウラジオストクに向かう。積載に余裕があれば富山にも寄る。<北海道新聞10月24日朝刊掲載>

1216荷主研究者:2013/11/17(日) 13:32:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131105t22005.htm
2013年11月05日火曜日 河北新報
コンテナ量増加任せて ガントリークレーン更新 八戸港

台船から慎重に陸揚げされる新1号機

 青森県が八戸港(青森県八戸市)に設置しているコンテナ積み降ろし用ガントリークレーン1基が更新されることになり、4日、現地で新しいクレーンの陸揚げ作業が行われた。

 新しいクレーンは高さ72メートル、幅80メートルで、重さ737トン。大分港(大分市)の三井造船工場で造られ、台船で約1週間かけて八戸港に運んだ。

 八戸港のコンテナ埠頭(ふとう)には県設置のガントリークレーンが2基あり、東日本大震災では浸水被害により、2基とも一時、使用不能になった。今回更新されるのは1974年に製造され、神戸港(神戸市)から94年に八戸港に移設された1号機で、震災前から故障がちだったという。

 県八戸港管理所の平山千代和所長は「1基にトラブルがあってもバックアップでき、取扱量の増加にも対応できる。八戸港の利用促進につなげたい」と期待する。試運転や検査を経て、12月中旬にも稼働を始める。

1217荷主研究者:2013/11/17(日) 13:34:10

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013110821434815/
2013/11/8 21:52 山陽新聞
水島港の耐震岸壁と埠頭完成 国際コンテナターミナルに

3基目となる県のガントリークレーン

 水島港・玉島ハーバーアイランドの国際コンテナターミナル(倉敷市玉島乙島)で、耐震化した水深12メートル岸壁と、コンテナの保管場所となる埠頭(ふとう)の整備が完了。10日に現地で使用開始式典を開く。

 同ターミナルの南部分に、3万トン級の大型船が接岸できる水深12メートルの耐震強化岸壁(長さ240メートル)と停泊地を国が、埠頭(4ヘクタール)を岡山県が整備した。県は、コンテナを運ぶガントリークレーンを7月に設置しており、一体的に使用できる。総事業費は72億5千万円。

 新設のクレーンは従来の約2倍(最大80トン)の貨物をつり上げることが可能。航路は水深10メートルなので、実際には1万2千トン級までしか接岸できないが、国土交通省宇野港湾事務所は「3岸壁体制により、輸送効率は格段に高まる。震災後の物流機能も確保でき、地域の災害対応力が強化される」としている。

 国は、2017年度の完成を目指し、水深12メートルの航路しゅんせつを計画している。

 同ターミナルは02年3月に完成。水深10メートル岸壁(長さ170メートル)が二つとクレーン2基で運営してきたが、貨物取扱量の増加とともに手狭になり、08年度から拡張工事を進めていた。

1218とはずがたり:2013/11/25(月) 16:18:45

パナマ運河拡張、LNG貿易地図塗り替える−対日輸出加速へ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MVRLY56JIJXV01.html?cmpid=yjp

  11月5日(ブルームバーグ):拡張したパナマ運河が2015年に開通すると、同運河を利用して年間計1200万トンの液化天然ガス(LNG)の運搬が可能になる見通しだ。拡張工事は07年に着工され総事業費は52億5000万ドル(現在のレートで約5200億円)。
運河当局によると、水路の全長は48マイル(約77キロメートル)でLNGタンカーは年間350回通航する見込み。米国からアジアへの運航コストは長い航程に比べ24%減少すると予想されている。フェーンリー・コンサルタンツによれば、通航する船舶の半分が貨物を積載していると仮定して試算した1200万トンは、12年の世界のLNG貿易量の約5%に当たる。
モルガン・スタンレーによると、シェール層からの天然ガス生産が増えている米国は、拡張されたパナマ運河の最大の利用国になる見込み。米国は20年までに世界第3位のLNG輸出国になるとみられている。米国のエネルギー自給率は過去27年間で最高の86%。パナマ運河を通じ、日本へのLNG輸出が加速しそうだ。
フェーンリーのアナリスト、スベレ・ビョルン・スベニング氏は「アジアの市場は巨大だ。大生産地の米国とパナマ運河によって、アジアへの輸出が容易となり、市場へのLNG供給コストが削減される。こんなことが起きるとは想像していなかった」と述べた。
原題:Panama Canal’s LNG Surprise to Redefine Trade in Fuel:Freight(抜粋)

更新日時: 2013/11/05 11:28 JST

1219荷主研究者:2013/12/01(日) 00:52:03

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20131113/CK2013111302000014.html
2013年11月13日 中日新聞
鞠山南CFSが完工 県が建設、供用開始

供用を始めたコンテナ貨物の荷さばき施設「敦賀港鞠山南コンテナ・フレート・ステーション」=敦賀市の敦賀港鞠山南地区多目的国際ターミナルで

 敦賀市の敦賀港鞠山南地区多目的国際ターミナル内に県が建設したコンテナ貨物の荷さばき施設「鞠山南コンテナ・フレート・ステーション(CFS)」の完工式が十二日、現地であり、供用が開始された。

 敦賀港のコンテナ貨物取扱数は昨年まで三年連続で過去最高を更新。コンテナ貨物の増加と時間短縮に向け、県が三月から約五億円をかけ建設してきた。

 敦賀市川崎・松栄地区で二〇〇二年から使ってきた市のCFS約千七百五十平方メートルは手狭になっていた。

初のコンテナ貨物の荷さばきを見学する敦賀港関係者ら=敦賀市の敦賀港鞠山南コンテナ・フレート・ステーションで

 新しい施設は、鉄骨高床式平屋約二千六百平方メートル。コンテナ一本に満たない小口貨物を他の荷主の物と混載する場合や、荷主がコンテナ以外で港に荷物を持ち込んだ場合に、コンテナへの荷詰めなどに利用する。

 この日は、関係者約九十人が出席。西川一誠知事は「施設整備によって利便性が向上する」とあいさつ。河瀬一治市長も「ポートセールスでもっと元気な港を造っていきたい」と祝辞を述べた。

 この後、運送業者が初の荷さばきを披露。台湾から韓国・釜山経由で入港したコンテナから、県内企業向けの糸の原材料一トン袋を作業車で運び入れ、拍手に包まれた。

 (増井のぞみ)

1220荷主研究者:2013/12/22(日) 12:59:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131129t52013.htm
2013年11月29日金曜日 河北新報
コンテナクレーン2号機が完成 酒田

酒田港国際ターミナルに完成したコンテナクレーン2号機

 山形県が酒田市の酒田港国際ターミナルに建設するコンテナクレーン2号機が完成し、竣工(しゅんこう)式が28日、現地であった。

 クレーンは高さ74メートル、アーム長65メートルで、1号機より一回り大きい。総工費は6億7000万円。

 酒田港は東日本大震災以降、太平洋側の港湾の代替機能を担い、2011年には過去最高の1万346個(20フィートコンテナ換算)のコンテナ取り扱いがあった。

 県港湾事務所は「2台体制となり、酒田港のさらなる安定稼働と利用増加が期待できる」と話した。

 式典で、細谷知行副知事は「酒田港の利便性向上のため、官民一体となって活動していく」とあいさつした。本間正巳酒田市長らがテープカットし、完成を祝った。

1221荷主研究者:2013/12/22(日) 13:09:15
>>1220
http://yamagata-np.jp/news/201311/29/kj_2013112900687.php
2013年11月29日10:08 山形新聞
酒田港の2基目コンテナクレーン完成 貨物取扱量増へ

2基目のコンテナクレーンが完成し、運用が始まった=酒田市・酒田港

 県が酒田港(酒田市)高砂地区の岸壁に増設作業を進めていた2基目のコンテナクレーンが完成し、28日に運用を開始した。従来の1基から2基体制になったことで港湾機能の信頼性が向上。県はポートセールスを強化し、コンテナ貨物の取扱量アップを目指している。

 2基目は鋼鉄製で高さが最大で約74メートル、重量677トン。クレーン根元の車輪部分に二重の固定用安全装置があり、高圧盤を上部の機械室内に配置するなど、地震と津波対策が強化されている。さらに、2000年設置の1基目と比べて海側に伸びるアームが7.8メートル長く、大型化する対岸貿易船舶への対応が可能。契約額は6億7095万円。

 運用開始に合わせて竣工(しゅんこう)式が行われ、約80人が出席。細谷知行副知事が「酒田港は、さらなる飛躍の環境にあり、利用拡大への取り組みを一層進めたい」とあいさつ。関係者がテープカットし、完成を祝った。

 東日本大震災後、太平洋側の代替機能を担った酒田港は貨物取扱量が増加。2012年度のコンテナ貨物取扱量は8666個(20フィートコンテナ換算)と震災前よりも伸びている。

1222荷主研究者:2013/12/22(日) 13:12:54

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1311280023/
2013年11月28日 神奈川新聞
【動画】国内最大級のコンテナ船「さがみ」が初入港/横浜

横浜港に初入港したコンテナ船「さがみ」=南本牧ふ頭

 横浜港に28日、国内最大級の内航コンテナ船「さがみ」(2446トン)が初入港した。北海道・苫小牧、青森・八戸、宮城・仙台を結ぶ定期航路として就航し、横浜港に貨物を集約。大型化で輸送コストの低減が期待でき、国際貿易港・横浜港の集荷力を強化する取り組みとして注目されている。

【動画】

 さがみは国内最大手の内航船会社、井本商運(神戸市)が運航。今年進水したばかりの新造船で、全長約110メートル、幅約17メートル。20フィートコンテナ換算で約400本を一度に積載できる能力を持つ。

 集められた貨物は、横浜港南本牧ふ頭で国際コンテナ船に載せ替えて欧州などに運ばれる。これまでは運賃コストの安い韓国・釜山港経由で欧米に輸出してきたが、国による港湾強化施策「国際コンテナ戦略港湾」に基づき、横浜港への集荷を促進して釜山経由からの“奪還”を図る狙いがある。就航経路は国土交通省のモデル事業として認定されている。

 この日行われた記念式典で、市港湾局の中島泰雄局長が「さがみの就航は横浜港の新しい時代を切り開くことと期待している」と歓迎した。

 この日、さがみは南本牧ふ頭を出港後、大さん橋にも寄港。客船ターミナルにコンテナ船が着岸するのは珍しいという。

1223荷主研究者:2013/12/28(土) 23:57:29

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20131116000128
2013/11/16 09:49 四国新聞
高松―中国、フィリピン結ぶコンテナ定期便就航

国際定期航路が開設され、高松港に寄港するコンテナ船「ハイフェンリエンジィエ」の船長に花束を手渡す高松ゆめ大使=香川県高松市朝日新町、高松港コンテナターミナル

 中国の海運会社・SITCコンテナラインズは、高松港コンテナターミナル(香川県高松市朝日新町)の国際定期航路として、中国、フィリピンを結ぶ新航路を開設。15日には最初のコンテナ船が寄港し、歓迎セレモニーが開かれた。同港の新航路は6年ぶりの開設で、6便目。

 航路は高松と上海、寧波、マニラ、神戸などの10港を21日間かけて周回。3隻のコンテナ船が就航し、毎週金曜日に1隻が高松港へ寄港する。

 高松港の輸出入取扱量は年々増加傾向にあり、2012年は3万7360TEU(20フィートコンテナに換算した個数)と、国際航路を開設した1997年(1614TEU)の約23倍に拡大した。取扱量のうち約6割が中国、約2割が東南アジアとの取引で、両地域への航路拡充が課題だった。

 今回の開設で上海便が1便から2便に増えるほか、中国内の寄港数も3カ所から6カ所に倍増。フィリピンとの直行便は初めてで、利便性向上が期待できる。

 この日のセレモニーには関係者約40人が参加。浜田知事は「高松港が四国の物流拠点として、より一層発展するよう利用促進に努めたい」とあいさつした。

1224荷主研究者:2014/01/05(日) 15:44:32

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20131220h
2013/12/20 11:04 秋田魁新報
国際コンテナ、7万本突破確実 秋田港、13年取扱量

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/20131220akita01.jpg

 秋田港の国際コンテナの2013年取扱量が、年間7万本に達する見込みとなり、3年連続の過去最高更新が確実になったことが19日、分かった。昨年の約6万4千本から1割程度増える見通し。

 東日本大震災以降、被災した太平洋側港湾の代替機能を担ったことで、他の港湾からの切り替えが進み、取扱量が伸びた。昨年4月の新国際コンテナターミナル運用開始による荷役効率の向上も利用拡大を後押ししている。

 県港湾空港課によると、今年10月末現在のコンテナ取扱本数(20フィート換算、空コンテナ含む)は6万1307本。ここ数年は月間5千本を超えるペースで推移しており、年間で初めて7万本を突破することが確実になった。

1225荷主研究者:2014/01/05(日) 15:46:07

http://www.minyu-net.com/news/news/1220/news5.html
2013年12月20日 福島民友ニュース
特定貨物拠点に小名浜港 全国初、石炭輸送を効率化

 国土交通省は19日、小名浜港を全国初となる石炭の特定貨物輸入拠点港湾に指定した。東京電力広野(広野町)、常磐共同火力勿来(いわき市)両火力発電所の設備増強による石炭の需要増を想定した。指定により、石炭を輸入する事業者の荷さばき施設の固定資産税が軽減されるほか、石炭輸送の効率化によるコスト縮減で利用促進が期待される。

 港湾法改正による新制度。石炭などばら積み貨物輸送の効率化に向け重点整備する全国10カ所の国際バルク戦略港湾の中で小名浜港が唯一、指定を受けた。

 国交省は、小名浜港に水深18メートルの岸壁を持つ東港の整備を進めており、完成すれば積載貨物重量12万トンの大型船が入港できる。これにより、勿来など近隣の火発用を含めて大型の石炭貨物船でいったん、小名浜港に石炭を受け入れ、相馬共同火力新地発電所(新地町)用の石炭を相馬港に運ぶなどの共同輸送でコスト縮減が見込まれる。

1226荷主研究者:2014/01/12(日) 13:52:06

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201312/0006598745.shtml
2013/12/26 08:00 神戸新聞
こしょう輸入量国内首位 神戸港、倉庫充実で

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/b_06598747.jpg
こしょう輸入量の推移

神戸港に輸入されたこしょう。ひく前の皮が付いたものが多い=神戸税関

 神戸港に輸入されるこしょうの量が、2013年は2年ぶりに国内港でトップになる見込みであることが、神戸税関の調査で分かった。消費量は底堅く推移しており、香辛料専業の輸入業者が立地し専用倉庫が充実する神戸港のシェアが高まったとみられる。(高見雄樹)

 こしょうはマレーシアやインドネシアなどから年間8千〜9千トンが輸入されている。こしょうなどの香辛料は香りが強いため、保管には専用倉庫が必要になる。同税関は、神戸には専用施設が充実し、輸入の増加につながっているとみる。

 神戸は横浜とともに中国人やインド人コミュニティーが発達し、以前から輸入量が多かった。横浜港から東京港に専用施設が移るなどしたため、神戸港はここ数年、東京港と激しくトップを争う。10年はシェア27%、11年は26・8%で首位だった。12年は23・8%で2位に落ちたが、今年は10月までの輸入量が1934トンで26・8%と、2位の東京にシェアで4ポイント差をつける。

 輸入大手の小林桂(神戸市中央区)によると、長期的には国内人口の減少に比例して消費量の大きな拡大は見込みにくいが、洋食をはじめエスニック料理など食の多様化が進んでおり、調味料に欠かせないこしょうは底堅い需要がある。担当者は「期待も込めて、このままの消費ペースが維持されれば」と話していた。

1228荷主研究者:2014/01/26(日) 19:17:42

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20140117104.htm
2014年1月17日01時52分 北國新聞
金沢港のコンテナ量10%増 昨年の国際貨物

 金沢港が昨年1年間で取り扱った国際コンテナ貨物量(20フィート換算)が、前年比10・8%増の5万2998個となり、4年連続で過去最多を更新した。アベノミクスによる物流の活性化で、輸出、輸入とも前年を上回った。県外から地元港に輸送ルートを切り替えた荷主企業も目立った。

 貨物量は、輸出が中国向けの繊維機械などが好調で9・8%増の1万5531個。輸入は、中国、東南アジアからの建機部品や合成繊維などが伸び、16・2%増の2万3583個となった。貨物の入っていない「空コンテナ」は3・6%増の1万3884個だった。

 貨物量全体が年間5万個を突破するのは初めて。県は今後も、太平洋側の港を利用する地元企業などに補助制度を使った物流ルートの転換を働き掛け、貨物需要の確保を進めていく。

 県は「アベノミクスによる景気回復や円安が数字を押し上げた。地道なポートセールスを続けて、さらに地元港の活用を広げていきたい」(港湾活用推進室)としている。

1231荷主研究者:2014/02/02(日) 01:18:58

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201401/0006636725.shtml
2014/1/14 20:35 神戸新聞
半球状船首で燃費向上 新コンテナ船建造へ

世界初となる半球状船首コンテナ船の完成予想図(井本商運提供)

 輸出入コンテナの国内海運最大手、井本商運(神戸市中央区)は14日、半球状の船首部分で運航時の空気抵抗を3割減らせる世界初のコンテナ船を2016年1月から、神戸港と東京、横浜港を結ぶ航路に投入すると発表した。内航船としては国内最大のコンテナ540個(20フィート換算)を積め、輸送費の削減が期待される。

 新型船は山口県下関市の旭洋造船が約23億円で建造する。同社によると、半球状船首の船は自動車運搬船にはあるが、コンテナ船では初めて。全長134メートルで、同じ大きさの船に比べて燃費が5%向上する。従来はスクリューや船底の形状などを変えて燃費向上を目指したが、空気抵抗を減らすのは珍しい。

 井本商運は現時点で国内最大の400個を積める「さがみ」を昨年11月、東京、横浜と東北、北海道地方を結ぶ定期航路に就航させた。大型船の相次ぐ投入で輸送量を増やし「コンテナ1個当たりの輸送コストを下げる」(井本隆之社長)という。(高見雄樹)

1232荷主研究者:2014/02/23(日) 18:19:39

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20140201/CK2014020102000005.html
2014年2月1日 中日新聞
敦賀港、4年連続で最高 貿易コンテナ13年貨物量

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/PK2014013102100154_size0.jpg

 敦賀港の外国貿易コンテナ貨物取扱量が、二〇一三年で四年連続の過去最高更新となり、一時の低迷期からの「V字回復」に成功している。定期航路の増便で利便性が高まった上、県の企業側への売り込みも奏功。県外港からの利用転換などにつなげてきた。県企業誘致課は「今後もポートセールスに力を入れたい」と一層の飛躍を目指す。

 同課によると、一三年は、実際に荷が入ったコンテナ貨物取扱量(速報値)で、前年比9・7%増の三万九百七十TEU(一TEU=二十フィートコンテナ一個分)となり、一〇年から過去最高を更新し続けている。

 苦戦を強いられた時期もあった。過去十年の推移を見ると、〇四年には一万二千八十三TEUだったのが、〇七年には、五千五百五十五TEUまで減少した。この間は、アジアとの定期航路が週三便から週二便まで減り、さらに、「リーマン・ショックによる景気低迷もあった」(同課)。その後、微増はしたが〇八、〇九年とも一万TEUを割り込んだ。

 流れが変わったのが一〇年。敦賀市鞠山(まりやま)南地区に、五万トン級の大型貨物船の接岸が可能な多目的国際ターミナルが供用を開始したほか、同課は「韓国とのRORO船の定期航路が開設された」と説明する。通常のコンテナ船より船脚が速く、速達性や定時性に優れるRORO船を武器に、県も企業側に利用を呼び掛けてきた。

 一二年十一月には、一時は途絶えた中国との直通航路も開設。定期航路が週五便にまで増え、実績を押し上げてきた。

 一三年については、企業誘致課は「景気の回復基調も好成績の要因の一つだろう」と分析する。一層の利用増を目指して「地震によるリスクの分散などを太平洋側の企業に訴えたい」としている。

 (桂知之)

1233荷主研究者:2014/02/23(日) 18:49:39

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201402/0006687789.shtml
2014/2/5 19:22 神戸新聞
大東港運がコンテナ拠点 三木の産業団地

 兵庫県企業庁は、三木市の産業団地「ひょうご情報公園都市」の用地2・9ヘクタールを港湾運送の大東港運(東京)に売却した、と発表した。売却額は約9億円。今年12月にコンテナ集積所が稼働する。

 同社は、食品を中心に輸入貨物の通関手続きや陸上運送などの物流業務を代行している。今回、関西で初となるコンテナ拠点を設ける。従業員7人を配置する。「広さや地盤の固さなどが条件と合った」(同社)という。

 隣接地では、同社も取引する会員制ディスカウント店のコストコホールセールジャパン(川崎市)が今春にも西日本の拠点となる大型物流倉庫を稼働させる予定。同産業団地(56ヘクタール)の残る分譲区画は2区画計4・2ヘクタールとなった。(石沢菜々子)

1234荷主研究者:2014/03/09(日) 14:38:34

http://yamagata-np.jp/news/201402/25/kj_2014022500547.php
2014年02月25日12:39 山形新聞
酒田−釜山間、週3便に増便 コンテナ航路、3月中旬から

 県は24日、酒田港と韓国・釜山港を結ぶ定期コンテナ航路が増便され、3月中旬から週3便になると発表した。1995年の国際定期航路開設以来、週3便化は初めて。コンテナ貨物の取扱量は2011年をピークに減少傾向だが、増便で対岸貿易拠点としての存在感がより高まりそうだ。

 新たに運航するのは長錦(チャングム)商船(韓国ソウル)で、3月14日に第1便が寄港する。貨物船の積載能力は20フィートコンテナ換算で338個で、毎週金曜に酒田に寄港する。輸出の場合、所要日数は2日。金曜に酒田を出港し、日曜に積み荷が釜山に到着する直行ルートで運航する。輸入は5日で、釜山から釜山新港、富山新港、直江津(新潟県上越市)を経由して酒田に入る。

 経済成長に伴い中国やロシアは市場としての魅力が高まり、対岸貿易は注目を集めている。大手日用品メーカー花王が酒田工場敷地内に紙おむつ製品の生産ラインを整備。4月以降に本格稼働する。中国、ロシア向け輸出も視野に入れており、長錦商船は酒田港での輸出品の増加が見込まれると判断したもようだ。

 酒田―釜山航路では高麗海運(ソウル)が11年から週2便運航している。うち1便は中国・大連まで延伸されたが、貨物量減少で13年6月に休止。県経済交流課は「新規参入による増便はコスト面も含め、荷主の利便性向上につながるはず」と期待し「増便による活性化を中国便復活や新規航路開設につなげたい」とする。

 酒田港でのコンテナ貨物の取扱量は11年の1万346個がピーク。13年も7797個と高い水準にはあるが、東日本大震災で被災した港湾の復旧に伴い2年続けて減少している。

 酒田港の活性化には利用企業の定着・拡大が欠かせない。県は14年度、2台目となるリーチスタッカー(移動式荷役機械)の導入などで港湾の物流機能を強化。官民一体の“プロスパーポートさかた”ポートセールス協議会では助成制度を拡充するなどし、県内企業を中心に利用促進を図る考えだ。

1235荷主研究者:2014/03/22(土) 00:27:46

http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2014/02/28/new1402280902.htm
2014/02/28 09:13 デーリー東北
八戸港コンテナ取扱量最多 震災前水準に

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/img1402280902.jpg

 八戸港の2013年のコンテナ貨物取扱量(20フィートコンテナ換算)は4万5636本で、過去最高だった10年を206本上回ったことが27日、青森県のまとめで分かった。東日本大震災前の水準に回復した形だが、円安傾向を受けた一部製品の輸出急増や、大型工事に伴う資機材の輸入増など、特殊要因の影響が大きい。八戸市の八戸港湾運送社長で八戸港振興協会の大矢卓会長は「震災前に戻ったにすぎず、この結果を弾みとしてさらに取扱量を増加させる取り組みが必要だ」と指摘している。


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