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海上コンテナ鉄道輸送
1150
:
荷主研究者
:2013/03/31(日) 22:55:50
http://kumanichi.com/news/local/main/20130305002.shtml
2013年03月05日 熊本日日新聞
八代〜大連に定期コンテナ船 県内初の中国直行
中国を結ぶ定期コンテナ船が就航予定の八代港=八代市
八代港と中国・大連港を結ぶ国際定期コンテナ船の3月末からの就航に向け、地元関係者が最終調整に入っていることが4日、分かった。県内と中国を直接結ぶ国際定期航路の開設は初めて。南九州における物流拠点としての役割向上が期待される。
運航を計画しているのは、中国・重慶の船会社「民生輪船」。毎週火曜に週1回、八代港に寄港する。中国・大連港から青島港、佐賀県・伊万里港を経由して八代港に入り、帰りは八代港から大連港まで回航せずに結ぶ。
これまで八代港と中国との輸出入は、韓国・釜山港経由のため10日近くかかっていたが、半分以下に短縮されるという。
輸出品目としてスギやヒノキといった原木類や金属などのスクラップ類を想定。輸入品目は、稲わらなどの家畜飼料や肥料などが見込まれているが、現在は口蹄[こうてい]疫問題で日本政府が輸入を禁止しているため、問題の解決後になる。
八代港の国際定期コンテナ船は1999年、釜山港とを結ぶ週3便でスタートした。年間取扱量が約1万6千個(20フィートコンテナ換算)とピークだった2004年の7月、週2便に減便。09〜11年は1万個を割ったが、12年は1万1千個を超え回復傾向にある。
県や八代市は八代港の利用拡大に向け、荷主業者への助成やPR活動を強化している。「民生輪船」と代理店契約を結ぶ松木運輸(八代市)の松木喜一社長は「国際貨物の便数が増え、中国への新規航路が加われば、九州での拠点性は確実に高まる。物流が活発化すれば雇用にもつながる」と話している。(樋口琢郎)
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