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海上コンテナ鉄道輸送
1153
:
荷主研究者
:2013/04/21(日) 14:35:35
http://yamagata-np.jp/news/201303/29/kj_2013032900884.php
2013年03月29日20:39 山形新聞
酒田港に貨物倉庫の上屋が完成 天井クレーンも設置、関係者の期待高く
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/port/img_2013032900630.jpg
港湾機能の強化と利便性向上を目的に、古湊ふ頭に完成した上屋=酒田市・酒田港 (クリックで拡大表示します)
酒田市の酒田港古湊ふ頭に県が整備を進めていた貨物倉庫の上屋が完成し、29日に現地説明会が開かれた。東日本大震災後に増加した港湾物流への対応で、県の上屋として初めて建物内に天井クレーンを設置したのが特徴。県有としては7棟目の施設で、酒田港3ふ頭全てに上屋が整備されたことになる。来月1日から運用をスタート。貨物取扱量アップや港湾機能強化へ関係者の期待は高い。
古湊ふ頭の上屋は、鉄骨平屋で長さ80メートル、幅25メートル、高さ約12.6メートル。屋内はA、Bの2区画に等分され、床面積は計2千平方メートル。工期は昨年7月〜今年3月で事業費は約3億6千万円。最大20トン吊りの天井クレーンはB区画にある。建物南側全体に幅7メートルのひさしを取り付け、悪天候時の作業効率向上に配慮した。来月1日から製材、缶詰の仮置き場として活用される。
上屋完成・運用に合わせ、県は同港高砂ふ頭にコンテナ荷役機械「リーチスタッカー」を配置した。従来のフォークリフトタイプと比べて前方の視界を確保でき、従来は後進運転だったコンテナ運搬を前進でも行える利点がある。購入費は約5900万円。運用開始は来月1日から。
震災後、東北地方太平洋側の代替機能を担った酒田港の貨物取扱量は増加。2010年の年間約315万2300トンに対し、12年は約354万200トン。コンテナ貨物は同じく5486個(20フィートコンテナ換算)から8666個に伸びている。熊坂俊秀県港湾事務所長は「機能性と信頼性の高い港湾としての強化を図り、地域の発展につなげたい」と話している。
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