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海上コンテナ鉄道輸送
1168
:
荷主研究者
:2013/05/19(日) 15:50:40
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/
2013/05/10 11:27 新潟日報
直江津―釜山間に貨物航路開設へ 日本郵船
県は9日、海運大手の日本郵船(東京)が直江津港と韓国・釜山港間に新たな定期コンテナ航路を開設すると発表した。既存の釜山―苫小牧航路の寄港地に直江津を加えるもので、13日に就航する。円安による輸出産業への追い風を背景に、後背地となる長野県などからも集荷し貨物取扱量の増加に取り組む考えだ。
本県と海外を結ぶ同社の航路は新潟―釜山に次いで2本目。積載コンテナ704個(20フィートコンテナ換算)の中規模船を使用する。
月曜に直江津、水曜に釜山と釜山新港、土曜に苫小牧に寄港。直江津―釜山間の輸送日数は輸出が2日、輸入が5日となる。直江津の代理店は直江津海陸運送が務める。
日本郵船は国内外に広がるグループの輸送網を強みに、本県や長野県から化学品や機械の集荷を図る考え。集荷を担当する日本郵政の子会社、NYKコンテナライン(東京)の中村栄作営業本部長は「近くの港を利用することで陸上輸送のコストを削減できる。円安で輸出の可能性が拡大する中、使いやすい航路を提供し、需要を掘り起こしたい」としている。
直江津―釜山間では既に韓国資本の海運会社が計3便を運航し、ロシア・ウラジオストクや中国・大連と結んでいる。日本郵船が航路を開設することで、直江津―釜山間の定期航路は週4便に拡充される。
直江津港は2012年にコンテナ取扱量が過去最高の2万9259個を記録しており、県は新航路でさらに弾みをつけたい考え。県港湾振興課は「荷主の選択肢も広がるのでPRに力を入れ、利用拡大を図りたい」としている。
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