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鉄道貨物輸送研究スレッド

1■とはずがたり:2002/11/04(月) 21:56
鉄道貨物輸送研究を通じて不振のJR貨物を応援するスレッド

360荷主研究者:2005/05/16(月) 00:36:42
>>357
【葛生地区の貨物輸送について】
初めまして、こんばんは。荷主研究者と申します。(とはずがたりの弟です)
私も鉄道貨物輸送の研究に着手したのが10年程前でして、残念ながら葛生地区の全盛期の輸送体系についての情報はほとんど持っておりません。
しかし葛生については私も興味を持っており、現地調査を含め纏めていきたいと考えております。
ただ入山さんもご指摘の通り葛生についての資料は非常に少ない印象です。私は社史等の資料を相当集めましたが、葛生地区関係の資料はあまり所有しておりません。
ご存知の資料ばかりかもしれませんが、私の持っているもので、とはずがたりが示した以外の葛生関係の資料は以下の通りです。

・神奈川臨海鉄道30年史 1993年発行 神奈川臨海鉄道株式会社
日本鋼管株式会社扇島工場向け石灰石輸送が昭和54年10月1日に開始された。専用貨物列車は大叶〜水江町1日1往復(16車)、奥多摩〜水江町1日6往復(98車)であった。

・鉄道ピクトリアル 1990年12月臨時増刊号(通巻第537号) 花上嘉成『東武鉄道における貨物輸送の変遷−操車場、側線、専用線の今昔とともに』 葛生地区の配線図あり
・鉄道ピクトリアル 1997年12月臨時増刊号(通巻第647号) 大町雅美『葛生地区を中心とした産業と東武鉄道』 葛生地区の配線図あり
・鉄道ファン 2004年7月号(通巻第519号) 花上嘉成『東武鉄道貨物列車ものがたり3』 輸送の変遷、大叶駅の写真等 

神奈川県立川崎図書館は社史等の資料が非常に充実していますので葛生地区の研究に役立つ資料があるかもしれません。
もし宜しければ入山さんがお持ちの資料等もご教授いただければ幸いです。今後とも宜しくお願い致します。

361荷主研究者:2005/05/22(日) 02:24:15
>>268

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20041229/news033.html
2004/12/29 西日本新聞
佐賀空港の夜間貨物便 「名古屋ルート」新設 輸送機も専用便に

 佐賀県と全日空は二十八日、二〇〇六年一月から佐賀空港―名古屋(中部国際空港)間で、夜間定期貨物便を就航させると発表した。夜間貨物便は現在、全日空が佐賀―羽田間で運行しているが、同社は自動車産業が好調な名古屋でも貨物量が増加するとみて、新ルートを開設する。さらに輸送機も、現在の旅客便より多くの貨物を運べる貨物専用便に変更する。

 同空港は七月から九州で初めて夜間貨物便を就航。現在、東京―佐賀間を一日二往復している。同県によると、貨物は宅配便や電子部品などが中心で、七月の貨物量は発送、到着分を合わせて約四百七十トンだったが、十一月は八百三十トンと約一・七倍に増加。最近は貨物スペースの八、九割が埋まっているという。全日空は今後、貨物量はさらに増えると予測している。

 新たに使う貨物専用便は一機の最大積載量が約四十五トンで、旅客便(約十トン)に比べて搭載できる荷物は四・五倍に増える。このため、同社は現在一日二便の佐賀―東京間の運行を〇六年一月から一便に減らす考え。

 佐賀空港では一九九八年七月の開港から〇三年一月まで名古屋便が就航。当時は県内の自動車関連企業の部品などが積み込まれていたという。

 古川康知事は「佐賀と名古屋の関係がさらに強まると期待している」と語った。

362荷主研究者:2005/05/22(日) 02:39:10

【日通、札幌に新物流センター】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20050204&j=0024&k=200502044017
2005/02/04 08:30 北海道新聞
日通が札幌に新物流センター 同社最大級

 総合物流国内最大手の日本通運(東京)が札幌市白石区流通センター七に同社最大級の総合物流センターを建設し、十一日から稼働を始める。作業効率の向上が狙い。

 昨年四月着工の新札幌物流センター。鉄骨三階建てで約一万九千二百平方メートルの敷地面積に、延べ床面積約二万八千七百平方メートルで最大三十二台のトラック車両が接岸し荷さばきできる。五−一五度の範囲で温度設定できる低温倉庫も備えた。総事業費は約二十五億円。

 同社は札幌市内で約七カ所に物流拠点が分かれ、作業効率が悪かった。既存の物流拠点は順次賃貸借契約を解消し、新物流センターに機能を集約する。

 新物流センターの取り扱い品目は脱脂粉乳やペットフードなどの加工食品が主体で、各食品メーカーの商品を問屋に共同配送することで、物流コストの削減を図る。

363荷主研究者:2005/05/22(日) 03:24:27

http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20050220001.htm
2005年2月20日更新 北國新聞
中部空港開港 小松空港、貨物取り扱いなどで「手ごわい相手」

 17日に開港した中部国際空港(愛知県常滑市)は、輸送人員はもちろん、貨物取扱量は名古屋空港に比べて倍以上の30万トン規模に膨れ上がる。現状では、貨物便はアジアや北米を結ぶ路線が中心。欧州便の小松空港の取扱量には、ただちに影響がないとみられるが、同じ「日本の中心地」を売り物にするだけに、手ごわい相手になりそうだ。

 小松空港の輸出入貨物を扱う北陸国際航空貨物ターミナル社によると、小松の年間国際貨物取扱量は二万トン超。今年度はカーゴルクス航空(ルクセンブルク)の貨物定期便が週四便から五便に増え、二万四千―二万五千トンを予測している。

 輸入はチーズなど食品や繊維製品など、輸出は工作機械や部品など。発送元、送り先とも首都圏の企業が大半で、北陸国際航空貨物ターミナル社は「中部国際空港には欧州向け貨物便がないため、競合はしない。小松の取扱量に変化はない」(角谷征一専務)とみている。

 小松空港で通関業を扱う若松梱包運輸(金沢市)と上田運輸(小松市)も小松経由の物流網は定着しているとみている。

 とはいえ、小松の国際貨物定期便はカーゴルクス社のみ。「いずれ中部に欧州向け貨物便が就航するかもしれない。カーゴルクスが小松を利用し続けるという保証もない」と警戒する関係者もいる。

 一方、中部国際空港には貨物航空会社として世界最大のフェデラルエクスプレスなど十社が就航する。関税がかからない状態で貨物を加工、保管できる総合保税地域にも指定された。

 太平洋側の「日本の中心」を売りものにする中部空港に、日本海側の小松空港がのみ込まれないためには、集荷の努力と欧州以外の便の誘致が求められる。

364荷主研究者:2005/05/22(日) 03:29:08

【日本オイルターミナル、取扱数量が過去最高を更新へ】
●「輸送経済新聞社」'05.2.22更新
http://www.transport.or.jp/butsuryu/yusonews/honbun.html#kiji9
日本オイルターミナル 過去最高を更新へ/今年度取扱量 10%増を見込む

 過去最高を更新へ――。日本オイルターミナル(本社・東京、原幹人社長)は十六日、平成十六年度の取扱数量の予想を発表。前年比二ケタ増と、二年連続で過去最高となる見通しだ。

 今年度上期実績は、七月から、新日本石油の北旭川・西帯広の両油槽所が同社に運営移管し、記録的な猛暑や揮発油需要の大幅な伸びもあったことから、前年同期比六・二%増と好調。

 昨年十〜十二月実績は、暖冬で暖房用燃料油の需要が落ち込み、全国では前年同期比で約二割減。しかし、今年一月は全国的な低温気象が続き前年同月比一〇%増となり、二〜三月も宇都宮や高崎での営業強化による増量が見込まれることから、一〜三月は前年同期比一・八%増を見込んでいる。

 今年度の見込みでは、北海道カンパニー(三営業所)を含めた全国十一営業所全体で九百八十二万五千キロリットルと、前年比一〇・一%増を予想している。

366とはずがたり:2005/06/01(水) 23:46:45
札幌通運:中央通運と持ち株会社設立、経営統合へ−−首都圏の営業強化へ /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050601-00000029-mailo-hok

 貨物運送道内大手の札幌通運(札幌市)は31日、首都圏が地盤の貨物運送会社「中央通運」(東京)と共同持ち株会社を設立し経営統合すると発表した。首都圏での営業力強化が狙いで、鉄道コンテナの集配業務を中心に事業規模の拡大を目指す。
 持ち株会社は「ロジネット・ジャパン」で、10月に札幌市に設置。社長には木村輝美・札幌通運社長が就任し、引き続き札幌証券取引所に上場する。株式の実質的な割り当て比率は札幌通運1に対し中央通運0・45で、統合比率はおおむね札幌通運95%、中央通運5%となる見込み。
 中央通運は鉄道コンテナ輸送では都内で約7割のシェアを持つ。札幌通運は首都圏内での配送で中央通運と取引があり、昨年、中央通運の12・4%の株式を取得し関係を深めていた。
 記者会見した木村社長は「道内需要は依然冷え込んでおり、中央通運の知名度を最大限に生かし、首都圏に活路を見いだしたい」と話した。
[昆野淳]6月1日朝刊(毎日新聞) - 6月1日16時2分更新

367とはずがたり:2005/06/05(日) 03:40:47
レサで運ぼうにも焼津と銚子じゃ近すぎるね〜。でも焼津港―東京市場で運転とか出来ないかな(←妄想)
長崎・下関はもう10位に載りもしないんだな。。松浦が挙がってるけど西有田からクールコンテナで・・。
枕崎も川内or鹿児島から発送出来そうなものだが,稚内はどうなんだろう。いっちょ1往復設定してみては?(他にも積み荷があると良いんだけど・・。牛乳とかかね?)

魚の水揚げ、焼津が3年連続トップ 2位は銚子
2005年06月03日16時43分
http://www.asahi.com/life/update/0603/008.html

 全国の主要漁港での04年の水揚げ量は、サンマやカツオの不漁が響き、全体で前年を2.9%下回る286万4000トンだった。漁港別トップは3年連続で焼津(静岡県)で、22万6000トンは前年比5.5%減だった。

 農水省が全国約3000漁港のうち、主な203漁港について集計した。「集計対象の水揚げは全国の約7割に当たる」(統計部)という。漁港などの卸売市場で取引された「上場水揚げ量」が集計の対象で、量販店や飲食店が契約漁船から直接買う魚は含まれない。

 焼津の強みは、カツオ、マグロなどの遠洋漁業の拠点で、流通設備も充実している点だ。第2位も3年続けて銚子(千葉県)。上位6港の順位は前年と同じだった。

 水揚げ量は全国的に減少したものの、サンマやスルメイカなどが値上がりしたため、水揚げ金額の合計は前年を3.7%上回る5495億円となった。

    ◇

04年の漁港別水揚げ量(上位10港、単位:1000トン)

順位(前年順位)  漁港名(都道府県)   水揚げ量(前年比:%)

1(1)     焼津(静岡)       226(94.5)
2(2)     銚子(千葉)       201(91.5)
3(3)     釧路(北海道)      158(97.5)
4(4)     八戸(青森)       142(96.1)
5(5)     石巻(宮城)       118(91.5)
6(6)     境 (鳥取)       110(99.6)
7(8)     松浦(長崎)        96(98.4)
8(7)     気仙沼(宮城)       86(81.1)
9(9)     稚内(北海道)       81(125.4)
10(12)   枕崎(鹿児島)       69(110.4)

368入山雅彦:2005/06/09(木) 16:36:06
前略、梅雨の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。この間はご教示大変ありがとうございます 心より感謝いたします。他ではございませんが 国立国会図書館、国立公文書館、川崎市私立図書館他図書館で社史や交通博物館等で鉄道ピクトリアルを初め鉄道雑誌の創刊号から現在にいたる全ての鉄道関係やその他関係会社の社内報等書籍を約15年前から調査しておりますが、東武鉄道、名古屋鉄道の2社の貨物輸送や貨車についての記述は皆無に等しく記載されていても、昭和62年以降で簡潔に記述があるのみでございます。ただ最近葛生地区の貨物輸送の事が僅かですが少し解明されております。その中で大変驚く事実があります、それは東武鉄道の有蓋貨車が上白石駅か名古屋鉄道常滑線の聚楽園駅まで焼成ドロマイトを昭和20年代から昭和58年12月18日までの約32年間定型輸送が存在した事で、それは名鉄と東武の会社をあげての技術交流に発展し旧型車の車体更新と言う形で現れました。東静岡(貨)宮城野(貨)新潟港(貨)高島町(貨)では22年前は毎日のように東武鉄道の貨車を見る事ができたそうです。


私が知っている限りでは、葛生地区の貨物輸送は昭和51年以降全て到着や発送先が例え1車単位であっても全て定型輸送で駅が決まっており、つまり専用貨物であったと元荷主の某石灰会社の社長氏は話しておりました。そしてそれは東北5県、関東全県や北陸3県及び岐阜県を除く中部4県、関西2県で、他の地方へは上白石駅から九州の西八幡駅間のホキ5400型使用の焼成ドロマイト輸送に限定されておりました。例を挙げると葛生駅??(山管信号所?)から炭酸カルシウムが黒石、青森、八戸、気仙沼、古川、石巻埠頭(貨)塩釜埠頭(貨)宮城野(貨)相馬、原ノ町、浪江、泉、大越、福島(タ)、郡山(タ)、会津若松、喜多方、会津坂下、白河、小諸、大屋、上田、篠ノ井(北長野、須坂、信州中野)黒姫、飯山、南松本、辰野、岡谷、茅野、小淵沢、竜王、(都留市)南甲府、東花輪、駒ヶ根、飯田、秩父、所沢、越谷(タ)佐原、八日市場間、砕石が銚子、茂原、業平橋、板橋、佐倉で大叶貨物駅からドロマイトプラスターが神戸港(貨)梅田(貨)、新守山、千種、東静岡(貨)高島町(貨)業平橋、新潟港(貨)宮城野(貨)石巻埠頭、小牛田、生石灰ドロマイトが水江町(貨)、扇町、蘇我、飾磨、上白石駅から肥料が秋田操車場、焼成ドロマイトが聚楽園、刈谷、西八幡、ドロマイトが浜川崎、不定形耐火物が本八戸間の各駅の専用貨物として運行されていました。私の知っている事は以上です。他の品目や他の葛生地区の貨物駅については全く不明です。最後に超レスでどうもすいません。

371荷主研究者:2005/07/11(月) 01:49:22

【日本コパック:幹線輸送を鉄道へシフト】
http://www.gotsu.co.jp/g-eco/g-eco-checknews/0502/21.html
環境:ニュース 2005.2.21
日本コパック、幹線輸送を鉄道輸送へシフト

共同配送や求荷求車サイトの利用など環境にやさしい物流を推進している日本コパックは、濃尾倉庫運輸などと連携して、岐阜/佐賀間でJRコンテナによる輸送を開始した。幹線輸送のモーダルシフトにより、環境負荷軽減のほか10%のコスト削減効果を見込んでいる。

従来、日本コパックの西日本地区の物流センターから佐賀県伊万里市の縫製メーカー向けの納品ではトラック輸送をおこなっていた。当初は内航船の活用を検討したものの、条件にあう便がなかったため鉄道輸送を採用したもの。

372荷主研究者:2005/07/11(月) 01:51:21

【敦賀ターミナル:タンク2基新設】2005年4月5日 化学工業日報 10面
化学品タンク2基新設 敦賀ターミナル 国内外の物流活発化

大日本インキ化学工業(DIC)が主力出資会社となっている敦賀ターミナル(福井県敦賀市、片山勲社長)はこのほど、ステンレス製の化学品タンク2基を新設、運用開始した。1基当たりの容量は1,500キロリットル。日本海側唯一の営業タンクターミナル基地として、最近の国内外の化学品物流の活発化に対応して今回増設に踏み切った。

同社はDIC46%、日本貨物鉄道(JR貨物)27%、三菱商事27%の出資比率で、1997年1月に稼動入りした。福井県敦賀港(金ヶ崎地区)に隣接するJR貨物・敦賀港駅の用地内に1,000−2,500キロリットルの化学品基地7基・容量11,500キロリットルでスタート、その後2000年に2基・3,700キロリットルを増設するなど逐次、拡充してきた。繊維原料を主とした化学品を貯蔵している。

DICは同ターミナルに近い石川県に北陸工場があり、また関西・中京地区の同社工場への原料供給基地として活用する一方、韓国・中国などアジア圏との日本海側における窓口としての役目も負い、またJR貨物の線路が岸壁まで延びていることから、近年CO2削減など環境問題から注目されているモーダルシフトへの対応も容易としている。

今回の2基・3,000キロリットルのタンク建設は、これまで欧州−神戸間だった経路を、欧州から韓国経由とした顧客の物流合理化にともなうもので、敦賀の立地条件に適合したことが背景としてある。これでターミナル全体では11基計18,200キロリットルの規模となる。設計・施工はディックテクノが担当した。

敦賀港は地元北陸地区をはじめ関西・中京地区へのアクセスも良好で、外航では韓国や中国の華北・東北部に近いこと、また内航では北海道との運航効率が良いことからこのところ利用度が高まっている。2月には新たに公共岸壁が完成、3,000トン級船舶が2隻同時に作業が行えるなどインフラ整備も進んでいる。

374荷主研究者:2005/07/18(月) 23:33:41
JR貨物ニュース2005年2月15日号2面に記事あり。

【鳥栖駅にコンテナ基地、久留米駅の機能集約】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050107/morning_news014.html
2005/01/07 西日本新聞
鳥栖駅に鉄道貨物基地 JR計画 06年3月完成予定 久留米駅の機能集約

 JR貨物(東京)が佐賀県鳥栖市のJR鳥栖駅構内に、鉄道貨物の基地となるコンテナターミナルを新設する計画を進めていることが六日、分かった。九州新幹線の駅舎建設で廃止されるJR久留米駅の貨物機能も移転・集約する。今春着工、二〇〇六年三月の完成を目指す。物流拠点として鳥栖を再評価したもので、国鉄時代に九州を代表する操車場があった「鉄道の街」の復活が期待されている。

 ターミナルの予定地は一九八六年に廃止された操車場(約四十二ヘクタール)の北側部分約七ヘクタール。JR貨物の鳥栖駅として、一面一線の荷役用ホームがあるほか、JR九州のレール製造や修理を行う「鳥栖レールセンター」があった。同センターは既に遠賀川駅(福岡県遠賀町)の構内に移転。JR貨物が久留米駅の廃止部分と交換する形で跡地をJR九州から取得する。

 新たに二面三線のホームやトラック用通路、コンテナ置き場などを建設する。一度に荷役が可能な列車は、現在の九両から計五十一両に増え、輸送能力が大きく向上する。JR貨物は関東方面への直通貨物列車の運行も検討する予定。

375荷主研究者:2005/07/18(月) 23:59:18
【カネカ、クラレ、カタログハウスなどモーダルシフト】
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/news2-457.html
貨物輸送 トラックから鉄道や船舶へ
2004/10/14 神戸新聞

 貨物輸送の手段を、トラックから、環境にやさしい鉄道や船舶へと切り替える「モーダルシフト(MS)」が企業に広がってきた。貨物の生産体制から見直す必要があるなど手間が掛かる側面もあるが、環境保全への取り組みが企業評価を左右するようになり、意欲的な企業が増加。トラックの排ガス規制なども普及を加速させている。(経済部・壱田和華子)

 環境への取り組み 企業評価を左右

 JR貨物の神戸貨物ターミナル駅(神戸市)には週二回、鮮やかな朱色のコンテナが運ばれてくる。側面には「わくわくドキドキ。」などの文字が躍る。荷主である通信販売会社のフェリシモが製作費を負担した「デザインコンテナ」だ。

 「笑顔でいっぱい」と読ませるフェリシモのコンテナ。思わず目を引くデザインで企業姿勢をアピールする=神戸市須磨区、神戸貨物ターミナル駅

 消費者に環境重視の姿勢をアピールしようと、三月に導入した。現在四個あり、年内にさらに二個増やす。

 同社は以前からMSに積極的で、輸送手段に占める船と鉄道の割合(MS率)は六月末、56%に達した。

 化学品製造のカネカは三月、高砂工場(高砂市)―東京間の樹脂の輸送を鉄道に切り替えた。合成繊維大手クラレも六月、岡山県の工場から神戸港までの約百キロという短距離の輸出品輸送を、トラックから船に転換。二酸化炭素(CO2)を73%、輸送費を5%削減した。

      ◇

 MSは、京都議定書で批准したCO2削減の国際公約を守るための、いわば「国策」でもある。

 企業側の負担を軽減するため国土交通省は二〇〇二年度、MSに必要な経費の三分の一を助成する制度を作った。これまで八十五社が利用。本年度は三菱電機などが対象となる。

 都市圏で排ガス規制が強まり、昨年九月には大型トラックに速度制限装置の取り付けが義務化されたことも、MSの流れを速めた。

      ◇

 ただ、鉄道や船を利用するには一定量の貨物確保が条件になる。運送を請け負う物流会社にとってコンテナを空で動かすのは効率が悪く、荷主に安定した物量を求める。フェリシモの高いMS推進は、顧客から配達日指定を受け付けない独特の事業スタイルがあったからこそ。指定日受けが当たり前の多くの通販業者には難しい面がある。

 カタログ発送に鉄道を使うカタログハウスも、「配達日指定の急ぎの商品はトラックでないと間に合わない」とこぼす。

 一方、短距離の海上輸送に成功したクラレにも、工場が港に近く、納期に余裕のある輸出品、というMSに有利な環境が整っていた。それでも「集荷日に合わせた生産体制づくりに苦心した」という。

      ◇

 生産体制の見直しや消費者の理解。MS推進には大きな企業努力が欠かせない。それでも、JR貨物姫路貨物駅の〇三年度の取扱量は〇一年度比16・3%増の伸びをみせた。神戸貨物ターミナル駅でも11・3%増。「トラックからの切り替えが多く、景気回復もあって荷動きが活発になっている」(JR貨物)

 全国の物流のMS率は〇一年度で38・6%。近畿運輸局は「本年度は確実に上昇する」と自信を深めている。

<メモ>
 モーダルシフトの効果 貨物1トンを1キロ運ぶ際の二酸化炭素(CO2)排出量は、船がトラックの4分の1、鉄道が8分の1。京都議定書に従い、日本は2010年までに排出量を1990年比で6%減らす目標があり、国交省などが推進を呼び掛けている。

376荷主研究者:2005/07/19(火) 00:00:52

【南松本駅】
http://mytown.asahi.com/nagano/news01.asp?c=5&amp;kiji=1512
企画特集[しなの途中下車]

「物流の主役」復活を夢見て コンテナ車と平野佳孝駅長=松本市で
≪ JR篠ノ井線・南松本駅(松本市)≫

 南松本駅は二つある。ひとつは旅客専用駅、もうひとつはその東隣、約3万6千平方メートルの敷地を持つ貨物専用の駅。みそや飲料水を積んだコンテナ車が一日に6本、石油やセメントのタンク車が37本出入りする。扱う荷物は4210トン。県内に四つある貨物専用駅の中で最大だ。

 68年6月、中南信地域の貨物基地としてつくられた。平野佳孝駅長(55)はこの年に国鉄(当時)に入社、新設の南松本駅に配属された。日本中から駅へ入ってきた貨車を行き先ごとに切り分け、転轍(てつ)機を操作してそれぞれの線路へ送り出す。早朝から明け方まで、わずかの仮眠で働いた。「人々の暮らしを担っている」という気概に満ちた仕事だった。

 風向きが変わったのは75年。国労が打ったスト権ストで8日間、日本中の列車が止まった。平野さんはストに加わりながら、「日本の生活はどうなるんだろう」と不安だったが、ふたを開けてみれば、国鉄を利用する企業は周到にトラックを準備し、物資は普段通り動いた。

 以後、物流の主役は自動車に移り、鉄道が運ぶ荷物は今、全体のわずか4%にまで落ち込んでいる。

 民営化後、JR貨物に移った平野さんの鉄道人生は貨物ひと筋。「トラックに対抗できる列車ダイヤ」を提唱し続け、昨年秋に実現させた。従来より1日縮まり、福岡には直行で2日で着く。トラックに奪われっぱなしだったリンゴや高原野菜を乗せて運んでいる。

 「二酸化炭素を大量に出さず環境にやさしい。乗務員1人で1600トンの荷を引っ張れる。ますます活躍すべき輸送手段です」(伊)

 《メモ》1944(昭和19)年開業。68年、それまで松本駅にあった貨物部門を移転。87年の国鉄民営化で貨物部門はJR貨物の管轄に。年間の貨物扱い量は約160万トン。全国に306ある貨物専用駅の中で8番目の多さ。

(12/14)

377荷主研究者:2005/07/19(火) 00:01:49

【南大町駅】
http://mytown.asahi.com/nagano/news01.asp?c=5&amp;kiji=1425
企画特集[しなの途中下車]

アルミ「国産第1号」工場見つめ70年
駅舎は小さなログハウス風。駅から数十㍍で昭和電工(左奥)の正門に行き当たる=大町市大新田町で
≪ JR大糸線 南大町駅(大町市) ≫

 駅正面に昭和電工信州事業所の敷地が広がる。70年前、ここでアルミニウムの国産化に初めて成功した。工場建屋は、昭和初期の鉄骨の骨組みを残す物も多い。

 事業所内の歴史記念館に保存されている当時ののアルミ塊を見た。文鎮形の表面には、英文表記で「国産第1号 1934年1月12日」の刻印。歳月が本来の輝きを多少失わせてはいるが、ガラス越しに鈍く輝きを放つ姿はどこか誇らしげだ。

 アルミ国産化は、昭和電工の初代社長、森矗昶(のぶてる)が陣頭指揮した。北アルプスを源とする高瀬川の水力発電が工場立地の決め手となったという。構内には「アルミニウム発祥の地」という石碑もある。

 「アルミの話は、地元でさえあまり知られていなくて……」と、案内役の遠山昇・総務グループ副主席は苦笑する。戦後一時中断したが、70年の約4万4200トンをピークに累計約66万5700トンが出荷された。82年に事業所での製造が停止され、製鉄所などの電気溶鉱炉で使う黒鉛電極の生産に主力を移した。近隣から年に数校、見学に来るが、「生徒たちは驚きの声とともに、少し自信を深めたような表情になるんです」。

 原材料の搬入や製品の出荷を担った貨車の引き込み線が十数年前まで、信濃大町駅から延びていた。「通勤時間帯は駅から門まで人並みが切れなかった、と先輩から聞いた」と遠山さん。

 約1キロの引き込み線跡は舗装され、輸送は大型トレーラーに代わった。千人をゆうに超えた従業員は500人を切り、マイカー通勤が主流。国道147号下のトンネルが唯一、引き込み線のなごりとなっている。(英)

《メモ》昭和電工がアルミニウムの国産化に成功した翌年の1935年に開業。かつて最多で2700人を超える従業員数を誇った同社大町工場のために開設されたとされる。無人駅で、普通列車上下各20本が止まるが、市立仁科台中学校と県立大町高校などへの通学客が大半。周辺は郊外型の大型店の進出が相次ぎ、市内の商業の中心が移りつつある。

(9/14)

378荷主研究者:2005/07/19(火) 00:03:55

【鉄道貨物シンポ:キッコーマン、日本製紙、松下電器産業】
http://www.enekan.net/fukyu/2001-02.htm
コスト優先とJR努力不足 「トラック輸送からのシフト困難」

鉄道貨物輸送シンポでメーカー

 鉄道貨物輸送のありかたを探るシンポジウム(全国通運連盟主催)が2月13日、東京都内で開かれた。この日はメーカーの物流担当者が鉄道貨物輸送利用の現状と問題点を述べたが、現状ではトラックから鉄道貨物輸送へシフトするには、数多くの障壁があることが浮き彫りにされた。

 食品メーカーのキッコーマンは現在、物流手段は鉄道6.1%に対し、トラック81.1%で、圧倒的にトラックに依存しているが、当面、70万トンの全物流量のうち8万トン(約11%)を鉄道に切り替えることにしており、将来10万トン(約14%)までは可能とみている。 
 
 一方、鉄道、トラック、海上輸送がほぼ3分の1ずつという日本製紙では、「前近代的な商流(窓口までの配送)が変わらない限り、物流も変わらない。また、JR貨物コンテナは使い勝手が悪い。ただ、再生用の古紙の輸送に関してだけはトラックから鉄道へ移管する可能性がある」と述べた。

 松下電器産業では事業部により14%から15%は鉄道を利用しているが、「鉄道利用はエネルギーの節減、環境保全といった利点はあるものの、コストの削減がカギになる」と指摘。長距離(500㎞以上)、中ロット(14m3コンテナ)なら鉄道利用の対象になるという見方を示した。

 メーカー側は鉄道利用が促進されない理由として、(1)JRコンテナの商品特性がよくわからない(2)コストメリットが出ない(3)事故、天災に遭う確率が高い(4)貨物の追跡ができていない――などを挙げた。トラックから鉄道貨物輸送のシフトに関しては、温暖化対策やJR貨物へのテコ入れなどの観点から、経団連なども取り組もうとしているが、メーカー側のコスト優先とJR貨物の企業努力不足が大きなネックになっていることが、改めて確認された。

379荷主研究者:2005/07/19(火) 00:18:38

【梅田貨物駅物語】
http://www.nnn.co.jp/dainichi/kikaku/umedakamotu/index.html
夕映えの鉄路 −梅田貨物駅物語−

 かつて「東は汐留、西は梅田」とうたわれた鉄道貨物の西の拠点・梅田貨物駅。「都心に残る最後の一等地」ともてはやされ、大阪駅の新北ビルがしゅん工する二〇一一年に向けて再開発計画が固まっていく中、約八十年間の歴史に幕を下ろす時が近づいてきた。駅機能は吹田貨物ターミナル(仮称、吹田市)と百済駅(大阪市東住吉区)への分割・移転が決まっている。大阪の物流を支え続けてきた駅で、何がどのように行われているのかはあまり知られていない。駅の役割と横顔をとどめておくべく、駅構内を歩き、業務に打ち込む人たちの姿を追った。

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(14)吉田勝美・JR貨物 梅田駅長 2004/11/01
(13)前中勝・第28代梅田駅長 2004/10/31
(12)中古コンテナ売ります 2004/10/30
(11)大阪鉄道倉庫 小川民雄・総務部長 2004/10/29
(10)日本通運大阪コンテナ支店 杉山準次長 2004/10/28
(9)関西フレートサービス 梅田営業所副所長 井上勉・コンテナ検修係 2004/10/27
(8)日本フレートライナー・山田益央トップリフターオペレーター 2004/10/26
(7)日本通運 平原敏之・フォークリフトオペレーター 2004/10/25
(6)関西フレートサービス 桜木淳夫・入換機関士 2004/10/24
(5)JR貨物 西梅田一番踏切担当 西尾浩克営業主任 2004/10/23
(4)JR貨物 吉田進副駅長 2004/10/22
(3)JR貨物 松本敏夫輸送助役 2004/10/21
(2)関西圏の鉄道貨物拠点概観 2004/10/20
(1)物流支え80年 2004/10/19

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380荷主研究者:2005/07/25(月) 01:04:15

【JR貨物、輸送力増強へ:2005年度事業計画】
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/art-20050314214356-OIKDIAEUCT.nwc
JR貨物が輸送力増強へ、環境問題が追い風
FujiSankei Business i. 2005/3/15

 JR貨物(東京都千代田区)は14日、2005年度事業計画を発表した。ポイントは、輸送力の増強、情報システムの全面稼働、技術と技能の継承や、新たな輸送システムへの取り組みなど。

 京都議定書の発効により環境問題への対応が不可欠で、これに伴う鉄道貨物のニーズは増すと判断し、05年度は機関車26両、コンテナ車100両、コンテナ7000個を新規に導入する。設備投資総額351億円のうち車両への投資は141億円になる。

 05年度のコンテナ輸送量は、過去最高となる2355万トン(前年比5・1%増)。売上高は1695億円(前年比4・1%増)を見込む。利益は、車両の大規模な点検作業があって費用が増すものの、営業外収入や特別利益を計上して当期利益は13億円(前年比62・5%増)を見通す。

 一方、コストダウンに向けた改革では、再雇用で嘱託社員として働く定年退職者の効果的な活用も進める。04年度に30人だった嘱託社員を05年度は100人に増やす。

 また、人材育成面は、05年4月1日に開校する「車両検修教育センター」を活用する。このほか、新しい賃金体系の導入も目指す。これまで55歳を過ぎると7割のレベルに一気に下がる賃金を、50歳ころから次第に減っていく形を検討している。

381とはずがたり:2005/08/02(火) 21:59:57
日産陸送がねぇ。

元日産子会社の「ゼロ」、MBOから4年で上場
http://www.asahi.com/business/update/0802/113.html
2005年08月02日18時45分

 自動車車両輸送のゼロ(本社・横浜市)が2日、東京証券取引所2部に上場した。同社は日産自動車の100%子会社だったが、日産の経営再建策に伴う系列切り離しで01年5月、経営陣が自社株式の買い取り(マネジメント・バイアウト=MBO)を実施。約4年後に上場を果たした。日本でMBOをした会社が上場するのは珍しい。

 旧社名「日産陸送」のゼロはMBO後、中古車輸送などを拡大。売上高の大半を占めていた日産との取引を35%に低下させた。他の運送会社の買収にも積極的で、タイなど今後の市場拡大が見込まれるアジアへの進出も計画している。

 初値は公募価格1700円を上回る2350円で、終値も同額。MBOをしなかったら「(株を売られて)外資系になっていただろう」という岩下世志社長は「上場の感慨はない。体質改善は道半ば。買収を続け、一般貨物にも進出したい」と抱負を語る。

382とはずがたり:2005/08/04(木) 17:08:17
関空も貨物に力を入れたら如何か?

佐川急便系航空会社 地場運送など11社から増資
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000018-nnp-kyu

 新北九州空港(来年三月開港)などに貨物専用機を乗り入れる佐川急便系のギャラクシーエアラインズ(東京)は三日、佐川急便や三井物産など十一社から第三者割当増資を受けると発表した。五日に払い込み、資本金は現在の三億円から五十億円になる。航空貨物の運送会社、九州航空(北九州市)も出資する。
(西日本新聞) - 8月4日2時28分更新

383とはずがたり:2005/08/08(月) 19:57:24
京都駅付近14:50北陸方面レ(松山発金沢行き高速3072?)
出光興産・絶縁油・タンクコンテナ
http://container.pro.tok2.com/htmt/ut11c5036.htm

385荷主研究者:2005/08/13(土) 03:06:01

【速度抑制装置の影響調査、2社が鉄道輸送へ切替】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/f_news.html
○「ロジクロ」 '05.4.4更新
2社が鉄道輸送へ切り替え 速度抑制装置の装着影響調査 九州運輸局

 九州運輸局では、大型貨物自動車(車両総重量8トン以上又は最大積載量5トン以上)の速度抑制装置装着に伴う物流への影響を把握するため、荷主に対して昨年11月から12月にかけて2回目のアンケート調査を実施した。九州各県の製造業、農水産品卸販売等の法人700社に対して郵送による調査を行い、410社から回答があった(回収率:58.6%)。前回調査(平成16年1月)に比べて影響が少なくなっており、2社は鉄道輸送へ切り替えを始めている。

 速度抑制装置の義務化に伴う影響について「非常に影響がある」、「やや影響がある」と回答した荷主は、18.3%で、前回の調査結果である23.7%と比較して5.4ポイント減少している。一方、「あまり影響ない」、「影響ない」と回答した荷主も65.1%で、前回の70.1%より5ポイント減少している。

 具体的な影響については、「輸送にかかる所要時間が長くなった」、「出荷時間が早まった」がそれぞれ60%を超えて、次に「全体の輸送コストが高くなった」の21%であった。

 「非常に影響がある」、「やや影響がある」と回答した荷主の特徴的な対応策としては、「トラック輸送に係る入出荷時間の変更」が57%と大半であった。

 「非常に影響がある」とした業種は、水産物卸・加工業7社、食品製造・加工業6社、非鉄金属製造業3社、縫製業3社、電子部品製造業2社、住宅機器販売1社となっている。

 また、「特に対策はとっていない」とした荷主が21社あるが、近距離配送が中心、小口配送のみとしており、特に問題ないものと思われる。

 鉄道や船舶の利用状況については、「すべてトラックで輸送している」とした荷主は60%と高く、次に「一部、船舶を利用している」が18%、「鉄道も船舶も利用している」が14%と続いている。

 輸送モードを鉄道や船舶へ転換する計画の有無については、「すでに転換を進めており、今後も転換を考えている」が8%、「今後は転換を考えたい」が4%となっている。しかし、「転換することは考えていない」とする荷主が、約半数の45%となっている。

 荷主に対するヒアリングでは、「環境問題には関心がある」とした荷主が散見され、具体的な対策が進められていた。例えば、A社(鹿児島・食肉加工業)は、鉄道コンテナ利用に向け実験をしたところ、荷痛み・運送時間などについてトラックと遜色ないことが分かり、運賃交渉に入っている。B社(佐賀・ベッド製造業)は、鉄道利用でリードタイムや横持ちを含むコストが、トラックと比べ見劣りしないことが分かり、今年2月からウイングコンテナの利用を開始したなど、鉄道利用への転換が進みつつあることが伺えた。

386荷主研究者:2005/08/13(土) 03:06:47
けっこう面白い映像だった。

【全国通運連盟:拡がるレールウェイシフト】
http://www.t-renmei.or.jp/movie/index.html
全国通運連盟

社団法人全国通運連盟は 、国土交通省が行っている「環境負荷の小さい物流体系の構築を目指す実証実験」の事例をまとめたムービー『拡がるレールウェイシフト』を作成いたしました。
・キャノン、日本通運
・大同特殊鋼
・ハウス、ヤマト運輸
・ダイキン工業、センコー

387名無しさん:2005/09/10(土) 19:33:41
保守

388荷主研究者:2005/09/13(火) 00:15:13

【JR貨物:大型コンテナ専用列車運行へ】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050622-00000160-kyodo-bus_all
大型コンテナで顧客奪取 JR貨物、専用列車運行へ

 JR貨物は22日、荷物の積載量が従来の2倍以上の大型コンテナを運ぶ専用列車を、東京−大阪間で運行することを明らかにした。二酸化炭素(CO2)排出量がトラック輸送の8分の1で環境に優しい点を強調、トラックからの顧客奪取を狙う。国土交通省やJR各社などに協力を要請、来年3月から毎日1往復、運行する計画だ。
 計画中の専用列車は「スーパーグリーン・シャトル列車」で、大型の31フィート(9・44メートル)コンテナ2個を1両に積載できる。このコンテナは大型10トントラックの荷台とほぼ同規格で、トラックから鉄道輸送へ容易に移行できる。
(共同通信) - 6月22日17時33分更新

389名無しさん:2005/09/25(日) 02:09:03
横浜港本牧埠頭での鉄道による海上コンテナ輸送計画

神奈川臨海鉄道㈱は海上コンテナの鉄道輸送を図る際、本牧埠頭駅改修により
トラックのショートドレージをなくし、本牧埠頭より直接荷役を行い、
複合一貫輸送を実施する。

とのことがグリーン物流パートナーシップ会議のHPに載っていました。

390名無しさん:2005/12/17(土) 00:16:54
コンテナを見る楽しみが...

JR貨物 「コンテナ荷票」廃止へ
 JR貨物の伊藤直彦社長は14日の定例会見で、「IT―FRENS&TRACE
システム」が今年10月に全面稼働したのに合わせ、2006年(平成18年)1月
10日から「コンテナ荷票」を廃止すると発表した。

391とはずがたり:2005/12/18(日) 20:49:48
[三菱商事] 来春に物流2子会社を統合/商社系物流会社では最大
http://www.e-logit.com/news/20051216x01.php

 三菱商事は来年4月に、100%出資の物流子会社菱光ロジスティクスとエム・シー・トランスインターナショナルを合併し、総合物流会社を設立する。これまで主に国内での展開を図って来た菱光ロジの機能と、国際物流を中心として来たエム・シー・トランスの機能を統合し、市場のグローバル化に対応する総合物流会社として、国内外を問わずさまざまな顧客へ最適な物流ソリューションと質の高いサービスを提供する。
 社名は「三菱商事ロジスティクス株式会社」。資本金は10億1千万円で三菱商事が100%出資。社長には、菱光ロジとエム・シー・トランスの若松紀久雄社長が就任する。
 合併する両社合計の04年度実績は、売上高448億円、経常利益32億円。新会社発足時点の総合商社系物流会社としては最大規模となる。総合商社系物流会社の特性を更に活かして、物流現場での機能の充実を図る一方、金融的手法や情報技術を盛り込み、新しいトータルロジスティクス・ソリューション会社として10年には売上高1千億円、経常利益50億円の事業規模を目指す。
 三菱商事は、ことし3月に日本通運と中国国内全域での物流サービスの共同展開について資本・業務提携を行うことで合意。9月に「日通エム・シー中国投資株式会社」を設立したが、今回の新会社設立は、これに引き続き同社物流事業強化策の第二弾として行う。
 アジア、中国、欧州、米国を広くカバーする国際・国内のシームレスな一貫輸送体制を整備し、情報も含めたきめの細かいサービスにより、サプライ・チェーン・マネジメントなど高度化する顧客のニーズに幅広く対応。「総合商社系物流会社の強みを活かした物流REIT関連事業やICタグ技術を駆使した新しい物流の尖兵として、グローバルでプロアクティブな事業展開を実現する」としている。
2005年12月16日

392とはずがたり:2005/12/19(月) 02:44:28
>>390
情報提供感謝です。
しょっく..ですなぁ。。
足で稼いだ我々の手法が遂に使えなくなってしまいますね・・。

393荷主研究者:2005/12/29(木) 02:08:25

【日通:日韓輸送に2トンコンテナ】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h050705c.html#kiji4
○「ロジクロ」 '05.8.1更新
日韓輸送に2トンコンテナ 一貫輸送サービスを提供 日通

 日本通運は、同社独自の輸送システムである鉄道輸送の「2トンコンテナ」で、下関と韓国・釜山間を運航する関釜フェリーを利用した日韓一貫輸送サービス「SE-L2(シールツー)」の販売を8月1日から開始する。
 2トンコンテナは、鉄道輸送の主流である5トンコンテナと比較して、小ロット化・多頻度化の物流ニーズに対応するために、1989年から運用している日通所有のコンテナ。現在は、全国の主要27都市エリア間のネットワークによるローコストな小口貨物輸送システムとして活用している。
 また、1972年に鉄道輸送(5トンコンテナ輸送)と関釜フェリーを組み合せた日韓一貫輸送サービスを開発。両国の国内および輸出入を5トンコンテナのまま輸送する利便性やコストパフォーマンス、スピードなどの点から、現在に至るまで日韓間の主要な貨物輸送ルートとなっている。
 昨年9月から下関においても2トンコンテナの取扱いを開始したことに伴い、同コンテナも関釜フェリーの輸送に投入する準備を進め、このたび、5トンコンテナと同様の取扱体制が整った。

394荷主研究者:2005/12/29(木) 02:09:42

【東邦薬品:東京タ駅に物流倉庫】
http://www.kentsu.co.jp/tokyo/news/p01516.html
東邦薬品が東京貨物ターミナル駅に2万㎡の物流倉庫建設

■  【品川】医薬品の販売から病院の開業・運営まで医療のトータルサポートを手掛ける東邦薬品(世田谷区代沢5ノ2ノ1)は、日本貨物鉄道(JR貨物)が所有する東京貨物ターミナル駅に延べ約2万平方㍍の物流倉庫を建設する。安井建築設計事務所(東京事務所・千代田区平河町1ノ3ノ14)が設計を担当し、9月の着工を目指して準備を進める。完成は、18年7月を予定している。
 品川区八潮2ノ3にある東京貨物ターミナル駅構内Eブロックの敷地面積1万0100平方㍍をJR貨物から賃借し、鉄骨造4階建て延べ1万9700平方㍍の倉庫を建設する。首都圏と山梨、長野、静岡向けの物流センターとして利用していく予定。駅構内ではJR貨物も大型複合物流施設を建設しており、物流拠点としての開発がより進展する。
 東京貨物ターミナル駅は、昭和48年に、現在の東海道貨物線が開業した時に同時開業した貨物駅。東海道本線・山陽本線・鹿児島本線を中心に日本各地から貨物列車が一日300本以上発着。日本の貨物駅としては最大の面積を持つ。

(建通新聞東京7月7日付4面掲載)

395荷主研究者:2005/12/29(木) 03:34:29

【札幌通運:十勝エリアに新拠点】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h050804y.html#kiji2
●「輸送経済新聞社」 '05.8.30更新
札幌通運 十勝エリアに新拠点/ホーム倍、物量増対応
 道内拠点の整備で、本州からの物量増加に対応――。札幌通運(本社・札幌市、木村輝美社長)は九月十六日、北海道芽室(めむろ)町の「芽室営業所」敷地内に建設を進めている特積みホーム・倉庫棟をしゅん工し、十月一日から業務を開始する。北海道の十勝ブロックをエリアとする特積み拠点として新たにスタートさせ、増加する本州からの到着荷物に対応していく。同時に本州での事業展開も強化する。

 同社は、これまで十勝ブロックを管轄していた十勝支店(北海道帯広市)が老朽化、物量増で手狭となったため、移転による拡大を決定。芽室営業所に特積みホーム・倉庫棟を新築し、十勝支店の機能をすべて移す。総工費は五億五千万円。
 芽室営業所の所在地は、北海道河西郡芽室町東芽室北一線二二ノ七。新築部分の延べ床面積は約五千五百平方メートル。そのうち、特積みホーム棟は二階建てで、約二千二百平方メートル。倉庫棟は平屋建て約三千三百平方メートルとなる。
 特積みホームの面積は約千六百五十平方メートルで、これまでの約二倍に拡張。大型車十五台、中・小型車十八台が同時に接車できる。全天候対応型で、冬季の風雪などから荷物が守られ、積み込みも影響を受けない。
 倉庫棟はスペースの約八割を松下ロジスティクス(本社・大阪府摂津市、河上英二社長)に賃貸。商品の保管、荷役、配送業務を札幌通運が行う。フェリーと鉄道によるコンテナ輸送で、本州―北海道の拠点として利用する予定だ。
 札幌通運の木村社長は、「スペースを広げ、すべての商品に対応できるようにした。当社の運営するターミナルはほとんどが自前。老朽化した施設を順次建て替えている。昔風のターミナルで、雪などが吹きざらしでは、輸送品質に影響する。環境を整えることで作業員の士気を高め、業務向上につなげたい」とする。

大阪以東強化地域完結型も

 同社は現在、本州から北海道への物量増加を図るため、北海道・本州の両方面で体制を構築している。北海道側の「受け皿」整備の一環として、芽室営業所の機能拡張を行った。
 道内最大の消費地・札幌市では平成十四年、市内西部に延べ床面積約一万平方メートルのターミナルを建設。現在、市内東部の既存ターミナルと併用し、消費地・札幌を東西から挟む形で、効率化とコストダウンを可能としている。
 一方、本州では首都圏を中心に、大阪・名古屋・仙台などで展開を強化。大阪以東〜北海道のエリアでネットワークを構築し、トラック輸送業務の拡大を目指している。
 首都圏では十五年、都内三カ所の特積み拠点を東京貨物ターミナル内の物流センターに集約。首都圏―北海道のパイプとするほか、区域便、引越便など地域完結型の業務も拡大している。
 木村社長は、「十月一日からは、中央通運(本社・東京、植田義明社長)との持ち株会社『ロジネットジャパン』として事業を進めていく。通運事業での全国ネットも形成したい」と意欲を示す。(外崎晃彦)

396荷主研究者:2005/12/29(木) 03:40:38

【OLS:潤滑油共配が好調】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h050804y.html#kiji12
●「輸送経済新聞社」 '05.8.30更新
OLS 潤滑油共配が好調/九州はシェア90%超に 荷主の拠点集約し効率化貢献
 潤滑油輸送を行うオー・エル・エス(OLS、本社・東京、原幹人社長)は、石油元売り各社の共同配送に力を入れている。東北・九州地区の計32の物流拠点を、盛岡市・福島県郡山市・福岡県甘木市の3拠点に集約。積載率向上やトラック利用台数を減らし、CO2排出量も年間749トン低減した。

 同社は、平成五年の設立以来、安全と品質の良さをアピールし続け、取り扱い荷物を増やしている。九州をみると、潤滑油物流の九〇%以上を同社が手掛けている。
 成長の原動力には、徹底された安全輸送がある。同社の事故率は〇・〇〇一三%。内山昭紀常勤監査役は「潤滑油物流平均の十分の一以下」という。
 また、二百キログラムのドラム缶も配送するため、トラックはパワーゲート(電動簡易リフト)付きのみを利用し、安全に荷物の積み降ろしを行う。危険品の基礎知識を持ってもらうため、危険品取扱免状乙種第四類の取得も推進。同社の社員とドライバーの大半が取得している。
 さらに、誤配送を防ぐため、トラックの積み込み時には、荷物のチェックをドライバーと社員が二人で行う。配送先では、ドライバーと顧客でチェックを行い、クレームを防ぐ体制をとる。
 内山監査役は「センター立ち上げ当初は大変だったが、経験を積んでチェック時間が早くなっていった」と話す。

実輸送外注し保管業務注力

 倉庫内の保管では、荷崩れ防止のラップを巻いて保管する。ラップの巻き方に工夫があり、十六日の宮城沖地震でも、荷物の被害はゼロだった。
 同社の輸送業務は、物流業者に委託している。「輸送業務をプロの物流業者に任せ、人的資源をセンター業務に特化できたことも、安全、品質を確立できたポイントだった」と内山氏は振り返る。
 輸送業務を委託しているため、勉強会も徹底。ドライバーの研修、物流事業者との安全講習会、元売り各社の商品情報交換などの勉強会をそれぞれ月に一回開催。新商品の情報や、商品の取り扱い注意点、間違いやすい商品の情報などを共有し、誤配送の防止を図っている。
 今年六月には日本物流団体連合会(栗林貞一会長)から物流環境保全活動賞の受賞を受けた。安全だけでなく環境に配慮する輸送を前面に押し出し、九州・東北地区以外にも営業を強化していく。  (川崎 勇)

397とはずがたり:2005/12/29(木) 10:20:00
>>396
日本OTは割と好調・積極経営やねぇ〜。
95㌔走行可能なタキ1000揃えて,竜王や郡山等にも運転を開始(にぬけん情報)だそうで,潤滑油配送や船舶系OTの経営等も含めて頑張っておる。計画通り草津(にぬけん情報)に新基地つくらしゃい。

それに引き替えCTはやっとホムペを作ったものの青息吐息・・。CTを日本飼料ターミナルの二の舞にしては成らないと切に願うのだが。。
【セメントターミナル】
http://www.cement-t.co.jp/

398荷主研究者:2005/12/30(金) 02:14:32

【トップリフター設置52駅】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h050902l.html#kiji4
◎「物流ニッポン新聞社」  '05.9.09更新
トップリフター52駅 大型コンテナ荷役に対応…JR貨物

 日本貨物鉄道(JR貨物)の大型コンテナ荷役機械「トップリフター」の設置駅は、1日から東福山駅(広島県)が本格稼働したことで、全国52駅となった。

 先月には、秋田貨物駅のトップリフターが総重量24トン対応に。この結果、E&S(発着線荷役)方式採用で利便性が向上するとともに 大型コンテナの取り扱いが可能になった。

 さらに、北九州ターミナル駅(福岡県)でも架線下荷役型の総重量24トン対応のトップリフターが稼働。現在も20−40フィートコンテナまで対応できるトップリフターを設備しているが、架線のあるE&Sホームでは取り下ろしできず、大型コンテナを荷役できる列車が限定されていた。

 今月からは東福山駅で本格稼働。総重量20トンまで対応可能なトップリフターで、金沢ターミナル駅(石川県)にあったものを移設した。引き続き、大型コンテナの荷役に対応していく。

 JR貨物では「今回の東福山駅での取り扱い開始によって、20−30フィート級の大型コンテナ取り扱い駅は52駅となった。今後も大型コンテナ輸送ネットワーク充実に向けて駅設備の改良などに積極的に取り組んでいく」としている。

399荷主研究者:2005/12/30(金) 02:16:02

【日本石油輸送:自動車輸送強化に本腰 LNG需要に対応】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h050902y.html#kiji7
●「輸送経済新聞社」 '05.9.13更新
自動車輸送強化に本腰 LNG需要に対応/日本石油輸送の栗本透社長に聞く
 日本石油輸送(本社・東京)は、LNG(液化天然ガス)の自動車輸送を強化している。6月に就任した栗本透社長は、メーンとなる鉄道と、自動車とを効率良く融合させたサービスの提供に本腰を入れる方針だ。石油消費動向が懸念される中で、全国の配送ネットワークを生かした最適なLNG輸送体系の構築に、意気込む。

 ――鉄道輸送が主体というイメージが強い。
 栗本 石油をメーンに化成品、生鮮食品や雑貨などを鉄道輸送してきた。現在、自動車輸送を強化しており、鉄道と自動車を効率よく組み合わせたサービス提供を目指している。
 ――狙いは。
 栗本 石油からの燃料転換が進み、今後確実にLNGの輸送需要が伸びる。自動車での輸送体制を整え、受託を増やしていく。高圧酸素・窒素の分野やラテックス製品など、輸送可能品目が増える利点も大きい。
 ――ここ数年で自動車輸送四社を系列に加えた。
 栗本 自動車のLNG輸送では東京ガスの袖ヶ浦(千葉県)や根岸(神奈川県)の工場に配送。鉄道では平成十二年から長岡〜金沢、苫小牧〜旭川、姫路〜富山間などで受託してきた。
 ――LNG輸送実績が顕著な伸びを示す。
 栗本 昨年十三万トン、今年十八万トン。今後はさらに早いペースで伸びるだろう。LNGを鉄道輸送するのは当社だけ。自動車も当社の保有車両数は全体の約三割。全体の輸送量でかなりのシェアを占めている。
 ――強みは。
 栗本 北海道から九州に拠点を置き、全国に配送ネットワークを持つことも大きな武器になる。顧客のニーズに十分に応えられるのは当社だけと自負している。
 ――取り組みが増収増益という形で表れている。
 栗本 四社を加え約六十億円増収した。前期の連結売上高は三百二十億円。モード別の内訳は、鉄道が五六%、自動車が四四%。今期も営業を強化し、増収増益を目指している。
 ――石油の消費量が減るという見方がある。
 栗本 原油高騰による消費抑制や、代替エネルギーの開発で、石油の輸送量は減るだろう。新日本石油など当社の荷主が、いかに販売シェアを拡大するかが焦点だ。

タンク大型化でコスト削減
 ――物流面で、どうサポートするか。
 栗本 鉄道輸送はタンクの大型化でコストを削減した。自動車では荷主に合わせた二十四時間の配送体制を組んでいる。運賃下げの要請にも応えてきた。荷主の要望には、できる限り応えることが使命だと思っている。
 ――運賃の動向は。
 栗本 自動車は、十年前の平成七年と比較し約四割の下落。燃料費の高騰分をこちらが負担するのは限界だ。社内でできるコスト対策はすべて行い耐えてきた。
 ――燃料高騰の影響は。
 栗本 自動車輸送コストの一割が燃料費。高騰でトータルコストが三%増加した。二%強の経常利益が飛ぶのだから影響は大きい。元売りはサーチャージしてくれるが、石油以外の荷主からは理解を得にくい。
 ――CSR(企業の社会的責任)が叫ばれている。
 栗本 荷主のブランドに傷をつけてはならないと肝に銘じている。CSR遂行に法令順守は絶対だ。全社員に当社の社会的責任や役割への意識を浸透させている。
 ――経営で大切にしていることは。
 栗本 創立以来、「安全」を経営の中核に据え事故削減に努めてきた。引き続き「社会に迷惑をかけない企業」「恥を知る企業」に徹し、発展を目指す。(外崎晃彦)
◆ 栗本 透氏(くりもと・とおる) 昭和18年8月14日生まれ、62歳。東京都出身。41年慶応大学経済学部卒、日本石油輸送入社。平成3年取締役人事部長、7年同横浜支店長、8年常務経営企画室長兼管理本部長、17年6月社長に就任。

401荷主研究者:2005/12/30(金) 02:25:38
>>400

【JR貨物:刈谷施設ORS化】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h050904y.html#kiji11
●「輸送経済新聞社」 '05.9.27更新
JR貨物 刈谷施設ORS化/移転で持ち込み便利に

 日本貨物鉄道(JR貨物、本社・東京、伊藤直彦社長)は七日、愛知県刈谷市の「刈谷コンテナセンター」を移転。機能を拡張し「刈谷オフレールステーション(ORS)」として開業した。

 ORSは貨物駅に持ち込む荷物を一時的に集め、荷さばきする施設。刈谷ORSではコンテナを行き先別に仕分けし、JR貨物の大型トレーラーが名古屋貨物ターミナル駅までピストン輸送する。

 従来の刈谷コンテナセンターは周辺道路が混雑しやすく、交通の便が良い場所(同市小垣江町東高根七ノ一)に移ることで、荷物を持ち込む物流事業者の利便性が向上。荷受けから配送の時間短縮と、輸送の効率化も可能となった。

 施設の総面積は七千四百平方メートル、貨物上屋は千二百平方メートル。同施設に集められる商品の約八割は自動車部品。年間取扱量約二十五万トンを予定している。

 JR貨物のORSは埼玉県の「羽生ORS」に続き二番目の施設。

402荷主研究者:2005/12/30(金) 18:03:14

【2005年 守山:上原成商事タンク取り壊し 膳所:小野田セメント休止】
http://www2.ezbbs.net/cgi/bbs?id=waqui33&amp;dd=40&amp;p=3
4月1日(金)の3170列車と、守山駅の近況 返信 引用
名前:びえろん 日付:4月1日(金) 12時47分
 管理人さん、みなさん、こんにちは。4月1日(金)は朝から大津に行く用事がありましたので、3170列車を近江八幡駅で見ました。8:03の通過です。

機関車 EF66   126 吹田機関区
貨車  ワム80000×26 青ワムは17輌、とび色ワムは9輌でした。

 さて守山駅に隣接しているコスモ石油油槽所でタンクの取り壊しが始まり、これには驚きました。確か2年前の春に鉄道輸送が廃止されましたが、タンクはそのままでした。この冬、いつも灯油を購入しているスタンドにタンクローリー車がたまたま来ていたので運転手と話をしたのですが、四日市から国道1号線で滋賀県各地のスタンドに直接配送しているそうです。

 最近石山に3864列車を見に行っていませんので気がつきませんでしたが、守山油槽所構内にタンクローリー車が以前は何台も駐車していたのが見かけなくなっていました。隣の東レ・ファインケミカルはそのままです。これからどうなるのか注目の守山駅です。

 膳所駅では、小野田セメントのセメントタキ車は見かけませんでした。毎年春、太平洋セメント工場の定期修理が行われますが、最近は平日でも膳所への鉄道輸送がない日もあります。

403荷主研究者:2005/12/30(金) 18:04:35

【2005年 膳所:小野田セメント休止】
http://www2.ezbbs.net/cgi/bbs?id=waqui33&amp;dd=40&amp;p=1
7月14日の3865列車 返信 引用

名前:びえろん 日付:7月14日(木) 11時53分
 管理人さん、みなさん、こんにちは。7月14日(木)の3865列車の編成です。当日も東海道本線・安土〜近江八幡間で見ました。

EF65  1048 JR貨物更新色 新鶴見機関区
コキ106−  99 空車
コキ   50858 空車
タキ   36107 ガソリン専用  日本石油輸送

 火、木、土は山陽本線8865列車への継走があるのですが、こりゃ、がっくりする編成内容です。向日町へのセメント輸送は7月11日(月)の3865列車でも見かけませんでしたが、今週はないのかな?

 もうひとつのセメント輸送と言えば、膳所の太平洋セメント大津サービスステーションがありましたが、この4月より休止しております。その大津サービスステーションで、セメントサイロ1基の天板を吹き抜く事故が最近、発生したそうです。

 7月11日(月)、午後3時半頃、トラックからサイロにセメントを圧送していたところ、空気がたまって爆発したそうです。かなり大きな音がしたようで、近所の住民より110番通報があり、大津警察署からパトカーが出動しました。

 さて前回の話題ですが、3865列車でのセメントタキ車とレールチキ車の組み合わせは、時期によりますが割と見かけます。大抵、セメント7車とレール3車あるいは6車の間に、化成品タンク車が1〜3輌くらいあるのですが。

 セメントタキ車は月〜金、レールチキ車は火、木、土です。

404荷主研究者:2005/12/30(金) 22:39:20

【JR貨物:積合せ貨物実績割れ続く】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h051103l.html#kiji7
◎「物流ニッポン新聞社」  '05.11.25更新
積合せ貨物、実績割れ9か月連続 「不安定要素」排除へ…JR貨物

 特積み業界が鉄道離れ? 日本貨物鉄道(JR貨物)がまとめた輸送実績によると、積合せ貨物の低迷がすっかり定着してしまった。ことしに入ってから前年同月を上回ったのは1月だけで、以降は実績割れの状態が続く。JR貨物関係者は「安全・安定輸送の徹底を第一に輸送品質の向上を図っている」と話しているが、どこまで声は届くのか−−。

 10月のコンテナ貨物輸送実績は前年同月比3.5%増の202万2,000トン。農産物、自動車部品などが比較的好調で、それぞれ11万4,000トン(前年同期比15.2%増)、5万2,000トン(18.2%増)となった。しかし、特積業界の利用実績は2.2%減の22万7,000トンと落ち込んだ。

 7月度はさらに深刻だった。地震、台風、架線事故などが重なり、高速貨物列車314本、車扱専用列車11本が運休を余儀なくされた。この結果、積合せ貨物は11.3%減の19万6,000トン、コンテナ全体では4.4%減の181万トンとなった。

 積合せ貨物が落ち込んだのは2月以降で、既に9か月続いている。大手企業の中には、2005年度上期のコンテナ利用支払い料が前年同期比で4割減少したところもある。「安定的な輸送力が確保されていない」といった理由で、トラック輸送に切り替えたという。

 積合せ貨物は昨年、東京−大阪に「スーパーレールカーゴ」の運行が開始したこともあり、2けた台の伸び率が続いていた。さらに、モーダルシフトの流れの中で、各社が競って鉄道利用に力を入れるなど順調に輸送量を伸ばしてきた。

 特積業界の利用減について、JR貨物では「不安定輸送」を要因に挙げている。伊藤直彦社長は「急ぐ荷物を扱っており、(輸送障害が)不安材料の一つになっているのだと思う。人身事故、機関車故障など不安定要素を取り除くことができるよう努力していく」と話している。

405荷主研究者:2005/12/30(金) 23:03:05

【JR貨物苫小牧駅:コンテナホーム拡大、LNG輸送増で】
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20051203&amp;j=0024&amp;k=200512037877
2005/12/03 08:52 北海道新聞
コンテナホーム拡大 JR貨物苫小牧駅、LNG輸送増で

 【苫小牧】JR貨物(東京)は苫小牧市内で生産する液化天然ガス(LNG)の鉄道輸送の需要増が見込まれることから、JR貨物苫小牧駅の第二コンテナホームを約一・六倍拡張し、八日から供用を開始する。

 第二ホームは従来の約六千平方メートルから、約一万平方メートルに拡大し、ホームの長さも百六十メートル延長し四百四十九メートルにする。二十両編成の貨物列車にも対応できるようになり、災害などで、札幌貨物ターミナルが使用できなくなった場合、苫小牧駅での代行業務が可能となる。

 同市内では石油資源開発(東京)が勇払油ガス田で生産したLNGを、パイプラインや鉄道を通じて出荷。同駅では専用のコンテナを使って、旭川ガスなどに月間約百九十個を輸送している。二○○七年に帯広ガス、○八年には釧路ガスに向けた輸送が始まる予定だ。

407荷主研究者:2005/12/31(土) 12:10:31

【ジャトコ:広島〜静岡間で自動車部品のコンテナ輸送】
http://www.jatco.co.jp/NEWS/2005/051206.html
2005年12月6日
広島〜静岡間での鉄道コンテナを活用した輸送の開始について

自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:石田 繁夫、本社:静岡県富士市、資本金:299億3,530万円)は、この12月から環境保全への取り組みの一環として、当社物流の一部をトラックによる自動車輸送から鉄道によるコンテナ輸送へ切り替え(モーダルシフト)いたしました。
今回、広島地区サプライヤーから静岡地区の当社生産拠点までの約780Kmの距離にわたる変速機の部品輸送を鉄道によるコンテナ輸送に切り替えいたしました。
1日の荷物量は、10トントラック約6台分であり、鉄道貨物では約13コンテナに相当します。
このモーダルシフトにより、従来のトラックによる自動車輸送と比較して、CO2の年間排出量の83.3%(2,730トン)削減を見込んでいます。これは東京ディズニーランド6.8個分の森林が1年間に吸収するCO2の量に相当します。

CO2排出量(年間)
従来のトラックによる自動車輸送 (A) 3,276トン
鉄道によるコンテナ輸送 (B) 546トン
CO2削減量 (A−B) 2,730トン

具体的な輸送方法は、次のとおりです。
  (1)広島地区のサプライヤー(7社)をミルクラン(*)集配
  (2)トラック集配したものを広島貨物駅にて積載率向上のためコンテナに積み合わせ
  (3)コンテナにて鉄道輸送
  (4)富士駅からコンテナをトラックにて中継センターに運搬
  (5)中継センターで納品場所単位に荷物を分割
  (6)トラックにて各納品場所に配送

当社では、環境方針に基づき、地球環境保全に貢献すべく様々な活動をしています。
生産活動においては、環境負荷の低い高効率な工法の開発、省エネルギー・省資源型設備の導入・転換の推進や、物流面での梱包資材の軽量化・リターナブル化や輸送方法の改善などによるC02の削減に取り組んでいます。
また、商品では、特にクルマの燃費性能向上、CO2削減に大きく寄与するCVT(無段変速機)の分野において業界の先駆者的役割を果たしてきました。
現在当社は、小型車用から大型用までのCVTをフルラインナップで提供できる世界唯一のメーカーであり、このフルラインナップにより、環境にやさしいCVTの幅広い車種への適用を可能とし、地球環境保全に貢献しています。
今後も地球環境保全に貢献すべく、継続して取り組んでいきます。

(*) 購入元が取引先を巡回して部品を集める方式。トラック台数を減らすことができ、環境に優しいシステム。かつて牛乳メーカーが順番に牧場を廻って生乳を集めたことからこの名がつけられたといわれている。

以 上

408とはずがたり:2006/01/01(日) 22:52:38

http://hirakui.page.ne.jp/top.html
茨城県の現役の鉄道と廃止になった鉄道
■専用線など記載
日立製作所専用線 日本加工製紙専用線 鹿島臨海鉄道貨物線 友部・内原駅専用側線
川島駅専用線 那珂川貨物線 日立セメント専用線 通産省アルコール専用線

409とはずがたり:2006/01/12(木) 20:00:27
民業圧迫だ!

郵政公社と三越、共同出資で物流会社設立へ (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=12yomiuri20060112ib24&amp;cat=35

 日本郵政公社と三越が、三越の商品の配送を中心に行う物流会社を共同設立する提携交渉を進めていることが12日、分かった。1月中の合意を目指す。

 これまで郵政公社は三越の贈答品の配送を一部引き受けるなどしてきたが、共同出資会社では扱う商品を広げ、商品の荷造りや配送を行う発送代行業務を手がける。

 将来は仕入れ商品の搬入も含め、三越関係の物流業務全般を取り扱うことも視野に入れる。

 郵政公社はすでに大丸などと同様の会社を設立している。

[ 2006年1月12日19時41分 ]

410名無しさん:2006/01/22(日) 23:35:45
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20060122/20060122-00000974-fnn-soci.html

岡山・西岡山駅で運搬中のJR貨物から劇物漏出 中和作業のため周辺が一時警戒区域に

岡山県の西岡山駅で、運搬中のJR貨物から劇物が漏れ出しているのがわかり、中和作業のため、一時、周辺地域が警戒区域に指定された。
現場近くにいた人は「アナウンスで『ガス漏れがあって避難してください』と。怖いです」と話した。
21日午後5時ごろ、岡山市野田のJR貨物駅で、運搬中の貨物タンクから劇物の臭化水素酸が漏れ出しているのを積み荷の点検をしていたJR貨物の社員が発見し、2時間後に消防に通報した。
臭化水素酸は揮発性の液体で、直接触れると肌に炎症を起こすことなどから、消防では、現場から風下の2kmを警戒区域に指定し、有毒ガスなどを処理する特殊部隊を出動させて中和作業を行った。
積み荷は山口・周南市の「東ソー物流株式会社」が管理しているもので、山口県から千葉県に液体の臭化水素酸6,700リットルを運搬している途中だった。

[22日21時17分更新]

416とはずがたり:2006/02/25(土) 12:57:40

硫酸運ぶ線路なんだから枕木が腐るとか勘弁してくれ。

原因はまくら木の腐食/小坂鉄道の脱線横転事故
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060225a

 大館市雪沢の小坂鉄道小坂線で16年11月、濃硫酸を積載した貨物列車(15両編成)が脱線、横転した事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は24日、レールを固定するまくら木が腐っていたため、列車通過の際にレール幅が広がり、脱線、横転したことが原因と報告した。

 前2両が機関車、後ろ13両が濃硫酸専用のタンク車で、硫酸の漏れはなかった。鉄道を運営する小坂製錬小坂製錬所は事故後、全区間の軌道検査、補修を行い、国土交通省東北運輸局に報告した。

(2006/02/25 09:28)

417荷主研究者:2006/02/26(日) 23:15:54

【センコー:バルクコンテナを拡大】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h051203l.html#kiji10
◎「物流ニッポン新聞社」 '05.12.24更新
バルクコンテナを拡大 一貫物流で差別化推進…センコー

 センコーでは、石油化学メーカー向けのバルクコンテナ物流システムを拡大させる。荷主のバルク化ニーズが高まる中で、千葉県市原地区で千葉バルク・ターミナル(千葉県袖ヶ浦市)が稼働。今後、内航コンテナ船サービスを増強し、コンテナ動態管理システムも整備する。コンテナヤードでの保管、荷役、付帯作業のほか陸上、鉄道、海上輸送の中から最適輸送モードを提案する「バルクコンテナ一貫物流システム」で差別化を推し進める。

 石化メーカーでは、バルク輸送方式が注目されている。従来、フレキシブルコンテナや紙袋などの荷姿でトラック輸送が主流だったが、荷物の損傷や異物混入の恐れがあり、荷受け時の人的負担も大きい。一方、バルクコンテナでは、工場で充てん後、外気に触れることなく届けられるので、品質維持や効率化の点からユーザーの導入ニーズが高まっている。

 20フィートで16トン程度積載可能なバルクコンテナは、大口ユーザー向けの輸送に大きなメリットが期待できる。鉄道や海上輸送に適していることは、環境対応を目指すメーカーとユーザーの双方に魅力があるものの、工場内にコンテナを置くスペースのないことがネックになるケースも多かった。

 センコーでは、石化メーカーの集積地である市原地区に他社に先駆け1万6,000平方メートルの工場外コンテナヤードを確保。トップリフター(43トン)1台を導入し、千葉バルク・ターミナルとして営業を開始した。コンテナは2段積みで500個保管可能で、現在、メーカー1社向けにICタグによるコンテナ在庫管理でオペレーションの実績を重ねている。

 今後、市原地区発のバルクコンテナ物流で海運、通運の両部門との連携による全国配送システム構築を急ぐ。とくに、積極的に提案しているのが内航コンテナ船の「海上ラウンド輸送システム」。千葉を出港後、中部、瀬戸内の複数港に寄航、コンテナの積み下ろしを繰り返して千葉に戻る。週2、3便の定期運航により、荷主の小ロット輸送ニーズに応えられるのが特徴。

 外航コンテナ船と同様、複数港でのコンテナ荷役のハンドリング回数を最小限に抑えることがコストや運航精度面で重要になる。このため、コンテナを効率的に積み付ける「コンテナ積載管理システム」を物流業界で初めて開発。さらに、各港で空コンテナの必要個数などを一元的に把握する動態管理システムも整備していく。

 現在、コンテナ36個積みのラウンド専用船1隻とスポット船2隻で対応しているが、来年にはもう1隻増やし、4隻体制とする。新たに導入予定の船はコンテナ積載能力を従来船より高めており、輸送頻度向上との相乗効果で、荷主はさらなる小ロット化による在庫圧縮、在庫キャッシュフロー増大を実現できる。

 第1営業本部ケミカル物流第2営業部では「他社に先行して整備したバルクコンテナターミナルを拠点に、市原地区のバルク物流の先駆者として陸上、鉄道、海上の最適輸送サービスを提供していく。環境対応の観点からモーダルシフトが進められる中、海運部、通運部と連携を強め、売り上げ拡大を図りたい」としている。

418荷主研究者:2006/02/27(月) 00:45:25

【JR貨物:COSCO社と提携】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h060103y.html#kiji11
●「輸送経済新聞社」'06.1.24更新
JR貨物 中国海運大手と提携/日中一貫輸送2月開始

 日本貨物鉄道(JR貨物、本社・東京、伊藤直彦社長)は二月、中国遠洋運輸集団総公司(コスコ、本社・北京、魏家福総裁)と業務提携し、鉄道と海上輸送を組み合わせた日中間の輸送サービスを開始する。  コスコは世界第二位の船舶数を持つ中国最大の海運業者。JR貨物は国際輸送業務を強化することで、国内コンテナ貨物の輸送量増加を狙う。

 取り扱う商品は輸入が家電製品、輸出は自動車部品や電子部品など。コスコが中国各地で集荷し、上海港と北九州市の門司港を週一便往復するコンテナ船で運ぶ。JR貨物は北九州貨物ターミナル駅から全国に発送する。  輸送にかかる時間は計四日。上海―門司港間が三日、北九州(タ)から全国各地に最長約一日で届ける。月間で十二フィートコンテナ百〜百五十個を取り扱う。  コンテナ船は四十フィートコンテナしか対応しないため、十二フィートコンテナ三個をラックでまとめて積み込む。

 JR貨物はこれまで、日本通運(本社・東京、川合正矩社長)や下関海陸運送(同・山口県下関市、米田英治社長)との連携で、日中間の複合輸送を手掛けてきた。業務を進めるなかで、需要のさらなる伸びを見込んでいた。  今後は、中国の鉄道貨物会社との提携で、鉄道―海上―鉄道の複合一貫輸送にサービスを拡大する予定。  伊藤社長は年頭、社員に向けた訓示で、中国との輸送量増加を「今年の注目すべき動向」として挙げており、「外部環境の変化に合わせ、体制を整えていく」と方針を示している。


http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h060103c.html#kiji4
○「ロジクロ」'06.1.23更新
COSCO社と提携 日中間でシー&レール輸送 JR貨物

 JR貨物は、中国最大の海運会社であるCOSCO社(中国遠洋運輸集団総公司)と提携し、2月以降、日本と中国を結ぶSEA&RAIL(シー・アンド・レイル)サービスを開始する。今回のサービスは、中国系企業がフォワーダーとして輸送を行う始めてのケースとなる。

 上海港から門司港(北九州市)まで海上輸送し、北九州貨物ターミナル駅から日本国内へ鉄道輸送する。

 「エアーより安く、コンテナ船より早い」というコンセプトで、12フィートコンテナ(荷重5トン)を利用する小ロットで使いやすい輸送サービスを目指す。当面は、国際海上コンテナ(20・40フィート)での輸送となる。

 主な輸送品目は、輸入が家電製品、アパレル製品などで、輸出は各種部品など。

 本サービスを提供するためにCOSCOグループの子会社である「COSCON JAPAN EXPRESS」が、ことし1月5日付で鉄道・外航海運に係る第2種貨物利用運送事業の許可を取得した。外航海運に係る第2種貨物利用運送事業の許可は、昨年5月に中国系企業に開放されて以来、初めてとなる。

419荷主研究者:2006/02/27(月) 00:59:12

【羽越線運転再開:JR貨物の影響】
2006年1月20日 読売新聞 31面(山形版)
JR貨物運転再開 荷主「まず一安心」

JR羽越線の運転再開で、不通になっていたJR貨物の貨物列車の運転も19日朝から再開した。

一番列車は、18日夕に札幌を出発し、19日午前7時40分ごろに現場を通過した大阪行きのコンテナ列車。貨車1両は約50トン(積載時)と旅客用車両より重いため、「風の影響を受けにくい」(JR貨物)というが、JR東日本にあわせて現場付近では時速45キロで徐行した。

北海道産のタマネギやジャガイモをトレーラーの代行輸送で入荷していた三川町の卸売市場では、近く貨物列車に戻る。代行輸送のコスト上昇分は産地側が負担していたという。北越製紙新潟工場(新潟市)は、羽越線に加えて上越線が雪害で一時不通になり、東北地方への製品を名古屋・東京を迂回して運んだことも。輸送担当者は「もっと早く再開してほしかったが、まずはほっとした」。

一方、花王酒田工場(酒田市)は「(貨物列車は)大雪でいつまた動かなくなるかわからない」として、大阪方面への代替トラック輸送を当面継続する。


http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2006/01/20060120t53032.htm
2006年01月19日木曜日 河北新報(抜粋)

 羽越線は日本海側を走る貨物の大動脈のため、地元企業は運転再開に胸をなで下ろした。

 タンク貨車を使った専用の引き込み線を持つ酒田市の東北東ソー化学や鶴岡市の水沢化学工業は、トラックで代替輸送できない液体塩素などを扱っており事故後、やむなく工場の稼働率を抑えたりした。「損失は1000万円以上になるだろうが、不通が長期化しなくて何よりだった」(東ソー化学)と語った。

 JR貨物新潟支店によると、不通の間、貨物を東北線に迂回(うかい)させたり、トラックで運んだりしたが、「取扱量は通常の7割から8割減」とダメージが大きかった。

421とはずがたり:2006/02/27(月) 20:12:02
>>419
花王!!!二度と製品かわへんど!!
それにしても通常の7〜8割減はひどいなぁ。。。
ちゃんと恢復したんやろか?

422とはずがたり:2006/03/05(日) 13:56:25

荷物・貨物はJRへ♪

超過勤務多い運転手ほど睡眠障害、乗務中に睡魔 
http://www.asahi.com/life/update/0304/010.html
2006年03月04日16時35分

 深夜勤務や長時間労働にさらされている長距離トラック運転手で超過勤務の多い人ほど、夜なかなか寝付けない、夜中に目が覚めるなどの睡眠障害があり、運転中に眠気に襲われていることが、独立行政法人・労働者健康福祉機構の調査でわかった。眠気は重大事故にもつながることから、厚生労働省も06年度にトラック運転手の勤務実態を調べ、労災防止のガイドライン見直しを検討することにしている。

 調査は、同機構の下部組織、岩手産業保健推進センターの研究班(主任研究員・鈴木満岩手医科大助教授)が実施。近年、労働者の居眠りによる事故など睡眠障害と労災との関係が指摘されていることから、その代表例として長距離トラック運転手に注目した。

 04年10月、東北地方から首都圏などへ向かう長距離トラック運転手2054人に質問用紙を配り、回答のあった1377人の結果を分析した。

 トラック運転手については、1日の拘束時間を原則13時間以内とし、運転は9時間以内、連続運転は4時間以内などとする厚労省の基準がある。しかし調査の結果、1カ月の超過勤務時間の平均は、過労が懸念される水準とされる80時間以上の人が30.6%いた。うち100時間以上の人が16.3%にのぼった。

 過去1カ月に週3回以上、「寝床に入っても30分以内に眠れない」「夜中や早朝に目が覚める」などの症状があったと答えた人も、全体の12.5%いた。

 こうした「睡眠障害」の運転手について超過勤務時間との関連を調べたところ、超勤が「80時間以上」の人には、「80時間未満」の人より1.7倍多く睡眠障害がみられた。運転に支障があるほどの眠気に襲われたことがある人も、80時間以上は1.9倍だった。

 また、眠気がもとで接触や脱輪などの軽微な事故を起こしたことがある人は全体の24.4%おり、人身事故などの大事故を起こしたことがある人も6.9%いた。

 厚労省のまとめでは、交通労災事故で死亡するトラック運転手らの数はここ数年は横ばい傾向で、04年は160人。トラック事故は他の車も巻き込む重大事故になることも多く、05年11月には滋賀県彦根市の名神高速道路で7人が死亡する多重衝突事故、同9月には静岡県焼津市の東名高速道路で4人が死亡する追突事故が起きている。

 調査にあたった岩手医科大の鈴木助教授は「ドライバーの過労を防ぐ対策は急務」と指摘している。

426名無しさん:2006/04/30(日) 01:23:12
どうもです。
そういえば、京葉線の貨物走行化対応2期工事ってどうなったんでしょう?

427とはずがたり:2006/04/30(日) 02:10:31
そういえばトンと聞きませんねぇ。
京葉工業地域から西の方へ出荷するに効果は高いと思うし,東京貨タの直ぐ脇にりんかい線の電車区があって殆ど線路が既につながっていて工事費も安いでしょうに。
1期工事でカネを使っただけに直ぐには2期に取りかかるわけにもいかないのでしょうか。

431荷主研究者:2006/05/02(火) 22:37:13

【東京貨物ターミナル:新倉庫、日通が利用】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h060203y.html#kiji9
●「輸送経済新聞社」 '06.2.21更新
新倉庫、日通が利用 計画最後の物件/東京貨物T

 日本貨物鉄道(JR貨物、本社・東京、伊藤直彦社長)は来年十二月、東京貨物ターミナル駅構内に新倉庫を開設。日本通運(本社・東京、川合正矩社長)が賃貸する。新設されるのは通称L棟で、所在地は東京都品川区八塩三ノ二、同駅構内のJR貨物用地内。敷地面積約三万平方メートルで、建物は鉄筋コンクリート五階建て、延べ床面積は約五万七千平方メートルと、構内倉庫施設の中で最大級。今年十月に着工する。

 倉庫群の中では最も環状7号やコンテナホームに近く、荷役動線にメリットを持つ。大井埠頭へも近く、鉄道と船舶、トラックとを結ぶ拠点としての機能に優れている。JR貨物では、構内に合わせて十二棟の倉庫建設計画を進めており、ほかの十一棟の賃貸契約は締結済み。今回の新倉庫は、新設計画が固まった最後の物件となった。

鳥栖に貨物駅 3月共用開始

 JR貨物は、三月十八日のダイヤ改正に合わせ、全国で二十七番目となる貨物発着駅「鳥栖貨物ターミナル駅」を開設する。同社では昨年三月から、九州新幹線(博多―船小屋間)の建設に伴い、佐賀県鳥栖市に久留米貨物駅の機能を統合した新貨物駅の建設工事を進めていた。所在地は、佐賀県鳥栖市原町字大野一三七〇ノ四。総面積は約七千七百平方メートルで、荷役三線を含む六本の着発線とコンテナホーム二面(合計二万二千平方メートル)を持つ。一日当たり十二本の貨物列車を運行、年間五十万トンの貨物取扱量を見込む。開業・出発式が三月二十三日午前十一時から、新設駅構内で行われる。

432荷主研究者:2006/05/02(火) 22:37:53

【梅田貨物駅、吹田移転で合意】
http://www.transport.or.jp/butsuryu/pastnews/h060203y.html#kiji16
●「輸送経済新聞社」 '06.2.21更新
「吹田移転」で合意 梅田の機能を分割

 日本貨物鉄道(JR貨物、本社・東京、伊藤直彦社長)は十日、梅田貨物駅の物流機能の約半分を、吹田信号場に移転建設する計画で、大阪府といった関係四自治体などと合意した。五年後に、西日本の新たな中枢貨物ターミナルが誕生する。合意したのは大阪府、吹田市、摂津市、鉄道・運輸機構精算事業本部とJR貨物の五者。梅田貨物駅(大阪市)の機能の約半分を移転、吹田貨物ターミナル駅(仮称、大阪府吹田・摂津両市)を新設する。吹田信号場の敷地五十万平方メートルのうち、二十七万平方メートルを貨物ターミナルとして使い、二十三万平方メートルは公共施設や公園など町づくりのために活用する方針。

 梅田貨物駅には一日当たり二十四本の貨物列車が発着するが、新設される吹田駅の一日当たりの取り扱い規模は、発着列車本数十二本、出入りするトラックが千台以内。コンテナ貨車二十六両以内で年間貨物取扱量は百万トン以内となる。梅田貨物駅は、昭和六十二年の国鉄民営化に伴い、ほかの国鉄用地と同様、赤字決算のため売却された。移転先に挙げられた吹田信号場では、住民などが環境の悪化を理由に反対していた。JR貨物では、梅田貨物駅の機能を、吹田信号場と同地の二十三キロ南にある百済駅(大阪市)に分散させることで、関係自治体と合意に向けた協議を進め、十九年越しの結実となった。

 伊藤社長は「吹田は全くの新築。梅田よりも貨物駅としての使い勝手は良くする。ターミナルが分散することで、通運業者からは荷主に近い方の駅を利用できるという声も聞いている」と、メリットを強調する。同社は今後、吹田貨物駅の建設に向けた検討を進め、平成二十三年度のしゅん工を目指す。

433荷主研究者:2006/05/03(水) 00:09:27

【岡山県:県北にJR貨物基地を誘致方針、企業ニーズ調査へ】
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2006/03/08/2006030809304768008.html
2006年3月8日 山陽新聞
県北にJR貨物基地を 岡山県が誘致方針 企業ニーズ調査へ

 岡山県は7日、県北にJR貨物のコンテナ基地を誘致するため、新年度に地元企業などの鉄道輸送ニーズを調査する方針を明らかにした。燃料費の高騰や環境問題への関心の高まりから鉄道輸送が見直されており、需要の見通しが立てば、2007年度の基地設置を目指す。

 コンテナ基地は、国道53号に近い久米産業団地(津山市)、津山総合流通センター(同、鏡野町)などを想定。荷主から持ち込まれたコンテナを基地に集めた後、JR貨物が大型トレーラーで貨物専用駅の西岡山駅(岡山市)に運び、同駅から全国に鉄道輸送する。

 県は新年度予算案に調査研究事業費300万円を盛り込んでおり、津山市、真庭市、勝央町、JR貨物などと研究会を組織して、荷主の意向を探る考え。

434荷主研究者:2006/05/03(水) 00:14:12

【JR貨物と日通:国内−天津間のSEA&RAILサービスを開始】
http://www.transport.jp/butsuryu/pastnews/h060301c.html#kiji2
○「ロジクロ」 '06.3.6更新
JR貨物と日通、国内−天津間のSEA&RAILサービスを開始

 JR貨物と日本通運は、今月から国内各地と中国・天津地区間を結ぶJRの12ft鉄道コンテナを使用したSEA&RAILサービスを開始した。

 神戸−天津間の高速フェリー「燕京号」を利用して行うもので、SEA&RAILサービスとしては、国内と天津を結ぶルートは初めて。

 天津は大手自動車メーカーなど多くの日系企業が進出しており、両社では自動車関連部品や精密機器、アパレル製品などの輸送需要を見込んでいる。

 新サービスによって、鉄道輸送と高速フェリーの接続による高速、定時輸送を実現し、従来の航空便並みのスピードを提供することが可能になるという。

 神戸・金曜日出港〜天津・日曜日入港のスケジュールで、通関用件を満たせばHDS(ホットデリバリーサービス)による日曜日通関、月曜日配達にも対応できる。

 両社では「総合物流施策大綱に基くスピーディかつシームレスな、国際・国内一体となった物流の実現に資するもの」としている。

435荷主研究者:2006/05/04(木) 03:02:16
ぷーむ。
>本社では構内線路をこのほど撤去、その跡地利用計画の検討と実行に入った

ホームページの写真にはまだレールが残りタンク車の姿も確認できる。
http://0bbs.jp/tohazugatali/img15_5

【内外輸送:本社で線路跡地利用として倉庫建設、大阪でタンク2基新設など】2004年4月19日 化学工業日報
内外輸送、相次ぎ設備拡充 高圧ガスシリンダー用倉庫 本社で6月稼動 大阪はステンレスタンク

液体危険品の物流会社、内外輸送(横浜市鶴見区、石井良昌社長)は、相次ぎ設備投資計画を実行する。本社では構内線路跡地利用の第一弾として、高圧ガスシリンダーの保管倉庫の建設に入った。また大阪支店(大阪府堺市)ではステンレスタンク2基を新設、稼動入りさせた。さらに名古屋支店(名古屋市熱田区)には13キロリットルの小容量ISOタンクコンテナ1基を、北海道支店(小樽市)にはタンクコンテナ対応のシャーシを導入した。なお本社では今後、ISOタンクコンテナやドラム缶の加温設備設置などを検討している。

内外輸送は創業以来の中心事業であったアルコールの輸送・保管業務から、さらなる顧客開拓を目指して化学業界などへの営業に力を入れるとともに、各拠点の設備などの再整備に乗り出している。

本社では構内線路をこのほど撤去、その跡地利用計画の検討と実行に入った。その第一弾として5月末完成、6月稼動の予定で、無機・有機の高圧ガス(特殊材料ガス)シリンダーの保管倉庫の建設に着手した。規模は平屋建てで床面積63平方メートル。高圧ガスシリンダー用営業倉庫は関東地区では珍しいという。

今後の投資計画も検討中となっており、屋外貯蔵所を利用して既存ボイラーを活用したISOタンクコンテナの蒸気加温や、20フィートコンテナを改造したドラム缶の加温、さらに将来的にはISOタンクコンテナ、タンクローリー、ドラム缶など荷姿変更のための整備構想もある。

大阪支店では一昨年末に床面積300平方メートルの危険品倉庫を建設、また屋外貯蔵所跡地に容量950キロリットルのステンレス(SUS304)タンク2基を新設、今月から稼動開始した。

このほか陸上輸送部門では、名古屋支店に6フィートと背の低い容量13キロリットルのISOタンクコンテナ1基を、また北海道支店にも24トンのタンクコンテナ対応シャーシをそれぞれ導入した。ニーズによっては追加も検討する。

436荷主研究者:2006/05/04(木) 03:03:32
>>435
サンラックスと内外輸送が結び付くこの記事をどのくらいの鉄道貨物研究者が注目しているのだろうか。まぁ両社とも車扱輸送は廃止してしまったのだけどね。
>名古屋支店については内陸部で地理的条件から競争力に欠けるとして3月末で閉鎖したが、中部地区の工業用アルコールの輸送・保管については名古屋港9号地にタンクや桟橋などを整備したサンラックスとビジネスパートナーとして業務提携した

【内外輸送:横浜で第2期再整備、名古屋はサンラックスと業務提携】2006年4月12日 化学工業日報 10面
内外輸送 横浜で2期再整備スタート 新危険物倉庫を着工 荷捌場なども整備、夏完成

内外輸送(横浜市鶴見区、小幡柾夫社長)は本社・横浜支店の第2期構内再整備工事に着手した。新たに危険物倉庫および普通品倉庫それぞれ1棟ずつ建設、また荷捌場や40トントラックスケール(台貫)の設置、入場門の変更など一連の設備を今年8月末をめどに完成させる予定。先週第一弾として床面積800平方メートルの危険物倉庫の起工式を行った。続いて既存危険物倉庫を解体、この跡地を荷捌場とする。投資金額は2期工事分全体で約4億円。なお同社は名古屋支店を3月31日付で閉鎖する一方で、中部地区におけるアルコール輸送・保管について今年からサンラックス(名古屋市南区、植松武司社長)との提携に基づいて業務移管した。

内外輸送はこの4月からのアルコール事業完全自由化を前にしてこの間、横浜の本社構内(横浜支店)をはじめ、全国各支店の事業および設備の見直しを進めてきた。本社構内ついてはこれまで第1期工事として高圧シリンダー保管庫、ISOタンクコンテナ置場、ドラム缶加温設備を設置、さらに昨年末に床面積約1千平方メートルの危険物倉庫を建設した。

これに続いて、このほど第2期工事を開始した。まず移設済みのラテックス用ステンレスタンクなどタンク4基の跡地に、先週から床面積約800平方メートル危険物倉庫の建設に入った。またドラム缶洗浄場を解体して、同800平方メートルの2階建て普通品倉庫も建設。ここでは2階部分を5−10℃に低温化する。このほか既存の危険物倉庫の跡地を出荷貨物の荷捌場にし40トンの大型トラックスケール設置も計画、配管塗装も実施する。これら一連の設備は今年8月中にも完成させる予定。なお協力会社に委託してきた輸送・倉庫作業についてはこのほど平ボディの自社保有車5台により輸送部門を復活した。

2期工事も逐次、設備の見直しを進めるが、3期分としては小分け・ドラム缶充填など多目的作業を行うマルチパーパスワークショップの建設も検討する。

横浜地区のほかでは大阪支店でステンレスタンクの増強、広島支店ではスチールタンク内面のエポキシ樹脂コーティングなど機能アップを図っている。名古屋支店については内陸部で地理的条件から競争力に欠けるとして3月末で閉鎖したが、中部地区の工業用アルコールの輸送・保管については名古屋港9号地にタンクや桟橋などを整備したサンラックスとビジネスパートナーとして業務提携した。

437荷主研究者:2006/05/04(木) 03:04:48
>>435-437
【内外輸送:名古屋支店の廃止とサンラックスについて】

名古屋支店のページはすでにトップページからはリンクが切れているが残っている。一方、内外輸送のホームページからサンラックスに直リンクが開設されている。
http://www.naigaiyuso.co.jp/branch/nagoya.html

正確には「国鉄の合理化」だが、ともかく内外輸送としては貨車輸送を続けたかった意志を強く感じるのだが、改めてISOタンクコンテナによる鉄道輸送はどうなのであろう。
>昭和59年2月JR貨物の合理化による貨物駅の集約により、熱田駅の貨物取扱がなくなった為、タンク貨車輸送が出来なくなり、自動車輸送に頼る以外になくなりました

▼住所
名古屋市熱田区神宮4-3-6 TEL 052(671)6191

▼保管タンク
11基 833KL
43KL×1 50KL×4 92KL×1
98KL×1 100KL×4

▼危険品倉庫
5棟540m2

▼自動車
タンクローリー、タンクセミトレーラ、ISOタンクコンテナ、トラック

当事業所は、昭和14年8月専売アルコールの取扱を行う為名古屋市中区古渡町に駐在員事務所を開設し昭和17年11月に出張所としました。昭和24年8月、熱田区新宮坂町(現:神宮4-3-6)に土地(現:7,300m2)を購入し事務所、倉庫、タンク、鉄道側線など諸設備を建設して同年10月に名古屋支店として発足しました。
昭和37年4月、貨物自動車運送事業免許を取得、ローリーによる危険物輸送も始めました。
ところが昭和59年2月JR貨物の合理化による貨物駅の集約により、熱田駅の貨物取扱がなくなった為、タンク貨車輸送が出来なくなり、自動車輸送に頼る以外になくなりましたが、規制緩和によるローリーの大型化をクリアーし、危険物倉庫、貯蔵庫としてNEDOアルコールの保管、充填、輸送、民間企業の危険物の取扱を行っております。


株式会社サンラックス 同社は汐見町→南四日市でタキ35000によるノルマルヘキサン輸送を行っていた http://buturyu.e-city.tv/tank.html が、着荷主は三菱瓦斯化学だったのか?日本合成ゴム専用線構内にタキ35000が多数いたため、てっきり着荷主はJSRかと思っていたのだが…。いまだに気になるをしゃれな輸送の1つ。
http://www.sunlux.co.jp/gaiyo/index.html

昭和21年    ドラム缶洗浄修理業として三幸工業所を設立、石油配給公団とドラム缶修理の契約を結び中部地区に11ヶ所の事業所を設け営業
昭和23年08月 合資会社三幸工業所に改組、その後石油配給公団が閉鎖となり、石油元売り会社日本石油株式会社他と契約
昭和39年07月 三菱瓦斯化学株式会社と契約し、港区潮見町(通称九号地)にタンクを建設し、化学品の油槽所を誕生させる
昭和41年01月 三井物産株式会社と契約
昭和43年02月 ニチメン株式会社と契約
昭和48年09月 イノアックコーポレーションと契約
昭和51年04月 株式会社三幸工業所に改組
昭和63年01月 危険物倉庫竣工
平成04年04月 株式会社サンラックスに社名変更
平成08年07月 危険物第二倉庫竣工
平成11年03月 コンテナ洗浄開始
平成12年12月 ISO9002を認証取得
平成13年04月 危険物倉庫を新築
平成18年04月 油槽所(21エリア)稼動

http://www.sunlux.co.jp/jigyo/21area/index.html
使い易い油槽所(21エリア)が完成しました。

▼21エリア設備概要
タンク
200KL 3基
500KL 1基
800KL 3基
※ 500KL、800KLタンクが各々1基建設可能です。

1. タンク、配管はすべてステンレス製。
2. ISOタンクの受入、出荷が可能。
3. どんな荷姿変更にも対応します。
4. 食品関係向けは防塵充填室でIBC,ドラム充填可能。
5. 分析室で簡易分析。

438荷主研究者:2006/05/05(金) 00:50:59
【2006.04.09 四日市・汐見町・昭和町】
2006年4月8日(土)に四日市に用事があったため、翌日4月9日(日)は帰りがてら調査をしてきた。

■南四日市駅
JSR専用線にはコンテナ積みコキ50000系が1両いるのみ。タンク車用の荷役設備は残っている。南四日市駅構内にはコキ50000系が5両留置されているが、コンテナ積みは1両のみ。コキの荷票は南四日市→鳥栖。ISOタンクコンテナの専用線入線はしないのか?奥野谷浜ではしていたのに。(新潟タ着の北越製紙向け)
また駅構内には三菱瓦斯化学(株)所有のISOタンクコンテナ(過酸化水素)積みのコキ200が1両。

■塩浜駅
駅のヤードには石油タンク車が多数いたが、液化塩素やLPGのタンク車は見当たらず。昭和四日市石油(株)専用線では石油タンク車を確認、石原産業(株)専用線では液化塩素タンク車を確認。貨車用の門が出来ていた。

■四日市港駅
日本石油(株)四日市油槽所の跡地はタンクローリー置き場と化す。その横にはコスモ石油サービス(株)三重カンパニー千歳油槽所があり。
太平洋セメント(株)藤原工場 四日市出荷センターにはセメント貨車多数。スイッチャーに繋がれ入れ換え間近の様子。

■四日市駅
コスモ石油(株)四日市製油所の専用線の門は閉まっていたが貨車とスイッチャーを確認。

439荷主研究者:2006/05/05(金) 00:52:37
>>438-439 【2006.04.09 四日市・汐見町・昭和町 続き】
■汐見町駅
▽モービル石油(株)名古屋油槽所は撤去され駐車場となっていた。(清水駅から機械油が到着)
▽ケミカルタンクターミナル(株)はケミカルロジテック(株)名古屋油槽所になっており、専用線のレールは残っていた。(プロピレンオキサイドを東港三洋化成専用線へ発送)
ケミカルロジテック(株):伊藤忠商事(株)100%出資 http://www.tkclt.com/main.html
▽エム・シー・ターミナル(株)は(株)辰巳商会 名古屋ケミカルターミナルとなっていた。専用線は撤去済み。犬がいた。(郡山駅、後に勿来駅からオルソジクロルベンゼン、TDIが新南陽駅の日本ポリウレタン工業から到着)
▽三菱石油(株)名古屋油槽所は空き地。
▽宝石油化学(株)九号地油槽所は専用線が残っていた。(プロピレンオキサイドを東港三洋化成専用線や安治川口駅へ発送)
▽ホームページが出来ている! http://www.takara-sekiyu.co.jp/history/index.html 1993年9月 専用鉄道側線を整備しタンク貨車による全国への出荷体制を確立。>最近だねぇ。プロピレンオキサイド貨車の写真もあるし。http://0bbs.jp/tohazugatali/img15_6
▽昭和シェル石油(株)名古屋油槽所は空き地となり専用線も撤去済み。
▽(株)ジャパンエナジー名古屋油槽所は空き地となり専用線も撤去済み。(北袖駅や東水島駅から機械油が到着)
▽新日本石油(株)名古屋油槽所は残り油槽所内の専用線のレールは残るが、本線との接続は撤去済み。(穂積駅や七久保駅に石油発送)
▽(株)サンラックス専用線は残る。2006年3月に内外輸送(株)と提携したとのこと。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036414563/437

付け根のヤードは残るが貨車は1両もいないし専用線の撤去も相当進んでいる。網の目のように張り巡らされた専用線が現役だった最末期を知る自分としては驚くばかりの現状。しかし石油会社の油槽所はほとんど廃止の上撤去され、広大な空き地となっている。ケミカルロジテックや宝石油化学は鉄道の側線を必要なインフラとして残してあるようで、そこに繋がる本線は残っているのだが物流拠点としての機能低下が著しい汐見町地区の現状を踏まえると復活は厳しそうだ。

■昭和町駅
以前と同様、倉庫前に関西化成品輸送(株)のタキ5450形が3両(タキ115466、105450、125478)留置中。東亞合成(株)所有の液体苛性カリのタンクコンテナ(UT13C-8004、8003)あり。荷票は昭和町→川崎貨物。もともとは伏木→川崎貨物で東京液体化成品センターのコンテナ輸送に導入されたのだが、苛性カリの製造が高岡工場から名古屋工場に移転したのに伴い輸送区間も変更になったと思われる。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036417682/6
東亞合成(株)所有のカセイカリ液専用のタンク車(伏木駅常備、タキ7058など)が留置。また工場構内に入る専用線(東亞物流貨車門)も残る。以前はよく見かけたJRコンテナを載せたコキ5500形は見当たらず。
専用線末端の倉庫横の荷役線には東亞合成(株)所有のカセイソーダ液専用(昭和町駅常備、タキ47754・37785)あり。荷票は昭和町→東港(三洋)。
頭上のパイプラインの品目は、硫黄、メタノール、アクリル酸、濃硫酸、発煙硫酸。

宇部興産(株)昭和セメントセンターはすでに使用していないようだ。

■東港駅
東亞合成(株)のタンク車(カセイカリ、液化塩素)や液体苛性カリのタンクコンテナが留置中。また鉄鋼輸送用のトキ21510、21511も留置、休止中か?

■東港駅(三洋化成工業)
専用線は残る。分岐部分にタンク車は無し。

440とはずがたり:2006/05/17(水) 10:44:50

郵便「地域限定」容認へ 全国一律義務を緩和
2006年05月13日02時22分
http://www.asahi.com/business/update/0513/002.html

 日本郵政公社が事実上独占しているはがきや手紙などの郵便事業への民間参入問題を検討する竹中総務相の私的研究会(座長・高橋温住友信託銀行会長)は12日、民間事業者が都市部など地域を限定して参入できるようにする方向で検討に入った。いまは参入するには全国一律サービスを提供する義務が課されているが、この条件を緩和することになる。

 高橋座長が会合後に記者会見して明らかにした。同研究会は6月に結論を出す。

 郵便事業は03年施行の信書便法で民間の参入が認められた。ただ、全国で約10万本のポスト設置を義務づけられるなど厳しい条件があり、参入企業はまだない。昨年10月に小泉首相から参入規制の緩和を求められ、竹中総務相が研究会を1月に設置して検討していた。

 地域限定参入を認めると、大都市部などのもうかる地域だけで事業を始める可能性が強い。そうなると、過疎地も含め全国一律義務がある郵政公社が競争上、不利になるため、新規参入業者の負担で基金を創設し、公社が払うコストを一部負担することを検討する。

 地域限定型の参入企業でも、公社の集配網を活用させて全国サービスを確保する案も出ている。

 これまでの議論では、一定の重さに満たない郵便物を公社が独占して、それ以外を完全に民間に開放する改革案も出た。だが重さで区切れば、民間がすでに大量に手がけている、軽い「メール便」の事業を禁じてしまいかねない。このため研究会は「実質的な規制強化につながる」と判断し、重量制の導入は見送った。

442荷主研究者:2006/06/26(月) 00:29:57

【ミヨシ石鹸:スーパーグリーンシャトル列車を利用し東京〜神戸で鉄道輸送】
http://www.transport.jp/butsuryu/pastnews/h060404y.html#kiji15
●「輸送経済新聞社」'06.5.2更新
東京〜神戸で鉄道輸送 Gシャトルコンテナ活用 ミヨシ石鹸製品往復で TLロジコム

 新型コンテナで鉄道輸送にシフト。ティーエルロジコム(本社・東京、鎌田正彦社長)は荷主のミヨシ石鹸と「スーパーグリーンシャトル列車」を利用した、東京―神戸の鉄道輸送を開始した。環境対策だけでなく、輸送品質面でもメリットがあるという。TLロジコムの顧客、ミヨシ石鹸(本社・東京、三木晴雄社長)は東京と神戸でシャンプーやリンス、洗濯用石けんなどを製造している。商品は東京と神戸それぞれの工場から出荷するが、これまで東京―神戸間の輸送はトラックで行っていた。

 今回、鉄道輸送にシフトした背景には、ミヨシ石鹸の環境重視の姿勢がある。同社の神戸工場では環境ISOを取得し、環境負荷低減への取り組みを行っていた。鉄道輸送は四月四日の東京発から開始。東京─大阪で週二回往復で利用している。東京での集荷・配達はTLロジコムが行うが、神戸の貨物は、センコー(本社・大阪市、福田泰久社長)に委託している。

 利用する列車は、日本貨物鉄道(JR貨物、本社・東京、伊藤直彦社長)が三月二十日から運行させた「スーパーグリーンシャトル列車」。大動脈である東京(東京貨物ターミナル)〜大阪(安治川口)間を往復で運行。トラック輸送に比べCO2が八一%削減できることなどから、グリーン物流パートナーシップ会議の推進モデル事業にも選ばれている。

 使用するコンテナは全国通運(本社・東京、米本亮一社長)が提供している三十一フィート・ウィングコンテナ。大型トラックと同様に、一一〇〇×一一〇〇ミリパレットが、十六枚積載できる。ウィング仕様のため作業性も高く、出荷・入荷の荷役作業がトラックと変わらない。工場から駅までは、大型トラックで横持ち輸送となる。

 ミヨシ石鹸では、トラック輸送に比べ荷崩れが少なく、商品を傷めることもないと評価。鉄道なので、急停車や急発進がなく、安心して出荷できるとしている。パレット貨物の結束・梱包などに使うストレッチフィルムの使用量も減っている。東京からの下り荷では、フィルムは以前の半分に減った。環境にやさしい新型物流は、注目を集めそうだ。(比木 暁)

443荷主研究者:2006/06/26(月) 00:37:25

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/kitakyushu/20060510/20060510_004.shtml
2006/05/10付 西日本新聞朝刊
航空貨物取扱量10万トンに 北九州市が新基本方針を策定 陸海空の輸送連携強化

 国際物流拠点都市を目指す北九州市は、北九州空港の開港を機に陸海空の輸送システムの連携強化を図ることなどを盛り込んだ新たな指針「新北九州市物流拠点都市づくり基本方針」を策定した。航空貨物取扱量を2004年度の320トンから、10年度には10万トンまで伸ばす目標値も設定した。

 市は1999年に基本方針を策定。しかし、製造業を中心に国際分業が進み、物流の定時性やスピードがより求められ、同空港の開港で航空貨物の需要が広がるなど物流をめぐる状況が変化したことから、新たな方針を定めることにした。

 新方針は「アジアに開かれた産業技術拠点の形成」「世界と国内をつなぐネットワークの形成」を大きな柱とし、25の施策を列挙。航空貨物の需要拡大を図るため、同空港の荷さばき施設を充実させ、海外の物流関連企業への営業活動を推進▽荷主の利便性を高めるため、陸海空の輸送が円滑にできるような仕組みを構築▽地球温暖化を防ぐため、輸送手段をトラックから鉄道やフェリーに移す「モーダルシフト」を推進▽貨物を創出するため、自動車や電子部品関連産業の集積を促進―などが主要施策で、10年度までの実現を目指す。

 また、施策の進ちょく状況を分かりやすく示すため、10年度までの目標値も定め、港湾貨物の取扱量については、04年度の9400万トンから1.2倍の1億1100万トンとした。

 市物流振興課は「新方針に基づいて物流基盤を整備し、関連企業の誘致の呼び水としたい」としている。

445とはずがたり:2006/07/11(火) 02:13:04
Book Review向けレスかな・・

http://book.hobidas.com/default.asp?pmz_idxSpec=54505
RMライブラリー083 車を運ぶ貨車(上) (20060621発売)

●「車運車」とその記号の変遷 ●馬車を運ぶ貨車 ●新車乗用車を運ぶ貨車(前編) ●新車オートバイを運ぶ貨車 ●富士重工のスバル輸送用貨車 ●私有車運車荷重表記の謎

446とはずがたり:2006/07/23(日) 02:35:58

日本海縦貫線が。・゚・(つД`)・゚・。

鶴岡のがけ崩れ:羽越線不通 復旧、長期化か 崩落斜面、地質調査し工法決定 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060722-00000131-mailo-l06

 鶴岡市小岩川の土砂崩れでJR羽越線が不通になってから、23日で10日目になる。長雨で地盤が緩んだ状態が続き、国土交通省鉄道局も「復旧工事の工法が決められない」とし、開通までは長期化が予想されている。[粕谷昭二]
 ◇国道防護柵、あす完成
 現場では夜間も照明を当て、24時間体制で復旧工事をしている。国道7号に土砂流入を防ぐため、国交省酒田河川国道事務所が進める延長約72メートルの防護柵(さく)設置は、遅くとも23日までには完了する。JRは崩壊斜面でボーリング調査をしており、地質を詳しく調べた上で復旧工事の工法を探るという。
 国交省鉄道局施設課によると、復旧工事は崩れた土砂を取り除いた後、崩壊斜面をコンクリート擁壁で覆うか、斜面上部をさらに切り崩して傾斜を緩やかにして再崩壊を防ぐかになるが、いずれも地質調査の結果査待ちになるという。
 同課は「復旧工事の日数は崩壊範囲の大小、土砂の量より地質に左右される。亀裂が見つかった後の崩壊なので、慎重に調べる」という。また「崩壊斜面の応急工事が終わった後は、路床の調査と整備、敷石の入れ替え、線路敷設、試運転があり、仮開通まででも1カ月ぐらいはかかるかもしれない」と説明する。
 県内の羽越線では1957年4月、同市堅苔沢で土砂に蒸気機関車(旅客列車)が乗り上げた脱線・転覆事故で、開通は26日後というケースがある。今回は、長雨の影響で工事がはかどらないことから、開通までは相当日数がかかりそうだ。

7月22日朝刊
(毎日新聞) - 7月22日14時0分更新

447荷主研究者:2006/07/27(木) 02:08:40
>>446

【東北の廃道・随道・廃線・林鉄〜山さ行がねが〜】
http://yamaiga.com/tunnel/atumi/main.html
羽越本線 温海温泉の未供用隧道

「あつみ温泉駅〜小岩川駅」に複線化用の未成線があることなど今まで全く知らなかった。この区間の羽越本線が土砂崩れで長期不通になった今、真剣に工事再開を考えるべきだ。ほぼ完成間近の状態みたいだし。
今回の長期不通による鉄道貨物輸送への影響は深刻であろう。羽越本線は1月にも脱線事故で長期不通になったばかりで、また長期不通では荷主からの信用が得られるわけがない。ようやく流れができ始めたモーダルシフトのさらなる推進には安定輸送を確保する基礎的なインフラ整備が欠かせないし、既存インフラの活用という意味でも日本海縦貫線の強化の意義は小さくないはずだ。

それはそうと、このサイトはひっじょーに面白い内容ばかりだ。廃道レポートの「塩那道路」や「奥地産業開発道路」など道路好きを自負するをれですら知らない内容ばかりで、非常に読ませる。深夜に読み出したら止まらなくなって困ったくらいだ。MTBを駆使する体を張ったレポートなのだが、自分も同じ場所に行きたくなってしまった。

448とはずがたり:2006/07/27(木) 16:20:41
>>447
おお,ぶらぼお。我が弟よ,興味深い記事を見付けてきたの。
この区間は複線化推進筆頭候補やね。日本全体のことを考えれば日沿道よりも緊急度は高いであろう。

449荷主研究者:2006/08/04(金) 00:49:18
>>446-448

ぬんでぃき
>酒田商議所は「物資を貨物列車で運べず、トラック輸送に切り替えた業者も多く、長期化すればコスト的に厳しさを増す。運転再開のめどが立ちひと安心だが、再発防止も要望したい」としている。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/08/20060801t53026.htm
2006年07月31日月曜日 河北新報
JR羽越線 9日運転再開

 土砂崩れで不通になっていたJR羽越線について、JR新潟支社は31日、運転を9日午後4時ごろ再開すると発表した。復旧がお盆の帰省シーズンに間に合い、関係者は胸をなで下ろしている。

 同支社によると、7月13日に鶴岡市小岩川で土砂崩れが発生して以来、線路上に流出した土砂の撤去が進められており、撤去後、崩落した斜面の応急工事に入る。土砂崩壊の検知装置や信号発光機などを設置するほか、恒久的な工事が完了するまで、列車は現場付近を徐行運転する。

 羽越線はバスでの代行輸送が続いている。不通の長期化を懸念する声は経済界に強く酒田、鶴岡両商議所は1日、新潟支社に赴き、運転の早期再開を要望する。

 酒田商議所は「物資を貨物列車で運べず、トラック輸送に切り替えた業者も多く、長期化すればコスト的に厳しさを増す。運転再開のめどが立ちひと安心だが、再発防止も要望したい」としている。

 県庄内総合支庁によると、庄内入りする観光客のうち、列車を使うのは1割ほどで、今のところ温泉地などで目立ったキャンセルはない。梅雨空が続き客足も湿りがちだっただけに、鶴岡市の湯野浜温泉観光協会は「ようやく天候も夏らしくなり、書き入れ時の夏本番に期待したい」と喜んでいる。

450とはずがたり:2006/08/30(水) 23:43:28
遠トラが〜。

住友倉庫の傘下入り 遠州トラック
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060830-00000012-cnc-l22

<静岡県>遠州トラック(袋井市)は29日、倉庫業大手で東証、大証1部の住友倉庫(大阪市西区)が実施する遠トラ株式の公開買い付け(TOB)に創業家が応じ、傘下入りすると発表した。ジャスダック市場への上場、現経営陣、従業員の処遇は当面維持する。優良顧客の相互紹介などで経営基盤を強化し、競争が激化する物流業界での生き残りを図る。

 創業者で大株主だった豊田順介氏が昨年7月に亡くなったのに前後し、同業者や金融機関など数社から株式取得の申し入れを受けて検討を重ねていた。

 中でも住友は、遠トラ営業基盤の静岡県西部に拠点を持たずトラック輸送の展開も小規模なことから、事業の重複が少なく相乗効果が見込めると判断。中国事業の拡大などで提携を図るほか、当面は住友側から非常勤の取締役と監査役を1人ずつ受け入れる方向で検討している。

 住友は買い付け上限を発行済み株式総数の60%、下限を51%に設定した。順介氏の妻、長男、長女と豊田家の資産管理会社は、保有する株式53・97%の譲渡を既に内諾しており、一般株主からの応募がなくてもTOBは成立する。

 買い付け価格は1250円で、28日まで過去3カ月の終値を平均した値に約36・5%のプレミアムを上乗せした。買い付け期間は30日から9月19日まで。総買い付け額は56億円に及ぶ見通し。

 浜松市内で会見した沢田邦彦社長は「業界の淘汰(とうた)が進む中、強いところと組んでより良い会社を目指すのがベスト」と説明。神谷修義会長は「(創業者の豊田順介氏が)生前から言っていた方針。会社が伸びるためにはやむを得ないと判断した」と述べた。
(中日新聞) - 8月30日13時46分更新

451荷主研究者:2006/09/02(土) 23:34:41

【麒麟麦酒:拠点間輸送に鉄道貨物を活用】
http://www.traffics.co.jp/webapps/tokusyu/index/268/
2005年12月20日
拠点間輸送に鉄道貨物を活用 キリンビール、第3のビール

 キリンビールは製品の輸送手段を鉄道貨物や船舶に切り替えるモーダルシフトを拡大する。第3のビール「のどごし〈生〉」の拠点間輸送に鉄道貨物を活用する。岡山工場(岡山県瀬戸町)と仙台工場(仙台市宮城野区)を結ぶ路線など新たに3ルートを整備し、運用を始めた。これにより鉄道貨物を使った拠点間輸送は全国で12ルートとなり、物流時にかかる二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。

 キリンビールは工場に物流拠点としての機能を併せ持ち、実際の製品輸送は物流拠点を介さずに工場間で行っている。

 現在、仙台工場―千歳工場(北海道千歳市)間など9ルートで鉄道輸送を実施。1月から10月まで合計3826基のコンテナを使用した。これを通常のトラック輸送と比べた場合、約2900トンのCO2排出削減効果が見込めるという。

452荷主研究者:2006/09/02(土) 23:57:13

【デンソー等トヨタグループの自動車部品の鉄道輸送拡大続く】
http://www.transport.jp/butsuryu/pastnews/h060704y.html#kiji9
●「輸送経済新聞社」'06.7.25更新
JR貨物東海支社 鉄道に乗る自動車部品 トヨタGの活用拡大続く

 日本貨物鉄道(=JR貨物、本社・東京、伊藤直彦社長)の東海支社(山内智取締役支社長)は、環境保全の追い風に、長距離自動車部品輸送市場を順調に開拓している。 三月、名古屋発九州向けコンテナ列車を三本から四本に増発、新列車はすぐに完売。一日百個の輸送能力に増強し、九〇%近い積載率を維持している。  トヨタ自動車や自動車部品メーカーへの部品納入は、トラックとJR貨物の䗪協働輸送蟖が主体になってきた。七月、デンソー(本社・愛知県刈谷市、深谷紘一社長)は鉄道コンテナ輸送を拡大。名古屋貨物ターミナル駅から連日、三十一フィートコンテナ三個を同社九州工場へ発送し始めた。

 同社の鉄道輸送の利用度は全体の半分近くに達する。岩手向けの輸送でもコンテナ輸送を強化。「二酸化炭素(CO2)削減の環境対策として、長距離郵送を鉄道に切り替えた」(物流子会社のデンソーロジテム)。カリツー(本社・愛知県安城市、田上順三社長)は専用コンテナをつくり工場やセンターとターミナル駅を往復輸送する。

取引先に環境保 全の取り組みを

 トヨタ自動車(本社・愛知県豊田市、渡辺捷昭社長)は今年四月、「グリーン調達ガイドライン」の運用を開始。調達物流でも環境保全の取り組みを取引先に依頼し、一層のレベルアップを急ぐ。この影響が長距離輸送にも波及してきた。JR貨物東海支社は急速に進む自動車関連のコンテナ輸送に手ごたえをつかんだ。コンテナ輸送量の全体に占める自動車部品のシェアは平成十四年度の七%(十三万六千トン)から十七年度には一三%(三十万七千トン)へ上昇。今期には一七〜一八%にまで高まる勢いだ。

 JR貨物東海支社では、しばらく自動車部品輸送は途絶えていた。平成十二年ごろからアイシン精機(本社・愛知県刈谷市、山内康仁社長)が先駆ける形でコンテナ輸送を開始。九州、東北などへのコンテナ輸送がトヨタグループの間に広がっていった。メーカーの鉄道コンテナの活用は進む。今年中に倍増するメーカーも。名古屋コンテナターミナル駅への荷主現地見学も相次ぐ。ターミナル駅は部品輸送の主要基地となってきた。

453荷主研究者:2006/09/19(火) 01:16:27
【千鳥町駅及び二本木駅の輸送変化について】
2006年8月に輸送に大きな変化(ほぼ廃止状態)のあった神奈川臨海鉄道千鳥線の千鳥町駅。いろいろな掲示板で話題になっているが、まとめると下記の通りか。

おまけ鉄ブログ
http://wind.ap.teacup.com/applet/ottotto/msgcate5/archive

鶴見線沿線貨物探訪記(2)
http://ll3kusaba.hp.infoseek.co.jp/railway/060801kawasaki/k02.htm

川崎界隈貨物事情
http://f-kawasaki.sakura.ne.jp/

<旭化成㈱>
2006年4月に専用線からの有蓋コンテナ(JR12ftコンテナ及びセンコーの私有20ftコンテナ)の発送は川崎貨物駅発送に変更。
2006年4月にラテックスのタンク車による発送は廃止。タンク車は半田埠頭駅などに廃車回送。尚、末期の輸送先は岩沼(大昭和製紙)や秋田貨物(日本大昭和板紙東北)か。タンクコンテナ化されたかは不明。
2006年8月9日限りで専用線からの青化ソーダ液のISOタンクコンテナによる発送が廃止。これに伴い旭化成の専用線が廃止となった。廃止の理由は輸送先の日本曹達がメチオニン事業から撤退したため原料の青化ソーダ輸送も必要なくなったため。

<㈱日本触媒>
浮島町の荷役設備が保守作業のため使えないときに限って千鳥町の設備が利用される。

<昭和電工㈱>
秋〜春限定 (?) で時折運行される。
ただし昭和電工㈱専用線も青化ソーダ液をタンク車で二本木の日本曹達に発送していた輸送だけのようで、旭化成の輸送同様廃止になったと思われる。

<二本木の日本曹達㈱>
尚、二本木の日本曹達㈱専用線はメチオニン関係の鉄道輸送が多く、原料としてはアクロレインが大竹(ダイセル)及び西大分(大分ケミカル)からタンクコンテナで到着していた他(西大分発はISOタンクコンテナ化に伴い北九州タ発送に変更)、メチオニンそのものも二本木から車上荷役のJRコンテナで全国各地に発送していた他、輸出用に本牧埠頭駅着の輸送が2004年10月に始まったばかりで、本牧埠頭駅にはこの輸送のために倉庫を新設した。(JR貨物ニュース 2005年1月15日号及び2005年2月15日号を参照)
そのためメチオニン事業撤退に伴い専用線の輸送量は大幅に低下していると思われ、実際、下記のような書き込みも。

ヒマな時の雑記帳
http://y-ob.cocolog-nifty.com/notebook/2006/09/post_780a.html
二本木貨物の現状
8月に日本曹達がメチオニン製造を終了した後、二本木着の貨物は写真の通りとなっていました。
それでも、タンク車がついているのはまだ良いそうで、コンテナ車一両という日のあるそうです。
ちなみに4380レはEF641021+1014+タキ7058(ダイセル)、タキ32679(電化)、タキ3771(ダイセル)←新井+コキ51815+タキ57768(日曹)
4381レはEF641014+1021+タキ3728(日石輸)+タキ3723(内外)+タキ155477(日石輸)←新井+タキ17767+57764(日曹)+コキ50943

454とはずがたり:2006/09/23(土) 06:05:57
何かと運行障碍多くない?>日縦線←日沿道っぽく略してみたw

線路の金具と接触、貨物列車緊急停止 JR奥羽線、ダイヤに乱れ
2006/09/22 11:49 更新
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20060922l

 22日午前8時半ごろ、JR奥羽線・上飯島駅を通過中の下り貨物列車が異音を感じ、緊急停止した。

 JR秋田支社によると、線路の枕木を固定している金具(H鋼)の1本が緩んで地中から約25センチ浮き上がっていたため、機関車の一部と接触した。現場で、この金具を撤去するとともに、車両点検を行い、列車は55分遅れで出発した。

 この影響で、寝台特急「日本海3号」、特急「かもしか1号」と同「いなほ8号」、「リゾートしらかみ1号」と普通列車4本に最大56分の遅れが出た。

455とはずがたり:2006/09/23(土) 06:12:18
>>453
メチオニンは日本曹達の重要な商品であり(資料1),撤退ではなく原料供給地の大分での新工場建設と言う事らしい(資料2)。今時戦略的重点商品を内陸工場でせこせこ生産でもないよなぁ〜。

=資料1=

日本曹達株式会社 〜 事業紹介
飼料添加物事業
http://www.nippon-soda.co.jp/fields_and_products/2_b.html
21世紀の食糧問題の解決をめざして、
畜産の生産性向上に貢献しています。
飼料添加物は、家畜の生育を促進させ、畜産の生産性を高めるうえで欠かせない製品です。
必須アミノ酸であるメチオニンは、養鶏・養豚向けとして世界中で使用されている重要な飼料添加物であり、NISSOは、約30年前から日本国内はもちろん、世界の需要家に高品質のメチオニンを供給し、世界のメチオニン市場で重要な位置を確保しています。最近では、牛などの反芻動物に対しても十分な効果を発揮する新型の「ルーメンバイパスメチオニン」の開発に成功し、新たな市場の開拓に取り組んでいます。
今後もNISSOは、メチオニンをはじめとする飼料添加物の安定供給に務め、21世紀社会の食糧安定確保への貢献をめざします。

=資料2=

平成14年10月22日
飼料添加物「メチオニン」の中間原料の生産体制再構築について
http://www.nippon-soda.co.jp/financial_fact/news_release/2002_10_22.html

日本曹達株式会社(社長:槻橋民普)は、飼料添加物「メチオニン」を製造販売しておりますが、競争力強化を図るため、平成15年秋を目途に、中間原料である「メチルメルカプトプロピオンアルデヒド(MMP)」の生産体制を再構築することと致しましたので、お知らせいたします。

現在、当社は二本木工場においてアクロレインおよびメチルメルカプタンを主原料としてMMPを製造し、さらに「メチオニン」を生産しております。
今回、アクロレインの購入先である東亞合成株式会社(社長:福澤文士郎)の子会社である大分ケミカル株式会社(社長:伏屋成章)内にMMP製造設備を新設(総額約30億円)し、東亞合成株式会社へMMPの製造を委託することといたしました。

飼料添加物「メチオニン」をコア事業としている当社にとって、競争力強化は重要な経営課題であります。本計画において、大分石油化学コンビナート内にMMP製造設備を新設することから、原料調達やコスト面での優位性を生かし、「メチオニン」の競争力強化を更に進めてまいります。

456荷主研究者:2006/09/25(月) 01:03:42
>>455
資料2は2002年(平成14年)時点での合理化であり、中間原料のMMPを二本木工場からMMP原料のアクロレインのメーカーである大分ケミカルに製造委託し、そのMMPを二本木工場まで運びメチオニンを製造するという合理化をするという内容である。

【日本曹達:炭酸カリ・苛性カリ生産縮小、メチオニン生産停止】
http://www.chemicaldaily.co.jp/news/200602/13/01601_2121.html
2006年2月13日(月)化学工業日報
日本曹達、炭酸カリ生産縮小など事業構造改革策

 日本曹達は10日、既存事業の生産体制見直しなどを柱とする事業構造改革策を発表した。炭酸カリ、カ性カリ電解の生産能力を縮小するとともに、競争力が低下している二本木工場(新潟県上越市)での飼料添加物メチオニン生産は2006年度上期中に停止し、委託生産に切り換える方向で検討している。これらの生産体制変更にともない、06年度末までに全社で約200名の要員を削減し、1350名体制を構築する。今年度スタートした中期3カ年経営計画の一環となるもので、構造改革策の実行により経営体質の強化につなげる。

そして2006年(平成18年)夏には上記記事の通り二本木工場でのメチオニン製造を中止し委託生産に切り替えた模様。どこに委託生産したのかは不明だが、原料立地から大分ケミカル内にプラント新設したかもしれないし、メチオニンの国内有力メーカーの住友化学かもしれない。この辺は情報収集の必要あり。
しかし日本曹達のwebにはこれら合理化の公式なプレスリリースが無く、メチオニン事業の今後の方向性がよく分からない。いまだに主力事業的な紹介をされているままだ。

尚、資料2については、2003年5月の二本木訪問時のまとめでも触れており、生産方法の変更が鉄道輸送に与える影響(MMPの原料であるアクロレインの大分・大竹→二本木の輸送が無くなる見込み)を議論した。
>>69 >>77

原料生産体制の合理化という競争力強化から数年で生産自体の撤退に追い込まれた日本曹達のメチオニン事業。メチオニン市場がそれだけ厳しいのか、日本曹達の二本木工場の競争力がそれほどまでに無いのかは分からないが鉄道貨物輸送に与える影響を考えると残念な状況である。

458とはずがたり:2006/10/04(水) 13:27:33

10月1日号のJR貨物ニュースでは日通の2トンコンテナの修理の記事が載っていた。
取扱駅は徐々に拡大し,一昨年には金沢(タ),下関,今年は鳥栖(タ)が加わって27都市31基地(駅)に拡大だそうである。以下の記事だと25駅。浜小倉は北九州(タ),神戸港は神戸(タ)になる等の変更は有ろうが上の3駅と併せて28駅確認されたことになる,あと3駅何処だ?

日通が2トンコンテナの取扱ルートを拡大
http://homepage1.nifty.com/yswww/rekisi/1990/1998_06.html#TwoT

日本通運は2トンコンテナの取扱ルートを1998年6月から大幅に拡大した。2トンコンテナを取り扱っている25駅のいずれの間でも取り扱う。複数の取扱駅が同一地域内にある所もあるので、実際に運用されるルートは約350。従来は25駅間の内、89ルートだけの取扱だった。

日本通運は以下の25駅で2トンコンテナを取り扱っている。
2トンコンテナ取扱駅札幌(タ)・八戸貨物・宮城野・東京(タ)・隅田川・小名木川・越谷(タ)・新座(タ)・横浜羽沢・新潟(タ)・南長岡・名古屋(タ)・梅小路・大阪(タ)・梅田・安治川口・百済・神戸港・西岡山・東水島・広島(タ)・大竹・高松・浜小倉・福岡(タ)
従来はルートを限定していた。高松は東京(タ)の1ルートだけ。東京(タ)でも9ルートだけだった。

しかし輸送ロットが小さくなっており、2トンコンテナ運用拡大の要望が日本通運に寄せられていた。(以下略)

459荷主研究者:2006/10/09(月) 02:54:26

>>458
ソースを失念(たぶんJR貨物ニュースだろう)したが、倉賀野駅でも日通2トンコンテナを取り扱い開始したはず。

>>393
下関駅では2004年9月から取り扱い開始。さらには日韓輸送にも拡大。

さて、あと1駅はどこだったかな?
金沢(タ)駅だったような気が・・・。


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