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海上コンテナ鉄道輸送
1185
:
荷主研究者
:2013/08/03(土) 10:52:36
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20130720204.htm
2013年7月20日01時15分 北國新聞
定期航路化へ札幌でセミナー 伏木―苫小牧RORO船
伏木−苫小牧港を結ぶRORO船。定期便化へ県は北海道でのセミナーを開催する=昨年8月、伏木港
伏木港と北海道・苫小牧港を結ぶRORO船航路の定期化に向け、県は31日、札幌市内で道内企業を対象にした利用促進セミナーを初めて開く。航路のメリットや行政によるインセンティブ制度などを紹介して伏木−苫小牧航路のPRを図り、北海道からの荷物量の拡大につなげる狙いだ。
RORO船はトレーラーや建機などの車両が直接船に乗り込んで荷役ができる貨物船。伏木−苫小牧航路は2003年に就航し、近年は夏から秋にかけて3、4便が運航されている。北海道からは鋼材などが送られ、富山からは主に肥料が運ばれている。
県は、伏木富山港が11年に国の日本海側拠点港に選定されたことを受け、RORO船の国内定期航路の開設を目指している。不定期の既存航路がある伏木−苫小牧間の荷物量を拡充することで、定期化につなげる。
昨年度、道内企業にRORO船利用に関するアンケート調査を行ったところ、興味があると答えた企業が多かったため、セミナーを企画した。定員は100人だが、すでに定員を超える申し込みが寄せられており、関心の高さを示している。
セミナーでは伏木−苫小牧航路の概要を解説し、伏木富山港の航路情報、太平洋側の物流代替機能や利用に伴う優遇制度などの利点などを発信する。札幌大の千葉博正教授が「地域連携による物流の新たな展開」と題して基調講演する。
県は「北海道の企業に航路の存在を知ってもらう機会とし、新たな貨物の開拓につなげたい」(港湾課)としている。
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