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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
391
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/07(水) 23:23:18
簡単なリストアップで申し訳ないが
>>22
携帯電話のアンテナ一つ発現
>>41
携帯電話のアンテナを20程発現(?)
>>222
デジタル多重無線通信(大容量128QAM方式)用パラボラアンテナ
>>59
携帯電話のアンテナを人数*4個発現、4つずつ配る
>>131
携帯電話のアンテナをさらに4つ発現する
>>165
ttp://www.dxantenna.co.jp/product/item/artImg/UA14P1Z37678.pdf
を二つ発現
>>193
携帯電話のアンテナを4つ発現
>>251
SRH150PROを発現
>>256
携帯電話のアンテナ
>>265
扉を開けてすぐの所に携帯電話のアンテナを発現・設置
>>372
10mおきにアンテナフィルムを発現
液蜘蛛:フィルムアンテナ*2が扉側、フィルムアンテナ*1が窓側
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>382-383
さて、来ていない、あるいはまだかかるならどうしたものか。
「愛川さん。その友人を別の場所に誘導するのはどうかな。
場所を間違えたとでも言ってさ。僕の考えつく限り最も『安全』な方法だと思うけど」
一応聞いておこう。否ならまぁ、そういう事だ。そういう手を切らざるを得まい。
392
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/07(水) 23:26:02
>>391
「別に構いません。カズがそれで安全になるなら」
同意する。
393
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/08(木) 03:59:17
>>388
(GM)
>>389
>>390
(紫、エイノー)
(それにしても、気のせいだろうか?
ルンクス自身のことを調べだしてから……)
つまり二つ目のテーマになってから。
……コインの動きが、妙だった気がする。
(……敵から何かの制御を受けているのか? あの時のように。
そ、そんなことをするなら……ううむ、攻撃してきそうなものだが。)
二つめ……『ルンクスの黄金町における拠点について』
三つめ……『ルンクスの黄金町における行動について』
これらのテーマで、共通して『無関係性』を示したということ。
結局は回答が出たなら、それは決定的ではないのだろうが――
「……うーむ。全ての質問で無関係に傾いたわけではなかった。
推理の前に、まずは……整理しなくては。」
ここは一旦、記憶を整理しよう。
コインが妙な動きを見せたのはどの質問をした時だったろうか?
思い出せる範囲でいい。
このような動きは明らかなイレギュラーだし、全てではなくても、覚えているはず。
小角が質問するのは、それからだ。
幸い、紫やミス・マープルが質問しているので、1分ルールは適応されまい。
>>392
(愛川)
先ほどからの言動でも、伝わってくるが――
(彼女にとっては……よほど、カズというやつが大きいんだろう。
わたしにとっての……いや、と、ともかく、凄く大きな部分を占めているらしい。)
親友、たしかそういっていた。
妄信してしかるべき相手――らしいのは、分かった。
(だ、だが! 理由があるにしても、だぞ。
軽率に情報を漏らしそうになったのは事実だ。
それに! イルソン君や、わたしをばかにしたりもする。)
(いいやつではないのは確かだな……!)
悪人というか――『悪気はない』のは、なんとなく分かるのだが。
分かるからって承服できるほど小角は大人じゃない。
・・・・それでも、少しずつ理解することは無駄ではないはずだ。
394
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/08(木) 20:09:37
>>382
青田の視界に自分が気づくような相手が写っているかはチェック。
ほかは……どうしようか。
とりあえず室内をざっと見回してみる。天井とか床とか、
>>390
「休息以外にも、時間が経てば立つほど
有利に働くからという感じなのかもですかねぇ……」
395
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/08(木) 23:52:48
>>389
(紫)
>『ルンクスは現時点で、明日に黄金町の外に出る予定を立てているか?』
ルルル・・・・
ルル ル
──『NO』。
>『ルンクスは明日、『花嫁』の家に向かう予定を立てているか?』
ルルル・・・・
ルル ル
──『YES』。
どちらでも、『コイン』は『無関係』との間を迷うように動いた。
そして紫は、『ミス・マープル』に話を振る。
「そうねえ、ハスム。
私が貴女に一つだけ言えるとすれば・・・・
『犯人はいつだって、予想外の場所にいる』よ。
──ええ、それはもう。
誰かが予想できる場所にいるなら、とっくに捕まっていますもの」
椅子の上の小さな老婦人は、クスクスと笑いながら、そう答える。
>>390
(エイノー)
思いついた提言を、仲間に伝える。
>>391
(青田)
リストに感謝。
>>391-392
(青田、愛川)
青田は愛川に『カズ』を別の場所に誘導することを提案し、
愛川は了承する。
>>393
(小角)
『迷い』が見られたのは、以下の質問の時だった。
>『ルンクスは今日中に新たな花嫁を生み出し、その花嫁の家に宿泊しようとしているか?』
>『ルンクスは今現在、明日にどこかを訪れるという予定を立てている?』
>『ルンクスはこれまでに我々が質問に挙げた場所以外の場所に、現時点で明日に訪れる予定を立てているか?』
>『ルンクスは現時点で、明日に病院に訪れる予定を立てているか?』
>『現時点で明日に訪れる予定の場所は、『公共施設』か』?
>>394
(高遠)
高遠が大学生なら、
学生の中に、見知った顔がある可能性がある。
その覚えがなければ、誰も知らぬ者ばかりだ。
室内をざっと見回す。
扉付近には青田が残した『アンテナ』が、
雑草のように床に群生している。転んだら怪我をしそうだ。
396
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/08(木) 23:55:32
>>395
(GM)
「花嫁の家に向かう予定があるってことは、花嫁を探さないといけないですね」
「これだと質問は思いつきません。次はわたしはなんと聞くべきでしょうか?」
一同に質問する。
397
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/09(金) 00:19:16
>>395
(GM)
「ああ……そうか。予定だからだ。
迷いが見えた質問は、全部……『訪れる先の予定』だ!」
「予定だから、黄金町じゃなくなるかもしれない――
すなわちテーマ内の行動とは限らないんだ。」
違うかもしれない。
だが、可能性としてありえるだろう。
「他に、妙な動きになった質問に……
共通点があるだろうか? あるならそれかもしれないが。」
「つまりそういうことではないか?」
饒舌になる小角。
それから――
>>396
(愛川)
「そうだなあ……
ううむ、花嫁の家か……」
この黄金町には女性は山ほどいる。
その中の一人を探し当てるのか――?
「……さっき挙がった場所以外。
住宅街や繁華街、学園に病院。
それ以外で、家と言えそうな場所か……」
湖畔の方や倉庫街にも住居はある。
それらの場所から洗うべきか?
・・・・気になるのは、ミス・マープルのヒント。
「予想外の場所……
よもや、人間以外を花嫁にでもしているのか?」
「ううむ。」
(予想もしないような場所……
それはどこだろうか? ルンクスはなぜ逃げている?
……ウィルくんを花嫁にするためだ。
だれから逃げているかと言うと、ウィルくんとアウレアさん……)
「……一人だけ。
確実に花嫁にされている人物が……いや。」
「うぃ、ウィルくんはまだ『なりかけている』だけか。
意外な場所だし、もしやとは思ったけど……ううむ。」
そもそもウィルの家はネオンストリート。
先の質問で、可能性から除外された地域だ。
・・・・まあありえないのでは?
「そうだ。花嫁の家が動いている、なんてことはないかな。
今は黄金町内にあるが、明日にはどうなるか分からない……
だから、もしかしたら無関係になってしまうかもしれない。」
「車に住んでいる人もいると聞く。」
明確にどういう質問をすべきかは浮かんでこない。
とりあえず思いついたことはどんどん言ってみよう。
398
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/09(金) 00:29:02
>>397
(小角)
「では、それで」
「『向かう予定がある花嫁の家は、移動をしない建物である』?」
『イル・ソン・パティ』に質問をする。
399
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/09(金) 00:31:27
>>398
(愛川)
ルルル・・・・
──『無関係』。
400
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/09(金) 00:34:31
>>399
(GM)
「ですって」
「うーん、黄金町には女性はいくらでもいるのに、『花嫁の家』がどこかを特定できるとは思えませんけど……」
悩む。
401
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/09(金) 00:45:39
>>398-400
(愛川、GM)
「あっ……も、もう。
それではルンクスの行動についてではなくなってしまう。」
「主語をテーマにこじつけねば。
多少無理やりにでもだよ、きみ……」
この無関係は当然の帰結。
だが、この質問はしたい質問だ。
(イルソン君を上手く使えるのはわたしだ。)
地味に自尊心を高める小角。
それから。
「わたしの質問はまだ終わっていない。
オホン……『ルンクスは明日、動く住居を訪れる予定を立てている?』」
テーマにそぐうであろう形で、聞きなおしてみる。
動く住居とは先に挙げたような『車に住んでいる』とかだ。
キャンピングカーでなくても、住まうのは不可能ではない。
・・・・さて、どう出るか?
当たる目は低いか?
ドキ
ドキ ・・・
(しかし予想外だし、町の外に出るから無関係になる道理もある!
そ、それほどおかしな推理でもない……うう、当たるといいが……)
無ではないはずだ。
ダメなら、思考の方向性を変えなくては。
402
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/09(金) 01:06:18
>>395
>>397
(GM、小角)
「……そりゃ、確かにそうです。
犯人はいつだって予想外のところにいる。予想されるようでは、犯人である甲斐が無い」
前の時も、そうだった。
予想だにしなかった煙突の中。では、今回は?
顎に手をやって、考える。
現実的であり、なおかつ予想だにしない場所。
まさか空を飛んでいるなんてことはあるまいが。
考えているところに、小角の推理。
「移動する住居……なるほどッ!
本人が決めた予定のことを訪ねる限りは、答えは『YES』か『NO』の二択でしかない」
「しかし、移動する住居ならばッ!
本人の意志とは無関係に『無関係』になる確率は確かに存在し得るッ!」
黄金町から出る確率もある。
病院に入る可能性もある。
公共施設に入る可能性もある。
ルンクスがどう思っているかどうかはともかくとして、確かにその可能性は発生し得ることだ。
>>398-401
(愛川、小角)
「……いや、『ですって』じゃありませんが」
……ガクッと肩の力が抜ける。
「聴き方の工夫は、難しいところだと私も思いますがね……
絶大な力ではありますが、少々気難しい奴です」
「確かにこれは、宝梦ちゃんでなければ扱い切れないでしょう」
結局自分のスタンドを一番うまく使いこなせるのは、自分自身だ。
適性がどうとかそういう話ではなく……そいつと付き合って来た年季や、思いのたけが違う。
先ほどの推理にしてもそうだが、小角宝梦という少女が一番上手に『イル・ソン・パティ』を扱えるというのは間違いなさそうだ。
それだけに……次の『質問』には、期待が高まる。
(さぁ、どう出る……今のは筋の通った推理でした。
YESか、NOか。どちらが――――)
403
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/09(金) 04:48:44
>>395
>>397
(小角)
「成程『予定』か、『ルンクス氏』の気分で変り得る
『不確定未来』は『解答』ではなく『確率』で返答されるが
故の『ゆらぎ』かも知れない」
『イル・ソン・パティ』の迷いにそう感想を述べ隣室の会話の
推移を伺う。
『恋愛談義』が日常の範囲で収まりつつごく普通の講義が始まって
くれれば有り難いなどと願いつつ。
404
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/09(金) 23:45:45
>>395
よし、了承してくれた。後は彼女の方から連絡してもらえばここで待つ必要はない。
そう思うが、
>>400
「なぁ、どうもそんなに時間の余裕も無いし、関わらせないよう電話をするなら速めにしたほうがいいんじゃないか?
さっきとは向きの違う連絡だ、離れて貰う為の電話なら疑われる可能性は低くなると思う」
そう言って、愛川に友人に電話してほしいと伝えよう。
それと並行して、今度は監視カメラの類を探したい。
405
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/10(土) 00:04:57
>>401-402
(小角)(紫)
「うーん、難しいですね……
今後の質問は、全て小角さんに考えてもらって、わたしは一字一句たがえず繰り返すようにした方がよさそうです」
「しかし、小角さんのスタンドが『小角さんにしか扱いきれないスタンド』なら
自分のスタンドを自分自身で一切使うことのできないわたしは一体なんなんでしょうか……」
自己のアイデンティティに悩んでいる。
>>404
(青田)
「うーん、ハッキリ言ってわたしの説得で動くとは思えませんけど。
カズの性格なら、『大学棟まで呼び寄せておいて、やはり来るなとは何事だ!』とか
逆にこの建物の部屋を一軒一軒回り始めてもおかしくありませんけど……」
「でも、わかりました」
『カズ』に電話を掛けたい。
406
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/10(土) 20:58:30
>>395
卒業後ウン年も経ってるから、どうにも知らぬ者ばかりのようだ。
「気分次第、確かにありそうではありますが」
スタンドが降ろしたという探偵の『予定外な所』というのがやはり気にかかる。
気の向くままか……
407
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/10(土) 23:32:34
>>405
「ここは大学棟自体が複数ある、君は大学棟としか言ってない、
やってる部屋自体大学棟から見れば離れみたいな位置にある。
さっきの説明と矛盾しない範囲で別の棟に誘導するなら、問題ないんじゃないかな?」
と、周りに聞こえないよう送受信を介して愛川に伝えよう。
408
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/12(月) 00:07:09
>>401
(小角)
ルルル・・・・
ル ル
──『NO』。
無関係と迷った末、『コイン』は停止した。
>>402
(紫)
『ミス・マープル』は皺面に静かな微笑を浮かべ、
『イル・ソン・パティ』の行方を見守っている。
それ以上のヒントを出すつもりはないらしい──少なくとも、今は。
>>403
(エイノー)
調査の流れを横目に、西側の部屋の動向に聞き入る。
隣室の三人は、恋愛話はようやく終わり、話題がつきたようだ。
「教授遅いね」「まだかな」
ドンドン!
「ん?」
ドコドン ドコドン
「何これ」「・・・・太鼓?」
確かに・・・・『太鼓』の音色だ。
『カートリッジ』で集音している為、こちらの部屋でもはっきりと聞こえている。
>>404
(青田)
愛川に連絡し、カズに電話かけさせる。
監視カメラはロビーに二つほどある。
出入り口を映したものと、ロビー全体のものだ。
どちらも天井に設置されているが、
出入り口のそれは窓口の前で、細工しようとすれば人目に触れそうだ。
>>405
(愛川)
カズに電話してみる。
RRR・・・・ ガチャ
「もしもし、何?
急かしてンのアンタ? もうすぐ着くっての!」
大方予想通りの反応だ。
>>406
(高遠)
隣室の音は、高遠にも聞こえる。
>>407
(青田)
愛川にそう言いかけるが、
考えればここに来るよう伝えた時点で、大学内の場所にも触れている。
(行間で省いただけと考える)
言い訳をするなら、別の理由を探した方がよさそうだ。
409
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/12(月) 00:42:30
>>403
>>405
(紫、愛川)
「ふ、ふふん。当然さ、名探偵どの。
わたしの知性あってこその……『イル・ソン・パティ』!」
ニマ -
自慢げに笑む小角。
紫に認められるのは、嬉しい。
そして。
「えっ……
き、きみ、何を言いだすんだい。」
「わたしが全部だと? そんなのは……
……う、ううむ。その方が……いいのか……?」
正直迷うところだ。
愛川が無関係を出すのは初めてでもない。
・・・・自分が考えれば、無駄は減る。
「……うう……わ、わたしは。
私は……きみにどうすればいいんだ!」
愛川にかける言葉に……困る。
>>408
(GM)
「むむ……違うのか。
やはり予定は無関係の方に揺れ――」
ドンドン!
「うわっ」
ドコドン ドコドン
「な、なんだなんだ。
随分と騒がしいじゃあないか。」
(こ、ここは静かな場所じゃあないのか?
それとも大学では太鼓の研究も……)
(……?)
なんだろうか。
隣の部屋――でも、ない?
・・・・どこからだ?
「全く……しゅ、集中を乱されるな。
さて、次の質問は……どうしようか?」
(……まさかとは思うが。
い、いや、そうだとして質問の手は……)
ブル
(くそ、嫌な予感だ。)
身震いしつつ、質問を続けよう。
愛川と名探偵コンビの質問はまだだ。
愛川の分の質問は……考える必要があるなら、まだ思いつかない。
「なぜ無関係に揺らぐのか……
やはりテーマから外れる未来もあるからだ、と思うのだが……」
事実、揺らぐのは予定ばかりだ。
あるいは……そもそも確定した予定などないのか?
・・・・そうなるとまずい。
410
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/12(月) 00:46:56
>>408
(GM)
「ああ、えっと、その……」
『予想通り』の答えだったが、なのにしどろもどろになる。
いつもカズに何か言われるばかりなのだ。
こういうとき、言い訳としてはなんと言えばいいのだろう?
「(あ、青田さん! カズを追い払うためになんて言えばいいですか!?)」
心の声で青田に助けを求める。
……『アンテナ』にそこまでの機能はないので、青田がなんとなく感づいて助言してくれるのを祈るしかない。
411
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/12(月) 00:50:02
>>409
(訂正)
誤 「……うう……わ、わたしは。
私は……きみにどうすればいいんだ!」
↓
正 「……うう……わ、わたしは。
わたしは……きみにどうすればいいんだ!
412
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/12(月) 09:13:09
>>408
「高遠君、ちょっと何かあるかもしれないので皆を宜しく。
あと『太鼓の音』に注意して欲しい」
そう言いつつ嘆息して『F・O・Q』で壁の『集音』『指向性』カートリッジを
解除、エイノーが1m壁から離れた時点でパス精ABCで隣室と隔てる
壁を連打。
間に合えば崩れそうな時点で壁の崩壊点に突っ込み隣室まで
吹き飛ばされたように悲鳴を上げて隣室の学生に退去の機会を与えたい。
413
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/12(月) 18:56:09
>>408
> ドンドン!
>
> ドコドン ドコドン
「……!」
戦闘=舞踊の構えを取りながら、雑草みたいに生えた
アンテナ群から距離を取って踊り出せる場所を探し、
警戒の度合いを引き上げる。
まず、『集音性』で聞こえたこの『音』が何処から来ているのか出処を探る。
廊下の外をアンテナを使って見れる者は(スクリームの蜘蛛等)いただろうか。チェック。
>>412
(エイノー)
「隣の人が瓦礫で怪我しない位にしてくださいよ先生」
なんとなく意図は判る。
判るが、連打すると壁から飛ぶ瓦礫が偉いことになりそうなのでそれだけは言っておく。
414
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/12(月) 22:52:40
>>408
「太鼓……?」
液蜘蛛の視覚を確認すると共に教室内の面子に送信し、情報を共有したい。
太鼓の音源は見えるだろうか?
「とにかく、音にせよ他の事にせよ、目立つことは避けてください。
どこぞの部活の練習の可能性もありますし、轟音は人を集めます」
(スタンド音声ではない。何らかの授業の一環である可能性は否定できない。
派手な行動をするべきではない、が……)
(上に戻るべきだろうか?それとも……タイミングを計るか?)
奇襲をかけ得る、あるいは挟み撃てる状況を作れれば幸いだ。
しかし、エレベーターにせよ、階段にせよ、不確実だと言える。ここでするべき事は――
携帯電話のアンテナを二つ発現、ロビー全体を見れる方のカメラに一つ、
玄関が見えるカメラに一つ、投げて設置したい。
当たらないようなら設置自体を取りやめる。
そして、視覚を受信しながらエレベーターを呼ぶ。
>>410
「さっき提示した棟ではなかった、大学部には慣れていないので間違えたようだ、
それを連絡したくて電話した、これでどうだろう?
正しい棟として別の棟を提示すればいい。」
そう言って、例示としてこの棟から極力離れた大学部の授業棟の位置を提示しよう。
415
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/12(月) 23:55:09
>>405
>>409
(愛川、小角)
「……ふむ」
「私は貴女に『質問』を出して欲しいと、そう思いますけどね、愛川ちゃん。
どうしても無理だって言うのなら、止めやしませんが……」
こういうのはキャラじゃない、とも思うのだが。
苦笑しながら、口を挟む。
「貴女がここに居る事には意味がある。
世界と言うのは、どうも『群像劇』であるようでしてねぇ。
ただ『名探偵』がいるだけじゃあ、どうにもなってくれないみたいなんですよ」
「だから私は、『貴女』が考えた質問を、『貴女』の口から出して欲しいと、そう思いますよ」
「大事なのは『存在』と『意志』です。
それは『質問』にも、貴女の『力』にも言える事だと思いますが……
ま、それだけ頭の片隅にでも置いといてください」「宝梦ちゃんも、貴女を道具みたいに扱いたくはないみたいですし」
>>408
(GM)
(――――さて、『NO』ですか)
……閑話休題。
筋の通った推理だと思ったが……これでも違うとなると、さて。
まずは『予想だにしていない部分』を詰めていくべきか?
「ルンクスは……」
> ドンドン!
>
> ドコドン ドコドン
「…………………」
一瞬、言葉を切って視線を壁の方に向ける。
授業か、それとも――――
「……『ルンクスは現在、明日に地表に位置しない場所に向かう予定を立てている』。
空中や水中、地中……あとは何らかの能力で生み出された『異世界』ですか。その辺に潜んでいる可能性は、一応あります」
――――しかし思考をすぐさま『質問』へと戻し、口に出す。
周辺警戒は、エイノーさんと高遠さんに任せてある。役割分担の話だ。私が気にする事じゃない。
『ミス・マープル』の質問は……答えが返ってくるまで少し待ってもらおう。
416
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/13(火) 00:04:02
>>415
(紫)
>『ルンクスは現在、明日に地表に位置しない場所に向かう予定を立てている』
ルルル・・・・
ル ル
──『NO』。
『無関係』と迷った。
417
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/13(火) 00:31:08
>>416
(GM)
「ううむ……やはり無関係に揺れる。
予定だからなのか、それとも別の理由が……?」
「うーん……」
出た答えにうなる小角。
現在地を調べるよりは予定を調べるべきだろう。
だが……これほど『わからない』のは驚きだ。
「ルンクスのやつは一体、どこに行こうというんだ?
意外な場所……あの時点で質問に挙げていなかった場所――」
推理を続ける。
どんな異常が起ころうが……こちらの手は休めてはならない。
ソワ
ソワ
「繁華街でも商店街でも住宅街でも……
学園でも病院でもない、花嫁の家とはどこだ?」
「……それも、意外な場所とは?
その花嫁も変わった奴なのか……?」
花嫁とはいえ人間の家なのだし、常識的な場所ではあるはずなのだ。
……いや、この感覚が間違えているのか?
いったい、そいつはどこの誰なのだろう?
唯一知っている――今はまだ、ウィルは『なりかけ』だが。
(……あ、明日には……『なる』?
もしそうなら。い、いや、だがウィルくんの住まいは繁華街……
ウィルくんの家を訪ねるなら、先の質問と矛盾してしまうぞ。)
・・・・悩む。
「あるいは……次でテーマを変えるか?
ルンクスの予定――に。行動とかぶるテーマではあるまい。」
「『行動ではないから無関係に揺れる』――なら。
テーマ自体を予定に変えれば、揺れなくなるはずだぞ。」
揺れの理由が単にそこなら、解決する。
無駄なことに思考リソースを裂かなくて済む。
418
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/13(火) 01:35:30
>>408
(GM)
>>414
(青田)
「え、えーっと…… カズ……
すみません、さっき提示した棟ではありませんでした。
大学部には慣れていないので間違えたみたいです……
正しい棟は……」
青田に言われたとおりに、カズに伝えてごまかす。
419
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/13(火) 02:06:11
>>416-417
(GM、小角)
「……いや……」
「そもそも、質問は『ルンクスはこれまでに我々が質問に挙げた場所以外の場所に、現時点で明日に訪れる予定を立てているか?』でした」
「繁華街にも商店街にも住宅街にも学園にも病院にも『行かないとは言っていない』」
とすると、詰める需要はある、か。
「……『ミス・マープル』。
『ルンクスは現在、明日に『ネオンストリート』に訪れる予定があるか?』と尋ねてください。
灯台下暗し、って奴ですがね」
あまり良い質問だとは、自分でも思わないが。
……しかし、鬼手にばかり期待をかけるのもよくない。
一歩一歩、確実に、だ。
「テーマの変更は……どうなんでしょう。
結局のところ『予定は予定でしかなく、常に無関係の可能性がある』のでは?
未来というものは常に流動的なものですし……」
「とはいえ、そろそろ周回数が貯まってきたのも事実。
資金的に不安があるのであれば、テーマの変更は一向に構いませんが」
……ところで。
今更なのだが、『ルンクス』のことについて思い返してみたい。
『ルンクス』は『男』……と、私はそう認識できているだろうか?
というのも、もしかするとルンクスは自らに『花嫁化』の能力を使って身を隠しているのではないか、という可能性を思いついたからなのだが。
420
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/13(火) 02:18:36
>>419
(紫)
「……そ、そう言われれば……そうか。
う、ううむ、早とちりをしてしまっていた。」
(そ、そうなると……
ありえる、のか? まさか。)
質問には異論はない。
よりストレートに、『ウィルの元を訪れるか?』と聞く手もあるか――
「いや……『無関係』は『テーマに沿わない』場合だよ。
予定をテーマにして聞けば、『無関係』は引かないはずなんだ。」
「……もっとも、『回答不可』はありえるけどね。
でも、テーマがあっていれば無関係にはならない。
わたしが知る限り、イルソン君はそういう仕組みだよ。」
無関係を解消する、という意味での提案だ。
もっとも、資金はまあまあ余裕がある。
「お金の方はまだ、心配はいらないよ。
ううむ……とりあえず、もう一周はこのままのテーマにするか。」
無関係は『分からない』とは違う。
テーマから外れそうというだけで、答えに価値はあるはずだ。
(……一度、予定以外で質問すべきか?)
421
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/13(火) 02:47:24
>>419
(訂正)
×『ルンクスは現在、明日に『ネオンストリート』に訪れる予定があるか?』
↓
○『ルンクスは現在、明日に『ネオンストリート』に訪れる予定を立てているか?』
422
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/14(水) 01:14:06
>>414
(青田)
愛川にカズを別の大学棟に誘導するよう、指示した。
そして『アンテナ』越しに聞こえる、謎の太鼓。
ドコドン! ドコドン!
和太鼓ではない。
民族的な・・・・そう、アフリカめいた太鼓の音色に思える。
情報を共有するまでもなく、会議室で音は響いている。
エイノーのスタンドによる『盗聴』によって──だ。
『液蜘蛛』の視界に、人を認めた。
明らかに教授という風貌の初老の男性だ。
三階のロビーから廊下をまっすぐ、小角らの待つ会議室の前へと向かっている。
『液蜘蛛』に気付いた様子はない。距離は『10m』。
ズギュ!
携帯アンテナを発現し、まずは玄関が見えるカメラに投げ、設置。
窓口にいた受付の女性が、驚いた表情を浮かべるが、
すぐに青田から顔を背けた。
次は──ロビー全体を見れるカメラ。
こちらはエレベーター前に置かれていて、都合がいい。
そちらに向かおうとした時──青田は、奇妙な状況を目にした。
パシャ!パシャ!パシャ!
ロビーの一角に、複数の学生が集まっている。
何かを囲んで、写真を撮っているようだ。
スマホの軽いシャッター音が、次々と聞こえてくる。
何を囲んでいるのか・・・・人垣でここからではわからない。
距離は『15m』。エレベーターとは反対方向だが・・・・
>>409
>>411
>>417
(小角)
音は、西側(学生がいる)側の部屋から聞こえる。
エイノーのスタンドによって、ほぼ同じ音が聞こえる為、
こちらの部屋で太鼓が鳴っているようだ。
音自体は、そこまで大きくはない。放送で流れている程度だ。
太鼓の音に対してエイノーが動きを見せる中、
小角は、自身の調査に集中する。
だが、揺れる『コイン』に不安は隠せない。
テーマの変更も視野に入れ、検討するが──
>>418
(愛川)
カズ:
「・・・・ふーん。じゃあそっち行くから。
着いたら迎えにきてよね」
多少不満そうだったが、了承を得た。
>>419
>>421
(紫)
>『ルンクスは現在、明日に『ネオンストリート』に訪れる予定を立てているか?』
ルルル・・・・
──『NO』。
『コイン』は揺れない。
そして、ルンクスは当然だが、どうしようもないほどに『男』だ。
>>412
(エイノー)
ズギュ!
『カートリッジ』を解除すると、太鼓の音が消えた。
壁際に近づき、『フィストフル』が拳を浴びせる。
ドゴゴ! ゴバ アッ
数発で十分に開いた穴から飛び込み、
エイノーは『吹っ飛ばされた』かのように装った。
「きゃあああああああ───ッ!!」
幸い、瓦礫は隣人には当たらなかったが、
視線を合わせた長髪の女性が、甲高い悲鳴を上げる。
男二人も、瞠目し、硬直した状態だ。逃げるという選択肢が咄嗟に浮かんでいない。
ドコドン! ドコドコドン!
そして聞こえる、『太鼓』の音色。
エイノーの目が、その音源を追う。
扉上の天井に設置されたスピーカーからだ。
>>413
(高遠)
バッ
扉付近から、小角らの座る部屋中央まで引き下がり、軽快の度合いを上げる。
集音性で聞こえていた太鼓の音は、南方向(扉側)のように思われたが、
集音し再生されている時点で、感覚は曖昧だ。
『液蜘蛛』の視界に、人を認めた。
明らかに教授という風貌の初老の男性だ。
三階のロビーから廊下をまっすぐ、小角らの待つ会議室の前へと向かっている。
『液蜘蛛』に気付いた様子はない。距離は『10m』。
エイノーに声をかけたが、届く前に壁の穴に突っ込んでいった。
423
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/14(水) 01:40:50
>>422
(GM)
ソワ
ソワ
民族調の太鼓の響き。不安を高める小角。
(……ほ、放送なのか、これは?
いったいなんでまた、太鼓など……)
(ううう)
(まさか……
こ、この学園もすでに……)
そのとき。
集音が途切れて――
ドゴゴ! ゴバ アッ
「えっ。」
「い……いきなり何をしているんだい!?」
エイノーの行動におどろく。
意味があってだろうが、小角は戦士ではない。
・・・・ともかく。
(と、隣の部屋の人がどう思うか……
エイノー先生は一体何を考えている?)
エイノー自身は壁に飛び込んで隠ぺいを図った。
それはいい、いいのだが。
エイノーが壁を破って吹き飛ばされた――
その向こう側の部屋にいた連中。
(わ……われわれはどうなる!?
……もはやそんな場合ではないのか?)
「あ……愛川さん。
質問は……どうする……うう。」
「もはや落ち着いては……
い、いられないようだが。」
そこも……策ありなのか?
もっとも、壁を破ったというよりは、壁が崩れたとでも思われるだろうが。
424
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/14(水) 02:02:37
>>423
(追記)
> ソワ
>
> ソワ
>
>民族調の太鼓の響き。不安を高める小角。
このタイミングで辺りを見回しておく。
何かこう、変わったことはないだろうか?
425
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/14(水) 13:21:19
>>422
とにかく『異常事態』のお膳立ては整った。
3人の学生に声をかける。
「……ッ!逃げたまえ早く!ここは危ない!」
まあ『エイノーの安全』を気にしてくれる『できた学生』なら
もう少し説得の手間は必要だろうが一応『逃げる理由』は提示した。
スピーカーからの『太鼓の音』が気にはなるがそこまですぐには
手が回せない。
426
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/14(水) 20:15:35
>>422
壁をぶっ壊した時の音で『教授のような男性』がどう反応するだろうか
無関係の可能性もなくはない、
しかし……
エイノー、青田の知覚から得られてるはずの音源に関する情報と、人だかりから
南側の窓の外で何か変化が見えないか、液蜘蛛がいればソレで
無かったら肉眼で確認しに行く。(窓の外から顔が出すぎないように)
あと、『教授のような男性』についても(窓の外に変化があれば少しだけ、なければしっかりと)気を向けておく
427
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/14(水) 23:13:37
>>420-423
(小角、GM)
「なるほど。
であれば、テーマを変える意味は確かにありますね」
と――――質問の答え。
「ふむ。とすると……
……というか、今『無関係』に揺れませんでしたね?」
さて、この挙動に何の意味があるのか。
断固として、絶対にネオンストリートにはいかないという意志の表れか?
……それとも、これまでの答えと今の答えに何か違いが?
そして、『予想だにしないルンクスの居場所』は?
「……………………………」
……思案する。
「……思案する時間も、あるかどうか怪しいとこですが」
放送――――授業中に、放送で太鼓の音を流すか?
答えは、どう考えても『否』だ。
ならばそれは、敵の襲撃に他ならない。
「あの『スピーカー』……破壊したほうがよさそうですが、さて」
紫が戦うためには、『名探偵』を引っ込める必要がある。
……一度、探偵を切り替えよう。
『ミス・マープル』を送還し、たっぷり1秒+1秒かけて『明智小五郎』を『降臨』させる。
まだ『獲得』まではしない。『小五郎』にも、今は『質問』に参加してもらおう。
途中で一度抜けても、愛川の質問の後であればまた合流できるはずだ。
(探偵詳細:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E6%99%BA%E5%B0%8F%E4%BA%94%E9%83%8E)
「……『小五郎』。早速で済みませんが、まずはこの『質問の輪』に参加を願いたい。
今は……ですがね。その『力』、借り受けるのはそう遠くないかもしれません」
428
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/14(水) 23:21:04
>>422
(GM)
「ええ、必ず」
電話を切る。
あとはさっさと調査を終わらせて、「ごめん、もう終わって解散しちゃった」などとごまかして迎えに行くだけだ。
小角辺りについてきてもらって紹介すれば、「信頼できるか値踏みをしたい」というカズの要望もかなえられるだろう。
>>412
(エイノー)
「『太鼓の音』? 『スタンド攻撃』でしょう……か……」
「ええっ!? エイノーさん、思い切りよすぎじゃないの!?」
いきなり壁を破壊するという行為にビビッた。
「これ、質問なんて続けて大丈夫ですか〜?」
小角と紫に聞く。
429
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/14(水) 23:27:46
>>422
受け付けは何かを投げる動き自体で驚いたのか、何が飛んだか『見えた』のか。
それはそれとして感覚共有によって教授らしき男性の情報を得る。
元々隣室は教授待ち、この教授が妙な事をしなければこちらからも特になにもしない。
そちらの情報を得るのと並行して、人だかりの方に行き、
輪の外から写真を撮っている内の一人にアンテナを設置、視覚を受信したい。
430
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/14(水) 23:29:24
>>428
(愛川)
「ギリギリまでは、続けましょう」
ハッキリと、よく通る声で答える。
「エイノーさんは我々を守るために戦いを始めました。
ならば、できる限りは続けるべきです。
それが我々の『役割』であり、エイノーさんへの『礼節』であるはずですから」
431
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/14(水) 23:34:11
>>427-428
(紫、愛川)
愛川の疑問はもっとも。
この状況、質問とかそういう場合では――
「し、しかし質問をせねばルンクスの……」
「……?
待て、そうだ、今。」
コインは揺れなかった?
予定を聞いたのに――なぜだ?
「……待て、待てよ?
なぜ今回だけ……揺れないんだ?」
「ルンクスは絶対に……
ネオンストリートを訪れない?
そういう意味かい、イルソン君?」
なぜだ? 頭を働かせろ。
名探偵は『推理を続ける』概念だ。
「……ウィルくんから逃げているから?
それはそれで筋が通らなくもないか……
それとも……それとも、そうだ、ありえるぞ。」
「ネオンストリートを訪れない……
なぜなら。そうだ、やつはすでにいるのでは?」
「すでにネオンストリートに!
う、ウィルくんの近くにいるのでは!?」
早口でまくしたてる。
可能性に過ぎないが――十分あり得るのでは?
432
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/15(木) 00:30:26
>>423
>>424
(小角)
壁を突き破ったエイノーに驚きながら、
愛川に質問を問う。
太鼓の音はひとまず、部屋から消えた。
エイノーが能力を解除したからだ。
周囲を見回すが、とくに異常はない。
扉傍にいた高遠が、明らかに一段警戒レベルを上げ、
『イルソン組』に背を向け、接近したことぐらいだ。
>>425
(エイノー)
エイノーの言葉を受け、
男の学生二人は、半信半疑ながらも扉へ向かいかける。
だが、その足を止めたのは、女子大生の存在だった。
突然の異常事態に、体が竦み、動かなくなっている。
結果、二人の若者は、女性を助けるため、室内に引き返すことになった。
「おい、とりあえず逃げ──」
女性の肩を掴んで告げかけた男性が、
エイノーを見つめ、その視線を上げる。
「・・・・うそ、だろ・・・・?」
シュー シュー
スピーカーからは、変わらず太鼓の音色が流れ続ける──
>>426
(高遠)
エイノーの視聴覚から、音源は隣室のスピーカーとわかる。
高遠は窓際(扉が南。窓は北)に近づき、自身の目で窓の外を覗く──
最初に見えたのは、真っ赤に染まった通路。
複数の人が倒れている・・・・何か散らばってもいる。
赤い色が『血』、散らばったものが『手足』と認識した瞬間、
全身の血が、異なる方向に逆流する感覚を覚えた。
会議室の窓が分厚いことは、事前に確認した。
『外の音』が聞こえなくても、不思議がないほどに・・・・!
ゴ ゴ ゴ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>427
(紫)
ド ド ド ド ド ド
周囲の異変を察知し、
『ミス・マープル』を解除し、『明智小五郎』を呼び出した。
「構いませんよ。真実に興味があるのは、僕も同じです」
快く引き受けてくれたようだ。
『質問』に参加するには、周で区切るか、テーマを変更する必要がある。
>>428
(愛川)
エイノーの突然の行動に目を丸くしながら、小角に問い返した。
>>429
(青田)
教授らしい男は、もくもくと廊下を歩いている。
想像通り、小角らのいる会議室の隣の扉の前で、足を止めた。
そして青田は、人だかりの方に足を向ける。
輪の外側から、夢中でスマホを操作している一人にアンテナを設置し、
その視界を見た──
輪の中にいたのは、見知った女性だ。
いや、面識はない・・・・あるはずがないが、
この世の大半の人間は『見知った』相手だろう。
そこにいたのは──整った顔立ちの中年女性。
清楚でありながらどこか艶やかで、古風な黒のワンピースにヴェールを羽織っている。
フラッシュの雨に打たれながら、意に介した様子もなく、
女性は神秘的な微笑を浮かべている・・・・目が離せないほど、魅力的な表情を。
同時に、男の視界の端で、投稿されるツイッターの文面。
『大学にモナリザきてる』
ド ド ド
ド ド ド ド ド ド ド ド
433
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/15(木) 00:44:25
>>431
(小角)
「うーん、それでは……
小角さん、『次に何を聞けばいいか』をお願いします」
「紫さんはああ言いましたけど…… わたしが考える必要がないし
やはりスタンドの持ち主である小角さんが考えた質問の方が効率がいいと思うんですけど。
このスタンド、タダじゃないんでしょう?」
小角に言う。
>>432
(GM)
青田が見たものは、アンテナのスタンドによる『視覚送受信』で確認できるはずだ。
特に青田の視覚は、『カズ』の顔を確認するため逐一チェックしている。
「……青田さん、大丈夫ですか?
青田さんのスタンドは、わたしと同じで戦闘能力があるタイプじゃないでしょう?」
異常事態を感じて、心配になってきた。
とても二人の名探偵のように落ち着いた行動はできそうにない。
「エイノーさんと高遠さんも、何か見えました?
おかしなことがあったらすぐに教えてくださいね」
434
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/15(木) 00:50:42
>>432
「何が『うそ』なのだね?」
男子学生に問いつつ視線の方向を自分も見る。
『吹き飛ばされてきた』筈の自分がいきなり落ち着いて
質問をするのも不審を誘うだろうが何かエイノー自身で
演出していない『不審』があれば確認しなくてはならない。
435
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/15(木) 00:56:28
>>432
質問です。
・隣室のスピーカーからの太鼓の音は現在、小角にも聞こえますか?
436
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/15(木) 01:02:35
>>435
(小角、回答)
壁の穴からかすかに聞こえるが、部屋に響くほどではない。
エイノーとの『聴覚共有』を意識するなら、聞くことが出来る。
これは『アンテナ』を有する全員が可能。
437
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/15(木) 02:30:42
>>432
>>433
(GM、愛川)
>紫
「う、うう……」
「一体、何が……
起こっている……?」
「こ、こ、攻撃……されているのか?」
(エイノー先生も、高遠さんも動き出している。
もはや考えるまでもなく……戦いが起きているんだろう。)
視聴覚共有は――今は意識しない。
そうだ。今は余計な事を考えてはいられない。
「……」
(……わ、わたしは。
わたしは……調査しなくてはならない!
そうだ。そのために護衛に来てもらってるんだ。)
恐怖がないわけはない。気を抜けば足が震えそうだ。
けれど、今やるべきなのは。
「し、質問……そうだね、どうしようか……
もしコインが揺れない理由が他にあるとしても――
やつがウィルくんの近くにいる可能性はある……なら。」
「……よし。」
愛川の方を改めて向く。
「『ルンクスは、現在、ネオンストリートにいる?』
あるいは、『ルンクスは、ネオンストリートで寝泊まりしている?』
ネオンストリートを訪れないのは既に現地にいるからでは? ……ということだね。」
「……まずは、これでどうだろうか?
もし違うなら……揺れなかったのは別の理由かもしれない。
ネオンストリート、という具体的な地名を出したから……というのもありえる。」
もっとも、黄金町以外にネオンストリートがないとは限らない。
そういう意味では、今までの質問とは変わらないはずだ。
「名探偵どの、あ……明智小五郎どの、どうだろう?」
・・・・質問内容については、独断で決める気はない。
取り入れられるアイディアは取り入れたい。
438
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/15(木) 03:09:25
>432
>>437
(小角、GM)
「確かにそれは……『無回答に揺れなかった』ことへのエクスキューズとしては理に適っている!
他に可能性があるにせよ、聞く価値は十二分にある!」
で、あれば……問題はどう聞くか、か。
「……『ネオンストリートにいるか』だとテーマ外になる可能性があります。
聞くのなら、『寝泊まりしているか』の方がより適当でしょう」
「一応、潜伏はしていても寝泊りは別の場所でしている可能性がないわけじゃあないのですが……
まずは後者で聞いてみるべきかと」
「と、まぁ私からはそんなとこですね、ええ」
439
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/15(木) 23:11:05
>>438
(追加会話)
「……ああ」「いや」
「過去についても聞けるのだから……今現在の位置を聞くのなら」
「『ルンクスが最後に行った移動は、ネオンストリートへの移動、ないしネオンストリート内部での移動である』」
「……ってのはどうでしょう?」
この質問ならば『ルンクスの行動』についての質問として、現在ネオンストリートに位置しているかの確認ができる。
もちろん寝泊りを聞くのでもいいのだが、寝泊りは別の場所で行う可能性もあるのがネックなのだ。
少なくとも、これなら現在位置の確認はできる。
440
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/15(木) 23:14:05
>>432
「…………『手足』……ですって?」
『外の音』……外の音。
いやわかってる。この血肉の主が『こんな様』にさせられる『音』だ。
いつの間にか、ここは修羅場と化してしまったらしい。
「先生、それから他の人も、ちょっとだけで良いから私の視界見といて」
今の自分の視界を通して、『何か』が既に起きてる事は知っててもらいたい。
それから窓の外に、更に何か事態を把握する手がかりになるものはないか、探す。
どういう殺され方で『こう』なったのかを。
441
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/15(木) 23:32:03
>>440
(高遠)
「うっ! ひどい! 人間がばらばらにされて、廊下が血でまっかっか、手足が散らばってます!」
赤い光景が見えて、顔面が蒼白になった。
「ううっ、皆さん普通の生徒だったでしょうに。こんなことが現実にあっては
わたしたちは生存しても学校は確実に休校ですね。カズは大丈夫でしょうか……」
泣きたくなってきた。
>>437-438
(小角、紫)
「わかりました」
「『ルンクスが最後に行った移動は、ネオンストリートへの移動、ないしネオンストリート内部での移動である』?」
『イル・ソン・パティ』に質問をする。
442
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/15(木) 23:42:02
>>438-439
(紫)
>>440
(高遠)
>>441
(愛川)
「流石は名探偵どの……鋭い質問だ。
その聞き方ならば、今やつがいれば確実にわかるね。」
質問はそれでいいだろう。
いや、むしろ、それがいい。
・・・・そして。
「手……足?」
「う……あ、あまり……
き、き、気乗りはしないが……」
「ううう……」
しかし、見ておくべきなのだろう。
これから自分達を襲う『攻撃』を。
(て、手足? ……ば、ばらばら……
ほ……本気か? 本気で殺したのか? 無関係な人を……)
(わ…………わたしがここを選んだから?)
恐ろしい想像……いや、事実がよぎる。
>GM
高遠の視界を共有。
443
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/15(木) 23:49:21
>>440
高遠の呼びかけに応えとりあえず右目は
高遠の視界と共有する。
(これは……!)
444
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/16(金) 23:44:00
>>432
「……モナリザ?」
その情報に思わず言葉が漏れる。
変身だとしたら目立ちすぎる。かといってスタンドの能力以外ではないだろう。
何らかの理由で目立つ囮を出す必要があった?
そう考えた所で、高遠の視界が入ってくる。殺戮の痕。
通路が赤く染まる程ならば、返り血もすさまじい筈だ。
(こんな派手に殺す奴が囮なんざたてるか!?)
モナリザを視認している人物の視界を通し、モナリザに『血』が付着していないか見ておきたい。
尤も、返り血を処理するための『変身』なのかもしれないが。
445
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/17(土) 01:37:08
>>433
>>(愛川)
考えた末、小角に質問を考えてもらうことを提案する。
『自主性』のない愛川らしい考え方だ。
青田の『視覚』を意識する愛川。
それは脳内に並んだ無数のモニターの一つのようだ。
映像はくっきりと鮮やかで、
『人の目』を介する限り、自身の視覚と何ら違いはない。
──そこに移っているのは、『モナ・リザ』の姿だ。
比喩や仮想ではない。
世界的な名画に描かれた存在が、
明らかに現実化して、目の前に立っている。
意匠も、あのアルカイック・スマイルも全く同じだ・・・・
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
愛川の心に、突如、情熱が沸き上がった。
神の造形たるこの『微笑』を、誰かに伝えたい。
自分の創造力を使って、『再表現』したい・・・・!
驚くほど強い、そんな欲求に胸が満たされる。
>>434
(エイノー)
振り返ったエイノーの背後。
いや、見上げた頭上に、『それ』は浮かんでいた。
シュー シュー
フォークのような赤い舌を出し入れする、巨大な『蛇』。
窓際の『ホワイトボード』から伸びた胴体は、
太さにして女性のウェストほどもある。
その縦長の瞳が、開いた口が、鋭い牙が、
床に尻餅をついたエイノーに向かって──
── ジャォ オオオオオオ〜〜〜 !!
勢いよく、襲い掛かってきた!!
>>437-439
(小角、紫)
愛川の提案を受け、代わりに質問を考える小角。
状況は明らかに不穏な兆しがある。
もはや『調査』に、一刻の猶予もない。
紫とも相談し、質問の精度も考えた。
だが・・・・
肝心の愛川は、小角の言葉も知らぬげの様子だ。
聞こえていないわけではない。反応はある。
だが、『心ここにあらず』・・・・別の何かに、心を奪われてしまっている・・・・?
>>440
(高遠)
「先生、それから他の人も、ちょっとだけで良いから私の視界見といて」
周囲に聞こえるように告げると、改めて窓の下を見つめる。
倒れている死体は複数ある。その数7体。
まだ蠢いているものもあるが、ほとんどは動かない。
千切れた肉片や手足を、あえて確認し、『何をされたのか』を調べる高遠。
だが、この距離では、たいしたことはわからない。
刃物による切断ではない。切り口、特にちぎれた衣類はボロボロだ。
ありていに考えれば、『力任せに引きちぎられた』・・・・だろうか?
そして、出血はほとんどが首からだ。
こちらも、この距離では傷口が血で見えず、詳細まではわからない。
いや・・・・もう一つ。手がかりがある。
血塗られた、無数の足跡。そこかしこに散らばっている。
この距離でもわかる・・・・
それは靴底ではない。何か『動物』のものだ・・・・!
>>441
(愛川)
高遠の言葉は聞こえたが、今は『モナ・リザ』を見つめることが最優先だ。
小角の声も聞こえるが、今はどうでもいい。
最優先は──『モナ・リザ』の表現だけだ。
>>442
(小角)
高遠の情報を認識した。
>>443
(エイノー)
高遠の声は聞こえたが、視界を見る余裕はない。
>>444
(青田)
『モナ・リザ』の姿をざっと把握するが、
衣装が黒く、返り血があるかはわからない。
白い肌には、一切の汚れも染みもない。
ド ド ド ド ド ド ド ド ド
青田の心に、突如、情熱が沸き上がった。
神の造形たるこの『微笑』を、誰かに伝えたい。
自分の創造力を使って、『再表現』したい・・・・!
驚くほど強い、そんな欲求に胸が満たされる。
446
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/17(土) 01:43:55
>>445
「―――――――愛川ちゃん、失礼ッ!!」
『イル・ソン・パティ』を共に囲んでいる以上、愛川はすぐそばにいるはずだ。
三人で囲んでいるのだから、淵にそって行けば隣接もできるはず。
つまり、『手が届く』。
怪我はさせない。怪我はさせない程度の力で――――愛川の頬を、ひっぱたく!パス精CCC
(何が起こったのかはわからない!
わからない、が……間違いなく、何らかの能力の影響を受けているッ!)
(この一撃で目を覚ますことができればよし!
できなければ、次の手を考えるまで! 悪化する前にどうにかするッ!)
447
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/17(土) 01:54:11
>>445
「わかりました」
「『ルンクスが……」
質問を行おうとしたところ、青田のスタンドを介して脳内に飛び込んできたのは
この世のものとは思えない『モナ・リザ』の顔であった。
「スゲぇ……」
胸のなかに情熱が湧き上がる。
高遠や紫が何か言ったが、もはや聞いている気分ではない。
>神の造形たるこの『微笑』を、誰かに伝えたい。
これを誰かに伝えたい……!
そんなとき、取る手段は一つだ。
「皆さん、大変です! 今すぐ『青田さんの視界』を見てくださ――」
大声で言う。
現在は青田の『アンテナのスタンド』のおかげで視覚を共有している。
『直接見てもらう』こと、それがこの状況で一番簡単かつ確実な「表現を伝える」手段だろう。
もっとも愛川の異変に気付いた誰かに発言を妨害されれば、この言葉を伝えることはできないだろう。
448
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/17(土) 01:56:41
>>445
咄嗟に男性からの視覚の受信を切る。
加えて、俺からの視覚発信を取りやめ、聴覚発信に回す。
「ま、ずいぞ、これは……!」
感覚の送受信によって、俺のスタンドは皆に情報を送る事が出来る。
『再表現』する必要も無く、幾らでも発信が可能だ。そして、この視覚でそれが起きたという事は――
「姿を認識する事によって発動、その姿を拡散させようとする能力、
……感覚共有でも問題なく発動するなら相性は――」
最悪ではない。アンテナを設置出来れば居場所が解る、
つまり俺は『見ずに攻撃』が可能だ。加えて、既に取り巻きの一人にアンテナを設置してある。
能力の推理があっているならば、取り巻きごと移動せざるを得ず、
その場合取り巻きに設置したアンテナからある程度居場所は解る筈だ。
しかし、あくまで最悪ではない、と言うだけだ。このスタンド使いを認識してしまえば、
それはそのまま味方が一斉に敵の術中に落ちる可能性がある。
さらに、この状況柄、戦うのに本体の動きを必要とする『トライブ・コールド・クエスト』は、
一般人の目にも奇異に映る。攻撃できても暴徒化されておかしくはない。
449
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/17(土) 02:02:50
>>445
(GM)
「ひぃっ……」
高遠の視界――凄惨を極める光景!
「あ……あ、ありえない、こんな……こんな……ああ……」
冷静に傷口を分析などできるわけがない。すぐに共有を切る。
今、この光景を直視などしたくない。
「こ、こんな…………」
・・・・さらに。
「あ…………?? あ、愛川さん?
一体……な、なにをしているんだ……! おかしいぞきみっ!!」
「し、質問をっ。
名探偵どのの質問を……」
そして、愛川の行動。
……なんだ? 一体、何が……?
青田の視界? ……いや、今はそんな場合ではない!
「あ……愛川さんは『パス』とする!!
このまま進行するぞ……い、『イル・ソン・パティ』……!」
愛川の質問権を、『パス』する。
このテーマの次週に突入しよう。
5周目。そろそろ看過できない出費か。
(現在までの消費:13万円)
「質問っ! 『ルンクスが最後に行った移動は、ネオンストリートへの移動、ないしネオンストリート内部での移動である?』」
愛川が本来するはずだった質問を、即座に行う。
パスも、質問も、迷ってはいられない!
「ううぅ……っ!! どうして、どうしてこんな……」
少なくとも今……後悔している暇は小角 宝梦には無い!
450
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/17(土) 10:02:40
>>445
「逃げたまえ!『大蛇まで出た』!」
学生達に、後段は隣室の小角達や感覚共有している
青田達他のメンバーへの呼びかけでもある。
上半身を倒して『蛇』を視界に入れ自身に迫る頭部に顎ごと
パス精ABC拳を打ち落とし。
451
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/18(日) 00:17:11
>>445
喉元を力任せに引きちぎるような……無数の動物。
「……犬、いや凶暴さを考えたら、オオカミか何かと見たほうが良さそう」
自分の視界とエイノーの発する声を頼りに、すぐさまエイノーの側へ向かいに行く。
先ほどふっ飛ばした穴のサイズから、
人二人分が通りぬけできるなら、『クレモンティーヌ』を発現したい。
ついでに、この室内に『絵』はあったか、思い出しておきたい。
ただ、液蜘蛛が視界にとらえていた『教授のような男性』も一瞬だけチェックしておく。
452
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/18(日) 01:34:22
>>446
(紫)
愛川の異常に気付き、考えるより先に行動に出る紫。
「皆さん、大変です! 今すぐ『青田さんの視界』を見てくださ――」
バッシィ !
思い切り、愛川の頬を張り飛ばした。
愛川は目を見開き、きょとんとした表情だ。
効いた・・・・のか?
>>447
(愛川)
沸き上がる情熱を伝えるにもっとも早い手段、それは言葉だ。
躊躇うことなく、愛川はその存在を皆に知らせようとした。
「皆さん、大変です! 今すぐ『青田さんの視界』を見てくださ――」
「―――――――愛川ちゃん、失礼ッ!!」
バッシィ !
謝罪と同時に、紫に頬を張り飛ばされた。
胸の中で異常に高まっていた『情熱』が霧散するのを感じる。
頬は痛むが、妙にすっきりした気分だ・・・・
言葉は、きちんと伝わったのだから。
>>448
(青田)
この能力は危険だ。だが対処はある。
頭のどこかでそう考えながらも、
青田の心はなお、『微笑』を表現する欲望で張り裂けそうになる。
視覚の受信を切るなど、とんでもない。
視覚発信を取りやめるなど、犯罪としか思われない。
と──『モナ・リザ』が、ゆっくりと歩き始めた。
その歩みさえ、優雅の一言。
スマホを手にした集団が呆けた表情で道を開ける。
だが、その中に一人。
ノートにペンを走らせながら、男子学生が『モナリザ』の前に立ちはだかる。
「ま、待ってくれ!もう少しで描き上がる!
『世紀の傑作』なんだ・・・・動かないでくれ・・・・!」
『モナ・リザ』は男の言う通り、その足を止めた。
壁際に置かれた『ガイドポール』を見つけ、手を伸ばす。
金属製のポールに結ばれたロープを取り外し、
いともたやすく片手で振り上げると──
ドチャ!
学生は頭を割られ、血溜まりに沈んだ。
血の染みが跳んだ『モナリザ』は、あくまで妖艶な笑みだ・・・・
「──私の邪魔をすることは、許しません」
ゴ ゴ ゴ
「──大切な『旦那様』のご命令です」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>449
(小角)
まさに殺人・・・・いや『虐殺』の現場だ。
怖気を振るう光景に、反射的に共有を切った。
これがすぐそこ、窓の真下で行われているなどと、
にわかには信じがたいレベルだ・・・・!
愛川の異常に気付き、小角は『パス』を宣言。
自ら、『質問』を取りに行った。
>『ルンクスが最後に行った移動は、ネオンストリートへの移動、ないしネオンストリート内部での移動である?』
ルルル・・・・
──『NO』。
『コイン』に迷いはない。
>>451
(高遠)
穴は人一人程度のサイズしかない。また部屋に絵はない。
窓の外を確認後、高遠は単身、エイノーの救出に向かう。
穴の向うでは、すでにエイノーが『大蛇』に襲われている。
バッ ズギュン!
穴を潜り抜け、『クレモンティーヌ』を発現した。
南方向の三人は、完全に言葉もない状態だ。
ガチャ
視界をチェックするまでもなく、隣室の扉が開き、教授風の男が表れた。
間違いない。これが待たれていた教授なのだ。
「!? な・・・・な・・・・な・・・・?」
年に似合わぬ大口を開ける初老の男。腰を抜かさんばかりだ。
>>450
(エイノー)
学生らに声をかけ、自身は床に背をつけ、倒れこむ。
シャァアア────ッ!
ドコ ボン!
警戒音を発しながら迫る鎌首を打ち下ろすように、
『フィストフル』の拳が叩き込まれた。
だが、咄嗟のことで狙いが甘い。
頭の半分をそぎ落とされながら、なおも蛇は動き──
グルン! グルルル〜〜〜〜ッ!
『フィストフル』の体に、その幹のような胴体を巻き付けてきた!
頭はだらりと下がり、噛みつく余力はないようだが、
体だけが別の生き物のように、『フィストフル』を締め上げてくる・・・・!(パワー:B)
453
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/18(日) 01:45:57
>>446
(紫)
>>452
(GM)
バシイ!
「…………」
「ぎょえー――――っ! 悪霊退散!」
愛川が言うと同時に、紫のビンタが頬に炸裂した!
一瞬ぼーっとしていたが、痛みが遅れてやってきて、あまりのショックに愛川は叫ぶ!
「何するんですか紫さん! カズにもぶたれたことないのに! まさか『スタンド攻撃』で操られてる!?」
もちろんスタンド攻撃を受けているのは愛川である。
「……あれ? わたし何やってたんでしたっけ? 皆さんどうしたんですか?」
妙な『情熱』がわいてきたり、いきなりエイノーが壁をぶっ壊したり、今何が起こっているのかよく分からない。
『エイノー』、『高遠』と順番に『視覚』を『受信』し、周囲の状況をチェックしたい。
454
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/18(日) 01:54:02
>>453
「いま、わたしは青田さんの視界で……
『ゲルニカ』? 『ムンクの叫び』? えっと、とにかく何か情熱のようなものが胸をよぎって……」
「よくわからないんですがこのままでは、一人で下に行ってしまった青田さんやカズが危ないと思うんです!」
視覚共有しつつ、目の前にいる紫と小角に危険を伝える。
455
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/18(日) 02:01:03
>>450
(エイノー)
>>451
(高遠)
>>452
(GM)
>>453-454
(愛川)
「だ……っ、大蛇……狼?
ど、動物を呼び出す攻撃なのか……!?」
「え、エイノー先生っ!」
エイノーが危ない――が。自分に何が出来る!?
出来るのは調査だけ、だがその調査が最強。
それが『イル・ソン・パティ』……自分の役割だ。
「い、いったい! いったいなんだこの敵は!
る……ルンクスの手下か!? あの太鼓っ!
それに愛川さん、きみは……ま、まったくもう!」
「ううう……」
混乱の極みの中、コインは『NO』を指す。
ルンクスはネオンストリートにはいない?
・・・・どこだ!
「う、ウィルくんに付きまとっているのかも!
そ、それとも……全く未知のところか……!?」
切迫する状況。
視界の共有などは一切行う暇もない。
「め……名探偵どの! とにかくなにか質問を……!」
謎と、眼の前の盤と、コイン。
今小角が集中すべきなのは、それだけ。
・・・・護衛が万全なら、だが。
「あ、青田君たちもまずいが……
今のわたしたちもまずいぞ愛川さん!
なにせ護衛が離れた! こ、こっちに部屋にも何かいないだろうな……!?」
(ゲルニカ? ムンク?
い、一体何なんだ……? 情熱?
こ、心に響くような……攻撃なのか?)
愛川を襲ったスタンドは間違いなく蛇とは別!
つまり二人の敵がここに来ている……!
キョロ
キョロ
素早く周囲を見回す。
それくらいはできる。
456
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/18(日) 02:04:19
>>452
(GM)
質問なのですが、『小五郎』は現在『質問の輪』に加われていますか?
457
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/18(日) 02:06:24
>>456
(紫)
加われている、としてよい。
458
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/18(日) 02:41:44
>>452
「……悪い知らせだ。『モナリザ』が現れ、生徒を殺害した。これから戦闘に入るつもりだが、
どうやら『主』が居るらしい、恐らく本体。何らかの能力を持たせた上で実体化させる事が出来る能力と思われる。
そして、『モナリザ』の能力は視認した者に発信する欲求を持たせる事だと思われる。
強制力は……強い。だから、俺からの発信はここまでだ。
……今回の目的は『情報を得る』事だ、生き残る事と情報を得る事、頼んだ。そして、健闘を祈る。」
そう聴覚送信で伝え、――仲間たちに設置してあるアンテナを全て設置解除する。
このままでは無意識に発信しかねないためだ。
それと同時に上の面子を縋れる戦力から除外する。
(モナリザ、という事は恐らくは絵画の実体化、戦闘力に傾いた絵画も存在する。)
先ほど高遠が視認したのはそれだろう。この後敵が追加される可能性がある訳だ。
……可能ならばとっとと叩いてしまいたいが、ガイドポールを軽く振り上げる所を見るとそれなりにパワーはあるようだ。
『メスメライズ』程かは不明だし、移動は人間同様と見える。攻撃自体は無理ではない。
>>98
で発現したアンテナを発現して袖に設置、モナリザの邪魔にならないよう脇を通って殴られた男性に駆け寄り、
傷口の状態と意識の有無を確認したい。
そして、モナリザの脇を通る時、フィルムアンテナの設置を解除、フィルムがモナリザに触れたら設置したい。
情報は視覚の送信、俺がその視覚を受信する。
459
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/18(日) 09:59:33
>>452
>高遠
立ち上がり高遠、そして3人と教授に呼びかける。
「私は大丈夫です。高遠君に教授、『皆』を頼みます」
それぞれの『責任対象』への注意を呼びかけ掌の届く範囲の
『蛇』の体を全力で掴みかつ渾身の力で『F・O・Q』体を広げる
(いずれの行動もパワーA)。
460
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/18(日) 23:06:39
>>457
回答感謝。
>>452-455
(GM、小角、愛川)
愛川の頬を叩いた方の手をひらひらと振って冷やしつつ、視線を周囲に。
「……『スタンド攻撃』で操られていたのは貴女の方ですよ、愛川ちゃん。
明らかに、精神操作系の能力でしょうね」
……隣の部屋ではエイノーが戦っているようだ。恐らく、高遠も。
そして遠くでは、きっと青田が戦っている。
唯一『アンテナ』を受け取っていない紫は、各々の状況を正確に把握することはできないが。
「…………状況を整理しましょう」
……だからこそ、思考しよう。
それが紫斜六に課せられた存在意義だ。
「まず、私は正確な説明を聞いたわけではありませんが……
青田さんのスタンドは『アンテナ』で視聴覚の共有を行える能力、で合ってますね?」
それは、これまでの状況を鑑みればわかることだ。
明らかに小角や愛川は他の部屋に行った仲間の視覚を共有している。
「そして、青田さんの視覚を共有した愛川ちゃんは、なにか奇妙な『情熱』を覚えた。
……かつ、その『情熱』を我々に共有させようとした。
つまり青田さんが対峙しているであろう相手は、『視覚された物をミームとして拡散させる能力』と仮定できそうです」
「それが能力の神髄かどうかはさておくとしても、凶悪な精神干渉能力と見て間違いないでしょう。
明らかに先ほどの愛川ちゃんは完全に無防備でした。
……それを、『見られる』だけで感染させられるのですから。
二次感染の有無は分かりませんが、情報を拡散させる能力者である青田さんがそれと対峙してしまったというのは中々マズい」
「次に、隣の部屋でエイノーさんが交戦している敵。
こちらは、私からはなんとも言えません。私には向こうで何が起こっているのかわかりませんしね。
ただ、壁を容易に破壊できるエイノーさんと『戦闘』になる相手なのは間違いないようです」
「翻って――――」
愛川と、小角の顔を順に見る。
「……宝梦ちゃんの言う通り、我々を守る者は誰もいない」
「私も多少は戦えます。愛川ちゃんも、戦力に数えることはできる。
ただし、『安定した戦力』が今ここにはいない」
……これは、少々マズい状況だ。
三人が自分の敵をさっさと倒して、護衛に戻ってきてくれれば話は別だが。
そして何よりも――――捜査が実りを見せていないというのが、マズい。
この一刻を争う事態で、明確なヴィジョンはまだ見えていない。
「……質問を、続けましょう。
ただし状況によっては、『小五郎』は引っ込ませます。戦闘に備えるためには、その必要があるのでね」
「では……私からは『ルンクスは、ウィルさんを追跡する意図の移動を昨日、あるいは本日に行っているか?』と」
「『小五郎』は……『ルンクスは、現在自らの手で小角宝梦の監視を行っているか?』と尋ねてください。
……相手の襲撃が来たということは、監視の可能性は高い。
そして自らの手によるものであれば……学園付近にいる可能性はあるわけで」
461
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/19(月) 00:40:16
>>452
「ゴメンナサイ教授さん! 今すごい大変なの。
生徒さんつれて早く逃げて!」
どうにもオオカミ(仮)やモナリザ? などからして無差別に作り出している可能性も有る
どのみちここでエイノーが倒れたら次は周りを襲うだろう。
近い敵はここで排除したほうが良さそうだ。
テンポを上げる回転をしつつ『フィストフル』に巻きつけている大蛇の胴体をめがけ下から上への蹴り上げを放つ。
アゴが外れているのに動く事から、ちぎれても動くなど、
見たままの生物とは別の動き方をするかも知れない。
破壊力は出しつつ、千切りとばすのは1箇所だけにしたい。
回る視界で後ろ、『イルソン』組も確認しておきたい。
462
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/20(火) 00:11:12
>>453-454
(愛川)
頬の痛みに思わず声をあげる愛川。
愛川の記憶は、特に薄れもせず、明確に存在する。
青田の『視覚』を経て実体化した『モナ・リザ』を見たこと。
その瞬間、『伝えるべき』『表現すべき』という情熱が燃え上がったこと。
それは、紫の平手を避ける行為よりも『最優先』であったこと。
愛川はエイノーと高遠の『視覚』を確認。
今しもエイノーが、自身を襲う『大蛇』を引き裂くのを目撃した。
高遠も同じ部屋だ。隣人が扉から逃げ出していく。
>>455
(小角)
『視覚共有』を経て、次々と飛び込んでくる『猛獣』の情報。
狼は実際に姿を見たわけではないが、校舎の外までも
謎の攻撃は広がっているようだ。
周囲を見回す──が、特に異常はない。
>>458
(青田)
『聴覚送信』で、『モナ・リザ』の情報を一気にまくしたてる。
燃え盛っていた熱情が瞬時に沈下し、落ち着くのを感じた。
同時に仲間に設置した『アンテナ』をすべて解除。
単身、『モナ・リザ』に対峙することを決意する。
『モナ・リザ』の脇を通り、殴られた男性に駆け寄る青田。
『フィルムアンテナ』を袖に設置はしておいた。
男は文字通り、血の海に沈んでいる。
完全に頭蓋が割れ、中身が零れている・・・・『即死』だ。
だが・・・・そんなことよりも、
青田は彼女の『微笑』が気になって仕方がない。
脇を通るため、ほんの少し背中を見ただけで心がざわめいた。
失われた『情熱』が、再び蘇るのを感じる・・・・
『フィルムアンテナ』など、どうでもいい。
立ち止まった青田の視界の中で、
『モナ・リザ』は優雅に手を床に伸ばし、
転がった『スマートフォン』を拾い上げた。
ス スス
滑らかに指で操作する様子は、時代がかった姿とは激しい違和感がある。
RRR・・・・
「ご機嫌いかがですか、旦那様。
はい。はい。何も問題はありません。
貴方が与えてくださったこの『力』があれば十分です」
「・・・・これから、『小角 宝梦』を迎えに参ります」
>>459
(エイノー)
メキ ミキ ・・・・
ブチィ イイ──────ンッ!!
剛腕無双、『フィストフル』の両腕が、大蛇の束縛を力づくで破った。
いつのまにか、高遠のスタンドも助力してくれている。
形容しがたい声を発してのたうち回る、千切られた蛇の頭部。
複数にちぎれたその体が、溶けるように消え、解除されていく。
「う」 「うわあああああああ〜〜〜〜〜 っ!!」
関を切ったように、三人の男女が扉に殺到した。
呆然としている教授をも巻き込み、あわただしく部屋の外へ──
エレベーターの方向へと駆けて行った。
463
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/20(火) 00:11:22
>>460
(紫)
愛川をとりなし、状況を整理する紫。
危険のただなかにあるが、やるべきことはわかっている。
ただし、『防衛線』が保証されなければ、それすらも危うくなるだろう。
紫と小五郎は、ひとまず『質問』を行う。
>『ルンクスは、ウィルさんを追跡する意図の移動を昨日、あるいは本日に行っているか?』
ルルル・・・・
──『NO』。
>『ルンクスは、現在自らの手で小角宝梦の監視を行っているか?』
ルルル・・・・
ル ル
──『NO』。
コインは『迷い』を見せた。
>>461
(高遠)
♪ ♪ ──!
ギャンッ!
『踊る』にはやや手狭だが、その場で回転し、
『踊り子』となった高遠が蛇に爪先(トゥ)を引っかけ、蹴り上げる。
ブチ ミキ
同時に『フィストフル』が束縛を力づくで破り、
蛇の体を四散、かつ跳ね飛ばした。
夢に出そうな声を発しながら、大蛇の姿が溶けるように消えていく。
「う」 「うわあああああああ〜〜〜〜〜 っ!!」
高遠の声が聞こえたのか、隣人は教授を含め、会議室を飛び出していった。
残されたのは部屋中央に島状に置かれた長机と椅子だけだ。
部屋の広さや構造は、元いた部屋と大差がない。
高遠は背後の穴を振り返るが、ここからでは小角らは把握できない。
部屋に戻るか、『視覚共有』を使うしかないが──
>ALL
青田の情報提供の後、体に設置された『アンテナ』が全て解除された。
届いた『視覚』情報は、エイノーが大蛇を倒したところまで。
(液蜘蛛の『アンテナ』は残すか否か?)
464
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/20(火) 00:18:47
>>462
(GM)
>>460
(紫)
「そ、そうだ! 青田さんの視覚を見たら、『芸術』があって……
『伝えるべきだ』という情熱が燃え上がって……
わたしは『スタンド攻撃』されていたんです!」
焦ってまくし立てる愛川。おおよそ、紫の推理が当たっていたようだ。
そのとき、エイノーの視覚が見えた。
「エイノーさんたちも、敵のスタンド攻撃を退けたようですね。
『モナリザと大蛇を生み出す能力』……?
スタンドが一人一能力であることを考えれば、敵のスタンド能力は『絵画を実体化させる能力』辺りでしょうか。
『蛇』は聖書に出てくる悪魔の象徴として有名なモチーフです」
「こうしちゃいられません! 『推理』は後回しにして、カズと青田さんを助けに行かないと!
青田さん、聞こえますか? 青田さん?」
青田に連絡を入れようとする愛川。
しかしそのとき、体に設置された『アンテナ』が全て解除された。
「ス…… 『スタンド』が消滅した、ということは……
本体の青田さんは、もう……」
顔面が蒼白になった。
465
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/20(火) 01:22:19
>>463
・周辺の一般人は逃げたか?
・死体を確認したなら予測できると思うが、パワーはBあるようにおもえるだろうか?
466
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/20(火) 01:32:41
>>465
(青田、回答)
>・周辺の一般人は逃げたか?
まったく逃げていない。
>・死体を確認したなら予測できると思うが、パワーはBあるようにおもえるだろうか?
明らかに女性の腕力ではないが、
鈍器を使っている為、パワーがBあるかは分かりづらい。
467
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/20(火) 02:07:10
>>466
回答感謝。
液蜘蛛のアンテナはそのまま保持。
(アンテナを設置したい所だが、これ攻撃を周囲に認識されると俺が攻撃されるな。)
ある程度人の居ない所に行かなければ危険と考えていいようだ。取りあえずは――
>滑らかに指で操作する様子は、時代がかった姿とは激しい違和感がある。
>貴方が与えてくださったこの『力』があれば十分です。
(……?実体化したスタンド能力じゃなく、能力を与えられている?……絵画の姿を纏う事も可能?
というかうん、外見でなくともモナリザ情報を誰かに伝えればいいのかこれ。解除は失敗だったな!)
>『小角 宝梦』を迎えに参ります」
「……成程」
小さくつぶやいた後目を瞑り、左手に設置した携帯電話のアンテナの一つを設置のみ解除、
話す声を頼りに、無防備な敵に向けて極力小さい動きで投げる。当たったら設置。
当たるにせよ外れるにせよこちらへの攻撃が想定されるため、投げた後は一旦後ろに下がる。
(恐らく、視認してしまえば自衛も出来ない。だったら、アンテナの位置情報と受信視覚情報で立ちまわる他無い。
この設置は『最低限』必要なものだ)
468
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/20(火) 09:36:25
>>462
「高遠君、有難う」
大蛇の拘束を解き、さらに高遠に言葉を重ねる。
「小角君達は大丈夫だろうか?であれば彼女達の警護を
引き続きお願いしたい。私は青田君と出来れば愛川君の友人を
連れて戻ろうと思う。立場を代わってもいいし理由があれば
留まりもしよう。『専門家』の意見を問いたい」
469
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/20(火) 21:15:12
>>463
(GM)
一旦解除をかけ、小角らの様子を見に行く。
「この調子だと、『絵画生物』とでも言うべき存在は、
擬似的な生命活動をしてて、ソレが止まれば解除されてくれるのかも」
確認しながらイルソン組にも聞こえるようにしゃべる。
「ところで、『モナ・リザ』ってあのモナリザ? 今の蛇と同じ……」
発信する欲求……つまり伝えたくなるってことでしょ?
口だけでなく、表現の技能があったら……スタンドが自立する意志を持っていたら……
どっちも、まずいことになるんじゃ……あれ、ティーヌさんの『天敵』?もしかして。
>>468
(エイノー)
「えっと……私個人の考えですが
青田さんが『解除しなければならないと感じた』ようで。
おそらく、『モナ・リザ』の影響を受けないようにとしたのかと」
そうなると一人で脅威に晒されていることに―『モナ・リザ』はおそらく敵勢力だろうし―なる。
青田や『カズ』を連れて帰って、敵にこちらの居場所を教えてしまうよりは戻らぬつもりで、迎撃に向かったほうが良いと思う、が
「しかし、『クレモンティーヌ』は『護る』方向にくせがあるので
言ってしまえば壁的な運用は厳しいんです。踊るし。
部屋の風通しがよくなった今、一人で護るとしたらどうしたものか……って」
470
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/20(火) 23:12:08
>>463-464
(GM、愛川)
「NO、NO。
……これもNO、ときましたか」
思わず、苦々しく唸る。
この状況で、まだ尻尾も掴めていない。
焦るなよ、調査は進んでいるさ……そう自分に言い聞かせても、焦るものは焦る。
紫斜六は『名探偵』だ。が、『ホームズ』ほど頭が回るわけでもないし、観察力に優れるわけでもない。
かといって『マーロウ』ほどタフでもない。優しくも、無い。
(……OK、OK。
タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく価値が無い。
わかってますよ、マーロウ。タフなフリぐらいはしなきゃあいけませんとも)
だが、『名探偵』だ。
せめてもタフなフリぐらいはしなくてはならない。
息を吐いて、自らの手の甲に刻まれた刺青を見る。クエスチョンマーク。
考え続けろ。その意志を忘れるな。OK、わかってるさ、私。
少し無理をして、笑う。スマイル、スマイル。謎は難しい方がやりがいがあるさ。そうだろう? 笑えよ。
(気になるのは、今のは『現在の質問』だったのに迷いがあったこと。
花嫁越しの監視が、『自らの手』になるのかどうかの判定があいまいだったのか?)
その可能性は高かろう。
監視をしているのは、恐らく間違いないのだし。
……それより先に、愛川を落ち着かせるべきか。できるかどうかはともかくとして。
「青田さんが死亡したのであれば、『勇敢』です。
が、彼が死亡ではなく自らの意志で能力を解除したのであれば、『英断』です。
いずれにせよ、彼から『モナリザ』の情報が流れてくることはなくなりましたし……」
「……どちらにしても、助けに行く事はできません。
前者なら手遅れであり、後者だとしても、今から行って間に合いますか?
我々の命題は、『ルンクスの居場所を突き止めてウィルさんに伝える事』ですよ。はき違えちゃあいけません。
『推理』は後回しにできないんです。これを止めたら、誰の行動も無駄になってしまう」
……さっきから説教臭いことばかり言ってる気がする。
キャラじゃない。キャラじゃないし、向いてないが……まぁ、年長者は自分だ。仕方あるまい。
「さて、さて」
「その『推理』も、どうしたものかというところですがね。
ここまで調べて尻尾も掴めない。となると……ううむ」
「……『小五郎』はどう思います?」
471
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/20(火) 23:18:10
>>462-463
(GM)
>>464
(愛川)
>>470
(紫)
「あっ……青田君!?
モナリザ……る、ルンクスの手の者……か!」
「……あっ!?」
アンテナが消えた。
つまり……青田が解除したのだろう。
「お、おっ、落ち着きたまえ愛川さん。
青田が自分で解除した、そ、そうに決まっているだろう……わ……わたしたちは……」
(…………調査を! 調査を続けなきゃ!
助けに行ったところでわたしには何もできない……調査でしか、できない。)
「……わたしたちは、調査を、続けるしかないんだ。
いや少なくとも、このわたしだけは……それしかない!」
愛川を宥めるが、内心穏やかではない。
敵は……強いだろうし、もし強くなくても、殺す気で来ている。
(ルンクスはウィルさっ……君を追っているわけではない……?
ならどこだ? 一体……どこで何をしているっていうんだ?
意外な場所とは……どこなんだ? くそ、全く見当もつかなくなってきた……)
ネオンストリートにいるのではない。
ウィルを追っているわけでもない。
「しかし……うう、良い質問が、思いつかない……
やつは……居場所はどこなんだ……どこから花嫁に指示を……?
す、少なくとも……指示が出来るなら地中とか水中ではないのだろうが……」
「意外な場所……意外な場所……?
まさか本国に帰ったなんて言うんじゃないだろうな……!?」
冴えた質問は……すぐには出てこない。
愛川の分まで考えるならば、頭脳労働は二倍だし、効率も悪い。
・・・・だが、やるしかない。
472
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/20(火) 23:33:56
>>471-472
(紫、小角)
「そ、そんな……
仮に『ルンクス』を見つけたところで、ヘビやモナリザで現在無実の生徒を殺しまくっているであろう襲撃者とは無関係なんだから
今すぐ倒しにいけるわけでもないのに……」
「せめてこの『テーマ』をやめて、『襲撃者』について聞くことはできないんですか……?」
愛川はそう言うが、所詮は視野狭窄の考えなしな意見だ。
小角のスタンドには『被るテーマは2度使えない』という制限がある。
今やめれば、ルンクスを発見する方法がなくなってしまう。
そうすれば最後、ルンクスが闇から黄金町を支配し、学校一つ以上の大惨劇が起こることであろう。
「(……わたしに『力』があったら。エイノーさんや高遠さんのようなパワーがあったら。
せめて小角さんや紫さんのような『能動的』な動きさえできたら。絶対、青田さんを助けに行くのに……)」
青田とは初対面でろくに言葉も交わしていない、形式上の敬意しかない何も知らない男だったが
もともと青田が単身で『カズ』を迎えに行くことになったのは愛川のせいだ。
一つ間違えれば、愛川が青田の代わりになっていたのだ。
当然、罪悪感は愛川の一身にのしかかることになる。
「(やっぱり、わたしは何もしない方がいいんだ…… みんなの足を引っ張るだけなんだから……)」
「……じゃあ、『カズ』には危険を伝えさせていただきますね。
別の場所に誘導しましたから、今逃げれば巻き込まれないかも……」
せめて、青田の犠牲を無駄にしてはいけない。
『カズ』に携帯で電話をかけ、危機を伝えたい。
473
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/21(水) 00:00:29
>>464
(愛川)
敵の能力を予想する愛川。
一方、青田の『アンテナ』が解除された意味を考え、蒼白になるが、
こちらは愛川の『杞憂』だったようだ──
>>467
(青田)
スマートフォンと話す『モナリザ』の言葉から、
青田はその能力を予想し、次の行動を決める。
だが・・・・それより先に『表現』だ。
『モナ・リザ』について、誰かに伝えなければ。
それももう、『存在』を伝えるだけでは気が済まない。
もっと激しく・・・・
自分でなければ出来ないような『表現』がしたい・・・・!
『モナ・リザ』:
「・・・・はい。はい。
大丈夫ですわ。居場所は覚えています」
「本当ですか?
『小角 宝梦』を捉えれば、私を尋ねてくださるんですね?
約束ですよ・・・・すぐに、ですよ?」
喜色をあらわにした『モナ・リザ』の声が、さらなる『表現』の欲求を掻き立てる。
「はい。お任せください。
今夜、『褥』にて、貴方のお帰りをお待ちしております。
──愛しの、『ルンクス』様」
>>468-469
(エイノー、高遠)
高遠に礼をいい、相談するエイノー。
高遠は『クレモンティーヌ』を解き、壁の穴から小角らの元に戻る。
全員に聞こえるように会話しながら、青田の身を案じる・・・・
>>470
(紫)
尊敬する『フィリップ・マーロウ』を思い出し、
見通しの立たない状況に立ち向かおうとする紫。
『小五郎』に助言を求める・・・・
「・・・・道に迷った時、そのまま進んでも徒労に終わる。
最初の位置に戻った方が、正しい道を見つけやすい。
急がば回れ、さ」
>>471
(小角)
小角は迷い続ける。
『調査』を継続する意思はある・・・・だが、どちらに道があるのか。
まるで闇の中のようだ。
>エイノー、青田以外
ドン ドン!
──突如、会議室のスピーカーから、太鼓の音が流れ始めた。
そして鋭い男の声も。
「──『小角 宝梦』に告げる。
オレの名は『スヴァルト』。この建物を占拠した」
「おまえの『調査』を邪魔するつもりはない。
好きなだけ『ルンクス』について調べるがいい」
「その間に、おまえを守る二人を『抹殺』する。
次に、一階の『青田』も殺す。
最後に、おまえ以外の関係者全員を殺す」
「ただし、おまえがオレに服従し、
その『ジニ』で協力する間は、他を生かしてやってもいい。
最初の『問い』だ・・・・『YES』か『NO』か?」
銃口のような『問い』が、
突如、小さな『探偵』に突きつけられる──
474
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/21(水) 00:03:14
>>472
(愛川)
RRRR・・・・
『カズ』に電話をする愛川。
「もしもし?そろそろつくけど、ドコにいんの?」
危機とはおよそ無縁そうな『親友』の声が、耳元に伝わる。
475
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/21(水) 00:11:44
>>473
「すぐ戻るよ、音が邪魔ならこの部屋のスピーカーからはカートリッジを
抜いてくれれば少しの間この部屋の音は止まるよ」
スピーカーに飛び『音響』『通電』カートリッジ作製、
青田達を迎えに――――『窓から木か竹に当たって減速
できるようにして地上に飛ぶ』。
教授と3人の学生を思い出してこのやり方を薦めた方が
安全だったろうかと少し後悔。今となっては無事を祈る他ない。
自分については『努力する』。
476
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/21(水) 00:11:53
>>474
(GM)
「ああ、よかった。カズ……」
『親友』の声に、ほっと胸をなでおろした。
「実は今、『スタンド攻撃』を受けているんです。
手短に話しますが、ヘビのスタンドに人が何人も殺されて……
スタンドを持たない『カズ』がわたしの近くに来ちゃ危ないです」
「早く学校から逃げて。それじゃまたあとで」
カズの性格だと『詳しく教えろ』と言ってきそうなので、それだけ伝えたらあえて一方的に電話を切る。
477
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/21(水) 00:34:08
>>475
一部訂正
×『窓から木か竹に当たって減速できるようにして地上に飛ぶ』
→○『『F・O・Q』が先行して壁に一撃、くぼみか穴を作り
エイノー自身はそれを掴み辿ってそれなりゆっくり降下』
478
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/21(水) 01:27:24
>>473
(敵さんのお出ましか、ソレも『モナ・リザ』と別の、かしら?)
とりあえず、隣部屋の扉は閉めておく。
後絵画などがあれば予め破壊しておきたいが……あるだろうか隣部屋にも
あと廊下にもそういうものがあったか思い出す。
できたら、とりあえずイルソン組の側まで帰還。
479
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/21(水) 01:40:50
>>473
(GM)
闇の中を堂々巡りする思考は――
思わぬ声に破られた。
「すっ、スヴァルト……!?
ヤング・ダイヤモンドの……い、一体なにを――」
やはり敵は二人いた。
だが、そんな思いも。
「なっ……」
ゾク
「ま……抹殺……
まさか、そ、外の光景は……!」
「ふ、服従……!? ジニ!?」 ゾク
「う、ううう……!」
ゾク
(こ、こいつは……ほ、本気で言っている!
わたしにでもわかる……ほ、本気で! 本気で……殺す気だ!)
ほとんどおうむ返しになるしかない。
この男は危険だ。小角の全身の細胞がそう察する。
そしてその危険に晒されるのは――
「うう……」
(関係者――こ、ここにいるだけじゃあない……
よ、ヨハネスブルグと戦う、皆が殺される……!?)
ゾゾ
「ま、待って……待ってくれ……
い、生かす保証は、ほ、保証は……あるのか……!?」
小角の冷静な部分は伝える。
服従したらもっと多くの死者が出るかもしれない。
だが、その声はあまり小さい。
服従しなければ、今ここで多くの死者が確実に出る。
「こっ、こ……これだけ!
これだけたくさん殺しておいて……っ!」
「はあ」
「はあっ……」
小角に即答する能力はない。
……『イル・ソン・パティ』がそうであるように。
480
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/21(水) 01:52:00
>>472
(愛川)
「その暇があったら、一手でも早く『ルンクス』の居場所を突き止めるべきです」
「ほら、愛川ちゃん。スマイル、スマイル。
気負うだけ損ですよ、貴女のような子はね。
状況は深刻なまでに最悪ですが、だからって凹んでやる理由なんてありません」
ニヤリと、タフに笑って見せよう。
無理はしている。が、無理をしなきゃいけない時だ。
>>473
(GM)
――――なお、紫斜六は厳密にいえばマーロウを『尊敬』しているわけではない。
もちろん『偉大な名探偵』として大いに敬意を抱いているのは確かだが……彼は、『私』だ。
『紫斜六』と同じ『名探偵』だ。彼は『私』であり、『私』は彼だ。『名探偵』という母体に住まう者だ。
だから、『マーロウの言葉』は『紫斜六の言葉』でなくてはならない。それだけのこと。
「――――ええ。そうですね、『小五郎』。
甘えてる場合じゃない。欲張ってる場合じゃない。OK――――少しだけ、頭が冷えました」
当然、『明智小五郎の言葉』も『紫斜六の言葉』でなくてはならない。
OK、OK。まだやれるさ。急がば回れ。理解できる概念だ。
一発でルンクスの居場所を突き止めてやろうなんて、そんな欲目は捨ててしまえ。
「『ルンクスはどこにいるか?』『どこで寝泊まりしているか?』」
「これが私たちの『原点』だったはずです。
ならば、虱潰しにそれを聞けばいい。焦る必要は――――ありますが、急げば損をするだけだ。
だから例えば、『ルンクスは現時点で今晩の寝床を決めているか?』から始めて寝床を区画にわけて探してもいい。
あるいは、『ルンクスはどこにいるか?』を尋ねてもいいんです。
『今病院にいるか?』『今メインストリートにいるか?』ってね」
「――――それで見えてくることもあるでしょう。
もしかしたら見えてこないかもしれないけれど、『見えてこないこと』がわかるだけでも意味はある」
「ええ、ええ。
まだまだ、『名探偵の時間』ですとも」
だから。
だから――――
> ドン ドン!
――――だから、太鼓の音にも動じまい。
邪魔をするなよ。今は名探偵の時間なんだ。
無言で『明智小五郎』椅子ごと掴んで『イル・ソン・パティ』の下に隠し……そのまま手から『憑依』。
次いで不機嫌な顔で懐に手を入れながら、『獲得』。
小五郎の『拳銃』と、『小五郎の持つ全ての知識と技術』を『獲得』する。当然、『銃の腕前』もだ。
481
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/21(水) 03:11:40
>>473
(あ、まずいなこれ)
発信しなければ何も出来ないレベルらしい。自衛できなくなるほどだから当然と言えば当然だったが。
で、あれば。
目を瞑り、自分にだけ聞こえるように小さく呟く。
「外見はまぁ『モナ・リザ』だ、よって不確定名を『モナ・リザ』とする。
こいつは既にルンクスに何らかの支援を得ている旨を明言してる、パワーは人並みからスゴイ程度、
殺人に忌避の念は無く既に生徒を殺害している。また、どうやらこの能力、
他者に『モナリザ』の情報を伝えれば解除されるらしい。よってこちらは現時点問題は無い。
十分に戦える、相性はそう、悪くないと言える」
この情報は発信される。まずは液蜘蛛に伝えて衝動が解除されるか確認、
次に自身の携帯電話で同様の文章を録音し衝動が解除されるか確認する。
これらで解除されない場合、
>>79
で設置したアンテナ(リストから漏れていた、申し訳ない)に聴覚を受信させ、
ついで携帯電話の操作を受信させる事で、上記の文章をレコーダーから周囲に聞かせる。
上記の手段で解除出来た場合、モナリザの発話を聞いて位置を限定、携帯電話のアンテナを投げ設置、
モナリザの視覚を受信したい。
また、これと同時に八木アンテナを発現、足の甲に設置したい。
482
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/21(水) 13:10:10
>>479
(追記)
……そんな場合でもないが、最後の質問からどれくらい経ったろうか?
精神的な余裕はない。
だが、頭の片隅には……時間制限を。調査の意思を置いておきたい。
(そうでなくては、た、探偵失格だ……
怖くても、考え、せめて思考を持ち続けなくては……)
自己を鼓舞する意味も、ある。
この恐ろしい敵を前にして、完全に呑まれてしまわないように。
考えることをやめたものは、探偵ではいられない。
483
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/22(木) 01:41:21
>>475
>>477
(エイノー)
立ち上がり、隣室のスピーカーに向かうエイノー。
扉傍の天井に設置されたそれに、
スタンドの手を延ばそうとした時──
ドコドン!
太鼓の音色がひときわ高まるとともに、
『音楽』ではない、擦れるような異音を感じ取る。
カサ カサカサ カサッ
スピーカーからだが、スピーカーからではない。
異音の発生源が、スピーカーの裏側から現れ出る。
小柄な姿は、驚くほど数多い・・・・
小さな『鋏』で威嚇し、凶悪な形状の『尾』を構えている・・・・
──『蠍』だ!
スピーカーの裏から、次々と壁に広がり──
ポ ト
パ タ タタタタタタ・・・・!
そして、雨のように落ちてきた。
真下には『フィストフル』──そしてエイノーも範囲内だ!
>>476
(愛川)
「え、詳──」
プツ
カズに一方的に伝えると、電話を切った。
すぐにもリダイヤルがかかってくるが──
>>478
(高遠)
再度、エイノーのいる隣室に戻るが、扉は逃げた者の手で閉じられていた。
こちらにも部屋に絵画の類はないが、
来る途中、廊下には扉と交互に額縁が飾られていた覚えがある。
興味がなく、特に内容は覚えていないが、名画の模写の類だった。
高遠はそこで、エイノーを襲う無数の『蠍』を見る。
クレモンティーヌは発現していない。
穴から扉までは『4m』ほどの距離だが、
中央に置かれた会議机が邪魔で途中に踊るスペースがない・・・・!
>>479
(小角)
戦いの場に身を置いたことなど、ほとんどない。
本物の犯罪者や悪党と対峙したことも、数えるほどだろう。
だが、そんな小角にも、肌で理解させる『本気』を、その声は帯びていた。
「・・・・保証?
保証すれば信じられるのか?」
声の主──スヴァルトにとって、おそらくこれは『脅し』ですらない。
今日のクラスの時間割よりも至って当たり前の現実。
抵抗されたり、逃げられることなど、微塵も想定していない・・・・
もしくは、想定内で対応できる『絶対の自信』。
加えて、人の命を奪うことへの寸毫の躊躇いもない精神が、
その声の『凄み』には感じられる・・・・
この男に『命乞い』をするのは、
担任に「一限目は自習にしてくれ」というようなものだろう。
「オレは『どちらでもいい』。
おまえの『ジニ』があれば便利だろうが、
信用する気はまるでない・・・・『使い捨て』だ。
おまえが選べるのは、『今死ぬか』『役に立って死ぬか』の二つだけだ」
「即答する必要はない。
誰か死ななければ、わからんのだろう?
『日本人』というのは、撃たれなければ決断できないようだからな」
484
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/22(木) 01:41:32
>>480
(紫)
紫の中にある何人もの『名探偵』たち。
彼らの存在こそが、今の紫を奮わせている。
唯一の問題は、果たしてこの未知の敵襲のさなかで、
推理と調査が間に合うかだが、悩んでも仕方がない。
『間に合わせるしかない』のだ。
ズ ギュゥゥン
『明智小五郎』を自身に取り込み、憑依させた。
敵の目がどこにあるかはわからないが、
『イル・ソン・パティ』の陰になるようにしておく。
続いて、懐で拳銃と銃弾を獲得。その指に引き金の感触を確かめた。
>>481
(青田)
『モナ・リザ』についてわかっていることを自身でまとめてつぶやき、
まずは『液蜘蛛』に発信・・・・
駄目だ。『液蜘蛛』が理解している様子はない。
携帯電話に録音するも、『情熱』は消えない。
最後に、同じ説明をレコーダーに『聴覚』を伝え操作することで、
周囲に同じ説明を聞こえるようにした・・・・
何人かが聞き入っているのを感じる。
『情熱』がやや収まるのを感じ、その隙に携帯アンテナを発現──予測で投げつけた。
パシ!
『アンテナ』が命中し、固定される感覚。
だが、それ以上の行動は出来ない。
『情熱』が再び高まってきたからだ。
理由は自覚している。
同じような説明や解説、同じ手法の表現では『飽き足らない』のだ。
もっと芸術的に、もっと表現力豊かに、『モナ・リザ』という奇跡を再現したい。
未知の人々に知らせたい。知らしめたい。全世界に発信したい。
自分だけが成し遂げられる何かを見つけ出したい──!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
青田は、『モナ・リザ』の視覚を受信する。
四囲を『観衆』に囲まれた中、その瞳が映しているのは青田だ。
人垣の外側にいる青田の方向を、無言で振り向いている・・・・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>482
(小角)
まだ『20秒』ほど。
1分経過前には伝える。
485
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/22(木) 02:08:02
>>483-484
(GM)
「――――話にもならない」
「『誰か』は既に死んでいるし」
「そもそも『役に立つ』意味がまるでない。
貴方が抱える『謎』は、少し気になるところではありますが……
それにしたってド素人に過ぎる。貴方には『依頼人』の資格がない」
「十二分に邪魔ですよ、『Mr.スヴァルト』。ちょっと黙ってなさい」
銃口をスピーカーに向けて、引き金を引く。
「さぁ、調査を進めましょう。
次は愛川ちゃんの番です。虱潰しに行きますか?」
それで、ニコリとスマイルだ。
視線は、『壁の穴から通じる隣の部屋』から何か出てこないかと注視しつつ。
486
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/22(木) 13:39:22
>>483
「『蠍』だと!?皆気を付けてくれたまえ!」
隣室と高遠に警告の叫びと同時に『回避』に移行する。
完全には間に合わないかもしれないがエイノー自身は壁を蹴って
後方に飛びのきつつ随伴する『F・O・Q』にエイノーのポケットに
ある携帯ドライヤーから『発熱』『送風』カートリッジを作製させる。
後方の『会議机』にぶつかるくらいまで飛べれば上出来だ。
間に合わず『刺された』場合の事はとりあえず『後』に回す。
487
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/22(木) 21:44:01
>>484
・伝達手段は『直に喋って聞かせる』から『レコーダーを通して聞かせる』に変更していたが、
それでも『同じ手法の表現』として衝動解消効果が低いという事だろうか?
・先ほど殴り殺された男性は先ほどアンテナを設置した男性だっただろうか?
488
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/22(木) 22:31:37
>>487
(青田、回答)
>・伝達手段は『直に喋って聞かせる』から『レコーダーを通して聞かせる』に変更していたが、
>それでも『同じ手法の表現』として衝動解消効果が低いという事だろうか?
その認識でよい。
>・先ほど殴り殺された男性は先ほどアンテナを設置した男性だっただろうか?
異なる。
殴り殺された男は、『モナ・リザ』の行く手を阻んだ者。
青田(とアンテナを設置された男)は、『モナ・リザ』の後方に位置する。
489
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/22(木) 22:55:58
>>483
(GM)
電話は無視する。
「(ごめんなさいカズ、あとでたっぷり怒られちゃいますね……
でもわたしが怒られるだけでカズの命が助かるならわたしはそれでいいんです……)」
カズは一般人ながらもスタンドに積極的に関わる豪胆な人物だが、根は臆病さというか
ここまで言っておいてわざわざ探しには来ないだろう。
敵はこちらを監視しているようなので、下手に指示するとかえってカズが攻撃されるリスクが高まる。
「じゃあ、質問しますね。
『ルンクスが黄金町に持つ『ヨハネスブルグと共通の拠点でない方の拠点』は、ネオンストリート周辺にある』?」
小角のスタンドに対して、初心に戻った質問をする。
>「オレは『どちらでもいい』。
> おまえの『ジニ』があれば便利だろうが、
> 信用する気はまるでない・・・・『使い捨て』だ。
> おまえが選べるのは、『今死ぬか』『役に立って死ぬか』の二つだけだ」
「…………」
特に返答はしないが、『スヴァルト』に対する『嫌悪感』が少しずつだが沸いてきた。
生徒を虐殺し、青田に危害を加え、カズを危険にさらし、蛇やモナリザを召喚して
今まさに小角に高圧的に挑んでくるような奴とは、あまり仲良くしたくない。
「紫さん、小角さん。
青田さんのアンテナが解除されて液蜘蛛の監視が役立たずになった以上
わたしのスタンドを防衛向きに『再配置』した方がよくないですか?」
質問しながら、提案する。
490
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/23(金) 00:08:59
>>483
(質問)
・自分ともう一人分の、つまりクレモンティーヌを出すだけのスペースも、今この瞬間は無い?
・机の形状や床などに固定されているかを知りたい。
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